(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
開口手段付きシュリンクフィルムの長さ方向に平行な方向において、一方の開口部から他方の開口部にわたって少なくとも1本の直線状の切断用ミシン目を形成したことを特徴とする、請求項1に記載の台紙付きシュリンクフィルム袋。
開口手段付きシュリンクフィルムと台紙と接着する面は、前記開口手段付きシュリンクフィルムが折り畳まれたときにおける第1裏面片部と、第2裏面片部と、が互いに重なり合うように結合させた部分、又は、第1裏外側角部と第2裏外側角部との間に有することを特徴とする、請求項1に記載の台紙付きシュリンクフィルム袋。
開口補助部は、表面部の幅方向における端側の開口補助領域と、表外側角部を介して連設された表架設部と、内角部を介して連設された裏架設部と、が表面部を幅方向における他端側に向けてずらしたときに、台紙の表面から離れる方向に向けて移動し、
開口補助領域と表架設部とが、内角部を頂点として回り、表外側角部を頂点とした表架設部と開口補助領域とを斜辺とし開口補助領域及びそれを含む裏面部を底辺とした略三角形状に開き、または、開口補助領域と裏架設部とが、内角部を頂点として回り、裏架設部と表面部を斜辺とし、開口補助領域及びそれを含む裏面部を底辺とした略三角形状に開き、それらの間に空間を形成するように形成されたことを特徴とする、請求項1に記載の台紙付きシュリンクフィルム袋。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかし、上記のような従来技術に係る台紙付きシュリンクフィルム袋においては、実際の製造段階において手作業で被包物たる商品を筒状のシュリンクフィルムに挿入する際に、フィルムに折癖を設けたとしてもシュリンクフィルムに対し帯電防止が施されていない場合などにおいては、シュリンクフィルムに静電気が発生して、シュリンクフィルム同士が密着して開口しにくい場合が生ずる。
この場合、シュリンクフィルム袋を開口するときに両手を用いなければならず、その後、その開口状態を片手で維持しつつ、他方の片手で商品を挿入することになるため、製造工程において手間がかかり、包装作業が遅延する他、コストなどが発生する問題が生じていた。
【0006】
本発明は、上記従来の問題点を解決するもので、その目的は、台紙付きシュリンクフィルム袋の構成要素である筒状のシュリンクフィルムを片手だけで容易に開口させつつ、同時に他方の片手で被包物の挿入を可能にさせた台紙付きシュリンクフィルム袋および台紙付きシュリンクフィルム袋の製造方法を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明に係る台紙付きシュリンク袋は、2つの主面を有する台紙と、
表面部と裏面部とを有し、前記表面部を幅方向にずらした場合に前記台紙の主面に接着された前記裏面部と前記台紙との間に生ずる摩擦抵抗よりも前記裏面部と前記表面部との間に生ずる摩擦抵抗が小さい筒状のシュリンクフィルムと、を有し、
前記筒状のシュリンクフィルムを前記台紙の2つの主面のうち少なくとも一方の主面に接着させた、台紙付きシュリンクフィルム袋において、
前記筒状のシュリンクフィルムの対向する前記表面部と前記裏面部との一方の端および/又は他方の端において、開口補助部を、前記被包物の挿入方向に沿って設け、開口部を、前記被包物の挿入方向に対して交差する方向に向けて設けた、開口手段付きシュリンクフィルムについて、
前記開口補助部は、
筒状のシュリンクフィルムにおいて、外側角部から内側に入った領域であって長手方向にのびる開口補助領域を有し、
前記表面部の端の表外側角部に連設された表架設部と前記裏面部の端の裏外側角部に連設された裏架設部とを有し、
前記表外側角部から前記表面部の内面側において内側に向けて突き出された表架設部と 、前記裏外側角部から前記裏面部の内面側において内側に向けて突き出された裏架設部 とが突き合わされて内角部が形成され、
前記表架設部および前記裏架設部は、前記表面部および前記裏面部並びに台紙の表面に沿って配設され、
前記開口手段付きシュリンクフィルムが折り畳まれたときにおいては、前記表面部と前記裏面部、前記表面部と前記表架設部及び前記裏面部と前記裏架設部は、略平行になり、
前記開口手段付きシュリンクフィルムが熱収縮するときにおいては、前記表外側角部、前記裏外側角部及び前記内角部は、真っ直ぐになり、被包物に接し合うように形成され、
前記台紙における前記開口手段付きシュリンクフィルムと接着する面は前記台紙の一方主面の幅方向の中央部または、両端部のうち少なくとも一方に偏倚し、且つ前記台紙の同主面の長さ方向に伸びる部分に有し、
前記開口手段付きシュリンク
フィルムにおける前記裏面部に対して前記表面部を幅方向にずらした場合に、前記開口補助部の形状が変形し、前記開口補助部の前記表外側角部若しくは裏外側角部または前記内角部を頂点とした、前記表架設部または前記裏架設部と前記開口補助領
域とで形成された鋭角の山形の空間を形成することを特徴とする、台紙付きシュリンクフィルム袋である。
【0008】
また、本発明に係る台紙付きシュリンク袋は、例えば、
対向する表面部と裏面部との一方の端と他方の端とにおいて、開口補助部が形成され、
一方の端の第1開口補助部は、表面部の一方の端の第1表外側角部に連設された第1表架設部と裏面部の端の第1裏外側角部に連設された第1裏架設部とを有し、
第1表外側角部から表面部の内面側において内側に向けて突き出された第1表架設部と、第1裏外側角部から裏面部の内面側において内側に向けて突き出された第1裏架設部とが突き合わされて第1内角部が形成され、
第1表架設部および第1裏架設部は、表面部および裏面部並びに台紙の表面に沿って配設され、
他方の端の第2開口補助部は、表面部の他方の端の第2表外側角部に連設された第2表架設部と裏面部の端の第2裏外側角部に連設された第2裏架設部とを有し、
第2表外側角部から表面部の内面側において内側に向けて突き出された第2表架設部と、第2裏外側角部から裏面部の内面側において内側に向けて突き出された第2裏架設部とが突き合わされて第2内角部が形成され、
第2表架設部および第2裏架設部は、表面部および裏面部並びに台紙の表面に沿って配設され、
開口手段付きシュリンクフィルムが折り畳まれたときにおいては、表面部と裏面部、表面部と表架設部及び裏面部と裏架設部は、略平行になり、
開口手段付きシュリンクフィルムが熱収縮するときにおいては、表外側角部、裏外側角部及び内角部は、真っ直ぐになり、被包物に接し合うように形成されたことを特徴とする、請求項1に記載の台紙付きシュリンクフィルム袋であってもよい。
【0009】
また、本発明に係る台紙付きシュリンク袋は、例えば、第1表架設部および第1裏架設部と第2表架設部および第2裏架設部とは、同一の幅であり、表面部および裏面部の端より僅かに内側に入る長さを備え、
開口手段付きシュリンクフィルムが折り畳まれたときにおいては、前記表面部および前記裏面部の幅より短い幅をおいて向き合う、ことを特徴とする、請求項1に記載の台紙付きシュリンクフィルム袋であってもよい。
【0010】
また、本発明に係る台紙付きシュリンク袋は、例えば、
表外側角部および裏外側角部は、表面部および裏面部の端の外側から視て、谷折りに形成され、
内角部は、表面部および裏面部の端の外側から視て、山折りに形成されたことを特徴とする、請求項1に記載の台紙付きシュリンクフィルム袋であってもよい。
【0011】
また、本発明に係る台紙付きシュリンク袋は、例えば、
表架設部は、開口手段付きシュリンクフィルムを略直方体状にした場合に
開口手段付きシュリンクフィルムの開口部を開口するときに、表面部を裏面部に対してずらす方向とは反対側であって、斜め方向に、表外側角部から内角部に向けて形成され、且つ
裏架設部は、開口手段付きシュリンクフィルムを略直方体状にした場合に
開口手段付きシュリンクフィルムの開口部を開口するときに、表面部を裏面部に対してずらす方向と同じ斜め方向に、表外側角部から内角部に向けて形成され、
初期状態である折り重なった状態において、表面部をずらすときに押した点と表面部を押してずらす側の外側角部との間隔が狭くなることを特徴とする、請求項1に記載の台紙付きシュリンクフィルム袋であってもよい。
【0012】
また、本発明に係る台紙付きシュリンク袋は、例えば、
開口手段付きシュリンクフィルムの長さ方向に平行な方向において、一方の開口部から他方の開口部にわたって少なくとも1本の直線状の切断用ミシン目を形成したことを特徴とする、請求項1に記載の台紙付きシュリンクフィルム袋であってもよい。
【0013】
また、本発明に係る台紙付きシュリンク袋は、例えば、
開口手段付きシュリンクフィルムと台紙と接着する面は、開口手段付きシュリンクフィルムが折り畳まれたときにおける第1裏面片部と、第2裏面片部と、が互いに重なり合うように結合させた部分、又は、第1裏外側角部と第2裏外側角部との間に有することを特徴とする、請求項1に記載の台紙付きシュリンクフィルム袋であってもよい。
【0014】
また、本発明に係る台紙付きシュリンク袋は、例えば、
開口補助部は、表面部の幅方向における端側の開口補助領域と、表外側角部を介して連設された表架設部と、内角部を介して連設された裏架設部と、が表面部を幅方向における他端側に向けてずらしたときに、台紙の表面から離れる方向に向けて移動し、
開口補助領域と表架設部とが、内角部を頂点として回り、表外側角部を頂点とした表架設部と開口補助領域とを斜辺とし開口補助領域及びそれを含む裏面部を底辺とした略三角形状に開き、または、開口補助領域と裏架設部とが、内角部を頂点として回り、裏架設部と表面部を斜辺とし、開口補助領域及びそれを含む裏面部を底辺とした略三角形状に開き、それらの間に空間を形成するように形成されたことを特徴とする、請求項1に記載の台紙付きシュリンクフィルム袋であってもよい。
【0015】
本発明に係る台紙付きシュリンク袋の製造方法は、例えば、
2つの主面を有する台紙と、
表面部と裏面部とを有し、表面部を幅方向にずらした場合に台紙の主面に接着された裏面部と台紙との間に生ずる摩擦抵抗よりも裏面部と表面部との間に生ずる摩擦抵抗が小さい筒状のシュリンクフィルムと、を準備し、開口部を、被包物の挿入方向に対して交差する方向に向けて設けるステップと、
シュリンクフィルムの対向する表面部と裏面部との一方の端および/又は他方の端において、被包物の挿入方向に沿って、
表面部の端の表外側角部に連設された表架設部と裏面部の端の裏外側角部に連設された裏架設部とを形成するステップと、
表外側角部から表面部の内面側において内側に向けて突き出された表架設部と、裏外側角部から裏面部の内面側において内側に向けて突き出された裏架設部とが突き合わされた内角部を形成して開口手段付きシュリンクフィルムを作成するステップと、
表架設部および裏架設部は、表面部および裏面部並びに台紙の表面に
沿って配設されるように
開口手段付きシュリンクフィルムを台紙の2つの主面のうち少なくとも一方の主面に接着させる、ステップと、
開口手段付きシュリンクフィルムが折り畳まれたときにおいては、表面部と裏面部、表面部と表架設部及び裏面部と裏架設部は、略平行になり、
開口手段付きシュリンクフィルムが熱収縮するときにおいては、表外側角部、裏外側角部及び内角部は、真っ直ぐになり、被包物に接し合うように形成され、
台紙における開口手段付きシュリンクフィルムと接着する面は台紙の一方主面の幅方向の中央部または、両端部のうち少なくとも一方に偏倚し、且つ台紙の同主面の長さ方向に伸びる部分に有し、
開口手段付きシュリンクフィルムにおける表面部を幅方向にずらした場合に、開口補助部の形状が変形し、開口補助部の表外側角部または内角部を頂点とした表架設部または裏架設部と、開口補助領域と、で形成された鋭角の山形の空間を形成することができる開口手段付きシュリンクフィルムを形成することを特徴とする、台紙付きシュリンクフィルム袋の製造方法である。
【0016】
また、本発明に係る台紙付きシュリンク袋の製造方法は、例えば、
対向する表面部と裏面部との一方の端と他方の端とに表外側角部および裏外側角部を形成するステップと、
表面部の一方の端の第1表外側角部に連設された第1表架設部と裏面部の端の第1裏外側角部に連設された第1裏架設部とを形成するステップと、
第1表外側角部から表面部の内面側において内側に向けて突き出された第1表架設部と、第1裏外側角部から裏面部の内面側において内側に向けて突き出された第1裏架設部とが突き合わされた第1内角部を形成するステップとを有し、
第1表架設部および第1裏架設部は、表面部および裏面部並びに台紙の表面に沿って配設され、
表面部の他方の端の第2表外側角部に連設された第2表架設部と裏面部の端の第2裏外側角部に連設された第2裏架設部とを形成するステップと、
第2表外側角部から表面部の内面側において内側に向けて突き出された第2表架設部と、第2裏外側角部から裏面部の内面側において内側に向けて突き出された第2裏架設部とが突き合わされた第2内角部を形成するステップとを有し、
第2表架設部および第2裏架設部は、表面部および裏面部並びに台紙の表面に沿って配設され、
開口手段付きシュリンクフィルムが折り畳まれたときにおいては、表面部と裏面部、表面部と表架設部及び裏面部と裏架設部は、略平行になり、
開口手段付きシュリンクフィルムが熱収縮するときにおいては、表外側角部、裏外側角部及び内角部は、真っ直ぐになり、被包物に接し合うように構成されたシュリンクフィルムを形成することを特徴とする、請求項9に記載の台紙付きシュリンクフィルム袋の製造方法であってもよい。
【0017】
また、本発明に係る台紙付きシュリンク袋の製造方法は、例えば、
第1表架設部および第1裏架設部と第2表架設部および第2裏架設部とに表外側角部および裏外側角部を形成するステップと、
第1表架設部および第1裏架設部と第2表架設部および第2裏架設部とが同一の幅であり、表面部および裏面部の端より僅かに内側に入る長さを備え、
開口手段付きシュリンクフィルムが折り畳まれたときにおいては、表面部および裏面部の幅より僅かに短い幅をおいて向き合うように形成する、ことを特徴とする、請求項9に記載の台紙付き開口手段付きシュリンクフィルム袋の製造方法であってもよい。
【0018】
また、本発明に係る台紙付きシュリンク袋の製造方法は、例えば、
表外側角部および裏外側角部を形成するステップは、表面部および裏面部の端の外側から視て、谷折りに開口手段付きシュリンクフィルムを屈曲して形成され、
内側角部を形成するステップは、表面部および裏面部の端の外側から視て、山折りに開口手段付きシュリンクフィルムを屈曲して形成されたことを特徴とする、請求項9に記載の台紙付きシュリンクフィルム袋の製造方法であってもよい。
【発明の効果】
【0019】
本発明は、手動により、開口手段付きシュリンクフィルム300の表面部30を幅方向にずらした場合、開口手段付きシュリンクフィルム300の裏面部32と台紙600との間に生ずる摩擦抵抗よりも裏面部32と表面部30との間に生ずる摩擦抵抗が小さいために、台紙600の主面に接着された開口手段付きシュリンクフィルム300の表面部30を裏面部32及び台紙600との間で摩擦が生じて、ずらすことができる。
その結果、開口補助部400の形状がシュリンクフィルムの弾力により変形し、開口補助部400の表外側角部40または内角部42を頂点とした表架設部43または裏架設部44と、開口補助領域50と、で囲まれた鋭角の山形の空間46を形成する。
鋭角の山形の空間46を形成した開口部34は、作業員が指を引っ掛けやすい形状となり、手作業において、片手だけで容易に台紙付きシュリンクフィルム袋100を開口させつつ、同時に他方の片手で被包物の挿入を可能にさせ、その結果、製造工程において手間の削減、包装作業の遅延防止等を図ることができ、製造コストの削減などに寄与することができる。
【発明を実施するための形態】
【0021】
以下、添付図面を参照して本願発明の実施の形態について説明し、本願発明の理解に供する。
【0022】
(実施の形態1)
(実施の形態1に係る台紙付きシュリンクフィルム袋の構造)
図1から
図10は、実施の形態1に係る台紙付きシュリンクフィルム袋100を説明するための図である。
【0023】
以下、
図1から
図10を参照して、実施の形態1に係る台紙付きシュリンクフィルム袋100について説明する。
【0024】
実施の形態1に係る台紙付きシュリンクフィルム袋100は、二つの主面を有する台紙600と、筒状の開口手段付きシュリンクフィルム300と、を有し、開口手段付きシュリンクフィルム300を台紙600の二つの主面のうち少なくとも一方の主面に接着させた、台紙付きシュリンクフィルム袋100である。
【0025】
(台紙)
実施の形態1に係る台紙付きシュリンクフィルム袋100において、台紙600は、略矩形で2つの主面である表面と裏面とを有し、長手方向及び幅方向を有する。
台紙600の長手方向(高さ方向)における上端部には、台紙付シュリンクフィルム袋100によって包まれる被包物900である商品を展示するための吊り下げ用の孔が形成され、台紙600の表面上には、商品広告などが印刷される。
なお、実施の形態1に係る台紙付きシュリンクフィルム袋100における台紙600の形状は、上記の略矩形の他に、正方形、円形などの他の形状でもよい。
台紙600は、後述するように、開口手段付きシュリンクフィルム300を構成する表面部30を裏面部32及び台紙600の表面上においてずらすことができるような長さを備える形状である。
【0026】
(シュリンクフィルム)
シュリンクフィルムの材料としては、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリスチレン(PS、OPS)、ポリ塩化ビニル(PVC)、ポリプロピレン(PP)、ポリオレフィン系(PE/PP)などの熱可塑性樹脂が用いられる。
なお、熱収縮する温度は約80度前後である。
実施の形態1に係る台紙付きシュリンクフィルム袋100においては、弾力性を有するポリエチレンテレフタレート(PET)のシュリンクフィルムを用いるが、他の材料のシュリンクフィルムを用いてもよい。
表面部と裏面部を有する各シュリンクフィルムの厚みは、およそ0.03mm以上0.06mm以下である。
筒状のシュリンクフィルム200は、横一軸延伸された熱収縮性プラスチックフィルム(ポリエステル系樹脂,ポリプロピレン系樹脂,ポリスチレン系樹脂等、肉厚約10〜150μm、この実施の形態では40μm)の延伸方向をチューブの周方向にして成形されている。
筒状のシュリンクフィルム200は、フィルムのヨコ方向(形成されるチューブの周方向)に一軸延伸されたフィルムのほか、ヨコ/タテ方向の二軸延伸フィルムで形成してもよい。
【0027】
(開口手段付きシュリンクフィルム)
筒状のシュリンクフィルム200は、表面部30と裏面部32とを備え、裏面部32は、シュリンクフィルムの表面部30の一方端からのびた第1裏面片部32aと、表面部30の他方端からのびた第2裏面片部32bとの端縁近傍を接し合わせ、それらを接着させた筒状のシュリンクフィルム200である。
筒状のシュリンクフィルム200は、上端から下端に亘って同一の形状であり、その上端に上開口部34aが形成され、その下端に下開口部34bが形成されている。
開口手段付きシュリンクフィルム300は、筒状のシュリンクフィルム200に対して開口補助部400と、筒状のシュリンクフィルム200の上端及び下端の開口部34と、を形成させたものであり、具体的には下記のものをいう。
筒状のシュリンクフィルム200の対向する表面部30と裏面部32との一方の端および/又は他方の端において、筒状のシュリンクフィルム200に折り曲げ加工を施すことで、開口補助部400を、被包物900の挿入方向に沿って設け、開口部34を、被包物900の挿入方向に対して交差する方向に向けて設ける。
その結果、重なった表面部30及び裏面部32の開口部34の開口を容易にするための、開口手段が付いたシュリンクフィルム300が生成される。
【0028】
(表面部及び裏面部)
表面部30は、開口手段付きシュリンクフィルム300が折り畳まれた状態においては、平面視略長方形又は方形であり、幅方向及び長手方向を備える。
裏面部32は、開口手段付きシュリンクフィルム300が折り畳まれた状態においては、平面視略長方形又は方形であり、幅方向及び長手方向を備える。
【0029】
(開口補助部)
開口補助部400は、この実施の形態においては、表面部30及び裏面部32の左側に形成された第1開口補助部400aと、表面部30及び裏面部32に右側に形成された第2開口補助部400bと、から形成される。
【0030】
(第1開口補助部)
第1開口補助部400aは、第1表開口補助領域50aと、第1裏開口補助領域50cと、第1表架設部43aと、第1裏架設部44aと、第1内角部42aと、から形成される。
第1表架設部43aは、表面部30の端の第1表外側角部40aに連設された部分であり、筒状のシュリンクフィルム200の長手方向にのびる。第1裏架設部44aは、裏面部32の端の第1裏外側角部41aに連設された部分であり、筒状のシュリンクフィルム200の長手方向にのびる。
第1表架設部43a及び第1裏架設部44aは、表面部30及び裏面部32を長手方向に伸びる帯状であって、第1表架設部43aと第1裏架設部44aとは、上開口部34aと下開口部34bとの間に亘って同一の幅である。第1表架設部43aと第1裏架設部44aとは、同一の幅を備える。
第1内角部42aは、第1表外側角部40aから表面部30の内面側において内側に向けて突き出された第1表架設部43aと、第1裏外側角部41aから裏面部32の内面側において内側に向けて突き出された第1裏架設部44aとが突き合わされることで形成される。
第1表架設部43aおよび第1裏架設部44aは、表面部30および裏面部32並びに台紙600の表面に沿って配設される。
第1表開口補助領域50aは、表面部30の幅方向に沿って、第1表外側角部40aから内側に入った領域に形成される。
第1裏開口補助領域50cは、裏面部32の幅方向に沿って、第1裏外側角部41aから内側に入った領域に形成される。
第1表開口補助領域50aは、第1表架設部43aと略同じ幅で、筒状のシュリンクフィルム200の長手方向にのびる。
第1裏開口補助領域50cは、第1裏架設部44aと略同じ幅で、筒状のシュリンクフィルム200の長手方向にのびる。
【0031】
(第2開口補助部)
第2開口補助部400bは、第2表開口補助領域50bと、第2裏開口補助領域50dと、第2表架設部43bと、第2裏架設部44bと、第2内角部42bとから構成される
第2表架設部43bは、表面部30の端の第2表外側角部40bに連設された部分であり、筒状のシュリンクフィルム200の長手方向にのびる。第2裏架設部44bは、裏面部32の端の第2裏外側角部41bに連設された部分であり、筒状のシュリンクフィルム200の長手方向にのびる。
第2表架設部43b及び第2裏架設部44bは、表面部30及び裏面部32の長手方向に伸びる帯状であって、第1表架設部43aと第1裏架設部44aとは、上開口部34aから下開口部34bに亘って同一の幅である。第1表架設部43aと第1裏架設部44aとは、同一の幅を備える。
第2内角部42bは、第2表外側角部40bから表面部30の内面側において内側に向けて突き出された第2表架設部43bと、第2裏外側角部41bから裏面部32の内面側において内側に向けて突き出された第2裏架設部44bとが突き合わされることで形成される。
第2表架設部43bおよび第2裏架設部44bは、表面部30および裏面部32並びに台紙600の表面に沿って配設される。
第2表開口補助領域50bは、表面部30の幅方向に沿って、第2表外側角部40bから内側に入った領域に形成される。
第2裏開口補助領域50dは、裏面部32の幅方向に沿って、第2裏外側角部41bから内側に入った領域に形成される。
第2表開口補助領域50bは、第2表架設部43bと略同じ幅で、筒状のシュリンクフィルム200の長手方向にのびる。
第2裏開口補助領域50dは、第2裏架設部44bと略同じ幅で、筒状のシュリンクフィルム200の長手方向にのびる。
【0032】
(その他)
なお、開口手段付きシュリンクフィルム300が折り畳まれた場合、表面部30と裏面部32、表面部30と表架設部43及び裏面部32と裏架設部44は、略平行になり、開口手段付きシュリンクフィルム300が熱収縮する場合、表外側角部40、裏外側角部41及び内角部42は、真っ直ぐになり、被包物900に接し合うように形成される。
また、第1表架設部43aおよび第1裏架設部44aと第2表架設部43bおよび第2裏架設部44bとは、同一の幅であり、表面部30および裏面部32の端より僅かに内側に入る長さを備え、開口手段付きシュリンクフィルム300が折り畳まれたときにおいては、表面部30および裏面部32の幅より僅かに短い幅をおいて向き合う。
さらに、表外側角部40および裏外側角部41は、表面部30および裏面部32の端の外側から視て、谷折りに形成され、内角部42は、表面部30および裏面部32の端の外側から視て、山折りに形成されている。
また、表架設部43は、開口手段付きシュリンクフィルム300が折り畳まれた状態において、開口手段付きシュリンクフィルム300の開口部34を開口するときに、表面部30を裏面部32に対してずらす方向とは反対側であって、斜め方向に、表外側角部40から内角部42に向けて形成され、且つ裏架設部44は、開口手段付きシュリンクフィルム300が折り畳まれた状態において、開口手段付きシュリンクフィルム300の開口部34を開口するときに、表面部30を裏面部32に対してずらす方向は同じであって、斜め方向に、表外側角部40から内角部42に向けて形成される。
初期状態である折り重なった状態において、表面部30を第2開口補助部400b側から第1開口補助部400a側に向けてずらすときに押した点と表面部30を押してずらす側である第1開口補助部400a側の外側角部(裏外側角部41)との間隔が狭くなる。
【0033】
(台紙と開口手段付きシュリンクフィルムの関係)
台紙600と開口手段付きシュリンクフィルム300は、台紙600の貼付部606と、開口手段付きシュリンクフィルム300の貼付部33と、が互いに接着剤を用いて接着される。
なお、開口手段付きシュリンクフィルム300の裏面部32において第1裏開口補助領域50cと第2裏開口補助領域50dとを挟む領域である開口裏辺45bにおける第1裏面片部32aと、第2裏面片部32bとが互いに重複する部分である貼付部33以外の部分および、第1裏開口補助領域50cと、第2裏開口補助領域50dと、においては、台紙600と接着することはない。
【0034】
開口手段付きシュリンクフィルム300において台紙600と接着する面は、筒状の開口手段付きシュリンクフィルム300が折り畳まれたときに第1裏面片部32aと、第2裏面片部32bと、が互いに重なり合うように結合させた部分に有する。
【0035】
台紙600において開口手段付きシュリンクフィルム300と接着する接着剤で接着する貼付部(シュリンクフィルム側)33の面は、台紙600の一方主面の幅方向の中央部または、両端部のうち少なくとも一方に偏倚し、且つ台紙600の同主面の長さ方向に伸びる部分に有する。
【0036】
実施の形態1に係る台紙付きシュリンクフィルム袋100において、台紙600に接着された開口手段付きシュリンクフィルム300は、台紙600の幅方向と長手方向に沿うように略矩形状に形成され、開口手段付きシュリンクフィルム300を長手方向のどこの領域で切断したとしても、開口補助部の断面形状は同じである。
なお、開口手段付きシュリンクフィルム300における上開口部34aから下開口部34bに亘って、第1開口補助部400aと第2開口補助部400bとは、それぞれが互いに平行な状態に形成される。
また、開口手段付きシュリンクフィルム300における上開口部34aから下開口部34bに亘って、第1開口補助部400aを構成する第1表外側角部40aと第1内角部42aと第1裏外側角部41aとは、それぞれが互いに平行な状態に形成される。
また、開口手段付きシュリンクフィルム300における上開口部34aから下開口部34bに亘って、第2開口補助部400bを構成する第2表外側角部40bと第2内角部42bと第2裏外側角部41bとは、それぞれが互いに平行な状態に形成される。
さらに、開口手段付きシュリンクフィルム300における上開口部34aから下開口部34bに亘って、第1開口補助部400aを構成する第1表外側角部40aと第1内角部42aと第1裏外側角部41aと、第2開口補助部400bにおける第2表外側角部40bと第2内角部42bと第2裏外側角部41bとは、それぞれが互いに平行な状態に形成される。
【0037】
開口手段付きシュリンクフィルム300の上端(上開口部34aの近傍)及び下端(下開口部34bの近傍)が、被包物900の上端部及び下端部より食み出した状態で開口手段付きシュリンクフィルム300に対し熱処理を施すことにより、フィルム全体が熱収縮する。
なお、被包物900の底部と台紙600の下端部を合わせた状態で開口手段付きシュリンクフィルム300に対し熱処理を施すことにより、フィルム全体が熱収縮する。
その結果、被包物900の底部は、開口手段付きシュリンクフィルム300の下端部で支持されると共に、被包物900の天井部は、開口手段付きシュリンクフィルム300の上端部で支持されることになる。
【0038】
なお、台紙600に対して開口手段付きシュリンクフィルム300を接着する場合に、接着させる台紙600の位置としては、上記の台紙600の中央部の他に、台紙600の幅方向における一端部に接着してもよい。
【0039】
(ミシン目)
開口手段付きシュリンクフィルム300の表面部30における長さ方向に平行な方向において、一方の開口部34(上開口部34a)から他方の開口部34(下開口部34b)にわたって少なくとも1本の直線状の切断用ミシン目70が形成されている。
その結果、開口手段付きシュリンクフィルム300が切断用ミシン目70で切断しやすくなり、開口手段付きシュリンクフィルム300で包装された商品を開口手段付きシュリンクフィルム300から取り外しやすくなる。
【0041】
まず始めに、表面部30及び裏面部32の一端の第2開口補助部400bにおける鋭角の山形の空間46の形成過程について、説明する。
(初期状態)
台紙600の貼付部33にて接着された、平面的なシート状の開口手段付きシュリンクフィルム300は、その略全体が、台紙600の表面に平行な状態で接している。
(表面部をずらす作動状態)
初期状態にある開口手段付きシュリンクフィルム300の表面部30の開口表辺45aの幅方向における中央又は中央より表面部30のずらす方向側にある第1表外側角部40aに近い押圧点(
図3で図示のP点)に指をおき、第1表外側角部40aに向けてシュリンクフィルム300の幅方向に沿う方向(
図3で図示のL方向)に、台紙600が土台の役割を果すように表面部30を裏面部32の内面上を摺動させて初期状態からずらす。
なお、上記P点と第2表外側角部40bを結ぶ距離M2は、上記P点と第1表外側角部40aを結ぶ距離M1に比べて長いものとする。
開口手段付きシュリンクフィルム300の表面部30をL方向(
図3で図示のL方向)にずらした場合における、P点と第2表外側角部40bを結ぶ距離M2がP点と第1表外側角部40aを結ぶ距離M1より長い場合の第2開口補助部400bの可動領域は、P点と第2表外側角部40bを結ぶ距離M2がP点と第1表外側角部40aを結ぶ距離M1より短い場合の第2開口補助部400bの可動領域に比べて広くなり、第2開口補助部400bにおいて形成される鋭角の山形の空間46は大きくなる。
開口表辺45aとは、開口手段付きシュリンクフィルム300の表面部30における第1表開口補助領域50aと第2表開口補助領域50bとにより挟まれる領域のことである。
開口裏辺45bとは、開口手段付きシュリンクフィルム300の裏面部32における第1裏開口補助領域50cと第2裏開口補助領域50dとにより挟まれる領域のことである。
【0042】
(第2開口補助部の作動状態)
表面部30をずらすと、初期状態においては、略平行な状態で接し合っていた第2表架設部43bと第2表開口補助領域50bとは、第2内角部42bを支点として台紙600の開口手段付きシュリンクフィルム300が貼着された面とは反対側に向いて移動する。そのとき、第2表外側角部40bは、第2内角部42bを中心とした円弧状の軌跡を描く。
次に、表面部30をずらすと、第2裏外側角部41bおよび第2裏架設部44bも台紙600の開口手段付きシュリンクフィルム300が貼着された面とは反対側に向いて移動し、第2裏開口補助領域50dおよび開口裏辺45bも台紙600の開口手段付きシュリンクフィルム300が貼着された面より浮き上がる。
開口手段付きシュリンクフィルム300が貼着された面より浮き上がるのと同時に、第2表開口補助領域50bと第2表架設部43bとが離れて、第2表架設部43bの第2内角部42b側と第2表開口補助領域50b及び開口表辺45aとが開き、第2表外側角部40bを頂点として、第2表開口補助領域50bと第2表架設部43bとで囲まれた鋭角の山形の空間46が形成される。
そして、第2表外側角部40bを頂点とし、開口裏辺45bを底辺とし、第2表架設部43b及び第2表開口補助領域50bを斜辺とする、略三角形の空間46が形成される。
而して、該空間46には、指を入れて、裏面部32より表面部30を引き離して、開口部34(上開口部34a)を開くことができる。
【0043】
次に、前記表面部30及び裏面部32の一端の第2開口補助部400bにおける鋭角の山形の空間46の形成過程と同時に、表面部30及び裏面部32の他端の第1開口補助部400aに起こる鋭角の山形の空間46の形成過程について説明する。
【0044】
(第1開口補助部の作動状態)
表面部30を前記L方向(
図3で図示のL方向)にずらすと、初期状態においては、略平行な状態で接し合っていた第1表架設部43aと第1表開口補助領域50aとは、第1内角部42aを支点として台紙600の開口手段付きシュリンクフィルム300が貼着された面とは反対側に向いて移動する。そのとき、第1表外側角部40aは第1内角部42aを中心とした、円弧状の軌跡を描く。
次に、表面部30をずらすと、第1裏外側角部41aおよび第1裏架設部44aも台紙600の開口手段付きシュリンクフィルム300が貼着された面とは反対側に向いて移動し、第2裏開口補助領域50dおよび開口裏辺45bも台紙600の開口手段付きシュリンクフィルム300が貼着された面より浮き上がる。
開口手段付きシュリンクフィルム300が貼着された面より浮き上がるのと同時に、第1裏架設部44aと第1裏開口補助領域50cとが離れて、開口裏辺45bの第1裏開口補助領域50c側及び第1裏開口補助領域50cと、第1裏架設部44aとが開き、第1裏外側角部41aを頂点として、第1裏架設部44aと第1裏開口補助領域50cとで囲まれた鋭角の山形の空間46が形成される。
そして、第1内角部42aを頂点とし、開口裏辺45b及び第1表開口補助領域50cを底辺とし、第1裏架設部44aと開口表辺45aを斜辺とする、略三角形の空間46が形成される。
而して、該空間46には、指を入れて、裏面部32より表面部30を引き離して、開口部34(上開口部34a)を開くことができる。
【0045】
(第1表外側角部40a及び第2裏外側角部41bの作動状態)
上記のように開口手段付きシュリンクフィルム300の表面部30を前記L方向(
図3で図示のL方向)にずらした場合、第1表外側角部40aと第2裏外側角部41bとは、下記のように作動する。
第1開口補助部400aにおける第1表外側角部40aは、鋭角の山形の空間46の頂点となる第1内角部42aが第1表外側角部40aを支点として台紙600とは反対側に向けて移動する円弧状の軌跡を描くように導く案内的役割を果たす。
第2開口補助部400bにおける第2裏外側角部41bは、鋭角の山形の空間46の頂点となる第2表外側角部40bが第2内角部42bを支点として台紙600とは反対側に向けて移動する円弧状の軌跡を描くように導く案内的役割を果たす。
第1表外側角部40aが案内的役割を第2裏外側角部41bが案内的役割をそれぞれ果たすことにより、第1開口補助部400aと第2開口補助部400bにおいてそれぞれ鋭角の山形の空間46が形成される。
【0046】
(実施の形態1に係る台紙付きシュリンクフィルム袋の効果)
実施の形態1に係る台紙付きシュリンクフィルム袋100においては、手動により、開口手段付きシュリンクフィルム300の表面部30を幅方向にずらした場合、開口手段付きシュリンクフィルム300の裏面部32と台紙600との間に生ずる摩擦抵抗よりも裏面部32と表面部30との間に生ずる摩擦抵抗が小さいために、台紙600と開口手段付きシュリンクフィルム300との間で摩擦が生じる。
そして、開口手段付きシュリンクフィルム300の弾力性により開口補助部400の形状が変形し、開口補助部400の表外側角部40または内角部42を頂点とした表架設部43または裏架設部44と、開口補助領域50と、で囲まれた鋭角の山形の空間46を形成する。
鋭角の山形の空間46を形成した開口部34は、作業員が指を引っ掛けやすい形状となり、手作業において、片手だけで容易に台紙付きシュリンクフィルム袋100を開口させつつ、同時に他方の片手で被包物900の挿入を可能にさせたことで製造工程において手間の削減、包装作業の遅延防止等を図ることができ、製造コストの削減などに寄与することができる。
【0047】
(実施の形態1)
(実施の形態1に係る台紙付きシュリンクフィルム袋の製造方法)
【0048】
次に、開口手段付きシュリンクフィルム300を台紙600に接着して実施の形態1に係る台紙付きシュリンクフィルム袋100を製造する方法について、主として、
図11ないし
図16に基づいて説明する。
【0049】
(準備段階)
まず、2つの主面を有する台紙600を準備する。
他方、表面部30と裏面部32とを有し、表面部30を幅方向にずらした場合に台紙600の主面に接着された裏面部32と台紙600との間に生ずる摩擦抵抗よりも裏面部32と表面部30との間に生ずる摩擦抵抗が小さい筒状のシュリンクフィルム200とを準備する。
【0050】
(筒状シュリンクフィルムの形成)
筒状のシュリンクフィルム200は、管状のシュリンクフィルムであってもよく、又、
図11及び
図12に示すように表面部30に連設された、裏面部32を構成する第1裏面片部32aと第2裏面片部32bとを重ね合わせ、第1裏面片部32a及び/又は第2裏面片部32bの端縁に沿って形成された筋状の接着剤層608をもって第1裏面片部32aと第2裏面片部32bとを接着して筒状に形成されたシュリンクフィルムであってもよい。
【0051】
(開口部の形成)
筒状のシュリンクフィルム200に、開口部34を、筒状のシュリンクフィルム200の周方向、すなわち被包物900の挿入方向に対して交差する方向に向けて形成する方法としては、大略、次の二通りの方法がある。
予め所定形状のシュリンクフィルム袋を形成する方法として、シュリンクフィルム袋の形状、特に、長手方向(長さ方向)における長さに対応して、上端及び下端を形成する領域において、筒状のシュリンクフィルム200の幅方向に筒状のシュリンクフィルム200を切断して、上端に上開口部34a及び下端に下開口部34bを形成する方法がある。
また、後述するように、台紙600に接着する直前に、長尺の筒状のシュリンクフィルム200を、シュリンクフィルム袋の長手方向(長さ方向)における長さに対応して、上端及び下端を形成する領域において、シュリンクフィルムの幅方向にシュリンクフィルムを切断して、上端に上開口部34a及び下端に下開口部34bを形成する方法がある。
【0052】
(開口手段の形成方法)
表面部30及び裏面部32の開口補助領域50並びに開口補助部400からなる開口手段を形成する方法として、次の方法がある。
筒状のシュリンクフィルム200の対向する表面部30と裏面部32の一方の端および/又は他方の端において、筒状のシュリンクフィルム200を折り曲げて、被包物900の挿入方向に沿って、表面部30の端の表外側角部40に連設された表架設部43と裏面部32の端の裏外側角部41に連設された裏架設部44とを形成する(表外側角部40及び裏外側角部41を形成するステップ)。
次に、表外側角部40から表面部30の内面側において内側に向けて突き出された表架設部43と、裏外側角部41から裏面部32の内面側において内側に向けて突き出された裏架設部44とが突き合わされた内角部42を形成して開口手段付きシュリンクフィルム300を作成する(内角部42を形成するステップ)。
【0053】
表面部30及び裏面部32の幅方向における両端に、開口補助部400を形成する方法としては、
図12に示すように、次の方法がある。
対向する表面部30と裏面部32との一方の端と他方の端とに表外側角部40および裏外側角部41を形成する(表外側角部40及び裏外側角部41を形成するステップ)。
次に、表面部30の一方の端の第1表外側角部40aに連設された第1表架設部43aと裏面部32の端の第1裏外側角部41aに連設された第1裏架設部44aとを形成する(第1表架設部43a及び第1裏架設部44aを形成するステップ)
次に、第1表外側角部40aから表面部30の内面側において内側に向けて突き出された前記第1表架設部43aと、第1裏外側角部41aから裏面部32の内面側において内側に向けて突き出された第1裏架設部44aとが突き合わされた第1内角部42aを形成する(第1内角部42aを形成するステップ)。
これによって、第1表架設部43aおよび第1裏架設部44aは、表面部30および裏面部32並びに台紙600の表面に沿って配設される。
他方、前記表面部30の他方の端の第2表外側角部40bに連設された第2表架設部43bと前記裏面部32の端の第2裏外側角部41bに連設された第2裏架設部44bとを形成する(第2表架設部43b及び第2裏架設部44bを形成するステップ)
次に、前記第2表外側角部40bから前記表面部30の内面側において内側に向けて突き出された前記第2表架設部43bと、前記第2裏外側角部41bから前記裏面部32の内面側において内側に向けて突き出された前記第2裏架設部44bとが突き合わされた前記第2内角部42bを形成する(第2内角部42bを形成するステップ)。
これによって、第2表架設部43b及び第2裏架設部44bは、表面部30および裏面部32並びに台紙600の表面に沿って配設される。
【0054】
(開口補助部の予備成形)
次に、筒状のシュリンクフィルム200の表面部30の開口補助領域50と表架設部43の第1表架設部43aとの間及び表面部30の開口補助領域50と表架設部43の第2表架設部43bとの間に介在するための第1プレート502と、筒状のシュリンクフィルム200の裏面部32の開口補助領域50と裏架設部44の第2裏架設部44bとの間に介在するための第2プレート504とを準備する。
第1プレート502と第2プレート504とは、その幅が同じ幅で、その間に適宜な介在物を挟持させて、第1プレート502と第2プレート504との間隔を保つように形成されている。
【0055】
次に、表架設部43及び裏架設部44と、表架設部43及び裏架設部44の間に形成される内角部42とを形成するために、筒状のシュリンクフィルム200の開口部34から第1プレート502と第2プレート504とを、筒状のシュリンクフィルム200に挿入して、筒状のシュリンクフィルム200の外側から、第1プレート502と第2プレート504との間に、第1内角部形成ジグ506及び第2内角部形成ジグ508を第1プレート502と第2プレート504との間に入れて、筒状のシュリンクフィルム200をわん曲させる。
【0056】
(開口補助部の成形)
仮りにわん曲された表外側角部40、裏外側角部41及び内角部42とは、開口補助部400を形成された筒状のシュリンクフィルム200を積層するか、
図13に示すように、ロール状に巻き取ることにより、所定の屈曲形状に成形される。
【0057】
本願発明にかかる台紙付きシュリンクフィルム袋100の製造方法について、製造装置10により製造される方法の一例として、たとえば小物商品の陳列用包装に用いられるシュリンクフィルム付台紙の製造装置700を例に挙げて説明していく。
まず最初に、台紙付きシュリンクフィルム袋100の構造について説明する。台紙付きシュリンクフィルム袋100は、たとえば合成樹脂材料または紙材料からなる平面視矩形シート状の台紙600を含む。台紙600は、本発明に係るシュリンクフィルム付台紙の製造装置700によって移送されるときに、移送方向と平行な一方の直線状端縁602と該一方の直線状端縁602と平行な他方の直線状端縁604とを備える、平面視略方形の板状体ないしはシート状体である。
台紙600の平面状の主面には、その長さ方向の一方側に偏平形筒状の開口手段付きシュリンクフィルム300が貼着される。
【0058】
すなわち、台紙600と開口手段付きシュリンクフィルム300との間には、エマルジョン型接着剤等の蒸発型接着剤からなる接着剤を塗布し、乾燥固化することによって、接着剤層608が形成される。この場合、接着剤の水分または溶剤が台紙600と開口手段付きシュリンクフィルム300との合わせ目の端から蒸発して揮発するか、あるいは、移行吸収されて媒体の全部が消失すると、台紙600と開口手段付きシュリンクフィルム300との間に固定の接着剤皮膜が形成されて接着剤層608によって接着される。したがって、非吸水材料からなる被着体(台紙600,開口手段付きシュリンクフィルム300)どうしであっても、接着することができる。
【0059】
図14に示すように、この実施形態に係るシュリンクフィルム付台紙の製造装置700は、概略的には、台紙600を多数枚積層状態で収容し、1枚ずつ分離して供給する台紙供給部720と、台紙供給部720により供給された台紙600を1枚ずつ搬送する台紙搬送部730と、搬送されている台紙600の主面に接着剤を塗布する接着剤塗布部760と、台紙600の接着剤を塗布された主面に筒状のシュリンクフィルム200を貼着するためのシュリンクフィルム貼着部790とを備える。
そして、台紙供給部720、台紙搬送部730、接着剤塗布部760、及び、シュリンクフィルム貼着部790は、台紙供給部720の台紙600の供給方向と、台紙搬送部730の台紙600の搬送方向と、接着剤塗布部760の版ロール762及び接着剤供給ロール772の回転方向と、シュリンクフィルム貼着部790の開口手段付きシュリンクフィルム300を台紙600に供給する方向とが、一直線に並ぶように、架台712上に設けられている。
図15は、実施の形態1に係る台紙付きシュリンクフィルム100の製造装置の平面図である。
架台712は、
図15に示すように、台紙600の搬送方向に沿って、手前側と向こう側とに分かれて設けられた、第1取付部714aと第2取付部714b、第3取付部716aと第4取付部716b、及び、第5取付部718aと第6取付部718bとを備える。
第1取付部714aと第2取付部714bは、平行であって、それぞれが、対向するように架台712に垂直状に設けられており、台紙供給部720と台紙搬送部730の上流側が取り付けられている。
第3取付部716aと第4取付部716bは、平行であって、それぞれが、対向するように架台712に垂直状に設けられており、接着剤塗布部760が取り付けられている。
第5取付部718aと第6取付部718bは、平行であって、それぞれが、対向するように架台712に垂直状に設けられており、台紙搬送部730の下流側が取り付けられている。
以下、これら各部について、台紙付シュリンクフィルム袋100の製造工程の流れの順に、図を参照して説明する。
【0060】
(台紙供給部)
まず、台紙供給部720について、
図14及び
図15を用いて説明する。
台紙供給部720は、
図14に示すように、下流側へ向けて下方に傾斜するように配置されるフィードテーブル721を含む。フィードテーブル721は、複数の枚葉形の台紙600が収容される。台紙600の一方側の直線状端縁602と他方側の直線状端縁604とを一方の規制部と他方の規制部とによって揃えられて積層されて、適宜な方向に送り出されるように構成されている。
一方の規制部と他方の規制部とは、台紙供給部720による台紙600の供給方向を決定する。
フィードテーブル721の台紙排出端側には、上フィードロール722aと下フィードロール722bが上下に対向するように設けられている。
また、上フィードロール722aの外周部には、ゴム製のフィードロール爪部723が設けられている。
フィードテーブル721とフィードロール722a,722bとの間には、摩擦保持具としてのリタード724が設けられている。
上フィードロール722aの下流側にサブフィードロール(図示せず)が設けられていてもよい。
【0061】
(台紙搬送部)
台紙搬送部730について、
図14ないし
図16を用いて説明する。
図15は、チェーンコンベア732の平面図である。
台紙搬送部730は、平面視して左右一対のチェーン734a及びチェーン734bを有しているチェーンコンベア732を含む。上記台紙供給部720から供給された台紙600は、チェーンコンベア732の左右いずれかのチェーン734a及びチェーン734bの回転に伴って下流側へと搬送される。
【0062】
(シュリンクフィルム貼着部)
シュリンクフィルム貼着部790について、
図14ないし
図16を用いて説明する。シュリンクフィルム貼着部790は、台紙搬送部730の下流側に配置されている。シュリンクフィルム貼着部790は、開口手段付きシュリンクフィルム300を巻いたシュリンクフィルム体装填部792と、シュリンクフィルム体装填部792から供給された開口手段付きシュリンクフィルム300を等間隔でカットするためのカッタシリンダ794と、カットされた開口手段付きシュリンクフィルム300を吸着し、台紙600に開口手段付きシュリンクフィルム300を貼着するバキュームシリンダ796と、バキュームシリンダ796の下方に対向して配置される押圧ローラ798とを含む。
【0063】
シュリンクフィルム体装填部792は、例えば、本発明に係る製造装置700とは別の装置によって筒状に加工された開口手段付きシュリンクフィルム300を、開口手段付きシュリンクフィルム300の左右両側の長手端縁を揃えて、芯管に環状に巻き取ることにより得られた開口手段付きシュリンクフィルム300の積層体を装填するものである。
【0064】
図16は、本実施形態に係る製造装置10のシュリンクフィルム貼着部790のカッタシリンダ794、バキュームシリンダ796、および押圧ローラ798の正面図である。
このバキュームシリンダ796は、外周面に多数の吸着孔が設けられてそれら吸着孔を通してバキュームによってその外周面に開口手段付きシュリンクフィルム300を吸着するものである。シュリンクフィルム体装填部792から供給された開口手段付きシュリンクフィルム300は、
図16に示すように、複数のガイドロール802を介して、ニップロール804によって、カッタシリンダ794へと供給される。
【0065】
カッタシリンダ794は、円柱状体であって、架台712に突設された垂直の第5取付部718aと該第5取付部718aと平行で垂直な第6取付部718bとの間に、軸受け(図示せず)によって取り付けられたカッタシリンダ軸759に取り付けられている。カッタシリンダ軸759には、カッタシリンダ794と第5取付部718aとの間に、カッタシリンダギア758が取り付けられている。
カッタシリンダ794は、外周面にカッタを備え、所定の長さに切断する。所定の長さに切断された開口手段付きシュリンクフィルム300は、バキュームシリンダ796の外周面に吸着され、バキュームシリンダ796と押圧ローラ798との間に送り込まれる。一方、台紙搬送部730からは、貼付部(台紙側)606に接着剤を塗布して接着剤層608が形成された台紙600がバキュームシリンダ796と押圧ローラ798との間に送り込まれるため、この台紙600に開口手段付きシュリンクフィルム300が押し付けられて貼着される。
【0066】
(変形例)
図17は、実施の形態1の変形例に係る台紙付きシュリンクフィルム袋120において、開口手段付きシュリンクフィルム300の片側側面である第2開口補助部400bのみを形成した状態を説明するための断面図である。
【0067】
以下、
図17を参照して、実施の形態1の変形例に係る台紙付きシュリンクフィルム袋120について説明する。
【0068】
実施の形態1に係る台紙付きシュリンクフィルム袋100においては、開口手段付きシュリンクフィルム300の両側側面において、第1開口補助部400aおよび第2開口補助部400bをそれぞれ形成したのに対し、実施の形態1の変形例に係る台紙付きシュリンクフィルム袋120においては、開口手段付きシュリンクフィルム300の一方の片側側面において第2開口補助部400bのみを形成し、他方の片側側面において第1開口補助部400aを構成する第1裏架設部44a及び第2裏架設部44bが形成されていない。
表面部30の第1表開口補助領域50aと裏面部32の第1裏開口補助領域50cとが互いにV字型の形状になるように直線状に連結されている。
而して、表面部30を第2開口補助部400bとは反対側に向けてずらしたときに、第1表開口補助領域50aが台紙600とは、反対側に膨出し、第1開口補助部400aは、開口して所定の大きさの空間を形成する。
なお、実施の形態1の変形例に係る台紙付きシュリンクフィルム袋120においては、開口手段付きシュリンクフィルム300の一方の片側側面に形成した第2開口補助部400bに代えて、他方の片側側面に第1開口補助部400aのみを形成してもよい。
【0069】
(実施の形態1の変形例に係る台紙付きシュリンクフィルム袋の効果)
実施の形態1の変形例に係る台紙付きシュリンクフィルム袋120は、開口手段付きシュリンクフィルム300の一方の片側側面のみにおいて第2開口補助部400bを形成したものであり、他方の片側側面において第1開口補助部400aを形成していない。
そのため、実施の形態1の変形例に係る台紙付きシュリンクフィルム袋120においては、手動により、開口手段付きシュリンクフィルム300の表面部30を幅方向であるL方向にずらした場合でも、実施の形態1に係る台紙付きシュリンクフィルム袋100における第1開口補助部400aに相当する箇所において鋭角の山形の空間46を形成することはない。
その結果、実施の形態1の変形例に係る台紙付きシュリンクフィルム袋120は、実施の形態1に係る台紙付きシュリンクフィルム袋100に比べて、より一層、開口手段付きシュリンクフィルム300を幅方向であるL方向へずらすことが可能となり、体積比において鋭角の山形の空間46より大きい空間47を形成することができる。
実施の形態1の変形例に係る台紙付きシュリンクフィルム袋120における鋭角の山形の空間46より大きい空間47は、実施の形態1に係る台紙付きシュリンクフィルム袋100に比べて、より一層、作業員が指を引っ掛けやすい形状となり、手作業において、片手だけで容易に台紙付きシュリンクフィルム袋120を開口させつつ、同時に他方の片手で被包物900の挿入を可能にさせたことで製造工程において手間の削減、包装作業の遅延防止等を図ることができ、製造コストの削減などに寄与することができる。
また、実施の形態1の変形例に係る台紙付きシュリンクフィルム袋120は、上記効果とは別に、開口手段付きシュリンクフィルム300の一方の片側側面のみにおいて第2開口補助部400bを形成したものであり、第2開口補助部400bを形成した側に利き手を有する作業員にとっては、利き手で被包物900を持ちつつ、利き手とは逆の手で台紙付きシュリンクフィルム袋120を持ちながら、利き手側の開口部34に形成した鋭角の山形の空間46より大きい空間47に被包物900を容易に且つ迅速に挿入させることができる効果をも有する。
【0070】
(実施の形態2)
(実施の形態2に係る台紙付きシュリンクフィルム袋の構造)
図18は、実施の形態2に係る台紙付きシュリンクフィルム袋150の断面図である。
【0071】
以下、
図18を参照して、実施の形態2に係る台紙付きシュリンクフィルム袋150について説明する。
【0072】
実施の形態2に係る台紙付きシュリンクフィルム袋150は、実施の形態1に係る台紙付きシュリンクフィルム袋100における、開口手段付きシュリンクフィルム300の開口部34において、第1表架設部43aの長さが、第1裏架設部44aより長く、且つ第2表架設部43bの長さが、第2裏架設部44bより長く設定したものである。又、第2表開口補助領域50bは、第2裏開口補助領域50dより長く、且つ第1表開口補助領域50aは、第1裏開口補助領域50cより長く設定されている。
なお、実施の形態2に係る台紙付きシュリンクフィルム袋150の鋭角の山形の空間の形成過程については、実施の形態1に係る台紙付きシュリンクフィルム袋100の鋭角の山形の空間の形成過程と同様である。
【0073】
(実施の形態2に係る台紙付きシュリンクフィルム袋の効果)
実施の形態2に係る台紙付きシュリンクフィルム袋150においては、鋭角の山形の空間46における開口補助部400の表外側角部40または内角部42の頂点の高さが、実施の形態1に係る台紙付きシュリンクフィルム袋100に比べて高くなる。
その結果、実施の形態2に係る台紙付きシュリンクフィルム袋150においては、実施の形態1に係る台紙付きシュリンクフィルム袋100に比べて鋭角の山形の空間46を形成した開口部34は、作業員が指をより一層引っ掛けやすい形状となり、手作業において、片手だけで容易に台紙付きシュリンクフィルム袋を開口させつつ、同時に他方の片手で被包物900の挿入を可能にさせたことで製造工程において手間削減、遅延防止等を図ることができ、コストの削減などに寄与することができる。
【0074】
以上、本発明を具体的な「実施の形態、実施例」によって詳細に説明したが、これらの「実施の形態、実施例」は、本発明を具体的に説明するためのものに過ぎない。本発明に係る台紙付きシュリンクフィルム袋100およびその製造方法は、これらの「実施の形態、実施例」に限定されず、本発明の技術的思想の内において、当該分野における通常の知識を有する者によって多様な変形および改良が可能である。
例えば、第1表外側角部40a及び第2表外側角部40bは、湾曲した形状であってもよい。
【0075】
以上のように、本発明の実施の形態は、前記記載で開示されているが、本発明は、これに限定されるものではない。
すなわち、本発明の技術的思想及び目的の範囲から逸脱することなく、以上説明した実施の形態に対し、機序、形状、材質、数量、位置又は配置等に関して、様々の変更を加えることができるものであり、それらは、本発明に含まれるものである。