特許第6490922号(P6490922)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6490922
(24)【登録日】2019年3月8日
(45)【発行日】2019年3月27日
(54)【発明の名称】電力供給システムおよび電力供給方法
(51)【国際特許分類】
   H02J 1/00 20060101AFI20190318BHJP
   H02H 11/00 20060101ALI20190318BHJP
【FI】
   H02J1/00 309W
   H02H11/00
【請求項の数】3
【全頁数】9
(21)【出願番号】特願2014-167184(P2014-167184)
(22)【出願日】2014年8月20日
(65)【公開番号】特開2016-46845(P2016-46845A)
(43)【公開日】2016年4月4日
【審査請求日】2017年7月18日
(73)【特許権者】
【識別番号】000227205
【氏名又は名称】NECプラットフォームズ株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100109313
【弁理士】
【氏名又は名称】机 昌彦
(74)【代理人】
【識別番号】100124154
【弁理士】
【氏名又は名称】下坂 直樹
(72)【発明者】
【氏名】横山 達彦
【審査官】 早川 卓哉
(56)【参考文献】
【文献】 特開2011−019309(JP,A)
【文献】 特開2006−254601(JP,A)
【文献】 特開2002−281663(JP,A)
【文献】 特開2014−087157(JP,A)
【文献】 実開平01−093927(JP,U)
【文献】 特開2013−138529(JP,A)
【文献】 特開平05−204485(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
H02J1/00−1/16
H02J7/00−7/12
H02J7/34−7/36
H02J50/00−50/90
H02H11/00
G06F1/26−1/32
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
電力を供給する電力供給手段と、
対応する機器を示す対応機器識別情報が記憶されている対応機器記憶手段とを含む電力供給装置、および
前記対応機器記憶手段に記憶されている前記対応機器識別情報を読み出す情報読み出し手段と、
自モジュールが搭載されている機器を示す自機器識別情報が記憶されている自機器記憶手段と、
前記情報読み出し手段が前記対応機器記憶手段から読み出した前記対応機器識別情報が示す機器に合致する機器を示す前記自機器識別情報が前記自機器記憶手段に記憶されている場合に、前記機器の主回路に前記電力供給手段が供給した電力を供給する電力供給制御手段とを含む電力制御モジュールを備え
前記電力制御モジュールは、前記情報読み出し手段に電力を供給する電池を含み、
前記情報読み出し手段には、前記電池からの電力が供給され、前記電力供給手段からの電力は供給されない
ことを特徴とする電力供給システム。
【請求項2】
前記情報読み出し手段は、前記対応機器記憶手段に記憶されている情報を近距離無線通信で読み出す
請求項1に記載の電力供給システム。
【請求項3】
前記対応機器記憶手段には、前記電力供給手段が供給する電圧および電流の定格値を示す定格出力情報が記憶され、
前記情報読み出し手段は、前記対応機器記憶手段に記憶されている前記定格出力情報を読み出し、
前記自機器記憶手段には、自モジュールが搭載されている機器の入力電圧および入力電流の定格値を示す定格入力情報が記憶され、
前記電力供給制御手段は、前記情報読み出し手段が読み出した前記定格出力情報と前記自機器記憶手段に記憶されている前記定格入力情報とに応じて、前記機器の主回路に前記電力供給手段が供給した電力を供給する
請求項1または請求項2に記載の電力供給システム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、機器に電力を供給する電力供給システムおよび電力供給方法に関する。
【背景技術】
【0002】
商用電源から供給される電力等の所定の交流電力を所定の直流電力に変換して電気機器に供給するAC(Alternating Current)アダプタがある。電気機器を正常に動作させるために、当該電気機器に応じたACアダプタが使用されることが望ましい。
【0003】
特許文献1には、電気機器とACアダプタとが互いに情報を送受信して、当該ACアダプタが正規品でない模造品であると当該電気機器が判断した場合に、当該ACアダプタによる電力供給を停止させる方法が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開2007−110853号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかし、特許文献1に記載されている方法では、ACアダプタが、電気機器から送信された情報を受信するための受信手段や、当該受信手段が受信した情報に基づいて演算処理する演算処理手段等を備えていなければならない。したがって、ACアダプタのコストが高くなるという問題がある。
【0006】
また、特許文献1に記載されている方法では、ACアダプタが正規品であるか否かが判断されるまで、当該ACアダプタによって電気機器に電力が供給される。したがって、劣悪な品質の電力を供給する模造品が電気機器に接続された場合に、当該劣悪な品質の電力が電気機器に供給され、当該電気機器の動作に問題が生じるおそれがある。
【0007】
そこで、本発明は、低コストで、模造品による電力供給を良好に防止することができる電力供給システムおよび電力供給方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明による電力供給システムは、電力を供給する電力供給手段と、対応する機器を示す対応機器識別情報が記憶されている対応機器記憶手段とを含む電力供給装置、および対応機器記憶手段に記憶されている対応機器識別情報を読み出す情報読み出し手段と、自モジュールが搭載されている機器を示す自機器識別情報が記憶されている自機器記憶手段と、情報読み出し手段が対応機器記憶手段から読み出した対応機器識別情報が示す機器に合致する機器を示す自機器識別情報が自機器記憶手段に記憶されている場合に、機器の主回路に電力供給手段が供給した電力を供給する電力供給制御手段とを含む電力制御モジュールを備えたことを特徴とする。
【0009】
本発明による電力供給方法は、電力を供給する電力供給手段と、対応する機器を示す対応機器識別情報が記憶されている対応機器記憶手段とを含む電力供給装置の対応機器記憶手段から対応機器識別情報を読み出す情報読み出しステップと、搭載されている機器を示す自機器識別情報が記憶されている自機器記憶手段に情報読み出しステップで読み出した対応機器識別情報が示す機器に合致する機器を示す自機器識別情報が記憶されている場合に、機器の主回路に電力供給手段が供給した電力を供給する電力供給制御ステップとを含むことを特徴とする。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、低コストで、模造品による電力供給を良好に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【0011】
図1】本発明の第1の実施形態の電力供給システムの構成例を示す説明図である。
図2】近距離無線通信回路部の構成例を示すブロック図である。
図3】本発明の第1の実施形態の電力供給システムの動作を示すフローチャートである。
図4】本発明の第2の実施形態の電力供給システムの構成例を示すブロック図である。
図5】本発明の第3の実施形態の電力供給システムの構成例を示すブロック図である。
図6】本発明の第4の実施形態の電力供給システムの構成例を示すブロック図である。
【発明を実施するための形態】
【0012】
実施形態1.
本発明の第1の実施形態の電力供給システムについて、図面を参照して説明する。図1は、本発明の第1の実施形態の電力供給システムの構成例を示す説明図である。図1に示すように、本発明の第1の実施形態の電力供給システムは、ACアダプタ100に内蔵された近距離無線通信タグ110および変換部120と、電気機器200に設けられた近距離無線通信回路部210およびスイッチ220とを含む。近距離無線通信タグ110には、内蔵されるACアダプタ100が対応する電気機器200や主回路部230を識別する識別情報(対応機器識別情報)が予め記憶されている。そして、近距離無線通信回路部210は、例えば、NFC(登録商標、Near Field Communication)規格に基づいて、近距離無線通信タグ110に記憶されている識別情報を読み出す。
【0013】
ACアダプタ100は、一方の電力接続端である受電端にACプラグ130が配置され、他方の電力接続端である送電端にDC(Direct Current)プラグ140が配置されている。そして、ACアダプタ100の変換部120は、ACプラグ130が受電した交流電力を所定の電圧および電流の直流電力に変換する。そして、ACアダプタ100は、変換後の直流電力をDCプラグ140から出力する。
【0014】
電気機器200には、主回路部230、およびDCジャック240がさらに設けられている。ACアダプタ100のDCプラグ140と電気機器200のDCジャック240とは、互いに接続可能に構成された汎用品であることが好ましい。また、ACプラグ130も、汎用品であることが好ましい。近距離無線通信回路部210はDCジャック240に供給された直流電力に基づいて動作して、スイッチ220をオン状態とオフ状態との間で互いに遷移させる。スイッチ220がオン状態である場合に、DCジャック240に供給された直流電力が主回路部230に供給される。スイッチ220がオフ状態である場合に、DCジャック240に供給された直流電力は主回路部230に供給されない。
【0015】
図2は、近距離無線通信回路部210の構成例を示すブロック図である。図2に示すように、近距離無線通信回路部210は、情報送受信部211、記憶部212、照合部213、およびスイッチ制御部214を含む。
【0016】
情報送受信部211は、近距離無線通信で、ACアダプタ100の近距離無線通信タグ110と情報を送受信する。記憶部212には、当該近距離無線通信回路部210が設けられている電気機器200を示す識別情報(自機器識別情報)が記憶されている。なお、記憶部212には、電気機器200に搭載されている主回路部230を示す識別情報が記憶されていてもよい。
【0017】
照合部213は、情報送受信部211がACアダプタ100の近距離無線通信タグ110から受信した識別情報に合致する識別情報が記憶部212に記憶されているか否かを照合する照合処理を行う。スイッチ制御部214は、照合部213による照合処理結果に応じて、スイッチ220のオン/オフ制御を行う。なお、スイッチ220は、スイッチ制御部214によってオン状態に制御されていないときには、オフ状態であるとする。
【0018】
次に、本発明の第1の実施形態の電力供給システムの動作について説明する。図3は、本発明の第1の実施形態の電力供給システムの動作を示すフローチャートである。ACアダプタ100のACプラグ130が商用電源コンセントに接続され、DCプラグ140が電気機器200のDCジャック240に接続された場合に、ACアダプタ100の変換部120は、商用電源コンセントから供給された電力を所定の電力および電流の直流電力に変換する。そして、変換後の直流電力が電気機器200に供給される。より具体的には、DCジャック240を介して近距離無線通信回路部210に供給される。直流電力が供給された近距離無線通信回路部210は、動作を開始して(ステップS101)、例えば、近距離無線通信タグ110が電力を発生するための磁界を発生させる。
【0019】
近距離無線通信回路部210の情報送受信部211は、自情報送受信部211の近傍に近距離無線通信タグ110があることを検出した場合に(ステップS102のY)、当該近距離無線通信タグ110に記憶されている識別情報を読み出す(ステップS103)。
【0020】
照合部213は、情報送受信部211がステップS103の処理で近距離無線通信タグ110から読み出した識別情報によって示される電気機器に合致する電気機器を示す識別情報が記憶部212に記憶されているか否かを照合する照合処理を行う(ステップS104)。なお、近距離無線通信タグ110から読み出した識別情報によって示される電気機器に合致する電気機器を示す識別情報が記憶部212に記憶されている場合に、互いの識別情報が合致したという。
【0021】
スイッチ制御部214は、ステップS104における照合処理で、互いの識別情報が合致した場合に(ステップS105のY)、スイッチ220をオフ状態からオン状態に遷移させる(ステップS106)。そうすると、DCプラグ140を介して供給された電力が、スイッチ220を介して主回路部230に供給される。
【0022】
本実施形態によれば、ACアダプタに演算処理手段等を備える場合に比べて低コストで、所定の識別情報が記憶された近距離無線通信タグ110を内蔵していない模造品による主回路部230への電力供給を良好に防止することができる。
【0023】
また、本実施形態によれば、ACプラグ130、DCプラグ140、およびDCジャック240に汎用品を用いることができるので、図1に示す電力供給システムをより低コストで提供することができる。
【0024】
なお、本実施形態では、近距離無線通信タグ110および記憶部212に電気機器200を示す識別情報がそれぞれ記憶されているが、近距離無線通信タグ110および記憶部212に、ACアダプタ100を示す識別情報がそれぞれ記憶されていてもよい。そして、照合部213が互いの識別情報が示すACアダプタ100が合致すると判断した場合に、スイッチ制御部214がスイッチ220をオン状態に遷移させるように構成されていてもよい。
【0025】
実施形態2.
次に、本発明の第2の実施形態の電力供給システムについて説明する。図4は、本発明の第2の実施形態の電力供給システムの構成例を示すブロック図である。図4に示すように、本実施形態の電力供給システムは、近距離無線通信回路部210に電力を供給する電池400を含む。図4に示す例では、電池400は、電気機器202に設けられている。その他の構成は、図1に示す構成と同様なため、対応する各構成要素には図1と同じ符号を付して説明を省略する。
【0026】
図1に示す第1の実施形態の電力供給システムでは、模造品による主回路部230への電力供給を防止することはできるが、近距離無線通信回路部210へ当該模造品によって電力供給されてしまう。よって、当該模造品が供給した劣悪な電力から近距離無線通信回路210を保護するための保護回路を設けることが好ましい。
【0027】
それに対して本実施形態の電力供給システムは、電池400が近距離無線通信回路部210へ電力供給するので、第1の実施形態における電力供給システムと同様な効果に加え、当該保護回路の設計および設置の手間を省くとともに、コストを削減することができるという効果を奏することができる。
【0028】
実施形態3.
次に、本発明の第3の実施形態について説明する。図5は、本発明の第3の実施形態の電力供給システムの構成例を示すブロック図である。図5に示すように、本実施形態の電力供給システムは、近距離無線通信回路部210に電力を供給する送電部501および受電部502を含む。その他の構成は、図1に示す構成と同様なため、対応する各構成要素には図1と同じ符号を付して説明を省略する。
【0029】
図5に示すように、送電部501は、ACアダプタ103に設けられ、所定の周波数で交流電力を送電する。つまり、送電部501は受電部502にワイヤレスで給電する。また、受電部502は、電気機器203に設けられて近距離無線通信回路部210に接続されている。受電部502は、送電部501が給電した電力を受電して、近距離無線通信回路部210に供給する。
【0030】
なお、ACアダプタ103が、DCプラグ140とDCジャック240とが接続されていることを検出する検出手段(図示せず)を有していてもよい。そして、当該検出手段が、DCプラグ140とDCジャック240とが接続されていると検出した場合に、送電部501が受電部502にワイヤレスで給電する。
【0031】
本実施形態によれば、第1の実施形態における電力供給システムと同様な効果を奏することができる。
【0032】
以上に述べた各実施形態では、ACアダプタ100の近距離無線通信タグ110には、識別情報が予め記憶されているが、ACアダプタ100の定格出力電圧と定格出力電流とを示す定格出力情報が記憶されていてもよい。また、近距離無線通信回路部210の記憶部212には、主回路部230の定格入力電圧と定格入力電流とを示す定格入力情報が記憶されていてもよい。そして、近距離無線通信回路部210の情報送受信部211は、近距離無線通信タグ110に記憶されている定格出力情報を読み出す。照合部213は、情報送受信部211が読み出した定格出力情報と記憶部212に記憶されている定格入力情報とが合致するか否かを照合する。なお、定格出力情報と定格入力情報とが合致するとは、定格出力情報によって示される定格出力電圧と定格入力情報によって示される定格入力電圧とが互いに合致し、定格出力情報によって示される定格出力電流が定格入力情報によって示される定格入力電流よりも大きいことをいう。
【0033】
そして、スイッチ制御部214は、照合部213が定格出力情報と定格入力情報とが合致すると判定した場合に、スイッチ220をオフ状態からオン状態に遷移させる。
【0034】
そのような構成によれば、主回路部230の許容範囲内の電力を供給するACアダプタを使用可能にすることができる。
【0035】
実施形態4.
次に、本発明の第4の実施形態について説明する。図6は、本発明の第4の実施形態の電力供給システムの構成例を示すブロック図である。図6に示すように、本発明の第4の実施形態の電力供給システムは、電力供給装置10と電力制御モジュール20とを含む。電力供給装置10は、図1,4,5に示すACアダプタ100,103に相当する。
【0036】
電力供給装置10は、対応機器記憶手段11と電力供給手段12とを含む。対応機器記憶手段11には、対応する機器を示す対応機器識別情報が記憶されている。電力供給手段12は、電力を供給する。
【0037】
対応機器記憶手段11は、図1,4,5に示す近距離無線通信タグ110に相当する。電力供給手段12は、図1,4,5に示す変換部120に相当する。
【0038】
電力制御モジュール20は、情報読み出し手段21と、自機器記憶手段22と、電力供給制御手段24とを含む。情報読み出し手段21は、対応機器記憶手段11に記憶されている対応機器識別情報を読み出す。自機器記憶手段22には、自電力制御モジュール20が搭載されている機器(図1,4,5に示す電気機器200,202,203や主回路部230に相当)を示す自機器識別情報が記憶されている。電力供給制御手段24は、情報読み出し手段21が対応機器記憶手段11から読み出した対応機器識別情報が示す機器に合致する機器を示す自識別情報が自機器記憶手段22に記憶されている場合に、機器の主回路に電力供給手段12が供給した電力を供給する。
【0039】
情報読み出し手段21は、図2に示す情報送受信部211に相当する。自機器記憶手段22は、図2に示す記憶部212に相当する。電力供給制御手段24は、図2に示すスイッチ制御部214および図1,4,5に示すスイッチ220に相当する。
【0040】
本実施形態によれば、低コストで、模造品による電力供給を良好に防止することができる。
【符号の説明】
【0041】
10 電力供給装置
11 対応機器記憶手段
12 電力供給手段
20 電力制御モジュール
21 情報読み出し手段
22 自機器記憶手段
24 電力供給制御手段
100 ACアダプタ
110 近距離無線通信タグ
120 変換部
130 ACプラグ
140 DCプラグ
200 電気機器
210 近距離無線通信回路部
211 情報送受信部
212 記憶部
213 照合部
214 スイッチ制御部
220 スイッチ
230 主回路部
240 DCジャック
400 電池
501 送電部
502 受電部
図1
図2
図3
図4
図5
図6