(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、特許文献1に記載の様なマッサージ機は、マッサージ手段を背凭れ部の側部に収納することが可能であるが、進退させる機構が大がかりになってしまうという問題がある。
また、身体(例えば、胸部)を前側(又は上側)から施療する場合、マッサージ手段を前方へ突出させる必要があるが、マッサージ手段を前方へ突出させた状態で梱包すると梱包のサイズが大きくなってしまうという問題がある。
本発明においては、上記問題点に鑑み、身体の前側から施療を可能としつつも、簡単な構造で、梱包サイズを小さくできるマッサージ機を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明は、身体支持部と、前記身体支持部に立設された側壁と、を有し、前記側壁には、使用状態において先端が前記側壁よりも突出したマッサージ部が設けられ、前記マッサージ部は、エアセルと、ベース部を有し、前記ベース部の内側に、使用状態において先端が前記側壁よりも突出した前記エアセルを有し、
前記エアセルは、前記側壁を反力受けとして膨張収縮し、前記マッサージ部の先端の位置を前記身体支持部側へ位置変更させる位置変更手段を有し、前記位置変更手段は、
前記側壁に対して前記マッサージ部を回動可能に保持し、前記マッサージ部を前記側壁側へ付勢する付勢手段を有し、前記位置変更手段により、前記マッサージ部を使用してマッサージを行う使用状態と、前記マッサージ部の先端の位置が前記側壁の先端よりも前記身体支持部側へ位置する梱包状態と、を切替可能であることを特徴とする。
このような構成とすることで、本発明においては、マッサージ部の先端の位置を身体支持部側へ位置変更させることが可能なので、身体を前側から押圧するためにマッサージ部を突出して設置したとしても、梱包サイズを小さくすることが可能である。また、マッサージ部のみ位置変更させるので、簡単な構造で実施できる。
また、前記位置変更手段は、前記マッサージ部を回動可能に保持している。
このような構成とすることで、位置変更手段を回動可能とすることで、マッサージ部が身体支持部側へ回動し、マッサージ部の先端の位置を位置変更することが可能となる。
また、前記位置変更手段は、前記マッサージ部を側壁側へ付勢している。
このような構成とすることで、位置変更手段により、身体支持部側へ位置変更したマッサージ部を、側壁側へ付勢することで、マッサージ部が施療を行う位置に復帰することが可能となる。
【0006】
また、前記位置変更手段は、前記マッサージ部を出退可能に保持している。
このような構成とすることで、位置変更手段により、出退可能とすることで、マッサージ部が身体支持部側へ、マッサージ部の先端の位置を位置変更することが可能となる。
【0009】
また、前記位置変更手段は、ロック機構を有しており、前記ロック機構は、前記マッサージ部の位置を維持できる。
このような構成とすることで、位置変更手段によって変更されたマッサージ部の位置を維持することが可能となる。
【0010】
また、前記マッサージ機は、背凭れ部と、座部と、フットレストと、肘掛け部と、を有しており、前記背凭れ部と、前記座部と、前記フットレストと、前記肘掛け部には、夫々身体支持部が設けられており、少なくとも前記背凭れ部の身体支持部に前記マッサージ部が設けられる。
このような構成とすることで、背凭れ部、座部、フットレスト、肘掛け部には、それぞれ身体支持部が設けられており、身体支持部のある箇所にマッサージ部が設けられている。
【0011】
また、前記マッサージ機は、前記座部に対して、背凭れ部を起倒させるリクライニング機構を有しており、前記マッサージ機は、背凭れ部を倒した状態で梱包され、梱包された前記背凭れ部のマッサージ部は、マッサージ部の先端の位置を身体支持部側へ位置変更させた状態となる。
このような構成とすることで、通常であれば、背凭れ部からマッサージ部が突出しているため、梱包サイズがマッサージ部の高さだけ大きくなってしまうが、本発明においては、マッサージ部の先端の位置を身体支持部側へ位置変更させることが可能なので、梱包サイズを小さくすることが可能であり、コンテナに梱包状態の製品を多くのせることが可能となる。
【発明の効果】
【0012】
本発明においては、マッサージ部の先端の位置が前方へ突出しているので、身体を前方からマッサージすることが可能であり、マッサージ部の先端位置が身体支持部側へ位置変更させることで、梱包サイズを小さくすることが可能であり、コンテナに梱包状態の製品を多くのせることが可能となる。
【発明を実施するための形態】
【0014】
図1と
図2は、本発明のマッサージ機1を採用した椅子型マッサージ機9を示している。
図2は、
図1の椅子型マッサージ機9を簡略化し、一部の縫製を取り除いた図である。
なお、以下の説明で用いる方向の概念は、起立状態にある椅子型マッサージ機9に着座した被施療者から見たときの方向の概念と一致するものとし、左手側が「左」であり、右手側が「右」であり、頭部側が「上」であり、腰部側が「下」であり、被施療者の顔側が「前」であり、被施療者の後頭部側が「後」であり、その他の場合は適宜説明するものとする。
図1と
図2の椅子型マッサージ機9は、被施療者の背中を支持する背凭れ部2と、被施療者が着座する座部3と、脹脛と足を支持するフットレスト4と、手や腕を支持する肘掛け部5と、頭部を支持する枕6が設けられている。
図1の椅子型マッサージ機9は、背凭れ部2と、座部3と、フットレスト4と、肘掛け部5と、枕6に、夫々マッサージ機1を有している。
図2の椅子型マッサージ機9は、背凭れ部2と、座部3と、フットレスト4と、肘掛け部5と、枕6に夫々設けたマッサージ機1を構成する身体支持部10と、側壁11と、マッサージ部12が図示されている。
【0015】
また、
図2に示す椅子型マッサージ機9のマッサージ部12には、後述するエアセル15が設けられており、背凭れ部2の側方に設けられたマッサージ部12のエアセル15は、身体の肩から上腕を側方又は前方から押圧できるようになっている。
また座部3の側方に設けられたマッサージ部12は、被施療者の大腿部の長手方向に長いエアセル15であり、大腿部の長手方向に長いエアセルを設けることで、大腿部の側部の大部分を一つのマッサージ部12でマッサージすることが可能となる。また、長手方向に長いエアセルとしているが、分割されていてもよく、大腿部の側部の長手方向に複数枚並べられていてもよい。
また、フットレスト4のマッサージ部12のエアセル15は、脚の長手方向にあわせて複数枚設けられている。このように設置することで、脚部から足先に亘ってマッサージすることが可能となる。
また、肘掛け部5のマッサージ部12のエアセル15は、前腕の側部に設けられており、前腕の側部をマッサージ部12でマッサージすることが可能となっている。また、手部は、コ字状部分に挿入され、エアセル15によってマッサージされる様になっている。
また、枕6のマッサージ部12のエアセル15は、被施療者の首の側部に設けられており、首の側部をマッサージすることが可能である。
【0016】
図3は、本発明の実施形態に係る椅子型マッサージ機9のブロック図を示すものである。
前記椅子型マッサージ機9は、制御部60を有している。
図3に示す制御部60は、機械式の施療機構20とリクライニング機構30と昇降機構33とエアポンプ35を制御している。前記エアポンプ35が送気する圧縮空気は、電磁弁36を介してマッサージ用エアセル15へ送られる。
前記椅子型マッサージ機9の前記背凭れ部2の内部には、機械式の施療機構20を設けてもよい。
また、椅子型マッサージ機9は、背凭れ部2を座部3に対して起倒させるリクライニング機構30を有しており、リクライニング機構30は、リクライニング用モータ31を有しており、リクライニング用モータ31の駆動によって、背凭れ部2を起倒させる。リクライニング用モータ31は、単に背凭れ部2のみを起倒するものであってもよいし、背凭れ部2の起倒とフットレスト4の回動を同時に行うものであってもよい。背凭れ部2とフットレスト4を連動させる場合は、背凭れ部2の倒伏に合わせて、フットレスト4が上昇回動し、背凭れ部2の起立に合わせて、フットレスト4が下降するように連動させるとよい。
また、椅子型マッサージ機9は、フットレスト4を座部3に対して昇降させる昇降機構33を有していてもよい。昇降機構33は、昇降モータ34を有しており、昇降モータ34の駆動によって、フットレスト4を昇降させる。この様に背凭れ部2のリクライニングとフットレスト4の昇降により、椅子型マッサージ機9の背凭れ部2の角度とフットレスト4の角度を使用者の好みに合う様に変更することが可能である。
【0017】
図4,
図5,
図6,
図7は、本発明の実施の形態に係るマッサージ機1を示している。
図4と
図5に示すマッサージ機1は、身体支持部10と、側壁11と、マッサージ部12と、を有している。
図6と
図7に示すマッサージ機1は、側壁11と、マッサージ部12を図示している。
図4と
図6は、マッサージ部12の先端12aが、側壁11の先端よりも突出した状態を示す図である。
図5と
図7は、マッサージ部12の先端12aが、身体支持部10側へ移動した状態を示す図である。
図4と
図5のマッサージ機1の外周部の破線は、仮想の梱包箱27を示している。
図4の仮想の梱包箱27は、マッサージ部12が側壁11に沿って、立上った状態(使用状態)で梱包箱27に梱包されている。
図5の仮想の梱包箱27は、マッサージ部12の先端12aが身体支持部10側へ移動した状態(梱包状態)で梱包箱27に梱包されている。
また、
図4,
図5,
図6,
図7には、位置変更手段13が示されている。
図4,
図5の位置変更手段13は、左右にそれぞれが設けられており、左右で異なる内部構造を示している。
図4,
図5の様に、左右で異なる構造を採用してもよいし、同一の構造としてもよいし、組合せて採用してもよい。
【0018】
前記身体支持部10は、被施療者の身体を直接支えるものであり、クッション材や布で構成されている。前記身体支持部10は、背凭れ部2、座部3、フットレスト4、肘掛け部5、枕6に設けられている。
背凭れ部2の身体支持部10は、被施療者の頭部から腰を支持し、座部3の身体支持部10は、被施療者の臀部から大腿部を支持し、フットレスト4の身体支持部10は、被施療者の脹脛から足先までを支持し、肘掛け部5の身体支持部10は、肘から手先までを支持し、枕6の身体支持部10は、頭部から首までを支持する。
【0019】
前記側壁11は、前記身体支持部10の一方の端部に立設されていてもよいし、前記身体支持部10の両端部に立設されていてもよい。またフットレスト4の様に、身体支持部10の両端部と中央に設けられていてもよく、身体の側部に位置するものであればよい。
前記側壁11が、前記身体支持部10の一方の端部のみに立設されている場合は、マッサージ機1の形状はL字型となり、前記側壁11が、前記身体支持部10の両端部に立設されている場合は、マッサージ機1の形状は、凹状となり、フットレスト4の様に、両端部と中央に設けられている場合は、マッサージ機1の形状は凹部が左右に並んだ山型となる。
前記側壁11は、マッサージ部12が被施療者に施療を行う際に、マッサージ部12の反力を受け止める部分である。
前記側壁11は、身体支持部10へまっすぐ立設するだけでなく、角度をつけてハノ字状に設けてもよく、左右一対の両側壁11の先端を接近させる方向や、離間させる方向であってもよく、マッサージ機1が設置される場所によって、適宜角度をつけて設けてもよい。例えば、側壁11の角度の付け方が、身体を覆うような角度の付け方、つまり両側壁11の先端を接近させるような角度の付け方では、マッサージ部による施療を強く感じることが可能であるし、側壁11の角度の付け方が身体から離れるような角度の付け方、つまり、両側壁11の先端が離間するような角度の付け方では、身体をマッサージ機1に載置しやすくなる。
【0020】
背凭れ部2に設けられた側壁11は、被施療者の肩又は上腕の側部に沿う様に設置されている。
座部2に設けられた側壁11は、被施療者の大腿部の側部に沿う様に設けられており、座部2の長手方向に亘って設けられている。
また、座部2の側壁11は、肘掛け部5の側面を側壁11としてもよく、肘掛け部4の側面を側壁11とすることで、座部2の身体支持部10を広く設けることができる。
フットレスト4は、左右の脚を施療する必要があるので、マッサージ機1が2つ並ぶ形状となる。フットレスト4に設けられた側壁11は、脚と足の側部に沿う様に設けられており、膝付近から足先の長手方向に亘って設けられている。
また、マッサージ機1が2つ並ぶ形状であるため、脹脛の内側に沿う様に設けられた側壁11は、左右のマッサージ機1で共用としてもよい。
また、フットレスト4は、脚部ユニットと足部ユニットで分割される場合がある。このような場合には、脚部ユニットの側壁11は、脹脛の側部に沿う様に設けられ、膝付近から足首付近の長手方向に側壁11が設けられる。足部ユニットの側壁11は、足首から足先の側部に沿う様に設けられ、足首付近から足先付近の長手方向に側壁11が設けられる。
肘掛け部5は、身体支持部10と側壁11によって、L字型となっている。肘掛け部5の側壁11は、被施療者の小指側の方向に立設され、被施療者の手部と前腕の側部に沿う様に設けられており、手部から肘の長手方向に設けられている。
また、肘掛け部5の側壁11は、左側の肘掛け部5の側壁11の先端と右側の肘掛け部5の側壁11の先端とが接近する方向に角度をつけてもよい。このように角度をつけることで、より効果的に腕を施療することが可能となる。
枕6の側壁11は、被施療者の首に沿う様に設置されており、被施療者の首の長手方向に亘って設けられている。
また、枕6の側壁11は、凹状となっており、首が入りやすいように、左右の側壁11の先端が離間する方向に角度がつけられている。
【0021】
また、前記マッサージ機1のマッサージ部12は、ベース部16と、エアセル15と、マッサージ部12を身体支持部10側へ位置変更させる位置変更手段13を有している。
前記エアセル15は、座部3の下方に設けられたエアポンプ35と電磁弁36によって、エアーを供給,排気されるようになっている。
また、前記エアセル15は、それぞれ独立して膨張収縮できるようになっていてもよいし、同時に膨張収縮させてもよい。
【0022】
図4,
図5,
図6,
図7に示す様に、マッサージ部12のベース部16は、第1ベース16aと、第2ベース16bで構成されており、前記位置変更手段13である回動機構13aによって、前記第2ベース16bに対して前記第1ベース16aを回動させることが可能となっている。
回動機構13aはヒンジになっており、第1ベース16aを側壁11に沿わす様に付勢する弾性体17と、第1ベース16aのロック機構14を有している。
また、
図4,
図5に示す左側の回動機構13aには弾性体17が示されており、右側の回動機構13aにはロック機構14が示されている。
また、
図4のロック機構14は、ロックが解除されている状態を示している。
また、
図5のロック機構14は、ロックされている状態を示している。
【0023】
また、
図6,
図7は、マッサージ部12の第1ベース16aは、エアセル15を取り付けるための取付部18と、前記第1ベース16aの端部に設けられた第1回動軸保持部21とを有している。
第2ベース16bは、側壁11にベース部16を固定するための固定部であり、前記第2ベース16bの端部に設けられた第2回動軸保持部22とを有している。
また、第1ベース部16aの第1回動軸保持部21と第2ベース16bの第2回動軸保持部22には、回動軸23を挿入する穴(図示せず)を有しており、前記穴(図示せず)に回動軸23を挿入することで、第1ベース16aを第2ベース16bに対して、回動可能としている。
また、回動機構13aは、第1ベース16aを側壁11側へ付勢するバネ17を有しており、第1ベース部16aが身体支持部10側へ回動した場合に、第1ベース部16aを側壁11に沿う様に復帰させることが可能となっている。
この様に、前記回動機構13aは、マッサージ部12の先端12aが側壁11の先端よりも突出した状態と、マッサージ部12の先端12aを身体支持部10側へ移動させ、前記側壁11の先端と同じ位置か、側壁11の先端よりも身体支持部10側へ移動させることが可能である。
【0024】
また、第2ベース16bは、側壁11の先端から身体支持部10までの間の中間部分に固定されることが好ましい。
第2ベース16bを側壁11の中間部分に固定することで、第1ベース16aに設けられたエアセル15の膨張方向が、被施療者に対してより前側になりやすい。
また、第2ベース16bを身体支持部10に近い位置で第2ベース16bを側壁11に固定すると、エアセル15は、被施療者に対して横側から施療するようになる。
また、第2ベース16bを側壁11の先端に近い位置で第2ベース16bを側壁11に固定すると、側壁11がエアセル15の反力を受けることができないので、施療感が弱くなってしまうが、被施療者をより前側から施療することが可能となる。
【0025】
また、第1ベース16aに設けられるエアセル15は、エアセル15の厚み方向に重合させてもよいし、エアセル15を身体長手方向にあわせた長いエアセル15を設置してもよいし、身体長手方向にあわせて複数枚のエアセル15を設置してもよい。
また、
図6と
図7に示すマッサージ部12は、大きなエアセルの中央部に小さなエアセルを重合しており、被施療者に接触するのは、大きなエアセルとなっている。
エアセル15は膨張すると、エアセル15の中央部が最も膨らむので、大きなエアセルの中央部に小さなエアセルを設置することで、大きなエアセルを効果的に被施療者に接触させてマッサージすることが可能となる。
図6と
図7では、大きなエアセルと小さなエアセルが重なっていることを図示しているが、同じ大きさのエアセルを重合させるものであってもよい。
【0026】
また、
図4,
図5,
図6,
図7には、位置変更手段13である回動機構13aのロック機構14が図示されている。
前記回動機構13aのロック機構14は、前記マッサージ部12を位置変更した状態で、固定することが可能である。
図4のロック機構14は、ロックが解除された状態を示しており、身体支持部10と側壁11の間を自由に回動できる状態である。
また
図5のロック機構14は、マッサージ部12の角度がロックされた状態である。
図4,
図5のロック機構14は、ラチェット機構であり、前記第2ベース16bに歯止め部25が設けられており、前記第1ベース16aに歯車24が設けられており、歯車24の歯に、前記歯止め部25が当接することによって、歯車24が逆戻りしないため、マッサージ部12を位置変更した状態で固定することが可能となっている。
このため、
図5に示す姿勢でマッサージ部12を固定するだけでなく、身体支持部10と側壁11の間で自由に回動角度を固定することも可能である。
また、マッサージ部12の回動角度の固定を解除する場合は、歯止め部25を歯車24の歯から離間させると固定が解除される。
【0027】
また、
図6と
図7には、位置変更手段13であるスライド機構13bが図示されている。
図6は、マッサージ機1のマッサージ部12の先端12aが、側壁11の先端よりも前進した状態を示す図である。
図7は、マッサージ機1のマッサージ部12の先端12aが、側壁11の先端よりも後退した状態を示す図である。
このように、位置変更手段13は、マッサージ部12を前進、後退させるスライド機構13bであってもよい。スライド機構13bは、側壁11とマッサージ部12にそれぞれスライドレール26が設ける構成となっている。
このような構成とすることで、マッサージ部12を簡単に前後し、出退可能となる。
そして、マッサージ部12を回動機構13aによって回動させなくても、スライド機構13bで後退させることで、マッサージ機1を梱包した際に、梱包サイズを小さくすることが可能となる。
【0028】
また、前記回動機構13aとスライド機構13bを同時に設けることも可能である。
このような構成とすることで、施療の際に、スライド機構13bを操作して、操作した位置によって身体の横方向又は上方から押圧するかを選択できるし、前記回動機構13aのロック機構14によって、マッサージ部12の回動角度を固定してマッサージすることも可能である。
このように、被施療者の好むような角度、位置でマッサージすることが可能となる。
【0029】
図8と
図9と
図10は、マッサージ部12を示す図である。
図8は、角度調整機構13cを示す図である。また、身体支持部10と側壁11は、破線にしている。
図9は、マッサージ部12を角度調整した図である。複数のマッサージ部12を示しているが、一点鎖線のマッサージ部12については、図番を省略している。
図10も、角度調整機構13cを示す図である。角度調整機構13cの回動軸41や回動規制部43が確認しやすいように、マッサージ部12を身体支持部10側へ回動させている。
図8,
図9,
図10に示すマッサージ機1のマッサージ部12は、身体支持部10と、身体支持部10に立設された側壁11と、を有し、側壁11には、先端が側壁11よりも突出したマッサージ部12が設けられ、マッサージ部12はマッサージ部12の先端12aの先端の位置を身体支持部10側へ位置変更させる位置変更手段13である角度調整機構13cが図示されている。マッサージ部12のベース部16は、第1ベース16aと、第2ベース16bで構成されており、角度調整機構13cによって、マッサージ部12を身体支持部10側へ回動させることが可能となっている。
角度調整機構13cは、前記第2ベース16bと側壁11との間に設けられており、第2ベース部16bは、角度調整機構13cを介して側壁11に設けられる。つまり、マッサージ部12は、側壁11に角度調整機構13cを介して取り付けられる。
また、角度調整機構13cは、身体支持部10の幅方向と同じ方向に回動軸41を有している。言い換えれば、側壁11の厚み方向に回動軸41を有している。この様に幅方向の回動軸41を中心にマッサージ部12が回動し、マッサージ部12の先端12aが身体支持部10側へ移動することとなる。また、回動機構13aは身体支持部10の幅方向に直交する回動軸23を有しており、幅方向に直交する回動軸23を中心にマッサージ部12が回動し、マッサージ部12の先端12aが身体支持部10へ回動することが可能である。
この様に、角度調整機構13cは、前記マッサージ部12を身体支持部10側へ回動させることが可能であり、
図9に示す様に、前記側壁11の先端よりもマッサージ部12の先端12aを身体支持部10側へ接近させることが可能となっているため、マッサージ機1のサイズをコンパクトにすることが可能であり、梱包サイズを小さくすることができる。
【0030】
前記角度調整機構13cは、取付板42と、回動軸41と、回動規制部43を有している。前記取付板42には、回動軸41を設けるための穴(図示せず)と、回動規制部43を設けるための穴が設けられている。また、第2ベース16bも取付板42と同様に穴が設けられている。取付板42の回動規制部43を設けるための穴は、長穴44となっている。この長穴44にも軸45が設けられており、前記軸45は、ボルトになっており、ナットで固定される。前記取付板42と第2ベース16bは、前記回動軸41と前記軸45によって、一体化される。また、回動軸41の周りに前記軸45が配置され、前記回動軸41を中心にマッサージ部12が回動し、前記長穴44に設けられた前記軸45は、長穴44の範囲内でマッサージ部12の移動を許容する。
また、前記第2ベース16bと取付板42の間には、皿バネ46が設けられている。この皿バネ46は、前記軸45上に設けられており、取付板42側と第2ベース16b側に夫々設けられている。このような状態で、前記軸45のナットを締め込むことで、皿バネ46が圧縮された状態となり、皿バネ46と皿バネ46の圧によって、角度調整した姿勢で、マッサージ部12を保持することが可能となる。
このように角度調整を可能とすることでマッサージ部12の角度を被施療者が好む角度にすることが可能となる。
また、前述の回動機構13aやスライド機構13bに代えて角度調整機構13cを設けることも可能であるし、回動機構13aとスライド機構13bと角度調整機構13cを同時に設けることも可能である。
【0031】
図11と
図12は、椅子型マッサージ機9が梱包された梱包状態を示す図である。
図11と
図12の椅子型マッサージ機9は、仮想の梱包箱27に覆われている図である。
図11と
図12の椅子型マッサージ機9は、同じリクライニング姿勢をとっており、この状態で梱包される。梱包状態は、背凭れ部2が倒れ、フットレスト4が垂下した状態である。
図11の椅子型マッサージ機9の仮想の梱包箱27は破線で示されており、
図12の椅子型マッサージ機9の仮想の梱包箱27は、一点鎖線で示されており、
図12には、
図11の梱包箱27も同時に示している。
図11の梱包状態の椅子型マッサージ機9のマッサージ機1は、マッサージ部12の先端12aをマッサージ機1の身体支持部10側へ移動させておらず、
図12の梱包状態の椅子型マッサージ機9のマッサージ機1は、マッサージ部12の先端12aをマッサージ機1の身体支持部10側へ移動させている。
図11の椅子型マッサージ機9は梱包状態において、一番高くなる位置が背凭れ部2の側部に設けられた側壁11のマッサージ部12の先端12aとなっている。
これに対して、
図12の椅子型マッサージ機9は梱包状態において、一番高くなる位置が背凭れ部2の側部に設けられた側壁11の先端となっている。
図11の様な状態で梱包された場合、椅子型マッサージ機9は、マッサージ部12の先端12aが側壁11に沿って立上った状態となったままなので、マッサージ部12の先端12aの位置によって、梱包サイズが大きくなってしまうが、
図12の様に、マッサージ部12の先端12aを身体支持部10側へ移動させた場合は、梱包サイズを小さくすることができる。
【0032】
図13と
図14に示す椅子型マッサージ機9には、前記背凭れ部2と、前記座部3と、前記フットレスト4と、前記肘掛け部5と、前記枕6が設けられている。
図13と
図14は、椅子型マッサージ機9は、同じリクライニング姿勢をとっており、背凭れ部2が倒れ、フットレスト4が垂下した状態となっている。
また、
図13と
図14の椅子型マッサージ機9は仮想の梱包箱27に覆われている。
図13の椅子型マッサージ機9の梱包箱27は破線で示されており、
図14の椅子型マッサージ機9の梱包箱27は、一点鎖線で示されており、
図14には、
図13の梱包箱27も同時に示している。
図13の梱包状態の椅子型マッサージ機9は、マッサージ部12の先端12aをマッサージ機1の身体支持部10側へ移動させておらず、
図14の梱包状態の椅子型マッサージ機9のマッサージ機1は、マッサージ部12の先端12aをマッサージ機1の身体支持部10側へ移動させている。
図13の椅子型マッサージ機9は、梱包箱27に覆われた状態で、一番高くなる位置が肘掛け部5のマッサージ部12の先端12aとなっている。
これに対して、
図14の椅子型マッサージ機9は、梱包箱27に覆われた状態で、一番高くなる位置が肘掛け部5の先端となっている。
図13の様な状態で梱包された場合、椅子型マッサージ機9は、マッサージ部12の先端12aが立上った状態となったままなので、マッサージ部12の先端12aの位置によって、梱包サイズが大きくなってしまうが、
図14の様に、マッサージ部12の先端12aを身体支持部10側へ移動させた場合は、梱包サイズを小さくすることができる。