(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B1)
(11)【特許番号】6496856
(24)【登録日】2019年3月15日
(45)【発行日】2019年4月10日
(54)【発明の名称】予約注文のシステム及び方法
(51)【国際特許分類】
G06Q 30/06 20120101AFI20190401BHJP
G06Q 10/02 20120101ALI20190401BHJP
【FI】
G06Q30/06
G06Q10/02
【請求項の数】10
【全頁数】12
(21)【出願番号】特願2018-39567(P2018-39567)
(22)【出願日】2018年3月6日
【審査請求日】2018年3月6日
(73)【特許権者】
【識別番号】517008917
【氏名又は名称】全家便利商店股▲ふん▼有限公司
(74)【代理人】
【識別番号】100108453
【弁理士】
【氏名又は名称】村山 靖彦
(74)【代理人】
【識別番号】100110364
【弁理士】
【氏名又は名称】実広 信哉
(74)【代理人】
【識別番号】100133400
【弁理士】
【氏名又は名称】阿部 達彦
(72)【発明者】
【氏名】▲黄▼ 君毅
(72)【発明者】
【氏名】王 ▲啓▼丞
【審査官】
田川 泰宏
(56)【参考文献】
【文献】
特開2010−262611(JP,A)
【文献】
特開2015−092324(JP,A)
【文献】
特開2004−030063(JP,A)
【文献】
特開2003−346062(JP,A)
【文献】
特表2015−501467(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G06Q 10/00−99/00
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
複数の同種の商品の予約注文情報及び寄贈対象のユーザコードを受信し、支払作業が完成された後で、それに基づいて販売記録兌換請求を発生させ、サーバに送信する端末装置と、
前記端末装置から前記販売記録兌換請求を受信して、それに基づいて逐次兌換情報を生じ、前記寄贈対象が前記同種の商品を逐次で兌換する証拠とするサーバと、
を備え、
前記端末装置は、使用者が前記端末装置にログインするときに使用された会員アカウントと前記ユーザコードが同一でなく、前記ユーザコードが非会員の携帯電話の番号である場合、メッセージ発送プラットフォームを介して前記非会員の携帯電話の番号宛に兌換コード及び兌換可能な商品の品種及び数を通知し、
前記サーバは、前記端末装置から兌換コードを受信すると、前記兌換可能な数を減算する、予約注文のシステム。
【請求項2】
前記端末装置はPOSレジスタ及び店舖ホストを含み、前記POSレジスタが前記同種の商品の前記予約注文情報及び前記寄贈対象の前記ユーザコードの入力を受信して、前記支払作業を完成した後で、兌換券をプリントし、前記店舖ホストが前記兌換券に基づいて前記販売記録兌換請求を前記サーバに発送するようにする請求項1に記載のシステム。
【請求項3】
前記端末装置はPOSレジスタ、店舖ホスト及びマルチメディア設備を含み、前記マルチメディア設備は、会員アカウントがログインされた後で、前記同種の商品の前記予約注文情報及び前記寄贈対象の前記ユーザコードの入力を受信して、納付書をプリントし、前記POSレジスタが前記納付書を読み取って前記支払作業を完成した後で、前記店舖ホストが前記納付書に基づいて前記販売記録兌換請求を前記サーバに発送するようにし、前記サーバが前記逐次兌換情報に基づいてメッセージ発送プラットフォームを介して前記寄贈対象の前記ユーザコード宛に通知する請求項1に記載のシステム。
【請求項4】
前記端末装置はモバイル装置を含み、前記モバイル装置がアプリケーションプログラムを実行して会員アカウントをログインし、前記同種の商品の前記予約注文情報及び前記寄贈対象の前記ユーザコードの入力を受信して、支払システムによって前記支払作業を完成した後で、それに基づいて前記販売記録兌換請求を発生して前記サーバに発送する請求項1に記載のシステム。
【請求項5】
前記端末装置はPOSレジスタ、店舖ホスト及びモバイル装置を含み、前記モバイル装置がアプリケーションプログラムを実行して会員アカウントをログインし、前記同種の商品の前記予約注文情報及び前記寄贈対象の前記ユーザコードの入力を受信して、納付コードを表示し、前記POSレジスタが前記納付コードを読み取って前記支払作業を完成した後で、前記店舖ホストが前記兌換コードに基づいて前記販売記録兌換請求を前記サーバに発送するようにする請求項1に記載のシステム。
【請求項6】
端末装置によって複数の同種の商品の予約注文情報及び寄贈対象のユーザコードを受信し、支払作業が完成された後で、それに基づいて販売記録兌換請求を発生させ、サーバに送信する工程(A)と、
サーバによって前記端末装置から前記販売記録兌換請求を受信して、それに基づいて逐次兌換情報を生じ、前記寄贈対象が前記同種の商品を逐次で兌換する証拠とする工程(B)と、
使用者が前記端末装置にログインするときに使用された会員アカウントと前記ユーザコードが同一でなく、前記ユーザコードが非会員の携帯電話の番号である場合、前記端末装置によって、メッセージ発送プラットフォームを介して前記非会員の携帯電話の番号宛に兌換コード及び兌換可能な商品の品種及び数を通知する工程と、
前記サーバによって、前記端末装置から兌換コードを受信すると、前記兌換可能な数を減算する工程と、
を備える予約注文の方法。
【請求項7】
前記端末装置はPOSレジスタ及び店舖ホストを含み、工程(A)は、前記POSレジスタが前記同種の商品の前記予約注文情報及び前記寄贈対象の前記ユーザコードの入力を受信して、前記支払作業を完成した後で、兌換券をプリントし、前記店舖ホストが前記兌換券に基づいて前記販売記録兌換請求を前記サーバに発送するようにすることを含む請求項6に記載の方法。
【請求項8】
前記端末装置はPOSレジスタ、店舖ホスト及びマルチメディア設備を含み、工程(A)は、前記マルチメディア設備は、会員アカウントがログインされた後で、前記同種の商品の前記予約注文情報及び前記寄贈対象の前記ユーザコードの入力を受信して、納付書をプリントし、前記POSレジスタが前記納付書を読み取って前記支払作業を完成した後で、前記店舖ホストが前記納付書に基づいて前記販売記録兌換請求を前記サーバに発送するようにすることを含み、工程(B)は、前記サーバが前記逐次兌換情報に基づいてメッセージ発送プラットフォームを介して前記寄贈対象の前記ユーザコード宛に通知することを含む請求項6に記載の方法。
【請求項9】
前記端末装置はモバイル装置を含み、工程(A)は、前記モバイル装置がアプリケーションプログラムを実行して会員アカウントをログインし、前記同種の商品の前記予約注文情報及び前記寄贈対象の前記ユーザコードの入力を受信して、インターネットによって前記支払作業を完成した後で、それに基づいて前記販売記録兌換請求を発生して前記サーバに発送することを含む請求項6に記載の方法。
【請求項10】
前記端末装置はPOSレジスタ、店舖ホスト及びモバイル装置を含み、工程(A)は、前記モバイル装置がアプリケーションプログラムを実行して会員アカウントをログインし、前記同種の商品の前記予約注文情報及び前記寄贈対象の前記ユーザコードの入力を受信して、納付コードを表示し、前記POSレジスタが前記納付コードを読み取って前記支払作業を完成した後で、前記店舖ホストが前記納付コードに基づいて前記販売記録兌換請求を前記サーバに発送するようにする請求項6に記載の方法。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、情報技術に関し、特に、予約注文のシステム及び方法に関する。
【背景技術】
【0002】
数多くの消費者は、定期又は非定期的に同種の商品を購入する。コーヒーを例として、コーヒーをよく飲む人が数多くいる。商店が常に大量な購入に対して割引を与えるが、普通の消費者は、毎回飲む数に限りがあるので、なかなか享受できない。
【0003】
これに鑑みて、チェーンストアは、販売を促進するために、何れも消費者にカップ預かりの割引サービスを提供し、消費者がいつでストアへカップ預かりのコーヒーを兌換できるようにする。しかしながら、カップ預かりの兌換明細書が一般的に手書きのものであるので、カップ預かり制度の不明や管理上の不便利を起こすことがよくある。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明は、先行技術の問題を解決するために、予約注文のシステム及び方法を提出する。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明の一実施例において、本発明は、複数の同種の商品の予約注文情報及び寄贈対象のユーザコードを受信し、結算作業が完成された後で、それに基づいて販売記録兌換請求を発生させる端末装置と、端末装置から販売記録兌換請求を受信して、それに基づいて逐次兌換情報を生じ、寄贈対象がこれらの同種の商品を逐次で兌換する証拠とするサーバと、を備えるシステムを提出する。
【0006】
本発明の一実施例において、端末装置は、POSレジスタ及び店舖ホストを含み、POSレジスタがこれらの同種の商品の予約注文情報及び寄贈対象のユーザコードの入力を受信し、結算作業が完成された後で、兌換券をプリントし、店舖ホストが兌換券に基づいて販売記録兌換請求をサーバに発送するようにする。
【0007】
本発明の一実施例において、端末装置はPOSレジスタ、店舖ホスト及びマルチメディア設備を含み、マルチメディア設備は、会員アカウントがログインされた後で、これらの同種の商品の予約注文情報及び寄贈対象のユーザコードの入力を受信し、納付書をプリントし、POSレジスタが納付書を読み取って結算作業を完成した後で、店舖ホストが納付書に基づいて販売記録兌換請求をサーバに発送するようにし、サーバが逐次兌換情報に基づいて消息発送プラットフォームを介して寄贈対象のユーザコードに通知するようにする。
【0008】
本発明の一実施例において、端末装置はモバイル装置を含み、モバイル装置がアプリケーションプログラムを実行して会員アカウントをログインして、これらの同種の商品の予約注文情報及び寄贈対象のユーザコードの入力を受信し、支払システムによって結算作業を完成した後で、販売記録兌換請求を発生してサーバに発送する。
【0009】
本発明の一実施例において、端末装置はPOSレジスタ、店舖ホスト及びモバイル装置を含み、モバイル装置がアプリケーションプログラムを実行して会員アカウントをログインして、これらの同種の商品の予約注文情報及び寄贈対象のユーザコードの入力を受信し、納付コードを表示し、POSレジスタが納付書コードを読み取って結算作業を完成した後で、店舖ホストが兌換コードに基づいて販売記録兌換請求をサーバに発送するようにする。
【0010】
本発明の一実施例において、本発明は、端末装置によって複数の同種の商品の予約注文情報及び寄贈対象のユーザコードを受信し、結算作業が完成された後で、それに基づいて販売記録兌換請求を発生させる工程(A)と、サーバによって端末装置から販売記録兌換請求を受信して、それに基づいて逐次兌換情報を生じ、寄贈対象がこれらの同種の商品を逐次で兌換する証拠とする工程(B)と、を備える方法を提出する。
【0011】
本発明の一実施例において、端末装置は、POSレジスタ及び店舖ホストを含み、工程(A)は、POSレジスタがこれらの同種の商品の予約注文情報及び寄贈対象のユーザコードの入力を受信し、結算作業が完成された後で、兌換券をプリントし、店舖ホストが兌換券に基づいて販売記録兌換請求をサーバに発送するようにすることを含む。
【0012】
本発明の一実施例において、端末装置はPOSレジスタ、店舖ホスト及びマルチメディア設備を含み、工程(A)は、マルチメディア設備は、会員アカウントがログインされた後で、これらの同種の商品の予約注文情報及び寄贈対象のユーザコードの入力を受信し、納付書をプリントし、POSレジスタが納付書を読み取って結算作業を完成したた後で、店舖ホストが納付書に基づいて販売記録兌換請求をサーバに発送するようにすることを含み、工程(B)は、サーバが逐次兌換情報に基づいて消息発送プラットフォームを介して寄贈対象のユーザコードに通知するようにすることを含む。
【0013】
本発明の一実施例において、端末装置はモバイル装置を含み、工程(A)は、モバイル装置がアプリケーションプログラムを実行して会員アカウントをログインして、これらの同種の商品の予約注文情報及び寄贈対象のユーザコードの入力を受信し、インターネットによって結算作業を完成した後で、販売記録兌換請求を発生してサーバに発送することを含む。
【0014】
本発明の一実施例において、端末装置はPOSレジスタ、店舖ホスト及びモバイル装置を含み、工程(A)は、モバイル装置がアプリケーションプログラムを実行して会員アカウントをログインして、これらの同種の商品の予約注文情報及び寄贈対象のユーザコードの入力を受信し、納付コードを表示し、POSレジスタが納付書コードを読み取って結算作業を完成した後で、店舖ホストが納付コードに基づいて販売記録兌換請求をサーバに発送するようにすることを含む。
【発明の効果】
【0015】
以上をまとめると、本発明の技術案は、先行技術に比べると、明らかなメリットや有益な効果を有する。本発明によれば、手で書く必要がなく、手間を取らず、従来の手書きによる制度の不明や管理上の不便利の問題を解決し、使用者が一回で大量に購入し、何回も何時でも/共に享受して贈ることができるようにする。なお、本発明の技術を便利店に適応すると、1つの店で購入すると、全ての店で取ることができるという最高なユーザ体験を達成させることができる。
【0016】
以下、実施形態によって上記の説明を更に詳しく述べて、本発明の技術案に対して更なる解釈を提供する。
【図面の簡単な説明】
【0017】
下記の添付図面の詳細な説明は、本発明の上記又はその他の目的、特徴、利点及び実施例をより分りやすくするためのものである。
【
図1】本発明の一実施例による予約注文のシステムのブロック図である。
【
図2】本発明の一実施例による予約注文の方法のフロー図である。
【発明を実施するための形態】
【0018】
本発明の記述をより詳しく完備化するために、添付図面及び下記の各種の実施例を参照されたい。図面における同じ番号は、同じ又は類似な素子を示す。一方、本発明を必要以上に制限しないように、周知の素子と工程は、実施例において説明されていない。
【0019】
実施形態と特許請求の範囲において、「結合(coupled with)」に関する記述は、ある素子が他の素子によって間接別の素子に接続され、又はある素子が他の素子をよらずに直接別の素子に接続されることを総括して指すことができる。
【0020】
実施形態と特許請求の範囲において、正文で冠詞を特別に限定しない限り、「一」と「前記」は、一般的に、単一又は複数を指す。
【0021】
本明細書に用いる「約」、「大体」又は「おおよそ」とは、僅かに変化可能な如何なる数を修飾することに用いるが、このような僅かな変化によりその本質が変わらない。この明細書で、明確に説明しない限り、一般的に、「約」、「大体」又は「おおよそ」で修飾される数値の誤差又は範囲が20%以内であり、好ましくは10%以内であり、より好ましくは5%以内である。
【0022】
図1は、本発明の一実施例による予約注文のシステム100のブロック図である。
図1に示すように、システム100は、端末装置110と、サーバ120と、を備える。構造上、端末装置110とサーバ120とは通信することができる。使用者が複数の同種の商品を寄贈対象に予約注文しようとする場合、端末装置110によって複数の同種の商品の予約注文情報及び寄贈対象のユーザコードを入力して、端末装置110に複数の同種の商品の予約注文情報及び寄贈対象のユーザコードを受信させて、結算作業が完成された後で、端末装置110がそれに基づいて販売記録兌換請求を発生させることができる。サーバ120が端末装置110から販売記録兌換請求を受信して、それに基づいて逐次兌換情報を生じ、寄贈対象がこれらの同種の商品を逐次で兌換する証拠とし、その寄贈対象は使用者本人又は他人であってもよい。
【0023】
一実施例において、端末装置110は、互いに電気的に結合されるPOSレジスタ111及び店舖ホスト112を含む。使用者が複数の同種の商品を寄贈対象に予約注文しようとする意図を店舖の店員に伝わると、店員は、POSレジスタ111にこれらの同種の商品の予約注文情報及び寄贈対象のユーザコードを入力して、POSレジスタ111にこれらの同種の商品の予約注文情報及び寄贈対象のユーザコードの入力を受信させ、POSレジスタ111が結算作業を完成した後で、POSレジスタ111が兌換券をプリントし、店舖ホスト112が兌換券に基づいて販売記録兌換請求をサーバ120に発送できるようにする。
【0024】
使用者は、兌換券を自分で使用し又は他人に贈ってもよい。兌換券を持つ人は、当時のPOSレジスタ111のプリントした兌換券によって店舖へ1つ又は複数の同種の商品を兌換することができる。その場合、店員は、POSレジスタ111のコードスキャナーによって兌換券における兌換コードを読み取って、店舖ホスト112をサーバ120にリンクさせて逐次兌換情報を調べるようにすることができる。間違いなくと確認すると、サーバ120が逐次兌換情報から今回の兌換数を差し引いて、POSレジスタ111に商品の兌換成功の関連報告が表示される。これにより、兌換券を持つ人は、全て兌換されるまで、兌換券を使用して商品を逐次に兌換することができる。
【0025】
別の実施例において、端末装置110は、POSレジスタ111と、店舖ホスト112と、マルチメディア設備113(例えば、FamiPort)と、を含む。店舖ホスト112は、POSレジスタ111とマルチメディア設備113に電気的に結合される。使用者は、複数の同種の商品を寄贈対象に予約注文しようとする場合、マルチメディア設備113に会員アカウントをログインして、これらの同種の商品の予約注文情報及び寄贈対象のユーザコードを入力して、マルチメディア設備113に会員アカウントがログインされた後で、マルチメディア設備113がこれらの同種の商品の予約注文情報及び寄贈対象のユーザコードの入力を受信することで、マルチメディア設備113が納付書をプリントする。店員は、POSレジスタ111によって納付書を読み取って(例えば、コードスキャナーによって納付書におけるコードを読み取る)結算作業が完成された後で、店舖ホスト112が納付書に基づいて販売記録兌換請求をサーバ120に発送し、サーバ120が逐次兌換情報に基づいて消息発送プラットフォーム121(例えば、メッセージ発送プラットフォーム)を介して寄贈対象のユーザコード(例えば、携帯電話の番号)に通知して、寄贈対象に消息発送プラットフォーム121の発した、兌換コード及び兌換可能な商品の品種及び数を含む報告を持たせることができる。
【0026】
寄贈対象が商品を兌換しようとする場合、店舖へマルチメディア設備113に兌換コードを入力して、マルチメディア設備113が兌換券をプリントし、寄贈対象がマルチメディア設備113のプリントした兌換券によって店舖へ1つ又は複数の同種の商品を兌換することができる。その場合、店員は、POSレジスタ111のコードスキャナーによって兌換券における兌換コードを読み取って、店舖ホスト112をサーバ120にリンクさせて逐次兌換情報を調べるようにすることができる。間違いなくと確認すると、サーバ120が逐次兌換情報から今回の兌換数を差し引いて、POSレジスタ111に商品の兌換成功の関連報告が表示される。これにより、寄贈対象は、全て兌換されるまで、兌換券を使用して商品を逐次に兌換することができる。
【0027】
また別の実施例において、端末装置110は、モバイル装置115(例えば、携帯電話、タブレットパソコン等)を含む。使用者は、複数の同種の商品を寄贈対象に予約注文しようとする場合、モバイル装置115を操作してアプリケーションプログラム(例えば、FamilyMart)を実行して会員アカウントをログインし、これらの同種の商品の予約注文情報及び寄贈対象のユーザコードを入力して、アプリケーションプログラムにこれらの同種の商品の予約注文情報及び寄贈対象のユーザコードの入力を受信させ、支払システム150(例えば、ネットバンク、第3者の支払プラットフォーム等)によって結算作業を完成した後で、販売記録兌換請求を発生してサーバ120に発送することができる。
【0028】
使用者の会員アカウントと寄贈対象のユーザコードとが同一又は相応すると、使用者が商品を自分に寄贈することを表し、サーバ120が逐次兌換情報を会員アカウントに入れて、使用者がこれらの同種の商品を逐次で兌換する証拠とする。使用者が商品を兌換しようとする場合、モバイル装置115のアプリケーションプログラムを操作して兌換コードを現れることができる。店員は、POSレジスタ111のコードスキャナーによってモバイル装置115に示す兌換コードを読み取って、店舖ホスト112をサーバ120にリンクさせて逐次兌換情報を調べるようにすることができる。間違いなくと確認すると、サーバ120が逐次兌換情報から今回の兌換数を差し引いて、POSレジスタ111に商品の兌換成功の関連報告が表示される。これにより、モバイル装置115は、全て兌換されるまで、兌換コードを使用して商品を逐次に兌換することができる。一方、使用者は、アプリケーションプログラムによって全部又は一部の同種の商品の兌換権利を他の会員アカウントに贈ってもよい。
【0029】
使用者の会員アカウントと寄贈対象のユーザコードとが同一ではなく又は相応しなく、且つユーザコードが他の会員アカウントである場合、使用者が商品を他の会員に寄贈することを表す。サーバ120が逐次兌換情報に基づいて消息発送プラットフォーム121(例えば、プッシュ通知システム)を介して寄贈された前記他の会員アカウントのログインしたアプリケーションプログラムに通知する。サーバ120は、逐次兌換情報を前記他の会員アカウントに入れて、前記他の会員がこれらの同種の商品を逐次で兌換する証拠とする。
【0030】
使用者の会員アカウントと寄贈対象のユーザコードとが同一ではなく又は相応しなく、且つユーザコードが非会員の携帯電話の番号である場合、使用者が商品を非会員に寄贈することを表し、サーバ120が逐次兌換情報に基づいて消息発送プラットフォーム121(例えば、メッセージ発送プラットフォーム)を介して非会員の携帯電話の番号に通知し、非会員に消息発送プラットフォーム121の発した、兌換コード及び兌換可能な商品の品種及び数を含む報告を持たせる。非会員は、店舖へマルチメディア設備113に兌換コードを入力して兌換券を取得し、又は会員を登記して兌換コードを入力することで逐次兌換情報を入れることができる。
【0031】
もう一つの実施例において、端末装置110は、POSレジスタ111と、店舖ホスト112と、モバイル装置115と、を備える。使用者は、複数の同種の商品を寄贈対象に予約注文しようとする場合、モバイル装置115を操作してアプリケーションプログラム(例えば、FamilyMart)を実行して会員アカウントをログインし、これらの同種の商品の予約注文情報及び寄贈対象のユーザコードを入力して、アプリケーションプログラムにこれらの同種の商品の予約注文情報及び寄贈対象のユーザコードの入力を受信させ、モバイル装置115に納付コードを表示させることができる。使用者が結算しようとする場合、店員は、POSレジスタ111で納付コードを読み取って、結算作業が完成された後で、店舖ホスト112が兌換コードに基づいて販売記録兌換請求をサーバ120に発送するようにすることができる。
【0032】
一実施例において、商品の品種は飲み物であってよく、且つ使用者が自分でエコカップを用意する。店員は、POSレジスタ111のコードスキャナーによってモバイル装置115に示す兌換コードを読み取って、且つPOSレジスタ111によって「自分でエコカップを用意」のオプションを選用し、サーバ120がこの商品の予約注文販売の場合に統一な番号が入力されていない(つまり、予約注文の場合に法人の名義で購入されていない)と判断すると、使用者がその当時に結算しようとする他の非予約注文商品の消費がある場合、サーバ120は、POSレジスタ111が直接当時の他の非予約注文商品の消費を帳消しにするようにする。それに対して、使用者がその当時に結算しようとする他の非予約注文商品の消費がない場合、サーバ120は、POSレジスタ111が直接現金を払い戻すようにする。
【0033】
一方、サーバ120がこの商品が予約注文販売の場合に既に統一な番号が入力される(つまり、予約注文の場合に法人の名義で購入する)と判断すると、使用者がその当時に結算しようとする他の非予約注文商品の消費がある場合、サーバ120は、POSレジスタ111が当時の他の非予約注文商品の消費を帳消しにするようにする。それに対して、使用者がその当時に結算しようとする他の非予約注文商品の消費がない場合、サーバ120は、POSレジスタ111が帳消し書をプリントするようにし、又は電子帳消し書を会員アカウントに送り、使用者が帳消し書によって非予約注文商品の消費を帳消しにすることができる。
【0034】
一実施例において、使用者が返却しようとする場合、店員は、POSレジスタ111のコードスキャナーによってモバイル装置115に示す兌換コードを読み取って、POSレジスタ111によって「返却」のオプションを選用し、店舖ホスト112をサーバ120にリンクさせて兌換されていない商品の数を調べてそれによって返却金額を算出し、サーバ120が返却金額の情報を店舖ホスト112に伝え戻し、POSレジスタ111が返却作業を実行する。
【0035】
上記返却金額の算出方法に関しては、簡単に言うと、「返却」とは、優待価格を取り消し、原価に戻して算出し、消費者に差額を補充させることである。消費者が返却する場合、算出方法としては、購入したもの全体を引き返した後で、兌換された商品を元々の購入した金額で別にレシートを消費者に与えて残りの金額を戻す。
【0036】
一実施例において、寄贈対象が会員アカウントをログインするアプリケーションプログラムを持たない場合、サーバ120は、寄贈対象に対して臨時会員アカウントを生じ、商品兌換情報をこの臨時会員アカウントに記憶し、この寄贈対象が会員アカウントに加えた(つまり、サーバ120が臨時会員アカウントを正式会員アカウントに転換した)後で、商品兌換情報を取得することができる。
【0037】
理解すべきであるのは、本発明の技術をより分かりやすくするように、上記で異なる実施例によって別々に記述したが、本発明の技術態様を限定するものではない。上記複数の実施例を1つの技術案として整合し、又は1つの実施例を複数の技術案に分け、又は何れの実施例の一部の技術特徴を更に別の実施例で実行するものも、本発明の実施形態に属する。
【0038】
上記システム100の実行する予約注文の方法を更に述べるために、
図2を参照されたい。
図2は、本発明の一実施例による予約注文の方法200のフロー図である。
図2に示すように、方法200は、工程S201、S202(理解すべきであるのは、本実施例に言及する工程が、特にその順序を説明しない限り、何れも実際な要求に応じてその前後の順序を調整し、更に同時又は部分的に同時実行してもよい)を備える。以下、
図1、
図2に合わせて本発明の技術案を説明する。
【0039】
使用者が複数の同種の商品を寄贈対象に予約注文しようとする場合、端末装置110によって複数の同種の商品の予約注文情報及び寄贈対象のユーザコードを入力することができる。工程S201において、端末装置110が複数の同種の商品の予約注文情報及び寄贈対象のユーザコードを受信し、結算作業が完成された後で、端末装置110がそれに基づいて販売記録兌換請求を発生させる。
【0040】
工程S202において、サーバ120が端末装置110から販売記録兌換請求を受信して、それに基づいて逐次兌換情報を生じ、寄贈対象がこれらの同種の商品を逐次で兌換する証拠とし、その寄贈対象は使用者本人又は他人であってもよい。
【0041】
一実施例において、使用者が複数の同種の商品を寄贈対象に予約注文しようとする意図を店舖の店員に伝わると、店員は、POSレジスタ111にこれらの同種の商品の予約注文情報及び寄贈対象のユーザコードを入力することができる。工程S201において、POSレジスタ111がこれらの同種の商品の予約注文情報及び寄贈対象のユーザコードの入力を受信し、POSレジスタ111が結算作業を完成した後で、POSレジスタ111が兌換券をプリントし、店舖ホスト112が兌換券に基づいて販売記録兌換請求をサーバ120に発送できるようにする。
【0042】
別の実施例において、使用者は、複数の同種の商品を寄贈対象に予約注文しようとする場合、マルチメディア設備113に会員アカウントをログインして、これらの同種の商品の予約注文情報及び寄贈対象のユーザコードを入力することができる。工程S201において、マルチメディア設備113は、会員アカウントがログインされた後で、これらの同種の商品の予約注文情報及び寄贈対象のユーザコードの入力を受信することで、納付書をプリントする。店員は、POSレジスタ111によって納付書を読み取って(例えば、コードスキャナーによって納付書におけるコードを読み取る)結算作業が完成された後で、店舖ホスト112が納付書に基づいて販売記録兌換請求をサーバ120に発送することができる。工程S202において、サーバ120が逐次兌換情報に基づいて消息発送プラットフォーム121(例えば、メッセージ発送プラットフォーム)を介して寄贈対象のユーザコード(例えば、携帯電話の番号)に通知して、寄贈対象に消息発送プラットフォーム121の発した、兌換コード及び兌換可能な商品の品種及び数を含む報告を持たせることができる。
【0043】
また別の実施例において、使用者は、複数の同種の商品を寄贈対象に予約注文しようとする場合、モバイル装置115を操作してアプリケーションプログラム(例えば、FamilyMart)を実行して会員アカウントをログインして、これらの同種の商品の予約注文情報及び寄贈対象のユーザコードを入力することができる。工程S201において、アプリケーションプログラムがこれらの同種の商品の予約注文情報及び寄贈対象のユーザコードの入力を受信し、支払システム150(例えば、ネットバンク、第3者の支払プラットフォーム等)によって結算作業を完成した後で、販売記録兌換請求を発生してサーバ120に発送することができる。
【0044】
もう一つの実施例において、使用者は、複数の同種の商品を寄贈対象に予約注文しようとする場合、モバイル装置115を操作してアプリケーションプログラム(例えば、FamilyMart)を実行して会員アカウントをログインして、これらの同種の商品の予約注文情報及び寄贈対象のユーザコードを入力することができる。工程S201において、アプリケーションプログラムがこれらの同種の商品の予約注文情報及び寄贈対象のユーザコードの入力を受信し、モバイル装置115に納付コードを表示させることができる。使用者が結算しようとする場合、店員は、POSレジスタ111で納付コードを読み取って、結算作業が完成された後で、店舖ホスト112が兌換コードに基づいて販売記録兌換請求をサーバ120に発送するようにすることができる。
【0045】
兌換の点について、以下、3つの実施例によって記述する。
【0046】
一実施例において、使用者の会員アカウントと寄贈対象のユーザコードとが同一又は相応すると、使用者が商品を自分に寄贈することを表す。工程S202において、サーバ120が逐次兌換情報を会員アカウントに入れて、使用者がこれらの同種の商品を逐次で兌換する証拠とする。使用者が商品を兌換しようとする場合、モバイル装置115のアプリケーションプログラムを操作して兌換コードを現れることができる。店員は、POSレジスタ111のコードスキャナーによってモバイル装置115に示す兌換コードを読み取って、店舖ホスト112をサーバ120にリンクさせて逐次兌換情報を調べるようにすることができる。間違いなくと確認すると、サーバ120が逐次兌換情報から今回の兌換数を差し引いて、POSレジスタ111に商品の兌換成功の関連報告が表示される。これにより、モバイル装置115は、全て兌換されるまで、兌換コードを使用して商品を逐次に兌換することができる。一方、使用者は、アプリケーションプログラムによって全部又は一部の同種の商品の兌換権利を他の会員アカウントに贈ってもよい。
【0047】
別の実施例において、使用者の会員アカウントと寄贈対象のユーザコードとが同一ではなく又は相応しなく、且つユーザコードが他の会員アカウントである場合、使用者が商品を他の会員に寄贈することを表す。工程S202において、サーバ120が逐次兌換情報に基づいて消息発送プラットフォーム121(例えば、プッシュ通知システム)を介して寄贈された前記他の会員アカウントのログインしたアプリケーションプログラムに通知する。サーバ120は、逐次兌換情報を前記他の会員アカウントに入れて、前記他の会員がこれらの同種の商品を逐次で兌換する証拠とする。
【0048】
また別の実施例において、使用者の会員アカウントと寄贈対象のユーザコードとが同一ではなく又は相応しなく、且つユーザコードが非会員の携帯電話の番号である場合、使用者が商品を非会員に寄贈することを表す。工程S202において、サーバ120が逐次兌換情報に基づいて消息発送プラットフォーム121(例えば、メッセージ発送プラットフォーム)を介して非会員の携帯電話の番号に通知し、非会員に消息発送プラットフォーム121の発した、兌換コード及び兌換可能な商品の品種及び数を含む報告を持たせる。非会員は、店舖へマルチメディア設備113に兌換コードを入力して兌換券を取得し、又は会員を登記して兌換コードを入力することで逐次兌換情報を入れることができる。
【0049】
以上をまとめると、本発明の技術案は、先行技術に比べると、明らかなメリットや有益な効果を有する。本発明によれば、手で書く必要がなく、手間を取らず、従来の手書きによる制度の不明や管理上の不便利の問題を解決し、使用者が一回で大量に購入し、何回も何時でも/共に享受して贈ることができるようにする。なお、本発明の技術を便利店に適応すると、1つの店で購入すると、全ての店で取ることができるという最高なユーザ体験を達成させることができる。
【0050】
本発明の実施形態を前述の通りに開示したが、これは、本発明を限定するものではなく、当業者であれば、本発明の精神と範囲から逸脱しない限り、多様の変更や修正を加えてもよく、したがって、本発明の保護範囲は、後の特許請求の範囲で指定した内容を基準とする。
【符号の説明】
【0051】
下記の符号の詳細な説明は、本発明の上記又はその他の目的、特徴、利点及び実施例をより分りやすくするためのものである。
100:システム
110:端末装置
111:POSレジスタ
112:店舖ホスト
113:マルチメディア設備
115:モバイル装置
120:サーバ
121:消息発送プラットフォーム
150:支払システム
200:方法
S201、S202:工程
【要約】 (修正有)
【課題】制度の不明や管理上の不便を起こさない予約注文のシステム及び方法を提出する。
【解決手段】本発明の予約注文のシステム100は、複数の同種の商品の予約注文情報及び寄贈対象のユーザコードを受信し、結算作業が完成された後で、それに基づいて販売記録兌換請求を発生させる端末装置110と、端末装置から販売記録兌換請求を受信して、それに基づいて逐次兌換情報を生じ、寄贈対象がこれらの同種の商品を逐次で兌換する証拠とするサーバと、を備える。
【選択図】
図1