(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
前記ドアの閉じた時、前記コントロールパネル本体の前後方向最大突出幅と、前記ドアの前後方向最大突出幅とは実質的に同一である、請求項1に記載の洗濯物処理装置。
【発明を実施するための形態】
【0037】
以下、添付した図面を参照して本発明に従う洗濯物処理装置の実施形態を説明すると、次の通りである。
【0038】
本発明の第1実施形態に従う洗濯物処理装置は、洗濯物を投入する投入口がキャビネットの上部に備えられたトップローディング方式と、洗濯物を投入する投入口がキャビネットの前面(または、側面)に備えられたフロントローディング方式に全て適用できる。以下、フロントローディング方式の洗濯物処理装置を例に挙げて説明する。
【0039】
また、洗濯物処理装置は洗濯物を処理する全ての装置を含む。具体的には、洗濯水を用いて洗濯物の汚染を除去する洗濯機、洗濯物の水分を除去して乾燥する乾燥器、及び乾燥機能を有する乾燥兼用洗濯機を含む。
【0040】
また、乾燥器の場合、回転可能なドラムに熱風を供給して洗濯物を乾燥させるドラム乾燥器と、衣類を据え置く衣類収容空間に熱風を供給するキャビネットタイプの乾燥器(リフレッシャー)を含むことができる。
【0041】
以下では洗濯物をキャビネットの前面に投入するフロントローディング方式であり、回転可能なドラムを備える洗濯機を例として本発明の実施形態に対して説明するが、本発明の実施形態は上述した多様な方式の洗濯物処理装置を排除しない。
【0042】
図1から
図5を参照して本発明の第1実施形態に従う洗濯物処理装置1について詳述する。
【0043】
本発明の第1実施形態に従う洗濯物処理装置1は、外観を形成するキャビネット10を含むことができる。そして、洗濯物処理装置1は、ユーザから制御情報の入力を受けるコントロールパネル30を含むことができる。
【0044】
洗濯物処理装置1は、キャビネット10に洗濯物投入口110(
図6参照)が形成できる。洗濯物投入口110は、キャビネット10の前面に形成できる。洗濯物処理装置1は、キャビネット10に設置されて洗濯物投入口110を開閉するドア20を含むことができる。
【0045】
キャビネット10は、内部に洗濯物が収容される空間が備えられる。キャビネット10の内部には回転可能なドラム40が備えられる。この場合、洗濯物はドラム40の内部に収容できる。本発明は、キャビネットタイプの乾燥器を排除せず、この場合、洗濯物処理装置はドラム40を備えないことがある。
【0046】
キャビネット10は、洗濯物処理装置1の前面に配置される前面カバー102を含むことができる。また、上記前面カバー102に対向する位置に備えられる後面カバー104を含むことができる。キャビネット10は、前面カバー102及び後面カバー104の上端に備えられるトッププレート101を含むことができ、底面にはベース(図示せず)が具備できる。また、キャビネット10は前面カバー102と後面カバー104との間に側面カバー103をさらに含むことができる。前面カバー102、後面カバー104、トッププレート101、及び側面カバー103は、結合されて内部に洗濯物及び内部構成が収容される空間を形成する。
【0047】
前面カバー102はキャビネット10の前面を構成することができ、前面カバー102には洗濯物を投入することができる洗濯物投入口110が形成できる(
図6参照)。洗濯物投入口110は開口部で形成されることができ、洗濯物処理装置は洗濯物投入口110を通じてドラム40に洗濯物を投入したりドラム40から洗濯物が引出されたりすることができる。
【0048】
図5を参照すると、キャビネット10の内部にはドラム40が具備できる。ドラム40は回転可能に備えられ、ドラム40の内部には洗濯物が収容される。ユーザは処理しようとする洗濯物をドラム40の内部に投入することができる。洗濯物処理装置が洗濯水を用いて洗濯物の汚染を除去する洗濯機の場合、洗濯物処理装置はタブ50をさらに含むことができる。タブ50は、ドラム40の外側に備えられ、洗濯水を格納する役割をする。
【0049】
キャビネット10の前面、即ち、前面カバー102には洗濯のための洗剤を収容する洗剤供給部60が具備できる。併せて、洗剤供給部60はドロワーパネルタイプで構成されることができ、洗剤供給部60にはその引入出を助けるためのドロワー取っ手63が具備できる。
【0050】
図6及び
図7を参照して、本発明の第1実施形態に従う洗濯物処理装置の前面カバー102について詳述する。
【0051】
前面カバー102はキャビネット10の前面を構成することができ、洗濯物処理装置の前面に備えられる。前面カバー102は、フロントプレート105を含むことができる。前面カバー102は、フロントプレート105の上端からキャビネット10の内方に延びる上部フランジ100aをさらに含むことができる。前面カバー102は、フロントプレート105の両側端からキャビネット10の内方に延びる側部フランジ100bをさらに含むことができる。前面カバー102は、フロントプレート105の下端からキャビネット10の内方に延びる下部フランジ(図示せず)をさらに含むことができる。
【0052】
以下、本明細書において、前面カバー102の前面はフロントプレート105またはフロントプレート105の前面を意味することがある。
【0053】
コントロールパネル30は、キャビネット10に配置できる。前面カバー102またはコントロールパネル30の背面のうちのいずれか1つは突出部320を備えることができ、残りの1つには突出部320が挿入されて収容されるリセス(recess)120を備えることができる。
【0054】
前面カバー102に突出部320が備えられる場合、コントロールパネル30の背面には前面カバー102の突出部320が挿入されるリセス120が具備できる。反対に、コントロールパネル30の背面に突出部320が備えられる場合、前面カバー102にコントロールパネル30の突出部320が挿入されるリセス120が具備できる。
【0055】
以下、突出部320がコントロールパネル30の背面に形成され、リセス120が前面カバー102に形成された場合を例に挙げて説明する。しかしながら、突出部320及びリセス120の位置を交換する変更例を排除せず、これは当業者により自明になされることができるので、突出部320及びリセス120の設置位置が変更された例は別途に説明しない。
【0056】
前面カバー102は、コントロールパネル30が結合されるリセス120を備える。リセス120はフロントプレート105に備えられ、リセス120にはコントロールパネル30の背面に備えられた突出部320が挿入できる。
【0057】
リセス120は閉鎖されたループLに沿ってフロントプレート105の前面からキャビネット10の内方に延びるフランジ121を含むことができる。リセス120はフランジ121から延びて、ループLの内側空間を遮蔽する遮蔽部123をさらに含むことができる。
【0058】
リセス120は、フランジ121により所定の幅W1(
図10参照)を有することができる。リセス120の前面は開口されており、リセス120の背面は遮蔽部123により遮蔽できる。コントロールパネル30の突出部320はリセス120の開口された前面を通じてリセス120に挿入できる。
【0059】
一方、リセス120はコントロールパネル30の突出部320に形成された接続端子330(
図8参照)と電気的に結合する連結端子130を備えることができる。リセス120の遮蔽部123に連結端子130を備えることができる。連結端子130は、接続端子330と電気的に連結されてコントロールパネル30に電源を供給し、コントロールパネル30と電気的信号情報を交換する窓口の役割をする。
【0060】
リセス120は、フロントプレート105の上部に位置することが好ましい。リセス120は、フロントプレート105の上部中央部に位置することが好ましい。
【0061】
リセス120は、フロントプレート105の上端から所定距離離隔して位置することができる。リセス120の上端とフロントプレート105の上端との間にはフロントプレート105の前面のうちの一部が備えられる。リセス120の上端とフロントプレート105の上端との間に位置する面は、リセス120が備えられないフロントプレート105の前面と同一な平面に位置することができる。
【0062】
一方、フロントプレート105の中央部には洗濯物投入口110が具備できる。洗濯物投入口110は開口された空間であって、円形に形成できる。洗濯物投入口110を通じて洗濯物をドラム40に引入したりドラム40から引出したりすることができる。
【0063】
洗濯物投入口110の外側にはドア20のドアフレームが安着する定着部140が具備できる。安着部140はドアフレームのインナーフレーム210が安着する部分であって、フロントプレート105の前面からキャビネット10の内方に凹入されて形成される。
【0064】
併せて、安着部140にはドア20のフック260が結合されるフック溝147が形成できる。安着部140にはドア20のヒンジアーム250が挿入されるヒンジアーム挿入ホール141が形成できる。安着部140には、ドア20のブラケット240が結合されるブラケット結合溝145が形成できる。安着部140及びドア20が安着部140に結合される構成に対する詳細な説明は後述する。
【0065】
フロントプレート105の一側には洗剤供給部60が備えられる装着部150が具備できる。装着部150は開口された空間であって、洗剤供給部60が装着部150に結合できる。一方、洗剤供給部60の前面には後述するドロワー取っ手63が結合されるフック溝(図示せず)が形成できる。
【0066】
図8から
図10を参照して、コントロールパネル30について詳述する。
【0067】
図8及び
図10を参照すると、コントロールパネル30は所定の幅W3を有するコントロールパネル本体310を含むことができる。また、コントロールパネル30はコントロールパネル本体310の背面313に備えられる突出部320を含むことができる。突出部320は、コントロールパネル本体310と一体に形成できる。
【0068】
コントロールパネル本体310は、ユーザから洗濯情報の入力を受けるか、または洗濯情報を表示する構成であって、その前面311に洗濯情報を入力する入力部及び洗濯情報を表示するディスプレイ(出力部)のうちの少なくとも1つが備えられ、好ましくは入力部及びディスプレイ(出力部)が具備できる。
【0069】
コントロールパネル本体310は所定の幅W3を有し、外部に露出する前面311を含むことができる。コントロールパネル本体310は、前面カバー102の前面と対向する背面313を含む。この際、コントロールパネル本体310の前面311の上側に傾斜することができる。
【0070】
洗濯物処理装置はユーザの目より低い位置に設置できる。この場合、コントロールパネル30はユーザの目より低い位置に設置することができ、コントロールパネル30の入力部及びディスプレイの視認性を高めるためにユーザの目の方向にコントロールパネル本体310の前面311は傾斜するように形成されることが好ましい。コントロールパネル本体310は、外部に露出する上面314、下面315、及び側面316をさらに有することができる。
【0071】
したがって、コントロールパネル本体310の背面313が垂直な場合、コントロールパネル本体310の側面は台形の形状を有することができる。
【0072】
コントロールパネル本体310の背面313には突出部320が具備できる。突出部320は、コントロールパネル本体310の背面313からキャビネット10の内方に向けて突出できる。突出部320は、フロントプレート105に形成されたリセス120に挿入されてコントロールパネル30がフロントプレート105に固定されて結合できる。
【0073】
突出部320は所定の幅W2を有し、前面321及び背面323を含むことができる。突出部320の前面321はコントロールパネル本体310の背面313に結合されることができ、突出部320の背面323はリセス120の遮蔽部123に安着できる。
【0074】
突出部320の背面323にはリセス120の連結端子130と電気的に結合する接続端子330が具備できる。突出部320の内部にはコントロールパネル30のマイコン及び電源部のうち、少なくとも1つが備えられることができ、好ましくはコントロールパネル30を駆動するための電気的な構成が突出部320の内部に具備できる。
【0075】
突出部320の断面積はコントロールパネル本体310の背面313より小さいことが好ましい。コントロールパネル本体310の背面313に結合される突出部320の背面323の面積は、コントロールパネル本体310の背面313の面積より小さいことが好ましい。
【0076】
突出部320は、フロントプレート105に形成されたリセス120に挿入できる。
【0077】
コントロールパネル本体310は、フロントプレート105の前方に突出できる。コントロールパネル本体310は、フロントプレート105の前面から突出して設置できる。コントロールパネル本体310の前面は上側に傾斜することができる。
【0078】
コントロールパネル本体310は短軸と長軸との比率が同一でない長方形の形状を有することができる。即ち、コントロールパネル本体310は矩形のバー(bar)形態を有することができる。コントロールパネル本体310は、長軸が前面カバー102の横方向に長く設置できる。
【0079】
コントロールパネル本体310が長方形の形状を有する場合、突出部320がコントロールパネル本体310の背面313で占める面積がコントロールパネル本体310の背面313の面積の1/2から1/10でありうる。好ましくは、突出部320はコントロールパネル本体310の背面313の面積の1/2から1/3でありうる。
【0080】
突出部320は、コントロールパネル本体310の背面313で左、右のうちの一側に偏って具備できる。突出部320は、コントロールパネル本体310の背面313の長手方向に左側または右側に偏って具備できる。
【0081】
リセス120はフロントプレート105の上部中央に位置することができ、突出部320をコントロールパネル本体310の背面313の中央に位置させる場合、コントロールパネル本体310と装着部150との干渉が発生することがある。
【0082】
したがって、突出部320はコントロールパネル本体310の中央から一側に偏って備えられることが好ましい。突出部320は装着部150が位置する方向に偏って備えられることが好ましい。
【0083】
図10を参照して、コントロールパネル30と前面カバー102との結合について詳述する。
【0084】
コントロールパネル30の突出部320は、フロントプレート105に形成されたリセス120に挿入できる。リセス120は、突出部320の外形に対応する形状を有することが好ましい。
【0085】
突出部320は、リセス120の開口された前面を通じてリセス120の内側に挿入される。この際、リセス120の遮蔽部123と突出部320の背面323とは密着して結合される。この際、遮蔽部123に備えられた連結端子130と突出部320の背面323に備えられた接続端子330とは電気的に結合できる。
【0086】
突出部320の上面325、下面327、及び側面は、リセス120のフランジ121と接するように結合できる。突出部320がリセス120に挿入されれば、フランジ121と突出部320の上面325、下面327、及び側面は当接して密着するように結合できる。
【0087】
突出部320の上面325、下面327、及び側面のうちの少なくとも1つは、突出部320の中央部に向けて傾斜するように備えられる。リセス120のフランジ121及び遮蔽部123は、突出部320の外形に対応するので、フランジ121はリセス120の中央から外方に傾斜するように具備できる。突出部320の側面及びリセス120を傾斜して形成することによって、突出部320をリセス120に挿入させる場合、アライン(align)が容易でありうる。
【0088】
一方、突出部320の前面321はフロントプレート105の外部に突出できる。突出部320の幅W2がリセス120の幅W1より広く形成できる。しかしながら、好ましくは突出部320の幅W2はリセス120の幅W1と同一なものが好ましい。ここで、リセス120の幅W1はリセス120が形成する空間の深さを意味する。即ち、幅W1で遮蔽部123の厚さは除外される。したがって、突出部320の前面321はフロントプレート105の前面と同一な平面に位置できる。
【0089】
突出部320は、コントロールパネル本体310の背面313から突出するように備えられるので、突出部320がリセス120に挿入されて結合されれば、コントロールパネル本体310はフロントプレート105の外部に突出できる。言い換えると、コントロールパネル本体310は前面カバー102(フロントプレート105)の前方方向に突出して具備できる。
【0090】
ここで、前方方向はキャビネット10の外方を意味することができ、突出部320がリセス120に挿入されれば、コントロールパネル本体310の背面313はフロントプレート105の前面に当接するように結合される。また、コントロールパネル本体310の上面、下面、及び前面311は、フロントプレート105の外側に突出する。併せて、コントロールパネル本体310の背面313はフロントプレート105の前面に密着できる。
【0091】
図11から
図13を参照すると、洗剤供給部60はキャビネット10の内部に引入出可能なドロワーパネル61を含むことができる。また、洗剤供給部60はドロワーパネル61の前面に備えられ、ドロワーパネル61を引入出するためにユーザの手が把持されるドロワー取っ手63を含むことができる。
【0092】
ドロワーパネル61は、内部に洗剤を収容する空間が形成できる。ドロワーパネル61は、キャビネット10の内部に引入された場合にはドロワーパネル61の前面が前面カバー102の前面と同一な平面に位置できる。
【0093】
ドロワー取っ手63は、ドロワーパネル61の前面に備えられる。ユーザは、ドロワー取っ手63を把持してドロワーパネル61をキャビネット10の内部に引入または引出させることができる。
【0094】
図12及び
図13を参照すると、ドロワー取っ手63の下面635及び背面633の一部には内側に凹入した切欠部650が形成される。
【0095】
切欠部650はドロワー取っ手63の前面には形成されず、ユーザは切欠部650に手を入れてドロワー取っ手63を把持することができる。即ち、指を切欠部650に入れてドロワー取っ手63の前面631を押したり引いたりする場合、ドロワーパネル61は引入または引出させることができる。
【0096】
ドロワー取っ手63は、コントロールパネル本体310と同一な形状に形成できる。即ち、ドロワー取っ手63はドロワーパネル61の前面に備えられる場合、コントロールパネル本体310と一体感を与える形状に製作される。
【0097】
ドロワー取っ手63の幅はコントロールパネル本体310の幅W3と同一であり、ドロワー取っ手63の前面631の高さHはコントロールパネル本体310の前面311の高さと同一である。
【0098】
併せて、ドロワー取っ手63の前面631はコントロールパネル本体310の前面311と同一に上側に傾斜して形成できる。したがって、ドロワーパネル61が引入された時、ドロワー取っ手63の前面631はコントロールパネル本体310の前面311と同一な平面に位置できる。
【0099】
ドロワー取っ手63の背面633にはドロワー取っ手63をドロワーパネル61に結合させるための結合部材640が備えられる。
【0100】
結合部材640は、係止段が備えられたフックでありうる。フック640は、ドロワーパネル61の前面に形成されたフック溝(図示せず)に挿入されてドロワー取っ手63を上記ドロワーパネル61に結合させることができる。
【0101】
図14及び
図15を参照して、ドア20について詳述する。
【0102】
図14及び
図15を参照すると、ドア20は前面カバー102に形成された安着部140に安着するインナーフレーム210を含むことができる。また、ドア20はインナーフレーム210に結合されるアウターフレーム220を含むことができる。ドア20は、インナーフレーム210とアウターフレーム220との間に結合されるドアガラス230をさらに含むことができる。
【0103】
インナーフレーム210及びアウターフレーム220は着脱可能に結合されることができ、アウターフレーム220及びインナーフレーム210は分離可能に具備できる。
【0104】
インナーフレーム210は、安着部140の形状に対応する形状に製作される。安着部140は円形に形成されることができ、インナーフレーム210も円形に形成できる。インナーフレーム210は内部にドアガラス230が備えられるので、環状に具備できる。
【0105】
アウターフレーム220はインナーフレーム210の外側に結合され、キャビネット10の外部に突出するように具備できる。アウターフレーム220の内側面は前面カバー102の前面と密着するか、または前面カバー102の前面で所定距離、キャビネット10の外方に位置するように備えられる。アウターフレーム220の内側面とインナーフレーム210との間にドアガラス230が結合できる。
【0106】
図3を参照すると、アウターフレーム220は前面カバー102の外部に突出するように備えられることができ、ドア20が閉じた時、アウターフレーム220はキャビネット10の外方に突出するように具備できる。
【0107】
安着部140は、キャビネット10の内方に凹入してインナーフレーム210を収容する。反対に、アウターフレーム220はキャビネット10の外方に突出するように結合できる。アウターフレーム220は、前面カバー102の前面からキャビネット10の外方に突出して結合されるということができる。アウターフレーム220は所定の幅を有し、一部が安着部140に収容できるが、アウターフレーム220は安着部140に収容されず、全体がキャビネット10の外方に突出して結合されることが好ましい。
【0108】
図14を参照すると、ドア20は安着部140に結合されるブラケット240を含むことができる。また、ブラケット240から前面に突出したヒンジアーム250を含むことができる。ブラケット240は、安着部140に形成されたブラケット結合溝145(
図7参照)に締結される。ヒンジアーム250は安着部140に形成されたヒンジアーム挿入溝141を貫通してキャビネット10の内部に延長できる。
【0109】
ヒンジアーム250は、一端はインナーフレーム210とアウターフレーム220との間に備えられる。
【0110】
ヒンジアーム250の一端にはヒンジシャフト(図示せず)が備えられ、ヒンジシャフトはインナーフレーム210とアウターフレーム220との間に回動可能に結合される。
【0111】
インナーフレーム210にはヒンジアーム250が貫通するヒンジアーム挿入溝211に形成できる。
【0112】
インナーフレーム210の一側にはフック260が備えられ、フック260は安着部140に形成されたフック溝147に結合できる。フック260は、フック溝147に備えられるロッキングスイッチに結合できる。
【0113】
アウターフレーム220はインナーフレーム210と着脱可能に備えられ、前面カバー102の前面から突出するように備えられるので、安着部140の形状及びインナーフレーム210の形状に関わらず、多様な形状に製作できる。
【0114】
図14を参照すると、アウターフレーム220はインナーフレーム210と同一に円形に形成できる。
【0115】
図16及び
図17を参照すると、アウターフレーム220は四角形状に形成できる。前述したように、アウターフレーム220は前面カバー102の前面から外部に突出して備えられるので、インナーフレーム210及び安着部140の形状に対応しないように製作できる。したがって、アウターフレーム220の製作自由度を高めることができる利点がある。
【0116】
一方、コントロールパネル30のコントロールパネル本体310は、
図18を参照すると、その長さが短く形成されることができ、コントロールパネル本体310は前面カバー102の前面から突出するように備えられるので、ドア20や洗剤供給部60と干渉を起こさない範囲で多様な形状及びサイズに製作できる。コントロールパネル本体310が
図18に示すように、相対的に小さな縦横比を有する場合、洗剤供給部60のドロワーパネル61に溝63で形成された取っ手を形成することができる。
【0117】
洗濯物処理装置は、ユーザの要求によって互いに異なる価格帯の多様な形状の製品が市場に発表される。多様な製品を製作するためには、各製品に合う生産ラインを各々具備しなければならない。
【0118】
しかしながら、このように製品毎に生産ラインを別途に備える場合、各製品に合う生産ラインの設備を設置するための多くの空間を必要とし、生産ラインの設備が互いに異なるので、製作費が多くかかる短所がある。
【0119】
前述したように、本発明ではコントロールパネル本体310を前面カバーの外部に突出させてコントロールパネルの製作自由度を高めることができる利点がある。即ち、互いに異なる価格帯の洗濯物処理装置で同一な前面カバーを用いることができる利点がある。
【0120】
具体的に、各製品に同一のリセスの規格を同一に形成した前面カバーは用い、リセスに結合されるコントロールパネルのサイズが異なるように構成して各製品間に差別を置くことができる。多様な製品ラインに適用される前面カバー及びこれに形成されたリセスを規格化して、1つの前面カバーを用いて多様な製品ラインに適用することができる。この際、各製品の機能及び構成が相違するので、これを制御するためのコントロールパネルのサイズ及び機能も変わることができる。
【0121】
この際、本発明ではリセスに挿入される突出部を規格化し、上記突出部に結合される本体は前面カバーの外部に突出させて本体の製作自由度を高めることができる。即ち、入力部及びディスプレイが備えられるコントロールパネルを製品によって多様に製作することができ、多様な製品群に合うコントロールパネル本体を製作して規格化した前面カバーに結合させることによって、コントロールパネルのサイズまたは形状変化に関わらず、同一な前面カバーを用いることができる。
【0122】
したがって、多様な製品群によって前面カバーの生産ラインを別途に具備しなくてもよく、結果的に生産費用を低減し、生産ラインの設備が占める空間を縮めることができる利点がある。
【0123】
また、本発明において、ドアのアウターフレームは前面カバーの外側に突出させることによって、ドアの製作及び形状自由度を高めることができる。
【0124】
外部に露出するアウターフレームの形状によってユーザは製品の審美性が異なるように認識して多様な製品を互いに異なるように認識することができる。
【0125】
この際、アウターフレームの形状によって前面カバーの形状が変わる場合、前述したように、多様な前面カバーの生産ラインを構築しなければならない。しかしながら、本発明ではアウターフレームは前面カバーの外部に突出させて結合させることによって、前面カバーの形状に関わらず、アウターフレームの形状を変更させることができる利点がある。
【0126】
図19から
図24を参照して本発明の第2実施形態に従う洗濯物処理装置について詳述する。
【0127】
本実施形態において、コントロールパネル30'はコントロールパネル本体310'及びPCBアセンブリ400を含むことができる。
【0128】
コントロールパネル30'は、フロントプレート105'を含むことができる。コントロールパネル30'のフロントプレート105'は、洗濯物処理装置の前面の一部の外観を形成することができる。コントロールパネル30'のフロントプレート105'は、本発明の第1実施形態に説明された前面カバー102のフロントプレート105の上側に位置できる。
【0129】
コントロールパネル30'は、フロントプレート105'の上部に形成された上部フランジ100a'を含むことができる。コントロールパネル30'は、フロントプレート105'の横に形成された側部フランジ100b'をさらに含むことができる。コントロールパネル30'は側部フランジ部100b'の一対が互いに対向するように形成できる。コントロールパネル30'は、フロントプレート105'の下部に形成された下部フランジ100c'をさらに含むことができる。コントロールパネル30'は、前面カバー102のフロントプレート105の上部に位置するように設置できる。
【0130】
コントロールパネル30'は、フロントプレート105'と、上部フランジ100a'と、側部フランジ100b'と、下部フランジ100c'との間にPCBアセンブリ400の少なくとも一部が収容できるリア空間S1が形成できる。
【0131】
コントロールパネル30'は、ドロワーパネル61'が取り付けられる装着部150'が形成できる。装着部150は、側部フランジ100b'の横に位置できる。装着部150'は、側部フランジ100b'に一体形成できる。
【0132】
PCBアセンブリ400は、操作部と表示部が備えられたPCB402を含むことができる。PCBアセンブリ400は、PCB402が設置されたPCBカバー404をさらに含むことができる。PCBアセンブリ400は、PCBカバー404がフロントプレート105'、側部フランジ100b'、上部フランジ100a'、下部フランジ100c'のうちの少なくとも1つにスクリューなどの締結部材により締結できる。
【0133】
PCB402には、少なくとも1つのディスプレイと、少なくとも1つのスイッチが設置できる。ディスプレイは洗濯物処理装置の情報を表示するものであって、LEDやLCDなどの各種の電装部品を含むことができる。スイッチは洗濯物処理装置を操作することができるものであって、プッシュボタンスイッチやタッチスイッチなどの各種の電装部品を含むことができる。
【0134】
PCBアセンブリ400は、ディスプレイの光を案内する光ガイド(図示せず)をさらに含むことができ、光ガイドはPCB402に設置できる。光ガイドは後述するウィンドウ350に対向するように設置できる。
【0135】
コントロールパネル本体310'は、キャビネット10の上部にキャビネット10の前面より前方に位置し、前面311が上側に傾斜した表示部350を含むことができる。コントロールパネル本体310'は、フロントプレート105'の前方に突出するように配置できる。コントロールパネル本体310'の前面311は上側に傾斜することができる。コントロールパネル本体310'は、外部に露出する上面314、下面315、及び側面316をさらに有することができる。コントロールパネル本体310'は、下面315の前後方向幅L1が上面314の前後方向幅L2より大きいことがある。コントロールパネル本体310の上下方向幅H1は、コントロールパネル30のフロントプレート105'の前面の上下方向幅H2より小さいことがある。ここで、コントロールパネル本体310の上下方向幅H1はコントロールパネル本体310'の高さでありうる。
【0136】
即ち、コントロールパネル本体310'はフロントプレート105'の前面に前方方向に向けて立体的に突出した形状でありえ、コントロールパネル本体310'の前面311はフロントプレート105から前方に突出するように配置された部分のうち、最も前方位置で所定角度上向き傾斜するように位置できる。
【0137】
仮に、コントロールパネル本体310'がフロントプレート105'に前方方向に突出されず、コントロールパネル本体310'の前面311がフロントプレート105'の前面と同一な垂直平面に位置するようになれば、コントロールパネル本体310'の前面311は洗濯物処理装置の前後方向に洗濯物処理装置の前方方向のみを向けることができる。この場合、洗濯物処理装置の前方上側からコントロールパネル本体310'の前面の全体がよく見えないことがあり、コントロールパネル本体310'の操作も容易でないことがある。
【0138】
しかしながら、コントロールパネル本体310'がフロントプレート105'の前方方向に突出し、このように突出したコントロールパネル本体310'の前面311が洗濯物処理装置の前方の上側に向けるように所定角度傾斜すれば、ユーザは洗濯物処理装置の前方上側からコントロールパネル本体310'の前面311を見る時、傾斜方向にコントロールパネル本体310'の前面311の全体をよく見ることができ、コントロールパネル本体310'の前面311を通じて洗濯物処理装置の操作命令を便利に入力することができる。
【0139】
一方、コントロールパネル本体310'がフロントプレート105'の前方に突出されず、コントロールパネル30'の上面の一部が所定角度傾斜するように陥没した形状に形成されれば、上記のように、コントロールパネル30'が陥没した部分が洗濯物処理装置の前方上側からよく見えることができ、その操作も便利でありうる。しかしながら、コントロールパネル30'の上面の一部の傾斜構造は洗濯物処理装置の内部空間は縮小することができ、洗濯物処理装置の内部の空間活用度が低くなることがある。
【0140】
即ち、コントロールパネル本体310'がフロントプレート105'の前方方向に突出すると共に、コントロールパネル本体310'の前面311が洗濯物処理装置の前方上側に向けるように所定角度傾斜するようになれば、洗濯物処理装置の内部の空間活用度を高めることができ、かつコントロールパネル本体310'の前面311がよく見えることができ、コントロールパネル本体310'の前面311を通じて洗濯物処理装置の操作命令を容易に入力できるようになる。
【0141】
ドア20は、本発明の第1実施形態のように、外観を形成するアウターフレーム220を有し、アウターフレーム220はドア20を閉めた時、少なくとも一部がキャビネット10の外部に突出するように位置できる。ドア20は、本発明の第1実施形態と同一な構成及び作用を有することができ、以下、本発明の第1実施形態と同一な構成及び作用に対する詳細な説明は省略する。
【0142】
ドア20、ドロワーパネル61'、及び表示部350は、キャビネット10から前方方向に向けて突出できる。ドア20は、表示部350と実質的に同一な突出幅を有することができる。
【0143】
ドア20は、一部がコントロールパネル本体310'の下面315と上下方向に対向することができる。ドア20とコントロールパネル本体310'との間には上記コントロールパネル本体310'の高さH1より低い隙間Gが形成できる。ドア20とコントロールパネル本体310'との隙間Gは、ユーザがキャビネット10の外部に突出したアウターフレーム220を手で握ることができる空いた空間になりうる。ユーザは、後述する取っ手400の以外を通じてドア20を容易に握ることができるようになる。
【0144】
一方、ドア20とコントロールパネル本体310'との間の隙間Gはユーザの指が進入できる最小高さを有することが好ましく、ドア20とコントロールパネル本体310'が全体的に一体感を与えることができる最大高さを有することが好ましい。
【0145】
ドア20とコントロールパネル本体310'との隙間Gがコントロールパネル本体310'の高さH1より低い場合、ドア20とコントロールパネル本体310'は前面カバー102と共に全体的に一体感を与えることができる。
【0146】
アウターフレーム220は、外周面220Bに取っ手220Cが形成できる。取っ手は、アウターフレーム220の外周面に形成されたリセスを含むことができる。
【0147】
取っ手220Cは、アウターフレーム220のうち、コントロールパネル本体310'の下面315と上下方向に対向するように形成できる。
【0148】
ドア20はその閉じた時、少なくとも一部が前面カバー102のフロントプレート105の前方方向に突出されることができ、ドア20の前後方向最大突出幅L3はコントロールパネル本体310'の前後方向最大突出幅L2と実質的に同一であるか、またはコントロールパネル本体310'の前後方向最大突出幅L2より大きいことがある。ここで、コントロールパネル本体310'の前後方向最大突出幅L2はコントロールパネル本体310'の下面315の前後方向幅と同一でありうる。
【0149】
ドロワーパネル61'は、コントロールパネル30'に配置できる。ドロワーパネル61'は、本発明の第1実施形態と同一な構成及び作用を有することができ、以下、本発明の第1実施形態と同一な構成及び作用に対する詳細な説明は省略する。
【0150】
ドロワーパネル61'は、コントロールパネル本体310'の前面311と実質的に同一平面に位置する傾斜面61Aを有することができる。ドロワーパネル61'は、表示部350の前面311と同一平面に位置する傾斜面61Aを有することができる。傾斜面61Aは、表示部350の前面311の横に位置できる。
【0151】
ドロワーパネル60'は、傾斜面61Aを有するドロワー取っ手63を含むことができる。ドロワーパネル61'は、ドロワー取っ手63の後方に底面が開放された取っ手空間S4が形成できる。ドロワーパネル61'に形成された取っ手空間S4は、本発明の第1実施形態のような切欠部650により形成できる。取っ手空間S4は、ドア20の閉じた時、ドア20の外周面220Bの一部に向かい合うことができる。
【0152】
以下、
図23を参照してコントロールパネル本体310'をより詳細に説明すると、次の通りである。
【0153】
コントロールパネル本体310'は、フロントプレート105'から前方に突出したフロントボディー部340と、フロントボディー部340に配置し、前面311が上向き傾斜したウィンドウ350を含むことができる。コントロールパネル本体310'は、フロントボディー部340の縁及びウィンドウ350の縁を共に囲むデコ360をさらに含むことができる。
【0154】
フロントボディー部340は、内部に空間S2が形成できる。フロントボディー部340の内部に形成される空間S2は、リア空間S1の前方に形成されるフロント空間S2でありえ、フロント空間S2はそのサイズがリア空間S1より小さいことがある。
【0155】
フロントボディー部340は、フロントパネル本体310'のフロントプレート105'から前方に一体に突出した上部341、下部342、及び側部343を含むことができる。フロントボディー部340の上部341とフロントボディー部340の下部342とは互いに平行に形成されることができ、その各々はフロントパネル本体310'の長方形に長く形成できる。フロントボディー部340の下部342は前後方向の幅がフロントボディー部340の上部341の前後方向幅より大きいことがある。
【0156】
フロントボディー部340の側部343は、フロントボディー部340の上部341とフロントボディー部340の下部342とを繋ぐように形成されることができ、フロントプレート105'から前方に一体に突出できる。フロントボディー部340は、左右方向に互いに対向する一対の側部343を含むことができる。
【0157】
フロントボディー部340は、上部341と下部342と側部343との間にはPCBアセンブリ400の少なくとも一部が挿入できるフロント空間S2が形成できる。フロントボディー部340のフロント空間S2には、PCBアセンブリ400の光ガイドの一部が位置できる。
【0158】
フロントボディー部340は、前面が前方上側に向けて傾斜した前板344をさらに含むことができる。フロントボディー部340の前板344は、ウィンドウ350が安着できるウィンドウ安着面を有することができる。フロントボディー部340の前板344は、前方上側に向けて所定角度傾斜して形成できる。フロントボディー部340が前板344を含む場合、フロントボディー部340の前板344にはPCB402に設置された電装部品、特にタッチスイッチの一部がウィンドウ350に接触するように位置できる開口部345が形成できる。
【0159】
洗濯物処理装置は、前板344が水平面に対して鋭角の角度に傾斜することができるが、前板344と水平面との間の角度が小さいほどコントロールパネル本体310'の前面311が最大限上方に向けるように傾斜することができ、前板344が水平面の間の角度が大きいほどコントロールパネル本体310'の前面311が最大限前方方向に向けるように傾斜することができる。
【0160】
コントロールパネル本体310'は、デコ360を含まない場合、フロントボディー部340の上面、下面、及び側面が外部に露出することができ、この場合、フロントボディー部340の上面はコントロールパネル本体310'の上面314になることができ、フロントボディー部340の下面はコントロールパネル本体310'の下面315になることができ、フロントボディー部340の側面はコントロールパネル本体310'の側面316になることができる。
【0161】
ウィンドウ350は板体形状に形成できる。ウィンドウ350は洗濯物処理装置が外部に表示する情報が表現される表示部でありうる。このような表示部はキャビネット10の上部にキャビネット10の前面より前方に位置し、その前面311が上側に傾斜することができる。ディスプレイから照射された光は、ウィンドウ350に照射されることができ、ユーザはウィンドウ350を見て洗濯物処理装置の情報を確認することができる。
【0162】
ウィンドウ350は、ユーザが洗濯物処理装置を操作するために、タッチまたは押圧する操作板でありうる。ウィンドウ350は、タッチスクリーンをさらに含むことができる。ユーザは、ウィンドウ350をタッチまたは押圧することができ、PCBアセンブリ400のスイッチは操作できる。ウィンドウ350は、フロントボディー部340の前方に位置できる。ウィンドウ350は、フロントボディー部340、PCBアセンブリ400、及びデコ360のうち、少なくとも1つにスクリューなどの締結部材により締結されることが可能であり、フックなどの係止手段により締結されることも可能であり、勿論両面テープなどの粘着部材により付着されることも可能である。
【0163】
ウィンドウ350は、その前面がコントロールパネル本体310'の前面311になることができる。
【0164】
デコ360は、上部361、下部362、及び側部363のうち、少なくとも1つを含むことができる。デコ360は、フロントボディー部340の上、下、左、右を囲むように配置することが可能である。デコ360は、互いに対向する一対の側部363を含むことができ、上部361、下部362、及び一対の側部363がフロントボディー部340の上、下、左、右を囲むことができ、上部361、下部362、及び一対の側部363がウィンドウ350の上、下、左、右を囲むことができる。
【0165】
デコ360は、上部361と、下部362と、側部363との間に空間S3が形成できる。デコ360は、ウィンドウ350が前方方向に離脱しないようにウィンドウ350を拘束する係止部が形成できる。掛止部は、デコ360から空間S3に向けて突出できる。デコ360は、ウィンドウ350を固定するウィンドウホルダーとして機能することができる。デコ360は、上部361、下部362、及び側部363を全て含むことが好ましい。デコ360は、外表面にメッキ層が形成できる。デコ360は、外表面がクロムメッキされることができ、このようなメッキ層は洗濯物処理装置の装飾美を向上させることができる。
【0166】
デコ360は、フロントボディー部340の上、下、左、右を囲む場合、デコ360の上面はコントロールパネル本体310'の上面314になることができ、デコ350の下面はコントロールパネル本体310'の下面315になることができ、デコ350の側面はコントロールパネル本体310'の側面316になることができる。
【0167】
PCBアセンブリ400は、少なくとも一部がフロントボディー部340の空間S2に挿入できる。PCBアセンブリ400は、光ガイドがPCB402とウィンドウ350との間に位置するように設置することができ、光ガイドの少なくとも一部がフロントボディー部340のフロント空間S2に位置することができ、PCBカバー404は少なくとも一部がリア空間S1に位置できる。
【0168】
以下、
図24を参照してドロワーパネル61'をより詳細に説明すると、次の通りである。
【0169】
ドロワーパネル61'は、洗剤が収容される洗剤ボックス62を含むことができる。ドロワーパネル61'は、外部に露出するアウターボディー64を含むことができる。
【0170】
洗剤ボックス62は、洗剤が収容できる洗剤収容空間が形成できる。洗剤ボックス62は、アウターボディー64と一体に形成することが可能であり、スクリューなどの締結部材によりアウターボディー64と締結できる。
【0171】
アウターボディー64は、フロントプレート105"を含むことができる。アウターボディー64のフロントプレート105"は、洗濯物処理装置の前面の一部の外観を形成することができる。アウターボディー64は、フロントプレート105"の上部に形成された上部フランジ100a"を含むことができる。アウターボディー64は、フロントプレート105"の横に形成された側部フランジ100b"をさらに含むことができる。アウターボディー64は、側部フランジ部100b"の一対が互いに対向するように形成できる。コントロールパネル30'は、前面カバー102のフロントプレート105の上部に位置するように設置できる。
【0172】
ドロワーパネル61'は、前方に突出したドロワーボディー部610と、ドロワーボディー部610に配置し、コントロールパネル本体310'の前面311と実質的に同一平面に位置する傾斜面61Aを有するドロワーカバー620を含むことができる。ドロワーパネル61'は、ドロワーボディー部610の上部と左側と右側、及びドロワーカバー620の縁を共に囲むドロワーデコ630をさらに含むことができる。
【0173】
ドロワーボディー部610は、ドロワーパネル61'のフロントプレート105"から前方に突出できる。アウターボディー64には、本発明の第1実施形態のような取っ手が形成できる。ドロワーボディー部610は、ドロワーカバー620と共に取っ手として機能することができる。ドロワーボディー部610は、ドロワーパネル61'のフロントプレート105"から立体的な形状に突出できる。
【0174】
ドロワーボディー部610は、
図23に図示されたコントロールパネル本体310'のフロントボディー部340の横に位置することができ、その左右方向幅がコントロールパネル本体310'のフロントボディー部340より短いことがある。
【0175】
ドロワーボディー部610は、ドロワーパネル61'のフロントプレート105"から前方に一体に突出した上部611及び側部613を含むことができる。ドロワーボディー部610の上部611は、アウターボディー64のフロントプレート105"の上部に左右方向に長く形成できる。
【0176】
ドロワーボディー部610の側部613は、アウターボディー64のフロントプレート105"から前方に一体に突出できる。ドロワーボディー部610は、左右方向に互いに対向する一対の側部613を含むことができる。
【0177】
ドロワーボディー部610は、前面が前方上側に向けて傾斜した前板614をさらに含むことができる。ドロワーボディー部610の前板614は、ドロワーカバー620が安着できるカバー安着面を有することができる。ドロワーボディー部610の前板614は、前方上側に向けて所定角度傾斜して形成できる。ドロワーボディー部610の前板614は、
図23に図示されたフロントボディー部340の前板344と同一角度に傾斜することができる。
【0178】
ドロワーボディー部610は下面が開放された形状でありえ、ドロワーボディー部610は上部611と側部613と前板614との間には取っ手空間S4が形成できる。
【0179】
ドロワーカバー620は板体形状に形成できる。ドロワーカバー620は、キャビネット10の上部にキャビネット10の前面より前方に位置し、その前面61Aが上側に傾斜することができる。ドロワーカバー620は、その前面61Aが傾斜面でありうる。ドロワーカバー620は、ドロワーボディー部610の前方に配置できる。ドロワーカバー620は、ウィンドウ350と高さが同一でありえ、
図23に図示されたウィンドウ350の横に位置できる。ドロワーカバー620は、
図23に図示されたウィンドウ350の横に位置してウィンドウ350と一体感を与えることができ、洗濯物処理装置の上部を高級化することができる。
【0180】
ドロワーカバー620は、ドロワーボディー部610及びドロワーデコ630のうち、少なくとも1つにスクリューなどの締結部材により締結されることが可能であり、フックなどの係止手段により締結されることも可能であり、両面テープなどの粘着部材により付着されることが可能であることは勿論である。
【0181】
ウィンドウ350は、その前面がコントロールパネル本体310'の前面311になることができる。
【0182】
ドロワーデコ630は、上部631、下部632、及び側部634のうち、少なくとも1つを含むことができる。ドロワーデコ630は、ドロワーボディー部610の上部、左側、及び右側を囲むように配置されることが可能である。ドロワーデコ630は、互いに対向する一対の側部634を含むことができ、上部631、下部632、及び一対の側部634がドロワーボディー部610の上部、左側、及び右側を囲むことができる。
【0183】
ドロワーデコ630は、上部631と、下部632と、側部634との間に空間S5が形成できる。ドロワーデコ630は、ドロワーカバー620が前方方向に離脱しないようにドロワーカバー620を拘束する掛止部が形成できる。掛止部は、ドロワーデコ630から空間S5に向けて突出できる。ドロワーデコ630は、ドロワーカバー620を固定するカバーホルダーとして機能することができる。ドロワーデコ630は、上部631、下部632、及び側部634を全て含むことが好ましい。ドロワーデコ630の上部631、下部632、及び側部634は、ドロワーカバー620の縁を囲むことができる。
【0184】
ドロワーデコ630は、外表面にメッキ層が形成できる。ドロワーデコ630は、外表面がクロムメッキされることができ、このようなメッキ層は洗濯物処理装置の装飾美を向上させることができる。
【0185】
一方、PCBアセンブリ400は少なくとも一部がフロントボディー部340の空間S2に挿入できる。PCBアセンブリ400は、光ガイドがPCB402とウィンドウ350との間に位置するように設置されることができ、光ガイドの少なくとも一部がフロントボディー部340のフロント空間S2に位置することができ、PCBカバー404は少なくとも一部がリア空間S1に位置できる。
【0186】
洗濯物処理装置は、PCBアセンブリ400のうち、リア空間S1に位置する部分が少なく、フロント空間S2に位置する部分が多いほど、洗濯物処理装置の内部に一層多い空いた空間が確保されることができ、最大限多い部分がフロントボディー部340のフロント空間S2に挿入されることが好ましい。
【0187】
図25を参照して本発明の第3実施形態に従う洗濯物処理装置について詳述する。
【0188】
本実施形態の洗濯物処理装置は、コントロールパネル30"がフロントプレート105'で形成された開口部105Aを貫通するように配置されるPCBアセンブリ400"を含むことができる。そして、コントロールパネル本体310"はPCBアセンブリ400に配置し、前面が上向き傾斜したウィンドウ350"を含むことができる。コントロールパネル本体310"は、PCBアセンブリ400"の縁及びウィンドウ350の縁を共に囲むデコ360"をさらに含むことができる。
【0189】
本実施形態の洗濯物処理装置は、コントロールパネル30"の以外の構成及び作用が本発明の第2実施形態と同一または類似するので、それに対する詳細な説明は省略する。
【0190】
PCBアセンブリ400"は、前部が開口部105Aの前方に位置することができ、後部が開口部105Aの後方に位置できる。PCBアセンブリ400"は、前面401が前方上側に向ける方向に所定角度傾斜することができる。
【0191】
PCBアセンブリ400"は、フロントプレート105'に形成された開口部105Aに貫通するように配置される以外の構成及び作用が本発明の第2実施形態のPCBアセンブリ400と同一または類似するので、それに対する詳細な説明は省略する。
【0192】
ウィンドウ350"は、前部が前方に突出したPCBアセンブリ400"の前方に配置されることができ、PCBアセンブリ400"の前面401の前方に配置できる。ウィンドウ350"は、PCBアセンブリ400"の前面401の前方に配置される以外の構成及び作用が本発明の第2実施形態のウィンドウ350と同一または類似するので、それに対する詳細な説明は省略する。
【0193】
デコ360"は、本発明の第2実施形態のように、上部361、下部363、及び側部363を全て含むことができ、上部361、下部363、及び側部363がPCBアセンブリ400"の縁及びウィンドウ350の縁を共に囲むことができる。
【0194】
以上、説明した本発明は、本発明が属する技術分野で通常の知識を有する者に当たって、本発明の技術的思想を逸脱しない範囲内で種々の置換、変形、及び変更が可能であるので、前述した実施形態及び添付した図面により限定されるものでない。