特許第6497921号(P6497921)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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特許6497921光断層画像装置用サンプルクロック発生装置、および光断層画像装置
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6497921
(24)【登録日】2019年3月22日
(45)【発行日】2019年4月10日
(54)【発明の名称】光断層画像装置用サンプルクロック発生装置、および光断層画像装置
(51)【国際特許分類】
   G01N 21/17 20060101AFI20190401BHJP
【FI】
   G01N21/17 625
【請求項の数】7
【全頁数】14
(21)【出願番号】特願2014-252687(P2014-252687)
(22)【出願日】2014年12月15日
(65)【公開番号】特開2016-114444(P2016-114444A)
(43)【公開日】2016年6月23日
【審査請求日】2017年12月1日
(73)【特許権者】
【識別番号】501299406
【氏名又は名称】株式会社トーメーコーポレーション
(72)【発明者】
【氏名】山成 正宏
(72)【発明者】
【氏名】岡本 圭一郎
【審査官】 嶋田 行志
(56)【参考文献】
【文献】 特表2010−515919(JP,A)
【文献】 特開平06−050847(JP,A)
【文献】 国際公開第2014/018950(WO,A1)
【文献】 特開2013−217700(JP,A)
【文献】 特開2013−181790(JP,A)
【文献】 特開2012−150081(JP,A)
【文献】 特表2010−533301(JP,A)
【文献】 特開2007−024677(JP,A)
【文献】 特開2014−228473(JP,A)
【文献】 特開2009−273550(JP,A)
【文献】 国際公開第2012/132665(WO,A1)
【文献】 High axial resolution swept source for optical coherence tomography,Electronics Letters,The Institution of Engineering and Technology,2010年 1月 7日,Vol.46, No.1,pp. 28-29,doi: 10.1049/el.2010.2413
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G01N 21/00−21/958
G01B 9/00− 9/10
A61B 3/00− 3/18
A61B 1/00− 1/32
JSTPlus/JMEDPlus/JST7580(JDreamIII)
IEEE Xplore
OSA Publishing
JJAP
Scitation
APS Journals
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
光源から出射された周波数が掃引された入力光を受けてサンプルクロック信号を生成する光断層画像装置用サンプルクロック発生装置であって、
前記入力光の一部が導かれる第1の光路と、前記入力光の別の一部が導かれる第2の光路と、前記第1の光路で導かれる前記入力光の位相をシフトさせる光学位相シフタと、前記第1の光路および前記第2の光路には、導かれる光を折返し反射させる第1の反射部および第2の反射部がそれぞれ設けられ、前記第1の反射部で反射され再度前記光学位相シフタにより位相シフトされた前記第1の光路の前記入力光および前記第2の反射部で反射された前記第2の光路の前記入力光を合成してサンプルクロック用干渉光を生成する干渉光生成部と、前記サンプルクロック用干渉光を位相の異なる一方の分離光および他方の分離光に分離する分離部と、を少なくとも備えた干渉光学系と、
前記一方の分離光を少なくとも受光する一方の受光部と、前記他方の分離光を少なくとも受光する他方の受光部と、前記一方の受光部および前記他方の受光部から出力された信号に基づいて前記サンプルクロック信号を生成する信号生成部と、を少なくとも備えた演算部と、
が設けられ、
前記第1の反射部は、少なくとも前記サンプルクロック信号を生成しているときには、前記第1の光路と前記第2の光路との光路長差が変動しないように固定されていることを特徴とする光断層画像装置用サンプルクロック発生装置。
【請求項2】
前記第1の光路及び第2の光路に入射する前記入力光は、+45°または−45°の傾きを有する直線偏光であることを特徴とする請求項1記載の光断層画像装置用サンプルクロック発生装置。
【請求項3】
前記第1の光路及び第2の光路の光入射側には、前記直線偏光を透過する直線偏光子が配置されていることを特徴とする請求項2記載の光断層画像装置用サンプルクロック発生装置。
【請求項4】
前記光学位相シフタは1/8波長板であることを特徴とする請求項2から3のいずれか1項に記載の光断層画像装置用サンプルクロック発生装置。
【請求項5】
前記干渉光生成部は、少なくとも、前記第1の光路で導かれ前記第1の反射部で反射され、位相シフトされた前記入力光および前記第2の光路に導かれ前記第2の反射部で反射された前記入力光を合成して前記サンプルクロック用干渉光を生成するビームスプリッタであり、
前記分離部は、少なくとも、前記サンプルクロック用干渉光を互いに直交する一方の直線偏光および他方の直線偏光に分離する偏光ビームスプリッタであることを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の光断層画像装置用サンプルクロック発生装置。
【請求項6】
前記光源から出射される光は、当該光断層画像装置用サンプルクロック発生装置が前記サンプルクロック信号を出力する光断層画像装置によるサンプルの断層像撮影に利用されるとともに、当該光断層画像装置用サンプルクロック発生装置による前記サンプルクロック信号の生成にも利用されることを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の光断層画像装置用サンプルクロック発生装置。
【請求項7】
周波数が掃引された入力光を出射する光源と、
出射された前記入力光から分岐された入力光を被検物に照射し、かつ、前記被検物から反射した反射光を導く測定光学系と、
分岐された他の光を参照光とする参照光学系と、
前記測定光学系から導かれた前記反射光、および、前記参照光学系からの前記参照光を合成した測定用干渉光を受光し、測定用干渉信号を出力する受光部と、
請求項1から請求項6のいずれかに記載のサンプルクロック発生装置と、
前記信号生成部により生成された前記サンプルクロック信号に基づいてサンプリングした前記測定用干渉信号をフーリエ解析し前記被検物の断層画像を演算処理により求める信号処理部と、
が設けられていることを特徴とする光断層画像装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、光周波数掃引型光干渉断層計に用いて好適な光断層画像装置用サンプルクロック発生装置、および光断層画像装置に関する。
【背景技術】
【0002】
光干渉断層計(Optical Coherence Tomography、以下「OCT」と表記する。)は、生体の断層画像を光の干渉を利用して計測するものであり、特に眼科において角膜や網膜などの2次元・3次元断層画像を得るために広く用いられている手法である。上述のOCTにはいくつかの基本方式が存在しており、その中でも光周波数掃引型OCT(swept−source OCT、以下「SS−OCT」と表記する)と呼ばれる手法が注目されている。
【0003】
SS−OCTでは、光源から光周波数が高速に掃引された光が出射され、その光を眼球などの被測定物に照射している。被測定物からは散乱光が反射し、干渉計を用いて散乱光を検出している。検出される生の信号(干渉信号)は干渉スペクトルであり、この干渉信号をフーリエ解析することで被測定物の深さ方向に分解された光散乱強度分布を得ることができる。この被測定物の深さ方向に分解された光散乱強度分布を一般にA−scanのOCT信号と呼んでいる。さらに被測定物に照射するビームを横方向にスキャンすることで、2次元の光散乱強度分布、または3次元の光散乱強度分布を得ることができる。
【0004】
一般にSS−OCTでは、干渉信号のサンプリングが高速に行われている。このサンプリングは等光周波数間隔で行われることが望ましい。例えば、サンプリングが等光周波数間隔(光の周波数に対して均等な周波数間隔)に行われないと、A−scanのOCT信号に歪みが生じて分解能が大きく悪化することが知られている。
【0005】
サンプリングを等光周波数間隔で行う方法として、光学的に生成したサンプルクロックを利用する方法が知られている。この方法では、OCTで用いられる干渉計とは別に、例えばマッハツェンダー(Mach−Zehnder)干渉計やマイケルソン(Michelson)干渉計が構築されている(例えば、特許文献1および2参照。)。マッハツェンダー干渉計やマイケルソン干渉計の出力は、入力される光の周波数に対して等間隔な正弦波となる。そのため、マッハツェンダー干渉計やマイケルソン干渉計の出力(クロック用の干渉信号)は、上述のサンプルクロックとして利用することができる。このようなサンプルクロックはk−clockと呼ばれることが多い。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
【特許文献1】特開2013−181790号公報
【特許文献2】特許第5269809号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
SS−OCTでは、光周波数を掃引する波長掃引光源から出射された光を用いて、k−clockの元となるクロック用の干渉信号が生成される。そのため、k−clockは、波長掃引光源の性能の影響を直接的に受けることとなる。一般にSS−OCTの波長掃引光源を用いた場合、干渉計における光路長差が大きくなると干渉縞の振幅が小さくなるという性質がある。この性質はk−clockに入力されるクロック用の信号を生成する干渉計でも同様である。そのため、高周波のk−clockを生成しようとすると干渉縞の振幅が小さくなり、高周波のk−clock生成が難しくなるという問題があった。また、可能な光路長差の大きさは光源である光のコヒーレント長の長さで制限を受けるため、この理由にもより、高周波のk−clock生成を困難であった。
【0008】
上記の問題を解決するものとして、特許文献2に開示されているように、電気的にk−clockの周波数を倍にする方法が提案されている。この方法では電気的位相シフタを用いており、所定の周波数または所定範囲の周波数について電気的に周波数を倍にすることができる。
【0009】
しかしながら、クロック用干渉信号の干渉縞には、上述の特定範囲を超えた広範囲の周波数が含まれている。電気的位相シフタによる位相シフト量は、クロック用干渉信号の周波数に依存するため、上述のように特定範囲を超えた広範囲の周波数を含む場合、電気的位相シフタでは、すべての周波数成分について同じ位相シフト量を与えることが困難となる。その結果、電気的位相シフタを用いてk−clockの周波数を倍にした場合、等間隔なk−clock周波数を生成することが難しいという問題があった。
【0010】
本発明は、上記の課題を解決するためになされたものであって、サンプルクロックの周波数を逓倍化することができる光断層画像装置用サンプルクロック発生装置、および光断層画像装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0011】
光源から出射された周波数が掃引された入力光を受けてサンプルクロック信号を生成する光断層画像装置用サンプルクロック発生装置であって、前記入力光の一部が導かれる第1の光路と、前記入力光の別の一部が導かれる第2の光路と、前記第1の光路で導かれる前記入力光の位相をシフトさせる光学位相シフタと、前記第1の光路および前記第2の光路には、導かれる光を折返し反射させる第1の反射部および第2の反射部がそれぞれ設けられ、前記第1の反射部で反射され再度前記光学位相シフタにより位相シフトされた前記第1の光路の前記入力光および前記第2の反射部で反射された前記第2の光路の前記入力光を合成してサンプルクロック用干渉光を生成する干渉光生成部と、前記サンプルクロック用干渉光を位相の異なる一方の分離光および他方の分離光に分離する分離部と、を少なくとも備えた干渉光学系と、前記一方の分離光を少なくとも受光する一方の受光部と、前記他方の分離光を少なくとも受光する他方の受光部と、前記一方の受光部および前記他方の受光部から出力された信号に基づいて前記サンプルクロック信号を生成する信号生成部と、を少なくとも備えた演算部と、が設けられていることを特徴とする。
【0012】
本発明の光断層画像装置用サンプルクロック発生装置によれば、第1の光路で導かれる入力光の位相を光学位相シフタでシフトさせることにより、信号生成部で生成されるサンプルクロック信号の周波数における、入力光の周波数による影響を抑えつつ逓倍化させることができる。
【0013】
光学位相シフタによってシフトされる入力光の位相は、電気的な処理で位相をシフトさせる方法と比較して、入力信号である入力光の周波数の影響を受けにくい。特に、光学位相シフタは、入力光における周波数変化が時間に対して線形であっても、非線形であっても位相をシフトさせる量に影響が出にくい。そのため、周波数が掃引された光が入力されても、信号生成部で生成されるサンプルクロック信号への影響を抑えられる。また、光学位相シフタにより位相をシフトさせる場合には、電気的な処理で生じるようなノイズが発生しにくくなる。そのため、前述のノイズがサンプルクロック信号に影響を与える可能性が低い。
【0014】
さらに、上述のように前記第1の光路の入力光を折返し反射する第1の反射部と第2の光路の入力光を折返し反射する第2の反射部を設けて、マイケルソン干渉計の構成を採用することにより、第1の光路の入力光も第2の光路の入力光も干渉光生成部である(1つの)ビームスプリッタを往復する(反射と透過)ことから、干渉光生成部であるビームスプリッタが持つ水平垂直偏光間の位相遅延量差の影響を排除できるため、高周波なk−clockを効率よく生成可能となる。
【0015】
サンプルクロック信号における周波数の増加程度は、光学位相シフタにおける位相のシフト量により調節することができる。例えば、位相のシフト量を90°とすることによりサンプルクロック信号の周波数を2倍にでき、位相のシフト量を45°とするとサンプルクロック信号の周波数を4倍にできる。
【0016】
上記発明において前記第1の光路及び第2の光路に入射する前記入力光は、+45°または−45°の傾きを有する直線偏光であることが好ましい。
【0017】
このように前記第1の光路及び第2の光路に入射する前記入力光を+45°または−45°の傾きを有する直線偏光とすることにより、前記分離部において効率良く異なる偏光成分(水平方向及び垂直方向の成分)を持つ分離光(上述の一方の分離光および他方の分離光)に分離することができる。
【0018】
上記発明において前記第1の光路及び第2の光路の光入射側には、前記直線偏光を透過する直線偏光子が配置されていることが好ましい。
【0019】
このように直線偏光子を配置することにより、例えば、第1の光路および第2の光路に入力光を導く単一モードファイバを用いることができる。単一モードファイバは、偏波保存ファイバ等と比較して価格が安く扱いが容易となる。
【0020】
上記発明において前記光学位相シフタは1/8波長板であることが好ましい。
1/8波長板を光学位相シフタとして用いることにより、第1の光路の入力光は光学位相シフタを往復して通過するため、実質的には1/4波長板の効果と同等となる。そのため、位相のシフト量が90°となり、サンプルクロック信号の周波数を2倍とすることができる。また、1/4波長板と同等とすることにより、45°の傾きを有する入力光の周波数の影響を受けにくい。
【0021】
上記発明において前記干渉光生成部は、少なくとも、前記第1の光路で導かれ前記第1の反射部で反射され、位相シフトされた前記入力光および前記第2の光路に導かれ前記第2の反射部で反射された前記入力光を合成して前記サンプルクロック用干渉光を生成するビームスプリッタであり、前記分離部は、少なくとも、前記サンプルクロック用干渉光を互いに直交する一方の直線偏光および他方の直線偏光に分離する偏光ビームスプリッタであり、前記一方の受光部は、前記一方の分離光として前記一方の直線偏光を受光し、前記他方の受光部は、前記他方の分離光として前記他方の直線偏光を受光することが好ましい。
【0022】
本発明の光断層画像装置は、周波数が掃引された入力光を出射する光源と、出射された前記入力光から分岐された入力光を被検物に照射し、かつ、前記被検物から反射した反射光を導く測定光学系と、分岐された他の光を参照光とする参照光学系と、前記測定光学系から導かれた前記反射光、および、前記参照光学系からの前記参照光を合成した測定用干渉光を受光し、測定用干渉信号を出力する受光部と、上記本発明のサンプルクロック発生装置と、前記信号生成部により生成された前記サンプルクロック信号に基づいてサンプリングした前記測定用干渉信号をフーリエ解析し前記被検物の断層画像を演算処理により求める信号処理部と、が設けられていることを特徴とする。
【0023】
本発明の光断層画像装置によれば、上記本発明のサンプルクロック発生装置が設けられているため、被検物の断層画像を求めるサンプリング周期を規定するサンプルクロックの周波数を逓倍化することができる。
【発明の効果】
【0024】
本発明の光断層画像装置用サンプルクロック発生装置、および光断層画像装置によれば、第1の光路で導かれる入力光の位相を光学位相シフタでシフトさせることにより、入力光の周波数による影響を抑えつつサンプルクロックの周波数を逓倍化することができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【0025】
図1】本発明の第1の実施形態に係るSS−OCTの構成を説明する模式図である。
図2図1のk−clock発生装置の構成を説明する模式図である。
図3図2の演算部の構成を説明するブロック図である。
図4】垂直偏光信号、水平偏光信号およびサンプルクロック信号の対応を説明する図である。
図5】本発明の第2の実施形態に係るk−clock発生装置の構成を説明する模式図である。
【発明を実施するための形態】
【実施例】
【0026】
〔第1の実施形態〕
以下、本発明の第1の実施形態に係るSS−OCTついて図1から図4を参照して説明する。本実施形態では、本願発明の光断層画像装置をSS−OCT1に適用し、本願発明の光断層画像装置用サンプルクロック発生装置を、マイケルソン干渉計を用いたサンプルクロック発生装置100(以下、「k−clock発生装置100」とも表記する。)に適用して説明する。本実施形態のSS−OCT1は、例えば、眼科医療等においてサンプル(被検物)60の断層像を撮影に用いて好適なものである。
【0027】
SS−OCT1には、図1に示すように、周波数が掃引された入力光を出射する光源10と、サンプル60における断層像の撮影に用いられるOCT干渉系20と、断層像を取得するサンプリング周期を規定するサンプルクロック信号(以下、「k−clock信号」とも表記する。)を生成するk−clock発生装置100と、が主に設けられている。
【0028】
光源10から出射される入力光は、例えば、単一モードファイバ(Single mode fiber)などの光ファイバにより導かれ、サンプル60の断層像撮影に利用されるとともに、サンプルクロック信号の生成にも利用されるものである。光源10とOCT干渉系20およびk−clock発生装置100との間には、出射された入力光を分岐させるSMFC(単一モードファイバカプラ、Single mode fiber coupler)11が設けられ、SMFC11により入力光は、OCT干渉系20およびk−clock発生装置100に向けて分岐される。
【0029】
なお、光源10における入力光の周波数を掃引する方法は、公知の方法を用いることができ特に限定するものではない。また、周波数の掃引は時間に対して、周波数が線形に増減するものであってもよいし、非線形に増減するものであってもよい。
【0030】
OCT干渉系20には、分岐された入力光を更に分岐させるSMFC21と、更に分岐された一方の入力光を用いてサンプル60の測定を行う測定光学系31と、更に分岐された他方の入力光を参照光とする参照光学系41と、サンプル60の反射光および参照光が構成した測定用干渉光を受光して測定用干渉信号を出力する受光部51と、測定用干渉信号に基づいてサンプル60の断層像を演算処理により求める信号処理部55と、が主に設けられている。
【0031】
SMFC21は、SMFC11により分岐された入力光の一方が入射されるものであり、入射された入力光を更に測定光学系31に導かれるものと、参照光学系41に導かれるものに分岐するものである。
【0032】
測定光学系31には、入力光をサンプル60に照射するとともにサンプル60から反射した反射光が入射する照射光学系32と、入力光を照射光学系32に導くとともに反射光を受光部51に導く測定側サーキュレータ(Circlator)33と、が主に設けられている。
【0033】
照射光学系32は、サンプル60に入力光を照射するとともに、サンプル60からの反射光を導くための光学系である。照射光学系32は、レンズや反射ミラーやサンプル60の奥行き方向に対して垂直方向に入力光を走査可能なガルバノミラーなどの光学素子の組み合わせにより構成されるものであり、特にその構成を限定するものではない。
【0034】
測定側サーキュレータ33は、SMFC21と照射光学系32と受光部51との間に配置された光学素子である。測定側サーキュレータ33により、SMFC21から導かれた入力光は照射光学系32へ導かれ、照射光学系32から導かれた反射光は受光部51へ導かれる。
【0035】
参照光学系41には、入力光を参照光に変換する参照部42と、入力光を参照部42に導くとともに参照光を受光部51に導く参照側サーキュレータ43と、が主に設けられている。本実施形態において参照部42は、入射された入力光を参照光として出射するプリズムである。参照部42は、サンプル60を測定する前に測定光学系の光路長と参照光学系の光路長とを一致させるために移動可能とされている。サンプル60の測定中は、参照部42の位置は固定される。
【0036】
参照側サーキュレータ43は、SMFC21と参照部42と受光部51との間に配置された光学素子である。参照側サーキュレータ43により、SMFC21から導かれた入力光は参照部42へ導かれ、参照部42から導かれた参照光は受光部51へ導かれる。
【0037】
受光部51は、測定光学系31から導かれた反射光、および参照光学系41から導かれた参照光を合成した測定用干渉光を受光する光検出器であり、本実施形態ではバランス型光検出器が用いられたものである。測定光学系31および参照光学系41と、受光部51との間にはSMFC52が配置され、参照光学系41とSMFC52との間には偏光制御部である偏光コントローラ(Polarization controller)53が配置されている。
【0038】
SMFC52は、測定光学系31から導かれた反射光と、参照光学系41から導かれた参照光とを合成して測定用干渉光を生成するものであり、かつ、合成された測定用干渉光を180°位相が異なる2つの測定用干渉用光に分岐させて受光部51に導くものでもある。
【0039】
偏光コントローラ53は、参照光学系41からSMFC52に導かれる参照光の偏光を制御する素子である。偏光コントローラ53としては、インライン型やパドル型など、公知の形式のものを用いることができ特に限定するものではない。
【0040】
信号処理部55は、受光部51から出力される測定用干渉信号に基づいてサンプル60の断層像を演算処理により求めるものであり、求められた断層像はディスプレイ(図示せず)により表示される。なお、信号処理部55において行われる処理としては、公知の処理を用いることができ、処理の内容を特に限定するものではない。
【0041】
次に、本実施形態の特徴であるk−clock発生装置100について図2を参照しながら説明する。k−clock発生装置100は上述のように、SS−OCT1におけるサンプリング周期を規定するk−clock信号を生成するものである。本実施形態では、マイケルソン干渉計を用いたk−clock発生装置100の例に適用して説明する。
【0042】
k−clock発生装置100には、図2に示すように、サンプルクロック用干渉光を生成する干渉光学系110と、サンプルクロック信号を生成する演算部160と、が主に設けられている。
【0043】
SMFC11により分岐されたサンプルクロック用の入力光は光ファイバ122に導かれ、マイケルソン干渉計を用いた干渉光学系110へ導かれる。
【0044】
干渉光学系110には、直線偏光子123及びビームスプリッタ(干渉光生成部)141が配置され、1/8波長板(光学位相シフタ)124、レンズ127及びミラー128(第1の反射部)から主に構成される第1の光路121と、レンズ132及びミラー133(第2の反射部)から主に構成される第2の光路131と、偏光ビームスプリッタ(分離部)151と、が主に設けられている。
【0045】
光ファイバ122には、導かれる入力光の偏光を制御する偏光コントローラ125が配置されている。偏光コントローラ125によって入力光の偏光を制御することにより、干渉光学系110内の直線偏光子123を透過する入力光の割合を増やすことができる。
【0046】
また、光ファイバ122と直線偏光子123との間には、光ファイバ122から出射された入力光を直線偏光子123に導くレンズ126が配置されている。レンズ126は、例えば、光ファイバ122から出射されて拡散する入力光を、平行光として直線偏光子123等に入射させる役割も果たしている。
【0047】
直線偏光子123は、光ファイバ122により導かれた入力光のうち、傾きが45°の直線偏光のみを透過させる光学素子である。1/8波長板124は、第1の光路121に導かれた入力光(直線偏光)の位相をシフトさせるものであり、具体的には1/8波長(45°)遅延させる光学素子である。本実施では、第1の光路121に導かれた入力光はミラー128で反射され折り返されるため、入力光は1/8波長板124を往復するため、実際には1/4波長(90°)遅延される。なお、直線偏光子123および1/8波長板124としては、公知の光学素子を用いることができ、特に光学素子の形式などを限定するものではない。
【0048】
ビームスプリッタ141は、干渉光学系110に導かれた入力光を第1の光路121及び第2の光路131に分岐すると共に、第1の光路121で導かれた光と、第2の光路131で導かれた光とを合成してサンプルクロック用干渉光を生成する光学素子である。
【0049】
偏光ビームスプリッタ151は、ビームスプリッタ141で生成されたサンプルクロック用干渉光を、互いに直交する直線偏光である、垂直偏光(一方の分離光、一方の直線偏光)および水平偏光(他方の分離光、他方の直線偏光)に分離する光学素子である。なお、垂直偏光および水平偏光の名称は、電気工学や光学などの分野において異なる複数の名称も存在するが、名称に違いがあっても同一の偏光を示すものである。
【0050】
また、偏光ビームスプリッタ151は、ビームスプリッタ141から出射される2つのサンプルクロック用干渉光のうち、一方が入射される位置に配置されている。なお、ビームスプリッタ141および偏光ビームスプリッタ151としては、公知の光学素子を用いることができ、ビームスプリッタ141および偏光ビームスプリッタ151の形式などを特に限定するものではない。
【0051】
演算部160には、図2および図3に示すように、垂直偏光の検知に関する垂直偏光受光部(一方の受光部)161V、バンドパスフィルタ162Vおよびコンパレータ163Vと、水平偏光の検知に関する水平偏光受光部(他方の受光部)161H、バンドパスフィルタ162Hおよびコンパレータ163Hと、XORゲート(信号生成部)164と、が主に設けられている。
【0052】
垂直偏光受光部161Vおよび水平偏光受光部161Hは、それぞれ入射された垂直偏光および水平偏光に基づき垂直偏光信号および水平偏光信号を出力するセンサである。なお、垂直偏光受光部161Vおよび水平偏光受光部161Hとしては公知の光センサを用いることができる。垂直偏光受光部161Vおよび水平偏光受光部161Hと、偏光ビームスプリッタ151との間には、図2に示すように、それぞれ垂直偏光を導くレンズ152Vおよびファイバ153Vと、水平偏光を導くレンズ152Hおよびファイバ153Hとが配置されている。
【0053】
バンドパスフィルタ162Vおよびバンドパスフィルタ162Hは、それぞれ垂直偏光信号および水平偏光信号に含まれるノイズをカットし、垂直偏光および水平偏光に関する部分のみを透過させるフィルタである。コンパレータ163Vおよびコンパレータ163Hは、バンドパスフィルタ162Vおよびバンドパスフィルタ162Hによりノイズをカットされたアナログ信号である垂直偏光信号および水平偏光信号を、デジタル信号に変換するものである。
【0054】
XORゲート164は、コンパレータ163Vおよびコンパレータ163Hから出力された垂直偏光信号および水平偏光信号に基づきサンプルクロック信号を求め、信号処理部55へ出力するものである。具体的には、垂直偏光信号および水平偏光信号に基づく論理的排他和の演算処理によりサンプルクロック信号を算出するものである。なお、バンドパスフィルタ162V、バンドパスフィルタ162H、コンパレータ163V、コンパレータ163H、およびXORゲート164としては公知のものを用いることができる。
【0055】
次に、本実施形態の特徴であるk−clock発生装置100の動作について説明する。
k−clock発生装置100には、図2に示すように、光源10から出射され入力光が、SMFC11を介して入力される。入力光は、光ファイバ122により干渉光学系110に導かれる。干渉光学系110に導かれる際、偏光コントローラ125により偏光の状態が制御される。干渉光学系110に導かれた入力光は直線偏光子123へ入射される。直線偏光子123では、入射された入力光のうち、傾きが45°の直線偏光のみが透過する。
【0056】
直線偏光子123を透過した入力光(傾きが45°の直線偏光)は干渉光学系110内のビームスプリッタ141より2つに分岐され、一方は第1の光路121へ、他方は第2の光路131へと導かれる。
【0057】
第1の光路121へ導かれた入力光は、1/8波長板124によって円偏光に変換される。そして、レンズ127を通り、ミラー128で反射して折り返して再度1/8波長板124によって円偏光に変換される。つまり、第1の光路121へ導かれた入力光は1/8波長板124を往復するため、結果的に1/4波長板を透過したことと同等の円偏光に変換され、ビームスプリッタ141に導かれる。
【0058】
第2の光路131へ導かれた入力光は、レンズ132を通り、ミラー133で反射して折り返して、ビームスプリッタ141に導かれる。
【0059】
ビームスプリッタ141では、1/8波長板124の往復によって1/4波長板を透過したことと同等に変換された円偏光と、第2の光路のミラー133で反射して折り返した入力光(直線偏光)とが合成されてサンプルクロック用干渉光が合成される。合成されたサンプルクロック用干渉光は、偏光ビームスプリッタ151に入射し、垂直偏光および水平偏光に分離される。
【0060】
図3および図4に示すように、分離された垂直偏光は垂直偏光受光部161Vに入射し、垂直偏光受光部161Vは垂直偏光の明るさに応じてアナログ的に値が変動する垂直偏光信号SVを出力する。水平偏光についても同様に水平偏光受光部161Hに入射し、水平偏光受光部161Hは水平偏光の明るさに応じて値が変動する水平偏光信号SHを出力する。
【0061】
ここで、図4(a)には、横軸を時間とし、縦軸を信号の値として表した垂直偏光信号SVおよび水平偏光信号SHが示されている。1/8波長板124を往復して位相をシフトさせていることにより、垂直偏光信号SVおよび水平偏光信号SHの間にも1/4波長分の位相差が生じている。
【0062】
垂直偏光信号SVおよび水平偏光信号SHは、それぞれバンドパスフィルタ162Vおよびバンドパスフィルタ162Hにおいてノイズ成分がカットされる。その後、コンパレータ163Vおよびコンパレータ163Hにより矩形波状に値が変動するデジタル的な信号に変換される。
【0063】
具体的には、変換前の信号の値が0未満の場合には比較して低い値(例えば0)を持つ信号に変換し、変換前の信号の値が0を超える場合には比較して高い値(例えば1)を持つ信号に変換する処理が行われる。言い換えると、変換前の信号が0を超えて変化するたびに、変換後の信号の値を高い値から低い値へ、または、低い値から高い値へ変動させる変換が行われる。
【0064】
図4(b)には、コンパレータ163Vおよびコンパレータ163Hにより変換された後の垂直偏光信号SVおよび水平偏光信号SHが示されている。変換後の垂直偏光信号SVおよび水平偏光信号SHにおいても、変換前と同様に、1/4波長分の位相差が生じている。
【0065】
コンパレータ163Vおよびコンパレータ163Hにより変換された後の垂直偏光信号SVおよび水平偏光信号SHは、XORゲート164に入力される。XORゲート164は、入力された垂直偏光信号SVおよび水平偏光信号SHに基づいてサンプルクロック信号を求める処理を行う。図4(c)には、XORゲート164により求められたサンプルクロック信号が示されている。
【0066】
上記の構成のk−clock発生装置100によれば、第1の光路121で導かれる入力光の位相を1/8波長板124を往復して1/4波長分シフトさせることにより、XORゲート164で生成されるサンプルクロック信号の周波数における、入力光の周波数による影響を抑えつつ逓倍化させること(本実施形態では2倍にすること)ができる。
【0067】
また、上記の構成のk−clock発生装置100によれば、第1の光路121で導かれる入力光と第2の光路131で導かれる入力光は共にビームスプリッタ141を1回ずつ透過及び反射する。そのため、ビームスプリッタが持つ水平垂直間の位相遅延量が第1の光路121で導かれる入力光と第2の光路131で導かれる入力光で同じになるため、第1と第2の光路間の干渉縞の位相に影響しなくなるという格別な効果が得られる。(つまり、ビームスプリッタが持つ水平垂直間の位相遅延の影響を排除できるという格別な効果が得られる。)
【0068】
また、波長板によってシフトされる入力光の位相は、電気的な処理で位相をシフトさせる方法と比較して、入力信号である入力光の周波数の影響を受けにくい。特に、1/8波長板124を往復させて1/4波長板と同等のシフトを与える方法は、入力光における周波数変化が時間に対して線形であっても、非線形であっても位相をシフトさせる量に影響が出にくい。そのため、周波数が掃引された光が入力されても、XORゲート164で生成されるサンプルクロック信号への影響を抑えられる。また、波長板により位相をシフトさせる場合には、電気的な処理で生じるようなノイズが発生しにくくなる。そのため、前述のノイズがサンプルクロック信号に影響を与える可能性が低い。
【0069】
また、上記構成のように直線偏光子123を配置することにより、例えば、干渉光学系110に入力光を導く光ファイバ122に単一モードファイバを用いることができる。単一モードファイバは、偏波保存ファイバ等と比較して価格が安く扱いが容易となる。
【0070】
なお、上述のサンプルクロック信号における周波数の増加程度は、第1の光路121における光の位相シフト量により調節することができる。例えば、上述の実施形態のように、1/8波長板124を往復させて位相のシフト量を90°とすることによりサンプルクロック信号の周波数を2倍にできる。また、1/16波長板を往復させて位相のシフト量を45°とするとサンプルクロック信号の周波数を4倍にできる。
【0071】
〔第2の実施形態〕
次に、本発明の第2の実施形態に係るSS−OCTついて図5を参照しながら説明する。
本実施形態のSS−OCTの基本構成は、第1の実施形態と同様であるが、第1の実施形態とは、k−clock発生装置の構成が異なっている。よって、本実施形態においては、図5を用いてk−clock発生装置についてのみを説明し、その他の構成要素等の説明を省略する。
【0072】
本実施形態のk−clock発生装置(サンプルクロック発生装置)200には、図5に示すように、サンプルクロック用干渉光を生成する干渉光学系210と、サンプルクロック信号を生成する演算部260と、が主に設けられている。
【0073】
干渉光学系210には、SMFC201と、1/8波長板124、レンズ127及びミラー128から主に構成される第1の光路121と、レンズ132及びミラー133から主に構成される第2の光路131と、ビームスプリッタ141と、偏光ビームスプリッタ151と、が主に設けられている。
【0074】
SMFC201は、光源10から出射された入力光を第1の光路及び第2の光路へ導く光ファイバ122と、垂直偏光受光部261Vおよび水平偏光受光部261Hとに向けて分岐するものである。SMFC201と、垂直偏光受光部261Vおよび水平偏光受光部261Hとの間には、入力光を更に分岐するSMFC202が配置されている。SMFC202で分岐された一方の入力光は、光ファイバ204Vに導かれて垂直偏光受光部261Vに入射され、他方の入力光は、光ファイバ204Hに導かれて水平偏光受光部261Hに入射されている。
【0075】
次に、本実施形態の特徴であるk−clock発生装置200の動作について説明する。光源10から出射された入力光がk−clock発生装置200に入力されてから、偏光ビームスプリッタ151で分離された垂直偏光が垂直偏光受光部261Vに入射され、水平偏光が水平偏光受光部261Hに入射されるまでは、第1の実施形態と同様な動作を行うため、その説明を省略する。
【0076】
SMFC201により分岐されSMFC202に入射された入力光は、更に分岐されて光ファイバ204Vを介して垂直偏光受光部261Vに入射されるとともに、光ファイバ204Hを介して水平偏光受光部261Hに入射される。垂直偏光受光部261Vは、入射された垂直偏光および入力光を用いた差分検出を行い、垂直偏光信号SVを出力する。水平偏光受光部261Hは、入射された水平偏光および入力光を用いた差分検出を行い、水平偏光信号SHを出力する。以降の動作については第1の実施形態と同様であるため、その説明を省略する。
【0077】
上記の構成のk−clock発生装置200によれば、バランス型光検出器である垂直偏光受光部261Vを用いて入力光および垂直偏光の差分を検出する構成とし、同じくバランス型光検出器である水平偏光受光部261Hを用いて入力光および水平偏光の差分を検出する構成としたことにより、入力光および垂直偏光に共通して含まれるノイズ(コモンノイズ)、入力光および水平偏光に共通して含まれるノイズを低減することができる。
【0078】
上述のように、垂直偏光受光部261Vに入力光および垂直偏光を入射し、水平偏光受光部261Hに入力光および水平偏光を入射する構成とすることにより、第1の実施形態の構成と比較して、簡単な構成で、上述した共通して含まれるノイズ等を低減できると共に、光軸合わせ等の光学調整も容易となる。
【0079】
なお、本発明の技術範囲は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加えることが可能である。例えば、本発明を上記の実施形態に適用したものに限られることなく、これらの実施形態を適宜組み合わせた実施形態に適用してもよく、特に限定するものではない。
【符号の説明】
【0080】
1…SS−OCT(光断層画像装置)、10…光源、31…測定光学系、41…参照光学系、51…受光部、55…信号処理部、60…サンプル(被検物)、100,200…k−clock発生装置(サンプルクロック発生装置)、110,210…干渉光学系、121,221…第1の光路、123…直線偏光子、124…1/8波長板(光学位相シフタ)、128…第1のミラー(第1の反射部)、133…第2のミラー(第2の反射部)、141…ビームスプリッタ(干渉光生成部)、151…偏光ビームスプリッタ(分離部)、160…演算部、161V…垂直偏光受光部(一方の受光部)、161H…水平偏光受光部(他方の受光部)、164…XORゲート(信号生成部)
図1
図2
図3
図4
図5