(54)【発明の名称】リンク情報に対応するオープンチャットルームを用いてメッセージサービスを提供するメッセージサービス提供方法及び前記メッセージサービス提供方法を行うメッセージサーバ及び端末
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
前記オープンチャットルームでホスト端末のユーザのプロフィールは、前記メッセージアプリケーションでホスト端末のユーザと友人関係であるユーザに表示されるデフォルトプロフィール、及び前記オープンチャットルームに対するリンク情報発行リクエストをメッセージサーバに送信するとき又は前記オープンチャットルームに参加するとき設定されるオープンプロフィールのいずれか1つのプロフィールに設定される、請求項1に記載のメッセージサービス提供方法。
前記オープンチャットルームに対するリンク情報発行リクエストは、(i)ホスト端末のユーザに関する情報、(ii)ゲスト端末のユーザに関する条件情報、(iii)オープンチャットルームが1:1チャット又はグループチャットのいずれか1つのチャットルーム形式であるかに関する種類情報、(iv)オープンチャットルームに関する条件情報、(v)オープンチャットルームに関する接続情報のうち少なくとも1つの情報を含む、請求項1に記載のメッセージサービス提供方法。
前記リンク情報を共有するステップは、前記ゲスト端末がアクセスできるウェブページ、メッセージアプリケーション又はメッセージアプリケーションと区別される他のサービスアプリケーション上のオンライン空間のうち少なくとも1つを含む掲示空間に前記リンク情報を掲示する、請求項1に記載のメッセージサービス提供方法。
前記オープンチャットルームは、前記リンク情報発行リクエストに応答してリンク情報が生成されるときに生成されるか、又は前記共有されたリンク情報が前記ゲスト端末のユーザによって選択されるとき生成される、請求項1に記載のメッセージサービス提供方法。
前記オープンチャットルームは、前記メッセージアプリケーションで友人関係である端末のユーザとチャットを行う一般チャットルームと区別されるよう表示される、請求項1に記載のメッセージサービス提供方法。
前記ホスト端末のユーザが前記オープンチャットルームから退場すると、前記オープンチャットルームは所定の時間後に前記メッセージサーバから削除される、請求項1に記載のメッセージサービス提供方法。
前記ホスト端末は、(i)前記リンク情報の発行をリクエストした端末であるか、(ii)前記リンク情報によってオープンチャットルームを用いる仮想主体に関する端末であるか、又は(iii)前記リンク情報で指定している端末である、請求項9に記載のメッセージサービス提供方法。
前記オープンチャットルームで前記ゲスト端末のユーザのプロフィールは、前記メッセージアプリケーションでゲスト端末のユーザと友人関係であるユーザに表示されるデフォルトプロフィール、及び前記オープンチャットルームに対するリンク情報発行リクエストをメッセージサーバに送信するとき又は前記オープンチャットルームに参加するとき設定されるオープンプロフィールのいずれか1つのプロフィールに設定される、請求項9に記載のメッセージサービス提供方法。
前記オープンチャットルームに対するリンク情報発行リクエストは、(i)ホスト端末のユーザに関する情報、(ii)ゲスト端末のユーザに関する条件情報、(iii)オープンチャットルームが1:1チャット又はグループチャットのいずれか1つのチャットルーム形式であるかに関する種類情報、(iv)オープンチャットルームに関する条件情報、(v)オープンチャットルームに対する接続情報のうち少なくとも1つの情報を含む、請求項12に記載のメッセージサービス提供方法。
前記ホスト端末のユーザは、(i)前記仮想主体に関する複数のホスト端末のユーザが前記メッセージアプリケーションにログインした順に基づいて分配されるか、(ii)前記仮想主体に関する複数のホスト端末のユーザに予め分配されたオープンチャットルームの個数を考慮して分配されるか、又は(iii)前記仮想主体に関する複数のホスト端末のユーザに予め分配されたオープンチャットルームに参加しているゲスト端末のユーザ数を考慮して分配される、請求項15に記載のメッセージサービス提供方法。
前記ホスト端末は、(i)前記リンク情報の発行をリクエストした端末であるか、(ii)前記リンク情報によってオープンチャットルームを用いる仮想主体に関する端末であるか、又は(iii)前記リンク情報で指定している端末である、請求項12に記載のメッセージサービス提供方法。
前記オープンチャットルームは、前記リンク情報が生成されるときに生成されるか、又は、前記共有されたリンク情報が前記ゲスト端末のユーザによって選択されるとき生成される、請求項12に記載のメッセージサービス提供方法。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本発明は、リンク情報によってオープンチャットルームに参加してチャットを行うことで、個人的な情報(例えば、電話番号やメッセージアプリケーションのIDなど)を交換しなくても見知らぬ人とメッセージを容易にやり取りできる方法及び装置を提供する。
【0007】
本発明は、オープンチャットルームで使用されるプロフィールを別に設定することで、個人的な情報の露出を最小化するメッセージサービスを提供できる方法及び装置を提供する。
【0008】
本発明は、電話番号やメッセージアプリケーションのIDを交換することなく、共有されたリンク情報だけでメッセージをやり取りすることで、容易にインスタントメッセージサービスを利用できる方法及び装置を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明の一実施形態によりホスト端末が行うメッセージサービス提供方法は、メッセージアプリケーションを介してオープンチャットルームに対するリンク情報発行リクエストをメッセージサーバに送信するステップと、前記リンク情報発行リクエストに応答して生成されたリンク情報を前記メッセージサーバから受信するステップと、前記ホスト端末のユーザから入力された共有リクエストに応じてリンク情報を共有するステップと、前記共有されたリンク情報によって前記オープンチャットルームに参加したゲスト端末のユーザとチャットを行うステップとを含み、前記ゲスト端末のユーザ及び前記ホスト端末のユーザは、前記メッセージサーバを介して提供されるメッセージサービスに加入したユーザである。
【0010】
本発明の一実施形態に係るメッセージサービス提供方法において、前記オープンチャットルームでホスト端末のユーザのプロフィールは、前記メッセージアプリケーションでホスト端末のユーザと友人関係であるユーザに表示されるデフォルトプロフィール、及び前記オープンチャットルームに対するリンク情報発行リクエストをメッセージサーバに送信するとき又は前記オープンチャットルームに参加するとき設定されるオープンプロフィールのいずれか1つのプロフィールに設定され得る。
【0011】
本発明の一実施形態に係るメッセージサービス提供方法において、前記オープンチャットルームに対するリンク情報発行リクエストは、(i)ホスト端末のユーザに関する情報、(ii)ゲスト端末のユーザに関する条件情報、(iii)オープンチャットルームが1:1チャット又はグループチャットのいずれか1つのチャットルーム形式であるかに関する種類情報、(iv)オープンチャットルームに関する条件情報、(v)オープンチャットルームに関する接続情報のうち少なくとも1つの情報を含み得る。
【0012】
本発明の一実施形態に係るメッセージサービス提供方法において、前記リンク情報を共有するステップは、前記ゲスト端末がアクセスできるウェブページ、メッセージアプリケーション又はメッセージアプリケーションと区別される他のサービスアプリケーション上のオンライン空間のうち少なくとも1つを含む掲示空間に前記リンク情報を掲示し得る。
【0013】
本発明の一実施形態に係るメッセージサービス提供方法において、前記オープンチャットルームは、前記リンク情報発行リクエストに応答してリンク情報が生成されるときに生成されるか、又は前記共有されたリンク情報が前記ゲスト端末のユーザによって選択されるとき生成され得る。
【0014】
本発明の一実施形態に係るメッセージサービス提供方法において、前記オープンチャットルームは、前記メッセージアプリケーションで友人関係である端末のユーザとチャットを行う一般チャットルームと区別されるよう表示され得る。
【0015】
本発明の一実施形態に係るメッセージサービス提供方法において、前記ホスト端末は、前記リンク情報に対応するオープンチャットルームの個数及び前記リンク情報に対応するオープンチャットルームの新規メッセージ個数のうち少なくとも1つを表示し、前記リンク情報に対応するオープンチャットルームが複数である場合、前記複数のオープンチャットルームをグルーピングされた少なくとも1つのグループとして1つに表示し、前記表示された少なくとも1つのグループに対する選択が入力される場合、前記選択されたグループに関するオープンチャットルームのリストを表示し得る。
【0016】
本発明の一実施形態に係るメッセージサービス提供方法において、前記ホスト端末のユーザが前記オープンチャットルームから退場すると、前記オープンチャットルームは所定の時間後に前記メッセージサーバから削除され得る。
【0017】
本発明の一実施形態に係るゲスト端末が行うメッセージサービス提供方法は、掲示空間に掲示されたリンク情報に対する選択が入力されるステップと、前記リンク情報によってメッセージサーバで生成されたオープンチャットルームに参加してホスト端末のユーザとチャットを行うステップとを含み、前記ゲスト端末のユーザ及び前記ホスト端末のユーザは、前記メッセージアプリケーションに関するメッセージサーバから提供されるメッセージサービスに加入したユーザであり、前記リンク情報は、前記オープンチャットルームに対するリンク情報発行リクエストに応答して前記メッセージサーバで生成される。
【0018】
本発明の一実施形態に係るメッセージサービス提供方法において、前記ホスト端末は、(i)前記リンク情報の発行をリクエストした端末であるか、(ii)前記リンク情報によってオープンチャットルームを用いる仮想主体に関する端末であるか、又は(iii)前記リンク情報で指定している端末であり得る。
【0019】
本発明の一実施形態に係るメッセージサービス提供方法において、前記オープンチャットルームで前記ゲスト端末のユーザのプロフィールは、前記メッセージアプリケーションでゲスト端末のユーザと友人関係であるユーザに表示されるデフォルトプロフィール、及び前記オープンチャットルームに対するリンク情報発行リクエストをメッセージサーバに送信するとき又は前記オープンチャットルームに参加するとき設定されるオープンプロフィールのいずれか1つのプロフィールに設定され得る。
【0020】
本発明の一実施形態に係るメッセージサーバが行うメッセージサービス提供方法において、オープンチャットルームに対するリンク情報発行リクエストに応答してリンク情報を生成するステップと、前記リンク情報を選択したゲスト端末のユーザとホスト端末のユーザとの間にチャットを行うことのできるオープンチャットルームを用いてメッセージサービスを提供するステップとを含み、前記ゲスト端末のユーザ及び前記ホスト端末のユーザは、前記メッセージサーバを介して提供されるメッセージサービスに加入したユーザであり、前記ゲスト端末のユーザは、前記ホスト端末によって共有されたリンク情報を選択することで前記オープンチャットルームに参加する。
【0021】
本発明の一実施形態に係るメッセージサービス提供方法において、前記オープンチャットルームに対するリンク情報発行リクエストは、(i)ホスト端末のユーザに関する情報、(ii)ゲスト端末のユーザに関する条件情報、(iii)オープンチャットルームが1:1チャット又はグループチャットのいずれか1つのチャットルーム形式であるかに関する種類情報、(iv)オープンチャットルームに関する条件情報、(v)オープンチャットルームに関する接続情報のうち少なくとも1つの情報を含み得る。
【0022】
本発明の一実施形態に係るメッセージサービス提供方法において、前記リンク情報によってオープンチャットルームに参加してチャットを行うホスト端末のユーザが単数であり、ゲスト端末のユーザが複数である場合、前記ホスト端末のユーザは、前記複数のゲスト端末のユーザそれぞれと1:1チャット形態のオープンチャットルームに参加してチャットを行うか、又は、前記複数のゲスト端末のユーザとグループチャット形態のオープンチャットルームに参加してチャットを行い得る。
【0023】
本発明の一実施形態に係るメッセージサービス提供方法において、前記リンク情報によってオープンチャットルームに参加してチャットを行うホスト端末のユーザが複数であり、ゲスト端末のユーザが複数である場合、前記ホスト端末のユーザは、仮想主体に関する複数のホスト端末のユーザのいずれか1つのユーザであり、前記複数のゲスト端末のユーザのうち少なくとも1つのユーザと同一のオープンチャットルームに参加してチャットを行うように分配され得る。
【0024】
本発明の一実施形態に係るメッセージサービス提供方法において、前記ホスト端末のユーザは、(i)前記仮想主体に関する複数のホスト端末のユーザが前記メッセージアプリケーションにログインした順に基づいて分配されるか、(ii)前記仮想主体に関する複数のホスト端末のユーザに予め分配されたオープンチャットルームの個数を考慮して分配されるか、又は(iii)前記仮想主体に関する複数のホスト端末のユーザに予め分配されたオープンチャットルームに参加しているゲスト端末のユーザ数を考慮して分配され得る。
【0025】
本発明の一実施形態に係るメッセージサービス提供方法において、前記ホスト端末は、(i)前記リンク情報の発行をリクエストした端末であるか、(ii)前記リンク情報によってオープンチャットルームを用いる仮想主体に関する端末であるか、又は(iii)前記リンク情報で指定している端末であり得る。
【0026】
本発明の一実施形態に係るメッセージサービス提供方法を行うホスト端末は、メッセージサービス提供方法が格納されたメモリと、前記メッセージサービス提供方法を実行するプロセッサとを含み、前記プロセッサは、メッセージアプリケーションを介してオープンチャットルームに対するリンク情報発行リクエストをメッセージサーバに送信し、前記リンク情報発行リクエストに応答して生成されたリンク情報を前記メッセージサーバから受信し、前記ホスト端末のユーザから入力された共有リクエストに応じてオープンチャットルームに対するリンク情報を共有し、前記共有されたリンク情報によって前記オープンチャットルームに参加したゲスト端末のユーザとチャットを行い、前記ゲスト端末のユーザ及び前記ホスト端末のユーザは、前記メッセージサーバを介して提供されるメッセージサービスに加入したユーザである。
【0027】
本発明の一実施形態に係るメッセージサービス提供方法を行うゲスト端末は、メッセージサービス提供方法が格納されたメモリと、前記メッセージサービス提供方法を実行するプロセッサとを含み、前記プロセッサは、掲示空間に掲示されたリンク情報に対する選択が入力され、前記リンク情報によってメッセージアプリケーションで生成されたオープンチャットルームに参加してホスト端末のユーザとチャットを行い、前記ゲスト端末のユーザ及び前記ホスト端末のユーザは、前記メッセージアプリケーションに関するメッセージサーバから提供されるメッセージサービスに加入したユーザであり、前記リンク情報は、前記オープンチャットルームに対するリンク情報発行リクエストに応答して前記メッセージサーバで生成される。
【発明の効果】
【0028】
本発明の一実施形態によると、リンク情報によってオープンチャットルームに参加してチャットを行うことで、個人的な情報(例えば、電話番号やメッセージアプリケーションのIDなど)を交換しなくても見知らぬ人とメッセージを容易にやり取りできる。
【0029】
本発明の一実施形態によると、オープンチャットルームで使用されるプロフィールを別に設定することで、個人的な情報の露出を最小化するメッセージサービスを提供することができる。
【0030】
本発明の一実施形態によると、個人電話番号やメッセージアプリケーションのIDの交換なしに共有されたリンク情報だけでメッセージをやり取りすることで、容易にインスタントメッセージサービスを用いることができる。
【発明を実施するための形態】
【0032】
以下、実施形態を添付の図面を参照して詳細に説明する。以下の特定な構造的ないし機能的な説明は、単に実施形態を説明するための目的として例示されたものであって、実施形態の範囲が本文に説明された内容に限定されるものとして解釈されることはない。関連する公知構成又は機能に関する具体的な説明が実施形態に対する理解を妨げると判断される場合にはその詳細な説明は省略する。
【0033】
本明細書において、「含む」という意味は、特別に反対となる記載がない限り、他の構成要素を排除するものではなく、他の構成要素も追加的に含み得ることを意味する。
【0034】
図1は、一実施形態によりメッセージサービス提供方法を行う装置を示す図である。
【0035】
図1を参照すると、ホスト端末110−1、110−2、...、110−N、メッセージサーバ120及びゲスト端末130−1、130−2、...、130−Mが示されている。本発明で説明するホスト端末とゲスト端末は、メッセージアプリケーションを介してチャットを行う端末として、例えば、ソフトウェアモジュール、ハードウェアモジュール、又はその組合せで実現される。ホスト端末とゲスト端末は、スマートフォン、タブレットコンピュータ、ラップトップコンピュータ、デスクトップコンピュータ、ウェアラブル装置などの様々なコンピューティング装置及び/又はシステムを意味する。一実施形態に係るホスト端末とゲスト端末それぞれはメモリとプロセッサを含む。メモリは、後述するメッセージサービス提供方法を格納し、プロセッサはメッセージサービス提供方法を実行する。一方、ホスト端末とゲスト端末は、メッセージサービスのユーザ情報(例えば、ユーザID)がそれぞれ他の端末であり得る。
【0036】
少なくとも1つのホスト端末110−1、110−2、...、110−Nは、リンク情報によって参加した少なくとも1つのゲスト端末130−1、130−2、...、130−Mと1つ以上のインスタントメッセージをやり取りする。そのために、少なくとも1つのホスト端末110−1、110−2、...、110−N又は少なくとも1つのゲスト端末130−1、130−2、...、130−Mは、メッセージサーバ120に関するメッセージアプリケーションをインストールする。
【0037】
以下では、リンク情報によって参加できるチャットルームをオープンチャットルーム121と称する。オープンチャットルーム121は、メッセージアプリケーションで友人関係であるか否かに関係なく、リンク情報によって参加できるチャットルームを意味する。そのため、少なくとも1つのホスト端末110−1、110−2、...、110−Nと少なくとも1つのゲスト端末130−1、130−2、...、130−Mのユーザが互いに友人関係であることは要求されない。ただし、少なくとも1つのホスト端末110−1、110−2、...、110−Nと少なくとも1つのゲスト端末130−1、130−2、...、130−Mのユーザは、メッセージサーバ120を介して提供される同一のメッセージサービスに加入したユーザである。ここで、オープンチャットルーム121は、一般的に友人関係であるユーザとチャットを行うための一般チャットルームに区別される。オープンチャットルーム121は、1:1チャットを行う1:1チャット形態のオープンチャットルーム又は3人以上のユーザが参加するグループチャット形態のオープンチャットルームであり得る。
【0038】
ここで、リンク情報は、オープンチャットルーム121に接続されるリンクに関する情報を意味する。例えば、リンク情報は、Custom URL Scheme、http URL、QR code、強調表示されたテキスト、アイコンなどの形態を有する。Custom URL Schemeは、アプリケーションを実行させるリンク情報形態であり得る。http URLは、所定のウェブページに接続するリンク情報形態であり得る。QR codeは、白黒格子のパターンで情報を表現する2次元バーコードとして、例えば、所定のウェブページに接続する情報を含む。強調表示されたテキストは、テキストの形態を有するが全体又は一部テキストの外形が変形されたものであり、所定のウェブページに接続するリンク情報を含む。アイコンは、事物、施設、形態、概念などを容易に認知するよう象徴的な図で示した絵文字を意味するものであり、所定のウェブページに接続する情報を含む。
【0039】
一例として、リンク情報を選択した端末のユーザは、オープンチャットルーム121に参加する。具体的に、少なくとも1つのゲスト端末130−1、130−2、...、130−MがCustom URL Scheme形態のリンク情報に対する選択が入力される場合、少なくとも1つのゲスト端末130−1、130−2、...、130−Mは、メッセージアプリケーションを実行させてゲスト端末130−1、130−2、...、130−Mのユーザがリンク情報に対応するオープンチャットルーム121に参加する。又は、少なくとも1つのゲスト端末130−1、130−2、...、130−Mがhttp URL、QR code、強調表示されたテキスト、又は、アイコン形態のリンク情報に対する選択が入力される場合、少なくとも1つのゲスト端末130−1、130−2、...、130−Mは、所定のウェブページに接続して当該のウェブページに含まれたリンク情報によってメッセージアプリケーションを実行させることで、ゲスト端末130−1、130−2、...、130−Mのユーザがオープンチャットルーム121に参加する。
【0040】
異なる一例として、リンク情報に対する選択が入力される端末でオープンチャットルーム121の参加が不可である場合、リンク情報は端末のユーザが用いる他の端末に伝達される。例えば、リンク情報に対する選択が入力される端末でオープンチャットルーム121の参加が不可である場合、当該の端末にメッセージサーバ120に関するメッセージアプリケーションがインストールされていない場合、又は当該の端末にインストールされたメッセージアプリケーションでリンク情報を通したオープンチャットルーム121の参加をサポートしない場合があり得る。リンク情報が伝達された他の端末のユーザは、リンク情報によってオープンチャットルーム121に参加できる。
【0041】
リンク情報によってオープンチャットルーム121に参加してインスタントメッセージをやり取りする少なくとも1つのホスト端末110−1、110−2、...、110−Nのユーザと、少なくとも1つのゲスト端末130−1、130−2、...、130−Mのユーザはそれぞれ単数又は複数であり得る。
【0042】
メッセージサービスが提供される形態は、リンク情報によってオープンチャットルーム121に参加し、インスタントメッセージをやり取りする少なくとも1つのホスト端末110−1、110−2、...、110−Nのユーザと少なくとも1つのゲスト端末130−1、130−2、...、130−Mのユーザが単数又は複数に設定された場合を介して容易に理解される。
【0043】
(1)リンク情報によりオープンチャットルームを用いてインスタントメッセージをやり取りするホスト端末のユーザが単数であり、ゲスト端末のユーザも単数である場合
【0044】
一実施形態によってリンク情報によりオープンチャットルームを用いてインスタントメッセージをやり取りするホスト端末のユーザとゲスト端末のユーザが全て単数である場合を仮定する。ここで、ホスト端末のユーザとゲスト端末のユーザは、リンク情報によって参加したオープンチャットルーム121でチャットを行うことができる。
【0045】
ここで、オープンチャットルーム121は、メッセージサーバ120でリンク情報発行リクエストに応答してリンク情報が生成されるときに生成されるか、又は、掲示空間に掲示されたリンク情報がゲスト端末のユーザによって選択されるとき生成される。
【0046】
また、ホスト端末は、リンク情報の発行をリクエストした端末又はリンク情報で指定している端末であり得る。
【0047】
(2)リンク情報によりオープンチャットルームを用いてインスタントメッセージをやり取りするホスト端末のユーザが単数であり、ゲスト端末のユーザが複数である場合
【0048】
リンク情報によりオープンチャットルームを用いてインスタントメッセージをやり取りするホスト端末のユーザが単数であり、ゲスト端末のユーザが複数である場合を仮定する。ここで、リンク情報によって参加できるオープンチャットルームの種類(例えば、1:1チャット形態又はグループチャット形態のオープンチャットルーム)によりその実施形態が異なってもよい。
【0049】
まず、オープンチャットルーム121が1:1チャット形態のオープンチャットルームである場合が考慮される。ここで、同一の特定ホスト端末のユーザとリンク情報によって参加するゲスト端末のユーザは、1:1チャット形態のオープンチャットルームに参加してチャットを行ってもよい。複数のゲスト端末がリンク情報に対する選択が入力されることにより、各ゲスト端末のユーザごとに同一の特定ホスト端末のユーザと1:1チャット形態のオープンチャットルーム121が生成される。
【0050】
ただし、リンク情報によって生成されるオープンチャットルーム121の最大許容個数は、ホスト端末又はメッセージサーバ120によって設定される。ここで、リンク情報によって生成されるオープンチャットルーム121の個数は、予め設定されたオープンチャットルーム121の最大許容個数を越えないように制限され、オープンチャットルーム121の最大許容個数だけリンク情報によってオープンチャットルーム121に参加するゲスト端末のユーザ数も制限される。
【0051】
次に、オープンチャットルーム121がグループチャット形態のオープンチャットルームである場合が考慮される。ここで、同一の特定ホスト端末のユーザとリンク情報によって参加する複数のゲスト端末のユーザは、グループチャット形態のオープンチャットルームに参加してチャットを行ってもよい。ここで、オープンチャットルーム121に参加できるゲスト端末のユーザの最大許容数は、ホスト端末又はメッセージサーバ120によって設定される。この場合において、リンク情報によりオープンチャットルーム121に参加するゲスト端末のユーザ数が予め設定されたゲスト端末のユーザの最大許容数に達すれば、その後、リンク情報を選択するゲスト端末のユーザは、新しく生成されたグループチャット形態のオープンチャットルームに参加する。そして、グループチャット形態のオープンチャットルームも予め設定されたリンク情報で生成されるオープンチャットルーム121の最大許容個数に制限される。
【0052】
又は、オープンチャットルーム121が1:1チャット形態のオープンチャットルームとグループチャット形態のオープンチャットルームを全て含んでいる場合が考慮される。ここでは、上述したように、1:1チャット形態のオープンチャットルームの場合とグループチャット形態のオープンチャットルームの場合に説明した内容が適用され得るため、より詳しい説明は省略する。
【0053】
ここで、同一の特定ホスト端末は、リンク情報の発行をリクエストした端末又はリンク情報で指定している端末であり得る。
【0054】
(3)リンク情報によりオープンチャットルームを用いてインスタントメッセージをやり取りするホスト端末のユーザが複数であり、ゲスト端末のユーザが複数である場合
【0055】
一実施形態によって、リンク情報によりオープンチャットルームを用いてインスタントメッセージをやり取りするホスト端末のユーザとゲスト端末のユーザが全て複数である場合を仮定する。複数のホスト端末のユーザは仮想主体に関する。仮想主体は、オープンチャットルーム121を利用しようとする機関や団体、会社などを代表する主体を意味する。
【0056】
仮想主体を用いたメッセージサービスは、オープンチャットルーム121で同一の1つの仮想主体のIDを介して提供されるが、仮想主体のIDを介してゲスト端末のユーザとチャットを行う実際のユーザは、仮想主体に関する複数のホスト端末のユーザのいずれか1つのユーザとなる。このような仮想主体は、セミナー、ワークショップなどを主催したり、機関、団体、会社の目的により顧客管理、業務サポート、商品販売などの業務を行ったりするために用いられる。仮想主体は、複数のホスト端末を介してより多くのゲスト端末のユーザとチャットサービスを用いることを可能にする。
【0057】
ホスト端末のユーザとゲスト端末のユーザが全て複数に設定された場合にも、リンク情報によって参加できるオープンチャットルーム121の種類(例えば、1:1チャット形態又はグループチャット形態のオープンチャットルーム)によりその実施の形態が異なり得る。
【0058】
まず、オープンチャットルーム121が1:1チャット形態のオープンチャットルームである場合が考慮される。オープンチャットルーム121が1:1チャット形態のオープンチャットルームである場合には、リンク情報を選択するゲスト端末のユーザごとに1つのオープンチャットルーム121が配分される。オープンチャットルーム121は、リンク情報によって参加するゲスト端末のユーザ数だけ生成される。一方、オープンチャットルーム121の個数は、予め設定されたオープンチャットルーム121の最大許容個数に制限される。言い換えれば、リンク情報によって生成されるオープンチャットルーム121の個数は、オープンチャットルーム121の最大許容個数を越えないように制限される。
【0059】
そして、複数のホスト端末のユーザのいずれか1つのユーザが1:1チャット形態のオープンチャットルーム121に分配される。ここで、複数のホスト端末のユーザは、任意又は予め決定した順に1つ以上のオープンチャットルーム121の参加者として分配され得る。
【0060】
例えば、複数のホスト端末のユーザは、複数のホスト端末のユーザのメッセージアプリケーションにログインした順に基づいてオープンチャットルームに分配される。複数のホスト端末のユーザのうちメッセージアプリケーションにログインした順が速いユーザであるほど、優先的に新しく生成されるオープンチャットルームに分配される。また、複数のホスト端末のユーザは、複数のホスト端末のユーザに予め分配されたオープンチャットルームの個数を考慮してオープンチャットルームに分配される。複数のホスト端末のユーザのうち予め分配されたオープンチャットルームの個数が少ないユーザであるほど、優先的にオープンチャットルームに分配される。
【0061】
次に、オープンチャットルーム121がグループチャット形態のオープンチャットルームである場合が考慮される。オープンチャットルーム121がグループチャット形態のオープンチャットルームである場合、リンク情報を選択するゲスト端末のユーザは、グループチャット形態のオープンチャットルームに参加する。
【0062】
リンク情報によってオープンチャットルーム121に参加するゲスト端末のユーザ数は予め設定される。ここで、オープンチャットルーム121に参加するゲスト端末のユーザ数が予め設定されたゲスト端末のユーザの最大許容数に達した場合、その後に、リンク情報を選択するゲスト端末のユーザは新しく生成されたグループチャット形態のオープンチャットルームに参加する。
【0063】
複数のホスト端末のユーザのいずれか1つのユーザがグループチャット形態のオープンチャットルーム121に分配される。ここで、複数のホスト端末のユーザは、任意又は予め決定した順に1つ以上のオープンチャットルーム121の参加者として分配される。
【0064】
また、複数のホスト端末のユーザは、(i)前記仮想主体に関する複数のホスト端末のユーザが前記メッセージアプリケーションにログインした順に基づいて分配されるか、(ii)前記仮想主体に関する複数のホスト端末のユーザに予め分配されたオープンチャットルームの個数を考慮して分配されるか、又は(iii)前記仮想主体に関する複数のホスト端末のユーザに予め分配されたオープンチャットルームに参加しているゲスト端末のユーザ数を考慮してグループチャット形態のオープンチャットルーム121に分配される。
【0065】
複数のホスト端末のユーザはメッセージサーバ120によって分配されるか、又は、複数のホスト端末のユーザに関する仮想主体に関するサーバによって分配され得る。
【0066】
複数のホスト端末は、リンク情報の発行をリクエストした端末、リンク情報によってオープンチャットルームを用いる仮想主体に関する端末、及びリンク情報で指定している端末のうち少なくとも1つを含む。
【0067】
前記の実施形態で、(i)オープンチャットルーム121の種類、(ii)リンク情報で生成されるオープンチャットルーム121の最大許容個数、(iii)オープンチャットルーム121に参加するホスト端末のユーザの最大許容数又はゲスト端末のユーザの最大許容数、(iv)オープンチャットルーム121立場条件のうち少なくとも1つはリンク情報を生成した端末(例えば、特定ホスト端末)、又はメッセージサーバ又は仮想主体管理サーバによって設定される。
【0068】
以下では、少なくとも1つのホスト端末110−1、110−2、...、110−Nのいずれか1つのホスト端末110のユーザと、少なくとも1つのゲスト端末130−1、130−2、...、130−Mのユーザを中心にリンク情報によってオープンチャットルーム121に参加する過程を説明する。以下の説明は、ホスト端末それぞれ110−1、110−2、...、110−Nにも同一に適用される。
【0069】
ホスト端末110は、メッセージサーバ120にオープンチャットルーム121に対するリンク情報発行リクエストを送信する。リンク情報発行リクエストには、(i)ホスト端末110のユーザに関する情報、(ii)ゲスト端末130のユーザに関する条件情報、(iii)オープンチャットルームが1:1チャット又はグループチャットのいずれか1つのチャットルーム形式であるかに関する種類情報、(iv)オープンチャットルームに対する条件情報、又は(v)オープンチャットルームに関する接続情報が含まれる。
【0070】
ホスト端末110のユーザに関する情報は、ホスト端末110を用いるユーザに関する情報として、例えば、ホスト端末110のユーザに対するプロフィール情報又はホスト端末110に関する仮想主体に関する情報を含む。
【0071】
ホスト端末110のユーザに関するプロフィール情報は、オープンチャットルーム121で利用するプロフィールに関する情報として、デフォルトプロフィール及びオープンプロフィールのいずれか1つのプロフィールに関する情報を含む。デフォルトプロフィールは、メッセージアプリケーションでホスト端末110のユーザとチング関係インユーザに表示されるホスト端末110のユーザプロフィールとして、メッセージサービスに加入するとき設定され、一回設定されても後で変更され得る。言い換えれば、デフォルトプロフィールは、メッセージアプリケーションで友人関係にあるユーザとチャットを行うとき使用するプロフィールを意味する。オープンプロフィールは、オープンチャットルーム121に対するリンク情報発行リクエストをメッセージサーバに送信するとき、又は前記オープンチャットルーム121に参加するとき設定されるプロフィールとして、デフォルトプロフィールの他に別に設定される。一般的に個人的な情報(例えば、ユーザの顔写真)が用いられるデフォルトプロフィールとは異なって、個人的な情報が含まれていないオープンプロフィールを別に設定することで、ホスト端末110のユーザに関する個人的な情報の流出を最小化することができる。
【0072】
仮想主体に関する情報は、ホスト端末110を介してオープンチャットルーム121を利用しようとする仮想主体に関する情報を意味する。仮想主体は、オープンチャットルーム121を利用しようとする機関や団体、会社などを代表できる主体を意味する。仮想主体は、セミナー、ワークショップなどを主催したり機関、団体、会社の目的により顧客管理、業務サポート、商品販売などの業務を行ったりするために利用する。仮想主体に関する情報には、仮想主体に関する複数のホスト端末に関する情報(例えば、ホスト端末のユーザID(identification)情報)も含まれてもよい。
【0073】
ゲスト端末130のユーザに関する条件情報は、オープンチャットルーム121に参加できるゲスト端末130のユーザに関する条件情報を意味する。例えば、ゲスト端末130のユーザに関する条件情報は、ゲスト端末130のユーザの性別、年齢、居住地、学歴、所属会社などの人的情報を含む。ゲスト端末130のユーザの人的情報は、ゲスト端末130のユーザがメッセージサービスに加入するときユーザによって入力された情報であり得る。
【0074】
オープンチャットルームに関する種類情報は、オープンチャットルーム121が1:1チャット又はグループチャットのいずれか1つのチャットルーム形式であるかに関する情報を含む。オープンチャットルーム121が1:1チャット形態のオープンチャットルームである場合、リンク情報によってオープンチャットルーム121に参加するゲスト端末のユーザごとに1つの1:1チャット形態のオープンチャットルームが生成される。ここで、生成される1:1チャット形態のオープンチャットルームは、オープンチャットルーム121の最大許容個数に制限される。すなわち、リンク情報によって生成される1:1チャット形態のオープンチャットルームの個数は、オープンチャットルーム121の最大許容個数を越えないように制限される。
【0075】
オープンチャットルームに関する条件情報は、(i)リンク情報で生成されるオープンチャットルーム121の最大許容個数、(ii)オープンチャットルーム121に参加するホスト端末のユーザの最大許容数又はゲスト端末130のユーザの最大許容数、及び(iii)オープンチャットルーム121立場条件に関する情報のうち少なくとも1つを含む。
【0076】
オープンチャットルーム121がグループチャット形態のオープンチャットルームである場合、リンク情報を選択したゲスト端末130のユーザは、予め生成されたグループチャット形態のオープンチャットルームに参加することができ、グループチャット形態のオープンチャットルームに参加するゲスト端末130のユーザ数は、予め設定されたゲスト端末130のユーザの最大許容数に制限される。すなわち、リンク情報によってグループチャット形態のオープンチャットルームに参加するゲスト端末130のユーザ数は、ゲスト端末130のユーザの最大許容数を越えないように制限される。例えば、リンク情報によってグループチャット形態のオープンチャットルームに参加するゲスト端末130のユーザ数がゲスト端末130のユーザの最大許容数に制限される場合、グループチャット形態のオープンチャットルームが新しく生成される。ここで、リンク情報によってオープンチャットルーム121に参加するゲスト端末130のユーザは、新しく生成されたグループチャット形態のオープンチャットルームに参加してホスト端末110のユーザとチャットを行う。
【0077】
オープンチャットルーム121に参加するホスト端末のユーザの最大許容数は、基本的に1つに設定されるが、場合に応じて2以上に設定されてもよい。もし、ホスト端末のユーザの最大許容数が2以上に設定された場合には、同一のオープンチャットルーム121に2以上のホスト端末のユーザが参加してゲスト端末のユーザとチャットを行ってもよい。
【0078】
オープンチャットルームの立場条件に関する情報は、オープンチャットルーム121に入場できる条件に関する情報を意味するものとして、例えば、リンク情報の活性の有無に関する情報、オープンチャットルーム121のパスワードに関する情報、又は、オープンチャットルーム121に関して設定された制限時間に関する情報を含む。例えば、リンク情報の活性の有無に関する情報が不活性として設定された場合には、ゲスト端末130のユーザがリンク情報を選択してもオープンチャットルーム121に参加できない。リンク情報によって入場するゲスト端末130のユーザを全て管理することが難しいと判断される場合、ホスト端末110のユーザは、リンク情報を不活性することにより追加的なゲスト端末130のユーザがオープンチャットルーム131に参加することを制限する。
【0079】
また、オープンチャットルーム121にパスワードが設定されている場合、ゲスト端末130のユーザは、リンク情報を選択してもオープンチャットルームの立場条件に関する情報に含まれたパスワードを入力しなければ、オープンチャットルーム121に参加できない。
【0080】
制限時間に関する情報は、オープンチャットルーム121に関して設定された制限時間に関する情報として、例えば、オープンチャットルーム121が生成された後から削除されず保持される時間に関する情報、リンク情報が活性化する時間に関する情報、又は、オープンチャットルーム121が削除される時間に関する情報を含む。例えば、ゲスト端末130のユーザがリンク情報によってオープンチャットルーム121に参加しようとする時間が、リンク情報が活性化しない時間である場合、ゲスト端末130のユーザはオープンチャットルーム121に参加できない。
【0081】
チャットルームに関する接続情報は、オープンチャットルーム121に参加するホスト端末110のユーザとゲスト端末130のユーザとの間の接続情報を意味する。例えば、チャットルームに関する接続情報は、オープンチャットルームに参加する特定ホスト端末のユーザに関する情報であり得る。特定ホスト端末は、リンク情報発行をリクエストした端末、リンク情報によってオープンチャットルームを用いる仮想主体に関する端末、又はリンク情報で指定している端末であり得る。一方、チャットルームに関する接続情報は、仮想主体に関する複数のホスト端末のユーザのうち少なくとも1つのユーザをゲスト端末130のユーザが参加するオープンチャットルーム121にどのように分配するかを示す情報である。
【0082】
メッセージサーバ120は、リンク情報発行リクエストに基づいてリンク情報を生成してホスト端末110に送信する。ホスト端末110は、メッセージサーバ120から受信したオープンチャットルーム121に関するリンク情報を共有する。
【0083】
少なくとも1つのゲスト端末130−1、130−2、...、130−Mのユーザは、リンク情報によってオープンチャットルーム121に参加して少なくとも1つのホスト端末110−1、110−2、...、110−Nのユーザとチャットを行う。
【0084】
一実施形態によって、リンク情報に対応するオープンチャットルーム121が複数である場合、ホスト端末のユーザは、複数のオープンチャットルームに同一のメッセージ(例えば、公知メッセージ)を伝達するためには、複数のオープンチャットルームで同じメッセージを繰り返し入力しなければならない煩わしさがある。ここで、ホスト端末のユーザは、メッセージアプリケーションに備えられた公知メッセージに対するインターフェースを介して一回に公知メッセージを複数のオープンチャットルームに伝達し得る。公知メッセージは、複数のオープンチャットルームに参加した少なくとも1つのゲスト端末130−1、130−2、...、130−Mのユーザに知らせるメッセージを意味し、オープンチャットルーム121の一部領域(例えば、オープンチャットルーム121の上端部又はポップアップなど)に表示されるか、メッセージ送信時間によりオープンチャットルーム121に伝達されたメッセージの間に表示される。
【0085】
また、グループチャット形態のオープンチャットルームに参加した端末のユーザは、グループチャット形態のオープンチャットルームに参加中である他の端末のユーザのいずれか1つと1:1にチャットできる。ここで、1:1チャットは、別途に生成された1:1チャット形態のオープンチャットルームで実行されてもよく、グループチャット形態のオープンチャットルームで内緒話機能で実行されてもよい。内緒話という機能は、別途の1:1チャット形態のオープンチャットルームを生成しなくても従来のグループチャット形態のオープンチャットルームで所定の端末のユーザの間に1:1メッセージ交換が可能な機能を意味する。
【0086】
また、オープンチャットルーム121では、テキスト基盤のインスタントメッセージだけではなく、音声基盤のメッセージも送信されることができ、オープンチャットルーム121に参加した端末のユーザの間の音声電話も実行され得る。また、オープンチャットルーム121に参加した端末のユーザ間に商品の決済、金の送金又はメッセージアプリケーションでサポートするプレゼントするメッセージの送受信が実行され得る。
【0087】
図2は、一実施形態によりメッセージサービスを提供する過程を説明するための図である。
【0088】
図2において、ホスト端末110は
図1に示すホスト端末110−1、110−2、...、110−Nのいずれか1つに対応し、メッセージサーバ120は
図1に示すメッセージサーバ120に対応し、ゲスト端末130は
図1に示すゲスト端末130−1、130−2、...、130−Mのいずれか1つに対応するものと仮定する。ホスト端末110のユーザとゲスト端末130のユーザは同一のメッセージサービスに加入したユーザとして、メッセージアプリケーションで友人関係として接続されているか否かを問わない。
【0089】
ステップ211において、ホスト端末110は、メッセージサーバ120にオープンチャットルームに対するリンク情報発行リクエストを送信する。ホスト端末110は、リンク情報発行リクエストをメッセージアプリケーションを介してメッセージサーバ120に送信する。
【0090】
リンク情報発行リクエストには、(i)ホスト端末110のユーザ情報、(ii)ゲスト端末130のユーザに関する条件情報、(iii)オープンチャットルームが1:1チャット又はグループチャットのいずれか1つのチャットルーム形式であるかに関する種類情報、(iv)オープンチャットルームに関する条件情報、又は(iv)オープンチャットルームに関する接続情報が含まれている。
【0091】
ステップ212において、メッセージサーバ120は、リンク情報発行リクエストに基づいてリンク情報を生成する。リンク情報は、オープンチャットルームに接続されるリンクに関する情報を意味する。例えば、リンク情報は、Custom URL Scheme、http URL、QR code、強調表示されたテキスト、アイコンなどの形態を有する。
【0092】
ステップ213において、メッセージサーバ120はリンク情報をホスト端末110に送信する。
【0093】
ステップ214において、ホスト端末110は、ホスト端末110のユーザから入力されたリンク情報に対する共有リクエストに応じてリンク情報を共有する。例えば、ホスト端末110は、リンク情報を掲示空間に掲示することによってリンク情報を共有する。掲示空間は、ゲスト端末130が有線通信網又は無線通信網を介してアクセスできる空間を意味するものとして、例えば、ウェブページ(例えば、ブログ、オンラインコミュニティ、オンラインカフェなど)、加入したユーザの間にインスタントメッセージをやり取りするメッセージアプリケーション又はメッセージアプリケーションと区別される他のサービスアプリケーション(例えば、SNS(Social Network Service)上のオンライン空間などを含み得る。
【0094】
ここで、メッセージアプリケーション又は他のサービスアプリケーション上のオンライン空間は、当該のアプリケーションに加入したユーザが当該のアプリケーションを介してアクセスできるオンライン空間であって、例えば、メッセージアプリケーションで送信されるインスタントメッセージ、ゲスト端末130が予め生成されたオープンチャットルームを検索して参加するよう少なくとも1つのリンク情報が登録された空間、他のサービスアプリケーションでテキスト、イメージ、動画のうち少なくとも1つを掲示できる空間などを含む。
【0095】
ゲスト端末130のユーザは、少なくとも1つのリンク情報が登録された空間に特定キーワードを入力することによって、関心のある主題に関するオープンチャットルームのリンク情報を識別し、識別したリンク情報によってオープンチャットルームに参加する。ただし、ステップ214で、ホスト端末110のユーザは、少なくとも1つのリンク情報が登録された空間にリンク情報を共有するか否かを決定するが、もし、少なくとも1つのリンク情報が登録された空間にリンク情報を共有しないものと決定された場合、ゲスト端末130は、少なくとも1つのリンク情報が登録された空間を通してオープンチャットルームに参加できない。
【0096】
リンク情報の共有は、ホスト端末110以外の端末(例えば、ホスト端末の掲示リクエストされた端末、共有されたリンク情報を掲示するゲスト端末など)によって実行され得る。ただし、ホスト端末110以外の端末が、ゲスト端末130が予め生成されたオープンチャットルームを検索して参加するよう、少なくとも1つのリンク情報が登録された空間にリンク情報を共有することは制限される。言い換えれば、少なくとも1つのリンク情報が登録された空間にリンク情報を共有する行為は、当該のリンク情報発行をリクエストしたホスト端末110によってのみ実行される。
【0097】
ステップ215において、ゲスト端末130は、ゲスト端末130のユーザから掲示空間に共有されたリンク情報に対する選択が入力される。例えば、ゲスト端末130のユーザは、ホスト端末110によって共有されたリンク情報をウェブページ、インスタントメッセージを送信できるメッセージアプリケーション又はメッセージアプリケーションと区別される他のサービスアプリケーション上のオンライン空間で確認してリンク情報を選択する。
【0098】
ステップ216において、ゲスト端末130のユーザは、リンク情報によってオープンチャットルームに参加する。ゲスト端末130のユーザによるリンク情報の選択に応答し、ゲスト端末130にインストールされたメッセージアプリケーションが実行される。
【0099】
一例として、ゲスト端末130のユーザがCustom URL Scheme形態のリンク情報を選択する場合、ゲスト端末130は、メッセージアプリケーションを実行させてゲスト端末130のユーザがリンク情報に対応するオープンチャットルームに参加する。又は、ゲスト端末130がCustom URL Scheme以外の形態(例えば、http URL、QR code、強調表示されたテキスト、アイコン形態など)のリンク情報に対する選択が入力される場合に所定のウェブページに接続し、当該のウェブページに含まれたCustom URL Scheme形態のリンク情報によってメッセージアプリケーションを実行させることで、ゲスト端末130のユーザがオープンチャットルームに参加する。
【0100】
ただし、一実施形態によって、ゲスト端末130のユーザのリンク情報を通したオープンチャットルームの参加が不可な場合もある。例えば、ゲスト端末130のユーザとホスト端末110のユーザがメッセージアプリケーションで遮断関係にある場合、ゲスト端末130のユーザのオープンチャットルームの参加が不可である。ホスト端末110のユーザは、メッセージアプリケーションでゲスト端末130とチャットを実行しないよう遮断(例えば、メッセージアプリケーションで友人遮断、受信拒否など)を設定する。遮断されたゲスト端末130のユーザは、ホスト端末110によって共有されたリンク情報を選択してもオープンチャットルームの参加が制限される。又は、メッセージアプリケーションでゲスト端末130のユーザに関して使用制限に関する届けが受け付けられた場合、ゲスト端末130のユーザのオープンチャットルームの参加が制限される。届けは、ホスト端末110又はメッセージアプリケーションを用いる第3端末によって受け付けられる。
【0101】
他の一実施形態によりリンク情報に制限が設定された場合、ゲスト端末130のユーザのリンク情報を通したオープンチャットルームの参加が不可な場合もある。例えば、ホスト端末110のユーザによって設定されたリンク情報が不活性として設定され、当該のリンク情報がホスト端末110のユーザによって削除された場合には、ゲスト端末130のユーザがリンク情報を選択してもオープンチャットルームの参加が制限される。又は、リンク情報で生成されたオープンチャットルームの個数がオープンチャットルームの最大許容個数を超えた場合や、オープンチャットルームに参加するゲスト端末130のユーザ数がゲスト端末130のユーザの最大許容数を超える場合、ゲスト端末130のユーザがリンク情報を選択してもオープンチャットルームの参加が制限される。
【0102】
オープンチャットルームは、ステップ212において、メッセージサーバ120がリンク情報発行リクエストに応答してリンク情報を生成するときに生成されるか、又は、ステップ215において、ゲスト端末130のユーザが掲示空間に掲示されたリンク情報を選択すれば、メッセージサーバが選択に応答してリンク情報を生成する。
【0103】
ステップ217において、ホスト端末110のユーザとゲスト端末130のユーザは、メッセージサーバ120に生成されたオープンチャットルームでインスタントメッセージをやり取りする。
【0104】
図3及び
図4は、一実施形態によりホスト端末でオープンチャットルームに対するリンク情報の発行をリクエストする例示を示す図である。
【0105】
図3A及び
図3Bは、ホスト端末でオープンチャットルームの生成に対して入力される例示的な過程を示す。
【0106】
図3Aは、1:1チャットルームとグループチャットルームを含む例示的な一般チャットルームのリストを示す。ここで、ユーザは、メッセージアプリケーションに表示された追加機能に対する識別子310を選択する。
図3Bは、追加機能に対する識別子310が選択された場合にオープンチャットルーム生成に対する識別子320を含む1つ以上の識別子がメッセージアプリケーションに表示される画面を示す。ユーザがオープンチャットルーム生成に対する識別子320を選択すると、メッセージアプリケーションは、オープンチャットルームに対応するリンク情報の発行をリクエストする画面を表示する。
【0107】
ただし、
図3A及び
図3Bは、オープンチャットルームの生成に対して入力される例示的な過程を示すものであって、メッセージアプリケーションに表示される一部領域をクリックするか、又は、一部領域に対してインタラクションを適用するだけでも、メッセージアプリケーションはリンク情報の発行をリクエストする画面を表示する。
【0108】
図4Aは、オープンチャットルームで使用されるプロフィールを設定する例示的な画面を示す。ユーザは、デフォルトプロフィール410とオープンプロフィール420のいずれか1つのプロフィールを選択する。
【0109】
デフォルトプロフィール410は、メッセージサービスに加入するとき設定される基本的なプロフィールとして、メッセージアプリケーションで友人関係にあるユーザとチャットするとき使用するプロフィールを意味する。オープンプロフィール420は、オープンチャットルームに対するリンク情報発行リクエストをメッセージサーバに送信するとき、又はオープンチャットルームに参加するとき設定されるプロフィールとして、デフォルトプロフィール410の他に別に設定される。一般的に、個人的な情報(例えば、ユーザの顔写真)が用いられるデフォルトプロフィールとは別に、個人情報が含まれていないオープンプロフィールを別に設定することで、ホスト端末のユーザに関する個人的な情報の流出を最小化する。
【0110】
図4Aでは、1つのオープンプロフィール420が図示されているが、これは説明の便宜のためのものであり、複数のオープンプロフィールがプロフィールを設定する画面に表示されてもよい。又は、予め設定されたオープンプロフィールがない場合、
図4Aに示されたオープンプロフィール420の代わりに、オープンプロフィールの追加に関連する識別子が表示されてもよい。ユーザは、オープンプロフィールの追加に関連する識別子を選択することにより、新しいオープンプロフィールを設定できる。
また、
図4Aに示された画面で、ユーザは、オープンチャットルームの情報を設定する。オープンチャットルームの情報は、オープンチャットルームに関連するリンク情報に関する説明、オープンチャットルームの名前、オープンチャットルームに適用されるイメージ情報(例えば、イメージファイル、イメージファイルを抽出するアドレス)のうち少なくとも1つである。オープンチャットルームの情報は、ゲスト端末のユーザ又はホスト端末のユーザがオープンチャットルームに関するリンク情報を検索するために使用される。オープンチャットルームの情報は、オープンプロフィール420を設定する過程とは別に、リンク情報を発行リクエストするとき設定されてもよい。一例として、複数の写真を適用する場合、オープンチャットルームに複数の写真カバーが設定されてもよい。
【0111】
図4Bは、ユーザからリンク情報に対する共有リクエストが入力される例示的な画面を示す。一例として、ユーザは、メッセージアプリケーションに表示されたリンク情報共有に関する識別子430を選択することによって、共有リクエストを入力し得る。異なる一例として、ユーザは、メッセージアプリケーションの一部領域に対してリンク情報共有に関連するインタラクションを適用することによって、共有リクエストを入力し得る。
【0112】
図5は、一実施形態によりゲスト端末のユーザがオープンチャットルームに入場する例示を示す図である。
【0113】
ゲスト端末は、掲示空間に共有されたリンク情報510を確認する。ここで、掲示空間とは、ゲスト端末が有線通信網又は無線通信網を介してアクセスできる空間を意味し、例えば、ウェブページ、加入したユーザ間にインスタントメッセージをやり取りするメッセージアプリケーション、又はメッセージアプリケーションと区別される他のサービスアプリケーション(例えば、SNS)上のオンライン空間を含む。
【0114】
リンク情報510は、オープンチャットルーム540に接続されるリンクに関する情報を意味する。例えば、リンク情報は、Custom URL Scheme、http URL、QR code、強調表示されたテキスト、アイコンなどの形態を有する。
【0115】
Custom URL Schemeは、アプリケーションを実行させるリンク情報形態であり得る。Custom URL Scheme形態のリンク情報510が選択されれば、ゲスト端末は、メッセージアプリケーション530を実行させることで、ゲスト端末のユーザがリンク情報510に対応するオープンチャットルーム540に参加するようにする。すなわち、Custom URL Scheme形態のリンク情報510に対する選択が入力される場合、ゲスト端末がWEB520を経由することなく、リンク情報510によってメッセージアプリケーション530を実行させることで、ゲスト端末のユーザはオープンチャットルーム540に参加できる。
【0116】
http URLは、所定のウェブページに接続するリンク情報形態であり得る。http URL形態のリンク情報510に対する選択が入力されれば、ゲスト端末はWEB520に接続され、WEB520に含まれたCustom URL Scheme形態のリンク情報によってメッセージアプリケーション530を実行させることができる。そして、ゲスト端末のユーザは、メッセージアプリケーション530でリンク情報510に対応するオープンチャットルーム540に参加できる。
【0117】
QR codeは、白黒格子のパターンで情報を表現する2次元バーコードとして、例えば、所定のウェブページに接続する情報を含む。QR code形態のリンク情報510に対する選択が入力されれば、ゲスト端末はWEB520に接続され、WEB520に含まれたCustom URL Scheme形態のリンク情報によってメッセージアプリケーション530を実行させることができる。そして、ゲスト端末のユーザは、メッセージアプリケーション530でリンク情報510に対応するオープンチャットルーム540に参加できる。
【0118】
強調表示されたテキストは、テキストの形態を有するが全体又は一部テキストの外形が変形されたものであり、所定のウェブページに接続するリンク情報を含む。アイコンは、事物、施設、形態、概念などを容易に認知するよう象徴的な図で示した絵文字を意味すし、所定のウェブページに接続する情報を含む。強調表示されたテキスト形態又はアイコン形態のリンク情報510に対する選択が入力されれば、ゲスト端末はWEB520に接続され、WEB520に含まれたCustom URL Scheme形態のリンク情報によってメッセージアプリケーション530を実行させ得る。そして、ゲスト端末のユーザは、メッセージアプリケーション530でリンク情報510に対応するオープンチャットルーム540に参加する。
【0119】
一例として、オープンチャットルーム540が1:1チャット形態のチャットルームである場合、ゲスト端末のユーザは、リンク情報510を介して1:1チャット形態のオープンチャットルームに参加する。異なる一例として、オープンチャットルーム540がグループチャット形態のオープンチャットルームである場合、ゲスト端末のユーザは、リンク情報510を介してオープンチャットルーム540に参加するときオープンチャットルームの種類を選択してもよい。たとえ、オープンチャットルーム540がグループチャット形態のチャットルームと設定されていても、ゲスト端末のユーザが1:1チャットを選択することで、ゲスト端末のユーザは1:1チャット形態のオープンチャットルームに参加してホスト端末のユーザと1:1チャットを行うことができる。
【0120】
又は、ゲスト端末のユーザは、ハッシュタグで参加しようとするオープンチャットルーム540を検索してオープンチャットルーム540に参加する。そのために、ゲスト端末のユーザは、オープンチャットルーム540に関するリンク情報を検索する。具体的に、ゲスト端末のユーザは、ハッシュタグにマッチングするリンク情報を検索した後、リンク情報によってオープンチャットルーム540に参加する。ここで、リンク情報を検索するためにハッシュタグにマッチングされるリンク情報に関する説明が用いられる。この場合、ゲスト端末のユーザは、ハッシュタグをリンク情報510として利用し、ハッシュタグに対応するオープンチャットルーム540に参加できる。
【0121】
又は、リンク情報510で参加できるオープンチャットルーム540が複数である場合、ゲスト端末のユーザは、リンク情報510に関連する複数のオープンチャットルームのいずれか1つを選択して参加する。ここで、ゲスト端末のユーザは、複数のオープンチャットルームの名前、又は複数のオープンチャットルームが分類された項目を確認し、このうちいずれか1つを選択することによって複数のオープンチャットルームのいずれか1つに参加できる。
【0122】
又は、ゲスト端末のユーザは、WEB520で発給されたトークンに基づいてオープンチャットルーム540に参加する。ゲスト端末のユーザは、リンク情報510を介して接続されたWEB520でトークンが発行され、トークンをメッセージアプリケーション530に適用することでオープンチャットルーム540に参加できる。
【0123】
図6は、一実施形態によりオープンチャットルームがリストに表示される例示を示す図である。
【0124】
図6Aは、一般チャットルームとオープンチャットルームを含む例示的なチャットルームリストを示す。
オープンチャットルームグループ(1)610は、リンク情報に対応するオープンチャットルームが複数である場合、複数のオープンチャットルームがグルーピングされて1つのグループと表示されることを示している。例えば、オープンチャットルームグループ(1)610には、ホスト端末のユーザとして参加するオープンチャットルームであることを示す識別子611、オープンチャットルームの名前612、リンク情報に対応するオープンチャットルームの個数613、オープンチャットルームに受信された新規メッセージの個数614が表示されている。一例として、
図6Aに示されたオープンチャットルームグループ(1)610のリンク情報に対応するオープンチャットルームの個数は3個であってもよい。言い換えれば、リンク情報に対応する3個のオープンチャットルームは、1つにグルーピングされてオープンチャットルームグループ(1)610でホスト端末として表示される。
【0125】
オープンチャットルームグループ(2)620は、ゲスト端末のユーザとして参加する少なくとも1つのオープンチャットルームを示す。例えば、オープンチャットルームグループ(2)620には、ゲスト端末のユーザとして参加するオープンチャットルームであることを示す識別子621、オープンチャットルームの名前622、オープンチャットルームに受信された新規メッセージの個数623が表示されている。
【0126】
オープンチャットルームグループ(1)610に含まれた少なくとも1つのオープンチャットルームとオープンチャットルームグループ(2)620に含まれた少なくとも1つのオープンチャットルームは、1つのオープンチャットルームグループに含まれて表示される。言い換えれば、ホスト端末のユーザとして参加するオープンチャットルームとゲスト端末のユーザとして参加するオープンチャットルームは、1つのオープンチャットルームグループに表示される。
【0127】
図6Bは、ユーザからオープンチャットルームグループ(1)610に対する選択が入力された場合に、オープンチャットルームグループ(1)610のリンク情報に対応する複数のオープンチャットルームを含む例示的なチャットルームリストを示す。
【0128】
ホスト端末のユーザがオープンチャットルームグループ(1)610を選択すると、当該のリンク情報に対応する複数のオープンチャットルームが表示される。例えば、オープンチャットルームには、ゲスト端末のユーザ名又はユーザID631とオープンチャットルームに受信された新規メッセージの個数632が表示される。
図6Bには図示してはいないが、リンク情報に対応する複数のオープンチャットルームには、1:1チャット形態のオープンチャットルームだけではなく、グループチャット形態のオープンチャットルームも含まれてもよい。
【0129】
以上述した実施形態は、ハードウェア構成要素、ソフトウェア構成要素、又はハードウェア構成要素及びソフトウェア構成要素の組合せで具現される。例えば、実施形態で説明した装置及び構成要素は、例えば、プロセッサ、コントローラ、ALU(arithmetic logic unit)、デジタル信号プロセッサ(digital signal processor)、マイクロコンピュータ、FPA(field programmable array)、PLU(programmable logic unit)、マイクロプロセッサー、又は命令(instruction)を実行して応答する異なる装置のように、1つ以上の汎用コンピュータ又は特殊目的コンピュータを用いて具現される。処理装置は、オペレーティングシステム(OS)及びオペレーティングシステム上で実行される1つ以上のソフトウェアアプリケーションを実行する。また、処理装置は、ソフトウェアの実行に応答してデータをアクセス、格納、操作、処理、及び生成する。理解の便宜のために、処理装置は1つが使用されるものとして説明する場合もあるが、当該技術分野で通常の知識を有する者は、処理装置が複数の処理要素(processing element)及び/又は複数類型の処理要素を含むことが分かる。例えば、処理装置は、複数のプロセッサ又は1つのプロセッサ及び1つのコントローラを含む。また、並列プロセッサ(parallel processor)のような、他の処理構成も可能である。
【0130】
ソフトウェアは、コンピュータプログラム、コード、命令、又はこれらのうちの1つ以上の組合せを含み、希望通りに動作するように処理装置を構成し、独立的又は結合的に処理装置に命令する。ソフトウェア及び/又はデータは、処理装置によって解釈され、処理装置に命令又はデータを提供するためのあらゆる類型の機械、構成要素、物理的装置、仮想装置、コンピュータ格納媒体又は装置、或いは送信される信号波を介して永久的又は一時的に具現化される。ソフトウェアは、ネットワークに接続されたコンピュータシステム上に分散され、分散された方法で格納されるか又は実行される。ソフトウェア及びデータは1つ以上のコンピュータ読み取り可能な記録媒体に格納される。
【0131】
本実施形態による方法は、多様なコンピュータ手段を介して実施されるプログラム命令の形態で具現され、コンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録される。記録媒体は、プログラム命令、データファイル、データ構造などを単独又は組合せて含む。記録媒体及びプログラム命令は、本発明の目的のために特別に設計して構成されたものでもよく、コンピュータソフトウェア分野の技術を有する当業者にとって公知のものであり、使用可能なものであってもよい。コンピュータ読み取り可能な記録媒体の例としては、ハードディスク、フロッピー(登録商標)ディスク及び磁気テープのような磁気媒体、CD−ROM、DVDのような光記録媒体、フロプティカルディスクのような磁気−光媒体、及びROM、RAM、フラッシュメモリなどのようなプログラム命令を保存して実行するように特別に構成されたハードウェア装置を含む。プログラム命令の例としては、コンパイラによって生成されるような機械語コードだけでなく、インタプリタなどを用いてコンピュータによって実行される高級言語コードを含む。ハードウェア装置は、本発明の動作を実行するために1つ以上のソフトウェアモジュールとして作動するように構成してもよく、その逆も同様である。
【0132】
上述したように実施形態を限定された図面によって説明したが、当技の術分野で通常の知識を有する者であれば、前記に基づいて様々な技術的な修正及び変形を適用することができる。例えば、説明された技術が説明された方法と異なる順序で実行されたり、及び/又は説明されたシステム、構造、装置、回路などの構成要素が説明された方法と異なる形態で結合又は組合わせられたり、他の構成要素又は均等物によって置き換えたり置換されても適切な結果を達成することができる。したがって、他の具現、他の実施形態、及び請求範囲と均等なものも後述する請求範囲の範囲に属する。