特許第6486857号(P6486857)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6486857
(24)【登録日】2019年3月1日
(45)【発行日】2019年3月20日
(54)【発明の名称】電源制御回路
(51)【国際特許分類】
   G06F 1/26 20060101AFI20190311BHJP
【FI】
   G06F1/26 334A
【請求項の数】3
【全頁数】8
(21)【出願番号】特願2016-58701(P2016-58701)
(22)【出願日】2016年3月23日
(65)【公開番号】特開2017-174104(P2017-174104A)
(43)【公開日】2017年9月28日
【審査請求日】2018年9月21日
(73)【特許権者】
【識別番号】000001410
【氏名又は名称】株式会社河合楽器製作所
(74)【代理人】
【識別番号】100092772
【弁理士】
【氏名又は名称】阪本 清孝
(74)【代理人】
【識別番号】100119688
【弁理士】
【氏名又は名称】田邉 壽二
(72)【発明者】
【氏名】青谷 大
【審査官】 白石 圭吾
(56)【参考文献】
【文献】 特開2012−210123(JP,A)
【文献】 特開2008−113515(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G06F 1/26 − 1/32
G06F 1/00
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
交流電源に対して電源トランスを介して1次側回路から2次側回路に電力を供給する電源回路において、
前記2次側回路への電力の供給をトリガとしてオン動作するスイッチング素子によりリレー駆動されるよう前記1次側回路に設けた1a接点のリレースイッチと、
前記リレースイッチに対して並列に接続された第1スイッチと、前記第1スイッチのオン状態を検知する第2スイッチとから構成され、押下時に前記第1スイッチ及び第2スイッチが2極同時にオン状態となる双極単投スイッチと、
前記双極単投スイッチの第2スイッチの押下で前記2次側回路に印加された電圧を検知し、前記スイッチング素子をオフ動作させて前記リレースイッチを切り換えるリレースイッチ切換手段と、
を備えたことを特徴とする電源制御回路。
【請求項2】
前記リレースイッチ切換手段は、
前記第2スイッチの一端が電源トランスに、他端がフォトカプラを介して前記交流電源に接続された回路を備え、
前記双極単投スイッチの第2スイッチの押下時に、
前記フォトカプラへの導通を検出してオン動作するフォトトランジスタにより、前記2次側回路に電圧を印加するよう動作する請求項1に記載の電源制御回路。
【請求項3】
前記リレースイッチ切換手段は、
前記第2スイッチを前記2次側回路に形成し、前記2次側回路に電圧を印加するよう動作する請求項1に記載の電源制御回路。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、商用周波数電源により装置(負荷)を駆動するための電源トランスを使用した電源回路に関し、1次側回路の電源スイッチの投入(押下)に基づいて2次側回路の負荷に給電を行うとともに、電源スイッチへの再度の押下で2次側回路の負荷への給電を停止するよう電源のオン・オフ制御を行う電源制御回路に関する。
【背景技術】
【0002】
商用周波数電源により電子ピアノを駆動する電源制御回路としては、例えば図3に示すように、電源トランスT3及びリレー回路RY3を介して1次側回路(電源起動を行う回路)と2次側回路(電子ピアノを駆動する回路)とが接続されている。1次側回路において、リレー回路RY3のリレースイッチ33のON端子は交流電源ACに接続されるとともに、リレースイッチ33のOFF端子は、押下時のみオン動作する電源スイッチ(起動スイッチ)PS3を介して交流電源ACに接続されている。
また、交流電源ACに対しては、電源スイッチPS3のオン状態を検出するためのフォトカプラPC3が接続されている。
【0003】
電源オフ状態(リレースイッチ33がOFF端子に接続されている状態)において、電源スイッチPS3を押下操作によりオン状態にすると、リレースイッチ33のOFF端子を通じて電源トランスT3に交流電源ACから電力が供給されて2次側回路が動作状態となる。2次側回路においては、CPUが動作状態を検出しリレー回路RY3に接続されたスイッチング素子TR3をオン状態にする信号が出力される。
この信号がスイッチング素子TR3のベース端子に入力されることでスイッチング素子TR3がオン状態となり、リレー回路RY3のコイル34に電流が流れることで、リレースイッチ33の接点がオフ側(OFF端子側)からオン側(ON端子側)に切り替わる(リレースイッチ33がオン状態)。その結果、電源スイッチPS3の押下が解除された以降においても、定常的に交流電源ACから電源トランスT3を介して2次側回路へ電力が供給される。
【0004】
定常状態で電源スイッチPS3を再度押下してオン状態にすると、フォトカプラPC3の発光ダイオード35に電流が流れてフォトトランジスタ36がオン状態となり、2次側回路に直流電源Vccからの電圧が印加される。2次側回路のCPUは、フォトトランジスタ36がオン状態となったことを検出した信号を出力する。
この信号によりスイッチング素子TR3がオフ状態となり、リレー回路RY3のコイル34への電流が遮断されることで、リレースイッチ33の接点がオン側(ON端子側)からオフ側(OFF端子側)に切り替わり(リレースイッチ33がオフ状態)、2次側回路の負荷への給電が停止されることで電源を切ることができる。
【0005】
また、電源制御を行う1次側回路と、負荷側の2次側回路を備えて上述の電源制御回路と同種の動作を行う回路として、例えば特許文献1には、マイクロコンピュータを含む制御装置の電源を投入する押しボタンスイッチと、マイクロコンピュータの電源を投入状態に保持するリレーと、マイクロコンピュータに対して押しボタンスイッチの再操作を伝達する信号伝達素子を備えた構成が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
【特許文献1】実用新案登録第3098818号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
図3の電源回路においては、2接点(1c接点)のリレースイッチ33を備えたリレー回路RY3を使用している。1c接点のリレースイッチ33は、リレー回路RY3のコイル34に電流が流れた場合に、接点がON端子側に接続され、コイル34への電流が遮断された場合に、接点がOFF端子側に切り換わる構造を有している。
2次回路側に、電子ピアノのような商用周波数電源(AC100V)で駆動が行われる負荷が接続される場合、所望の安全規格を満足する1c接点のリレースイッチの選択肢が少なかった。安全規格が確認できないリレースイッチを電子ピアノに使用する場合は、製品(リレースイッチ)ごとに安全規格を取得する必要があり、納期に支障を来す場合があった。
【0008】
また、2接点(1c接点)のリレースイッチは、1接点(1a接点)のリレースイッチに比較して種類が少なく高価なので、電子ピアノの製造コスト高を招くという問題点があった。
【0009】
また、特許文献1に記載の回路で使用されているリレーは、常開接点と常閉接点を備え、マイクロコンピュータによりリレーを駆動することで接点の開閉の切り換え行うように動作するものであり、1接点(1a接点)のリレースイッチを使用するものでない。
【0010】
本発明は上記実情に鑑みて提案されたもので、商用周波数電源に対して既にスイッチとしての安全規格を取得している汎用的な1a接点のリレースイッチを使用して、プッシュボタンによる電源オン・オフ制御を可能とする電源制御回路を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0011】
上記目的を達成するため本発明に係る電源制御回路は、交流電源(AC)に対して電源トランス(T1)を介して1次側回路から2次側回路に電力を供給する場合に、2次側回路に常時電力を供給するためのリレースイッチ(3)を1a接点で構成するとともに、プッシュボタンによる操作が行われる双極単投スイッチ(SW1)の一方のスイッチ(第2スイッチ2)がオン状態になることで、前記リレースイッチ(3)による2次側回路への電力の供給及び遮断を行うものである。
【0012】
すなわち、請求項1の電源制御回路は、交流電源(AC)に対して電源トランス(T1)を介して1次側回路から2次側回路に電力を供給する電源回路において、
前記2次側回路への電力の供給をトリガとしてオン動作するスイッチング素子(TR1)によりリレー駆動されるよう前記1次側回路に設けた1a接点のリレースイッチ(3)と、
前記リレースイッチ(3)に対して並列に接続された第1スイッチ(1)と、前記第1スイッチ(1)のオン状態を検知する第2スイッチ(2)とから構成され、押下時に前記第1スイッチ(1)及び第2スイッチ(2)が2極同時にオン状態となる双極単投スイッチ(SW1)と、
前記双極単投スイッチ(SW1)の第2スイッチ(2)の押下で前記2次側回路に印加された電圧を検知し、前記スイッチング素子(TR1)をオフ動作させて前記リレースイッチ(3)を切り換えるリレースイッチ切換手段と、
を備えたことを特徴としている。
【0013】
請求項2は、請求項1の電源制御回路において、
前記リレースイッチ切換手段は、
前記第2スイッチ(2)の一端が電源トランス(T1)に、他端がフォトカプラ(PC1)を介して前記交流電源(AC)に接続された回路を備え、
前記双極単投スイッチ(SW1)の第2スイッチ(2)の押下時に、
前記フォトカプラ(PC1)への導通を検出してオン動作するフォトトランジスタ(6)により、前記2次側回路に電圧を印加するよう動作することを特徴としている。
【0014】
請求項3は、請求項1の電源制御回路において、
前記リレースイッチ切換手段は、
前記第2スイッチ(12)を前記2次側回路に形成し、前記2次側回路に電圧を印加するよう動作することを特徴としている。
【発明の効果】
【0015】
請求項1の電源制御回路によれば、電源スイッチ(双極単投スイッチ)による電源オン・オフ制御を行うに際して、交流電源(AC)から2次側回路に常時電力を供給するためのリレースイッチ(3)について、商用周波数電源に対するスイッチとしての安全規格を取得している1a接点のリレースイッチ(3)で構成できるので、リレースイッチ(3)の選択肢を拡げることができる。
【0016】
請求項2の電源制御回路によれば、第2スイッチ(2)の押下操作でフォトカプラ(PC1)への導通を検出して2次側回路に電圧を印加するので、1次側回路のケーブルと、2次側回路のケーブルとを物理的に離すことができ、ケーブル同士の絶縁性を容易に確保することできる。
【0017】
請求項3の電源制御回路によれば、第2スイッチ(12)の押下操作で直接的に2次側回路に電圧を印加することで、簡易な構成でリレースイッチの切換を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【0018】
図1】本発明の実施形態の一例を示す電源制御回路の回路図である。
図2】本発明の実施形態の他の例を示す電源制御回路の回路図である。
図3】電子楽器(電子ピアノ)において従来使用されていた電源制御回路の回路図である。
【発明を実施するための形態】
【0019】
以下、本発明の実施形態に係る電源制御装置の一例について、図1を参照しながら説明する。
電源制御回路は、交流電源ACに対して電源トランスT1を介して1次側回路から2次側回路に電力を供給し、2次側回路側の負荷(例えば電子ピアノ)を駆動する。1次側回路と2次側回路は、コイル4に電流が流れることでリレー駆動される1a接点のリレースイッチ3を備えたリレー回路RY1を介して接続されている。2次側回路には、電源や負荷を制御するためのCPU等が接続されている。CPUは、2次側回路への電力の供給を検知できるように構成されている。
【0020】
リレー回路RY1のコイル4の一端側は、リレー駆動を行うためのスイッチング素子TR1に接続され、コイル4の他端側は直流電源Vccに接続されている。スイッチング素子TR1は、エミッタ端子が接地されたNPNトランジスタで構成され、2次側回路への電力の供給をトリガとしてオン動作する。
すなわち、2次側回路への電力の供給をCPUが検出してスイッチング素子TR1のベース端子にリレー駆動の信号が入力されると、スイッチング素子TR1がオン状態となり、直流電源Vccからコイル4に電流が流れてリレースイッチ3がオン状態になる。
逆に、スイッチング素子TR1のベース端子への信号の入力がなくなると、スイッチング素子TR1がオフ状態となり、コイル4に電流が流れずリレースイッチ3がオフ状態になる。
【0021】
1次側回路は、2次側回路の負荷に電力供給を行うための双極単投スイッチ(電源スイッチ)SW1と、双極単投スイッチ(電源スイッチ)SW1のオン状態を検知するフォトカプラPC1を備えている。フォトカプラPC1は、双極単投スイッチSW1がオン状態のときに光を照射する発光ダイオード5と、受光するとオン状態になるフォトトランジスタ6とで構成されている。
【0022】
双極単投スイッチ(電源スイッチ)SW1は、第1スイッチ1と第2スイッチ2とから構成され、押下時にのみ第1スイッチ1及び第2スイッチ2が2極同時にオン状態となるように構成されている。
双極単投スイッチSW1の第1スイッチ1は、リレー回路RY1のリレースイッチ3に対して並列に接続され、第2スイッチ2は、その一端がリレースイッチ3側の電源トランスT1に、他端がフォトカプラPC1の発光ダイオード5を介して交流電源ACに接続されている。フォトカプラPC1のフォトトランジスタ6は、エミッタ端子が接地されたNPNトランジスタで構成され、コレクタ端子に直流電源Vccが接続されている。
【0023】
したがって、双極単投スイッチSW1を押下すると、交流電源ACから交流電流がフォトカプラPC1に流れ、フォトカプラPC1の発光ダイオード5が発光し、これをフォトトランジスタ6が受光することでオン状態になり、コレクタ端子に直流電源Vccから電圧が2次側回路に印加され、CPUで検出された電圧印加の情報によりスイッチング素子TR1をオフ動作させることで、リレースイッチ3を切り換えるリレースイッチ切換手段を構成している。
【0024】
次に、図1の電源制御回路の動作について説明する。
双極単投スイッチSW1は、2極同時にオン・オフ状態を切り換えるように動作し、押下している間だけオン状態となるプッシュボタンを構成している。
【0025】
(1)電源を入れる場合
双極単投スイッチSW1を押下すると、交流電源ACから交流電流が電源トランス側に供給され、2次側回路を立ち上げる。
2次側回路が立ち上がると、これを2次側回路のCPUが検知し、リレー駆動信号がスイッチング素子TR1のベース端子に流れ、スイッチング素子TR1をオン状態にしてリレー回路RY1を駆動する。
リレー回路RY1のリレースイッチ3がオン状態になると、リレースイッチ3を介して交流電源ACから電源トランスT1への電源供給が維持される。そして、双極単投スイッチSW1の押下を解除してオフ状態にしても、リレースイッチ3を介して交流電源ACから電源トランスT1への電源供給が維持される。
【0026】
(2)電源を切る場合
双極単投スイッチSW1を再度押下すると、双極単投スイッチSW1の2個の第1スイッチ1及び第2スイッチ2を通って、交流電源ACから交流電流がフォトカプラPC1に流れ、フォトカプラPC1の発光ダイオード5が発光する。
この光をフォトトランジスタ6が受光するとオン状態になり、コレクタ端子に直流電源Vccからの電圧が2次側回路に印加される。電圧印加は、双極単投スイッチSW1が閉じられた情報としてCPUで検出され、ベース端子への信号を遮断してスイッチング素子TR1をオフ状態にする。
スイッチング素子TR1がオフ状態になると、コイル4への電流が遮断され、リレースイッチ3がオフ状態になり、電源トランスT1への電源供給が停止され、電源が落ちる。
【0027】
また、電子ピアノの操作が一定時間行われなかった場合に、その状況を2次回路のCPUで検出することで、スイッチング素子TR1に対して、上述の「(2)電源を切る場合」で説明したのと同様に、ベース端子への信号を遮断してスイッチング素子TR1をオフ状態にすれば、自動的に電源をオフする機能を備えることができる。一定時間経過による自動電源オフ機能を備えることで、待機電力をゼロにすることができる。
【0028】
上述した電源制御回路によれば、双極単投スイッチSW1の第2スイッチ2の押下操作でフォトカプラPC1への導通を検出して2次側回路に電圧を印加してスイッチング素子TR1をオフ状態にするので、1次側回路のケーブルと、2次側回路のケーブルとを物理的に離すことができ、ケーブル同士の絶縁性を容易に確保することできる。
【0029】
図2は、電源制御回路の他の例を示すものである。図1と同じ構成を採る部分については同一符号を付して詳細な説明を省略する。
図2の電源制御回路では、双極単投スイッチSW2を第1スイッチ11と第2スイッチ12で構成している。第1スイッチ11は、双極単投スイッチSW1の第1スイッチ1と同じ構成であるが、第2スイッチ12は2次側回路に設けられている。第2スイッチ12は、一端を接地するとともに、他端に直流電源Vccを接続している。この例では、第2スイッチ12がオン状態の時、第2スイッチ12の端部に直流電圧が印加される。そして、2次側回路のCPUで検出された電圧印加の情報によりスイッチング素子TR1をオフ動作させることで、リレー回路RY1のリレースイッチ3を切り換えるリレースイッチ切換手段を構成している。
【0030】
図2の電源制御回路によれば、フォトカプラPC1を使用することなく、第2スイッチ12の押下操作で直接的に2次側回路に電圧を印加することで、図1に比較して簡易な構成でリレースイッチ3の切換を行うことができる。
【0031】
上述した電源制御回路では、2次回路側の負荷として電子ピアノが接続された例を説明したが、商用周波数電源(AC100V)で駆動が行われる負荷であれば、どのような負荷が接続されても、本構成の制御回路を適用することができる。また、負荷が120Vや230Vで駆動される場合であっても、本構成の制御回路を使用することができる。
【0032】
上述した各電源制御回路によれば、以下の各効果を奏することができる。
双極単投スイッチ(電源スイッチ)による電源オン・オフ制御を行うに際して、交流電源ACから2次側回路に常時電力を供給するためのリレー回路RY1のリレースイッチ3について、商用周波数電源に対するスイッチとしての安全規格を取得している汎用性の高い1a接点のリレースイッチ3で構成することができる。
電源オフ時に、双極単投スイッチSW1の押下で2次側回路への電力供給を可能にすることができる。
また、双極単投スイッチSW1の押下が解除されても、リレー駆動により2次側回路への電力供給を維持することができる。
この場合(リレー駆動による通電中)は、電源スイッチ(双極単投スイッチSW1)が通電から開放されているので、2次側回路側で電源スイッチのオン・オフ操作を検知可能にすることができる。
電源オン時に、2次側回路のCPUで検出された情報によりリレー駆動を行うことができるので、双極単投スイッチSW1の押下の検知で電源をオフする機能、及び、一定時間経過後に自動的に電源をオフする機能を備えることができる。
【符号の説明】
【0033】
1…第1スイッチ、 2…第2スイッチ、 3…リレースイッチ、 4…コイル、 5…発光ダイオード、 6…フォトトランジスタ、 11…第1スイッチ、 12…第2スイッチ、 SW1,SW2…双極単投スイッチ、 RY1…リレー回路、 PC1…フォトカプラ、 T1…電源トランス、 TR1…スイッチング素子、 AC…交流電源。
図1
図2
図3