特許第6484773号(P6484773)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B1)
(11)【特許番号】6484773
(24)【登録日】2019年2月22日
(45)【発行日】2019年3月13日
(54)【発明の名称】シャツ収納補助具
(51)【国際特許分類】
   A47G 25/00 20060101AFI20190304BHJP
   B65D 85/18 20060101ALI20190304BHJP
【FI】
   A47G25/00 Z
   B65D85/18 A
【請求項の数】3
【全頁数】11
(21)【出願番号】特願2018-140916(P2018-140916)
(22)【出願日】2018年7月27日
【審査請求日】2018年7月27日
【早期審査対象出願】
(73)【特許権者】
【識別番号】718001399
【氏名又は名称】石倉 一成
(72)【発明者】
【氏名】石倉 一成
【審査官】 吉田 昌弘
(56)【参考文献】
【文献】 特開2016−135687(JP,A)
【文献】 特開2014−031215(JP,A)
【文献】 特開昭55−143273(JP,A)
【文献】 実開昭53−064614(JP,U)
【文献】 特開2007−145420(JP,A)
【文献】 実開昭61−146287(JP,U)
【文献】 特開昭63−012482(JP,A)
【文献】 実開昭57−049482(JP,U)
【文献】 実開昭62−177682(JP,U)
【文献】 米国特許第02767892(US,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
A47G 25/00
B65D 85/18
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
方形の板材と、前記板材とほぼ同形状の支持体を柔軟性のある締結材あるいは蝶番を介して連結し、前記板材に、広げて重ねた複数枚のシャツの胴部を巻き付けて保持するとともに、前記複数枚のシャツの袖部を前記胴部に直接重ねて折りたたみ、前記板材と前記支持体との間に前記複数枚のシャツの胴部の下部を挟んで保持する事を特徴とするシャツ収納補助具。
【請求項2】
前記支持体に柔軟性のあるカバー部材を備えた事を特徴とする請求項1記載のシャツ収納補助具。
【請求項3】
方形の板材と、前記板材よりも大きい支持体を柔軟性のある締結材あるいは蝶番を介して連結し、前記支持体に広げて重ねた複数枚のシャツを置くとともに袖部をシャツの胴部の上部に直接重ねて折りたたみ、前記板材と前記支持体との間に前記複数枚のシャツの胴部の下部を挟んで保持する事を特徴とするシャツ収納補助具。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は複数枚のシャツを広げて重ねたまま折りたたんで収納するという手法を用いる事により、折りたたみ箇所と収納時の総体積を最小限に抑えつつページをめくる様にシャツ選びする事を可能とし、複数枚のシャツをまとめて折りたたむという手法を用いる事により折りシワを緩やかにし、板材に一部のシャツを巻き付けて保持しつつ起こすという手法を用いる事により中間の位置に重ねられたシャツであっても簡単に取り出す事ができる、シャツ収納補助具に関するものである。
【背景技術】
【0002】
シャツを収納する一般的な方法としては、普通に折りたたんで衣装ケースなどの家具の中に重ねたり、並べたりして収納する事が多い。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2016‐124609
【特許文献2】特開2011‐056215
【特許文献3】特開2014‐031215
【特許文献4】特開2016‐135687
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
シャツを普通に折りたたんで家具等に収納した場合には一定の折りシワがつく事は避けられず、きれいに折りたためなかった場合にはきたない折りシワがつく場合もある。またオフシーズンの間など狭いスペースで長期保管したりすれば折りシワは深くなり、アイロンをあてたり洗濯しなおさなければ消えない場合もある。
【0005】
特許文献1の発明は面積が小さく収納できると主張しているが体積的には小さいとは言えず、複数枚に対応した場合には総体積が相当程度大きくなる事が避けられない。また折りシワになりにくいと主張しているが、縦方向の折りシワには対処していない。
【0006】
特許文献2の発明はシワ防止筒自体が嵩張るため、収納時の総体積が相当程度大きくなる事を避ける事ができない。
【0007】
特許文献3・4の発明は折りたたみ箇所が多く、結果として折りシワが多くつく事を避ける事ができない。また1枚ずつ芯材に折りたたむ手法を用いているため、通常に折りたたんだ場合よりも収納時の総体積が大きくなる事を避ける事ができない。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明は複数枚のシャツを広げて重ねたまま折りたたんで収納するという手法を用いる事により、折りたたみ箇所と収納時の総体積を最小限に抑えつつページをめくる様にシャツ選びする事を可能とし、複数枚のシャツをまとめて折りたたむという手法を用いる事により折りシワを緩やかにし、前記板材に一部のシャツを巻き付けて保持しつつ起こすという手法を用いる事により中間の位置に重ねられたシャツであっても簡単に取り出す事ができる、シャツ収納補助具を提供する。
【0009】
本発明は方形の板材と、前記板材とほぼ同形状の支持体を柔軟性のある締結材あるいは蝶番を介して連結し、前記板材に複数枚のシャツを巻き付けて保持するとともに前記板材と前記支持体との間に前記複数枚のシャツの一部分を挟んで保持する事を特徴とするシャツ収納補助具を提供する。
【0010】
本発明は前記シャツ収納補助具において、前記支持体に柔軟性のあるカバー部材を備えた事を特徴とするシャツ収納補助具を提供する。
【0011】
本発明は前記シャツ収納補助具において、前記支持体を前記板材よりも大きいものとし、前記複数枚のシャツを袖部以外は広げたまま重ねて収納する事を特徴とするシャツ収納補助具を提供する。
【発明の効果】
【0012】
本発明の前記板材と前記支持体がほぼ同形状のシャツ収納補助具によれば、あらかじめ別途広げて重ねておいた複数枚のシャツを裾のラインが前記板材と前記支持体との間の位置にくる様に前記支持体の上に置き、次に前記板材をシャツの下半分を覆う様に折りたたみ、次にシャツの上半分をまとめて前記板材に巻き付けるように折りたたみ、次にシャツの両袖を重ねたままそれぞれまとめてシャツの上半分にのせるように折りたたむ事により、折りシワと総体積を最小限に抑えつつ適当な大きさに折りたたむ事ができる。
【0013】
本発明の前記カバー部材を備えたシャツ収納補助具において、前記カバー部材を袖部にかぶせて収納すれば、前記シャツ収納補助具自体を多少乱雑に扱ってもシャツの袖が乱れたりする事を抑制し、見栄えよく収納する事ができる。特に半袖のシャツは袖の折り返し部が小さいため、より効果的に袖の乱れを抑制する事が期待できる。
【0014】
本発明の前記板材と前記支持体がほぼ同形状のシャツ収納補助具において、複数枚のシャツがすでに折りたたまれてボックス型の衣装ケースに収納されているとして、任意に1着のシャツを選んで取り出す手順は、まず当該収納補助具を前記衣装ケースから取り出してシャツの胴部が折りたたまれた部位が手前側となる様に前記衣装ケースの天面の奥側に置く。次に全てのシャツの両袖を広げて前記衣装ケースの両側に垂れ下げさせる(前記カバー部材を両側に備えた前記シャツ収納補助具の場合は前記カバー部材も一緒に広げて前記衣装ケースの両側に垂れ下げさせる)。次に1枚ずつページをめくる様にシャツ選びを行う(その際めくったシャツの両袖は前記衣装ケースの手前側の両側から垂れ下がる形となる)。次に選んだ任意シャツより上側に重ねられていたシャツをまとめて前記板材に巻き付けて保持し、そのまま起こす事により選んだ任意シャツを効率よく取り出す事ができる。またその逆の工程をたどる事により、残ったシャツを効率よく折りたたむ事もできる。
【0015】
本発明の前記板材と前記支持体がほぼ同形状のシャツ収納補助具において、前記シャツ収納補助具を用いて複数枚のシャツがすでに折りたたまれてはいるものの前記ボックス型の衣装ケース(あるいは同等の大きさの台)が近くになく、任意に1着のシャツを選んで取り出す手順は、まず当該収納補助具をシャツの胴部が折りたたまれた部位が手前側となる様にイス(あるいは同等の大きさの台)の上に置く。次に全てのシャツの両袖を前記イス等の両側に垂れ下げさせる(前記カバー部材を両側に備えた前記シャツ収納補助具の場合は前記カバー部材も一緒に広げて前記イス等の両側に垂れ下げさせる)。次に1枚ずつページをめくる様にシャツ選びを行う(その際めくったシャツの上半分は前記イス等の手前側に垂れさがる形となる)。次に選んだ任意シャツより上側に重ねられていたシャツをまとめて前記板材に巻き付けて保持し、そのまま起こす事により選んだ任意シャツを効率よく取り出す事ができる。またその逆の工程をたどる事により、残ったシャツを効率よく折りたたむ事もできる。
【0016】
本発明の前記支持体が前記板材よりも大きいシャツ収納補助具によれば、前記支持体の上に複数枚のシャツを裾のラインが前記板材と前記支持体との間の位置にくる様に広げたまま重ねて置き、次に前記板材をシャツの下半分を覆う様に折りたたみ、次にシャツの両袖を重ねたままそれぞれまとめてシャツの上半分の上にのせるように折りたたむ事により、折りシワと総体積を最小限に抑えつつシャツをほぼ胴部の大きさに折りたたむ事ができる。
【0017】
本発明の前記支持体が前記板材よりも大きいシャツ収納補助具によれば、例えば前記支持体をそのまま引き出しとして家具の中に組み込めば、前記家具の一部として機能するシャツ収納補助構造とする事ができる。
【0018】
本発明の前記支持体が前記板材より大きいシャツ収納補助具において、前記家具のシャツ収納構造として組み込まれつつ複数枚のシャツがすでに収納されている場合、任意に1着のシャツを選んで取り出す手順は、まず前記家具より前記シャツ収納構造を引き出し、全てのシャツの両袖を広げて前記支持体の両側に垂れ下げさせる(前記カバー部材を両側に備えたシャツ収納構造の場合は前記カバー部材も一緒に広げて前記支持体の両側に垂れ下げさせる)。次に1枚ずつページをめくる様にシャツ選びを行う(その際めくったシャツの両袖は前記支持体の奥側の両側から垂れ下がる形となる)。次に選んだ任意シャツより上側に重ねられていたシャツをまとめて前記板材に巻き付けて保持し、そのまま起こす事により選んだ任意シャツを効率よく取り出す事ができる。またその逆の工程をたどる事により、残ったシャツを効率よく折りたたむ事もできる。
【0019】
本発明によれば複数枚のシャツを重ねて折りたたむという手法を用いる事により外側で折りたたまれたシャツほど折りたたみ箇所を緩やかとする事ができ、折りシワを減らす効果を高める事ができる。また前記板材と前記支持体がほぼ同形状のシャツ収納補助具において一番内側に折りたたまれたシャツであっても、前記板材の厚みをある程度確保しつつ前記板材の側辺に緩やかな面取り加工を施しておけば、当該箇所の折りシワを最小限に抑える事ができる。
【0020】
本発明において任意シャツを選んだ後、残ったシャツを再度折りたたむ場合は、前記衣装ケースや前記イスや前記支持体の両側にシャツの両袖を垂れ下げさせる事により、仮にその時に袖が乱れていたとしても簡単にそろえる事ができて、きれいに折りたたむ作業を補助する。
【0021】
本発明のシャツ収納補助具によれば、中間位置に重ねられたシャツであっても選んで取り出せる機能を有しているため、その逆の工程をたどる事により好きな中間位置にシャツを割り込ませる事もできる。よって1つのシャツ収納補助具の中でシャツを種類別に分けて管理する事もできる(例えば長袖と半袖のシャツを分けて収納する事もできる)。
【図面の簡単な説明】
【0022】
図1】シャツ収納補助具10(板材と支持体がほぼ同形状型)の基本的構造図。
図2】シャツ収納補助具11(板材と支持体がほぼ同形状で、カバー部材5・6を両側に備えた型)の基本的構造図。
図3】シャツの折りたたみ手順図(1工程目、シャツ収納補助具11の例)。
図4】シャツの折りたたみ手順図(2工程目、シャツ収納補助具11の例)。
図5】シャツの折りたたみ手順図(3工程目、シャツ収納補助具11の例)。
図6】シャツの折りたたみ手順図(4工程目、シャツ収納補助具11の例)。
図7】シャツの折りたたみ手順図(5工程目、シャツ収納補助具11の例)。
図8】シャツを折りたたんだ状態を説明した側面図(シャツ収納補助具10の例)。
図9】衣装ケース上でシャツを取り出す手順図(1工程目、シャツ収納補助具11の例)。
図10】衣装ケース上でシャツを取り出す手順2工程目(シャツ収納補助具11の例)。
図11】衣装ケース上でシャツを取り出す手順3工程目(シャツ収納補助具11の例)。
図12】衣装ケース上でシャツを取り出す手順4工程目(シャツ収納補助具11の例)。
図13】衣装ケース上でシャツを取り出す手順5工程目(シャツ収納補助具11の例)。
図14】衣装ケース上でシャツを取り出す手順6工程目(シャツ収納補助具11の例)。
図15】イス上でシャツを取り出す手順図(1工程目、シャツ収納補助具11の例)。
図16】イス上でシャツを取り出す手順図(2工程目、シャツ収納補助具11の例)。
図17】イス上でシャツを取り出す手順図(3工程目、シャツ収納補助具11の例)
図18】イス上でシャツを取り出す手順図(4工程目、シャツ収納補助具11の例)
図19】イス上でシャツを取り出す手順図(5工程目、シャツ収納補助具11の例)
図20】イス上でシャツを取り出す手順6工程目(シャツ収納補助具11の例)。
図21】シャツ収納補助具12(支持体が板材より大きい型)の基本的構造図。
図22】シャツ収納補助具13(支持体が板材より大きく、カバー部材5・6を両側に備えた型)の基本的構造図。
図23】シャツの折りたたみ手順図(1工程目、シャツ収納補助具12の例。
図24】シャツの折りたたみ手順図(2工程目、シャツ収納補助具12の例)。
図25】シャツの折りたたみ手順図(3工程目、シャツ収納補助具12の例)。
図26】シャツ折りたたんだ状態を説明した側面図(シャツ収納補助具12の例)。
図27】シャツを取り出す手順図(1工程目、シャツ収納補助具12の例)。
図28】シャツを取り出す手順図(2工程目、シャツ収納補助具12の例)。
図29】シャツを取り出す手順図(3工程目、シャツ収納補助具12の例)。
図30】シャツを取り出す手順図(4工程目、シャツ収納補助具12の例)。
【発明を実施するための形態】
【0023】
図1〜7ではあらかじめ広げて重ねておいた複数枚のシャツ20を、シャツ収納補助具11(図2)を用いて折りたたむ手順と、当該シャツ収納補助具の基本的構造を説明している。具体的にはまずシャツ収納補助具11を広げた後、あらかじめ別途広げて重ねておいた複数枚のシャツ20を裾のラインが支持体1と板材3の間の位置にくる様に支持体1の上に置く(図3)。次に板材3をシャツ20の下半分を覆う様に折りたたむ(図4)。次にシャツ20の上半分をまとめて板材3に巻き付けるように折りたたむ(図5)。次にシャツ20の両袖を重ねたままそれぞれまとめてシャツ20の上半分の上にのせるように折りたたむ(図6)。最後に両側のカバー部材5・6をかぶせる様に折りたたむという手順を説明している(図7)。なおシャツ収納補助具10(図1)を用いた場合の手順図は、図3図6からカバー部材5・6の図柄を除いたものとなる。
【0024】
図8はシャツ収納補助具10(図1)を用いてシャツ20を折りたたんだ時の側面図であり、板材3に施した面取り加工8によりシャツ20が緩やかに折りたたまれている事を説明している。なおシャツ収納補助具11(図2)を用いた場合も、カバー部材5・6が描かれていない以外は同じである。
【0025】
図9〜14では衣装ケース30の上で、シャツ収納補助具11(図2)によって管理されたシャツ20の中から任意シャツ20aを1枚選んで取り出す手順を説明している。具体的にはまずシャツ20が折りたたまれたシャツ収納補助具11を衣装ケース30から取り出した後、シャツ20の胴部が折りたたまれた部位が手前側となるように衣装ケース30の天面の奥側に置く(図9)。次にカバー部材5・6を広げる(図10)。次にシャツ20の両袖をそれぞれカバー部材5・6の上に重ねる様に垂れ下げさせる(図11)。次に1枚ずつページをめくる様にシャツ選びを行う(図12)。次に選んだ任意シャツ20aより上側に重ねられていたシャツをまとめて板材3に巻き付けるように折りたたんで保持しつつ起こし、任意シャツ20aを取り出すという手順を説明している(図13図14)。なおシャツ収納補助具10(図1)によって管理されたシャツ20から任意シャツ20aを取り出す手順図は、図9・11・12・13・14からカバー部材5・6の図柄を除いたものとなる。
【0026】
図15〜20ではイス31の上で、シャツ収納補助具11(図2)によって管理されたシャツ20の中から任意シャツ20aを1枚選んで取り出す手順を説明している。具体的にはまずシャツ20が折りたたまれたシャツ収納補助具11をシャツ20の胴部が折りたたまれた部位が手前側となる様にイス31の上に置く(図15)。次にカバー部材5・6を広げる(図16)。次にシャツ20の両袖をそれぞれカバー部材5・6の上に重ねる様に垂れ下げさせる(図17)。次に1枚ずつページをめくる様にシャツ選びを行う(図18)。次に選んだ任意シャツ20aより上側に重ねられていたシャツをまとめて板材3に巻き付けるように折りたたんで保持しつつ起こし、任意シャツ20aを取り出すという手順を説明している(図19図20)。なおシャツ収納補助具10(図1)によって管理されたシャツ20から任意シャツ20aを取り出す手順図は、図15・17・18・19・20からカバー部材5・6の図柄を除いたものとなる。
【0027】
図21〜25ではあらかじめ広げて重ねておいた複数枚のシャツ20を、シャツ収納補助具12(図21)を用いて折りたたむ手順と、当該シャツ収納補助具の基本的構造を説明している。具体的にはまず収納補助具12を広げた後、あらかじめ別途広げて重ねておいた複数枚のシャツ20を裾のラインが支持体2と板材3の間の位置にくる様に支持体2の上に置く(図23)。次に板材3をシャツ20の下半分を覆うように折りたたむ(図24)。最後にシャツ20の両袖を重ねたままそれぞれまとめてシャツ20の上半分の上にのせるように折りたたむという手順を説明している(図25)。なおシャツ収納補助具13(図22)を用いて折りたたむ手順も、最後にカバー部材5・6をシャツ20の両袖部を覆う様に折りたたむ工程が加わる以外は同じである。
【0028】
図26はシャツ収納補助具12(図21)を用いてシャツ20を折りたたんだ時の側面図である。なおシャツ収納補助具13(図22)を用いた場合もカバー部5・6が描かれていない以外は同じである。
【0029】
図27〜30では家具32のシャツ収納構造として組み込まれたシャツ収納補助具12(図21)によって管理されたシャツ20の中から、任意シャツ20aを1枚選んで取り出す手順を説明している。具体的にはまずシャツ20が折りたたまれた収納補助具12を家具32から引き出した後、シャツ20の両袖を広げて前記支持体2の両側に垂れ下げさせる(図27)。次に板材3に巻き付けるように折りたたみつつ1枚ずつページをめくるようにシャツ選びを行う(図28)。次に選んだ任意シャツ20aより上側に重ねられていたシャツをまとめて板材3に巻き付けて保持しつつ起こし、任意シャツ20aを取り出すという手順を説明している(図29図30)。なおシャツ収納補助具13(図22)の場合も、図27の工程の際カバー部材5・6を一緒に広げる工程が加わる以外は同じである。
【符号の説明】
【0030】
1 支持体(板材とほぼ同形の支持体)
2 支持体(板材よりも大きい支持体)
3 板材
4 締結材(柔軟性のある素材)
5 カバー部材
6 カバー部材
8 面取り加工
10 シャツ収納補助具(板材3と支持体1がほぼ同形状型)
11 シャツ収納補助具(板材3と支持体1がほぼ同形状型、カバー部材5・6を両側に備えたタイプ)
12 シャツ収納補助具(支持体2が板材3より大きい型)
13 シャツ収納補助具(支持体2が板材3より大きい型、カバー部材5・6を両側に備えたタイプ)
20 シャツ(広げて重ねられた複数枚のシャツ)
20a 任意シャツ(シャツ20の中より任意に1枚選んだシャツ)
30 衣装ケース
31 イス
32 家具
【要約】      (修正有)
【課題】折りシワと総体積を最小限に抑えつつ中間位置に重ねられたシャツも簡単に選びながら取り出す事ができる、シャツ収納補助具を提供する。
【解決手段】方形の板材3と、板材とほぼ同形状の支持体の一辺同士を柔軟性のある締結材を介して連結させ、複数枚のシャツ20を重ねて前記板材に巻き付けて保持するとともに板材と支持体との間にシャツの一部分を挟み込んで保持する。
【選択図】図14
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10
図11
図12
図13
図14
図15
図16
図17
図18
図19
図20
図21
図22
図23
図24
図25
図26
図27
図28
図29
図30