特許第6494789号(P6494789)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6494789
(24)【登録日】2019年3月15日
(45)【発行日】2019年4月3日
(54)【発明の名称】固定構造及びこれを用いた雲台
(51)【国際特許分類】
   G06F 1/16 20060101AFI20190325BHJP
   G03B 17/56 20060101ALI20190325BHJP
   H04N 5/222 20060101ALI20190325BHJP
   H04N 5/225 20060101ALI20190325BHJP
   G11B 33/02 20060101ALI20190325BHJP
【FI】
   G06F1/16 312W
   G03B17/56 B
   H04N5/222 100
   H04N5/225 100
   G11B33/02 301F
   G11B33/02 503W
【請求項の数】22
【全頁数】20
(21)【出願番号】特願2017-550802(P2017-550802)
(86)(22)【出願日】2015年3月31日
(65)【公表番号】特表2018-512673(P2018-512673A)
(43)【公表日】2018年5月17日
(86)【国際出願番号】CN2015075596
(87)【国際公開番号】WO2016154927
(87)【国際公開日】20161006
【審査請求日】2017年9月28日
(73)【特許権者】
【識別番号】517003761
【氏名又は名称】エスゼット ディージェイアイ オスモ テクノロジー カンパニー リミテッド
【氏名又は名称原語表記】SZ DJI Osmo Technology Co., Ltd.
(74)【代理人】
【識別番号】110002262
【氏名又は名称】TRY国際特許業務法人
(72)【発明者】
【氏名】曽 昆
(72)【発明者】
【氏名】潘 大虎
(72)【発明者】
【氏名】▲やん▼ 奇龍
【審査官】 佐賀野 秀一
(56)【参考文献】
【文献】 米国特許出願公開第2007/0235625(US,A1)
【文献】 特開平11−134063(JP,A)
【文献】 米国特許出願公開第2008/0304227(US,A1)
【文献】 特開2008−042277(JP,A)
【文献】 特開2011−065637(JP,A)
【文献】 特開2007−317202(JP,A)
【文献】 特開2004−146260(JP,A)
【文献】 特開2014−075643(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G06F 1/16 − 1/18
G11B 33/00 −33/08
G11B 33/12 −33/14
H04N 5/222− 5/257
G03B 17/56 −17/58
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
ハードディスクを固定するための固定構造であって、
前記固定構造は、
前記ハードディスクを載置するためのサポートユニットを含み、前記ハードディスクを予め設定される摺動方向に沿って摺動させるようにガイドすることに用いられるガイド部材が設けられている支持部材と、
前記支持部材上に設けられるロックアセンブリと、を備え、
前記ロックアセンブリは、
前記支持部材上に可動に設けられ、かつ前記ガイド部材の延びる方向と交差する第一方向に沿って移動することにより、前記ハードディスクと互いに係合又は互いに離隔可能である係止部材と、
前記係止部材上に可動に接続され、かつ第二方向に沿って移動可能である押圧部材と、を含み、
前記係止部材は、係止部と、前記係止部に接続される合わせ部とを含み、
前記押圧部材は、前記合わせ部を可動に貫通するガイド部を含み、
前記押圧部材は外力により、前記第二方向に沿って移動して、前記ガイド部が前記第二方向に沿って移動することで、前記係止部を前記第一方向に沿って移動させるように前記合わせ部を駆動することにより、前記係止部を前記ハードディスクと互いに係合又は互いに離隔させる
ことを特徴とする固定構造。
【請求項2】
前記第一方向は前記予め設定される摺動方向に垂直であり、前記第二方向は前記予め設定される摺動方向に平行となる
ことを特徴とする請求項1に記載の固定構造。
【請求項3】
前記支持部材は基板であり、前記ガイド部材は前記基板上に設けられるガイド板である
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の固定構造。
【請求項4】
前記ガイド部材の数は2つであり、かつ対向して間隔をおいて前記基板上に設けられることにより、前記ハードディスクを挟持するための挟持空間が形成され、前記係止部材は前記ガイド板の一端に設けられる
ことを特徴とする請求項3に記載の固定構造。
【請求項5】
前記固定構造は、前記支持部材上に固定される第一固定部材をさらに含み、前記第一固定部材上において前記第一方向に沿って貫通孔が貫通して開設されており、前記係止部材は、前記第一固定部材内に設けられ、かつ一部が前記貫通孔を貫通し、前記係止部材は前記押圧部材による駆動により、前記貫通孔に沿って移動可能である
ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の固定構造。
【請求項6】
記係止部は前記貫通孔を貫通して、前記係止部を前記ハードディスクと互いに係止又は互いに離隔させる
ことを特徴とする請求項5に記載の固定構造。
【請求項7】
前記ガイド部上には、前記第二方向に対して傾いているガイド面が形成され、前記合わせ部上に溝が形成され、前記ガイド部は、前記溝を貫通し、前記ガイド面を前記溝の側壁と互いに当接させる
ことを特徴とする請求項6に記載の固定構造。
【請求項8】
前記ロックアセンブリは、前記係止部材と前記第一固定部材との間に設けられ、前記係止部材の移動に回復力を提供する第一リセット部材をさらに含み、
前記第一固定部材上に収容キャビティが開設されており、かつ前記収容キャビティ上にストッパーが設けられており、前記貫通孔は前記収容キャビティの側壁上に開設され、前記係止部材は前記収容キャビティ内に収容され、前記ロックアセンブリは、前記係止部材と前記ストッパーとの間に設けられ、前記係止部材の移動に回復力を提供する第一リセット部材をさらに含む
ことを特徴とする請求項7に記載の固定構造。
【請求項9】
前記第一リセット部材は、圧縮弾性部材である
ことを特徴とする請求項8に記載の固定構造。
【請求項10】
前記溝の側壁には、前記第二方向に対して傾いており、かつ前記ガイド面と相互に当接する合わせ面が設けられおり、前記押圧部材が外力による駆動により、前記第二方向に沿って移動する場合、前記ガイド面は、前記合わせ部を前記第一方向に沿って移動させるように前記合わせ面を駆動する
ことを特徴とする請求項8に記載の固定構造。
【請求項11】
前記ガイド部の前記ガイド面から離れる一側に駆動面が形成され、前記駆動面の傾斜方向と、前記ガイド面の傾斜方向とが一致しており、前記溝は、前記合わせ面に対向するスレーブ面をさらに含み、前記スレーブ面は前記第二方向に対して傾いており、かつ前記駆動面と相互に当接し、前記押圧部材は外力による駆動により、前記第二方向に沿って移動する場合、前記駆動面は、前記合わせ部を前記第一方向に沿って移動させるように前記スレーブ面を駆動する
ことを特徴とする請求項10に記載の固定構造。
【請求項12】
前記押圧部材は、それぞれ前記ガイド部の両端に設けられる押圧部及び位置制限部をさらに含み、前記位置制限部は、前記ガイド面が突出することにより形成され、かつ前記第一方向に沿って延び、前記位置制限部は、前記合わせ部と当接保持することにより、前記ガイド部が前記溝から前記第二方向に沿って脱出されることが防止されることに用いられる
ことを特徴とする請求項8に記載の固定構造。
【請求項13】
前記押圧部の前記ガイド部から離れる一側に面取りが形成され、前記面取りは前記係止部材に対する前記押圧部材の装着位置を示すためのものである
ことを特徴とする請求項12に記載の固定構造。
【請求項14】
前記ロックアセンブリは、前記押圧部材の移動に回復力を提供するための第二リセット部材をさらに含む
ことを特徴とする請求項12に記載の固定構造。
【請求項15】
前記第二リセット部材は、前記押圧部と前記合わせ部との間に設けられる圧縮弾性部材である
ことを特徴とする請求項14に記載の固定構造。
【請求項16】
前記固定構造は、前記ロックアセンブリに隣接して前記支持部材上に設けられる押えアセンブリをさらに含み、前記押えアセンブリは、前記支持部材上に固定される装着部材と、前記装着部材上に設けられる押え部材とを含み、前記押え部材は、前記ハードディスクに弾性的に当接保持されることにより、前記ハードディスクの第三方向での変位を制限する
ことを特徴とする請求項1乃至15のいずれか1項に記載の固定構造。
【請求項17】
前記第三方向は、同時に、前記第一方向及び前記第二方向に垂直する
ことを特徴とする請求項16に記載の固定構造。
【請求項18】
前記押え部材は、弾性材で製造される弾性体であり、前記装着部材上に固定されると共に、前記支持部材と間隔をおいて設けられることにより、前記ハードディスクを前記押え部材と前記支持部材との間に弾性的に挟持させる
ことを特徴とする請求項16に記載の固定構造。
【請求項19】
前記押え部材は弾性シートであり、前記弾性シートは前記支持部材に向かって屈曲し突起することにより、前記支持部材上に支持される前記ハードディスクに弾性的に当接保持され、又は、前記押え部材は、前記支持部材に向かって設けられる弾性プランジャーである
ことを特徴とする請求項16に記載の固定構造。
【請求項20】
前記固定構造は、第二固定部材及び位置決めアセンブリをさらに含み、前記第二固定部材及び前記第一固定部材は、それぞれ前記ガイド部材の両端に設けられ、前記位置決めアセンブリは前記第二固定部材上に装着され、かつ前記ハードディスクに弾性的に係止保持される
ことを特徴とする請求項5に記載の固定構造。
【請求項21】
前記位置決めアセンブリは弾性プランジャー構造であり、
前記位置決めアセンブリは、収容部材、弾性部材及び位置決め部材を含み、前記収容部材は前記第二固定部材上に設けられ、前記収容部材上に装着孔が開設されており、前記弾性部材及び前記位置決め部材は前記装着孔内に収容され、前記弾性部材の両端がそれぞれ前記装着孔の底壁及び前記位置決め部材上に当接保持されることにより、前記位置決め部材は部分的に前記装着孔に突出して、前記ハードディスクに突出する
ことを特徴とする請求項20に記載の固定構造。
【請求項22】
撮像装置を載置するための支持機構を含む雲台であって、
前記雲台は、前記支持機構上に接続される請求項1乃至21のいずれか1項に記載の固定構造及び前記固定構造上に設けられるハードディスクをさらに含む
ことを特徴とする雲台。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、固定構造に関し、特に、ハードディスクを固定するためのハードディスク固定構造及びこれを用いた雲台に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来の雲台は、エスディーメモリーカード(Secure Digital Memory Card、SDカード)を記憶装置として用い、ユーザの撮像した映像データを記憶するために用いられる。記憶装置の読取り速度及び容量に対するユーザのニーズが高まっていることに伴い、従来の雲台のSDカードの読取り速度及び容量はユーザのニーズを満足し難くなる。ソリッドステートハードディスク(Solid State Drives、SSDディスク)は、高速な読み書き及び記憶を実現可能であり、かつより大きいな容量を有するので、雲台上にSSDディスクを用いることは、ユーザの選択傾向である。しかし、SSDディスクは、体積が通常大きく、通常、ねじにより雲台上に装着される場合、外部ツールによってその着脱を行う必要があるので、従来のSSDディスクの着脱は比較的に不便である。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
これに鑑み、着脱が比較的に便利なハードディスク固定構造及びこれを用いた雲台を提供する必要がある。
【課題を解決するための手段】
【0004】
ソリッドステートハードディスクを固定するための固定構造であって、前記固定構造は、前記ソリッドステートハードディスクを載置するためのサポートユニットを含む支持部材を含む。前記支持部材上には、前記ソリッドステートハードディスクを予め設定される摺動方向に沿って摺動させるようにガイドすることに用いられるガイド部材と、前記支持部材上に設けられるロックアセンブリとが設けられている。前記ロックアセンブリは、前記支持部材上に可動に設けられ、かつ前記ガイド部材の延びる方向と交差する第一方向に沿って移動することにより、前記ソリッドステートハードディスクと互いに係合又は互いに離隔可能である係止部材と、前記係止部材上に可動に接続され、かつ第二方向に沿って移動可能である押圧部材とを含む。そのうち、前記押圧部材は、外力による駆動により前記第二方向に沿って移動して、前記係止部材を前記第一方向に沿って移動させるように駆動することにより、前記係止部材を前記ソリッドステートハードディスクと互いに係合又は互いに離隔させる。
【0005】
さらに、前記第一方向は前記予め設定される摺動方向に垂直し、前記第二方向は前記予め設定される摺動方向に平行する。
【0006】
さらに、前記支持部材は基板であり、前記ガイド部材は前記基板上に設けられるガイド板である。
【0007】
さらに、前記ガイド部材の数は2つであり、かつ対向して間隔をおいて前記基板上に設けられることにより、前記ソリッドステートハードディスクを挟持するための挟持空間が形成され、前記係止部材は前記ガイド板の一端に設けられる。
【0008】
さらに、前記固定構造は、前記支持部材上に固定される第一固定部材をさらに含み、前記第一固定部材上に前記第一方向に沿って貫通孔が貫通して開設されており、前記係止部材は、前記第一固定部材内に設けられ、かつ一部が前記貫通孔を貫通し、前記係止部材は前記押圧部材による駆動により、前記貫通孔に沿って移動可能である。
【0009】
さらに、前記係止部材は、係止部と、前記係止部上に接続される合わせ部とを含み、前記係止部は前記貫通孔を貫通し、前記押圧部材は前記合わせ部を可動に貫通するガイド部を含み、前記ガイド部は、前記係止部の移動を動かすように前記合わせ部を駆動することにより、前記係止部を前記ソリッドステートハードディスクと互いに係止又は互いに離隔させる。
【0010】
さらに、前記ガイド部上には、前記第二方向に対して傾いているガイド面が形成され、前記合わせ部上に溝が形成され、前記ガイド部は、前記溝を貫通し、前記ガイド面を前記溝の側壁と当接させる。
【0011】
さらに、前記ロックアセンブリは、前記係止部材と前記第一固定部材との間に設けられ、前記係止部材の移動に回復力を提供する第一リセット部材をさらに含む。
【0012】
いくつかの実施例において、前記第一固定部材上に収容キャビティが開設されており、かつ前記収容キャビティ上にストッパーが設けられており、前記貫通孔は前記収容キャビティの側壁上に開設され、前記係止部材は前記収容キャビティ内に収容され、前記ロックアセンブリは、前記係止部材と前記ストッパーとの間に設けられ、前記係止部材の移動に回復力を提供する第一リセット部材をさらに含む。
【0013】
さらに、前記第一リセット部材は圧縮弾性部材である。
【0014】
さらに、前記溝の側壁には、前記第二方向に対して傾いており、かつ前記ガイド面と相互に当接する合わせ面が設けられ、前記押圧部材は外力による駆動により、前記第二方向に沿って移動する際に、前記ガイド面は、前記合わせ部を前記第一方向に沿って移動させるように前記合わせ面を駆動する。
【0015】
さらに、前記ガイド部の前記ガイド面から離れた一側に駆動面が形成され、前記駆動面の傾斜方向と前記ガイド面の傾斜方向とが一致しており、前記溝は、前記合わせ面に対向するスレーブ面をさらに含み、前記スレーブ面は前記第二方向に対して傾いており、かつ前記駆動面と相互に当接し、前記押圧部材は外力による駆動により前記第二方向に沿って移動する際に、前記駆動面は、前記合わせ部を前記第一方向に沿って移動させるように前記スレーブ面を駆動する。
【0016】
さらに、前記押圧部材は、それぞれ前記ガイド部の両端に設けられる押圧部及び位置制限部をさらに含み、前記位置制限部は、前記ガイド面が突出することにより形成され、かつ前記第一方向に沿って延び、前記位置制限部は、前記合わせ部と互いに当接保持することにより、前記ガイド部が前記溝から前記第二方向に沿って脱出されることが防止されるために用いられる。
【0017】
さらに、前記押圧部の前記ガイド部から離れた一側に面取りが形成され、前記面取りは、前記係止部材に対する前記押圧部材の装着位置を示すためのものである。
【0018】
さらに、前記ロックアセンブリは、前記押圧部材の移動に回復力を提供するための第二リセット部材をさらに含む。
【0019】
さらに、前記第二リセット部材は前記押圧部と前記合わせ部との間に設けられる圧縮弾性部材である。
【0020】
さらに、前記固定構造は、前記ロックアセンブリに隣接して前記支持部材上に設けられる押えアセンブリをさらに含み、前記押えアセンブリは、前記支持部材上に固定される装着部材と、前記装着部材上に設けられる押え部材とを含み、前記押え部材は、前記ソリッドステートハードディスクに弾性的に当接保持されることにより、前記ソリッドステートハードディスクの第三方向での変位を制限する。
【0021】
さらに、前記第三方向は、同時に、前記第一方向及び前記第二方向に垂直する。
【0022】
さらに、前記押え部材は、弾性材で製造される弾性体であり、前記装着部材上に固定されると共に、前記支持部材と間隔をおいて設けられることにより、前記ソリッドステートハードディスクを前記押え部材と前記支持部材との間に弾性的に挟持させる。
【0023】
さらに、前記押え部材は弾性シートであり、前記弾性シートは前記支持部材に向かって屈曲し突起することにより、前記支持部材上に支持される前記ソリッドステートハードディスクに弾性的に当接保持される。
【0024】
いくつかの実施例において、前記押え部材は、前記支持部材に向かって設けられる弾性プランジャーである。
【0025】
さらに、前記固定構造は、第二固定部材及び位置決めアセンブリをさらに含み、前記第二固定部材及び前記第一固定部材は、それぞれ前記ガイド部材の両端に設けられ、前記位置決めアセンブリは前記第二固定部材上に装着され、かつ前記ソリッドステートハードディスクに弾性的に係止する。
【0026】
さらに、前記位置決めアセンブリは弾性プランジャー構造である。
【0027】
いくつかの実施例において、前記位置決めアセンブリは、収容部材、弾性部材及び位置決め部材を含み、前記収容部材は前記第二位置決め部材上に設けられ、前記収容部材上に装着孔が開設されており、前記弾性部材及び前記位置決め部材は前記装着孔内に収容され、前記弾性部材の両端がそれぞれ前記装着孔の底壁及び前記位置決め部材上に当接保持されることにより、前記位置決め部材は部分的に前記装着孔に突出して、前記ソリッドステートハードディスクに突出する。
【0028】
撮像装置を載置するための支持機構と、前記支持機構上に接続される固定構造と、前記固定構造上に設けられるソリッドステートハードディスクとを含む雲台である。前記固定構造は、前記ソリッドステートハードディスクを載置するためのサポートユニットを含む支持部材を含む。前記サポートユニット上には、前記ソリッドステートハードディスクを予め設定される摺動方向に沿って摺動させるようにガイドすることに用いられるガイド部材と、前記支持部材上に設けられるロックアセンブリとが設けられている。前記ロックアセンブリは、前記支持部材上に可動に設けられ、かつ前記ガイド部材の延びる方向と交差する第一方向に沿って移動することにより、前記ソリッドステートハードディスクと互いに係合又は互いに離隔可能である係止部材と、前記係止部材上に可動に接続され、かつ第二方向に沿って移動可能である押圧部材とを含む。そのうち、前記押圧部材は、外力による駆動により、前記第二方向に沿って移動して、前記係止部材を前記第一方向に沿って移動させるように駆動することにより、前記係止部材を前記ソリッドステートハードディスクと互いに係合又は互いに離隔させる。
【0029】
さらに、前記第一方向は、前記予め設定される摺動方向に垂直し、前記第二方向は前記予め設定される摺動方向に平行する。
【0030】
さらに、前記支持部材は基板であり、前記ガイド部材は前記基板上に設けられるガイド板である。
【0031】
さらに、前記ガイド部材の数は2つであり、かつ対向して間隔をおいて前記基板上に設けられることにより、前記ソリッドステートハードディスクを挟持するための挟持空間が形成され、前記係止部材は前記ガイド板の一端に設けられる。
【0032】
さらに、前記固定構造は、前記支持部材上に固定される第一固定部材をさらに含み、前記第一固定部材上に前記第一方向に沿って貫通孔が貫通して開設されており、前記係止部材は、前記第一固定部材内に設けられ、かつ一部が前記貫通孔を貫通し、前記係止部材は前記押圧部材による駆動により、前記貫通孔に沿って移動可能である。
【0033】
さらに、前記係止部材は、係止部と、前記係止部上に接続される合わせ部とを含み、前記係止部は前記貫通孔を貫通し、前記押圧部材は前記合わせ部を可動に貫通するガイド部を含み、前記ガイド部は、前記係止部の移動を動かすように前記合わせ部を駆動することにより、前記係止部を前記ソリッドステートハードディスクと互いに係合又は互いに離隔させる。
【0034】
さらに、前記ガイド部上には、前記第二方向に対して傾いているガイド面が形成され、前記合わせ部上には溝が形成され、前記ガイド部は、前記溝を貫通し、前記ガイド面を前記溝の側壁と互いに当接させる。
【0035】
さらに、前記ロックアセンブリは、前記係止部材と前記第一固定部材との間に設けられ、前記係止部材の移動に移動提供回復力を提供する第一リセット部材をさらに含む。
【0036】
いくつかの実施例において、前記第一固定部材上に収容キャビティが開設されており、かつ前記収容キャビティ上にストッパーが設けられており、前記貫通孔は前記収容キャビティの側壁上に開設され、前記係止部材は前記収容キャビティ内に収容され、前記ロックアセンブリは、前記係止部材と前記ストッパーとの間に設けられ、前記係止部材の移動に回復力を提供する第一リセット部材をさらに含む。
【0037】
さらに、前記第一リセット部材は圧縮弾性部材である。
【0038】
さらに、前記溝の側壁には、前記第二方向に対して傾いており、かつ前記ガイド面と相互に当接する合わせ面が設けられており、前記押圧部材が外力による駆動により、前記第二方向に沿って移動する場合、前記ガイド面は、前記合わせ部を前記第一方向に沿って移動させるように前記合わせ面を駆動する。
【0039】
さらに、前記ガイド部の前記ガイド面から離れた一側に駆動面が形成され、前記駆動面の傾斜方向と、前記ガイド面の傾斜方向とが一致しており、前記溝は、前記合わせ面に対向するスレーブ面をさらに含み、前記スレーブ面は前記第二方向に対して傾いており、かつ前記駆動面と相互に当接し、前記押圧部材は外力による駆動により、前記第二方向に沿って移動する場合、前記駆動面は、前記合わせ部を前記第一方向に沿って移動させるように前記スレーブ面を駆動する。
【0040】
さらに、前記押圧部材は、それぞれ前記ガイド部の両端に設けられる押圧部及び位置制限部をさらに含み、前記位置制限部は、前記ガイド面が突出することにより形成され、かつ前記第一方向に沿って延び、前記位置制限部は、前記合わせ部と互いに当接保持することにより、前記ガイド部が前記溝から前記第二方向に沿って脱出されることが防止されることに用いられる。
【0041】
さらに、前記押圧部の前記ガイド部から離れた一側に面取りが形成され、前記面取りは前記係止部材に対する前記押圧部材の装着位置を示すためのものである。
【0042】
さらに、前記ロックアセンブリは、前記押圧部材の移動に回復力を提供するための第二リセット部材をさらに含む。
【0043】
さらに、前記第二リセット部材は、前記押圧部と前記合わせ部との間に設けられる圧縮弾性部材である。
【0044】
さらに、前記固定構造は、前記ロックアセンブリに隣接して前記支持部材上に設けられる押えアセンブリをさらに含み、前記押えアセンブリは、前記支持部材上に固定される装着部材と、前記装着部材上に設けられる押え部材とを含み、前記押え部材は、前記ソリッドステートハードディスクに弾性的に当接保持されることにより、前記ソリッドステートハードディスクの第三方向での変位を制限する。
【0045】
さらに、前記第三方向は、同時に、前記第一方向及び前記第二方向に垂直する。
【0046】
さらに、前記押え部材は、弾性材で製造される弾性体であり、前記装着部材上に固定されると共に、前記支持部材と間隔をおいて設けられることにより、前記ソリッドステートハードディスクを前記押え部材と前記支持部材との間に弾性的に挟持させる。
【0047】
さらに、前記押え部材は弾性シートであり、前記弾性シートは、前記支持部材に向かって屈曲し突起することにより、前記支持部材上に支持される前記ソリッドステートハードディスクに弾性的に当接保持される。
【0048】
いくつかの実施例において、前記押え部材は、前記支持部材に向かって設けられる弾性プランジャーである。
【0049】
さらに、前記固定構造は、第二固定部材及び位置決めアセンブリをさらに含み、前記第二固定部材及び前記第一固定部材は、それぞれ前記ガイド部材の両端に設けられ、前記位置決めアセンブリは前記第二固定部材上に装着され、かつ前記ソリッドステートハードディスクに弾性的に係止する。
【0050】
さらに、前記位置決めアセンブリは弾性プランジャー構造である。
【0051】
いくつかの実施例において、前記位置決めアセンブリは、収容部材、弾性部材及び位置決め部材を含み、前記収容部材は前記第二位置決め部材上に設けられ、前記収容部材上に装着孔が開設されており、前記弾性部材及び前記位置決め部材は前記装着孔内に収容され、前記弾性部材の両端がそれぞれ前記装着孔の底壁及び前記位置決め部材上に当接保持されることにより、前記位置決め部材は部分的に前記装着孔に突出して、前記ソリッドステートハードディスクに突出する。
【0052】
さらに、前記ソリッドステートハードディスクの側面には、予め設定される摺動方向に沿って延びる案内溝と、前記案内溝の延びる方向上に位置する係止孔とが設けられており、前記係止部材は、前記係止部材が前記係止孔と係合するまで前記案内溝に沿って摺動可能である。
【発明の効果】
【0053】
本発明の固定構造によれば、ロックアセンブリの係止部材によりソリッドステートハードディスクと互いに係止して前記ソリッドステートハードディスクを位置決めし、かつ押圧部材の移動により係止部材を動かして、係止部材はソリッドステートハードディスクをロッキングする又はアンロッキングすることにより、ソリッドステートハードディスクを比較的に便利に着脱する目的を達する。
【図面の簡単な説明】
【0054】
図1】本発明の実施形態が提供する雲台の使用状態の模式図である。
図2図1に示す雲台の固定構造の使用状態の模式図である。
図3図2に示す固定構造の斜視分解模式図である。
図4図3に示す固定構造の領域IVの拡大模式図である。
図5図3に示す固定構造のロックアセンブリの組立て斜視図である。
図6図3に示す固定構造の位置決めアセンブリの断面模式図である。
図7図3に示す固定構造の押えアセンブリの組立て斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0055】
以下に、発明を実施するための形態について前記図面を結合して本発明をさらに説明する。
【0056】
以下、本発明の実施例における技術案について、本発明の実施例における図面を結合して、明瞭で完全に説明する。説明された実施例は明らかに本発明の一部の実施例に過ぎず、全ての実施例ではない。本発明における実施例に基づいて、当業者が創造的な努力をしない前提の下で得られる全ての他の実施例はいずれも本発明の保護する範囲に属する。
【0057】
なお、アセンブリは、別のアセンブリに「固定される」と言われている場合、別のアセンブリ上に直接的に位置してもよいし、介在するアセンブリが存在してもよい。1つのアセンブリが別のアセンブリに「接続される」と見なされる場合、別のアセンブリに直接的に接続されてもよいし、介在するアセンブリが同時に存在する可能性もある。1つのアセンブリが別のアセンブリに「設けられる」と見なされる場合、別のアセンブリ上に直接的に設けられてもよいし、介在するアセンブリが同時に存在する可能性もある。本文で使用される「垂直」、「水平」、「左」、「右」及び類似の記述は、単に解説の目的のためのものであるに過ぎない。
【0058】
本文で使用されるすべての技術と科学用語は、特に定義がない限り、本発明の属する技術分野における通常の知識を有する者が通常理解している意味と同一である。本文では、本発明の明細書で使用される技術用語は、具体的な実施例を記述する目的のためのものであるに過ぎず、本発明を制限するものではない。本文で使用される「及び/又は」という技術用語は、1つ又は複数の関係する列挙された項目の任意及びすべての組み合わせを含む。
【0059】
図1を参照されたい。本発明の実施形態の固定構造100は、雲台300上に応用され、ソリッドステートハードディスク200を固定し、ソリッドステートハードディスク200を前記雲台300上に確実に装着させることができる。具体的に、前記雲台300は撮影機、カメラ等の撮像装置400を装着するためのものであり、前記雲台300は、前記撮像装置400を載置するための支持機構350と、前記固定構造100とを含む。固定構造100はソリッドステートハードディスク200を前記雲台300上に固定し、かつ前記撮像装置400に接続されることにより、ソリッドステートハードディスク200は前記雲台300上の前記撮像装置400により撮像された映像データを記憶することができる。
【0060】
図2及び図3を同時に参照されたい。具体的に、図示した実施例において、ソリッドステートハードディスク200の側壁上において長手方向に沿って案内溝270が開設されており、かつ案内溝270に隣接して2つの位置決め孔230及び1つの係止孔250が開設されている。2つの案内溝270は相互に間隔をおいて、互いにほぼ平行する。各位置決め孔230は1つの案内溝270の末端に対応付けて設けられる。係止孔250は、そのうちの1つの位置決め孔230の対応する案内溝270から離隔した一側に設けられ、かつ前記対応する案内溝270の延びる方向上に位置する。固定構造100は案内溝270及び位置決め孔230により、ソリッドステートハードディスク200を位置決めした後に、係止孔250によりソリッドステートハードディスク200をロックし、ソリッドステートハードディスク200を前記雲台300上に固定し装着させることができる。
【0061】
固定構造100は、支持アセンブリ10と、支持アセンブリ10上に設けられるロックアセンブリ30、位置決めアセンブリ50及び押えアセンブリ70を含む。位置決めアセンブリ50は、ソリッドステートハードディスク200を支持アセンブリ10上に位置決めするためのものであり、ロックアセンブリ30及び押えアセンブリ70は、ソリッドステートハードディスク200を支持アセンブリ10上に固定するためのものである。
【0062】
支持アセンブリ10は、支持部材12と、支持部材12上に設けられる複数のガイド部材13及び複数の固定部材14を含む。
【0063】
支持部材12はほぼ板状であり、ソリッドステートハードディスク200を支持し、かつソリッドステートハードディスク200前記雲台300上の前記撮像装置400に接続することにより、前記撮像装置400により撮像された映像データを記憶することに用いられる。さらに、支持部材12はソリッドステートハードディスク200を載置するためのサポートユニット121を含む。支持部材12上にデータインターフェース(図示せず)がさらに設けられており、前記データインターフェースはソリッドステートハードディスク200を接続することにより、ソリッドステートハードディスク200を前記雲台300上に装着される前記撮像装置400に接続することに用いられる。具体的に、図示した実施例において、支持部材12は基板である。
【0064】
ガイド部材13はほぼ矩形ストリップ状であり、支持部材12上に固定される。ガイド部材13は予め設定される摺動方向に沿って設けられ、ソリッドステートハードディスク200を固定構造100に挿入する摺動方向を正しくガイドすることに用いられる。ソリッドステートハードディスク200が固定構造100に挿入される場合、案内溝270の延びる方向は、前記予め設定される摺動方向にほぼ平行となる。本実施形態において、ガイド部材13の数は2つであり、2つのガイド部材13は互いに平行であり、かつ間隔をおいて支持部材12上に設けられる。具体的に、図示した実施例において、ガイド部材13はガイド板であり、2つのガイド部材13のうちの1つのガイド部材13は支持部材12の一側のほぼ縁に設けられる。
【0065】
本実施形態において、固定部材14の数は4つであり、4つの固定部材14がそれぞれ第一固定部材141、第二固定部材143、第三固定部材145及び第四固定部材147である。4つの固定部材14は互いに間隔をおいて支持部材12上に設けられ、ロックアセンブリ30、位置決めアセンブリ50及び押えアセンブリ70を装着するためのものである。具体的に、図示した実施例において、第一固定部材141及び第二固定部材143がそれぞれ1つのガイド部材13の両端に装着され、かつ支持部材12の縁に隣接する。第三固定部材145及び第四固定部材147がそれぞれもう一つのガイド部材13の両端に装着され、かつそれぞれ第一固定部材141及び第二固定部材143に対向する。
【0066】
第一固定部材141は支持部材12のほぼ縁に固設され、ロックアセンブリ30を装着すると共に、位置決めアセンブリ50の一部の構造を収容するためのものである。第一固定部材141はほぼ矩形ブロック状であり、その上に収容キャビティ1411、貫通孔1413及び第一収容孔1415が開設されている。収容キャビティ1411は第一固定部材141の第三固定部材145から離れた一側に設けられ、ロックアセンブリ30を収容するためのものである。貫通孔1413は収容キャビティ1411の側壁上に設けられ、かつ収容キャビティ1411の側壁を貫通し、第三固定部材145へ延びている。貫通孔1413の軸線は第一方向に沿って設けられ、前記第一方向は支持部材12にほぼ平行となり、かつ前記予め設定される摺動方向に垂直する。第一収容孔1415は収容キャビティ1411に隣接して設けられ、第一固定部材141を貫通し、かつその軸線は貫通孔1413の軸線にほぼ平行となる。
【0067】
さらに、第一固定部材141上にストッパー142が設けられており、ストッパー142は貫通孔1413に対向して設けられ、且つ収容キャビティ1411上にカバーして設けられ、さらにねじ等の締結具により第一固定部材141に固定接続される。ストッパー142はロックアセンブリ30を補助的に固定するためのものである。
【0068】
第二固定部材143は第一固定部材141に隣接して支持部材12のほぼ縁に設けられ、位置決めアセンブリ50の一部の構造を収容するためのものである。第一固定部材141はほぼ矩形柱状であり、その上に第二収容孔1431が開設されている。第二収容孔1431は第一固定部材141を貫通し、かつその軸線は第一収容孔1415の軸線にほぼ平行となる。
【0069】
第三固定部材145及び第四固定部材147の構造はほぼ同一であり、何れも支持部材12上に固設されるブロック状構造である。4つの固定部材14と2つのガイド部材13との間にソリッドステートハードディスク200を収容するための収容空間(図示せず)が共同で形成される。
【0070】
図4及び図5を同時に参照されたい。ロックアセンブリ30は第一固定部材141上に接続され、係止部材32と、係止部材32上に摺動可能に接続される押圧部材34と、それぞれ押圧部材34及び係止部材32上に設けられる第一リセット部材36及び第二リセット部材38とを含む。
【0071】
係止部材32は第一固定部材141の収容キャビティ1411内に収容され、支持部321と、支持部321上に形成される係止部323及び合わせ部325とを含む。
【0072】
支持部321はほぼ矩形ブロック状であり、貫通孔1413に隣接して収容キャビティ1411内に収容され、かつ貫通孔1413の軸線方向にほぼ垂直する。
【0073】
係止部323はほぼ円柱状であり、支持部321が貫通孔1413の一側に向かって突出することにより形成され、かつ貫通孔1413内に可動に収容される。係止部323はソリッドステートハードディスク200の係止孔250と係止保持することにより、ソリッドステートハードディスク200を支持部材12上に固設させることに用いられる。係止部323はソリッドステートハードディスク200の側面上の案内溝270に沿って摺動可能である。
【0074】
合わせ部325は、支持部321の一端が折り曲がって形成され、且つ係止部323から離れた方向へ延びている。合わせ部325の一側に溝3251が形成されており、かつ溝3251内に合わせ面3253が形成される。溝3251は合わせ部325の2つの側面を貫通し、合わせ部325をほぼ「凹」状とさせる。本実施形態において、合わせ面3253は溝3251の一つの側壁であり、溝3251の支持部321から離れた一側に位置する。合わせ面3253は、傾いている平面であり、貫通孔1413の軸線方向に対して傾いて設けられる。溝3251は、押圧部材34の一部の構造を摺動的に収容し、合わせ面3253を押圧部材34と互いに合わせて、係止部材32全体を第一固定部材141に対して移動させるように駆動することにより、係止部323をソリッドステートハードディスク200の係止孔250と互いに係止又は互いに離隔させることに用いられる。押圧部材34は第一固定部材141に隣接して設けられ、押圧部341、押圧部341上に設けられるガイド部343及びガイド部343上に形成される位置制限部345を含む。
【0075】
押圧部341はほぼ矩形ブロック状であり、係止部材32に隣接して第一固定部材141の一側に設けられる。押圧部341の係止部材32から離れた一側に面取り3411が形成される。本実施形態において、面取り3411はフール・プルーフ面取り、標識性記号として、係止部材32及び第一固定部材141に対する押圧部材34の装着方向を示すことにより、ユーザは、押圧部材34及びロックアセンブリ30を正確かつ高速に組み立てることができることに用いられる。
【0076】
ガイド部343はほぼくさび形ブロック状であり、押圧部341が係止部材32の一側に向かって突出して形成され、かつ溝3251を可動に貫通する。ガイド部343は、係止部材32の合わせ面3253と摺動して合わせることにより、係止部材32全体を第一固定部材141に対して移動させるように駆動することに用いられる。ガイド部343は合わせ面3253の一側に向かってガイド面3431を形成する。本実施形態において、ガイド面3431は傾いている平面であり、その傾斜方向は、合わせ面3253の傾斜方向とほぼ同一である。ガイド面3431及び合わせ面3253は摺動的に当接し合うことが可能であり、押圧部341は外力による駆動により、第二方向に沿って収容キャビティ1411の内部に向かって移動可能であり、この時、ガイド面3431は合わせ面3253と相対的に摺動する。前記第二方向は前記予め設定される摺動方向に平行となり、かつ前記第一方向に垂直する。係止部323が貫通孔1413内に収容され、係止部材32が貫通孔1413の軸線方向のみに沿って移動できるので、ガイド面3431による駆動により、合わせ部325の合わせ面3253は、ガイド面3431の傾斜方向に沿ってガイド面3431に対して摺動することにより、係止部材32全体を貫通孔1413に対して離れるように動かす。
【0077】
位置制限部345はほぼ矩形ブロック状であり、ガイド面3431の押圧部341から離れた一端が突出して形成され、かつ支持部321から離れた方向に向かって延びる。位置制限部345はガイド部343と共に係止フック形状を形成し、係止部材32の合わせ部325と互いに係止し合わせるためのものであり、ガイド面3431が係止部材32全体を押圧部材34に対して移動しリセットさせるように駆動する際に、押圧部材34と係止部材32とが互いに離隔することが防止される。
【0078】
第一リセット部材36は、支持部321とストッパー142との間に設けられ、その両端は、それぞれ支持部321及びストッパー142上に当接保持される。本実施形態において、第一リセット部材36は、係止部材32の移動に回復力を提供するための螺旋ばねである。係止部材32が、押圧部材34による駆動によりストッパー142へ移動する際に、第一リセット部材36は、圧縮されて弾性変形し、かつ弾性位置エネルギーを記憶する。押圧部材34は第一固定部材141から離れ、元の位置に戻ると共に、第一リセット部材36は元の状態に復帰し、支持部321に弾性当接保持力を印加し、係止部材32の合わせ面3253をガイド面3431上に保持し当接させ、かつ係止部材32をストッパー142から離間させ、元の位置に戻り、この時、位置制限部345は合わせ部325上に当接保持されることにより、ガイド部343が溝3251から前記第二方向に沿って脱出されることが防止される。
【0079】
さらに、係止部材32の支持部321の係止部323から離れた一側には、さらに、嵌設部327が設けられている。嵌設部327はほぼ円柱状であり、支持部321が上へ突出して形成され、かつ係止部323から離れた方向に沿って延びる。第一リセット部材36は、嵌設部327上に可動に嵌設される。
【0080】
第二リセット部材38は押圧部341と合わせ部325との間に設けられ、その両端がそれぞれ押圧部341及び合わせ部325上に当接保持される。本実施形態において、第二リセット部材38は押圧部材34の移動に回復力を提供するための螺旋ばねである。押圧部材34は外力による駆動により、第一固定部材141の内部へ移動し、第二リセット部材38は圧縮されて弾性変形し、かつ弾性位置エネルギーを記憶する。外力が取り消された後、第二リセット部材38は元の状態に復帰すると共に、押圧部材34に弾性当接保持力を印加し、押圧部材34を第一固定部材141から離間させ、元の位置に戻す。
【0081】
理解できるように、第一リセット部材36及び第二リセット部材38は他の弾性部材であってもよく、例えば弾性シート、弾性材で製造される弾性スリーブ等が挙げられる。
【0082】
本実施形態において、位置決めアセンブリ50の数は2つであり、2つの位置決めアセンブリ50がそれぞれ第一収容孔1415及び第二収容孔1431に収容され、かつそれぞれソリッドステートハードディスク200の2つの位置決め孔230に対応する。位置決めアセンブリ50は、位置決め孔230と互いに合わせてソリッドステートハードディスク200を支持部材12上に位置決めすることに用いられる。
【0083】
図6を同時に参照されたい。本実施形態において、位置決めアセンブリ50は弾性プランジャーである。具体的に、図示した実施例において、各位置決めアセンブリ50は、何れも収容部材52と、収容部材52内に設けられる位置決め部材54及び弾性部材56とを含む。各位置決めアセンブリ50は、1つの案内溝270に対応付けて設けられ、位置決めアセンブリ50は、対応する案内溝270と互いに合わせることにより、ソリッドステートハードディスク200の前記収容空間に挿入される摺動方向を正しくガイドすることに用いられる。
【0084】
収容部材52はほぼ円柱筒状であり、対応する第一収容孔1415又は第二収容孔1431内に収容される。収容部材52は前記収容空間の一端に向かって軸線方向に沿って装着孔521が開設されている。
【0085】
位置決め部材54及び弾性部材56は装着孔521内に収容され、弾性部材56の一端は装着孔521の底壁上に接続され、他端は位置決め部材54上に接続されることにより、位置決め部材54を部分的に収容部材52に突出して張り出させることができ、ソリッドステートハードディスク200の案内溝270に沿って摺動し、かつ前記収容空間に収容されるソリッドステートハードディスク200の位置決め孔230と互いに係止又は互いに離隔する。本実施形態において、位置決め部材54は球体であり、弾性部材56は螺旋ばねである。理解できるように、位置決め部材54は他の形状に設計されてもよく、例えば位置決め部材54の弾性部材56から離れた一側は滑らかな弧面又は球面に設計されてもよく、弾性部材56による弾性当接の推力により、位置決め部材54は部分的に収容部材52に突出して張り出され、かつ位置決め孔230と互いに係合することができる。ソリッドステートハードディスク200は、外力による駆動により、位置決めアセンブリ50に対して移動する傾向がある場合、位置決め部材54は、位置決め孔230の側壁の加圧により、位置決め孔230との係合から外れ、ソリッドステートハードディスク200を位置決めアセンブリ50に対して移動させることができる。理解できるように、弾性部材56は他の弾性部材であってもよく、例えば弾性シート、弾性材で製造される弾性スリーブ等が挙げられる。
【0086】
本実施形態において、押えアセンブリ70の数は4つであり、各押えアセンブリ70は、1つの固定部材14上に対応付けて装着され、かつ対応する固定部材14の支持部材12から離れた一側に位置する。押えアセンブリ70は、ソリッドステートハードディスク200の第三方向での変位及び跳ね上がりを制限するように、前記収容空間に収容されるソリッドステートハードディスク200を押えるためのものであり、前記第三方向は支持部材12にほぼ垂直し、言い換えれば、前記第三方向は前記第一方向及び前記第二方向の何れにも垂直する。
【0087】
図7を同時に参照されたい。各押えアセンブリ70は、何れも装着部材72と、装着部材72上に設けられる押え部材74とを含む。
【0088】
具体的に図示した実施例において、装着部材72はほぼ「L」形板状であり、その一端が固定部材14に固着され、他端が前記収容空間へ延び、かつ前記収容空間上に懸架される。
【0089】
本実施形態において、押え部材74は、折り曲げられた弾性シートであり、固定部材14の前記収容空間に向かう一側に設けられる。押え部材74は押え部741と、押え部741上に設けられる接続部743とを含む。押え部741は、ソリッドステートハードディスク200の表面に弾性的に当接押圧されることに用いられる。具体的に、図示した実施例において、押え部741は、屈曲したシート状であり、その支持部材12に向かう一側が曲面である。前記曲面は前記収容空間に向かって突出し、同時に、押え部741は第一固定部材141に沿って第二固定部材143の方向へ延設され、ソリッドステートハードディスク200を2つのガイド部材13の間から前記収容空間に挿入させる場合、前記曲面の方向に沿って摺動できることにより、ソリッドステートハードディスク200と押え部741との当接保持による衝突や擦れの傷の発生を避ける。
【0090】
本実施形態において、接続部743の数は2つであり、2つの接続部743がそれぞれ折り曲がって押え部741の対向する両端に形成される。各接続部743は、何れも装着部材72を貫通し、かつ装着部材72に固定接続される。
【0091】
本発明の実施形態の固定構造100を組み立てる場合、まず、係止部材32の係止部323を貫通孔1413に貫通させ、係止部材32を収容キャビティ1411内に収容させ、押圧部材34のガイド部343を溝3251に貫通し、かつ第二リセット部材38を合わせ部325と押圧部341との間に設け、第一リセット部材36を嵌設部327上に嵌設する。その後、ストッパー142を第一固定部材141上に装着し、第一リセット部材36の両端をそれぞれ支持部321及びストッパー142上に当接保持する。最後に、2つの位置決めアセンブリ50をそれぞれ第一固定部材141及び第二固定部材143に設け、4つの押えアセンブリ70をそれぞれ4つの固定部材14上に設ける。
【0092】
非使用の正常状態では、第一リセット部材36及び第二リセット部材38は何れも自然状態であり、係止部材32の係止部323は、貫通孔1413より前記収容空間に向かって突出し、押圧部材34の押圧部341は合わせ部325に対して離れる。
【0093】
本発明実施の形態の固定構造100を使用する際に、まず、押圧部341に推力を印加して第一固定部材141へ移動させ、係止部材32は、ガイド面3431の当接推進作用によって貫通孔1413に対して離れる。その後、ソリッドステートハードディスク200を2つのガイド部材13の間から前記収容空間に挿入し、係止部材32の係止部323は、まず、前記対応する案内溝270に突出し、かつ前記案内溝270の延びる方向に沿って摺動した後、2つの位置決めアセンブリ50の位置決め部材54はソリッドステートハードディスク200の案内溝270に突出する。2つの位置決め部材54が対応する案内溝270から対応する位置決め孔230内に入り込むまで、ソリッドステートハードディスク200を引き続き押し、ソリッドステートハードディスク200が位置決めを完了する。この時、2つの位置決め部材54は、弾性部材56の当接の推力により、ソリッドステートハードディスク200に当接保持され、ソリッドステートハードディスク200の他側を第三固定部材145及び第四固定部材147上に密接に寄らせる。最後に、外力を取り消して押圧部341を解放し、係止部材32及び押圧部材34がそれぞれ第一リセット部材36及び第二リセット部材38の弾性当接の推力により元の位置に戻り、係止部323はソリッドステートハードディスク200の係止孔250に突出する。
【0094】
固定構造100からソリッドステートハードディスク200を取り外す必要がある場合、まず、押圧部341に推力を印加して第一固定部材141へ移動させ、係止部材32はガイド面3431の当接推進作用によって、貫通孔1413に対して離れ、係止部323はソリッドステートハードディスク200の係止孔250と互いに離隔し、その後、ソリッドステートハードディスク200を引っ張り、前記収容空間から退出させる。
【0095】
前記固定構造100は、ロックアセンブリ30の係止部材32によりソリッドステートハードディスク200の係止孔250と互いに係止し、ソリッドステートハードディスク200の支持部材12での平行移動を制限すると共に、押えアセンブリ70がソリッドステートハードディスク200上に当接押圧することにより、ソリッドステートハードディスク200の支持部材12と垂直な方向での跳ね上がりを制限し、固定構造100のソリッドステートハードディスクに対する固定が確実になる。また、位置決めアセンブリ50の位置決め部材54はソリッドステートハードディスク200の一側に当接保持され、ソリッドステートハードディスク200の他側を第三固定部材145及び第四固定部材147上に密接に寄らせ、ソリッドステートハードディスク200の支持部材での装着位置をさらに固定する。
【0096】
理解できるように、第二リセット部材38を省略してもよく、押圧部材34を押圧する外力が取り消された後、係止部材32は、第一リセット部材36の弾性力の当接推進作用によって、元の位置に戻ると共に、合わせ面3253はガイド面3431に対して摺動し、かつガイド面3431を当接して推し、押圧部材34全体を係止部材32に対して離間させる。
【0097】
理解できるように、第一リセット部材36及び第二リセット部材38は何れも省略してもよく、押圧部材34のガイド部343に駆動面を設け、前記駆動面はガイド面3431から離隔されており、かつ前記駆動面の傾斜方向はガイド面3431の傾斜方向と一致する。同時に、合わせ面3253に対向するスレーブ面が溝3251上に設けられ、かつ前記スレーブ面を前記貫通孔に対して傾斜させ、かつ前記駆動面と互いに当接させる。押圧部材34は、外力による駆動により第一固定部材141へ移動する場合、ガイド面3431は合わせ面3253を当接して推し、係止部材32を貫通孔1413に対して離隔させることにより、係止部323がソリッドステートハードディスク200の係止孔250と互いに離れる。押圧部材34は、外力による駆動により第一固定部材141から離れた場合、前記駆動面は前記スレーブ面を当接して推し、係止部材32を貫通孔1413に対して近接させることにより、係止部323がソリッドステートハードディスク200の係止孔250に突出する。同様に、理解できるように、前記スレーブ面は、貫通孔1413に対して傾いて設けられることに制限されることはなく、球面、弧面等の他の類型の面に設計されてもよく、前記駆動面は、前記スレーブ面により前記係止部材を貫通孔1413に対して接近させるようにプッシュすることができればよい。
【0098】
理解できるように、ストッパー142は第一固定部材141と一体に成形して設けられてもよく、この時、ストッパー142は収容キャビティ1411の1つの側壁であり、第一リセット部材36の一端は支持部321上に当接保持され、他端は、第一固定部材141を収容する収容キャビティ1411の側壁上に当接保持されることにより、係止部材32の移動に回復力を提供する。
【0099】
理解できるように、合わせ面3253は、前文に記載されている傾斜面構造に制限されることはなく、他の類型の面に設けられてもよく、合わせ面3253を、ガイド面3431の駆動によりガイド面3431の傾斜方向に沿ってガイド面3431に対して摺動させることにより、係止部材32を、貫通孔1413の軸線方向に沿って移動させるように動かせばよい。例えば、合わせ面3253は、貫通孔1413の軸線方向にほぼ垂直な平面に設計されてもよく、又は、合わせ面3253は、ガイド面3431の傾斜方向とは逆の傾斜面に設計されてもよく、ひいては合わせ面3253は、球面、孤面、規則的幾何面又は他の不規則的な形状の表面に設計されてもよく、合わせ面3253をガイド面3431と互いに当接させ、かつガイド面3431の駆動により、ガイド面3431の傾斜方向に沿ってガイド面3431に対して摺動させることにより、係止部材32を貫通孔1413の軸線方向に沿って移動させるように動かせばよい。
【0100】
理解できるように、押えアセンブリ70は、前文に記載されている弾性当接押圧構造に制限されることはなく、他の弾性当接押圧構造に設けられ、前記収容空間に収容されるソリッドステートハードディスク200に密接に押さえることにより、ソリッドステートハードディスク200の支持部材12と垂直な方向での変位を制限してもよい。
【0101】
例えば、押えアセンブリ70は、位置決めアセンブリ50と類似する弾性プランジャー構造に設計されてもよく、具体的に言えば、押えアセンブリ70は、固定部材14上に固定される装着部材72と、弾性部材により装着部材72に接続される当接押圧部材とを含むことができ、前記当接押圧部材は、前記弾性部材の弾性当接保持力により前記収容空間に収容されるソリッドステートハードディスク200に密接に押さえることができる。又は、押えアセンブリ70は、一体化された構造に設けられてもよく、軟性プラスチック又はゴム等の弾性材で製造される弾性体であってもよく、ソリッドステートハードディスク200は前記収容空間内に収容される際に、前記一体化された押えアセンブリは、ソリッドステートハードディスク200の表面に弾性的に当接保持される。
【0102】
また、当業者は、本発明の技術思想に基づいて他の各種の相応の変更及び変形を行うことができるが、全てのこれらの変更及び変形は、何れも本発明の特許請求の保護範囲に属すべきである。
【符号の説明】
【0103】
100 固定構造
10 支持アセンブリ
12 支持部材
121サポートユニット
13 ガイド部材
14 固定部材
141 第一固定部材
1411 収容キャビティ
1413 貫通孔
1415 第一収容孔
142 ストッパー
143 第二固定部材
1431 第二収容孔
145 第三固定部材
147 第四固定部材
30 ロックアセンブリ
32 係止部材
321支持部
323係止部
325合わせ部
3251溝
3253 合わせ面
327 嵌設部
34 押圧部材
341 押圧部
3411 面取り
343 ガイド部
3431 ガイド面
345 位置制限部
36 第一リセット部材
38 第二リセット部材
50位置決めアセンブリ
52 収容部材
54 位置決め部材
56 弾性部材
70 押えアセンブリ
72 装着部材
74 押え部材
741 押え部
743 接続部
200 ソリッドステートハードディスク
230 位置決め孔
250 係止孔
270 案内溝
300 雲台
350支持機構
400 撮像装置
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7