(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
家庭用器具の液圧制御弁(1)用のソレノイド(15)を有し、前記液圧制御弁(1)がベース本体(2)と、該ベース本体(2)に形成されたメイン開口(2a)と、該メイン開口(2a)の周りに前記ベース本体(2)に形成された複数の位置決め突起(2b)とを備えた、パイロット電磁弁(14)であって、
前記液圧制御弁(1)の入口(3)に連通するように意図されており、且つ、弁座(13)に関連した制限付出口流路(12)を通して、前記液圧制御弁(1)の出口(4)との連通を選択的にもたらすことが可能である、コントロール室(11)を画定する本体(7、7a)と、
前記本体(7、7a)の一部(7a)内に、及び前記コントロール室(11)の内側に、移動可能に取り付けられており、前記弁座(13)と協働する閉じ部材(24)を保持する、少なくとも1つのコア(23)と、
前記弁座(13)に対する前記コア(23)及び前記閉じ部材(24)の位置と、前記コントロール室(11)と前記制限付出口流路(12)との間の連通と、を選択的に制御するための、リール(17)の周りに巻回されて前記本体(7、7a)の前記一部(7a)の周りに取り付けられている、銅ワイヤのソレノイド(15)を含むアクチュエータ(16〜21)と、を備えており、
前記ベース本体(2)の前記メイン開口(2a)は、前記パイロット電磁弁(14)の前記本体(7)を取り付けるために設けられており、前記位置決め突起(2b)は、前記パイロット電磁弁(14)の前記アクチュエータ(15〜21)の複数の角度位置を画定しており、少なくとも1つの突出部(21a;16e)を有する前記アクチュエータ(15〜21)は、前記アクチュエータ(15〜21)の使用の対応する角度位置を画定するように、前記位置決め突起(2b)の1つに選択的に連結可能であり、
前記パイロット電磁弁(14)の磁気回路に含まれている磁性材料の構造体(16)であって、前記リール(17)の環状部分(17a)の内側に、前記構造体(16)の対向する側部から、互いに一致して同軸に延びている環状部分(16a,16b)を有している、前記構造体(16)で、前記ソレノイド(15)は少なくとも部分的に囲まれており、前記構造体(16)は、前記位置決め突起(2b)の1つに選択的に連結可能である少なくとも1つの横に突出した突出部(16e)を有しており、
前記制限付出口流路(12)の直径(d)の、前記ソレノイド(15)の前記銅ワイヤの重さ(m)に対する比率(d/m)が、0.06〜0.10mm/gであり、
前記ソレノイド(15)の軸方向高さ(H)の、その内径(Din)に対する比率が、1より大きく、1.5未満であり、
前記ソレノイド(15)の内径(Din)の、前記コア(23)の外径(dex)に対する比率が、2未満であり、
前記ソレノイド(15)は、約0.049〜約0.056mmの直径を有する、約10,500〜12,500巻きの銅ワイヤ、又は約0.063〜約0.080mmの直径を有する、約5,000〜約6,500巻きの銅ワイヤを、備えている、ことを特徴とするパイロット電磁弁。
前記ソレノイド(15)は、前記位置決め突起(2b)の1つに選択的に連結可能である横に突出した分岐(21a)を形成する、電気絶縁材料からなるケーシング(21)に、密閉されている、
請求項1に記載のパイロット電磁弁。
【背景技術】
【0002】
より具体的には、本発明は、
液圧制御弁の入口と連通するように意図されており、且つ、弁座に関連した制限付出口流路を通して、液圧制御弁の出口との連通を選択的にもたらすことが可能な、コントロール室を画定している本体と、
前記本体の一部内に、且つ前記チャンバの内側に、移動可能に取り付けられており、前記弁座と協働して閉じ部材を保持する少なくとも1つのコアと、
前記弁座に対する前記コア及び前記閉じ部材の位置と、前記コントロール室と前記出口流路との間の連通と、を選択的に制御するための、ソレノイド又は銅ワイヤのコイルを含み、前記本体の前記一部の周りに取り付けられている、アクチュエータと、
を備えているタイプのパイロット電磁弁に関する。
【0003】
家庭用器具のオン−オフタイプの弁のような、このタイプのパイロット電磁弁は、非常に一般的である。
【0004】
これらのパイロット弁において、作動ソレノイドは、弁自体の全体コストに関連して高いコストを有する構成要素である。
【0005】
ソレノイドのコストは、銅の国際価格のいくぶん急激な増大のため、特に近年の間、増大してきた。
【0006】
全体寸法を低減して、それにより、そのようなパイロット弁のコストを低減可能な構造上の解決策のための研究が、優先事項になってきた。
【発明を実施するための形態】
【0015】
図において、1は、洗濯機又は食器洗浄機を水で満たす弁のような、家庭用器具の液圧制御弁全体を示している。
【0016】
液圧制御弁1は、パイロット電磁弁を備えており、その概略構造は、それ自体が概ね周知である。
【0017】
弁1は、例えば成形プラスチック製であり、特に本質的に固い本体2を有しており、本体2には、作動液用の入口流路3とこの液体用の出口流路4とが設けられている。
【0018】
出口流路4は、液圧制御弁1の座又はメイン弁座である座6を、頂部に画定する本体2の管状形態5に形成されている。この弁座6を介して、作動の間、液体の流れが、入口3から出口4まで通過することができる。
【0019】
第2本体7は、例えば成形プラスチック製であり、例えばねじ接続によって、本体2に対して液密に、頂部に結合されている。この本体7は、実際には、詳細には後述されるパイロット電磁弁14を支持するための本体である。
【0020】
8で全体が示されている環状膜の周部8aは、本体2と本体7との間で把持されている。
【0021】
膜8は、柔軟な中間部8bを有しており、それは、周部8aを、液圧制御弁1の座6と協働するメイン閉じ部材として作用するように意図されている、より厚い中央の環状部8cに接続している。
【0022】
膜8の部分8cは、本質的にカップ状のガイド要素9の軸部9aの周りに取り付けられており、環状要素10でこの軸部に固定されている。
【0023】
形付けられた本体7は、遠位端で閉じられる頂部管状形態7aを有している。
【0024】
11で示されるコントロール室は、本体7と、膜8及び関連するガイド要素9によって形成される組立体と、の間に画定されている。
【0025】
コントロール室11は、示された実施形態の例において、膜8に関連するガイド要素9を備えた閉じユニットに形成される少なくとも1つの流路を通して、入口3に永久的に流体連通している。
【0026】
特に、
図1に見られるように、複数の貫通孔8dが、弁座6の外側の、膜8の部分8cに形成されている。
【0027】
これらの孔8dは、膜ガイド要素9に形成されており且つ膜ガイド9に形成されるのと同様に、対応する外側溝9cに順に連通する、管状区画9bに連通している。
【0028】
示されている解決策の代替案として、液圧制御弁1の入口3とコントロール室11との間の永久的な連通が、例えば電磁弁装置1の本体2及び7に設けられた流路で達成されてもよい。
【0029】
図1において、12は、膜ガイド9に形成されている流路を示しており、コントロール室11を、外側流路4との連通に至らせることができる。
【0030】
示された実施形態において、流路12の頂部端部は、より完全に以下に明確にされるように、パイロット弁用の座として作用する上方へ突出した縁部13を有している。
【0031】
図に示される実施形態では、流路12は、中央軸位置における膜ガイド9に形成されている。この特徴は、しかしながら、必須ではない。
【0032】
液圧制御弁1は、14で全体が示されている、コントロール電磁弁又はパイロット電磁弁も備えている。
【0033】
このパイロット弁は、周知の方法で、本質的に角リングの形態のスリーブ16を備えている磁気回路が関連する、作動ソレノイド15を備えている。
【0034】
特に
図2、3及び4に見られるように、スリーブ16は、コア23の軸に対して横切る方向に、本体の基部7bの最大寸法よりもかなり小さい限定された寸法を有している。
【0035】
ソレノイド15は、全体が17で示されたリールの円筒状の中間部分17aの周りに巻回された絶縁された銅ワイヤのリールからなる。
【0036】
図1、2、7及び8を参照して、示される実施形態では、リール17は、頂部及び底部それぞれに、2つのエンドフランジ17b、17cを有している。
【0037】
図2、7及び8に見られるように、リール17の頂部フランジ17bは、巻線又はソレノイド15を形成する銅ワイヤの端部を受け入れるための2つの横溝17dを有している。
【0038】
2つの接続部材18は、例えば平らなピンの形態(
図1、7及び8)の導電性物質からなり、リール17の頂部フランジ17bに固定されている。
【0039】
接続部材18は、ほとんど径方向に、互いに平行に突出している。
【0040】
より明確に以下に明らかになるように、本発明に係るパイロット弁14では、巻線又はソレノイド15は、好ましくは特に小さな直径を有する銅ワイヤを用いて作られているので、この巻線の連結部材18に対する信頼できる接続をどのように達成するかについての課題が存在する。
【0041】
この接続を実施する近年の好ましい方法では、ソレノイド15の銅ワイヤの各端部は、対応する接続端子18に巻回されている。
【0042】
導電性物質、特に銅のそれぞれのブッシュ19は、そこに巻回されているソレノイド15の端子周りに配置されるように、端子18にむしろ嵌め込まれている。
【0043】
ブッシュ19は、対応する接続端子18のソレノイド15のワイヤの端部周りに、その後圧縮されて、例えば電気抵抗溶接によって溶接される。
【0044】
例として示される実施形態では、磁性材料のスリーブ16は、リール17の管状部分17aの内側に、スリーブ16の対向する側部又は部分から、互いに一致して同軸に延びている管状部分16a、16bを有している(特に
図1及び2を参照)。
【0045】
管状部分16a及び16bは、深絞りで形成されてもよい。代替的に、これらの部分は、スリーブ16に設けられた対応する開口の内側に嵌め込まれた個別の管として作られてもよい。
【0046】
本体7の管状形態7aは、都合のよいことに、スリーブ16にスナップ係合されている。
図2に係る実施形態では、この管状形態7aは、スリーブ16の部分16bを通過して可締められており、且つ、このスリーブの部分16bと16aとの間の空間又はエアギャップに後退して出て延びている、三角形プロフィールを備えた複数の突起7cを有している。
【0047】
図2aは、実施形態の変形例をさらに示しており、本体7の管状形態7aは、スリーブ16の管状部分16a及び16bに設けられた対応する凹設された座16gの内側にスナップ係合されている複数の突起7dを有している。
【0048】
図示の実施形態では、リール17及び関連するソレノイド15で形成された組立体が、電気絶縁材料、例えば成形プラスチックのケーシング21の内側に、密閉されている。
【0049】
このケーシングは、接続部材18が外方に突出する突出部21a(
図1及び4)を一体的に形成している。
【0050】
図示の実施形態では、接続部材18は、ケーシング21の突出部21aに結合され、且つ、ソレノイド15を図示しない外部の制御回路に接続するための電気コネクタの雌部を画定可能な、成形体22の内側に延びている。
【0051】
図1〜5を参照して、液圧制御弁1のベース本体2の開口部2aの周りには、本体7が取り付けられており、前記本体2は、上方へ突出し、且つ、ソレノイド15〜17及びケーシング21(以下に「作動ユニット」として参照されている)で形成された組立体を選択的に配置する、複数の角度位置を画定可能な、複数の位置決め突起2bを形成している。
【0052】
図1及び5に係る実施形態では、作動ユニット15〜21のケーシング21は、互いに平行で角度的に離間している(
図5)一対の突出部21bを底部に形成している。
【0053】
これらの突起は、特に
図5に見られるように、本体2の位置決め突起2bの1つに選択的に跨がって配置されるのに適した分岐要素の一種を共に画定している。
【0054】
上述した作動ユニット15〜21を、液圧制御弁1の本体2に対して、弁1がユーザー機器に組み付けられているときコネクタ18〜22の接続がより容易又はより便利である角度位置に、このように選択的に配置してもよい。
【0055】
図6は、実施形態の変形例を示している。
【0056】
この変形例では、磁気構造16の対向する垂直部分16c及び16dは、弁1の本体2の様々な位置決め突起2bとの接触に至ることが可能な、それぞれ外側に突出する突出部16e及び16fを形成している。
【0057】
この解決策によれば、作動ユニット15〜21のケーシング21の構造設計を単純化することを可能とし、もはや、前記ケーシングの上述した突出部21bを設けることを必要としない。
【0058】
パイロット電磁弁14は、休止状態(弁1が閉じている)で、弁座13に押し付ける閉じ部材24を底部に有する、強磁性材料からなり実質的に円筒形である、移動コア23も備えている。
【0059】
コイルスプリング25は、コア23の頂部端部と本体7の管状部分7aの頂部端部壁との間に配置されている。
【0060】
スプリング25は、コア23を下方に押し付けて、関連する閉じ部材24をパイロット弁の座13に押し付けようとする。
【0061】
作動の間、ソレノイド15が休止状態(非励磁)であるとき、弁1の入口3に供給された作動液は、流路8d、9b、及び9cを介してコントロール室11に到達する。パイロット弁14の閉じ部材24は、弁座13を閉じ状態に維持して、それにより室11を弁1の出口流路4から分離した状態に維持する。
【0062】
これらの条件では、コントロール室11は、入口流路3の作動液と同じ圧力を、最初に呈しており、その後維持する。
【0063】
膜8の部分8cは、メイン閉じ部材として作用するが、入口流路3の圧力に晒されている膜の表面積に比べて、室11の内側の圧力に晒されているこの膜及び関連付けられた膜ガイド9のより大きな表面積の結果として、弁シール6に押し付ける。
【0064】
メイン液圧制御弁1、すなわち8c〜6は、したがって、閉じられている。
【0065】
ソレノイド15が励磁されると、磁気流れがコア23に流れて、その頂部端部が、磁気構造16の管状部分16aと17bの間のエアギャップ20の近傍にわたる。
【0066】
コア23は、コイルスプリング25の作動に抗して、その後、上方へ引きつけられて、その結果、閉じ部材24は、パイロット弁14の座13を開放する。
【0067】
コントロール室11の作動液の圧力は、膜ガイド9の制限付通路12を通して、弁1の出口流路4に向けて、このように放出されてもよい。
【0068】
コントロール室11の内側の圧力が低下すると、入口流路3の内側で膜8に作用する圧力は、実際はメイン液圧制御弁1、すなわち8c〜6の開口を引き起こしつつ、この膜8及び関連する膜ガイド9で形成される組立体の上昇を引き起こすことを何とか成し遂げる。
【0069】
入口流路3において弁1に供給された作動液は、このように、弁座6を通って出口流路4に到達してもよい。
【0070】
ソレノイド15が、再び励磁されていないとき、コア23は、コイルスプリング25の作動の下、
図1及び2に示される位置を再びとる。
【0071】
閉じ部材24は、パイロット弁14の座13を再びこのように閉じて、コントロール室11は、弁1の出口流路4に再び非接続とされる。
【0072】
膜8及びこれに関連する膜ガイド9を含む閉じ組立体は、
図1及び2に示される閉じ位置を再びとる。
【0073】
図1では、dは、パイロット弁14の座13の下流側に位置する制限付流路12の直径を示している。
【0074】
さらに、D
iは、ソレノイド15の内径を指し示しおり、Hは、このソレノイドの軸方向長さ又は高さを示している。
【0075】
d
exは、コア23の外径の代わりを示している。
【0076】
パイロット弁14の作動ユニット15〜21の直径及びコストを大幅に低減する観点で、都合のよいことに、パイロット弁の制限付出口流路12の直径dのソレノイド15の重さmに対する比率d/mは、都合のよいことに0.06〜0.10mm/gである。
【0077】
家庭用機具の液圧制御弁に関する先行技術に係るパイロット電磁弁では、この接続におけるこの比率d/mは、その代わりとして、一般的に0.02〜0.05mm/gであることに留意すべきである。
【0078】
さらに、本発明に係るパイロット弁14では、ソレノイド15の軸方向長さHのその内径D
inに対する比率は、1より大きく、好ましくは1.5未満である。
【0079】
この条件は、相対的に長く小さな直径を有するソレノイドの形態をもたらし、改良された放熱が達成されることを可能にする。
【0080】
好ましくは、ソレノイド15の内径D
inのコア23の外径d
exに対する比率は、有利なことに2未満である。
【0081】
ソレノイド15が、200〜230Vの交流電圧で励磁されるように意図されている場合、このソレノイド15は、0.049〜0.056mmの直径を有する、約10,500〜12,500巻きの銅ワイヤを、有利なことに備えている。
【0082】
その代わりに、ソレノイド15が、100〜127Vの交流電圧で励磁されるように意図されている場合、このソレノイドは、その後、有利なことに、0.063〜0.080mmの直径を有する、約5,000〜約6,500巻きの銅ワイヤを、備えている。
【0083】
上記説明された特徴のために、ソレノイド15の巻きの平均長さは、低減されて、さらに、同じ数の巻きに関して、このソレノイドの電気抵抗は低減されて、同様に、要求される銅の量又は重量が低減される。
【0084】
添付された図面の
図9及び10は、本発明に係るパイロット電磁弁14を備えた液圧制御弁1と、先行技術に係るパイロット電磁弁14’を備えた類似の液圧制御弁1’と、の直接比較を提案している。
【0085】
図9及び
図10では、特に、2つの液圧制御弁1及び1’が比較されており、ベース本体2、関連するメイン弁座6、及び閉じユニット8,9が同じ寸法を有している。
【0086】
本体2に結合された本体7のベース部分は、また、比較される弁において、同じ寸法を有しており、管状部分7a及び7a’それぞれの軸方向長さは、しかしながら変わっている。
【0087】
2つの比較された弁では、閉じ部材24及びスプリング25は、また、同じ寸法を有しおり、一方でコア23及び23’それぞれは、同じ外径を有しているが異なる軸方向長さを有している。
【0088】
図9及び
図10では、2つの弁1及び1’の同じ部分が、両方の弁のための同じ数字で指し示されており、一方で、寸法的に異なる部分が、同じ数字で指し示されているが、先行技術に係る弁1’の場合、アポストロフィー付で指し示されている。
【0089】
図9及び10から、同じ性能に関して、本発明に係るパイロット弁14の電磁作動ユニット15〜21が、縦方向及び径方向の両方向において著しくよりコンパクトである寸法をいかに有しており、及び特にソレノイドに必要とされる銅の量における著しい低減があることを、視覚的に認めることができる。
【0090】
図10から、本発明に係る弁1の場合、磁気スリーブ16が、いかに本体7のベース部分7bの最大寸法より小さい横寸法を有しているかが、判る。
【0091】
明らかに、本発明の原理に影響を与えることなく、実施形態及び構成の詳細は、添付の請求項に画定された発明の範囲をそれに関して逸脱することなく、非限定例として単に説明され図示されたものに対して、明確に変化してもよい。