特許第6496777号(P6496777)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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特許6496777アップリンク送信を扱うための装置及び方法
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6496777
(24)【登録日】2019年3月15日
(45)【発行日】2019年4月3日
(54)【発明の名称】アップリンク送信を扱うための装置及び方法
(51)【国際特許分類】
   H04W 72/12 20090101AFI20190325BHJP
   H04W 28/04 20090101ALI20190325BHJP
   H04W 72/04 20090101ALI20190325BHJP
   H04W 52/02 20090101ALI20190325BHJP
【FI】
   H04W72/12 150
   H04W28/04 110
   H04W72/04 131
   H04W52/02 110
【請求項の数】8
【外国語出願】
【全頁数】13
(21)【出願番号】特願2017-126394(P2017-126394)
(22)【出願日】2017年6月28日
(65)【公開番号】特開2018-7252(P2018-7252A)
(43)【公開日】2018年1月11日
【審査請求日】2017年7月21日
(31)【優先権主張番号】62/355,351
(32)【優先日】2016年6月28日
(33)【優先権主張国】US
(73)【特許権者】
【識別番号】502160992
【氏名又は名称】宏達國際電子股▲ふん▼有限公司
(74)【代理人】
【識別番号】100107766
【弁理士】
【氏名又は名称】伊東 忠重
(74)【代理人】
【識別番号】100070150
【弁理士】
【氏名又は名称】伊東 忠彦
(74)【代理人】
【識別番号】100091214
【弁理士】
【氏名又は名称】大貫 進介
(72)【発明者】
【氏名】▲呉▼ 志祥
【審査官】 石井 則之
(56)【参考文献】
【文献】 米国特許出願公開第2015/0092645(US,A1)
【文献】 CATT,DRX and Short Interval SPS[online], 3GPP TSG-RAN WG2#92 R2-156257,インターネット<URL:http://www.3gpp.org/ftp/tsg_ran/WG2_RL2/TSGR2_92/Docs/R2-156257.zip>,2015年11月 7日,Section 5.7
【文献】 Huawei, HiSilicon,Correction on HARQ process selection for UL asynchronous HARQ[online], 3GPP TSG-RAN WG2#94 R2-163959,インターネット<URL:http://www.3gpp.org/ftp/tsg_ran/WG2_RL2/TSGR2_94/Docs/R2-163959.zip>,2016年 5月14日,Section 5.4.2
【文献】 LG Electronics Inc., Nokia, NEC,Reconsideration on drx-InactivityTimer for NB-IoT[online], 3GPP TSG-RAN WG2#94 R2-164202,インターネット<URL:http://www.3gpp.org/ftp/tsg_ran/WG2_RL2/TSGR2_94/Docs/R2-164202.zip>,2016年 5月14日
【文献】 InterDigital Communications,Update to DRX Behaviour in support of Asynchronous UL HARQ[online], 3GPP TSG-RAN WG2#91bis R2-154650,インターネット<URL:http://www.3gpp.org/ftp/tsg_ran/WG2_RL2/TSGR2_91bis/Docs/R2-154650.zip>,2015年 9月25日
【文献】 Huawei, HiSilicon,UL HARQ handling for LAA Scell[online], 3GPP TSG-RAN WG2#93bis R2-162430,インターネット<URL:http://www.3gpp.org/ftp/tsg_ran/WG2_RL2/TSGR2_93bis/Docs/R2-162430.zip>,2016年 4月 1日
【文献】 Huawei, HiSilicon,Discussion on synchronous and asynchronous HARQ method for eLAA[online], 3GPP TSG-RAN WG1#85 R1-164106,インターネット<URL:http://www.3gpp.org/ftp/tsg_ran/WG1_RL1/TSGR1_230/Docs/R1-164106.zip>,2016年 5月14日
【文献】 HTC,Discussion on asynchronous uplink HARQ operations[online], 3GPP TSG-RAN WG2#90 R2-152417,インターネット<URL:http://www.3gpp.org/ftp/tsg_ran/WG2_RL2/TSGR2_90/Docs/R2-152417.zip>,2015年 5月16日
【文献】 Ericsson,Connected Mode DRX for NB-IoT,3GPP TSG RAN WG2 adhoc_2016_01_LTE_NB_IoT R2-160471,インターネット<URL:http://www.3gpp.org/ftp/tsg_ra,2016年 1月13日
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
H04B 7/24−7/26
H04W 4/00−99/00
3GPP TSG RAN WG1−4
SA WG1−4
CT WG1、4
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
アップリンク(UL)送信を扱うための通信装置であって、
命令を記憶するための記憶装置であって、該命令は、
基地局(BS)からの第1の送信時間間隔(TTI)において制御チャネル上でセミパーシステントスケジューリング(SPS)ULグラントを受信するステップであって、該SPS ULグラントは、複数のUL送信のために当該通信装置に周期的に割り当てられるUL周波数リソースを示す、ステップと、
前記SPS ULグラントを設定ULグラントとして記憶するステップと、
前記第1のTTIの後の最も早いTTIで開始するように前記設定ULグラントを初期化し、該最も早いTTI後の複数のTTIに前記設定ULグラントを適用するステップと、
前記設定ULグラントに従ってハイブリッド自動再送要求(HARQ)プロセスを使用することによって、UL送信の少なくとも1回の第1の繰返しを送信するステップと、
前記UL送信に応答して前記HARQプロセスのためのUL HARQ ラウンドトリップタイム(RTT)タイマを開始するステップと、
前記UL HARQ RTTタイマが満了するときに、第2のTTIにおいて前記制御チャネル上で動的スケジューリングULグラントを前記BSから受信するステップであって、該動的スケジューリングULグラントは、前記UL送信のUL再送信を示す、ステップと、
前記動的スケジューリングULグラントに従って前記HARQプロセスを使用することによって、前記UL再送信の少なくとも1回の第2の繰返しを送信するステップと、を含む、記憶装置と、
前記記憶装置に結合され、前記記憶装置に記憶された前記命令を実行するように設定されている処理回路と、を含む通信装置。
【請求項2】
前記記憶装置の命令は、
前記UL HARQ RTTタイマが満了するときに、drx-ULRetransmissionTimerを開始するステップと、
前記drx-ULRetransmissionTimerがDRXサイクルのオフ持続時間に属する少なくとも1つのTTIで動作しているときに、前記制御チャネルを監視するステップをさらに含む、請求項1に記載の通信装置。
【請求項3】
前記通信装置は、前記少なくとも1回の第1の繰り返しの1つに応答して前記UL HARQ RTTタイマを開始することによって、前記UL HARQ RTTタイマを開始する、請求項1に記載の通信装置。
【請求項4】
アップリンク(UL)送信を扱うためのネットワークであって、
命令を記憶するための記憶装置であって、該命令は、
間欠受信(DRX)動作を通信装置に設定するステップと、
制御チャネル上でセミパーシステントスケジューリング(SPS)ULグラントを前記通信装置に送信するステップであって、該SPS ULグラントは、複数のUL送信のために前記通信装置に周期的に割り当てられたUL周波数リソースを示す、ステップと、
UL送信の少なくとも1回の繰返しを前記通信装置から受信するステップであって、前記少なくとも1回の繰返しは、前記SPS ULグラントに従ってHARQプロセスを使用して前記通信装置によって送信され、UL HARQ RTTタイマが前記UL送信に応答して該HARQプロセスのために前記通信装置によって開始される、ステップと、
前記UL HARQ RTTタイマが満了し、前記UL送信が正常に受信されないときは、動的スケジューリングULグラントを前記通信装置に送信するステップであって、該動的スケジューリングULグラントは、前記通信装置に前記UL送信を再送信させることを示す、ステップとを含む、記憶装置と、
前記記憶装置に結合され、前記記憶装置に記憶された前記命令を実行するように構成されている処理回路と、を含むネットワーク。
【請求項5】
前記SPS ULグラントは、前記制御チャネル上のダウンリンク(DL)制御情報(DCI)で送信される、請求項4に記載のネットワーク。
【請求項6】
前記記憶装置の命令は、
前記UL HARQ RTTタイマが満了する前に、前記動的スケジューリングULグラントを前記通信装置に送信しないステップをさらに含む、請求項4に記載のネットワーク。
【請求項7】
前記記憶装置の命令は、
前記通信装置内で動作するdrx-ULRetransmissionTimerに対応するタイマを維持するステップと、
前記タイマが動作しているときは、前記drx-ULRetransmissionTimerが動作していると判定するステップとをさらに含む、請求項5に記載のネットワーク。
【請求項8】
前記記憶装置の命令は、
送信時間間隔(TTI)がdrx-ULRetransmissionTimerの長さ内にあるときは、前記通信装置内で動作する前記drx-ULRetransmissionTimerを判定するステップをさらに含む、請求項4に記載のネットワーク。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、無線通信システムにおいても使用される装置及び方法に関する。より詳細には、アップリンク送信を扱うための装置及び方法に関する。
【背景技術】
【0002】
ロングタームエボリューション(LTE)システムでは、エボルブドユニバーサル地上無線アクセスネットワーク(E−UTRAN)として知られる無線アクセスネットワークは、ユーザ機器(UE)と通信するための、及びコアネットワークと通信するための少なくとも1つのエボルブドノードB(eNB)を含む。コアネットワークは、UEのためのモビリティマネジメント(mobility management)及びクオリティオブサービス(QoS)制御を含むことができる。
【発明の概要】
【0003】
このため、本発明は、上述の問題を解決するため、アップリンク送信を扱うための通信装置及び方法を提供する。
【0004】
アップリンク(UL)送信を扱うための通信装置であって、通信装置は、命令を記憶するための記憶装置と、記憶装置に結合された処理回路とを含む。処理回路は、記憶装置に記憶された命令を実行するように構成されている。命令は、基地局(BS)からの第1の送信時間間隔(TTI)において制御チャネル上でセミパーシステントスケジューリング(SPS)ULグラントを受信するステップであって、SPS ULグラントは、複数のUL送信のために通信装置に周期的に割り当てられるUL周波数リソースを示す、ステップと、SPS ULグラントを設定ULグラントとして記憶するステップと、第1のTTIの後の最も早いTTIで開始するように設定ULグラントを初期化し、最も早いTTI後の複数のTTIに設定ULグラントを適用するステップと、設定ULグラントに従ってハイブリッド自動再送要求(HARQ)プロセスを使用することによって、UL送信の少なくとも1回の第1の繰返しを送信するステップと、UL送信に応答してHARQプロセスのためのUL HARQ ラウンドトリップタイム(RTT)タイマを開始するステップと、UL HARQ RTTタイマが満了するときに、HARQプロセスのためのdrx-ULRetransmissionTimerを開始するステップとを含む。
【0005】
アップリンク(UL)送信を扱うためのネットワークであって、ネットワークは、命令を記憶するための記憶装置と、記憶装置に結合された処理回路とを含む。処理回路は、記憶装置に記憶された命令を実行するように構成されている。命令は、間欠受信(DRX)動作を通信装置に設定するステップと、制御チャネル上でセミパーシステントスケジューリング(SPS)ULグラントを通信装置に送信するステップであって、SPS ULグラントは、複数のUL送信のために通信装置に周期的に割り当てられたUL周波数リソースを示す、ステップと、UL送信の少なくとも1回の繰返しを通信装置から受信するステップであって、少なくとも1回の繰返しは、SPS ULグラントに従ってHARQプロセスを使用して通信装置によって送信され、UL HARQ RTTタイマがUL送信に応答してHARQプロセスのために通信装置によって開始される、ステップと、UL HARQ RTTタイマが満了し、UL送信が正常に受信されないときは、動的スケジューリングULグラントを通信装置に送信するステップであって、動的スケジューリングULグラントは、通信装置にUL送信を再送信させることを示す。
【0006】
アップリンク(UL)送信を扱うための通信装置であって、通信装置は、命令を記憶するための記憶装置と、記憶装置に結合された処理回路とを含む。処理回路は、記憶装置に記憶された命令を実行するように構成されている。命令は、ランダムアクセスプリアンブルを基地局(BS)に送信するステップと、ランダムアクセスプリアンブルに応答して、ULグラントを含むランダムアクセス応答(RAR)を基地局から受信するステップであって、ULグラントは、UL送信のためのUL周波数リソースを示す、ステップと、ULグラントに従って、ハイブリッド自動再送要求(HARQ)プロセスを使用することによって、UL送信の少なくとも1回の繰返しを送信するステップと、UL送信に応答して、HARQプロセスのためのUL HARQラウンドトリップ時間(RTT)タイマを開始するステップと、UL HARQ RTTタイマが満了するときに、HARQプロセスのためのdrx-ULRetransmissionTimerを開始するステップとを含む。
【0007】
本発明のこれらの目的及び他の目的は、様々な図表及び図面に図示される、次の発明の実施するための好ましい形態を読むことにより、当業者には疑いなく明らかとなるだろう。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1図1は、本発明の一例による無線通信システムの概略図である。
図2図2は、本発明の一例による通信装置の概略図である。
図3図3は、本発明の一例によるプロセスのフローチャートである。
図4図4は、本発明の一例によるプロセスのフローチャートである。
図5図5は、本発明の一例によるプロセスのフローチャートである。
図6図6は、本発明の一例によるプロセスのフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0009】
図1は、本発明の一例による無線通信システム10の概略図である。無線通信システム10は、概して、ネットワークと複数の通信装置とから設定されている。ネットワーク及び通信装置は、ライセンスされた及び/又はライセンスされていないバンドの1つ以上のキャリアで1つ以上のセルを介して、互いに通信することができる。1つ以上のセルは、同じ若しくは異なるフレーム構造タイプで、又は同じ若しくは異なる複信モード(すなわち、周波数分割複信(FDD)、時分割複信(TDD))で、動作されることができる。
【0010】
図1において、ネットワーク及び通信装置は、無線通信システム10の構造を示すのに簡潔に利用される。ネットワークは、少なくとも1つの基地局(BS)を含む無線アクセスネットワーク(RAN)を含むことができる。実際には、RANは、少なくとも1つのエボルブドノードB(eNB)を含むエボルブドユニバーサル地上無線アクセスネットワーク(E−UTRAN)とすることができる。RANは、直交周波数分割多重(OFDM)及び/又は非OFDMと、1msより短い送信時間間隔(TTI)(例えば、100又は200マイクロ秒)とを採用して、通信装置と通信する少なくとも1つの5G BS(例えば、gNB)を含む第5世代(5G)ネットワークとすることができる。一般に、BSは、eNB及び5G BSのうちのいずれかを示すために使用されることもできる。さらに、ネットワークは、RANに接続するネットワークエンティティを含むコアネットワークを含むこともできる。
【0011】
通信装置は、ユーザ機器(UE)、マシンタイプコミュニケーション(MTC:Machine Type Communication)デバイス、携帯電話、ラップトップ、タブレットコンピュータ、電子書籍、ポータブルコンピュータシステム、車両、又は航空機とすることができる。さらに、ネットワーク及び通信装置は、方向(すなわち、送信方向)に従って、送信機又は受信機と見なされることができる。例えば、アップリンク(UL)の場合、通信装置が送信機でネットワークが受信機であり、ダウンリンク(DL)の場合、ネットワークが送信機であり通信装置が受信機である。
【0012】
図2は、本発明の例による通信装置20の概略図である。通信装置20は、図1に示す通信装置又はネットワークとすることができるが、これに限定されない。通信装置20は、マイクロプロセッサ、特定用途向け集積回路(ASIC)等の処理回路200、記憶装置210及び通信インタフェース装置220を含むことができる。記憶装置210は、処理回路200によりアクセスされ、実行されるプログラムコード214を記憶することができる任意のデータ記憶装置とすることができる。記憶装置210の例は、非限定的に、加入者識別モジュール(SIM)、読み出し専用メモリ(ROM)、フラッシュメモリ、ランダムアクセスメモリ(RAM)、ハードディスク、光学データ記憶装置、不揮発性記憶装置、非一時的コンピュータ読み取り可能媒体(例えば、有形媒体)等を含む。通信インタフェース装置220は、トランシーバを含み、処理回路200の処理結果に従って、信号(例えば、データ、メッセージ及び/又はパケット)を送受信するために使用される。
【0013】
以下の実施形態では、実施形態の図示を簡潔にするために、図1の通信装置を表すためにUEを使用する。
【0014】
図3は、本発明の一例によるプロセス30のフローチャートである。プロセス30は、UL送信(例えば、非同期送信)を扱うために、UE(例えば、図1の通信デバイス)で利用される。プロセス30は、以下のステップを含む。
【0015】
ステップ300:開始する。
【0016】
ステップ302:BSからの第1のTTIにおいて制御チャネル上でセミパーシステントスケジューリング(SPS:semi-persistent scheduling)ULグラント(UL grant)を受信する。ここで、SPS ULグラントは、複数のUL送信のためにUEに周期的に割り当てられるUL周波数リソースを示す。
【0017】
ステップ304:SPS ULグラントを設定ULグラントとして記憶する。
【0018】
ステップ306:第1のTTIの後の最も早いTTIで開始するように設定ULグラントを初期化し、最も早いTTI後の複数のTTIに設定ULグラントを適用する。
【0019】
ステップ308:設定ULグラントに従って第1のハイブリッド自動再送要求(HARQ)プロセスを使用することによって、第1のUL送信の少なくとも1回の第1の繰返しを送信する。
【0020】
ステップ310:第1のUL送信に応答して第1のHARQプロセスのための第1のUL HARQ RTTタイマを開始する。
【0021】
ステップ312:第1のUL HARQ RTTタイマが満了するときに、第1のHARQプロセスのための第1のdrx-ULRetransmissionTimer(drx-UL再送信タイマ)を開始する。
【0022】
ステップ314:終了する。
【0023】
プロセス30によれば、UEが第1のHARQプロセスのための設定ULグラントを有するときは、UEは、第1のUL送信に応答して、第1のHARQプロセスのための第1のUL HARQ RTTタイマを開始する。SPS ULグラントは、第1のHARQプロセスのHARQプロセス識別子を示すHARQプロセス番号を含むことができる。ネットワークが第1のUL送信を正常に受信しないときは、ネットワークは、第1のUL HARQ RTTタイマを考慮して、第1のUL送信のUL再送信をスケジュールする。すなわち、ネットワークは、第1のUL HARQ RTTタイマが満了する前に、UL再送信を示す動的スケジューリングULグラントをUEに送信しない。一例では、制御チャネルは、物理DL制御チャネル(PDCCH:physical DL control channel)、拡張PDCCH(EPDCCH:enhanced PDCCH)、マシンタイプ通信(MTC:machine-type communication)PDCCH(MPDCCH)、短縮PDCCH(sPDCCH:short PDCCH)又は狭帯域PDCCH(NPDCCH:narrowband PDCCH)である。一例では、制御チャネルは専用制御チャネル(DCCH:dedicated control channel)である。ネットワークは、第1のDL制御情報(DCI:DL control information)又は無線リソース制御(RRC:Radio Resource Control)メッセージでSPS ULグラントを送信することができる。一例では、ネットワークは、制御チャネル上の第2のTTIの第2のDCIで動的スケジューリングULグラントをUEに送信する。
【0024】
UEは、複数のTTIのうちの1つのTTIにおいて第1のUL送信の繰返しを送信することができる。UEは、そのTTI(すなわち、第1のUL送信のタイミング)に従って、第1のHARQプロセスのための第1のUL HARQ RTTタイマを開始することができる。例えば、UEは、そのTTIにおいて第1のUL HARQ RTTタイマを開始する。一例では、繰返しは最後の繰返しとすることができる。
【0025】
プロセス30で述べたように、UEは、第1のUL HARQ RTTタイマが満了するときに、第1のdrx-ULRetransmissionTimerを開始する。それゆえ、第1のdrx-ULRetransmissionTimerがUEに対してネットワークによって設定された間欠受信(DRX:discontinuous reception)サイクルのオフ持続時間に属するTTIで動作しているときに、UEは制御チャネル(例えば、PDCCH、EPDCCH、MPDCCH又はNPDCCH)を監視することができる。UEは、DRXサイクルに従ってDRX動作を実行する。ネットワークがDRXサイクルのオフ持続時間内にUEに制御コマンドを送信する必要がある(又は、意図する)ときは、ネットワークは、第1のdrx-ULRetransmissionTimerが動作しているので、TTIのうちの1つでUEにULグラントを送信することができる。言い換えれば、ネットワークが制御コマンドを送信する必要があるときは、ネットワークは、第1のdrx-ULRetransmissionTimerが(特に、UEのDRXサイクルのオフ持続時間内に)動作しているかどうかも考慮する。すなわち、第1のdrx-ULRetransmissionTimerが動作していないときに、ネットワークは、UEのDRXサイクルのTTIで制御コマンドを送信しなくてよい。
【0026】
一例では、ネットワークは、UE内で動作する第1のdrx-ULRetransmissionTimerに対応するタイマを維持する。ネットワークは、タイマが動作しているときは、第1のdrx-ULRetransmissionTimerが動作していると判定する。ネットワークは、タイマが動作していない(例えば、満了している)ときは、第1のdrx-ULRetransmissionTimerが動作していないと判定する。別の例では、第1のUL HARQ RTTタイマの第2の長さに従って開始する第1のdrx-ULRetransmissionTimerの第1の長さ内にTTIがあるときは、ネットワークは第1のdrx-ULRetransmissionTimerが動作していると判定する。ネットワークは、TTIが第1の長さ外にあるときは、第1のdrx-ULRetransmissionTimerが動作していないと判定する。第2の長さは、ネットワークによって設定されてもよいし、UEによって予め決定されてもよい。
【0027】
一例では、少なくとも1回の第1の繰返しうちの最初の繰返しは新しい送信であり、最初の繰返し後のその少なくとも1回の第1の繰返しのうちの残りは再送信である。UEは、新しい送信をあるTTIで送信する。UEは、少なくとも1回の第1の繰返しのうちの残りをそのTTIに続くTTIで送信する。一例では、UEが狭帯域モノのインターネット(IoT)(NB−IoT)UEである場合、帯域幅低減低複雑度(BL:bandwidth-reduced low-complexity)UE (BL UE)である場合、又はカバレッジエンハンスメント(CE:coverage enhancement)にある場合、少なくとも1回の第1の繰返しは第1の複数の繰返しを含む。第1の複数の繰返しの繰返し回数は、SPS ULグラントで示されることができる。一例では、UEがNB−IoT UE、BL UE及びCEのうちのいずれでもない場合、少なくとも1回の第1の繰返しは、1回の繰返しのみを含む(すなわち、UEは第1のUL送信を1回だけ送信する)。この例では、SPS ULグラントは、繰返し回数を示さなくてもよく、1回だけの繰返しを示すことができる。
【0028】
一例では、UEは、第1の複数の繰返しのうちの1つに応答して第1のUL HARQ RTTタイマを開始することによって、第1のUL送信に応答して、第1のUL HARQ RTTタイマを開始する。例えば、第1の複数の繰返しのうちの1つは、第1の複数の繰返しのうちの最初の繰返し、2番目の繰返し、...又は最後の繰返しとすることができる。
【0029】
一例では、ネットワークは、制御コマンドを制御チャネル上で送信する。制御コマンドは、動的スケジューリングULグラント、SPS ULグラント、動的スケジューリングDL割り当て、SPS DL割り当て、UL電力制御コマンド、チャネル状態情報(CSI:Channel State Information)要求又はサウンディング参照シンボル(SRS:sounding reference symbol)要求とすることができる。UEは、動的スケジューリングULグラントが第1のUL送信のUL再送信を示す場合、動的スケジューリングULグラントに従って第1のHARQプロセスを使用することによって、再送信の少なくとも1回の第2の繰返しを送信することができる。UEがNB−IoT UE、BL UE、及びCEのうちのいずれでもない場合、少なくとも1回の第2の繰返しは、1回の繰返しのみを含むことができる(すなわち、UEは第2のUL送信を1回だけ送信する)。UEがNB−IoT UE、BL UE又はCEである場合、少なくとも1回の第2の繰返しは第2の複数の繰返しを含むことができる。第2の複数の繰返しの回数は、動的スケジューリングULグラントで示されることができる。
【0030】
UEが、例えば、最も早いTTIの前に(n+k)時間単位であるTTIでSPS ULグラントを受信するときに、UEはSPS ULグラントに従って第3のUL送信を送信することに注意する。「k」は、ネットワークによって設定されるか、又はUEによって予め定められる非負の整数であってもよい。一例では、「k」は、FDDモードの場合は4であり、TDD設定に従ってTDDモードの場合は0、1、2、...とすることができる。一例では、時間単位はサブフレーム又はタイムスロットである。別の例では、時間単位は、1、2、3又は4OFDMシンボルの持続時間である。UEが繰返しを使用するように設定されているかどうかに応じて、第3のUL送信は1回以上の繰返しを含むことができる。
【0031】
図4は、本発明の一例によるプロセス40のフローチャートである。プロセス40は、UL送信(例えば、非同期送信)を扱うために、UE(例えば、図1の通信デバイス)で利用される。プロセス40は、以下のステップを含む。
【0032】
ステップ400:開始する。
【0033】
ステップ402:ランダムアクセスプリアンブルをBSに送信する。
【0034】
ステップ404:ランダムアクセスプリアンブルに応答して、BSからULグラントを含むランダムアクセス応答(RAR:random access response)を受信する。ここで、ULグラントは、第2のUL送信のためのUL周波数リソースを示す。
【0035】
ステップ406:ULグラントに従って第2のHARQプロセスを使用することによって第2のUL送信の少なくとも1回の第2の繰返しを送信する。
【0036】
ステップ408:第2のUL送信に応答して、第2のHARQプロセスのための第2のUL HARQ RTTタイマを開始する。
【0037】
ステップ410:第2のUL HARQ RTTタイマが満了するときに、第2のHARQプロセスのための第2のdrx-ULRetransmissionTimerを開始する。
【0038】
ステップ412:終了する。
【0039】
プロセス40によれば、UEは、RARによって設定された第2のUL送信に応答して、第2のHARQプロセスのための第2のUL HARQ RTTタイマを開始する。一例では、UEは、物理DL共有チャネル(PDSCH:physical DL shared channel)、狭帯域PDSCH(NPDSCH:narrowband PDSCH)又は短縮PDSCH(sPDSCH:short PDSCH)でRARを受信する。すなわち、UEが第2のUL送信を送信することを示すTTIにおいてPDCCHを受信しなくても、UEは第2のUL HARQ RTTタイマを開始する。ネットワークが第2のUL送信を正常に受信しないときは、ネットワークは、第2のUL HARQ RTTタイマを考慮して、第2のUL送信のUL再送信をスケジュールする。すなわち、ネットワークは、第2のUL HARQ RTTタイマが満了する前に、UL再送信を示す動的スケジューリングULをグラントUEに送信しない。RARは、タイミング調整値を含むことができる。RARは、第2のHARQプロセスのHARQプロセス識別子を示すHARQプロセス番号を含むことができる。UEは、HARQプロセス番号に従って第2のHARQプロセスを認識することができる。RARがHARQプロセス番号を含まない場合、第2のHARQプロセスは、RARによって示されるUL送信のためにUEで予め決定されることができる。例えば、UEは、第2のHARQプロセスを、HARQプロセス識別子0によってアドレス指定されるHARQプロセスに常に設定する。ネットワークは、所定のHARQプロセス識別子に対応するソフトバッファを使用して、UL送信及びUL再送信(例えば、動的スケジューリングULグラントによって要求された場合)を受信する。
【0040】
UEは、第2のUL送信の繰返しをあるTTIで送信することができる。UEは、TTI(すなわち、第2のUL送信のタイミング)に従って、第2のHARQプロセスのための第2のUL HARQ RTTタイマを開始することができる。例えば、UEは、そのTTIで第2のUL HARQ RTTタイマを開始する。一例では、繰返しは最後の繰返しとすることができる。
【0041】
プロセス40で述べたように、UEは、第2のUL HARQ RTTタイマが満了するときに、第2のHARQプロセスのために第2のdrx-ULRetransmissionTimerを開始する。それゆえ、第2のdrx-ULRetransmissionTimerがUEに対してネットワークによって設定されたDRXサイクルのオフ持続時間に属するTTIで動作しているときに、UEは制御チャネル(例えば、PDCCH、EPDCCH、MPDCCH、又はNPDCCH)を監視することができる。UEは、DRXサイクルに従ってDRX動作を実行する。ネットワークがDRXサイクルのオフ持続時間内にUEに制御コマンドを送信する必要があるとき、ネットワークは、第2のdrx-ULRetransmissionTimerが動作しているので、TTIのうちの1つでULグラントをUEに送信することができる。言い換えれば、ネットワークが制御コマンドを送信する必要がある(又は、意図する)ときは、第2のdrx-ULRetransmissionTimerが(特に、UEのDRXサイクルのオフ持続時間内に)動作しているかどうかも考慮する。すなわち、第2のdrx-ULRetransmissionTimerが動作していないときは、ネットワークは、UEのDRXサイクルのオフ持続時間に制御コマンドを送信しなくてよい。一例では、UEが再送信を示す制御コマンドを受信すると、UEは第2のUL送信の再送信を送信する。すなわち、制御コマンドは動的スケジューリングULグラントを含む。制御コマンドは、HARQプロセス識別子を示すHARQプロセス番号(例えば、0)を含むことができる。
【0042】
一例では、ネットワークは、UE内で動作している第2のdrx-ULRetransmissionTimerに対応するタイマを維持する。ネットワークは、タイマが動作しているときは、第2のdrx-ULRetransmissionTimerが動作していると判定する。ネットワークは、タイマが動作していない(例えば、満了した)ときは、第2のdrx-ULRetransmissionTimerが動作していないと判定する。別の例では、第2のUL HARQ RTTタイマの第2の長さに従って開始する第2のdrx-ULRetransmissionTimerの第1の長さ内にTTIがあるときは、ネットワークは第2のdrx-ULRetransmissionTimerが動作していると判定する。第2の長さは、ネットワークによって設定されてもよいし、UEによって予め決定されてもよい。
【0043】
一例では、少なくとも1回の第2の繰返しの最初の繰返しは新しい送信であり、最初の繰返し後の少なくとも1回の第2の繰返しの残りは再送信である。UEは、新しい送信をあるTTIで送信する。UEは、少なくとも1回の第2の繰返しの残りをそのTTIに続くTTIで送信する。一例では、UEがNB−IoT UEである場合、BL UEである場合、又はCEにある場合、少なくとも1回の第2の繰返しは、第2の複数の繰返しを含む。第2の複数の繰返しの繰返し回数は、RARに示されることができる。一例では、UEがNB−IoT UE、BL UE及びCEのうちのいずれでもない場合、少なくとも1回の第2の繰返しは、1回の繰返しのみを含む(すなわち、UEは第2のUL送信を1回だけ送信する)。この例では、RARは繰返し回数を示さなくてもよく、1回だけの繰返しを示すことができる。
【0044】
一例では、UEは、第2の複数の繰返しのうちの1つに応答して第2のUL HARQ RTTタイマを開始することによって、第2のUL送信に応答して第2のUL HARQ RTTタイマを開始する。例えば、第2の複数の繰返しのうちの1つは、第2の複数の繰返しのうちの最初の繰返し、2番目の繰返し、...又は最後の繰返しとすることができる。
【0045】
ネットワークは、プロセス30で説明した制御チャネル上で制御コマンドを送信することができ、ここでは述べない。
【0046】
図5は、本発明の一例によるプロセス50のフローチャートである。プロセス50は、UL送信(例えば、非同期送信)を扱うために、図1のネットワーク内のBSで利用される。プロセス50は、以下のステップを含む。
【0047】
ステップ500:開始する。
【0048】
ステップ502:DRX動作をUEに設定する。
【0049】
ステップ504:制御チャネル上でSPS ULグラントをUEに送信する。ここで、SPS ULグラントは、複数のUL送信のためにUEに周期的に割り当てられるUL周波数リソースを示す。
【0050】
ステップ506:UL送信の少なくとも1回の繰返しをUEから受信する。ここで、少なくとも1回の繰返しは、SPS ULグラントに従ってHARQプロセスを使用してUEによって送信され、UL HARQ RTTタイマがUL送信に応答してHARQプロセスのためにUEによって開始される。
【0051】
ステップ508:UL HARQ RTTタイマが満了し、UL送信が正常に受信されないときは、動的スケジューリングULグラントをUEに送信する。動的スケジューリングULグラントは、UEにUL送信を再送信させることを示す。
【0052】
ステップ510:終了する。
【0053】
プロセス50によれば、BSは、DRX設定を含む第1のRRCメッセージ(例えば、RRCConnectionReconfigurationメッセージ)をUEに送信することによって、DRX動作をUEに設定する。DRX設定は、上述のようにdrx-ULRetransmissionTimerのための時間値を設定することができる。BSは、制御チャネル上でSPS ULグラントをUEに送信する。SPS ULグラントは、複数のUL送信のためにUEに周期的に割り当てられるUL周波数リソースを示す。BSは、第1のRRCメッセージ又は第2のRRCメッセージ内のSPS期間(又は、SPSスケジュール間隔と呼ばれる、例えば、semiPersistSchedIntervalUL)をUEに送信することができる。プロセス50は、プロセス30を実行するUEと通信するためのネットワークによって実行されてもよい。プロセス30の例はプロセス50に適用されることができ、ここでは繰り返さない。
【0054】
一例では、ネットワークは、UE内で動作するUL HARQタイマに対応するタイマを維持する。ネットワークは、タイマが満了するときは、UL HARQタイマが満了したと判定する。別の例では、ネットワークは、TTIがUL送信の最初又は最後の繰返しから開始するUL HARQ RTTタイマの長さの外にあるときは、UL HARQタイマが満了したと判定する。
【0055】
図6は、本発明の一例によるプロセス60のフローチャートである。プロセス60は、UL送信(例えば、非同期送信)を扱うために、図1のネットワーク内のBSで利用される。プロセス60は、以下のステップを含む。
【0056】
ステップ600:開始する。
【0057】
ステップ602:DRX動作をUEに設定する。
【0058】
ステップ604:ランダムアクセスプリアンブルをUEから受信する。
【0059】
ステップ606:ランダムアクセスプリアンブルに応答してULグラントを含むRARをUEに送信する。ここで、ULグラントはUL送信のためのUL周波数リソースを示す。
【0060】
ステップ608:UL送信の少なくとも1回の繰返しをUEから受信する。ここで、少なくとも1回の繰返しは、ULグラントに従ってHARQプロセスを使用してUEによって送信され、HARQプロセスのためのUL HARQ RTTタイマは、UL送信に応答してUEによって開始される。
【0061】
ステップ610:UL HARQ RTTタイマが満了し、UL送信が正常に受信されないときは、動的スケジューリングULグラントをUEに送信する。ここで、動的スケジューリングULグラントは、UEにUL送信を再送信するように命令する。
【0062】
ステップ612:終了する。
【0063】
プロセス60は、プロセス40を実行するUEと通信するためのネットワークによって実行されることができる。プロセス40の例はプロセス60に適用されることができ、ここでは繰り返さない。
【0064】
要約すると、上記のプロセスは、UEがオフ持続時間にTTIでBSによって送信された制御コマンドをミスするという問題を解決する。
【0065】
当業者であれば、上述の説明及び例の組み合わせ、修正及び/又は変更を容易になすことができるはずである。上記の説明、ステップ及び/又は提案したステップを含むプロセスは、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア(ハードウェア装置とコンピュータ命令との組み合わせで、ハードウェア装置上に読み取り専用ソフトウェアとして存在するデータとして知られる)、電子システム又はそれらの組み合わせとし得る手段によって実現されることができる。手段の例は、通信装置20とすることができる。上記のプロセス及び例のいずれも、プログラムコード214にコンパイルされることができる。
【0066】
要約すると、本発明は、UL送信を扱うための装置及び方法を提供する。UEは、SPS ULグラント又は動的スケジューリングULグラントがUEに設定された後、対応するタイマに従ってHARQプロセス及びHARQプロセスのUL伝送を適切に扱うことができる。
【0067】
当業者であれば、本装置及び本方法の多様な修正及び変更が発明の教示を保持しながらなされ得ることに容易に気づくだろう。したがって、上記の開示は、添付の特許請求の範囲の境界によってのみ制限されるものとして解釈されるべきである。
図1
図2
図3
図4
図5
図6