(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
【発明を実施するための形態】
【0024】
本発明を実施することができる特定の実施形態を示した添付の図面を参照しつつ、本発明を詳細に説明する。添付の図面に示された特定の実施形態について、本発明が属する技術分野における通常の知識を有する者が、本発明を実施するのに十分なように詳細に説明する。特定の実施形態以外の他の実施形態は互いに相違するが、相互に排他的である必要はない。さらに、後述する詳細な説明は限定的な意味として取ろうとするのではないことが理解されなければならない。
【0025】
添付の図面に示された特定の実施形態に対する詳細な説明は、それに伴う図面と関連して読まれることになり、図面は全体発明の説明に対する一部とみなされる。方向や指向性に対する言及は、説明の便宜のためのものに過ぎず、いかなる方式でも本発明の技術的範囲を制限する意図を持たない。
【0026】
具体的に、「下、上、水平、垂直、上側、下側、上向き、下向き、上部、下部」等の位置を示す用語や、これらの派生語(例えば、「水平に、下方に、上方に」など)は、説明されている図面と関連説明とをすべて参照して理解されなければならない。特に、このような相対語は、説明の便宜のためのものに過ぎないため、本発明の装置が特定の方向に構成されたり動作しなければならないことを要求はしない。
【0027】
また、「装着された、付着された、連結された、つながった、相互連結された」等の構成間の相互結合関係を示す用語は、別途の言及がない限り、個別の構成が直接的もしくは間接的に付着もしくは連結されたり固定された状態を意味することがあり、これは、移動可能に付着、連結、固定された状態だけでなく、移動不可能な状態まで含めた用語と理解されなければならない。
【0028】
以下では、添付された図面を参照しつつ、本発明によるタッチ入力装置について詳細に説明することにする。
【0029】
本発明によるディスプレイモジュールを含む圧力検出可能なタッチ入力装置は、スマートフォン、スマートウォッチ、タブレットPC、ノートブック、PDA(personal digital assistants)、MP3プレーヤ、カメラ、ビデオカメラ、電子辞典などのような携帯可能な電子製品をはじめとして、家庭用PC、TV、DVD、冷蔵庫、エアコン、電子レンジなどの家庭用電子製品に利用されてもよい。また、本発明によるディスプレイモジュールを含む圧力検出可能なタッチ入力装置は、産業用制御装置、医療装置などディスプレイと入力のための装置を必要とするすべての製品に制限なく利用されてもよい。
【0030】
図1は、本発明の一実施形態によるタッチ入力装置に含まれる静電容量方式のタッチセンサパネル100の構成と動作を説明するための図面である。
図1を参照すると、タッチセンサパネル100は、複数の駆動電極TX1〜TXn及び複数の受信電極RX1〜RXmを含み、前記タッチセンサパネル100の動作のために複数の駆動電極TX1〜TXnに駆動信号を印加する駆動部120、及びタッチセンサパネル100のタッチ表面に対するタッチによって変化する静電容量の変化量に対する情報を含む感知信号を受信して、タッチ及びタッチ位置を検出する感知部110を含んでもよい。
【0031】
図1に示されたように、タッチセンサパネル100は、複数の駆動電極TX1〜TXnと複数の受信電極RX1〜RXmとを含んでもよい。
図1においては、タッチセンサパネル100の複数の駆動電極TX1〜TXnと複数の受信電極RX1〜RXmとが直交アレイを構成するもので示されているが、本発明はこれに限定されず、複数の駆動電極TX1〜TXnと複数の受信電極RX1〜RXmが対角線、同心円、及び3次元ランダム配列等をはじめとする任意の数の次元、及びこの応用配列を有するようにすることができる。ここで、n及びmは、量の整数として互いに同じか、あるいは異なる値を有してもよく、実施形態により大きさが変わってもよい。
【0032】
図1に示されたように、複数の駆動電極TX1〜TXnと複数の受信電極RX1〜RXmとは、それぞれ互いに交差するように配列されてもよい。駆動電極TXは、第1軸方向に延びた複数の駆動電極TX1〜TXnを含み、受信電極RXは、第1軸方向と交差する第2軸方向に延びた複数の受信電極RX1〜RXmを含んでもよい。
【0033】
本発明の実施形態によるタッチセンサパネル100において、複数の駆動電極TX1〜TXnと複数の受信電極RX1〜RXmとは、互いに同一の層に形成されてもよい。例えば、複数の駆動電極TX1〜TXnと複数の受信電極RX1〜RXmとは、絶縁膜(図示せず)の同一の面に形成されてもよい。また、複数の駆動電極TX1〜TXnと複数の受信電極RX1〜RXmは、互いに異なる層に形成されてもよい。例えば、複数の駆動電極TX1〜TXnと複数の受信電極RX1〜RXmは、一つの絶縁膜(図示せず)の両面にそれぞれ形成されてもよく、又は、複数の駆動電極TX1〜TXnは、第1絶縁膜(図示せず)の一面に、そして複数の受信電極RX1〜RXmは、前記第1絶縁膜と異なる第2絶縁膜(図示せず)の一面上に形成されてもよい。
【0034】
複数の駆動電極TX1〜TXnと複数の受信電極RX1〜RXmは、透明伝導性物質(例えば、酸化スズ(SnO
2)及び酸化インジウム(In
2O
3)等からなるITO(Indium Tin Oxide)又はATO(Antimony Tin Oxide))等から形成されてもよい。しかし、これは単に例示に過ぎず、駆動電極TX及び受信電極RXは、他の透明伝導性物質又は不透明伝導性物質から形成されてもよい。例えば、駆動電極TX及び受信電極RXは、銀インク(silver ink)、銅(copper)、銀ナノ(nano silver)及び炭素ナノチューブ(CNT:Carbon Nanotube)のうちの少なくとも何れか一つを含んで構成されてもよい。また、駆動電極TX及び受信電極RXは、メタルメッシュ(metal mesh)で具現されてもよい。
【0035】
実施形態による駆動部120は、駆動信号を駆動電極TX1〜TXnに印加することができる。実施形態において、駆動信号は、第1駆動電極TX1から第n駆動電極TXnまで順次一度に一つの駆動電極に対して印加されてもよい。このような駆動信号の印加は、再度反復して成されてもよい。これは単に例示に過ぎず、実施形態により多数の駆動電極に駆動信号が同時に印加されてもよい。
【0036】
感知部11は、受信電極RX1〜RXmを介して駆動信号が印加された駆動電極TX1〜TXnと受信電極RX1〜RXmとの間に生成された静電容量Cm:101に関する情報を含む感知信号を受信することによって、タッチの有無及びタッチ位置を検出することができる。例えば、感知信号は、駆動電極TXに印加された駆動信号が駆動電極TXと受信電極RXとの間に生成された静電容量CM:101によりカップリングされた信号であってもよい。
【0037】
このように、第1駆動電極TX1から第n駆動電極TXnまで印加された駆動信号を受信電極RX1〜RXmを介して感知する過程は、タッチセンサパネル100をスキャン(scan)すると指称することができる。
【0038】
例えば、感知部110は、それぞれの受信電極RX1〜RXmとスイッチを介して連結された受信機(図示せず)を含んで構成されてもよい。前記スイッチは、該受信電極RXの信号を感知する時間区間にオン(on)になって受信電極RXから感知信号が受信機で感知され得るようにする。受信機は、増幅器(図示せず)及び増幅器の負(−)入力端と増幅器の出力端との間、すなわち帰還経路に結合した帰還キャパシタを含んで構成されてもよい。この時、増幅器の正(+)入力端は、グランド(ground)に接続されてもよい。また、受信機は、帰還キャパシタと並列に連結されるリセットスイッチをさらに含んでもよい。リセットスイッチは、受信機によって遂行される電流から電圧への変換をリセットすることができる。増幅器の負入力端は、該受信電極RXと連結されて静電容量CM:101に対する情報を含む電流信号を受信した後、積分して電圧に変換することができる。感知部110は、受信機を介して積分されたデータをデジタルデータに変換するADC(図示せず:analog to digital converter)をさらに含んでもよい。その後、デジタルデータはプロセッサ(図示せず)に入力され、タッチセンサパネル100に対するタッチ情報を取得するように処理されてもよい。感知部110は受信機とともに、ADC及びプロセッサを含んで構成されてもよい。
【0039】
制御部130は、駆動部120と感知部110の動作を制御する機能を遂行することができる。例えば、制御部130は、駆動制御信号を生成した後、駆動部120に伝達して駆動信号が所定の時間にあらかじめ設定された駆動電極TXに印加されるようにすることができる。また、制御部130は、感知制御信号を生成した後、感知部110に伝達して感知部110が所定の時間にあらかじめ設定された受信電極RXから感知信号の入力を受けて、あらかじめ設定された機能を遂行するようにすることができる。
【0040】
図1において、駆動部120及び感知部110は、タッチセンサパネル100に対するタッチの有無及びタッチ位置を検出することができるタッチ検出装置(図示せず)を構成することができる。タッチ検出装置は、制御部130をさらに含んでもよい。タッチ検出装置は、タッチセンサパネル100を含むタッチ入力装置1000において、タッチセンシング回路であるタッチセンシングIC(touch sensing Integrated Circuit)上に集積されて具現されてもよい。タッチセンサパネル100に含まれた駆動電極TX及び受信電極RXは、例えば伝導性トレース(conductive trace)及び/又は回路基板上に印刷された伝導性パターン(conductive pattern)等を介してタッチセンシングICに含まれた駆動部120及び感知部110に連結されてもよい。タッチセンシングICは、伝導性パターンが印刷された回路基板、例えばタッチ回路基板(以下、第1PCBと指称)上に位置することができる。実施形態により、タッチセンシングIC150は、タッチ入力装置1000の作動のためのメインボード上に実装されていてもよい。
【0041】
以上で詳しく見たように、駆動電極TXと受信電極RXの交差地点ごとに所定値の静電容量Cが生成され、指のような客体がタッチセンサパネル100に近接する場合、このような静電容量の値が変更され得る。
図1において、前記静電容量は、相互静電容量Cmを表わすことができる。このような電気的特性を感知部110で感知し、タッチセンサパネル100に対するタッチの有無及び/又はタッチ位置を感知することができる。例えば、第1軸と第2軸とからなる2次元平面からなるタッチセンサパネル100の表面に対するタッチの有無及び/又はその位置を感知することができる。
【0042】
より具体的に、タッチセンサパネル100に対するタッチが生じる時、駆動信号が印加された駆動電極TXを検出することによって、タッチの第2軸方向の位置を検出することができる。これと同様に、タッチセンサパネル100に対するタッチの際に受信電極RXを介して受信された受信信号から静電容量の変化を検出することによって、タッチの第1軸方向の位置を検出することができる。
【0043】
以上で、タッチセンサパネル100として静電容量方式のタッチセンサパネルが詳細に説明されたが、本発明の実施形態によるタッチ入力装置1000において、タッチの有無及びタッチ位置を検出するためのタッチセンサパネル100は、前述の方法以外の自己静電容量方式、表面静電容量方式、プロジェクテッド(projected)静電容量方式、抵抗膜方式、表面弾性波方式(SAW:surface acoustic wave)、赤外線(infrared)方式、光学的イメージング方式(optical imaging)、分散信号方式(dispersive signal technology)、及び音声パルス認識(acoustic pulse recognition)方式等の任意のタッチセンシング方式を用いて具現されてもよい。
【0044】
実施形態による圧力検出モジュールが適用され得るタッチ入力装置1000において、タッチ位置を検出するためのタッチセンサパネル100は、ディスプレイモジュール200の外部又は内部に位置することができる。
【0045】
実施形態による圧力検出モジュールが適用され得るタッチ入力装置1000のディスプレイモジュールに含まれたディスプレイパネルは、有機発光表示装置(Organic Light Emitting Diode:OLED)などに含まれたディスプレイパネルであってもよい。
【0046】
ただし、本発明によるタッチ入力装置1000のディスプレイモジュール200は、これに限定されず、液晶表示装置(LCD:Liquid Crystal Display)、PDP(Plasma Display Panel)などディスプレイ可能な他の方式のモジュールであってもよい。
【0047】
これにより、ユーザは、ディスプレイパネルに表示された画面を視覚的に確認しながらタッチ表面にタッチを行って入力行為を遂行することができる。この時、ディスプレイモジュール200は、タッチ入力装置1000の作動のためのメインボード(main board)上の中央処理ユニットであるCPU(central processing unit)又はAP(application processor)などから入力を受けてディスプレイパネルに所望する内容をディスプレイするようにする制御回路を含んでもよい。このような制御回路は、第2印刷回路基板(図示せず)に実装されてもよい。この時、ディスプレイパネルの作動のための制御回路は、ディスプレイパネル制御IC、グラフィック制御IC(graphic controller IC)及びその他のディスプレイパネルを作動させるための回路を含んでもよい。
【0048】
タッチ位置を感知するタッチセンサパネル100の動作と関連した上の説明に引き続き、タッチ圧力を感知する方式及び原理を、
図2、
図3a〜
図3dを参照しながら説明することにする。
【0049】
図2は、本発明の一実施形態によるタッチ入力装置1000の構成を示す図面であり、
図3a〜
図3dは、タッチ圧力を感知する方式及びこのための圧力検出モジュール400の多様な実施形態を示す図面である。
【0050】
図2に示されたように、本発明の一実施形態によるタッチ入力装置1000は、タッチセンサパネル100、ディスプレイモジュール200、圧力検出モジュール400及び基板300を含む。この時、基板300は基準電位層であってもよい。本発明の他の実施形態によるタッチ入力装置1000の基準電位層は、
図2と異なって配置されてもよい。すなわち、基準電位層が圧力検出モジュール400の上部にあってもよく、ディスプレイモジュール200内に位置してもよい。また、一つ以上の基準電位層が備えられてもよい。この時、タッチ入力装置1000の積層構造に対応して、圧力検出モジュール400の配置も変わり得る。これと関連しては、
図3a〜
図3dの実施形態を説明しながら、詳細に説明することにする。
【0051】
図3aに示されたように、ディスプレイモジュール200と基板300との間にスペーサ層420が位置してもよい。
図3aに示された実施形態による配置の圧力電極450、460は、ディスプレイモジュール200と基板300の間として基板300側に配置されてもよい。
【0052】
圧力検出のための圧力電極は、第1電極450と第2電極460を含んでもよい。この時、第1電極450と第2電極460のいずれか一つは駆動電極であってもよく、残りの一つは受信電極であってもよい。駆動電極に駆動信号を印加し、受信電極を介して感知信号を取得することができる。電圧が印加されれば、第1電極450と第2電極460との間に相互静電容量が生成され得る。
【0053】
図3bは、
図3aに示されたタッチ入力装置1000に圧力が印加された場合の断面図である。ディスプレイモジュール200の下部面は、ノイズ遮蔽のためにグランド(ground)電位を有してもよい。客体500を介してタッチセンサパネル100の表面に圧力を印加する場合、タッチセンサパネル100及びディスプレイモジュール200は撓み得る。これにより、基準電位層であるグランド電位面と圧力電極パターン450、460との間の距離dがd’に減少し得る。このような場合、前記距離dの減少により、ディスプレイモジュール200の下部面にフリンジング静電容量が吸収されるので、第1電極450と第2電極460との間の相互静電容量は減少し得る。したがって、受信電極を介して取得される感知信号から相互静電容量の減少量を取得し、タッチ圧力の大きさを算出することができる。
【0054】
実施形態によるタッチ入力装置1000において、ディスプレイモジュール200にタッチ圧力を印加する場合、タッチ位置で最も大きい変形がなされて撓み得る。実施形態により、ディスプレイモジュール200が撓む時に最も大きい変形を示す位置は、タッチがなされた位置と一致しないことがあるが、ディスプレイモジュール200は少なくとも該タッチ位置で撓み得る。例えば、タッチ位置がディスプレイモジュール200の縁及び端などに近接する場合、ディスプレイモジュール200が撓む程度が最も大きい位置はタッチ位置と異なることがあるが、ディスプレイモジュール200は少なくとも前記タッチ位置で撓みを示すことができる。
【0055】
図3cは、本発明の他の実施形態によるタッチ入力装置1000の圧力電極の配置を示す。
図3cに示された電極配置において、圧力電極450、460は、ディスプレイモジュール200と基板300との間に位置するものの、ディスプレイモジュール200側に配置されてもよい。
【0056】
図3a及び
図3bの実施形態においては、圧力電極450、460が基板300上に形成されたものが例示されているが、圧力電極450、460はディスプレイモジュール200の下部面に形成されても構わない。この時、基板300は、基準電位層としてグランド電位を有してもよい。したがって、タッチセンサパネル100のタッチ表面をタッチすることにより、基板300と圧力電極450、460との間の距離dが減少し、結果的に第1電極450と第2電極460との間の相互静電容量の変化を引き起こすことができる。
【0057】
図3dは、また他の実施形態によるタッチ入力装置1000の電極配置を示す。
図3dの実施形態において、圧力電極である第1電極450と第2電極460のいずれか一つは基板300側に形成され、残りの一つはディスプレイモジュール200の下部面側に形成されてもよい。
図3dでは、第1電極450が基板300側に形成され、第2電極460がディスプレイモジュール200の下部面側に形成されたものを例示する。もちろん、第1電極450と第2電極460の位置を互いに交替する方式で具現することもできるだろう。
【0058】
客体500を介してタッチセンサパネル100の表面に圧力を印加する場合、タッチセンサパネル100及びディスプレイモジュール200は撓み得る。これにより、第1電極450と第2電極460との間の距離dが減少し得る。このような場合、前記距離dの減少により、第1電極450と第2電極460との間の相互静電容量は減少し得る。したがって、受信電極を介して取得される感知信号から相互静電容量の減少量を取得し、タッチ圧力の大きさを算出することができる。
【0059】
図4a〜
図4fは、多様な実施形態によるタッチ入力装置1000の一構成である圧力検出モジュール400の構造的断面を示す。
【0060】
図4aに示されたように、実施形態による圧力電極モジュール400において、圧力電極450、460は第1絶縁層410と第2絶縁層411との間に位置する。例えば、第1絶縁層410上に圧力電極450、460を形成した後、第2絶縁層411に圧力電極450、460を覆うことができる。この時、第1絶縁層410と第2絶縁層411は、ポリイミド(polyimide)のような絶縁物質であってもよい。第1絶縁層410は、PET(Polyethylene terephthalate)であってもよく、第2絶縁層411はインク(ink)からなる蓋層(cover layer)であってもよい。圧力電極450、460は、銅(copper)とアルミニウムのような物質を含んでもよい。実施形態により、第1絶縁層410と第2絶縁層411との間、及び、圧力電極450、460と第1絶縁層410との間は、液体接着体(liquid bond)のような接着剤(図示せず)で接着されてもよい。また、実施形態により、圧力電極450、460は、第1絶縁層410の上に圧力電極パターンに相応する貫通孔を有するマスク(mask)を位置させた後、伝導性スプレー(spray)を噴射することによって形成されてもよい。
【0061】
図4aにおいて圧力検出モジュール400は弾性フォーム440をさらに含み、弾性フォーム440は、第2絶縁層411の一面として第1絶縁層410と反対方向に形成されてもよい。その後、圧力検出モジュール400が基板300に付着される時、第2絶縁層411を基準として基板300側に弾性フォーム440が配置されてもよい。
【0062】
この時、圧力検出モジュール400を基板300に付着するために、所定の厚さを有する接着テープ430が弾性フォーム430の外郭に形成され得る。実施形態により、接着テープ430は両面接着テープであってもよい。この時、接着テープ430は、弾性フォーム430を第2絶縁層411に接着する役割も遂行することができる。この時、弾性フォーム430の外郭に接着テープ430を配置させることによって、圧力検出モジュール400の厚さを効果的に減らすことができる。
【0063】
図4aに例示された圧力検出モジュール400が下端に位置した基板300に付着される場合、圧力電極450、460は圧力を検出するように動作することができる。例えば、圧力電極450、460は、ディスプレイモジュール200側に配置されたものとして基準電位層は基板300に該当し、弾性フォーム440はスペーサ層420に対応する動作を遂行することができる。例えば、タッチ入力装置1000を上部からタッチする場合、弾性フォーム440が押圧されて圧力電極450、460と基準電位層である基板300との間の距離が減少し、これにより第1電極450と第2電極460との間の相互静電容量が減少し得る。このような静電容量の変化を介してタッチ圧力の大きさを検出することができる。
【0064】
図4bでは、
図4aとは異なり、弾性フォーム440の外郭に位置する接着テープ430を介して圧力検出モジュール400が基板300に付着されない。
図4bでは、弾性フォーム440を第2絶縁層411に接着するために第1接着テープ431と、圧力検出モジュール400を基板300に接着するために弾性フォーム440上に第2接着テープ432と、を含んでもよい。このように、第1及び第2接着テープ431、432を配置することによって、弾性フォーム440を第2絶縁層411に堅固に付着し、かつ、圧力検出モジュール400を基板300に堅固に付着することができる。実施形態により、
図4bに例示された圧力検出モジュール400は第2絶縁層411を含まなくてもよい。例えば、第1接着テープ431が圧力電極450、460を直接覆うカバー層の役割を遂行しつつ、弾性フォーム440を第1絶縁層410及び圧力電極450、460に付着する役割を遂行することができる。これは、以下の
図4c〜
図4fの場合にも適用され得る。
【0065】
図4cは、
図4aに示された構造の変形例である。
図4cでは、弾性フォーム440に弾性フォーム440の高さを貫通するホール(hole)Hを形成し、タッチ入力装置1000に対するタッチ時、弾性フォーム440がよく押圧されるようにすることができる。ホールHには空気が満たされてもよい。弾性フォーム440がよく押圧される場合、圧力検出の感度が向上され得る。また、弾性フォーム400にホールHを形成することによって、圧力検出モジュール400を基板300等に付着する際に、空気によって弾性フォーム400の表面が突出する現象を除去することができる。
図4cでは、弾性フォーム400を第2絶縁層411に堅固に接着させるために、接着テープ430以外に第1接着テープ431をさらに含んでもよい。
【0066】
図4dは、
図4bに示された構造の変形例として、
図4cと同様に弾性フォーム440に弾性フォーム440の高さを貫通するホールHが形成されている。
【0067】
図4eは、
図4bに示された構造の変形例として、第1絶縁層410の一面として弾性フォーム440と異なる方向の一面に第2弾性フォーム441をさらに含む。このような第2弾性フォーム441は、その後タッチ入力装置1000に圧力検出モジュール400が付着された時、ディスプレイモジュール200に伝達される衝撃を最小化にするために追加で形成されてもよい。この時、第2弾性フォーム441を第1絶縁層410に接着するために、第3接着層433をさらに含んでもよい。
【0068】
図4fは、圧力を検出するように動作可能な圧力検出モジュール400の構造を例示する。
図4fでは、弾性フォーム440を挟んで第1電極450、451と第2電極460、461とが配置された圧力検出モジュール400の構造が示される。
図4bを参照して説明した構造と類似するように、第1電極450、451は第1絶縁層410と第2絶縁層411との間に形成され、第1接着テープ431、弾性フォーム440及び第2接着テープ432が形成されてもよい。第2電極460、461は、第3絶縁層412と第4絶縁層413との間に形成され、第4絶縁層413が第2接着テープ432を介して弾性フォーム440の一面側に付着されてもよい。この時、第3絶縁層412の基板側の一面には第3接着テープ433が形成されてもよく、第3接着テープ433を介して圧力検出モジュール400が基板300に付着されてもよい。
図4bを参照して説明したように、実施形態により、
図4fに例示された圧力検出モジュール400は、第2絶縁層411及び/又は第4絶縁層413を含めなくてもよい。例えば、第1接着テープ431が第1電極450、451を直接覆うカバー層の役割を遂行しつつ、弾性フォーム440を第1絶縁層410及び第1電極450、451に付着する役割を遂行することができる。また、第2接着テープ432が第2電極460、461を直接覆うカバー層の役割を遂行しつつ、弾性フォーム440を第3絶縁層412及び第2電極460、461に付着する役割を遂行することができる。
【0069】
この時、タッチ入力装置1000に対するタッチを介して弾性フォーム440が押圧され、これにより、第1電極450、451と第2電極460、461との間の相互静電容量が増加し得る。このような静電容量の変化を介してタッチ圧力を検出することができる。また、実施形態により、第1電極450、451と第2電極460、461のいずれか一つをグランド(ground)とし、残りの一つの電極を介して自己静電容量を感知することができる。
【0070】
図4fの場合、電極を単一層として形成する場合より、圧力検出モジュール400の厚さ及び製造単価は増加するが、圧力検出モジュール400の外部に位置する基準電位層の特性によって変わらない圧力検出性能が保障され得る。すなわち、
図4fのように圧力検出モジュール400を構成することによって、圧力検出時に外部電位(グランド)環境による影響を最小化にすることができる。したがって、圧力検出モジュール400が適用されるタッチ入力装置1000の種類に関係なく、同一の圧力検出モジュール400の使用が可能である。
【0071】
以上においては、駆動電極と受信電極を含む圧力電極を用いて、駆動電極と受信電極が基準電位層に近づくことによって変わる相互静電容量の変化量に基づく圧力検出を説明したが、本発明の圧力検出モジュール400は、自己静電容量の変化量に基づいてタッチ圧力の検出を遂行することもできる。
【0072】
簡略に説明すると、圧力電極(駆動電極と受信電極のいずれか一つ)と基準電位層との間に形成される自己静電容量(self capacitance)を用いてタッチ圧力を検出できるようになる。すなわち、駆動電極と基準電位層との間に形成される自己静電容量及び/又は受信電極と基準電位層との間に形成される自己静電容量を用いてタッチ圧力を検出することができる。ユーザのタッチがあるにもかかわらず、タッチ圧力が印加されない場合には、圧力電極と基準電位層との間の距離が変わらないため、自己静電容量の値は変わらない。この時には、タッチセンサパネル100によるタッチ位置だけが感知されるだろう。ただし、タッチ圧力まで印加される場合、上の方式で自己静電容量の値が変わることになり、圧力検出モジュール400は自己静電容量の変化量に基づいて、タッチ圧力を検出するようになる。
【0073】
具体的に、タッチにより圧力が加えられれば、基準電位層又は圧力電極(駆動電極又は受信電極)が移動し、基準電位層と圧力電極との間の距離が近くなって、自己静電容量の値が増加する。増加した自己静電容量の値に基づいて、タッチ圧力の大きさを判断することによってタッチ圧力を検出することになる。
【0074】
以下では、ディスプレイモジュール200の一実施形態について説明することにする。本発明によるタッチ入力装置1000の一構成であるディスプレイモジュール200は、OLEDパネルを含んでもよい。
【0075】
OLEDパネルは、LCDパネルより多いの長所があって、ディスプレイを必要とする装置に多方面で用いられる傾向である。LCDパネルは、二枚のガラス板の間に固体と液体の中間性質を有した液晶(liquid crystal)を挿入して電気刺激を制御しつつ、液晶中に生じる光を屈折させて文字や画像を表示する。このようなLCDはバックライトユニットが必要であるため、ディスプレイの厚さを厚くさせるだけでなく、バックライトユニットに常に電源を印加しなければならないので、電力消耗が高く、応答速度がOLEDに比べて遅い。
【0076】
一方、OLEDパネルは、蛍光又は燐光有機物薄膜に電流を流すと、電子と正孔が有機物層で結合しながら光が発生する原理を用いた自己発光型ディスプレイパネルとして、発光層を構成する有機物質が光の色を決定する。具体的に、OLEDは、ガラスやプラスチック上に有機物を塗布して電気を流すと、有機物が光を発散する原理を利用する。すなわち、有機物の陽極と陰極にそれぞれ正孔と電子を注入して発光層に再結合させれば、エネルギーが高い状態である励起子(excitation)を形成し、励起子がエネルギーが低い状態に落ちながらエネルギーが放出され、特定の波長の光が生成される原理を利用するわけである。この時、発光層の有機物によって光の色が変わる。
【0077】
OLEDは、ピクセルマトリックスを構成しているピクセルの動作特性により、ライン駆動方式のPM−OLED(Passive-matrix Organic Light-Emitting Diode)と個別駆動方式のAM−OLED(Active-matrix Organic Light-Emitting Diode)とが存在する。両者は共にバックライトを必要としないため、ディスプレイモジュールを非常に薄く具現することができ、角度により明暗比が一定であり、温度に伴う色の再現性が良いという長所を有する。また、未駆動ピクセルは、電力を消耗しないという点で非常に経済的である。
【0078】
動作面において、PM−OLEDは、高い電流でスキャニング時間(scanning time)の間だけ発光し、AM−OLEDは、低い電流でフレーム時間(frame time)の間ずっと発光状態を維持する。したがって、AM−OLEDはPM−OLEDに比べて解像度が良く、大面積ディスプレイパネルの駆動が有利であり、電力消耗が少ないという長所がある。また、薄膜トランジスタ(TFT)を内蔵して各素子を個別的に制御できるため、精巧な画面を具現しやすい。
【0079】
図5aは、本発明の一実施形態によるタッチ入力装置1000の一構成であるディスプレイモジュール200に含まれ得る、OLEDパネルの構成を示す図面である。
【0080】
図5aに示されたように、OLEDは、基本的にアノード、有機物層、及びカソードから構成され、有機物層は、HIL(Hole Injection Layer、正孔注入層)、HTL(Hole Transfer Layer、正孔輸送層)、EIL(
Electron Injection Layer、電子注入層)、ETL(Electron Transfer Layer、電子輸送層)、EML(
Emission Material Layer、発光層)を含む。
【0081】
簡略に説明すると、HILは正孔を注入させる機能をして、CuPcなどの物質を用いる。HTLは注入された正孔を移動させる機能をするもので、正孔の移動性(hole mobility)が良くなければならない。HTLとしては、アリールアミン(arylamine)、TPDなどが用いられてもよい。EILとETLは、電子の注入と輸送のための層であり、注入された電子と正孔はEMLで結合して発光する。EMLは、発光される色を表現する素材として、有機物の寿命を決定するホスト(host)と色感と効率を決定する不純物(dopant)とから構成される。
【0082】
このうち、現在スマートフォンなどのモバイル装置に多く使われているAM−OLEDパネルの断面を
図5bに示し、簡略に説明することにする。
図5bに示されたように、AM−OLEDパネルは、TFT基板(thin film transistor backplane)、アノード(Anode、陽極)、有機物層、カソード(Cathode、陰極)、偏光板(Polarizer)から構成される。一方、多様な方式のAM−OLEDパネルがあるが、そのうちRGB方式のAM−OLEDパネルは、一つのピクセルが三原色(Red、Green、Blue)で構成されて光の色を決定する。
【0083】
AM−OLEDパネルは、
図5bに示されたように、アノードとカソードとの間に有機物層が挿入され、TFTがオン(On)状態になると、駆動電流がアノードに印加されて正孔が注入され、カソードから電子が注入されて、有機物層に正孔と電子が移動して互いに出会って光が生成される。
【0084】
本発明の一実施形態によるタッチ入力装置1000のディスプレイモジュール200は、OLEDパネル(AM−OLEDパネル又はPM−OLEDパネル)を含んでもよい。OLEDパネルを用いたディスプレイモジュール200の下部には、タッチ圧力の検出のための多様な構成(例:圧力検出モジュール400及び基準電位層610など)が積層される。
【0085】
本発明によるタッチ入力装置1000は、
図9〜
図11のような多様な装置(例:スマートフォン、TVなど)に用いられてもよいが、これに限定されず、スマートウォッチ、タブレットPC、ノートブック、PDA(personal digital assistants)、MP3プレーヤ、カメラ、ビデオカメラ、電子辞典などのような携帯可能な電子製品をはじめとして、家庭用PC、TV、DVD、冷蔵庫、エアコン、電子レンジなどの家庭用電子製品、産業用制御装置、医療機器などに制限なく用いられてもよいことは、上で言及した通りである。
【0086】
まず、
図9は、本発明によるタッチ入力装置1000がスマートフォンに具現された実施形態を示す。特に、
図9の実施形態において、ディスプレイモジュール200は、端が曲面である形状を取ることができる。
【0087】
図9に示された実施形態は、平面部290と曲面部291からなるディスプレイモジュール200の形状を有する。この時、平面部290が中央に位置し、曲面部291は前記平面部290から延びて両側面に形成されてもよい。曲面部291は、所定の曲率を有して曲がった形状を取ることができる。
【0088】
この時、所定の曲率とは、ユーザがディスプレイモジュール200を介してディスプレイされる映像を容易に識別したり、ディスプレイモジュール200の上部又は下部に形成されたタッチセンサパネル100や圧力検出モジュール400を操作するのに適正な曲率であれば十分であり、本発明は、前記曲面部291の特定の曲率値に限定されない。
【0089】
一方、
図9では、ディスプレイモジュール200の両側面に曲面部291が形成されたもので示したが、平面部290の左側あるいは右側の一側面にだけ曲面部291が形成されてもよい。
【0090】
図10及び
図11は、本発明によるタッチ入力装置1000が、全体的に曲面であるTVとスマートフォンに適用された実施形態を示す。
図10及び
図11に示されたように、ディスプレイモジュール200は、全体的に中央部が下方に曲がった曲面形状であってもよい。
【0091】
もちろん、これとは異なり、ディスプレイモジュール200の中央部が上方に曲がった曲面形状であってもよい。また、横方向に曲がった
図10及び
図11の実施形態とは逆に、縦方向に曲がったディスプレイモジュール200を想定することもできる。
【0092】
さらに、本発明の一実施形態によるタッチ入力装置1000は、適切なディスプレイパネル(例えば、AM−OLEDパネルあるいはLCDパネル)とフレキシブル(flexible)な素材の基板などを用いて、所定の範囲内で曲がり得る形態に具現されてもよい。
【0093】
図6〜
図8は、本発明の多様な実施形態によるタッチ入力装置1000の積層構造を示す。具体的に、
図6〜
図8は、
図9の実施形態を想定したタッチ入力装置1000の積層構造である。
【0094】
図9に示されたような、平面部290と少なくとも一つの曲面部291から構成されたディスプレイモジュール200を用いる場合、本発明によるタッチ入力装置1000は
図6〜
図8の積層構造で具現され得る。
【0095】
図6の実施形態によるタッチ入力装置1000は、ディスプレイモジュール200の平面部290の垂直下部領域にだけ圧力検出モジュール400を備える。
【0096】
すなわち、ディスプレイモジュール200の曲面部291の下部領域には圧力検出モジュール400が備えられていない。反面、タッチセンサパネル100は、ディスプレイモジュール200の全面に対して備えられてもよい。
【0097】
図6に示されたように、ディスプレイモジュール200の平面部290に、さらに詳細には、平面部290の下部領域にだけ圧力検出モジュール400(及び基準電位層610)が存在する場合、タッチセンサパネル100はディスプレイモジュール200の全面に備えられるので、ディスプレイモジュール200の全体領域でタッチ位置が感知される反面、タッチ圧力の検出はディスプレイモジュール200の平面部290のみで成される。
【0098】
すなわち、
図6の実施形態によるタッチ入力装置1000は、ディスプレイモジュール200の両側面でタッチ圧力が不可能であるため、ユーザのグリップによる、意図しないタッチ入力(位置及び圧力)を防止できるようになる。
【0099】
例えば、本発明によるタッチ入力装置1000を備えたスマートフォンをポケットの中に入れておいた状態で、ディスプレイモジュール200の両側面が意図せずに押圧されることによって、意図しないタッチ圧力が印加され、圧力検出モジュール400がタッチ圧力を検出し、それによる動作が遂行される事故を防止することができる。
【0100】
図7の実施形態によるタッチ入力装置1000は、ディスプレイモジュール200の全面にタッチセンサパネル100と圧力検出モジュール400(及び基準電位層610)が形成された構造を有する。
【0101】
したがって、
図7の実施形態によるタッチ入力装置1000は、ディスプレイモジュール200の全体領域でタッチ位置及びタッチ圧力の検出が可能であるため、ユーザはディスプレイモジュール200のどの領域でもタッチ入力をすることができる。
【0102】
図7の実施形態によるタッチ入力装置1000は、
図6の実施形態とは異なり、平面部290以外に曲面部291でもタッチ圧力が検出されるので、既存の機械的なボタンによる入力をタッチ圧力による入力に代えることができるようになる。
【0103】
すなわち、ユーザは、ボタンを押す代わりに両側面のディスプレイ面を押圧すことによって、ボタンを押す使用感をそのまま感じることになる。
【0104】
図8の実施形態によるタッチ入力装置1000は、ディスプレイモジュール200の曲面部291の下部領域にのみ圧力検出モジュール400(及び基準電位層610)が形成される。
【0105】
したがって、
図8の実施形態によるタッチ入力装置1000は、ディスプレイモジュール200の曲面部291のみで圧力検出が可能になるので、ユーザはボタンを押す代わりに両側面のディスプレイ面を押圧することによって、ボタンを押す使用感を類似の方式で感じることになる。反面、平面部290の領域ではタッチセンサパネル100によるタッチ位置の検出のみが可能である。
【0106】
一方、
図8では、ディスプレイモジュール200の全面部(平面部290及び曲面部291)にタッチセンサパネル100が形成されたもので示されたが、これとは異なり、平面部290にのみタッチセンサパネル100を形成することによって、製造単価を低くして構造を単純化させることもできるだろう。また、曲面部291にのみタッチセンサパネル100が形成されても構わない。
【0107】
この時、
図8の実施形態によるタッチ入力装置1000は、互いに離隔された2個の圧力検出モジュール400−1、400−2を有するため、2個の圧力検出モジュール400−1、400−2を駆動させるため、1個又は2個のチャネルを用いるように設計されてもよい。
【0108】
すなわち、2個の圧力検出モジュール400−1、400−2が互いに異なるチャネルを用いてタッチ位置及びタッチ圧力を検出することもでき、一つのチャネルを介してタッチ位置とタッチ圧力を検出することもできる。
【0109】
また、
図8の実施形態の場合、平面部290の下部領域をタッチ入力装置を動作させるための他の要素の内蔵空間として用いることができるようになり、空間上の利点を得ることになる。
【0110】
一方、図面には示さなかったが、
図8の実施形態とは違い異なり、ディスプレイモジュール200の左側あるいは右側にだけ曲面部291を備えた場合、タッチセンサパネル100と圧力検出モジュール400を、上で説明した構造を適切に変形して、タッチ位置及びタッチ圧力の検出が可能なタッチ入力装置1000として具現することができるだろう。
【0111】
図6〜
図8と関連し、タッチセンサパネル100がディスプレイモジュール200の上部に別途の構成として位置するもので説明されたが、ディスプレイモジュール200と一体的に構成されても構わない。すなわち、タッチセンサパネル100がインセル(In-cell)方式で具現されてもよく、本発明によるタッチ入力装置1000はタッチセンサパネル100とディスプレイモジュール200の特定配置に限定されず、多様な方式で具現されてもよいだろう。
【0112】
一方、
図6〜
図8の実施形態によるタッチ入力装置1000は、タッチ入力を感知するための各構成に電源を供給するバッテリBを備えることができる。また、タッチ入力装置1000の信頼性がある駆動を保障し、衝撃による損傷を防止する衝撃吸収部SPがさらに備えられてもよい。
【0113】
図6〜
図8の実施形態によるタッチ入力装置1000の構造において、基準電位層610、610−1、610−2の構造や機能に対しては、上述したところと同一であるため、詳細な説明を省略することにする。上では、圧力検出モジュール400と基準電位層610、610−1、610−2の積層構造が、
図2に示された構造で説明されたが、ここに説明された多様な積層構造で具現されることは当業者に自明である。
【0114】
また、圧力検出モジュール400の圧力電極の構造として、
図3a〜
図3dの多様な実施形態が適用されてもよく、圧力検出モジュール400の細部構成として、
図4a〜
図4fの多様な実施形態が適用され得ることが容易に理解できるはずである。もちろん、本発明によるタッチ入力装置1000が、
図3a〜
図3dによる圧力電極の構造や
図4a〜
図4fの圧力検出モジュールに限定されはしない。
【0115】
図6〜
図8を参照した以上の説明では、
図9に示されたディスプレイモジュール200の形態を想定してなされたが、
図10及び
図11の実施形態の場合にも、
図6〜
図8の積層構造を修正又は変形して、タッチ位置とタッチ圧力を検出することができるタッチ入力装置1000として機能するように具現することができ、当業者であれば、上で説明された方式で困難なしに設計可能であろう。
【0116】
図12は、本発明の一実施形態によるタッチ入力装置の斜視図である。
図12に示されたタッチ入力装置は、ディスプレイモジュール200が備えられた前面700F、前面700Fから垂直に延びた左側面700L、右側面700R、上側面700U、下側面700D、そして背面700Bを含む。
【0117】
図12の実施形態によるタッチ入力装置の前面700Fには、ディスプレイモジュール200が備えられ、ディスプレイモジュール200の上部にタッチセンサパネル100が積層される。タッチセンサパネル100は、上で説明したように、タッチ入力装置の前面700Fをタッチする場合、タッチ位置を感知する。
【0118】
一方、タッチ入力装置の側面700L、700R、700U、700Dのうちの少なくとも一つには圧力検出モジュール400が含まれ、ユーザのタッチ圧力を検出する。
【0119】
図1
2のA−A’に沿って切った断面
において、タッチセンサパネル100及びディスプレイモジュール200が前面部700Fに備えられ、左右側面700L、700Rには圧力検出モジュール400が備えられる。
【0120】
圧力検出モジュール400は、
図4a〜
図4fのいずれか一つの形態で備えられてもよいが、これに限定されず、基準電位層との距離変化による静電容量の変化を介してタッチ圧力を検出できる多様な構造で具現されてもよい。
【0121】
一方
、左右側面700L、700Rに備えられた圧力検出モジュール400には、側面カバー部材SCが積層されてもよい。側面カバー部材SCはタッチ入力装置の縁をカバーし、圧力検出モジュール400を保護して、異物の侵入を防ぐなどの機能をする。
【0122】
ただし、ユーザが指などで押圧した時、電極と基準電位層との間の距離が変わり得てこそ圧力検出が可能であるため、圧力検出モジュール400の上部に形成された側面カバー部材SCは、ユーザが指で押圧した時に所定の範囲内で内側に曲がり得る素材(例:ゴム、silicone rubberなど)を選択することが好ましい。
【0123】
図12では、左側面700L及び右側面700R共に圧力検出モジュール400が備えられるもので示されたが、一側面にのみ圧力検出モジュール400が備えられても構わず、他の実施形態では、上下側面700U、700Dのうちの少なくとも一つに圧力検出モジュール400が備えられてもよい。もちろん、必要に応じて、圧力検出モジュール400をタッチ入力装置の背面700Bに形成させることもできる。すなわち、本発明によるタッチ入力装置は、左右上下の側面700L、700R、700U、700D及び背面700Bのうちの少なくとも一つの側面に圧力検出モジュール400を備えることができる。
【0124】
図13は、本発明の他の実施形態によるタッチ入力装置の斜視図である。
図13の実施形態も、
図12のように、側面に圧力検出モジュール400が備えられる。
【0125】
ただし、
図12の実施形態においては、圧力検出モジュール400が側面カバー部材SCでカバーされているが、
図13の実施形態は圧力検出モジュール400の上部に側面ディスプレイモジュール293Sが形成される。
【0126】
さらに具体的に、
図13によるタッチ入力装置は、前面に形成された前面ディスプレイモジュール293Fと側面に形成された側面ディスプレイモジュール293Sとを含み、前記側面ディスプレイモジュール293Sは、前面ディスプレイモジュール293Fから延びる。
図13は、側面ディスプレイモジュール293Sが前面ディスプレイモジュール293Fから垂直に延びるもので示されたが、これとは異なり、斜線に折り曲げられて延びても構わない。
【0127】
前面ディスプレイモジュール293Fの上部には、タッチセンサパネル100が備えられてもよく、側面ディスプレイモジュール293Sの下部には圧力検出モジュール400が備えられてもよい。この時、圧力検出モジュール400は、
図4a〜
図4fのいずれか一つの形態で備えられてもよいが、これに限定されず、基準電位層との距離変化による静電容量の変化を介してタッチ圧力を検出できる多様な構造で具現されてもよい。
【0128】
一方、
図13において明示的には示さなかったが、前面ディスプレイモジュール293Fの下部に圧力検出モジュール400をさらに含み、側面ディスプレイモジュール293Sの上部に側面タッチセンサパネルをさらに含んでもよい。この場合、ディスプレイされる全ての面でタッチ位置とタッチ圧力を検出できる効果を有するようになる。
【0129】
また、前面ディスプレイモジュール293Fと側面ディスプレイモジュール293Sは、一体として一つのディスプレイモジュール(一つの構成要素)で具現されても構わず、独立したディスプレイモジュールを連結(別個の構成要素)することで具現されてもよい。当業者は、ディスプレイモジュールの駆動方式などを勘案し、適切な構造や配置を選択することができるだろう。
【0130】
図14は、本発明の多様な実施形態によるタッチ入力装置を示す概略図である。
図14に示されたように、タッチ入力装置の前面はディスプレイ領域710と非ディスプレイ領域720とを含んでもよい。
【0131】
ここで、ディスプレイ領域710は、ディスプレイモジュール200が備えられる領域であり、非ディスプレイ領域720は、ディスプレイモジュール200が備えられない領域である。したがって、
図14によるタッチ入力装置は、ディスプレイ領域710のみでディスプレイ機能を有する。
【0132】
非ディスプレイ領域720の内部には、外からは見えないが(場合によって内部が見えることがある)、圧力検出モジュール400が少なくとも一つ備えられる。したがって、ユーザが非ディスプレイ領域720を手で押圧した時、上で説明した方式でタッチ圧力が検出され得る。
【0133】
図14の実施形態によるタッチ入力装置において、非ディスプレイ領域720の内部に備えられた圧力検出モジュール400は、
図4a〜
図4fのいずれか一つの形態で備えられてもよいが、これに限定されず、基準電位層との距離変化による静電容量の変化を介してタッチ圧力を検出できる多様な構造で具現されてもよい。
【0134】
一方、多様な形態で非ディスプレイ領域720に圧力検出モジュール400を形成することができる。例えば、
図14の(a)のように、ディスプレイモジュール200が位置するディスプレイ領域710の下にディスプレイモジュール200の幅と同一の大きさの圧力検出モジュール400が形成されてもよく、
図14の(b)のように、所定領域(ボタンの形の円領域)にのみ圧力検出モジュール400が形成されてもよく、
図14の(c)のように、2つの圧力検出モジュール400が互いに離隔して形成されてもよい。
【0135】
一方、
図14の実施形態において、非ディスプレイ領域720をユーザが指などで押圧した時、圧力検出モジュール400の電極と基準電位層との間の距離が変わり得てこそ圧力検出が可能であるため、圧力検出モジュール400の上部にはフレキシブルな素材(例:ゴムリングなど)のカバー層が積層されてもよい。前記カバー層は、タッチ入力装置のケースであってもよい。
【0136】
図14の多様な実施形態で圧力検出モジュール400を備え、圧力検出モジュール400を物理的ボタンとして使用することができ、非ディスプレイ領域720の上には所定のパターンが印刷され、ユーザの押圧がある場合、実行されるアプリケーションなどを直観的に確認することができる。もちろん、アプリケーションの実行は、タッチ圧力を検出することによって成されてもよく、これは、上で説明した圧力検出方式によってもよい。
【0137】
本発明によるタッチ入力装置が実質的に具現された実施形態を示す
図9〜
図14と関連し、上の説明では、ディスプレイ、タッチ入力検出及びタッチ圧力検出を可能にする構成を中心に説明したが、各実施形態がスマートフォンなどの装置で動作するための構成が含まれ得ることは当業者に自明であろう。
【0138】
また、
図9〜
図14と関連し、圧力検出モジュールが2つ以上含まれたり、あるいは、互いに異なる位置に備えられる場合、1つのチャネルを介して駆動されてもよいが、2つ以上のチャネルを介してそれぞれの圧力検出モジュールが駆動されてもよい。マルチチャネルで構成される場合、それぞれの圧力検出モジュールを同時個別的に制御できるので、さらに優れた圧力検出を保障することができるはずである。同様に、位置検出と関連したタッチセンサパネルやディスプレイモジュールもやはり2つ以上のチャネルを介して制御されてもよい。当業者は、要求に応じてタッチセンサパネル、ディスプレイモジュール及び圧力検出モジュールのチャネルを自由に設計することができるはずである。
【0139】
例えば、スマートフォンなどの通信装置で具現される場合、通信モジュール、制御モジュール、格納モジュールなどの要素は従来の形態や方式を適用することができ、必要な場合には、本発明の実施形態の構成、配置、大きさ、形状、動作方式などにより、適切に変形されたり、あるいは他の要素で代替されてもよい。
【0140】
また、以上において実施形態を中心に説明したが、これは単に例示に過ぎず、本発明を限定する訳ではなく、本発明が属する分野における通常の知識を有する者であれば、本実施形態の本質的な特性を外れない範囲で、以上に例示されない様々な変形と応用が可能であることが分かるはずである。例えば、実施形態に具体的に示された各構成要素は、変形して実施することができるものである。そして、このような変形と応用に係る相違点は、添付の請求の範囲において規定する本発明の範囲に含まれるものと解釈されるべきであろう。