特許第6498046号(P6498046)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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特許6498046情報処理装置、情報処理方法及びプログラム
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6498046
(24)【登録日】2019年3月22日
(45)【発行日】2019年4月10日
(54)【発明の名称】情報処理装置、情報処理方法及びプログラム
(51)【国際特許分類】
   G06F 3/0484 20130101AFI20190401BHJP
   G06Q 50/10 20120101ALI20190401BHJP
   G06F 13/00 20060101ALI20190401BHJP
【FI】
   G06F3/0484 120
   G06Q50/10
   G06F13/00 560C
【請求項の数】8
【全頁数】19
(21)【出願番号】特願2015-115597(P2015-115597)
(22)【出願日】2015年6月8日
(65)【公開番号】特開2017-4152(P2017-4152A)
(43)【公開日】2017年1月5日
【審査請求日】2018年1月26日
(73)【特許権者】
【識別番号】505213068
【氏名又は名称】株式会社クロス・マーケティング
(74)【代理人】
【識別番号】100104215
【弁理士】
【氏名又は名称】大森 純一
(74)【代理人】
【識別番号】100196575
【弁理士】
【氏名又は名称】高橋 満
(74)【代理人】
【識別番号】100117330
【弁理士】
【氏名又は名称】折居 章
(74)【代理人】
【識別番号】100160989
【弁理士】
【氏名又は名称】関根 正好
(74)【代理人】
【識別番号】100168181
【弁理士】
【氏名又は名称】中村 哲平
(74)【代理人】
【識別番号】100168745
【弁理士】
【氏名又は名称】金子 彩子
(74)【代理人】
【識別番号】100170346
【弁理士】
【氏名又は名称】吉田 望
(74)【代理人】
【識別番号】100176131
【弁理士】
【氏名又は名称】金山 慎太郎
(74)【代理人】
【識別番号】100197398
【弁理士】
【氏名又は名称】千葉 絢子
(74)【代理人】
【識別番号】100197619
【弁理士】
【氏名又は名称】白鹿 智久
(72)【発明者】
【氏名】杉村 昌宏
(72)【発明者】
【氏名】長峰 実
(72)【発明者】
【氏名】田中 真人
(72)【発明者】
【氏名】山本 浩也
(72)【発明者】
【氏名】江間 大地
(72)【発明者】
【氏名】服部 豊
【審査官】 木内 康裕
(56)【参考文献】
【文献】 特許第5568189(JP,B1)
【文献】 特開2014−119773(JP,A)
【文献】 特開2003−203137(JP,A)
【文献】 米国特許出願公開第2012/0221502(US,A1)
【文献】 Part_2 LINE HOW TO これさえ読めば使い方はバッチリ!! LINEの使い方&設定方法,5000万人のためのLINE便利帳,日本,株式会社えい出版社,2014年 3月10日,p16-55
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G06F 3/01
G06F 3/048 − 3/0489
G06F 13/00
G06Q 50/10
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
アンケートにおける複数の質問とそれに対する回答が会話形式で交互に吹き出し内に順次表示され得る第1の領域と、前記質問に対する前記回答の選択肢を示しマトリクス状に配置された2以上のパネル状の回答ボタンが表示され得る第2の領域とを有するアンケートページを生成可能な制御部と、
ユーザ端末からのアクセス要求に応じて、前記アンケートページを前記ユーザ端末へ送信可能な通信部とを具備し、
前記制御部は、
前記第1の領域に表示された質問に対する回答を、前記第2の領域に表示された前記回答ボタンを介して前記ユーザ端末から受信すると、当該受信された回答及び次の質問が前記第1の領域に表示され、かつ、前記第2の領域において、前記次の質問に応じて前記回答ボタンが更新されるように、前記アンケートページを更新し、
前記第2の領域において1つの質問に対して複数の回答ボタンの選択を受信した場合に、当該複数の回答ボタンに対応する複数のテキストが1つの吹き出し内に表示されるように、前記アンケートページを更新する
情報処理装置。
【請求項2】
請求項1に記載の情報処理装置であって、
前記制御部は、前記第1の領域の質問が有する選択肢の数に応じて、前記第2の領域の前記回答ボタンの大きさ及び配置を変更する
情報処理装置。
【請求項3】
請求項1に記載の情報処理装置であって、
前記第1の領域の前記質問及び前記回答は縦方向に順次表示され、
前記制御部は、前記第1の領域において前記質問及び前記回答が縦方向にスクロール可能となるように、かつ、前記第2の領域において前記回答ボタンが前記第2の領域に収まらない所定数以上存在する場合に当該回答ボタンが横方向にスクロール可能となるように、前記アンケートページを生成する
情報処理装置。
【請求項4】
請求項1に記載の情報処理装置であって、
前記制御部は、前記第1の領域において、現在回答者の回答待ちの質問と、その少なくとも直前の質問及びそれに対する回答とが常時表示されるように、前記第1の領域において前記質問が更新される毎にそれ以前の質問及びそれに対する回答の表示位置を更新する
情報処理装置。
【請求項5】
請求項1に記載の情報処理装置であって、
前記制御部は、前記第1の領域に対する前記ユーザ端末のユーザからの操作を検出した場合に、前記第2の領域を最小化して前記第1の領域を拡大し、当該第1の領域において前記操作前よりも多くの質問及び回答が表示されるように前記アンケートページを更新する
情報処理装置。
【請求項6】
請求項1に記載の情報処理装置であって、
前記制御部は、前記第2の領域において前記ユーザ端末のユーザによる前記回答ボタンの選択を受信した場合、当該選択された回答ボタンに対応するテキストが前記第1の領域に表示されるように前記アンケートページを更新する
情報処理装置。
【請求項7】
アンケートにおける複数の質問とそれに対する回答が会話形式で交互に吹き出し内に順次表示され得る第1の領域と、前記質問に対する前記回答の選択肢を示しマトリクス状に配置された2以上のパネル状の回答ボタンが表示され得る第2の領域とを有するアンケートページを生成し、
ユーザ端末からのアクセス要求に応じて、前記アンケートページを前記ユーザ端末へ送信し、
前記第1の領域に表示された質問に対する回答を、前記第2の領域に表示された前記回答ボタンを介して前記ユーザ端末から受信すると、当該受信された回答及び次の質問が前記第1の領域に表示され、かつ、前記第2の領域において、前記次の質問に応じて前記回答ボタンが更新されるように、前記アンケートページを更新し、
前記第2の領域において1つの質問に対して複数の回答ボタンの選択を受信した場合に、当該複数の回答ボタンに対応する複数のテキストが1つの吹き出し内に表示されるように、前記アンケートページを更新する
情報処理方法。
【請求項8】
情報処理装置に、
アンケートにおける複数の質問とそれに対する回答が会話形式で交互に吹き出し内に順次表示され得る第1の領域と、前記質問に対する前記回答の選択肢を示しマトリクス状に配置された2以上のパネル状の回答ボタンが表示され得る第2の領域とを有するアンケートページを生成するステップと、
ユーザ端末からのアクセス要求に応じて、前記アンケートページを前記ユーザ端末へ送信するステップと、
前記第1の領域に表示された質問に対する回答を、前記第2の領域に表示された前記回答ボタンを介して前記ユーザ端末から受信すると、当該受信された回答及び次の質問が前記第1の領域に表示され、かつ、前記第2の領域において、前記次の質問に応じて前記回答ボタンが更新されるように、前記アンケートページを更新するステップと
前記第2の領域において1つの質問に対して複数の回答ボタンの選択を受信した場合に、当該複数の回答ボタンに対応する複数のテキストが1つの吹き出し内に表示されるように、前記アンケートページを更新するステップと
を実行させるプログラム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ユーザのコンピュータとの通信によりアンケートを実施するための情報処理装置、当該情報処理装置における情報処理方法及びプログラムに関する。
【背景技術】
【0002】
従来から、インターネットを用いたアンケート(Webアンケート)が実施されている。当該Webアンケートでは、アンケート調査の対象となったユーザ(モニター)が、自身のPC(Personal Computer)やスマートフォン、携帯電話等によってアンケート用のサーバへアクセスしてアンケート用のWebページを取得し、当該Webページを介してアンケートへの回答を行う。
【0003】
ここで、回答者が当該Webアンケートへ回答する際の通信手法としては、回答者がWebページ上の全ての質問に回答を入力した後に送信ボタン等を押下する等により、全ての質問への回答がまとめてサーバへ送信される場合と、質問毎にWebページが切り替わり、質問毎にサーバへ回答が送信される場合がある。
【0004】
前者の場合、回答者は自身の回答履歴を確認しながら回答できるメリットがあるが、サーバ(アンケート実施者)はユーザが全ての質問に回答するまで回答結果を得られず、またユーザの回答に応じて次の質問を変更することができないというデメリットがある。
【0005】
一方、後者の場合、回答者は質問ごとに切り替わるページ上でスムースに回答でき、サーバは質問毎に回答を得られ、ユーザの回答に応じて次の質問内容を変更できるというメリットがあるが、ユーザは自身の回答履歴を確認して過去の回答との相対比較で回答することができず、回答にぶれが生じる可能性があるというデメリットがある。
【0006】
したがって、この両パターンのアンケートはいわばトレードオフの関係にあり、両パターンの各デメリットを解消しかつ各メリットを維持できるようなアンケート手法は未だ存在しない。
【0007】
また、下記特許文献1には、サーバ装置において、アンケート情報ファイルをマトリクス形式に生成し、当該アンケート情報ファイルに基づいて端末装置でのアンケートの表示に用いられる表示ファイルを出力し、端末装置において上記表示ファイルを取得して、当該表示ファイルに基づいて、マトリクス形式から変換されたタイル形式でアンケートを表示することが記載されている。当該特許文献1には、当該発明により、アンケート情報ファイルがマトリクス形式で生成されるため、アンケート作成者がアンケートの作成や編集を容易に行える一方、アンケート回答者は質問数の多いアンケートであっても直感的にかつ飽きずにアンケートに回答できるとの効果が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0008】
【特許文献1】特開2013−89157号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0009】
しかしながら、上記特許文献1に記載の技術においては、マトリクス形式から変換されたタイル形式でアンケートが表示されることから、結局は上述したような、質問毎にWebページが切り替わり質問毎にサーバへ回答が送信される場合における選択肢がタイルとして表示されるものということができ、上述と同様のデメリットが存在する。
【0010】
以上のような事情に鑑み、本発明の目的は、アンケートの回答者に以前の質問及び回答の履歴を確認させながら現在の質問にスムースに回答させることができ、かつ、質問毎に回答を取得しその回答に応じて回答を変更することが可能な情報処理装置、情報処理方法及びプログラムを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0011】
上記目的を達成するため、本発明の一形態に係る情報処理装置は、制御部と通信部を有する。上記制御部は、アンケートページを生成可能である。当該アンケートページは、アンケートにおける複数の質問とそれに対する回答が会話形式で交互に順次表示され得る第1の領域と、上記質問に対する上記回答の選択肢を示しマトリクス状に配置された2以上のパネル状の回答ボタンが表示され得る第2の領域とを有する。上記通信部は、ユーザ端末からのアクセス要求に応じて、上記アンケートページを上記ユーザ端末へ送信可能である。また上記制御部は、上記アンケートページの上記第1の領域に表示された質問に対する回答を上記第2の領域に表示された上記回答ボタンを介して上記ユーザ端末から受信すると、当該受信された回答及び次の質問が上記第1の領域に表示され、かつ、上記第2の領域において、上記次の質問に応じて上記回答ボタンが更新されるように、上記アンケートページを更新可能である。
【0012】
これにより情報処理装置は、第1の領域にて質問と回答とを交互に表示させながら、第2の領域にて選択肢の回答ボタンを表示させることで、アンケートの回答者に以前の質問及び回答の履歴を確認させながら現在の質問にスムースに回答させることができ、かつ、質問毎に回答を取得しその回答に応じて回答を変更することができる。また回答者は、あたかも実際に会話をしているかのように気軽にアンケートに回答でき、また質問/回答が表示される第1の領域とは別の第2の領域にパネル状の回答ボタンが表示されることで、ユーザ端末の種類(画面の大きさ)に関わらずストレスなく回答することができる。
【0013】
上記制御部は、上記第1の領域の質問が有する選択肢の数に応じて、上記第2の領域の上記回答ボタンの大きさ及び配置を変更してもよい。
【0014】
これにより情報処理装置は、第2の領域において回答ボタンを効率良く配置し回答者にとって使いやすいユーザインタフェースを提供することができる。
【0015】
上記第1の領域の上記質問及び上記回答は縦方向に順次表示されてもよい。この場合上記制御部は、上記第1の領域において上記質問及び上記回答が縦方向にスクロール可能となるように、かつ、上記第2の領域において上記回答ボタンが上記第2の領域に収まらない所定数以上存在する場合に当該回答ボタンが横方向にスクロール可能となるように、上記アンケートページを生成してもよい。
【0016】
これにより情報処理装置は、第1の領域において全ての質問及び回答が表示しきれない場合及び第2の領域において回答ボタンが表示しきれない場合に、それらをスクロール可能とすることで全て確認させることができ、かつ、スクロール方向を第1の領域と第2の領域とで異ならせることで、各領域における操作を明確に区別して操作性を高めるとともに、誤操作を防ぐことができる。
【0017】
上記制御部は、上記第1の領域において、現在回答者の回答待ちの質問と、その少なくとも直前の質問及びそれに対する回答とが常時表示されるように、上記第1の領域において上記質問が更新される毎にそれ以前の質問及びそれに対する回答の表示位置を更新してもよい。
【0018】
これにより情報処理装置は、ある質問に対する回答を選択中の回答者に、少なくとも直前の質問及びそれに対する自身の回答を把握させ、当該直前の質問及び回答との相対比較において現在の質問に回答させることができる。
【0019】
上記制御部は、上記第1の領域に対する上記ユーザ端末のユーザからの操作を検出した場合に、上記第2の領域を最小化して上記第1の領域を拡大し、当該第1の領域において上記操作前よりも多くの質問及び回答が表示されるように上記アンケートページを更新してもよい。
【0020】
これにより情報処理装置は、第2の領域を必要に応じて最小化可能とすることで、回答者に以前の質問及びそれに対する自身の回答をより多く確認させることができる。
【0021】
上記制御部は、上記第2の領域において上記ユーザ端末のユーザによる上記回答ボタンの選択を受信した場合、当該選択された回答ボタンに対応するテキストが上記第1の領域に表示されるように上記アンケートページを更新してもよい。
【0022】
これにより情報処理装置は、第2の領域における選択肢をパネル状の操作ボタンとして回答者の操作性を向上させながら、それに伴って表示される第1の領域における回答情報をテキストとすることで、第1の領域を回答者にとって見やすくすることができる。
【0023】
上記制御部は、上記第1の領域において上記質問及び上記回答がそれぞれ吹き出し内に表示されるように、かつ、上記第2の領域において1つの質問に対して上記複数の回答ボタンの選択を受信した場合に、当該複数の回答ボタンに対応する複数のテキストが1つの吹き出し内に表示されるように、上記アンケートページを更新してもよい。
【0024】
これにより情報処理装置は、回答者から複数の回答ボタンの選択による回答があった場合でも、それら回答ボタンに対応する複数のテキストを1つの吹き出し内に表示させることで、第1の領域を回答者にとって見やすくすることができる。
【0025】
本発明の他の形態に係る情報処理方法は、
アンケートにおける複数の質問とそれに対する回答が会話形式で交互に順次表示され得る第1の領域と、上記質問に対する上記回答の選択肢を示しマトリクス状に配置された2以上のパネル状の回答ボタンが表示され得る第2の領域とを有するアンケートページを生成し、
ユーザ端末からのアクセス要求に応じて、上記アンケートページを上記ユーザ端末へ送信し、
上記アンケートページの上記第1の領域に表示された質問に対する回答を上記第2の領域に表示された上記回答ボタンを介して上記ユーザ端末から受信すると、当該受信された回答及び次の質問が上記第1の領域に表示され、かつ、上記第2の領域において、上記次の質問に応じて上記回答ボタンが更新されるように、上記アンケートページを更新することを含む。
【0026】
本発明のまた別の形態に係るプログラムは、情報処理装置に、
アンケートにおける複数の質問とそれに対する回答が会話形式で交互に順次表示され得る第1の領域と、上記質問に対する上記回答の選択肢を示しマトリクス状に配置された2以上のパネル状の回答ボタンが表示され得る第2の領域とを有するアンケートページを生成するステップと、
ユーザ端末からのアクセス要求に応じて、上記アンケートページを上記ユーザ端末へ送信するステップと、
上記アンケートページの上記第1の領域に表示された質問に対する回答を上記第2の領域に表示された上記回答ボタンを介して上記ユーザ端末から受信すると、当該受信された回答及び次の質問が上記第1の領域に表示され、かつ、上記第2の領域において、上記次の質問に応じて上記回答ボタンが更新されるように、上記アンケートページを更新するステップとを実行させる。
【発明の効果】
【0027】
以上説明したように、本発明によれば、アンケートの回答者に以前の質問及び回答の履歴を確認させながら現在の質問にスムースに回答させることができ、かつ、質問毎に回答を取得しその回答に応じて回答を変更することができる。
【図面の簡単な説明】
【0028】
図1】本発明の一実施形態に係るアンケートシステムの構成を示した図である。
図2】本発明の一実施形態に係るアンケートサーバのハードウェア構成を示した図である。
図3】本発明の一実施形態に係るアンケートサーバが有するデータベースの構成を示した図である。
図4】本発明の一実施形態に係るアンケートサーバによるアンケート処理の流れを示したフローチャートである。
図5】本発明の一実施形態に係るアンケートサーバによって生成されるアンケートページの例を示した図である。
図6】本発明の一実施形態に係るアンケートサーバによって生成されるアンケートページの例を示した図である。
図7】本発明の一実施形態に係るアンケートサーバによって生成されるアンケートページの例を示した図である。
図8】本発明の一実施形態に係るアンケートサーバによって生成されるアンケートページの例を示した図である。
図9】本発明の一実施形態に係るアンケートサーバによって生成されるアンケートページの例を示した図である。
図10】本発明の一実施形態に係るアンケートサーバによって生成されるアンケートページの例を示した図である。
図11】本発明の一実施形態に係るアンケートサーバによって生成されるアンケートページの例を示した図である。
図12】本発明の一実施形態に係るアンケートサーバによって生成されるアンケートページの例を示した図である。
図13】本発明の一実施形態に係るアンケートサーバによって生成されるアンケートページの例を示した図である。
【発明を実施するための形態】
【0029】
以下、図面を参照しながら、本発明の実施形態を説明する。
【0030】
[システムの構成]
図1は、本発明の一実施形態に係るアンケートシステムの構成を示した図である。
【0031】
同図に示すように、このアンケートシステムは、アンケートサーバ100とユーザ端末200とから構成される。
【0032】
アンケートサーバ100は、アンケート実施者がWebアンケートの実施のために管理するサーバである。アンケートサーバ100は、複数のユーザ端末200とインターネット50を介して接続可能である。
【0033】
アンケートサーバ100は、Webアンケートを実施するためのアンケートページ(例えばHTML(HyperText Markup Language)やXHTML(Extensible HTML)、スタイルシート及び画像データで構成されたウェブページ)を生成し、ユーザ端末200からのアクセス要求に応じてそれをユーザ端末200へ送信する。
【0034】
ユーザ端末200(200A,200B,200C...)は、例えば予めアンケート実施者によるモニター募集に応募したアンケート対象のユーザ(モニター)により使用される端末であり、例えばスマートフォンやタブレットPC(Personal Computer)、ノートブックPC、デスクトップPC等である。
【0035】
ユーザ端末200は、例えば上記ユーザがモニターとして登録された場合に、上記アンケートサーバ100から上記アンケートページのURLを電子メール等により受信する。モニターは当該URLによりアンケートページへアクセスして、ブラウザを介してアンケートへの回答を行う。
【0036】
後述するが、本実施形態におけるWebアンケートのためのアンケートページは、ノートブックPCやデスクトップPCのみならず、スマートフォンやタブレットPCにおいても回答がしやすい仕様になっている。
【0037】
[アンケートサーバのハードウェア構成]
図2は、上記アンケートサーバ100のハードウェア構成を示した図である。同図に示すように、アンケートサーバ100は、CPU(Central Processing Unit)11、ROM(Read Only Memory)12、RAM(Random Access Memory)13、入出力インタフェース15、及び、これらを互いに接続するバス14を備える。
【0038】
CPU11は、必要に応じてRAM13等に適宜アクセスし、各種演算処理を行いながらアンケートサーバ100の各ブロック全体を統括的に制御する。ROM12は、CPU11に実行させるOS、プログラムや各種パラメータなどのファームウェアが固定的に記憶されている不揮発性のメモリである。RAM13は、CPU11の作業用領域等として用いられ、OS、実行中の各種アプリケーション、処理中の各種データを一時的に保持する。
【0039】
入出力インタフェース15には、表示部16、操作受付部17、記憶部18、通信部19等が接続される。
【0040】
表示部16は、例えばLCD(Liquid Crystal Display)、OELD(Organic ElectroLuminescence Display)、CRT(Cathode Ray Tube)等を用いた表示デバイスである。
【0041】
操作受付部17は、例えばマウス等のポインティングデバイス、キーボード、タッチパネル、その他の入力装置である。操作受付部17がタッチパネルである場合、そのタッチパネルは表示部16と一体となり得る。
【0042】
記憶部18は、例えばHDD(Hard Disk Drive)や、フラッシュメモリ(SSD;Solid State Drive)、その他の固体メモリ等の不揮発性メモリである。当該記憶部18には、上記OSの他、本実施形態におけるアンケート処理に必要な各種アプリケーション等のプログラムや各種データが記憶される。
【0043】
後述するが、特に本実施形態において、記憶部18は、回答者情報データベース、アンケート情報データベース、回答データベース及び集計結果データベースを有している。
【0044】
通信部19は、例えばEthernet(登録商標)用のNIC(Network Interface Card)や無線LAN等の無線通信用の各種モジュールであり、上記各ユーザ端末200との間の通信処理を担う。
【0045】
[アンケートサーバのデータベース構成]
図3は、上記アンケートサーバ100が有するデータベースの構成を示した図である。
【0046】
同図に示すように、アンケートサーバ100は、記憶部18に、回答者情報データベース31、アンケート情報データベース32、回答データベース33及び集計結果データベース34を有している。
【0047】
回答者情報データベース31は、アンケートの対象ユーザ(回答者)に関する情報、具体的には、回答者のユーザID、回答進捗状況、回答時刻等の情報を記憶している。これらの情報は、回答者が上記URLを介してアンケートにログインした際に記録され、それ以降、当該回答者による回答の進捗状況に応じて情報が更新・管理される。
【0048】
アンケート情報データベース32は、アンケートサーバ100が提供するアンケートにおける質問及びそれに対する回答の選択肢としてのテキストデータまたはそれらに付随する画像データ等を記憶している。
【0049】
回答データベース33は、アンケートページを介してユーザ端末200から受信した、アンケートの質問に対する回答(選択肢またはテキスト)をモニター毎に記憶している。
【0050】
集計結果データベース34は、上記回答データベース33に記憶された回答の集計結果データ(例えば各選択肢の選択人数や選択割合等)を記憶している。
【0051】
これら各データベースは、後述するアンケートサーバ100によるアンケート処理や、その後の集計・分析処理において、必要に応じて相互に参照されて用いられる。
【0052】
[アンケートサーバの動作]
次に、以上のように構成されたアンケートサーバ100の動作について説明する。当該動作は、アンケートサーバ100のCPU11及び通信部19等のハードウェアと、記憶部18に記憶されたソフトウェアとの協働により実行される。以下の説明では、便宜上、CPU11を動作主体とする。
【0053】
当該動作の説明に先立って、本実施形態におけるアンケートの質問形式について説明する。
【0054】
本実施形態では、大別すると、選択肢を有する質問と選択肢を有さない(ユーザがテキスト入力する)質問とが存在する。そして選択肢を有する質問としては、シングルアンサー(SA)とマルチアンサー(MA)の2つの質問形式が設定されており、選択肢を有さない質問としては、自由回答とニューメリックの2つの質問形式が設定されている。
【0055】
シングルアンサーは、質問が有する複数の選択肢の中から回答者が1つのみ回答を選択可能な質問形式である。一方、マルチアンサーは、当該複数の選択肢の中から回答者が複数の回答を選択可能な質問形式である。
【0056】
自由回答は、回答者が自由にテキストを入力可能な質問形式であり、ニューメリックは、モニターが数字のみを入力可能な質問形式である。
【0057】
そしてアンケートサーバ100は、上記質問形式に応じてアンケートページの表示態様を適宜更新しながらアンケートを実施する。
【0058】
図4は、アンケートサーバ100による、アンケート処理の流れを示したフローチャートである。
【0059】
同図に示すように、まず、アンケートサーバ100のCPU11は、ユーザ端末100から上述したURLを介してアンケートページへアクセスがあったか否かを判断する(ステップ41)。
【0060】
アンケートページへのアクセスがあったと判断した場合、CPU11は、アンケートページをユーザ端末200へ送信する(ステップ42)。
【0061】
続いてCPU11は、ユーザ端末200からアンケート開始要求を受信したか否かを判断する(ステップ43)。
【0062】
図5は、ユーザ端末200からアンケートページへのアクセスがあった場合にユーザ端末200へ最初に送信されるアンケートページの例を示した図である。
【0063】
同図に示すように、アンケートページは、質問/回答表示領域(第1の領域)61と、回答操作入力領域(第2の領域)62の2つの領域から構成されている。
【0064】
質問/回答表示領域においては、各質問及びそれに対する回答が会話形式で交互に順次表示される。ただし、同図に示すように、アンケートページの初期状態(ユーザにアンケートページが送信された直後の状態)においては、例えばこれから実施されるアンケートの内容に関する説明や、アンケートを回答するための推奨環境並びにその他の設定、プラグイン等に関する説明を記載したメッセージ63が、アイコン64を起点とした吹き出し65内に表示される。
【0065】
上記アイコン64は質問/回答表示領域61の例えば左側に表示され、それを起点とした吹き出し65にはアンケート実施者からの質問(またはメッセージ)63が表示される。後述するが、これに対してモニターの回答は質問/回答表示領域61の右端を起点とした吹き出し内に表示される。
【0066】
また同図に示すように、上記初期状態においては、回答操作入力領域62の例えば右端には、アンケートへの参加(アンケートの開始要求)を入力するための参加ボタン66が表示される。ユーザ端末200を使用するモニター(回答者)によって当該参加ボタンがタップ(またはクリック)されると、ユーザ端末200から上記アンケート開始要求がアンケートサーバ100へ送信される。
【0067】
図4に戻り、CPU11は、上記アンケート開始要求を受信したと判断した場合(ステップ43のYes)、CPU11は、上記アンケート情報データベース32を参照して、次の質問(最初の質問を含む)が選択肢を有する質問か否かを判断する(ステップ44)。
【0068】
次の質問が選択肢を有さない(ユーザがテキスト入力する)質問であると判断した場合(No)、CPU11は、質問/回答表示領域61に質問63が吹き出し65により表示され、回答操作入力領域62に入力ボックスが表示されるようにアンケートページを更新する(ステップ49)。
【0069】
図6は、選択肢を有さない質問が表示されたアンケートページの例を示した図である。
【0070】
同図に示すように、アンケートページの質問/回答表示領域61には、上記メッセージ63の下部において、左端のアイコン64を起点として、モニターの年齢を尋ねる質問63(Q1)が吹き出し65内に表示されている。
【0071】
この場合、上記質問63の表示とほぼ同時に、回答操作入力領域62の左部には、回答者が年齢を示す数字を入力するための入力ボックス67が表示され、回答操作入力領域62の右端には、入力ボックス67に入力された数字を回答としてアンケートサーバ100へ送信するための送信ボタン69が表示される。当該質問は、上述した質問形式のうちニューメリックの質問の例である。なお、同図では回答者の年齢が質問対象とされていることから、入力ボックス67の右隣には文字「歳」が表示される。
【0072】
図4に戻り、CPU11は、上記送信ボタン68を介して、上記入力ボックス67に入力された数字を回答として受信したか否かを判断する(ステップ50)。
【0073】
回答を受信したと判断した場合(Yes)、CPU11は、当該回答を上記回答データベース33に記憶するとともに(ステップ51)、入力された数字を質問/回答表示領域61の吹き出し65内に表示する(ステップ52)。
【0074】
図7は、上記回答として受信された数字が質問/回答表示領域61に表示された例を示した図である。
【0075】
例えば回答者が上記入力ボックスに「31」と入力して送信ボタン68をタップ(またはクリック)した場合、同図に示すように、CPU11は、当該数字「31」に、上記入力ボックスの右隣に表示されていた文字「歳」を加えたテキストが回答69として上記質問(Q1)の直下の吹き出し65内に表示されるようにアンケートページを更新する。
【0076】
当然ながら、数字の隣に加えられる文字は、質問に応じて異なって設定されている。すなわち、ニューメリック形式の質問に対する回答を受信した場合には、CPU11は、回答操作入力領域62の入力ボックス67の右隣に表示されていた文字を数字に加えたテキストを、質問/回答表示領域61の吹き出し65内に表示させる。
【0077】
図4に戻り、上記回答69の表示に続いて、CPU11は、上記アンケート情報データベース32を参照して、質問が終了か(次の質問が存在するか)否かを判断する(ステップ53)。質問が終了でない場合(No)、CPU11は、上記ステップ44に戻り、次の質問が選択肢有りか否かを判断する。
【0078】
ここで、次の質問が選択肢有りであると判断した場合(Yes)、CPU11は、質問/回答表示領域61において、吹き出し65内に質問63が表示されるとともに、回答操作入力領域62において、質問63に対する選択肢の数に応じた回答ボタンがマトリクス状(行列状)に表示されるように、アンケートページを更新する(ステップ45)。ここでマトリクス状とは、1行×n列またはn行×1列(nは2以上の整数)の場合も含む。
【0079】
より具体的には、図8に示すように、質問/回答表示領域61において、上記ニューメリック形式の質問(Q1)の回答の直下には、アイコン64を起点とした吹き出し65内に、選択肢を有する質問63(Q2)が表示される。ここで、選択肢を有する質問が当該アンケートページおいて初めて表示される場合には、選択肢は最小化された状態とされており、回答操作入力領域62には、選択肢最大化ボタン70が表示される。
【0080】
回答者によって上記選択肢最大化ボタン70がタップ(またはクリック)されユーザ端末200から選択肢最大化要求がアンケートサーバ100へ送信された場合、CPU11は、回答操作入力領域62に上記選択肢の数に応じた回答ボタン72を表示させる。
【0081】
当該回答ボタン72はパネル状とされる。最大化された状態の回答操作入力領域62の面積は所定値(例えば質問/回答表示領域と同等程度の面積)に固定されていることから、選択肢の数が少ないほど回答ボタン72の面積は大きくなり、またその形状も選択肢の数に応じて変化する。
【0082】
図8の例では、質問63(Q2)が回答者の性別を尋ねるものであるため、選択肢は男性と女性の2つであり、それに対応した2つの回答ボタン72が例えばそれぞれ横長矩形状に例えば上下に表示される。当該質問は、上述した質問形式のうちシングルアンサーの質問の例である。
【0083】
回答ボタン72が回答者によって例えばタップ(またはクリック)されると選択状態となり、その状態からさらに送信ボタン68がタップ(またはクリック)されると、当該選択された回答ボタン72に対応する選択肢を示す情報が回答としてユーザ端末200からアンケートサーバ100へ送信される。
【0084】
ここで、質問/回答表示領域61における上記質問63に対する回答69の表示と、その次の質問63及び回答操作入力領域62における回答ボタン72(または入力ボックス67)の表示とは、ほとんど時間を置かずに続けて実行される。より詳細には、例えば、上記送信ボタン68がタップ(またはクリック)されると、回答操作入力領域62の表示が切り替わる間に、質問/回答表示領域に先の質問63に対する回答69と次の質問63とが続けざまに表示される。
【0085】
なお、図7及び図8に示すように、質問/回答表示領域61において、これまでの質問及び回答が全て表示しきれない状態となった場合、スクロールバー71が表示される。回答者が当該スクロールバー71を操作することで、質問/回答表示領域61が上下にスクロールし、回答者はそれまでの質問及び回答を確認することができる。
【0086】
また、回答操作表示領域62が最大化された状態(回答ボタン72が表示された状態)において、回答者によって質問/回答表示領域61がタップ(またはクリック)されると、回答操作表示領域62が最小化されて(質問/回答表示領域61が拡大されて)図7に示す状態となり、回答者はそれまで表示されていたよりも多くの数の質問及び回答を確認することができる。回答者が選択肢最大化ボタン70をタップ(またはクリック)すると再び回答操作表示領域62それが最大化された状態となる。
【0087】
図4に戻り、上記選択肢を有する質問に対する回答を受信したと判断した場合(ステップ46のYes)、CPU11は、当該回答を記憶するとともに(ステップ47)、上記選択された回答ボタン72に対応する選択肢のテキストが、質問/回答表示領域61において吹き出し65内に表示されるように、アンケートページを更新する(ステップ48)。
【0088】
図9に示すように、例えば回答者が上記性別を尋ねる質問63(Q2)に対して、「男性」と「女性」の各選択肢に対応する回答ボタン72のうち「男性」を示す回答ボタン72をタップ(またはクリック)してそれが選択された状態で送信ボタン68をタップ(またはクリック)すると、CPU11は、当該回答ボタン72に対応するテキスト「男性」を、当該質問63(Q2)の直下の吹き出し65内に表示させる。
【0089】
またそれに続いて、CPU11は、次の質問が選択肢有りか否かに応じて、次の質問63を吹き出し65内に表示させるとともに、回答操作入力領域62の表示を更新する。図9の例では、次の質問は選択肢有りの質問であるため、CPU11は当該質問63を表示させるとともに、回答操作入力領域62に複数の回答ボタン72を表示させる。
【0090】
図9に示した質問63(Q3)は、回答者が通勤時に利用する路線を尋ねる質問であり、上述した質問形式のうちマルチアンサーの質問の例である。
【0091】
この質問63(Q3)に対応する回答の選択肢としては例えば12枝が設定されているが、操作性を考慮して、そのうち最初の6枝に対応する回答ボタン72が回答操作入力領域62に表示される。また、残りの6枝に対応する回答ボタン72は、回答操作入力領域62の例えば左右に設けられたスクロールボタン72によるスクロールによって表示可能とされている。
【0092】
図8との比較で明らかなように、選択肢が2つの場合に比べて、図8では、選択肢が12枝ありそのうち6枝を表示することとしているため、各回答ボタン72の大きさは略3分の1となり、配置も2行×1列から2行×3列となり、形状も横長矩形から略正方形に変化している。
【0093】
このように、回答操作入力領域62の面積は固定とされながら、選択肢の数に応じて回答ボタン72の大きさ、配置、形状が変化することで、回答操作入力領域62において回答ボタン72が効率良く配置され、回答者にとって使いやすい(回答しやすい)ユーザインタフェースが提供される。
【0094】
ここで、スクロールボタン72による回答ボタン72のスクロール方向は、横方向とされる。スクロール方向が上記質問/回答表示領域61における縦方向とは異なることで、各領域における操作が明確に区別され、操作性が向上するとともに、誤操作が防止される。
【0095】
また、図8図9との比較で分かるとおり、質問/回答表示領域61においては、現在回答者の回答待ちの質問と、その少なくとも直前の質問及びそれに対する回答とが常時表示されるように、質問/回答表示領域61の質問63が更新される毎に、それ以前の質問63及びそれに対する回答69の表示位置が更新される。すなわち、以前の質問63及び回答69は、次の質問63が表示される度に質問/回答表示領域61の上部へ移動する。
【0096】
したがって、ある質問に対する回答を選択中の回答者は、少なくとも直前の質問及びそれに対する自身の回答を把握し、当該直前の質問及び回答との相対比較において現在の質問に正確に回答することができる。
【0097】
図9に示したマルチアンサーの質問63(Q3)に対する回答として、複数の回答ボタン72(選択肢)の選択を受信した場合、CPU11は、図10に示すように、質問/回答表示領域61において、当該複数の回答ボタン72に対応する複数のテキストが1つの吹き出し65内に回答69として表示されるように、前記アンケートページを更新する。これにより、例えば回答ボタン72毎に吹き出し65が生成される場合に比べて、質問/回答表示領域61を回答者に見やすくすることができる。
【0098】
また、図11に示すように、CPU11は、選択肢を有する質問63(Q5)に対応する回答ボタン72内に、テキストと共に画像74を表示させることもできる。これにより回答者は質問の内容及び意図を正確に理解することができるとともに、アンケート実施者は質問をテキストで詳細に説明することなく容易に作成することができる。同図に示すように、画像74が表示される場合、各回答ボタン72は、当該画像74とその説明のテキストとを上下に配置した縦長矩形状とされてもよい。
【0099】
また、CPU11は、回答者が上記画像74を例えば上方向にフリック(ユーザ端末200がPCの場合には上方向にドラッグ)したことを検出すると、図12に示すように、当該画像を拡大表示するようにアンケートページを更新する。これにより回答者は画像74を詳細に確認することができる。
【0100】
図11に示したような画像74付の回答ボタン72が選択されて回答として送信されると、CPU11は、図13に示すように、質問/回答表示領域61において、上記回答ボタン72に対応するテキスト及び画像74を1つの吹き出し65内に回答69として表示させる。これにより回答者は自身の回答を画像74により一目で把握することができる。
【0101】
また図12において、当該画像74を含む回答69に続いてその下部に表示されている質問63(Q6)は、上記質問形式のうち自由回答の質問であり、回答者は入力ボックス67に自由にテキストを入力して送信することができる。CPU11は、この回答を受信した場合、図示しないが、当該入力され送信されたテキストをそのまま吹き出し65内に回答として表示させる。
【0102】
CPU11は、以上説明した処理を、1つのアンケートにおけるすべての質問に対する回答が終了するまで繰り返す。CPU11は、質問が終了したと判断した場合(ステップ53のYes)には、アンケート終了メッセージを質問/回答表示領域61に表示させて、アンケート処理を終了する(ステップ54)。
【0103】
以上の処理によりアンケートが終了すると、アンケートサーバ100は、上記回答データベース33に蓄積された回答に基づいて各種集計処理を実行して集計結果を集計結果データベース34へ保存し、その分析を実行したり、アンケート依頼主への納品処理等を実行したりする。
【0104】
以上説明したように、本実施形態によれば、アンケートサーバ100は、アンケートページの質問/回答表示領域61にて質問と回答とを交互に表示させながら、回答操作入力領域62にて選択肢の回答ボタン72を表示させることで、アンケートの回答者に以前の質問及び回答の履歴を確認させながら現在の質問にスムースに回答させることができ、かつ、質問毎に回答を取得しその回答に応じて回答を変更することができる。また回答者は、あたかも実際に会話をしているかのように気軽にアンケートに回答できる。また質問/回答が表示される質問/回答表示領域61とは別の回答操作入力領域62にパネル状の回答ボタン72が表示されることで、回答者は、ユーザ端末100の種類(画面の大きさ)に関わらず(特にスマートフォンのような画面の小さいデバイスにおいても)ストレスなく回答することができる。
【0105】
[変形例]
本発明は上述の実施形態にのみ限定されるものではなく、本開示の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更され得る。
【0106】
上述の実施形態では、質問形式として選択肢を有する質問と選択肢を有さない質問の両方が設定されていたが、アンケートによっては選択肢を有する質問のみが設定されても構わない。したがってその場合には、上記図4のステップ44に示した判断処理は不要となる。
【0107】
上述の実施形態では、質問及び回答は吹き出し65内に表示されたが、質問とそれに対する回答が会話形式で交互に順次表示されさえすれば、吹き出し65が用いられなくても構わない。
【0108】
上述の実施形態では、選択肢の数に応じて回答ボタン72の大きさ及び配置が変更されたが、加えて選択肢が有するテキストの量に応じて回答ボタン72の大きさ及び配置が変更されても構わない。
【0109】
上述の実施形態では、アンケートページはWebページとして構成され、ユーザ端末200はブラウザによって当該アンケートページを表示していたが、当該アンケートページは、例えばユーザ端末200にインストールされたアンケート用のアプリケーションによって表示され、当該アプリケーションによってアンケート情報を含むアンケートページがダウンロードされ、アプリケーションからアンケートサーバ100へ回答が送信されても構わない。
【0110】
上述の実施形態において、図5図13に示したアンケートページの画面は、単にその一例を示したものであり、そのデザインやレイアウトは図示されたものに限定されるものではない。例えば、質問/回答表示領域61及び回答操作入力領域62の背景デザイン、送信ボタン68、回答ボタン72、選択肢最大化ボタン70等のデザインやレイアウトはそれらに図示されたものとは異なるものに変更されても構わない。
【符号の説明】
【0111】
11…CPU
18…記憶部
19…通信部
31…回答者情報データベース
32…アンケート情報データベース
33…回答データベース
34…集計結果データベース
61…質問/回答表示領域
62…回答操作入力領域
63…質問(メッセージ)
65…吹き出し
67…入力ボックス
68…送信ボタン
70…選択肢最大化ボタン
71…スクロールバー
72…回答ボタン
73…スクロールボタン
100…アンケートサーバ
200…ユーザ端末
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10
図11
図12
図13