特許第6493823号(P6493823)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B1)
(11)【特許番号】6493823
(24)【登録日】2019年3月15日
(45)【発行日】2019年4月3日
(54)【発明の名称】捜索要請システム、及び要請受信装置
(51)【国際特許分類】
   G08B 25/04 20060101AFI20190325BHJP
【FI】
   G08B25/04 K
【請求項の数】2
【全頁数】9
(21)【出願番号】特願2018-543253(P2018-543253)
(86)(22)【出願日】2018年3月27日
(86)【国際出願番号】JP2018012458
【審査請求日】2018年8月15日
【早期審査対象出願】
(73)【特許権者】
【識別番号】000211307
【氏名又は名称】中国電力株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】110002734
【氏名又は名称】特許業務法人藤本パートナーズ
(72)【発明者】
【氏名】岡田 武
(72)【発明者】
【氏名】長岡 鉄也
【審査官】 吉村 伊佐雄
(56)【参考文献】
【文献】 特開平03−117225(JP,A)
【文献】 国際公開第2016/142967(WO,A1)
【文献】 特開2016−092689(JP,A)
【文献】 特開2001−216586(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G06F19/00
G06Q10/00−10/10
30/00−30/08
50/00−50/20
50/26−99/00
G08B19/00−31/00
H04B7/24−7/26
H04W4/00−99/00
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
捜索対象に装着する要請発信装置であって、捜索対象とされていることを示す捜索信号を受信したときに、自身の捜索を要請するための要請信号を発信するように構成される要請発信装置と、
前記要請発信装置が発信した前記要請信号を受信可能な1つ以上の要請受信装置と、
該要請受信装置に接続される報知装置であって、前記要請受信装置が前記要請信号を受信したときに該要請信号の発信元の要請発信装置を捜索するための情報を知らせる報知装置と、を備え
前記要請受信装置を複数備え、
前記報知装置は、前記複数の要請受信装置のそれぞれに対して個別に設けられ、
前記要請受信装置は、前記要請発信装置から受信した前記要請信号を、別の要請受信装置に伝送する要請信号伝送手段を有するように構成され、
前記報知装置は、接続されている前記要請受信装置が別の前記要請受信装置の前記要請信号伝送手段から伝送された要請信号を受信したときにも該要請信号の発信元の要請発信装置を捜索するための情報を知らせるように構成される、
捜索要請システム。
【請求項2】
探索対象に装着され且つ捜索の対象とされていることを示す捜索信号を受信した要請発信装置が発信した捜索を要請するための要請信号を受信する要請受信手段と、
該要請受信手段が要請信号を受信したときに、前記要請信号を発信した前記要請発信装置を探索するための情報を知らせる報知装置に対して前記要請信号の発信元の要請発信装置を捜索するための情報を送信する捜索情報送信手段と
前記要請受信手段で受信した前記要請信号を、別の要請受信装置に伝送する要請信号伝送手段とを有し、
別の前記要請受信装置の前記要請信号伝送手段から前記要請信号が伝送されたときにも、前記捜索情報送信手段が該要請信号の発信元の要請発信装置を捜索するための情報を前記報知装置に知らせるように構成される、
要請受信装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、人や物品等(以下、捜索対象と称する)の捜索を要請するための捜索要請システム、及び該捜索要請システムを構成するための要請受信装置に関する。
【背景技術】
【0002】
かかる捜索要請システムとして、例えば特許文献1に示されているような、探索要請を受けて人等の移動体を探索する移動体探索装置と、移動体が所有する移動端末と、探索者(探索を協力する探索協力者)が所有する探索協力者側端末装置とを備えるシステムが知られている。
【0003】
移動体探索装置は、探索対象とする移動体が所有している移動端末の位置情報を検出する移動端末位置情報検出手段と、探索協力者の位置に関する情報を記憶している探索協力者位置情報記憶手段と、移動端末位置情報検出手段で検出した移動端末の位置情報と探索協力者位置情報記憶手段で記憶している探索協力者の位置情報とに基づいて移動端末に最も近い探索協力者側端末装置を抽出する探索協力者情報抽出手段とを有する。
【0004】
上記構成のシステムでは、移動体探索装置が探索協力者情報抽出手段によって移動端末(すなわち、探索対象である移動体)に最も近い探索協力者に関する情報が抽出されるため、探索依頼者は、該探索協力者に関する情報を基にして探索協力者に探索協力を要請することができるようになっている。
【0005】
ところで、上記従来のシステムの移動体探索装置は、移動端末位置情報検出手段で移動端末の位置情報を検出した後に、探索協力者情報抽出手段が該位置情報を利用して移動端末に最も近い探索協力者側端末装置(探索協力者)に関する情報を抽出するように構成されているため、探索対象の位置を検出してから探索協力者を抽出するまでの間にタイムラグが生じることがある。
【0006】
この場合、探索依頼者が探索協力者に関する情報を得る頃には、探索対象が探索協力者情報抽出手段で抽出した探索協力者から既に離れてしまっていることがある。そのため、上記従来のシステムでは、探索協力者に探索協力を要請しても探索対象を直ちに発見できないことがあった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
【特許文献1】日本国特開平2003−296893号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
そこで、本発明は、かかる実情に鑑み、捜索対象の最寄りの人に捜索を要請し易くすることができる捜索要請システム、該捜索要請システムを構成する要請受信装置を提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明の捜索要請システムは、
捜索対象に装着する要請発信装置であって、捜索対象とされていることを示す捜索信号を受信したときに、自身の捜索を要請するための要請信号を発信するように構成される要請発信装置と、
前記要請発信装置が発信した前記要請信号を受信可能な1つ以上の要請受信装置と、
該要請受信装置に接続される報知装置であって、前記要請受信装置が前記要請信号を受信したときに該要請信号の発信元の要請発信装置を捜索するための情報を知らせる報知装置と、を備え
前記要請受信装置を複数備え、
前記報知装置は、前記複数の要請受信装置のそれぞれに対して個別に設けられ、
前記要請受信装置は、前記要請発信装置から受信した前記要請信号を、別の要請受信装置に伝送する要請信号伝送手段を有するように構成され、
前記報知装置は、接続されている前記要請受信装置が別の前記要請受信装置の前記要請信号伝送手段から伝送された要請信号を受信したときにも該要請信号の発信元の要請発信装置を捜索するための情報を知らせるように構成される
【0012】
本発明の要請受信装置は、
探索対象に装着され且つ捜索の対象とされていることを示す捜索信号を受信した要請発信装置が発信した捜索を要請するための要請信号を受信する要請受信手段と、
該要請受信手段が要請信号を受信したときに、前記要請信号を発信した前記要請発信装置を探索するための情報を知らせる報知装置に対して前記要請信号の発信元の要請発信装置を捜索するための情報を送信する捜索情報送信手段と
前記要請受信手段で受信した前記要請信号を、別の要請受信装置に伝送する要請信号伝送手段とを有し、
別の前記要請受信装置の前記要請信号伝送手段から前記要請信号が伝送されたときにも、前記捜索情報送信手段が該要請信号の発信元の要請発信装置を捜索するための情報を前記報知装置に知らせるように構成される
【図面の簡単な説明】
【0013】
図1図1は、本発明の一実施形態に係る捜索要請システムの概要図である。
図2図2は、同実施形態に係る捜索要請システムの機能ブロック図である。
図3図3は、管理装置の装置管理情報のデータ構造の説明図である。
図4図4は、同実施形態に係る捜索要請システムのシーケンス図である。
【発明を実施するための形態】
【0014】
以下、本発明の一実施形態に係る捜索要請システムについて、添付図面を参照しつつ説明する。なお、捜索要請システムは、人や物品等の捜索対象の捜索を要請するように構成されており、本実施形態では、人(例えば、行方不明者や、迷子、徘徊者等)を捜索対象としている。
【0015】
捜索要請システム1は、図1に示すように、捜索依頼者が所有する捜索依頼者端末2と、捜索依頼者端末2からの捜索依頼を受け付けて捜索を開始する管理装置3と、捜索対象に装着する要請発信装置4と、捜索対象を捜索する捜索エリア内で互いに離れた位置に設置されている複数の要請受信装置5と、要請受信装置5に接続された報知装置6と、を備えている。
【0016】
捜索依頼者端末2は、図2に示すように、捜索依頼として、捜索対象を捜索する旨を示す捜索依頼情報を管理装置3に送信する捜索依頼手段20を備えている。本実施形態において、捜索対象とは、要請発信装置4を所持している(身に付けている)人のことである。
【0017】
捜索依頼手段は、捜索対象に装着している要請発信装置4を示す情報を捜索依頼情報に含めて送信するように構成されていればよい。
【0018】
捜索依頼者端末2は、例えば、パソコンやスマートフォン等のような、情報を記憶するための記憶装置と、外部の機器と通信するための通信装置と、情報の処理や、構成要素(記憶装置や、通信装置等)の制御を行うための制御装置とを備えるコンピュータで構成されていればよい。
【0019】
管理装置3は、捜索依頼者端末2から捜索依頼情報を受信する受付手段30と、該受付手段30が受信した捜索依頼情報が示す要請発信装置4に捜索対象としている旨を示す捜索信号を送信する捜索信号送信手段31と、を備えている。
【0020】
また、管理装置3は、図3に示すように、要請発信装置4に関する情報(装置管理情報)32を有する。
【0021】
装置管理情報32には、要請発信装置4の固有の情報が管理用識別情報320として含まれている。そして、管理用識別情報320には、要請発信装置4を装着している捜索対象の特徴を表すプロフィール情報321が関連付けられている。
【0022】
プロフィール情報321には、捜索対象の特徴を示す情報(すなわち、捜索対象を割り出すことができる情報)が設定されている。本実施形態では、捜索対象が人であるため、プロフィール情報321には、要請発信装置4の所有者の氏名や年齢等の個人情報や、身長、体重、服装等の外見的特徴を示す情報が設定されていればよい。
【0023】
捜索信号送信手段31は、捜索依頼者端末2から捜索依頼情報を受信した際に、捜索対象に対して捜索の対象とされていることを示す捜索信号を送信する。なお、捜索信号送信手段31は、捜索依頼情報が示す要請発信装置4と合致する管理用識別情報320と、該管理用識別情報320に関連付けられているプロフィール情報321とを含む捜索信号を構成する受付処理を実行するように構成されている。
【0024】
管理装置3は、例えば、パソコン等のように、情報を記憶するための記憶装置と、外部の機器と通信するための通信装置と、情報の処理や、構成要素(記憶装置や、通信装置等)の制御を行うための制御装置とを備えるコンピュータで構成されていればよい。
【0025】
要請発信装置4は、図2に示すように、管理装置3から捜索信号を受信する捜索信号受信手段40と、該捜索信号受信手段40が捜索信号を受信したときに、自身の捜索を要請するための要請信号を発信する要請信号発信手段41と、を備えている。
【0026】
要請信号発信手段41は、最も近い要請受信装置5に要請信号を送信するように構成されていてもよいし、所定のエリア内に要請信号を発信するように構成されていてもよい。なお、要請信号発信手段41が所定のエリア内に要請信号を発信するように構成されている場合は、所定のエリア内に存在する複数の要請受信装置5のそれぞれに対して要請信号が送信されることになる。
【0027】
要請発信装置4は、情報を記憶するための記憶装置と、外部の機器と通信するための通信装置と、情報の処理や、構成要素(記憶装置や、通信装置等)の制御を行うための制御装置とを備えていればよく、例えば、スマートフォンや、タブレット、タグ等の携帯電子機器で構成されていればよい。
【0028】
また、要請発信装置4は、捜索対象者が持ち歩くものであってもよいし、捜索対象者の身体に取り付けるものであってもよい。
【0029】
要請受信装置5は、上述のように、捜索対象を捜索するエリア内で互いに離れた位置に設置されているため、要請発信装置4が捜索エリア内に入ると、該要請発信装置4の周囲には、複数の要請受信装置5が設置されている状況になる。
【0030】
要請受信装置5は、要請発信装置4から要請信号を受信する要請信号受信手段50と、 該要請信号受信手段50が要請信号を受信した際に、要請信号の発信元となる要請発信装置4(すなわち、捜索対象とされている要請発信装置4)に関する捜索情報を送信する捜索情報送信手段51と、要請信号受信手段50で受信した要請信号を別の要請受信装置5に伝送するための要請信号伝送手段52と、を備えている。
【0031】
捜索情報送信手段51は、要請信号受信手段50が受信した要請信号に含まれているプロフィール情報321に基づいて捜索情報を作成するように構成されている。
【0032】
要請信号伝送手段52は、伝送路上における最寄りの要請受信装置5に要請信号を伝送するように構成されていればよい。なお、要請受信装置5から別の要請受信装置5へと要請信号を伝える回数は、捜索エリアの広さ等に応じて適宜設定すればよい。
【0033】
なお、要請受信装置5は、例えば、スマートメーターで構成されていればよい。
【0034】
報知装置6は、要請受信装置5(捜索情報送信手段51)が送信した捜索情報を受信する捜索情報受信手段60と、該捜索情報受信手段60が捜索情報を受信したときに、捜索の対象とされている要請発信装置4に関する情報を知らせる報知手段61と、を備えている。
【0035】
報知手段61は、捜索情報受信手段60が受信した捜索情報に基づいて要請発信装置4に関する情報を知らせる。
【0036】
報知装置6は、例えば、外部の機器と通信を行う通信装置と、通信装置を介して受信した情報を出力する出力装置とを備えるように構成されていればよい。また、要請発信装置4に関する情報は、出力装置を通じて周囲の人に知らせるように構成されていればよい。なお、報知装置6は、例えば、スマートメーターに接続されたHEMS(Home Energy Management System)で構成されていればよい。
【0037】
本実施形態に係る捜索要請システム1の構成は、以上の通りである。続いて、捜索要請システム1の動作について、添付図面を参照しつつ説明を行うこととする。
【0038】
捜索要請システム1では、図4に示すように、捜索依頼者が捜索依頼者端末2を介して管理装置3に捜索依頼情報を送信する(S1)。
【0039】
管理装置3は、捜索依頼情報を受信すると(S2)、受付処理を実行し、捜索依頼情報が示す要請発信装置4の管理用識別情報320と、該管理用識別情報320に関連付けられているプロフィール情報321とを含む捜索信号を構成する。そして、捜索信号送信手段31が、かかる捜索信号を要請発信装置4(管理用識別情報320が示す要請発信装置4)に送信する(S3)。
【0040】
要請発信装置4は、捜索信号受信手段40で捜索信号を受信すると(S4)、要請信号発信手段41により要請信号を周囲に発信する(S5)。
【0041】
要請受信装置5は、要請発信装置4から発信された要請信号を要請信号受信手段50で受信すると(S6)、捜索情報送信手段51により、捜索情報を報知装置6に送信する(S7)。
【0042】
報知装置6は、捜索情報受信手段60で捜索情報を受信すると(S8)、報知手段61が該捜索情報に基づいて捜索の対象とされている要請発信装置4に関する情報を知らせる(S9)。
【0043】
このようにして、捜索対象付近の人に、該捜索対象を捜索するための情報を知らせることができる。
【0044】
以上のように、本実施形態に係る捜索要請システムによれば、捜索対象に装着する要請発信装置4が、捜索信号を受信した際に捜索を要請するための要請信号を自ら発信するように構成されているため、要請発信装置4が発信した要請信号を要請受信装置5で直ちに受信することができ、さらに、報知装置6によって、該要請信号の発信元となる要請発信装置4を捜索するための情報を知らせることができる。
【0045】
このように、捜索要請システムは、要請発信装置4が要請信号を発信したとき、すなわち、捜索を要請したときに、該要請発信装置4(捜索対象)を捜索するための情報をすぐに付近の人に知らせることができる。
【0046】
また、要請受信装置5は、要請発信装置4から受信した要請信号を、別の要請受信装置5に伝送する要請信号伝送手段52を有するように構成されていているため、要請発信装置4から要請信号を受信した要請受信装置5から、別の要請受信装置5へと要請信号を伝送するとともに、各要請受信装置5に対して設けられている報知手段61で要請発信装置4(捜索対象)を捜索するための情報を知らせることができるため、捜索を要請する範囲を広げることができる。
【0047】
そして、本実施形態に係る要請発信装置4によれば、捜索対象とされていることを示す捜索信号を受信したときに、捜索を要請するための要請信号を報知装置6に接続されている要請受信装置5に対して自ら発信するように構成されているため、捜索の要請を付近の人にすぐに知らせることができる。
【0048】
また、本実施形態に係る要請受信装置5によれば、要請受信手段が捜索信号を受信した要請発信装置4が自ら発信した要請信号を受信したときに、捜索情報送信手段51が報知装置6に対して要請信号の発信元の要請発信装置4を捜索するための情報を送信するため、要請発信装置4(捜索対象)の捜索の要請を付近の人にすぐに知らせることができる。
【0049】
以上のように、本実施形態に係る捜索要請システム、及び該捜索要請システムを構成する要請発信装置4、要請受信装置5によれば、捜索対象の最寄りの人に捜索を要請し易くすることができるという優れた効果を奏し得る。
【0050】
なお、本発明の探索要請システムは、上記一実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々変更を行うことは勿論である。
【0051】
上記実施形態では、捜索対象を人としていたが、例えば、捜索対象は、ペット等の動物や、自転車や車等の物品であってもよい。すなわち、要請発信装置4は、人以外の動物や、物品に装着するように構成されていれてもよい。
【0052】
上記実施形態において、特に言及しなかったが、報知装置6は、捜索対象を発見した旨を捜索依頼者端末2に知らせる、発見通知手段を有するように構成されていてもよい。この発見通知手段は、例えば、捜索対象を発見した旨を示す発見情報を入力可能であり、入力された発見情報を捜索依頼者端末2に送信するように構成されていればよい。なお、発見通知手段は、要請受信装置5及び管理装置3を通じて発見情報を捜索依頼者端末2に送信するように構成されていてもよいし、捜索依頼者端末2に直接的に発見情報を送信するように構成されていてもよい。
【符号の説明】
【0053】
1…捜索要請システム、2…捜索依頼者端末、3…管理装置、4…要請発信装置、5…要請受信装置、6…報知装置、30…受付手段、31…捜索信号送信手段、40…捜索信号受信手段、41…要請信号発信手段、50…要請信号受信手段、51…捜索情報送信手段、52…要請信号伝送手段、60…捜索情報受信手段、61…報知手段、320…管理用識別情報、321…プロフィール情報
【要約】
捜索対象に装着する要請発信装置であって、捜索対象とされていることを示す捜索信号を受信したときに、自身の捜索を要請するための要請信号を発信するように構成される要請発信装置と、前記要請発信装置が発信した前記要請信号を受信可能な1つ以上の要請受信装置と、該要請受信装置に接続される報知装置であって、前記要請受信装置が前記要請信号を受信したときに該要請信号の発信元の要請発信装置を捜索するための情報を知らせる報知装置と、を備える。
図1
図2
図3
図4