(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
前記電源管理モジュールによって前記充電ポートがアイドル状態にあることが検出されると、前記電源管理モジュールが送信した前記充電ポートがアイドル状態にあることを示すための第2状態信号を受信するステップと、
前記第2状態信号に基づいて前記第1感度閾値より小さい対応する第2感度閾値を設定するステップと、
前記第2感度閾値に基づいて前記タッチスクリーンのポイント報告に対して処理を行って、処理後の前記ポイント報告情報を前記ホスト側に送信するステップと
をさらに含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
前記電源管理モジュールによって前記充電ポートがアイドル状態にあることが検出されると、前記電源管理モジュールが送信した前記充電ポートがアイドル状態にあることを示すための第2状態信号を受信する第2受信モジュールと、
前記第2受信モジュールが受信した前記第2状態信号に基づいて前記第1感度閾値より小さい対応する第2感度閾値を設定する第2設定モジュールと、
前記第2設定モジュールが設定した前記第2感度閾値に基づいて前記タッチスクリーンのポイント報告に対して処理を行って、処理後の前記ポイント報告情報を前記ホスト側に送信する第2処理モジュールと
をさらに備えることを特徴とする請求項9に記載の装置。
第1端末の電源管理モジュールによって第1端末の充電ポートが接続状態にあることが検出されると、前記電源管理モジュールが送信した前記第1端末の充電ポートが接続状態にあることを示すための第1状態信号を受信し、
前記第1状態信号に基づいて対応する第1感度閾値をタッチスクリーンに設定し、
前記第1感度閾値に基づいてタッチスクリーンのポイント報告に対して処理を行って、処理後のポイント報告情報を第1端末のホスト側に送信する、
処理を、プロセッサに実行させることを特徴とするプログラム。
第1端末の電源管理モジュールによって第1端末の充電ポートが接続状態にあることが検出されると、前記電源管理モジュールが送信した前記第1端末の充電ポートが接続状態にあることを示すための第1状態信号を受信し、
前記第1状態信号に基づいて対応する第1感度閾値をタッチスクリーンに設定し、
前記第1感度閾値に基づいてタッチスクリーンのポイント報告に対して処理を行って、処理後のポイント報告情報を第1端末のホスト側に送信する、
処理を、プロセッサに実行させるプログラムが記録された記録媒体。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
本発明は、関連技術に存在する問題を解決するために、タッチスクリーンのポイント報告を処理するための方法
、装置
、プログラム、及び記録媒体を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0004】
本発明の実施例に係る第1の態様によると、第1端末のタッチスクリーンに利用される、タッチスクリーンのポイント報告を処理するための方法を提供する。
【0005】
上記方法は、
第1端末の電源管理モジュールによって第1端末の充電ポートが接続状態にあることが検出されると、上記電源管理モジュールが送信した上記第1端末の充電ポートが接続状態にあることを示すための第1状態信号を受信するステップと、
上記第1状態信号に基づいて対応する第1感度閾値を設定するステップと、
上記第1感度閾値に基づいてタッチスクリーンのポイント報告に対して処理を行って、処理後の上記ポイント報告情報を第1端末のホスト側に送信するステップと
を含む。
【0006】
オプションとして、上記電源管理モジュールが送信した第1状態信号を受信するステップは、
上記電源管理モジュールによって上記ホスト側に送信されてから、上記ホスト側によって上記タッチスクリーンに転送された、上記第1状態信号を、受信するステップを含む。
【0007】
オプションとして、上記第1状態信号に基づいて対応する第1感度閾値を設定するステップは、
上記第1状態信号に基づいて対応する第1スキャン頻度を設定するステップを含む。
【0008】
オプションとして、上記第1感度閾値に基づいてタッチスクリーンのポイント報告に対して処理を行うステップは、
上記第1感度閾値及び上記第1スキャン頻度に基づいて、タッチスクリーンのポイント報告に対して処理を行うステップを含む。
【0009】
オプションとして、上記方法は、
上記電源管理モジュールによって上記充電ポートがアイドル状態にあることが検出されると、上記電源管理モジュールが送信した上記充電ポートがアイドル状態にあることを示すための第2状態信号を受信するステップと、
上記第2状態信号に基づいて上記第1感度閾値より小さい対応する第2感度閾値を設定するステップと、
上記第2感度閾値に基づいてタッチスクリーンのポイント報告に対して処理を行って、処理後の上記ポイント報告情報を上記ホスト側に送信するステップと
をさらに含む。
【0010】
オプションとして、上記電源管理モジュールが送信した第2状態信号を受信するステップは、
上記電源管理モジュールによって上記ホスト側に送信されてから、上記ホスト側によって上記タッチスクリーンに転送された、上記第2状態信号を、受信するステップを含む。
【0011】
オプションとして、上記第2状態信号に基づいて対応する第2感度閾値を設定するステップは、
上記第2状態信号に基づいて対応する第2スキャン頻度を設定するステップを含む。
【0012】
オプションとして、上記第2感度閾値に基づいてタッチスクリーンのポイント報告に対して処理を行うステップは、
上記第2感度閾値及び上記第2スキャン頻度に基づいてタッチスクリーンのポイント報告に対して処理を行うステップを含む。
【0013】
本発明の実施例に係る第2の態様によると、第1端末のタッチスクリーンに利用される、タッチスクリーンのポイント報告を処理するための装置を提供する。
【0014】
上記装置は、
第1端末の電源管理モジュールによって第1端末の充電ポートが接続状態にあることが検出されると、上記電源管理モジュールが送信した上記第1端末の充電ポートが接続状態にあることを示すための第1状態信号を受信する第1受信モジュールと、
上記第1受信モジュールが受信した上記第1状態信号に基づいて対応する第1感度閾値を設定する第1設定モジュールと、
上記第1設定モジュールが設定した上記第1感度閾値に基づいてタッチスクリーンのポイント報告に対して処理を行って、処理後の上記ポイント報告情報を第1端末のホスト側に送信する第1処理モジュールとを備える。
【0015】
オプションとして、上記第1受信モジュールは、
上記電源管理モジュールによって上記ホスト側に送信されてから、上記ホスト側によって上記タッチスクリーンに転送された、上記第1状態信号を、受信する第1受信サブモジュールを備える。
【0016】
オプションとして、上記第1設定モジュールは、
上記第1状態信号に基づいて対応する第1スキャン頻度を設定する第1設定サブモジュールを備える。
【0017】
オプションとして、上記第1処理モジュールは、
上記第1感度閾値及び上記第1スキャン頻度に基づいて、タッチスクリーンのポイント報告に対して処理を行う第1処理サブモジュールを備える。
【0018】
オプションとして、上記装置は、
上記電源管理モジュールによって上記充電ポートがアイドル状態にあることが検出されると、上記電源管理モジュールが送信した上記充電ポートがアイドル状態にあることを示すための第2状態信号を受信する第2受信モジュールと、
上記第2受信モジュールが受信した上記第2状態信号に基づいて上記第1感度閾値より小さい対応する第2感度閾値を設定する第2設定モジュールと、
上記第2設定モジュールが設定した上記第2感度閾値に基づいてタッチスクリーンのポイント報告に対して処理を行って、処理後の上記ポイント報告情報を上記ホスト側に送信する第2処理モジュールとをさらに備える。
【0019】
オプションとして、上記第2受信モジュールは、
上記電源管理モジュールによって上記ホスト側に送信されてから、上記ホスト側によって上記タッチスクリーンに転送された、上記第2状態信号を、受信する第2受信サブモジュールを備える。
【0020】
オプションとして、上記第2設定モジュールは、
上記第2状態信号に基づいて対応する第2スキャン頻度を設定する第2設定サブモジュールを備える。
【0021】
オプションとして、上記第2処理モジュールは、
上記第2感度閾値及び上記第2スキャン頻度に基づいてタッチスクリーンのポイント報告に対して処理を行う第2処理サブモジュールを備える。
【0022】
本発明の実施例に係る第3の態様によると、第1端末のタッチスクリーンに利用される、タッチスクリーンのポイント報告を処理するための装置を提供する。
【0023】
上記装置は、
プロセッサと、
上記プロセッサが実行可能な命令を記憶するためのメモリと
を備え、
上記プロセッサは、
第1端末の電源管理モジュールによって第1端末の充電ポートが接続状態にあることが検出されると、上記電源管理モジュールが送信した上記第1端末の充電ポートが接続状態にあることを示すための第1状態信号を受信し、
上記第1状態信号に基づいて対応する第1感度閾値を設定し、
上記第1感度閾値に基づいてタッチスクリーンのポイント報告に対して処理を行って、処理後の上記ポイント報告情報を第1端末のホスト側に送信する
ように構成される。
本発明の実施例の第4の態様によると、プログラムを提供し、当該プログラムは、プロセッサに実行されることにより、上記の方法を実現する。
本発明の実施例の第5の態様によると、記録媒体を提供し、当該記録媒体には、上記プログラムが記録されている。
【発明の効果】
【0024】
本発明の実施例が提供する構成の有益な効果は以下のとおりである。
【0025】
本発明によると、第1端末のタッチスクリーンは、電源管理モジュールが送信した上記第1端末の充電ポートが接続状態にあることを示すための第1状態信号を受信して、第1状態信号に基づいて対応する第1感度閾値を設定し、第1感度閾値に基づいてタッチスクリーンのポイント報告に対して処理を行って、処理後のポイント報告情報を第1端末のホスト側に送信する。これにより、タッチスクリーンによって充電ポートが接続状態になったことを検知されると、対応する感度閾値を自動的に設定することにより、タッチスクリーンのポイント報告を処理する精度を改善した上で、タッチスクリーンの誤りポイント報告を防止した。
【0026】
本発明によると、第1端末のタッチスクリーンは、第1状態信号を受信した後に、対応する第1感度閾値及び第1スキャン頻度を設定し、第1感度閾値及び第1スキャン頻度に基づいてタッチスクリーンのポイント報告に対して処理を行う。これにより、処理後のポイント報告情報が誤りポイント報告の頻度を低くして、誤りポイント報告によってユーザに邪魔を与えることを防止して、ユーザ体験を改善した。
【0027】
本発明によると、第1端末のタッチスクリーンは、電源管理モジュールが送信した充電ポートがアイドル状態にあることを示すための第2状態信号を受信し、第2状態信号に基づいて第1感度閾値より小さい対応する第2感度閾値を設定し、第2感度閾値に基づいてタッチスクリーンのポイント報告に対して処理を行って、処理後のポイント報告情報をホスト側に送信する。ここで、特に、第2感度閾値を第1感度閾値より小さく設定することにより、タッチスクリーンのポイント報告の精度を保証した前提で、電力を節約した上で、端末の安全な性能を改善した。
【0028】
本発明によると、第1端末のタッチスクリーンは、第2状態信号を受信した後、対応する第2感度閾値及び第2スキャン頻度を設定し、第2感度閾値及び第2スキャン頻度に基づいてタッチスクリーンのポイント報告に対して処理を行う。これにより、処理後のポイント報告情報が誤りポイント報告の頻度を低くして、誤りポイント報告によってユーザに邪魔を与えることを防止して、ユーザ体験を改善した。
【0029】
本発明によると、第1端末の電源管理モジュールは、ハードウェア割り込み方法或いはソフトウェア命令の方法によって、充電ポートが接続状態にあることを示すための第1状態信号、或いは、充電ポートがアイドル状態にあることを示すための第2状態信号を、タッチスクリーンに送信する。このようにして、第1端末のパーソナライズ設計要求を満たした上で、タッチスクリーンのポイント報告の処理効率を改善した。
【0030】
以上の統括な記述と以下の細部記述は、ただ例示的なものであり、本発明を制限するものではないと、理解するべきである。
【発明を実施するための形態】
【0032】
ここで、例示的な実施例を詳細に説明する。また、説明中の例は、図面に示している。以下の記述において、図面を説明する際に特に説明しない場合、異なる図面中の同一の符号は、同一或は同様な要素を意味する。以下の例示的な実施例において記述する実施方法は、本発明に合致するすべての実施方法を代表しない。逆に、それらは、添付の特許請求の範囲において詳細に記述された、本発明のいくつかの態様と合致する装置、及び方法の例に過ぎない。
【0033】
本発明に用いる用語は、特定の実施例を説明するものに過ぎず、本発明を限定するものではない。本発明及び特許請求の範囲に記載の単数形式の「1種類」、「前記」及び「当該」は、前後の文章においてそれぞれ他の意味を含有すると明確に記載される以外には、複数の形式も含んでいる。ここで、本発明に記載の「及び/又は」は、挙げられる事項の1つ又は複数の何れ又は全ての組み合わせを意味する。
【0034】
本発明は、第1の、第2の、第3の等の用語により各種の情報を説明しているが、それらの情報は上記用語に限られない。これらの用語は、同じ種類の情報同士を区分するためのものに過ぎない。例えば、本発明の範囲から逸脱しない場合、第1の情報を第2の情報と称しても良い。同じように、第2の情報を第1の情報と称してもよい。用語「……場合」は、上下文により、「……時」或は「……と」又は「確定に応じる」に解釈されてもよい。
【0035】
図1は、本発明の例示的な一つの実施例に係るタッチスクリーンのポイント報告を処理するための方法を示すフローチャートである。上記方法は、第1端末のタッチスクリーンに利用され、以下のステップを含む。
【0036】
ステップ110において、第1端末の電源管理モジュールによって第1端末の充電ポートが接続状態にあることが検出されると、電源管理モジュールが送信した上記第1端末の充電ポートが接続状態にあることを示すための第1状態信号を受信する。
【0037】
本発明の実施例の第1端末は、タッチスクリーンを有する任意のスマート端末であってもよく、例えば、具体的に、携帯電話、タブレットPC、パーソナル・ディジタル・アシスタント(Personal Digital Assistant、PDA)、パーソナルコンピュータ(Personal Computer、PC)等であってもよい。ここで、スマート端末は、無線LANを介してルータに接続して、ルータを介してパブリックネットワーク上のサーバにアクセスしてもよい。
【0038】
本発明の実施例の第1端末は、電源管理側(即ち、電源処理モジュール)、タッチスクリーン及びホスト(host)側を含んでもよい。ここで、ホスト側は、中央処理装置(Central Processing Unit、CPU)及びメモリ等を含んでもよい。
【0039】
本発明の実施例において、タッチスクリーンが受信する電源管理側によって送信された第1状態情報は、上記第1端末の充電ポートが接続状態にあることを示すための信号である。ここで、接続状態は、第1端末と充電器とが接続状態にあることを示し、その目的は、第1端末が充電器を利用して充電することである。接続状態は、さらに、第1端末と第2端末とが接続状態にあることを示し、その目的は、第2端末との間でデータを伝送することである。
【0040】
ステップ120において、第1状態信号に基づいて対応する第1感度閾値を設定する。
【0041】
本発明の実施例において、第1端末のタッチスクリーンは、第1端末の充電ポートが接続状態になると、自身の感度閾値を新たに設定する必要がある。例えば、相対的に高い感度閾値を設定して、タッチスクリーンのコモンモード干渉によるノイズによって発生する誤りポイント報告を防止できる。
【0042】
ステップ130において、第1感度閾値に基づいてタッチスクリーンのポイント報告に対して処理を行って、処理後のポイント報告情報を第1端末のホスト側に送信する。
【0043】
上記の実施例によると、第1端末の電源管理モジュールによって第1端末の充電ポートが接続状態にあることが検出されると、電源管理モジュールが送信した上記第1端末の充電ポートが接続状態にあることを示すための第1状態信号を受信して、第1状態信号に基づいて対応する第1感度閾値を設定し、第1感度閾値に基づいてタッチスクリーンのポイント報告に対して処理を行って、処理後のポイント報告情報を第1端末のホスト側に送信することにより、タッチスクリーンによって充電ポートが接続状態になったことを検知されると、対応する感度閾値を自動的に設定することにより、タッチスクリーンのポイント報告を処理する精度を改善した上で、タッチスクリーンの誤りポイント報告を防止した。
【0044】
一つの実施例において、ステップ110の電源管理モジュールが送信した第1状態信号を受信するステップを実行する際に、以下の二種の受信方法を採用してもよい。
【0045】
(1)電源管理モジュールが直接的に送信した第1状態信号を受信する。例えば、電源管理側がハードウェア割り込みの方法によって第1状態情報をタッチスクリーンに直接的に送信する。
【0046】
(2)ホスト側が転送した第1状態信号を受信する。例えば、電源管理モジュールがホスト側に送信してから、ホスト側が上記第1状態信号をタッチスクリーンに転送する。
【0047】
例えば、電源管理側が、ソフトウェア命令の方法によって、第1状態信号をホスト側に送信してから、ホスト側が上記第1状態信号をタッチスクリーンに転送してもよい。
【0048】
上記の実施例によると、電源管理モジュールは、ハードウェア割り込み方法或いはソフトウェア命令の方法によって、第1状態信号をタッチスクリーンに送信する。このようにして、第1端末のパーソナライズ設計要求を満たした上で、タッチスクリーンのポイント報告の処理効率を改善した。
【0049】
一つの実施例において、ステップ120の第1状態信号に基づいて対応する第1感度閾値を設定するステップを実行する際に、第1状態信号に基づいて対応する第1スキャン頻度を設定してもよい。
【0050】
これに対応して、ステップ130の第1感度閾値に基づいてタッチスクリーンのポイント報告に対して処理を行う際に、第1感度閾値及び第1スキャン頻度に基づいてタッチスクリーンのポイント報告に対して処理を行ってもよい。
【0051】
上記の実施例によると、第1状態信号を受信した後に、対応する第1感度閾値及び第1スキャン頻度を設定し、第1感度閾値及び第1スキャン頻度に基づいてタッチスクリーンのポイント報告に対して処理を行うことにより、処理後のポイント報告情報が誤りポイント報告の頻度を低くして、誤りポイント報告によってユーザに邪魔を与えることを防止して、ユーザ体験を改善した。
【0052】
図2は、本発明の例示的なもう一つの実施例に係るタッチスクリーンのポイント報告を処理するための方法を示すフローチャートである。上記方法は、第1端末のタッチスクリーンに利用され、
図1に示した方法を基として、以下のステップを含んでもよい。
【0053】
ステップ210において、電源管理モジュールによって充電ポートがアイドル状態にあることが検出されると、電源管理モジュールが送信した充電ポートがアイドル状態にあることを示すための第2状態信号を受信する。
【0054】
ステップ220において、第2状態信号に基づいて第1感度閾値より小さい対応する第2感度閾値を設定する。
【0055】
本発明の実施例において、第1端末のタッチスクリーンは、第1端末の充電ポートがアイドル状態にあると、自身の感度閾値を新たに設定する必要がある。例えば、相対的に低い感度閾値を設定することにより、タッチスクリーンのポイント報告の処理を完成させてもよい。
【0056】
ステップ230において、第2感度閾値に基づいてタッチスクリーンのポイント報告に対して処理を行って、処理後のポイント報告情報をホスト側に送信する。
【0057】
上記の実施例によると、電源管理モジュールによって充電ポートがアイドル状態にあることが検出されると、電源管理モジュールが送信した充電ポートがアイドル状態にあることを示すための第2状態信号を受信し、第2状態信号に基づいて第1感度閾値より小さい対応する第2感度閾値を設定し、第2感度閾値に基づいてタッチスクリーンのポイント報告に対して処理を行って、処理後のポイント報告情報をホスト側に送信する。ここで、特に、第2感度閾値を第1感度閾値より小さく設定することにより、タッチスクリーンのポイント報告の精度を保証した前提で、電力を節約した上で、端末の安全な性能を改善した。
【0058】
一つの実施例において、ステップ210の電源管理モジュールが送信した第2状態信号を受信する処理を実行する際に、以下の二種の受信方法を採用してもよい。
【0059】
(1)電源管理モジュールが直接的に送信した第2状態信号を受信する。例えば、電源管理側がハードウェア割り込みの方法によって第2状態信号をタッチスクリーンに直接的に送信する。
【0060】
(2)ホスト側が転送した第2状態信号を受信する。例えば、電源管理モジュールがホスト側に送信してから、ホスト側が上記第2状態信号をタッチスクリーンに転送する。
【0061】
例えば、電源管理側は、ソフトウェア命令の方法によって、第2状態信号をホスト側に送信してから、ホスト側により上記第2状態信号をタッチスクリーンに転送する。
【0062】
上記の実施例によると、電源管理モジュールは、ハードウェア割り込み方法或いはソフトウェア命令の方法によって、第2状態信号をタッチスクリーンに送信する。このようにして、第1端末のパーソナライズ設計要求を満たした上で、タッチスクリーンのポイント報告の処理効率を改善した。
【0063】
一つの実施例において、ステップ220の第2状態信号に基づいて対応する第2感度閾値を設定する処理を実行する際に、さらに、第2状態信号に基づいて対応する第2スキャン頻度を設定してもよい。
【0064】
これに対し、ステップ230の第2感度閾値に基づいてタッチスクリーンのポイント報告に対して処理を行う際に、第2感度閾値及び第2スキャン頻度に基づいてタッチスクリーンのポイント報告に対して処理を行ってもよい。
【0065】
上記の実施例によると、第2状態信号を受信した後、対応する第2感度閾値及び第2スキャン頻度を設定し、第2感度閾値及び第2スキャン頻度に基づいてタッチスクリーンのポイント報告に対して処理を行うことにより、処理後のポイント報告情報が誤りポイント報告の頻度を低くして、誤りポイント報告によってユーザに邪魔を与えることを防止して、ユーザ体験を改善した。
【0066】
図3は、本発明の例示的な一つの実施例に係るタッチスクリーンのポイント報告を処理するための方法の応用シーンを示す図面である。上記応用シーンは、第1端末とするスマートフォンを含み、上記スマートフォンは、電源管理モジュール、充電ポート、ホスト側及びタッチスクリーンを含む。
【0067】
電源管理モジュールは、充電ポートの状態に対する検出を担当し、第1端末の充電ポートが接続状態になったことが検出されると、充電ポートが接続状態にあることを示すための第1状態信号をタッチスクリーンに直接的に送信してもよいし、或いは、ホスト側を介して第1状態信号をタッチスクリーンに転送してもよい。同様に、第1端末の充電ポートがアイドル状態になったことが検出されると、充電ポートがアイドル状態にあることを示すための第2状態信号をタッチスクリーンに直接的に送信してもよいし、或いは、ホスト側を介して第2状態信号をタッチスクリーンに転送してもよい。
【0068】
タッチスクリーンは、受信した状態信号に基づいてタッチスクリーンのポイント報告の処理方法を調整することを担当する。第1状態信号を受信した後、対応する第1感度閾値を設定し、第1感度閾値に基づいてタッチスクリーンのポイント報告に対して処理を行って、処理後のポイント報告情報をホスト側に送信する。同様に、第2状態信号を受信した後、対応する第2感度閾値を設定し、第2感度閾値に基づいてタッチスクリーンのポイント報告に対して処理を行って、処理後のポイント報告情報をホスト側に送信する。
【0069】
本発明は、前記のタッチスクリーンのポイント報告を処理するための方法の実施例に対応して、タッチスクリーンのポイント報告を処理するための装置の実施例を、さらに、提供する。
【0070】
図4は、本発明の例示的な一つの実施例に係るタッチスクリーンのポイント報告を処理するための装置を示すブロック図である。上記装置は、第1端末のタッチスクリーンに利用され、
図1に示したタッチスクリーンのポイント報告を処理するための方法を実行する。上記装置は、第1受信モジュール41、第1設定モジュール42及び第1処理モジュール43を備える。
【0071】
ここで、第1受信モジュール41は、第1端末の電源管理モジュールによって第1端末の充電ポートが接続状態にあることが検出されると、上記電源管理モジュールが送信した上記第1端末の充電ポートが接続状態にあることを示すための第1状態信号を受信する。
【0072】
第1設定モジュール42は、上記第1受信モジュール41が受信した上記第1状態信号に基づいて対応する第1感度閾値を設定する。
【0073】
第1処理モジュール43は、上記第1設定モジュール42が設定した上記第1感度閾値に基づいて、タッチスクリーンのポイント報告に対して処理を行って、処理後の上記ポイント報告情報を第1端末のホスト側に送信する。
【0074】
上記の実施例によると、第1端末の電源管理モジュールによって第1端末の充電ポートが接続状態にあることが検出されると、電源管理モジュールが送信した上記第1端末の充電ポートが接続状態にあることを示すための第1状態信号を受信して、第1状態信号に基づいて対応する第1感度閾値を設定し、第1感度閾値に基づいてタッチスクリーンのポイント報告に対して処理を行って、処理後のポイント報告情報を第1端末のホスト側に送信することにより、タッチスクリーンによって充電ポートが接続状態になったことを検知されると、対応する感度閾値を自動的に設定することにより、タッチスクリーンのポイント報告を処理する精度を改善した上で、誤りポイント報告を防止した。
【0075】
図5は、本発明の例示的なもう一つの実施例に係るタッチスクリーンのポイント報告を処理するための装置を示すブロック図である。上記実施例は、前記の
図4に示した実施例を基として、第1受信モジュール41は、第1受信サブモジュール51を備えてもよい。
【0076】
ここで、第1受信サブモジュール51は、上記ホスト側が転送した上記第1状態信号、つまり、上記電源管理モジュールによって上記ホスト側に送信されてから、上記ホスト側によって上記タッチスクリーンに転送された、上記第1状態信号を、受信する。
【0077】
上記の第1受信モジュール41が受信した上記第1状態信号は、電源管理側がハードウェア割り込みの方法によってタッチスクリーンに直接的に送信した第1状態情報であってもよい。第1受信サブモジュール51が受信した上記第1状態信号は、電源管理側がソフトウェア命令の方法によってホスト側に送信してから、ホスト側がタッチスクリーンに転送した、第1状態信号であってもよい。
【0078】
上記の実施例によると、電源管理モジュールは、ハードウェア割り込み方法或いはソフトウェア命令の方法によって、第1状態信号をタッチスクリーンに送信する。このようにして、第1端末のパーソナライズ設計要求を満たした上で、タッチスクリーンのポイント報告の処理効率を改善した。
【0079】
図6は、本発明の例示的なもう一つの実施例に係るタッチスクリーンのポイント報告を処理するための装置を示すブロック図である。上記実施例は、前記の
図4又は
図5に示した実施例を基として、第1設定モジュール42は、第1設定サブモジュール61を備えてもよい。
【0080】
ここで、第1設定サブモジュール61は、上記第1状態信号に基づいて対応する第1スキャン頻度を設定する。
【0081】
図7は、本発明の例示的なもう一つの実施例に係るタッチスクリーンのポイント報告を処理するための装置を示すブロック図である。上記実施例は、前記の
図6に示した実施例を基として、第1処理モジュール43は、第1処理サブモジュール71を備えてもよい。
【0082】
ここで、第1処理サブモジュール71は、上記第1感度閾値及び上記第1スキャン頻度に基づいて、タッチスクリーンのポイント報告に対して処理を行う。
【0083】
上記の実施例によると、第1状態信号を受信した後に、対応する第1感度閾値及び第1スキャン頻度を設定し、第1感度閾値及び第1スキャン頻度に基づいてタッチスクリーンのポイント報告に対して処理を行うことにより、処理後のポイント報告情報が誤りポイント報告の頻度を低くして、誤りポイント報告によってユーザに邪魔を与えることを防止して、ユーザ体験を改善した。
【0084】
図8は、本発明の例示的なもう一つの実施例に係るタッチスクリーンのポイント報告を処理するための装置を示すブロック図である。上記実施例は、前記の
図4に示した実施例を基として、第2受信モジュール81、第2設定モジュール82及び第2処理モジュール83をさらに備える。
【0085】
ここで、第2受信モジュール81は、上記電源管理モジュールによって上記充電ポートがアイドル状態にあることが検出されると、上記電源管理モジュールが送信した上記充電ポートがアイドル状態にあることを示すための第2状態信号を受信する。
【0086】
第2設定モジュール82は、上記第2受信モジュールが受信した上記第2状態信号に基づいて上記第1感度閾値より小さい対応する第2感度閾値を設定する。
【0087】
第2処理モジュール83は、上記第2設定モジュールが設定した上記第2感度閾値に基づいてタッチスクリーンのポイント報告に対して処理を行って、処理後の上記ポイント報告情報を上記ホスト側に送信する。
【0088】
上記の実施例によると、電源管理モジュールによって充電ポートがアイドル状態にあることが検出されると、電源管理モジュールが送信した充電ポートがアイドル状態にあることを示すための第2状態信号を受信し、第2状態信号に基づいて第1感度閾値より小さい対応する第2感度閾値を設定し、第2感度閾値に基づいてタッチスクリーンのポイント報告に対して処理を行って、処理後のポイント報告情報をホスト側に送信する。ここで、特に、第2感度閾値を第1感度閾値より小さく設定することにより、タッチスクリーンのポイント報告の精度を保証した前提で、電力を節約した上で、端末の安全な性能を改善した。
【0089】
図9は、本発明の例示的なもう一つの実施例に係るタッチスクリーンのポイント報告を処理するための装置を示すブロック図である。上記実施例は、前記の
図8に示した実施例を基として、第2受信モジュール81は、第2受信サブモジュール91を備えてもよい。
【0090】
ここで、第2受信サブモジュール91は、上記ホスト側が転送した上記第2状態信号、つまり、上記電源管理モジュールによって上記ホスト側に送信されてから、上記ホスト側によって上記タッチスクリーンに転送された、上記第2状態信号を、受信する。
【0091】
上記の第2受信モジュール81が受信した上記第1状態信号は、電源管理側がハードウェア割り込みの方法によってタッチスクリーンに直接的に送信した第1状態情報であってもよい。第2受信サブモジュール91が受信した上記第1状態信号は、電源管理側がソフトウェア命令の方法によってホスト側に送信してから、ホスト側がタッチスクリーンに転送した、第1状態信号であってもよい。
【0092】
上記の実施例によると、電源管理モジュールは、ハードウェア割り込み方法或いはソフトウェア命令の方法によって、第2状態信号をタッチスクリーンに送信する。このようにして、第1端末のパーソナライズ設計要求を満たした上で、タッチスクリーンのポイント報告の処理効率を改善した。
【0093】
図10は、本発明の例示的なもう一つの実施例に係るタッチスクリーンのポイント報告を処理するための装置を示すブロック図である。上記実施例は、前記の
図8または
図9に示した実施例を基として、第2設定モジュール82は、第2設定サブモジュール101を備えてもよい。
【0094】
ここで、第2設定サブモジュール101は、上記第2状態信号に基づいて対応する第2スキャン頻度を設定する。
【0095】
図11は、本発明の例示的なもう一つの実施例に係るタッチスクリーンのポイント報告を処理するための装置を示すブロック図である。上記実施例は、前記の
図10に示した実施例を基として、第2処理モジュール83は、第2処理サブモジュール111を備えてもよい。
【0096】
ここで、第2処理サブモジュール111は、上記第2感度閾値及び上記第2スキャン頻度に基づいてタッチスクリーンのポイント報告に対して処理を行う。
【0097】
上記の実施例によると、第2状態信号を受信した後、対応する第2感度閾値及び第2スキャン頻度を設定し、第2感度閾値及び第2スキャン頻度に基づいてタッチスクリーンのポイント報告に対して処理を行うことにより、処理後のポイント報告情報が誤りポイント報告の頻度を低くして、誤りポイント報告によってユーザに邪魔を与えることを防止して、ユーザ体験を改善した。
【0098】
本発明は、
図4に対応して、タッチスクリーンのポイント報告を処理するためのもう一種の装置をさらに提供する。上記装置は、第1端末のタッチスクリーンに利用される。
【0099】
上記装置は、
プロセッサと、
上記プロセッサが実行可能な命令を記憶するためのメモリと
を備え、
上記プロセッサは、
第1端末の電源管理モジュールによって第1端末の充電ポートが接続状態にあることが検出されると、上記電源管理モジュールが送信した上記第1端末の充電ポートが接続状態にあることを示すための第1状態信号を受信し、
上記第1状態信号に基づいて対応する第1感度閾値を設定し、
上記第1感度閾値に基づいてタッチスクリーンのポイント報告に対して処理を行って、処理後の上記ポイント報告情報を第1端末のホスト側に送信する
ように構成される。
【0100】
上記の実施例の装置について、その各モジュールが実行する操作の具体的な形態は既に当該方法に関する実施例において詳細に説明したため、ここでは詳細に説明しない。
【0101】
装置実施例は、基本的に方法実施例に対応するため、関連部分については、方法実施例の対応する部分を参照すればよい。上記装置実施例は例示的なものに過ぎない。上記独立の部材としてのモジュールは、物理的に独立するものであってもよいし、そうでないものであってもよく、モジュールとしての部材は、物理的なモジュールであってもよいし、そうでないものであってもよく、1つの位置にあってもよいし、複数のネットワークモジュールに分布していてもよい。本発明の技術案の目的を実現するために、必要に応じて上記モジュールの一部又は全部を選択することができる。これは、当業者が創造的労働をせずに理解して実施できることである。
【0102】
図12は、本発明の例示的な一つの実施例に係るタッチスクリーンのポイント報告を処理するための装置1200の構成を示すブロック図である。例えば、装置1200は、携帯電話、コンピュータ、デジタル放送端末、メッセージ送受信デバイス、ゲームコンソール、タブレットデバイス、医療機器、フィットネス機器、パーソナルデジタルアシスタント等であってもよい。
【0103】
図12を参照して、装置1200は、プロセスアセンブリ1202、メモリ1204、電源アセンブリ1206、マルチメディアアセンブリ1208、オーディオアセンブリ1210、入出力(I/O)インターフェイス1212、センサアセンブリ1214、及び通信アセンブリ1216のような一つ以上のアセンブリを含んでよい。
【0104】
プロセスアセンブリ1202は、一般的には装置1200の全体の動作を制御するものであり、例えば、表示、電話呼び出し、データ通信、カメラ動作、及び記録動作と関連する動作を制御する。プロセスアセンブリ1202は、一つ以上のプロセッサ1220を含み、これらによって命令を実行することにより、上記の方法の全部、或は一部のステップを実現するようにしてもよい。なお、プロセスアセンブリ1202は、一つ以上のモジュールを含み、これらによってプロセスアセンブリ1202と他のアセンブリの間のインタラクションを容易にするようにしてもよい。例えば、プロセスアセンブリ1202は、マルチメディアモジュールを含み、これらによってマルチメディアアセンブリ1208とプロセスアセンブリ1202の間のインタラクションを容易にするようにしてもよい。
【0105】
メモリ1204は、各種類のデータを記憶することにより装置1200の動作を支援するように構成される。これらのデータの例は、装置1200において動作するいずれのアプリケーションプログラム又は方法の命令、連絡対象データ、電話帳データ、メッセージ、画像、ビデオ等を含む。メモリ1204は、いずれの種類の揮発性メモリ、不揮発性メモリ、記憶デバイスまたはそれらの組み合わせによって実現されてもよく、例えば、SRAM(StaticRandomAccessMemory)、EEPROM(Electrically Erasable Programmable Read−Only Memory)、EPROM(Erasable Programmable Read Only Memory)、PROM( Programmable ROM)、ROM(Read Only Member)、磁気メモリ、フラッシュメモリ、磁気ディスク、或いは光ディスクである。
【0106】
電源アセンブリ1206は、装置1200の多様なアセンブリに電力を供給する。電源アセンブリ1206は、電源管理システム、一つ以上の電源、並びに、装置1200のための電力の生成、管理及び割り当てに関連付けられている他のアセンブリを含んでもよい。
【0107】
マルチメディアアセンブリ1208は、装置1200とユーザの間に一つの出力インターフェイスを提供するスクリーンを含む。上記の実施例において、スクリーンは液晶モニター(LCD)とタッチパネル(TP)を含んでもよい。スクリーンがタッチパネルを含むことにより、スクリーンはタッチスクリーンを実現することができ、ユーザからの入力信号を受信することができる。タッチパネルは一つ以上のタッチセンサを含んでおり、タッチ、スワイプ、及びタッチパネル上のジェスチャを検出することができる。前記タッチセンサは、タッチ、或はスワイプの動作の境界だけでなく、前記のタッチ、或はスワイプ操作に係る継続時間及び圧力も検出できる。上記の実施例において、マルチメディアアセンブリ1208は、一つのフロントカメラ、及び/又はリアカメラを含む。装置1200が、例えば撮影モード、或はビデオモード等の動作モードにある場合、フロントカメラ及び/又はリアカメラは、外部からマルチメディアデータを受信できる。フロントカメラとリアカメラのそれぞれは、一つの固定型の光レンズ系、或は可変焦点距離と光学ズーム機能を有するものであってもよい。
【0108】
オーディオアセンブリ1210は、オーディオ信号を入出力するように構成されてもよい。例えば、オーディオアセンブリ1210は、一つのマイク(MIC)を含み、装置1200が、例えば呼出しモード、記録モード、及び音声認識モード等の動作モードにある場合、マイクは外部のオーディオ信号を受信することができる。受信されたオーディオ信号は、さらにメモリ1204に記憶されたり、通信アセンブリ1216を介して送信されたりする。上記の実施例において、オーディオアセンブリ1210は、オーディオ信号を出力するための一つのスピーカーをさらに含む。
【0109】
I/Oインターフェイス1212は、プロセスアセンブリ1202と周辺インターフェイスモジュールの間にインターフェイスを提供するものであり、上記周辺インターフェイスモジュールは、キーボード、クリックホイール、ボタン等であってもよい。これらのボタンは、ホームボタン、ボリュームボタン、作動ボタン、ロッキングボタンを含んでもよいが、これらに限定されない。
【0110】
センサアセンブリ1214は、装置1200に各種の状態に対する評価を提供するための一つ以上のセンサを含む。例えば、センサアセンブリ1214は、装置1200のON/OFF状態、装置1200のディスプレイとキーパッドのようなアセンブリの相対的な位置決めを検出できる。また、例えば、センサアセンブリ1214は、装置1200或は装置1200の一つのアセンブリの位置変更、ユーザと装置1200とが接触しているか否か、装置1200の方位又は加速/減速、装置1200の温度の変化を検出できる。センサアセンブリ1214は、何れの物理的接触がない状態にて付近の物体の存在を検出するための近接センサを含んでもよい。センサアセンブリ1214は、撮影アプリケーションに適用するため、CMOS又はCCD画像センサのような光センサを含んでもよい。上記の実施例において、当該センサアセンブリ1214は、加速度センサ、ジャイロスコープセンサ、磁気センサ、圧力センサ、及び温度センサをさらに含んでもよい。
【0111】
通信アセンブリ1216は、装置1200と他の機器の間に有線又は利便性のよい形態の通信を提供する。装置1200は、例えばWiFi(登録商標)、2G、3G、或はこれらの組み合わせのような、通信規格に基づいた無線ネットワークに接続されてもよい。一つの例示的な実施例において、通信アセンブリ1216は、放送チャンネルを介して外部の放送管理システムからの放送信号、又は放送に関連する情報を受信する。一つの例示的な実施例において、前記通信アセンブリ1216は、近距離無線通信(NFC)モジュールをさらに含むことにより、近距離通信を可能にする。例えば、NFCモジュールは、RFID(Radio Frequency IDentification)技術、IrDA(Infrared Data Association)技術、UWB(Ultra Wide Band)技術、BT(Bluetooth(登録商標))技術、他の技術に基づいて実現できる。
【0112】
例示的な実施例において、装置1200は、一つ以上のASIC(ApplicationSpecific Integrated Circuit)、DSP(Digital Signal Processor)、DSPD(Digital Signal Processing Device)、PLD(Programmable Logic Device)、FPGA(Field−Programmable Gate Array)、コントローラ、マイクロコントローラ、マイクロプロセッサ、または他の電子部品によって実現されるものであり、上記方法を実行する。
【0113】
例示的な実施例において、さらに、命令を含むコンピュータ読取り可能な非一時的な記録媒体、例えば命令を含むメモリ1204を提供しており、装置1200のプロセッサ1220により上記命令を実行して上記方法を実現する。例えば、前記コンピュータ読取り可能な非一時的な記録媒体は、ROM、RAM、CD-ROM、磁気テープ、フロッピーディスク(登録商標)、光データ記憶デバイス等である。
【0114】
当業者は、明細書を検討して本発明を実施した後、本発明の他の実施例を容易に考え出すことができる。本願は、本発明のいずれの変形、用途、又は適応的な変更をカバーすることを意図しており、これらの変形、用途、又は適応的な変更は、本発明の一般的な原理に従い、また、本発明は公開していない当該技術分野の公知の知識又は通常の技術手段を含む。明細書と実施例はただ例示として考慮され、本発明の本当の範囲と趣旨は以下の特許請求の範囲に記載される。
【0115】
本発明は上に記述され、また図面で示した厳密な構成に限定されず、その範囲を逸脱しない限り多様な置換えと変更を行うことができると、理解されるべきである。本発明の範囲は添付の特許請求の範囲のみにより限定される。
【0116】
本願は、出願番号がCN201510834182.7であって、出願日が2015年11月25日である中国特許出願に基づいて優先権を主張し、当該中国特許出願のすべての内容を援用する。