特許第6490906号(P6490906)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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  • 特許6490906-遊技板成形用金型および遊技板 図000002
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6490906
(24)【登録日】2019年3月8日
(45)【発行日】2019年3月27日
(54)【発明の名称】遊技板成形用金型および遊技板
(51)【国際特許分類】
   A63F 7/02 20060101AFI20190318BHJP
【FI】
   A63F7/02 310B
【請求項の数】3
【全頁数】10
(21)【出願番号】特願2014-89402(P2014-89402)
(22)【出願日】2014年4月23日
(65)【公開番号】特開2015-208337(P2015-208337A)
(43)【公開日】2015年11月24日
【審査請求日】2017年4月12日
(73)【特許権者】
【識別番号】591044614
【氏名又は名称】株式会社足立ライト工業所
(74)【代理人】
【識別番号】100112531
【弁理士】
【氏名又は名称】伊藤 浩二
(72)【発明者】
【氏名】豊永 和博
(72)【発明者】
【氏名】舟橋 修
【審査官】 河本 明彦
(56)【参考文献】
【文献】 特開2005−138419(JP,A)
【文献】 特開2013−248747(JP,A)
【文献】 実開昭63−119023(JP,U)
【文献】 特公昭51−001740(JP,B1)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
A63F 7/02
B29C 45/33
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
表面および裏面が平坦な略方形板状の遊技板を成形するための固定型と可動型とからなる遊技板成形用金型であって、前記可動型の外周縁寄りに複数のガイド部材をそれぞれ独立して内外方向に移動可能なるように配設し、遊技板の外周縁と相対する複数の分離した入れ子を前記各ガイド部材の内周縁に着脱自在に止着し、該ガイド部材の背面にガイドピンを内向き傾斜状なるように突設し、成形品エジェクト時に該ガイドピンを押して前記ガイド部材を該ガイドピンの傾斜に従い移動させることにより、前記各入れ子が前記遊技板の表面または裏面を成形する型面から離間しつつ外方に移動するようにしたことを特徴とする遊技板成形用金型。
【請求項2】
前記入れ子は前記遊技板の各辺毎に分離して形成されたものであることを特徴とする請求項1に記載した遊技板成形用金型。
【請求項3】
型閉時に合致する隣り合う入れ子の相対する部分を凹窪状に形成することにより、遊技板の角部から外方に放射状に延びる耳部が一体に成形され、該耳部に位置決孔を形成し得るようにしたことを特徴とする請求項1または2に記載した遊技板成形用金型。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、パチンコ、アレンジボール、雀球等の遊技機の内部に設けられる合成樹脂製の遊技板を射出成形するための金型、および、該金型により成形された遊技板に関するものである。
【背景技術】
【0002】
パチンコ遊技機の遊技板は、周知のように表面に遊技球を遊技領域に誘導する2本のガイドレールが装着されると共に、該ガイドレールで囲まれた遊技領域に図柄変動表示装置、入賞装置等の遊技部品が配置され、これらの遊技部品の周辺に障害釘、風車等が植設され、これにより遊技領域を落下する遊技球の経路に変化を与える機能を有している。
ところで、遊技板を構成する材料としては従来から合板が使用されていたが、合板は変形による製品不良が生じ易いといったことや、環境保護および意匠上の観点から、近年は合成樹脂製の遊技板が使用されるようになってきている。特に透明な合成樹脂製の遊技板は、裏面に図柄変動表示装置や各種装飾部材を配置することで、従来の合板製の遊技板ではできない斬新なデザイン構成を採ることができることから重宝されている。
【0003】
このような合成樹脂製の遊技板を製造する方法には、従来から押出成形法と射出成形法とが知られており、射出成形法は、射出成形用金型における遊技板の外周縁が成形される部位と連なるように位置決部成形用の部位を予め作成しておくことにより、遊技板の外周縁に位置決部を同時に一体成形することができるとともに、図柄変動表示装置や遊技部品取付用の開口を同時に成形できるので、後加工を必要とする個所が押出成形法よりも少なくでき、歩留りが良く、量産性が優れるなどの利点がある。
一方、遊技板の形状は、遊技機を製造するメーカーごと、或いは同じ遊技機メーカーであってもモデルチェンジごとに異なることから、射出成形法では、その都度、金型を製作しなければならず、このために金型に要するコストが高いという問題があった。
【0004】
なお、下記特許文献1に、遊技板を射出成形するための金型であって、図柄変動表示装置を配置するための表示窓を成形する駒を、金型内に入れ替え可能に配置することにより、遊技板の中央に遊技機の機種ごとに異なる表示窓を成形し得る発明が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【特許文献1】特開2008−545号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
ところで、遊技板の外形形状は、遊技機メーカーによって異なるので、遊技板を成形するには従来ではメーカー毎に独自の金型を製作する必要があり、このために製造コストが高くなるという問題があるが、特許文献1に示された発明は、遊技板内に異なる形状の開口を形成し得るに過ぎないものであった。このため、特許文献1に示された射出成形用金型であっても依然としてメーカー毎に多種の金型を製作する必要があり、製造コストが十分に軽減されないという問題がある。
本発明は、遊技板成形用金型のこうした問題点に鑑み、成形しようとする遊技板の外形形状が異なる場合でも新たな金型を製作する必要性をなくし、遊技板成形に要するコストを軽減し得るようにするものである。
また、本発明は、金型の摩耗が防止されるようにすることで、摩耗によって起きる成形不良が防止されるようにするものである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
そのために本発明に係る遊技板成形用金型は、概略方形の遊技板の外周縁が該遊技板の全部の外周縁と相対する複数の入れ子によって成形されるようにするとともに、該各入れ子を外方に移動させるガイド部材を設け、成形品エジェクト時に前記ガイド部材が各入れ子を前記遊技板の外周縁から離間させるようにしたことを特徴とする。
また、本発明は上記遊技板成形用金型において、前記各入れ子を前記ガイド部材にそれぞれ着脱自在に止着したことを特徴とする。
【0008】
また、本発明は上記遊技板成形用金型において、前記遊技板の外周縁が該遊技板の各辺毎に分離された複数の入れ子によって成形されるようにしたことを特徴とする。
このため、入れ子を交換することで外周縁の形状が異なる多種の遊技板を成形することが可能となる。また、エジェクト時に各入れ子が遊技板の外周縁から離間することで遊技板が離型し易くなる。
【0009】
また、本発明は上記遊技板成形用金型において、前記ガイド部材は、前記各入れ子を斜めに導くことにより、成形品エジェクト時に前記各入れ子を前記遊技板の外周縁から離間させると同時に可動型の型面から離間させるものであることを特徴とする。
こうすることで、入れ子と型面との摺接による摩耗が防止され、摩耗によって起きる成形不良が防止され、常に高品質な遊技板を成形することができる。
【0010】
また、本発明は上記遊技板成形用金型において、隣り合う入れ子の間に前記遊技板の角部から外方に放射状に延びる耳部が成形されるようにしたことを特徴とする。
また、本発明に係る遊技板は、射出成形される概略方形の合成樹脂製の遊技板であって、該遊技板の全部の外周縁が該外周縁と相対する複数の入れ子によって成形され、成形品エジェクト時にガイド部材が外方に移動することで該各入れ子が該遊技板の全部の外周縁から離間し該各外周縁が成形されたことを特徴とする。
これによって遊技板の品質が向上する。
【発明の効果】
【0011】
本発明によれば、入れ子を交換することにより、外形形状が異なる多種の遊技板を成形することができ、遊技板製造コストを大幅に軽減できるとともに、高品質な遊技板を成形することができる。
【図面の簡単な説明】
【0012】
図1】本発明に係る金型によって成形される遊技板の一例を示す斜視図。
図2図1に示した遊技板を成形する金型の型閉状態の縦断面図。
図3図2のA−A線矢視図。
図4図2の部分拡大図。
図5図2に示した金型の遊技板エジェクト時の縦断面図。
図6図2に示した金型の遊技板エジェクト時の縦断面図。
図7図6のB−B線矢視図。
図8】本発明に係る金型によって成形される遊技板の他の例を示す斜視図。
図9図8に示した遊技板を成形する金型の可動型の正面図。
図10】本発明に係る金型の遊技板エジェクト時の縦断面図。
【実施例】
【0013】
次に本発明の実施例に係る遊技板成形用金型および遊技板を図面に従い説明する。図1はこの金型に射出成形することにより製造される遊技板の一例を示す。この遊技板1は、ポリカーボネイト樹脂、ABS樹脂、アクリロニトリル樹脂等からなる透明な合成樹脂により厚さ10mm程度の略正方形板状に成形され、該遊技板1の表面および裏面は鏡面のように平坦であり、中央域に電子ディスプレイやセンター役物等の大型の遊技部品を取り付けるための開口2が表裏貫通状に形成される。なお、該開口2は、遊技機の機種ごとに必要な形状に後加工がなされる。また、該開口2以外にも、始動用可変入賞装置,大入賞口装置,普通入賞装置,装飾部材等の遊技部品を取り付けるための大小の開口、および、遊技球ガイドレール等を固定するための取付孔等が形成されるが、これらも遊技機の機種ごとに必要な形状に後加工がなされることになる。また、3a〜3dは該遊技板1の四角部から外方に放射状に延びるように一体に形成された耳部、4a〜4dは該耳部に形成された位置決孔である。5は後述するホットランナ16のピンゲートから樹脂を充填するために前記開口2内に突出状に形成された充填用突部である。なお、前記耳部3a〜3dおよび該充填用突部5は、成形後に不要となれば切除される部分である。
【0014】
図2図7に示したように、前記遊技板1を成形する金型は、射出成形機の固定盤10の前面に固設される固定型11と、該固定型11と相対するように可動盤12の前面に桁部材13を介して固設された可動型14とからなり、図2に示した状態では固定型11に対し可動型14が進出し型閉状態となることにより、両型間にキャビティーが形成され、該キャビティーに溶融状態の合成樹脂が射出ノズルから固定盤10に設けられたスプルーブッシュ15を介して固定型11内に形成されたホットランナ16を経て射出され、該合成樹脂が冷却され固結することにより前記遊技板1となる。なお、17は可動盤12の前面に設けられたエジェクト板、18は該エジェクト板に先端が遊技板1のキャビティーに臨むように突設されたエジェクトピン、19は該エジェクトピン18の基端部を該エジェクト板上に固着している止板である。また、この実施例では、ホットランナ16を経て射出されるホットランナ式の金型として説明したが、これに限らず、成形ショットごとにランナ部も取り出すコールドランナ式の金型であってもよい。
【0015】
図3に示したように、20a〜20dは前記遊技板1の外周縁を成形するため該遊技板1の各辺毎に4つに分離して設けられた板状の入れ子で、該各入れ子20a〜20dは、それぞれ前記可動型14の型面21に外方に向けてスライド可能に配設される。該各入れ子20a〜20dの内周縁の形状は、それぞれ必要とする遊技板1の外形形状を成形し得る形状に切り欠かれている。また、該各入れ子20a〜20dの両端縁は、隣り合う入れ子が互いに合致し得るように斜めに切り欠かれているとともに、該入れ子の間に前記遊技板の耳部3a〜3dが成形されるように凹窪状に形成されている。
【0016】
次に各入れ子20a〜20dを成形品エジェクト時に図3に矢印で示したように外方に移動させるガイド手段を説明する。22a〜22dは可動型14のさらに外周縁寄りにそれぞれ独立して内外方向に移動可能なるように配設された複数のガイド部材で、前記各入れ子20a〜20dは該各ガイド部材22a〜22dに多数のビス23によって着脱自在に止着されている。そして、該ガイド部材22a〜22dの背面に角度α(約15度)の内向傾斜状なるようにそれぞれガイドピン30を突設し、該ガイドピン30を該可動型14の内底部を貫通させて該可動型14の背面に突出させるとともに、止板19に外方に長いガイド孔32を形成し、前記ガイドピン30の先端に固設されたスライドシュー31を該ガイド孔32中に遊嵌し、該スライドシュー31をエジェクト板17の表面にスライド可能に当接させている。
【0017】
このように構成した遊技板成形用金型では、前記キャビティーに射出した合成樹脂が冷却・固化し、該キャビティー中に前記遊技板1が成形された後、図5図7に示したように可動盤12,可動型14が後退することで型開され、その後に突出ロッド(図示せず)が前記エジェクト板17に当たって該エジェクト板17が突出することから、該エジェクト板17によってエジェクトピン18が型面21から突出し、遊技板1が離型される。また、このとき前記ガイドピン30もエジェクト板17によって押され、該ガイドピン30がガイド部材22a〜22dを斜め外方に移動させる。このため、該ガイド部材22a〜22dに止着された各入れ子20a〜20dは、型面21から離間しつつ外方に移動する。このため、遊技板1がエジェクトされると同時に各入れ子20a〜20dが該遊技板1の外周縁から離間する。
【0018】
このように、この遊技板成形用金型では、成形品エジェクト時に各入れ子20a〜20dが遊技板1の外周縁から離間するので、エジェクトピン18が突出しても遊技板1に無理な力が加わることなく離型し、遊技板1の変形、成形不良を防止できる。このため遊技板1の外周部に離型させるためのエジェクトピンをあえて配設する必要がなくなり、遊技板1の外周部にエジェクトピンの突出し跡が残ることもなく、常に綺麗な外観の遊技板を成形することができる。
また、成形品エジェクト時に各入れ子20a〜20dが型面21から離間しつつ外方に移動するので、該各入れ子20a〜20dと型面21との擦れ合いが最小限に抑えられ、各入れ子20a〜20dが繰り返し移動しても該入れ子20a〜20dと型面21との擦接面が摩耗することなく、該型面21を長期に亘り平滑に保つことができ、溶融樹脂が侵入し得るような隙間を生じさせない。このため成形される遊技板1の表面または裏面は常に鏡面状に保たれ、乱反射を防いで透明性を確保することができ、常に高品質な遊技板を成形することができる。
なお、このように型開時に入れ子20a〜20dが外方に移動するようにしたことで、遊技板1の外周面に所謂、抜き勾配(傾斜)を設けなくても、離型が容易になる。このため遊技板1の外周面が表裏面に対し直角になるよう形成することも可能となる。
【0019】
こうして成形された遊技板1は、前記耳部3a〜3dに形成された位置決孔4a〜4dを基準として、前述したように、開口2を含む遊技部品を取り付けるための大小の開口等を遊技機の種類に応じた形状に切削加工したり、該遊技板1を切削するなどの後加工をしたり、転写シートを張り付けたり、遊技部品を取り付けたりすることにより、その加工精度を向上させ、取り扱いが容易になるとともに、これらの加工時に遊技板面が傷付くのを防ぐことができる。該耳部3a〜3dは不要となれば切除される。
【0020】
また、図8には、他の遊技機メーカー向けであって図1に示した遊技板1とは外形形状が異なる遊技板1aを例示する。上記遊技板成形用金型にて該遊技板1aを成形するに際しては、前記各入れ子20a〜20dを図9に示したように内周縁の形状が該遊技板1aの外周縁の形状に合致するように予め形成された入れ子20e〜20hに交換する。これには、前記ビス23を取り外し新たな入れ子20e〜20hに入れ替え該ビス23を締め直すだけで簡単に交換ができ、該各入れ子20e〜20hによって遊技板1aの外周縁が成形されるとともに、型開時に前記ガイド部材22a〜22dによって該各入れ子20e〜20hが外方に移動することで、同様に容易に離型できる。このようにこの金型によれば、4つの入れ子20a〜20dを他の入れ子20e〜20hに交換するだけで、外形形状が異なる遊技板1aを成形することができる。なお、耳部3a〜3dについても、隣り合う入れ子20a〜20dによって成形されるので、該入れ子20a〜20dを交換するだけで、異なる形状の耳部を成形できる。
なお、この実施例では、入れ子を遊技板の各辺毎に分離(4分割)したが、入れ子を2分割して各入れ子の形状を略L字形として2つの入れ子を組み合わせることで遊技板の全部の外周縁が成形されるようにしてもよい。
【0021】
なお、透明な遊技板は、内側に図柄変動表示装置や電飾等各種装飾部材を配置することにより、遊技中の遊技者が遊技板1内を鮮明に透視できるようになるとともに、電飾の光がよく通るので、自由なデザインにて斬新な演出を行うことができる。ただし、本発明に係る遊技板は、無色透明の合成樹脂に限らず、有色透明の合成樹脂や半透明、或いは透光性の合成樹脂、或いは不透明な合成樹脂によって成形することも可能である。
【0022】
また、この実施例に示した金型では、ガイド手段の構造として、突出ロッドがエジェクト板17に当たることで該エジェクト板17が突出し、ガイドピン30が該エジェクト板17によって押されることで各入れ子20a〜20dが外方に移動するようにしたが、ガイド手段の構造としては、図10に示したように、エジェクト板17に油圧シリンダ等のアクチュエータ33を設け、該アクチュエータ33の作動ロッド34が突出して可動盤12を押圧することにより該エジェクト板17を該可動盤12から離間させ、そのとき該エジェクト板17がガイドピン30を押すことで各入れ子20a〜20dを外方に移動させるようにしてもよい。
【符号の説明】
【0023】
1 遊技板
2 開口
3a〜3d 耳部
4a〜4d 位置決孔
5 充填用突部
10 固定盤
11 固定型
12 可動盤
13 桁部材
14 可動型
15 スプルーブッシュ
16 ホットランナ
17 エジェクト板
18 エジェクトピン
19 止板
20a〜20d 入れ子
21 型面
22a〜22d ガイド部材
23 ビス
α 角度
30 ガイドピン
31 スライドシュー
32 ガイド孔
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10