【課題を解決するための手段】
【0006】
(概要)
本技術は、例えば、以下に説明される様々な側面により図示される。本技術の側面の様々な実施例は、便宜的に番号付き項(1、2、3、等)として記載される。これらは、実施例として提供され、本技術を限定しない。なお、いずれの従属項も、任意の組み合わせで組み合わされ、それぞれの独立項、例えば、項1、16、および23に取り込まれてもよいことに留意されたい。他の項も、同様の方法で提示され得る。
(項目1)
顕微鏡であって、前記顕微鏡は、
下部と上部とを含む単一のベースであって、前記下部は、顕微鏡を支持するように構成されている、ベースと、
第1の部分、第2の部分、および前記第1の部分と第2の部分との間に延在する中間部を含む本体であって、前記本体の前記中間部は、前記ベースの前記上部に回転式カップリングで回転可能に結合され、前記回転式カップリングは、回転軸を規定する、本体と、
前記第1の部分に結合された1つまたは複数の対物レンズと、
前記第2の部分に結合された集光レンズと
を備え、前記1つまたは複数の対物レンズおよび集光レンズは、前記1つまたは複数の対物レンズが光源の下に位置するように前記本体が前記回転軸の周りを回転させられたとき、倒立位に置かれ、
前記1つまたは複数の対物レンズおよび集光レンズは、前記1つまたは複数の対物レンズが前記光源の上に位置するように前記本体が前記回転軸の周りを回転させられたとき正立位に置かれる、
顕微鏡。
(項目2)
前記顕微鏡の前記本体は、前記倒立位および前記正立位で、実質的に同じ方向を向く、項目1に記載の顕微鏡。
(項目3)
前記顕微鏡の前記本体は、前記倒立位および前記正立位で、実質的に同じ三次元領域を占める、項目1に記載の顕微鏡。
(項目4)
前記回転式カップリングは、前記ベースの前記上部から前後方向に延在するシャフトと、前記本体の前記中間部内に配置された対応する穴とを含み、前記シャフトおよび穴は、前記本体が前記回転軸の周りを回転できるように配列されている、項目1に記載の顕微鏡。
(項目5)
前記本体の前記中間部に取り付けられるように構成されたステージをさらに備え、前記ステージは、前記1つまたは複数の対物レンズと前記集光レンズとの間に置かれる、項目1に記載の顕微鏡。
(項目6)
前記ステージは、前記本体の前記中間部のポケット内に固着されるように構成された装着ブロックから概して垂直に延在し、前記ステージは、前記本体が前記正立位から前記倒立位に回転させられたとき、前記ステージの試料支持面が前記集光レンズの表面から距離を保つように前記装着ブロックの対称軸から離れて装着されている、項目5に記載の顕微鏡。
(項目7)
前記装着ブロックを前記顕微鏡の前記本体に固着するように、前記装着ブロックの面取りされた表面に係合するように構成されたクイックリリース機構をさらに備える、項目5に記載の顕微鏡。
(項目8)
前記回転軸は、前記顕微鏡に対して前後方向に延在する、項目1に記載の顕微鏡。
(項目9)
前記本体の前記第1の部分の近位に配置された光学アームをさらに備え、前記光学アームは、前記1つまたは複数の対物レンズの光路内に配列されている、項目1に記載の顕微鏡。
(項目10)
前記光学アームは、前記本体の前記第1の部分に枢動可能に結合され、前記顕微鏡に対して横方向に延在する枢動軸の周りを回転するように構成されている、項目9に記載の顕微鏡。
(項目11)
前記光学アーム内に置かれたドーブプリズムをさらに備える、項目10に記載の顕微鏡。
(項目12)
前記光学アームの回転による試料の視覚描写の回転を補正するように、前記ドーブプリズムを手動で回転させるため前記光学アーム上に置かれたカラーをさらに備える、項目11に記載の顕微鏡。
(項目13)
前記光学アームの回転による試料の視覚描写の回転を補正するように、前記ドーブプリズムを手動で回転させるための歯車配列または機械的モータをさらに備える、項目11に記載の顕微鏡。
(項目14)
前記光学アームの遠位部分に配置されたクレードルをさらに備え、前記クレードルは、画像を取得するように構成された電子デバイスを受け取り、かつ前記電子デバイスを前記光学アームの光路内に整列させるように構成されている、項目9に記載の顕微鏡。
(項目15)
前記クレードルは、モバイル通信デバイス、タブレットコンピュータ、ラップトップコンピュータ、PDA、デジタルカメラ、携帯ゲーム機、またはポータブルコンピュータのうちの1つを含む電子デバイスを受け取って固着するように構成されている、項目14に記載の顕微鏡。
(項目16)
前記本体の横に配置された第1の焦点ノブおよび第2の焦点ノブをさらに備え、前記第1の焦点ノブは、前記本体の前記第1の部分の近位に配置され、前記第2の焦点ノブは、前記本体の前記第2の部分の近位に配置され、前記第1の焦点ノブおよび第2の焦点ノブは、前記1つまたは複数の対物レンズによって規定される光軸に沿って、前記1つまたは複数の対物レンズの位置を調節するように構成されている、項目1に記載の顕微鏡。
(項目17)
前記本体の前記第1の部分は、凹状外形を有する前記ベースの前記下部の表面に対応する凸状外形を有する表面を含む、項目1に記載の顕微鏡。
(項目18)
回転顕微鏡を組み立てる方法であって、前記方法は、
少なくとも1つの対物レンズおよび光源を顕微鏡本体に装着することと、
前記顕微鏡本体を単一の顕微鏡ベースに回転可能に結合させることと
を含み、前記本体は、回転式カップリングの回転軸の周りを回転するように構成され、それにより、前記少なくとも1つの対物レンズが前記光源の下に位置するように前記本体が前記回転軸の周りを回転させられたとき、前記少なくとも1つの対物レンズおよび光源は、倒立位に置かれ、前記少なくとも1つの対物レンズが前記光源の上に位置するように前記本体が前記回転軸の周りを回転させられたとき、前記少なくとも1つの対物レンズおよび光源は、正立位に置かれる、方法。
(項目19)
前記少なくとも1つの対物レンズおよび前記光源の間に配置された前記本体にステージを取り外し可能に装着することをさらに含み、前記ステージは、前記本体が前記正立位から前記倒立位に回転させられるとき、前記ステージの試料支持面が前記少なくとも1つの対物レンズから距離を保つように、装着ブロックの対称軸から離れて装着される、項目18に記載の方法。
(項目20)
前記本体から前記ステージを取り外すためのクイックリリース機構を提供することをさらに含む、項目19に記載の方法。
(項目21)
前記本体に光学アームを枢動可能に結合することをさらに含み、前記光学アームは、前記顕微鏡に対して横方向に延在する枢動軸の周りを枢動するように構成され、前記光学アームは、前記少なくとも1つの対物レンズの光路内に配列される、項目18に記載の方法。
(項目22)
前記光学アーム内にドーブプリズムを提供することをさらに含む、項目21に記載の方法。
(項目23)
前記光学アームの回転による試料の視覚描写の回転を補正するように前記ドーブプリズムを回転させるための手段を提供することをさらに含む、項目22に記載の方法。
(項目24)
顕微鏡を正立位から倒立位に変換するための方法であって、前記方法は、
顕微鏡本体を、単一の顕微鏡ベースに対して、第1の正立位から第2の倒立位に回転させることを含み、前記本体は、前記ベースに回転可能に係合され、前記顕微鏡に対して前後方向に延在する回転軸に沿って回転し、前記本体は、対物レンズが装着された第1の部分と集光レンズが装着された第2の部分とを備える、方法。
(項目25)
前記本体に調節可能に装着されたステージを、第1の位置から第2の位置に、前記対物レンズによって規定された光軸に沿う方向へ動かすことをさらに含み、前記ステージは、前記顕微鏡が前記第1の正立位にあるとき、前記第1の位置にあり、前記ステージは、前記顕微鏡が前記第2の倒立位にあるとき、前記第2の位置にある、項目24に記載の方法。
(項目26)
前記ステージは、第1の試料支持面と、前記第1の試料支持面と反対側の第2の試料支持面とを備え、
前記ステージが前記第1の位置にあるとき、前記第1の試料支持面が試料を支持するように構成され、
前記ステージが前記第2の位置にあるとき、前記第2の試料支持面が前記試料を支持するように構成されている、項目25に記載の方法。
(項目27)
前記ステージが前記第1の位置にあるとき、前記第1の試料支持面と前記集光レンズの表面との間の距離は、前記ステージが前記第2の位置にあるときの前記第2の試料支持面と前記集光レンズの表面との間の距離に等しい値である、項目26に記載の方法。
(項目28)
前記顕微鏡に対して横方向に延在する枢動軸に沿って光学アームを動かすことをさらに含み、前記光学アームは、前記本体に調節可能に装着され、前記対物レンズの光路内に配列される、項目24に記載の方法。
(項目29)
前記本体が前記ベースに対して回転することを機械的に防止することにより、前記本体を前記第2の倒立位に固定することをさらに含む、項目24に記載の方法。
(項目30)
正立位および倒立位を有する回転顕微鏡内で光学対称性を維持するための方法であって、前記方法は、
顕微鏡本体に対物レンズを装着することと、
前記顕微鏡本体に集光レンズを装着することと、
前記顕微鏡本体にステージを装着することと
を含み、前記ステージは、第1の試料支持面と第2の試料支持面とを備え、前記第2の試料支持面は、前記第1の試料支持面に対向し、
前記顕微鏡が前記正立位にあるとき、前記第1の試料支持面は、前記集光レンズの表面から離れた距離に置かれ、
前記顕微鏡が前記倒立位にあるとき、前記第2の試料支持面は、前記集光レンズの前記表面から離れた距離に置かれる、方法。
(項目31)
前記ステージを装着することは、前記ステージを摺動可能に装着することを含み、前記ステージは、前記対物レンズによって規定される光軸に沿って第1の位置と第2の位置との間を摺動するように構成され、前記顕微鏡が前記正立位のとき前記ステージが前記第1の位置にあり、前記顕微鏡が前記倒立位のとき前記ステージが前記第2の位置にある、項目30に記載の方法。
(項目32)
顕微鏡システムであって、前記顕微鏡システムは、
少なくとも1つの対物レンズ、ステージ、および集光レンズを含む本体であって、前記ステージは、前記少なくとも1つの対物レンズと集光レンズとの間に配置されている、本体と、
前記少なくとも1つの対物レンズの光路に沿って配列された光学アームであって、前記光学アームの近位部分において前記本体に結合されている光学アームと、
前記光学アームの遠位部分に配置されたクレードルであって、電子デバイスの光入力を前記光学アームの光路内に整列させるように構成されているクレードルと
を備える、顕微鏡システム。
(項目33)
前記クレードルは、モバイルデバイス、スマートフォン、タブレットコンピュータ、ラップトップコンピュータ、PDA、またはポータブルコンピュータのうちの1つを含む電子デバイスを受け取る大きさである、項目32に記載の顕微鏡システム。
(項目34)
前記光学アームは、前記本体に枢動可能に結合されている、項目32に記載の顕微鏡システム。
(項目35)
前記光学アームは、前記顕微鏡に対して横方向に延在する枢動軸の周りを回転するように構成されている、項目34に記載の顕微鏡システム。
(項目36)
前記光学アームは、前記枢動軸の周りを回転するように構成されたドーブプリズムを含む、項目35に記載の顕微鏡システム。
(項目37)
前記顕微鏡の前記光学アームから受信された画像データを管理すること、および前記顕微鏡の動作を制御することの1つまたは両方のためのユーザ入力を受信するように、前記電子デバイス上で実行するように構成されたアプリケーションをさらに含む、項目32に記載の顕微鏡システム。
(項目38)
前記アプリケーションは、前記画像データについての少なくとも1つの画像パラメータのユーザによる変更を可能にするように構成されている、項目37に記載の顕微鏡システム。
(項目39)
前記アプリケーションは、前記画像データについてのアルバム名およびファイル名の1つまたは両方のユーザ選択を可能にするように構成されている、項目37に記載の顕微鏡システム。
(項目40)
前記顕微鏡は、正立位から倒立位に変換されるように構成された回転顕微鏡を備える、項目32に記載の顕微鏡システム。
(項目41)
正立および倒立反転顕微鏡であって、前記顕微鏡は、
第1の部分、第2の部分、および中間部を含む本体であって、前記中間部は、前記第1部分および第2の部分の間に配置されている、本体と、
前記本体の前記第1の部分に装着された少なくとも1つの対物レンズと、
前記本体の前記第2の部分に装着された集光レンズと、
前記本体の前記中間部に装着されたステージと
を備え、前記ステージは、第1の試料支持面と第2の試料支持面とを含み、
前記第2の試料支持面は、前記第1の試料支持面に対向し、
前記顕微鏡が第1の正立位にあるとき、前記第1の試料支持面は、前記集光レンズの表面から第1の距離に配置され、
前記顕微鏡が第2の倒立位にあるとき、前記第2の試料支持面は、前記集光レンズの前記表面から第2の距離に配置され、
前記第1の距離および第2の距離は同じである、顕微鏡。
(項目42)
前記本体の前記第1の部分に装着され、前記少なくとも1つの対物レンズの光路内に配列された光学アームをさらに備える、項目41に記載の顕微鏡。
(項目43)
前記光学アームは、前記本体の前記第1の部分に枢動可能に結合され、前記顕微鏡に対して横方向に延在する枢動軸の周りを回転するように構成されている、項目42に記載の顕微鏡。
(項目44)
前記光学アームの遠位部分に配置されたクレードルをさらに備え、前記クレードルは、画像を取得するように構成された電子デバイスを受け取り、前記電子デバイスを前記光学アームの光路内に整列させるように構成されている、項目43に記載の顕微鏡。
(項目45)
前記電子デバイスは、モバイルデバイス、タブレットコンピュータ、ラップトップコンピュータ、PDA、またはポータブルコンピュータを含む、項目44に記載の顕微鏡。
(項目46)
前記電子デバイスは、タッチスクリーンディスプレイを含み、前記タッチスクリーンディスプレイは、前記顕微鏡の動作を制御するためのユーザ入力を受け取るように構成されている、項目45に記載の顕微鏡。
(項目47)
前記本体の横に配置された第1の焦点ノブと第2の焦点ノブとをさらに備え、前記第1の焦点ノブは、前記本体の前記第1の部分の近位に配置され、前記第2の焦点ノブは、前記本体の前記第2の部分の近位に配置され、前記第1の焦点ノブおよび第2の焦点ノブは、前記少なくとも1つの対物レンズによって規定される光軸に沿って、前記少なくとも1つの対物レンズの位置を調節するように構成されている、項目41に記載の顕微鏡。
(項目48)
顕微鏡を正立位から倒立位に変換する方法であって、前記方法は、
顕微鏡本体を正立位から倒立位に反転させることであって、前記本体は、対物レンズが装着された第1の部分と集光レンズが装着された第2の部分とを含む、ことと、
前記本体に装着されたステージを、前記対物レンズによって規定される光軸に沿う方向に第1の位置から第2の位置に調節することであって、前記顕微鏡が前記正立位にあるとき前記ステージが前記第1の位置にあり、前記顕微鏡が前記倒立位にあるとき前記ステージが前記第2の位置にある、ことと
を含む、方法。
(項目49)
前記ステージの試料支持面と前記集光レンズの表面との間の距離が、前記ステージが前記第1の位置にあるときおよび第2の位置にあるときで同じである、項目48に記載の方法。
(項目50)
前記第1の位置にある前記ステージの前記試料支持面は、前記ステージの第1の表面を含み、前記第2の位置にある前記ステージの前記試料支持面は、前記ステージの第2の表面を含み、前記第2の表面は、前記第1の表面に対向する、項目49に記載の方法。
(項目51)
前記顕微鏡に対して横方向に延在する枢動軸に沿って光学アームを動かすことをさらに含み、前記光学アームは、前記本体に調節可能に装着され、前記対物レンズの光路内に配列される、項目48に記載の方法。
(項目52)
再構成可能な顕微鏡フレームであって、前記顕微鏡フレームは、
第1の部分、第2の部分、および中間部を含む本体
を備え、前記中間部は、前記第1部分および第2の部分の間に配置され、
前記第1の部分は、第1の装着特徴を含み、
前記第2の部分は、第2の装着特徴を含み、前記第1の装着特徴および第2の装着特徴は、交換可能な構成要素を受け取るように構成され、
前記交換可能な構成要素は、対物レンズ、集光レンズ、または光源を含み、
前記対物レンズは、それに枢動可能に結合された光学アームを含み、
前記光学アームは、前記対物レンズの光路内に配列され、
前記光学アームは、前記光学アームの遠位部分に配置されたクレードルを含み、
前記クレードルは、画像を取得するように構成された電子デバイスを受け取るように構成され、
前記クレードルは、前記電子デバイスを前記光学アームの光路内に整列させるように構成されている、
顕微鏡フレーム。
(項目53)
前記第1の装着特徴および第2の装着特徴は、前記対物レンズ、集光レンズ、または光源の対応するレールを受け取るように構成されたチャンネルを含む、項目52に記載の顕微鏡フレーム。
(項目54)
前記第1の装着特徴および第2の装着特徴は、前記対物レンズ、集光レンズ、または光源に機械的に係合するように構成されたロックを含む、項目53に記載の顕微鏡フレーム。
(項目55)
前記第1の装着特徴および第2の装着特徴は、前記光源に電力を提供するための電極を含む、項目54に記載の顕微鏡フレーム。
(項目56)
前記電子デバイスは、モバイルデバイス、タブレットコンピュータ、ラップトップコンピュータ、PDA、またはポータブルコンピュータを含む、項目52に記載の顕微鏡フレーム。
(項目57)
モジュラー顕微鏡であって、前記顕微鏡は、
第1の部分、第2の部分、および中間部を含む本体であって、前記中間部は、前記第1の部分と第2の部分との間に配置され、前記第1の部分および第2の部分はそれぞれモジュール装着特徴を含む、本体と、
対物レンズおよび第1の本体装着特徴を含む対物レンズモジュールであって、前記第1の本体装着特徴は、前記第1の部分または第2の部分の前記モジュール装着特徴に係合するように構成されている、対物レンズモジュールと、
集光レンズ、光源、および第2の本体装着特徴を備える光源モジュールであって、前記第2の本体装着特徴は、前記第1の部分または第2の部分の前記モジュール装着特徴に係合するように構成されている、光源モジュールと
を備え、前記本体は、前記本体内に配置された光路を含み、前記光路は、前記第2の部分の近位に配置に配置された第1の入力ポートから前記第1の部分の近位に配置された出力ポートに延在する、顕微鏡。
(項目58)
前記出力ポートは、画像を取得するように構成された電子デバイスを受け取るように構成されている、項目57に記載の顕微鏡。
(項目59)
前記電子デバイスは、モバイルデバイス、タブレットコンピュータ、ラップトップコンピュータ、PDA、またはポータブルコンピュータを含む、項目58に記載の顕微鏡。
(項目60)
前記対物レンズモジュールは、前記本体の前記第1の入力ポートと光通信する対物出力ポートをさらに含む、項目57に記載の顕微鏡。
(項目61)
前記本体は、前記本体の前記光路と光通信する前記第1の部分の近位に配置された第2の入力ポートをさらに含む、項目60に記載の顕微鏡。
(項目62)
前記対物出力ポートは、前記本体の前記第2の入力ポートと光通信する、項目61に記載の顕微鏡。
(項目63)
前記本体は、前記光路内に配置された引き込み可能な鏡をさらに含み、前記引き込み可能な鏡は、第1の位置において前記本体の前記光路内に配置され、第2の位置において前記本体の光路から離れて配置されるように構成されている、項目62に記載の顕微鏡。
(項目64)
前記モジュール装着特徴のそれぞれは、開口部を含み、前記第1の本体装着特徴および第2の本体装着特徴はそれぞれ、前記開口部に係合するように構成された細長部材を含む、項目57に記載の顕微鏡。
(項目65)
上部および底部を含む本体と、
前記本体の前記底部において前記本体に回転可能に結合されたボトムアームであって、前記ボトムアームは、前記ボトムアームの第1の部分に配置された対物レンズと、前記ボトムアームの第2の部分に配置された集光レンズとを含み、前記ボトムアームは、前記対物レンズと前記集光レンズとの間に配置された軸の周りを回転するように構成されている、ボトムアームと、
前記本体の前記上部において前記本体に回転可能に結合されたトップアームであって、前記トップアームは、前記トップアームの第1の部分に配置された対物レンズと、前記トップアームの第2の部分に配置された集光レンズとを含み、前記トップアームは、前記対物レンズと前記集光レンズとの間に配置された軸の周りを回転するように構成されている、トップアームと
を備える、顕微鏡。
(項目66)
再構成可能な顕微鏡とともに使用するためのステージであって、前記ステージは、
前記再構成可能な顕微鏡の集光レンズと対物レンズとの間に置かれるように構成された試料支持面と、
前記試料支持面に結合され、前記試料支持面から略垂直に延在する装着ブロックであって、前記再構成可能な顕微鏡の本体に取り外し可能に取設されるように構成された装着ブロックと
を備え、前記試料支持面は、前記再構成可能な顕微鏡が正立位と倒立位との間で再構成されるとき、前記試料支持面が前記集光レンズの表面から距離を保つように前記装着ブロックの対称軸から離れて装着される、ステージ。
(項目67)
前記ステージの上部のX、Y位置の制御を提供するための調節手段をさらに備え、前記上部は前記試料支持面を含む、項目66に記載のステージ。
(項目68)
前記制御を提供するための手段は、少なくとも1つのベルトを機械的に駆動する少なくとも1つの回転式ノブを含む、項目67に記載のステージ。
(項目69)
前記試料支持面内に取り外し可能なインサートをさらに含む、項目66に記載のステージ。
(項目70)
前記取り外し可能なインサートは、前記再構成可能な顕微鏡が前記倒立位にあるとき、試料を包含する少なくとも1つのスライドを支持するように構成されている、項目69に記載のステージ。
(項目71)
前記取り外し可能なインサートは、前記再構成可能な顕微鏡が前記正立位にあるとき、試料皿または容器を支持するように構成されている、項目69に記載のステージ。
(項目72)
前記装着ブロックは、前記再構成可能な顕微鏡の前記本体に固着されるように、ロック機構に取り外し可能に係合する面取りされた縁部を含む、項目66に記載のステージ。
(項目73)
項目66〜72のいずれかに記載のステージと、(1)項目1〜17、41〜47、および57〜65のいずれかに記載の顕微鏡、または(2)項目18〜23および30〜31のいずれかに記載の方法により構成される顕微鏡、または(3)項目32〜40のいずれかに記載の顕微鏡システム、または(4)項目52〜56のいずれかに記載の顕微鏡フレームのうちの1つとを備える、システム。
【0007】
本技術の他の構成は、本技術の様々な構成が示され、図示によって記述される以下の詳細な説明から明らかである。理解されるように、本技術は、他の異なる構成が可能であり、そのいくつかの詳細は、全て本技術の範囲から逸脱することなく、様々な他の点で変更が可能である。したがって、図面および詳細な説明は、本質的に例示であり、限定ではないと見なされるべきである。