特許第6486556号(P6486556)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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特許6486556複数のデジタルコンテンツを一括登録する方法、サーバ及びシステム
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6486556
(24)【登録日】2019年3月1日
(45)【発行日】2019年3月20日
(54)【発明の名称】複数のデジタルコンテンツを一括登録する方法、サーバ及びシステム
(51)【国際特許分類】
   G06Q 50/10 20120101AFI20190311BHJP
   G06F 21/10 20130101ALI20190311BHJP
【FI】
   G06Q50/10
   G06F21/10
【請求項の数】20
【全頁数】24
(21)【出願番号】特願2018-510830(P2018-510830)
(86)(22)【出願日】2016年8月24日
(65)【公表番号】特表2018-535463(P2018-535463A)
(43)【公表日】2018年11月29日
(86)【国際出願番号】KR2016009379
(87)【国際公開番号】WO2017034317
(87)【国際公開日】20170302
【審査請求日】2018年4月25日
(31)【優先権主張番号】10-2015-0119800
(32)【優先日】2015年8月25日
(33)【優先権主張国】KR
(31)【優先権主張番号】10-2015-0175906
(32)【優先日】2015年12月10日
(33)【優先権主張国】KR
(73)【特許権者】
【識別番号】516057439
【氏名又は名称】ファンプルワークス インコーポレイテッド
(74)【代理人】
【識別番号】110001210
【氏名又は名称】特許業務法人YKI国際特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】キム ヒョン
【審査官】 田川 泰宏
(56)【参考文献】
【文献】 韓国公開特許第10−2015−0094888(KR,A)
【文献】 韓国公開特許第10−2015−0090348(KR,A)
【文献】 韓国公開特許第10−2014−0111137(KR,A)
【文献】 特開2015−72530(JP,A)
【文献】 特開2015−228167(JP,A)
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
運営会社のサーバで行われる複数のデジタルコンテンツの一括登録方法において、
第1のデバイスから複数の第1のデジタルコンテンツの一括登録要請を受信するステップと、
前記複数の第1のデジタルコンテンツの一括登録要請を受信した場合、前記複数の第1のデジタルコンテンツ各々に対応する複数のピンコードを前記第1のデバイスに送信するステップと、
前記第1のデバイスから前記複数のピンコードのうち少なくとも1つのピンコードを選択する信号を受信するステップと、
前記第1のデバイスを供給会社のサーバの一括登録ページへ移動させるURLを前記第1のデバイスに提供するステップと、
を含み、
前記URLは、前記選択された少なくとも1つのピンコードに基づいて生成されたものである、複数のデジタルコンテンツの一括登録方法。
【請求項2】
前記第1のデバイスから前記複数の第1のデジタルコンテンツのプレゼント要請を受信するステップと、
前記複数の第1のデジタルコンテンツのプレゼント要請を受信した場合、前記第1のデバイスにプレゼントコードを送信するステップと、
前記第1のデバイスから前記プレゼントコードに対応するセキュリティコードを受信するステップと、
前記複数の第1のデジタルコンテンツを前記第1のデバイスから回収して、第2のデバイスに送信するステップと、
をさらに含む、請求項1に記載の複数のデジタルコンテンツの一括登録方法。
【請求項3】
前記ピンコードは、前記供給会社のサーバによって提供される第2のデジタルコンテンツを発給してもらうように構成されたものである、請求項1に記載の複数のデジタルコンテンツの一括登録方法。
【請求項4】
前記第1のデバイスから複数の第1のデジタルコンテンツの一括登録要請を受信するステップは、
前記第1のデバイスから少なくとも1つのQRコードを受信するステップ
を含む、請求項1に記載の複数のデジタルコンテンツの一括登録方法。
【請求項5】
前記QRコードは、前記運営会社のサーバのURL(Uniform Resource Locator)、前記複数の第1のデジタルコンテンツ各々の識別コード、及び前記複数の第1のデジタルコンテンツ各々に対応するピンコードが暗号化されたコードを含む、請求項4に記載の複数のデジタルコンテンツの一括登録方法。
【請求項6】
前記複数の第1のデジタルコンテンツ各々に対応するピンコードを前記第1のデバイスに送信するステップは、
予め設定された規則に基づき、前記ピンコードが暗号化されたコードを解読するステップと、
前記解読されたピンコードを前記第1のデバイスに送信するステップと、
を含む、請求項5に記載の複数のデジタルコンテンツの一括登録方法。
【請求項7】
前記第1のデバイスにプレゼントコードを送信するステップは、
前記第1のデジタルコンテンツに対応するプレゼントコードを生成するステップと、
前記生成されたプレゼントコードを前記第1のデバイスに送信するステップと、
を含む、請求項2に記載の複数のデジタルコンテンツの一括登録方法。
【請求項8】
前記第1のデバイスから前記プレゼントコードに対応するセキュリティコードを受信するステップは、
前記プレゼントコードに対応するセキュリティコードを生成するステップと、
前記生成されたセキュリティコードを前記第2のデバイスに送信するステップと、
を含む、請求項7に記載の複数のデジタルコンテンツの一括登録方法。
【請求項9】
前記第1のデバイスから受信されたセキュリティコードは、前記第2のデバイスから取得されたものである、請求項8に記載の複数のデジタルコンテンツの一括登録方法。
【請求項10】
デジタルコンテンツ提供サーバにおいて、
第1のデバイスから複数の第1のデジタルコンテンツの一括登録要請を受信する一括登録要請受信部と、
前記複数の第1のデジタルコンテンツの一括登録要請を受信した場合、前記複数の第1のデジタルコンテンツ各々に対応する複数のピンコードを前記第1のデバイスに送信するピンコード送信部と、
前記第1のデバイスから前記複数のピンコードのうち少なくとも1つのピンコードを選択する信号を受信するピンコード受信部と、
前記第1のデバイスを供給会社のサーバの一括登録ページへ移動させるURLを前記第1のデバイスに提供するURL送信部と、
を含み、
前記URLは、前記選択された少なくとも1つのピンコードに基づいて生成されたものである、デジタルコンテンツ提供サーバ。
【請求項11】
前記第1のデバイスから前記複数の第1のデジタルコンテンツのプレゼント要請を受信するプレゼント要請受信部と、
前記複数の第1のデジタルコンテンツのプレゼント要請を受信した場合、前記第1のデバイスにプレゼントコードを送信するプレゼントコード送信部と、
前記第1のデバイスから前記プレゼントコードに対応するセキュリティコードを受信するセキュリティコード受信部と、
前記複数の第1のデジタルコンテンツを前記第1のデバイスから回収して、第2のデバイスに送信するプレゼント提供部と、
を含む、請求項10に記載のデジタルコンテンツ提供サーバ。
【請求項12】
前記ピンコード送信部は、前記第1のデバイスから少なくとも1つのQRコードを受信する、請求項10に記載のデジタルコンテンツ提供サーバ。
【請求項13】
前記QRコードは、運営会社のサーバのURL(Uniform Resource Locator)、前記複数の第1のデジタルコンテンツ各々の識別コード、及び前記複数の第1のデジタルコンテンツ各々に対応するピンコードが暗号化されたコードを含む、請求項12に記載のデジタルコンテンツ提供サーバ。
【請求項14】
前記ピンコード送信部は、予め設定された規則に基づき、前記暗号化されたコードを解読し、前記解読されたピンコードを前記第1のデバイスに送信する、請求項13に記載のデジタルコンテンツ提供サーバ。
【請求項15】
前記第1のデジタルコンテンツに対応するプレゼントコードを生成するプレゼントコード生成部
をさらに含み、
前記プレゼントコード送信部は、前記生成されたプレゼントコードを前記第1のデバイスに送信する、請求項11に記載のデジタルコンテンツ提供サーバ。
【請求項16】
前記プレゼントコードに対応するセキュリティコードを生成するセキュリティコード生成部と、
前記生成されたセキュリティコードを前記第2のデバイスに送信するセキュリティコード送信部と、
をさらに含む、請求項15に記載のデジタルコンテンツ提供サーバ。
【請求項17】
複数のデジタルコンテンツの一括登録システムにおいて、
運営会社のサーバと、
第1のデバイスとを含み、
前記運営会社のサーバは、
複数の第1のデジタルコンテンツの一括登録要請を前記第1のデバイスから受信した場合、前記複数の第1のデジタルコンテンツ各々に対応する複数のピンコードを前記第1のデバイスに送信し、
前記第1のデバイスを供給会社のサーバの一括登録ページへ移動させるURLを前記第1のデバイスに提供するように構成され、
前記第1のデバイスは、
前記複数の第1のデジタルコンテンツの一括登録要請を前記運営会社のサーバに送信し、
前記複数のピンコードのうち少なくとも1つのピンコードを選択する信号を前記運営会社のサーバへ送信し、
前記URLに基づいて前記供給会社のサーバの一括登録ページへ移動するように構成され、
前記URLは、前記選択された少なくとも1つのピンコードに基づいて生成されたものである、システム。
【請求項18】
前記供給会社のサーバ
をさらに含み、
前記供給会社のサーバは、
前記第1のデバイスからユーザ情報を受信し、
前記ユーザ情報に基づいて前記第1のデバイスを認証するように構成される、請求項17に記載のシステム。
【請求項19】
前記URLは、前記選択された少なくとも1つのピンコードに関する情報を含み、
前記供給会社のサーバは、
前記ユーザ情報及び前記URLに含まれた少なくとも1つのピンコードに関する情報に基づき、前記複数のピンコードを一括登録するように構成される、請求項18に記載のシステム。
【請求項20】
前記供給会社のサーバは、
前記一括登録の結果を前記運営会社のサーバにリターンしないように構成される、請求項19に記載のシステム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、複数のデジタルコンテンツを一括登録する方法、サーバ及びシステムに関する。
【背景技術】
【0002】
様々な企業において、自社の製品とサービスの差別化を図り、消費者の購買意欲を刺激するために、クーポニング制度を利用している。クーポニング制度は、マーケティングの戦略手段として活用されており、企業の利潤追求と消費者の満足を極大化するための統合的なマーケティング手段となっている。
【0003】
近年、情報通信技術の発展によるデジタル文化の大衆化により、インターネット及びモバイルを活用したクーポニング制度が導入された。クーポニング制度は、例えば、ユーザに発行されるモバイルクーポン、インターネットクーポン、及びモバイルカードなどを含む。
【0004】
クーポン又はモバイルカードは、発行の主体により企業クーポン及び流通業社クーポンなどに分類される。
【0005】
韓国公開特許公報第2004−0052154号には、アイテムカードM個のうち少なくともN個以上に視覚的な文字を表示するために、特定のアイテムを認識できるシリアルナンバーをアイテムの等級別にランダムに生成し、生成されたシリアルナンバーを発券DBに格納し、インターネットを通じて入力されたアイテムカードに表示されたシリアルナンバーを発券DBで確認して、ゲームDBに格納されたシリアルナンバーに該当するアイテムが特定のオンラインゲームと連動するように登録し、ゲームDBに設定された能力値に応じた属性を与える構成が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
【特許文献1】韓国公開特許公報第2004−0052154号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
デバイスから複数のデジタルコンテンツの一括登録要請を受信すると、デジタルコンテンツ各々に対応する複数のピンコードをデバイスに送信することを目的とする。
【0008】
また、デバイスから少なくとも1つのピンコードを選択する信号を受信すると、選択されたピンコードに基づいて供給会社のサーバの一括登録ページへ移動させるURLを生成し、それをデバイスに送信することを目的とする。但し、本実施例が達成しようとする技術的課題は、上記したような技術的課題に限定されるものではなく、他の技術的課題が存在し得る。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上述した技術的課題を達成するための技術的手段として、本発明の第1の側面に係る運営会社のサーバで行われる複数のデジタルコンテンツの一括登録方法は、第1のデバイスから複数の第1のデジタルコンテンツの一括登録要請を受信するステップと、前記複数の第1のデジタルコンテンツの一括登録要請を受信した場合、前記複数の第1のデジタルコンテンツ各々に対応する複数のピンコードを前記第1のデバイスに送信するステップと、前記第1のデバイスから前記複数のピンコードのうち少なくとも1つのピンコードを選択する信号を受信するステップと、前記第1のデバイスを供給会社のサーバの一括登録ページへ移動させるURLを前記第1のデバイスに提供するステップと、を含み、前記URLは、前記選択された少なくとも1つのピンコードに基づいて生成され得る。
【0010】
また、本発明の第2の側面に係るデジタルコンテンツ提供サーバは、第1のデバイスから複数の第1のデジタルコンテンツの一括登録要請を受信する一括登録要請受信部と、前記複数の第1のデジタルコンテンツの一括登録要請を受信した場合、前記複数の第1のデジタルコンテンツ各々に対応する複数のピンコードを前記第1のデバイスに送信するピンコード送信部と、前記第1のデバイスから前記複数のピンコードのうち少なくとも1つのピンコードを選択する信号を受信するピンコード受信部と、前記第1のデバイスを供給会社のサーバの一括登録ページへ移動させるURLを前記第1のデバイスに提供するURL送信部と、を含み、前記URLは、前記選択された少なくとも1つのピンコードに基づいて生成され得る。
【0011】
また、本発明の第3の側面に係る複数のデジタルコンテンツの一括登録システムは、運営会社のサーバと、第1のデバイスとを含み、前記運営会社のサーバは、複数の第1のデジタルコンテンツの一括登録要請を前記第1のデバイスから受信した場合、前記複数の第1のデジタルコンテンツ各々に対応する複数のピンコードを前記第1のデバイスに送信し、前記第1のデバイスを供給会社のサーバの一括登録ページへ移動させるURLを前記第1のデバイスに提供するように構成され、前記第1のデバイスは、前記複数の第1のデジタルコンテンツの一括登録要請を前記運営会社のサーバに送信し、前記複数のピンコードのうち少なくとも1つのピンコードを選択する信号を前記運営会社のサーバへ送信し、前記URLに基づいて前記供給会社のサーバの一括登録ページへ移動するように構成され、前記URLは、前記選択された少なくとも1つのピンコードに基づいて生成され得る。
【0012】
上述した課題を解決するための手段は、単なる例示であり、本発明を制限する意図で解釈されてはならない。上述した例示的な実施例の他にも、図面及び発明の詳細な説明に記載された追加の実施例が存在し得る。
【発明の効果】
【0013】
上述した本発明の課題を解決するための手段の何れか1つによれば、デバイスが購入した複数のデジタルコンテンツ各々に対応する複数のピンコードを用いて、複数のデジタルコンテンツを一括して登録することができる。これは、供給会社のサーバの一括登録ページへ移動させるURLを生成し、それを通じてデバイスを供給会社のサーバの一括登録ページへ移動させ、選択されたピンコードに対応するデジタルコンテンツを一括して登録するようにして、一々デジタルコンテンツを登録する手間を減らすことができる。
【0014】
また、プレゼントコード及びセキュリティコードを用いてデジタルコンテンツをプレゼントすることによって、デジタルコンテンツの所有権移動により生じ得る盗難事故を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【0015】
図1】本発明の一実施例に係るデジタルコンテンツ提供システムの構成図である。
図2】本発明の一実施例に係るデジタルコンテンツ一括登録システムの構成図である。
図3】本発明の一実施例に係る図1に示された運営会社のサーバのブロック図である。
図4】本発明の他の実施例に係る図2に示された運営会社のサーバのブロック図である。
図5a】本発明の一実施例に係るデジタルコンテンツの一括登録方法を示す図である。
図5b】本発明の一実施例に係るデジタルコンテンツの一括登録方法を示す図である。
図5c】本発明の一実施例に係るデジタルコンテンツの一括登録方法を示す図である。
図6a】本発明の一実施例に係る実物コンテンツの一括登録方法を示す図である。
図6b】本発明の一実施例に係る実物コンテンツの一括登録方法を示す図である。
図7a】本発明の一実施例に係るデジタルコンテンツをプレゼントする方法を示す図である。
図7b】本発明の一実施例に係るデジタルコンテンツをプレゼントする方法を示す図である。
図7c】本発明の一実施例に係るデジタルコンテンツをプレゼントする方法を示す図である。
図7d】本発明の一実施例に係るデジタルコンテンツをプレゼントする方法を示す図である。
図8】本発明の一実施例に係るデジタルコンテンツの一括登録方法を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0016】
以下では、添付した図面を参照しながら、本発明の属する技術分野において通常の知識を有する者が容易に実施できるように本発明の実施例を詳しく説明する。ところが、本発明は様々な異なる形態で具現されることができ、ここで説明する実施例に限定されるものではない。そして、図面において、本発明を明確に説明するために、説明とは関係ない部分は省略しており、明細書全体に亘って類似した部分に対しては類似した図面符号を付けている。
【0017】
明細書全体において、ある部分が他の部分と「連結」されているという場合、これは「直接的に連結」されている場合だけでなく、その中間に他の素子を挟んで「電気的に連結」されている場合も含む。また、ある部分がある構成要素を「含む」という場合、これは、特に反対の記載がない限り、他の構成要素を除くのではなく、他の構成要素をさらに含み得ることを意味する。
【0018】
本明細書において「部」とは、ハードウェアにより実現されるユニット(unit)と、ソフトウェアにより実現されるユニットと、両方を用いて実現されるユニットとを含む。また、1つのユニットが2つ以上のハードウェアを用いて実現されても良く、2つ以上のユニットが1つのハードウェアにより実現されても良い。
【0019】
本明細書において、端末又はデバイスが行うと記述された動作や機能の一部は、当該端末又はデバイスと連結されたサーバで代わりに行われ得る。同様に、サーバが行うと記述された動作や機能の一部も当該サーバと連結された端末又はデバイスで行われ得る。
【0020】
以下、添付された構成図又はフローチャートを参考しながら、本発明を実施するための具体的な内容を説明する。
【0021】
図1は、本発明の一実施例に係るデジタルコンテンツ提供システムの構成図である。
【0022】
図1を参照すると、デジタルコンテンツ提供システムは、運営会社のサーバ100と、第1のデバイス110と、供給会社のサーバ120と、提携会社のデバイス130と、を含む。但し、かかる図1のデジタルコンテンツ提供システムは本発明の一実施例に過ぎないので、図1によって本発明が限定解釈されるものではなく、本発明の様々な実施例によって図1と異なるように構成されることもできる。
【0023】
運営会社のサーバ100は、提携会社のデバイス130(例えば、ネットカフェに設置された運営者の端末)に第1のデジタルコンテンツ販売用財貨を提供し、第1のデバイス110(例えば、ネットカフェに訪問した顧客のスマートフォン)に第1のデジタルコンテンツを提供するサーバである。
【0024】
運営会社のサーバ100は、提携会社のデバイス130の第1のデジタルコンテンツ販売用財貨のチャージ要請に従い、提携会社のデバイス130に第1のデジタルコンテンツ販売用財貨を提供する。第1のデジタルコンテンツ販売用財貨は、例えば、前払コイン又は前払マイレージである。第1のデジタルコンテンツ販売用財貨は、第1の財貨及び第2の財貨を含み得る。
【0025】
例えば、提携会社のデバイス130は、運営会社のサーバ100と連係した口座にチャージしようとする第1のデジタルコンテンツ販売用財貨に該当する所定の金額を送金する。
【0026】
運営会社のサーバ100は、運営会社のサーバ100と連係した口座に送金された所定の金額に該当する第1のデジタルコンテンツ販売用財貨を提携会社のデバイス130に提供する。ここで、運営会社のサーバ100は、送金された所定の金額に該当する第1の財貨を提携会社のデバイス130に提供し、第1のデジタルコンテンツの販売促進及び奨励のために第2の財貨をさらに提供することもできる。
【0027】
運営会社のサーバ100は、第1のデバイス110から第1のデジタルコンテンツの購入金額を受信した場合、第1のデジタルコンテンツの決済コードを生成し、決済コードを第1のデバイス110に送信する。ここで、第1のデジタルコンテンツは、例えば、モバイル商品券、コンテンツカード、及びモバイルクーポンなどを含む。
【0028】
運営会社のサーバ100は、提携会社のデバイス130から決済コードを含む第1のデジタルコンテンツの購入要請を受信すると、提携会社のデバイス130に提供された第1のデジタルコンテンツ販売用財貨を第1のデジタルコンテンツの購入金額に対応する分減少させ、第1のデジタルコンテンツを第1のデバイス110に提供する。
【0029】
提携会社のデバイス130は、決済コードにて第1のデジタルコンテンツを照会し、販売する。
【0030】
提携会社のデバイス130は、運営会社のサーバ100に第1のデジタルコンテンツ販売用財貨のチャージを要請し、運営会社のサーバ100から第1のデジタルコンテンツ販売用財貨を提供してもらう。
【0031】
例えば、提携会社のデバイス130は、運営会社のサーバ100に該当する口座に所定の金額を送金すると、送金した金額に該当する第1のデジタルコンテンツ販売用財貨を運営会社のサーバ100から提供してもらう。
【0032】
提携会社のデバイス130は、運営会社のサーバ100から第1のデバイス110に送信された決済コードを第1のデバイス110から入力してもらい、当該決済コードを含む第1のデジタルコンテンツの購入を運営会社のサーバ100に要請する。
【0033】
第1のデバイス110は、デジタルコンテンツを購入するためのデジタルコンテンツストアアプリケーションをインストールする。
【0034】
第1のデバイス110は、デジタルコンテンツストアアプリケーションを駆動し、デジタルコンテンツストアにアクセスして、少なくとも1つ以上の第1のデジタルコンテンツを購入する。
【0035】
第1のデバイス110は、運営会社のサーバ100から第1のデジタルコンテンツを受信し、第1のデジタルコンテンツを用いて供給会社のサーバ120に第2のデジタルコンテンツを要請する。例えば、第1のデバイス110は、運営会社のサーバ100及び供給会社のサーバ120を通じて第1のデジタルコンテンツを一括登録することで取得したピンコードにより、供給会社のサーバ120によって提供される第2のデジタルコンテンツを発給してもらう。
【0036】
供給会社のサーバ120は、第1のデジタルコンテンツに対応する第2のデジタルコンテンツを第1のデバイス110又はユーザの供給会社のサーバ120のアカウントに提供する。
【0037】
供給会社のサーバ120は、第1のデバイス110に提供された第2のデジタルコンテンツに対する精算を運営会社のサーバ100に要請する。例えば、供給会社のサーバ120は、当該第2のデジタルコンテンツ提供による金額を運営会社のサーバ100から供給会社のサーバ120に該当する口座に送金してもらう。
【0038】
一般的に、図1のデジタルコンテンツ提供システムの各構成要素は、ネットワークを介して連結される。ネットワークは、端末及びサーバのようなそれぞれのノードの相互間に情報交換が可能な連結構造を意味するものであり、かかるネットワークの一例は、Wi−Fi、ブルートゥース(Bluetooth)(登録商標)、インターネット(Internet)、LAN(Local Area Network)、Wireless LAN(Wireless Local Area Network)、WAN(Wide Area Network)、PAN(Personal Area Network)、3G、4G、5G、LTE(登録商標)などが含まれるが、これに限定されるものではない。
【0039】
以下では、図1におけるデジタルコンテンツ提供システムの各構成要素の動作についてより具体的に説明する。
【0040】
図2は、本発明の一実施例に係るデジタルコンテンツ一括登録システムの構成図である。
【0041】
図2を参照すると、デジタルコンテンツ一括登録システムは、運営会社のサーバ100と、第1のデバイス110と、供給会社のサーバ120と、を含む。但し、かかる図2のデジタルコンテンツ一括登録システムは本発明の一実施例に過ぎないので、図2によって本発明が限定解釈されるものではなく、本発明の様々な実施例によって図2と異なるように構成されることもできる。
【0042】
運営会社のサーバ100は、第1のデジタルコンテンツの一括登録要請を第1のデバイス110から受信した場合、複数の第1のデジタルコンテンツ各々に対応する複数のピンコードを第1のデバイス110に送信し、第1のデバイス110が選択した少なくとも1つ以上のピンコードを一括登録する供給会社のサーバ120の一括登録ページへ移動させるURLを第1のデバイス110に提供する。ここで、URLは、選択された少なくとも1つのピンコードに関する情報を含み得る。
【0043】
第1のデバイス110は、複数の第1のデジタルコンテンツの一括登録要請を運営会社のサーバ100に送信し、複数のピンコードのうち少なくとも1つのピンコードを選択する信号を運営会社のサーバ100に送信する。
【0044】
第1のデバイス110は、無線通信可能なモバイル端末を含み、本発明の様々な実施例によると、第1のデバイス110は、様々な形態のデバイスであり得る。例えば、第1のデバイス110は、ネットワークを介して遠隔地のサーバに接続可能な携帯用端末である。ここで、携帯用端末の一例には、携帯性と移動性が保障される無線通信装置として、PCS(Personal Communication System)、GSM(Global System for Mobile communications)(登録商標)、PDC(Personal Digital Cellular)、PHS(Personal Handyphone System)、PDA(Personal Digital Assistant)、IMT(International Mobile Telecommunication)−2000、CDMA(Code Division Multiple Access)−2000、W−CDMA(W−Code Division Multiple Access)、Wibro(Wireless Broadband Internet)端末、スマートフォン(smartphone)、タブレットPCなどのような全ての種類のハンドヘルド(Handheld)ベースの無線通信装置が含まれる。但し、第1のデバイス110は、図1に示された形態又は上記に例示されたものなどに限定解釈されるものではない。
【0045】
供給会社のサーバ120は、供給会社のサーバ120の一括登録ページにアクセスした第1のデバイス110からユーザ情報を受信し、ユーザ情報に基づいて第1のデバイス110を認証する。
【0046】
供給会社のサーバ120は、第1のデバイス110のユーザ情報及びURLに含まれた少なくとも1つのピンコードに関する情報に基づき、複数のピンコードを一括登録する。
【0047】
供給会社のサーバ120は、第1のデバイス110で選択された複数のピンコードを一括登録した後、一括登録の結果を運営会社のサーバ100にリターンしない。
【0048】
一般的に、図1及び図2のデジタルコンテンツ一括登録システムの各構成要素は、ネットワークを介して連結される。ネットワークは、端末及びサーバのようなそれぞれのノードの相互間に情報交換が可能な連結構造を意味するものであり、かかるネットワークの一例には、Wi−Fi、ブルートゥース(Bluetooth)、インターネット(Internet)、LAN(Local Area Network)、Wireless LAN(Wireless Local Area Network)、WAN(Wide Area Network)、PAN(Personal Area Network)、3G、4G、5G、LTEなどが含まれるが、これに限定されるものではない。
【0049】
以下では、図1及び図2におけるデジタルコンテンツ一括登録システムの各構成要素の動作についてより具体的に説明する。
【0050】
図3は、本発明の一実施例に係る図1及び図2に示された運営会社のサーバ100のブロック図である。
【0051】
図3を参照すると、運営会社のサーバ100は、取引要請受信部300と、デジタルコンテンツ取引部310と、財貨管理部320と、デジタルコンテンツ提供部330と、精算部340と、DB350とを含む。但し、図3に示された運営会社のサーバ100は本発明の一具現例に過ぎず、図3に示された構成要素を基に様々な変形が可能である。
【0052】
取引要請受信部300は、第1のデバイス110から第1のデジタルコンテンツの購入金額を受信する。ここで、第1のデジタルコンテンツは、例えば、モバイル商品券、コンテンツカード、及びモバイルクーポンを含む。
【0053】
例えば、取引要請受信部300は、第1のデバイス110がデジタルコンテンツ販売ストアで少なくとも1つ以上の第1のデジタルコンテンツを選択して決済した場合、選択された第1のデジタルコンテンツに対する購入総額を第1のデバイス110から受信する。
【0054】
取引要請受信部300は、第1のデバイス110から第1のデジタルコンテンツの払戻金額を受信する。
【0055】
例えば、第1のデバイス110は、デジタルコンテンツ販売ストアで払い戻す対象である第1のデジタルコンテンツ(開封されていない第1のデジタルコンテンツに限る)の情報と共に第1のデジタルコンテンツの払戻金額を運営会社のサーバ100に送信する。
【0056】
デジタルコンテンツ取引部310は、第1のデバイス110から第1のデジタルコンテンツに対する購入金額を受信した場合、第1のデバイス110に第1のデジタルコンテンツの決済コードを送信する。ここで、決済コードは、第1のデバイス110が第1のデジタルコンテンツを購入するために提携会社のデバイス130に提示するコードであり、バーコード又は文字コードを含み得る。
【0057】
例えば、第1のデバイス110は、デジタルコンテンツ販売ストア(オンラインストア)で購入したい第1のデジタルコンテンツを選択し、選択された第1のデジタルコンテンツを購入するために購入方式を選択する。ここで、購入方式は、例えば、決済コードとして文字コード又はバーコードを含む。
【0058】
デジタルコンテンツ取引部310は、第1のデバイス110から第1のデジタルコンテンツに対する購入金額と共にバーコードの送信要請を受信した場合、第1のデジタルコンテンツに対応するバーコードを生成し、生成されたバーコードを第1のデバイス110に送信する。
【0059】
例えば、第1のデバイス110は、第1のデジタルコンテンツの決済コードとしてバーコードを選択した場合、第1のデジタルコンテンツに対応するバーコード、及びバーコードに対する決済有効時間情報を運営会社のサーバ100から受信する。このとき、第1のデジタルコンテンツに対応するバーコードは、予め設定された決済有効時間内にのみ使用可能であり、決済有効時間を過ぎた場合は再発給が要求される。
【0060】
デジタルコンテンツ取引部310は、第1のデバイス110から第1のデジタルコンテンツに対する購入金額と共に文字コードの送信要請を受信した場合、第1のデジタルコンテンツに対応する文字コードを生成し、生成された文字コードを第1のデバイス110に送信する。ここで、文字コードは、数字コード又は文字と数字との組み合わせを全て含む意味である。
【0061】
例えば、第1のデバイス110は、第1のデジタルコンテンツの決済コードとして文字コードを選択した場合、第1のデジタルコンテンツに対応する文字コード、及び文字コードに対する決済有効時間情報を運営会社のサーバ100から受信する。
【0062】
デジタルコンテンツ取引部310は、提携会社のデバイス130から決済コードを含む第1のデジタルコンテンツの購入要請を受信する。
【0063】
デジタルコンテンツ取引部310は、提携会社のデバイス130から第1のデバイス110に送信されたバーコードの情報を含む第1のデジタルコンテンツの購入要請を受信する。
【0064】
例えば、提携会社のデバイス130は、運営会社のサーバ100から提供するコンテンツ販売サイトを通じて実物型コンテンツ及び第1のデジタルコンテンツを照会し、販売する。ここで、コンテンツ販売サイトは、第1のデジタルコンテンツ販売用財貨の現況情報、実物型コンテンツの販売、払い戻し、照会の際に使用するメニュー、第1のデジタルコンテンツの販売、払い戻しの際に使用するメニューなどを含み得る。ここで、第1のデジタルコンテンツ販売用財貨の現況情報は、第1のデジタルコンテンツの購入が完了した場合、第1のデジタルコンテンツの購入金額に対応する分減少した財貨情報をリアルタイムで反映する。
【0065】
例えば、提携会社のデバイス130は、第1のデジタルコンテンツをバーコード決済方式で決済する場合、運営会社のサーバ100から第1のデバイス110に送信された第1のデジタルコンテンツのバーコードをスキャンして、運営会社のサーバ100に第1のデジタルコンテンツの購入を要請する。
【0066】
デジタルコンテンツ取引部310は、運営会社のサーバ100から第1のデバイス110に送信された文字コードを含む第1のデジタルコンテンツの購入要請を提携会社のデバイス130から受信する。
【0067】
例えば、提携会社のデバイス130は、第1のデジタルコンテンツを文字コード決済方式で決済する場合、運営会社のサーバ100から第1のデバイス110に送信された文字コードを入力して、運営会社のサーバ100に第1のデジタルコンテンツの購入を要請する。
【0068】
デジタルコンテンツ取引部310は、提携会社のデバイス130から第1のデバイス110に送信された文字コードを受信した場合、当該文字コードに対応するセキュリティコードを生成して、第1のデバイス110に追加送信する。
【0069】
デジタルコンテンツ取引部310は、提携会社のデバイス130から第1のデバイス110に送信されたセキュリティコードを受信する。
【0070】
例えば、予め設定された決済有効時間内に提携会社のデバイス130が第1のデジタルコンテンツに対応する文字コードを第1のデバイス110から受け取り、運営会社のサーバ100に文字コードを送信する場合、第1のデバイス110は、運営会社のサーバ100から文字コードに対応するセキュリティコードを追加受信する。第1のデバイス110は、セキュリティコードを提携会社のデバイス130に送信する。
【0071】
第1のデバイス110がセキュリティコードを追加受信し、提携会社のデバイス130に、第1のデジタルコンテンツを販売するために運営会社のサーバ100へセキュリティコードを追加送信させることで、提携会社のデバイス130により文字コードが誤って入力されたり、不正入力されたりして第2のデバイス(未図示)に第1のデジタルコンテンツが流出することを防止することができる。
【0072】
デジタルコンテンツ取引部310は、第1のデバイス110から第1のデジタルコンテンツの払戻金額を受信した場合、第1のデバイス110に第1のデジタルコンテンツの払戻コードを送信する。
【0073】
例えば、第1のデバイス110は、運営会社のサーバ100から受信した第1のデジタルコンテンツの払い戻し方式を選択する。ここで、払い戻し方式は、払戻文字コード及び払戻バーコードを含み得る。
【0074】
デジタルコンテンツ取引部310は、提携会社のデバイス130から第1のデバイス110に送信された払戻コードを含む第1のデジタルコンテンツの払い戻し要請を受信する。
【0075】
例えば、第1のデバイス110は、第1のデジタルコンテンツの払戻コードとして払戻バーコードを選択した場合、第1のデジタルコンテンツに対応する払戻バーコード、及び払戻バーコードに対する払戻有効時間情報を運営会社のサーバ100から受信する。このとき、第1のデバイス110は、第1のデジタルコンテンツに対応する払戻バーコードを予め設定された払戻有効時間内に提携会社のデバイス130に伝えれば、払い戻しを受けることができる。
【0076】
他の例として、第1のデバイス110は、第1のデジタルコンテンツの払戻コードとして払戻文字コードを選択した場合、第1のデジタルコンテンツに対応する払戻文字コード、及び払戻文字コードに対する払戻有効時間情報を運営会社のサーバ100から受信する。
【0077】
また、予め設定された決済有効時間内に提携会社のデバイス130が第1のデジタルコンテンツに対応する払戻文字コードを第1のデバイス110から受け取り、運営会社のサーバ100に文字コードを送信する場合、第1のデバイス110は、運営会社のサーバ100から払戻文字コードに対応するセキュリティコードを追加受信する。第1のデバイス110は、受信したセキュリティコードを提携会社のデバイス130に送信する。
【0078】
その後、提携会社のデバイス130から送信したセキュリティコードと第1のデバイス110に送信されたセキュリティコードとが一致すれば、第1のデジタルコンテンツに対する払い戻し処理が完了する。
【0079】
提携会社のデバイス130に、第1のデジタルコンテンツを払い戻すために運営会社のサーバ100へ第1のデバイス110に送信されたセキュリティコードを追加送信させることで、提携会社のデバイス130により払戻文字コードが誤って入力されたり、不正入力されたりして第2のデバイス(未図示)の第1のデジタルコンテンツが払い戻しされてしまうことを防止することができる。
【0080】
財貨管理部320は、提携会社のデバイス130から第1のデジタルコンテンツ販売用財貨のチャージ要請を受信し、提携会社のデバイス130に第1のデジタルコンテンツ販売用財貨を提供する。ここで、第1のデジタルコンテンツ販売用財貨は、提携会社のデバイス130で第1のデジタルコンテンツを販売する際に使用されるポイントであり、第1の財貨及び第2の財貨を含み得る。
【0081】
例えば、財貨管理部320は、提携会社のデバイス130から運営会社のサーバ100に該当する口座に所定の金額が送金された場合、送金された金額だけの第1の財貨を提携会社のデバイス130に提供する。ここで、第1の財貨は、例えば、1ウォン当たり1コインだけチャージするコインを意味する。また、第1の財貨は、提携会社のデバイス130の要請により返金できる現金性コインであり得る。
【0082】
また、財貨管理部320は、第1のデジタルコンテンツの販売促進及び奨励のために、第1のデジタルコンテンツ販売用財貨のチャージ要請時点に、予め設定された所定金額の第2の財貨を提携会社のデバイス130に無料で提供する。ここで、第2の財貨は、現金で返金できない非現金性コインであり得る。
【0083】
財貨管理部320は、提携会社のデバイス130から第1のデジタルコンテンツの購入要請を受信した場合、提携会社のデバイス130に提供された第1のデジタルコンテンツ販売用財貨を第1のデジタルコンテンツの購入金額に対応する分減少させる。
【0084】
具体的に、財貨管理部320は、購入要請された第1のデジタルコンテンツの販売価格の一部金額に対して第2の財貨を先に減少させ、第2の財貨が全て消費された後、残りの販売金額の差額だけ第1の財貨を減少させる。
【0085】
財貨管理部320は、第1のデジタルコンテンツの販売価格に対応する分第1のデジタルコンテンツ販売用財貨(第1の財貨及び第2の財貨)を減少させる一方、減少した第1の財貨に対して予め設定された割合だけ第2の財貨を増加させることもできる。
【0086】
財貨管理部320は、提携会社のデバイス130から第1のデジタルコンテンツに対する払い戻し要請を受信した場合、提携会社のデバイス130に提供された第1のデジタルコンテンツ販売用財貨を第1のデジタルコンテンツの払戻金額に対応する分増加させる。
【0087】
デジタルコンテンツ提供部330は、第1のデジタルコンテンツを第1のデバイス110に提供する。このとき、第1のデバイス110は、第1のデジタルコンテンツを通じて、供給会社のサーバ120により提供される第2のデジタルコンテンツを購入又は交換することができる。例えば、第1のデバイス110は、運営会社のサーバ100及び供給会社のサーバ120を通じて第1のデジタルコンテンツを一括登録することで取得したピンコードにより、供給会社のサーバ120によって提供される第2のデジタルコンテンツを発給してもらう。
【0088】
デジタルコンテンツ提供部330は、第1のデジタルコンテンツに対する払い戻し処理が完了した場合、第1のデジタルコンテンツを第1のデバイス110から回収する。
【0089】
精算部340は、第1のデバイス110において第1のデジタルコンテンツにより第2のデジタルコンテンツが購入された場合、供給会社のサーバ120と第2のデジタルコンテンツに対する精算を実施する。例えば、精算部240は、第1のデバイス110において第1のデジタルコンテンツにより第2のデジタルコンテンツが購入された場合毎に精算を実施しても良く、予め設定された週期毎に精算を実施しても良い。
【0090】
精算部340は、第1のデバイス110に提供された第2のデジタルコンテンツに該当する金額を供給会社のサーバ120に該当する口座に送金する。
【0091】
DB350は、運営会社のサーバ100の内部の各構成要素の間で入力及び出力されるデータを格納し、運営会社のサーバ100と運営会社のサーバ100の外部の構成要素の間で入力及び出力されるデータを格納する。かかるDB350の一例には、運営会社のサーバ100の内部又は外部に存在するハードディスクドライブ、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、フラッシュメモリ、及びメモリカードなどが含まれる。
【0092】
一方、当業者であれば、取引要請受信部300と、デジタルコンテンツ取引部310と、財貨管理部320と、デジタルコンテンツ提供部330と、精算部340と、DB350とのそれぞれが分離して具現されたり、これらの1つ以上が統合されて具現され得ることが十分に理解できるはずである。
【0093】
図4は、本発明の他の実施例に係る図1及び図2に示された運営会社のサーバ100のブロック図である。
【0094】
図4を参照すると、運営会社のサーバ100は、一括登録要請受信部400と、ピンコード送信部401と、ピンコード受信部402と、URL送信部403と、プレゼント要請受信部404と、プレゼントコード生成部405と、プレゼントコード送信部406と、セキュリティコード生成部407と、セキュリティコード送信部408と、セキュリティコード受信部409と、プレゼント提供部410と、を含む。但し、図4に示された運営会社のサーバ100は本発明の一具現例に過ぎず、図4に示された構成要素を基に様々な変形が可能である。
【0095】
一括登録要請受信部400は、第1のデバイス110から複数の第1のデジタルコンテンツの一括登録要請を受信する。ここで、第1のデジタルコンテンツは、例えば、モバイル商品券、コンテンツカード、及びモバイルクーポンを含む。
【0096】
例えば、一括登録要請受信部400は、第1のデバイス110がデジタルコンテンツ販売ストアで少なくとも1つ以上の第1のデジタルコンテンツを購入して少なくとも1つ以上の第1のデジタルコンテンツを保有している場合、第1のデバイス110から少なくとも1つ以上の第1のデジタルコンテンツに対する一括登録要請を受信する。
【0097】
ピンコード送信部401は、複数の第1のデジタルコンテンツの一括登録要請を受信した場合、複数の第1のデジタルコンテンツ各々に対応する複数のピンコードを第1のデバイス110に送信する。ここで、ピンコードは、供給会社のサーバ120によって提供される第2のデジタルコンテンツを発給してもらうことのできるコードであり得る。
【0098】
ピンコード送信部401は、第1のデバイス110から少なくとも1つのQRコード(登録商標)を受信する。ここで、QRコードは、運営会社のサーバのURL(Uniform Resource Locator)、複数の第1のデジタルコンテンツ各々の識別コード、及び複数の第1のデジタルコンテンツ各々に対応するピンコードが暗号化されたコードを含み得る。
【0099】
例えば、ピンコード送信部401は、第1のデバイス110が提携会社のデバイス130を通じて購入した少なくとも1つの実物型コンテンツに含まれたQRコードをスキャンした場合、第1のデバイス110から少なくとも1つの実物型コンテンツに該当する少なくとも1つのQRコードを受信する。
【0100】
ピンコード送信部401は、予め設定された規則に基づき、受信されたQRコードに含まれた暗号化されたコードを解読し、解読されたピンコードを第1のデバイス110に送信する。
【0101】
ここで、QRコードを用いた一括登録方法は、図6a乃至図6bを参照して後述する。
【0102】
ピンコード受信部402は、第1のデバイス110から複数のピンコードのうち少なくとも1つのピンコードを選択する信号を受信する。
【0103】
例えば、ピンコード受信部402は、デジタルコンテンツ販売ストアで購入した複数の第1のデジタルコンテンツ各々に対応する複数のピンコード又は、提携会社のデバイス130で購入した実物型コンテンツに含まれたQRコード各々に対応する複数のピンコードのうち、第1のデバイス110によって選択されたピンコードを第1のデバイス110から受信する。
【0104】
URL送信部403は、第1のデバイス110を供給会社のサーバ120の一括登録ページへ移動させるURLを生成し、それを第1のデバイス110に提供する。ここで、URLは、選択された少なくとも1つのピンコードに基づいて生成されたものであり得る。例えば、URLは、選択された少なくとも1つのピンコードに関する情報を含む。
【0105】
ここで、図5a乃至図5cを参照しながら、デジタルコンテンツの一括登録方法を説明する。
【0106】
図5a乃至図5cは、本発明の一実施例に係るデジタルコンテンツの一括登録方法を示す図である。
【0107】
図5aを参照すると、第1のデバイス110は、第1のデバイス110が保有している第1のデジタルコンテンツの状態をデジタルコンテンツ販売アプリケーション500を通じて確認することができる。
【0108】
具体的に、第1のデバイス110は、購入された第1のデジタルコンテンツのうち、開封されていないデジタルコンテンツ情報、開封されたデジタルコンテンツ情報、及び登録済みのデジタルコンテンツ情報をデジタルコンテンツ販売アプリケーション500を通じて確認することができる。
【0109】
開封されていないデジタルコンテンツ情報は、開封されていないデジタルコンテンツの数及び種類を含み、開封されたデジタルコンテンツ情報は、開封されたデジタルコンテンツのイメージ及び数の情報、並びに一括登録UIを含み、登録済みのデジタルコンテンツ情報は、既に供給会社のサーバ120のアカウントに適用された第2のデジタルコンテンツ情報を含み得る。
【0110】
例えば、第1のデバイス110は、開封されたデジタルコンテンツ情報に含まれた一括登録UI501を通じて供給会社のサーバ120の一括登録選択ページへ移動し、一括登録するデジタルコンテンツを選択する。
【0111】
図5bを参照すると、第1のデバイス110が、デジタルコンテンツ販売アプリケーション500を通じて、開封されたデジタルコンテンツ情報のうち登録する第1のデジタルコンテンツを選択し、運営会社のサーバ100に一括登録を要請すると、第1のデバイス110は、第1のデジタルコンテンツのアイテム情報502及び第1のデジタルコンテンツに対応する複数のピンコード503を運営会社のサーバ100から受信する。
【0112】
第1のデバイス110は、第1のデジタルコンテンツの複数のピンコード503のうち少なくとも1つのピンコードを選択し、運営会社のサーバ100に登録要請する。
【0113】
図5cを参照すると、第1のデバイス110は、第1のデバイス110が選択したピンコードを供給会社のサーバ120の一括登録ページ504で同時に一括して登録する。また、第1のデバイス110は、ピンコードに対応する第2のデジタルコンテンツを供給会社のサーバ120から提供してもらう。
【0114】
図6a乃至図6bは、本発明の一実施例に係る実物コンテンツの一括登録方法を示す図である。
【0115】
図6aを参照すると、第1のデバイス110は、デジタルコンテンツ販売アプリケーション600を通じて実物型コンテンツに含まれたQRコード601をスキャンし、運営会社のサーバ100に送信する。ここで、QRコード601は、運営会社のサーバのURL、複数の第1のデジタルコンテンツ各々の識別コード、及び複数の第1のデジタルコンテンツ各々に対応するピンコードが暗号化されたコードに基づいて生成され得る。
【0116】
例えば、QRコード601を解読して、http://www.funple.com/qr/HHHH0F_BFEWUOKV5Jという文字列を抽出したと仮定すると、http://www.funple.com/qrは、運営会社のサーバのURLアドレスであり、HHHH0Fは、第1のデジタルコンテンツの識別コードであり、BFEWUOKV5Jは、第1のデジタルコンテンツに対応するピンコードが暗号化されたコードである。運営会社のサーバ100は、ピンコード、これに対する暗号及び暗号解読情報を予め格納していても良い。
【0117】
例えば、http://www.funple.com/qr/HHHH0F_BFEWUOKV5Jの文字列がエンコードされたQRコード601を第1のデバイス110から受信すると、運営会社のサーバ100は、予め設定された情報に基づいて暗号化されたコード(BFEWUOKV5J)を解読し、解読されたピンコード(ABDGETGDXBX)を第1のデバイス110に送信する。
【0118】
図6bを参照すると、第1のデバイス110は、運営会社のサーバ100から受信したピンコード602を順次出力する。その後、第1のデバイス110は、少なくとも1つのピンコード602を選択し、一括登録を要請する。
【0119】
再び図4を参照すると、プレゼント要請受信部404は、第1のデバイス110から複数の第1のデジタルコンテンツのプレゼント要請を受信する。
【0120】
プレゼントコード生成部405は、複数の第1のデジタルコンテンツのプレゼント要請を受信した場合、複数の第1のデジタルコンテンツに対応するプレゼントコードを生成する。
【0121】
プレゼントコード送信部406は、複数の第1のデジタルコンテンツのプレゼント要請を送信した第1のデバイス110にプレゼントコードを送信する。
【0122】
セキュリティコード生成部407は、第2のデバイス(未図示)から受信したプレゼントコード(第1のデバイス110に送信したプレゼントコード)に対する有効性をチェックした後、当該プレゼントコードと一致するコードがある場合、当該プレゼントコードに対応するセキュリティコードを生成する。
【0123】
セキュリティコード送信部408は、生成されたセキュリティコードを第2のデバイス(未図示)に送信する。
【0124】
セキュリティコード受信部409は、第2のデバイス(未図示)に送信されたセキュリティコードを第1のデバイス110から受信する。
【0125】
プレゼント提供部410は、第1のデバイス110から受信されたセキュリティコードの有効性をチェックした後、当該セキュリティコードが有効な場合、複数の第1のデジタルコンテンツを第1のデバイス110から回収して、第2のデバイス(未図示)に送信する。
【0126】
一方、当業者であれば、一括登録要請受信部400と、ピンコード送信部401と、ピンコード受信部402と、URL送信部403と、プレゼント要請受信部404と、プレゼントコード生成部405と、プレゼントコード送信部406と、セキュリティコード生成部407と、セキュリティコード送信部408と、セキュリティコード受信部409と、プレゼント提供部410とのそれぞれが分離して具現されたり、これらの1つ以上が統合されて具現され得ることが十分に理解できるはずである。
【0127】
図7a乃至図7dは、本発明の一実施例に係るデジタルコンテンツをプレゼントする方法を示す図である。
【0128】
図7aを参照すると、第1のデバイス110が、第1のデジタルコンテンツ700を第2のデバイス(未図示)にプレゼントするために、運営会社のサーバ100に第1のデジタルコンテンツ700のプレゼント送信を要請すると、第1のデバイス110は、運営会社のサーバ100から第1のデジタルコンテンツ700に該当するプレゼントコード702を受信する。
【0129】
第1のデバイス110は、運営会社のサーバ100から受信したプレゼントコード702を第2のデバイス(未図示)に転送する。このとき、運営会社のサーバ100は、予め設定された時間701の間、第2のデバイス(未図示)が第1のデバイス110の第1のデジタルコンテンツのプレゼントを受諾するか或いは拒絶することを決定する有効時間を設定する。
【0130】
その後、第2のデバイス(未図示)でプレゼント受信を受諾した場合(例えば、第2のデバイス(未図示)が第1のデバイス110から受信したプレゼントコード702を運営会社のサーバ100に送信し、運営会社のサーバ100からセキュリティコードを受信する)、第1のデバイス110は、第2のデバイス(未図示)からプレゼントコード702に対応するセキュリティコード703を転送してもらい、当該セキュリティコード703を運営会社のサーバ100に送信する。ここで、第1のデバイス110と第2のデバイスとの間におけるプレゼントコード702及びセキュリティコード703の送信は、運営会社のサーバ100を経由しないこともあり得る。例えば、第1のデバイス110と第2のデバイスとの間におけるプレゼントコード702及びセキュリティコード703の送信は、他のアプリケーション又はオフライン上で行われることができる。
【0131】
図7b乃至図7dは、第2のデバイスで実行されるアプリケーションの画面を示す図である。図7bを参照すると、第2のデバイス(未図示)は、第1のデバイス110から転送されたプレゼントコード702をデジタルコンテンツ販売アプリケーションのプレゼントコード入力欄704に入力し、プレゼントコードに対応するセキュリティコードの発給705を運営会社のサーバ100に要請する。
【0132】
図7cを参照すると、第2のデバイス(未図示)は、運営会社のサーバ100からプレゼントコードに対応するセキュリティコード706を発給してもらい、第1のデバイス110にセキュリティコード706を転送する。
【0133】
図7dを参照すると、運営会社のサーバ100で受信されたセキュリティコード703が第2のデバイス(未図示)に送信されたセキュリティコードと一致する場合、運営会社のサーバ100は、第1のデジタルコンテンツ707を第1のデバイス110から回収して、第2のデバイス(未図示)に送信する。
【0134】
第2のデバイス(未図示)は、予め設定された時間708の間、第1のデバイス110からプレゼントされた第1のデジタルコンテンツ707を受諾710するか或いは拒絶709する。
【0135】
図8は、本発明の一実施例に係るデジタルコンテンツの一括登録方法を示すフローチャートである。
【0136】
図8に示された実施例に係るデジタルコンテンツの一括登録方法は、図1乃至図7dに示された実施例に係る運営会社のサーバ100、第1のデバイス110、及び供給会社のサーバ120において時系列的に処理されるステップを含む。従って、以下、省略された内容であるとしても、図1乃至図7dにおける運営会社のサーバ100、第1のデバイス110、及び供給会社のサーバ120に関して記述された内容は、図8に示された実施例に係るデジタルコンテンツの一括登録方法にも適用される。
【0137】
図8を参照すると、ステップS801において、運営会社のサーバ100は、第1のデバイス110から複数の第1のデジタルコンテンツの一括登録要請を受信する。
【0138】
ステップS803において、運営会社のサーバ100は、第1のデバイス110から複数の第1のデジタルコンテンツの一括登録要請を受信した場合、複数の第1のデジタルコンテンツ各々に対応する複数のピンコードを第1のデバイス110に送信する。ここで、ピンコードは、供給会社のサーバ120によって提供される第2のデジタルコンテンツを発給してもらうように構成されたコードであり得る。
【0139】
ステップS805において、運営会社のサーバ100は、第1のデバイス110から複数のピンコードのうち少なくとも1つのピンコードを選択する信号を受信する。
【0140】
ステップS807において、運営会社のサーバ100は、第1のデバイス110を供給会社のサーバ120の一括登録ページへ移動させるURLを第1のデバイス110に提供する。ここで、URLは、選択された少なくとも1つのピンコードに基づいて生成され得る。
【0141】
図8には示されていないが、ステップS807の後、運営会社のサーバ100は、第1のデバイス110から複数の第1のデジタルコンテンツのプレゼント要請を受信した場合、第1のデジタルコンテンツに対応するプレゼントコードを生成し、第1のデバイス110にプレゼントコードを送信する。また、運営会社のサーバ100は、プレゼントコードに対応するセキュリティコードを生成し、生成されたセキュリティコードを第2のデバイス(未図示)に送信する。また、運営会社のサーバ100は、第1のデバイス110からプレゼントコードに対応するセキュリティコードを受信する。ここで、第1のデバイス110から受信されたセキュリティコードは、第2のデバイス(未図示)から取得される。また、運営会社のサーバ100は、複数の第1のデジタルコンテンツを第1のデバイス110から回収して、第2のデバイス(未図示)に送信する。
【0142】
図8には示されていないが、S801において、運営会社のサーバ100は、第1のデバイス110から少なくとも1つのQRコードを受信する。ここで、QRコードは、運営会社のサーバ100のURL、複数の第1のデジタルコンテンツ各々の識別コード、及び複数の第1のデジタルコンテンツ各々に対応するピンコードが暗号化されたコードを含み得る。
【0143】
図8には示されていないが、ステップS803において、運営会社のサーバ100は、予め設定された規則に基づき、QRコードにおいてピンコードが暗号化されたコードを解読し、解読されたピンコードを第1のデバイス110に送信する。
【0144】
上述した説明において、ステップS801乃至S807は、本発明の具現例により、追加のステップにさらに分割されるか、より少ないステップに組み合わせられ得る。また、一部のステップは必要に応じて省略されても良く、ステップ間の順序が変更されても良い。
【0145】
本発明の一実施例は、コンピュータにより実行される媒体に保存されたプログラム又はコンピュータにより実行可能な命令語を含む記録媒体の形態でも具現され得る。コンピュータ読み取り可能な媒体は、コンピュータによってアクセスできる任意の可溶媒体であっても良く、揮発性及び非揮発性の媒体、分離型及び非分離型の媒体を全て含む。また、コンピュータ読み取り可能な媒体は、コンピュータ保存媒体及び通信媒体を全て含み得る。コンピュータ保存媒体は、コンピュータ読み取り可能な命令語、データ構造、プログラムモジュール、又はその他のデータのような情報保存のための任意の方法又は技術で具現された揮発性及び非揮発性、分離型及び非分離型の媒体を全て含む。通信媒体は、典型的にコンピュータ読み取り可能な命令語、データ構造、プログラムモジュール、又は搬送波のような変調されたデータ信号のその他のデータ、又はその他の転送メカニズムを含み、任意の情報伝達媒体を含む。
【0146】
上述した本発明の説明は例示のためのものであり、本発明の属する技術分野において通常の知識を有する者であれば、本発明の技術的思想や必須の特徴を変更せずに他の具体的な形態で容易に変形可能であるということを理解できるはずである。それゆえ、上記した実施例は全ての面において例示的なものであり、限定的なものではないと理解すべきである。例えば、単一型で説明されている各構成要素は分散して実施されることもでき、同様に、分散したものと説明されている構成要素も結合された形態で実施されることができる。
【0147】
本発明の範囲は、詳細な説明よりは後述する特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲の意味及び範囲、並びにその均等概念から導出される全ての変更又は変形された形態が本発明の範囲に含まれることと解釈されなければならない。
図1
図2
図3
図4
図5a
図5b
図5c
図6a
図6b
図7a
図7b
図7c
図7d
図8