(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
前記少なくとも1つの処理デバイスは、前記ビデオコンテンツに関連付けられたデータファイルから、前記少なくとも1つの値を検索することにより、前記少なくとも1つの値を識別するように構成される、請求項7に記載の装置。
前記少なくとも1つの処理デバイスは、前記ビデオコンテンツに関連付けられた情報をデータマイニングすることによって前記少なくとも1つの値を検索することにより、前記少なくとも1つの値を識別するように構成される、請求項7に記載の装置。
前記論理は、実行されると、前記少なくとも1つの処理デバイスに、前記ビデオコンテンツに関連付けられたデータファイルから、前記少なくとも1つの値を検索させるように構成される、請求項13に記載の非一時的コンピュータ可読媒体。
前記論理は、実行されると、前記少なくとも1つの処理デバイスに、前記ビデオコンテンツに関連付けられた情報をデータマイニングすることにより、前記少なくとも1つの値を検索させるように構成される、請求項13に記載の非一時的コンピュータ可読媒体。
【発明を実施するための形態】
【0011】
詳細な説明
以下に考察される
図1〜
図13及び本明細書において本開示の原理を説明するために使用される様々な実施形態は、単なる例示であり、本開示の範囲を限定するものとして決して解釈されるべきではない。本開示の原理が任意の適宜構成されたシステムで実施可能なことを当業者は理解しよう。
【0012】
図1は、本開示による、通信ネットワークを通してエンドポイント間の通信を促進するのに利用することができる例としての通信システム100を示す。
図1に示されるように、システム100は様々なエンドポイント110、120、及び130を含む。本明細書では、「エンドポイント」という用語は一般に、別のエンドポイントと通信する任意のデバイス、システム、又は他の構造を指す。エンドポイント110、120、及び130の例としては、サーバ(アプリケーションサーバ及び企業サーバ等)、デスクトップコンピュータ、ラップトップコンピュータ、ネットブックコンピュータ、タブレットコンピュータ(APPLE iPad(登録商標)等)、スイッチ、モバイル電話(iPhone(登録商標)及びANDOROIDベースの電話等)、ネットワーク接続された眼鏡(Google GLASS等)、ネットワーク接続されたテレビ、ネットワーク接続されたディスクプレーヤ、クラウドコンピューティングネットワーク内の構成要素、又は通信ネットワークとの情報のやりとりに適する任意の他のデバイス若しくは構成要素が挙げられるが、これらに限定されない。エンドポイント110、120、及び130は、インターネットプロトコル(IP)又は任意の他の適する通信プロトコルをサポートし得る。エンドポイント110、120、及び130は、IEEE701.11規格に準拠するもの等の媒体アクセス制御(MAC)及び物理レイヤ(PHY)インターフェースを更に含み得る。エンドポイント110、120、及び130は、MACアドレス等のデバイス識別子を有することができ、エンドポイントを記述するデバイスプロファイルを有し得る。
【0013】
通信ネットワーク140は、エンドポイント110、120、及び130間の通信を促進する。様々なリンク115、125、及び135が、エンドポイント110、120、及び130を通信ネットワーク140に結合する。通信ネットワーク140及び関連付けられたリンク115、125、及び135は、公衆又は私設データネットワーク、電話回線網、ローカルエリアネットワーク(LAN)、大都市圏ネットワーク(MAN)、広域ネットワーク(WAN)、有線又は無線ネットワーク(GSM(登録商標)、CDMA、LTE、WIMAX、5G等)、ローカル/地域/グローバル通信ネットワーク、クラウドコンピューティングネットワークの部分、システム内の構成要素の通信バス、光ネットワーク、衛星ネットワーク、企業イントラネット、又は任意の他の通信リンク若しくは上記の組合せを含み得るが、これらに限定されない。特定の実施形態では、リンク115、125、135又は通信ネットワーク140の部分は、インターネットの部分にあってもよく、又はインターネットの部分を形成してもよい。
【0014】
エンドポイント110、120、及び130は一般に、
図1では単一のロケーションにあるものとして現れるが、様々なエンドポイントは、クラウドコンピューティング状況等、地理的に分散してもよい。また、各エンドポイントは、固定又はモバイルデバイスを表すことができる。エンドポイント110、120、及び130が互いに通信する場合、任意の様々なセキュリティ方式が利用可能である。例として、特定の実施形態では、エンドポイント110及び120はクライアントを表し得、エンドポイント130は、クライアントーサーバアーキテクチャでの1つ又は複数のサーバを表し得る。サーバはウェブサイトをホストし得、ウェブサイトは、登録プロセスを有し得、それにより、ユーザは、ユーザ名及びパスワードを確立して、認証するか、又はウェブサイトにログインする。ウェブサイトは、ユーザによる使用のためにウェブサイトまでサービングする必要があり得る任意の特定のアプリケーション又は特徴にウェブアプリケーションを更に利用し得る。更に、特定の構成では、エンドポイント110と120との通信は、エンドポイント130を通る通信路を使用して促進し得る。
【0015】
本特許明細書に記載される様々な実施形態は、CINSAY, INC.からのスマートコンテナ(SMART CONTAINER)技術から恩恵を受け得、且つ/又は利用し得、この技術は以下に手短に説明され、米国特許第8,769,053号により十分に説明されている(米国特許第8,769,053号は、参照により全体的に本明細書に援用される)。この技術は、業者がオンライン顧客に到達する革新的な方法を提供する。従来のオンライン販売モデルでは、業者は、検索を作成するか、又はオンライン顧客が検索エンジンサイト又は様々なウェブプロパティを訪れたときに表示される広告を表示する必要がある。消費者が製品又はサービスに関連する関心のある広告を見る場合、より多くの情報を発見するため、又はオンラインで購入するために、消費者は現在の活動を停止し、何らかの他のウェブ宛先を訪れる必要がある。消費者は、特定のオンライン挙動パターンを有する。消費者が積極的に買い物している場合、従来のマルチステップモデルは上手く機能することができる。従来の広告販売モデルでは、消費者が行っていることを止め、何らかの他のオンライン宛先を訪れる必要がある。しかし、消費者は、友人と対話しているソーシャルサイトにいる場合、ニュースを読んでいる場合、ゲームをプレイしている場合、又は他のオンライン活動に従事している場合、現在の活動を停止して、何らかの外部インターネット宛先を訪れる可能性ははるかに低い。
【0016】
スマートコンテナモデルは、製品情報又は店を消費者に持っていく。スマートコンテナコード/技術は、例えば、
図1〜
図5を参照して説明される構成要素を使用して、又は他の構成要素を使用して、ウェブにわたりバイラルシンジケーションを実施する。それらのタイプの宛先にとって、オンライン消費者が、ソーシャルネットワーク及びブログ等を頻繁に訪れることが理想的である。それにも関わらず、スマートコンテナコードがウェブページ、ブログ記事、ソーシャルネットワークページ若しくはウォール、又はモバイルデバイスに存在する場合、消費者は、何らかの外部宛先に向けられる必要なく、その場でトランザクションを完了することができる。
【0017】
スマートコンテナオブジェクトは、ウェブ並びに他の接続されたネットワーク及びモバイルデバイスにわたりバイラルシンジケーションを実施し、伝搬する知的インターネットオブジェクトである。スマートコンテナオブジェクトは、オンラインマーケティング及びショッピングの価値連鎖全体に対応するように、様々な方法で構成することができる。これは、インプレッション、クリック、リード生成、及び電子商取引の実行を含む。近代のショッピング経験は、インタラクティブメディアが使用される場合、最良に機能する。販売及びショッピングに最も魅力のある形態のメディアの1つは、ビデオである。ビデオでは、テキスト又は静止写真よりもはるかに実物に似た表現が可能である。ビデオは、はるかに豊富な製品閲覧又はショッピング経験も生み出す。
【0018】
スマートコンテナコードには通常、ビデオプレーヤウィンドウ、提供されている製品又はサービスのセレクション、及び様々な関連するビデオクリップが構成される。ビデオクリップのこのコレクションにより、消費者は、提供されている製品又はサービスについてより多くを学ぶことができる。消費者は、これらの提供される任意のアイテムを選択して、より詳細な情報を取得することができ、これらは全てスマートコンテナ技術内に包含される。
【0019】
提供されるアイテム(製品又はサービス)は、広告又は販売されているアイテムであり得る。タイプに応じて、スマートコンテナコードは、消費者がその場で、連絡が取られるべきリクエストを行うか、更にはオブジェクトを購入できるようにすることができる。消費者は、現在の活動を停止する必要がなく、又はウェブページを終了させる必要がない。提供されるアイテムは、値引き若しくはクーポンを含むこともでき、又は値引き若しくはクーポンに関連付けられることができる。提供されるアイテムは、慈善事業又は政治運動に寄付する機会であることさえあり得る。当然、別のインターネット宛先を訪れることが道理にかなうことがあり、適切な場合、消費者は同様に、別のインターネット宛先に確実にリンクすることができる。
【0020】
スマートコンテナコードは、全ての複雑性に対処するため、最も単純なウェブサイトをインスタント電子商取引ストアにすることができる。これにより、誰でも、電子商取引サイトをセットアップする複雑さに対処する必要なく、オンラインで取引することができる。電子商取引サイトを有する業者の場合、はるかに豊富なショッピング経験を容易に可能にする。クリエイティブな趣味愛好家又はローカルバンドの場合、関心のある消費者に容易に直接販売させることを許容する。サポート又は販売促進するために、オンデマンド商品と呼ばれるスマートコンテナコード内の補足アイテムを提供することができる。業者は、業者自身の作品と共に販売するアパレルのセレクションを業者のアート及びグラフィックスを用いてカスタム設計することができる。オンデマンドフルフィルメントは、カスタムアパレルを動的にプロデュースして出荷し、在庫を管理する必要性をなくすとともに、オンライン消費者がより豊富な製品ラインを提供する。当然、インスタント商取引ストアはスマートコンテナオブジェクトに基づくため、全ての形態のバイラルシンジケーション方法にも同様に広めることができる。
【0021】
スマートコンテナコードは、特定の構成に従って自動カスタマイズもする。デバイスが従来のパーソナルコンピュータ(PC)又はラップトップである場合、デバイスは最適な技術を使用してレンダリングし、最適な技術は、ここでは、フラッシュを表すことができる。iPhone、iPad、又はANDROID(登録商標)電話等のモバイルデバイスでは、これは、HTML5又はネイティブインタラクティブアプリケーションに慣れている可能性が高いことを意味する。スマートコンテナコード内のアイテムはまた、特定の構成に従って互いについて知っている。ビデオが再生されているとき、コンテナは、ビデオセグメント内の特定のシーケンスに対応する、示されている製品及びサービスオブジェクトを更新することができる。それにより、「ミニQVC」ショッピングチャンネルを作成し、インターネットにわたってシンジケート実施(syndicate)することができる。デバイスタイプの他に、カスタマイズの他の方法がある。より小さなデバイス及びソーシャルサイト等の幾つかの環境は、ウィンドウサイズを制限し、スマートコンテナコードはそれに適応する。更に、スマートコンテナコードが地理ロケーションに関してもカスタマイズ可能なように、地理ロケーションに基づいて異なるコンテンツを提供することが適切であり得る。
【0022】
スマートコンテナコードは、より人気のあるネットワークパスを辿り、インターネットにわたってバイアルシンジケートを実施することができる。スマートコンテナオブジェクトは、従来のウェブページ若しくはブログでホストされてもよく、電子メールに含まれてもよく、モバイルデバイスで動作してもよく、又はソーシャルネットワークを伝搬してもよい。スマートコンテナコードは柔軟性があるため、広告表示ユニットのフォームファクタでセットアップし、表示広告ネットワーク上の広告サーバを介して分散することもできる。コードは、FACEBOOK(登録商標)のようなソーシャルネットワークに存在する場合、ユーザの「いいね」の波に乗ることができる。例えば、女性の買い物客が、スマートコンテナインターフェースに示される幾つかの素晴らしい靴を気に入る場合、スマートコンテナオブジェクトは、「ウォール」に直接伝搬することができる。この時点で、その女性の買い物客の全ての友人がスマートコンテナオブジェクトを見、各自のウォールでその場で閲覧又は取引することができる。当然、その女性の買い物客の任意の友人もそれを「気に入る」場合、スマートコンテナオブジェクトは伝搬し、波に乗ってソーシャルネットワークのそのブランチの更に中に届き、潜在的な指数的成長因子をもたらす。コンテナコードは必ずしも、靴のような製品を含むわけではない。別の例として、コンテナは、選挙に出馬している政治家を支援することができる。政治家の支援者は、メッセージに夢中であり、メッセージを「気に入る」ことがあり得、ここでも、それを支援者のネットワークに提供する。ここで、同様の考えの政治家支援者はそれらのメッセージを見ることができ、運動に寄付するように心を動かされる場合、運動に寄付することができる。更に別の例はスポーツである。この場合、スポーツファンは、高精細(HD)大画面テレビでコンテンツを見ることを望み得る。ますます多くのユーザが、ROKU及びCHROMECASTデバイス等の相互接続されたデバイスを有し、スマートコンテナコードも同様に、そのようなIPテレビボックスに送信し得る。
【0023】
業者は、スマートコンテナオブジェクトを開始し、インターネットでシンジケート実施する場合、キャンペーンがいかに機能しているかを知ることを望み得る。スマートコンテナオブジェクトは、インプレッション、ビデオ閲覧数、クリック数、リード、及び販売等の関心のあるイベント及びトランザクションについてのステータスを報告する。全てのそのようなイベント/トランザクションは、イベント発生時に返送することができ、イベント/トランザクションの状態についての詳細を提供する。コンテナは、スマートであるため、挙動を変更し、異なるクリップを提供し、製品を更新し、又はマーケティング若しくは販売キャンペーンを止めるときである場合に終了するように命令されることができる。
【0024】
別の形態の追跡は、スマートコンテナコードがいかに伝搬されるかに関連する。業者は、アフィリエイターを使用して、シンジケートの実施を促進し、アフィリエイターの仕事から生じるトランザクションに基づいてある割合をアフィリエイターに支払うことを望み得る。スマートコンテナオブジェクトに、アフィリエイト追跡識別子をタグ付けすることができ、それにより、コンテナインスタンス又はその子孫からのステータスリポート及びトランザクションを適宜フィルタリングすることができる。別の追跡使用は、政治家がアフィリエイトコードを支援者に割り当て、誰の努力が大半の新規支援者に繋がったかを測定可能にすることであり得る。
【0025】
スマートコンテオブジェクトは、特定の構成により高度にスケーラブルなように設計される。単一のウェブサイトに大量のトラフィック(全ての消費者を店に連れて行く従来のモデルから生じる)の負担を掛けるのではなく、スマートコンテナコードは分散して動作する。例えば、スマートコンテナコードは、ブログ、ソーシャルネットワーク、又はモバイルデバイス等の配置された場所で実行することができる。スマートコンテナオブジェクトは、開始時に命令をフェッチし、次に、世界中に分散したコンテンツ配信ネットワークから製品アイテム及びビデオストリームを収集する。これにより、高度にスケーラブルなアーキテクチャになり、数百万人の同時消費者が可能になる。
【0026】
ストアを顧客に提示することにより、スマートコンテナコードは、顧客のウェブ活動を妨げることなく、業者を消費者と結び付ける多くの新しい方法を可能にする。最終結果は、消費者を業者に直接結び付け、中間業者をなくし、はるかに自然なショッピング経験を促進することである。
【0027】
上記説明の機能は、
図1及び
図12に記載される構成要素又は他の適する構成要素等の任意の適する構成要素から利用することができる。コード自体は、Java(登録商標)、C++、C#、HTML、HTML5、JAVAスクリプト、PYTHON、RUBY等を含むが、これらに限定されない任意の適するフォーマットで書くことができる。
【0028】
独立しており、スマートコンテナコード等の任意の特別なコンテナとは別個に存在する、様々なメディアコンテンツ(ビデオ及びオーディオ)が世界中に存在する。本開示の特定の実施形態は、補足コンテンツを基本となるベースコンテンツに動的にバインドすることにより、そのようなコンテンツの力を生かそうとする。単純な例として、ビデオは、多くのビデオストリーミングサービスの1つによって提供される等のコンテンツサーバからストリーミングし得る。本開示の特定の実施形態によれば、補足コンテンツは、そのようなコンテンツに動的に追加される。1つ又は複数の実施形態では、「動的」は「リアルタイム」と呼ばれることもある。以下の開示は特に、そのような補足コンテンツの追加と、どの補足コンテンツを提供するかの決定とを説明する。これは、ベースコンテンツ、ユーザプロファイル、デバイスプロファイル、又は他の要因に基づいて行うことができる。
【0029】
図2A〜
図2Eは、本開示によるベースコンテンツへの補足コンテンツの動的バインドの例を示す。
図2A〜
図2Eに見られるように、ベースコンテンツ200が概して示される。ベースコンテンツ200は、文字通りあらゆるタイプの視覚的又は聴覚的コンテンツ − 写真であれ、ストリーミングビデオであれ、リモートロケーションからのライブストリームであれ、デバイスの現在ロケーションからのリアルタイムコンテンツであれ、ウェブページであれ、又は他のタイプの視覚的コンテンツであれ − を表す。補足コンテンツは、ベースコンテンツ及び/又はベースコンテンツにアクセスしているユーザに関連する追加情報を表す。1つ又は複数の実施形態では、補足コンテンツは、ベースコンテンツを再生するモジュールをオーバーライドし、モジュールの機能を拡大することができる(YOUTUBE(登録商標)等を用いて)。
【0030】
幾つかの実施形態では、補足コンテンツは、追加情報、構成可能な制御機構、選択可能な構成、製品又はサービス等のコンテンツトランザクションアイテム等を含み得る。ベースコンテンツ200の表示可能エリアは一般に、矩形境界エリアを有するものとして示されているが、ベースコンテンツ200の表示可能エリアは他の形状をとることもできる。更に、ベースコンテンツ200は、モバイル電話からコンピュータ、テレビまでの略無限の数のデバイスで(又は略無限の数のデバイスを通して)示すことができる。
【0031】
上記の例として、ベースコンテンツ200は、コンピュータ、モバイルデバイス、テレビ画面、又は任意の他の適する1つ若しくは複数のデバイスで閲覧中の、YOUTUBE、VIMEO、NETFLIX、FEDBOX INSTANT等のビデオベースのプロバイダを通してストリーミングされたビデオであり得る。ベースコンテンツ200は、GOOGLE GLASS等の電子デバイスを通して閲覧中の現在ロケーションでのコンテンツのリアルタイムビュー又はタブレット若しくは電話等のモバイルコンピューティングデバイスでのリアルタイムビューであってもよい。更に他の構成では、ベースコンテンツ200は画像であり得る。更に他の構成では、ベースコンテンツ200はウェブページであり得る。
【0032】
図2A〜
図2Eには、ベースコンテンツ200に動的にバインドするように構成された補足コンテンツの非限定的な例210a〜210eも示される。特定の例が提供されるが、そのような例が非限定的であり、本開示を読んだ当業者には明らかになるように、他の構成も同様に利用可能なことを理解されたい。幾つかの構成では、補足コンテンツは、部分的に透明であるか否かに関係なく、ベースコンテンツに重なり得る。ベースコンテンツ200に重なっている例としての補足コンテンツ210b及び210cが
図2B(左位置)及び
図2Eに示されている。他の構成では、補足コンテンツは、左側、右側、上側、下側、又は他の位置等のベースコンテンツ200外部に位置決めされ得る。ベースコンテンツ200の境界エリア外部の例としての補足コンテンツ210a、210c、及び210dは、
図2A、
図2C(左位置)、及び
図2Dに示される。
【0033】
特定の構成では、補足コンテンツは、ユーザの行動又は非行動等に起因して、選択的に表示可能であり、且つ/又は選択的に「非表示可能」であり得る。例えば、幾つかの構成では、ベースコンテンツのコンテナと対話しているユーザは、補足コンテンツを有するメニューを表示させ得る。これらの構成の例は
図2B及び
図2Cに示されており、両矢印は、選択的表示能力又は選択的非表示能力を表す。
【0034】
更に他の構成では、補足コンテンツは、ベースコンテンツ200のエリア外部で始まり、部分的に透明であれ、不透明であれ、ベースコンテンツ200を覆うように拡大し得る。例えば、
図2Dに見られるように、左側にある補足コンテンツ210dの位置は、ベースコンテンツ200の表示可能エリアの真下である。しかし、右側にある補足コンテンツ210dの位置では(ユーザによる対話の結果であり得る)、補足コンテンツ210dは拡大して、ベースコンテンツ200に少なくとも部分的に重なる(エリア210d’に示されるように)。同様の構成が
図2Eにも見られるが、補足コンテンツ210eは画面のオーバーレイとして始まり、エリア210e’は、ベースコンテンツ200の表示可能エリアの縁部全体を覆う。
【0035】
特定の構成では、補足コンテンツは、ベースコンテンツから独立し、ベースコンテンツが表示される際、動的にバインドされる。例えば、特定の設定では、ウェブページは、(i)ベースコンテンツ及び(ii)補足コンテンツをインスタンス化する(ロードするか、又は呼び出す)コンテナ(埋め込みコード等)を有し得る。特定の構成によれば、補足コンテンツの要求は、ベースコンテンツに示されているものに基づくことができ、補足コンテンツはベースコンテンツに特に関連する。更に、補足コンテンツは、ベースコンテンツを見ているユーザのユーザプロファイル又は地理ロケーション等の他のパラメータに基づき得る。別の例として、他の構成では、ページ分析器がウェブページをレビューして、ベースコンテンツが含まれるロケーションを特定し、そのようなベースコンテンツをオーバーレイ又は調整することができる。
【0036】
本明細書によれば、「バインド」の概念は、補足コンテンツをベースコンテンツに関連付けることを指し、一方、「動的バインド」は、ベースコンテンツの検出時等、コンテンツを即座に(on the fly)関連付けることを指す。特定の構成では、初期関連付けは、以下に図を参照して説明するように、補足コンテンツ及びベースコンテンツの両方を一緒に続けてシェアできるようにし得る。より詳細には、特定の構成では、初期動的バインドは、新しいデバイスにシェアされると、基本となるベースコンテンツ及び補足コンテンツをインスタンス化するシェア可能なコンテナ(埋め込みコードによってインスタンス化されてもよく、又はされなくてもよい)を生成する。他の構成では、そのようなコンテナは作成されず、補足コンテンツの動的バインド又は動的関連付けは、ビデオの再生毎に行われる。更に他の構成では、補足コンテンツはビデオにバインドし得、ビデオが再生要求されるとき、特定のコンテンツが動的に決定される。
【0037】
様々な技術が、上述した動的バインドに使用され得る。非限定的な例としての構成として、補足コンテンツは、表示内のあるレイヤとして構成し得、ベースコンテンツは別のレイヤである。そのような構成では、補足コンテンツのレイヤは、適切であり得るように、レイヤ内で前方に出され、オーバーレイを可能にし得る。他の構成では、補足コンテンツには単純に、ベースコンテンツに関連する位置決めが提供され得る。
【0038】
特定の構成では、補足コンテンツは、ベースコンテンツの特定されたサイズ及び/又はベースコンテンツ及び補足コンテンツが表示されるデバイスのスペース構成に基づいて、動的にサイズ指定することができる。他の構成では、ベースコンテンツの特定のサイズを所与として、補足コンテンツは、補足コンテンツに余地があるようにわずかにサイズ低減されたベースコンテンツを要求するコンテナについて、同じサイズを使用し得る。そのような構成を実施するに当たり、技術は、ベースコンテンツに対する要求をインターセプトし、ベースコンテンツを要求しその次に補足コンテンツを要求するコンテナを要求するように、そのような要求をリダイレクトすることができる。この後者の構成は、補足コンテンツがベースコンテンツに重ならない状況で有利であり得る。
【0039】
図3A〜
図3Cは、本開示による動的バインドを用いて作成し得る表示例を示す。
図3Aを参照して、ベースコンテンツ300を示す。ここでは、ベースコンテンツ300はビデオであるが、上述したように、他のタイプのコンテンツをベースコンテンツ300として使用することもできる。2つのタイプの補足コンテンツ、すなわち、ベースコンテンツ300の表示可能エリアに最初に重ねられる補足コンテンツ310a及びベースコンテンツ300の表示可能エリアに最初に重ねられない補足コンテンツ310bが示される。
【0040】
補足コンテンツ310aは、再生及びオーディオ選択肢311、シェア選択肢313、アカウントログイン選択肢315、ビデオ品質選択肢317、並びに追加情報選択肢319を含め、様々な選択肢を含むインタラクティブツールバーである。再生及びオーディオ選択肢311の機能は、当業者に明らかである。再生バー312も示され、再生バー312は当業者に明らかである。特定の構成では、再生バー312は、通常であればベースコンテンツ300の表示と同時に存在する再生バーに取って代わり得る。
【0041】
シェア選択肢313をクリックすると、様々な他の選択肢が提供可能である。例えば、ユーザには、FACEBOOK、MYSPACE、TWITTER(登録商標)、YAHOO、LINKEDIN、GOOGLE、又はWORDPRESS等のネットワークを介して、動的にバインドされたコンテンツのコンテナをシェアする機会が与えられ得る。更に、ユーザには、埋め込みコードをコピーし、電子メールを介してシェアする選択肢が与えられ得る。更に、ユーザは、GOOGLE PLUSで「いいね」ボタン又は「+1」ボタンをクリックすることにより、コンテナを伝搬させることが可能であり得る。アカウントログイン選択肢315は、ユーザが、例えば、CINSAY、FACEBOOK、又はGOOGLEを含め、様々なネットワークにサインインできるようにし得る。ビデオ品質選択肢317は、ビデオの変更を可能にし、追加情報選択肢319は、補足情報に関連して選択し得る様々な任意の選択肢を提供する。
【0042】
補足コンテンツ310bは、ビデオに示される製品又はサービスに対応する複数のインタラクティブアイテムを含む製品カルーセルとして示される。特定の構成では、ユーザは、表示可能な製品カルーセルと対話し、補足コンテンツ310b及びベースコンテンツ300の表示可能エリアを去ることなく、アイテムを購入するか、又は取引し得る。例えば、友人のFACEBOOKウォール上のコンテナ(補足コンテンツ及びベースコンテンツ300を有する)を参照して、ユーザは、そのようなアイテムのコンテナから直接製品を購入し得る。他の構成では、ユーザはコンテナを去り、ウェブサイトにリダイレクトされ得る。
【0043】
図3Bを参照して、特定のアイテム340、すなわちSMYTHEと呼ばれる製品とのインタラクティビティを示す。ユーザがアイテムに「マウスオーバ」するとき、視線追跡が、アイテムでのユーザの目の一時停止を識別するとき、マウスがアイテム上に位置するとき、又はユーザがアイテムを「マウスでクリック」するとき、
図3Bに示されるように、そのアイテムはオーバーレイされる。別の例では、ユーザはタッチスクリーンに触れて、アイテムを選択することができる。製品又はサービスについての更なる情報が示される。更に、「行動する」ボタンをクリックすると、ユーザに
図3Cに示されるビューが表示される。
【0044】
図3Cを参照すると、ユーザは、更なる追加情報350の閲覧を含め、オーバーレイ画面と更に対話することができる。
図3Cでは、幾つかの実施形態では、ベースコンテンツ300は完全にオーバーレイされ得る。他の例では、ベースコンテンツ300は部分的にオーバーレイされ得る。幾つかの実施形態では、特定の構成によれば、ユーザは、表示されたアイテムを購入し、表示されたアイテムをシェアし、且つ/又は追加情報を閉じ、
図3A又は
図3Bに示される画面に戻ることにより、オーバーレイ画面と更に対話することができる。実施形態例では、ユーザは、「行動する」ボタン355a、「シェア」ボタン355b、及び/又は「閉じる」ボタン355cをクリックすることにより、これらの機能にアクセスし得る。
【0045】
図4は、本開示による動的バインドを用いて作成し得る別の表示例を示す。
図4では、モバイル電話450がオブジェクトの前に位置決めされる。オブジェクトは、例えば、モバイル電話のカメラを通してキャプチャされるように、モバイル電話450に表示される。示される表示は、基本となるベースコンテンツ400に対応する。本開示の実施形態が開始されると、補足コンテンツ410をモバイル電話450のディスプレイに提供することができる。
【0046】
図5は、本開示により補足コンテンツを記憶する例としてのサーバ580a〜580cを示す。3つのデバイス(すなわち、ラップトップ、モバイル電話、及びネットワーク接続されたテレビ)は、ベースコンテンツ200a〜200cをそれぞれ示している。ベースコンテンツ200a〜200cが識別されると、適切な補足コンテンツ210a〜210cをベースコンテンツにバインドし得る。補足コンテンツは、3つの異なるサーバ580a〜580cの1つ又は複数に配置し得る。
【0047】
異なる実施形態では、そのような補足コンテンツの特定の補足コンテンツ又は識別子は、ベースコンテンツに対応するように予め書かれ、ベースコンテンツが検出されたときに使用することができる。例えば、特定の映画でのドレスが示されているとき、特定の予め書かれた補足コンテンツを表示することができる。代替的には、他の構成では、補足の識別子のみが予め書かれる。例えば、ドレス識別子が予め書かれ得る。ベースコンテンツが識別されると、ドレス識別子はコンテンツの動的作成をトリガーし得、これは、特に、ドレスの動的に変更する価格を含み得る。更に、後述する特定の構成では、補足コンテンツは、ユーザ及び/又はベースコンテンツ及び補足コンテンツを表示しているデバイスの属性に基づいてカスタマイズすることができる。
【0048】
図6は、本開示によるデータベースサーバ等のサーバに記憶された例としての記録682を示す。記録682は一般に、補足コンテンツ686又は補足コンテンツの識別子(若しくはポインタ)に対応する値684を示す。特定の構成では、ベースコンテンツが特定されると、値684を調べて、どの補足コンテンツ686を取得すべきかを判断することができる。例えば、ベースコンテンツは、ドレスを示す特定の映画に対応し得る。映画及び対応する値が特定されると、その値の記録が調べられて、対応する補足コンテンツ(ドレスのアイテムを含み得る)をもたらす。当業者に認識されるように、記録自体は単純に、補足コンテンツの実際の記録を取得するためのポインタを含み得る。動作に当たり、特定の値に対応する補足コンテンツの実際の補足コンテンツ及び/又は識別子(又はポインタ)は、時間の経過に伴って変更することができる。
【0049】
図7は、本開示による例としての判断エンジン702を示す。判断エンジン702は、任意の適するサーバ又はコンピュータ上の論理構造(ソフトウェア等)として存在し得、論理構造は
図12を参照して説明された構成要素を含み得る。特定の実施形態によれば、判断エンジン702は、ベースコンテンツ及びユーザパラメータ704に対応する値684を受信し、ユーザパラメータ704の幾つかについて以下に考察する。これらの入力(及び他の構成に従って他の入力)に基づいて、判断エンジン702は、ベースコンテンツについてどの補足コンテンツが送信されるべきかを判断する。
【0050】
2つ以上の補足コンテンツが値684に対応し得る。例えば、
図7に示されるように、異なる補足コンテンツ686a〜686cが値684に対応する。したがって、ユーザパラメータ704等の他のアイテムが、ユーザに送信する最適な補足コンテンツを見つけるに当たり判断エンジン702を支援し得る。補足コンテンツに加えて、補足コンテンツの、価格706、在庫708等の他の関連付けられたパラメータを、補足コンテンツの記録からの入力又は他のパラメータに基づいて取得することもできる。当業者に認識されるように、これらの関連付けられたパラメータは、時間の経過に伴って動的に変更し得る。
【0051】
上記の非限定的な例として、値は様々な補足コンテンツ686a〜686cを有し得る。判断エンジン702は、前のトランザクション(他のユーザから等)からの動的なフィードバックに基づいて、補足コンテンツ686cが現在、同様の人口統計のユーザに最良のトランザクション顧客転換率(transactional conversion rate)を有する(顧客転換率の特定に、アイテム686a〜686cのランダムサンプリングを使用する場合等)ため、補足コンテンツ686cが選択されるべきであると判断し得る。判断エンジン702は、ユーザパラメータに基づいて、ユーザが、(a)お客様感謝クラブのメンバであるため、又は(b)1日の値引き時間で取引しているため、値引きの資格を有すると判断することもできる。上記は、特定のユーザのパラメータ及び他のユーザの統計学的パラメータを含め、ベースコンテンツ及びユーザパラメータに基づいて動的に選択することができる適切な補足コンテンツの動的特定の一例である。
【0052】
上で参照したように、様々な技術を利用して、コンテンツを認識し得る。幾つかの構成では、コンテンツ指紋が利用される。例えば、ほとんどあらゆるコンテンツが、コンテンツを一意に識別するために使用することができる特定の識別特徴を有する。非限定的な例として、オーディオは、再生時、一意の音波特徴を有する。これは、コンテンツの品質がばらついても当てはまる。コンテンツ指紋の例は、画像についてGOOGLE GOGGLES製品でGOOGLEにより、SHAZAMのオーディオ指紋、及びGRACENOTESオーディオ指紋によって使用されている。ビデオ指紋の場合、ビデオの指紋は、オーディオフィードのみ、ビデオフィードのみ、又は両方に基づき得る。更に、ビデオ指紋の場合、フレームを抽出し、分析することができ、この場合、信頼度は、コンテンツの複数のフレームでの一致に基づいて上がる。コンテンツの指紋が認識されると、コンテンツは識別され、適切な補足情報を取得することができる。コンテンツ指紋を取り巻く更なる他の詳細は、本明細書の検討後、当業者に明らかになろう。
【0053】
上記コンテンツ指紋に加えて、コンテンツを識別するか、又はコンテンツが実際に、そうであると信じられているコンテンツであることの信頼度を強化するために、他のタイプの指紋型分析を行うことができる。評価することができるパラメータは、コンテンツが取得されるIPアドレス又はドメイン名、符号化パラメータ(コーデック及びビデオの秒当たりのデータ送信速度等)、コンテンツのサイズ(コンテンツが画像である場合、ピクセルサイズ及び画像サイズ等)、及びコンテンツに関連付けられた特定のメタデータを含む。本開示の検討後、様々な他のコンテンツ特徴が当業者に明らかになろう。
【0054】
コンテンツ認識の更に別の例として、無線周波数識別(RFID)タグ等のタグがオブジェクトに配置することができ、タグは、そのようなRFIDタグを読み取るアイテムにオブジェクトの識別情報を通知する。例として、店内で、特定のドレスを着たマネキンは、タグを読み取るデバイスにアイテムの識別情報を通知するRFIDタグを有し得る。同じように、ファッションショーは、示されているコンテンツの識別子を有する信号をブロードキャストすることができ、それにより、デバイスは、補足コンテンツの適切な取得のために、何が示されているかを特定することができる。
【0055】
コンテンツ認識の更に別の例として、地理空間座標のタグ付けを実行することができる。例えば、彫像の地理空間座標をタグ付けすることができる。デバイスが彫像の近傍にあるか、又は地理空間ビュー(デバイスのカメラを用いて等)を有する場合、そのような地理空間座標に対応するアイテムを認識することができる。
【0056】
複数のコンテンツ認識技法を同時に使用することもできる。例えば、公園の地理位置が分かっている。更に、特定の公園のアイテムが、4つの異なる曲を再生する4つの異なる彫像を表示することが分かっている。したがって、公園の地理位置と共に、公園で再生されることが分かっている特定の曲のオーディオ指紋が、特定の彫像をもたらすことができる。
【0057】
本開示により、特に、オーディオ、写真、及びビデオを認識するために、様々な他のタイプのコンテンツ認識技術を利用することもできる。本開示は、いかなる特定の技術にも限定されない。例えば、上記認識技法に加えて、他の技法としては、現実世界でオブジェクトに配置されたタグの実際の電子的読み取りが挙げられ得る。
【0058】
コンテンツ自体の認識に加えて、補足コンテンツは、ユーザ、デバイス、及び/又は他の統計学的情報の特徴に基づいてカスタマイズすることもできる。非限定的な例としては、ユーザに対応して作成されたプロファイル(FACEBOOK SHADOWプロファイルを含むが、これに限定されない)、地理的ロケーション、IPアドレス、任意の適するデバイス識別子(MACアドレス等)、クライアントを識別するヘッダに掲示されるアイテム(GOOGLE CHROMEブラウザ等)、及び日時が挙げられる。そのような情報に基づいて、補足コンテンツは、特定のユーザに対応するようにカスタマイズすることができる。
【0059】
図8は、本開示により補足コンテンツをベースコンテンツにアドホックバインドする例としてのプロセス800を示す。プロセス800は、ステップ810において、ベースコンテンツのパラメータを検出することによって開始される。これは、指紋検出に使用することができるパラメータの検出を含み得る。これは、ベースコンテンツに関連付けられたタグの検出を含むこともできる。これは、地理空間座標等のコンテンツに関連付けられた他のパラメータの検出を更に含み得る。特定の実施形態では、パラメータを検出するために、表示エリアへの送信が意図されたコンテンツが、表示前に、評価のためにインターセプトされるインターセプトプロセスが行われ得る。更に他の実施形態では、オーディオ、サウンド、又は画像をキャプチャすることができるキャプチャデバイスが利用され得る。
【0060】
ステップ820において、ベースコンテンツが、パラメータに基づいて特定される。上述した指紋技法又は他の手法を含め、任意の適する技法をこのプロセスに使用し得る。非限定的な一例は、特定のビデオが再生中であることを示し得る、ベースコンテンツ内のオーディオを検出することを含む。
【0061】
ステップ830において、デバイスに関連付けられたパラメータが特定される。パラメータ例としては、デバイスタイプ、ブラウザタイプ、地理ロケーション、帯域幅(ベースコンテンツの同時ストリーミングファイルの考慮事項を含み得る)、IPアドレス、及び日時が挙げられるが、これらに限定されない。幾つかの実施形態では、このステップは任意選択的であり得る。
【0062】
ステップ840において、デバイスのユーザに関連付けられたパラメータが特定される。パラメータ例としては、ユーザに対応して作成されたプロファイル(FACEBOOK SHADOWプロファイル等)が挙げられるが、これに限定されない。特定の実施形態では、ユーザは、ウェブサイトにログインしていてもよく、又はユーザに対応するクッキーが作成されてもよい。他の例として、IPアドレス又はMAC識別子に関連付けられたプロファイルが、ユーザを特定のデバイスに関連付け得る。幾つかの実施形態では、このステップは任意選択的であり得る。
【0063】
ステップ850において、これらのパラメータ及び検出されたベースコンテンツに基づいて、適切な補足コンテンツが選択される。特定の構成では、
図7に示される等の判断エンジン又は
図12に示されるような装置が利用され得る。略無制限の数の状況が、このプロセスの使用を含み得る。幾つかの非限定的な例は以下である。
【0064】
最初の例として、ネットワーク接続されたテレビが、様々なコンテンツを表示し得る。そのようなコンテンツは、表示の直前でインターセプトされ、分析することができる。特定の実施形態では、これは、表示がコンテンツを提示するのを数マイクロ秒〜数秒又は数秒を超える期間にわたり遅延させることがある。分析は、ネットワーク接続されたテレビのある場所であってもよく、ネットワーク接続されたテレビから離れた場所であってもよく、又はそれらの組合せであってもよい。分析は、コンテンツと、そのようなコンテンツの特定のユーザのカスタマイズパラメータとの特定を含み得る。ドレス等のアイテムがネットワーク接続されたテレビに示される場合、ドレスの補足コンテンツを表示することができる。特定の構成では、補足コンテンツは、ドレスを購入する選択肢を含むことができる。更に、前の購入に基づく情報を含み得るユーザプロファイルによって決定されるような予め用意された特定のドレスサイズが表示され得る。
【0065】
別の例として、コンテンツの表示は、あるデバイスから別のデバイスに複製することができる。例えば、テレビはコンテンツを表示することができる。コンピュータ、タブレット、又はモバイル電話等のデバイスは、コンテンツをキャプチャし認識することができる(ローカル分析、リモート分析、又はそれらの組合せを使用して)。認識されると、コンテンツは、コンピュータ、タブレット、又はモバイルデバイス上で、複製されたコンテンツに適切であると判断された補足コンテンツと共に、複製することができる。複製されるべきコンテンツは特定の制約を受け得るため、任意の適する許可方式が利用され得る。許可を得ることができない場合、エラーメッセージが返され得る。しかし、コンテンツを返すことができる場合、コンテンツはコンピュータ、タブレット、又はモバイルデバイスに表示することができる。
【0066】
図9は、本開示による例としてのアドホックバインドシステム900を示す。アドホックバインドシステム900は、
図1に示される通信システム100等の通信システムを利用し得る。ここでは、アドホックバインドシステム900は、通信アーキテクチャ902、テレビ904、コンピューティングデバイス906、コンテンツサーバ908、及び補足コンテンツサーバ910を含む。
【0067】
この実施形態例では、テレビ904は、ドレスを表示する特定の映画の放送ブロードキャスト又は他のショーを表示中であり得る。ドレスは、特定のユーザの目を捉える。したがって、ユーザは、コンピューティングデバイス906(コンピュータ、タブレット、又はモバイル電話等)を掴み、映画をベースコンテンツ200としてキャプチャする。映画が検出される(オーディオ指紋又は他のキャプチャ技法を使用することによる等)と、検出されたベースコンテンツ200は、適切な補足コンテンツ210aと共に、ベースコンテンツ200aとして表示することができる(特定の構成では許可を受ける)。ベースコンテンツ200aは、ベースコンテンツ200の提示と実質的に同期して、コンピューティングデバイス906に提示することができるが、これが当てはまる必要はない。補足コンテンツ210aは、購入する選択肢又はどの地元店がそのドレスを有するか(デバイスの特定された地理ロケーションに基づいて)についての情報と共にドレスを含み得る。補足コンテンツ210aは、補足コンテンツサーバ910によって提供され得、一方、ベースコンテンツ200は、コンテンツサーバ908によって提供され得る。
【0068】
更に、放送又は他のブロードキャストで「巻き戻し」機能が潜在的にないにも関わらず、コンテンツは、通信アーキテクチャ902とは対照的にコンテンツサーバ908からストリーミングされているため、ユーザは、コンピュータ、タブレット、又はモバイル電話でコンテンツを巻き戻すことができる。この機能は、何かが表示されている実際の瞬間をリアルタイムでキャプチャする必要を回避する。アイテムが表示された直後のコンテンツキャプチャにより、アイテムがキャプチャされた瞬間に巻き戻ることができる。更に、特定の実施形態では、ユーザは、コンテンツの中断なし版(コマーシャルによる中断なし等)を再生することができ得る。
【0069】
上記等の技術は、混乱して見え得る(ブロードキャスト側にとって等)ため、コンテンツサーバ908からの再生は、時間的に制限され得る。代替的には、ブロードキャスト側は、コンテンツサーバ908又は補足コンテンツサーバ910からの情報の表示の結果として生成し得る収益についての無償共有合意を有し得る。
【0070】
別の例として、ユーザは、特定の書店におり、特定の本を見得る。ユーザは、モバイルデバイスのカメラを用いて本をキャプチャすることができる。電話又はリモートロケーション(画像がリモートサーバにアップロードされる場合等)にある適切なソフトウェアを用いて、本は、任意の適する技法を使用して(画像認識又はバーコード認識を介する等)認識される。更に、モバイルデバイスの地理ロケーションが認識され得る(GPS、携帯電話中継塔三角測量等を使用することによる等)。更に、ユーザは、特定の書店の得意客として認識され得る。この入力を有して、適切な補足コンテンツが生成され、ベースコンテンツにバインドされ得る。例えば、補足コンテンツは、同じ特定の店からであるが、現在の定価と比較して値引きされた価格で購入する選択肢を含み得る。
【0071】
更に別の非限定的な例として、インジケータ又はディレクトリは、ワシントンレッドスキンズとダラスカウボーイズとのフットボール試合のライブブロードキャストが示されていることを示し得る。更なる特定により、試合を見ている人がクォーターバックのロバートグリフィンIII(「RG3」)のファンである確率をもたらし得る。したがって、このクォーターバックがライブブロードキャストに示されているとき、補足コンテンツは販売中のRG3のジャージを示し得る。
【0072】
図10は、本開示により、補足コンテンツをビデオコンテンツに動的にバインドする例としてのプロセス1000を示す。プロセス1000は、例えば、
図13に示され、以下に説明するような少なくとも1つの処理デバイス1312によって実行し得る。以下の説明では、少なくとも1つの処理デバイス1312はコントローラと呼ばれるが、プロセス1000は任意の他の適するデバイスによって実行することもできる。
【0073】
ステップ1010において、コントローラは、表示デバイスにおいてビデオコンテンツを受信する。ビデオコンテンツは、任意の適するタイプのビデオコンテンツを表すことができる。また、ビデオコンテンツは、ビデオコンテンツを提供するビデオサービス(YOUTUBE、TWITTER、VINE等のような)等の任意の適するソースから受信することができる。
【0074】
ステップ1020において、コントローラは、1つ又は複数の製品又はサービスに関連する少なくとも1つの値を識別する。少なくとも1つの値にはビデオコンテンツが関連付けられる。これは、フィンガープリント、タイトル、サイズ等のメディアの特徴をローカル又はリモートに識別する等、任意の適する方法で行うことができる。値は、XMLファイル等であるがこれに限定されないデータファイルを通して提供することもできる。値は、ビデオコンテンツに関連付けられたインターネット情報をデータマイニングすることによって検索することもできる。例えば、値は、ビデオコンテンツの値を提供するウェブサイトを識別することによって見つけることができる。
【0075】
ステップ1030において、コントローラは、少なくとも1つの値に基づいて、1つ又は複数の製品又はサービスに関連する補足コンテンツを取得する。補足コンテンツは、1つ又は複数の製品又はサービスについての追加情報を提供する。例えば、追加情報は、1つ又は複数の製品又はサービスについての値付け、説明、レビュー等とすることができる。補足情報は、1つ又は複数の製品又はサービス、追加情報、及び1つ又は複数の製品又はサービスに関連する構成に関連する制御機構を含むこともできる。幾つかの実施形態では、制御機構は、1つ又は複数の製品又はサービスとの利用可能な対話であることができる。更に、ユーザパラメータが価値と共に送信されて、ユーザに送信する補足コンテンツの識別に役立ち得る。
【0076】
ステップ1040において、コントローラは、補足インタラクティブ表示を通して補足コンテンツをビデオコンテンツに動的にバインドする。補足インタラクティブ表示は、それまでビデオを表示していた表示の制御をオーバーライドすることができる。ステップ1050において、コントローラは、ビデオコンテンツに隣接して、又はビデオコンテンツに重ねて等、ビデオコンテンツに関連付けて補足コンテンツを位置決めする。この時点で、プロセス1000は終了する。
【0077】
図11は、本開示による、補足コンテンツをライブビデオコンテンツに動的にバインドする例としてのプロセス1100を示す。プロセス1100は、例えば、
図13に示され、以下に説明するような少なくとも1つの処理デバイス1312によって実行し得る。ここでも、以下の説明では、少なくとも1つの処理デバイス1312はコントローラと呼ばれるが、プロセス1100は任意の他の適するデバイスによって実行することもできる。
【0078】
ステップ1110において、コントローラは、デバイスを通してライブビデオコンテンツを受信する。ライブビデオコンテンツは、エンドポイントにおいてリアルタイム又は準リアルタイムで撮影されているビデオコンテンツ等のリアルタイムビデオコンテンツを表す。ステップ1120において、コントローラは、ライブビデオコンテンツの記述(description)をサーチする。幾つかの実施形態では、記述は、プログラミングディレクトリ内にあるか、ブロードキャストフィード内にあるか、又はインターネットでサーチされる等であり得る。
【0079】
ステップ1130において、コントローラは、記述に基づいて補足コンテンツを取得する。補足コンテンツは、ライブビデオコンテンツに関連する1つ又は複数の製品又はサービスについての追加情報を提供する。補足コンテンツは、補足コンテンツサーバから取得することができる。ステップ1140において、コントローラは、補足インタラクティブ表示を通して補足コンテンツをライブビデオコンテンツに動的にバインドする。補足インタラクティブ表示は、ビデオを前に表示していた表示の制御をオーバーライドすることができる。ステップ1150において、コントローラは、ビデオコンテンツに隣接して、又はビデオコンテンツに重ねて等、ビデオコンテンツに関連付けて補足コンテンツを位置決めする。この時点で、プロセス1100は終了する。
【0080】
図12は、本開示による、補足コンテンツをコンテンツトランザクションアイテムに動的にバインドする例としてのプロセス1200を示す。プロセス1200は、例えば、
図13に示され、以下に説明するような少なくとも1つの処理デバイス1312によって実行し得る。ここでも、以下の説明では、少なくとも1つの処理デバイス1312はコントローラと呼ばれるが、プロセス1200は任意の他の適するデバイスによって実行することもできる。
【0081】
ステップ1210において、コントローラは、デバイスを通してコンテンツトランザクションアイテムを識別する。「コンテンツトランザクションアイテム」は、購入、リース、レンタル、又は他の取引に利用可能な製品又はサービスを表す。実施形態例では、コンテンツトランザクションアイテムは、店内の本等の物理的な製品又はサービスとすることができる。別の例では、コンテンツトランザクションアイテムは、メディアストリーム又はベースコンテンツ内の製品又はサービスとすることができる。コンテンツトランザクションアイテムの識別は、アイテムの画像をキャプチャし、次に、その画像又はその画像に関連する情報を、画像のリポジトリを有するサーバに送信すること等により、任意の適する方法で行うことができる。
【0082】
ステップ1220において、コントローラは、コンテンツトランザクションアイテムに関連する記述を識別する。店名、地理ロケーション情報、全地球測位情報等のロケーション情報を取得することもできる。トランザクションアイテムは、RFIDタグ、製品についての情報を有する信号、又はバーコードによって更に識別することができる。
【0083】
ステップ1230において、コントローラは、記述に基づいて、コンテンツトランザクションアイテムに関連する補足コンテンツを取得する。補足コンテンツは、コンテンツトランザクションアイテムについての追加情報を提供する。補足コンテンツは、アイテム、現在の値引き、ユーザ値引き等に関連する情報を含み得る。ステップ1240において、コントローラは、補足インタラクティブ表示を通して、補足コンテンツをコンテンツトランザクションアイテムに動的にバインドする。補足コンテンツは、コンテンツトランザクションアイテムに関連する1つ又は複数のサービス又は製品として表示することができる。ステップ1250において、コントローラは、ビデオコンテンツに隣接して、又はビデオコンテンツに重ねて等、ビデオコンテンツに関連付けて補足コンテンツを位置決めする。この時点で、プロセス1200は終了する。
【0084】
図13は、本開示による、補足コンテンツを動的にバインドする例としてのコンピューティングデバイス1300を示す。コンピューティングデバイス1300は、ここでは、上述した技法又は機能の任意の組合せを含め、上述した任意の技法又は機能を実施するために使用することができる。コンピューティングデバイス1300は一般に、Windows、MAC OS、UNIX(登録商標)、LINUX、OS2、IOS、ANDROID、又は他のオペレーティングシステムを含め、任意の適するオペレーティングシステムを実行するように構成され得る。
【0085】
図13に示されるように、コンピューティングデバイス1300は、少なくとも1つの処理デバイス1312と、ランダムアクセスメモリ(RAM)1314と、読み取り専用メモリ(ROM)1316と、マウス1318と、キーボード1320と、ディスクドライブ1322、プリンタ1324、ディスプレイ1326、及び通信リンク1328等の入/出力デバイスとを含む。他の実施形態では、コンピューティングデバイス1300は、より多数、より少数、又は他の構成要素を含み得る。コンピューティングデバイスは、多種多様な構成であり、
図13は、いかなる特定のコンピューティングデバイス又はいかなるタイプのコンピューティングデバイスにも本開示の範囲を限定しない。
【0086】
プログラムコードは、RAM1314、ROM1316、又はディスクドライブ1322に記憶し得、少なくとも1つの処理デバイス1312によって実行されて、上述した機能を実行し得る。少なくとも1つの処理デバイス1312は、1つ又は複数のプロセッサ、マイクロプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、マルチコアプロセッサ等の任意のタイプの処理デバイスとすることができる。通信リンク1328は、上述した任意の様々なタイプの通信ネットワーク140を含め、コンピュータネットワーク又は様々な他の通信プラットフォームに接続され得る。ディスクドライブ1322は、例えば、フロッピードライブ、ハードドライブ、CDドライブ、DVDドライブ、磁気テープドライブ、又は他の適する記憶媒体等の様々なタイプの記憶媒体を含み得る。1つ又は複数のディスクドライブ1322が、コンピューティングデバイス1300で使用され得る。
【0087】
なお、
図13は、本開示の他の実施形態と共に利用され得るコンピュータの一例を提供するが、そのような他の実施形態は、任意の適する汎用又は専用コンピューティングデバイスを利用し得る。任意の適する構成を有する複数のコンピューティングデバイスを使用することもできる。一般に、複数のコンピューティングデバイスは、インターネットを通して、且つ/又はクライアント−サーバネットワークでネットワーク接続される。しかし、本開示は、私設又は公衆ネットワークによって一緒にリンクされる別個のコンピュータネットワーク内のコンピューティングデバイスを含め、任意の適する組合せ及び構成のコンピューティングデバイスを使用し得る。
【0088】
コンピューティングデバイス1300は、固定又はモバイルデバイスを表すことができ、様々な構成要素が、コンピューティングデバイスの特定の実施に基づいて追加又は省略可能である。例えば、モバイルデバイスは、カメラ、カムコーダ、GPS機能、及び無線通信用のアンテナ等の機能を含むことができる。そのようなモバイルデバイスの特定の例としては、iPhone、iPad、及びANDOROIDベースのデバイスが挙げられる。
【0089】
上記図は、補足コンテンツへのベースコンテンツの動的バインドに関連する様々なシステム、デバイス、及び方法を記載したが、図に様々な変更を行い得る。例えば、様々なデバイス及びシステムの設計は、デバイス又はシステムの構成要素が結合されるか、更に分割されるか、配置換えされるか、又は省略される、追加の構成要素が追加される場合等、必要又は所望に応じて変更することができる。別の例として、様々な方法が一連のステップとして示されるが、各方法での様々なステップは、重なってもよく、並列で行われてもよく、異なる順序で行われてもよく、又は任意の回数行われてもよい。更に、グラフィカル提示の例は、単なる例示であり、コンテンツは任意の他の適する方法で提示することもできる。周知のプロセスが詳細に記載されておらず、簡潔にするために省かれたことが理解されよう。特定のステップ、構造、及び材料が記述されていることがあるが、本開示はこれらの詳細に限定されず、当業者によく理解されるように、他で置換してもよく、様々なステップは必ずしも、示されている順序で実行される必要がない。
【0090】
幾つかの実施形態では、本特許明細書に記載される様々な機能は、コンピュータ可読プログラムコードから形成され、コンピュータ可読媒体で実施されるコンピュータプログラムによって実施又はサポートされる。「コンピュータ可読プログラムコード」という語句は、ソースコード、オブジェクトコード、及び実行可能コードを含め、任意のタイプのコンピュータコードを含む。「コンピュータ可読媒体」という語句は、読み取り専用メモリ(ROM)、ランダムアクセスメモリ(RAM)、ハードディスクドライブ、コンパクトディスク(CD)、デジタルビデオディスク(DVD)、又は任意の他のタイプのメモリ等のコンピュータによりアクセス可能な任意のタイプの媒体を含む。「非一時的」コンピュータ可読媒体は、一時的な電気信号又は他の信号を搬送する有線、無線、光学、又は他の通信リンクを除外する。非一時的コンピュータ可読媒体は、書換可能光ディスク又は消去可能メモリデバイス等のデータを永続的に記憶することができる媒体及びデータを記憶し、後に上書きすることができる媒体を含む。
【0091】
本特許文書全体を通して使用される特定の用語及び語句の定義を記載することが有利であり得る。「アプリケーション」及び「プログラム」という用語は、適するコンピュータコード(ソースコード、オブジェクトコード、又は実行可能コードを含む)で実施されるように構成される1つ又は複数のコンピュータプログラム、ソフトウェア構成要素、命令セット、プロシージャ、関数、オブジェクト、クラス、インスタンス、関連データ、又はその部分を指す。「送信」、「受信」、及び「通信」という用語並びにそれらの派生語は、直接通信及び間接通信の両方を包含する。「含む(include)」及び「含む(comprise)」という用語並びにそれらの派生語は、限定なしの包含を意味する。「又は」という用語は包含的であり、及び/又はを意味する。「関連付けられた」という用語及びその派生語は、含む、含まれる、相互接続する、包含する、包含される、への接続又はとの接続、への結合又はとの結合、通信可能、協働、インタリーブ、並置、近傍、へのバインド又はとのバインド、有する、の属性を有する、への関係又はとの関係を有する等を意味し得る。「少なくとも1つの」という語句は、項目のリストと共に使用される場合、列挙された項目のうちの1つ又は複数の異なる組合せが使用可能であり、リスト内の1つのみの項目が必要であり得ることを意味する。例えば、「A、B、及びCのうちの少なくとも1つ」は、以下の任意の組合せを含む:A、B、C、A及びB、A及びC、B及びC、並びにA及びB及びC。
【0092】
本開示は特定の実施形態及び一般に関連付けられた方法を記載したが、これらの実施形態及び方法の変更形態及び置換形態が当業者には明らかになろう。以下の特許請求の範囲によって規定される本発明から逸脱せずに、他の変更形態、置換形態、及び代替形態も可能である。