【国等の委託研究の成果に係る記載事項】(出願人による申告)平成26年度、独立行政法人化学技術振興機構、SIP(戦略的イノベーション創造プログラム)、産業技術力強化法第19条の適用を受ける特許出願
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
【発明を実施するための形態】
【0011】
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
【0012】
図1は、実施の形態に係る水素ジェネレータ兼用発電システム10の概略構成を示す図である。
【0013】
水素ジェネレータ兼用発電システム10は、発電と同時に水素の生成を行う装置である。水素ジェネレータ兼用発電システム10は、電解質膜20、アノード30およびカソード40を有するセル12を備える。
【0014】
電解質膜20は、250℃より高く450℃以下の温度範囲でプロトン伝導性を有する。具体的には、電解質膜20は、リン元素を含む化合物、またはバリウムを含むペロブスカイト型の化合物を有する。リン元素を含む化合物としては、リン酸、リン酸二水素セシウム(CsH
2PO
4)、リン酸ドープポリベンゾズイミダゾール、ポリリン酸アンモニウム、リン酸スズなどが挙げられる。また、バリウムを含むペロブスカイト型の化合物としては、イットリウム添加バリウムジルコネート(BaZr
0.8Y
0.3O
3)、プラセオジウムやイットリウム添加バリウムジルコネート(BaZr
xY
(1−x)O
3、BaPr
xY
(1−x)O
3)、バリウムセレート(BaCeO
3)などが挙げられる。バリウムを含むペロブスカイト型の化合物は高いプロトン伝導性を持つが、二酸化炭素による炭酸塩の生成によってプロトン伝導性が低下する。このため、バリウムを含むペロブスカイト型の化合物を含む電解質膜を、都市ガスやLPGを改質した水素を含有する改質ガスを供給する燃料電池に用いた場合、改質ガス中に20%程度含有する二酸化炭素によって性能が著しく低下し、電解質として用いることができない。バリウムを含むペロブスカイト型化合物を電解質に用いる水素ジェネレータ兼用発電システムの場合には、二酸化炭素の濃度が1%以下になる有機ハイドライドを用いることが必要であり、望ましくは二酸化炭素濃度が500ppm以下である。二酸化炭素の濃度が1%以下になることで、炭酸塩の生成速度を十分に遅くすることができ、性能低下を大幅に抑制することができる。500ppm以下にすることで、性能低下を検知できないレベルまで抑制することができる。
【0015】
アノード30は、電解質膜20の一方の面に設けられている。アノード30には、発電に必要な量に対して過剰な量の有機ハイドライドが供給される。
図1に示すように、アノード30に供給される有機ハイドライドは、熱交換器60を経由することにより、アノード30から排出されるオフガスの熱により加温され、気化または気化しやすくされることが好ましい。アノード30に供給され、250℃より高く450℃以下の温度範囲で利用できる有機ハイドライドとして、メチルシクロヘキサン(MCH)、シクロヘキサン、ジメチルシクロヘキサン、エチルシクロヘキサン、デカリン、メチルデカリン、ジメチルデカリン、エチルデカリン等が挙げられる。なお、以下の説明では、有機ハイドライドの代表例としてMCHを取り上げる。
【0016】
通常の燃料電池発電においても水素利用率((理論的に必要な水素量)/(供給した水素量)×100)は70〜95%であり理論的に必要な水素量以上を燃料電池に投入することが多い。発電に必要な量に対して過剰な量とは、有機ハイドライドから脱水素によって生成した水素に対する水素利用率が通常の水素利用率(70〜95%)未満になる量であり、これによりオフガスから水素ガスを含む混合ガスを大量に取り出すことができ、水素ジェネレータ兼用発電システムとなる。水素ジェネレータ兼用発電システムでは、燃料電池の水素利用率5%以上60%以下であることが望ましい。水素利用率が60%より大きい場合、脱水素反応による吸熱量が小さくなり、燃料電池の排熱効率を下げるもしくは強制的に燃料電池の出力を低下させる必要がある。一方で、5%未満になった場合、脱水素に必要な熱量が燃料電池の排熱量を超えてしまい、燃料電池での熱量だけではシステムの熱自立が困難になる。
【0017】
アノード30は、脱水素触媒を有する。脱水素触媒としては、白金などの貴金属が使用される。当該貴金属は、導電性を有する担体に担持されてもよい。当該担体としては、Nb、Sbなどの不純物をドープしたTiO
2やSnO
2、酸素欠損を持つTiO
2−x、SnO
2−xなどの導電性酸化物が挙げられる。これらの導電性酸化物は貴金属触媒の担体となるため、100m
2/g以上の表面積を有することが望ましい。100m
2/g未満の場合、表面積の減少によって貴金属間の距離が短くなり、貴金属の凝集が促進され有効表面積の減少が起こる。
【0018】
ただし、アノード30のうち、電解質膜20から遠い側、言い換えると、上記有機ハイドライドが供給される側では、担体が必ずしも電子伝導性を有する必要はなく、より脱水素に特化した(より脱水素活性が高く、脱水素後の化合物による反応阻害を受けにくい)触媒として、白金が絶縁性酸化物に担持されたものを用いることができる。担体となる絶縁性酸化物としては、100m
2/g以上の表面積を有するAl
2O
3やTiO
2などが挙げられ、これらの担体は導電性酸化物に比べ安価であるためセルのコストダウンをすることができる。さらに、これらの担体は有機ハイドライドや脱水素後の化合物中で安定に反応を進める役割を示し、Al
2O
3に比べて、TiO
2の方が貴金属触媒の失活が少ないことが分かっている。一方、アノード30のうち、電解質膜20に近い側には、白金ブラック(担体なし)や白金/上述した導電性酸化物(導電性を有する担体)を用いられる。
【0019】
また、アノード30のうち、電解質膜20から遠い側において、白金とレニウムを絶縁性酸化物に担持させてもよく、この場合に(レニウム質量)/(白金質量)が0.75以下であることが好ましく、0.2〜0.6がより好ましい。
【0020】
アノード30にMCHが供給される場合には、脱水素触媒の働きにより以下の反応が進行する。
MCH→6H
++6e
−+トルエン
上記の反応により生じたプロトンの一部は、電解質膜20を通過してカソード40に到達し、発電に寄与する。また、発電に使用されない過剰なプロトンは、次式にしたがい水素となる。
2H
++2e
−→H
2
電極触媒は電子を移動させることが必須であり、白金やパラジウムなどの貴金属微粒子もしくはこれらの触媒を導電性の担体に担持した触媒が利用できる。導電性の担体として、黒鉛化カーボンブラック、Nb、Sbなどの不純物をドープしたTiO
2やSnO
2、酸素欠損を持つTiO
2−x、SnO
2−xなどの導電性酸化物を使用することができる。なお、有機ハイドライドの脱水素反応は、反応温度の低下とともに転化率が低下し、250℃以下では60%以上の有機ハイドライドが脱水素されずに発電部から排出される。これにより、有機ハイドライドの利用率が著しく低下する。
【0021】
一方で、450℃より高い温度では、MCHの熱分解により、以下の炭素析出反応が優勢となる。
MCH→7C+7H
2
上記の反応により脱水素触媒上に炭素が析出した場合には、脱水素触媒や電極触媒が炭素に覆われ、活性面が減少することや析出した炭素によって電極構造が破壊されることで発電や脱水素の性能が著しく低下する。
【0022】
以上のことから、有機ハイドライドの脱水素反応温度は250℃より高く450℃以下の温度範囲とすることが望ましく、さらに望ましくは、300℃以上400℃以下である。300℃以上400℃以下の温度領域にすることで、脱水素反応を円滑に進めつつ、炭素析出を十分に抑制することができる。
【0023】
以上のように、アノード30では、有機ハイドライドの脱水素化が進行し、得られたプロトンの一部が発電に寄与し、余剰のプロトンが水素の生成に用いられる。
【0024】
アノード30で生成したトルエン(有機ハイドライドの脱水素により得られる芳香族化合物)、水素ガスを含む混合ガス(オフガス)は、後述する水素分離部50に送られる。
【0025】
カソード40は、電解質膜20の他方の面に設けられている。カソード40には、空気などの酸化剤が供給される。カソード40は、電解質膜20の材料に応じて選択される。電解質膜20にバリウムを含むペロブスカイト型の化合物が用いられる場合には、白金などの貴金属系触媒の他、アルカリ土類金属を含むペロブスカイト型の化合物を用いることができ、セルのコストダウンが可能となる。アルカリ土類金属を含むペロブスカイト型の化合物としては、LaCoFeO
3、La
xSr
(1−x)Co
yFe
(1−y)O
3、La
xSr
(1−x)MnO
3、LaNi
xFe
(1−x)O
3、Ba
xSr
(1−x)Co
yFe
(1−y)O
3、Pr
xSr
(1−x)MnO
3、Nd
xSr
(1−x)MnO
3、La
xCa
(1−x)CrO
3などが挙げられる。また、電解質膜20にリン元素を含む化合物が用いられる場合には、電解質膜20が強酸であるため、白金などの貴金属系触媒が好適である。
【0026】
カソード40では上述した触媒の下、電解質膜20を透過したプロトンと酸化剤とが以下式に従って反応する。
1/2O
2+2H
++2e
−→H
2O
【0027】
過電圧によってカソード40で生成する熱の一部は、電解質膜20を介してアノード30に伝導し、アノード30における有機ハイドライドの脱水素反応に伴う吸熱が、カソード40における発電に伴う発熱で補われる。これにより、熱供給装置を別途設置する必要がなく従来型のシステムに比べ、コンパクト化、低コスト化が可能となる。
【0028】
水素分離部50は、アノード30から排出されるオフガスから水素ガスを分離する。水素分離部50には、パラジウム膜、シリカ膜やゼオライト膜などの水素分離膜によりオフガスから水素を分離する方法や、オフガスに含まれる水素ガス以外の気相成分を冷却もしくは圧力増加によって液化し、水素ガスを液相から分離する方法もしくはこれらの方法の組合せによる水素分離が適用されうる。水素分離手法によって、水素中の有機ハイドライドや有機ハイドライドが脱水素した後の化合物の濃度を1%以下にすることが望ましい。
有機ハイドライドや有機ハイドライドが脱水素した後の化合物の濃度を1%以下にすることで、水素を利用する固体高分子形燃料電池の電圧低下を大幅に抑制することができる。さらに、有機ハイドライドや有機ハイドライドが脱水素した後の化合物の濃度を2ppm以下にすることで、水素を利用する固体高分子形燃料電池への影響をほぼなくすことができる。
【0029】
なお、上述したように、有機ハイドライドの脱水素反応は、250℃以下ではほとんど進行しない。また、セル12の温度が450℃を超えると、有機ハイドライドのコーキングが生じやすくなる。このため、セル12の作動温度は250℃より高く450℃以下の温度範囲が好適であり、電解質膜20がプロトン伝導性を呈する温度範囲もこの範囲に合わせられている。
【実施例】
【0030】
以下、本発明の実施例を説明するが、これら実施例は、本発明を好適に説明するための例示に過ぎず、なんら本発明を限定するものではない。
【0031】
(実施例1)
BZY(イットリウム添加ジルコン酸バリウム)薄膜を電解質に用いた燃料電池の作製法および評価法を以下に示す。
化学両論量のBaCO
3、ZrO
2、Y
2O
3をエタノール湿式遊星ボールミルで粉砕混合(400rpm、24h)し、加熱乾燥して得た粉末を1400℃、12hで仮焼し、得られた粉末を遊星ボールミルで粉砕をした。
BaCO
3+0.8ZrO
2+0.1Y
2O
3→BaZr
0.8Y
0.2O
2.9+CO
2↑
ここで得た粉末はΦ25のダイスで一軸形成してペレット体に成型し、1600℃、24hで焼結した。得られたペレットは表面を研磨して組成不均一な領域を削り落としてXRDを測定し、PLD(パルスレーザー析出法)用ターゲットとした。
【0032】
続いて、PLD法によって酸素圧p(O
2)=1.0Pa、ホルダー設定温度T=700℃(基板表面温度:500℃)の条件で、Pd薄膜(TDC社研磨ニラコ製)上にBZYを成膜した。PLD条件は、発振源:YAG、出力:約200mW、堆積時間:90分、基板―ターゲット距離:40mmである。対極としてφ8のAuもしくは白金薄膜を簡易スパッタ装置で蒸着した。また、紙やすりでの研磨や超音波洗浄、スパッタ等で基板表面を加工した。得られたセルの断面像を
図2に示す。
【0033】
MCH型BZY薄膜SOFCを作動試験では、アノード側に窒素をキャリアガスとしたメチルシクロヘキサン(MCH/N
2)、カソードに加湿空気を供給しセル温度400℃にて発電試験を行った。その結果を
図3に示す。開回路電圧472mV、最大電流量162mA、最大出力27.1mWとなった。iR降下補正を行った場合、最大出力は、27.3mWであった。
【0034】
(実施例2)
リン酸水素セシウム電解質を用いた燃料電池の作製法および評価法を以下に示す。
超純水でCs
2CO
3(和光純薬工業、含有量95−102%)水溶液を調製してからH3PO
4(和光純薬工業、85.00%)を化学量論量滴下して加え、120℃で一晩静置し、得られたCsH
2PO
4粉末のXRDパターンを測定した。
Cs
2CO
3+2H
3PO
4→ 2CsH
2PO
4+CO
2↑+H
2O↑
【0035】
次にSiO
2(東ソー・シリカ製、AZ−200、親水性)と希釈したH
3PO
4を混合し、200℃で3時間、100℃で24時間熱処理し、メノウ乳鉢で粉砕してからXRDパターンを測定した。続いて、122℃で24時間、700℃で3時間仮焼を行いH
3PO
4の除去とSiP
2O
7の合成を行った。得られた固体をメノウ乳鉢で粉砕・混合し、XRD測定によって以下の反応式が進行していることを確認した。
SiO
2+2H
3PO
4→SiP
2O
7+3H
2O↑
合成したCsH
2PO
4とSiP
2O
7をモル比1:2となるように秤量し、遊星ボールミルで24時間400rpmのエタノール湿式粉砕・混合を行った。
得られた混合物を100℃、2hで乾燥させて粉末とし、φ6の白金/C塗布カーボンペーパー(1.0mg−白金/cm
2、FEPはっ水処理加工済、ケミックス社製)が両面に付いたφ13のペレットになるよう一軸加圧成形した。このペレットを220℃で3時間焼成し、100℃で1時間乾燥させてMEAとした。また、電解質のみで同様の処理を行ったサンプルのXRD測定から以下の反応式が進行していることを確認した。
2CsH
2PO
4+SiP
2O
7+3H
2O→2CsH
5(PO
4)
2+SiO
2
【0036】
MCH型リン酸水素セシウム膜燃料電池の発電試験は、アノード側に窒素をキャリアガスとしたメチルシクロヘキサン(MCH/N
2)、カソードに加湿空気を供給し、セル温度270℃にて発電試験を行った。その結果を
図4に示す。開回路電圧576mV、最大電流量6.4mA/cm
2、最大出力0.89mW/cm
2となった。iR降下補正を行った場合、最大出力は、1.4mW/cm
2であった。
【0037】
(実施例3)
実施例2のセルに加え、1質量%白金担持アルミナ粒子を小さい白金メッシュの袋の中に約100mg詰めて白金メッシュを溶着させて封止しアノード側に設置した実施例3のセルでMCHの脱水素反応を行った。これにより下記の脱水素反応が起こって反応性の高い水素が生成し、出力性能が向上すると考えられる。このような構成で作製したセルの温度270℃におけるI−V特性を
図5に示す。開回路電圧877mV、最大電流量11.2mA/cm
2、最大出力2.1mW/cm
2となった。iR降下補正を行った場合、最大出力は、2.9mW/cm
2であった。
MCH→トルエン+3H
2
【0038】
(実施例4)
実施例3の白金担持アルミナ粒子のアルミナ粒子の代わりにチタニア粒子を使用したセルを実施例4とした。
【0039】
図6、7に反応温度350℃において、MCHのみ、MCHにトルエンを混合したガスでMCHの脱水素反応を試験した時の実施例3、実施例4のセルの転化率をそれぞれ示す。転化率の測定は、液空間速度(LHSV)35h
−1、反応温度350℃、触媒量50mgMCH分圧0.2気圧、TL分圧0.2気圧の条件下で行われた。転化率の分析には、四重極質量分析計を用いた。1質量%白金/Al
2O
3は、MCHのみでは1質量%白金/TiO
2よりも高い転化率を示すものの、トルエンが混入することで著しく転化率が低下し、2.3時間後にはほぼ触媒性能が失活した。これに対し、1質量%白金/TiO
2はトルエン混入しても転化率がほとんど変化せず、3時間以上にわたり初期の転化率を維持した。以上のことから、白金担持チタニア粒子は、白金担持アルミナ粒子に比べ、トルエンが共存する雰囲気下でのMCHの脱水素効率の低下を抑制することができ、内部改質型の触媒として好適であることが分かる。これらの特性は、他の有機ハイドライドと脱水素後の化合物に対して有効である。
【0040】
(白金−レニウム添加)
さらに触媒活性の向上を目的として、白金へのレニウム添加の検討を行った。作製した白金−レニウムのXRD測定結果を
図8に示す。
図9は、白金−レニウム担持チタニア粒子の脱水素反応を試験したときの白金−レニウム担持チタニア粒子に対するレニウムの割合とMCHの転化率との関係を示すグラフである。転化率の測定は、液空間速度(LHSV)35h
−1、反応温度350℃、触媒量50mgMCH分圧0.2気圧、TL分圧0.2気圧の条件下で行われた。転化率の分析には、四重極質量分析計を用いた。白金−レニウム担持チタニア粒子に対して、白金を1質量%に固定し、レニウムの割合を0〜1質量%まで変化させたとき、レニウムの質量割合が0.75質量%以下のときに白金単味よりも高い活性を得ることができた。すなわち、レニウム/白金が0.75以下の時に白金単味よりも高い活性を得ることができた。さらに、レニウムの割合が0.2〜0.6質量%(レニウム/白金=0.2〜0.6)のときに活性の向上が顕著であり、0.4質量%(レニウム/白金=0.4)が最も好ましい。これらの触媒をアノード側に設置して燃料ガスの内部改質を行うことで、MCHの脱水素反応が進行しやすくなり、さらに高い電池性能を得ることができる。
【0041】
以上説明した水素ジェネレータ兼用発電システム10によれば、1つのセルで有機ハイドライドの脱水素と発電とが進行し、セルのアノード30における有機ハイドライドの脱水素反応による吸熱が、当該セルの発電に伴う発熱によって補われる。このため、有機ハイドライドの脱水素に伴う吸熱を補うための熱供給装置を別途設置する必要がなく、簡便な構成にて水素の生成と発電を行うことができる。