特許第6503344号(P6503344)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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  • 特許6503344-多段増幅のための方法及び回路要素 図000002
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6503344
(24)【登録日】2019年3月29日
(45)【発行日】2019年4月17日
(54)【発明の名称】多段増幅のための方法及び回路要素
(51)【国際特許分類】
   H03F 3/45 20060101AFI20190408BHJP
   H03F 3/68 20060101ALI20190408BHJP
【FI】
   H03F3/45
   H03F3/68
【請求項の数】18
【全頁数】8
(21)【出願番号】特願2016-518147(P2016-518147)
(86)(22)【出願日】2014年9月30日
(65)【公表番号】特表2016-532346(P2016-532346A)
(43)【公表日】2016年10月13日
(86)【国際出願番号】US2014058168
(87)【国際公開番号】WO2015048704
(87)【国際公開日】20150402
【審査請求日】2017年9月20日
(31)【優先権主張番号】61/884,444
(32)【優先日】2013年9月30日
(33)【優先権主張国】US
(31)【優先権主張番号】14/066,980
(32)【優先日】2013年10月30日
(33)【優先権主張国】US
(73)【特許権者】
【識別番号】390020248
【氏名又は名称】日本テキサス・インスツルメンツ合同会社
(73)【特許権者】
【識別番号】507107291
【氏名又は名称】テキサス インスツルメンツ インコーポレイテッド
(74)【上記1名の代理人】
【識別番号】100098497
【弁理士】
【氏名又は名称】片寄 恭三
(72)【発明者】
【氏名】スワミナサン サンカラン
(72)【発明者】
【氏名】ブラッドレイ アレン クラメール
(72)【発明者】
【氏名】ハッサン アリ
(72)【発明者】
【氏名】ニルマル シー ワルケ
【審査官】 工藤 一光
(56)【参考文献】
【文献】 特表2005−509300(JP,A)
【文献】 特開2007−184918(JP,A)
【文献】 米国特許出願公開第2006/0066411(US,A1)
【文献】 米国特許出願公開第2013/0214863(US,A1)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
H03F1/36
H03F3/191
H03F3/22
H03F3/45
H03F3/68
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
増幅器であって、
第1の段であって、第1及び第2の入力電圧により形成される差動入力電圧を受信、それに応答して、それぞれ第1及び第2のライン電圧を有する第1及び第2のラインに第1の差動電流を出力する、前記第1の段
前記第1の段に結合される第2の段であって、前記第1及び第2のライン電圧を受信、それに応答して、それぞれ第3及び第4のライン電圧を有する第3及び第4のラインに第2の差動電流を出力する、前記第2の段
前記第1及び第2の段に結合される変圧器であって、前記変圧器が第1及び第2のコイルを含み、前記第1のコイルの第1の端子が第1のレジスタを介して前記第1のラインに結合され、前記第1のコイルの第2の端子が第2のレジスタを介して前記第2のラインに結合され、前記第2のコイルの第1の端子が第3のレジスタを介して前記第3のラインに結合され、前記第2のコイルの第2の端子が第4のレジスタを介して前記第4のラインに結合される、前記変圧器
を含み、
電圧供給ノードが、前記第1のコイルの第3の端子と前記第2のコイルの第3の端子とに結合される、増幅器。
【請求項2】
請求項1に記載の増幅器であって、
前記第1及び第2の段が、それぞれ第1及び第2の利得を有する第1及び第2のトランスコンダクタンス増幅器である、増幅器。
【請求項3】
請求項1に記載の増幅器であって、
前記第1のコイルが、電流を第1の方向に導通させるためのものであり、
前記第2のコイルが、電流を前記第1の方向と等しい第2の方向に導通させるためのものである、増幅器。
【請求項4】
請求項1に記載の増幅器であって、
前記第1のコイルが、受動インピーダンスブーストを前記第1及び第2のラインに提供するためのものであり、
前記第2のコイルが、受動インピーダンスブーストを前記第3及び第4のラインに提供するためのものである、増幅器。
【請求項5】
請求項1に記載の増幅器であって、
前記第1のコイルが、能動フィードバックを前記第3及び第4のラインに提供するためのものであり、
前記第2のコイルが、能動フィードバックを前記第1及び第2のラインに提供するためのものである、増幅器。
【請求項6】
請求項1に記載の増幅器であって、
前記変圧器が、前記第1及び第2のコイル間の制御されたHフィールドカップリングを備え磁場を収容するためのものである、増幅器。
【請求項7】
増幅器であって、
第1及び第2の入力電圧により形成される差動入力電圧を受信し、それに応答して、それぞれ第1及び第2のライン電圧を有する第1及び第2のラインに第1の差動電流を出力する第1の段であって、第1の利得を有する第1のトランスコンダクタンス増幅器である、前記第1の段と、
前記第1の段に結合され、前記第1及び第2のライン電圧を受信し、それに応答して、それぞれ第3及び第4のライン電圧を有する第3及び第4のラインに第2の差動電流を出力する第2の段であって、第2の利得を有する第2のトランスコンダクタンス増幅器である、前記第2の段と、
前記第1及び第2の段に結合される変圧器であって、前記変圧器が第1及び第2のコイルを含み、前記第1のコイルの第1の端子が第1のレジスタを介して前記第1のラインに結合され、前記第1のコイルの第2の端子が第2のレジスタを介して前記第2のラインに結合され、前記第2のコイルの第1の端子が第3のレジスタを介して前記第3のラインに結合され、前記第2のコイルの第2の端子が第4のレジスタを介して前記第4のラインに結合され、前記第1のコイルが電流を第1の方向に導通させるためのものであり、前記第2のコイルが電流を前記第1の方向に等しい第2の方向に導通させるためのものである、前記変圧器と、
を含み、
電圧供給ノードが、前記第1のコイルの第3の端子と前記第2のコイルの第3の端子とに結合される、増幅器。
【請求項8】
請求項に記載の増幅器であって、
前記第1のコイルが、受動インピーダンスブーストを前記第1及び第2のラインに提供、能動フィードバックを前記第3及び第4のラインに提供するためのものであり、
前記第2のコイルが、受動インピーダンスブーストを前記第3及び第4のラインに提供、能動フィードバックを前記第1及び第2のラインに提供するためのものである、増幅器。
【請求項9】
請求項に記載の増幅器であって、
前記変圧器が、前記第1及び第2のコイル間の制御されたHフィールドカップリングを備え磁場を収容するためのものである、増幅器。
【請求項10】
方法であって、
増幅器の第1の段を用いて、第1及び第2の入力電圧により形成される差動入力電圧を受信、それに応答して、それぞれ第1及び第2のライン電圧を有する第1及び第2のラインに第1の差動電流を出力すること
前記増幅器の第2の段を用いて、前記第1及び第2のライン電圧を受信、それに応答して、それぞれ第3及び第4のライン電圧を有する第3及び第4のラインに第2の差動電流を出力すること
変圧器の第1のコイルの第1の端子を第1のレジスタを介して前記第1のラインに、前記第1のコイルの第2の端子を第2のレジスタを介して前記第2のラインに、前記変圧器の第2のコイルの第1の端子を第3のレジスタを介して前記第3のラインに、前記第2のコイルの第2の端子を第4のレジスタを介して前記第4のラインに、電圧供給ノードを前記第1のコイルの第3の端子と前記第2のコイルの第3の端子とに、結合すること
を含む、方法。
【請求項11】
請求項10に記載の方法であって、
前記第1及び第2の段が、それぞれ、第1及び第2の利得を有する第1及び第2のトランスコンダクタンス増幅器である、方法。
【請求項12】
請求項10に記載の方法であって、
前記第1のコイルを介して、電流を第1の方向に導通させることと、
前記第2のコイルを介して、電流を前記第1の方向に導通させることと、
を更に含む、方法。
【請求項13】
請求項10に記載の方法であって、
前記第1のコイルを用いて、受動インピーダンスブーストを前記第1及び第2のラインに提供すること
前記第2のコイルを用いて、受動インピーダンスブーストを前記第3及び第4のラインに提供すること
更に含む、方法。
【請求項14】
請求項10に記載の方法であって、
前記第1のコイルを用いて、能動フィードバックを前記第3及び第4のラインに提供すること
前記第2のコイルを用いて、能動フィードバックを前記第1及び第2のラインに提供すること
更に含む、方法。
【請求項15】
請求項10に記載の方法であって、
前記変圧器を用いて、前記第1及び第2のコイル間の制御されたHフィールドカップリングを備え磁場を収容することを更に含む、方法。
【請求項16】
方法であって、
増幅器の第1の段を用いて、第1及び第2の入力電圧により形成される差動入力電圧を受信し、それに応答して、それぞれ第1及び第2のライン電圧を有する第1及び第2のラインに第1の差動電流を出力することと、
前記増幅器の第2の段を用いて、前記第1及び第2のライン電圧を受信し、それに応答して、それぞれ第3及び第4のライン電圧を有する第3及び第4のラインに第2の差動電流を出力することと、
変圧器の第1のコイルの第1の端子を第1のレジスタを介して前記第1のラインに、前記第1のコイルの第2の端子を第2のレジスタを介して前記第2のラインに、前記変圧器の第2のコイルの第1の端子を第3のレジスタを介して前記第3のラインに、前記第2のコイルの第2の端子を第4のレジスタを介して前記第4のラインに、電圧供給ノードを前記第1のコイルの第3の端子と前記第2のコイルの第3の端子とに、結合することと、
前記第1のコイルを介して、電流を第1の方向に導通させることと、
前記第2のコイルを介して、電流を第1の方向と等しい第2の方向に導通させることと、
を含み、
前記第1の段が第1の利得を有する第1のトランスコンダクタンス増幅器であり、前記第2の段が第2の利得を有する第2のトランスコンダクタンス増幅器である、方法。
【請求項17】
請求項16に記載の方法であって、
前記第1のコイルを用いて、受動インピーダンスブーストを前記第1及び第2のラインに提供、能動フィードバックを前記第3及び第4のラインに提供すること
前記第2のコイルを用いて、受動インピーダンスブーストを前記第3及び第4のラインに提供、能動フィードバックを前記第1及び第2のラインに提供すること
更に含む、方法。
【請求項18】
請求項17に記載の方法であって、
前記変圧器を用いて、前記第1及び第2のコイル間の制御されたHフィールドカップリングを備え磁場を収容することを更に含む、方法。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本願は、概して電子回路要素に関し、特に、多段増幅のための方法及び回路要素に関連する。
【背景技術】
【0002】
図1(従来技術)は、従来の多段増幅器の概略電気回路図であり、概して100で示される。増幅器100は、少なくとも第1及び第2の段102及び104を含み、これらは、利得がそれぞれGm1及びGm2であるトランスコンダクタンス増幅器である。増幅器100は、ラインS00及びS01から差動入力電圧を受信する。
【0003】
第1の段102は、S00の電圧(VIN+)とS01の電圧(VIN−)との間の差(ΔVIN)を増幅させるために利得Gm1を印加する。同様に、第2の段104は、ラインS10の電圧(V10)とラインS11の電圧(V11)との間の差(ΔV)を増幅させるために利得Gm2を印加する。従って、(a)ΔVINに応答して、第1の段102は、S10の電流(I10)とS11の電流(I11)との間の差(ΔΙ)を生成し、(b)ΔVに応答して、第2の段104は、ラインS20の電流(I20)とラインS21の電流(I21)と間の差(ΔΙ)を生成する。
【0004】
図1に示すように、S10はレジスタR10に接続され、レジスタR10は、インダクタLの第1の端子を介して電圧供給ノードVDDに結合される。また、S11はレジスタR11に接続され、レジスタR11は、Lの第2の端子を介してVDDに結合される。同様に、S20はレジスタR20に接続され、レジスタR20は、インダクタLの第1の端子を介してVDDに結合される。更に、S21はレジスタR21に接続され、レジスタR21は、Lの第2の端子を介してVDDに結合される。
【0005】
図2(従来技術)は、3dB帯域幅領域204を有する、増幅器100のための利得(dB)対周波数の例示の曲線202のグラフである。図2に示すように、3dB帯域幅領域204は、その利得がピーク利得の3dB内である周波数の範囲である。L、L、R10、R11、R20、及びR21がなければ、3dB帯域幅領域208を有する例示の曲線206に従って、増幅器100の性能は減少し得る。
【0006】
比較として、L、L、R10、R11、R20、及びR21がある場合、(a)領域208において、3dB帯域幅領域204に対する主要な寄与がR10、R11、R20、及びR21により提供され、(b)帯域幅拡張領域210において、R10、R11、R20、及びR21による寄与に加えて3dB帯域幅領域204に対する著しい寄与がL及びLにより提供される。
【0007】
それにもかかわらず、増幅器100は欠点を有する。例えば、増幅器100は、段毎に一つの受動磁気構成要素(例えば、インダクタ)を有する。磁場カップリング(例えば、近傍のインダクタのコイル巻き線間など)を介するあり得る干渉に対する対策として、それらの受動磁気構成要素間に間隔が置かれ、これにより、増幅器100を含む集積回路におけるシリコンエリアが増大する。
【発明の概要】
【0008】
増幅器の記載される例において、第1の段が、第1及び第2の入力電圧により形成される差動入力電圧を受信し、それに応答して第1の差動電流を、それぞれ第1及び第2のライン電圧を有する第1及び第2のラインで出力する。第2の段が、第1及び第2のライン電圧を受信し、それに応答して第2の差動電流を、それぞれ第3及び第4のライン電圧を有する第3及び第4のラインで出力する。変圧器が第1及び第2のコイルを含む。第1のコイルの第1の端子が、第1のレジスタを介して第1のラインに結合される。第1のコイルの第2の端子が、第2のレジスタを介して第2のラインに結合される。第2のコイルの第1の端子が、第3のレジスタを介して第3のラインに結合される。第2のコイルの第2の端子が、第4のレジスタを介して第4のラインに結合される。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1】従来の多段増幅器(従来技術)の概略電気回路図である。
【0010】
図2図1の増幅器(従来技術)のための利得(dB)対周波数の例示の曲線のグラフである。
【0011】
図3】例示の実施例の多段増幅器の概略電気回路図である。
【発明を実施するための形態】
【0012】
図3は、例示の実施例の多段増幅器の概略電気回路図であり、概して300で示される。増幅器300は、少なくとも第1及び第2の段102及び104、及びレジスタR10、R11、R20、及びR21を含む。しかし、増幅器300は、L及びL図1)の代わりに、破線の囲み302で示される変圧器を含む。
【0013】
第1及び第2の段102及び104は、その利得がそれぞれGm1及びGm2であるトランスコンダクタンス増幅器である。第1の段102は、VIN+とVIN−との間の差(ΔVIN)を増幅させるために利得Gm1を印加する。同様に、第2の段104は、S10の電圧(V10)とS11の電圧(V11)と間の差(ΔV)を増幅させるために利得Gm2を印加する。従って、(a)ΔVINに応答して、第1の段102は、S10の電流(I10)とS11の電流(I11)との間の差(ΔΙ)を生成し、(b)ΔVに応答して、第2の段104は、S20の電流(I20)とS21の電流(I21)との間の差(ΔΙ)を生成する。
【0014】
この例では、(a)ΔVINが正である場合、ΔIが負であり、(b)逆に、ΔVINが負である場合、ΔIが正である。同様に、この例では、(a)ΔVが正である場合、ΔIが負であり、(b)逆に、ΔVが負である場合、ΔIが正である。
【0015】
変圧器302は、第1及び第2のコイル304及び306を含む。図3に示すように、(a)R10が、コイル304の第1の端子を介してVDDに結合され、(b)R11が、コイル304の第2の端子を介してVDD(これは、コイル304の第3の端子に結合される)に結合され、(c)R21が、コイル306の第1の端子を介してVDDに結合され、(d)R20が、コイル306の第2の端子を介してVDD(これは、コイル306の第3の端子に結合される)に結合される。電流が、(a)コイル304を介して第1の方向に、及び(b)コイル306を介して第1の方向と実質的に等しい(例えば、第1の方向と同じ)第2の方向に流れる。
【0016】
変圧器302が理想的であり、無損失であり、完璧に結合される場合、V=n・V、I=I/n、及びPIN=POUTであり、ここで、(a)Vはコイル304の第1及び第2の端子の電圧であり、(b)Vは、コイル306の第1及び第2の端子の電圧であり、(c)Iはコイル304を介する電流であり、(d)Iはコイル306を介する電流であり、(e)nは、nがコイル304の巻線巻き数で除したコイル306の巻線巻き数に等しくなるように、コイル304及び306間の巻き線比であり、(f)V・I=PINであり、これは、変圧器302の入力電力であり、(g)V・I=POUTであり、これは、変圧器302の出力電力である。
【0017】
コイル304は、受動インピーダンスブーストを段102の出力ラインS10及びS11に提供する。同様に、コイル306は、受動インピーダンスブーストを段104の出力ラインS20及びS21に提供する。また、コイル304及び306間のカップリングに起因して、(a)コイル304は、能動フィードバックを段104の出力ラインS20及びS21に提供し、(b)コイル306は、能動フィードバックを段102の出力ラインS10及びS11に提供する。このような能動フィードバックは、変圧器302のコスト及びサイズを低減する。
【0018】
また、段102及び104は互いに一層近接して配置され得、これにより、増幅器300を含む集積回路におけるシリコンエリアが低減される。例えば、増幅器300は、段毎に一つの受動磁気構成要素の代わりに、2つの段(例えば、段102及び104)毎に一つの変圧器(例えば、変圧器302)を含む。また、磁場カップリングを避ける代わりに、変圧器302は、コイル304及び306間の制御されたHフィールドカップリングを備えた磁場を含む。このような閉じ込め(containment)は、近傍の回路要素(例えば、近傍の磁気デバイス)間の拡散(proliferation)(不純化(adulteration))を低減する。
【0019】
これらの種々の理由のため、増幅器300の3dB帯域幅が拡張される。帯域幅拡張のこの理由のため、変圧器302の品質係数(QF)は高くする必要はない。従って、増幅器300は低減されたフォームファクタを有し得る。
【0020】
本発明の特許請求の範囲内で、説明した例示の実施例に変形が成され得、多くの他の実施例が可能である。
図1
図2
図3