【文献】
NEC Group,Search space design for E-PDCCH[online],3GPP TSG-RAN WG1#68,3GPP,2012年 2月10日,R1-120256,検索日[2018.12.10],インターネット<URL:http://www.3gpp.org/ftp/tsg_ran/WG1_RL1/TSGR1_68/Docs/R1-120256.zip>
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
前記第1のタイプの制御チャネルは、レガシー物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)であり、前記第2のタイプの制御チャネルは、拡張物理ダウンリンク制御チャネル(EPDCCH)である、請求項1に記載の方法。
前記第1のコンポーネントキャリアは、1次コンポーネントキャリアとして構成され、前記第2のコンポーネントキャリアは、2次コンポーネントキャリアとして構成される、請求項1に記載の方法。
前記第1の制御チャネルまたは前記第2の制御チャネルを備え、前記キャリア指示情報を備える前記第1のコンポーネントキャリアは、第1の2次コンポーネントキャリアとして構成され、前記第2のコンポーネントキャリアは、第2の2次コンポーネントキャリアとして構成される、請求項1に記載の方法。
前記第1のタイプの制御チャネルは、レガシー物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)を備え、前記第2のタイプの制御チャネルは、拡張物理ダウンリンク制御チャネル(EPDCCH)を備え、前記キャリア指示情報をもつ前記制御シグナリングは、前記クロスキャリアスケジューリングが前記レガシーPDCCHと前記EPDCCHとの両方のために有効化されることを示す、請求項1に記載の方法。
前記第1のタイプの制御チャネルは、レガシー物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)であり、前記第2のタイプの制御チャネルは、拡張物理ダウンリンク制御チャネル(EPDCCH)である、請求項16に記載の装置。
前記第1のコンポーネントキャリアは、1次コンポーネントキャリアとして構成され、前記第2のコンポーネントキャリアは、2次コンポーネントキャリアとして構成される、請求項16に記載の装置。
前記第1の制御チャネルまたは前記第2の制御チャネルを備え、前記キャリア指示情報を備える前記第1のコンポーネントキャリアは、第1の2次コンポーネントキャリアとして構成され、前記第2のコンポーネントキャリアは、第2の2次コンポーネントキャリアとして構成される、請求項16に記載の装置。
前記第1のタイプの制御チャネルは、レガシー物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)であり、前記第2のタイプの制御チャネルは、拡張物理ダウンリンク制御チャネル(EPDCCH)である、請求項28に記載の装置。
前記第1のコンポーネントキャリアは、1次コンポーネントキャリアとして構成され、前記第2のコンポーネントキャリアは、2次コンポーネントキャリアとして構成される、請求項28に記載の装置。
前記第1の制御チャネルまたは前記第2の制御チャネルを備え、前記キャリア指示情報を備える前記第1のコンポーネントキャリアは、第1の2次コンポーネントキャリアとして構成され、前記第2のコンポーネントキャリアは、第2の2次コンポーネントキャリアとして構成される、請求項28に記載の装置。
【発明を実施するための形態】
【0007】
[0025]添付の図面に関して以下に示す発明を実施するための形態は、様々な構成を説明するものであり、本明細書で説明する概念が実施され得る唯一の構成を表すものではない。発明を実施するための形態は、様々な概念の完全な理解を与えるための具体的な詳細を含む。ただし、これらの概念はこれらの具体的な詳細なしに実施され得ることが当業者には明らかであろう。いくつかの例では、そのような概念を不明瞭にしないように、よく知られている構造および構成要素をブロック図の形式で示す。
【0008】
[0026]次に、様々な装置および方法に関して電気通信システムのいくつかの態様を提示する。これらの装置および方法について、以下の詳細な説明において説明し、(「要素」と総称される)様々なブロック、モジュール、構成要素、回路、ステップ、プロセス、アルゴリズムなどによって添付の図面に示す。これらの要素は、電子ハードウェア、コンピュータソフトウェア、またはそれらの任意の組合せを使用して実装され得る。そのような要素をハードウェアとして実装するか、ソフトウェアとして実装するかは、特定の適用例および全体的なシステムに課された設計制約に依存する。
【0009】
[0027]例として、要素、または要素の任意の部分、または要素の任意の組合せは、1つまたは複数のプロセッサを含む「処理システム」を用いて実装され得る。プロセッサの例としては、マイクロプロセッサ、マイクロコントローラ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、プログラマブル論理デバイス(PLD)、状態機械、ゲート論理、個別ハードウェア回路、および本開示全体にわたって説明する様々な機能を実行するように構成された他の好適なハードウェアがある。処理システム中の1つまたは複数のプロセッサはソフトウェアを実行し得る。ソフトウェアは、ソフトウェア、ファームウェア、ミドルウェア、マイクロコード、ハードウェア記述言語などの名称にかかわらず、命令、命令セット、コード、コードセグメント、プログラムコード、プログラム、サブプログラム、ソフトウェアモジュール、アプリケーション、ソフトウェアアプリケーション、ソフトウェアパッケージ、ルーチン、サブルーチン、オブジェクト、実行ファイル、実行スレッド、プロシージャ、関数などを意味すると広く解釈されたい。
【0010】
[0028]したがって、1つまたは複数の例示的な実施形態では、説明する機能は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、またはそれらの任意の組合せで実装され得る。ソフトウェアで実装される場合、機能は、コンピュータ可読媒体上に記憶されるか、あるいはコンピュータ可読媒体上に1つまたは複数の命令またはコードとして符号化され得る。コンピュータ可読媒体はコンピュータ記憶媒体を含む。記憶媒体は、コンピュータによってアクセスされ得る任意の利用可能な媒体であり得る。限定ではなく例として、そのようなコンピュータ可読媒体は、RAM、ROM、EEPROM(登録商標)、CD−ROMまたは他の光ディスクストレージ、磁気ディスクストレージまたは他の磁気ストレージデバイス、あるいは命令またはデータ構造の形態の所望のプログラムコードを搬送または記憶するために使用され得、コンピュータによってアクセスされ得る、任意の他の媒体を備えることができる。上記の組合せもコンピュータ可読媒体の範囲内に含まれるべきである。
【0011】
[0029]
図1は、LTEネットワークアーキテクチャ100を示す図である。LTEネットワークアーキテクチャ100は発展型パケットシステム(EPS:Evolved Packet System)100と呼ばれることがある。EPS100は、1つまたは複数のユーザ機器(UE)102と、発展型UMTS地上波無線アクセスネットワーク(E−UTRAN:Evolved UMTS Terrestrial Radio Access Network)104と、発展型パケットコア(EPC:Evolved Packet Core)110と、ホーム加入者サーバ(HSS:Home Subscriber Server)120と、事業者のIPサービス122とを含み得る。EPSは他のアクセスネットワークと相互接続することができるが、簡単のために、それらのエンティティ/インターフェースは図示していない。図示のように、EPSはパケット交換サービスを提供するが、当業者なら容易に諒解するように、本開示全体にわたって提示する様々な概念は、回線交換サービスを提供するネットワークに拡張され得る。
【0012】
[0030]E−UTRANは、発展型ノードB(eNB)106と他のeNB108とを含む。eNB106は、UE102に対してユーザプレーンプロトコル終端と制御プレーンプロトコル終端とを与える。eNB106は、バックホール(たとえば、X2インターフェース)を介して他のeNB108に接続され得る。eNB106は、基地局、トランシーバ基地局、無線基地局、無線トランシーバ、トランシーバ機能、基本サービスセット(BSS:basic service set)、拡張サービスセット(ESS:extended service set)、または何らかの他の好適な用語で呼ばれることもある。eNB106は、UE102にEPC110へのアクセスポイントを与える。UE102の例としては、セルラーフォン、スマートフォン、セッション開始プロトコル(SIP:session initiation protocol)電話、ラップトップ、携帯情報端末(PDA)、衛星ラジオ、全地球測位システム、マルチメディアデバイス、ビデオデバイス、デジタルオーディオプレーヤ(たとえば、MP3プレーヤ)、カメラ、ゲーム機、タブレット、または任意の他の同様の機能デバイスがある。UE102は、当業者によって、移動局、加入者局、モバイルユニット、加入者ユニット、ワイヤレスユニット、リモートユニット、モバイルデバイス、ワイヤレスデバイス、ワイヤレス通信デバイス、リモートデバイス、モバイル加入者局、アクセス端末、モバイル端末、ワイヤレス端末、リモート端末、ハンドセット、ユーザエージェント、モバイルクライアント、クライアント、または何らかの他の好適な用語で呼ばれることもある。
【0013】
[0031]eNB106は、(たとえば、S1インターフェースによって)EPC110に接続される。EPC110は、モビリティ管理エンティティ(MME:Mobility Management Entity)112と、他のMME114と、サービングゲートウェイ116と、パケットデータネットワーク(PDN)ゲートウェイ118とを含む。MME112は、UE102とEPC110との間のシグナリングを処理する制御ノードである。概して、MME112はベアラおよび接続管理を行う。すべてのユーザIPパケットはサービングゲートウェイ116を通して転送され、サービングゲートウェイ116自体はPDNゲートウェイ118に接続される。PDNゲートウェイ118は、UEのIPアドレス割振りならびに他の機能を与える。PDNゲートウェイ118は事業者のIPサービス122に接続される。事業者のIPサービス122は、インターネットと、イントラネットと、IPマルチメディアサブシステム(IMS:IP Multimedia Subsystem)と、PSストリーミングサービス(PSS:PS Streaming Service)とを含み得る。
【0014】
[0032]
図2は、LTEネットワークアーキテクチャにおけるアクセスネットワーク200の一例を示す図である。この例では、アクセスネットワーク200は、いくつかのセルラー領域(セル)202に分割される。1つまたは複数のより低い電力クラスのeNB208は、セル202のうちの1つまたは複数と重複するセルラー領域210を有し得る。より低い電力クラスのeNB208は、フェムトセル(たとえば、ホームeNB(HeNB))、ピコセル、マイクロセル、またはリモートラジオヘッド(RRH:remote radio head)であり得る。マクロeNB204は各々、それぞれのセル202に割り当てられ、セル202中のすべてのUE206にEPC110へのアクセスポイントを与えるように構成される。アクセスネットワーク200のこの例には集中コントローラはないが、代替構成では集中コントローラが使用され得る。eNB204は、無線ベアラ制御、承認制御、モビリティ制御、スケジューリング、セキュリティ、およびサービングゲートウェイ116への接続性を含む、すべての無線関係機能を担当する。
【0015】
[0033]アクセスネットワーク200によって採用される変調および多元接続方式は、展開されている特定の電気通信規格に応じて異なり得る。LTE適用例では、周波数分割複信(FDD:frequency division duplexing)と時分割複信(TDD:time division duplexing)の両方をサポートするために、OFDMがDL上で使用され、SC−FDMAがUL上で使用される。当業者なら以下の詳細な説明から容易に諒解するように、本明細書で提示する様々な概念は、LTE適用例に好適である。ただし、これらの概念は、他の変調および多元接続技法を採用する他の電気通信規格に容易に拡張され得る。例として、これらの概念は、エボリューションデータオプティマイズド(EV−DO:Evolution-Data Optimized)またはウルトラモバイルブロードバンド(UMB:Ultra Mobile Broadband)に拡張され得る。EV−DOおよびUMBは、CDMA2000規格ファミリーの一部として第3世代パートナーシッププロジェクト2(3GPP2:3rd Generation Partnership Project 2)によって公表されたエアインターフェース規格であり、CDMAを利用して移動局にブロードバンドインターネットアクセスを提供する。これらの概念はまた、広帯域CDMA(W−CDMA(登録商標))、ならびにTD−SCDMA、TDMAを採用するモバイル通信用グローバルシステム(GSM(登録商標):Global System for Mobile Communications)、発展型UTRA(E−UTRA:Evolved UTRA)、IEEE802.11(Wi−Fi(登録商標))、IEEE802.16(WIMAX(登録商標))、IEEE802.20、およびOFDMAを採用するFlash−OFDMなど、CDMAの他の変形態を採用するユニバーサル地上波無線アクセス(UTRA:Universal Terrestrial Radio Access)に拡張され得る。UTRA、E−UTRA、UMTS、LTEおよびGSMは、3GPP団体からの文書に記載されている。CDMA2000およびUMBは、3GPP2団体からの文書に記載されている。採用される実際のワイヤレス通信規格および
多元接続技術は、特定の適用例およびシステムに課された全体的な設計制約に依存することになる。
【0016】
[0034]eNB204は、MIMO技術をサポートする複数のアンテナを有し得る。MIMO技術の使用により、eNB204は、空間多重化、ビームフォーミング、および送信ダイバーシティをサポートするために空間領域を活用することが可能になる。空間多重化は、データの異なるストリームを同じ周波数上で同時に送信するために使用され得る。データストリームは、データレートを増加させるために単一のUE206に送信されるか、または全体的なシステム容量を増加させるために複数のUE206に送信され得る。これは、各データストリームを空間的にプリコードし(すなわち、振幅および位相のスケーリングを適用し)、次いでDL上で複数の送信アンテナを通して空間的にプリコードされた各ストリームを送信することによって達成される。空間的にプリコードされたデータストリームは、異なる空間シグナチャとともに(1つまたは複数の)UE206に到着し、これにより、(1つまたは複数の)UE206の各々がそのUE206に宛てられた1つまたは複数のデータストリームを復元することが可能になる。UL上で、各UE206は、空間的にプリコードされたデータストリームを送信し、これにより、eNB204は、空間的にプリコードされた各データストリームのソースを識別することが可能になる。
【0017】
[0035]空間多重化は、概して、チャネル状態が良好であるときに使用される。チャネル状態があまり良好でないときは、送信エネルギーを1つまたは複数の方向に集中させるためにビームフォーミングが使用され得る。これは、複数のアンテナを通して送信するためのデータを空間的にプリコードすることによって達成され得る。セルのエッジにおいて良好なカバレージを達成するために、送信ダイバーシティと組み合わせてシングルストリームビームフォーミング送信が使用され得る。
【0018】
[0036]以下の詳細な説明では、DL上でOFDMをサポートするMIMOシステムを参照しながらアクセスネットワークの様々な態様について説明する。OFDMは、OFDMシンボル内のいくつかのサブキャリアを介してデータを変調するスペクトル拡散技法である。サブキャリアは正確な周波数で離間する。離間は、受信機がサブキャリアからデータを復元することを可能にする「直交性(orthogonality)」を与える。時間領域では、OFDMシンボル間干渉をなくすために、ガードインターバル(たとえば、サイクリックプレフィックス)が各OFDMシンボルに追加され得る。ULは、高いピーク対平均電力比(PAPR:peak-to-average power ratio)を補償するために、SC−FDMAをDFT拡散OFDM信号の形態で使用し得る。
【0019】
[0037]
図3は、LTEにおけるDLフレーム構造の一例を示す
図300である。フレーム(10ms)は、等しいサイズの10個のサブフレームに分割され得る。各サブフレームは、2つの連続するタイムスロットを含み得る。2つのタイムスロットを表すためにリソースグリッドが使用され得、各タイムスロットはリソースブロックを含む。リソースグリッドは複数のリソース要素(RE:resource element)に分割される。LTEでは、リソースブロックは、周波数領域中に12個の連続するサブキャリアを含んでおり、各OFDMシンボル中のノーマルサイクリックプレフィックスについて、時間領域中に7個の連続するOFDMシンボル、または84個のリソース要素を含んでいる。拡張サイクリックプレフィックスについて、リソースブロックは、時間領域中に6個の連続するOFDMシンボルを含んでおり、72個のリソース要素を有する。R302、304として示されるリソース要素のいくつかは、DL基準信号(DL−RS:DL reference signal)を含む。DL−RSは、(共通RSと呼ばれることもある)セル固有RS(CRS:Cell-specific RS)302と、UE固有RS(UE−RS:UE-specific RS)304とを含む。UE−RS304は、対応する物理DL共有チャネル(PDSCH:physical DL shared channel)がマッピングされるリソースブロック上のみで送信される。各リソース要素によって搬送されるビット数は変調方式に依存する。したがって、UEが受信するリソースブロックが多いほど、また変調方式が高いほど、UEのデータレートは高くなる。
【0020】
[0038]
図4は、LTEにおけるULフレーム構造の例を示す
図400である。ULのための利用可能なリソースブロックは、データセクションと制御セクションとに区分され得る。制御セクションは、システム帯域幅の2つのエッジにおいて形成され得、構成可能なサイズを有し得る。制御セクション中のリソースブロックは、制御情報を送信するためにUEに割り当てられ得る。データセクションは、制御セクション中に含まれないすべてのリソースブロックを含み得る。ULフレーム構造は、データセクション中の連続するサブキャリアのすべてを単一のUEに割り当てることを可能にし得る連続サブキャリアを含むデータセクションを生じる。
【0021】
[0039]UEには、eNBに制御情報を送信するために、制御セクション中のリソースブロック410a、410bが割り当てられ得る。UEには、eNBにデータを送信するために、データセクション中のリソースブロック420a、420bも割り当てられ得る。UEは、制御セクション中の割り当てられたリソースブロック上の物理UL制御チャネル(PUCCH:physical UL control channel)中で制御情報を送信し得る。UEは、データセクション中の割り当てられたリソースブロック上の物理UL共有チャネル(PUSCH:physical UL shared channel)中でデータのみまたはデータと制御情報の両方を送信し得る。UL送信は、サブフレームの両方のスロットにわたり得、周波数上でホッピングし得る。
【0022】
[0040]初期システムアクセスを実行し、物理ランダムアクセスチャネル(PRACH:physical random access channel)430中でUL同期を達成するためにリソースブロックのセットが使用され得る。PRACH430は、ランダムシーケンスを搬送し、いかなるULデータ/シグナリングも搬送することができない。各ランダムアクセスプリアンブルは、6つの連続するリソースブロックに対応する帯域幅を占有する。開始周波数はネットワークによって指定される。すなわち、ランダムアクセスプリアンブルの送信は、ある時間リソースおよび周波数リソースに制限される。周波数ホッピングはPRACHにはない。PRACH試みは単一のサブフレーム(1ms)中でまたは少数の連続サブフレームのシーケンス中で搬送され、UEは、フレーム(10ms)ごとに単一のPRACH試みだけを行うことができる。
【0023】
[0041]
図5は、LTEにおけるユーザプレーンおよび制御プレーンのための無線プロトコルアーキテクチャの一例を示す
図500である。UEおよびeNBのための無線プロトコルアーキテクチャは、レイヤ1と、レイヤ2と、レイヤ3との3つのレイヤとともに示されている。レイヤ1(L1レイヤ)は最下位レイヤであり、様々な物理レイヤ信号処理機能を実装する。L1レイヤを本明細書では物理レイヤ506と呼ぶ。レイヤ2(L2レイヤ)508は、物理レイヤ506の上にあり、物理レイヤ506を介したUEとeNBとの間のリンクを担当する。
【0024】
[0042]ユーザプレーンでは、L2レイヤ508は、ネットワーク側のeNBにおいて終端される、媒体アクセス制御(MAC:media access control)サブレイヤ510と、無線リンク制御(RLC:radio link control)サブレイヤ512と、パケットデータコンバージェンスプロトコル(PDCP:packet data convergence protocol)514サブレイヤとを含む。図示されていないが、UEは、ネットワーク側のPDNゲートウェイ118において終端されるネットワークレイヤ(たとえば、IPレイヤ)と、接続の他端(たとえば、ファーエンドUE、サーバなど)において終端されるアプリケーションレイヤとを含むL2レイヤ508の上にいくつかの上位レイヤを有し得る。
【0025】
[0043]PDCPサブレイヤ514は、異なる無線ベアラと論理チャネルとの間で多重化を行う。PDCPサブレイヤ514はまた、無線送信オーバーヘッドを低減するために上位レイヤデータパケットのヘッダ圧縮と、データパケットを暗号化することによるセキュリティと、UEに対するeNB間のハンドオーバサポートとを与える。RLCサブレイヤ512は、上位レイヤデータパケットのセグメンテーションおよび再統合と、紛失データパケットの再送信と、ハイブリッド自動再送要求(HARQ:hybrid automatic repeat request)による、順序が乱れた受信を補正するデータパケットの並べ替えとを行う。MACサブレイヤ510は、論理チャネルとトランスポートチャネルとの間の多重化を行う。MACサブレイヤ510はまた、UEの間で1つのセル中の様々な無線リソース(たとえば、リソースブロック)を割り振ることを担当する。MACサブレイヤ510はまたHARQ動作を担当する。
【0026】
[0044]制御プレーンでは、UEおよびeNBのための無線プロトコルアーキテクチャは、制御プレーンのためのヘッダ圧縮機能がないことを除いて、物理レイヤ506およびL2レイヤ508について実質的に同じである。制御プレーンはまた、レイヤ3(L3レイヤ)中に無線リソース制御(RRC:radio resource control)サブレイヤ516を含む。RRCサブレイヤ516は、無線リソース(すなわち、無線ベアラ)を取得することと、eNBとUEとの間のRRCシグナリングを使用して下位レイヤを構成することとを担当する。
【0027】
[0045]
図6は、アクセスネットワーク中でUE650と通信しているeNB610のブロック図である。DLでは、コアネットワークからの上位レイヤパケットが、コントローラ/プロセッサ675に与えられる。コントローラ/プロセッサ675は、L2レイヤの機能を実装する。DLでは、コントローラ/プロセッサ675は、様々な優先度メトリックに基づいてヘッダ圧縮と、暗号化と、パケットのセグメント化および並べ替えと、論理チャネルとトランスポートチャネルとの間の多重化と、UE650への無線リソース割振りとを行う。コントローラ/プロセッサ675はまた、HARQ動作と、紛失パケットの再送信と、UE650へのシグナリングとを担当する。
【0028】
[0046]送信(TX)プロセッサ616は、L1レイヤ(すなわち、物理レイヤ)のための様々な信号処理機能を実装する。信号処理機能は、UE650における前方誤り訂正(FEC:forward error correction)と、様々な変調方式(たとえば、2位相シフトキーイング(BPSK:binary phase-shift keying)、4位相シフトキーイング(QPSK:quadrature phase-shift keying)、M位相シフトキーイング(M−PSK:M-phase-shift keying)、多値直交振幅変調(M−QAM:M-quadrature amplitude modulation))に基づく信号コンスタレーションへのマッピングとを可能にするために、コーディングとインターリービングとを含む。コーディングされ変調されたシンボルは、次いで並列ストリームに分割される。各ストリームは、次いでOFDMサブキャリアにマッピングされ、時間領域および/または周波数領域中で基準信号(たとえば、パイロット)と多重化され、次いで逆高速フーリエ変換(IFFT)を使用して互いに合成されて、時間領域OFDMシンボルストリームを搬送する物理チャネルが生成される。OFDMストリームは、複数の空間ストリームを生成するために空間的にプリコーディングされる。チャネル推定器674からのチャネル推定値は、コーディングおよび変調方式を判断するために、ならびに空間処理のために使用され得る。チャネル推定値は、UE650によって送信される基準信号および/またはチャネル状態フィードバックから導出され得る。各空間ストリームは、次いで、別個の送信機618TXを介して異なるアンテナ620に与えられる。各送信機618TXは、送信のためにそれぞれの空間ストリームでRFキャリアを変調する。
【0029】
[0047]UE650において、各受信機654RXは、それのそれぞれのアンテナ652を通して信号を受信する。各受信機654RXは、RFキャリア上に変調された情報を復元し、受信(RX)プロセッサ656に情報を与える。RXプロセッサ656は、L1レイヤの様々な信号処理機能を実装する。RXプロセッサ656は、UE650に宛てられた任意の空間ストリームを復元するために、情報に対して空間処理を実行する。複数の空間ストリームがUE650に宛てられた場合、それらはRXプロセッサ656によって単一のOFDMシンボルストリームに合成され得る。RXプロセッサ656は、次いで高速フーリエ変換(FFT)を使用してOFDMシンボルストリームを時間領域から周波数領域に変換する。周波数領域信号は、OFDM信号のサブキャリアごとに別々のOFDMシンボルストリームを備える。各サブキャリア上のシンボルと、基準信号とは、eNB610によって送信される、可能性が最も高い信号コンスタレーションポイントを判断することによって復元され、復調される。これらの軟判定は、チャネル推定器658によって計算されるチャネル推定値に基づき得る。軟判定は、次いで、物理チャネル上でeNB610によって最初に送信されたデータおよび制御信号を復元するために復号され、デインターリーブされる。データおよび制御信号は、次いでコントローラ/プロセッサ659に与えられる。
【0030】
[0048]コントローラ/プロセッサ659はL2レイヤを実装する。コントローラ/プロセッサは、プログラムコードとデータとを記憶するメモリ660に関連し得る。メモリ660はコンピュータ可読媒体と呼ばれることがある。ULでは、コントローラ/プロセッサ659は、コアネットワークからの上位レイヤパケットを復元するために、トランスポートチャネルと論理チャネルとの間の多重分離と、パケットリアセンブリと、復号(decipher)と、ヘッダ復元(decompression)と、制御信号処理とを行う。上位レイヤパケットは、次いで、L2レイヤの上のすべてのプロトコルレイヤを表すデータシンク662に与えられる。また、様々な制御信号がL3処理のためにデータシンク662に与えられ得る。コントローラ/プロセッサ659はまた、HARQ動作をサポートするために肯定応答(ACK)および/または否定応答(NACK)プロトコルを使用した誤り検出を担当する。
【0031】
[0049]ULでは、データソース667は、コントローラ/プロセッサ659に上位レイヤパケットを与えるために使用される。データソース667は、L2レイヤの上のすべてのプロトコルレイヤを表す。eNB610によるDL送信に関して説明した機能と同様に、コントローラ/プロセッサ659は、ヘッダ圧縮と、暗号化と、パケットのセグメント化および並べ替えと、eNB610による無線リソース割振りに基づいた論理チャネルとトランスポートチャネルとの間の多重化とを行うことによって、ユーザプレーンおよび制御プレーンのためのL2レイヤを実装する。コントローラ/プロセッサ659はまた、HARQ動作、紛失パケットの再送信、およびeNB610へのシグナリングを担当する。
【0032】
[0050]eNB610によって送信される基準信号またはフィードバックからの、チャネル推定器658によって導出されるチャネル推定値は、適切な符号化および変調方式を選択することと、空間処理を可能にすることとを行うために、TXプロセッサ668によって使用され得る。TXプロセッサ668によって生成される空間ストリームは、別個の送信機654TXを介して異なるアンテナ652に与えられる。各送信機654TXは、送信のためにそれぞれの空間ストリームでRFキャリアを変調する。
【0033】
[0051]UL送信は、UE650における受信機機能に関して説明した方法と同様の方法でeNB610において処理される。各受信機618RXは、そのそれぞれのアンテナ620を通して信号を受信する。各受信機618RXは、RFキャリア上で変調された情報を復元し、RXプロセッサ670に情報を与える。RXプロセッサ670はL1レイヤを実装し得る。
【0034】
[0052]コントローラ/プロセッサ675はL2レイヤを実装する。コントローラ/プロセッサ675は、プログラムコードとデータとを記憶するメモリ676に関連し得る。メモリ676は、コンピュータ可読媒体と呼ばれることがある。ULでは、コントローラ/プロセッサ675は、UE650からの上位レイヤパケットを復元するために、トランスポートチャネルと論理チャネルとの間の多重分離と、パケットリアセンブリと、復号と、ヘッダ復元と、制御信号処理とを行う。コントローラ/プロセッサ675からの上位レイヤパケットはコアネットワークに与えられ得る。コントローラ/プロセッサ675はまた、HARQ動作をサポートするためにACKおよび/またはNACKプロトコルを使用した誤り検出を担当する。
【0035】
[0053]
図7は、異種ネットワーク中の範囲拡大セルラー領域を示す
図700である。RRH710bなどのより低い電力クラスのeNBは、RRH710bとマクロeNB710aとの間の拡張セル間干渉協調と、UE720によって実行される干渉消去とを通して、セルラー領域702から拡大された範囲拡大セルラー領域703を有し得る。拡張セル間干渉協調において、RRH710bは、マクロeNB710aからUE720の干渉状態に関する情報を受信する。この情報により、RRH710bは、範囲拡大セルラー領域703中のUE720をサービスし、UE720が範囲拡大セルラー領域703に入るとき、マクロeNB710aからのUE720のハンドオフを受け入れることが可能になる。
【0036】
[0054]LTEのコンテキストでは、UEは、キャリアアグリゲーション(CA:carrier aggregation)のために最高5つのコンポーネントキャリア(CC:component carrier)を扱うように構成され得、ここで、コンポーネントキャリアのうちの1つが1次CC(PCC:primary CC)に指定され、残りのコンポーネントキャリアは2次CC(SCC:secondary CC)と呼ばれる。CAを用いるUEのためにクロスキャリアスケジューリングがサポートされ得、ここで、PCCまたはSCCであり得る(スケジューリングCC(scheduling CC)とも呼ばれる)異なるCC上の物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)によって、(スケジュールドCC(scheduled CC)とも呼ばれる)SCC上でPDSCHがスケジュールされ得る。この場合、スケジューリングCCとスケジュールドCCの両方のためのダウンリンク制御情報(DCI:downlink control information)中に3ビットクロスキャリアインジケータフィールド(CIF:cross-carrier indicator field)が含まれ得る。スケジューリングCCは、それ自体のためにだけでなく、スケジューリングCCによってクロススケジュールされるCCのためにも、UE固有探索空間を含み得る。2つ以上の異なるCC上でのPDSCH送信のための2つ以上のUE固有探索空間は、各それぞれのCCのために構成されたCIFに応じて変化し得、実際的な場合、2つ以上のCC間の探索空間重複を回避するように設計され得る。
【0037】
[0055]DCIはPDCCH中で搬送され得る。DCIは、UEまたはUEのグループのための送信リソース割当ておよび他の制御情報を含み得る。PDCCHは、サブフレーム中の最初のいくつかのシンボル中にあり、システム帯域幅全体にわたって十分に分散される。PDCCHはPDSCHと時分割多重化される。PDCCHはサブフレーム中で送信され、サブフレームは制御領域とデータ領域とに効果的に分割される。
【0038】
[0056]拡張PDCCH(EPDCCH)は、周波数領域ベースのセル間干渉協調を可能にすることができ、キャリア上のEPDCCHの存在はサブフレーム依存であり得、常にすべてのサブフレーム中にEPDCCHが存在するとは限らない。
【0039】
[0057]PDCCHはサブフレーム中の最初のいくつかの制御シンボルを占有するが、EPDCCHは、PDSCHと同様に、サブフレームのデータ領域を占有する。制御チャネル容量の増加、周波数領域セル間干渉協調(ICIC:inter-cell interference coordination)のサポート、制御チャネルリソースの空間再利用の改善、ならびにビームフォーミングおよび/またはダイバーシティのサポートを含む、いくつかの拡張がEPDCCHによって可能にされ得る。その上、EPDCCHは、追加のニューキャリアタイプにおいて、およびマルチキャストブロードキャスト単一周波数ネットワーク(MBSFN:multicast-broadcast single frequency network)のサブフレームにおいて使用され得る。一般に、EPDCCHは、PDCCHから制御情報を取得するように構成されたレガシーUEと同じキャリア上に共存することができる。
【0040】
[0058]いくつかの態様では、EPDCCHの局所送信と分散送信の両方がサポートされる。(復調基準信号「DM−RS:demodulation reference signal」とも呼ばれる)ユーザ機器基準信号(UE−RS:user equipment - reference signal)ベースのePDCCHがサポートされ得る。UE−RSはアンテナポート107、108、109、および110を使用し得るが、PDSCHはアンテナポート7〜14を利用する。
【0041】
[0059]EPDCCHは周波数分割多重化(FDM)に基づき、サブフレームの第1のスロットと第2のスロットの両方にわたる。UEのための処理要件の緩和が達成され得るように、送信時間間隔(TTI:transmission time interval)中に受信可能なトランスポートチャネル(TrCH:transport channel)ビットの最大数に制限がかけられ得る。たとえば、TTI中に受信可能なTrCHビットの最大数への制限は、UE能力に、またはある条件(たとえば、RTT>100μsであるとき)が満たされるかどうかに依存し得る。物理リソースブロック(PRB:physical resource block)ペア内のPDSCHとEPDCCHとの多重化は許容されないことがある。一例では、PRBは、周波数領域中に12個のサブキャリアを備え、時間領域中に1つのタイムスロット(0.5ms)を備える送信リソースのユニットとして構成され得る。
【0042】
[0060]他の信号と衝突するREは、一般にEPDCCHのために使用されない。コーディングチェーンレートマッチングが、セル固有基準信号(CRS)のために、およびニューキャリアタイプ(NCT:new carrier type)上の新しいアンテナポートのために使用され得る。コーディングチェーンレートマッチングはまた、物理ブロードキャストチャネル(PBCH:physical broadcast channel)、ならびにこれらのPRBペア中のEPDCCH送信がサポートされるときのPSSおよび/または2次同期信号(SSS:secondary synchronization signal)のためのレガシー制御領域(PDSCH開始位置までの領域)のために使用され得る。コーディングチェーンレートマッチングはまた、EPDCCHを受信するUEのために構成された0電力(ZP:zero power)および非0電力(NZP:non-zero power)チャネル状態情報基準信号(CSI−RS:channel state information reference signal)の周りに使用され得る。
【0043】
[0061]UEが第1のキャリア上でEPDCCH UE探索空間(USS:UE search space)を監視するサブフレームでは、UEは一般に、同じキャリア上でPDCCH USSを監視しない。構成は、特定のサブフレーム中で局所EPDCCH候補が監視されるのか分散EPDCCH候補が監視されるのかを定義し得る。UEはまた、一般に、PDCCH上で共通探索空間(CSS:common search space)を監視する。代替的に、UEは、ePDCCH上のCSSがサブフレーム中で、たとえば、ニューキャリアタイプにおいてサポートされる場合、ePDCCH上でCSSを監視し得る。UEは、サブフレーム中で局所EPDCCH候補と分散EPDCCH候補の両方を監視するように構成され得る。UEがサブフレーム中で局所EPDCCH候補と分散EPDCCH候補の両方を監視するように構成された場合、キャリア上のUSSブラインド復号の総数は増加しないことがある。
【0044】
[0062]EPDCCH USSがUEによってその中で監視されるサブフレームは、ネットワーキング規格によってあらかじめ定義され得る。一例では、ノーマルサイクリックプレフィックス(CP:cyclic prefix)のために0および5の構成をもち、拡張CPのために0および4をもつ非特殊サブフレームでは、EPDCCHはUEによって監視されないことがある。監視されるサブフレームは、上位レイヤシグナリングによっても構成され得る。EPDCCHを監視するために構成されていないサブフレームでは、UEは、PDCCH上でCSSおよび/またはUSSを監視し得る。
【0045】
[0063]UEは、K個のEPDCCHリソースセット(ただしK≧1)、たとえば最高2つのセットで構成され得る。EPDCCHリソースセットはN個のPRBペアのグループとして定義され得、各EPDCCHリソースセットはそれ自体のサイズ(たとえば、2、4または8個のPRBペア)を定義し得る。ブラインド復号試行の総数はKとは無関係であり、UEのための全ブラインド復号試行は、構成されたK個のEPDCCHリソースセットにスプリットされ得る。各EPDCCHリソースセットは、局所ePDCCHのために構成されるか、または分散ePDCCHのために構成され得る。異なる論理EPDCCHセットインデックスをもつEPDCCHリソースセットのPRBペアは、完全に重複するか、部分的に重複することができ、または重複しないことがある。
【0046】
[0064]PDSCH UE−RSのために定義された同じスクランブルシーケンス発生器は、EPDCCH UE−RSのために使用され得る。一例では、ポート107〜110上のEPDCCHのためのUE−RSのスクランブルシーケンス発生器は、次式によって初期化される。
【数1】
【0047】
ただし、c
initは初期化値を表し、n
sは無線フレーム内のスロット番号を表し、Xは候補値を表し、n
SCIDはスクランブリング識別子を表す。たとえば、Xは、セットごとに1つの値ずつ、UE固有上位レイヤシグナリングによって構成され得、第2のセットのためのXのデフォルト値は、第1のセットのための値と同じであり得る。
【0048】
[0065]EPDCCHのために開始シンボルが事前構成され得る。開始シンボルは、セル上で送られるePDCCHのためのOFDM開始シンボルを示すために送信され得る、セルごとの上位レイヤシグナリングによって構成され得、そのセル上のPDSCHはEPDCCHによってスケジュールされ得る。開始シンボルが与えられない場合、EPDCCHと、EPDCCHによってスケジュールされるPDSCHとの開始OFDMシンボルは、一般に物理制御フォーマットインジケータチャネル(PCFICH:physical control format indicator channel)から導出される。OFDM開始シンボルの単一の値は、2つのセットが構成されたとき、両方のEPDCCHリソースセットに適用可能であり得る。代替的に、OFDM開始シンボルは、K個のEPDCCHリソースセットの各々のために別々に構成され得る。
【0049】
[0066]EPDCCHとともに擬似コロケーション(QCL:quasi-collocation)が使用され得る。UEは上位レイヤシグナリングによって構成され得、EPDCCH UE−RSとして擬似コロケーション仮定を示すためにQCL−CSI−RS−インデックスが送信され得る。QCL−CSI−RS−インデックスはEPDCCHリソースセットごとに構成され得る。シグナリングが与えられたとき、EPDCCHリソースセット内のすべてのEPDCCH UE−RSポートが、遅延拡散、ドップラー拡散、ドップラー偏移、および/または平均遅延に関してQCL−CSI−RS−インデックスによって示されたCSI−RSリソースと擬似コロケートされると仮定され得ることを除いて、EPDCCH UE−RSポートは、一般にいずれかのRSポートと擬似コロケートされるとは仮定されないことがある。QCL−CSI−RS−インデックスは、多地点協調(CoMP)測定セットからの非0電力CSI−RSリソースに対応することに留意されたい。
【0050】
[0067]シグナリングが与えられないとき、すべてのEPDCCH UE−RSポートは、遅延拡散、ドップラー拡散、ドップラー偏移、および/または平均遅延に関してサービングセルのためのCRSと擬似コロケートされると仮定され得る。
【0051】
[0068]EPDCCHは拡張制御チャネル要素(eCCE:enhanced control channel element)上で送信される。eCCEは、分散送信と局所送信とにおいてN個拡張リソース要素グループ(eREG:enhanced resource element group)によって形成され得る。(ノーマルCPをもつ)ノーマルサブフレームまたは(ノーマルCPをもつ)特殊サブフレーム構成3、4、8では、Nは4に設定され得る。たとえば、Nが4に設定されたとき、局所送信においてPRBペアごとに4つのeCCEが使用される。(ノーマルCPをもつ)特殊サブフレーム構成1、2、6、7、9、(拡張CPをもつ)ノーマルサブフレーム、および(拡張CPをもつ)特殊サブフレーム構成1、2、3、5、6では、Nは8に設定され得る。たとえば、Nが8に設定されたとき、局所送信においてPRBペアごとに2つのeCCEが使用される。
【0052】
[0069](ノーマルCPをもつ)ノーマルサブフレームまたは(ノーマルCPをもつ)特殊サブフレーム構成3、4、8では、PRBペア中の利用可能なREがX
threshよりも少ない場合、EPDCCHのためにサポートされるアグリゲーションレベルは、局所ePDCCHのための2、4、8(作業仮定:実現可能な探索空間設計に従う16)と、分散ePDCCHのための2、4、8、16(作業仮定:実現可能な探索空間設計に従う32)とを含む。すべての他の場合、サポートされるアグリゲーションレベルは、局所ePDCCHのための1、2、4(作業仮定:実現可能な探索空間設計に従う8)と、分散ePDCCHのための1、2、4、8(作業仮定:実現可能な探索空間設計に従う16)とを含む。
【0053】
[0070]X
threshと比較するために使用される利用可能なREの数、すなわち、X
thresh=104であるときにEPDCCHのためにサポートされるアグリゲーションレベルは、他のUEのためのCSI−RS構成ではなく、UE固有CSI−RS構成を考慮することによってUEの観点から計数される。CCごとのEPDCCH USSブラインド復号の総数は、一般に、UL MIMOの構成に応じて32または48である。
【0054】
[0071]PDCCHとともにキャリアアグリゲーションが使用されるとき、CSSは、一般にPCC上でのみ定義される。SCCなど、他のCCのシステム情報は専用シグナリングを介して搬送され得る。クロスキャリアシグナリングが関与しない場合、UE固有探索空間が適用され得る。
【0055】
[0072]クロスキャリアシグナリングが採用されたとき、PDCCH CCとPDSCH/PUSCH CCは異なり得る。1つの上位レイヤ構成PDCCH CCがPDSCH/PUSCH CCをスケジュールし得る。ペアになったPDSCH CCとPUSCH CCは、一般に、異なるPDCCH CCからではなく、常に同じPDCCH CCからスケジュールされる。
【0056】
[0073]必要とされるDCIおよびPDCCHフォーマット、PDCCHスクランブル、変調、プリコーディングおよびレイヤマッピングに従って、DCIメッセージが生成され、チャネルコーディングされ得る。得られたシンボルは、REGおよび/または制御チャネル要素(CCE:control channel element)を備え得るRE上にマッピングされ得る。UEは、PDCCHを監視し、他のUEに関連する情報からそれ自体の制御情報を抽出する。詳細な制御チャネル構造は一般にUEに与えられず、UEは、制御領域のブラインド復号を試み得る。
【0057】
[0074]CC上のPDCCHは、一般に同じCC上でPDSCHとPUSCHとをスケジュールしなければならない。その結果、クロスキャリアスケジューリング下のPDCCH CCは2つ以上のUE固有探索空間を有し得る。2つ以上のUE固有探索空間は従来の方法で導出され得、さらに3ビットCIFに応じて変化し得る。UE固有探索空間は、重複することも重複しないこともある。CAシステムでは、クロスキャリアスケジューリングは、異なるCC上で送信されるPDCCHからのSCC上にリソースをスケジュールするために使用される。PDCCH上のCIFは、スケジュールされたリソースがどのキャリア上に位置するかを示す。
【0058】
[0075]
図8に、クロスキャリアスケジューリングにおけるUE固有探索空間を示す。
図8の構成では、特定のアグリゲーションレベル(1/2/4/8)が仮定される。UEは、UEが、制御チャネルの数と、各制御チャネルがマッピングされたCCEの数とを含む、詳細な制御チャネル構造に気づいていないとき、ブラインド復号を実行するように要求される。ブラインド復号の最大数は、CCの数とともに線形的に増加する。
【0059】
[0076]いくつかの態様は、キャリアアグリゲーションを用いるUEのためにEPDCCHが構成されたとき、クロスキャリアスケジューリングが与えられるシステムおよび方法を提供する。いくつかの態様では、PDCCHをもサポートするCAベースのシステムにおいてEPDCCHが使用される。
【0060】
[0077]いくつかの態様では、UEは、SCCについてEPDCCHを監視しないように構成される。すなわち、SCCは、SCCのためのDLおよびUL送信をスケジュールするためにPDCCHのみに依拠する。この場合、UEが1つまたは複数の他のCCについてEPDCCHを監視するように構成された場合でも、クロスキャリアスケジューリングは構成され得る。言い換えれば、SCCがUEのためにEPDCCHで構成されない場合は、UEが他のCCのためにEPDCCHで構成されるか否かにかかわらず、レガシーPDCCHに基づくクロスキャリアスケジューリングがSCCのためにサポートされなければならない。
【0061】
[0078]一態様では、SCCはEPDCCHで構成され、EPDCCHは、すべてのダウンリンクサブフレーム中に存在するように構成される。一例では、SCCのためのEPDCCHは、特に別のCCがあまり干渉を受けない場合、その別のCC上で送信され得る。この場合、EPDCCHはクロスキャリアスケジューリングの下にあり、3ビットCIFがEPDCCH中に含まれ得る。別の例では、CIFはEPDCCHに与えられず、EPDCCHはSCC上で送信される。別の例では、CIFはEPDCCHに与えられず、EPDCCHはSCC以外のCC上で送信される。
【0062】
[0079]一態様では、SCCはEPDCCHで構成され、EPDCCHは、SCCのためのダウンリンクサブフレームのサブセットのために構成される。一例では、PDCCHはスケジューリングCC上でCIFとともに送信され、EPDCCHはSCC上でCIFなしに送信される。この例では、UEは、SCC上のPDSCH送信に対応する異なるCC上でレガシーPDCCHおよびEPDCCHを監視する必要があり得る。スケジューリングセルのいくつかのサブフレームは、PDCCHを使用する他のCCのためのクロスキャリアスケジューリングを含まないことがあり、このサブフレーム中の3ビットCIFは有用でないことがある。
【0063】
[0080]
図9は、(「CC1」とも呼ばれる)第1のCCと(「CC2」とも呼ばれる)第2のCCとのサブフレームを示す
図900である。
図9の構成では、CC1はスケジューリングCCであり、CC2はスケジュールドCCである。代替的に述べると、CC2は、CC1によってクロスキャリアスケジュールされる。
【0064】
[0081]
図9を参照すると、サブフレーム1において、CC2は、CC1の領域902中で送信されるレガシー制御チャネルおよびCIFを介してクロスキャリアスケジュールされる。たとえば、レガシー制御チャネルはPDCCHであり得、CIFは、CC2に対応する3ビット値(たとえば、「001」)であり得る。サブフレーム2において、CC1は、CC1の領域904中で送信されるレガシー制御チャネルを介してスケジュールされ、CC2は、CC2の領域906中で送信される新しい制御チャネルを介してスケジュールされる。たとえば、レガシー制御チャネルはPDCCHであり得、新しい制御チャネルはEPDCCHであり得る。
【0065】
[0082]一態様では、
図9のサブフレーム1において、CC1は、CC1とCC2の両方のためのUE固有探索空間を含んでいることがあり、CIFは、これらの2つのCCのための探索空間を区別するために必要であり得る。しかしながら、サブフレーム2において、CC1は、CC1のみのためのUE固有探索空間を含んでいることがあり、したがって、CIFは不要であり得る。したがって、リソースを維持するためにサブフレーム1中にはCIFを含んでいるが、サブフレーム2中でCC1のためのDCI中のCIF(たとえば、3ビットCIF)を削除することが可能である。したがって、いくつかの態様では、PDCCHを使用するスケジューリングセル上のサブフレーム中のCIFの存在はサブフレーム依存であり得る。代替的に、CIFは、簡単のためにCC1上のすべてのサブフレーム中に含まれる。
【0066】
[0083]
図10は、CC1とCC2とのサブフレームを示す
図1000である。一態様では、CIFをもつPDCCHと、CIFをもつEPDCCHとが送信され得、PDCCHとEPDCCHの両方のためにクロスキャリアスケジューリングが有効化され得る。
図10の矢印は、所与のダウンリンク制御チャネルによってスケジュールされるCCを示す。たとえば、
図10のサブフレーム1において、CC2は、CC1の領域1002中で送信されるレガシー制御チャネル(たとえば、PDCCH)およびCIFを介してクロスキャリアスケジュールされ得る。サブフレーム2において、CC2は、CC1の領域1004中で送信される新しい制御チャネル(たとえば、EPDCCH)およびCIFを介してクロスキャリアスケジュールされ得る。一態様では、スケジューリングCC(たとえば、
図10のCC1)とスケジュールドCC(たとえば、
図10のCC2)の両方が、同じサブフレーム中のEPDCCH(たとえば、サブフレーム3中のEPDCCH1006)で構成され得る。この例では、これらの2つのCCが、2つのUE固有探索空間(CC1のためのUE固有探索空間およびCC2のためのUE固有探索空間)を定義するために、CC1のために構成された同じEPDCCHリソース構成を共有することが可能である。代替的に、UEは、CC1とCC2とのために2つの別個のEPDCCHリソース構成で構成され得る。いずれの場合も、これらの2つのCCの探索空間重複を回避するために、2つのUE固有探索空間の間の何らかのオフセットが与えられ得る。さらに、CC1のEPDCCHとCC2のEPDCCHとのために、両方とも同じCC(この例ではCC1)上にあるので、同じレートマッチングおよび/または擬似コロケーション動作が指定され得る。
【0067】
[0084]EPDCCHのためにCIFがサポートされるとき、スケジューリングセルとクロスキャリアスケジュールドSCCとのために異なる探索空間が定義され得る。一例では、スケジューリングセルのために指定された1つまたは複数のリソースセットが、スケジューリングセルによってスケジュールされるすべてのCCの間で共有され得る。異なるCCのための探索空間を分離するためにCC固有探索空間オフセットが導入され得る。したがって、EPDCCHが同じCCから送信され、同じQCL仕様が定義され得るという条件で、対応するPDSCHが異なるCC上にあり得る場合でも、QCL定義はCC非依存であり得る。別の例では、スケジューリングCCとスケジュールドCCとのために1つまたは複数の別個のリソースセットが指定される。この例では、何らかのCC固有探索空間オフセットが依然として導入され得、QCL定義が依然としてCC非依存で定義され得る。
【0068】
[0085]一態様では、SCCがUEのためにレガシーPDCCHでクロスキャリアスケジュールされるように構成された場合、EPDCCHは、UEのためのSCC上で構成されないことがある。一態様では、SCCがUEのためにEPDCCHで構成されたとき、レガシーPDCCHを用いたクロスキャリアスケジューリングは、UEのためにSCCについて許容されないことがある。たとえば、SCCは、それがUEのためにEPDCCHで構成された場合、クロスキャリアスケジュールされないことがある。
【0069】
[0086]
図11は、CC1とCC2とのサブフレームを示す
図1100である。
図11を参照すると、CC2(たとえば、SCC)上のサブフレームにおいて、EPDCCHが構成されないとき(たとえば、サブフレーム1)、UEは、代わりに制御領域1102中のPDCCH UE固有探索空間を監視し得る。しかしながら、制御領域1102は、UEの観点から圧倒的なセル間干渉を受け得るので、UEは、代替的に、SCC上でEPDCCHによって構成されないサブフレーム中のPDCCHの監視をスキップし得る。EPDCCHはサブフレーム依存であり得、サブフレームがEPDCCHを有しないとき、UEは代わりにPDCCHを監視し得る。たとえば、
図11のサブフレーム2に関して、UEは、CC1上の領域1104中で送信されるPDCCHを監視し得、CC2上の領域1106中で送信されるEPDCCHを監視し得る。しかしながら、いくつかの態様では、UEは、サブフレーム中の制御を復号することをスキップし得る。UEは、(たとえば、サブフレームが強い干渉を受けるか否かを検出することによって)シグナリングを介してまたは実装を介してサブフレーム中のレガシー制御を監視することをスキップすべきかどうかを判断することができる。
【0070】
[0087]代替態様では、クロスキャリアスケジューリングはEPDCCHのために使用され得る。SCCのためのEPDCCHのためにクロスキャリアスケジューリングが採用されるとき、SCCのためのPDCCHとEPDCCHとは、クロスキャリアスケジューリングに関して同じに扱われ得る。たとえば、EPDCCHおよびPDCCHは、同じCIF定義を有し得、クロスキャリアスケジュールドSCCのためのクロスキャリアスケジューリングを有効化/無効化する同じシグナリングの下にあり得る。スケジュールドSCCのためのPDCCHとEPDCCHの両方は同じスケジューリングCC上で送信され得る。たとえば、
図10を参照すると、CC2は、CC1の制御領域1002中で送信されるPDCCHおよびCIFを介してサブフレーム1においてクロスキャリアスケジュールされ得る。そのような例では、CIFは、CC2に対応する3ビット値であり得る。サブフレーム2では、CC2は、CC1の領域1004中で送信されるEPDCCHおよびCIFを介してクロスキャリアスケジュールされ得る。そのような例では、サブフレーム2中のEPDCCHを介してCC2をクロスキャリアスケジュールするために使用されるCIFは、サブフレーム1中のPDCCHを介してCC2をクロスキャリアスケジュールするために使用されるCC2に対応する同じ3ビット値であり得る。
【0071】
[0088]
図12は、ワイヤレス通信の方法のフローチャート1200を含む。本方法はUEによって実行され得る。
【0072】
[0089]ステップ1202において、UEは、第1のコンポーネントキャリアと第2のコンポーネントキャリアとを受信する。第1のコンポーネントキャリアは、第1のコンポーネントキャリアに対応する第1の制御チャネルを含み得、第2のコンポーネントキャリアに対応する第2の制御チャネルとキャリア指示情報とをさらに含み得る。他の態様では、UEは、より大きい数のコンポーネントキャリアを受信し得る。
【0073】
[0090]第2の制御チャネルは、いくつかのタイプの制御チャネルのうちの1つであり得る。たとえば、第2の制御チャネルは、レガシータイプの制御チャネル(たとえば、PDCCH)または新しいタイプの制御チャネル(たとえば、EPDCCH)であり得る。第2のコンポーネントキャリアに対応する(「CIF」とも呼ばれる)キャリア指示情報の値は、これらのいくつかのタイプの制御チャネルをサポートし得る。一態様では、キャリア指示情報の値は、第1のタイプの制御チャネルと第2のタイプの制御チャネルの両方のための第2のコンポーネントキャリアを識別する。たとえば、第2のコンポーネントキャリアに対応するキャリア指示情報は3ビット値(たとえば、「001」)として表され得、そのような3ビット値は、制御チャネルがレガシータイプの制御チャネル(たとえば、PDCCH)または新しいタイプの制御チャネル(たとえば、EPDCCH)であるときに採用され得る。一態様では、第2のコンポーネントキャリアに対応するキャリア指示情報の値は、RRC構成に基づいて第2の制御チャネル中に含まれ得る。
【0074】
[0091]一態様では、第2の制御チャネルは、第1のサブフレーム中の第1のタイプの制御チャネルであり得、第2のサブフレーム中の第2のタイプの制御チャネルであり得る。たとえば、
図10を参照すると、第2の制御チャネルは、サブフレーム1中の領域1002中で受信されるPDCCHであり得、サブフレーム2中の領域1004中で受信されるEPDDCHであり得る。
【0075】
[0092]一態様では、第1の制御チャネルは、第1のコンポーネントキャリアに対応するキャリア指示情報を含み得る。そのような態様では、第1のコンポーネントキャリアに対応するキャリア指示情報の値が、第1のタイプの制御チャネルと第2のタイプの制御チャネルの両方のための第1のコンポーネントキャリアを識別する。
【0076】
[0093]一態様では、第1のコンポーネントキャリアは1次コンポーネントキャリアとして構成され、第2のコンポーネントキャリアは2次コンポーネントキャリアとして構成され得る。別の態様では、第1のコンポーネントキャリアは第1の2次コンポーネントキャリアとして構成され、第2のコンポーネントキャリアは第2の2次コンポーネントキャリアとして構成され得る。
【0077】
[0094]ステップ1204において、UEは、第2の制御チャネルのために構成されたUE固有探索空間を監視する。
【0078】
[0095]ステップ1206において、第1の制御チャネルと第2の制御チャネルとがEPDCCHであり、リソースの共通セットが第1の制御チャネルと第2の制御チャネルとのために構成されたとき、UEは、第1の制御チャネルのために構成された第1の探索空間と、第2の制御チャネルのために構成された第2の探索空間とを監視する。第1の探索空間と第2の探索空間とはリソースの共通セットを共有し得る。一態様では、第1の探索空間と第2の探索空間との間でオフセットが構成される。
【0079】
[0096]ステップ1208において、UEは、第1の制御チャネルと第2の制御チャネルとを処理する。たとえば、UEは、第1の制御チャネルと第2の制御チャネルとの中に含まれる制御情報を判断するために第1の制御チャネルと第2の制御チャネルとを復号することによって、第1の制御チャネルと第2の制御チャネルとを処理し得る。
【0080】
[0097]
図12において点線で示されたステップ1204および1206は随意の代替ステップを表すことを理解されたい。たとえば、一態様では、ステップ1202、1204、および1208は、ステップ1206を実行することなしに実行され得る。別の例として、一態様では、ステップ1202、1206、および1208は、ステップ1204を実行することなしに実行され得る。
【0081】
[0098]
図13は、ワイヤレス通信の方法のフローチャート1300を含む。本方法はUEによって実行され得る。
【0082】
[0099]ステップ1302において、UEは、ワイヤレスアクセスネットワーク中のUEにおいて複数のコンポーネントキャリアの構成を受信する。複数のコンポーネントキャリアのうちの少なくとも1つは1次コンポーネントキャリアとして構成され得、複数のコンポーネントキャリアのうちの少なくとも1つは2次コンポーネントキャリアとして構成され得る。複数のコンポーネントキャリアのうちの少なくとも1つは2次コンポーネントキャリアであり得る。
【0083】
[0100]ステップ1304において、UEは、制御チャネルのタイプに基づいて、複数のコンポーネントキャリアのうちの少なくとも1つのためにクロスキャリアスケジューリングがサポートされるかどうかを判断する。クロスキャリアスケジューリングがサポートされるかどうかを判断することは、セルから受信されたシグナリングに基づき得る。
【0084】
[0101]ステップ1306において、UEは、上記判断に基づいて、複数のコンポーネントキャリアのうちの少なくとも1つについて制御チャネルを監視する。
【0085】
[0102]いくつかの態様では、UEは、クロスキャリアスケジューリングがサポートされると判断されたとき、制御チャネルを使用して送信されるダウンリンク制御情報中に含まれるCIFを判断する。
【0086】
[0103]いくつかの態様では、制御チャネルのタイプは、レガシーPDCCHとePDCCHとのうちの少なくとも1つである。複数のコンポーネントキャリアのうちの少なくとも1つについて、レガシーPDCCHのためにクロスキャリアスケジューリングがサポートされると判断され得、EPDCCHのためにクロスキャリアスケジューリングがサポートされないと判断され得る。EPDCCHが複数のコンポーネントキャリアのうちの少なくとも1つについて構成されない場合のみ、クロスキャリアスケジューリングは、複数のコンポーネントキャリアのうちの少なくとも1つについてレガシーPDCCHのためにサポートされると判断され得る。クロスキャリアスケジューリングは、複数のコンポーネントキャリアのうちの少なくとも1つについてレガシーPDCCHのためにサポートされると判断され得、レガシーPDCCHは異なるコンポーネントキャリア上で送信され得る。EPDCCHは、複数のコンポーネントキャリアのうちの少なくとも1つについてサポートされ得、複数のコンポーネントキャリアのうちの少なくとも1つ上で送信され得る。
【0087】
[0104]いくつかの態様では、クロスキャリアスケジューリングは、複数のコンポーネントキャリアのうちの少なくとも1つについてレガシーPDCCHとEPDCCHの両方のためにサポートされると判断され得る。複数のコンポーネントキャリアのうちの少なくとも1つについてのクロスキャリアスケジューリングは、レガシーPDCCHとEPDCCHとのための共通定義を共有し得る。共通定義は、クロスキャリア指示フィールドの定義と、クロスキャリアスケジューリングを有効化または無効化するためのシグナリングと、複数のコンポーネントキャリアのうちの少なくとも1つについてレガシーPDCCHとEPDCCHとを送信するための同じコンポーネントキャリアとのうちの少なくとも1つを含み得る。複数のコンポーネントキャリア中のコンポーネントキャリアは、2つ以上のコンポーネントキャリアのEPDCCHのための探索空間を含んでいることがある。探索空間は、EPDCCHのために構成された共通リソースセットを共有し得る。探索空間は別々に構成されたリソースセットを有し得る。2つ以上のコンポーネントキャリアのためのEPDCCHは、共通レートマッチング動作と擬似コロケーション動作とのうちの少なくとも1つを共有し得る。
【0088】
[0105]いくつかの態様では、ここにおいて、EPDCCHが複数のコンポーネントキャリアのうちの少なくとも1つについて構成され得、クロスキャリアスケジューリングは、複数のコンポーネントキャリアのうちの少なくとも1つについてレガシーPDCCHとEPDCCHの両方のためにサポートされないと判断され得る。EPDCCHは、ダウンリンクサブフレームのサブセットについて複数のコンポーネントキャリアのうちの少なくとも1つ上で構成され得る。EPDCCHが構成されないときのサブフレームでは、UEは、サブフレーム中でレガシーPDCCHを監視することをスキップする。
【0089】
[0106]いくつかの態様では、制御チャネルを監視することは、共通探索空間とUE固有探索空間とのうちの少なくとも1つを監視することをさらに備える。
【0090】
[0107]
図14は、例示的な装置1402中の異なるモジュール/手段/構成要素間のデータフローを示す概念データフロー
図1400である。本装置はUEであり得る。本装置は、第1のコンポーネントキャリアと第2のコンポーネントキャリアとを受信するモジュール1404と、第2の制御チャネルのために構成されたUE固有探索空間を監視し、第1の制御チャネルのために構成された第1の探索空間と第2の制御チャネルのために構成された第2の探索空間とを監視するモジュール1406と、第1のコンポーネントキャリアと第2のコンポーネントキャリアとのうちの少なくとも1つのためにクロスキャリアスケジューリングがサポートされるかどうかを判断するモジュール1408と、第1および/または第2の制御チャネルを処理するモジュール1410と、ワイヤレスネットワーク(たとえば、eNB1450)に送信を送るモジュール1412とを含む。
【0091】
[0108]本装置は、
図12および
図13の上述のフローチャート中のアルゴリズムのステップの各々を実行する追加のモジュールを含み得る。したがって、
図12および
図13の上述のフローチャート中の各ステップは1つのモジュールによって実行され得、本装置は、それらのモジュールのうちの1つまたは複数を含み得る。それらのモジュールは、述べられたプロセス/アルゴリズムを行うように特に構成された1つまたは複数のハードウェア構成要素であるか、述べられたプロセス/アルゴリズムを実行するように構成されたプロセッサによって実装されるか、プロセッサによる実装のためにコンピュータ可読媒体内に記憶されるか、またはそれらの何らかの組合せであり得る。
【0092】
[0109]
図15は、処理システム1514を採用する装置1402’のためのハードウェア実装形態の一例を示す
図1500である。処理システム1514は、バス1524によって概略的に表されるバスアーキテクチャを用いて実装され得る。バス1524は、処理システム1514の特定の適用例および全体的な設計制約に応じて、任意の数の相互接続バスおよびブリッジを含み得る。バス1524は、プロセッサ1504、モジュール1404、1406、1408、1410、および1412、ならびにコンピュータ可読媒体1506によって表される、1つまたは複数のプロセッサおよび/またはハードウェアモジュールを含む様々な回路を互いにリンクする。バス1524はまた、タイミングソース、周辺機器、電圧調整器、および電力管理回路など、様々な他の回路をリンクし得るが、これらの回路は当技術分野においてよく知られており、したがって、これ以上説明しない。
【0093】
[0110]処理システム1514はトランシーバ1510に結合され得る。トランシーバ1510は1つまたは複数のアンテナ1520に結合される。トランシーバ1510は、伝送媒体を介して様々な他の装置と通信するための手段を与える。処理システム1514は、コンピュータ可読媒体1506に結合されたプロセッサ1504を含む。プロセッサ1504は、コンピュータ可読媒体1506に記憶されたソフトウェアの実行を含む一般的な処理を担当する。ソフトウェアは、プロセッサ1504によって実行されたとき、処理システム1514に、任意の特定の装置のための上記で説明した様々な機能を実行させる。コンピュータ可読媒体1506はまた、ソフトウェアを実行するときにプロセッサ1504によって操作されるデータを記憶するために使用され得る。処理システムは、モジュール1404、1406、1408、1410、および1412のうちの少なくとも1つをさらに含む。それらのモジュールは、プロセッサ1504中で動作するか、コンピュータ可読媒体1506中に常駐する/記憶されたソフトウェアモジュールであるか、プロセッサ1504に結合された1つまたは複数のハードウェアモジュールであるか、またはそれらの何らかの組合せであり得る。処理システム1514は、UE650の構成要素であり得、メモリ660、および/またはTXプロセッサ668と、RXプロセッサ656と、コントローラ/プロセッサ659とのうちの少なくとも1つを含み得る。
【0094】
[0111]一構成では、ワイヤレス通信のための装置1402/1402’は、第1のコンポーネントキャリアと第2のコンポーネントキャリアとを受信するための手段、第1のコンポーネントキャリアと第2のコンポーネントキャリアとのうちの少なくとも1つのためにクロスキャリアスケジューリングがサポートされるかどうかを判断するための手段と、第2の制御チャネルのために構成されたUE固有探索空間を監視するための手段と、第1の制御チャネルのために構成された第1の探索空間と、第2の制御チャネルのために構成された第2の探索空間とを監視するための手段と、第1の探索空間と第2の探索空間とがリソースの共通セットを共有する、第1の制御チャネルと第2の制御チャネルとを処理するための手段と、ワイヤレスネットワークに送信を送るための手段とを含む。
【0095】
[0112]上述の手段は、上述の手段によって具陳された機能を実行するように構成された、装置1402の上述のモジュールおよび/または装置1402’の処理システム1514のうちの1つまたは複数であり得る。上記で説明したように、処理システム1514は、TXプロセッサ668、RXプロセッサ656、およびコントローラ/プロセッサ659を含み得る。したがって、一構成では、上述の手段は、上述の手段によって具陳された機能を実行するために構成された、TXプロセッサ668、RXプロセッサ656、およびコントローラ/プロセッサ659であり得る。
【0096】
[0113]
図16は、ワイヤレス通信の方法のフローチャート1600を含む。本方法はeNBによって実行され得る。
【0097】
[0114]ステップ1602において、eNBは、第1のコンポーネントキャリアに対応する第1の制御チャネルを含むように、および第2のコンポーネントキャリアに対応する第2の制御チャネルとキャリア指示情報とを含むように、第1のコンポーネントキャリアを構成する。他の態様では、eNBは、より大きい数のコンポーネントキャリアを構成し得る。
【0098】
[0115]第2の制御チャネルは、いくつかのタイプの制御チャネルのうちの1つであり得る。たとえば、第2の制御チャネルは、レガシータイプの制御チャネル(たとえば、PDCCH)または新しいタイプの制御チャネル(たとえば、EPDCCH)であり得る。第2のコンポーネントキャリアに対応する(「CIF」とも呼ばれる)キャリア指示情報の値は、これらのいくつかのタイプの制御チャネルをサポートし得る。一態様では、キャリア指示情報の値は、第1のタイプの制御チャネルと第2のタイプの制御チャネルの両方のための第2のコンポーネントキャリアを識別する。たとえば、第2のコンポーネントキャリアに対応するキャリア指示情報は3ビット値(たとえば、「001」)として表され得、そのような3ビット値は、制御チャネルがレガシータイプの制御チャネル(たとえば、PDCCH)または新しいタイプの制御チャネル(たとえば、EPDCCH)であるときに採用され得る。一態様では、第2のコンポーネントキャリアに対応するキャリア指示情報の値は、RRC構成に基づいて第2の制御チャネル中に含まれ得る。
【0099】
[0116]一態様では、第2の制御チャネルは、第1のサブフレーム中の第1のタイプの制御チャネルであり得、第2のサブフレーム中の第2のタイプの制御チャネルであり得る。たとえば、
図10を参照すると、第2の制御チャネルは、サブフレーム1中の領域1002中で受信されるPDCCHであり得、サブフレーム2中の領域1004中で受信されるEPDDCHであり得る。
【0100】
[0117]一態様では、第1の制御チャネルは、第1のコンポーネントキャリアに対応するキャリア指示情報を含み得る。そのような態様では、第1のコンポーネントキャリアに対応するキャリア指示情報の値が、第1のタイプの制御チャネルと第2のタイプの制御チャネルの両方のための第1のコンポーネントキャリアを識別する。
【0101】
[0118]一態様では、第1のコンポーネントキャリアは1次コンポーネントキャリアとして構成され、第2のコンポーネントキャリアは2次コンポーネントキャリアとして構成される。別の態様では、第1のコンポーネントキャリアは第1の2次コンポーネントキャリアとして構成され、第2のコンポーネントキャリアは第2の2次コンポーネントキャリアとして構成される。
【0102】
[0119]ステップ1604において、eNBは、第2の制御チャネルのためにUE固有探索空間を構成する。
【0103】
[0120]ステップ1606において、第1の制御チャネルと第2の制御チャネルとがEPDCCHであるとき、eNBは、第1の制御チャネルと第2の制御チャネルとのためのリソースの共通セットを構成する。
【0104】
[0121]ステップ1608において、eNBは、第1の制御チャネルのために第1の探索空間を、および第2の制御チャネルのために第2の探索空間を構成し、第1の探索空間と第2の探索空間とはリソースの共通セットを共有する。
【0105】
[0122]ステップ1610において、eNBは、第1の探索空間と第2の探索空間との間のオフセットを構成する。
【0106】
[0123]ステップ1612において、eNBは、第1第2のコンポーネントキャリアと第2のコンポーネントキャリアとを送信する。
【0107】
[0124]
図16において点線で示されたステップ1604、1606、1608、および1610は随意のステップを表すことを理解されたい。たとえば、一態様では、ステップ1602、1604、および1612は、ステップ1606、1608、および1610を実行することなしに実行され得る。別の例として、一態様では、ステップ1602と、ステップ1606、1608、および1610のうちの1つまたは複数と、ステップ1612とは、ステップ1604を実行することなしに実行され得る。
【0108】
[0125]
図17は、ワイヤレス通信の方法のフローチャート1700を含む。本方法はeNBによって実行され得る。ステップ1702において、eNBは、ワイヤレスアクセスネットワーク中のUEに複数のコンポーネントキャリアの構成を送信する。
【0109】
[0126]ステップ1704において、eNBは、複数のコンポーネントキャリアのうちの少なくとも1つのためにクロスキャリアスケジューリングを構成する。
【0110】
[0127]ステップ1706において、eNBは、レガシーPDCCHとEPDCCHとのうちの1つまたは複数中で複数のコンポーネントキャリアのうちの少なくとも1つのためのクロスキャリアスケジューリングを送信する。いくつかの態様では、クロスキャリアスケジューリングがレガシーPDCCH中で送信されるとき、クロスキャリアスケジューリングはEPDCCH中で送信されない。
【0111】
[0128]いくつかの態様では、複数のコンポーネントキャリアのうちの少なくとも1つのためのレガシーPDCCH中でクロスキャリアスケジューリングが送信されるとき、クロスキャリアスケジューリングは、複数のコンポーネントキャリアのうちの第1のコンポーネントキャリア上のEPDCCH上で送信され、ここにおいて、レガシーPDCCHは、複数のコンポーネントキャリアのうちの異なるコンポーネントキャリア上で送信される。クロスキャリアスケジューリングは、複数のコンポーネントキャリアのうちの少なくとも1つについてレガシーPDCCHとEPDCCHの両方の上で送信され得る。レガシーPDCCHとEPDCCHは、クロスキャリア指示フィールドの定義と、クロスキャリアスケジューリングを有効化または無効化するためのシグナリングと、複数のコンポーネントキャリアのうちの少なくとも1つについてレガシーPDCCHとEPDCCHとを送信するための同じコンポーネントキャリアとのうちの少なくとも1つを含む共通定義を共有し得る。
【0112】
[0129]いくつかの態様では、複数のコンポーネントキャリア中のコンポーネントキャリアは、2つ以上のコンポーネントキャリアのEPDCCHのための探索空間を含んでいる。探索空間は、EPDCCHのために構成された共通リソースセットを共有し得る。探索空間は別々に構成されたリソースセットを有し得る。2つ以上のコンポーネントキャリアのためのEPDCCHは、共通レートマッチング動作と擬似コロケーション動作とのうちの少なくとも1つを共有し得る。
【0113】
[0130]いくつかの態様では、クロスキャリアスケジューリングがレガシーPDCCHとEPDCCHの両方の中で送信されないとき、クロスキャリアスケジューリングは、複数のコンポーネントキャリアのうちの少なくとも1つについてEPDCCH中で送信される。EPDCCHは、ダウンリンクサブフレームのサブセットについて複数のコンポーネントキャリアのうちの少なくとも1つ上で送信され得る。複数のコンポーネントキャリアのうちの少なくとも1つは1次コンポーネントキャリアとして構成され得、複数のコンポーネントキャリアのうちの少なくとも1つは2次コンポーネントキャリアとして構成され得る。
【0114】
[0131]いくつかの態様では、CIFは、PDCCHとEPDDCHとのうちの1つまたは複数において構成される。
【0115】
[0132]
図18は、例示的な装置1802中の異なるモジュール/手段/構成要素間のデータフローを示す概念データフロー
図1800である。本装置はeNBであり得る。本装置は、UEから信号を受信するためのモジュール1804と、第1のコンポーネントキャリアと第2のコンポーネントキャリアとのうちの少なくとも1つのためにクロスキャリアスケジューリングを構成し、第1のコンポーネントキャリアに対応する第1の制御チャネルを含むように、および第2のコンポーネントキャリアに対応する第2の制御チャネルとキャリア指示情報とを含むように第1のコンポーネントキャリアを構成するモジュール1806と、第1の制御チャネルと第2の制御チャネルとがEPDCCHであるとき、第1の制御チャネルと第2の制御チャネルとのためのリソースの共通セットを構成するモジュール1808とを含む。モジュール1808は、第1の制御チャネルのために第1の探索空間を、および第2の制御チャネルのために第2の探索空間をさらに構成し、第1の探索空間と第2の探索空間とはリソースの共通セットを共有する。モジュール1808は、第1の探索空間と第2の探索空間との間のオフセットをさらに構成し、第2の制御チャネルのためにUE固有探索空間を構成する。本装置は、UE1850に第1のコンポーネントキャリアおよび第2のコンポーネントキャリアと構成およびスケジューリングとを送信するモジュール1810をさらにインルクード(inlcude)する。
【0116】
[0133]本装置は、
図16および
図17の上述のフローチャート中のアルゴリズムのステップの各々を実行する追加のモジュールを含み得る。したがって、
図16および
図17の上述のフローチャート中の各ステップは1つのモジュールによって実行され得、本装置は、それらのモジュールのうちの1つまたは複数を含み得る。それらのモジュールは、述べられたプロセス/アルゴリズムを行うように特に構成された1つまたは複数のハードウェア構成要素であるか、述べられたプロセス/アルゴリズムを実行するように構成されたプロセッサによって実装されるか、プロセッサによる実装のためにコンピュータ可読媒体内に記憶されるか、またはそれらの何らかの組合せであり得る。
【0117】
[0134]
図19は、処理システム1914を採用する装置1802’のためのハードウェア実装形態の一例を示す
図1900である。処理システム1914は、バス1924によって概略的に表されるバスアーキテクチャを用いて実装され得る。バス1924は、処理システム1914の特定の適用例および全体的な設計制約に応じて、任意の数の相互接続バスおよびブリッジを含み得る。バス1924は、プロセッサ1904、モジュール1804、1806、1808、および1810、ならびにコンピュータ可読媒体1906によって表される、1つまたは複数のプロセッサおよび/またはハードウェアモジュールを含む様々な回路を互いにリンクする。バス1924はまた、タイミングソース、周辺機器、電圧調整器、および電力管理回路など、様々な他の回路をリンクし得るが、これらの回路は当技術分野においてよく知られており、したがって、これ以上説明しない。
【0118】
[0135]処理システム1914はトランシーバ1910に結合され得る。トランシーバ1910は1つまたは複数のアンテナ1920に結合される。トランシーバ1910は、伝送媒体を介して様々な他の装置と通信するための手段を与える。処理システム1914は、コンピュータ可読媒体1906に結合されたプロセッサ1904を含む。プロセッサ1904は、コンピュータ可読媒体1906に記憶されたソフトウェアの実行を含む一般的な処理を担当する。ソフトウェアは、プロセッサ1904によって実行されたとき、処理システム1914に、任意の特定の装置のための上記で説明した様々な機能を実行させる。コンピュータ可読媒体1906はまた、ソフトウェアを実行するときにプロセッサ1904によって操作されるデータを記憶するために使用され得る。処理システムは、モジュール1804、1806、1808、および1810のうちの少なくとも1つをさらに含む。それらのモジュールは、プロセッサ1904中で動作するか、コンピュータ可読媒体1906中に常駐する/記憶されたソフトウェアモジュールであるか、プロセッサ1904に結合された1つまたは複数のハードウェアモジュールであるか、またはそれらの何らかの組合せであり得る。処理システム1914は、eNB610の構成要素であり得、メモリ676、および/またはTXプロセッサ616と、RXプロセッサ670と、コントローラ/プロセッサ675とのうちの少なくとも1つを含み得る。
【0119】
[0136]一構成では、ワイヤレス通信のための装置1802/1802’は、UEからの送信を受信するための手段と、複数のコンポーネントキャリアのうちの少なくとも1つのためにクロスキャリアスケジューリングを構成するための手段と、第1のコンポーネントキャリアに対応する第1の制御チャネルを含むように、および第2のコンポーネントキャリアに対応する第2の制御チャネルとキャリア指示情報とを含むように第1のコンポーネントキャリアを構成するための手段と、第1の制御チャネルと第2の制御チャネルとのためのリソースの共通セットを構成するための手段と、第1の制御チャネルのために第1の探索空間を、および第2の制御チャネルのために第2の探索空間を構成するための手段と、第1の探索空間と第2の探索空間とがリソースの共通セットを共有する、第1の探索空間と第2の探索空間との間のオフセットを構成するための手段と、第2の制御チャネルのためにUE固有探索空間を構成するための手段と、レガシーPDCCHとEPDCCHのうちの1つまたは複数中で複数のコンポーネントキャリアのうちの少なくとも1つのためのクロスキャリアスケジューリングを送信するための、および第1のコンポーネントキャリアと第2のコンポーネントキャリアとを送信するための手段とを含む。
【0120】
[0137]上述の手段は、上述の手段によって具陳された機能を実行するように構成された、装置1802の上述のモジュールおよび/または装置1802’の処理システム1914のうちの1つまたは複数であり得る。上記で説明したように、処理システム1914は、TXプロセッサ616、RXプロセッサ670、およびコントローラ/プロセッサ675を含み得る。したがって、一構成では、上述の手段は、上述の手段によって具陳された機能を実行するために構成された、TXプロセッサ616、RXプロセッサ670、およびコントローラ/プロセッサ675であり得る。
【0121】
[0138]開示したプロセスにおけるステップの特定の順序または階層は、例示的な手法の一例であることを理解されたい。設計上の選好に基づいて、プロセス中のステップの特定の順序または階層は再構成され得ることを理解されたい。さらに、いくつかのステップは組み合わせられるかまたは省略され得る。添付の方法クレームは、様々なステップの要素を例示的な順序で提示したものであり、提示された特定の順序または階層に限定されるものではない。
【0122】
[0139]以上の説明は、当業者が本明細書で説明した様々な態様を実施できるようにするために提供したものである。これらの態様に対する様々な変更は当業者には容易に明らかであり、本明細書で定義した一般的原理は他の態様に適用され得る。したがって、特許請求の範囲は、本明細書に示された態様に限定されるものではなく、特許請求の言い回しに矛盾しない全範囲を与えられるべきであり、ここにおいて、単数形の要素への言及は、そのように明記されていない限り、「唯一無二の」を意味するものではなく、「1つまたは複数の」を意味するものである。別段に明記されていない限り、「いくつか(some)」という用語は1つまたは複数を指す。当業者に知られている、または後に知られることになる、本開示全体にわたって説明した様々な態様の要素のすべての構造的および機能的均等物は、参照により本明細書に明確に組み込まれ、特許請求の範囲に包含されるものである。さらに、本明細書で開示されたいかなることも、そのような開示が特許請求の範囲に明示的に具陳されているかどうかにかかわらず、公に供するものではない。いかなるクレーム要素も、その要素が「ための手段」という語句を使用して明確に具陳されていない限り、ミーンズプラスファンクションとして解釈されるべきではない。
以下に本願の出願当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[C1]第1のコンポーネントキャリアと第2のコンポーネントキャリアとを受信することと、前記第1のコンポーネントキャリアが、前記第1のコンポーネントキャリアに対応する第1の制御チャネルを備え、前記第2のコンポーネントキャリアに対応する第2の制御チャネルとキャリア指示情報とを備え、ここにおいて、前記第2の制御チャネルが少なくとも第1のタイプまたは第2のタイプの制御チャネルのうちの1つであり、およびここにおいて、前記キャリア指示情報の値が、前記第1のタイプと前記第2のタイプの制御チャネルの両方のための前記第2のコンポーネントキャリアを識別する、
前記第1と前記第2の制御チャネルとを処理することと
を備える、ワイヤレス通信の方法。
[C2]前記第1のタイプの制御チャネルがレガシー物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)であり、前記第2のタイプの制御チャネルが拡張物理ダウンリンク制御チャネル(EPDCCH)である、C1に記載の方法。
[C3]前記第1のコンポーネントキャリアが1次コンポーネントキャリアとして構成され、前記第2のコンポーネントキャリアが2次コンポーネントキャリアとして構成された、C1に記載の方法。
[C4]前記第1のコンポーネントキャリアが第1の2次コンポーネントキャリアとして構成され、前記第2のコンポーネントキャリアが第2の2次コンポーネントキャリアとして構成された、C1に記載の方法。
[C5]前記第1の制御チャネルと前記第2の制御チャネルとは、拡張物理ダウンリンク制御チャネル(EPDCCH)であり、ここにおいて、リソースの共通セットが、前記第1の制御チャネルと前記第2の制御チャネルとのために構成される、C1に記載の方法。
[C6]前記第1の制御チャネルのために構成された第1の探索空間と、前記第2の制御チャネルのために構成された第2の探索空間とを監視することをさらに備え、前記第1と前記第2の探索空間とがリソースの前記共通セットを共有する、C5に記載の方法。
[C7]前記第2の探索空間は、前記第1の探索空間からオフセットされる、C6に記載の方法。
[C8]前記第1の制御チャネルは、前記第1のコンポーネントキャリアに対応するキャリア指示情報を備え、
前記第1のコンポーネントキャリアに対応する前記キャリア指示情報の値が、前記第1と前記第2のタイプの制御チャネルとの両方のための前記第1のコンポーネントキャリアを識別する、
C1に記載の方法。
[C9]前記キャリア指示情報の前記値は、無線リソース制御(RRC)構成に基づいて前記第2の制御チャネル中に含まれる、C1に記載の方法。
[C10]前記第2の制御チャネルは第1のサブフレーム中の前記第1のタイプの制御チャネルであり、第2のサブフレーム中の前記第2のタイプの制御チャネルであり、前記第1のサブフレームは前記第2のサブフレームとは異なる、C1に記載の方法。
[C11]前記第2の制御チャネルのために構成されたUE固有探索空間を監視することをさらに備える、C1に記載の方法。
[C12]第1のコンポーネントキャリアに対応する第1の制御チャネルを含むように、および第2のコンポーネントキャリアに対応する第2の制御チャネルとキャリア指示情報とを含むように前記第1のコンポーネントキャリアを構成することと、ここにおいて、前記第2の制御チャネルが少なくとも第1または第2のタイプの制御チャネルのうちの1つであり、およびここにおいて、前記キャリア指示情報の値が前記第1と前記第2のタイプの制御チャネルとの両方のための前記第2のコンポーネントキャリアを識別する、
前記第1と前記第2のコンポーネントキャリアとを送信することと
を備える、ワイヤレス通信の方法。
[C13]前記第1のタイプの制御チャネルは、レガシー物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)であり、前記第2のタイプの制御チャネルは、拡張物理ダウンリンク制御チャネル(EPDCCH)である、C12に記載の方法。
[C14]前記第1のコンポーネントキャリアは、1次コンポーネントキャリアとして構成され、前記第2のコンポーネントキャリアは、2次コンポーネントキャリアとして構成された、C12に記載の方法。
[C15]前記第1のコンポーネントキャリアが第1の2次コンポーネントキャリアとして構成され、前記第2のコンポーネントキャリアが第2の2次コンポーネントキャリアとして構成された、C12に記載の方法。
[C16]前記第1の制御チャネルと前記第2の制御チャネルとは、拡張物理ダウンリンク制御チャネル(EPDCCH)であり、
前記方法は、前記第1の制御チャネルと前記第2の制御チャネルとのためのリソースの共通セットを構成することをさらに備える、
C12に記載の方法。
[C17]前記第1の制御チャネルのために第1の探索空間を、および前記第2の制御チャネルのために第2の探索空間を構成することをさらに備え、前記第1の探索空間と前記第2の探索空間とがリソースの前記共通セットを共有する、C16に記載の方法。
[C18]前記第2の探索空間は、前記第1の探索空間からオフセットされる、C17に記載の方法。
[C19]前記第1の制御チャネルは、前記第1のコンポーネントキャリアに対応するキャリア指示情報を備え、
前記第1のコンポーネントキャリアに対応する前記キャリア指示情報の値は、前記第1と前記第2のタイプの制御チャネルとの両方のための前記第1のコンポーネントキャリアを識別する、
C12に記載の方法。
[C20]前記第2のコンポーネントキャリアに対応する前記キャリア指示情報の前記値は、無線リソース制御(RRC)構成に基づいて前記第2の制御チャネル中に含まれる、C12に記載の方法。
[C21]前記第2の制御チャネルは、第1のサブフレーム中の前記第1のタイプの制御チャネルであり、第2のサブフレーム中の前記第2のタイプの制御チャネルであり、前記第2のサブフレームは、前記第1のサブフレームとは異なる、C12に記載の方法。
[C22]前記第2の制御チャネルのためにUE固有探索空間を構成することをさらに備える、C12に記載の方法。
[C23]第1のコンポーネントキャリアと第2のコンポーネントキャリアとを受信するための手段と、前記第1のコンポーネントキャリアは、前記第1のコンポーネントキャリアに対応する第1の制御チャネルを備え、前記第2のコンポーネントキャリアに対応する第2の制御チャネルとキャリア指示情報とを備え、ここにおいて、前記第2の制御チャネルが少なくとも第1または第2のタイプの制御チャネルのうちの1つであり、およびここにおいて、前記キャリア指示情報の値が、前記第1と前記第2のタイプの制御チャネルとの両方のための前記第2のコンポーネントキャリアを識別する、
前記第1と前記第2の制御チャネルとを処理するための手段と
を備える、ワイヤレス通信のための装置。
[C24]前記第1のタイプの制御チャネルがレガシー物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)であり、前記第2のタイプの制御チャネルが拡張物理ダウンリンク制御チャネル(EPDCCH)である、C23に記載の装置。
[C25]前記第1のコンポーネントキャリアは、1次コンポーネントキャリアとして構成され、前記第2のコンポーネントキャリアは、2次コンポーネントキャリアとして構成された、C23に記載の装置。
[C26]前記第1のコンポーネントキャリアは、第1の2次コンポーネントキャリアとして構成され、前記第2のコンポーネントキャリアは、第2の2次コンポーネントキャリアとして構成された、C23に記載の装置。
[C27]前記第1の制御チャネルと前記第2の制御チャネルとは、拡張物理ダウンリンク制御チャネル(EPDCCH)であり、ここにおいて、リソースの共通セットが、前記第1の制御チャネルと前記第2の制御チャネルとのために構成された、C23に記載の装置。
[C28]前記第1の制御チャネルのために構成された第1の探索空間と、前記第2の制御チャネルのために構成された第2の探索空間とを監視するための手段をさらに備え、前記第1の探索空間と前記第2の探索空間とがリソースの前記共通セットを共有する、C27に記載の装置。
[C29]前記第2の探索空間は、前記第1の探索空間からオフセットされる、C28に記載の装置。
[C30]前記第1の制御チャネルが、前記第1のコンポーネントキャリアに対応するキャリア指示情報を備え、
前記第1のコンポーネントキャリアに対応する前記キャリア指示情報の値は、前記第1と前記第2のタイプの制御チャネルとの両方のための前記第1のコンポーネントキャリアを識別する、
C23に記載の装置。
[C31]前記キャリア指示情報の前記値は、無線リソース制御(RRC)構成に基づいて前記第2の制御チャネル中に含まれる、C23に記載の装置。
[C32]前記第2の制御チャネルは、第1のサブフレーム中の前記第1のタイプの制御チャネルであり、第2のサブフレーム中の前記第2のタイプの制御チャネルであり、前記第1のサブフレームは、前記第2のサブフレームとは異なる、C23に記載の装置。
[C33]前記第2の制御チャネルのために構成されたUE固有探索空間を監視するための手段をさらに備える、C23に記載の装置。
[C34]第1のコンポーネントキャリアに対応する第1の制御チャネルを含むように、および第2のコンポーネントキャリアに対応する第2の制御チャネルとキャリア指示情報とを含むように前記第1のコンポーネントキャリアを構成するための手段と、ここにおいて、前記第2の制御チャネルが少なくとも第1または第2のタイプの制御チャネルのうちの1つであり、およびここにおいて、前記キャリア指示情報の値は、前記第1と前記第2のタイプとの制御チャネルの両方のための前記第2のコンポーネントキャリアを識別する、
前記第1と前記第2のコンポーネントキャリアとを送信するための手段と
を備える、ワイヤレス通信のための装置。
[C35]前記第1のタイプの制御チャネルがレガシー物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)であり、前記第2のタイプの制御チャネルが拡張物理ダウンリンク制御チャネル(EPDCCH)である、C34に記載の装置。
[C36]前記第1のコンポーネントキャリアは、1次コンポーネントキャリアとして構成され、前記第2のコンポーネントキャリアは、2次コンポーネントキャリアとして構成された、C34に記載の装置。
[C37]前記第1のコンポーネントキャリアは、第1の2次コンポーネントキャリアとして構成され、前記第2のコンポーネントキャリアは、第2の2次コンポーネントキャリアとして構成された、C34に記載の装置。
[C38]前記第1の制御チャネルと前記第2の制御チャネルとは、拡張物理ダウンリンク制御チャネル(EPDCCH)であり、
前記装置は、前記第1の制御チャネルと前記第2の制御チャネルとのためのリソースの共通セットを構成するための手段をさらに備える、
C34に記載の装置。
[C39]前記第1の制御チャネルのために第1の探索空間を、および前記第2の制御チャネルのために第2の探索空間を構成するための手段をさらに備え、前記第1と前記第2の探索空間とは、リソースの前記共通セットを共有する、C38に記載の装置。
[C40]前記第2の探索空間は、前記第1の探索空間からオフセットされる、C39に記載の装置。
[C41]前記第1の制御チャネルは、前記第1のコンポーネントキャリアに対応するキャリア指示情報を備え、前記第1のコンポーネントキャリアに対応する前記キャリア指示情報の値は、前記第1と前記第2のタイプの制御チャネルとの両方のための前記第1のコンポーネントキャリアを識別する、C34に記載の装置。
[C42]前記第2のコンポーネントキャリアに対応する前記キャリア指示情報の前記値は、無線リソース制御(RRC)構成に基づいて前記第2の制御チャネル中に含まれる、C34に記載の装置。
[C43]前記第2の制御チャネルは、第1のサブフレーム中の前記第1のタイプの制御チャネルであり、第2のサブフレーム中の前記第2のタイプの制御チャネルであり、前記第2のサブフレームは、前記第1のサブフレームとは異なる、C34に記載の装置。
[C44]前記第2の制御チャネルのためにUE固有探索空間を構成するための手段をさらに備える、C34に記載の装置。
[C45]メモリと、
前記メモリに結合され、
第1のコンポーネントキャリアと第2のコンポーネントキャリアとを受信することと、前記第1のコンポーネントキャリアが、前記第1のコンポーネントキャリアに対応する第1の制御チャネルを備え、前記第2のコンポーネントキャリアに対応する第2の制御チャネルとキャリア指示情報とを備え、ここにおいて、前記第2の制御チャネルが少なくとも第1または第2のタイプの制御チャネルのうちの1つであり、およびここにおいて、前記キャリア指示情報の値が、前記第1と前記第2のタイプの制御チャネルとの両方のための前記第2のコンポーネントキャリアを識別する、
前記第1と前記第2の制御チャネルとを処理することと
を行うように構成された少なくとも1つのプロセッサと
を備える、ワイヤレス通信のための装置。
[C46]前記第1のタイプの制御チャネルは、レガシー物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)であり、前記第2のタイプの制御チャネルは、拡張物理ダウンリンク制御チャネル(EPDCCH)である、C45に記載の装置。
[C47]前記第1のコンポーネントキャリアは、1次コンポーネントキャリアとして構成され、前記第2のコンポーネントキャリアは、2次コンポーネントキャリアとして構成された、C45に記載の装置。
[C48]前記第1のコンポーネントキャリアは、第1の2次コンポーネントキャリアとして構成され、前記第2のコンポーネントキャリアは、第2の2次コンポーネントキャリアとして構成された、C45に記載の装置。
[C49]前記第1の制御チャネルと前記第2の制御チャネルとは、拡張物理ダウンリンク制御チャネル(EPDCCH)であり、ここにおいて、リソースの共通セットは、前記第1の制御チャネルと前記第2の制御チャネルとのために構成された、C45に記載の装置。
[C50]前記少なくとも1つのプロセッサは、前記第1の制御チャネルのために構成された第1の探索空間と、前記第2の制御チャネルのために構成された第2の探索空間とを監視するようにさらに構成され、前記第1と前記第2の探索空間とは、リソースの前記共通セットを共有する、C49に記載の装置。
[C51]前記第2の探索空間は、前記第1の探索空間からオフセットされる、C50に記載の装置。
[C52]前記第1の制御チャネルは、前記第1のコンポーネントキャリアに対応するキャリア指示情報を備え、
前記第1のコンポーネントキャリアに対応する前記キャリア指示情報の値が、前記第1と前記第2のタイプの制御チャネルとの両方のための前記第1のコンポーネントキャリアを識別する、
C45に記載の装置。
[C53]前記キャリア指示情報の前記値は、無線リソース制御(RRC)構成に基づいて前記第2の制御チャネル中に含まれる、C45に記載の装置。
[C54]前記第2の制御チャネルは、第1のサブフレーム中の前記第1のタイプの制御チャネルであり、第2のサブフレーム中の前記第2のタイプの制御チャネルであり、前記第1のサブフレームは、前記第2のサブフレームとは異なる、C45に記載の装置。
[C55]前記少なくとも1つのプロセッサは、前記第2の制御チャネルのために構成されたUE固有探索空間を監視するようにさらに構成された、C45に記載の装置。
[C56]メモリと、
前記メモリに結合され、
第1のコンポーネントキャリアに対応する第1の制御チャネルを含むように、および第2のコンポーネントキャリアに対応する第2の制御チャネルとキャリア指示情報とを含むように前記第1のコンポーネントキャリアを構成することと、ここにおいて、前記第2の制御チャネルが少なくとも第1または第2のタイプの制御チャネルのうちの1つであり、およびここにおいて、前記キャリア指示情報の値が前記第1と前記第2のタイプの制御チャネルとの両方のための前記第2のコンポーネントキャリアを識別する、
前記第1と前記第2のコンポーネントキャリアとを送信することと
を行うように構成された少なくとも1つのプロセッサと
を備える、ワイヤレス通信のための装置。
[C57]前記第1のタイプの制御チャネルは、レガシー物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)であり、前記第2のタイプの制御チャネルは、拡張物理ダウンリンク制御チャネル(EPDCCH)である、C56に記載の装置。
[C58]前記第1のコンポーネントキャリアは、1次コンポーネントキャリアとして構成され、前記第2のコンポーネントキャリアは、2次コンポーネントキャリアとして構成された、C56に記載の装置。
[C59]前記第1のコンポーネントキャリアは、第1の2次コンポーネントキャリアとして構成され、前記第2のコンポーネントキャリアは、第2の2次コンポーネントキャリアとして構成された、C56に記載の装置。
[C60]前記第1の制御チャネルと前記第2の制御チャネルとは、拡張物理ダウンリンク制御チャネル(EPDCCH)であり、
前記少なくとも1つのプロセッサが、前記第1の制御チャネルと前記第2の制御チャネルとのためにリソースの共通セットを構成するようにさらに構成された、
C56に記載の装置。
[C61]前記少なくとも1つのプロセッサが、前記第1の制御チャネルのために第1の探索空間を、および前記第2の制御チャネルのために第2の探索空間を構成するようにさらに構成され、前記第1と前記第2の探索空間とがリソースの前記共通セットを共有する、C60に記載の装置。
[C62]前記第2の探索空間は、前記第1の探索空間からオフセットされる、C61に記載の装置。
[C63]前記第1の制御チャネルが、前記第1のコンポーネントキャリアに対応するキャリア指示情報を備え、前記第1のコンポーネントキャリアに対応する前記キャリア指示情報の値が、前記第1と前記第2のタイプの制御チャネルとの両方のための前記第1のコンポーネントキャリアを識別する、C56に記載の装置。
[C64]前記第2のコンポーネントキャリアに対応する前記キャリア指示情報の前記値は、無線リソース制御(RRC)構成に基づいて前記第2の制御チャネル中に含まれる、C56に記載の装置。
[C65]前記第2の制御チャネルは、第1のサブフレーム中の前記第1のタイプの制御チャネルであり、第2のサブフレーム中の前記第2のタイプの制御チャネルであり、前記第2のサブフレームは、前記第1のサブフレームとは異なる、C56に記載の装置。
[C66]前記少なくとも1つのプロセッサが、前記第2の制御チャネルのためにUE固有探索空間を構成するようにさらに構成された、C56に記載の装置。
[C67] 第1のコンポーネントキャリアと第2のコンポーネントキャリアとを受信するためのコードと、前記第1のコンポーネントキャリアが、前記第1のコンポーネントキャリアに対応する第1の制御チャネルを備え、前記第2のコンポーネントキャリアに対応する第2の制御チャネルとキャリア指示情報とを備え、ここにおいて、前記第2の制御チャネルが少なくとも第1または第2のタイプの制御チャネルのうちの1つであり、およびここにおいて、前記キャリア指示情報の値が、前記第1と前記第2のタイプの制御チャネルとの両方のための前記第2のコンポーネントキャリアを識別する、
前記第1と前記第2の制御チャネルとを処理するためのコードと
を備えるコンピュータ可読媒体
を備える、コンピュータプログラム製品。
[C68] 第1のコンポーネントキャリアに対応する第1の制御チャネルを含むように、および第2のコンポーネントキャリアに対応する第2の制御チャネルとキャリア指示情報とを含むように前記第1のコンポーネントキャリアを構成するためのコードと、ここにおいて、前記第2の制御チャネルが少なくとも第1または第2のタイプの制御チャネルのうちの1つであり、およびここにおいて、前記キャリア指示情報の値が前記第1と前記第2のタイプの制御チャネルとの両方のための前記第2のコンポーネントキャリアを識別する、
前記第1と前記第2のコンポーネントキャリアとを送信するためのコードと
を備えるコンピュータ可読媒体を備える、コンピュータプログラム製品。