(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
前記処理装置はさらに、記憶装置に記憶されているデータ処理プログラムを実行することにより、販売チャネルから送信された前記期間終了償還ファイルを受信するとともに、サードパーティーシステムから送信された強制償還ファイルを受信するステップの前に、
前記販売チャネルから送信された引き受けファイルを受信したとき、前記販売チャネルが取引アカウントを有しているか否かを判断するステップと、
前記販売チャネルが取引アカウントを有している場合、前記引き受けファイルをチェックし、チェックをパスした場合、前記引き受けファイルに基づいて引き受け申請情報を生成し、前記引き受け申請情報を前記サードパーティーシステムに送信するステップと、
前記サードパーティーシステムから前記引き受け申請情報に基づいてフィードバックされた引き受け確認ファイルを受信して、前記引き受け確認ファイルに基づいて確認結果ファイルを生成し、前記確認結果ファイルを前記販売チャネルにフィードバックして、前記販売チャネルによる引き受けを完了させるステップとを実現し、
販売チャネルから送信された期間終了償還ファイルを受信する前記ステップは、前記販売チャネルが引き受けを完了した後、前記販売チャネルから送信された期間終了償還ファイルを受信することを含むことを特徴とする請求項13に記載のデータ処理機器。
前記処理装置はさらに、記憶装置に記憶されているデータ処理プログラムを実行することにより、前記販売チャネルから送信された引き受けファイルを受信したとき、前記販売チャネルが取引アカウントを有しているか否かを判断する前記ステップの前に、
前記販売チャネルから送信されたアカウント開設ファイルを受信し、前記アカウント開設ファイルをチェックするステップと、
チェックをパスした場合、前記アカウント開設ファイルに基づいてアカウント開設申請情報を生成し、前記アカウント開設申請情報を前記サードパーティーシステムに送信するステップと、
前記サードパーティーシステムから前記アカウント開設申請情報に基づいてフィードバックされたアカウント開設確認ファイルを受信し、前記アカウント開設確認ファイルに基づいて前記販売チャネルのアカウント開設が成功したか否かを判断するステップと、
前記販売チャネルのアカウント開設が成功した場合、前記アカウント開設ファイルと前記アカウント開設確認ファイルに基づいてアカウント開設結果ファイルを生成し、前記アカウント開設結果ファイルを前記販売チャネルにフィードバックして、前記販売チャネルのアカウント開設を完了させるステップとを実現し、
販売チャネルから送信された引き受けファイルを受信する前記ステップは、前記販売チャネルがアカウント開設を完了した後、前記販売チャネルから送信された引き受けファイルを受信することを含むことを特徴とする請求項14に記載のデータ処理機器。
【発明を実施するための形態】
【0011】
本発明の目的の実現、機能特徴および利点について、実施例と結び付け、図面を参照して詳細に説明する。
【0012】
なお、下記の具体的な実施例は、本発明を説明するためのものであり、本発明を限定するものでない。
【0013】
図1に示すとおり、本発明のデータ処理方法の第一実施例を提供する。本実施例のデータ処理方法は以下のステップを含む。ステップS10では、販売チャネルから送信された期間終了償還ファイルを受信するとともに、サードパーティー(third party)システムから送信された強制償還ファイルを受信する。本実施例において、データ処理方法は保険システムに用いられ、前記保険システムは養老保障システムを含む。以下、養老保障システムを例として詳細に説明する。なお、クライアントが販売チャネルを介してファンドを主体的に償還してもよいし、サードパーティーがファンドを強制償還してもよい。具体的には、強制償還を例にとると、サードパーティーがファンドを強制償還するフローにおいて、養老保障システムは、クライアントが養老保障システムで引き受けたファンド商品を償還する必要がある場合、販売チャネルを介して期間終了償還フローを実行しなければならない。すなわち、販売チャネルは養老保障システムに期間終了償還ファイルを送信し、養老保障システムは販売チャネルから送信された期間終了償還ファイルを受信する。
【0014】
前記販売チャネルは養老保障システムと提携関係を結んだ販売チャネル、例えば、陸金所(Lufax)、ウィーチャット(WeChat)
(登録商標)、京東(Jingdong)
(登録商標)などを含む。前記期間終了償還ファイルは、養老保障システムが予め設定した標準テンプレートであり、販売チャネルは前記標準テンプレートに記入することにより期間終了償還ファイルを作成する。前記期間終了償還ファイルは、取引番号、取引時間、銀行口座番号、身分証明書種類、個人情報、連絡先などの情報を含む。
【0015】
このとき、サードパーティーシステムが期間終了となった引き受けファンド商品を強制償還するので、サードパーティーシステムは養老保障システムとインタラクティブなインタフェーステーブルを介して強制償還ファイルを養老保障システムに送信する。前記サードパーティーシステムは養老保障システムと提携関係を結んだ銀行システム、例えば恒生銀行のTAシステムでありうる。
【0016】
ステップS20では、前記期間終了償還ファイルが行われたチェックにパスし、かつ前記期間終了償還ファイルがクローズドエンド型である場合、前記期間終了償還ファイル内の償還データと、記憶されている引き受けデータとが一致するか否かを判断する。養老保障システムが行う受信した期間終了償還ファイルのチェックは、物理的チェックと業務チェックを含む。前記物理的チェックとは期間終了償還ファイルの長さ、数値型などをチェックすることであり、前記業務チェックとは期間終了償還ファイルの身分証明書番号、銀行口座番号などをチェックすることである。
【0017】
まず、物理的チェックをパスするか否かを判断する。物理的チェックをパスしない場合、管理者がプロンプトメッセージに従って処理できるよう、相応のプロンプトメッセージを出力する。物理的チェックをパスした場合、業務チェックをパスするか否か判断する。業務チェックをパスしない場合、管理者がプロンプトメッセージに従って処理できるよう、相応のプロンプトメッセージを出力する。業務チェックをパスした場合、期間終了償還ファイルをテンポラリーテーブルにおいて解析し、当該期間終了償還ファイルはクローズドエンド型であるか否か、すなわち、前記期間終了償還ファイルは固定期限であるかいなかを判断する。
【0018】
期間終了償還ファイルがクローズドエンド型ではない場合、管理者がプロンプトメッセージに従って処理できるよう、相応のプロンプトメッセージを出力する。期間終了償還ファイルがクローズドエンド型である場合、期間終了償還ファイル内の償還データと記憶されている引き受けデータとが一致するか否かを判断する。
【0019】
期間終了償還ファイル内の償還データと記憶されている引き受けデータとが一致しない場合、管理者がプロンプトメッセージに従って処理できるよう、相応のプロンプトメッセージを出力する。この相応のプロンプトメッセージは、償還データと引き受けデータが一致しないというメッセージなどでありうる。
【0020】
ステップS30では、前記期間終了償還ファイル内の償還データと記憶されている引き受けデータとが一致し、かつ前記強制償還ファイルが期間終了一括償還である場合、前記期間終了償還ファイルと前記強制償還ファイルをマッチングする。期間終了償還ファイル内の償還データと記憶されている引き受けデータが一致した場合、期間終了償還ファイルをテンポラリーテーブルから償還業務テーブルに記憶することにより、償還申請が完了し、サードパーティーシステムのデータとの比較ができるようになる。また、サードパーティーシステムから送信された強制償還ファイルが期間終了一括償還であるか否かを判断する。強制償還ファイルが期間終了一括償還である場合、強制償還ファイルと償還業務テーブルに記憶されている期間終了償還ファイルとをマッチングする。
【0021】
ステップS40では、前記期間終了償還ファイルと前記強制償還ファイルが一致した場合、確認結果ファイルを生成し、前記サードパーティーシステムに通知するとともに、前記確認結果ファイルを前記販売チャネルにフィードバックする。
【0022】
期間終了償還ファイルと強制償還ファイルが一致した場合、償還が成功したことを意味する。このとき、確認結果ファイルを生成し、サードパーティーシステムに送信することにより、サードパーティーシステムに知らせる。また、販売チャネルに償還の成功を知らせるため、確認結果ファイルを販売チャネルにフィードバックする。前記確認結果ファイルには、対応する販売チャネルの情報や、償還に関する情報などを含む、複数のデータが含まれている。
【0023】
なお、クライアントが販売チャネルを介して主体的にファンドを償還する場合、クライアントは販売チャネルを介して期間終了償還フローを実行する。すなわち、販売チャネルが養老保障システムに期間終了償還ファイルを送信し、養老保障システムは販売チャネルから送信された期間終了償還ファイルを受信する。そして、養老保障システムは受信した期間終了償還ファイルをチェックし、チェックをパスした場合、前記期間終了償還ファイルがクローズドエンド型であるか否かを判断し、期間終了償還ファイルがクローズドエンド型である場合、期間終了償還ファイル内の償還データと記憶されている引き受けデータとが一致するか否かを判断する。期間終了償還ファイル内の償還データと記憶されている引き受けデータとが一致した場合、償還データをサードパーティーシステムに送信する。そして、サードパーティーシステムが償還データに基づいて返還した償還ファンドを受信し、当該償還ファンドを販売チャネルに送信すると、償還が完了する。
【0024】
本発明の実施例の養老保障システムは、販売チャネルから送信された期間終了償還ファイルを受信するとともに、サードパーティーシステムから送信された強制償還ファイルを受信する。そして、期間終了償還ファイルが行われたチェックにパスし、かつ期間終了償還ファイルがクローズドエンド型である場合、期間終了償還ファイル内の償還データと、記憶されている引き受けデータとが一致するか否かを判断する。期間終了償還ファイル内の償還データと記憶されている引き受けデータとが一致し、かつ強制償還ファイルが期間終了一括償還である場合、期間終了償還ファイルと強制償還ファイルとをマッチングする。期間終了償還ファイルと強制償還ファイルが一致した場合、確認結果ファイルを生成し、サードパーティーシステムに通知するとともに、確認結果ファイルを販売チャネルにフィードバックする。これにより、養老保障システムは販売チャネルが引き受けたファンド商品を容易に償還し、養老保障システムのデータ処理の迅速性を向上させることができる。
【0025】
さらに、
図2に示すように、上記データ処理方法の第一実施例に基づいて、本発明のデータ処理方法の第二実施例を提供する。本実施例は、前記ステップS10前に、前記販売チャネルから送信された引き受けファイルを受信したとき、前記販売チャネルが取引アカウントを有しているか否かを判断するステップS11と、前記販売チャネルが取引アカウントを有している場合、前記引き受けファイルをチェックし、チェックをパスした場合、前記引き受けファイルに基づいて引き受け申請情報を生成し、前記引き受け申請情報を前記サードパーティーシステムに送信するステップS12と、前記サードパーティーシステムから前記引き受け申請情報に基づいてフィードバックされた引き受け確認ファイルを受信して、前記引き受け確認ファイルに基づいて確認結果ファイルを生成し、前記確認結果ファイルを前記販売チャネルにフィードバックして、前記販売チャネルによる引き受けを完了させるステップS13とを含み、前記ステップS10は、前記販売チャネルが引き受けを完了した後、前記販売チャネルから送信された期間終了償還ファイルを受信するとともに、前記サードパーティーシステムから送信された強制償還ファイルを受信することを含む。
【0026】
本実施例において、養老保障システムはファンド商品を償還する前に、まずクライアントの販売チャネルを介した引き受けを受け付ける。具体的には、クライアントは、養老保障システムが公表したファンド商品を購入したいとき、まず養老保障システムのファンドアカウントを有しているか否かを確認する。ファンドアカウントを有していない場合、開設する必要がある。ファンドアカウントを有している場合、引き受けを実行することができるので、引き受け申請を販売チャネルに提出する。
【0027】
販売チャネルはクライアントから提出された引き受け申請に基づいて引き受けファイルを直接生成し、引き受けファイルを養老保障システムに送信する。養老保障システムは、販売チャネルから送信された引き受けファイルを受信し、販売チャネルが取引アカウントを有しているか否かを判断する。販売チャネルが取引アカウントを有していない場合、販売チャネルから送信されたアカウント開設ファイルを受信し、アカウント開設フローに沿ってアカウントを開設する。販売チャネルが取引アカウントを有している場合、前記引き受けファイルをチェックする。前記チェックは物理的チェックと業務チェックを含む。まず物理的チェックをパスするか否かを判断し、物理的チェックをパスしない場合、管理者がプロンプトメッセージに従って処理できるよう、相応のプロンプトメッセージを出力する。物理的チェックをパスした場合、業務チェックをパスするか否か判断する。業務チェックをパスしない場合、管理者がプロンプトメッセージに従って処理できるよう、相応のプロンプトメッセージを出力する。業務チェックをパスした場合、引き受けファイルに基づいて引き受け申請情報を生成し、当該引き受け申請情報を引き受け業務テーブルに記憶するとともに、予め設置されたインタフェーステーブルを介して引き受け申請情報をサードパーティーシステムに送信する。
【0028】
サードパーティーシステムは、受信した引き受け申請情報を審査し、審査をパスした場合、引き受け確認ファイルを生成するとともに、引き受け確認ファイルを養老保障システムにフィードバックする。養老保障システムは、サードパーティーシステムから引き受け申請情報に基づいてフィードバックされた引き受け確認ファイルを受信すると、引き受けが成功したことを意味するので、前記引き受け確認ファイルに基づいて確認結果ファイルを生成し、確認結果ファイルを販売チャネルにフィードバックして、販売チャネルに引き受けを完了させる。販売チャネルが引き受けを完了した後、販売チャネルから送信された期間終了償還ファイルを受信して、それに応じた償還をすることができる。これによりファンド商品の引き受けを実現し、引き受けの信頼性を向上させることができる。
【0029】
なお、養老保障システムは、販売チャネルから送信された引き受けファイルを受信した後、まず販売チャネルから送信された引き受けファイルを受信した受信時間を取得して、受信時間が当日の設定時間範囲内に入っているか否かを判断する。受信時間が当日の設定時間範囲内に入っている場合、販売チャネルが取引アカウントを有しているか否かを判断する。有している場合、引き受けファイルをチェックする。受信時間が当日の設定時間範囲内に入っていない場合は、翌日の設定時間範囲内において、販売チャネルが取引アカウントを有しているか否かを判断する。前記設定時間範囲は具体的な状況に応じて柔軟に設定することができる。
【0030】
さらに、
図3に示すように、上記データ処理方法の第二実施例に基づいて、本発明のデータ処理方法の第三実施例を提供する。本実施例は、前記ステップS11前に、前記販売チャネルから送信されたアカウント開設ファイルを受信し、前記アカウント開設ファイルをチェックするステップS14と、チェックをパスした場合、前記アカウント開設ファイルに基づいてアカウント開設申請情報を生成し、前記アカウント開設申請情報を前記サードパーティーシステムに送信するステップS15と、前記サードパーティーシステムから前記アカウント開設申請情報に基づいてフィードバックされたアカウント開設確認ファイルを受信し、前記アカウント開設確認ファイルに基づいて前記販売チャネルのアカウント開設が成功したか否かを判断するステップS16と、前記販売チャネルのアカウント開設が成功した場合、前記アカウント開設ファイルと前記アカウント開設確認ファイルに基づいてアカウント開設結果ファイルを生成し、前記アカウント開設結果ファイルを前記販売チャネルにフィードバックして、前記販売チャネルのアカウント開設を完了させるステップS17とを含み、前記ステップS11は、前記販売チャネルがアカウント開設を完了した後、前記販売チャネルから送信された引き受けファイルを受信し、前記販売チャネルが取引アカウントを有しているか否かを判断することを含む。
【0031】
本実施例において、養老保障システムはファンド商品を償還する前に、まずクライアントの販売チャネルを介したアカウント開設を受け付ける。具体的には、クライアントは、養老保障システムが公表したファンド商品を購入したいとき、まず養老保障システムのファンドアカウントがあるか否かを確認する。ファンドアカウントがある場合、引き受けを実行することができるので、引き受け申請を販売チャネルに提出する。ファンドアカウントがない場合、開設する必要がある。クライアントはアカウント開設申請を販売チャネルに送信し、販売チャネルはクライアントが提供した引き受け申請に基づいて直接アカウント開設ファイルを生成し、アカウント開設ファイルを養老保障システムに送信する。
【0032】
養老保障システムは、販売チャネルから送信されたアカウント開設ファイルを受信し、前記アカウント開設ファイルをチェックする。前記チェックは物理的チェックと業務チェックを含む。まず物理的チェックをし、物理的チェックをパスするか否かを判断し、物理的チェックをパスしない場合、管理者がプロンプトメッセージに従って処理できるよう、相応のプロンプトメッセージを出力する。物理的チェックをパスした場合、業務チェックをパスするか否か判断する。業務チェックをパスしない場合、管理者がプロンプトメッセージに従って処理できるよう、相応のプロンプトメッセージを出力する。業務チェックをパスした場合、アカウント開設ファイルに基づいてアカウント開設申請情報を生成し、アカウント開設申請情報をサードパーティーシステムに送信する。サードパーティーシステムは、受信したアカウント開設申請情報を審査し、審査をパスした場合、アカウント開設確認ファイルを生成し、アカウント開設確認ファイルを養老保障システムに送信する。
【0033】
養老保障システムは、サードパーティーシステムからアカウント開設申請情報に基づいてフィードバックされたアカウント開設確認ファイルを受信すると、アカウント開設確認ファイルに基づいて販売チャネルのアカウント開設が成功したか否かを判断する。販売チャネルのアカウント開設が成功した場合、アカウント開設ファイルとアカウント開設確認ファイルに基づいてアカウント開設結果ファイルを生成し、アカウント開設結果ファイルを販売チャネルにフィードバックして、販売チャネルのアカウント開設を完了させる。販売チャネルのアカウント開設が完了すると、販売チャネルから送信された引き受けファイルを受信して、それに応じた引き受け処理を行うことができる。
【0034】
なお、養老保障システムは、販売チャネルから送信されたアカウント開設ファイルを受信した後、アカウント開設ファイルをチェックする前に、まず販売チャネルから送信されたアカウント開設ファイルを受信した受信時間を取得して、受信時間が当日の設定時間範囲内に入っているか否かを判断する。受信時間が当日の設定時間範囲内に入っている場合、アカウント開設ファイルをチェックする。受信時間が当日の設定時間範囲内に入っていない場合、翌日の設定時間範囲内において、アカウント開設ファイルをチェックする。前記設定時間範囲は具体的な状況に応じて柔軟に設定することができる。
【0035】
好ましくは、養老保障システムは、アカウント開設ファイルがチェックをパスした後、アカウント開設ファイルをテンポラリーテーブルに記憶させるとともに、サードパーティーシステムのインタフェースを呼び出してアカウント開設ファイルをサードパーティーシステムに送信してもよい。このとき、サードパーティーシステムが開設済みの対応する取引アカウントなどのアカウント開設情報を養老保障システムにフィードバックすることにより、養老保障システムは当該アカウント開設情報をアカウント開設確認正式テーブルに記憶できる。また、養老保障システムは、未開設のアカウントのアカウント開設ファイルに基づいてアカウント開設申請情報を生成し、アカウント開設申請情報を前記サードパーティーシステムに送信して確認してもらう。サードパーティーシステムからフィードバックされたアカウント開設確認ファイルを受信し、販売チャネルのアカウント開設の成功を確認した後、アカウント開設ファイルとアカウント開設確認ファイルに基づいて、アカウント開設結果ファイルを生成し、販売チャネルにフィードバックする。
【0036】
本実施例の養老保障システムは、アカウント開設フローに対する迅速な処理を実現し、アカウント開設の柔軟性を向上させることができる。
【0037】
さらに、上記データ処理方法の第一実施例に基づいて、本発明のデータ処理方法の第四実施例を提供する。本実施例は、前記期間終了償還ファイルをチェックする前記ステップの後に、前記引き受けファイルがチェックをパスしない場合、前記引き受けファイルのエラーの種類を取得し、前記エラーの種類が情報入力エラーである場合、入力指令を受信して前記引き受けファイルのデータを修正し、前記エラーの種類が指定したファイルをまだ受信していないことである場合、前記引き受けファイルのデータに対して一時停止処理を行うことを含む。
【0038】
本実施例において、養老保障システムは、引き受けファイルをチェックする過程で、チェックをパスしない場合、前記引き受けファイルのエラーの種類を取得するとともにこのエラーの種類に応じてデータに相応の処理を行う。具体的には、エラーの種類が個人情報、ファイル名称などの情報入力エラーである場合、販売チャネルが情報入力エラーに基づいて送り返してきた修正情報を受信し、修正情報に基づいて、ユーザーの入力指令を受信して、引き受けファイルのデータに対し相応の修正操作を実行する。
【0039】
エラーの種類が、指定したファイルをまだ受信していないということである場合、即ちエラーの種類が、ファイルを受信する順番が間違っているということであり、例えば販売チャネルから送信された引き受けファイルを先に受信して、販売チャネルから送信されるアカウント開設ファイルをまだ受信していない場合、引き受けファイルに対する処理を一時停止し、アカウント開設ファイルを受信したか否かを判断する。アカウント開設ファイルを受信した場合、アカウント開設ファイルと引き受けファイルを順番に処理する。アカウント開設ファイルを受信していない場合、引き受けファイルに対する一時停止処理を続ける。
【0040】
本実施例の養老保障システムは、引き受けファイルがチェックをパスしない場合、引き受けファイルのエラーの種類に応じて引き受けファイルのデータに相応の処理を行うことにより、チェックの信頼性を向上させることができる。
【0041】
さらに、上記データ処理方法の第一、第二、第三または第四実施例に基づいて、本発明のデータ処理方法の第五実施例を提供する。本実施例は、前記期間終了償還ファイルをチェックする上記ステップの前に、前記販売チャネルから送信された前記期間終了償還ファイルを受信した受信時間を取得して、受信時間が当日の設定時間範囲内に入っているか否かを判断し、前記受信時間が当日の設定時間範囲内に入っている場合、前記期間終了償還ファイルをチェックするステップを実行し、前記受信時間が当日の設定時間範囲内に入っていない場合、翌日の設定時間範囲内において前記期間終了償還ファイルをチェックするステップを実行することを含む。
【0042】
本実施例において、養老保障システムは日付切り替えスイッチを設けて、毎日指定の時間内に受信されたデータのみを処理するよう規定することができる。例えば、販売チャネルからはデータを養老保障システムにいつでも送信することができるが、毎日午前9時に日付切り替えスイッチをオンにして、養老保障システムが受信したデータを処理できるようにし、午後15時には日付切り替えスイッチをオフにして、午後15時以降に受信したデータを自動的に翌日の処理にまわすようにする。
【0043】
養老保障システムは、販売チャネルから送信された期間終了償還ファイルを受信した後、期間終了償還ファイルをチェックする前に、まず販売チャネルから期間終了償還ファイルを受信した受信時間を取得し、受信時間が当日の設定時間範囲内に入っているか否かを判断する。受信時間が当日の設定時間範囲内に入っている場合、期間終了償還ファイルをチェックする。受信時間が当日の設定時間範囲内に入っていない場合、翌日の設定時間範囲内において、期間終了償還ファイルをチェックする。前記設定時間範囲は具体的な状況に応じて柔軟に設定することができる。
【0044】
本実施例の養老保障システムは、データを受信する時間を限定せず、受信されたデータを処理する時間を設定して、管理者の業務時間に合わせることにより、養老保障システムのデータ処理の柔軟性と迅速性を向上させることができる。
【0045】
なお、本技術分野の技術者であれば理解できるように、上記実施例を実現する全部または一部のステップは、ハードウェアによって実現されてもよいし、プログラムによって関連するハードウェアに指令することで実現されてもよい。前記プログラムはコンピュータ読み取り可能記憶媒体に記憶され、前記
コンピュータ読み取り可能な記憶媒体は、ROM、磁気ディスクまたは光ディスクなどでありうる。
【0046】
以上に対応して、
図4に示すように、本発明のデータ処理装置の第一実施例を提供する。本実施例のデータ処理装置は、以下のモジュールを含む。受信モジュール100は、販売チャネルから送信された期間終了償還ファイルを受信するとともに、サードパーティーシステムから送信された強制償還ファイルを受信する。本実施例において、データ処理装置は保険システムに用いられ、前記保険システムは養老保障システムを含む。以下、養老保障システムを例として詳細に説明する。なお、クライアントが販売チャネルを介してファンドを主体的に償還してもよいし、サードパーティーがファンドを強制償還してもよい。具体的には、強制償還を例にとると、サードパーティーがファンドを強制償還するフローにおいて、養老保障システムは、クライアントが養老保障システムで引き受けたファンド商品を償還する必要がある場合、販売チャネルを介して期間終了償還フローを実行しなければならない。すなわち、販売チャネルは養老保障システムに期間終了償還ファイルを送信し、養老保障システムは受信モジュール100を呼び出して販売チャネルから送信された期間終了償還ファイルを受信する。
【0047】
前記販売チャネルは養老保障システムと提携関係を結んだ販売チャネル、例えば、陸金所、ウィーチャット、京東などを含む。前記期間終了償還ファイルは、養老保障システムが予め設定した標準テンプレートであり、販売チャネルは前記標準テンプレートに記入することにより期間終了償還ファイルを作成する。前記期間終了償還ファイルは、取引番号、取引時間、銀行口座番号、身分証明書種類、個人情報、連絡先などの情報を含む。
【0048】
このとき、サードパーティーシステムが期間終了となった引き受けファンド商品を強制償還するので、サードパーティーシステムは養老保障システムとインタラクティブなインタフェーステーブルを介して強制償還ファイルを養老保障システムに送信する。養老保障システムは受信モジュール100により前記強制償還ファイルを受信する。前記サードパーティーシステムは養老保障システムと提携関係を結んだ銀行システム、例えば恒生銀行のTAシステムでありうる。
【0049】
第一判断モジュール200は、前記期間終了償還ファイルが行われたチェックにパスし、かつ前記期間終了償還ファイルがクローズドエンド型である場合、前記期間終了償還ファイル内の償還データと、記憶されている引き受けデータとが一致するか否かを判断する。養老保障システムが行う受信した期間終了償還ファイルのチェックは、物理的チェックと業務チェックを含む。前記物理的チェックとは期間終了償還ファイルの長さ、数値型などをチェックすることであり、前記業務チェックとは期間終了償還ファイルの身分証明書番号、銀行口座番号などをチェックすることである。
【0050】
まず、物理的チェックをパスするか否かを判断する。物理的チェックをパスしない場合、管理者がプロンプトメッセージに従って処理できるよう、相応のプロンプトメッセージを出力する。物理的チェックをパスした場合、業務チェックをパスするか否か判断する。業務チェックをパスしない場合、管理者がプロンプトメッセージに従って処理できるよう、相応のプロンプトメッセージを出力する。業務チェックをパスした場合、期間終了償還ファイルをテンポラリーテーブルにおいて解析し、当該期間終了償還ファイルはクローズドエンド型であるか否か、すなわち、前記期間終了償還ファイルは固定期限であるか否かを判断する。
【0051】
期間終了償還ファイルがクローズドエンド型ではない場合、管理者がプロンプトメッセージに従って処理できるよう、相応のプロンプトメッセージを出力する。期間終了償還ファイルがクローズドエンド型である場合、第一判断モジュール200は期間終了償還ファイル内の償還データと記憶されている引き受けデータとが一致するか否かを判断する。
【0052】
期間終了償還ファイル内の償還データと記憶されている引き受けデータとが一致しない場合、管理者がプロンプトメッセージに従って処理できるよう、相応のプロンプトメッセージを出力する。この相応のプロンプトメッセージは、償還データと引き受けデータが一致しないというメッセージなどでありうる。
【0053】
マッチングモジュール300は、前記期間終了償還ファイル内の償還データと記憶されている引き受けデータとが一致し、かつ前記強制償還ファイルが期間終了一括償還である場合、前記期間終了償還ファイルと前記強制償還ファイルをマッチングする。期間終了償還ファイル内の償還データと記憶されている引き受けデータが一致した場合、期間終了償還ファイルをテンポラリーテーブルから償還業務テーブルに記憶することにより、償還申請が完了し、サードパーティーシステムのデータとの比較ができるようになる。また、サードパーティーシステムから送信された強制償還ファイルが期間終了一括償還であるか否かを判断する。強制償還ファイルが期間終了一括償還である場合、マッチングモジュール300は強制償還ファイルと償還業務テーブルに記憶されている期間終了償還ファイルとをマッチングする。
【0054】
フィードバックモジュール400は、前記期間終了償還ファイルと前記強制償還ファイルが一致した場合、確認結果ファイルを生成し、前記サードパーティーシステムに通知するとともに、前記確認結果ファイルを前記販売チャネルにフィードバックする。
【0055】
期間終了償還ファイルと強制償還ファイルが一致した場合、償還が成功したことを意味する。このとき、フィードバックモジュール400は確認結果ファイルを生成し、サードパーティーシステムに送信することにより、サードパーティーシステムに知らせる。また、販売チャネルに償還の成功を知らせるため、確認結果ファイルを販売チャネルにフィードバックする。前記確認結果ファイルには、対応する販売チャネルの情報や、償還に関する情報などを含む、複数のデータが含まれている。
【0056】
なお、クライアントが販売チャネルを介して主体的にファンドを償還する場合、クライアントは販売チャネルを介して期間終了償還フローを実行する。すなわち、販売チャネルが養老保障システムに期間終了償還ファイルを送信し、養老保障システムは販売チャネルから送信された期間終了償還ファイルを受信する。そして、養老保障システムは受信した期間終了償還ファイルをチェックし、チェックをパスした場合、前記期間終了償還ファイルがクローズドエンド型であるか否かを判断し、期間終了償還ファイルがクローズドエンド型である場合、期間終了償還ファイル内の償還データと記憶されている引き受けデータとが一致するか否かを判断する。期間終了償還ファイル内の償還データと記憶されている引き受けデータとが一致した場合、償還データをサードパーティーシステムに送信する。そして、サードパーティーシステムが償還データに基づいて返還した償還ファンドを受信し、当該償還ファンドを販売チャネルに送信すると、償還が完了する。
【0057】
本発明の実施例の養老保障システムは、販売チャネルから送信された期間終了償還ファイルを受信するとともに、サードパーティーシステムから送信された強制償還ファイルを受信する。そして、期間終了償還ファイルが行われたチェックにパスし、かつ期間終了償還ファイルがクローズドエンド型である場合、期間終了償還ファイル内の償還データと記憶されている引き受けデータとが一致するか否かを判断する。期間終了償還ファイル内の償還データと記憶されている引き受けデータとが一致し、かつ強制償還ファイルが期間終了一括償還である場合、期間終了償還ファイルと強制償還ファイルとをマッチングする。期間終了償還ファイルと強制償還ファイルが一致した場合、確認結果ファイルを生成し、サードパーティーシステムに通知するとともに、確認結果ファイルを販売チャネルにフィードバックする。これにより、養老保障システムは販売チャネルが引き受けたファンド商品を容易に償還し、養老保障システムのデータ処理の迅速性を向上させることができる。
【0058】
さらに、
図5に示すように、上記データ処理装置の第一実施例に基づいて、本発明のデータ処理装置の第二実施例を提供する。本実施例の前記データ処理装置は、前記販売チャネルから送信された引き受けファイルを受信したとき、前記販売チャネルが取引アカウントを有しているか否かを判断する第二判断モジュール500と、前記販売チャネルが取引アカウントを有している場合、前記引き受けファイルをチェックし、チェックをパスした場合、前記引き受けファイルに基づいて引き受け申請情報を生成し、前記引き受け申請情報を前記サードパーティーシステムに送信する第一チェックモジュール600と、前記サードパーティーシステムから前記引き受け申請情報に基づいてフィードバックされた引き受け確認ファイルを受信して、前記引き受け確認ファイルに基づいて確認結果ファイルを生成し、前記確認結果ファイルを前記販売チャネルにフィードバックして、前記販売チャネルによる引き受けを完了させる第一生成モジュール700とを更に含み、前記受信モジュール100はさらに、前記販売チャネルが引き受けを完了した後、前記販売チャネルから送信された期間終了償還ファイルを受信するとともに、前記サードパーティーシステムから送信された強制償還ファイルを受信する。
【0059】
本実施例において、養老保障システムはファンド商品を償還する前に、まずクライアントの販売チャネルを介した引き受けを受け付ける。具体的には、クライアントは、養老保障システムが公表したファンド商品を購入したいとき、まず養老保障システムのファンドアカウントを有しているか否かを確認する。ファンドアカウントを有していない場合、開設する必要がある。ファンドアカウントを有している場合、引き受けを実行することができるので、引き受け申請を販売チャネルに提出する。
【0060】
販売チャネルはクライアントから提出された引き受け申請に基づいて引き受けファイルを直接生成し、引き受けファイルを養老保障システムに送信する。養老保障システムは、販売チャネルから送信された引き受けファイルを受信し、第二判断モジュール500により販売チャネルが取引アカウントを有しているか否かを判断する。販売チャネルが取引アカウントを有していない場合、販売チャネルから送信されたアカウント開設ファイルを受信し、アカウント開設フローに沿ってアカウントを開設する。販売チャネルが取引アカウントを有している場合、第一チェックモジュール600により前記引き受けファイルをチェックする。前記チェックは物理的チェックと業務チェックを含む。まず物理的チェックをパスするか否かを判断し、物理的チェックをパスしない場合、管理者がプロンプトメッセージに従って処理できるよう、相応のプロンプトメッセージを出力する。物理的チェックをパスした場合、業務チェックをパスするか否か判断する。業務チェックをパスしない場合、管理者がプロンプトメッセージに従って処理できるよう、相応のプロンプトメッセージを出力する。業務チェックをパスした場合、引き受けファイルに基づいて引き受け申請情報を生成し、当該引き受け申請情報を引き受け業務テーブルに記憶するとともに、予め設置されたインタフェーステーブルを介して引き受け申請情報をサードパーティーシステムに送信する。
【0061】
サードパーティーシステムは、受信した引き受け申請情報を審査し、審査をパスした場合、引き受け確認ファイルを生成するとともに、引き受け確認ファイルを養老保障システムにフィードバックする。養老保障システムは、サードパーティーシステムから引き受け申請情報に基づいてフィードバックされた引き受け確認ファイルを受信すると、引き受けが成功したことを意味するので、このとき、第一生成モジュール700により引き受け確認ファイルに基づいて確認結果ファイルを生成し、確認結果ファイルを販売チャネルにフィードバックして、販売チャネルに引き受けを完了させる。販売チャネルが引き受けを完了した後、販売チャネルから送信された期間終了償還ファイルを受信して、それに応じた償還をすることができる。これによりファンド商品の引き受けを実現し、引き受けの信頼性を向上させることができる。
【0062】
なお、養老保障システムは、販売チャネルから送信された引き受けファイルを受信した後、まず販売チャネルから送信された引き受けファイルを受信した受信時間を取得して、この受信時間が当日の設定時間範囲内に入っているか否かを判断する。受信時間が当日の設定時間範囲内に入っている場合、販売チャネルが取引アカウントを有しているか否かを判断する。有している場合、引き受けファイルをチェックする。受信時間が当日の設定時間範囲内に入っていない場合は、翌日の設定時間範囲内において、販売チャネルが取引アカウントを有しているか否かを判断する。前記設定時間範囲は具体的な状況に応じて柔軟に設定することができる。
【0063】
さらに、
図6に示すように、上記データ処理装置の第二実施例に基づいて、本発明のデータ処理装置の第三実施例を提供する。本実施例において、前記データ処理装置は、前記販売チャネルから送信されたアカウント開設ファイルを受信し、前記アカウント開設ファイルをチェックする第二チェックモジュール800と、チェックをパスした場合、前記アカウント開設ファイルに基づいてアカウント開設申請情報を生成し、前記アカウント開設申請情報を前記サードパーティーシステムに送信する送信モジュール900と、前記サードパーティーシステムから前記アカウント開設申請情報に基づいてフィードバックされたアカウント開設確認ファイルを受信し、前記アカウント開設確認ファイルに基づいて前記販売チャネルのアカウント開設が成功したか否かを判断する第三判断モジュール110と、前記販売チャネルのアカウント開設が成功した場合、前記アカウント開設ファイルと前記アカウント開設確認ファイルに基づいてアカウント開設結果ファイルを生成し、前記アカウント開設結果ファイルを前記販売チャネルにフィードバックして、前記販売チャネルのアカウント開設を完了させる第二生成モジュール120とを更に含み、前記第二判断モジュール500はさらに、前記販売チャネルから送信された引き受けファイルを受信し、前記販売チャネルが取引アカウントを有しているか否かを判断する。
【0064】
本実施例において、養老保障システムはファンド商品を償還する前に、まずクライアントの販売チャネルを介したアカウント開設を受け付ける。具体的には、クライアントは、養老保障システムが公表したファンド商品を購入したいとき、まず養老保障システムのファンドアカウントがあるか否かを確認する。ファンドアカウントがある場合、引き受けを実行することができるので、引き受け申請を販売チャネルに提出する。ファンドアカウントがない場合、開設する必要がある。クライアントはアカウント開設申請を販売チャネルに送信し、販売チャネルはクライアントが提供した引き受け申請に基づいて直接アカウント開設ファイルを生成し、アカウント開設ファイルを養老保障システムに送信する。
【0065】
養老保障システムは、販売チャネルから送信されたアカウント開設ファイルを受信し、第二チェックモジュール800により前記アカウント開設ファイルをチェックする。前記チェックは物理的チェックと業務チェックを含む。まず物理的チェックをし、物理的チェックをパスするか否かを判断し、物理的チェックをパスしない場合、管理者がプロンプトメッセージに従って処理できるよう、相応のプロンプトメッセージを出力する。物理的チェックをパスした場合、業務チェックをパスするか否か判断する。業務チェックをパスしない場合、管理者がプロンプトメッセージに従って処理できるよう、相応のプロンプトメッセージを出力する。業務チェックをパスした場合、アカウント開設ファイルに基づいてアカウント開設申請情報を生成し、送信モジュール900によりアカウント開設申請情報をサードパーティーシステムに送信する。サードパーティーシステムは、受信したアカウント開設申請情報を審査し、審査をパスした場合、アカウント開設確認ファイルを生成し、アカウント開設確認ファイルを養老保障システムに送信する。
【0066】
養老保障システムは、サードパーティーシステムからアカウント開設申請情報に基づいてフィードバックされたアカウント開設確認ファイルを受信すると、第三判断モジュール110によって、アカウント開設確認ファイルに基づいて販売チャネルのアカウント開設が成功したか否かを判断する。販売チャネル側のアカウント開設が成功した場合、第二生成モジュール120はアカウント開設ファイルとアカウント開設確認ファイルに基づいてアカウント開設結果ファイルを生成し、アカウント開設結果ファイルを販売チャネルにフィードバックして販売チャネルのアカウント開設を完了させる。販売チャネルのアカウント開設が完了すると、販売チャネルから送信された引き受けファイルを受信して、それに応じた引き受け処理を行うことができる。
【0067】
なお、養老保障システムは、販売チャネルから送信されたアカウント開設ファイルを受信した後、アカウント開設ファイルをチェックする前に、まず販売チャネルから送信されたアカウント開設ファイルを受信した受信時間を取得して、受信時間が当日の設定時間範囲内に入っているか否かを判断する。受信時間が当日の設定時間範囲内に入っている場合、アカウント開設ファイルをチェックする。受信時間が当日の設定時間範囲内に入っていない場合、翌日の設定時間範囲内において、アカウント開設ファイルをチェックする。前記設定時間範囲は具体的な状況に応じて柔軟に設定することができる。
【0068】
好ましくは、養老保障システムは、アカウント開設ファイルをチェックしてパスした後、アカウント開設ファイルをテンポラリーテーブルに記憶させるとともに、サードパーティーシステムのインタフェースを呼び出してアカウント開設ファイルをサードパーティーシステムに送信してもよい。このとき、サードパーティーシステムが開設済みの対応する取引アカウントなどのアカウント開設情報を養老保障システムにフィードバックすることにより、養老保障システムは当該アカウント開設情報をアカウント開設確認正式テーブルに記憶できる。また、養老保障システムは、未開設のアカウントのアカウント開設ファイルに基づいてアカウント開設申請情報を生成し、アカウント開設申請情報を前記サードパーティーシステムに送信して確認してもらう。サードパーティーシステムからフィードバックされたアカウント開設確認ファイルを受信し、販売チャネルのアカウント開設の成功を確認した後、アカウント開設ファイルとアカウント開設確認ファイルに基づいて、アカウント開設結果ファイルを生成し、販売チャネルにフィードバックする。
【0069】
本実施例の養老保障システムは、アカウント開設フローに対する迅速な処理を実現し、アカウント開設の柔軟性を向上させることができる。
【0070】
さらに、上記データ処理装置の第一実施例に基づいて、本発明のデータ処理装置の第四実施例を提供する。本実施例において、上記データ処理装置は、前記引き受けファイルがチェックをパスしない場合、前記引き受けファイルのエラーの種類を取得する取得モジュールと、前記エラーの種類が情報入力エラーである場合、入力指令を受信して前記引き受けファイルのデータを修正する修正モジュールと、前記エラーの種類が指定したファイルをまだ受信していないことである場合、前記引き受けファイルのデータに対して一時停止処理を行う一時停止モジュールとを更に含む。
【0071】
本実施例において、養老保障システムは、引き受けファイルをチェックする過程で、チェックをパスしない場合、前記引き受けファイルのエラーの種類を取得するとともに、このエラーの種類に応じてデータに相応の処理を行う。具体的には、エラーの種類が個人情報、ファイル名称などの情報入力エラーである場合、販売チャネルが情報入力エラーに基づいて送り返してきた修正情報を受信し、修正情報に基づいて、ユーザーの入力指令を受信して、引き受けファイルのデータに対し相応の修正操作を実行する。
【0072】
エラーの種類が、指定したファイルをまだ受信していないということである場合、即ちエラーの種類が、ファイルを受信する順番が間違っているということであり、例えば販売チャネルから送信された引き受けファイルを先に受信して、販売チャネルから送信されるアカウント開設ファイルをまだ受信していない場合、一時停止モジュールは引き受けファイルに対する処理を一時停止し、アカウント開設ファイルを受信したか否かを判断する。アカウント開設ファイルを受信した場合、アカウント開設ファイルと引き受けファイルを順番に処理する。アカウント開設ファイルを受信していない場合、引き受けファイルに対する一時停止処理を続ける。
【0073】
本実施例の養老保障システムは、引き受けファイルがチェックをパスしない場合、引き受けファイルのエラーの種類に応じて引き受けファイルのデータに相応の処理を行うことにより、チェックの信頼性を向上させることができる。
【0074】
さらに、上記データ処理装置の第一、第二、第三または第四実施例に基づいて、本発明のデータ処理装置の第五実施例を提供する。本実施例において、上記データ処理装置は、前記販売チャネルから送信された前記期間終了償還ファイルを受信した受信時間を取得して、受信時間が当日の設定時間範囲内に入っているか否かを判断する第四判断モジュールと、前記受信時間が当日の設定時間範囲内に入っている場合、第一チェックモジュール
600によって前記期間終了償還ファイルをチェックし、前記受信時間が当日の設定時間範囲内に入っていない場合、翌日の設定時間範囲内において第一チェックモジュール
600によって前記期間終了償還ファイルをチェックする処理モジュールとを更に含む。
【0075】
本実施例において、養老保障システムは日付切り替えスイッチを設けて、毎日指定の時間内に受信されたデータのみを処理するよう規定することができる。例えば、販売チャネルからはデータを養老保障システムにいつでも送信することができるが、毎日午前9時に日付切り替えスイッチをオンにして、養老保障システムが受信したデータを処理できるようにし、午後15時には日付切り替えスイッチをオフにして、午後15時以降に受信したデータを自動的に翌日の処理にまわすようにする。
【0076】
養老保障システムは、販売チャネルから送信された期間終了償還ファイルを受信した後、期間終了償還ファイルをチェックする前に、まず第四判断モジュールにより販売チャネルから期間終了償還ファイルを受信した受信時間を取得し、受信時間が当日の設定時間範囲内に入っているか否かを判断する。受信時間が当日の設定時間範囲内に入っている場合、処理モジュールは期間終了償還ファイルをチェックする。受信時間が当日の設定時間範囲内に入っていない場合、処理モジュールは翌日の設定時間範囲内において、期間終了償還ファイルをチェックする。前記設定時間範囲は具体的な状況に応じて柔軟に設定することができる。
【0077】
本実施例の養老保障システムは、データを受信する時間を限定せず、受信されたデータを処理する時間を設定して、管理者の業務時間に合わせることにより、養老保障システムのデータ処理の柔軟性と迅速性を向上させることができる。
【0078】
ハードウェアにより実現する場合、上述した受信モジュール100、第一判断モジュール200、マッチングモジュール300およびフィードバックモジュール400などは、ハードウェアの形態でデータ処理装置に実装してもよいし、データ処理装置から独立して設置してもよい。また、ソフトウェアの形態でデータ処理装置の記憶装置に記憶させ、処理装置が呼び出して上記各モジュールに対応する操作を実行してもよい。前記処理装置は、中央処理装置(CPU)、マイクロプロセッサ、シングルチップコンピュータなどでありうる。
【0079】
図7に示すとおり、
図7は本発明の実施例に係るハードウェア実行環境である機器の構成図である。
【0080】
本発明の実施例のデータ処理機器は、PCであってもよいし、スマートフォン、タブレットパソコン、電子書籍リーダー、モバイルコンピュータなどの表示機能を備えたモバイル式端末機器であってもよい。
【0081】
図7に示すとおり、前記データ処理機器は、例えばCPUである処理装置1001、ネットワークインタフェース1004、ユーザーインタフェース1003、記憶装置1005および通信バス1002を含むことができる。通信バス1002はこれらコンポーネント間の接続通信を実現する。ユーザーインタフェース1003は、ディスプレイ(Display)や、例えばキーボード(Keyboard)のような入力装置を含んでもよい。選択可能なユーザーインタフェース1003として、さらに標準規格の有線インタフェース、無線インタフェースを含んでもよい。選択可能なネットワークインタフェース1004として、標準規格の有線インタフェース、無線インタフェース(例えばWi−Fiインタフェース)などを含んでもよい。記憶装置1005は高速RAMメモリであってもよいし、不揮発性メモリ(non−volatile memory)、例えば磁気メモリであってもよい。選択可能な記憶装置1005として、処理装置1001から独立した記憶装置であってもよい。
【0082】
選択的に、前記データ処理機器は、カメラ、RF(Radio Frequency)回路、センサー、音声回路、Wi−Fiモジュールなどを更に含むことができる。センサーは例えば、光センサー、モーションセンサーおよび他のセンサーである。具体的には、光センサーは環境光センサーと近接センサーを含む。環境光センサーは環境光線の明暗に応じてディスプレイの輝度を調節でき、近接センサーはモバイル式データ処理機器を耳に近付けたとき、ディスプレイおよび/またはバックライトをオフにすることができる。モーションセンサーの一種である重力加速度センサーは、各方向(通常三軸の方向)の加速度の大きさを感知し、静止しているときは重力の大きさと方向を感知することができるので、モバイル式データ処理機器の姿勢を識別するアプリケーション(例えば、表示パネルの縦横切換アプリケーション、ゲーム、磁力計姿勢較正アプリケーション)、振動感知関連機能(例えば歩数計、振動ゲーム)などに用いられる。モバイル式データ処理機器は、ジャイロスコープ、気圧計、湿度計、温度計、赤外線センサーなどその他のセンサーを更に含むことができるが、ここではこれらを説明しない。
【0083】
本技術分野の技術者であれば理解できるように、
図7に示すデータ処理機器の構成は、データ処理機器を限定するものではなく、図示したよりも多くの、または少ない部品を含んでもよいし、いくつかの部品を組み合わせてもよいし、部品の配置が異なってもよい。
【0084】
図7に示すとおり、コンピュータ記憶媒体である記憶装置1005は、オペレーティングシステム、ネットワーク通信モジュール、ユーザーインタフェースモジュールおよびデータ処理プログラムを含むことができる。
【0085】
図7に示されるデータ処理機器において、ネットワークインタフェース1004は主としてサーバーに接続してサーバーとデータ通信を行うために用いる。ユーザーインタフェース1003は主としてクライアント端末(ユーザー端末)に接続してクライアント端末とデータ通信を行うために用いる。このクライアント端末は、販売チャネルとサードパーティーシステムを含む。処理装置1001は記憶装置1005に記憶されているデータ処理プログラムを呼び出して、販売チャネルから送信された期間終了償還ファイルを受信するとともに、サードパーティーシステムから送信された強制償還ファイルを受信する操作と、前記期間終了償還ファイルが行われたチェックにパスし、かつ前記期間終了償還ファイルがクローズドエンド型である場合、前記期間終了償還ファイル内の償還データと、記憶されている引き受けデータとが一致するか否かを判断する操作と、前記期間終了償還ファイル内の償還データと記憶されている引き受けデータとが一致し、かつ前記強制償還ファイルが期間終了一括償還である場合、前記期間終了償還ファイルと前記強制償還ファイルをマッチングする操作と、前記期間終了償還ファイルと前記強制償還ファイルが一致した場合、確認結果ファイルを生成し、前記サードパーティーシステムに通知するとともに、前記確認結果ファイルを前記販売チャネルにフィードバックする操作とを実行するために用いる。
【0086】
さらに、処理装置1001は記憶装置1005に記憶されているデータ処理プログラムを実行することにより、前記販売チャネルから送信された引き受けファイルを受信したとき、前記販売チャネルが取引アカウントを有しているか否かを判断する操作と、前記販売チャネルが取引アカウントを有している場合、前記引き受けファイルをチェックし、チェックをパスした場合、前記引き受けファイルに基づいて引き受け申請情報を生成し、前記引き受け申請情報を前記サードパーティーシステムに送信する操作と、前記サードパーティーシステムから前記引き受け申請情報に基づいてフィードバックされた引き受け確認ファイルを受信して、前記引き受け確認ファイルに基づいて確認結果ファイルを生成し、前記確認結果ファイルを前記販売チャネルにフィードバックして、前記販売チャネルによる引き受けを完了させる操作とを実現することができ、販売チャネルから送信された期間終了償還ファイルを受信する前記ステップは、前記販売チャネルが引き受けを完了した後、前記販売チャネルから送信された期間終了償還ファイルを受信することを含む。
【0087】
さらに、処理装置1001は記憶装置1005に記憶されているデータ処理プログラムを実行することにより、前記販売チャネルから送信されたアカウント開設ファイルを受信し、前記アカウント開設ファイルをチェックする操作と、チェックをパスした場合、前記アカウント開設ファイルに基づいてアカウント開設申請情報を生成し、前記アカウント開設申請情報を前記サードパーティーシステムに送信する操作と、前記サードパーティーシステムから前記アカウント開設申請情報に基づいてフィードバックされたアカウント開設確認ファイルを受信し、前記アカウント開設確認ファイルに基づいて前記販売チャネルのアカウント開設が成功したか否かを判断する操作と、前記販売チャネルのアカウント開設が成功した場合、前記アカウント開設ファイルと前記アカウント開設確認ファイルに基づいてアカウント開設結果ファイルを生成し、前記アカウント開設結果ファイルを前記販売チャネルにフィードバックして、前記販売チャネルのアカウント開設を完了させる操作とを実現し、販売チャネルから送信された引き受けファイルを受信する前記ステップは、前記販売チャネルがアカウント開設を完了した後、前記販売チャネルから送信された引き受けファイルを受信することを含む。
【0088】
さらに、処理装置1001は記憶装置1005に記憶されているデータ処理プログラムを実行することにより、前記引き受けファイルがチェックをパスしない場合、前記引き受けファイルのエラーの種類を取得する操作と、前記エラーの種類が情報入力エラーである場合、入力指令を受信して前記引き受けファイルのデータを修正する操作と、前記エラーの種類が、指定したファイルをまだ受信していないことである場合、前記引き受けファイルのデータに対して一時停止処理を行う操作とを実現する。
【0089】
さらに、処理装置1001は記憶装置1005に記憶されているデータ処理プログラムを実行することにより、前記販売チャネルから送信された前記期間終了償還ファイルを受信した受信時間を取得して、受信時間が当日の設定時間範囲内に入っているか否かを判断する操作と、前記受信時間が当日の設定時間範囲内に入っている場合、前記期間終了償還ファイルをチェックするステップを実行する操作と、前記受信時間が当日の設定時間範囲内に入っていない場合、翌日の設定時間範囲内において前記期間終了償還ファイルをチェックするステップを実行する操作とを実現する。
【0090】
本実施例は上記のスキームによって、販売チャネルから送信された期間終了償還ファイルを受信するとともにサードパーティーシステムから送信された強制償還ファイルを受信した後、期間終了償還ファイルが行われたチェックにパスし、かつ期間終了償還ファイルがクローズドエンド型である場合、期間終了償還ファイル内の償還データと記憶されている引き受けデータとが一致するか否かを判断する。期間終了償還ファイル内の償還データと記憶されている引き受けデータとが一致し、かつ強制償還ファイルは期間終了一括償還である場合、期間終了償還ファイルと強制償還ファイルをマッチングする。また、期間終了償還ファイルと強制償還ファイルが一致した場合、確認結果ファイルを生成し、サードパーティーシステムに通知するとともに、確認結果ファイルを販売チャネルにフィードバックする。これにより、養老保障システムは販売チャネルが引き受けたファンド商品を容易に償還することができ、保険システムのデータ処理の迅速性を向上させることができる。
【0091】
本発明はコンピュータ読み取り可能記憶媒体を提供する。前記コンピュータ読み取り可能記憶媒体には1つまたは複数のプログラムが記憶されている。前記1つまたは複数のプログラムが1つまたは複数の処理装置によって実行されることにより、販売チャネルから送信された期間終了償還ファイルを受信するとともに、サードパーティーシステムから送信された強制償還ファイルを受信するステップと、前記期間終了償還ファイルが行われたチェックにパスし、かつ前記期間終了償還ファイルがクローズドエンド型である場合、前記期間終了償還ファイル内の償還データと、記憶されている引き受けデータとが一致するか否かを判断するステップと、前記期間終了償還ファイル内の償還データと記憶されている引き受けデータとが一致し、かつ前記強制償還ファイルが期間終了一括償還である場合、前記期間終了償還ファイルと前記強制償還ファイルをマッチングするステップと、前記期間終了償還ファイルと前記強制償還ファイルが一致した場合、確認結果ファイルを生成し、前記サードパーティーシステムに通知するとともに、前記確認結果ファイルを前記販売チャネルにフィードバックするステップとを実現する。
【0092】
好ましくは、前記コンピュータ読み取り可能記憶媒体はさらに、販売チャネルから送信された期間終了償還ファイルを受信するとともに、サードパーティーシステムから送信された強制償還ファイルを受信する前に、前記販売チャネルから送信された引き受けファイルを受信したとき、前記販売チャネルが取引アカウントを有しているか否かを判断するステップと、前記販売チャネルが取引アカウントを有している場合、前記引き受けファイルをチェックし、チェックをパスした場合、前記引き受けファイルに基づいて引き受け申請情報を生成し、前記引き受け申請情報を前記サードパーティーシステムに送信するステップと、前記サードパーティーシステムから前記引き受け申請情報に基づいてフィードバックされた引き受け確認ファイルを受信して、前記引き受け確認ファイルに基づいて確認結果ファイルを生成し、前記確認結果ファイルを前記販売チャネルにフィードバックして、前記販売チャネルによる引き受けを完了させるステップとを実現し、販売チャネルから送信された期間終了償還ファイルを受信する前記ステップは、前記販売チャネルが引き受けを完了した後、前記販売チャネルから送信された期間終了償還ファイルを受信することを含む。
【0093】
好ましくは、前記コンピュータ読み取り可能記憶媒体はさらに、前記販売チャネルから送信された引き受けファイルを受信したとき、前記販売チャネルが取引アカウントを有しているか否かを判断する前に、前記販売チャネルから送信されたアカウント開設ファイルを受信し、前記アカウント開設ファイルをチェックするステップと、チェックをパスした場合、前記アカウント開設ファイルに基づいてアカウント開設申請情報を生成し、前記アカウント開設申請情報を前記サードパーティーシステムに送信するステップと、前記サードパーティーシステムから前記アカウント開設申請情報に基づいてフィードバックされたアカウント開設確認ファイルを受信し、前記アカウント開設確認ファイルに基づいて前記販売チャネルのアカウント開設が成功したか否かを判断するステップと、前記販売チャネルのアカウント開設が成功した場合、前記アカウント開設ファイルと前記アカウント開設確認ファイルに基づいてアカウント開設結果ファイルを生成し、前記アカウント開設結果ファイルを前記販売チャネルにフィードバックして、前記販売チャネルのアカウント開設を完了させるステップとを実現し、前記販売チャネルから送信された引き受けファイルを受信するステップは、前記販売チャネルがアカウント開設を完了した後、前記販売チャネルから送信された引き受けファイルを受信することを含む。
【0094】
好ましくは、前記コンピュータ読み取り可能記憶媒体はさらに、前記引き受けファイルをチェックした後に、前記引き受けファイルがチェックをパスしない場合、前記引き受けファイルのエラーの種類を取得するステップと、前記エラーの種類が情報入力エラーである場合、入力指令を受信して前記引き受けファイルのデータを修正するステップと、前記エラーの種類が、指定したファイルをまだ受信していないことである場合、前記引き受けファイルのデータに対して一時停止処理を行うステップとを実現する。
【0095】
好ましくは、前記コンピュータ読み取り可能記憶媒体はさらに、前記期間終了償還ファイルが行われたチェックにパスする前に、前記販売チャネルから送信された前記期間終了償還ファイルを受信した受信時間を取得して、受信時間が当日の設定時間範囲内に入っているか否かを判断するステップと、前記受信時間が当日の設定時間範囲内に入っている場合、前記期間終了償還ファイルをチェックするステップと、前記受信時間が当日の設定時間範囲内に入っていない場合、翌日の設定時間範囲内において前記期間終了償還ファイルをチェックするステップとを実現する。
【0096】
なお、本技術分野の技術者であれば理解できるように、上記実施例を実現する全部または一部のステップは、ハードウェアによって実現されてもよいし、プログラムによって関連するハードウェアに指令することで実現されてもよい。前記プログラムはコンピュータ読み取り可能記憶媒体に記憶され、前記
コンピュータ読み取り可能な記憶媒体は、ROM、磁気ディスクまたは光ディスクなどでありうる。
【0097】
なお、本文における「備える」、「含む」またはそれに類する用語は、非排他的な包含を意味し、一連の要素を含む過程、方法、物品または装置は、それら要素を含むだけではなく明確に列挙されていない要素を含んだり、その過程、方法、物品または装置に固有の要素を含むこともできる。特に限定しない場合、「・・・を1つ含む」との表現で限定された要素は、その要素の過程、方法、部品または装置に別の同じ要素が存在する可能性を排除されない。
【0098】
上記の本発明の実施例の番号は説明するためのものにすぎず、各実施例の優劣を示すものでない。
【0099】
以上の実施形態の説明によれば、上記実施例の方法はソフトウェアと必需の汎用ハードウェアプラットフォームによって、あるいは当然ハードウェアによって実現できるが、多くの場合、前者がより好ましい実施の形態であることは当業者であれば自明であろう。その理解の上で、本発明の技術的解決手段は本質的に、または従来技術に対して貢献する部分が、ソフトウェア製品の形態で体現でき、このコンピュータソフトウェア製品は記憶媒体(例えば、ROM/RAM、磁気ディスク、光ディスク)に記憶され、幾つかのコマンドを含めることで、一台の端末機器(携帯電話、コンピュータ、サーバー、空調機、またはインターネット装置等)で本発明の各実施例で説明した方法を実行することができる。
【0100】
以上は本発明の好ましい実施例にすぎず、本発明の特許範囲を限定するものではない。本発明の明細書および図面を利用してなされた均等な設計やフローの変更、または、別の関連技術分野への直接的または間接的な応用は、いずれも本発明の保護範囲に属する。