特許第6489306号(P6489306)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6489306
(24)【登録日】2019年3月8日
(45)【発行日】2019年3月27日
(54)【発明の名称】収納装置
(51)【国際特許分類】
   E05F 7/00 20060101AFI20190318BHJP
【FI】
   E05F7/00 Z
【請求項の数】3
【全頁数】9
(21)【出願番号】特願2015-58101(P2015-58101)
(22)【出願日】2015年3月20日
(65)【公開番号】特開2016-176274(P2016-176274A)
(43)【公開日】2016年10月6日
【審査請求日】2017年9月20日
(73)【特許権者】
【識別番号】000001074
【氏名又は名称】クロイ電機株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】110000970
【氏名又は名称】特許業務法人 楓国際特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】橋本 忠
【審査官】 小澤 尚由
(56)【参考文献】
【文献】 再公表特許第2005/093193(JP,A1)
【文献】 米国特許出願公開第2007/0170237(US,A1)
【文献】 特開2008−014040(JP,A)
【文献】 特開平05−321531(JP,A)
【文献】 特開平08−326369(JP,A)
【文献】 特開平08−158716(JP,A)
【文献】 特開平08−291654(JP,A)
【文献】 特開2008−223426(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
E05F 1/00−13/04、17/00
E05B 1/00−85/28
E05G 1/00−7/00
A47B 63/00、81/00
A47G 29/10−29/14
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
内部に収納物を収納する本体と、
前記本体の前面側から前記収納物を前記本体の内部に収納可能にする、前記本体に対して開閉自在な収納用手段と、
板状体であって、前記収納用手段の収納部底面に密着する下側位置と前記収納部底面からその上方に退避した上側位置との間下端部に設けられた軸を支点に回動自在にされた、前記収納物の検出板と、
前記収納用手段に連結され、前記収納用手段が前記本体の前面側に開放している時に前記検出板を前記上側位置に停止させる保持力が前記検出板に作用し、かつ前記収納用手段が前記本体の前面側を閉鎖している時に前記保持力が解除されるように前記収納用手段の開閉動作を前記検出板に伝達する連動部材と、
前記本体の底面側で且つ前面側に位置し、前記検出板が前記下側位置にあることを検出する検出部材と、
を備え、
前記収納用手段が前記本体の前面側を閉鎖することで前記検出板が前記下側位置にきたときに、前記収納用手段の前記収納部底面と前記検出板とのそれぞれの一部にそれらが凹凸係合する係合部を設けた、収納装置。
【請求項2】
前記収納用手段は、前記本体の前面側下部を支点に前後方向に回転自在に設けられた蓋体と、前記蓋体に直角となるように前記本体の前面側下部において一体的に設けられ、前記収納物を配置可能な平板状の収納部底面と、を備える請求項1記載の収納装置。
【請求項3】
前記収納用手段は、前記本体の下部において前後方向に移動自在な引き出しであり、前記収納部底面は前記引き出しの底面である、請求項1記載の収納装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
この発明は、収納部を開閉する蓋体を備え、収納部における物体の存否を検出するようにした収納装置に関する。
【背景技術】
【0002】
キーボックスは、蓋体によって開閉される収納部に鍵を収納し、収納部における鍵の収納状態を検出するようにしている。蓋体の開閉状態を検出することによって鍵の収納状態を検出するものでは、収納部における鍵の有無を直接的に検出することができない。
【0003】
そこで、従来のキーボックスでは、収納部内に鍵が存在するか否かを歪みゲージを用いて検出するようにしたものがある(例えば、特許文献1参照。)。収納部における鍵の有無を歪みゲージによって直接的に検出することができ、鍵の収納状態を正確に検出できる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開2008−007982号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかし、歪みゲージによって収納物の有無を検出する構成を一般的な収納装置に適用した場合、軽量物の有無を正確に検出することができない。鍵を収納するキーボックスであっても、カード型等の軽量の鍵の有無を正確に検出できない可能性がある。
【0006】
また、収納部内における物品の有無を光学的に検出することも考えられるが、小型や薄手の収納物の有無を正確に検出するためには、光学センサを多数配置する必要があり、コストの上昇を招く。
【0007】
この発明の目的は、収納部における収納物の有無を廉価かつ正確に検出することができる収納装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
この発明の収納装置は、本体、蓋体、検出板、連動部材、検出部材を備えている。本体は、開口部を有し、内部の収納部に収納物を収納する。蓋体は、開口部を開閉する。検出板は、収納部の底面に匹敵する大きさの板状体であって、収納部の底面に密着する下側位置と収納部の底面の上方に退避した上側位置との間に移動自在にされている。連動部材は、少なくとも蓋体が開口部の全面を開放している時に上側位置に停止する保持力が検出板に作用し、かつ少なくとも蓋体が開口部の全面を閉鎖している時に保持力が解除されるように蓋体の開閉動作を検出板に伝達する。検出部材は、下側位置にある検出板を検出する。
【0009】
蓋体が開口部の全面を開放している状態では、検出板は保持力によって上側位置に停止し、開口部と収納部の底面との間に検出板が存在せず、開口部を経由して収納部の底面が外部に露呈する。蓋体が開口部の全面を閉鎖している状態では、検出板には保持力が作用せず、検出板は自重によって下側位置に向かう。蓋体が開口部の全面を閉鎖している状態で、収納部の底面上に収納物が存在しない場合には、検出板は下側位置に達し、検出部材によって検出される。蓋体が開口部の全面を閉鎖している状態で、収納部の底面上に収納物が存在する場合には、検出板は収納物に当接して下側位置に達せず、検出部材によって検出されない。
【0010】
この構成において、収納部の底面及び検出板の一方と他方とに互いに嵌合する凸部と凹部とを形成する。収納部の底面に薄手の収納物が収納された場合にも、収納物が凸部に当接することで凸部と凹部とが嵌合せず、検出板が下側位置に達しないため、収納物の存在を確実に検出できる。
【0011】
また、検出板は、平面視における収納部の底面の長辺に平行な軸廻りに回転自在に支持する。収納部の高さに関わらず、収納部の底面に匹敵する大きさの検出板を上側位置と下側位置との間に移動自在にすることができる。
【0012】
さらに、検出部材を収納部の底面に形成された貫通孔の下方に配置し、検出板に貫通孔を貫通する突起を設ける。収納部の底面上に収納された収納物によって検出部材が検出板を誤検出することを防止できる。
【0013】
蓋体が下端部を軸に回転自在に支持されている場合、蓋体に収納部の底面における第1の端部を一体的に固定し、収納部の底面における第1の端部に平行な第2の端部を、下端部で回転自在に支持された検出板に当接する連動部材として用いる。最も簡単な構成で、蓋体の開閉動作に応じて検出板を上側位置と下側位置との間に移動させることができる。
【発明の効果】
【0014】
この発明によれば、収納部における収納物の有無を廉価かつ正確に検出することができる。
【図面の簡単な説明】
【0015】
図1】本発明の第1の実施形態に係る収納装置の外観図である。
図2】(A)及び(B)は、同収納装置における蓋体及び検出板の動作を示す側面断面図である。
図3】(A)及び(B)は、同収納装置における収納物の検出状態を示す側面断面図である。
図4】本発明の第2の実施形態に係る収納装置の外観図である。
図5】(A)及び(B)は、第2の実施形態に係る収納装置を抽斗式の蓋体に適用した場合の連動部材の動作を示す平面図である。
図6】(A)及び(B)は、第2の実施形態に係る収納装置を横開き式の蓋体に適用した場合の連動部材の動作を示す平面図である。
【発明を実施するための形態】
【0016】
以下に、本発明の実施形態に係る収納装置について、図面を参照しつつ説明する。
【0017】
図1に示すように、本発明の第1の実施形態に係る収納装置10は、本体1、蓋体2、収納部底面3、検出板4、検出スイッチ5を備えている。
【0018】
本体1は、前面の全面を開口部11とした直方体形状の筐体であり、背面板12、上面板13、底面板14、側面板15,16を備えている。図1では、上面板13及び側面板16を二点鎖線で示している。
【0019】
蓋体2は、下端部から両側方に延出した軸21を側面板15,16の図示しない穴部に嵌入させることにより、本体1に回転自在に支持された板状体であり、回転によって開口部11を開閉する。蓋体2の前面には摘まみ22が取り付けられている。
【0020】
収納部底面3は、矩形の平板状を呈し、第1の端部である前端部31を蓋体2の裏面側の下端部に接合させて蓋体2に一体的に取り付けられている。蓋体2と収納部底面3とは側面視において直角に配置されている。蓋体2が開口部11を閉塞している状態で、収納部底面3は、本体1内で水平状態となる。
【0021】
蓋体2と収納部底面3とで本発明の収納用手段が構成されている。収納物はこの収納部底面3上に載置される。
検出板4は、矩形の板状体である。検出板4は、本体1の内部における収納部底面3よりも背面側の位置で、下端部から両側方に延出した軸41を側面板15,16の図示しない穴部に嵌入させている。検出板4は、本体1の底面板14側に位置する下側位置と底面板14と反対側(上面板13側)である上側位置との間に移動自在に設けられている。
検出板4は、本体1内で略水平又は水平となる下側位置と所定角度傾斜した状態である上側位置との間で軸41を中心に回転自在に支持されている。検出板4は、収納部底面3よりも僅かに小さい収納部底面3に匹敵する面積にされている。軸41は、検出板4が下側位置で収納部底面3に密着できるように、収納部底面3よりも上方に配置する。
【0022】
検出スイッチ5は、この発明の検出部材に相当し、本体1内における収納部底面3よりも下方に配置され、底面板14の前端部側に固定されている。
【0023】
収納部底面3には、水平状態で検出スイッチ5に対向する位置に貫通孔32が形成されている。また、収納部底面3には、上方に突出した凸部33が2箇所に形成されている。凸部33は一例として平面視において円形を呈しているが、これに限るものではない。
【0024】
検出板4には、下側位置で貫通孔32を通過する突起42凸部33に対向す凹部43が形成されている。凹部43は、円形の貫通孔であるが、凸部33の全体が嵌入することを条件に、これに限るものではない。また、収納部底面3に凹部を形成し、検出板4に凸部を形成することもできる。
【0025】
図2(A)に示すように、蓋体2が本体1の開口部11を閉鎖している状態では、検出板4が下側位置にあり、凸部33の全体が凹部43内に嵌入し、凹部43を除く検出板4の全面が収納部底面3に密着するとともに、突起42が貫通孔32を通過して検出スイッチ5を押下する。
【0026】
図2(B)に示すように、蓋体2が本体1の開口部11を開放している状態では、収納部底面3後端部34が検出板4を押し上げる。収納部底面3がこの発明の連動部材に相当する。このため、検出板4は上側位置にあり、開口部11を経由して収納部底面3が外部に露呈する。開口部11を経由して本体1内に収納物を投入できる。本体1内に投入された収納物は、蓋体2が開口部11を閉鎖すると、収納部底面3上に載置された状態で収納される。なお、図2(A)及び(B)に示す例では、蓋体2は略45度の角度範囲で回転しているが、収納部底面3の後端部34が検出板4から外れない範囲で蓋体2を回転させることができる。
【0027】
図3(A)及び(B)に示すように、開口部11を経由して本体1内に収納物Pが投入された後、蓋体2によって開口部11が閉鎖され、収納部底面3上に収納物Pが存在する状態では、検出板4は収納物Pとの当接によって収納部底面3に密着せず、突起42は検出スイッチ5を押下しない。
【0028】
例えば、蓋体2による開口部11の開閉状態を検出する開閉検知スイッチを設け、開閉検知スイッチが開口部11の閉鎖状態を検出している場合に、検出スイッチ5が押下されていない時には、本体1内に収納物Pが存在することになる。また、開閉検知スイッチが開口部11の閉鎖状態を検出している場合に、検出スイッチ5が押下されている時には、本体1内に収納物Pが存在しないことになる。
【0029】
検出スイッチ5は、検出板4が収納部底面3に密着した場合にのみ突起42よって押下されるため、単一の検出スイッチ5のみにより、図3(A)に示す小型の収納物Pが収納された状態をも確実に検出できる。
【0030】
また、収納部底面3に凸部33を形成しているため、単一の検出スイッチ5のみにより、図3(B)に示す薄型の収納物Pが収納された状態をも確実に検出できる。
【0031】
検出スイッチ5は、機械式のスイッチだけでなく、収納部底面3の貫通孔32を通過して下方に露出した突起42を光学的に検出する光学式のスイッチを用いることもできる。
【0032】
収納物の落下を防止すべく、蓋体2と収納部底面3との両側端部に扇形又は三角形状の側板を設けることもできる。この場合には、検出板4の幅は両側板の内側面の間隔よりも狭くする。
【0033】
図4に示すように、本発明の第2の実施形態に係る収納装置110は、本体1、検出板4及び検出スイッチ5とともに、第1リンク61、第2リンク62、コロ63、レール64を備えている。図4において、本体1の上面板13及び側面板16は省略している。
【0034】
第1リンク61、第2リンク62、コロ63、レール64は、この発明の連動部材を構成している。第1リンク61は、両端部にそれぞれ突起611,612を備えている。第2リンク62は、一端部の軸621廻りに本体1の底面板14に回転自在に支持されている。第2リンク62の他端部にはU字状の係止部622が形成されている。第2リンク62には、第1リンク61の突起611が下方から摺動自在に嵌入する長孔623が形成されている。コロ63は、周面を検出板4に当接させており、本体1の側面板15に固定されたレール64に案内されて、本体1内で前後方向に移動自在にされている。コロ63の回転軸631は、第2リンク62の係止部622に嵌入している。
【0035】
図4に示す状態から、第1リンク61の突起612を本体1の背面側に押し込むと、突起611が長孔623内を軸621側に摺動し、第2リンク62が矢印C1方向に回転する。この回転によって、係止部622が本体1内で前面側に移動し、コロ63を回転軸631とともに前面側に移動させる。検出板4におけるコロ63の当接位置が上方に移動し、検出板4が軸41廻りに矢印C2方向に回転する。
【0036】
なお、レール64を本体1の左右両側面板15,16に設け、回転軸631の両端部にコロ63を固定することもできる。
【0037】
図5(A)及び(B)に示すように、本体1の開口部11から前方に引き出される引き出し7を備え、引き出し7に突起612が下方から嵌入する前後方向の長孔71を形成する。図5(A)に示すように、引き出し7が本体1内に収納されている状態では、突起612が長孔71の前端部71Aに当接して本体1の背面側に押圧され、突起611が長孔623の軸側端部623A側に位置している。このため、係止部622がコロ63とともに最も前面側に位置し、検出板4は下側位置で引き出し7の底面である収納部底面3に密着する。
【0038】
図5(B)に示すように、引き出し7が本体1から最も引き出されている状態では、突起612が長孔71の後端部71Bに当接して本体1の前面側に引き出され、突起611が長孔623の係止部側端部623Bに位置している。このため、係止部622がコロ63とともに最も背面側に位置し、検出板4は上側位置で収納部底面3から離間している。
【0039】
このように、引き出し7の前後方向の移動が、連動部材を介して検出板4に上下方向の回転力として伝達される。引き出し7を前面側に引き出した状態では、検出板4を上側位置に停止させて収納部底面3を外部に露呈させ、引き出し7を背面側に押し込んだ状態では、検出板4を下側位置に移動させて収納部底面3上における収納物の有無を検出することができる。
【0040】
なお、引き出し7の側面72との干渉を避けるため、検出板4には切り込み44が形成されている。
【0041】
図6(A)及び(B)に示すように、右側端部の軸84廻りに回転して本体1の開口部11を開閉する横開きの扉8を備え、扉8に突起612が下方から嵌入する前後方向の長孔81を形成した円弧状のレバー82の一端部を固定する。図6(A)に示すように、扉8が開口部11を閉鎖している状態では、第1リンク61の突起612が長孔81の前端部81Aに当接して本体1の背面側に押圧され、突起611が長孔623の軸側端部623A側に位置している。このため、第2リンク62の係止部622がコロ63とともに最も前面側に位置し、検出板4は下側位置で収納部底面3に密着する。
【0042】
図6(B)に示すように、扉8が開口部11を開放している状態では、第1リンク61の突起612が長孔81の後端部81Bに当接して本体1の前面側に引き出され、突起611が長孔623の係止部側端部623Bに位置している。このため、第2リンク62の係止部622がコロ63とともに最も背面側に位置し、検出板4は上側位置で収納部底面3から離間している。
【0043】
このように、扉8の回転が、連動部材を介して検出板4に上下方向の回転力として伝達される。扉8が開口部11を開放している状態では、検出板4を上側位置に停止させて収納部底面3を外部に露呈させ、扉8が開口部11を閉鎖している状態では、検出板4を下側位置に移動させて収納部底面3上における収納物の有無を検出することができる。
【0044】
なお、図6(A)および(B)に示す例では、本体1内における第1リンク61及び第2リンク62の上方に収納部底面3を固定しているが、扉8に平面視において扇形を呈する収納部底面を固定することもできる。
【0045】
図6(A)及び(B)に示す例では、長孔81の後端部81Bにスプリング83を備え、係止部622が最も背面側に移動した状態から扉8をさらに開放方向に回転できるようにしている。扉8の回転角度と検出板4の上下方向の移動量とに応じて、スプリング83を選択的に備えることができる。
【0046】
なお、この発明の連動部材は、上述の例に限るものではなく、少なくとも開口部11の開放時に検出板4を上側位置に停止させ、かつ少なくとも開口部11の閉鎖時に検出板4を下側位置に移動させることができることを条件に、任意の構成とすることができる。
【符号の説明】
【0047】
1−本体
2−蓋体
3−収納部底面(底面)
4−検出板
5−検出スイッチ(検出部材)
図1
図2
図3
図4
図5
図6