(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
【背景技術】
【0002】
従来からムートンを用いた敷物が知られている。一例として、特許文献1には、羊毛が密集した羊毛部と、羊毛部が密着固定された羊毛固定部と、を有するムートン体と、流体が通過可能な大きさの開口部を有するネット又はメッシュ生地と、を備えるムートンを用いた敷物が開示されている。
【0003】
上記発明は、天然又は人工のムートンからなる敷物を使って就寝するときに、安眠・リラックス効果が得られるように、温熱板やマイナスイオン発生シートや備長炭シートやゲルマニウムシート等の健康補助器材を天然又は人工のムートンの敷物の下に配置して天然又は人工のムートンと併用したいという要望があることの着眼点に基づき、皮部の裏面側にマイナスイオン発生機能を持った粉体を塗布することによって、毛皮にマイナスイオン発生機能を付与した場合の課題を解決するものである。
【0004】
具体的には、課題は、天然ムートンの皮部や人工ムートンの裏地層等は通気性を有していないために、熱やマイナスイオン等の健康補助成分を含んだ流体が皮部や裏地層等を通過して羊毛側(表面側)に流出することが遮断される。天然又は人工のムートンでは、皮部や裏地層等の流体遮蔽効果によって、皮部や裏地層等というムートンの裏面側で発生したマイナスイオンをムートンの表面側に運ぶことができないために、所望の健康補助効果を得ることができない。
【0005】
ムートンは羊毛が密集したフサフサとした羊毛部を備えていることを特徴とするものであるので、ムートンに小さな通気穴を設けたくらいでは、ムートンのフサフサとした羊毛部によって通気穴が覆い隠される。そのために、小さな通気穴で十分な通気性を確保することは困難である。
【0006】
そこで、上記特許文献1に記載された発明によれば、流体が通過可能な通り道(path)がネット又はメッシュ生地によって明確に確保されているので、ネット又はメッシュ生地の開口部を通じて流体が通過することができる。
【0007】
したがって、ネット又はメッシュ生地の開口部を介して、ムートン体の裏面側に配置された健康補助器材からのオゾン、熱、マイナスイオンあるいは水分等の健康補助成分を含んだ有益な流体が流通することができるので、敷物の高機能化を図ることができる。
【特許文献1】特開2008−295850号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
しかしながら、上記特許文献1に記載された発明によれば、流体が通過可能な通り道(path)がネット又はメッシュの部位が形成されているため、かかる部位の形成工程が必要になるとともに、敷物自体の強度が低下する問題がある。
【0009】
また、ネット又はメッシュ生地の開口部を通じて流体が通過するため、開口部以外の部位では効果的に放出されず、流体による効果が半減する問題がある。
【0010】
そこで、本発明においては、上記の様々な課題を解決し、ムートンの品質低下を防止し、かつムートンの呼吸を利用したトルマリンによるマイナスイオン効果を最大限に発揮できるトルマリン素材含有敷物及びトルマリン素材含有敷物の製造方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0011】
本発明は、羊毛が密集した羊毛部と、前記羊毛が切り離されない皮で構成された皮部と、を有し、かつ開口部を有さないムートン体と、ベース材と、前記ムートン体と前記ベース材との間に介在され、トルマリン素材を含んだトルマリンシートと、
前記トルマリンシートに積層されたラジウムシートと、を有する中間層と、を有するトルマリン素材含有敷物の製造方法であって、前記羊毛の表面に形成された微細な隙間の開閉により前記トルマリン素材からのマイナスイオンが前記羊毛の前記隙間から大気中に放出するように、前記ムートン体と前記中間層と前記ベース材とが積層され
、縁部において縫製により各層間が密着固定されて形成されることを特徴とする。
【発明の効果】
【0017】
本発明によれば、ムートン体を身体の敷物とすることにより、ムートン体の吸湿性により身体からの汗(水分)が羊毛から吸収される。羊毛から吸収された汗(水分)は羊毛の内部で保持される。そして、羊毛の呼吸により羊毛内の水分が外部へ適宜放出される。これにより、ムートン体の羊毛の呼吸に伴う吸湿・発散作用を利用して、ムートン体の羊毛に蓄積された湿度が一定に維持され、ムートン体の清潔性及び耐久性が向上する。
【0018】
また、羊毛が弾性力を有するらせん状構造を有しているため、使用者の身体の重さを羊毛で均等に支持することができ、身体に対する負担が軽減する。また、羊毛のラノリン効果により人肌に良い影響(美容効果)を与えることができる。
【0019】
ここで、中間層にはトルマリン素材が含まれているため、トルマリン素材から放出されるマイナスイオンが羊毛の呼吸の作用により羊毛から大気中に放出される。これにより、羊毛の放湿性を利用して、使用者の身体に良好なマイナスイオン効果を提供することができる。
【0020】
特に、ムートン体と、ベース材と、トルマリン素材を含んだ中間層と、が積層されて縫製により一体に形成されているため、トルマリン素材から放出されたマイナスイオンは縫製により行き場を失ってトルマリン素材含有敷物の内部に保持されるため、トルマリン素材含有敷物の内部におけるマイナスイオンの濃度が高くなる。羊毛の呼吸に伴い、羊毛を介して高濃度のマイナスイオンを効率良く、外部へ放出させることができる。
【0021】
中間層は、トルマリン素材を含むトルマリンシートが綿で構成された綿シートに縫製されて構成されているため、トルマリン素材が綿シートに対して位置ずれしない。これにより、マイナスイオンの放出分布の偏りを防止できる。
【0023】
ラジウムシートが積層されていることにより、微量放射線が放出され、ホルミシス効果が得られる。
【0024】
以上のように、羊毛の呼吸を利用してトルマリン素材からのマイナスイオンを羊毛から大気中に放出させるように、ムートン体と中間層とベース材とが積層されて縫製により一体に形成されるため、マイナスイオンの放出効果を向上させつつ、トルマリン素材含有敷物を容易に製造できる。
【発明を実施するための形態】
【0026】
以下、本発明の一実施形態に係るトルマリン素材含有敷物及びその製造方法について、図面を参照しつつ詳細に説明する。
【0027】
なお、本発明の「敷物」とは、布団、座布団、シート、カバー、足ふきなど身体の一部に敷くもの、又は身体にかけるものの用途で用いる意味である。
【0028】
図1に示すように、本発明のトルマリン素材含有敷物10は、ムートン体12と、ベース材14と、ムートン体12とベース材14との間に介在されトルマリン素材16A1を含んだ中間層16と、が積層されるとともに周囲の縁部付近における縫製により一体に形成されている。
【0029】
換言すれば、トルマリン素材含有敷物10は、ムートン体12とベース材14と中間層16の3層が縫製により縫い部18で一体に形成されている。
【0030】
ムートン体12は、複数本の羊毛12A1が密集した羊毛部12Aと、羊毛12A1が植えられた皮12B1で構成された皮部12Bと、を有している。
【0031】
羊毛12A1と皮12B1は、両者を切り離さずに羊又は子羊から取得したものであり、羊毛12A1の毛根が未だ生きており、羊毛12A1の呼吸が維持されている。換言すれば、羊毛12A1の毛根が生きた状態であり、羊毛12A1が呼吸するため、当該呼吸作用により、大気中の水分が羊毛12A1に吸湿され、または羊毛12A1の内部の水分が大気中に放出される。
【0032】
ベース材14は、シート状に形成された裏地であり、ポリビニル、ポリアミド、ポリエステルなどの素材、あるいはそれらの混合素材等、既知の合成樹脂素材や天然素材を使用することができる。
【0033】
中間層16は、トルマリン素材16A1を含んでいる。詳細には、中間層16は、トルマリン素材16A1を含むトルマリンシート16Aが綿16B1で構成された綿シート16Bに縫製され、縫い部18において一体に形成されている。
【0034】
ここで、トルマリン素材16A1が綿シート16B上に平面視にてほぼ均一に分布するように配置されている。綿シート16B上にトルマリン素材16A1を敷き詰めた層である。
【0035】
トルマリン素材16A1は、各種の素材を採用することができるが、好ましい一例としては、トルマリン鉱石を混在させた繊維状または薄幕状の素材からなるものである。
【0036】
なお、
図2に示すように、トルマリン素材含有敷物10は、所定の寸法に形成された方形状のものであるが、複数のトルマリン素材含有敷物10をマジックテープ(登録商標)等の連結手段で連結させて大きさを調整することができる。このため、トルマリン素材含有敷物10は、座布団、敷布団、足マットなど様々な用途に利用することができる。
【0037】
トルマリン素材16A1は、縫い部18を基準として内面側に位置していることが好ましい。これにより、トルマリン素材16A1から発生したマイナスイオンが縫い部18を基準として内側(内部側)に充満する。この結果、トルマリン素材含有敷物10の内部に充満されたマイナスイオンの濃度が高くなり、高濃度のマイナスイオンが羊毛12A1の微細な隙間から大気中へ放出され、マイナスイオン効果が高くなる。
【0038】
また、トルマリン素材16A1は、羊毛12A1の毛根(図示省略)の近傍、詳細には羊毛12A1の毛根の鉛直下方側に配置されていることが好ましい。これにより、トルマリン素材16A1から発生したマイナスイオンが羊毛12A1の毛根に浸入し易くなり、この結果、羊毛12A1の表面の微細な隙間から大気中に拡散され易くなる。
【0039】
次に、本発明の一実施形態に係るトルマリン素材含有敷物10の作用について説明する。
【0040】
図1に示すように、トルマリン素材含有敷物10を利用することにより、使用者は、ムートンによる効果が得られる。すなわち、ムートン体12の吸湿性と放湿性により肌触りの良い感覚を使用者に与えることができる。使用者の身体から出た汗(水分)は、ムートン体12の羊毛12A1から吸湿される。これにより、使用者は、爽やかな使用感が得られる。
【0041】
羊毛12A1から吸収された汗(水分)は、羊毛12A1の呼吸を通して、適宜、羊毛12A1(の内部)から大気中に放出される。このため、羊毛12A1内の湿度が一定に維持され、耐久性が向上する。このように、羊毛12A1の吸湿性と放湿性により、トルマリン素材含有敷物10の使用時における心地良さと耐久性が向上する。また、トルマリン素材含有敷物10の肌触りが良くなり、清潔性が増す。
【0042】
また、羊毛12A1がらせん状に巻回されているため、使用者の身体がバランス良く均等に支持される。これにより、使用者の身体に対する負担が軽減され、使用感が高くなる。また、羊毛12A1のラノリン効果により人肌に良い影響を与えることができる。
【0043】
さらに、トルマリン素材含有敷物10は、トルマリン素材16A1から発生するマイナスイオン効果を使用者に与えることができる。ここで、ムートン体12の羊毛12A1は皮12B1と切離さずに一体となっているため、羊毛12Aが生きており、呼吸している。羊毛12A1が呼吸することにより、羊毛12A1の表面上にある隣接したキューティクル間から微細な隙間が開き、大気の湿度に応じて、羊毛12A1内に保持された水分が大気中に放出され、または大気中の水分が羊毛12A1の内部に浸入する。この羊毛12A1の呼吸により、羊毛12A1の吸湿性と放湿性が機能にして羊毛12A1内の湿度が一定に維持される。
【0044】
加えて、トルマリン素材16A1から発生したマイナスイオンは、羊毛12A1の呼吸に伴って羊毛12A1の表面の微細な隙間から大気中に放出される。すなわち、各羊毛12A1の呼吸に合わせて、羊毛12A1の内部から大気中へ放出される。羊毛12A1が複数本存在し、各羊毛12A1には複数の微細な隙間が自在に開閉するため、各羊毛12A1の呼吸によりマイナスイオンの拡散効果が実現される。このため、マイナスイオンの高い拡散効果が得られる。
【0045】
特に、使用者がトルマリン素材含有敷物10を敷いている場合には、羊毛12A1が使用者の身体に絡みついて接触又は密着し、その接触面積が大きくなる。マイナスイオンは、羊毛12A1と身体との接触を介してより効率的に身体の内部に取り込まれるため、使用者により多くのマイナスイオンを供給することができる。
【0046】
これに対して、例えば特開2008−295850号公報に記載された発明では、羊毛ではなく、開口部を有するネット又はメッシュ生地からマイナスイオンが放出されることを意図しているため、使用者の身体が羊毛で支持された構成では、ネット又はメッシュ生地の部位が身体には接触しない。このため、マイナスイオンがネット又はメッシュ生地から大気中に一度放出されてしまう。
【0047】
マイナスイオンが大気中に放出され大気中のマイナスイオンが身体に及ぼす影響と、羊毛と身体とが接触して羊毛から身体にマイナスイオンが直接供給される影響と、を比較すれば、後者の身体に対するマイナスイオンの吸収率が格段に高くなる。本願は、羊毛12A1の呼吸を利用してマイナスイオンが放出される構成を採ることで、使用者がトルマリン素材含有敷物10を敷いている場合には、身体に対するマイナスイオンの吸収率を高める格別の効果がある。
【0048】
また、例えば特開2008−295850号公報に記載された発明のように、布等によるマイナスイオンの遮断を阻止しマイナスイオンを放出し易くするという目的のために、開口部を有するネット又はメッシュ生地を設けた構成では、耐久性が低下するばかりか、敷物内部に充満するマイナスイオンがネット又はメッシュ生地から大気中に逃げてしまい、敷物内部におけるマイナスイオンの濃度が低下する問題がある。
【0049】
これに対して、本願は、ムートン体12とベース材14と中間層16とが積層され縫製により一体的に形成されているため、中間層16に含まれているトルマリン素材16A1から発生したマイナスイオンが各層12、14、16と縫い部18により形成された領域に閉じ込められる。このため、トルマリン素材含有敷物10の内部のマイナスイオン濃度が極大化する。そして、高濃度のマイナスイオンは、羊毛12A1の呼吸を介して羊毛12A1の内部から外部に放出される。このため、羊毛12A1と使用者の身体が接触していれば、羊毛12A1から高濃度のマイナスイオンが使用者の身体内に効率良く取り込まれるため、マイナスイオン効果が極めて高くなる。
【0050】
また、トルマリン素材含有敷物10の中間層16は、トルマリン素材16A1を含んだトルマリンシート16Aが綿シート16Bに縫い部18により固定されて構成されているため、トルマリンシート16Aが綿シート16Bに対して位置ずれしない。このため、トルマリン素材16A1が綿シート16B上に平面視にて均一に分布された状態が維持され、マイナスイオンの放出むらを防止できる。
【0051】
また、トルマリン素材含有敷物10の平面視における縁部には縫い部18により各層間において密着固定されているため、トルマリン素材16A1から発生したマイナスイオンは、トルマリン素材含有敷物10の各積層面から外部に漏えいし難い。換言すれば、トルマリン素材含有敷物10の内部には、マイナスイオンが高濃度で充満している。このマイナスイオンは、羊毛12A1の毛根から羊毛12A1の内部に浸入し、羊毛12A1の呼吸に伴って羊毛12A1の表面の微細な隙間から放出されるため、マイナスイオンの放出量が極大化する。
【0052】
特に、羊毛12A1は複数本の束になっているため、各羊毛12A1から大気中にマイナスイオンが放出されると、マイナスイオンの拡散効果が得られ、トルマリン素材含有敷物10の使用者に対して大量のマイナスイオンが供給される。
【0053】
ここで、羊毛12A1内に水部が保持されている場合には、マイナスイオンが水分と共に羊毛12A1から大気中に放出される。これにより、適度な湿度の環境下において、ミスト効果とマイナスイオン効果が得られ、爽快感と美容効果が実現される。
【0054】
特に、羊毛12A1から吸収された使用者の汗がトルマリン素材16A1と反応してヒドロキシルイオンというマイナスイオンが生成され、このマイナスイオンが使用者の皮膚や呼吸によって体内に吸収される。また、人体の皮膚の中でも特に誘電性の高い「ツボ」の部分から血液などの体液に吸収される。これにより、マイナスイオン効果が高くなる。
【0055】
また、皮12B1を通してもマイナスイオンが放出され、羊毛12A1からのマイナスイオンの拡散効果と相まってマイナスイオンの供給量が大幅に増大する。これによっても、マイナスイオン効果が高くなる。
【0056】
また、トルマリン素材16A1は、独特な結晶構造から乾電池のようにプラスとマイナスの電極を持ち、微弱電流が発生する。この電流は、0.06ミリアンペアであり、人体に流れている生体電流と同じである。これにより、使用者の身体の細胞を活性化させることができる。
【0057】
トルマリン素材16A1から6ミクロン〜14ミクロンの波長の遠赤外線が放出される。これにより、使用者の身体を深部から暖めることができる。
【0058】
さらに、トルマリン素材含有敷物10の製造方法によれば、羊毛12A1の呼吸を利用してトルマリン素材16A1からのマイナスイオンを羊毛12A1の表面の微細な隙間から大気中に放出させるように、ムートン体12と中間層16とベース材14とが積層されて縫製により一体に形成されるため、マイナスイオンの放出効果を向上させつつ、トルマリン素材含有敷物10を容易に製造できる。
【0059】
詳細には、ムートン体12とトルマリン素材16A1を含んだ中間層16とベース材14とが積層されて縫製により一体に形成されることにより、トルマリン素材16A1がムートン体12の下面側に位置し、固定される。これにより、羊毛12A1の毛根の近傍にトルマリン素材16A1が位置するため、トルマリン素材16A1から発生したマイナスイオンが羊毛12A1の毛根から羊毛12A1の内部に浸入し、羊毛12A1の呼吸により、水分とともに大気中に放出・拡散される。このように、トルマリン素材含有敷物10を容易に製造できるとともに、マイナスイオンの拡散効果を高めることができる。
【0060】
次に、本発明の一実施形態の変形例に係るトルマリン素材含有敷物について説明する。なお、上記実施形態のトルマリン素材含有敷物と重複する構成には同符号を付し、その説明を適宜省略する。
【0061】
図3に示すように、変形例に係るトルマリン素材含有敷物10は、ムートン体12の皮部12Bの下面に、ラジウムシート20と、トルマリンシート16Aと、ウレタン層22と、固わた層24と、ベース材14とが順に積層された構成である。
【0062】
なお、トルマリン素材含有敷物10の各層は、縫製により縫い部18において一体に形成されている。
【0063】
本発明の「中間材」は、変形例において、ラジウムシート20と、トルマリンシート16Aと、ウレタン層22と、固わた層24と、を含めた概念である。
【0064】
変形例のトルマリン素材含有敷物10においても、各層が縫製により一体に形成されている。
【0065】
変形例によれば、トルマリン素材含有敷物10にラジウムシート20が含まれているため、ラジウムシート20から放出される微量放射線が身体に細胞の活性化に機能し若返り効果、あるいは所謂ホルミシス効果が得られる。
【0066】
なお、上記説明したトルマリン素材含有敷物10の構成は、本発明の一形態を例示したものに過ぎず、当業者が容易に想到できる程度の変形等は、本発明の範囲に含まれるものである。