【実施例】
【0223】
1.化学合成
別段の定めのない限り、商用供給源から入手されるような試薬と溶媒を使用した。無水溶媒および炉乾燥したガラス製品を、湿気および/または酸素に敏感な合成変換に使用した。収率を最適化しなかった。反応時間はおおよそであり、最適化されたものではない。他に特に明記のない限り、カラムクロマトグラフイーおよび薄層クロマトグラフィー(TLC)を、シリカゲル上で実行した。スペクトルはppm(δ)で与え、結合定数Jはヘルツで報告した。プロトンスペクトルについては、溶媒ピークを、参照ピークとして使用した。
【0224】
調製物1a:6−ブロモ−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−オン
【0225】
【化29】
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【0226】
水(10mL)中のNaNO
2(2.35g、34mmol)の溶液を、0°Cの25%HBr(16mL)中で6−アミノ−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−オン(5.0g、31mmol)の溶液に液滴で加えた。その後、懸濁液を0°Cの48%HBr(30mL)中でCuBrの撹拌された混合物(8.9g、62mmol)に移した。結果として生じた混合物を室温に温めて1時間撹拌した。混合物をEtOAcで抽出し、乾燥させ(Na
2SO
4)、濃縮した。残留物をシリカゲルクロマトグラフィー(0%−60% EtOAc/Hex)によって精製することで、淡黄色油として5.6gの表題化合物(80%)を得た。
1H NMR(400MHz、CDCl
3):δ2.10−2.16(2H,m), 2.64(2H,t,J= 6.4 Hz), 2.94(2H,t,J= 6.0 Hz), 7.42(1H,s), 7.44(1H,s), 7.87(1H,d,J= 8.9 Hz).[M+H] calc’d for C
10H
9BrO, 225, 227; found 225, 227.
【0227】
調製物1b:6−[メチル(フェニル)アミノ]−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−オン
【0228】
【化30】
[この文献は図面を表示できません]
【0229】
トルエン(20mL)中の6−ブロモ−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−オン(2.0g、8.9mmol)の溶液に、N−メチルアニリン(960mg、8.9mmol)、Cs
2CO
3(4.4g、13.4mmol)、BINAP(310mg、0.5mmol)、およびPd(OAc)
2(110mg、0.5mmol)を加えた。混合物を窒素下100°Cで夜通し撹拌した。混合物をろ過して濃縮し、残留物をシリカゲルクロマトグラフィー(30%−80% EtOAc/Hex)によって精製することで、淡褐色油として1.52gの表題化合物(68%)を得た。[M+H] calc’d for C
17H
17NO, 252;found 252.
【0230】
調製物1c:5−(アミノメチル)−N−メチル−N−フェニル−7,8−ジヒドロナフタレン−2−アミン、塩酸塩
【0231】
【化31】
[この文献は図面を表示できません]
【0232】
トルエン(20mL)中の調製物1b(1.52g、6.0mmol)とZnI
2(150mg)の溶液に、室温でTMSCN(1.2g、12mmol)を加えた。混合物を2時間60°Cで加熱した。反応混合物を室温に冷まし、THF(20mL)を加えて希釈した。LAH(5mL、THF中2.4M、12mmol)の溶液を室温でゆっくりと加え、溶液を0.5時間撹拌した。EtOAc(10mL)を加え、その後水(1mL)と水性の1MのNaOH(1mL)を加えて、反応をクエンチした。その溶液を乾燥させ(Na
2SO
4)濃縮することで、白色固形物として1.52g(89%)の粗製の1−(アミノメチル)−6−[メチル(フェニル)アミノ]−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−オールを得た。メタノール(20mL)中のこの中間体(1.52g、5.4mmol)の溶液へ、乾燥したHClガスを入れて2分間泡立て、その一方で温度が30°Cを超えないように反応を冷ました。その後、混合物を1時間室温で撹拌した。メタノールを減圧下で蒸発させることで、HCl塩として1.4gの表題化合物(98%)を得た。[M+H] calc’d for C
18H
20N
2, 265;found 265.
【0233】
調製物1d:5−(アミノメチル)−N−メチル−N−フェニル−5,6,7,8−テトラヒドロナフタレン−2−アミン
【0234】
【化32】
[この文献は図面を表示できません]
【0235】
MeOH(30mL)と濃縮したHCl(3滴)中の調製物1c(1.4g、5.3mmol)の溶液に、N
2下で室温において10%のPd/C(200mg)を加えた。懸濁液は50psiの水素下で16時間室温において撹拌した。反応混合物をセライトによってろ過し、飽和したNa
2CO
3でpH=8〜9に調節し、乾燥させ(Na
2SO
4)、濃縮することで、黄色の油として830mgの表題化合物(59%)を得た。[M+H] calc’d for C
18H
22N
2, 267;found 267.
【0236】
調製物1e:メチル3−[({6−[メチル(フェニル)アミノ]−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−イル}メチル)アミノ]ピリジン−4−カルボン酸塩
【0237】
【化33】
[この文献は図面を表示できません]
【0238】
DMA(12mL)中の調製物1d(500mg、1.88mmol)の溶液に、メチル3−フルオロイソニコチナート(300mg、1.93mmol)を加えた。反応混合物を電子レンジの中で1時間170°Cで撹拌した。反応混合物を水へ注ぎ、EtOAcで抽出した。有機物をブラインで洗浄し、乾燥させ(Na
2SO
4)、濃縮した。残留物をシリカゲルクロマトグラフィー(20−80%のEtOAc/Hex)によって精製することで、黄色の油として200mgの表題化合物(26%)を得た。[M+H] calc’d for C
25H
27N
3O
2, 402;found 402.
【0239】
調製物1f:メチル3−({[(1S)−6−[メチル(フェニル)アミノ]−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−イル]メチル}アミノ)ピリジン−4−カルボン酸塩、および
【0240】
調製物2f:メチル3−({[(1R)−6−[メチル(フェニル)アミノ]−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−イル]メチル}アミノ)ピリジン−4−カルボン酸塩
【0241】
【化34】
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【0242】
調製物1e(200mg)を、キラルHPLC(カラム:Chiralcel IA、250mm *4.6mm 5um;移動相:Hex:EtOH=85:15; F:1.0mL/min; W:230nm;T=30°C)によって分離させることで、それぞれ黄色の油として、95mgの調製物(47%)1f(6.54min)と92mgの調製物(46%)2f(7.91min)を得た。
【0243】
実施例1:3−({[(1S)−6−[メチル(フェニル)アミノ]−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−イル]メチル}アミノ)ピリジン−4−カルボン酸
【0244】
【化35】
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【0245】
THF(6mL)とH
2O(2mL)中の調製物1f(95mg、0.24mmol)の溶液に、室温でLiOH・H
2O(31mg、0.72mmol)を加え、反応混合物を夜通し撹拌した。反応混合物を濃縮してTHFを取り除き、残留物を水で希釈し、1.0Nの水性のHCl溶液でpH=3〜4に酸性化した。沈殿物を濾過によって集め、EtOAc/エーテルで洗浄した。固形物を真空下で乾燥させることで、黄色の固形物として52mgの表題化合物(56%)を得た。
1H NMR(400 MHz,DMSO−d
6):δ1.64−1.67(1H,m), 1.77−1.84(3H,m), 2.65−2.68(2H,d,J= 5.6 Hz), 3.04−3.07(1H,m), 3.21(3H,s), 3.41−3.47(1H,m), 3.56−3.60(1H,m), 6.78−6.92(5H,m), 7.21−7.25(3H,m), 7.55(1H,d,J= 5.2 Hz), 7.82(1H,d,J= 5.2 Hz), 8.36(1H,s).[M+H] Calc’d for C
24H
25N
3O
2, 388;Found, 388.
【0246】
実施例2:3−({[(1R)−6−[メチル(フェニル)アミノ]−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−イル]メチル}アミノ)ピリジン−4−カルボン酸
【0247】
【化36】
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【0248】
実施例1の手順に従って、調製物2fから53%の収率で表題化合物を調製した。
1H NMR(400 MHz,DMSO−d
6):δ1.64−1.68(1H,m), 1.77−1.84(3H,m), 2.65−2.68(2H,d,J= 5.6 Hz), 3.04−3.07(1H,m), 3.21(3H,s), 3.41−3.47(1H,m), 3.56−3.60(1H,m), 6.78−6.92(5H,m), 7.21−7.25(3H,m), 7.56(1H,d,J= 4.8 Hz), 7.82(1H,d,J= 5.2 Hz), 8.36(1H,s).[M+H] calc’d for C
24H
25N
3O
2, 388;found 388.
【0249】
調製物3a:(6−ブロモ−3,4−ジヒドロナフタレン−1−イル)メタンアミン、塩酸塩
【0250】
【化37】
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【0251】
トルエン(50mL)中の6−ブロモ−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−オン(5.00g、22.0mmol)とZnI
2(300mg)の溶液に、室温でTMSCN(4.36g、44.0mmol)を加えた。混合物を60°Cで夜通し加熱した。反応混合物を室温に冷まし、LAH(20.0mL、THF中の2.4M、44.0mmol)の溶液をゆっくりと加えた。反応を2時間40°Cで撹拌した。反応を0°Cに冷まし、0°CのEtOAc(10mL)を加えて、その後水(5mL)と10%の水性NaOH(5mL)を加えてクエンチした。混合物はセライトによってろ過して濃縮することで、茶色の油として4.5g(79%)の粗製の1−(アミノメチル)−6−ブロモ−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−オール中間体を得た。トルエン(100mL)中のこの中間体(4.5g、17.4mmol)の溶液に、4NのHCl/ジオキサン(20mL)の溶液を加え、混合物を10分間還流で撹拌した。混合物を室温に冷まして濃縮することで、黄褐色の固形物として3.6gの表題化合物(75%)を得た。[M+H] calc’d for C
11H
12BrN, 237, 239;found 237, 239.
【0252】
調製物3b:tert−ブチルN−[(6−ブロモ−3,4−ジヒドロナフタレン−1−イル)メチル]カルバミン酸塩
【0253】
【化38】
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【0254】
DCM(10mL)中の調製物3a(1.05g、3.84mmol)の溶液に、TEA(1.6mL、11.5mmol)、Boc
2O(2.1g、9.6mmol)、およびDMAP(94mg、0.77mmol)を加えた。混合物を室温で1時間撹拌した。反応を濃縮し、残留物をシリカゲルクロマトグラフィー(20−60%のEtOAc/Hex)によって精製することで、白色固形物として900mgの表題化合物(69%)を得た。
1H NMR(400MHz、CDCl
3):δ1.44(9H,s), 2.24−2.29(2H,m), 2.70−2.74(2H,m), 4.12(2H,d,J= 4.8 Hz), 4.56(1H,br s), 6.03(1H,t,J= 4.4 Hz), 7.10(1H,d,J= 8.0 Hz), 7.26−7.32(2H,m).
【0255】
調製物3c:tert−ブチルN−{[6−(2−オキソピロリジン−1−イル)−3,4−ジヒドロナフタレン−1−イル]メチル}カルバミン酸塩
【0256】
【化39】
[この文献は図面を表示できません]
【0257】
ジオキサン(10mL)中の調製物3b(900mg、2.67mmol)の溶液に、2−ピロリジノン(680mg、8.0mmol)、Cs
2CO
3(1.3g、4.0mmol)、BINAP(283mg、0.45mmol)、およびPd(OAc)
2(60mg、0.27mmol)を加えた。混合物を窒素下で4時間100°Cで撹拌した。混合物をろ過して濃縮し、残留物をシリカゲルクロマトグラフィー(30−80%のEtOAc/Hex)によって精製することで、白色固形物として470mgの表題化合物(51%)を得た。
1H NMR(400 MHz,DMSO−d
6):δ1.38(9H,s), 2.01−2.08(2H,m), 2.18−2.23(2H,m), 2.45−2.50(2H,m), 2.68(2H,t,J= 8.0 Hz), 3.81(2H,t,J= 7.0 Hz), 3.92(2H,d,J= 4.8 Hz), 5.86(1H,s), 7.02(1H,t,J= 5.4 Hz), 7.22(1H,d,J= 8.8 Hz), 7.42(1H,d,J= 8.4 Hz), 7.48(1H,s).
【0258】
調製物3d:1−[5−(アミノメチル)−7,8−ジヒドロナフタレン−2−イル]ピロリジン−2−オン、塩酸塩
【0259】
【化40】
[この文献は図面を表示できません]
【0260】
4NのHCl/ジオキサン(10mL)中の調製物3c(470mg、1.37mmol)の溶液を室温で夜通し撹拌した。混合物を濃縮することで、黄褐色の油として330mgの表題化合物(99%)を得た。
1H NMR(400MHz、MeOD−d
4):δ2.19−2.23(2H,m), 2.38−2.41(2H,m), 2.63(2H,t,J= 8.2 Hz), 2.84(2H,t,J= 8.2 Hz), 3.96(2H,t,J= 7.0 Hz), 4.02(2H, s), 6.26(1H,t,J= 4.4 Hz), 7.31(1H,d,J= 8.8 Hz), 7.52(1H,s), 7.54(1H,d,J= 6.8 Hz).[M+H] calc’d for C
15H
18N
2O, 243;found 243.
【0261】
調製物3e:1−[5−(アミノメチル)−5,6,7,8−テトラヒドロナフタレン−2−イル]ピロリジン−2−オン
【0262】
【化41】
[この文献は図面を表示できません]
【0263】
MeOH(10mL)と濃縮したHCl(1滴)中の調製物3d(330mg、1.36mmol)の溶液に、N
2下の室温で10%のPd/C(50mg)を加えた。懸濁液を50psiで水素下において夜通し撹拌した。反応混合物をセライトによってろ過し、飽和したNa
2CO
3でpH=8〜9に調節し、乾燥させ(Na
2SO
4)、濃縮することで、白色固形物として240mgの表題化合物(72%)を得た。[M+H] calc’d for C
15H
20N
2O,245;found 245.
【0264】
調製物3f:メチル3−({[6−(2−オキソピロリジン−1−イル)−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−イル]メチル}アミノ)ピリジン−4−カルボン酸塩
【0265】
【化42】
[この文献は図面を表示できません]
【0266】
調製物1eの基本手順に従って調製物3eから15%の収率で表題化合物を調製した。[M+H] calc’d for C
22H
25N
3O
3, 380;found 380.
【0267】
実施例3:3−({[6−(2−オキソピロリジン−1−イル)−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−イル]メチル}アミノ)ピリジン−4−カルボン酸
【0268】
【化43】
[この文献は図面を表示できません]
【0269】
表題化合物を、実施例1の基本手順に従って調製物3fから92%の収率で調製した。
1H NMR(400 MHz,DMSO−d
6):δ1.65−1.69(1H,m), 1.78−1.84(3H,m), 2.00−2.07(2H,m), 2.44−2.50(2H,m), 2.70−2.73(2H,m), 3.06−3.10(1H,m), 3.38−3.45(1H,m), 3.54−3.58(1H,m), 3.79(2H,t,J= 7.0 Hz), 7.29(1H,d,J= 8.0 Hz), 7.34(1H,s), 7.41(1H,d,J= 8.0 Hz), 7.55(1H,d,J= 5.2 Hz), 7.81(1H,d,J= 5.2 Hz), 8.34(1H,s).[M+H] calc’d for C
21H
23N
3O
3, 366;found 366.
【0270】
調製物4a:6−(1,2,3,4−テトラヒドロキノリン−1−イル)−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−オン
【0271】
【化44】
[この文献は図面を表示できません]
【0272】
THF(20mL)中の5−オキソ−5,6,7,8−テトラヒドロナフタレン−2−イル 4−メチルベンゼン−1−スルホン酸エステル(1.0g、3.4mmol)の溶液に、1,2,3,4−テトラヒドロキノリン(0.55g、4.1mmol)、Pd(OAc)
2(92mg、0.41ミリモル)、BINAP(383mg、0.61mmol)、およびCs
2CO
3(1.7 g、5.1mmol)を加えた。混合物を窒素下で夜通し加熱還流した。混合物をろ過して濃縮し、残留物をシリカゲルクロマトグラフィー(10%のEtOAc/ヘキサン)によって精製することで、茶色油として0.72gの表題化合物(76%)を得た。
1H NMR(400MHz、CDCl
3):δ7.94(d,J= 8.4 Hz, 1H), 7.18−7.04(m,4H), 6.97(d,J= 2.4 Hz, 1H), 6.90(dt,J= 7.6 Hz, 1.2Hz, 1H), 3.69(t,J= 6.0 Hz,2H), 2.87(t,J= 6.0 Hz,2H), 2.77(t,J= 6.4 Hz,2H), 2.61(t,J= 6.4 Hz,2H), 2.14−2.08(m,2H), 2.05−1.98(m,2H).[M+H] calc’d for C
19H
19NO, 278;found 278.
【0273】
調製物4b:[6−(1,2,3,4−テトラヒドロキノリン−1−イル)−3,4−ジヒドロナフタレン−1−イル]メタンアミン、塩酸塩
【0274】
【化45】
[この文献は図面を表示できません]
【0275】
表題化合物を、調製物3aの基本手順に従って、調製物4aから65%の収率で調製した。[M+H] calc’d for C
20H
22N
2, 291;found 291.
【0276】
調製物4c:[6−(1,2,3,4−テトラヒドロキノリン−1−イル)−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−イル]メタンアミン
【0277】
【化46】
[この文献は図面を表示できません]
【0278】
反応が50°Cで加熱されたことを除いて、表題化合物を、調製物3eの基本手順に従って調製物4bから96%の収率で調製した。[M+H] calc’d for C
20H
24N
2, 293;found 293.
【0279】
調製物4d:メチル3−({[6−(1,2,3,4−テトラヒドロキノリン−1−イル)−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−イル]メチル}アミノ)ピリジン−4−カルボン酸塩
【0280】
【化47】
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【0281】
トルエン(10mL)中の調製物4c(0.49g、1.7mmol)の溶液に、メチル3−ブロモイソニコチナート(0.36g、1.7mmol)、Pd
2(dba)
3(31mg、0.033mmol)、Xantphos(58mg、0.1mmol)、およびCs
2CO
3(0.76g、2.3mmol)を加えた。混合物を窒素下で夜通し加熱還流した。混合物をろ過して濃縮し、残留物をシリカゲルクロマトグラフィー(10−30%のEtOAc/Hex)によって精製することで、浅黄色固形物として0.35gの表題化合物(49%)を得た。
1H NMR(400MHz、CDCl
3):δ 8.34(s,1H), 7.91(d,J= 5.2 Hz, 1H), 7.63(d,J= 5.2 Hz, 1H), 7.61−7.58(m,1H), 7.21(d,J= 8.0 Hz, 1H), 7.05−6.99(m,2H), 6.93(dd,J= 8.0 Hz 7.6 Hz, 1H), 6.75(d,J= 8.4 Hz, 1H), 6.68(t,J= 7.6 Hz, 1H), 3.90(s,3H), 3.64−3.58(m,3H), 3.47−3.40(m,1H), 3.19−3.13(m,1H), 2.84(t,J= 6.4 Hz,2H), 2.78−2.74(m,2H), 2.06−2.00(m,2H), 1.97−1.75(m,4H).[M+H] calc’d for C
27H
29N
3O
2, 428;found 428.
【0282】
実施例4:3−({[6−(1,2,3,4−テトラヒドロキノリン−1−イル)−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−イル]メチル}アミノ)ピリジン−4−カルボン酸
【0283】
【化48】
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【0284】
表題化合物を、実施例1の基本手順に従って調製物4dから21%の収率で調製した。
1H NMR(400 MHz,DMSO−d
6):δ8.35(s,1H), 7.82(d,J= 4.4 Hz, 1H), 7.56(d,J= 4.4 Hz, 1H), 7.31(d,J= 7.2 Hz, 1H), 7.01−6.93(m,3H), 6.86(dd,J= 7.6 Hz, 8.0Hz, 1H), 6.61(dd,J= 7.6Hz, 7.2 Hz, 1H), 6.55(d,J= 8.0 Hz, 1H), 3.62−3.51(m,3H), 3.47−3.40(m,1H), 3.11−3.06(m,1H), 2.78−2.66(m,4H), 1.94−1.78(m, 6H).[M+H] calc’d for C
26H
27N
3O
2, 414;found 414.
【0285】
調製物5a:6−(2,3−ジヒドロ−1H−インドル−1−イル)−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−オン
【0286】
【化49】
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【0287】
調製物4aの基本手順に従ってインドリンを使用して93%の収率で表題化合物を調製した。[M+H] calc’d for C
18H
17NO, 264;found 264.
【0288】
調製物5b:[6−(2,3−ジヒドロ−1H−インドル−1−イル)−3,4−ジヒドロナフタレン−1−イル]メタンアミン、塩酸塩
【0289】
【化50】
[この文献は図面を表示できません]
【0290】
表題化合物を、調製物3aの基本手順に従って調製物5aから77%の収率で調製した。[M+H] calc’d for C
19H
20N
2, 277;found 277.
【0291】
調製物5c:[6−(2,3−ジヒドロ−1H−インドル−1−イル)−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−イル]メタンアミン
【0292】
【化51】
[この文献は図面を表示できません]
【0293】
反応が50°Cで加熱されたことを除いて、調製物3eの基本手順に従って、調製物5bから97%の収率で表題化合物を調製した。[M+H] calc’d for C
19H
22N
2, 279;found 279.
【0294】
調製物5d:メチル3−({[6−(2,3−ジヒドロ−1H−インドル−1−イル)−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−イル]メチル}アミノ)ピリジン−4−カルボン酸塩
【0295】
【化52】
[この文献は図面を表示できません]
【0296】
表題化合物を、調製物1eの基本手順に従って調製物5cから24%の収率で調製した。[M+H] calc’d for C
26H
27N
3O
2, 414;found 414.
【0297】
実施例5:3−({[6−(2,3−ジヒドロ−1H−インドル−1−イル)−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−イル]メチル}アミノ)ピリジン−4−カルボン酸
【0298】
【化53】
[この文献は図面を表示できません]
【0299】
表題化合物を、実施例1の基本手順に従って調製物5dから78%の収率で調製した。
1H NMR(400 MHz,DMSO−d
6):δ1.67−2.88(4H,m), 2.71−2.77(2H,m), 3.03−3.10(3H,m), 3.42−3.49(1H,m), 3.56−3.58(1H,m), 3.88(2H,t,J= 8.4 Hz), 6.67−6.71(1H,m), 6.93−6.94(1H,m), 7.02−7.04(3H,m), 7.15(1H,d,J= 7.2 Hz), 7.29(1H,d,J= 8.4 Hz), 7.59(1H,d,J= 8.1 Hz), 8.84(1H,d,J= 4.8 Hz), 8.39(1H,s).[M+H] calc’d for C
25H
25N
3O
2, 400;found 400.
【0300】
調製物6a:6−ブロモ−3,4−ジヒドロナフタレン−1−カルボキサミド
【0301】
【化54】
[この文献は図面を表示できません]
【0302】
トルエン(50mL)中の6−ブロモ−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−オン(5.46g、24.3mmol)とZnI
2(50mg)の溶液に、TMSCN(4.82mL、48.6mmol)を加え、溶液を60°Cで夜通し撹拌した。反応を室温に冷まし、H
2SO
4(5.6mL)を加えた。その後、AcOH(34mL)、H
2SO
4(25mL)、およびH
2O(4mL)を反応に加え、3時間105°Cに加熱した。混合物を冷まして氷水(250mL)に注いだ。沈殿物を濾過によって集め、水で洗浄し、真空下で乾燥させることで、オフホワイト固形物として4.88gの表題化合物(80%)を得た。
1H NMR(400 MHz,DMSO−d
6):δ2.25−2.33(2H,m), 2.72(2H,t,J= 8.0 Hz), 6.51(1H,t,J= 4.6 Hz), 7.20(1H,br s), 7.35−7.40(3H,m), 7.65(1H,br s).[M+H] calc’d for C
11H
10BrNO, 252, 254;found 252, 254.
【0303】
調製物6b:(1R)6−ブロモ−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−カルボキサミド
【0304】
【化55】
[この文献は図面を表示できません]
【0305】
MeOH(75mL)とTHF(75mL)中の調製物6a(4.88g、19.4mmol)の溶液に、Ru(OAc)
2[s−binap](82mg、0.097mmol)を加えた。混合物を120psiの水素下で40°Cで夜通し加熱した。溶液を濃縮することで、粗製の表題化合物(ee>80%)を得た。ACNからの再結晶化により、白色固形物として3.8gの表題化合物(77%)(ee>96%)を得た。
1H NMR(400 MHz,DMSO−d
6):δ1.55−1.62(1H,m), 1.85−1.94(3H,m), 2.67−2.74(2H,m), 3.56(1H,t,J= 6.6 Hz), 6.98(1H,br s), 7.02(1H,d,J= 8.9 Hz), 7.25−7.29(2H,m), 7.47(1H,br s).[M+H] calc’d for C
11H
12BrNO, 254, 256;found 254, 256.分析的なカラム:Chiralcel:AS−H,移動相:Hex:EtOH=60:40.
【0306】
調製物6c:[(1R)6−ブロモ−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−イル]メタンアミン
【0307】
【化56】
[この文献は図面を表示できません]
【0308】
THF(40mL)中の調製物6b(2.5g、9.84mmol)の溶液に、室温でBH3.THF(39.4mL、THF中1.0M、39.4mmol)を加え、溶液を55°Cで夜通し加熱した。溶液を冷まし、10%のH
2SO
4(8mL)でクエンチし、6時間撹拌した。溶液を水性のNH4OHで塩基性にして、EtOAcで抽出した(3X)。有機物を乾燥させ(Na
2SO
4)、濃縮することで、茶色油として2.36gの粗製の表題化合物(100%)を得た。[M+H] calc’d for C
11H
14BrN, 240, 242;found 240, 242.
【0309】
調製物6d:tert−ブチルN−{[(1R)6−ブロモ−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−イル]メチル}カルバミン酸塩
【0310】
【化57】
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【0311】
DCM(50mL)中の調製物6c(2.36g、9.83mmol)とDIEA(2.23mL、12.8mmol)の溶液に、(Boc)
2O(2.58g、11.8mmol)を加え、反応を2時間室温で撹拌した。溶液をブラインで洗浄し、乾燥させ(MgSO
4)、濃縮した。シリカゲルクロマトグラフィー(10−60%のEtOAc/Hex)による精製により、白色固形物として3.02gの表題化合物(90%)を得た。
1H NMR(400MHz、CDCl
3):δ1.45(9H,s), 1.72−1.85(4H,m), 2.69−2.75(2H,m), 2.88−2.96(1H,m), 3.21−3.27(1H,m), 3.35−3.42(1H,m), 4.61(1H,br s), 7.08(1H,d,J= 7.4 Hz), 7.22−7.27(2H,m).[M+H] calc’d for C
16H
22BrNO
2, 340, 342;found 340, 342.
【0312】
調製物6e:tert−ブチルN−{[(1R)−6−[(2−フルオロフェニル)(メチル)アミノ]−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−イル]メチル}カルバミン酸塩
【0313】
【化58】
[この文献は図面を表示できません]
【0314】
トルエン(10mL)中の調製物6d(150mg、0.442mmol)、2−フルオロ−N−メチルアニリン(83mg、0.66mmol)、BINAP(14mg、0.022mmol)、およびCs
2CO
3(216mg、0.664mmol)の懸濁液に、N
2下で室温のPd(OAc)
2(3mg、0.01mmol)を加えた。反応を105°Cで夜通し撹拌した。混合物をろ過して濃縮した。シリカゲルクロマトグラフィー(PE:EtOAc=8:1)による精製により、茶色油として105mgの表題化合物(62%)を得た。[M+H] calc’d for C
23H
29FN
2O2, 385;found 385.
【0315】
調製物6f:(5R)−5−(アミノメチル)−N−(2−フルオロフェニル)−N−メチル−5,6,7,8−テトラヒドロナフタレン−2−アミン
【0316】
【化59】
[この文献は図面を表示できません]
【0317】
EtOAc(5mL)の中の調製物6e(105mg、0.273mmol)の溶液に、HCl/EtOAc(5mL、1.0M)を加え、反応を30分間室温で撹拌した。溶液を濃縮し、EtOAcに再度溶かし、飽和したNa
2CO
3で洗浄した。有機質層を乾燥させ(Na
2SO
4)濃縮することで、黄色の油として79mgの表題化合物(100%)を得た。[M+H] calc’d for C
18H
21FN
2, 285;found 285.
【0318】
調製物6g:メチル3−({[(1R)−6−[(2−フルオロフェニル)(メチル)アミノ]−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−イル]メチル}アミノ)ピリジン−4−カルボン酸
【0319】
【化60】
[この文献は図面を表示できません]
【0320】
表題化合物を、調製物4dの基本手順に従って調製物6fから60%の収率で調製した。[M+H] calc’d for C
25H
26FN
3O
2, 420;found 420.
【0321】
実施例6:3−({[(1R)−6−[(2−フルオロフェニル)(メチル)アミノ]−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−イル]メチル}アミノ)ピリジン−4−カルボン酸
【0322】
【化61】
[この文献は図面を表示できません]
【0323】
表題化合物を、実施例1の基本手順に従って調製物6gから79%の収率で調製した。
1H NMR(400 MHz,DMSO−d
6):δ1.62−1.83(4H,m), 2.61−2.63(2H,m), 2.98−3.02(1H,m), 3.20(3H,s),3.34−3.41(1H,m), 3.50−3.55(1H,m), 6.44−6.48(2H,m), 7.13(1H,d,J= 8.4 Hz), 7.22−7.33(4H,m), 7.56(1H,d,J= 5.2 Hz), 7.82(1H,d,J= 4.8 Hz), 8.34(1H,s).[M+H] calc’d for C
24H
24FN
3O
2, 406;found 406.
【0324】
調製物7a:tert−ブチルN−{[(1R)−6−[(3−フルオロフェニル)(メチル)アミノ]−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−イル]メチル}カルバミン酸塩
【0325】
【化62】
[この文献は図面を表示できません]
【0326】
表題化合物を、調製物6eの基本手順に従って、調製物6dと3−フルオロ−N−メチルアニリンから56%の収率で調製した。[M+H] calc’d for C
23H
29FN
2O
2, 385;found 385.
【0327】
調製物7b:(5R)−5−(アミノメチル)−N−(3−フルオロフェニル)−N−メチル−5,6,7,8−テトラヒドロナフタレン−2−アミン
【0328】
【化63】
[この文献は図面を表示できません]
【0329】
表題化合物を、調製物6fの基本手順に従って調製物7aから定量収率で調製した。[M+H] calc’d for C
18H
21FN
2, 285;found 285.
【0330】
調製物7c:メチル3−({[(1R)−6−[(3−フルオロフェニル)(メチル)アミノ]−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−イル]メチル}アミノ)ピリジン−4−カルボン酸
【0331】
【化64】
[この文献は図面を表示できません]
表題化合物を、調製物4dの基本手順に従って調製物7bから66%の収率で調製した。[M+H] calc’d for C
25H
26FN
3O
2, 420;found 420.
【0332】
実施例7:3−({[(1R)−6−[(3−フルオロフェニル)(メチル)アミノ]−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−イル]メチル}アミノ)ピリジン−4−カルボン酸
【0333】
【化65】
[この文献は図面を表示できません]
表題化合物を、実施例1の基本手順に従って調製物7cから76%の収率で調製した。
1H NMR(400 MHz,DMSO−d
6):δ1.67−1.86(4H,m), 2.69−2.72(2H,m), 3.09−3.12(1H,m), 3.31(3H,s), 3.44−3.50(1H,m), 3.59−3.64(1H,m), 6.51−6.58(3H,m), 6.92−6.95(2H,m), 7.14−7.20(1H,m), 7.33(1H,d,J= 8.0 Hz), 7.58(1H,d,J= 5.2 Hz), 7.84(1H,d,J= 5.2 Hz), 8.38(1H,s).[M+H] calc’d for C
24H
24FN
3O
2, 406;found 406.
【0334】
調製物8a:tert−ブチルN−{[(1R)−6−[(4−フルオロフェニル)(メチル)アミノ]−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−イル]メチル}カルバミン酸塩
【0335】
【化66】
[この文献は図面を表示できません]
【0336】
表題化合物を、調製物6eの基本手順に従って、調製物6dと4−フルオロ−N−メチルアニリンから76%の収率で調製した。[M+H] calc’d for C
23H
29FN
2O
2, 385;found 385.
【0337】
調製物8b:(5R)−5−(アミノメチル)−N−(4−フルオロフェニル)−N−メチル−5,6,7,8−テトラヒドロナフタレン−2−アミン
【0338】
【化67】
[この文献は図面を表示できません]
【0339】
表題化合物を、調製物6fの基本手順に従って調製物8aから定量収率で調製した。[M+H] calc’d for C
18H
21FN
2, 285;found 285.
【0340】
調製物8c:メチル3−({[(1R)−6−[(4−フルオロフェニル)(メチル)アミノ]−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−イル]メチル}アミノ)ピリジン−4−カルボン酸
【0341】
【化68】
[この文献は図面を表示できません]
【0342】
表題化合物を、調製物4dの基本手順に従って調製物8bから42%の収率で調製した。[M+H] calc’d for C
25H
26FN
3O
2, 420;found 420.
【0343】
実施例8:3−({[(1R)−6−[(4−フルオロフェニル)(メチル)アミノ]−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−イル]メチル}アミノ)ピリジン−4−カルボン酸
【0344】
【化69】
[この文献は図面を表示できません]
【0345】
表題化合物を、実施例1の基本手順に従って調製物8cから78%の収率で調製した。
1H NMR(400 MHz,DMSO−d
6):δ1.63−1.67(1H,m), 1.75−1.85(3H,m), 2.63−2.68(2H,m), 3.02−3.06(1H,m), 3.19(3H,s), 3.39−3.45(1H,m), 3.53−3.59(1H,m), 6.68−6.73(2H,m), 6.97−7.02(2H,m), 7.07−7.13(2H,m), 7.20(1H,d,J= 8.3 Hz), 7.56(1H,d,J= 5.0 Hz), 7.69(1H,br s), 7.82(1H,d,J= 5.0 Hz), 8.34(1H,s), 13.36(1H,br s).[M+H] calc’d for C
24H
24FN
3O
2, 406;found 406.
【0346】
調製物9a:tert−ブチルN−{[(1R)−6−[(4−クロロフェニル)(メチル)アミノ]−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−イル]メチル}カルバミン酸塩
【0347】
【化70】
[この文献は図面を表示できません]
【0348】
トルエン(5mL)中の調製物6d(200mg、0.59mmol)の溶液に、4−クロロ−N−メチルアニリン(100mg、0.7mmol)、Pd
2(dba)
3(27mg、0.03mmol)、Xantphos(51mg、0.15mmol)、およびNaOtBu(68mg、0.7mmol)を加えた。混合物を1時間電子レンジ中で96°Cで加熱した。混合物をろ過して濃縮し、残留物をシリカゲルクロマトグラフィー(0−10%のMeOH/DCM)によって精製することで、浅黄色固形物として168mgの表題化合物(76%)を得た。[M+H] calc’d for C
23H
29ClN
2O
2, 401;found 401.
【0349】
調製物9b:(5R)−5−(アミノメチル)−N−(4−クロロフェニル)−N−メチル−5,6,7,8−テトラヒドロナフタレン−2−アミン
【0350】
【化71】
[この文献は図面を表示できません]
【0351】
調製物9a(168mg、0.42mmol)を1時間50%TFA/DCM中で撹拌した。溶液を濃縮し、残留物をEtOAcに溶かし、飽和したNaHCO3で洗浄し、乾燥させ(Na
2SO
4)、濃縮することで、126mg(定量)の透明な油を得た。[M+H] calc’d for C
18H
21ClN
2, 301;found 301.
【0352】
調製物9c:メチル3−({[(1R)−6−[(4−クロロフェニル)(メチル)アミノ]−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−イル]メチル}アミノ)ピリジン−4−カルボン酸
【0353】
【化72】
[この文献は図面を表示できません]
【0354】
表題化合物を、調製物4dの基本手順に従って調製物9bから12%の収率で調製した。[M+H] calc’d for C
25H
26ClN
3O
2, 436;found 436.
【0355】
実施例9:3−({[(1R)−6−[(4−クロロフェニル)(メチル)アミノ]−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−イル]メチル}アミノ)ピリジン−4−カルボン酸
【0356】
【化73】
[この文献は図面を表示できません]
【0357】
表題化合物を、実施例1の基本手順に従って調製物9cから76%の収率で調製した。
1H NMR(400MHz、MeOD):δ1.73−1.79(1H,m), 1.90−1.97(3H,m), 2.73−2.81(2H,m), 3.12−3.15(1H,s), 3.23(3H,s), 3.42−3.48(1H,m), 3.54−3.59(1H,m), 6.81−6.85(4H,m), 7.15(2H,dd,J= 6.8, 2.2 Hz), 7.21(1H,d,J= 8.1 Hz), 7.76−7.82(2H,m), 8.21(1H,s).[M+H] calc’d for C
24H
24ClN
3O
2, 422;found 422.
【0358】
調製物10a:tert−ブチルN−{[(1R)−6−[エチル(フェニル)アミノ]−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−イル]メチル}カルバミン酸塩
【0359】
【化74】
[この文献は図面を表示できません]
【0360】
表題化合物を、調製物9aの基本手順に従って、調製物6dとN−エチルアニリンから59%の収率で調製した。[M+H] calc’d for C
24H
32N
2O
2, 381;found 381.
【0361】
調製物10b:(5R)−5−(アミノメチル)−N−エチル−N−フェニル−5,6,7,8−テトラヒドロナフタレン−2−アミン
【0362】
【化75】
[この文献は図面を表示できません]
【0363】
表題化合物を、調製物9bの基本手順に従って調製物10aから定量収率で調製した。[M+H] calc’d for C
19H
24N
2, 281;found 281.
【0364】
調製物10c:メチル3−({[(1R)−6−[エチル(フェニル)アミノ]−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−イル]メチル}アミノ)ピリジン−4−カルボン酸塩
【0365】
【化76】
[この文献は図面を表示できません]
【0366】
表題化合物を、調製物4dの基本手順に従って調製物10bから82%の収率で調製した。[M+H] calc’d for C
26H
29N
3O
2, 416;found 416.
【0367】
実施例10:3−({[(1R)−6−[エチル(フェニル)アミノ]−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−イル]メチル}アミノ)ピリジン−4−カルボン酸
【0368】
【化77】
[この文献は図面を表示できません]
【0369】
表題化合物を、実施例1の基本手順に従って調製物10cから90%の収率で調製した。
1H NMR(400 MHz,DMSO−d
6):δ1.11(3H,t,J= 7.0 Hz), 1.63−1.83(4H,m), 2.62−2.70(2H,m), 3.03−3.07(1H,m), 3.39−3.46(1H,m), 3.55−3.61(1H,m), 3.70(2H, q, J = 7.0 Hz), 6.75−6.89(5H,m), 7.19−7.25(3H,m), 7.56(1H,d,J= 5.0 Hz), 7.69(1H,br s), 7.82(1H,d,J= 5.0 Hz), 8.34(1H,s), 13.47(1H,br s).[M+H] calc’d for C
25H
27N
3O
2, 402;found 402.
【0370】
調製物11a:tert−ブチルN−{[(1R)−6−[メチル(ピリジン−2−イル)アミノ]−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−イル]メチル}カルバミン酸塩
【0371】
【化78】
[この文献は図面を表示できません]
【0372】
表題化合物を、調製物6eの基本手順に従って、調製物6dとN−メチル−2−ピリジンアミンから41%の収率で調製した。[M+H] calc’d for C
22H
29N
3O
2, 368;found 368.
【0373】
調製物11b:N−[(5R)−5−(アミノメチル)−5,6,7,8−テトラヒドロナフタレン−2−イル]−Nメチルピリジン−2−アミン
【0374】
【化79】
[この文献は図面を表示できません]
【0375】
表題化合物を、調製物6fの基本手順に従って調製物11aから99%の収率で調製した。[M+H] calc’d for C
17H
21N3, 268;found 268.
【0376】
調製物11c:メチル3−({[(1R)−6−[メチル(ピリジン−2−イル)アミノ]−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−イル]メチル}アミノ)ピリジン−4−カルボン酸塩
【0377】
【化80】
[この文献は図面を表示できません]
【0378】
表題化合物を、調製物4dの基本手順に従って調製物11bから42%の収率で調製した。[M+H] calc’d for C
24H
26N
4O
2, 403;found 403.
【0379】
実施例11:3−({[(1R)−6−[メチル(ピリジン−2−イル)アミノ]−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−イル]メチル}アミノ)ピリジン−4−カルボン酸
【0380】
【化81】
[この文献は図面を表示できません]
【0381】
表題化合物を、実施例1の基本手順に従って調製物11cから32%の収率で調製した。
1H NMR(400 MHz,DMSO−d
6):δ1.67−1.71(1H,m), 1.80−1.88(3H,m), 2.70−2.74(2H,m), 3.02−3.05(1H,m), 3.23−3.29(1H,m), 3.40(3H,s), 3.47−3.50(1H,m), 6.48(1H,d,J= 8.8 Hz), 6.61−6.64(1H,m), 7.00(1H,s), 7.02(1H,d,J= 8.0 Hz), 7.37−7.41(2H,m), 7.54(1H,d,J= 4.8 Hz), 7.68(1H,d,J= 4.8 Hz), 8.05(1H,s), 8.13(1H,d,J= 4.8 Hz), 9.19(1H,br s).[M+H] calc’d for C
23H
24N
4O
2, 389;found 389.
【0382】
調製物12a:tert−ブチルN−{[(1R)−6−[メチル(ピリジン−3−イル)アミノ]−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−イル]メチル}カルバミン酸塩
【0383】
【化82】
[この文献は図面を表示できません]
【0384】
表題化合物を、調製物9aの基本手順に従って、調製物6dとN−メチル−3−ピリジンアミンから77%の収率で調製した。[M+H] calc’d for C
22H
29N
3O
2, 368;found 368.
【0385】
調製物12b:N−[(5R)−5−(アミノメチル)−5,6,7,8−テトラヒドロナフタレン−2−イル]−Nメチルピリジン−3−アミン
【0386】
【化83】
[この文献は図面を表示できません]
【0387】
表題化合物を、調製物9bの基本手順に従って調製物12aから88%の収率で調製した。[M+H] calc’d for C
17H
21N
3, 268;found 268.
【0388】
調製物12c:メチル3−({[(1R)−6−[メチル(ピリジン−3−イル)アミノ]−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−イル]メチル}アミノ)ピリジン−4−カルボン酸塩
【0389】
【化84】
[この文献は図面を表示できません]
【0390】
表題化合物を、調製物4dの基本手順に従って調製物12bから27%の収率で調製した。[M+H] calc’d for C
24H
26N
4O
2, 403;found 403.
【0391】
実施例12:3−({[(1R)−6−[メチル(ピリジン−3−イル)アミノ]−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−イル]メチル}アミノ)ピリジン−4−カルボン酸
【0392】
【化85】
[この文献は図面を表示できません]
【0393】
表題化合物を、実施例1の基本手順に従って調製物12cから62%の収率で調製した。
1H NMR(400MHz、MeOD):δ1.75−1.79(1H,m), 1.93−1.99(3H,m), 2.72−2.81(2H,m), 3.19−3.23(1H,m), 3.33(3H,s), 3.50−3.63(2H,m), 6.91−6.97(2H,m), 7.30−7.38(3H,m), 7.76−7.82(2H,m), 7.92(1H,br s), 8.04(1H,br s), 8.15(1H,s).[M+H] calc’d for C
23H
24N
4O
2, 389;found 389.
【0394】
調製物13a:tert−ブチルN−{[(1R)−6−[(6−メトキシピリジン−3−イル)(メチル)アミノ]−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−イル]メチル}カルバミン酸塩
【0395】
【化86】
[この文献は図面を表示できません]
【0396】
表題化合物を、調製物9aの基本手順に従って、調製物6dと6−メトキシ−N−メチルピリジン−3−アミンから64%の収率で調製した。[M+H] calc’d for C
23H
31N
3O
3, 398;found 398.
【0397】
調製物13b:N−[(5R)−5−(アミノメチル)−5,6,7,8−テトラヒドロナフタレン−2−イル]−6−メトキシ−N−メチルピリジン−3−アミン
【0398】
【化87】
[この文献は図面を表示できません]
【0399】
表題化合物を、調製物9bの基本手順に従って調製物13aから98%の収率で調製した。[M+H] calc’d for C
18H
23N
3O, 298;found 298.
【0400】
実施例13:3−({[(1R)−6−[(6−メトキシピリジン−3−イル)(メチル)アミノ]−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−イル]メチル}アミノ)ピリジン−4−カルボン酸
【0401】
【化88】
[この文献は図面を表示できません]
【0402】
3−フルオロイソニコチン酸(52mg、0.36mmol)、調製物13b(108mg、0.36mmol)、およびDIEA(64μL、0.36mmol)を、DMA(2mL)中で組み合わせて、溶液を1時間電子レンジ中で168°Cで加熱した。溶液を濃縮し、分取−HPLC(0.1%のギ酸を含む35−85%ACN/水)によって精製することで、浅黄色固形物として58mgの表題化合物(39%)を得た。
1H NMR(400 MHz,DMSO−d
6):δ1.61−1.80(4H,m), 2.61−2.67(2H,m), 2.99−3.04(1H,m), 3.18(3H,s), 3.40−3.55(2H,m), 3.83(3H,s), 6.54−6.60(2H,m), 6.79(1H,d,J= 8.7 Hz), 7.15(1H,d,J= 8.5 Hz), 7.46(1H,d,J= 8.7 Hz), 7.55(1H,d,J= 5.0 Hz), 7.72(1H,br s), 7.82(1H,d,J= 5.0 Hz), 7.95(1H,s), 8.34(1H,s), 13.29(1H,br s).[M+H] calc’d for C
24H
26N
4O
3, 419;found 419.
【0403】
調製物14a:(7−ブロモ−2H−クロメン−4−イル)メタンアミン、塩酸塩
【0404】
【化89】
[この文献は図面を表示できません]
【0405】
トルエン(50mL)中の7−ブロモクロマン−4−オン(5.00g、22.0mmol)とZnI
2(30mg)の溶液に、TMSCN(4.36g、44.0mmol)を加え、混合物を60°Cで夜通し加熱した。反応混合物を室温に冷まし、LAH(20.0mL、THF中の2.4M、44.0mmol)の溶液をゆっくりと加えた。混合物を2時間40°Cで撹拌した。0°CのEtOAc(10mL)を加え、その後、水(5mL)と水性の10%NaOH(5mL)を加えて、反応をクエンチした。反応混合物をEtOAcで希釈し、乾燥させ(MgSO
4)、セライトによってろ過し、濃縮することで、黄色の油として4.5g(79%)の粗製の4−(アミノメチル)7−ブロモ−3,4−ジヒドロ−2H−1−ベンゾピラン−4−オール中間体を得た。
【0406】
トルエン(100mL)中のこの中間体(4.50g、17.4mmol)の溶液に、4NのHCl/ジオキサン(20mL)溶液を加え、混合物を10分間還流で撹拌した。混合物は室温に冷まして濃縮した。残留物は冷たいEtOAcから沈殿させ、集めて、黄色の固形物として3.6gの表題化合物(75%)を得た。[M+H] calc’d for C
10H
10BrNO, 240, 242;found 240, 242.
【0407】
調製物14b:(7−ブロモ−3,4−ジヒドロ−2H−1−ベンゾピラン−4−イル)メタンアミン
【0408】
【化90】
[この文献は図面を表示できません]
【0409】
MeOH(20mL)とAcOH(2mL)中の調製物14a(2.0g、7.2mmol)の溶液に、室温のRaney Ni(200mg)を加えた。懸濁液を50psiの水素下で夜通し撹拌した。反応混合物をろ過し、飽和したNa
2CO
3でpHを7〜8に調節した。溶液を乾燥させ(Na
2SO
4)濃縮することで、茶色油として1.32gの表題化合物(75%)を得た。[M+H] Calc’d for C
10H
12BrNO, 242, 244;Found, 242, 244.
【0410】
調製物14c:メチル3−{[(7−ブロモ−3,4−ジヒドロ−2H−1−ベンゾピラン−4−イル)メチル]アミノ}ピリジン−4−カルボン酸塩
【0411】
【化91】
[この文献は図面を表示できません]
【0412】
表題化合物を、調製物1eの基本手順に従って調製物9bから44%の収率で調製した。[M+H] Calc’d for C
17H
17BrN
2O
3, 377, 379;Found, 377, 379.
【0413】
実施例14:3−{[(7−ブロモ−3,4−ジヒドロ−2H−1−ベンゾピラン−4−イル)メチル]アミノ}ピリジン−4−カルボン酸
【0414】
【化92】
[この文献は図面を表示できません]
【0415】
表題化合物を、実施例1の基本手順に従って調製物14cから59%の収率で調製した。
1H NMR(400 MHz,DMSO−d
6):δ1.87−2.01(2H,m), 3.10−3.14(1H,m), 3.49−3.55(1H,m), 3.66−3.71(1H,m), 4.16−4.23(2H,m), 6.99−7.04(2H,m), 7.27(1H,d,J= 8.0 Hz), 7.57(1H,d,J= 4.8 Hz), 7.85(1H,d,J= 5.2 Hz), 8.42(1H,s).[M+H] Calc’d for C
16H
15BrN
2O
3, 363, 365;Found, 363, 365.
【0416】
調製物15a:メチル3−({[7−(フェニルアミノ)−3,4−ジヒドロ−2H−1−ベンゾピラン−4−イル]メチル}アミノ)ピリジン−4−カルボン酸塩
【0417】
【化93】
[この文献は図面を表示できません]
【0418】
トルエン(10mL)中の調製物14c(100mg、0.26mmol)、アニリン(25.0mg、0.26mmol)、Cs
2CO
3(130mg、0.40mmol)、Pd(OAc)
2(2.0mg、0.007mmol)、およびBINAP(9.0mg、0.013mmol)の懸濁液をN
2下で100°Cで夜通し撹拌した。反応物をろ過して濃縮した。シリカゲルクロマトグラフィー(PE:EA=1:1)による精製により、茶色油として54mgの表題化合物(52%)を得た。[M+H] calc’d for C
23H
23N
3O
3, 390;found 390.
【0419】
実施例15:3−({[7−(フェニルアミノ)−3,4−ジヒドロ−2H−1−ベンゾピラン−4−イル]メチル}アミノ)ピリジン−4−カルボン酸
【0420】
【化94】
[この文献は図面を表示できません]
【0421】
表題化合物を、実施例1の基本手順に従って調製物15aから71%の収率で調製した。
1H NMR(400 MHz,DMSO−d
6):δ1.86−1.88(1H,m), 1.96−1.99(1H,m), 3.04−3.05(1H,m), 3.3.43−3.48(1H,m), 3.63−3.67(1H,m), 4.12−4.17(2H,m), 6.47(1H,s), 6.48−6.61(1H,m), 6.78−6.82(1H,m), 7.04(2H,d,J= 8.0 Hz), 7.11−7.23(3H,m), 7.58(1H,d,J= 4.8 Hz), 7.84(1H,d,J= 4.8 Hz), 8.08(1H,s), 8.38(1H,s).[M+H] calc’d for C
22H
21N
3O
3, 376;found 376.
【0422】
調製物16a:tert−ブチル[(7−ブロモ−2H−クロメン−4−イル)メチル]カルバミン酸塩
【0423】
【化95】
[この文献は図面を表示できません]
【0424】
DMF(30mL)中の調製物14a(3.6g、13mmol)の溶液に、TEA(5.5mL、39mmol)と(Boc)
2O(3.40g、15.6mmol)を加えた。混合物を室温で2時間撹拌した。反応を濃縮して、残留物をシリカゲルクロマトグラフィー(PE:EtOAc=4:1)によって精製することで、黄色の固形物として3.19gの表題化合物(72%)を得た。
1H NMR(400MHz、CDCl
3):δ6.97−7.03(m,3H)、5.72−5.75(m,1H)、4.76−4.79(m,2H)、4.67(br s,1H)、4.08−4.15(m,2H)、1.45(s,9H)。[M+H] calc’d for C
15H
18BrNO
3、340,342;found 340, 342.
【0425】
調製物16b:tert−ブチルN−{[7−(1,2,3,4−テトラヒドロキノリン−1−イル)−2H−クロメン−4−イル]メチル}カルバミン酸塩
【0426】
【化96】
[この文献は図面を表示できません]
【0427】
THF(15mL)中の調製物16a(500mg、1.47mmol)の溶液に、1,2,3,4−テトラヒドロキノリン(215mg、1.62mmol)、Cs
2CO
3(719g、2.21mmol)、BINAP(220mg、0.35mmol)、およびPd(OAc)
2(40mg、0.18mmol)を加えた。混合物を窒素下で夜通し還流した。混合物をろ過して濃縮し、残留物をシリカゲルクロマトグラフィー(PE:EtOAc=5:1)によって精製することで、黄色の油として360mgの表題化合物(62%)を得た。[M+H] calc’d for C
24H
28N
2O
3, 393;found 393.
【0428】
調製物16c:[7−(1,2,3,4−テトラヒドロキノリン−1−イル)−2H−クロメン−4−イル]メタンアミン、塩酸塩
【0429】
【化97】
[この文献は図面を表示できません]
【0430】
4NのHCl/EtOAc(20mL)中の調製物16b(360mg、0.918mmol)の溶液を室温で夜通し撹拌した。混合物を濃縮することで、黄色の固形物として粗製の表題化合物を得た。[M+H] calc’d for C
19H
20N
2O, 293;found 293.
【0431】
調製物16d:[7−(1,2,3,4−テトラヒドロキノリン−1−イル)−3,4−ジヒドロ−2H−1−ベンゾピラン−4−イル]メタンアミン
【0432】
【化98】
[この文献は図面を表示できません]
【0433】
MeOH(20mL)と濃縮したHCl(1滴)中の調製物16c(300mg、0.913mmol)の溶液に、N
2下で10%Pd/C(30mg)を加えた。懸濁液を50psiの水素下において室温で夜通し撹拌した。反応混合物をろ過し、飽和したK
2CO
3でpH=7〜8に調節し、乾燥させ(Na
2SO
4)、および濃縮することで、黄色の油として240mgの表題化合物(90%)を得た。[M+H] calc’d for C
19H
22N
2O, 295;found 295.
【0434】
調製物16e:メチル3−({[7−(1,2,3,4−テトラヒドロキノリン−1−イル)−3,4−ジヒドロ−2H−1−ベンゾピラン−4−イル]メチル}アミノ)ピリジン−4−カルボン酸塩
【0435】
【化99】
[この文献は図面を表示できません]
【0436】
トルエン(10mL)中の調製物16d(240mg、0.816mmol)の溶液に、メチル3−ブロモイソニコチナート(176mg、0.816mmol)、Pd
2(dba)
3(15mg、0.016mmol)、Xantphos(29mg、0.049mmol)、およびCs
2CO
3(373mg、1.14mmol)を加えた。混合物を窒素下で夜通し加熱還流した。混合物をろ過して濃縮し、残留物をシリカゲルクロマトグラフィー(PE:EtOAc=2:1)によって精製することで、黄色の油として90mgの表題化合物(26%)を得た。[M+H] calc’d for C
26H
27N
3O
3, 430;found 430.
【0437】
実施例16:3−({[7−(1,2,3,4−テトラヒドロキノリン−1−イル)−3,4−ジヒドロ−2H−1−ベンゾピラン−4−イル]メチル}アミノ)ピリジン−4−カルボン酸
【0438】
【化100】
[この文献は図面を表示できません]
【0439】
表題化合物を、実施例1の基本手順に従って調製物16fから86%の収率で調製した。
1H NMR(400 MHz,DMSO−d
6):δ1.87−2.02(4H,m), 2.75(2H,t,J= 6.0 Hz), 3.08−3.12(1H,m), 3.51−3.68(3H,m), 3.68−3.72(1H,m), 4.13−4.23(2H,m), 6.58(1H,s), 6.65(2H,d,J= 7.6 Hz), 6.70−6.73(1H,m), 6.89(1H,t,J= 7.2 Hz), 7.00(1H,d,J= 7.2 Hz), 7.28(1H,d,J= 8.4 Hz), 7.58(1H,d,J= 4.8 Hz), 7.84(1H,d,J= 5.2 Hz), 8.41(1H,s).[M+H] calc’d for C
25H
25N
3O
3, 416;found 416.
【0440】
調製物17a:tert−ブチルN−{[7−(2,3−ジヒドロ−1H−インドル−1−イル)−2H−クロメン−4−イル]メチル}カルバミン酸塩
【0441】
【化101】
[この文献は図面を表示できません]
【0442】
表題化合物を、調製物16cの基本手順に従って、調製物16aとインドリンから59%の収率で調製した。[M+H] calc’d for C
23H
26N
2O
3, 379;found 379.
【0443】
調製物17b:[7−(2,3−ジヒドロ−1H−インドル−1−イル)−2H−クロメン−4−イル]メタンアミン、塩酸塩
【0444】
【化102】
[この文献は図面を表示できません]
【0445】
表題化合物を、調製物16cの基本手順に従って調製物17aから84%の収率で調製した。[M+H] calc’d for C
18H
18N
2O, 279;found 279.
【0446】
調製物17c:[7−(2,3−ジヒドロ−1H−インドル−1−イル)−3,4−ジヒドロ−2H−1−ベンゾピラン−4−イル]メタンアミン
【0447】
【化103】
[この文献は図面を表示できません]
【0448】
表題化合物を、調製物16dの基本手順に従って調製物17bから86%の収率で調製した。[M+H] calc’d for C
18H
20N
2O, 281;found 281.
【0449】
調製物17d:メチル3−({[7−(2,3−ジヒドロ−1H−インドル−1−イル)−3,4−ジヒドロ−2H−1−ベンゾピラン−4−イル]メチル}アミノ)ピリジン−4−カルボン酸塩
【0450】
【化104】
[この文献は図面を表示できません]
【0451】
DMA(6mL)中の調製物17c(350mg、1.25mmol)の溶液に、メチル3−フルオロイソニコチナート(195mg、1.25mmol)を加え、反応混合物を電子レンジで1時間170°Cで撹拌した。反応混合物を水へ注ぎ、EtOAcで抽出した。有機物をブラインで洗浄して、乾燥させて(Na
2SO
4)、濃縮した。シリカゲルクロマトグラフィー(PE:EtOAc=2:1)による精製により、黄色のゴムとして79mgの表題化合物(15%)を得た。[M+H] calc’d for C
25H
25N
3O
3, 416;found 416.
【0452】
実施例17:3−({[7−(2,3−ジヒドロ−1H−インドル−1−イル)−3,4−ジヒドロ−2H−1−ベンゾピラン−4−イル]メチル}アミノ)ピリジン−4−カルボン酸
【0453】
【化105】
[この文献は図面を表示できません]
【0454】
表題化合物を、実施例1の基本手順に従って調製物17dから43%の収率で調製した。
1H NMR(400 MHz,DMSO−d
6):δ1.87−1.90(1H,m), 1.97−2.01(1H,m), 3.03−3.09(3H,m), 3.43−3.48(1H,m), 3.63−3.68(1H,m), 3.86(2H,t,J= 9.0 Hz), 4.13−4.21(2H,m), 6.58(1H,s),6.67−6.71(1H,m), 6.77−6.80(1H,m), 7.02−7.05(2H,m), 7.15(1H,d,J= 7.2 Hz), 7.26(1H,d,J= 8.4 Hz), 7.56(1H,d,J= 4.8 Hz), 7.81(1H,d,J= 5.2 Hz),8.35(1H,s).[M+H] calc’d for C
24H
23N
3O
3, 402;found 402.
【0455】
調製物18a:7−ブロモ−2H−クロメン−4−カルボキサミド
【0456】
【化106】
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【0457】
トルエン(10mL)中の7−ブロモクロマン−4−オン(2.0g、8.8mmol)とAlCl3(118mg、0.9mmol)の溶液に、TMSCN(1.3mL、9.7mmol)を加えた。溶液を1.5時間40°Cで撹拌した。反応は室温に冷まし、H
2SO
4(1.0mL)を加え、その後、AcOH(13mL)とより多くのH
2SO
4(4.3mL)を加えた。反応は130°Cに加熱して6時間撹拌した。反応を冷まし、H
2O(100mL)に注ぎ、ろ過した。ろ過ケーキをTHF(50mL)に溶かしてろ過した。結合した有機溶液を濃縮することで、オフホワイト固形物として1.0gの粗製の表題化合物(45%)を得た。[M+H] calc’d for C
10H
8BrNO
2, 254, 256;found 254, 256.
【0458】
調製物18b:(4R)−7−ブロモ−3,4−ジヒドロ−2H−1−ベンゾピラン−4−カルボキサミド
【0459】
【化107】
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【0460】
MeOH(70mL)とTHF(70mL)中の調製物18a(6.0g、23.6mmol)の溶液に、Ru(OAc)
2[s−binap](100mg)を加えた。混合物を5.0MPaのH2で80°Cで夜通し加熱した。溶液を濃縮することで、粗製の表題化合物(ee>90%)を得た。これをEtOAcから再結晶化することで、白色固形物として3.5g(58%、ee>95%)を得た。[M+H]calc’d for C
10H
10BrNO
2, 256,258;found 256,258.分析的なカラム:Chiralcel:AS−H,移動相:CO
2:MeOH=70:30.
【0461】
調製物18c:[(4R)−7−ブロモ−3,4−ジヒドロ−2H−1−ベンゾピラン−4−イル]メタンアミン
【0462】
【化108】
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【0463】
THF(10mL)中の調製物18b(500mg、2.0mmol)の溶液に、室温でBH3.THF(9.8mL、1.0M、9.8mmol)を加えた。混合物を3時間45°Cで加熱した。反応を水(10mL)で希釈して、飽和したNa
2CO
3でpH9になるまで塩基性化し、その後、EtOAc(3×50mL)で抽出した。有機物をブライン(50mL)で洗浄し、乾燥させ(Na
2SO
4)、濃縮することで、黄色の油として500mgの粗製の表題化合物を得た。[M+H] calc’d for C
10H
12BrNO, 242, 244;found 242, 244.
【0464】
調製物18d:tert−ブチルN−{[(4R)−7−ブロモ−3,4−ジヒドロ−2H−1−ベンゾピラン−4−イル]メチル}カルバミン酸塩
【0465】
【化109】
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【0466】
DCM(10mL)中の調製物18c(2.0mmol)とTEA(0.8mL、5.9mmol)の溶液に、0°CのBoc
2O(510mg、2.3mmol)を加え、反応を室温で夜通し撹拌した。溶液を濃縮して、シリカゲルクロマトグラフィー(PE:EtOAc=10:1)によって精製することで、黄色の油として270mgの表題化合物(41%)を得た。[M+H] calc’d for C
15H
20BrNO
3, 342, 344;found 342, 344.
【0467】
調製物18e:tert−ブチルN−{[(4R)−7−[メチル(フェニル)アミノ]−3,4−ジヒドロ−2H−1−ベンゾピラン−4−イル]メチル}カルバミン酸塩
【0468】
【化110】
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【0469】
表題化合物を、調製物6eの基本手順に従って、調製物18dとN−メチルアニリンから57%の収率で調製した。[M+H] calc’d for C
22H
28N
2O
3, 369;found 369.
【0470】
調製物18f:(4R)−4−(アミノメチル)−N−メチル−N−フェニル−3,4−ジヒドロ−2H−1−ベンゾピラン−7−アミン
【0471】
【化111】
[この文献は図面を表示できません]
【0472】
表題化合物を、調製物6fの基本手順に従って調製物18eから定量収率で調製した。[M+H] calc’d for C
17H
20N
2O, 269;found 269.
【0473】
調製物18g:メチル3−({[(4R)−7−[メチル(フェニル)アミノ]−3,4−ジヒドロ−2H−1−ベンゾピラン−4−イル]メチル}アミノ)ピリジン−4−カルボン酸塩
【0474】
【化112】
[この文献は図面を表示できません]
【0475】
表題化合物を、調製物16fの基本手順に従って調製物18fから68%の収率で調製した。[M+H] calc’d for C
24H
25N
3O
3, 404;found 404.
【0476】
実施例18:3−({[(4R)−7−[メチル(フェニル)アミノ]−3,4−ジヒドロ−2H−1−ベンゾピラン−4−イル]メチル}アミノ)ピリジン−4−カルボン酸
【0477】
【化113】
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【0478】
表題化合物を、実施例1の基本手順に従って調製物18gから32%の収率で調製した。
1H NMR(400 MHz,DMSO−d
6):δ1.87−1.88(1H,m), 1.96−1.97(1H,m), 3.06−3.09(1H,m), 3.20(3H,s), 3.44−3.52(1H,m), 3.64−3.66(1H,m), 4.12−4.18(2H,m), 6.36(1H,d,J= 2.1 Hz), 6.48(1H,d,J= 8.4 Hz), 6.91−7.01(3H,m), 7.17−7.29(3H,m), 7.56(1H,d,J= 5.1 Hz), 7.83(1H,d,J= 5.1 Hz), 8.40(1H,s).[M+H] calc’d for C
23H
23N
3O
3, 390;found 390.
【0479】
調製物19a:tert−ブチルN−{[(4R)−7−[(2−フルオロフェニル)(メチル)アミノ]−3,4−ジヒドロ−2H−1−ベンゾピラン−4−イル]メチル}カルバミン酸塩
【0480】
【化114】
[この文献は図面を表示できません]
【0481】
表題化合物を、調製物6eの基本手順に従って、調製物18dと2−フルオロ−N−メチルアニリンから65%の収率で調製した。[M+H] calc’d for C
22H
27FN
2O
3, 387;found 387.
【0482】
調製物19b:(4R)−4−(アミノメチル)−N−(2−フルオロフェニル)−N−メチル−3,4−ジヒドロ−2H−1−ベンゾピラン−7−アミン
【0483】
【化115】
[この文献は図面を表示できません]
【0484】
表題化合物を、調製物6fの基本手順に従って調製物19aから定量収率で調製した。[M+H] calc’d for C
17H
19FN
2O, 287;found 287.
【0485】
調製物19c:メチル3−({[(4R)−7−[(2−フルオロフェニル)(メチル)アミノ]−3,4−ジヒドロ−2H−1−ベンゾピラン−4−イル]メチル}アミノ)ピリジン−4−カルボン酸塩
【0486】
【化116】
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【0487】
表題化合物を、調製物16eの基本手順に従って調製物19bから50%の収率で調製した。[M+H] calc’d for C
24H
24FN
3O
3, 422;found 422.
【0488】
実施例19:3−({[(4R)−7−[(2−フルオロフェニル)(メチル)アミノ]−3,4−ジヒドロ−2H−1−ベンゾピラン−4−イル]メチル}アミノ)ピリジン−4−カルボン酸
【0489】
【化117】
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【0490】
表題化合物を、実施例1の基本手順に従って調製物19cから88%の収率で調製した。
1H NMR(400 MHz,DMSO−d
6):δ1.81−1.85(1H,m), 1.93−1.99(1H,m), 2.99−3.02(1H,m), 3.18(3H,s), 3.41−3.44(1H,m), 3.58−3.63(1H,m), 4.08−4.14(2H,m), 6.04(1H,s), 6.18(1H, dd, J = 1.2, 7.2 Hz), 7.10(1H,d,J= 8.4 Hz), 7.24−7.34(4H,m), 7.56(1H,d,J= 5.2 Hz), 7.82(1H,d,J= 4.8 Hz), 8.35(1H,s).[M+H] calc’d for C
23H
22FN
3O
3, 408;found 408.
【0491】
調製物20a:tert−ブチルN−{[(4R)−7−[(3−フルオロフェニル)(メチル)アミノ]−3,4−ジヒドロ−2H−1−ベンゾピラン−4−イル]メチル}カルバミン酸塩
【0492】
【化118】
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【0493】
表題化合物を、調製物6eの基本手順に従って、調製物18dと3−フルオロ−N−メチルアニリンから83%の収率で調製した。[M+H] calc’d for C
22H
27FN
2O
3, 387;found 387.
【0494】
調製物20b:(4R)−4−(アミノメチル)−N−(3−フルオロフェニル)−N−メチル−3,4−ジヒドロ−2H−1−ベンゾピラン−7−アミン
【0495】
【化119】
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【0496】
表題化合物を、調製物6fの基本手順に従って調製物20aから定量収率で調製した。[M+H] calc’d for C
17H
19FN
2O, 287;found 287.
【0497】
調製物20c:メチル3−({[(4R)−7−[(3−フルオロフェニル)(メチル)アミノ]−3,4−ジヒドロ−2H−1−ベンゾピラン−4−イル]メチル}アミノ)ピリジン−4−カルボン酸塩
【0498】
【化120】
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【0499】
表題化合物を、調製物16eの基本手順に従って調製物20bから12%の収率で調製した。[M+H] calc’d for C
24H
24FN
3O
3, 422;found 422.
【0500】
実施例20:3−({[(4R)−7−[(3−フルオロフェニル)(メチル)アミノ]−3,4−ジヒドロ−2H−1−ベンゾピラン−4−イル]メチル}アミノ)ピリジン−4−カルボン酸
【0501】
【化121】
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【0502】
表題化合物を、実施例1の基本手順に従って調製物20cから46%の収率で調製した。
1H NMR (400 MHz, THF−d8):δ8.30(s,1H), 7.74(brs, 2H), 7.48(d,J= 4.0 Hz, 1H), 7.14(d,J= 8.0 Hz, 1H), 7.03−6.97(m,1H), 6.59−6.45(m,4H), 6.36(t,J= 8.0 Hz, 1H), 4.13−4.02(m,2H), 3.65−3.59(m,1H), 3.42−3.34(m,1H), 3.14(s,3H), 3.08−3.02(m,1H), 2.00−1.86(m,2H).[M+H] calc’d for C
23H
22FN
3O
3, 408;found 408.
【0503】
調製物21a:tert−ブチルN−{[(4R)−7−[(4−フルオロフェニル)(メチル)アミノ]−3,4−ジヒドロ−2H−1−ベンゾピラン−4−イル]メチル}カルバミン酸塩
【0504】
【化122】
[この文献は図面を表示できません]
【0505】
表題化合物を、調製物6eの基本手順に従って、調製物18dと4−フルオロ−N−メチルアニリンから55%の収率で調製した。[M+H] calc’d for C
22H
27FN
2O
3, 387;found 387.
【0506】
調製物21b:(4R)−4−(アミノメチル)−N−(4−フルオロフェニル)−N−メチル−3,4−ジヒドロ−2H−1−ベンゾピラン−7−アミン
【0507】
【化123】
[この文献は図面を表示できません]
【0508】
表題化合物を、調製物6fの基本手順に従って調製物21aから定量収率で調製した。[M+H] calc’d for C
17H
19FN
2O, 287;found 287.
【0509】
調製物21c:メチル3−({[(4R)−7−[(4−フルオロフェニル)(メチル)アミノ]−3,4−ジヒドロ−2H−1−ベンゾピラン−4−イル]メチル}アミノ)ピリジン−4−カルボン酸塩
【0510】
【化124】
[この文献は図面を表示できません]
【0511】
表題化合物を、調製物16eの基本手順に従って調製物21bから83%の収率で調製した。[M+H] calc’d for C
24H
24FN
3O
3, 422;found 422.
【0512】
実施例21:3−({[(4R)−7−[(4−フルオロフェニル)(メチル)アミノ]−3,4−ジヒドロ−2H−1−ベンゾピラン−4−イル]メチル}アミノ)ピリジン−4−カルボン酸
【0513】
【化125】
[この文献は図面を表示できません]
【0514】
表題化合物を、実施例1の基本手順に従って調製物21cから83%の収率で調製した。
1H NMR(400 MHz,DMSO−d
6):δ1.82−1.87(1H,m), 1.94−1.99(1H,m), 3.03−3.06(1H,m), 3.17(3H,s), 3.43−3.49(1H,m), 3.63−3.67(1H,m), 4.09−4.20(2H,m), 6.26(1H,s), 6.38(1H,d,J= 8.4 Hz), 7.04−7.08(2H,m), 7.11−7.16(3H,m), 7.56(1H,d,J= 5.2 Hz), 7.83(1H,d,J= 4.8 Hz), 8.39(1H,s).[M+H] calc’d for C
23H
22FN
3O
3, 408;found 408.
【0515】
調製物22a:tert−ブチルN−{[(4R)−7−[メチル(4−メチルフェニル)アミノ]−3,4−ジヒドロ−2H−1−ベンゾピラン−4−イル]メチル}カルバミン酸塩
【0516】
【化126】
[この文献は図面を表示できません]
【0517】
表題化合物を、調製物6eの基本手順に従って、調製物18dと4−メチル−N−メチルアニリンから45%の収率で調製した。[M+H] calc’d for C
23H
30N
2O
3, 383;found 383.
【0518】
調製物22b:(4R)−4−(アミノメチル)−N−メチル−N−(4−メチルフェニル)−3,4−ジヒドロ−2H−1−ベンゾピラン−7−アミン
【0519】
【化127】
[この文献は図面を表示できません]
【0520】
表題化合物を、調製物6fの基本手順に従って調製物22aから定量収率で調製した。[M+H] calc’d for C
18H
22N
2O, 283;found 283.
【0521】
調製物22c:メチル3−({[(4R)−7−[メチル(4−メチルフェニル)アミノ]−3,4−ジヒドロ−2H−1−ベンゾピラン−4−イル]メチル}アミノ)ピリジン−4−カルボン酸塩
【0522】
【化128】
[この文献は図面を表示できません]
【0523】
表題化合物を、調製物16eの基本手順に従って調製物22bから29%の収率で調製した。[M+H] calc’d for C
25H
27N
3O
3, 418;found 418.
【0524】
実施例22:3−({[(4R)−7−[メチル(4−メチルフェニル)アミノ]−3,4−ジヒドロ−2H−1−ベンゾピラン−4−イル]メチル}アミノ)ピリジン−4−カルボン酸
【0525】
【化129】
[この文献は図面を表示できません]
【0526】
表題化合物を、実施例1の基本手順に従って調製物22cから79%の収率で調製した。
1H NMR(400 MHz,DMSO−d
6):δ1.84−1.86(1H,m), 1.95−1.99(1H,m), 2.26(3H,s), 3.02−3.05(1H,m), 3.16(3H,s), 3.42−3.48(1H,m), 3.62−3.66(1H,m), 4.08−4.16(2H,m), 6.25(1H,s), 6.38−6.40(1H,m), 6.95(2H,d,J= 8.0 Hz), 7.10−7.14(3H,m), 7.56(1H,d,J= 5.2 Hz), 7.84(1H,d,J= 5.2 Hz), 8.38(1H,s).[M+H] calc’d for C
24H
25N
3O
3, 404;found 404.
【0527】
調製物23a:tert−ブチルN−{[(4R)−7−[(4−クロロフェニル)(メチル)アミノ]−3,4−ジヒドロ−2H−1−ベンゾピラン−4−イル]メチル}カルバミン酸塩
【0528】
【化130】
[この文献は図面を表示できません]
【0529】
表題化合物を、調製物6eの基本手順に従って、調製物18dと4−クロロ−N−メチルアニリンから65%の収率で調製した。[M+H] calc’d for C
22H
27ClN
2O
3, 403;found 403.
【0530】
調製物23b:(4R)−4−(アミノメチル)−N−(4−クロロフェニル)−N−メチル−3,4−ジヒドロ−2H−1−ベンゾピラン−7−アミン
【0531】
【化131】
[この文献は図面を表示できません]
【0532】
表題化合物を、調製物6fの基本手順に従って調製物23aから定量収率で調製した。[M+H] calc’d for C
17H
19ClN
2O, 303;found 303.
【0533】
調製物23c:メチル3−({[(4R)−7−[(4−クロロフェニル)(メチル)アミノ]−3,4−ジヒドロ−2H−1−ベンゾピラン−4−イル]メチル}アミノ)ピリジン−4−カルボン酸塩
【0534】
【化132】
[この文献は図面を表示できません]
【0535】
表題化合物を、調製物16eの基本手順に従って調製物21bから18%の収率で調製した。[M+H] calc’d for C
24H
24ClN
3O
3, 438;found 438.
【0536】
実施例23:3−({[(4R)−7−[(4−クロロフェニル)(メチル)アミノ]−3,4−ジヒドロ−2H−1−ベンゾピラン−4−イル]メチル}アミノ)ピリジン−4−カルボン酸
【0537】
【化133】
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【0538】
表題化合物を、実施例1の基本手順に従って調製物23cから51%の収率で調製した。
1H NMR(400 MHz,DMSO−d
6):δ8.39(s,1H), 7.84(d, J= 4.8 Hz, 1H), 7.56(d,J= 4.8 Hz, 1H), 7.27−7.23(m,3H), 6.92(d,J= 8.8 Hz,2H), 6.56(dd,J= 8.0 Hz, 2.0Hz, 1H), 6.45(d,J= 2.0 Hz, 1H), 4.23−4.12(m,2H), 3.71−3.66(m,1H), 3.52−3.46(m,1H), 3.20(s,3H), 3.11−3.07(m,1H), 2.02−1.95(m,1H), 1.89−1.86(m,1H).[M+H] calc’d for C
23H
22ClN
3O
3, 424;found 424.
【0539】
調製物24a:tert−ブチルN−{[(4R)−7−[エチル(フェニル)アミノ]−3,4−ジヒドロ−2H−1−ベンゾピラン−4−イル]メチル}カルバミン酸塩
【0540】
【化134】
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【0541】
表題化合物を、調製物6eの基本手順に従って、調製物18dとN−エチルアニリンから68%の収率で調製した。[M+H] calc’d for C
23H
30N
2O
3, 383;found 383.
【0542】
調製物24b:(4R)−4−(アミノメチル)−N−エチル−N−フェニル−3,4−ジヒドロ−2H−1−ベンゾピラン−7−アミン
【0543】
【化135】
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【0544】
表題化合物を、調製物6fの基本手順に従って調製物24aから定量収率で調製した。[M+H] calc’d for C
18H
22N
2O, 283;found 283.
【0545】
調製物24c:メチル3−({[(4R)−7−[エチル(フェニル)アミノ]−3,4−ジヒドロ−2H−1−ベンゾピラン−4−イル]メチル}アミノ)ピリジン−4−カルボン酸塩
【0546】
【化136】
[この文献は図面を表示できません]
【0547】
表題化合物を、調製物16eの基本手順に従って調製物22bから33%の収率で調製した。[M+H] calc’d for C
25H
27N
3O
3, 418;found 418.
【0548】
実施例24:3−({[(4R)−7−[エチル(フェニル)アミノ]−3,4−ジヒドロ−2H−1−ベンゾピラン−4−イル]メチル}アミノ)ピリジン−4−カルボン酸
【0549】
【化137】
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【0550】
表題化合物を、実施例1の基本手順に従って調製物24cから58%の収率で調製した。
1H NMR(400 MHz,DMSO−d
6):δ1.10(3H,t,J= 6.8 Hz), 1.83−1.87(1H,m), 1.95−2.00(1H,m), 3.05−3.08(1H,m), 3.45−3.51(1H,m), 3.65−3.72(3H,m), 4.10−4.18(2H,m), 6.33(1H,s), 6.4(1H,d,J= 8.0 Hz), 6.91−6.98(3H,m), 7.17(1H,d,J= 8.4 Hz), 7.26(2H,t,J= 7.6 Hz), 7.57(1H,d,J= 4.4 Hz), 7.84(1H,d,J= 4.8 Hz), 8.40(1H,s).[M+H] calc’d for C
24H
25N
3O
3, 404;found 404.
【0551】
調製物25a:2−ヒドロキシ−5,6,7,8−テトラヒドロキノリン−5−オン
【0552】
【化138】
[この文献は図面を表示できません]
【0553】
3−アミノ−2−シクロヘキセン−1−オン(25.0g、224.9mmol)とプロピオール酸メチル(23.6g、281mmol)の混合物を1時間、加熱還流した。混合物を冷まし、固形物をろ過により集めて、THFで洗浄することで、黄色の固形物として7.8gの表題化合物(21%)を得た。[M+H] calc’d for C
9H
9NO
2,164;found 164.
【0554】
調製物25b:2−クロロ−5,6,7,8−テトラヒドロキノリン−5−オン
【0555】
【化139】
[この文献は図面を表示できません]
【0556】
ACN(120mL)中の調製物25a(7.8g、47.7mmol)の懸濁液に、POCl
3(14.6g、95.3mmol)を滴下で加えた。反応混合物を、2時間加熱還流し、その後、濃縮した。残留物を、H
2O中に溶解し、2NのNaOHでpH
8まで塩基化し、EtOAcで抽出した。有機物を、濃縮し、シリカゲルクロマトグラフィー(PE:EtOAc=4:1)によって精製し、オフホワイト固形物として7.1g(82%)の表題化合物を得た。[M+H] calc’d for C
9H
8ClNO、182;found 182。
【0557】
調製物25c:2−フェニル−5,6,7,8−テトラヒドロキノリン−5−オン
【0558】
【化140】
[この文献は図面を表示できません]
【0559】
ジオキサン(30mL)およびH
2O(2mL)中の調製物25b(0.82g、4.5mmol)、フェニルボロン酸(1.1g、9.1mmol)、Pd(Ph
3P)
4(0.25g、0.23mmol)、およびNa
2CO
3(1.5g、13.6mmol)の懸濁液を、N
2下で一晩加熱還流した。反応混合物を、冷却し、濾過し、濃縮した。シリカゲルクロマトグラフィー(PE:EtOAc=9:1)による精製によって、白色固形物として1.1g(85%)の表題化合物を得た。[M+H] calc’d for C
15H
13NO
2、224;found 224。
【0560】
調製物25d:(2−フェニル−7,8−ジヒドロキノリン−5−イル)メタンアミン、H
2SO
4塩
【0561】
【化141】
[この文献は図面を表示できません]
【0562】
トルエン(20mL)中の調製物25c(1.0g、4.6mmol)およびZnI
2(20mg)の溶液に、室温でTMSCN(0.91g、9.2mmol)を加えた。溶液を、一晩110℃で加熱した。反応物を0℃に冷却し、LAH(3.9mL、2.4M、9.2mmol)を加え、反応物を2時間撹拌した。反応物を、0℃でのEtOAc(20mL)の追加によってクエンチし、その後、水(0.4mL)および水性の10%のNaOH(0.4mL)を加えた。混合物を、濾過し、濃縮した。結果として生じた固形物を、MTBEで洗浄し、茶色固形物 として0.55g(47%)の5−(アミノメチル)−2−フェニル−5,6,7,8−テトラヒドロキノリン−5−オール 5−(アミノメチル)−2−フェニル−5,6,7,8−テトラヒドロキノリン−5−オール中間体を得た。トルエン(80mL)中の5−(アミノメチル)−2−フェニル−5,6,7,8−テトラヒドロキノリン−5−オール(0.55g、2.2mmol)の溶液に、濃縮したH
2SO
4(24滴)を加え、溶液を、ディーン・スターク・コンデンサーの下で150℃で撹拌した。溶液を、室温に冷却し、濃縮して、粗製の表題化合物を得た。[M+H] calc’d for C
16H
16N
2、237;found 237。
【0563】
調製物25e:(2−フェニル−5,6,7,8−テトラヒドロキノリン−5−イル)メタンアミン
【0564】
【化142】
[この文献は図面を表示できません]
【0565】
N
2下でのMeOH(20mL)およびAcOH(2mL)中の調製物25d(2.2mmol)の溶液に、室温で10%のPd/C(270mg)を加えた。混合物を、H
2下で一晩50℃に加熱した。反応物を、セライトを介して濾過し、濃縮した。残留物を、EtOAcで希釈し、飽和したK
2CO
3溶液で洗浄し、乾燥し(Na
2SO
4)、濃縮して、赤油として0.52gの粗製の表題化合物を得た。[M+H]calc’d for C
16H
18N
2 、239;found 239。
【0566】
調製物25f:メチル3−({[(4R)−7−[エチル(フェニル)アミノ]−3,4−ジヒドロ−2H−1−ベンゾピラン−4−イル]メチル}アミノ)ピリジン−4−カルボン酸塩
【0567】
【化143】
[この文献は図面を表示できません]
【0568】
表題化合物を、調製物4dのための基本手順に従って、調製物25eから54%の収率で調製した。[M+H]calc’d for C
23H
23N
3O
2、374;Found、374。
【0569】
実施例25:3−({[(4R)−7−[エチル(フェニル)アミノ]−3,4−ジヒドロ−2H−1−ベンゾピラン−4−イル]メチル}アミノ)ピリジン−4−カルボン酸
【0570】
【化144】
[この文献は図面を表示できません]
【0571】
表題化合物を、実施例1のための基本手順に従って調製物25fから41%の収率で調製した。
1H NMR(400MHz、DMSO−d
6):δ1.79−2.00 (m, 4H), 2.88−2.94 (m, 2H), 3.22−3.23 (m, 1H), 3.50−3.56 (m, 1H), 3.64−3.68 (m, 1H), 7.41 (d, J = 7.6 Hz, 1H), 7.47 (t, J = 7.6 Hz, 2H), 7.57 (d, J = 4.8 Hz, 1H), 7.72 (d, J = 8.0 Hz, 1H), 7.81 (d, J = 8.0 Hz, 1H), 7.85 (d, J = 4.8 Hz, 1H), 8.05 (d, J = 7.6 Hz, 2H), 8.43 (s, 1H)。[M+H]calc’d for C
22H
21N
3O
2、360;Found、360。
【0572】
調製物26a:2−[メチル(フェニル)アミノ]−5,6,7,8−テトラヒドロキノリン−5−オン
【0573】
【化145】
[この文献は図面を表示できません]
【0574】
トルエン(100mL)中の調製物25b(4.5g、24.7mmol)の溶液に、N−メチルアニリン(5.3g、49.4mmol)、Pd
2(dba)
3(456mg、0.49mmol)、キサントホス(0.86g、1.48mmol)およびCS
2CO
3(11.3g、34.6mmol)を加えた。混合物を、一晩窒素下で加熱還流した。混合物を、濾過し、濃縮した。残留物を、シリカゲルクロマトグラフィー(PE:EtOAc=20:1から10:1)によって精製し、オフホワイト固形物として1.6g(26%)の表題化合物を得た。[M+H]calc’d for C
16H
16N
2O、253;found 253。
【0575】
調製物26b:5−(アミノメチル)−N−メチル−N−フェニル−7,8−ジヒドロキノリン−2−アミン、塩酸塩
【0576】
【化146】
[この文献は図面を表示できません]
【0577】
表題化合物を、調製物25dのための基本手順に従って、調製物26aから51%の収率で調製した。[M+H] calc’d for C
17H
19N
2、266;found 266。
【0578】
調製物26c:5−(アミノメチル)−N−メチル−N−フェニル−5,6,7,8−テトラヒドロキノリン−2−アミン
【0579】
【化147】
[この文献は図面を表示できません]
【0580】
表題化合物を、調製物25eのための基本手順に従って調製物26bから定量的収率で調製した。[M+H]calc’d for C
17H
21N
2、268;found 268。
【0581】
調製物26d:メチル3−[({2−[メチル(フェニル)アミノ]−5,6,7,8−テトラヒドロキノリン−5−イル}メチル)アミノ]ピリジン−4−カルボン酸塩
【0582】
【化148】
[この文献は図面を表示できません]
【0583】
表題化合物を、調製物4dのための基本手順に従って、調製物26cから30%の収率で調製した。[M+H]calc’d for C
24H
26N
4O
2、403;Found、403。
【0584】
実施例26:3−[({2−[メチル(フェニル)アミノ]−5,6,7,8−テトラヒドロキノリン−5−イル}メチル)アミノ]ピリジン−4−カルボン酸
【0585】
【化149】
[この文献は図面を表示できません]
【0586】
表題化合物を、実施例1のための基本手順に従って調製物26dから47%の収率で調製した。
1H NMR(400MHz、DMSO−d
6):δ1.72−1.93 (m, 4H), 2.67−2.73 (m, 2H), 2.98−3.02 (m, 1H), 3.37 (s, 3H), 3.40−3.43 (m, 1H), 3.50−3.54 (m, 1H), 6.35 (d, J = 8.4 Hz, 1H), 7.18 (t, J = 7.2 Hz, 1H), 7.25 (d, J = 7.2 Hz, 2H), 7.39 (d, J = 7.2 Hz, 2H), 7.41 (d, J = 8.4 Hz, 1H), 7.55 (d, J = 4.8 Hz, 1H), 7.82 (d, J = 4.8 Hz, 1H), 8.34 (s, 1H)。[M+H]calc’d for C
23H
24N
4O
2、389;Found、389。
【0587】
調製物27a:7−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−3,4−ジヒドロ−2H−1−ベンゾピラン−4−オン
【0588】
【化150】
[この文献は図面を表示できません]
【0589】
DMF(15mL)中の7−ブロモ−4−クロマノン(1.0g、4.4mmol)の溶液に、[4−(トリフルオロメチル)フェニル]ボロン酸(1.25g、6.6mmol)、Pd(PPh
3)
4(580mg、0.5mmol)およびK
2CO
3(1.22g、8.8mmol)を加えた。混合物を、窒素下で4時間105℃で撹拌した。混合物を、濾過し、濃縮し、残留物を、シリカゲルクロマトグラフィー(PE:EtOAc=4:1)によって精製し、白色固形物として830mg(61%)の表題化合物を得た。[M+H]calc’d for C
16H
11F
3O
2、293;Found、293。
【0590】
調製物27b:{7−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−2H−クロメン−4−イル}メタンアミン、塩酸塩
【0591】
【化151】
[この文献は図面を表示できません]
【0592】
表題化合物を、調製物3aのための基本手順に従って、調製物27aから41%の収率で調製した。[M+H]calc’d for C
17H
14F
3NO、306;Found、306。
【0593】
調製物27c:{7−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−3,4−ジヒドロ−2H−1−ベンゾピラン−4−イル}メタンアミン
【0594】
【化152】
[この文献は図面を表示できません]
【0595】
表題化合物を、調製物3eのための基本手順に従って、調製物27bから80%の収率で調製した。[M+H]calc’d for C
17H
16F
3NO、308;Found、308。
【0596】
調製物27d:メチル3−[({7−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−3,4−ジヒドロ−2H−1−ベンゾピラン−4−イル}メチル)アミノ]ピリジン−4−カルボン酸塩
【0597】
【化153】
[この文献は図面を表示できません]
【0598】
DMA(10mL)中の調製物27c(260mg、0.85mmol)の溶液に、室温でメチル3−フルオロイソニコチナート(330mg、2.2mmol)を加えた。反応混合物を、マイクロ波下で1時間170℃で撹拌した。反応混合物を、水に注ぎ、EtOAcで抽出した。組み合わせた有機質層を、ブラインで洗浄し、乾燥し(Na
2SO
4)、濃縮した。シリカゲルクロマトグラフィーによる精製によって、黄色固形物 として28mg(7%)の表題化合物を得た。[M+H]calc’d for C
24H
21F
3N
2O
3、443;Found、443。
【0599】
実施例27:3−[({7−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−3,4−ジヒドロ−2H−1−ベンゾピラン−4−イル}メチル)アミノ]ピリジン−4−カルボン酸
【0600】
【化154】
[この文献は図面を表示できません]
【0601】
表題化合物を、実施例1のための基本手順に従って調製物38aから59%の収率で調製した。
1H NMR(400MHz、DMSO−d
6):δ1.94−1.96 (1H, m), 2.02−2.03 (1H, m), 3.17−3.22 (1H, m), 3.50−3.56 (1H, m), 3.71−3.74 (1H, m), 4.21−4.27 (2H, m), 7.14 (1H, s), 7.23 (1H, d, J = 7.2 Hz), 7.45 (1H, d, J = 8.4 Hz), 7.58 (1H, d, J = 4.8 Hz), 7.77−7.87 (5H, m), 8.41 (1H, s)。[M+H]calc’d for C
23H
19F
3N
2O
3、429;Found、429。
【0602】
調製物28a:7−(フラン−3−イル)−3,4−ジヒドロ−2H−1−ベンゾピラン−4−オン
【0603】
【化155】
[この文献は図面を表示できません]
【0604】
ジオキサン(6mL)中の6−ブロモ−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−オン(1.5g、6.6mmol)の溶液に、2−(フラン−3−イル)−4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン(1.92g、9.9mmol)、Pd(dppf)Cl
2.DCM(540mg、0.66mmol)および飽和したNaHCO
3(2mL)を加えた。混合物を窒素下で4時間100℃で撹拌した。混合物を、室温に冷却し、EtOAcで希釈し、濾過し、濃縮した。残留物を、シリカゲルクロマトグラフィー(4:1のPE:EtOAc)によって精製して、白色固形物として1.18g(83%)の表題化合物を得た。
1H NMR(400MHz、CDCl
3):δ2.82 (2H, t, J = 6.2 Hz), 4.56 (2H, t, J = 6.4 Hz), 6.71 (1H, s), 7.07 (1H, s), 7.14 (1H, d, J = 8.4 Hz), 7.50 (1H, s), 7.81 (1H, s), 7.88 (1H, d, J = 8.4 Hz)。[M+H]calc’d for C
13H
10O
3、215;Found、215。
【0605】
調製物28b:[7−(フラン−3−イル)−2H−クロメン−4−イル]メタンアミン、塩酸塩
【0606】
【化156】
[この文献は図面を表示できません]
【0607】
表題化合物を、調製物3aのための基本手順に従って、調製物28aから87%の収率で調製した。[M+H]calc’d for C
14H
13NO
2、228;Found、228。
【0608】
調製物28c:[7−(フラン−3−イル)−3,4−ジヒドロ−2H−1−ベンゾピラン−4−イル]メタンアミン
【0609】
【化157】
[この文献は図面を表示できません]
【0610】
表題化合物を、調製物3eのための基本手順に従って、調製物28bから57%の収率で調製した。[M+H]calc’d for C
14H
15NO
2、230;Found、230。
【0611】
調製物28d:メチル3−({[7−(フラン−3−イル)−3,4−ジヒドロ−2H−1−ベンゾピラン−4−イル]メチル}アミノ)ピリジン−4−カルボン酸塩
【0612】
【化158】
[この文献は図面を表示できません]
【0613】
表題化合物を、調製物1eのための基本手順に従って、調製物28cから14%の収率で調製した。[M+H]calc’d for C
21H
20N
2O
4、365;Found、365。
【0614】
実施例28:3−({[7−(フラン−3−イル)−3,4−ジヒドロ−2H−1−ベンゾピラン−4−イル]メチル}アミノ)ピリジン−4−カルボン酸
【0615】
【化159】
[この文献は図面を表示できません]
【0616】
表題化合物を、実施例1のための基本手順に従って調製物28dから71%の収率で調製した。
1H NMR(300MHz、DMSO−d
6):δ1.89−1.91 (1H, m), 1.97−2.00 (1H, m), 3.11−3.16 (1H, m), 3.48−3.56 (1H, m), 3.67−3.72 (1H, m), 4.17−4.23 (2H, m), 6.92 (1H, s), 7.03 (1H, s), 7.10 (1H, d, J = 8.1 Hz), 7.29 (1H, d, J = 8.1 Hz), 7.56 (1H, d, J = 5.1 Hz), 7.70 (1H, s), 7.84 (1H, d, J = 5.1 Hz), 8.14 (1H, s), 8.43 (1H, s)。[M+H] calc’d for C
20H
18N
2O
4、351;Found、351。
【0617】
調製物29a:7−(3−メチルフェニル)−3,4−ジヒドロ−2H−1−ベンゾピラン−4−オン
【0618】
【化160】
[この文献は図面を表示できません]
【0619】
ジオキサン(40mL)および水(2mL)中の6−ブロモ−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−オン(2.0g、8.9mmol)、3−メチルベンゼンボロン酸(1.8g、13.2mmol)、およびNa
2CO
3(2.8g、26.4mmol)の懸濁液に、N
2下での室温でPd(PPh
3)
4(509mg、0.4mmol)を加えた。反応物を、一晩100℃で撹拌した。反応物を、濾過し、濃縮した。シリカゲルクロマトグラフィー(PE:EtOAc=12:1)による精製によって、白油として2.0g(96%)の表題化合物を得た。
1H NMR(300MHz、CDCl
3):δ2.44 (3H, s), 2.86 (2H, t, J = 6.6 Hz), 4.59 (2H, t, J = 6.6 Hz), 7.20−7.29 (3H, m), 7.36−7.44 (3H, m), 7.87 (1H, d, J = 8.1 Hz)。[M+H]calc’d for C
16H
14O
2、239;Found、239。
【0620】
調製物29b:[7−(3−メチルフェニル)−2H−クロメン−4−イル]メタンアミン
【0621】
【化161】
[この文献は図面を表示できません]
【0622】
表題化合物を、調製物3aのための基本手順に従って、調製物29aから29%の収率で調製した。[M+H]calc’d for C
17H
17NO、252;Found、252。
【0623】
調製物29c:[7−(3−メチルフェニル)−3,4−ジヒドロ−2H−1−ベンゾピラン−4−イル]メタンアミン
【0624】
【化162】
[この文献は図面を表示できません]
【0625】
表題化合物を、調製物3eのための基本手順に従って、調製物29bから99%の収率で調製した。[M+H]calc’d for C
17H
19NO、254;Found、254。
【0626】
調製物29d:メチル3−({[(4S)−7−(3−メチルフェニル)−3,4−ジヒドロ−2H−1−ベンゾピラン−4−イル]メチル}アミノ)ピリジン−4−カルボン酸塩;および
調製物30d:メチル3−({[(4R)−7−(3−メチルフェニル)−3,4−ジヒドロ−2H−1−ベンゾピラン−4−イル]メチル}アミノ)ピリジン−4−カルボン酸塩
【0627】
【化163】
[この文献は図面を表示できません]
【0628】
表題化合物(200mg)のラセミ化合物を、調製物1eのための基本手順に従って調製物29cから22%の収率で調製した。[M+H]calc’d for C
24H
24N
2O
3、389;Found、389。
キラルHPLC(カラム:Chiralcel IA 5um 4.6
*250mm、移動相: Hex:EtOH=50:50;F:1.0mL/分;W:230nm;T:30℃)による分離によって、黄色油としてそれぞれ、50mg(25%)の調製物30d(9.211分)および52mg(26%)の調製物29d(11.640分)を得た。
【0629】
実施例29:3−({[(4S)−7−(3−メチルフェニル)−3,4−ジヒドロ−2H−1−ベンゾピラン−4−イル]メチル}アミノ)ピリジン−4−カルボン酸
【0630】
【化164】
[この文献は図面を表示できません]
【0631】
表題化合物を、実施例1のための基本手順に従って調製物29dから89%の収率で調製した。
1H NMR(300MHz、DMSO−d
6):δ1.90−1.94 (1H, m), 2.00−2.04 (1H, m), 2.36 (3H, s), 3.17−3.20 (1H, m), 3.51−3.58 (1H, m), 3.71−3.77 (1H, m), 4.21−4.25 (2H, m), 7.03 (1H, d, J = 0.9 Hz), 7.13−7.16 (2H, m), 7.29−7.43 (4H, m), 7.58 (1H, d, J = 5.1 Hz), 7.86 (1H, d, J = 5.1 Hz), 8.45 (1H, s)。[M+H]calc’d for C
23H
22N
2O
3、375;Found、375。
【0632】
実施例30:3−({[(4R)−7−(3−メチルフェニル)−3,4−ジヒドロ−2H−1−ベンゾピラン−4−イル]メチル}アミノ)ピリジン−4−カルボン酸
【0633】
【化165】
[この文献は図面を表示できません]
【0634】
表題化合物を、実施例1のための基本手順に従って調製物30dから90%の収率で調製した。
1H NMR(300MHz、DMSO−d
6):δ1.90−1.94 (1H, m), 2.00−2.04 (1H, m), 2.36 (3H, s), 3.17−3.20 (1H, m), 3.51−3.58 (1H, m), 3.71−3.77 (1H, m), 4.21−4.25 (2H, m), 7.03 (1H, d, J = 0.9 Hz), 7.13−7.16 (2H, m), 7.29−7.43 (4H, m), 7.58 (1H, d, J = 5.1 Hz), 7.86 (1H, d, J = 5.1 Hz), 8.45 (1H, s)。[M+H]calc’d for C
23H
22N
2O
3、375;Found、375。
【0635】
調製物31a:7−(4−メチルフェニル)−3,4−ジヒドロ−2H−1−ベンゾピラン−4−オン
【0636】
【化166】
[この文献は図面を表示できません]
【0637】
表題化合物を、調製物27aのための基本手順に従って、4−メチルベンゼンボロン酸から95%の収率で調製した。
1H NMR(400MHz、CDCl
3):δ2.40 (3H, s), 2.82 (2H, t, J = 6.6 Hz), 4.56 (2H, t, J = 6.4 Hz), 7.17 (1H, s), 7.23−7.27 (3H, m), 7.49 (2H, d, J = 8.0 Hz), 7.92 (1H, d, J = 8.4 Hz)。[M+H]calc’d for C
16H
14O
2、239;Found、239。
【0638】
調製物31b:[7−(4−メチルフェニル)−2H−クロメン−4−イル]メタンアミン、塩酸塩
【0639】
【化167】
[この文献は図面を表示できません]
【0640】
表題化合物を、調製物3aのための基本手順に従って、調製物31aから51%の収率で調製した。[M+H]calc’d for C
17H
17NO、252;Found、252。
【0641】
調製物31c:[7−(4−メチルフェニル)−3,4−ジヒドロ−2H−1−ベンゾピラン−4−イル]メタンアミン
【0642】
【化168】
[この文献は図面を表示できません]
【0643】
表題化合物を、調製物3eのための基本手順に従って、調製物31bから72%の収率で調製した。[M+H]calc’d for C
17H
19NO、254;Found、254。
【0644】
調製物31d:メチル3−({[(4S)−7−(4−メチルフェニル)−3,4−ジヒドロ−2H−1−ベンゾピラン−4−イル]メチル}アミノ)ピリジン−4−カルボン酸塩;および
調製物32d:メチル3−({[(4R)−7−(4−メチルフェニル)−3,4−ジヒドロ−2H−1−ベンゾピラン−4−イル]メチル}アミノ)ピリジン−4−カルボン酸塩
【0645】
【化169】
[この文献は図面を表示できません]
【0646】
表題化合物(370mg)のラセミ化合物を、調製物1eのための基本手順に従って調製物29cから30%の収率で調製した。[M+H]calc’d for C
24H
24N
2O
3、389;Found、389。
キラルHPLC(カラム:Chiralcel IA、250mm
*4.6mm、5um; 移動相: Hex:EtOH=50:50;F:1.0mL/分;W:230nm;T=30℃)による分離によって、黄色油としてそれぞれ、160mg(43%)の調製物32d(10.07分)および135mg(36%)の調製物31d(12.88分)を得た。
【0647】
実施例31:3−({[(4S)−7−(4−メチルフェニル)−3,4−ジヒドロ−2H−1−ベンゾピラン−4−イル]メチル}アミノ)ピリジン−4−カルボン酸
【0648】
【化170】
[この文献は図面を表示できません]
【0649】
表題化合物を、実施例1のための基本手順に従って調製物31dから59%の収率で調製した。
1H NMR(300MHz、DMSO−d
6):δ1.90−1.92 (1H, m), 1.99−2.04 (1H, m), 2.32(3H, s), 3.20−3.25 (1H, m), 3.59−3.64 (1H, m), 3.73−3.77 (1H, m), 4.16−4.25 (2H, m), 7.03 (1H, s), 7.11 (1H, d, J = 7.5 Hz), 7.22 (2H, d, J = 7.5 Hz), 7.37 (1H, d, J = 7.8 Hz), 7.49 (2H, d, J = 7.8 Hz), 8.03 (1H, d, J = 5.7 Hz), 8.13 (1H, d, J = 5.4 Hz), 8.30 (1H, bs), 8.61 (1H, s)。[M+H]calc’d for C
23H
22N
2O
3、375;Found、375。
【0650】
実施例32:3−({[(4R)−7−(4−メチルフェニル)−3,4−ジヒドロ−2H−1−ベンゾピラン−4−イル]メチル}アミノ)ピリジン−4−カルボン酸
【0651】
【化171】
[この文献は図面を表示できません]
【0652】
表題化合物を、実施例1のための基本手順に従って調製物32dから71%の収率で調製した。
1H NMR(300MHz、DMSO−d
6):δ1.90−1.92 (1H, m), 1.99−2.04 (1H, m), 2.32 (3H, s), 3.20−3.25 (1H, m), 3.59−3.64 (1H, m), 3.73−3.77 (1H, m), 4.16−4.25 (2H, m), 7.02 (1H, s), 7.11 (1H, d, J = 8.1 Hz), 7.21 (2H, d, J = 8.1 Hz), 7.36 (1H, d, J = 8.4 Hz), 7.48 (2H, d, J = 7.8 Hz), 8.03 (1H, d, J = 5.7 Hz), 8.14 (1H, d, J = 5.7 Hz), 8.30 (1H, bs), 8.61 (1H, s)。[M+H]calc’d for C
23H
22N
2O
3、375;Found、375。
【0653】
調製物33a:7−(チオフェン−3−イル)−3,4−ジヒドロ−2H−1−ベンゾピラン−4−オン
【0654】
【化172】
[この文献は図面を表示できません]
【0655】
表題化合物を、調製物27aのための基本手順に従って、3−チエニルボロン酸から85%の収率で調製した。[M+H]calc’d for C
13H
10O
2S、231;Found、231。
【0656】
調製物33b:[7−(チオフェン−3−イル)−2H−クロメン−4−イル]メタンアミン、塩酸塩
【0657】
【化173】
[この文献は図面を表示できません]
【0658】
表題化合物を、調製物3aのための基本手順に従って、調製物33aから77%の収率で調製した。[M+H]calc’d for C
14H
13NOS、244;Found、244。
【0659】
調製物33c:[7−(チオフェン−3−イル)−3,4−ジヒドロ−2H−1−ベンゾピラン−4−イル]メタンアミン
【0660】
【化174】
[この文献は図面を表示できません]
【0661】
表題化合物を、調製物3eのための基本手順に従って、調製物33bから99%の収率で調製した。[M+H]calc’d for C
14H
15NOS、246;Found、246。
【0662】
調製物33d:メチル3−({[(4S)−7−(チオフェン−3−イル)−3,4−ジヒドロ−2H−1−ベンゾピラン−4−イル]メチル}アミノ)ピリジン−4−カルボン酸塩;および
調製物34d:メチル3−({[(4R)−7−(チオフェン−3−イル)−3,4−ジヒドロ−2H−1−ベンゾピラン−4−イル]メチル}アミノ)ピリジン−4−カルボン酸塩
【0663】
【化175】
[この文献は図面を表示できません]
【0664】
表題化合物(250mg)のラセミ化合物を、調製物1eのための基本手順に従って調製物33cから16%の収率で調製した。
キラルHPLC(カラム:Chiralcel:AS 5um 4.6
*250mm、移動相: Hex:EtOH=80:20、F:1.0mL/分、W:230nm、T:30℃)による分離によって、黄色固形物 としてそれぞれ、83mg(33%)の調製物34d(9.489分)および76mg(30%)の調製物33d(11.968分)を得た。
【0665】
実施例33:3−({[(4S)−7−(チオフェン−3−イル)−3,4−ジヒドロ−2H−1−ベンゾピラン−4−イル]メチル}アミノ)ピリジン−4−カルボン酸
【0666】
【化176】
[この文献は図面を表示できません]
【0667】
表題化合物を、実施例1のための基本手順に従って調製物33dから64%の収率で調製した。
1H NMR(400MHz、DMSO−d
6):δ1.90−1.92 (1H, m), 1.99−2.03 (1H, m), 3.14−3.18 (1H, m), 3.52−3.58 (1H, m), 3.71−3.75 (1H, m), 4.19−4.25 (2H, m), 7.14 (1H, s), 7.22 (1H, d, J = 8.0 Hz), 7.34 (1H, d, J = 8.0 Hz), 7.52−7.62 (3H, m), 7.85−7.87 (2H, m), 8.45 (1H, s)。[M+H]calc’d for C
20H
18N
2O
3S、367;Found、367。
【0668】
実施例34:3−({[(4R)−7−(チオフェン−3−イル)−3,4−ジヒドロ−2H−1−ベンゾピラン−4−イル]メチル}アミノ)ピリジン−4−カルボン酸
【0669】
【化177】
[この文献は図面を表示できません]
【0670】
表題化合物を、実施例1のための基本手順に従って調製物34dから62%の収率で調製した。
1H NMR(400MHz、DMSO−d
6):δ1.92−1.93 (1H, m), 1.99−2.03 (1H, m), 3.16−3.17 (1H, m), 3.55−3.57 (1H, m), 3.71−3.75 (1H, m), 4.20−4.24 (2H, m), 7.13 (1H, s), 7.22 (1H, d, J = 8.4 Hz), 7.34 (1H, d, J = 8.0 Hz), 7.52−7.61 (3H, m), 7.85−7.86 (2H, m), 8.44 (1H, s)。[M+H]calc’d for C
20H
18N
2O
3S、367;Found、367。
【0671】
調製物35a:tert−ブチルN−{[7−(シクロヘキサ−1−en−1−イル)−2H−クロメン−4−イル]メチル}カルバミン酸塩
【0672】
【化178】
[この文献は図面を表示できません]
【0673】
ジオキサン(25mL)中の調製物3b(600mg、1.76mmol)の溶液に、化合物1−シクロヘキセン−イル−ボロン酸ピナコールエステル(404mg、1.94mmol)、Pd(PPh
3)
4(204mg、1.76mmol)、およびNa
2CO
3(8.0mL、2.0mol/L、14mmol)を加えた。混合物を、窒素下で一晩80℃で撹拌した。混合物を、濾過し、濃縮した。残留物を、シリカゲルクロマトグラフィー(PE:EtOAc=5:1)によって精製し、淡赤色固形物として450mg(75%)の表題化合物を得た。[M+H]calc’d for C
21H
27NO
3、342;Found、342。
【0674】
調製物35b:tert−ブチルN−[(7−シクロヘキシル−3,4−ジヒドロ−2H−1−ベンゾピラン−4−イル)メチル]カルバミン酸塩
【0675】
【化179】
[この文献は図面を表示できません]
【0676】
表題化合物を、調製物3eのための基本手順に従って、調製物35aから88%の収率で調製した。[M+H]calc’d for C
21H
31NO
3、346;Found、346。
【0677】
調製物35c:(7−シクロヘキシル−3,4−ジヒドロ−2H−1−ベンゾピラン−4−イル)メタンアミン
【0678】
【化180】
[この文献は図面を表示できません]
【0679】
EtOAc(10mL)中の調製物35b(400mg、1.16mmol)の溶液に、EtOAc/HCl(10mL、1.0M)を加え、反応混合物を、4時間室温で撹拌した。反応混合物を濃縮し、残留物を、飽和した水性のK
2CO
3(20mL)中に取り込み、EtOAc(3x10mL)で抽出した。有機物を、乾燥し、濃縮し(Na
2SO
4)、薄い赤油として289mg(定量)の表題化合物を得た。[M+H]calc’d for C
16H
23NO、246;Found、246。
【0680】
調製物35d:メチル3−({[(4R)−7−シクロヘキシル−3,4−ジヒドロ−2H−1−ベンゾピラン−4−イル]メチル}アミノ)ピリジン−4−カルボン酸塩
【0681】
【化181】
[この文献は図面を表示できません]
【0682】
表題化合物を、調製物1eのための基本手順に従って、調製物35cから20%の収率で調製した。[M+H]calc’d for C
23H
28N
2O
3、381;Found、381。
【0683】
実施例35:3−({[(4R)−7−シクロヘキシル−3,4−ジヒドロ−2H−1−ベンゾピラン−4−イル]メチル}アミノ)ピリジン−4−カルボン酸
【0684】
【化182】
[この文献は図面を表示できません]
【0685】
表題化合物を、実施例1のための基本手順に従って調製物35dから48%の収率で調製した。
1H NMR(300MHz、DMSO−d
6):δ1.31−1.37 (5H, m), 1.66−1.97 (7H, m), 2.36−2.39 (1H, m), 3.06−3.08 (1H, m), 3.46−3.48 (1H, m), 3.64−3.69 (1H, m), 4.14−4.17 (2H, m), 6.60 (1H, s), 6.71 (1H, d, J = 7.2 Hz), 7.20 (1H, d, J = 8.1 Hz), 7.57 (1H, d, J = 4.8 Hz), 7.85 (1H, d, J = 4.8 Hz), 8.41 (1H, s)。[M+H]calc’d for C
22H
26N
2O
3、367;Found、367。
【0686】
調製物36a:メチル3−({[7−(2−メチルチオフェン−3−イル)−3,4−ジヒドロ−2H−1−ベンゾピラン−4−イル]メチル}アミノ)ピリジン−4−カルボン酸塩
【0687】
【化183】
[この文献は図面を表示できません]
【0688】
DME(15mL)中の調製物14c(285mg、0.756mmol)の溶液に、化合物2−メチルチオフェン−3−ボロン酸(161mg、1.13mmol)、Pd(PPh
3)
4(88mg、0.76mmol)およびNa
2CO
3(1.2mL、2N、2.4mmol)を加えた。混合物を、窒素下で一晩還流で撹拌した。混合物を、EtOAcで希釈し、濾過し、濃縮した。残留物を、シリカゲルクロマトグラフィー(PE:EtOAc=1:1)によって精製し、黄色油として117mg(39%)の表題化合物を得た。[M+H]calc’d for C
22H
22N
2O
3S、395;Found、395。
【0689】
調製物36b:メチル3−({[(4S)−7−(2−メチルチオフェン−3−イル)−3,4−ジヒドロ−2H−1−ベンゾピラン−4−イル]メチル}アミノ)ピリジン−4−カルボン酸塩;および
調製物37b:メチル3−([(4R)−7−(2−メチルチオフェン−3−イル)−3,4−ジヒドロ−2H−1−ベンゾピラン−4−イル]メチル}アミノ)ピリジン−4−カルボン酸塩
【0690】
【化184】
[この文献は図面を表示できません]
【0691】
調製物36a(117mg)を、キラルHPLC(カラム:Chiralcel OD、250mm
*4.6mm 5um;移動相: Hex:EtOH:DEA=70:30:0.2;F:1.0mL/分;W:230nm;T=30℃)によって分離し、黄色油としてそれぞれお、47mg(31%)の調製物36b(8.686分)および44mg(29%)の調製物37b(10.759分)を得た。
【0692】
実施例36:3−([(4S)−7−(2−メチルチオフェン−3−イル)−3,4−ジヒドロ−2H−1−ベンゾピラン−4−イル]メチル}アミノ)ピリジン−4−カルボン酸
【0693】
【化185】
[この文献は図面を表示できません]
【0694】
表題化合物を、実施例1のための基本手順に従って調製物36bから91%の収率で調製した。
1H NMR(400MHz、DMSO−d
6):δ1.89−1.93 (1H, m), 2.00−2.05 (1H, m), 2.46 (3H, s), 3.19−3.22 (1H, m), 3.57−3.62 (1H, m), 3.76−3.80 (1H, m), 4.17−4.28 (2H, m), 6.82 (1H, s), 6.91−6.93 (1H, m), 7.07 (1H, d, J = 5.2 Hz), 7.32−7.39 (2H, m), 7.92−7.96 (2H, m), 8.07−8.09 (1H, m), 8.56 (1H, s)。[M+H]calc’d for C
21H
20N
2O
3S、381;Found、381。
【0695】
実施例37:3−({[(4R)−7−(2−メチルチオフェン−3−イル)−3,4−ジヒドロ−2H−1−ベンゾピラン−4−イル]メチル}アミノ)ピリジン−4−カルボン酸
【0696】
【化186】
[この文献は図面を表示できません]
【0697】
表題化合物を、実施例1のための基本手順に従って調製物37bから95%の収率で調製した。
1H NMR(400MHz、DMSO−d
6):δ1.90−1.93 (1H, m), 2.01−2.04 (1H, m), 2.46 (3H, s), 3.16−3.21 (1H, m), 3.51−3.59 (1H, m), 3.72−3.77 (1H, m), 4.19−4.25 (2H, m), 6.82 (1H, s), 6.91−6.93 (1H, m), 7.07 (1H, d, J = 5.2 Hz), 7.32−7.38 (2H, m), 7.65 (1H, d, J = 5.2 Hz), 7.88 (1H, d, J = 5.2 Hz), 8.47 (1H, s)。[M+H]calc’d for C
21H
20N
2O
3S、381;Found、381。
【0698】
調製物38a:メチル3−({[7−(3−メチルブタ−1−イン−1−イル)−3,4−ジヒドロ−2H−1−ベンゾピラン−4−イル]メチル}アミノ)ピリジン−4−カルボン酸
【0699】
【化187】
[この文献は図面を表示できません]
【0700】
TEA(10mL)中の調製物14c(50mg、0.13mmol)、3−メチル−1−ブチン(27mg、0.40mmol)、PPh
3(17mg、0.065mmol)およびCuI(5mg、0.026mmol)の懸濁液に、N
2下での室温でPd
2(dba)
3(12mg、0.013mmol)を加えた。反応物を一晩還流で撹拌した。反応物を、濃縮し、分取HPLCによって精製し、黄色油として25mg(52%)の表題化合物を得た。[M+H]calc’d for C
22H
24N
2O
3、365;Found、365。
【0701】
実施例38:3−([7−(3−メチルブタ−1−イン−1−イル)−3,4−ジヒドロ−2H−1−ベンゾピラン−4−イル]メチル}アミノ)ピリジン−4−カルボン酸
【0702】
【化188】
[この文献は図面を表示できません]
【0703】
表題化合物を、実施例1のための基本手順に従って調製物38aから83%の収率で調製した。
1H NMR(400MHz、DMSO−d
6):δ1.19−1.26 (6H, m), 1.87−1.99 (2H, m), 2.75−2.82 (1H, m), 3.12−3.15 (1H, m), 3.48−3.54 (1H, m), 3.66−3.71 (1H, m), 4.15−4.21 (2H, m), 6.73 (1H, d, J = 1.2 Hz), 6.84 (1H, dd, J = 1.2, 8.0 Hz), 7.26 (1H, d, J = 8.0 Hz), 7.57 (1H, d, J = 4.4 Hz), 7.84 (1H, d, J = 4.4 Hz), 8.41 (1H, s)。[M+H] calc’d for C
21H
22N
2O
3、351;Found、351。
【0704】
調製物39a:メチル3−({[(4S)−7−(2−クロロフェニル)−3,4−ジヒドロ−2H−1−ベンゾピラン−4−イル]メチル}アミノ)ピリジン−4−カルボン酸塩;および
調製物40a:メチル3−({[(4R)−7−(2−クロロフェニル)−3,4−ジヒドロ−2H−1−ベンゾピラン−4−イル]メチル}アミノ)ピリジン−4−カルボン酸塩
【0705】
【化189】
[この文献は図面を表示できません]
【0706】
DMF(10mL)中の調製物14c(300mg、0.8mmol)の溶液に、2−クロロフェニルボロン酸(186mg、1.2mmol)、Pd(PPh
3)
4(92mg、0.08mmol)およびK
2CO
3(221mg、1.6mmol)を加えた。
混合物を、窒素下で12時間105℃で撹拌した。混合物を、濾過し、濃縮し、残留物を、シリカゲルクロマトグラフィー(PE:EtOAc=2:1)によって精製し、無色油として150mg(46%)のラセミ化合物を得た。[M+H]calc’d for C
23H
21ClN
2O
3、409;Found、409。
キラルHPLC(カラム:Chiralcel:IA 5um、4.6
*250mm、移動相: Hex:EtOH=70:30、F:1.0mL/分、W:230nm、T:30℃)による分離によって、黄色油としてそれぞれ、40mg(27%)の調製物40a(8.862分)および45mg(30%)の調製物39a(11.567分)を得た。
【0707】
実施例39:3−({[(4S)−7−(2−クロロフェニル)−3,4−ジヒドロ−2H−1−ベンゾピラン−4−イル]メチル}アミノ)ピリジン−4−カルボン酸
【0708】
【化190】
[この文献は図面を表示できません]
【0709】
表題化合物を、実施例1のための基本手順に従って調製物39aから90%の収率で調製した。
1H NMR(400MHz、CD
3OD):δ1.92−1.97 (1H, m), 2.08−2.12 (1H, m), 3.18−3.21 (1H, m), 3.51−3.56 (1H, m), 3.67−3.72 (1H, m), 4.14−4.23 (2H, m), 6.73 (1H, s), 6.79 (1H, d, J = 9.2 Hz), 7.19−7.25 (4H, m), 7.37 (1H, d, J = 9.6 Hz), 7.13 (1H, d, J = 2.0 Hz), 8.12 (1H, d, J = 4.0 Hz), 8.29 (1H, s)。[M+H]calc’d for C
22H
19ClN
2O
3、395;Found、395。
【0710】
実施例40:3−({[(4R)−7−(2−クロロフェニル)−3,4−ジヒドロ−2H−1−ベンゾピラン−4−イル]メチル}アミノ)ピリジン−4−カルボン酸
【0711】
【化191】
[この文献は図面を表示できません]
【0712】
表題化合物を、実施例1のための基本手順に従って調製物40aから81%の収率で調製した。
1H NMR(400MHz、CD
3OD):δ1.92−1.97 (1H, m), 2.08−2.12 (1H, m), 3.18−3.21 (1H, m), 3.51−3.56 (1H, m), 3.67−3.72 (1H, m), 4.14−4.23 (2H, m), 6.73 (1H, s), 6.79 (1H, d, J = 9.2 Hz), 7.19−7.25 (4H, m), 7.37 (1H, d, J = 9.6 Hz), 7.13 (1H, d, J = 2.0 Hz), 8.12 (1H, d, J = 4.0 Hz), 8.29 (1H, s)。[M+H]calc’d for C
22H
19ClN
2O
3、395;Found、395。
【0713】
調製物41a:メチル3−({[(4S)−7−(3−フルオロ−2−メチルフェニル)−3,4−ジヒドロ−2H−1−ベンゾピラン−4−イル]メチル}アミノ)ピリジン−4−カルボン酸塩;および
調製物42a:メチル3−([(4R)−7−(3−フルオロ−2−メチルフェニル)−3,4−ジヒドロ−2H−1−ベンゾピラン−4−イル]メチル}アミノ)ピリジン−4−カルボン酸塩
【0714】
【化192】
[この文献は図面を表示できません]
【0715】
ジオキサン(10mL)中の調製物14c(400mg、1.06mmol)の溶液に、3−フルオロ−2−メチルフェニルボロン酸(245mg、1.59mmol)、Pd(PPh
3)
4(123mg、1.06mmol)およびNa
2CO
3(338mg、3.18mmol)を加えた。混合物を、窒素下で一晩110℃で撹拌した。混合物を、EtOAcで希釈し、濾過し、濃縮した。シリカゲルクロマトグラフィー(PE:EtOAc=1:1)による精製によって、黄色油として170mg(39%)の表題化合物を得た。[M+H]calc’d for C
24H
23FN
2O
3、407;Found、407。
キラルHPLC(カラム:Chiralcel IC、250
*4.6mm 5um;移動相: Hex:EtOH=70:30;F:1.0mL/分;W:230nm;T=30℃)による分離によって、黄色油としてそれぞれ、68mg(32%)の調製物41a(6.921分)および68mg(32%)の調製物42a(7.486分)を得た。
【0716】
実施例41:3−({[(4S)−7−(3−フルオロ−2−メチルフェニル)−3,4−ジヒドロ−2H−1−ベンゾピラン−4−イル]メチル}アミノ)ピリジン−4−カルボン酸
【0717】
【化193】
[この文献は図面を表示できません]
【0718】
表題化合物を、実施例1のための基本手順に従って調製物41aから81%の収率で調製した。
1H NMR(300MHz、DMSO−d
6):δ1.91−2.05 (2H, m), 2.13 (3H, s), 3.18−3.22 (1H, m), 3.55−3.60 (1H, m), 3.74−3.79 (1H, m), 4.19−4.26 (2H, m), 6.74 (1H, s), 6.82−6.84 (1H, m), 7.04 (1H, d, J = 8.0 Hz), 7.15 (1H, t, J = 8.8 Hz), 7.24−7.30 (1H, m), 7.39 (1H, d, J = 8.0 Hz), 7.60 (1H, d, J = 5.2 Hz), 7.87 (1H, d, J = 5.2 Hz), 8.46 (1H, s)。[M+H]calc’d for C
23H
21FN
2O
3、393;Found、393。
【0719】
実施例42:3−({[(4R)−7−(3−フルオロ−2−メチルフェニル)−3,4−ジヒドロ−2H−1−ベンゾピラン−4−イル]メチル}アミノ)ピリジン−4−カルボン酸
【0720】
【化194】
[この文献は図面を表示できません]
【0721】
表題化合物を、実施例1のための基本手順に従って調製物42aから85%の収率で調製した。
1H NMR(300MHz、DMSO−d
6):δ1.94−2.13 (2H, m), 2.13 (3H, s), 3.18−3.21 (1H, m), 3.54−3.60 (1H, m), 3.74−3.79 (1H, m), 4.21−4.26 (2H, m), 6.74 (1H, s), 6.82−6.84 (1H, m), 7.04 (1H, d, J = 7.6 Hz), 7.15 (1H, t, J = 8.8 Hz), 7.24−7.30 (1H, m), 7.39 (1H, d, J = 8.0 Hz), 7.59 (1H, d, J = 4.8 Hz), 7.86 (1H, d, J = 5.2 Hz), 8.46 (1H, s)。[M+H]calc’d for C
23H
21FN
2O
3、393;Found、393。
【0722】
調製物43a:tert−ブチルN−{[(4R)−7−(5−フルオロ−2−メチルフェニル)−3,4−ジヒドロ−2H−1−ベンゾピラン−4−イル]メチル}カルバミン酸塩
【0723】
【化195】
[この文献は図面を表示できません]
【0724】
ジオキサン(10mL)およびH
2O(0.5mL)中の調製物18d(200mg、0.58mmol)、5−フルオロ−2−メチルフェニルボロン酸(135mg、0.88mmol)およびNa
2CO
3(184mg、1.74mmol)の懸濁液に、N
2下での室温でPd(PPh
3)
4(67mg、0.06mmol)を加えた。
反応物を一晩100℃で撹拌した。反応物を、濾過し、シリカゲルクロマトグラフィー(PE:EtOAc=10:1)によって精製し、黄色油として150mg(70%)の表題化合物を得た。[M+H]calc’d for C
22H
26FNO
3、372;Found、372。
【0725】
調製物43b:[(4R)−7−(5−フルオロ−2−メチルフェニル)−3,4−ジヒドロ−2H−1−ベンゾピラン−4−イル]メタンアミン
【0726】
【化196】
[この文献は図面を表示できません]
【0727】
EtOAc(5mL)中の調製物43a(150mg、0.40mmol)の溶液に、室温でHCl/EtOAc(8mL、1.0M)を加え、反応物を2時間撹拌した。溶液を、濃縮し、EtOAc中に再溶解し、飽和したNa
2CO
3で洗浄した。有機質層を、乾燥し(Na
2SO
4)、濃縮し、黄色油として表題化合物を得た。[M+H]calc’d for C
17H
18FNO、272;Found、272。
【0728】
調製物43c:メチル3−([(4R)−7−(5−フルオロ−2−メチルフェニル)−3,4−ジヒドロ−2H−1−ベンゾピラン−4−イル]メチル}アミノ)ピリジン−4−カルボン酸塩
【0729】
【化197】
[この文献は図面を表示できません]
【0730】
表題化合物を、調製物4dのための手順に従って、調製物43bから49%の収率で調製した。[M+H]calc’d for C
24H
23FN
2O
3、407;Found、407。
【0731】
実施例43:3−([(4R)−7−(5−フルオロ−2−メチルフェニル)−3,4−ジヒドロ−2H−1−ベンゾピラン−4−イル]メチル}アミノ)ピリジン−4−カルボン酸
【0732】
【化198】
[この文献は図面を表示できません]
【0733】
表題化合物を、実施例1のための手順に従って、調製物43cから89%の収率で調製した。
1H NMR(400MHz、DMSO−d
6):δ1.90−1.94 (1H, m), 2.01−2.05 (1H, m), 2.20 (3H, s), 3.17−3.21 (1H, m), 3.53−3.59 (1H, m), 3.74−3.79 (1H, m), 4.18−4.26 (2H, m), 6.75 (1H, d, J = 1.6 Hz), 6.85 (1H, dd, J = 1.6, 8.0 Hz), 6.98 (1H, dd, J = 2.8, 9.6 Hz), 7.09 (1H, td, J = 3.2, 8.8 Hz), 7.30 (1H, dd, J = 5.6, 8.4 Hz), 7.39 (1H, d, J = 8.0 Hz), 7.58 (1H, d, J = 4.8 Hz), 7.86 (1H, d, J = 3.2 Hz), 8.44 (1H, s)。[M+H]calc’d for C
23H
21FN
2O
3、393;Found、393。
【0734】
調製物44a:[(4R)−7−(2−クロロ−3−フルオロフェニル)−3,4−ジヒドロ−2H−1−ベンゾピラン−4−イル]メタンアミン
【0735】
【化199】
[この文献は図面を表示できません]
【0736】
表題化合物を、調製物43aおよび43bのための手順に従って、2−クロロ−3−フルオロフェニルボロン酸および調製物18dから78%の収率で調製した。[M+H]calc’d for C
16H
15ClFNO、292;Found、292。
【0737】
調製物44b:[(4R)−7−(2−クロロ−3−フルオロフェニル)−3,4−ジヒドロ−2H−1−ベンゾピラン−4−イル]メチル}アミノ)ピリジン−4−カルボン酸塩
【0738】
【化200】
[この文献は図面を表示できません]
【0739】
表題化合物を、調製物4dのための手順に従って、調製物44aから28%の収率で調製した。[M+H]calc’d for C
23H
20ClFN
2O
3、427;Found、427。
【0740】
実施例44:3−({[(4R)−7−(2−クロロ−3−フルオロフェニル)−3,4−ジヒドロ−2H−1−ベンゾピラン−4−イル]メチル}アミノ)ピリジン−4−カルボン酸
【0741】
【化201】
[この文献は図面を表示できません]
【0742】
表題化合物を、実施例1のための手順に従って、調製物44bから48%の収率で調製した。
1H NMR(400MHz、DMSO−d
6):δ1.90−1.96 (m, 1H), 2.00−2.07 (m, 1H), 3.19−3.23 (m, 1H), 3.53−3.59 (m, 1H), 3.73−3.78 (m, 1H), 4.20−4.29 (m, 2H), 6.96 (s, 1H), 7.04 (d, J = 8.0 Hz, 1H), 7.28−7.32 (m, 1H), 7.43−7.49 (m, 2H), 7.56−7.60 (m, 2H), 7.86 (d, J = 5.2 Hz, 1H), 8.46 (s, 1H)。[M+H]calc’d for C
22H
18ClFN
2O
3、413;Found、413。
【0743】
調製物45a:[(4R)−7−(2−クロロ−5−フルオロフェニル)−3,4−ジヒドロ−2H−1−ベンゾピラン−4−イル]メタンアミン
【0744】
【化202】
[この文献は図面を表示できません]
【0745】
表題化合物を、調製物43aおよび43bのための手順に従って、2−クロロ−5−フルオロフェニルボロン酸および調製物18dから77%の収率で調製した。[M+H]calc’d for C
16H
15ClFNO、292;Found、292。
【0746】
調製物45b:[(4R)−7−(2−クロロ−5−フルオロフェニル)−3,4−ジヒドロ−2H−1−ベンゾピラン−4−イル]メチル}アミノ)ピリジン−4−カルボン酸塩
【0747】
【化203】
[この文献は図面を表示できません]
【0748】
表題化合物を、調製物4dのための手順に従って、調製物45aから46%の収率で調製した。[M+H]calc’d for C
23H
20ClFN
2O
3、427;Found、427。
【0749】
実施例45:3−({[(4R)−7−(2−クロロ−5−フルオロフェニル)−3,4−ジヒドロ−2H−1−ベンゾピラン−4−イル]メチル}アミノ)ピリジン−4−カルボン酸
【0750】
【化204】
[この文献は図面を表示できません]
【0751】
表題化合物を、実施例1のための手順に従って、調製物45bから52%の収率で調製した。
1H NMR(400MHz、DMSO−d
6):δ1.89−1.94 (m, 1H), 1.99−2.07 (m, 1H), 3.18−3.22 (m, 1H), 3.52−3.60 (m, 1H), 3.74−3.79 (m, 1H), 4.18−4.28 (m, 2H), 6.85 (d, J = 1.2 Hz, 1H), 6.94 (dd, J = 7.6 Hz, 1.2 Hz, 1H), 7.24−7.29 (m, 2H), 7.43 (d, J = 7.6 Hz, 1H), 7.58−7.61 (m, 2H), 7.86 (d, J = 4.8 Hz, 1H), 8.46 (s, 1H)。[M+H]calc’d for C
22H
18ClFN
2O
3、413;Found、413。
【0752】
調製物46a:[(4R)−7−[2−(トリフルオロメチル)フェニル]−3,4−ジヒドロ−2H−1−ベンゾピラン−4−イル]メタンアミン
【0753】
【化205】
[この文献は図面を表示できません]
【0754】
表題化合物を、調製物43aおよび43bのための手順に従って、2−(トリフルオロメチル)フェニルボロン酸および調製物18dから59%の収率で調製した。[M+H]calc’d for C
17H
16F
3NO、308;Found、292。
【0755】
調製物46b:メチル3−({[(4R)−7−[2−(トリフルオロメチル)フェニル]−3,4−ジヒドロ−2H−1−ベンゾピラン−4−イル]メチル}アミノ)ピリジン−4−カルボキシル
【0756】
【化206】
[この文献は図面を表示できません]
【0757】
表題化合物を、調製物4dのための手順に従って、調製物45aから62%の収率で調製した。[M+H]calc’d for C
24H
21F
3N
2O
3、443;Found、443。
【0758】
実施例46:3−({[(4R)−7−[2−(トリフルオロメチル)フェニル]−3,4−ジヒドロ−2H−1−ベンゾピラン−4−イル]メチル}アミノ)ピリジン−4−カルボン酸
【0759】
【化207】
[この文献は図面を表示できません]
【0760】
表題化合物を、実施例1のための手順に従って、調製物46bから66%の収率で調製した。
1H NMR(300MHz、DMSO−d
6):δ1.90−1.95 (1H, m), 2.01−2.05 (1H, m), 3.17−3.24 (1H, m), 3.52−3.60 (1H, m), 3.74−3.80 (1H, m), 4.20−4.26 (2H, m), 6.72 (1H, s), 6.81 (1H, d, J = 7.5 Hz), 7.37−7.41 (2H, m), 7.58−7.62 (2H, m), 7.70 (1H, t, J = 7.5 Hz), 7.80−7.87 (2H, m), 8.46 (1H, s)。[M+H]calc’d for C
23H
19F
3N
2O
3、429;Found、429。
【0761】
調製物47a:3−(3−フェノキシフェノキシ)プロパンニトリル
【0762】
【化208】
[この文献は図面を表示できません]
【0763】
アセトニトリル(10.6mL(161mmol))中の3−フェノキシフェノール(3.0g、16.1mmol)の溶液に、tert−BuOH(120mg、1.6mmol)およびK
2CO
3(225mg、1.6mmol)を加えた。混合物を2日間還流させた。反応物を、濾過し、濃縮し、残留物を、HPLCによって精製し、無色のゴム状物として2.78g(72%)の表題化合物を得た。
1H NMR(400MHz、CDCl
3):δ2.80 (2H, t, J = 6.0 Hz), 4.15 (2H, t, J = 6.0 Hz), 6.55 (1H, s), 6.64 (2H, d, J = 8.0 Hz), 7.02 (2H, d, J = 7.6 Hz), 7.12 (1H, t, J = 7.2 Hz), 7.23 (1H, t, J = 8.0 Hz) 7.35 (2H, t, J = 8.0 Hz)。
【0764】
調製物47b:7−フェノキシ−3,4−ジヒドロ−2H−1−ベンゾピラン−4−オン
【0765】
【化209】
[この文献は図面を表示できません]
【0766】
TFA(4.5mL)中の調製物47a(2.78g、11.6mmol)の溶液に、0−5℃での窒素下でTfOH(1.54mL)をゆっくり加えた。混合物を、3時間0−5℃で撹拌し、その後、16時間室温で撹拌した。反応物を、0℃に冷却し、水でクエンチし、3時間室温で撹拌した。反応物を、EtOAcで抽出し、ブラインで洗浄し、乾燥し(Na
2SO
4)、濃縮した。残留物を、HPLCによって精製し、黄色のゴム状物として2.5g(89%)を得た。
1H NMR(300MHz、DMSO−d
6):δ2.73 (2H, t, J = 6.3 Hz), 4.50 (2H, t, J = 6.6 Hz), 6.42 (1H, s), 6.62 (1H, d, J = 8.7 Hz), 7.13 (2H, d, J = 7.8 Hz), 7.26 (1H, t, J = 7.2 Hz), 7.46 (2H, t, J = 8.1 Hz) 7.75 (1H, d, J = 8.7 Hz)。[M+H]calc’d for C
15H
12O
3、241;Found、241。
【0767】
調製物47c:(7−フェノキシ−2H−クロメン−4−イル)メタンアミン
【0768】
【化210】
[この文献は図面を表示できません]
【0769】
表題化合物を、調製物16aのための基本手順に従って、調製物47bから65%の収率で調製した。
1H NMR(400MHz、MeOD−d
4):δ3.89 (2H, s), 4.72 (2H, d, J = 4.0 Hz), 5.86 (1H, t, J = 3.6 Hz), 6.35 (1H, s), 6.49 (1H, d, J = 6.0 Hz), 6.94 (2H, d, J = 3.6 Hz), 7.08 (1H, d, J = 7.6 Hz), 7.15 (1H, d, J = 8.8 Hz), 7.30 (2H, t, J = 8.0 Hz)。[M+H]calc’d for C
16H
15NO
2、254;Found、254。
【0770】
調製物47d:(7−フェノキシ−3,4−ジヒドロ−2H−1−ベンゾピラン−4−イル)メタンアミン
【0771】
【化211】
[この文献は図面を表示できません]
【0772】
N
2下でのMeOH(150mL)および1滴の濃縮したHCl中の調製物47c(1.5g、6.0mmol)の溶液に、室温で10%のPd/C(250mg)を加えた。
懸濁液を、H
2下での室温で16時間撹拌した。反応混合物を、セライトに通して濾過し、pHを、飽和したNa
2CO
3で8〜9に調節した。溶液を、乾燥し(Na
2SO
4)、濃縮し、黄色のゴム状物として1.0g(67%)の表題化合物を得た。[M+H]calc’d for C
16H
17NO
2、256;Found、256。
【0773】
調製物47e:メチル3−{[(7−フェノキシ−3,4−ジヒドロ−2H−1−ベンゾピラン−4−イル)メチル]アミノ}ピリジン−4−カルボン酸塩
【0774】
【化212】
[この文献は図面を表示できません]
【0775】
表題化合物を、調製物1eのための基本手順に従って調製物47dから15%の収率で調製した。[M+H]calc’d for C
23H
22N
2O
4、390;Found、390。
【0776】
調製物47f:メチル3−({[(4S)−7−フェノキシ−3,4−ジヒドロ−2H−1−ベンゾピラン−4−イル]メチル}アミノ)ピリジン−4−カルボン酸塩;および
調製物48f:メチル3−([(4R)−7−フェノキシ−3,4−ジヒドロ−2H−1−ベンゾピラン−4−イル]メチル}アミノ)ピリジン−4−カルボン酸塩
【0777】
【化213】
[この文献は図面を表示できません]
【0778】
調製物47e(120mg)を、キラルHPLC(カラム:Chiralcel IA、250mm
*4.6mm 5um;移動相: Hex:EtOH=60:40;F:1.0mL 分;W:230nm;T=30℃)によって精製し、浅黄色油としてそれぞれ、43mg(36%)の調製物48f(7.36分)および45mg(38%)の調製物47f(10.26分)を得た。
【0779】
実施例47:3−([(4S)−7−フェノキシ−3,4−ジヒドロ−2H−1−ベンゾピラン−4−イル]メチル}アミノ)ピリジン−4−カルボン酸
【0780】
【化214】
[この文献は図面を表示できません]
【0781】
表題化合物を、実施例1のための手順に従って、調製物47fから74%の収率で調製した。
1H NMR(400MHz、DMSO−d
6):δ1.84−1.88 (1H, m), 1.95−2.03 (1H, m), 3.13−3.17 (1H, m), 3.53−3.59 (1H, m), 3.72−3.77 (1H, m), 4.14−4.25 (2H, m), 6.37 (1H, s), 6.50 (1H, d, J = 8.4 Hz), 6.99 (2H, d, J = 8.0 Hz), 7.12−7.16 (1H, m), 7.32−7.41 (3H, m), 7.94 (2H, s), 8.55 (1H, s)。[M+H] calc’d for C
22H
20N
2O
4、377;Found、377。
【0782】
実施例48:3−({[(4R)−7−フェノキシ−3,4−ジヒドロ−2H−1−ベンゾピラン−4−イル]メチル}アミノ)ピリジン−4−カルボン酸
【0783】
【化215】
[この文献は図面を表示できません]
【0784】
表題化合物を、実施例1のための手順に従って、調製物48fから77%の収率で調製した。
1H NMR(400MHz、DMSO−d
6):δ1.86−1.89 (1H, m), 1.97−2.01 (1H, m), 3.14−3.16 (1H, m), 3.52−3.57 (1H, m), 3.73−3.77 (1H, m), 4.13−4.25 (2H, m), 6.37 (1H, s), 6.50 (1H, d, J = 8.0 Hz), 6.99 (2H, d, J = 8.0 Hz), 7.12−7.15 (1H, m), 7.32−7.41 (3H, m), 7.95 (2H, s), 8.56 (1H, s)。[M+H] calc’d for C
22H
20N
2O
4、377;Found、377。
【0785】
調製物49a:7−(チオフェン−2−イルスルファニル)−3,4−ジヒドロ−2H−1−ベンゾピラン−4−オン
【0786】
【化216】
[この文献は図面を表示できません]
【0787】
7−ブロモクロマン−4−オン(1.5g、6.6mmol)、チオフェン−2−チオール(0.68mL、7.3mmol)、および炭酸カリウム(1.37g、9.9mmol)を、密封容器においてACN(50mL)中で組み合わせ、反応物を一晩78℃で加熱した。反応物を、冷却し、濾過し、濃縮した。シリカゲルクロマトグラフィー(10−60%のEtOAc/ヘキサン)による精製によって、黄色油として1.6g(93%)の表題化合物を得た。
1H NMR(400MHz、DMSO−d
6):δ2.75 (2H, t, J = 6.4 Hz), 4.48 (2H, t, J = 6.4 Hz), 6.59 (1H, d, J = 1.8 Hz), 6.75 (1H, dd, J = 8.4, 1.8 Hz), 7.13−7.17 (1H, m), 7.34 (1H, dd, J = 3.6, 1.2 Hz), 8.58 (1H, dd, J = 5.4, 1.2 Hz), 7.75 (1H, d, J = 8.4 Hz)。[M+H]calc’d for C
13H
10O
2S
2、263;found 263。
【0788】
調製物49b:[7−(チオフェン−2−イルスルファニル)−2H−クロメン−4−イル]メタンアミン、塩酸塩
【0789】
【化217】
[この文献は図面を表示できません]
【0790】
表題化合物を、調製物3aのための基本手順に従って、調製物49aから25%の収率で調製した。[M+H] calc’d for C
14H
13NOS
2、276;found 276。
【0791】
調製物49c:[7−(チオフェン−2−イルスルファニル)−3,4−ジヒドロ−2H−1−ベンゾピラン−4−イル]メタンアミン
【0792】
【化218】
[この文献は図面を表示できません]
【0793】
表題化合物を、調製物3eのための基本手順に従って調製物49bから定量的収率で調製した。[M+H] calc’d for C
14H
15NOS
2、278;found 278。
【0794】
実施例49:3−({[7−(チオフェン−2−イルスルファニル)−3,4−ジヒドロ−2H−1−ベンゾピラン−4−イル]メチル}アミノ)ピリジン−4−カルボン酸
【0795】
【化219】
[この文献は図面を表示できません]
【0796】
表題化合物を、実施例13のための基本手順に従って調製物49cから5%の収率で調製した。
1H NMR(400MHz、DMSO−d
6):δ1.86−1.98 (2H, m), 3.06−3.10 (1H, m), 3.43−3.49 (1H, m), 3.61−3.67 (1H, m), 4.10−4.20 (2H, m), 6.50 (1H, d, J = 1.8 Hz), 6.69 (1H, dd, J = 8.0, 1.8 Hz), 7.17 (1H, dd, J = 5.3, 3.6 Hz), 7.26 (1H, d, J = 8.1 Hz), 7.39−7.42 (1H, m), 7.57 (1H, d, J = 4.4 Hz), 7.81 (1H, d, J = 4.4 Hz), 7.82 (1H, d, J = 0.9 Hz), 8.37 (1H, s)。[M+H] calc’d for C
20H
18N
2O
3S、399;found 399。
【0797】
調製物50a:tert−ブチルN−({7−[(2−メチルフェニル)スルファニル]−2H−クロメン−4−イル}メチル)カルバミン酸塩
【0798】
【化220】
[この文献は図面を表示できません]
【0799】
ジオキサン(25mL)およびDIEA(1.2mL,7.0mmol)中の調製物16a(1.2g、3.5mmol)、2−メチルチオフェノール(438mg、3.53mmol)およびキサントホス(102mg、0.176mmol)の懸濁液に、N
2下での室温でPd
2dba
3(82mg、0.088mmol)を加えた。反応物を一晩還流で撹拌した。反応物を、濾過し、濃縮した。シリカゲルクロマトグラフィー(PE:EtOAc=5:1)による精製によって、オレンジ油として483mg(36%)を得た。[M+H] calc’d for C
22H
25NO
3S、384;Found、384。
【0800】
調製物50b:tert−ブチルN−{(7−[(2−メチルフェニル)スルファニル]−3,4−ジヒドロ−2H−1−ベンゾピラン−4−イル}メチル)カルバミン酸塩
【0801】
【化221】
[この文献は図面を表示できません]
【0802】
MeOH(10mL)およびAcOH(2mL)中の調製物50a(483mg、1.26mmol)の溶液に、室温で10%のPd/C(150mg)を加えた。混合物を、50psiのH
2で一晩撹拌した。反応物を、濾過し、濃縮した。残留物を、EtOAc中に溶解し、飽和したNa
2CO
3で洗浄し、乾燥し(Na
2SO
4)、濃縮し、薄い赤油として450mg(93%)の表題化合物を得た。[M+H] calc’d for C
22H
27NO
3S、386;Found、386。
【0803】
調製物50c:{7−[(2−メチルフェニル)スルファニル]−3,4−ジヒドロ−2H−1−ベンゾピラン−4−イル}メタンアミン
【0804】
【化222】
[この文献は図面を表示できません]
【0805】
EtOAc(10mL)中の調製物50b(450mg、1.17mmol)の溶液に、HCl/EtOAc(10mL、1.0M)を加え、反応物を一晩室温で撹拌した。
溶液を濃縮し、残留物を、EtOAc中に溶解し、飽和したNa
2CO
3で洗浄し、乾燥し(Na
2SO
4)、濃縮し、オレンジ油として320mg(96%)の表題化合物を得た。[M+H] calc’d for C
17H
19NOS、286;Found、286。
【0806】
調製物50d:メチル3−({[(4S)−7−[(2−メチルフェニル)スルファニル]−3,4−ジヒドロ−2H−1−ベンゾピラン−4−イル]メチル}アミノ)ピリジン−4−カルボン酸塩;および
調製物51d:メチル3−([(4R)−7−[(2−メチルフェニル)スルファニル]−3,4−ジヒドロ−2H−1−ベンゾピラン−4−イル]メチル}アミノ)ピリジン−4−カルボン酸塩
【0807】
【化223】
[この文献は図面を表示できません]
【0808】
表題化合物のラセミ化合物(150mg)を、調製物1eのための基本手順に従って調製物50cから32%の収率で調製した。[M+H] calc’d for C
24H
24N
2O
3S、421;Found、421。
キラルHPLC(カラム:Chiralcel:IA 5um 4.6
*250mm、移動相: Hex:EtOH=50:50、F:1.0mL/分、W:230nm、T:30℃)による分離によって、黄色油としてそれぞれ、60mg(40%)の調製物51d(7.746分)および62mg(41%)の調製物50d(10.602分)を得た。
【0809】
実施例50:3−({[(4S)−7−[(2−メチルフェニル)スルファニル]−3,4−ジヒドロ−2H−1−ベンゾピラン−4−イル]メチル}アミノ)ピリジン−4−カルボン酸
【0810】
【化224】
[この文献は図面を表示できません]
【0811】
表題化合物を、実施例1のための基本手順に従って調製物56dから76%の収率で調製した。
1H NMR(400MHz、DMSO−d
6):δ1.84−1.88 (1H, m), 1.94−1.99 (1H, m), 2.31 (3H, s), 3.10−3.13 (1H, m), 3.48−3.54 (1H, m), 3.66−3.70 (1H, m), 4.12−4.22 (2H, m), 6.50 (1H, s), 6.67−6.70 (1H, m), 7.20−7.35 (5H, m), 7.57 (1H, d, J = 5.2 Hz), 7.85 (1H, d, J = 4.8 Hz), 8.41 (1H, s)。[M+H] calc’d for C
23H
22N
2O
3S、407;Found、407。
【0812】
実施例51:3−({[(4R)−7−[(2−メチルフェニル)スルファニル]−3,4−ジヒドロ−2H−1−ベンゾピラン−4−イル]メチル}アミノ)ピリジン−4−カルボン酸
【0813】
【化225】
[この文献は図面を表示できません]
【0814】
表題化合物を、実施例1のための基本手順に従って調製物51dから90%の収率で調製した。
1H NMR(400MHz、DMSO−d
6):δ1.86−1.88 (1H, m), 1.96−1.98 (1H, m), 2.31 (3H, s), 3.10−3.13 (1H, m), 3.48−3.54 (1H, m), 3.66−3.71 (1H, m), 4.14−4.19 (2H, m), 6.50 (1H, s), 6.68−6.70 (1H, m), 7.22−7.35 (5H, m), 7.58 (1H, d, J = 5.2 Hz), 7.85 (1H, d, J = 5.2 Hz), 8.41 (1H, s)。[M+H] calc’d for C
23H
22N
2O
3S、407;Found、407。
【0815】
調製物52a:メチル3−[({7−[(3−フルオロフェニル)スルファニル]−3,4−ジヒドロ−2H−1−ベンゾピラン−4−イル}メチル)アミノ]ピリジン−4−カルボン酸塩
【0816】
【化226】
[この文献は図面を表示できません]
【0817】
THF(5mL)中の調製物14c(310mg、0.82mmol)の溶液に、3,3’−ジフルオロジフェニルジスルフィド(105mg、0.41mmol)、Pd(dppf)Cl
2(34mg、0.041mmol)およびZn(65mg、0.99mmol)を加えた。混合物を、窒素下で一晩還流まで撹拌した。混合物を、EtOAcで希釈し、濾過し、濃縮した。残留物を、シリカゲルクロマトグラフィー(PE:EtOAc=1:1)によって精製し、黄色油として112mg(32%)の表題化合物を得た。[M+H] calc’d for C
23H
21F
2O
3S、425;Found、425。
【0818】
調製物52b:メチル3−({[(4S)−7−[(3−フルオロフェニル)スルファニル]−3,4−ジヒドロ−2H−1−ベンゾピラン−4−イル]メチル}アミノ)ピリジン−4−カルボン酸塩;および
調製物53b:メチル3−([(4R)−7−[(3−フルオロフェニル)スルファニル]−3,4−ジヒドロ−2H−1−ベンゾピラン−4−イル]メチル}アミノ)ピリジン−4−カルボン酸塩
【0819】
【化227】
[この文献は図面を表示できません]
【0820】
調製物52a(112mg)を、キラルHPLC(カラム:Chiralcel IA、250mm
*4.6mm 5um;移動相: Hex:EtOH=50:50;F:1.0mL/分;W:230nm;T=30℃)によって分離し、黄色油としてそれぞれ、44mg(29%)の調製物53b(7.697分)および43mg(29%)の調製物52b(10.724分)を得た。
【0821】
実施例52:3−([(4S)−7−[(3−フルオロフェニル)スルファニル]−3,4−ジヒドロ−2H−1−ベンゾピラン−4−イル]メチル}アミノ)ピリジン−4−カルボン酸
【0822】
【化228】
[この文献は図面を表示できません]
【0823】
表題化合物を、実施例1のための基本手順に従って調製物52bから78%の収率で調製した。
1H NMR(400MHz、DMSO−d
6):δ1.90−2.01 (2H, m), 3.15−3.18 (1H, m), 3.51−3.57 (1H, m), 3.69−3.74 (1H, m), 4.18−4.24 (2H, m), 6.81 (1H, s), 6.89−6.92 (1H, m), 7.07−7.14 (3H, m), 7.37−7.42 (2H, m), 7.58 (1H, d, J = 4.8 Hz), 7.86 (1H, d, J = 4.8 Hz), 8.43 (1H, s)。[M+H] calc’d for C
22H
19FN
2O
3S、411;Found、411。
【0824】
実施例53:3−({[(4R)−7−[(3−フルオロフェニル)スルファニル]−3,4−ジヒドロ−2H−1−ベンゾピラン−4−イル]メチル}アミノ)ピリジン−4−カルボン酸
【0825】
【化229】
[この文献は図面を表示できません]
【0826】
表題化合物を、実施例1のための基本手順に従って調製物53bから68%の収率で調製した。
1H NMR(400MHz、DMSO−d
6):δ1.90−2.01 (2H, m), 3.15−3.18 (1H, m), 3.51−3.57 (1H, m), 3.69−3.74 (1H, m), 4.18−4.24 (2H, m), 6.81 (1H, s), 6.89−6.91 (1H, m), 7.07−7.14 (3H, m), 7.37−7.43 (2H, m), 7.57 (1H, d, J = 4.8 Hz), 7.85 (1H, d, J = 5.2 Hz), 8.42 (1H, s)。[M+H] calc’d for C
22H
19FN
2O
3S、411;Found、411。
【0827】
調製物54a:メチル3−[({7−[(4−フルオロフェニル)スルファニル]−3,4−ジヒドロ−2H−1−ベンゾピラン−4−イル}メチル)アミノ]ピリジン−4−カルボン酸塩
【0828】
【化230】
[この文献は図面を表示できません]
【0829】
表題化合物を、調製物52aのための基本手順に従って、3,3’−ジフルオロジフェニルジスルフィドから53%の収率で調製した。[M+H] calc’d for C
23H
21F
2O
3S、425;Found、425。
【0830】
調製物54b:メチル3−({[(4S)−7−[(4−フルオロフェニル)スルファニル]−3,4−ジヒドロ−2H−1−ベンゾピラン−4−イル]メチル}アミノ)ピリジン−4−カルボン酸塩;および
調製物55b:メチル3−({[(4R)−7−[(4−フルオロフェニル)スルファニル]−3,4−ジヒドロ−2H−1−ベンゾピラン−4−イル]メチル}アミノ)ピリジン−4−カルボン酸塩
【0831】
【化231】
[この文献は図面を表示できません]
【0832】
調製物54a(179mg)を、キラルHPLC(カラム:Chiralcel IA、250mm
*4.6mm 5um;移動相: Hex:EtOH=50:50;F:1.0mL/分;W:230nm;T=30℃)によって分離し、黄色油としてそれぞれ、70mg(41%)の調製物55b(9.350分)および70mg(41%)の調製物54b(16.515分)を得た。
【0833】
実施例54:3−([(4S)−7−[(4−フルオロフェニル)スルファニル]−3,4−ジヒドロ−2H−1−ベンゾピラン−4−イル]メチル}アミノ)ピリジン−4−カルボン酸
【0834】
【化232】
[この文献は図面を表示できません]
【0835】
表題化合物を、実施例1のための基本手順に従って調製物54bから86%の収率で調製した。
1H NMR(400MHz、DMSO−d
6):δ1.84−1.98 (2H, m), 3.11−3.14 (1H, m), 3.48−3.54 (1H, m), 3.66−3.70 (1H, m), 4.13−4.20 (2H, m), 6.62 (1H, s), 6.75−6.78 (1H, m), 7.24−7.32 (3H, m), 7.41−7.45 (2H, m), 7.59 (1H, d, J = 5.2 Hz), 7.86 (1H, d, J = 4.8 Hz), 8.42 (1H, s)。[M+H] calc’d for C
22H
19FN
2O
3S、411;Found、411。
【0836】
実施例55:3−({[(4R)−7−[(4−フルオロフェニル)スルファニル]−3,4−ジヒドロ−2H−1−ベンゾピラン−4−イル]メチル}アミノ)ピリジン−4−カルボン酸
【0837】
【化233】
[この文献は図面を表示できません]
【0838】
表題化合物を、実施例1のための基本手順に従って調製物55bから85%の収率で調製した。
1H NMR(400MHz、DMSO−d
6):δ1.84−2.00 (2H, m), 3.15−3.18 (1H, m), 3.48−3.54 (1H, m), 3.66−3.70 (1H, m), 4.13−4.22 (2H, m), 6.62 (1H, s), 6.76−6.78 (1H, m), 7.24−7.32 (3H, m), 7.41−7.45 (2H, m), 7.58 (1H, d, J = 5.2 Hz), 7.85 (1H, d, J = 5.2 Hz), 8.41 (1H, s)。[M+H] calc’d for C
22H
19FN
2O
3S、411;Found、411。
【0839】
調製物56a:6−[(6−メチルピリジン−2−イル)オキシ]−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−オン
【0840】
【化234】
[この文献は図面を表示できません]
【0841】
DMF(150mL)中の6−ヒドロキシ−1−テトラロン(3.0g、18mmol)、2−フルオロ−6−メチルピリジン(2.06g、18.5mmol)およびCS
2CO
3(12.1g、37.0mmol)の懸濁液を、N
2下で一晩密封容器において150℃で撹拌した。反応物を、水(300mL)に注ぎ、EtOAc(3×50mL)で抽出した。有機物を、乾燥し(Na
2SO
4)、濃縮した。シリカゲルクロマトグラフィー(PE:EA=5:1)による精製によって、赤油として1.2g(26%)の表題化合物を得た。[M+H] calc’d for C
16H
15NO
2、254;found 254。
【0842】
調製物56b:{6−[(6−メチルピリジン−2−イル)オキシ]−3,4−ジヒドロナフタレン−1−イル}メタンアミン、塩酸塩
【0843】
【化235】
[この文献は図面を表示できません]
【0844】
表題化合物を、調製物3aのための基本手順に従って、調製物56aから71%の収率で調製した。[M+H] calc’d for C
17H
18N
2O、267;found 267。
【0845】
調製物56c:{6−[(6−メチルピリジン−2−イル)オキシ]−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−イル}メタンアミン
【0846】
【化236】
[この文献は図面を表示できません]
【0847】
表題化合物を、調製物3eのための基本手順に従って調製物56bから定量的収率で調製した。[M+H] calc’d for C
17H
20N
2O、269;found 269。
【0848】
調製物56d:メチル3−[({6−[(6−メチルピリジン−2−イル)オキシ]−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−イル}メチル)アミノ]ピリジン−4−カルボン酸
【0849】
【化237】
[この文献は図面を表示できません]
【0850】
表題化合物を、調製物1eのための手順に従って、調製物56cから66%の収率で調製した。[M+H] calc’d for C
24H
25N
3O
3、404;Found、404。
【0851】
実施例56:3−[({6−[(6−メチルピリジン−2−イル)オキシ]−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−イル}メチル)アミノ]ピリジン−4−カルボン酸
【0852】
【化238】
[この文献は図面を表示できません]
【0853】
表題化合物を、実施例1のための基本手順に従って調製物56dから42%の収率で調製した。
1H NMR(400MHz、MeOD−d
4):δ1.80−1.82 (1H, m), 1.97−2.01 (3H, m), 2.45 (3H, s), 2.81−2.85 (2H, m), 3.21−3.24 (1H, m), 3.51−3.66 (2H, m), 6.57 (1H, d, J = 8.0 Hz), 6.86−6.88 (2H, m), 7.00 (1H, d, J = 7.2 Hz), 7.34 (1H, d, J = 9.2 Hz), 7.68 (1H, t, J = 8.0 Hz), 7.83−7.89 (2H, m), 8.21 (1H, s)。[M+H] calc’d for C
23H
23N
3O
3、390;Found、390。
【0854】
調製物57a:6−アミノ−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−オン
【0855】
【化239】
[この文献は図面を表示できません]
【0856】
DMSO(10mL)中の6−アミノ−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−オン(1.0g、4.4mmol)、o−クレゾール(0.72g、6.7mmol)、1−ピリジン−2−イルアセトン(0.12g、0.89mmol)、CS
2CO
3(2.9g、8.9mmol)およびCuBr(70mg、0.44mmol)の懸濁液を、N
2下で一晩110℃で撹拌した。反応物を、水に注ぎ、EtOAcで抽出した。有機物を、乾燥し(Na
2SO
4)、濃縮した。シリカゲルクロマトグラフィー(PE:EtOAc=30:1から10:1)による精製によって、無色油として0.77g(69%)の表題化合物を得た。
1H NMR(300MHz、CDCl
3):δ2.07−2.15 (m, 2H), 2.19 (s, 3H), 2.62 (t, J = 6.3 Hz, 2H), 2.88 (t, J = 6.0 Hz, 2H), 6.66 (s, 1H), 6.77 (dd, J = 8.7 Hz, 2.7 Hz, 1H), 6.99 (d, J = 8.1 Hz, 1H), 7.11−7.30 (m, 3H), 8.01 (d, J = 8.7 Hz, 1H)。[M+H] calc’d for C
17H
16O
2、253;Found、253。
【0857】
調製物57b:[6−(2−メチルフェノキシ)−3,4−ジヒドロナフタレン−1−イル]メタンアミン、塩酸塩
【0858】
【化240】
[この文献は図面を表示できません]
【0859】
表題化合物を、調製物3aのための基本手順に従って、調製物57aから73%の収率で調製した。[M+H] calc’d for C
18H
19NO、266;Found、266。
【0860】
調製物57c:[6−(2−メチルフェノキシ)−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−イル]メタンアミン
【0861】
【化241】
[この文献は図面を表示できません]
【0862】
表題化合物を、調製物3eのための基本手順に従って、調製物57bから93%の収率で調製した。[M+H] calc’d for C
18H
21NO、268;Found、268。
【0863】
調製物57d:メチル3−({[(1S)−6−(2−メチルフェノキシ)−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−イル]メチル}アミノ)ピリジン−4−カルボン酸塩;および
調製物58d:メチル3−([(1R)−6−(2−メチルフェノキシ)−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−イル]メチル}アミノ)ピリジン−4−カルボン酸塩
【0864】
【化242】
[この文献は図面を表示できません]
【0865】
表題化合物のラセミ化合物(300mg)を、調製物1eのための基本手順に従って調製物72cから26%の収率で調製した。[M+H] calc’d for C
25H
26N
2O
3、403;Found、403。
キラルHPLC(カラム:Chiralcel:IC 5um、4.6
*250mm、移動相: Hex:EtOH=70:30、F:1.0mL/分、W:230nm、T:30℃)による分離によって、無色油として108mg(36%)の調製物57a(6.053分)および108mg(36%)の調製物58a(6.873分)を得た。
【0866】
実施例57:3−({[(1S)−6−(2−メチルフェノキシ)−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−イル]メチル}アミノ)ピリジン−4−カルボン酸
【0867】
【化243】
[この文献は図面を表示できません]
【0868】
表題化合物を、実施例1のための基本手順に従って調製物57dから67%の収率で調製した。
1H NMR(400MHz、DMSO−d
6):δ1.63−1.67 (m, 1H), 1.78−1.84 (m, 3H), 2.17 (s, 3H), 2.63−2.73 (m, 2H), 3.06−3.09 (m, 1H), 3.42−3.47 (m, 1H), 3.55−3.59 (m, 1H), 6.61 (d, J = 2.0 Hz, 1H), 6.65 (dd, J = 6.4 Hz, 2.4 Hz, 1H), 6.86 (d, J = 8.0 Hz, 1H), 7.07−7.10 (m, 1H), 7.18−7.22 (m, 1H), 7.28−7.31 (m, 2H), 7.56 (d, J = 5.2 Hz, 1H), 7.83 (d, J = 5.2 Hz, 1H), 8.35 (s, 1H)。[M+H] calc’d for C
24H
24N
2O
3、389;Found、389。
【0869】
実施例58:3−({[(1R)−6−(2−メチルフェノキシ)−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−イル]メチル}アミノ)ピリジン−4−カルボン酸
【0870】
【化244】
[この文献は図面を表示できません]
【0871】
表題化合物を、実施例1のための基本手順に従って調製物58dから81%の収率で調製した。
1H NMR(400MHz、DMSO−d
6):δ1.63−1.67 (m, 1H), 1.78−1.84 (m, 3H), 2.17 (s, 3H), 2.63−2.73 (m, 2H), 3.06−3.09 (m, 1H), 3.42−3.47 (m, 1H), 3.55−3.59 (m, 1H), 6.61 (d, J = 2.0 Hz, 1H), 6.65 (dd, J = 6.4 Hz, 2.4 Hz, 1H), 6.86 (d, J = 8.0 Hz, 1H), 7.06−7.10 (m, 1H), 7.18−7.22 (m, 1H), 7.28−7.31 (m, 2H), 7.56 (d, J = 5.2 Hz, 1H), 7.83 (d, J = 5.2 Hz, 1H), 8.35 (s, 1H)。[M+H] calc’d for C
24H
24N
2O
3、389;
Found、389。
【0872】
調製物59a:6−プロポキシ−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−オン
【0873】
【化245】
[この文献は図面を表示できません]
【0874】
6−ヒドロキシ−1−テトラロン(2.0g、12.3mmol)、ブロモ−プロパン(2.24mL、24.7mmol)、ヨウ化カリウム(2.05g、12.3mmol)および炭酸カリウム(3.41g、24.7mmol)を、密封容器においてACN(50mL)中で組み合わせ、反応物を、一晩122℃で撹拌した。反応物を、冷却し、濾過し、濃縮した。シリカゲルクロマトグラフィー(10−50%のEtOAc/ヘキサン)による精製によって、透明な油として2.36g(94%)の表題化合物を得た。
1H NMR(400MHz、DMSO−d
6):δ1.04 (3H, t, J = 7.4 Hz), 1.79−1.85 (2H, m), 2.09−2.14 (2H, m), 2.60 (2H, t, J = 6.3 Hz), 2.88−2.93 (2H, t, J = 6.5 Hz), 3.97 (2H, t, J = 6.5 Hz), 6.69 (1H, d, J = 2.3 Hz), 6.81 (1H, dd, J = 8.8, 4.1 Hz), 7.99 (1H, d, J = 8.7 Hz)。[M+H] calc’d for C
13H
16O
2、205;found 205。
【0875】
調製物59b:(6−プロポキシ−3,4−ジヒドロナフタレン−1−イル)メタンアミン、塩酸塩
【0876】
【化246】
[この文献は図面を表示できません]
【0877】
表題化合物を、調製物3aのための基本手順に従って、調製物59aから54%の収率で調製した。[M+H] calc’d for C
14H
18NO、218;found 218。
【0878】
調製物59c:(6−プロポキシ−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−イル)メタンアミン
【0879】
【化247】
[この文献は図面を表示できません]
【0880】
表題化合物を、調製物3eのための基本手順に従って調製物59bから定量的収率で調製した。[M+H] calc’d for C
14H
20NO、220;found 220。
【0881】
実施例59:3−{[(6−プロポキシ−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−イル)メチル]アミノ}ピリジン−4−カルボン酸
【0882】
【化248】
[この文献は図面を表示できません]
【0883】
表題化合物を、実施例13のための基本手順に従って調製物59cから26%の収率で調製した。
1H NMR(400MHz、DMSO−d
6):δ0.96 (3H, t, J = 7.4 Hz), 1.65−1.82 (6H, m), 2.66−2.71 (2H, m), 3.02−3.05 (1H, m), 3.38−3.55 (2H, m), 3.87 (2H, t, J = 6.5 Hz), 6.64−6.71 (2H, m), 7.20 (1H, d, J = 8.4 Hz), 7.55 (1H, d, J = 5.0 Hz), 7.70 (1H, br s), 7.83 (1H, d, J = 5.0 Hz), 8.35 (1H, s), 13.40 (1H, br s)。[M+H] calc’d for C
20H
24N
2O
3、341;found 341。
【0884】
調製物60a:6−(ジフルオロメトキシ)−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−オン
【0885】
【化249】
[この文献は図面を表示できません]
【0886】
DMA(75mL)中の6−ヒドロキシ−1−テトラロン(5.0g、30.8mmol)の溶液を、0℃に冷却した。フレオンを、10分間混合物へと泡立たせた。CS
2CO
3(30.1g、92.5mmol)を加え、反応物を、2時間密封容器において50℃で加熱した。混合物を、氷水に注ぎ、EtOAcで抽出した。有機物を、乾燥して、濾過した。シリカゲルクロマトグラフィー(PE:EtOAc=10:1から5:1)による精製によって、オフホワイト固形物として5.1g(78%)の表題化合物を得た。
1H NMR(400MHz、CDCl
3):δ2.11−2.17 (m, 2H), 2.65 (t, J = 6.4 Hz, 2H), 2.96 (t, J = 6.0 Hz, 2H), 6.59 (t, J = 73.2 Hz, 1H), 6.97 (d, J = 2.0 Hz, 1H), 7.01 (dd, J = 8.4 Hz, 2.0 Hz, 1H), 8.05 (d, J = 8.4 Hz, 1H)。
【0887】
調製物60b:[6−(ジフルオロメトキシ)−3,4−ジヒドロナフタレン−1−イル]メタンアミン、塩酸塩
【0888】
【化250】
[この文献は図面を表示できません]
【0889】
表題化合物を、調製物3aのための基本手順に従って、調製物60aから53%の収率で調製した。[M+H] calc’d for C
12H
13F
2NO、226;found 226。
【0890】
調製物60c:[6−(ジフルオロメトキシ)−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−イル]メタンアミン
【0891】
【化251】
[この文献は図面を表示できません]
【0892】
表題化合物を、調製物3eのための基本手順に従って、調製物60bから85%の収率で調製した。[M+H] calc’d for C
12H
15F
2NO、228;found 228。
【0893】
調製物60d:メチル3−({[(1S)−6−(ジフルオロメトキシ)−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−イル]メチル}アミノ)ピリジン−4−カルボン酸塩;および
調製物61d:メチル3−({[(1R)−6−(ジフルオロメトキシ)−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−イル]メチル}アミノ)ピリジン−4−カルボン酸塩
【0894】
【化252】
[この文献は図面を表示できません]
【0895】
表題化合物のラセミ化合物を、調製物1eのための基本手順に従って調製物60cから25%の収率で調製した。
キラルHPLC(カラム:Chiralcel:IC 5um、4.6
*250mm、移動相: Hex:EtOH=70:30、F:1.0mL/分、W:230nm、T:30℃)による分離によって、無色油としてそれぞれ、20%収率の調製物60d(6.240分)および16%収率の調製物61d(6.718分)を得た。
【0896】
実施例60:3−({[(1S)−6−(ジフルオロメトキシ)−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−イル]メチル}アミノ)ピリジン−4−カルボン酸
【0897】
【化253】
[この文献は図面を表示できません]
【0898】
表題化合物を、実施例1のための手順に従って、調製物60dから71%の収率で調製した。
1H NMR(400MHz、DMSO−d
6):δ1.65−1.70 (m, 1H), 1.76−1.87 (m, 3H), 2.67−2.80 (m, 2H), 3.08−3.14 (m, 1H), 3.43−3.48 (m, 1H), 3.55−3.60 (m, 1H), 6.92−6.95 (m, 2H), 7.18 (t, J = 74.8 Hz, 1H), 7.36 (s, 1H), 7.56 (d, J = 4.8 Hz, 1H), 7.84 (d, J = 4.8 Hz, 1H), 8.38 (s, 1H)。[M+H] calc’d for C
18H
18F
2N
2O
3、349;Found、349。
【0899】
実施例61:3−({[(1R)−6−(ジフルオロメトキシ)−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−イル]メチル}アミノ)ピリジン−4−カルボン酸
【0900】
【化254】
[この文献は図面を表示できません]
【0901】
表題化合物を、実施例1のための手順に従って、調製物61dから78%の収率で調製した。
1H NMR(400MHz、DMSO−d
6):δ1.64−1.71 (m, 1H), 1.74−1.88 (m, 3H), 2.67−2.80 (m, 2H), 3.09−3.12 (m, 1H), 3.42−3.48 (m, 1H), 3.55−3.60 (m, 1H), 6.92−6.95 (m, 2H), 7.18 (t, J = 74.4 Hz, 1H), 7.36 (s, 1H), 7.56 (d, J = 4.8 Hz, 1H), 7.84 (d, J = 4.8 Hz, 1H), 8.38 (s, 1H)。[M+H] calc’d for C
18H
18F
2N
2O
3、349;Found、349。
【0902】
調製物62a:6−[2−(トリフルオロメチル)フェノキシ]−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−オン
【0903】
【化255】
[この文献は図面を表示できません]
【0904】
DMF(50mL)中の6−ヒドロキシ−1−テトラロン(2.5g、15.4mmol)および2−ヨードベンゾトリフルオリド(25g、92mmol)の溶液に、室温でNaH(0.74g、60%、18.5mmol)を加えた。固形物が溶解するまで、混合物を、50℃に加熱し、その後冷却した。混合物に、CuCl(1.53g、15.4mmol)を加え、その後、トリス(ジオキサ3,6−ヘプチル)アミン(1.65mL、5.15mmol)を加えた。混合物を、一晩145℃で加熱した。反応物を、水で希釈し、EtOAcで抽出し、ブラインで洗浄し、乾燥し(Na
2SO
4)、濃縮した。シリカゲルクロマトグラフィー(0−20%のEtOAc/ヘキサン)による精製によって、黄色油として850mg(18%)の表題化合物を得た。
1H NMR(400MHz、CDCl
3):δ2.09−2.16 (2H, m), 2.63 (2H, t, J = 6.2 Hz), 2.91 (2H, t, J = 6.1 Hz), 6.82 (1H, d, J = 2.4 Hz), 6.86 (dd, 1H, J = 8.6, 2.4 Hz), 7.05 (1H, d, J = 8.2 Hz), 7.27 (1H, td, J = 8.2, 0.6 Hz), 7.51−7.56 (1H, m), 7.71 (1H, dd, J = 7.8, 1.2 Hz), 8.07 (1H, d, J = 8.2 Hz)。[M+H] calc’d for C
17H
13F
3O
2、307;found 307。
【0905】
調製物62b:{6−[2−(トリフルオロメチル)フェノキシ]−3,4−ジヒドロナフタレン−1−イル}メタンアミン、塩酸塩
【0906】
【化256】
[この文献は図面を表示できません]
【0907】
表題化合物を、調製物3aのための基本手順に従って、調製物62aから58%の収率で調製した。[M+H] calc’d for C
18H
16F
3NO、320;found 320。
【0908】
調製物62c:{6−[2−(トリフルオロメチル)フェノキシ]−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−イル}メタンアミン
【0909】
【化257】
[この文献は図面を表示できません]
【0910】
表題化合物を、調製物3eのための基本手順に従って調製物62bから定量的収率で調製した。
1H NMR(400MHz、CD
3OD):δ1.68−1.92 (4H, m), 2.68−2.72 (2H, m), 2.82−2.96 (3H, m), 6.72 (1H, d, J = 2.2 Hz), 6.78 (1H, dd, J = 8.3, 2.4 Hz), 6.90 (1H, d, J = 8.2 Hz), 7.15−7.23 (2H, m), 7.47 (1H, t, J = 7.2 Hz), 7.66 (1H, d, J = 7.6 Hz)。[M+H] calc’d for C
18H
18F
3NO、322;found 322。
【0911】
実施例62:3−[({6−[2−(トリフルオロメチル)フェノキシ]−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−イル}メチル)アミノ]ピリジン−4−カルボン酸
【0912】
【化258】
[この文献は図面を表示できません]
【0913】
表題化合物を、実施例13のための基本手順に従って調製物62cから15%の収率で調製した。
1H NMR(400MHz、DMSO−d
6):δ1.66−1.85 (4H, m), 2.67−2.79 (2H, m), 3.11−3.14 (1H, m), 3.44−3.63 (2H, m), 6.80−6.82 (2H, m), 6.98 (1H, d, J = 8.4), 7.29 (1H, t, J = 7.6 Hz), 6.37 (1H, d, J = 9.2 Hz), 7.5 (1H, d, J = 5.0 Hz), 7.63 (1H, t, J = 7.4Hz), 7.70 (1H, br s), 7.76 (1H, d, J = 7.8 Hz), 7.83 (1H, d, J = 5.0 Hz), 8.36 (1H, s), 13.34 (1H, br s)。[M+H] calc’d for C
24H
21F
3N
2O
3、443;found 443。
【0914】
調製物63a:6−(オキサン−4−イルメトキシ)−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−オン
【0915】
【化259】
[この文献は図面を表示できません]
【0916】
THF(40mL)中の6−ヒドロキシ−1−テトラロン(2.0g、12.4mmol)、テトラヒドロピラン−4−メタノール(1.7g、14.8mmol)およびトリフェニルフォスフィン(6.5g、24.7mmol)の懸濁液に、0℃でDEAD(4.3g、24.7mmol)を加えた。反応物を一晩室温で撹拌した。溶液を、濃縮し、シリカゲルクロマトグラフィー(PE:EtOAc=12:1)によって精製し、黄色油として3.2g(100%)の表題化合物を得た。[M+H] calc’d for C
16H
20O
3、261;Found、261。
【0917】
調製物63b:[6−(オキサン−4−イルメトキシ)−3,4−ジヒドロナフタレン−1−イル]メタンアミン、塩酸塩
【0918】
【化260】
[この文献は図面を表示できません]
【0919】
表題化合物を、調製物3aのための基本手順に従って、調製物63aから71%の収率で調製した。[M+H] calc’d for C
17H
23NO
2、274;Found、274。
【0920】
調製物63c:[6−(オキサン−4−イルメトキシ)−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−イル]メタンアミン
【0921】
【化261】
[この文献は図面を表示できません]
【0922】
表題化合物を、調製物3eのための基本手順に従って調製物63bから定量的収率で調製した。[M+H] calc’d for C
17H
25NO
2、276;Found、276。
【0923】
実施例63:3−([6−(オキサン−4−イルメトキシ)−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−イル]メチル}アミノ)ピリジン−4−カルボン酸
【0924】
【化262】
[この文献は図面を表示できません]
【0925】
表題化合物を、実施例13のための基本手順に従って調製物63cから5%の収率で調製した。
1H NMR(300MHz、DMSO−d
6):δ1.28−1.33 (2H, m), 1.64−1.77 (6H, m), 1.80−1.84 (1H, m), 2.67−2.70 (2H, m), 3.03−3.05 (1H, m), 3.28−3.45 (3H, m), 3.51−3.52 (1H, m), 3.77 (2H, d, J = 6.3 Hz), 3.84−3.89 (2H, m), 6.65−6.71 (2H, m), 7.20 (1H, d, J = 8.4 Hz), 7.55 (1H, d, J = 5.4 Hz), 7.82 (1H, d, J = 5.4 Hz), 8.35 (1H, s)。[M+H] calc’d for C
23H
28N
2O
4、397;Found、397。
【0926】
調製物64a:6−(4−フルオロ−2−メチルフェノキシ)−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−オン
【0927】
【化263】
[この文献は図面を表示できません]
【0928】
DMSO(40mL)中の6−ブロモ−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−オン(2.0g、8.9mmol)、4−フルオロ−2−メチルフェノール(1.7g、13.3mmol)、1−ピリジン−2−イルアセトン(240mg、1.8mmol))およびCS
2CO
3(5.8g、17.8mmol)の懸濁液に、N
2下での室温でCuBr(127mg、0.9mmol)を加えた。反応物を一晩100℃で撹拌した。反応物を、冷却し、水(50mL)で希釈し、EtOAc(3×50mL)で抽出した。有機物を、水(3×50mL)およびブライン(50mL)で洗浄し、乾燥し(Na
2SO
4)、濃縮した。シリカゲルクロマトグラフィー(PE:EtOAc=30:1)による精製によって、無色油として2.3g(95%)の表題化合物を得た。[M+H] calc’d for C
17H
15FO
2、271;Found、271。
【0929】
調製物64b:6−(4−フルオロ−2−メチルフェノキシ)−3,4−ジヒドロナフタレン−1−カルボキサミド
【0930】
【化264】
[この文献は図面を表示できません]
【0931】
トルエン(20mL)中の調製物64a(2.3g、8.4mmol)の溶液に、室温でZnI
2(20mg)およびTMSCN(2.2mL、16.8mmol)を加え、溶液を一晩60℃で撹拌した。反応物を室温に冷却した。H
2SO
4(1.0mL)を加え、その後、AcOH(12mL)、H
2SO
4(4.3mL)、およびH
2O(1.3mL)を加えた。反応物を、6時間130℃に加熱した。溶液を、冷却し、H
2O(50mL)で希釈し、EtOAc(3×50mL)で抽出した。有機物を、ブライン(50mL)で洗浄し、乾燥し(Na
2SO
4)、濃縮した。シリカゲルクロマトグラフィー(PE:THF=1:1)による精製によって、白色固形物として500mg(20%)の表題化合物を得た。[M+H] calc’d for C
18H
16FNO
2、298;Found、298。
【0932】
調製物64c:(1R)−6−(4−フルオロ−2−メチルフェノキシ)−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−カルボキサミド
【0933】
【化265】
[この文献は図面を表示できません]
【0934】
MeOH(10mL)およびTHF(10mL)中の調製物64b(400mg、1.4mmol)の溶液に、室温でRu(OAc)
2[s−バイナップ](5mg)を加えた。混合物を、2.5MPaのH
2を用いて2日間50℃で加熱した。反応物を濃縮し、結果として生じた固形物を、EtOAcから再結晶化し、白色固形物として120mg(30%)の表題化合物を得た。[M+H] calc’d for C
18H
18FNO
2、300;Found、300。カラム:Chiralcel AS−H、移動相: 70:30 CO
2:MeOH(0.2DEA)、ee=97%、3.04分。
【0935】
調製物64d:[(1R)−6−(4−フルオロ−2−メチルフェノキシ)−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−イル]メタンアミン
【0936】
【化266】
[この文献は図面を表示できません]
【0937】
THF(10mL)中の調製物64c(150mg、0.50mmol)の溶液に、室温でBH
3.THF(2.5mL、1.0M、2.5mmol)を加えた。混合物を6時間55℃で加熱した。反応物を、冷却し、水(10mL)で希釈し、飽和したNa
2CO
3でpH9まで塩基化し、EtOAc(3×50mL)で抽出した。有機物を、ブライン(50mL)で洗浄し、乾燥し(Na
2SO
4)、濃縮し、黄色油として160mg(定量)の粗製の表題化合物を得た。[M+H] calc’d for C
18H
20FNO、286;Found、286。
【0938】
調製物64e:メチル3−({[(1R)−6−(4−フルオロ−2−メチルフェノキシ)−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−イル]メチル}アミノ)ピリジン−4−カルボン酸塩
【0939】
【化267】
[この文献は図面を表示できません]
【0940】
トルエン(15mL)中の調製物64d(0.50mmol)、メチル3−ブロモイソニコチナート(119mg、0.55mmol)、キサントホス(43mg、0.08mmol)およびCS
2CO
3(228mg、0.70mmol)の懸濁液に、N
2下での室温でPd
2dba
3(23mg、0.03mmol)を加えた。反応物を2時間100℃で撹拌した。反応物を、濾過し、濃縮した。シリカゲルクロマトグラフィー(PE:EtOAc=5:1)による精製によって、黄色油として88mg(42%)の表題化合物を得た。[M+H] calc’d for C
25H
25FN
2O
3、421;Found、421。
【0941】
実施例64:3−([(1R)−6−(4−フルオロ−2−メチルフェノキシ)−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−イル]メチル}アミノ)ピリジン−4−カルボン酸
【0942】
【化268】
[この文献は図面を表示できません]
【0943】
表題化合物を、実施例1のための手順に従って、調製物64eから60%の収率で調製した。
1H NMR(400MHz、DMSO−d
6):δ1.64−1.67 (1H, m), 1.77−1.83 (3H, m), 2.16 (3H, s), 2.65−2.68 (2H, m), 3.05−3.09 (1H, m), 3.40−3.46 (1H, m), 3.54−3.59 (1H, m), 6.59 (1H, s), 6.63 (1H, dd, J = 2.8, 8.4 Hz), 6.92 (1H, dd, J = 5.2, 8.8 Hz), 7.04 (1H, td, J = 2.8, 8.4 Hz), 7.19 (1H, dd, J = 2.8, 8.2 Hz), 7.28 (1H, d, J = 8.4 Hz), 7.56 (1H, d, J = 5.2 Hz), 7.82 (1H, d, J = 4.8 Hz), 8.34 (1H, s)。[M+H] calc’d for C
24H
23FN
2O
3、407;Found、407。
【0944】
調製物65a:6−(2,4−ジフルオロフェノキシ)−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−オン
【0945】
【化269】
[この文献は図面を表示できません]
【0946】
表題化合物を、調製物64aのための手順に従って、2,4−ジフルオロフェノールから65%の収率で調製した。[M+H] calc’d for C
16H
12F
2O
2、275;Found、275。
【0947】
調製物65b:6−(2,4−ジフルオロフェノキシ)−3,4−ジヒドロナフタレン−1−カルボキサミド
【0948】
【化270】
[この文献は図面を表示できません]
【0949】
表題化合物を、調製物64bのための手順に従って、調製物65aから44%の収率で調製した。[M+H] calc’d for C
17H
13F
2NO
2、302;Found、302。
【0950】
調製物65c:(1R)−6−(2,4−ジフルオロフェノキシ)−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−カルボキサミド
【0951】
【化271】
[この文献は図面を表示できません]
【0952】
表題化合物を、調製物64cのための手順に従って、調製物65bから46%の収率で調製した。[M+H] calc’d for C
17H
15F
2NO
2、304;Found、304。
【0953】
調製物65d:[(1R)−6−(2,4−ジフルオロフェノキシ)−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−イル]メタンアミン
【0954】
【化272】
[この文献は図面を表示できません]
【0955】
表題化合物を、調製物64dのための手順に従って、調製物65cから89%の収率で調製した。[M+H] calc’d for C
17H
17F
2NO、290;Found、290。
【0956】
調製物65e:メチル3−([(1R)−6−(2,4−ジフルオロフェノキシ)−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−イル]メチル}アミノ)ピリジン−4−カルボン酸塩
【0957】
【化273】
[この文献は図面を表示できません]
【0958】
表題化合物を、調製物64eのための手順に従って、調製物65dから52%の収率で調製した。[M+H] calc’d for C
24H
22F
2N
2O
3、425;Found、425。
【0959】
調製物65:3−([(1R)−6−(2,4−ジフルオロフェノキシ)−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−イル]メチル}アミノ)ピリジン−4−カルボン酸
【0960】
【化274】
[この文献は図面を表示できません]
【0961】
表題化合物を、実施例1のための手順に従って、調製物65eから67%の収率で調製した。
1H NMR(400MHz、DMSO−d
6):δ1.64−1.67 (1H, m), 1.80−1.83 (3H, m), 2.66−2.69 (2H, m), 3.06−3.09 (1H, m), 3.40−3.45 (1H, m), 3.53−3.58 (1H, m), 6.67 (1H, d, J = 2. 4 Hz), 6.71−6.74 (1H, m), 7.11−7.13 (1H, m), 7.19−7.25 (1H, s), 7.30 (1H, d, J = 8.4 Hz), 7.44−7.49 (1H, m), 7.55 (1H, d, J = 5.2 Hz), 7.81 (1H, d, J = 5.2 Hz), 8.33 (1H, s)。[M+H] calc’d for C
23H
20F
2N
2O
3、411;Found、411。
【0962】
調製物66a:6−(2−フルオロ−4−メチルフェノキシ)−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−オン
【0963】
【化275】
[この文献は図面を表示できません]
【0964】
表題化合物を、調製物64aのための手順に従って、2−フルオロ−4−メチルフェノールから54%の収率で調製した。[M+H] calc’d for C
17H
15FO
2、271;Found、271。
【0965】
調製物66b:[6−(2−フルオロ−4−メチルフェノキシ)−3,4−ジヒドロナフタレン−1−イル]メタンアミン、塩酸塩
【0966】
【化276】
[この文献は図面を表示できません]
【0967】
表題化合物を、調製物3aのための手順に従って、調製物66aから78%の収率で調製した。[M+H] calc’d for C
18H
18FNO、284;Found、284。
【0968】
調製物66c:[6−(2−フルオロ−4−メチルフェノキシ)−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−イル]メタンアミン
【0969】
【化277】
[この文献は図面を表示できません]
【0970】
表題化合物を、調製物3eのための手順に従って、調製物66bから92%の収率で調製した。[M+H] calc’d for C
18H
20FNO、286;Found、286。
【0971】
調製物66d:メチル3−({[(1S)−6−(2−フルオロ−4−メチルフェノキシ)−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−イル]メチル}アミノ)ピリジン−4−カルボン酸塩;および
調製物66e:メチル3−([(1R)−6−(2−フルオロ−4−メチルフェノキシ)−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−イル]メチル}アミノ)ピリジン−4−カルボン酸塩
【0972】
【化278】
[この文献は図面を表示できません]
【0973】
表題化合物のラセミ化合物を、調製物1eのための基本手順に従って調製物66cから57%の収率で調製した。
キラルHPLC(カラム:Chiralcel: IA 5um 4.6
*250mm、移動相: Hex:EtOH=70:30、F:1.0mL/分、W:230nm、T:30℃)による分離によって、黄色油としてそれぞれ、29%収率の調製物66e(6.855分)および29%収率の調製物66d(8.064分)を得た。[M+H] calc’d for C
25H
25FN
2O
3、421;Found、421。
【0974】
実施例66:3−({[(1R)−6−(2−フルオロ−4−メチルフェノキシ)−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−イル]メチル}アミノ)ピリジン−4−カルボン酸
【0975】
【化279】
[この文献は図面を表示できません]
【0976】
表題化合物を、実施例1のための手順に従って、調製物66eから83%の収率で調製した。
1H NMR(400MHz、DMSO−d
6):δ1.64−1.83 (4H, m), 2.32 (3H, s), 2.65−2.69 (2H, m), 3.06−3.09 (1H, m), 3.41−3.47 (1H, m), 3.54−3.59 (1H, m), 6.64 (1H, s), 6.69−6.72 (1H, m), 7.03−7.06 (2H, m), 7.20 (1H, d, J = 12.0 Hz), 7.29 (1H, d, J = 8.4 Hz), 7.57 (1H, d, J = 5.2 Hz), 7.84 (1H, d, J = 5.2 Hz), 8.37 (1H, s)。[M+H] calc’d for C
24H
23FN
2O
3、407;Found、407。
【0977】
調製物67a:6−(2−クロロフェノキシ)−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−オン
【0978】
【化280】
[この文献は図面を表示できません]
【0979】
表題化合物を、調製物64aのための手順に従って、2−クロロフェノールから64%の収率で調製した。
1H NMR(400MHz、CDCl
3):δ2.09−2.15 (m, 2H), 2.62 (t, J = 6.4 Hz, 2H), 2.90 (t, J = 6.0 Hz, 2H), 6.71 (d, J = 2.4 Hz, 1H), 6.81 (dd, J = 8.4 Hz, 2.4Hz, 1H), 7.11 (dd, J = 8.4 Hz, 1.2 Hz, 1H), 7.17−7.22 (m, 1H), 7.28−7.33 (m, 1H), 7.50 (dd, J = 8.0 Hz, 1.6 Hz, 1H), 8.02 (d, J = 8.4 Hz, 1H)。[M+H] calc’d for C
16H
13ClO
2、273;Found、273。
【0980】
調製物67b:6−(2−クロロフェノキシ)−3,4−ジヒドロナフタレン−1−カルボキサミド
【0981】
【化281】
[この文献は図面を表示できません]
【0982】
表題化合物を、調製物64bのための手順に従って、調製物67aから32%の収率で調製した。[M+H] calc’d for C
17H
14ClNO
2、300;Found、300。
【0983】
調製物67c:(1R)−6−(2−クロロフェノキシ)−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−カルボキサミド
【0984】
【化282】
[この文献は図面を表示できません]
【0985】
表題化合物を、調製物64cのための手順に従って、調製物67bから52%の収率で調製した。[M+H] calc’d for C
17H
16ClNO
2、302;Found、302。
【0986】
調製物67d:[(1R)−6−(2−クロロフェノキシ)−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−イル]メタンアミン
【0987】
【化283】
[この文献は図面を表示できません]
【0988】
表題化合物を、調製物64dのための手順に従って、調製物67cから88%の収率で調製した。[M+H] calc’d for C
17H
18ClNO、288;Found、288。
【0989】
調製物67e:メチル3−({[(1R)−6−(2−クロロフェノキシ)−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−イル]メチル}アミノ)ピリジン−4−カルボン酸塩
【0990】
【化284】
[この文献は図面を表示できません]
【0991】
表題化合物を、調製物64eのための手順に従って、調製物67dから31%の収率で調製した。[M+H] calc’d for C
24H
23ClN
2O
3、423;Found、423。
【0992】
実施例67:3−({[(1R)−6−(2−クロロフェノキシ)−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−イル]メチル}アミノ)ピリジン−4−カルボン酸
【0993】
【化285】
[この文献は図面を表示できません]
【0994】
表題化合物を、実施例1のための手順に従って、調製物67eから41%の収率で調製した。
1H NMR(400MHz、DMSO−d
6):δ1.66−1.70 (m, 1H), 1.78−1.85 (m, 3H), 2.65−2.75 (m, 2H), 3.09−3.13 (m, 1H), 3.41−3.49 (m, 1H), 3.56−3.61 (m, 1H), 670−6.74 (m, 2H), 7.04 (dd, J = 8.4 Hz, 0.8 Hz, 1H), 7.18−7.22 (m, 1H), 7.32−7.37 (m, 2H), 7.56 (d, J = 5.2 Hz, 1H), 7.59 (dd, J = 8.0 Hz, 1.2 Hz, 1H), 7.83 (d, J = 5.2 Hz, 1H), 8.36 (s, 1H)。[M+H] calc’d for C
23H
21ClN
2O
3、409;Found、409。
【0995】
調製物68a:6−[(3−メチルフェニル)スルファニル]−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−オン
【0996】
【化286】
[この文献は図面を表示できません]
【0997】
1,4−ジオキサン(60mL)中の5−オキソ−5,6,7,8−テトラヒドロナフタレン−2−イルトリフルオロメタンスルホン酸塩(1.8g、6.1mmol、3−メチルベンゼン−1−チオール(0.76g、6.1mmol)、Pd
2(dba)
3(142mg、0.153mmol)、キサントホス(177mg、0.306mmol)およびDIEA(1.58g、12.2mmol)の懸濁液 に、N
2下で一晩還流で撹拌した。反応物を、濾過し、濃縮した。シリカゲルクロマトグラフィー(PE:EtOAc=5:1)による精製によって、オレンジ油として1.8g(100%)の表題化合物を得た。[M+H] calc’d for C
17H
16OS、269;Found、269。
【0998】
調製物68b:{6−[(3−メチルフェニル)スルファニル]−3,4−ジヒドロナフタレン−1−イル}メタンアミン、塩酸塩
【0999】
【化287】
[この文献は図面を表示できません]
【1000】
表題化合物を、調製物3aのための基本手順に従って、調製物68aから69%の収率で調製した。[M+H] calc’d for C
18H
19NS、282;Found、282。
【1001】
調製物68c:{6−[(3−メチルフェニル)スルファニル]−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−イル}メタンアミン
【1002】
【化288】
[この文献は図面を表示できません]
【1003】
表題化合物を、調製物3eのための基本手順に従って、調製物68bから92%の収率で調製した。[M+H] calc’d for C
18H
21NS、284;Found、284。
【1004】
調製物68d:メチル3−({[(1S)−6−[(3−メチルフェニル)スルファニル]−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−イル]メチル}アミノ)ピリジン−4−カルボン酸塩;および
調製物69d:メチル3−([(1R)−6−[(3−メチルフェニル)スルファニル]−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−イル]メチル}アミノ)ピリジン−4−カルボン酸塩
【1005】
【化289】
[この文献は図面を表示できません]
【1006】
表題化合物のラセミ化合物を、調製物1eのための基本手順に従って調製物68cから25%の収率で調製した。[M+H] calc’d for C
25H
26N
2O
2S、419;Found、419。
キラルHPLC(カラム:Chiralcel:IA 5um 4.6
*250mm、移動相: Hex:EtOH=50:50、F:1.0mL/分、W:230nm、T:30℃)による分離によって、黄色油としてそれぞれ、38%収率の調製物68d(6.259分)および37%収率の調製物69d(6.802分)を得た。
【1007】
実施例68:3−({[(1S)−6−[(3−メチルフェニル)スルファニル]−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−イル]メチル}アミノ)ピリジン−4−カルボン酸
【1008】
【化290】
[この文献は図面を表示できません]
【1009】
表題化合物を、実施例1のための基本手順に従って調製物68dから80%の収率で調製した。
1H NMR(300MHz、DMSO−d
6):δ1.65−1.85 (4H, m), 2.27 (3H, s), 2.67−2.73 (2H, m), 3.10−3.12 (1H, m), 3.46−3.49 (1H, m), 3.56−3.57 (1H, m), 7.05−7.15 (5H, m), 7.22−7.27 (1H, m), 7.32−7.35 (1H, m), 7.55 (1H, d, J = 5.1 Hz), 7.83−7.84 (1H, m), 8.35 (1H, s)。[M+H] calc’d for C
24H
24N
2O
2S、405;Found、405。
【1010】
実施例69:3−({[(1R)−6−[(3−メチルフェニル)スルファニル]−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−イル]メチル}アミノ)ピリジン−4−カルボン酸
【1011】
【化291】
[この文献は図面を表示できません]
【1012】
表題化合物を、実施例1のための基本手順に従って調製物69dから83%の収率で調製した。
1H NMR(400MHz、DMSO−d
6):δ1.65−1.85 (4H, m), 2.27 (3H, s), 2.67−2.71 (2H, m), 3.09−3.14 (1H, m), 3.46−3.50 (1H, m), 3.56−3.57 (1H, m), 7.05−7.15 (5H, m), 7.22−7.27 (1H, m), 7.33 (1H, d, J = 7.8 Hz), 7.55 (1H, d, J = 4.8 Hz), 7.83 (1H, d, J = 4.8 Hz), 8.36 (1H, s)。[M+H] calc’d for C
24H
24N
2O
2S、405;Found、405。
【1013】
調製物70a:6−[(2−メチルフェニル)スルファニル]−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−オン
【1014】
【化292】
[この文献は図面を表示できません]
【1015】
表題化合物を、調製物68aのための基本手順に従って、3−メチルベンゼン−1−チオールから92%の収率で調製した。[M+H] calc’d for C
17H
16OS、269;Found、269。
【1016】
調製物70b:{6−[(2−メチルフェニル)スルファニル]−3,4−ジヒドロナフタレン−1−イル}メタンアミン、塩酸塩
【1017】
【化293】
[この文献は図面を表示できません]
【1018】
表題化合物を、調製物3aのための基本手順に従って、調製物68aから89%の収率で調製した。[M+H] calc’d for C
18H
19NS、282;Found、282。
【1019】
調製物70c:{6−[(2−メチルフェニル)スルファニル]−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−イル}メタンアミン
【1020】
【化294】
[この文献は図面を表示できません]
【1021】
表題化合物を、調製物3eのための基本手順に従って、調製物70bから88%の収率で調製した。[M+H] calc’d for C
18H
21NS、284;Found、284。
【1022】
調製物70d:メチル3−({[(1S)−6−[(2−メチルフェニル)スルファニル]−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−イル]メチル}アミノ)ピリジン−4−カルボン酸塩;および
調製物70d:メチル3−({[(1R)−6−[(2−メチルフェニル)スルファニル]−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−イル]メチル}アミノ)ピリジン−4−カルボン酸塩
【1023】
【化295】
[この文献は図面を表示できません]
【1024】
表題化合物のラセミ化合物(550mg)を、調製物1eのための基本手順に従って調製物70cから37%の収率で調製した。[M+H] calc’d for C
25H
26N
2O
2S、419;Found、419。
キラルHPLC(カラム:Chiralcel:IC 5um、4.6
*250mm、移動相: Hex:EtOH=70:30、F:1.0mL/分、W:230nm、T:30℃)による分離によって、黄色油としてそれぞれ、160mg(11%)の調製物70d(6.645分)および150mg(10%)の調製物71d(7.659分)を得た。
【1025】
実施例70:3−({[(1S)−6−[(2−メチルフェニル)スルファニル]−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−イル]メチル}アミノ)ピリジン−4−カルボン酸
【1026】
【化296】
[この文献は図面を表示できません]
【1027】
表題化合物を、実施例1のための基本手順に従って調製物70dから84%の収率で調製した。
1H NMR(300MHz、DMSO−d
6):δ1.64−1.68 (1H, m), 1.77−1.84 (3H, m), 2.31 (3H, s), 2.67−2.70 (2H, m), 3.08−3.12 (1H, m), 3.42−3.49 (1H, m), 3.55−3.60 (1H, m), 6.95 (1H, d, J = 7.8 Hz), 7.02 (1H, s), 7.12−7.25 (3H, m), 7.29−7.33 (2H, m), 7.55 (1H, d, J = 5.1 Hz), 7.83 (1H, d, J = 5.1 Hz), 8.35 (1H, s)。[M+H] calc’d for C
24H
24N
2O
2S、405;Found、405。
【1028】
実施例71:3−({[(1R)−6−[(2−メチルフェニル)スルファニル]−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−イル]メチル}アミノ)ピリジン−4−カルボン酸
【1029】
【化297】
[この文献は図面を表示できません]
【1030】
表題化合物を、実施例1のための基本手順に従って調製物71dから93%の収率で調製した。
1H NMR(300MHz、DMSO−d
6):δ1.64−1.68 (1H, m), 1.77−1.84 (3H, m), 2.31 (3H, s), 2.67−2.70 (2H, m), 3.08−3.12 (1H, m), 3.42−3.49 (1H, m), 3.55−3.60 (1H, m), 6.95 (1H, d, J = 7.8 Hz), 7.02 (1H, s), 7.12−7.25 (3H, m), 7.29−7.33 (2H, m), 7.55 (1H, d, J = 5.1 Hz), 7.83 (1H, d, J = 5.1 Hz), 8.35 (1H, s)。[M+H] calc’d for C
24H
24N
2O
2S、405;Found、405。
【1031】
調製物72a:6−[(2−フルオロフェニル)スルファニル]−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−オン
【1032】
【化298】
[この文献は図面を表示できません]
【1033】
THF(30mL)中の5−オキソ−5,6,7,8−テトラヒドロナフタレン−2−イル4−メチルベンゼン−1−スルホン酸塩(3.0g、10.2mmol)、2,2’−ジフルオロジフェニルジスルフィド(1.0mL、5.1mmol)およびZn(800mg、12.2mmol)の懸濁液に、N
2下での室温でPd(dppf)Cl
2(374mg、0.51mmol)を加えた。反応物を一晩還流で撹拌した。反応物を、濾過し、濃縮した。シリカゲルクロマトグラフィー(PE:EtOAc=30:1から10:1)による精製によって、オフホワイト固形物として2.4g(86%)の表題化合物を得た。
1H NMR(400MHz、CDCl
3):δ2.07−2.13 (m, 2H), 2.62 (t, J = 6.4 Hz, 2H), 2.87 (t, J = 6.0 Hz, 2H), 7.01−7.03 (m, 2H), 7.17−7.21 (m, 2H), 7.40−7.46 (m, 1H), 7.51 (dt, J = 8.0 Hz, 1.2 Hz, 1H), 7.90 (d, J = 8.8 Hz, 1H)。[M+H] calc’d for C
16H
13FOS、273;Found、273。
【1034】
調製物72b:{6−[(2−フルオロフェニル)スルファニル]−3,4 −ジヒドロナフタレン−1−イル}メタンアミン、塩酸塩
【1035】
【化299】
[この文献は図面を表示できません]
【1036】
表題化合物を、調製物3aのための基本手順に従って、調製物72aから80%の収率で調製した。[M+H] calc’d for C
17H
16FNS、286;Found、286。
【1037】
調製物72c:{6−[(2−フルオロフェニル)スルファニル]−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−イル}メタンアミン
【1038】
【化300】
[この文献は図面を表示できません]
【1039】
表題化合物を、調製物3eのための基本手順に従って、調製物72bから71%の収率で調製した。[M+H] calc’d for C
17H
18FNS、288;Found、288。
【1040】
調製物72d:メチル3−({[(1S)−6−[(2−フルオロフェニル)スルファニル]−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−イル]メチル}アミノ)ピリジン−4−カルボン酸塩;および
調製物73d:メチル3−({[(1R)−6−[(2−フルオロフェニル)スルファニル]−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−イル]メチル}アミノ)ピリジン−4−カルボン酸塩
【1041】
【化301】
[この文献は図面を表示できません]
【1042】
表題化合物のラセミ化合物(410mg)を、調製物1eのための基本手順に従って調製物72cから28%の収率で調製した。[M+H] calc’d for C
24H
23FN
2O
2S、423;Found、423。
キラルHPLC(カラム:Chiralcel:IC 5um、4.6
*250mm、移動相: Hex:EtOH=70:30、F:1.0mL/分、W:230nm、T:30℃)による分離によって、無色油としてそれぞれ、115mg(28%)の調製物71d(7.352分)および114mg(28%)の調製物72d(8.388分)を得た。
【1043】
実施例72:3−({[(1S)−6−[(2−フルオロフェニル)スルファニル]−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−イル]メチル}アミノ)ピリジン−4−カルボン酸
【1044】
【化302】
[この文献は図面を表示できません]
【1045】
表題化合物を、実施例1のための基本手順に従って調製物72dから88%の収率で調製した。
1H NMR(400MHz、DMSO−d
6):δ1.64−1.70 (m, 1H), 1.76−1.86 (m, 3H), 2.65−2.76 (m, 2H), 3.09−3.15 (m, 1H), 3.44−3.49 (m, 1H), 3.57−3.61 (m, 1H), 7.06−7.09 (m, 1H), 7.12 (s, 1H), 7.20−7.22 (m, 2H), 7.28−7.39 (m, 3H), 7.55 (d, J = 4.8 Hz, 1H), 7.83 (d, J = 4.8 Hz, 1H), 8.36 (s, 1H)。[M+H] calc’d for C
23H
21FN
2O
2S、409;Found、409。
【1046】
実施例73:3−({[(1R)−6−[(2−フルオロフェニル)スルファニル]−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−イル]メチル}アミノ)ピリジン−4−カルボン酸
【1047】
【化303】
[この文献は図面を表示できません]
【1048】
表題化合物を、実施例1のための基本手順に従って調製物73dから50%の収率で調製した。
1H NMR(400MHz、DMSO−d
6):δ1.64−1.69 (m, 1H), 1.78−1.85 (m, 3H), 2.65−2.76 (m, 2H), 3.10−3.14 (m, 1H), 3.44−3.50 (m, 1H), 3.57−3.61 (m, 1H), 7.07−7.09 (m, 1H), 7.12 (s, 1H), 7.18−7.24 (m, 2H), 7.28−7.41 (m, 3H), 7.55 (d, J = 4.8 Hz, 1H), 7.83 (d, J = 4.8 Hz, 1H), 8.36 (s, 1H)。[M+H] calc’d for C
23H
21FN
2O
2S、409;Found、409。
【1049】
調製物74a:6−[(3−フルオロフェニル)スルファニル]−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−オン
【1050】
【化304】
[この文献は図面を表示できません]
【1051】
表題化合物を、調製物72aのための基本手順に従って、3,3’−ジフルオロジフェニルジスルフィドから76%の収率で調製した。[M+H] calc’d for C
16H
13FOS、273;Found、273。
【1052】
調製物74b:{6−[(3−フルオロフェニル)スルファニル]−3,4−ジヒドロナフタレン−1−イル}メタンアミン、塩酸塩
【1053】
【化305】
[この文献は図面を表示できません]
【1054】
表題化合物を、調製物3aのための基本手順に従って、調製物74aから54%の収率で調製した。[M+H] calc’d for C
17H
16FNS、286;Found、286。
【1055】
調製物74c:{6−[(3−フルオロフェニル)スルファニル]−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−イル}メタンアミン
【1056】
【化306】
[この文献は図面を表示できません]
【1057】
表題化合物を、調製物3eのための基本手順に従って、調製物74bから75%の収率で調製した。[M+H] calc’d for C
17H
18FNS、288;Found、288。
【1058】
調製物74d:メチル3−({[(1S)−6−[(3−フルオロフェニル)スルファニル]−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−イル]メチル}アミノ)ピリジン−4−カルボン酸塩;および
調製物75d:メチル3−({[(1R)−6−[(3−フルオロフェニル)スルファニル]−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−イル]メチル}アミノ)ピリジン−4−カルボン酸塩
【1059】
【化307】
[この文献は図面を表示できません]
【1060】
表題化合物のラセミ化合物(600mg)を、調製物1eのための基本手順に従って調製物74cから43%の収率で調製した。[M+H] calc’d for C
24H
23FN
2O
2S、423;Found、423。
キラルHPLC(カラム:Chiralcel:OD−H 5um、4.6
*250mm、移動相: Hex:EtOH:DEA=70:30:0.2、F:1.0mL/分、W:230nm、T:30℃)による分離によって、黄色油としてそれぞれ、80mg(13%)の調製物74d(6.571分)および70mg(12%)の調製物75d(7.213分)を得た。
【1061】
実施例74:3−({[(1S)−6−[(3−フルオロフェニル)スルファニル]−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−イル]メチル}アミノ)ピリジン−4−カルボン酸
【1062】
【化308】
[この文献は図面を表示できません]
【1063】
表題化合物を、実施例1のための基本手順に従って調製物74dから64%の収率で調製した。
1H NMR(400MHz、DMSO−d
6):δ1.67−1.69 (1H, m), 1.79−1.83 (3H, m), 2.68−2.75 (2H, m), 3.10−3.12 (1H, m), 3.36−3.42 (1H, m), 3.53−3.58 (1H, m), 7.01−7.08 (3H, m), 7.19−7.22 (2H, m), 7.35−7.42 (2H, m), 7.57 (1H, d, J = 4.4 Hz), 7.78 (1H, d, J = 4.8 Hz), 8.23 (1H, s)。[M+H] calc’d for C
23H
21FN
2O
2S、409;Found、409。
【1064】
実施例75:3−({[(1R)−6−[(3−フルオロフェニル)スルファニル]−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−イル]メチル}アミノ)ピリジン−4−カルボン酸
【1065】
【化309】
[この文献は図面を表示できません]
【1066】
表題化合物を、実施例1のための基本手順に従って調製物75dから74%の収率で調製した。
1H NMR(400MHz、DMSO−d
6):δ1.67−1.69 (1H, m), 1.79−1.83 (3H, m), 2.68−2.75 (2H, m), 3.10−3.12 (1H, m), 3.36−3.42 (1H, m), 3.53−3.58 (1H, m), 7.01−7.08 (3H, m), 7.19−7.22 (2H, m), 7.35−7.42 (2H, m), 7.57 (1H, d, J = 4.4 Hz), 7.78 (1H, d, J = 4.8 Hz), 8.23 (1H, s)。[M+H] calc’d for C
23H
21FN
2O
2S、409;Found、409。
【1067】
調製物76a:6−[(4−フルオロフェニル)スルファニル]−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−オン
【1068】
【化310】
[この文献は図面を表示できません]
【1069】
ジオキサン(75mL)中の5−オキソ−5,6,7,8−テトラヒドロナフタレン−2−イル4−メチルベンゼン−1−スルホン酸塩(5.0g、17.0mmol)の溶液に、4−フルオロチオフェノール(2.6g、20.4mmol)、Pd
2(dba)
3(392mg、0.43mmol)、キサントホス(492mg、0.85mmol)およびDIEA(4.4g、34.0mmol)を加えた。混合物を、窒素下で一晩加熱還流した。混合物を、濾過し、濃縮した。残留物を、シリカゲルクロマトグラフィー(PE:EtOAc=20:1から5:1)によって精製し、オフホワイト固形物として3.6g(77%)の表題化合物を得た。
1H NMR(400MHz、CDCl
3):δ2.08−2.13 (m, 2H), 2.61 (t, J = 6.4 Hz, 2H), 2.85 (t, J = 6.0 Hz, 2H), 6.94 (br s, 1H), 6.98 (dd, J = 8.4 Hz, 1.6 Hz, 1H), 7.10−7.14 (m, 2H), 7.49−7.53 (m, 2H), 7.88 (d, J = 8.4 Hz, 1H)。[M+H] calc’d for C
16H
13FOS、273;Found、273。
【1070】
調製物76b:{6−[(4−フルオロフェニル)スルファニル]−3,4 −ジヒドロナフタレン−1−イル}メタンアミン、塩酸塩
【1071】
【化311】
[この文献は図面を表示できません]
【1072】
表題化合物を、調製物3aのための基本手順に従って、調製物76aから69%の収率で調製した。[M+H] calc’d for C
17H
16FNS、286;Found、286。
【1073】
調製物76c:{6−[(4−フルオロフェニル)スルファニル]−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−イル}メタンアミン
【1074】
【化312】
[この文献は図面を表示できません]
【1075】
表題化合物を、調製物3eのための基本手順に従って、調製物76bから97%の収率で調製した。[M+H] calc’d for C
17H
18FNS、288;Found、288。
【1076】
調製物76d:メチル3−({[(1S)−6−[(4−フルオロフェニル)スルファニル]−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−イル]メチル}アミノ)ピリジン−4−カルボン酸塩;および
調製物77d:メチル3−({[(1R)−6−[(4−フルオロフェニル)スルファニル]−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−イル]メチル}アミノ)ピリジン−4−カルボン酸塩
【1077】
【化313】
[この文献は図面を表示できません]
【1078】
表題化合物のラセミ化合物(330mg)を、調製物1eのための基本手順に従って調製物76cから20%の収率で調製した。[M+H] calc’d for C
24H
23FN
2O
2S、423;Found、423。
キラルHPLC(カラム:Chiralcel:IC 5um、4.6
*250mm、移動相: Hex:EtOH=70:30、F:1.0mL/分、W:230nm、T:30℃)による分離によって、無色油としてそれぞれ、84mg(25%)の調製物76d(6.916分)および91mg(28%)の調製物77d(7.681分)を得た。
【1079】
実施例76:3−({[(1S)−6−[(4−フルオロフェニル)スルファニル]−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−イル]メチル}アミノ)ピリジン−4−カルボン酸
【1080】
【化314】
[この文献は図面を表示できません]
【1081】
表題化合物を、実施例1のための基本手順に従って調製物76dから48%の収率で調製した。
1H NMR(400MHz、DMSO−d
6):δ1.65−1.68 (m, 1H), 1.78−1.83 (m, 3H), 2.64−2.75 (m, 2H), 3.18−3.12 (m, 1H), 3.43−3.48 (m, 1H), 3.56−3.62 (m, 1H), 7.04−7.07 (m, 1H), 7.09 (s, 1H), 7.21−7.25 (m, 2H), 7.32−7.39 (m, 3H), 7.55 (d, J = 5.2 Hz, 1H), 7.83 (d, J = 5.2 Hz, 1H), 8.35 (s, 1H)。[M+H] calc’d for C
23H
21FN
2O
2S、409;Found、409。
【1082】
実施例77:3−({[(1R)−6−[(4−フルオロフェニル)スルファニル]−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−イル]メチル}アミノ)ピリジン−4−カルボン酸
【1083】
【化315】
[この文献は図面を表示できません]
【1084】
表題化合物を、実施例1のための基本手順に従って調製物77dから57%の収率で調製した。
1H NMR(400MHz、DMSO−d
6):δ1.64−1.69 (m, 1H), 1.77−1.84 (m, 3H), 2.65−2.75 (m, 2H), 3.07−3.12 (m, 1H), 3.42−3.48 (m, 1H), 3.56−3.60 (m, 1H), 7.04−7.06 (m, 1H), 7.09 (s, 1H), 7.21−7.25 (m, 2H), 7.32−7.39 (m, 3H), 7.55 (d, J = 5.2 Hz, 1H), 7.83 (d, J = 5.2 Hz, 1H), 8.35 (s, 1H)。[M+H] calc’d for C
23H
21FN
2O
2S、409;Found、409。
【1085】
調製物78a:6−[(4−メチルフェニル)スルファニル]−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−オン
【1086】
【化316】
[この文献は図面を表示できません]
【1087】
表題化合物を、調製物72aのための基本手順に従って、4−トリルジスルフィドから96%の収率で調製した。[M+H] calc’d for C
17H
16OS、269;Found、269。
【1088】
調製物78b:{6−[(4−メチルフェニル)スルファニル]−3,4−ジヒドロナフタレン−1−イル}メタンアミン、塩酸塩
【1089】
【化317】
[この文献は図面を表示できません]
【1090】
表題化合物を、調製物3aのための基本手順に従って、調製物76aから77%の収率で調製した。[M+H] calc’d for C
18H
19NS、282;Found、282。
【1091】
調製物78c:{6−[(4−メチルフェニル)スルファニル]−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−イル}メタンアミン
【1092】
【化318】
[この文献は図面を表示できません]
【1093】
表題化合物を、調製物3eのための基本手順に従って、調製物78bから68%の収率で調製した。[M+H] calc’d for C
18H
21NS、284;Found、284。
【1094】
調製物78d:メチル3−({[(1S)−6−[(4−メチルフェニル)スルファニル]−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−イル]メチル}アミノ)ピリジン−4−カルボン酸塩;および
調製物79d:メチル3−({[(1R)−6−[(4−メチルフェニル)スルファニル]−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−イル]メチル}アミノ)ピリジン−4−カルボン酸塩
【1095】
【化319】
[この文献は図面を表示できません]
【1096】
表題化合物のラセミ化合物(200mg)を、調製物1eのための基本手順に従って調製物78cから20%の収率で調製した。[M+H] calc’d for C
25H
26N
2O
2S、419;Found、419。
キラルHPLC(カラム:Chiralcel IC、250mm
*4.6mm 5um;移動相: Hex:EtOH=80:20;F:1.0mL/分;W:230nm;T=30℃)による分離によって、黄色油としてそれぞれ、66mg(33%)の調製物78d(9.08分)および66mg(33%)の調製物79d(10.33分)を得た。
【1097】
実施例78:3−({[(1S)−6−[(4−メチルフェニル)スルファニル]−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−イル]メチル}アミノ)ピリジン−4−カルボン酸
【1098】
【化320】
[この文献は図面を表示できません]
【1099】
表題化合物を、実施例1のための基本手順に従って調製物78dから40%の収率で調製した。
1H NMR(300MHz、DMSO−d
6):δ1.62−1.67 (1H, m), 1.75−1.85 (3H, m), 2.29 (3H, s), 2.64−2.71 (2H, m), 3.06−3.11 (1H, m), 3.41−3.48 (1H, m), 3.54−3.60 (1H, m), 6.99−7.04 (2H, m), 7.17−7.31 (5H, m), 7.55 (1H, d, J = 5.1 Hz), 7.82 (1H, d, J = 5.1 Hz), 8.35 (1H, s)。[M+H] calc’d for C
24H
24N
2O
2S、405;Found、405。
【1100】
実施例79:3−({[(1R)−6−[(4−メチルフェニル)スルファニル]−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−イル]メチル}アミノ)ピリジン−4−カルボン酸
【1101】
【化321】
[この文献は図面を表示できません]
【1102】
表題化合物を、実施例1のための基本手順に従って調製物79dから40%の収率で調製した。
1H NMR(300MHz、DMSO−d
6):δ1.63−1.67 (1H, m), 1.76−1.85 (3H, m), 2.29 (3H, s), 2.64−2.68 (2H, m), 3.07−3.10 (1H, m), 3.40−3.47 (1H, m), 3.53−3.59 (1H, m), 6.99−7.04 (2H, m), 7.17−7.31 (5H, m), 7.54 (1H, d, J = 5.1 Hz), 7.82 (1H, d, J = 4.8 Hz), 8.34 (1H, s)。[M+H] calc’d for C
24H
24N
2O
2S、405;Found、405。
【1103】
調製物80a:6−ブロモ−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−オール
【1104】
【化322】
[この文献は図面を表示できません]
【1105】
EtOH(20mL)中の6−ブロモ−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−オン(2.0g、8.9mmol)の溶液に、室温でNaBH
4(1.6g、42.7mmol)を加え、反応物を30分間撹拌した。反応物を、水(10mL)で希釈し、EtOAc(3×50mL)で抽出した。有機物を、ブライン(50mL)で洗浄し、乾燥し(Na
2SO
4)、濃縮し、赤油として1.9g(94%)の表題化合物を得た。[M+H] calc’d for C
10H
11BrO
2、227、229;Found、227、229。
【1106】
調製物80b:トリエチル(6−ブロモ−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−イル)メタントリカルボン酸塩
【1107】
【化323】
[この文献は図面を表示できません]
【1108】
トルエン(20mL)中の調製物80a(1.83g、8.1mmol)およびトリエチルメタン・トリカルボン酸塩(3.76g、16.2mmol)の溶液に、n−Bu3P(4.0mL、16.2mmol)を加え、溶液をN
2下で−50℃に冷却した。DIAD(3.2mL、16.2mmol)を滴下で加え、反応混合物を30分間撹拌した。反応物を濃縮した。水(50mL)および3NのNaOH(50mL)を加え、溶液をエーテルで抽出した。有機物を、3NのNaOH、水、1NのHClおよびブラインで洗浄した。溶液を、乾燥し(Na
2SO
4)、濃縮した。シリカゲルクロマトグラフィー(10%のEtOAc/ヘキサン)による精製によって、白色固形物として2.84g(79%)の表題化合物を得た。[M+H] calc’d for C
20H
25BrO
6、441、443;Found、441、443。
【1109】
調製物80c:2−(6−ブロモ−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−イル)酢酸
【1110】
【化324】
[この文献は図面を表示できません]
【1111】
メタノール(10mL)中の調製物80b(2.84g、6.4mmol)の溶液に、室温で1.5NのNaOH(50mL)を加え、混合物を20時間還流させた。反応混合物を濃縮した。氷酢酸(50mL)を加え、反応物を3時間還流させた。反応混合物を濃縮し、残留物を、水中に取り込み、エーテルで抽出した。有機物を、乾燥し(Na
2SO
4)、濃縮し、黄色油として1.58g(91%)の表題化合物を得た。[M+H] calc’d for C
12H
13BrO
2、269、271;Found、269、271。
【1112】
調製物80d:(6−ブロモ−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−イル)メタンアミン
【1113】
【化325】
[この文献は図面を表示できません]
【1114】
DCM(20mL)中の調製物80c(0.8g、3.0mmol)の溶液に、室温で塩化オキサリル(0.4mL、4.5mmol)およびDMF(5滴)を加え、混合物を1時間撹拌した。溶媒を真空内で除去し、残留物をアセトン(20mL)中に溶解した。H
2O(3mL)中のNaN
3(390mg、6.0mmol)の溶液を、0℃でゆっくり加えた。10分後、混合物を、水とブラインで希釈し、トルエンで抽出した。有機物を、ブラインで洗浄し、乾燥し(Na
2SO
4)、その後、30分間加熱還流した。溶液を、濃縮し、ジオキサン(10mL)中に再溶解した。溶液を、100℃で濃縮したHCl(20mL)に滴下で加えた。20分後、反応混合物を、濃縮した。残留物を、DCM/MeOH(1:1)中に溶解し、飽和したNa
2CO
3でpH
8まで塩基化し、濾過し、濃縮し、薄い赤油として表題化合物を得て、これを、さらなる精製なしで次の反応に使用した。[M+H] calc’d for C
11H
14BrN、240、242;Found、240、242。
【1115】
調製物80e:メチル3−{[(7−ブロモ−3,4−ジヒドロ−2H−1−ベンゾピラン−4−イル)メチル]アミノ}ピリジン−4−カルボン酸塩
【1116】
【化326】
[この文献は図面を表示できません]
【1117】
表題化合物を、調製物1eのための手順に従って、調製物80dから6%の収率で調製した。[M+H] calc’d for C
18H
19BrN
2O
2、375、377;Found、375、377。
【1118】
実施例80:3−({[6−(ピリジン−2−イルスルファニル)−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−イル]メチル}アミノ)ピリジン−4−カルボン酸
【1119】
【化327】
[この文献は図面を表示できません]
【1120】
DMF(5mL)中の調製物80e(72mg、0.19mmol)、2,2’−ジピリジルジスルフィド(84mg、0.38mmol)およびZn(60mg、0.91mmol)の懸濁液に、N
2下での室温でPd(dppf)Cl
2(30mg、0.038mmol)を加え、反応物を一晩60℃で撹拌した。反応物を、EtOAcで希釈し、濾過し、濃縮した。残留物を、分取TLC(PE:EA=2:1)によって精製して、薄い赤油を得た。この油を、THF(3mL)およびH
2O(1mL)中に溶解した。LiOH.H
2O(2mg)を加え、反応物を2時間室温で撹拌した。反応混合物を、1.0Nの水性のHCl溶液でpH=3に酸性化し、濃縮し、分取HPLCによって精製し、黄色固形物 として4.8mg(6%)の表題化合物を得た。
1H NMR(400MHz、CD
3OD):δ1.81−1.86 (m, 1H), 1.91−2.08 (m, 3H), 2.86−2.91 (m, 2H), 3.35−3.38 (m, 1H), 3.65−3.73 (m, 2H), 7.19 (d, J = 8.4 Hz, 1H), 7.44 (d, J = 7.6 Hz, 1H), 7.49−7.55 (m, 3H), 7.98 (d, J = 6.0 Hz, 1H), 8.06 (t, J = 7.6 Hz, 1H), 8.31 (d, J = 6.0 Hz, 1H), 8.44 (s, 1H), 8.55 (d, J = 5.6 Hz, 1H)。[M+H] calc’d for C
22H
21N
3O
2S、392;Found、392。
【1121】
調製物81a:6−(フェニルスルファニル)−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−オン
【1122】
【化328】
[この文献は図面を表示できません]
【1123】
THF(20mL)中の5−オキソ−5,6,7,8−テトラヒドロナフタレン−2−イル4−メチルベンゼン−1−スルホン酸塩(8.83g、30mmol)およびジフェニルジスルフィド(3.27g、15mmol)の溶液に、窒素下でZn粉末(2.34g、36mmol)およびPd(dppf)Cl
2(1.22g、1.5mmol)を加え、反応物を一晩還流させた。混合物を、濾過し、濃縮した。残留物を、シリカゲルクロマトグラフィーによって精製し、オレンジ色固形物 として5.93g(77%)の表題化合物を得た。
1H NMR(400MHz、CDCl
3):δ2.06−2.12 (2H, m), 2.61 (2H, t, J = 6.6 Hz), 2.85 (2H, t, J = 6.0 Hz), 7.01−7.04 (2H, m), 7.39−7.42 (3H, m), 7.49−7.51 (2H, m), 7.89 (1H, d, J = 8.0 Hz)。[M+H] calc’d for C
16H
14OS、255;Found、255。
【1124】
調製物81b:6−(ベンゼンスルホニル)−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−オン
【1125】
【化329】
[この文献は図面を表示できません]
【1126】
MeOH/MeCN(1:1、30mL)中の調製物81a(1.72g、6.77mmol)の溶液に、水中のOXONE(16.6g、27mmol)の別の溶液を加えた。混合物を室温で2時間撹拌した。反応物を、EtOAcで希釈し、濾過し、ブラインで洗浄し、乾燥し(Na
2SO
4)、濃縮し、無色のゴム状物として1.9g(98%)の表題化合物を得た。[M+H] calc’d for C
16H
14O
3S、287;Found、287。
【1127】
調製物81c:[6−(ベンゼンスルホニル)−3,4−ジヒドロナフタレン−1−イル]メタンアミン
【1128】
【化330】
[この文献は図面を表示できません]
【1129】
表題化合物を、調製物3aのための手順に従って、調製物81bから31%の収率で調製した。[M+H] calc’d for C
17H
17NO
2S、300;Found、300。
【1130】
調製物81d:[6−(ベンゼンスルホニル)−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−イル]メタンアミン
【1131】
【化331】
[この文献は図面を表示できません]
【1132】
表題化合物を、調製物3eのための手順に従って、調製物81cから91%の収率で調製した。[M+H] calc’d for C
17H
19NO
2S、302;Found、302。
【1133】
調製物81e:メチル3−({[6−(ベンゼンスルホニル)−3,4−ジヒドロナフタレン−1−イル]メチル}アミノ)ピリジン−4−カルボン酸塩
【1134】
【化332】
[この文献は図面を表示できません]
【1135】
表題化合物を、調製物1eのための手順に従って、調製物81dから43%の収率で調製した。[M+H] calc’d for C
24H
24N
2O
4S、437;Found、437。
【1136】
調製物81f:メチル3−({[(1S)−6−(ベンゼンスルホニル)−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−イル]メチル}アミノ)ピリジン−4−カルボン酸塩;および
調製物82f:メチル3−({[(1R)−6−(ベンゼンスルホニル)−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−イル]メチル}アミノ)ピリジン−4−カルボン酸塩
【1137】
【化333】
[この文献は図面を表示できません]
【1138】
調製物81e(360mg)を、キラルHPLC(カラム:Chiralcel AS−H、250mm
*4.6mm 5um;移動相: Hex:EtOH=50:50;F:1.0mL/分;W:230nm;T=30℃)によって分離し、黄色油としてそれぞれ、116mg(32%)の調製物81e(10.39分)および107mg(30%)の調製物82e(20.88分)を得た。
【1139】
実施例81:3−([(1S)−6−(ベンゼンスルホニル)−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−イル]メチル}アミノ)ピリジン−4−カルボン酸
【1140】
【化334】
[この文献は図面を表示できません]
【1141】
表題化合物を、実施例1のための基本手順に従って調製物81fから81%の収率で調製した。
1H NMR(400MHz、DMSO−d
6):δ1.66−1.70 (1H, m), 1.77−1.86 (3H, m), 2.75−2.88 (2H, m), 3.18−3.19 (1H, m), 3.44−3.50 (1H, m), 3.56−3.61 (1H, m), 7.55−7.71 (7H, m), 7.86 (1H, d, J = 5.6 Hz), 7.94 (2H, d, J = 7.2 Hz), 8.41 (1H, s)。[M+H] calc’d for C
23H
22N
2O
4S、423;Found、423。
【1142】
実施例82:3−({[(1R)−6−(ベンゼンスルホニル)−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−イル]メチル}アミノ)ピリジン−4−カルボン酸
【1143】
【化335】
[この文献は図面を表示できません]
【1144】
表題化合物を、実施例1のための基本手順に従って調製物82fから90%の収率で調製した。
1H NMR(400MHz、DMSO−d
6):δ1.66−1.70 (1H, m), 1.77−1.85 (3H, m), 2.78−2.83 (2H, m), 3.18−3.21 (1H, m), 3.45−3.51 (1H, m), 3.57−3.61 (1H, m), 7.55−7.76 (7H, m), 7.89 (1H, d, J = 5.2 Hz), 7.94 (2H, d, J = 7.2 Hz), 8.42 (1H, s)。[M+H] calc’d for C
23H
22N
2O
4S、423;Found、423。
【1145】
調製物83a:6−(4−メチルベンゼンスルホニル)−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−オン
【1146】
【化336】
[この文献は図面を表示できません]
【1147】
表題化合物を、調製物81bのための基本手順に従って、調製物78aから97%の収率で調製した。[M+H] calc’d for C
17H
16O
3S、301;Found、301.
【1148】
調製物83b:[6−(4−メチルベンゼンスルホニル)−3,4−ジヒドロナフタレン−1−イル]メタンアミン、塩酸塩
【1149】
【化337】
[この文献は図面を表示できません]
【1150】
表題化合物を、調製物3aのための基本手順に従って、調製物83aから60%の収率で調製した。[M+H] calc’d for C
18H
19NO
2S、314;Found、314。
【1151】
調製物83c:[6−(4−メチルベンゼンスルホニル)−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−イル]メタンアミン
【1152】
【化338】
[この文献は図面を表示できません]
【1153】
表題化合物を、調製物3eのための手順に従って、調製物83bから78%の収率で調製した。[M+H] calc’d for C
18H
21NO
2S、316;Found、316。
【1154】
調製物83d:メチル3−({[(1S)−6−(4−メチルベンゼンスルホニル)−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−イル]メチル}アミノ)ピリジン−4−カルボン酸塩;および
調製物84d:メチル3−({[(1R)−6−(4−メチルベンゼンスルホニル)−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−イル]メチル}アミノ)ピリジン−4−カルボン酸塩
【1155】
【化339】
[この文献は図面を表示できません]
【1156】
表題化合物のラセミ化合物(226mg)を、調製物1eのための基本手順に従って調製物83cから24%の収率で調製した。[M+H] calc’d for C
25H
26N
2O
4S、451;Found、451。キラルHPLC(カラム:Chiralcel AS−H、250mm
*4.6mm 5um;移動相:MeOH:EtOH=50:50;F:1.0mL/分;W:230nm;T=30℃)による分離によって、無色油としてそれぞれ、95mg(42%)の調製物83d(9.67分)および86mg(38%)の調製物84d(16.75分)を得た。
【1157】
実施例83:3−({[(1S)−6−(4−メチルベンゼンスルホニル)−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−イル]メチル}アミノ)ピリジン−4−カルボン酸
【1158】
【化340】
[この文献は図面を表示できません]
【1159】
表題化合物を、実施例1のための基本手順に従って調製物83dから56%の収率で調製した。
1H NMR(400MHz、DMSO−d
6):δ1.66−1.69 (1H, m), 1.76−1.84 (3H, m), 2.35 (3H, s), 2.76−2.83 (2H, m), 3.15−3.18 (1H, m), 3.35−3.48 (1H, m), 3.55−3.60 (1H, m), 7.40 (2H, d, J = 8.4 Hz), 7.53−7.57 (2H, m), 7.62−7.67 (2H, m), 7.81−7.84 (3H, m), 8.37 (1H, s)。[M+H] calc’d for C
24H
24N
2O
4S、437;Found、437。
【1160】
実施例84:3−({[(1R)−6−(4−メチルベンゼンスルホニル)−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−イル]メチル}アミノ)ピリジン−4−カルボン酸
【1161】
【化341】
[この文献は図面を表示できません]
【1162】
表題化合物を、実施例1のための基本手順に従って調製物84dから63%の収率で調製した。
1H NMR(400MHz、DMSO−d
6):δ1.65−1.69 (1H, m), 1.76−1.86 (3H, m), 2.36 (3H, s), 2.76−2.86 (2H, m), 3.15−3.18 (1H, m), 3.35−3.48 (1H, m), 3.55−3.60 (1H, m), 7.40 (2H, d, J = 8.0 Hz), 7.53−7.57 (2H, m), 7.62−7.67 (2H, m), 7.81−7.84 (3H, m), 8.37 (1H, s)。[M+H] calc’d for C
24H
24N
2O
4S、437;Found、437。
【1163】
調製物85a:6−(3−メチルベンゼンスルホニル)−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−オン
【1164】
【化342】
[この文献は図面を表示できません]
表題化合物を、調製物81bのための基本手順に従って調製物68aから84%の収率で調製した。[M+H] calc’d for C
17H
16O
3S、301;Found、301。
【1165】
調製物85b:[6−(3−メチルベンゼンスルホニル)−3,4−ジヒドロナフタレン−1−イル]メタンアミン、塩酸塩
【1166】
【化343】
[この文献は図面を表示できません]
【1167】
表題化合物を、調製物3aのための基本手順に従って、調製物85aから95%の収率で調製した。[M+H] calc’d for C
18H
19NO
2S、314;Found、314。
【1168】
調製物85c:[6−(3−メチルベンゼンスルホニル)−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−イル]メタンアミン
【1169】
【化344】
[この文献は図面を表示できません]
【1170】
表題化合物を、調製物3eのための手順に従って、調製物85bから64%の収率で調製した。[M+H] calc’d for C
18H
21NO
2S、316;Found、316。
【1171】
調製物85d:メチル3−({[(1S)−6−(3−メチルベンゼンスルホニル)−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−イル]メチル}アミノ)ピリジン−4−カルボン酸塩;および
調製物86d:メチル3−({[(1R)−6−(3−メチルベンゼンスルホニル)−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−イル]メチル}アミノ)ピリジン−4−カルボン酸塩
【1172】
【化345】
[この文献は図面を表示できません]
【1173】
表題化合物のラセミ化合物(230mg)を、調製物1eのための基本手順に従って調製物85cから16%の収率で調製した。[M+H] calc’d for C
25H
26N
2O
4S、451;Found、451。
キラルHPLC(カラム:Chiralcel:AS 5um、4.6
*250mm、移動相: Hex:EtOH=50:50、F:1.0mL/分、W:230nm、T:30℃)による分離によって、黄色油としてのそれぞれ、77mg(33%)の調製物85d(9.653分)および77mg(33%)の調製物86d(15.046分)を得た。
【1174】
実施例85:3−({[(1S)−6−(3−メチルベンゼンスルホニル)−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−イル]メチル}アミノ)ピリジン−4−カルボン酸
【1175】
【化346】
[この文献は図面を表示できません]
【1176】
表題化合物を、実施例1のための基本手順に従って調製物85dから95%の収率で調製した。
1H NMR(400MHz、DMSO−d
6):δ1.65−1.87 (4H, m), 2.38 (3H, s), 2.76−2.88 (2H, m), 3.18−3.21 (1H, m), 3.46−3.51 (1H, m), 3.58−3.63 (1H, m), 7.49−7.58 (3H, m), 7.66−7.85 (5H, m), 7.89 (1H, d, J = 5.2 Hz), 8.44 (1H, s)。[M+H] calc’d for C
24H
24N
2O
4S、437;Found、437。
【1177】
実施例86:3−({[(1R)−6−(3−メチルベンゼンスルホニル)−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−イル]メチル}アミノ)ピリジン−4−カルボン酸
【1178】
【化347】
[この文献は図面を表示できません]
【1179】
表題化合物を、実施例1のための基本手順に従って調製物86dから78%の収率で調製した。
1H NMR(400MHz、DMSO−d
6):δ1.67−1.83 (4H, m), 2.38 (3H, s), 2.78−2.88 (2H, m), 3.18−3.21 (1H, m), 3.45−3.50 (1H, m), 3.57−3.62 (1H, m), 7.49−7.57 (3H, m), 7.66−7.83 (5H, m), 7.88 (1H, d, J = 5.2 Hz), 8.42 (1H, s)。[M+H] calc’d for C
24H
24N
2O
4S、437;Found、437。
【1180】
調製物87a:6−(3−フルオロベンゼンスルホニル)−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−オン
【1181】
【化348】
[この文献は図面を表示できません]
【1182】
表題化合物を、調製物81bのための基本手順に従って、調製物74aから40%の収率で調製した。[M+H] calc’d for C
16H
13FO
3S、305;Found、305。
【1183】
調製物87b:[6−(3−フルオロベンゼンスルホニル)−3,4−ジヒドロナフタレン−1−イル]メタンアミン、塩酸塩
【1184】
【化349】
[この文献は図面を表示できません]
【1185】
表題化合物を、調製物3aのための基本手順に従って、調製物87aから87%の収率で調製した。[M+H] calc’d for C
17H
16FNO
2S、318;Found、318。
【1186】
調製物87c:[6−(3−フルオロベンゼンスルホニル)−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−イル]メタンアミン
【1187】
【化350】
[この文献は図面を表示できません]
【1188】
表題化合物を、調製物3eのための手順に従って、調製物87bから73%の収率で調製した。[M+H] calc’d for C
17H
18FNO
2S、320;Found、320。
【1189】
調製物87d:メチル3−({[6−(3−フルオロベンゼンスルホニル)−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−イル]メチル}アミノ)ピリジン−4−カルボン酸塩
【1190】
【化351】
[この文献は図面を表示できません]
【1191】
表題化合物を、調製物1eのための手順に従って、調製物87cから6%の収率で調製した。[M+H] calc’d for C
24H
23FN
2O
4S、455;Found、455。
【1192】
実施例87:3−({[6−(3−フルオロベンゼンスルホニル)−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−イル]メチル}アミノ)ピリジン−4−カルボン酸
【1193】
【化352】
[この文献は図面を表示できません]
【1194】
表題化合物を、実施例1のための基本手順に従って調製物87dから73%の収率で調製した。
1H NMR(400MHz、DMSO−d
6):δ1.67−1.86 (4H, m), 2.78−2.85 (2H, m), 3.18−3.22 (1H, m), 3.45−3.51 (1H, m), 3.57−3.62 (1H, m), 7.54−7.59 (2H, m), 7.65−7.87 (8H, m), 8.40 (1H, s)。[M+H] calc’d for C
23H
21FN
2O
4S、441;Found、441。
【1195】
調製物88a:6−(3,6−ジヒドロ−2H−ピラン−4−イル)−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−オン
【1196】
【化353】
[この文献は図面を表示できません]
【1197】
ジオキサン(6mL)中の5−オキソ−5,6,7,8−テトラヒドロナフタレン−2−イルトリフルオロメタンスルホン酸塩(1.4g、4.76mmol)の溶液に、3,6−ジヒドロ−2H−ピラン−4−ボロン酸ピナコールエステル(1.0g、4.76mmol)、Pd(dppf)Cl
2.DCM(408mg、0.5mmol)おyび飽和したNaHCO
3溶液(2mL)を加えた。混合物を、窒素下で2時間100℃で撹拌した。混合物を、室温に冷却し、EtOAcで希釈し、濾過し、濃縮した。残留物を、シリカゲルクロマトグラフィー(PE:EtOAc=4:1)によって精製し、黄色固形物として930mg(86%)の表題化合物を得た。
1H NMR(400MHz、CDCl
3):δ2.13−2.16 (2H, m), 2.53 (2H, s), 2.65 (2H, t, J = 6.4 Hz), 2.96 (2H, t, J = 6.0 Hz), 3.94 (2H, t, J = 5.6 Hz), 4.34 (2H, s), 6.26 (1H, s), 7.25 (1H, d, J = 5.6 Hz), 7.33 (1H, d, J = 8.4 Hz), 7.99 (1H, d, J = 8.0 Hz)。[M+H] calc’d for C
15H
16O
2、229;Found、229。
【1198】
調製物88b:[6−(オキサン−4−イル)−3,4−ジヒドロナフタレン−1−イル]メタンアミン
【1199】
【化354】
[この文献は図面を表示できません]
【1200】
表題化合物を、調製物3aのための手順に従って、調製物88aから40%の収率で調製した。[M+H] calc’d for C
16H
21NO、244;Found、244。
【1201】
調製物88c:[6−(オキサン−4−イル)−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−イル]メタンアミン
【1202】
【化355】
[この文献は図面を表示できません]
【1203】
表題化合物を、調製物3eのための手順に従って、調製物88bから86%の収率で調製した。[M+H] calc’d for C
16H
23NO、246;Found、246。
【1204】
調製物88d:メチル3−({[6−(オキサン−4−イル)−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−イル]メチル}アミノ)ピリジン−4−カルボン酸塩
【1205】
【化356】
[この文献は図面を表示できません]
【1206】
表題化合物を、調製物1eのための手順に従って、調製物88cから17%の収率で調製した。[M+H] calc’d for C
23H
28N
2O
3、381;Found、381。
【1207】
実施例88:3−({[6−(オキサン−4−イル)−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−イル]メチル}アミノ)ピリジン−4−カルボン酸
【1208】
【化357】
[この文献は図面を表示できません]
【1209】
表題化合物を、実施例1のための基本手順に従って調製物88dから69%の収率で調製した。
1H NMR(400MHz、DMSO−d
6):δ1.61−1.68 (5H, m), 1.77−1.83 (3H, m), 2.65−2.72 (3H, m), 3.04−3.07 (1H, m), 3.37−3.45 (3H, m), 3.54−3.59 (1H, m), 3.91−3.94 (2H, m), 6.96 (1H, s), 7.00 (1H, d, J = 8.4 Hz), 7.24 (1H, d, J = 8.0 Hz), 7.56 (1H, d, J = 5.2 Hz), 7.83 (1H, d, J = 5.2 Hz), 8.37 (1H, s)。[M+H] calc’d for C
22H
26N
2O
3、367;Found、367。
【1210】
調製物89a:6−(2−メチルピリジン−4−イル)−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−オン
【1211】
【化358】
[この文献は図面を表示できません]
【1212】
EtOH/H
2O/トルエン(4.4mL/2.3mL/20.0mL)中の5−オキソ−5,6,7,8−テトラヒドロナフタレン−2−イル4−メチルベンゼン−1−スルホン酸塩(1.3g、4.4mmol)、2−メチルピリジン−4−ボロン酸ピナコールエステル(800mg、3.7mmol)、Na
2CO
3(773mg、7.3mmol)およびLiCl.H
2O(442mg、7.3mmol)の懸濁液に、N
2下での室温でPd(PPh
3)
4(211mg、0.2mmol)を加えた。反応物を一晩100℃で撹拌した。反応物を、濾過し、濃縮した。シリカゲルクロマトグラフィー(PE:EtOAc=1:1)による精製によって、黄色固形物 として865mg(定量)の表題化合物を得た。[M+H] calc’d for C
16H
15NO、238;Found、238。
【1213】
調製物89b:[6−(2−メチルピリジン−4−イル)−3,4−ジヒドロナフタレン−1−イル]メタンアミン、塩酸塩
【1214】
【化359】
[この文献は図面を表示できません]
【1215】
表題化合物を、調製物3aのための手順に従って、調製物89aから44%の収率で調製した。[M+H] calc’d for C
17H
18N、251;Found、251。
【1216】
調製物89c:[6−(2−メチルピリジン−4−イル)−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−イル]メタンアミン
【1217】
【化360】
[この文献は図面を表示できません]
【1218】
表題化合物を、調製物3eのための手順に従って、調製物89bから98%の収率で調製した。[M+H] calc’d for C
17H
20N、253;Found、253。
【1219】
調製物89d:メチル3−({[6−(2−メチルピリジン−4−イル)−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−イル]メチル}アミノ)ピリジン−4−カルボン酸塩
【1220】
【化361】
[この文献は図面を表示できません]
【1221】
表題化合物を、調製物1eのための手順に従って、調製物88cから5%の収率で調製した。[M+H] calc’d for C
24H
25N
3O
2、388;Found、388。
【1222】
実施例89:3−([6−(2−メチルピリジン−4−イル)−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−イル]メチル}アミノ)ピリジン−4−カルボン酸、塩酸塩
【1223】
【化362】
[この文献は図面を表示できません]
【1224】
表題化合物を、実施例1のための基本手順に従って調製物89dから40%の収率で調製し、生成物を分取HPLCによって精製した。
1H NMR(400MHz、DMSO−d
6):δ1.75−1.92 (4H, m), 2.78 (3H, s), 2.85−2.89 (2H, m), 3.25−3.29 (1H, m), 3.55−3.60 (1H, m), 3.68−3.73 (1H, m), 7.59 (1H, d, J = 8.0 Hz), 7.80−7.82 (2H, m), 7.95−7.97 (2H, m), 8.07 (1H, brs), 8.20−8.22 (1H, m), 8.33 (1H, s), 8.54 (1H, s), 8.78 (1H, d, J = 6.4 Hz)。[M+H] calc’d for C
23H
23N
3O
2、374;Found、374。
【1225】
調製物90a:tert−ブチルN−[(6−エテニル−3,4−ジヒドロナフタレン−1−イル)メチル]カルバミン酸塩
【1226】
【化363】
[この文献は図面を表示できません]
【1227】
DMSO(20mL)中の調製物3b(1.0g、2.97mmol)の溶液に、カリウムビニルトリフルオロボラート(600mg、4.45mmol)、K
2CO
3(820mg、5.94mmol)およびPd(dppf)Cl
2(74mg、0.09mmol)を加えた。混合物を、窒素下で2時間80℃で撹拌した。混合物を、水に注ぎ、EtOAcで抽出した。有機物を、ブラインで洗浄し、乾燥し(Na
2SO
4)、濃縮した。残留物を、HPLCによって精製し、白色固形物として700mg(82%)の表題化合物を得た。
1H NMR(400MHz、CDCl
3):δ1.48 (9H, s), 2.26−2.32 (2H, m), 2.75 (2H, t, J = 8.0 Hz), 4.14 (2H, d, J = 4.8 Hz), 4.57 (1H, s), 5.20 (1H, d, J = 11.2 Hz), 5.71 (1H, d, J = 17.6 Hz), 6.00−6.02 (1H, m), 6.63−6.71 (1H, m), 7.19−7.24 (2H, m)。[M+H] calc’d for C
18H
23NO
2、286;Found、286。
【1228】
調製物90b:(6−エテニル−3,4−ジヒドロナフタレン−1−イル)メタンアミン、塩酸塩
【1229】
【化364】
[この文献は図面を表示できません]
【1230】
6NのHCl/EA溶液(10mL)中の調製物90a(700mg、2.45mmol)の混合物を、室温で一晩撹拌した。反応混合物を、濃縮し、黄色固形物 として400mg(88%)の表題化合物を得た。[M+H] calc’d for C
13H
15N、186;Found、186。
【1231】
調製物90c:(6−エチル−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−イル)メタンアミン
【1232】
【化365】
[この文献は図面を表示できません]
【1233】
表題化合物を、調製物3eのための手順に従って、調製物88bから98%の収率で調製した。[M+H] calc’d for C
13H
19N、190;Found、190。
【1234】
調製物90d:メチル3−{[(6−エチル−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−イル)メチル]アミノ}ピリジン−4−カルボン酸塩
【1235】
【化366】
[この文献は図面を表示できません]
【1236】
表題化合物を、調製物1eのための手順に従って、調製物90cから28%の収率で調製した。[M+H] calc’d for C
20H
24N
2O
2、325;Found、325。
【1237】
調製物90e:メチル3−({[(1S)−6−エチル−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−イル]メチル}アミノ)ピリジン−4−カルボン酸塩;および
調製物91e:メチル3−({[(1R)−6−エチル−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−イル]メチル}アミノ)ピリジン−4−カルボン酸塩
【1238】
【化367】
[この文献は図面を表示できません]
【1239】
調製物90d(146mg)を、キラルHPLC(カラム:Chiralcel OJ、250mm
*4.6mm 5um;移動相:70:30のCO
2:MeOH;F:1.0mL/分;W:230nm T=30℃)によって分離し、黄色のゴム状物としてそれぞれ、56mg(38%)の調製物91e(2.16分)および53mg(36%)の調製物90e(2.88分)を得た。
【1240】
実施例90:3−([(1S)−6−エチル−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−イル]メチル}アミノ)ピリジン−4−カルボン酸
【1241】
【化368】
[この文献は図面を表示できません]
【1242】
表題化合物を、実施例1のための基本手順に従って調製物90eから58%の収率で調製した。
1H NMR(400MHz、DMSO−d
6):δ1.15 (3H, t, J = 7.6 Hz), 1.64−1.68 (1H, m), 1.77−1.83 (3H, m), 2.53−2.55 (2H, m), 2.67−2.71 (2H, m), 3.04−3.07 (1H, m), 3.39−3.44 (1H, m), 3.53−3.57 (1H, m), 6.92 (1H, s), 6.95 (1H, d, J = 7.6 Hz), 7.20 (1H, d, J = 8.0 Hz), 7.55 (1H, d, J = 5.2 Hz), 7.82 (1H, d, J = 4.0 Hz), 8.35 (1H, s)。[M+H] calc’d for C
19H
22N
2O
2、311;Found、311。
【1243】
実施例91:3−({[(1R)−6−エチル−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−イル]メチル}アミノ)ピリジン−4−カルボン酸
【1244】
【化369】
[この文献は図面を表示できません]
【1245】
表題化合物を、実施例1のための基本手順に従って調製物91eから72%の収率で調製した。
1H NMR(400MHz、DMSO−d
6):δ1.15 (3H, t, J = 7.6 Hz), 1.63−1.69 (1H, m), 1.77−1.87 (3H, m), 2.53−2.55 (2H, m), 2.65−2.75 (2H, m), 3.04−3.07 (1H, m), 3.38−3.45 (1H, m), 3.53−3.57 (1H, m), 6.92 (1H, s), 6.95 (1H, d, J = 7.2 Hz), 7.20 (1H, d, J = 7.6 Hz), 7.55 (1H, d, J = 5.2 Hz), 7.82 (1H, d, J = 4.0 Hz), 8.36 (1H, s)。[M+H] calc’d for C
19H
22N
2O
2、311;Found、311。
【1246】
調製物92a:4−(2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−7−イル)ブタ−3−エン酸
【1247】
【化370】
[この文献は図面を表示できません]
【1248】
THF(20mL)中の(2−カルボキシエチル)トリフェニルホスホニウムブロミド(617mg、1.5mmol)の溶液に、−20℃でNaHMDS(1.5mL、3.0mmol)を加え、反応物を20分間撹拌した。2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−7−カルバルデヒド(200mg、1.4mmol)を、−78℃の反応物に加え、反応物を、室温に暖めながら一晩撹拌した。反応物を、水(30mL)で希釈し、EtOAc(3×30mL)で抽出した。有機物を、ブライン(30mL)で洗浄し、乾燥し(Na
2SO
4)、濃縮し、黄色固形物 として粗製の表題化合物を得た。[M+H] calc’d for C
12H
12O
3、205;Found、205。
【1249】
調製物92b:4−(2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−7−イル)ブタン酸
【1250】
【化371】
[この文献は図面を表示できません]
【1251】
MeOH(30mL)中の調製物92a(6.8mmol)の溶液に、N
2下での室温で10%のPd/C(200mg)を加えた。混合物を、50psiのH
2で一晩室温で撹拌した。反応物を、セライトに通して濾過し、濃縮し、黄色油として1.2g(86%)の粗製の表題化合物を得た。[M+H] calc’d for C
12H
14O
3、207;Found、207。
【1252】
調製物92c:2H,3H,6H,7H,8H,9H−ナフト[1,2−b]フラン−6−オン
【1253】
【化372】
[この文献は図面を表示できません]
【1254】
PPA(5mL)を、室温で調製物92b(1.2g、5.8mmol)に加え、反応物を1.5時間95℃で撹拌した。溶液を、室温で水(50mL)に注ぎ、EtOAc(3×50mL)で抽出し、ブライン(50mL)で洗浄し、乾燥し(Na
2SO
4)、濃縮した。シリカゲルクロマトグラフィー(PE:EtOAc=15:1)による精製によって、黄色固形物 として200mg(18%)の表題化合物を得た。
1H NMR(300MHz、CDCl
3):δ2.11−2.15 (2H, m), 2.64 (2H, t, J = 6.3 Hz), 2.85 (2H, t, J = 6.3 Hz), 3.28 (2H, t, J = 8.7 Hz), 4.65 (2H, t, J = 8.7 Hz), 7.15 (1H, d, J = 7.8 Hz), 7.62 (1H, d, J = 7.8 Hz)。[M+H] calc’d for C
12H
12O
2、189;Found、189。
【1255】
調製物92d:2H,3H,8H,9H−ナフト[1,2−b]フラン−6−イルメタンアミン、塩酸塩
【1256】
【化373】
[この文献は図面を表示できません]
【1257】
表題化合物を、調製物3aのための基本手順に従って、調製物92cから72%の収率で調製した。[M+H] calc’d for C
13H
15NO、202;Found、202。
【1258】
調製物92e:2H,3H,6H,7H,8H,9H−ナフト[1,2−b]フラン−6−イルメタンアミン
【1259】
【化374】
[この文献は図面を表示できません]
表題化合物を、調製物3eのための基本手順に従って調製物92dから定量的収率で調製した。[M+H] calc’d for C
13H
17NO、204;Found、204。
【1260】
調製物92f:メチル3−({2H,3H,6H,7H,8H,9H−ナフト[1,2−b]フラン−6−イルメチル}アミノ)ピリジン−4−カルボン酸塩
【1261】
【化375】
[この文献は図面を表示できません]
【1262】
表題化合物を、調製物1eのための基本手順に従って、調製物92fから26%の収率で調製した。[M+H] calc’d for C
20H
22N
2O
3、339;Found、339。
【1263】
実施例92:3−({2H,3H,6H,7H,8H,9H−ナフト[1,2−b]フラン−6−イルメチル}アミノ)ピリジン−4−カルボン酸
【1264】
【化376】
[この文献は図面を表示できません]
【1265】
表題化合物を、実施例1のための基本手順に従って調製物92fから81%の収率で調製した。
1H NMR(400MHz、DMSO−d
6):δ1.65−1.84 (4H, m), 2.44−2.50 (1H, m), 2.50−2.61 (1H, m), 3.05−3.14 (3H, m), 3.41−3.56 (2H, m), 4.99 (2H, t, J = 8.4 Hz), 6.78 (1H, d, J = 7.6 Hz), 6.99 (1H, d, J = 7.6 Hz), 7.57 (1H, d, J = 4.8 Hz), 7.83 (1H, d, J = 5.2 Hz), 8.35 (1H, s)。[M+H] calc’d for C
19H
20N
2O
3、325;Found、325。
【1266】
調製物93a:(6,7−ジメチル−2H−クロメン−4−イル)メタンアミン、塩酸塩
【1267】
【化377】
[この文献は図面を表示できません]
【1268】
表題化合物を、調製物3aのための基本手順に従って、6,7−ジメチル−3,4−ジヒドロ−2H−1−ベンゾピラン−4−オンから26%の収率で調製した。
1H NMR(400MHz、DMSO−d
6):δ1.55 (2H, br s), 1.81−1.99 (2H, m), 2.09 (6H, s), 2.54−2.60 (2H, m), 2.81−2.88 (1H, m), 3.96−4.07 (2H, m), 6.50 (1H, s), 6.90 (1H, s)。[M+H] calc’d for C
12H
15NO、190;found 190。
【1269】
調製物93b:(6,7−ジメチル−3,4−ジヒドロ−2H−1−ベンゾピラン−4−イル)メタンアミン
【1270】
【化378】
[この文献は図面を表示できません]
【1271】
表題化合物を、調製物3eのための基本手順に従って調製物93aから定量的収率で調製した。
1H NMR(400MHz、DMSO−d
6):δ1.55 (2H, br s), 1.81−1.99 (2H, m), 2.09 (6H, s), 2.54−2.60 (2H, m), 2.81−2.88 (1H, m), 3.96−4.07 (2H, m), 6.50 (1H, s), 6.90 (1H, s)。[M+H] calc’d for C
12H
17NO、192;found 192。
【1272】
実施例93:3−{[(6,7−ジメチル−3,4−ジヒドロ−2H−1−ベンゾピラン−4−イル)メチル]アミノ}ピリジン−4−カルボン酸
【1273】
【化379】
[この文献は図面を表示できません]
【1274】
表題化合物を、実施例13のための基本手順に従って調製物93bから21%の収率で調製した。
1H NMR(400MHz、DMSO−d
6):δ1.81−1.99 (2H, m), 2.11(3H, s), 2.12 (3H, s), 3.02−3.06 (1H, m), 3.43−3.67 (2H, m), 4.06−4.17 (2H, m), 6.56 (1H, s), 7.04 (1H, s), 7.57 (1H, d, J = 5.0 Hz), 7.69 (1H, br s), 7.85 (1H, d, J = 5.0 Hz), 8.42 (s, 1H), 13.38 (1H, br s)。[M+H] calc’d for C
18H
20N
2O
3、313;found 313。
【1275】
調製物94a:(6−メトキシ−7−メチル−3,4−ジヒドロナフタレン−1−イル)メタンアミン、塩酸塩
【1276】
【化380】
[この文献は図面を表示できません]
【1277】
表題化合物を、調製物3aのための基本手順に従って、6−メトキシ−7−メチル−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−オンから56%の収率で調製した。[M+H] calc’d for C
13H
17NO、204;found 204。
【1278】
調製物94b:(6−メトキシ−7−メチル−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−イル)メタンアミン
【1279】
【化381】
[この文献は図面を表示できません]
【1280】
表題化合物を、調製物3eのための基本手順に従って調製物94aから定量的収率で調製した。
1H NMR(400MHz、CDCl
3):δ1.65−1.85 (6H, m), 2.17 (3H, s), 2.69−2.75 (3H, m), 2.84−2.97 (2H, m), 3.79 (3H, s), 6.53 (1H, s), 6.95 (1H, s)。[M+H] calc’d for C
13H
19NO、206;found 206。
【1281】
調製物94c:メチル3−{[(6−メトキシ−7−メチル−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−イル)メチル]アミノ}ピリジン−4−カルボン酸塩
【1282】
【化382】
[この文献は図面を表示できません]
【1283】
表題化合物を、調製物4dのための基本手順に従って、調製物94bから66%の収率で調製した。
1H NMR(400MHz、DMSO−d
6):δ1.76−1.92 (4H, m), 2.18 (3H, s), 2.74−2.79 (2H, m), 3.06−3.10 (1H, m), 3.34−3.41 (1H, m), 3.52−3.59 (1H, m), 3.80 (3H, s), 3.90 (3H, s), 6.56 (1H, s), 7.00 (1H, s), 7.58 (1H, br s), 7.63 (1H, d, J = 5.1 Hz), 7.90 (1H, d, J = 5.1 Hz), 8.34 (1H, s)。[M+H] calc’d for C
20H
24N
2O
3、341;found 341。
【1284】
実施例94:3−{[(6−メトキシ−7−メチル−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−イル)メチル]アミノ}ピリジン−4−カルボン酸
【1285】
【化383】
[この文献は図面を表示できません]
【1286】
表題化合物を、実施例1のための基本手順に従って調製物94cから63%の収率で調製した。
1H NMR(400MHz、DMSO−d
6):δ1.62−1.81 (4H, m), 2.08 (3H, s), 2.66−2.71 (2H, m), 2.97−3.01 (1H, m), 3.35−3.42 (1H, m), 3.50−3.56 (1H, m), 3.73 (3H, s), 6.61 (1H, s), 7.05 (1H, s), 7.57 (1H, d, J = 5.0 Hz), 7.71 (1H, br s), 7.83 (1H, d, J = 5.0 Hz), 8.35 (1H, s)。[M+H] calc’d for C
19H
22N
2O
3、327;found 327。
【1287】
調製物95a:4−(3,5−ジメトキシフェニル)ブタ−3−エン酸
【1288】
【化384】
[この文献は図面を表示できません]
【1289】
乾燥したTHF(50mL)中の(2−カルボキシエチル)トリフェニルホスホニウムブロミド(13.7g、33mmol)の溶液に、N
2下において−20℃で滴下でNaHMDS(33mL、66mmol)を加え、反応物を20分間撹拌した。反応物を−78℃に冷却し、3,5−ジメトキシベンズアルデヒド(5.0g、30mmol)を加え、反応混合物を、室温に暖めながら一晩撹拌した。反応物を、水でクエンチし、EtOAcで抽出した。水層を、希釈したHCl溶液でpH=2に酸性化し、再びEtOAcで抽出した。組み合わせた有機質層を、ブラインで洗浄し、乾燥し(Na
2SO
4)、濃縮し、オレンジ色のゴム状物として2.54g(38%)の表題化合物を得た。[M+H] calc’d for C
12H
14O
4、223;Found、223。
【1290】
調製物95b:4−(3,5−ジメトキシフェニル)ブタン酸
【1291】
【化385】
[この文献は図面を表示できません]
【1292】
N
2下でのMeOH(25mL)および濃縮したHCl(3滴)中の調製物95a(2.54g、11.4mmol)の溶液に、室温で10%のPd/C(0.5g)を加えた。懸濁液を、50psiのH
2下で3時間撹拌した。反応混合物を、セライトに通して濾過し、濃縮し、無色油として2.27g(88%)の表題化合物を得た。[M+H] calc’d for C
12H
16O
4、225;Found、225。
【1293】
調製物95c:6,8−ジメトキシ−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−オン
【1294】
【化386】
[この文献は図面を表示できません]
【1295】
調製物95b(2.27g、10mmol)およびPPA(30g)の混合物を、30分間95℃で加熱した。ゴム状物を、水中に溶解し、EtOAcで抽出した。有機物を、ブラインで洗浄し、乾燥し(Na
2SO
4)、濃縮した。残留物を、シリカゲルクロマトグラフィーによって精製し、黄褐色油として1.2g(57%)の表題化合物を得た。
1H NMR(400MHz、CD
3OD):δ1.96 (2H, t, J = 6.2 Hz), 2.51 (2H, t, J = 6.4 Hz), 2.85 (2H, t, J = 6.0 Hz), 3.81 (3H, s), 3.83 (3H, s), 6.38 (2H, d, J = 2.4 Hz)。[M+H] calc’d for C
12H
14O
3、207;Found、207。
【1296】
調製物95d:(6,8−ジメトキシ−3,4−ジヒドロナフタレン−1−イル)メタンアミン、塩酸塩
【1297】
【化387】
[この文献は図面を表示できません]
【1298】
表題化合物を、調製物3aのための基本手順に従って、調製物95cから46%の収率で調製した。[M+H] calc’d for C
13H
17NO
2、220;Found、220。
【1299】
調製物95e:(6,8−ジメトキシ−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−イル)メタンアミン
【1300】
【化388】
[この文献は図面を表示できません]
【1301】
表題化合物を、調製物3eのための基本手順に従って、調製物95dから87%の収率で調製した。[M+H] calc’d for C
13H
19NO
2、222;Found、222。
【1302】
調製物95f:メチル3−{[(6,8−ジメトキシ−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−イル)メチル]アミノ}ピリジン−4−カルボン酸塩
【1303】
【化389】
[この文献は図面を表示できません]
【1304】
表題化合物を、調製物1eのための基本手順に従って、調製物95eから38%の収率で調製した。[M+H] calc’d for C
20H
24N
2O
4、357;Found、357。
【1305】
実施例95:3−{[(6,8−ジメトキシ−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−イル)メチル]アミノ}ピリジン−4−カルボン酸
【1306】
【化390】
[この文献は図面を表示できません]
【1307】
表題化合物を、実施例1のための基本手順に従って調製物95fから46%の収率で調製した。
1H NMR(400MHz、DMSO−d
6):δ1.51−1.57 (1H, m), 1.63−1.67 (1H, m), 1.81−1.93 (2H, m), 2.61−2.75 (2H, m), 3.14−3.24 (2H, m), 3.47 (1H, d, J = 10.8 Hz), 3.70 (3H, s), 3.84 (3H, s), 6.28 (1H, d, J = 2.0 Hz), 6.39 (1H, d, J = 2.0 Hz), 7.55 (1H, d, J = 5.2 Hz), 7.81 (1H, d, J = 5.2 Hz), 8.53 (1H, s)。[M+H] calc’d for C
19H
22N
2O
4、343;Found、343。
【1308】
調製物96a:4−(4−フルオロ−3−メトキシフェニル)ブタ−3−エン酸
【1309】
【化391】
[この文献は図面を表示できません]
【1310】
THF(40mL)中の(2−カルボキシエチル)トリフェニルホスホニウムブロミド(14.8g、35.7mmol)の溶液に。−20℃でNaHMDS(35.8mL、71.5mmol)を加え、反応物を20分間撹拌した。4−フルオロ−3−メトキシベンズアルデヒド(5.0g、32.5mmol)を、−78℃で反応物に加え、反応物を、室温に暖めながら一晩撹拌した。反応物を、水(30mL)で希釈し、EtOAc(3×30mL)で抽出した。有機物を、ブライン(30mL)で洗浄し、乾燥し(Na
2SO
4)、濃縮し、黄色固形物 として6.0g(88%)の粗製の表題化合物を得た。[M+H] calc’d for C
11H
11FO
3、211;Found、211。
【1311】
調製物96b:4−(4−フルオロ−3−メトキシフェニル)ブタン酸
【1312】
【化392】
[この文献は図面を表示できません]
【1313】
N
2下でのMeOH(30mL)中の調製物96a(6.0g、28.6mmol)の溶液に、10%のPd/C(1.2g)を加え、混合物を、50psiのH
2下で一晩室温で撹拌した。反応混合物を、セライトに通して濾過し、濃縮し,オフホワイト固形物として5.8g(96%)の粗製の表題化合物を得た。[M+H] calc’d for C
11H
13FO
3、213;Found、213。
【1314】
調製物96c:7−フルオロ−6−メトキシ−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−オン
【1315】
【化393】
[この文献は図面を表示できません]
【1316】
PPA(30g)を、室温で調製物96b(5.8g、27.4mmol)に加え、反応物を0.5時間95℃で撹拌した。溶液を、室温で水(50mL)に注ぎ、EtOAc(3×50mL)で抽出した。有機物を、ブライン(50mL)で洗浄し、乾燥し(Na
2SO
4)、濃縮した。シリカゲルクロマトグラフィー(PE:EtOAc=3:1)による精製によって、オフホワイト固形物として3.1g(58%)の表題化合物を得た。
1H NMR(400MHz、CDCl
3):δ2.09−2.16 (2H, m), 2.60 (2H, t, J = 6.4 Hz), 2.91 (2H, t, J = 6.0 Hz), 3.94 (3H, s), 6.75 (1H, d, J = 8.0 Hz), 7.32 (1H, d, J = 11.6 Hz)。[M+H] calc’d for C
11H
11FO
2、195;Found、195。
【1317】
調製物96d:(7−フルオロ−6−メトキシ−3,4−ジヒドロナフタレン−1−イル)メタンアミン、塩酸塩
【1318】
【化394】
[この文献は図面を表示できません]
【1319】
表題化合物を、調製物3aのための基本手順に従って、調製物96cから83%の収率で調製した。[M+H] calc’d for C
12H
14FNO、208;Found、208。
【1320】
調製物96e:(7−フルオロ−6−メトキシ−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−イル)メタンアミン
【1321】
【化395】
[この文献は図面を表示できません]
【1322】
表題化合物を、調製物3eのための基本手順に従って調製物96dから定量的収率で調製した。[M+H] calc’d for C
12H
16FNO、210;Found、210。
【1323】
調製物96f:メチル3−({[(1S)−7−フルオロ−6−メトキシ−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−イル]メチル}アミノ)ピリジン−4−カルボン酸塩;および
調製物97f:メチル3−([(1R)−7−フルオロ−6−メトキシ−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−イル]メチル}アミノ)ピリジン−4−カルボン酸塩
【1324】
【化396】
[この文献は図面を表示できません]
【1325】
表題化合物のラセミ化合物を、調製物1eのための基本手順に従って調製物96eから25%の収率で調製した。[M+H] calc’d for C
19H
21FN
2O
3、345;Found、345。
キラルHPLC(カラム:Chiralcel:IA 5um 4.6
*250mm、移動相: Hex:EtOH=70:30、F:1.0mL/分、W:230nm、T:30℃)による分離によって、無色油としてそれぞれ、40%収率の調製物96f(7.937分)および37%収率の調製物97f(10.383分)を得た。
【1326】
実施例96:3−({[(1S)−7−フルオロ−6−メトキシ−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−イル]メチル}アミノ)ピリジン−4−カルボン酸
【1327】
【化397】
[この文献は図面を表示できません]
【1328】
表題化合物を、実施例1のための基本手順に従って調製物96fから65%の収率で調製した。
1H NMR(400MHz、DMSO−d
6):δ1.63−1.84 (4H, m), 2.64−2.74 (2H, m), 3.01−3.06 (1H, m), 3.38−3.44 (1H, m), 3.56−3.60 (1H, m), 3.79 (3H, s), 6.85 (1H, d, J = 8.8 Hz), 7.17 (1H, d, J = 13.2 Hz), 7.56 (1H, d, J = 5.2 Hz), 7.83 (1H, d, J = 5.2 Hz), 8.38 (1H, s)。[M+H] calc’d for C
18H
19FN
2O
3、331;Found、331。
【1329】
実施例97:3−({[(1R)−7−フルオロ−6−メトキシ−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−イル]メチル}アミノ)ピリジン−4−カルボン酸
【1330】
【化398】
[この文献は図面を表示できません]
【1331】
表題化合物を、実施例1のための基本手順に従って調製物97fから64%の収率で調製した。
1H NMR(400MHz、DMSO−d
6):δ1.63−1.86 (4H, m), 2.63−2.74 (2H, m), 3.01−3.04 (1H, m), 3.39−3.43 (1H, m), 3.56−3.60 (1H, m), 3.79 (3H, s), 6.86 (1H, d, J = 9.2 Hz), 7.17 (1H, d, J = 12.8 Hz), 7.55 (1H, d, J = 5.2 Hz), 7.83 (1H, d, J = 5.2 Hz), 8.38 (1H, s)。[M+H] calc’d for ;C
18H
19FN
2O
3、331;Found、331。
【1332】
調製物98a:5−ブロモ−6−メトキシ−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−オン
【1333】
【化399】
[この文献は図面を表示できません]
【1334】
H
2O(30mL)中の6−メトキシ−1−テトラロン(2.0g、11.4mmol)およびNBS(2.0g、11.4mmol)の懸濁液に、室温で濃縮したH
2SO
4(1.2mL、22.7mmol)を加えた。反応物を3時間60℃で撹拌した。混合物を、濾過し、濃縮した。分取HPLCによる精製によって、白色固形物として1.2g(41%)の表題化合物を得た。
1H NMR(400MHz、CDCl
3):δ2.13−2.18 (2H, m), 2.61 (2H, t, J = 6.0 Hz), 3.03 (2H, t, J = 6.0 Hz), 3.97 (3H, s), 6.88 (1H, d, J = 8.8 Hz), 8.06 (1H, d, J = 8.8 Hz)。[M+H] calc’d for C
11H
11BrO
2、255、257;Found、255、257。
【1335】
調製物98b:6−メトキシ−5−メチル−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−オン
【1336】
【化400】
[この文献は図面を表示できません]
【1337】
H
2O(2mL)およびDMF(18mL)中の調製物98a(100mg、0.39mmol)、カリウムメチルトリフルオロボラート(48mg、0.39mmol)およびCS
2CO
3(381mg、1.2mmol)の懸濁液に、N
2下での室温でPd(dppf)Cl
2.DCM(32mg、0.04mmol)を加えた。反応物を一晩120℃で撹拌した。反応物を、濾過し、濃縮した。シリカゲルクロマトグラフィー(PE:EtOAc=15:1)による精製によって、白色固形物として40mg(54%)の表題化合物を得た。[M+H] calc’d for C
12H
14O
2、191;Found、191。
【1338】
調製物98c:(6−メトキシ−5−メチル−3,4−ジヒドロナフタレン−1−イル)メタンアミン、塩酸塩
【1339】
【化401】
[この文献は図面を表示できません]
【1340】
表題化合物を、調製物3aのための基本手順に従って、調製物98bから42%の収率で調製した。[M+H] calc’d for C
13H
17NO、204;Found、204。
【1341】
調製物98d:(6−メトキシ−5−メチル−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−イル)メタンアミン
【1342】
【化402】
[この文献は図面を表示できません]
【1343】
表題化合物を、調製物3eのための基本手順に従って調製物98cから定量的収率で調製した。[M+H] calc’d for C
13H
19NO、206;Found、206。
【1344】
調製物98d:メチル3−({[(1S)−6−メトキシ−5−メチル−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−イル]メチル}アミノ)ピリジン−4−カルボン酸塩;および
調製物99d:メチル3−([(1R)−6−メトキシ−5−メチル−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−イル]メチル}アミノ)ピリジン−4−カルボン酸塩
【1345】
【化403】
[この文献は図面を表示できません]
【1346】
表題化合物のラセミ化合物を、調製物1eのための基本手順に従って調製物99cから43%の収率で調製した。[M+H] calc’d for C
19H
21FN
2O
3、345;Found、345。
キラルHPLC(カラム:Chiralcel:OJ−H 5um 4.6
*250mm、移動相: CO
2:MeOH=70:30、F:1.0mL/分、W:230nm、T:30℃)による分離によって、黄色油としてそれぞれ、40%収率の調製物99d(2.17分)および28%収率の調製物98d(3.10分)を得た。
【1347】
実施例98:3−({[(1S)−6−メトキシ−5−メチル−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−イル]メチル}アミノ)ピリジン−4−カルボン酸
【1348】
【化404】
[この文献は図面を表示できません]
【1349】
表題化合物を、実施例1のための基本手順に従って調製物98dから63%の収率で調製した。
1H NMR(400MHz、DMSO−d
6):δ1.70−1.77 (3H, m), 1.83−1.86 (1H, m), 2.03 (3H, s), 2.52−2.56 (1H, m), 2.63−2.67 (1H, m), 3.03−3.06 (1H, m), 3.40−3.45 (1H, m), 3.50−3.55 (1H, m), 3.74 (3H, s), 6.78 (1H, d, J = 8.4 Hz), 7.12 (1H, d, J = 8.4 Hz), 7.56 (1H, d, J = 4.8 Hz), 7.83 (1H, d, J = 4.8 Hz), 8.36 (1H, s)。[M+H] calc’d for C
19H
22N
2O
3、327;Found、327。
【1350】
実施例99:3−({[(1R)−6−メトキシ−5−メチル−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−イル]メチル}アミノ)ピリジン−4−カルボン酸
【1351】
【化405】
[この文献は図面を表示できません]
【1352】
表題化合物を、実施例1のための基本手順に従って調製物99dから93%の収率で調製した。
1H NMR(400MHz、DMSO−d
6):δ1.70−1.77 (3H, m), 1.83−1.86 (1H, m), 2.03 (3H, s), 2.52−2.56 (1H, m), 2.63−2.67 (1H, m), 3.03−3.06 (1H, m), 3.40−3.45 (1H, m), 3.50−3.55 (1H, m), 3.74 (3H, s), 6.78 (1H, d, J = 8.4 Hz), 7.12 (1H, d, J = 8.4 Hz), 7.56 (1H, d, J = 4.8 Hz), 7.83 (1H, d, J = 4.8 Hz), 8.36 (1H, s)。[M+H] calc’d for C
19H
22N
2O
3、327;Found、327。
【1353】
調製物100a:7−(2−メチルフェニル)−3,4−ジヒドロ−2H−1−ベンゾピラン−4−オン
【1354】
【化406】
[この文献は図面を表示できません]
【1355】
ジオキサン(30mL)中の7−ブロモ−4−クロマノン(2.0g、8.8mmol)の溶液に、2−メチルフェニルボロン酸(1.8g、13.2mmol)、Pd(PPh
3)
4(0.5g、0.44mmol)およびNa
2CO
3(2.8g、26.4mmol)を加えた。混合物を、一晩窒素下において85℃で撹拌した。混合物を、濾過し、濃縮した。残留物を、シリカゲルクロマトグラフィー(PE:EtOAc=10:1)によって精製し、オフホワイト固形物として2.1g(定量)の表題化合物を得た。
1H NMR(300MHz、CDCl
3):δ2.29 (s, 3H), 2.85 (t, J = 6.3 Hz, 2H), 4.59 (t, J = 6.3 Hz, 2H), 6.94 (s, 1H), 7.00 (d, J = 8.1 Hz, 1H), 7.19−7.32 (m, 4H), 7.93 (d, J = 8.1 Hz, 1H)。[M+H] calc’d for C
16H
14O
2、239;Found、239。
【1356】
調製物100b:[7−(2−メチルフェニル)−2H−クロメン−4−イル]メタンアミン[7−(2−メチルフェニル)−2H−クロメン−4−イル]メタンアミン、塩酸塩
【1357】
【化407】
[この文献は図面を表示できません]
【1358】
表題化合物を、調製物3aのための基本手順に従って、調製物100aから47%の収率で調製した。[M+H] calc’d for C
17H
17NO、252;Found、252。
【1359】
調製物100c:[7−(2−メチルフェニル)−3,4−ジヒドロ−2H−1−ベンゾピラン−4−イル]メタンアミン
【1360】
【化408】
[この文献は図面を表示できません]
【1361】
表題化合物を、調製物3eのための基本手順に従って調製物100bから定量的収率で調製した。[M+H] calc’d for C
17H
19NO、254;Found、254。
【1362】
調製物100d:メチル3−({[(4S)−7−(2−メチルフェニル)−3,4−ジヒドロ−2H−1−ベンゾピラン−4−イル]メチル}アミノ)ピリジン−4−カルボン酸塩;および
調製物101d:メチル3−([(4R)−7−(2−メチルフェニル)−3,4−ジヒドロ−2H−1−ベンゾピラン−4−イル]メチル}アミノ)ピリジン−4−カルボン酸塩
【1363】
【化409】
[この文献は図面を表示できません]
【1364】
表題化合物のラセミ化合物(440mg)を、調製物1eのための基本手順に従って調製物100cから25%の収率で調製した。[M+H] calc’d for C
24H
24N
2O
3、389;Found、389。
【1365】
キラルHPLC(カラム:Chiralcel:IC 5um、4.6
*250mm、移動相: Hex:EtOH=70:30、F:1.0mL/分、W:230nm、T:30℃)による分離によって、無色油としてそれぞれ、179mg(41%)の調製物100d(7.49分)および189mg(43%)の調製物101d(8.82分)を得た。
【1366】
実施例100:3−([(4S)−7−(2−メチルフェニル)−3,4−ジヒドロ−2H−1−ベンゾピラン−4−イル]メチル}アミノ)ピリジン−4−カルボン酸
【1367】
【化410】
[この文献は図面を表示できません]
【1368】
表題化合物を、実施例1のための基本手順に従って調製物100dから80%の収率で調製した。
1H NMR(400MHz、DMSO−d
6):δ1.88−1.96 (m, 1H), 2.02−2.09 (m, 1H), 2.23 (s, 3H), 3.16−3.21 (m, 1H), 3.54−3.59 (m, 1H), 3.74−3.79 (m, 1H), 4.17−4.28 (m, 2H), 6.72 (d, J = 1.6 Hz, 1H), 6.82 (dd, J = 7.6 Hz, 1.6 Hz, 1H), 7.16−7.17 (m, 1H), 7.20−7.28 (m, 3H), 7.37 (d, J = 7.6 Hz, 1H), 7.58 (d, J = 4.8 Hz, 1H), 7.86 (d, J = 4.8 Hz, 1H), 8.45 (s, 1H)。[M+H] calc’d for C
23H
22N
2O
3、375;Found、375。
【1369】
実施例101:3−({[(4R)−7−(2−メチルフェニル)−3,4−ジヒドロ−2H−1−ベンゾピラン−4−イル]メチル}アミノ)ピリジン−4−カルボン酸
【1370】
【化411】
[この文献は図面を表示できません]
【1371】
表題化合物を、実施例1のための基本手順に従って調製物101dから74%の収率で調製した。
1H NMR(400MHz、DMSO−d
6):δ1.88−1.96 (m, 1H), 2.00−2.09 (m, 1H), 2.23 (s, 3H), 3.17−3.22 (m, 1H), 3.54−3.62 (m, 1H), 3.74−3.79 (m, 1H), 4.17−4.29 (m, 2H), 6.72 (d, J = 1.6 Hz, 1H), 6.82 (dd, J = 7.6 Hz, 1.6 Hz, 1H), 7.15−7.17 (m, 1H), 7.20−7.29 (m, 3H), 7.37 (d, J = 7.6 Hz, 1H), 7.58 (d, J = 4.8 Hz, 1H), 7.86 (d, J = 4.8 Hz, 1H), 8.45 (s, 1H)。[M+H] calc’d for C
23H
22N
2O
3、375;Found、375。
【1372】
調製物102a:tert−ブチルN−{[(4R)−7−(5−フルオロ−2−メトキシフェニル)−3,4−ジヒドロ−2H−1−ベンゾピラン−4−イル]メチル}カルバミン酸塩
【1373】
【化412】
[この文献は図面を表示できません]
【1374】
表題化合物を、調製物43aのための手順に従って、5−フルオロ−2−メトキシフェニルボロン酸および調製物18dから80%の収率で調製した。[M+H] calc’d for C
22H
26FNO
4、388;Found、388。
【1375】
調製物102b:[(4R)−7−(5−フルオロ−2−メトキシフェニル)−3,4−ジヒドロ−2H−1−ベンゾピラン−4−イル]メタンアミン
【1376】
【化413】
[この文献は図面を表示できません]
【1377】
表題化合物を、調製物43bのための手順に従って、調製物102aから78%の収率で調製した。[M+H] calc’d for C
17H
18FNO
2、288;Found、288。
【1378】
調製物102c:メチル3−({[(4R)−7−(5−フルオロ−2−メトキシフェニル)−3,4−ジヒドロ−2H−1−ベンゾピラン−4−イル]メチル}アミノ)ピリジン−4−カルボン酸塩
【1379】
【化414】
[この文献は図面を表示できません]
【1380】
表題化合物を、調製物4dのための手順に従って、調製物102bから56%の収率で調製した。[M+H] calc’d for C
24H
23FN
2O
4、423;Found、423。
【1381】
実施例102:3−({[(4R)−7−(5−フルオロ−2−メトキシフェニル)−3,4−ジヒドロ−2H−1−ベンゾピラン−4−イル]メチル}アミノ)ピリジン−4−カルボン酸
【1382】
【化415】
[この文献は図面を表示できません]
【1383】
表題化合物を、実施例1のための手順に従って、調製物102cから90%の収率で調製した。
1H NMR(400MHz、DMSO−d
6):δ1.90−1.94 (1H, m), 2.00−2.04 (1H, m), 3.15−3.19 (1H, m), 3.51−3.56 (1H, m), 3.72−3.76 (4H, m), 4.19−4.25 (2H, m), 6.91 (1H, s), 6.97 (1H, d, J = 8.4 Hz), 7.07−7.17 (3H, m), 7.35 (1H, d, J = 7.6 Hz), 7.59 (1H, d, J = 5.2 Hz), 7.86 (1H, d, J = 4.4 Hz), 8.44 (1H, s)。[M+H] calc’d for C
23H
21FN
2O
4、409;Found、409。
【1384】
調製物103a:tert−ブチルN−{[(1R)−6−[(4−シアノフェニル)(メチル)アミノ]−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−イル]メチル}カルバミン酸塩
【1385】
【化416】
[この文献は図面を表示できません]
【1386】
表題化合物を、調製物6eのための基本手順に従って,調製物6dおよび4−シアノ−N−メチルアニリンから47%の収率で調製した。[M+H] calc’d for C
24H
29N
3O
2、392;found 392。
【1387】
調製物103b:4−{[(5R)−5−(アミノメチル)−5,6,7,8−テトラヒドロナフタレン−2−イル](メチル)アミノ}ベンゾニトリル
【1388】
【化417】
[この文献は図面を表示できません]
【1389】
表題化合物を、調製物43bのための手順に従って、調製物103aから95%の収率で調製した。[M+H] calc’d for C
19H
21N
3、292;Found、292。
【1390】
調製物103c:メチル3−({[(1R)−6−[(4−シアノフェニル)(メチル)アミノ]−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−イル]メチル}アミノ)ピリジン−4−カルボン酸塩
【1391】
【化418】
[この文献は図面を表示できません]
【1392】
表題化合物を、調製物4dのための手順に従って、調製物103bから68%の収率で調製した。[M+H] calc’d for C
26H
26N
4O
2、427;Found、427。
【1393】
実施例103:3−({[(1R)−6−[(4−シアノフェニル)(メチル)アミノ]−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−イル]メチル}アミノ)ピリジン−4−カルボン酸
【1394】
【化419】
[この文献は図面を表示できません]
【1395】
表題化合物を、実施例1のための手順に従って、調製物103cから48%の収率で調製した。
1H NMR(400MHz、DMSO−d
6):δ1.62−1.87 (4H, m), 2.69−2.75 (2H, m), 3.05−3.11 (1H, m), 3.28 (3H, s), 3.45−3.51 (1H, m), 3.60−3.68 (1H, m), 6.74 (2H, d, J = 8.9 Hz), 6.98−7.03 (2H, m), 7.40 (1H, d, J = 8.9 Hz), 7.53 (2H, d, J = 8.9 Hz), 7.55 (1H, d, J = 5.0 Hz), 7.72 (1H, br s), 7.84 (1H, d, J = 5.0 Hz), 8.37 (1H, s), 13.37 (1H, br s)。[M+H] calc’d for C
25H
24N
4O
2、436;Found、413。
【1396】
調製物104a:tert−ブチルN−{[(4R)−7−[(2,4−ジフルオロフェニル)(メチル)アミノ]−3,4−ジヒドロ−2H−1−ベンゾピラン−4−イル]メチル}カルバミン酸塩
【1397】
【化420】
[この文献は図面を表示できません]
【1398】
表題化合物を、調製物6eのための基本手順に従って,調製物18dおよび2,4−ジフルオロ−N−メチルアニリンから29%の収率で調製した。[M+H] calc’d for C
22H
26F
2N
2O
3、405;found 405。
【1399】
調製物104b:(4R)−4−(アミノメチル)−N−(2,4−ジフルオロフェニル)−N−メチル−3,4−ジヒドロ−2H−1−ベンゾピラン−7−アミン
【1400】
【化421】
[この文献は図面を表示できません]
【1401】
表題化合物を、調製物43bのための手順に従って、調製物104aから78%の収率で調製した。[M+H] calc’d for C
17H
18F
2N
2O、305;Found、305。
【1402】
調製物104c:メチル3−({[(4R)−7−[(2,4−ジフルオロフェニル)(メチル)アミノ]−3,4−ジヒドロ−2H−1−ベンゾピラン−4−イル]メチル}アミノ)ピリジン−4−カルボン酸塩
【1403】
【化422】
[この文献は図面を表示できません]
【1404】
表題化合物を、調製物4dのための手順に従って、調製物104bから70%の収率で調製した。[M+H] calc’d for C
24H
213F
2N
3O
3、440;Found、440。
【1405】
実施例104:3−({[(4R)−7−[(2,4−ジフルオロフェニル)(メチル)アミノ]−3,4−ジヒドロ−2H−1−ベンゾピラン−4−イル]メチル}アミノ)ピリジン−4−カルボン酸
【1406】
【化423】
[この文献は図面を表示できません]
【1407】
表題化合物を、実施例1のための手順に従って、調製物104cから34%の収率で調製した。
1H NMR(300MHz、DMSO−d
6):δ1.84−1.86 (1H, m), 1.93−1.95 (1H, m), 2.99−3.03 (1H, m), 3.14 (3H, s), 3.42−3.46 (1H, m), 3.58−3.62 (1H, m), 4.08−4.15 (2H, m), 6.00 (1H, d, J =2.4 Hz), 6.14 (1H, d, J =6.3 Hz), 7.07−7.16 (2H, m), 7.31−7.40 (2H, m), 7.55 (1H, d, J = 5.1 Hz), 7.82 (1H, d, J = 4.8 Hz), 8.38 (1H, s)。[M+H] calc’d for C
23H
21F
2N
3O
3、426;Found、426。
【1408】
調製物105a:tert−ブチルN−{[(4R)−7−[メチル(3−メチルフェニル)アミノ]−3,4−ジヒドロ−2H−1−ベンゾピラン−4−イル]メチル}カルバミン酸塩
【1409】
【化424】
[この文献は図面を表示できません]
【1410】
表題化合物を、調製物6eのための基本手順に従って,調製物18dおよび3−メチル−N−メチルアニリンから33%の収率で調製した。[M+H] calc’d for C
23H
30N
2O
3、383;found 383。
【1411】
調製物105b:(4R)−4−(アミノメチル)−N−メチル−N−(3−メチルフェニル)−3,4−ジヒドロ−2H−1−ベンゾピラン−7−アミン
【1412】
【化425】
[この文献は図面を表示できません]
【1413】
表題化合物を、調製物43bのための手順に従って、調製物105aから93%の収率で調製した。[M+H] calc’d for C
18H
22N
2O、283;Found、283。
【1414】
調製物105c:3−({[(4R)−7−[メチル(3−メチルフェニル)アミノ]−3,4−ジヒドロ−2H−1−ベンゾピラン−4−イル]メチル}アミノ)ピリジン−4−カルボン酸塩
【1415】
【化426】
[この文献は図面を表示できません]
【1416】
表題化合物を、調製物4dのための手順に従って、調製物105bから77%の収率で調製した。[M+H] calc’d for C
25H
27N
3O
3、418;Found、418。
【1417】
実施例105:3−({[(4R)−7−[メチル(3−メチルフェニル)アミノ]−3,4−ジヒドロ−2H−1−ベンゾピラン−4−イル]メチル}アミノ)ピリジン−4−カルボン酸
【1418】
【化427】
[この文献は図面を表示できません]
【1419】
表題化合物を、実施例1のための手順に従って、調製物105cから39%の収率で調製した。
1H NMR(400MHz、DMSO−d
6):δ1.86−1.87 (1H, m), 1.96−1.98 (1H, m), 2.25 (3H, s), 3.04−3.07 (1H, m), 3.18 (3H, s), 3.43−3.50 (1H, m), 3.64−3.69 (1H, m), 4.11−4.18 (2H, m), 6.33 (1H, d, J = 2.0 Hz), 6.46 (1H, d, J = 6.0 Hz), 6.76−6.83 (3H, m), 7.13−7.18 (2H, m), 7.57 (1H, d, J = 5.2 Hz), 7.84 (1H, d, J = 5.2 Hz), 8.40 (1H, s)。[M+H] calc’d for C
24H
25N
3O
3、404;Found、404。
【1420】
調製物106a:tert−ブチルN−{[(1R)−6−(ピロリジン−1−イル)−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−イル]メチル}カルバミン酸塩
【1421】
【化428】
[この文献は図面を表示できません]
【1422】
トルエン(10mL)中の調製物6d(200mg、0.59mmol)、ピロリジン(84mg、1.18mmol)、JohnPhos(27mg、0.09mmol)およびt−BuONa(57mg、0.59mmol)の懸濁液に、N
2下でPd
2dba
3(55mg、0.06mmol)を加え、反応物を3時間還流させた。反応物を、濾過し、濃縮した。HPLCによる精製によって、黄色油として144mg(73%)の表題化合物を得た。[M+H] calc’d for C
20H
30N
2O
2、331;Found、331。
【1423】
調製物106b:[(1R)−6−(ピロリジン−1−イル)−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−イル]メタンアミン
【1424】
【化429】
[この文献は図面を表示できません]
【1425】
表題化合物を、調製物43bのための手順に従って、調製物106aから95%の収率で調製した。[M+H] calc’d for C
15H
22N
2、231;Found、231。
【1426】
調製物106c:メチル3−([(1R)−6−(ピロリジン−1−イル)−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−イル]メチル}アミノ)ピリジン−4−カルボン酸塩
【1427】
【化430】
[この文献は図面を表示できません]
【1428】
表題化合物を、調製物4dのための手順に従って、調製物106bから19%の収率で調製した。[M+H] calc’d for C
22H
27N
3O
2、366;Found、366。
【1429】
実施例106:3−([(1R)−6−(ピロリジン−1−イル)−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−イル]メチル}アミノ)ピリジン−4−カルボン酸
【1430】
【化431】
[この文献は図面を表示できません]
【1431】
表題化合物を、実施例1のための基本手順に従って調製物106cから15%の収率で調製した。
1H NMR(300MHz、DMSO−d
6):δ1.61−1.62 (1H, m), 1.74−1.78 (3H, m), 1.89−1.94 (4H, m), 2.63−2.66 (2H, m), 2.95−2.97 (1H, m), 3.14−3.20 (2H, m), 3.25−3.35 (2H, m), 3.38−3.49 (2H, m), 6.23 (1H, s), 6.34 (1H, d, J = 6.0 Hz), 7.07 (1H, d, J = 8.7 Hz), 7.55−7.56 (1H, d, J = 4.5 Hz), 7.77−7.78 (1H, d, J = 4.8 Hz), 8.23 (1H, s)。[M+H] calc’d for C
21H
25N
3O
2、352;Found、352。
【1432】
調製物107a:tert−ブチルN−{[(4R)−7−(2−クロロ−5−メトキシフェニル)−3,4−ジヒドロ−2H−1−ベンゾピラン−4−イル]メチル}カルバミン酸塩
【1433】
【化432】
[この文献は図面を表示できません]
【1434】
表題化合物を、調製物43aのための手順に従って、2−クロロ−5−メトキシフェニルボロン酸および調製物18dから68%の収率で調製した。[M+H] calc’d for C
22H
26ClNO
4、404;Found、404。
【1435】
調製物107b:[(4R)−7−(2−クロロ−5−メトキシフェニル)−3,4−ジヒドロ−2H−1−ベンゾピラン−4−イル]メタンアミン
【1436】
【化433】
[この文献は図面を表示できません]
【1437】
表題化合物を、調製物43bのための手順に従って、調製物107aから79%の収率で調製した。[M+H] calc’d for C
17H
18ClNO
2、304;Found、304。
【1438】
調製物107c:メチル3−({[(4R)−7−(2−クロロ−5−メトキシフェニル)−3,4−ジヒドロ−2H−1−ベンゾピラン−4−イル]メチル}アミノ)ピリジン−4−カルボン酸塩
【1439】
【化434】
[この文献は図面を表示できません]
【1440】
表題化合物を、調製物4dのための手順に従って、調製物107bから48%の収率で調製した。[M+H] calc’d for C
24H
23ClN
2O
4,439;Found、439。
【1441】
実施例107:3−({[(4R)−7−(2−クロロ−5−メトキシフェニル)−3,4−ジヒドロ−2H−1−ベンゾピラン−4−イル]メチル}アミノ)ピリジン−4−カルボン酸
【1442】
【化435】
[この文献は図面を表示できません]
【1443】
表題化合物を、実施例1のための手順に従って、調製物107cから84%の収率で調製した。
1H NMR(400MHz、DMSO−d
6):δ1.90−1.95 (1H, m), 2.02−2.06 (1H, m), 3.18−3.21 (1H, m), 3.53−3.59 (1H, m), 3.74−3.79 (4H, m), 4.19−4.28 (2H, m), 6.84 (1H, s), 6.90−6.97 (3H, m), 7.40−7.44 (2H, m), 7.60 (1H, d, J = 5.2 Hz), 7.87 (1H, d, J = 5.2 Hz), 8.47 (1H, s)。[M+H] calc’d for C
23H
21ClN
2O
4(425);Found、425。
【1444】
調製物108a:tert−ブチルN−{[(1R)−6−(3,4−ジヒドロ−2H−1,4−ベンゾキサジン−4−イル)−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−イル]メチル}カルバミン酸塩
【1445】
【化436】
[この文献は図面を表示できません]
【1446】
表題化合物を、調製物9aのための基本手順に従って,調製物6dおよび3,4−ジヒドロ−2H−1,4−ベンゾキサジンから58%の収率で調製した。[M+H] calc’d for C
24H
30N
2O
3、395;Found、395。
【1447】
調製物108b:[(1R)−6−(3,4−ジヒドロ−2H−1,4−ベンゾキサジン−4−イル)−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−イル]メタンアミン
【1448】
【化437】
[この文献は図面を表示できません]
【1449】
表題化合物を、調製物43bのための手順に従って、調製物108aから93%の収率で調製した。[M+H] calc’d for C
19H
22N
2O、295;Found、295。
【1450】
調製物108c:メチル3−({[(1R)−6−(3,4−ジヒドロ−2H−1,4−ベンゾキサジン−4−イル)−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−イル]メチル}アミノ)ピリジン−4−カルボン酸塩
【1451】
【化438】
[この文献は図面を表示できません]
【1452】
表題化合物を、調製物4dのための手順に従って、調製物108bから55%の収率で調製した。[M+H] calc’d for C
26H
27N
3O
3、430;Found、430。
【1453】
実施例108:3−({[(1R)−6−(3,4−ジヒドロ−2H−1,4−ベンゾキサジン−4−イル)−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−イル]メチル}アミノ)ピリジン−4−カルボン酸
【1454】
【化439】
[この文献は図面を表示できません]
【1455】
表題化合物を、実施例1のための手順に従って、調製物108cから86%の収率で調製した。
1H NMR(400MHz、DMSO−d
6):δ1.65−1.70 (1H, m), 1.79−1.85 (3H, m), 2.69−2.73 (2H, m), 3.08−3.11 (1H, m), 3.43−3.49 (1H, m), 3.58−3.65 (3H, m), 4.22 (2H, t, J = 4.0 Hz), 6.67−6.71 (2H, m), 6.76−6.81 (2H, m), 6.97−7.01 (2H, m), 7.31 (1H, d, J = 8.0 Hz), 7.57 (1H, d, J = 4.8 Hz), 7.84 (1H, d, J = 4.8 Hz), 8.37 (1H, s)。[M+H] calc’d for C
25H
25N
3O
3、416;Found、416。
【1456】
調製物109a:3,5−ジフルオロ−N−メチルアニリン
【1457】
【化440】
[この文献は図面を表示できません]
【1458】
HCOOH(15mL)中の3,5−ジフルオロアニリン(5.0g、38.7mmol)の溶液を、4時間加熱還流した。混合物を、氷水に注ぎ、0.5時間撹拌した。白色固形物を、濾過によって回収し、真空下で乾燥して、4.8g(79%)の粗製のN−(3,5−ジフルオロフェニル)ホルムアミドを得た。乾燥したTHF(50mL)中のLiAlH
4(3.0g、78.9mmol)の溶液に、乾燥したTHF(50mL)中のN−(3,5−ジフルオロフェニル)ホルムアミド(4.8g、30.6mmol)の溶液を加えた。混合物を、一晩撹拌し、その後、水(3.0mL)、水性の10%のNaOH(3.0mL)および水(9.0ml)の追加でクエンチした。反応混合物を、濾過し、EtOAcで抽出した。有機物を、乾燥し(Na
2SO
4)、濃縮し、薄い赤油として3.8g(86%)の表題化合物を得た。
【1459】
調製物109b:tert−ブチルN−{[(4R)−7−[(3,5−ジフルオロフェニル)(メチル)アミノ]−3,4−ジヒドロ−2H−1−ベンゾピラン−4−イル]メチル}カルバミン酸塩
【1460】
【化441】
[この文献は図面を表示できません]
【1461】
表題化合物を、調製物6eのための基本手順に従って調製物18dおよび調製物109aから74%の収率で調製した。[M+H] calc’d for C
22H
267F
2N
2O
3、405;found 405。
【1462】
調製物109c:(4R)−4−(アミノメチル)−N−(3,5−ジフルオロフェニル)−N−メチル−3,4−ジヒドロ−2H−1−ベンゾピラン−7−アミン
【1463】
【化442】
[この文献は図面を表示できません]
【1464】
表題化合物を、調製物43bのための手順に従って、調製物109bから94%の収率で調製した。[M+H] calc’d for C
17H
18F
2N
2O、305;Found、305。
【1465】
調製物109d:3−({[(4R)−7−[(3,5−ジフルオロフェニル)(メチル)アミノ]−3,4−ジヒドロ−2H−1−ベンゾピラン−4−イル]メチル}アミノ)ピリジン−4−カルボン酸塩
【1466】
【化443】
[この文献は図面を表示できません]
【1467】
表題化合物を、調製物4dのための手順に従って、調製物109cから38%の収率で調製した。[M+H] calc’d for C
24H
23F
2N
3O
3、440;Found、440。
【1468】
実施例109:3−({[(4R)−7−[(3,5−ジフルオロフェニル)(メチル)アミノ]−3,4−ジヒドロ−2H−1−ベンゾピラン−4−イル]メチル}アミノ)ピリジン−4−カルボン酸
【1469】
【化444】
[この文献は図面を表示できません]
【1470】
表題化合物を、実施例1のための手順に従って、調製物109cから86%の収率で調製した。
1H NMR(400MHz、DMSO−d
6):δ1.88−1.92 (1H, m), 1.98−2.05 (1H, m), 3.12−3.18 (1H, m), 3.21 (3H, s), 3.51−3.56 (1H, m), 3.71−3.75 (1H, m), 4.15−4.27 (2H, m), 6.34−6.37 (2H, m), 6.45−6.50 (1H, m), 6.63 (1H, d, J = 2.4 Hz), 6.71 (1H, dd, J = 2.0, 8.0 Hz), 7.35 (1H, d, J = 8.4 Hz), 7.57 (1H, d, J = 5.2 Hz), 7.84 (1H, d, J = 5.2 Hz), 8.42 (1H, s)。[M+H] calc’d for C
23H
21F
2N
3O
3、426;Found、426。
【1471】
調製物110a:tert−ブチルN−{[(4R)−7−[(3−クロロフェニル)(メチル)アミノ]−3,4−ジヒドロ−2H−1−ベンゾピラン−4−イル]メチル}カルバミン酸塩
【1472】
【化445】
[この文献は図面を表示できません]
【1473】
表題化合物を、調製物6eのための基本手順に従って、調製物18dおよび3−クロロ−N−メチルアニリンから37%の収率で調製した。[M+H] calc’d for C
22H
27ClN
2O
3、403;found 403。
【1474】
調製物110b:(4R)−4−(アミノメチル)−N−(3−クロロフェニル)−N−メチル−3,4−ジヒドロ−2H−1−ベンゾピラン−7−アミン
【1475】
【化446】
[この文献は図面を表示できません]
【1476】
表題化合物を、調製物43bのための手順に従って、調製物110aから79%の収率で調製した。[M+H] calc’d for C
17H
19ClN
2O(303);Found、303。
【1477】
調製物110c:3−({[(4R)−7−[(3−クロロフェニル)(メチル)アミノ]−3,4−ジヒドロ−2H−1−ベンゾピラン−4−イル]メチル}アミノ)ピリジン−4−カルボン酸塩
【1478】
【化447】
[この文献は図面を表示できません]
【1479】
表題化合物を、調製物4dのための手順に従って、調製物110bから50%の収率で調製した。[M+H] calc’d for C
24H
24ClN
3O
3(438);Found、438。
【1480】
実施例110:3−({[(4R)−7−[(3−クロロフェニル)(メチル)アミノ]−3,4−ジヒドロ−2H−1−ベンゾピラン−4−イル]メチル}アミノ)ピリジン−4−カルボン酸
【1481】
【化448】
[この文献は図面を表示できません]
【1482】
表題化合物を、実施例1のための手順に従って、調製物110cから82%の収率で調製した。
1H NMR(400MHz、DMSO−d
6):δ1.86−1.90 (1H, m), 1.98−2.02 (1H, m), 3.10−3.14 (1H, m), 3.21 (3H, s), 3.48−3.54 (1H, m), 3.68−3.73 (1H, m), 4.16−4.24 (2H, m), 6.52 (1H, s), 6.62−6.64 (1H, m), 6.79−6.85 (3H, m), 7.21 (1H, t, J = 8.0 Hz), 7.29 (1H, d, J = 8.0 Hz), 7.57 (1H, d, J = 5.2 Hz), 7.85 (1H, d, J = 5.2 Hz), 8.42 (1H, s)。[M+H] calc’d for C
23H
22ClN
3O
3、424;Found、424。
【1483】
調製物111a:tert−ブチルN−{[(4R)−7−[メチル(2−メチルフェニル)アミノ]−3,4−ジヒドロ−2H−1−ベンゾピラン−4−イル]メチル}カルバミン酸塩
【1484】
【化449】
[この文献は図面を表示できません]
【1485】
表題化合物を、調製物9aのための基本手順に従って、調製物18dおよびN,2−ジメチルアニリンから27%の収率で調製した。[M+H] calc’d for C
23H
30N
2O
3、383;found 383。
【1486】
調製物111b:(4R)−4−(アミノメチル)−N−メチル−N−(2−メチルフェニル)−3,4−ジヒドロ−2H−1−ベンゾピラン−7−アミン
【1487】
【化450】
[この文献は図面を表示できません]
【1488】
表題化合物を、調製物43bのための手順に従って、調製物111aから96%の収率で調製した。[M+H] calc’d for C
18H
22N
2O、283;Found、283。
【1489】
調製物111c:メチル3−({[(4R)−7−[メチル(2−メチルフェニル)アミノ]−3,4−ジヒドロ−2H−1−ベンゾピラン−4−イル]メチル}アミノ)ピリジン−4−カルボン酸塩
【1490】
【化451】
[この文献は図面を表示できません]
【1491】
表題化合物を、調製物4dのための手順に従って、調製物111bから11%の収率で調製した。[M+H] calc’d for C
25H
27N
3O
3、418;Found、418。
【1492】
実施例111:3−({[(4R)−7−[メチル(2−メチルフェニル)アミノ]−3,4−ジヒドロ−2H−1−ベンゾピラン−4−イル]メチル}アミノ)ピリジン−4−カルボン酸
【1493】
【化452】
[この文献は図面を表示できません]
【1494】
表題化合物を、実施例1のための手順に従って、調製物111cから58%の収率で調製した。
1H NMR(400MHz、DMSO−d
6):δ1.83−1.93 (1H, m), 1.94−1.96 (1H, m), 2.07 (3H, m), 2.97−3.01 (1H, m), 3.11 (3H, s), 3.37−3.45 (1H, m), 3.58−3.62 (1H, m), 4.05−4.15 (2H, m), 5.84 (1H, s), 5.98−6.00 (1H, m), 7.04 (1H, d, J = 8.8 Hz), 7.09−7.11 (1H, m), 7.18−7.32 (3H, m), 7.56 (1H, t, J = 5.2 Hz), 7.83 (1H, d, J = 4.8 Hz), 8.38 (1H, s)。[M+H] calc’d for C
24H
25N
3O
3、404;Found、404。
【1495】
調製物112a:4−フルオロ−3−メトキシ−N−メチルアニリン
【1496】
【化453】
[この文献は図面を表示できません]
【1497】
表題化合物を、調製物109aのための基本手順に従って、4−フルオロ−3−メトキシ−アニリンから75%の収率で調製した。調製物112b:tert−ブチルN−{[(4R)−7−[(4−フルオロ−3−メトキシフェニル)(メチル)アミノ]−3,4−ジヒドロ−2H−1−ベンゾピラン−4−イル]メチル}カルバミン酸塩
【1498】
【化454】
[この文献は図面を表示できません]
【1499】
表題化合物を、調製物9aのための基本手順に従って調製物18dおよび調製物112aから49%の収率で調製した。[M+H] calc’d for C
23H
29FN
2O
4、417;found 417。
【1500】
調製物112c:(4R)−4−(アミノメチル)−N−(4−フルオロ−3−メトキシフェニル)−N−メチル−3,4−ジヒドロ−2H−1−ベンゾピラン−7−アミン
【1501】
【化455】
[この文献は図面を表示できません]
【1502】
表題化合物を、調製物43bのための手順に従って、調製物112bから94%の収率で調製した。[M+H] calc’d for C
18H
21FN
2O
2、317;Found、317.
【1503】
調製物112d:メチル3−({[(4R)−7−[(4−フルオロ−3−メトキシフェニル)(メチル)アミノ]−3,4−ジヒドロ−2H−1−ベンゾピラン−4−イル]メチル}アミノ)ピリジン−4−カルボン酸塩
【1504】
【化456】
[この文献は図面を表示できません]
【1505】
表題化合物を、調製物4dのための手順に従って、調製物112cから66%の収率で調製した。[M+H] calc’d for C
25H
26FN
3O
4、450;Found、450。
【1506】
実施例112:3−({[(4R)−7−[(4−フルオロ−3−メトキシフェニル)(メチル)アミノ]−3,4−ジヒドロ−2H−1−ベンゾピラン−4−イル]メチル}アミノ)ピリジン−4−カルボン酸
【1507】
【化457】
[この文献は図面を表示できません]
【1508】
表題化合物を、実施例1のための手順に従って、調製物112dから78%の収率で調製した。
1H NMR(400MHz、DMSO−d
6):δ1.82−1.87 (1H, m), 1.91−2.00 (1H, m), 3.03−3.07 (1H, m), 3.18 (3H, s), 3.43−3.50 (1H, m), 3.61−3.68 (1H, m), 3.78 (3H, s), 4.08−4.18 (2H, m), 6.27 (1H, d, J = 2.4 Hz), 6.41 (1H, dd, J = 8.4, 2.4 Hz), 6.54−6.58 (1H, m), 6.82−6.85 (1H, m), 7.09−7.16 (2H, m), 7.56 (1H, d J = 5.2 Hz), 7.84 (1H, d, J = 5.2 Hz), 8.39 (1H, s)。[M+H] calc’d for C
24H
24FN
3O
4、438;Found、438。
【1509】
調製物113a:tert−ブチルN−{[(1R)−6−[メチル(オキサン−4−イル)アミノ]−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−イル]メチル}カルバミン酸塩
【1510】
【化458】
[この文献は図面を表示できません]
【1511】
トルエン(10mL)中の調製物6d(400mg、1.18mmol)の溶液に、N−メチルオキサン−4−アミン(270mg、2.36mmol)、CS
2CO
3(770mg、2.36mmol)、BINAP(38mg、0.06mmol)およびPd(OAc)
2(14mg、0.06mmol)を加えた。混合物を、N
2下での100℃で一晩撹拌した。混合物を、濾過し、濃縮し、残留物を、HPLCによって精製し、黄色のゴム状物として70mg(15%)の表題化合物を得た。[M+H] calc’d for C
22H
34N
2O
3、375;Found、375。
【1512】
調製物113b:N−[(5R)−5−(アミノメチル)−5,6,7,8−テトラヒドロナフタレン−2−イル]−N−メチルオキサン−4−アミン
【1513】
【化459】
[この文献は図面を表示できません]
【1514】
表題化合物を、調製物43bのための手順に従って、調製物113aから99%の収率で調製した。[M+H] calc’d for C
17H
26N
2O、275;Found、275。
【1515】
調製物113c:メチル3−([(1R)−6−[メチル(オキサン−4−イル)アミノ]−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−イル]メチル}アミノ)ピリジン−4−カルボン酸塩
【1516】
【化460】
[この文献は図面を表示できません]
【1517】
表題化合物を、調製物4dのための手順に従って、調製物113bから26%の収率で調製した。[M+H] calc’d for C
24H
31N
3O
3、410;Found、410。
【1518】
実施例113:3−([(1R)−6−[メチル(オキサン−4−イル)アミノ]−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−イル]メチル}アミノ)ピリジン−4−カルボン酸
【1519】
【化461】
[この文献は図面を表示できません]
【1520】
表題化合物を、実施例1のための手順に従って、調製物113cから10%の収率で調製した。
1H NMR(300MHz、DMSO−d
6):δ1.61−1.68 (3H, m), 1.83−2.06 (6H, m), 2.87−2.94 (2H, m), 3.25 (3H, s), 3.34−3.44 (2H, m), 3.62−3.65 (2H, m), 3.81−3.90 (1H, m), 4.01−4.06 (2H, m), 7.28−7.30 (2H, m), 7.51 (1H, d, J = 7.8 Hz), 7.89−7.91 (1H, m), 8.08 (1H, d, J = 5.4 Hz), 8.26 (1H, d, J = 1.8 Hz)。[M+H] calc’d for C
23H
29N
3O
3、396;Found、396。
【1521】
調製物114a:tert−ブチルN−{[(1R)−6−[(4−フルオロ−3−メトキシフェニル)(メチル)アミノ]−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−イル]メチル}カルバミン酸塩
【1522】
【化462】
[この文献は図面を表示できません]
【1523】
表題化合物を、調製物6eのための基本手順に従って調製物6dおよび調製物112aから41%の収率で調製した。[M+H] calc’d for C
24H
31FN
2O
3、415;found 415。
【1524】
調製物114b:(5R)−5−(アミノメチル)−N−(4−フルオロ−3−メトキシフェニル)−N−メチル−5,6,7,8−テトラヒドロナフタレン−2−アミン
【1525】
【化463】
[この文献は図面を表示できません]
【1526】
表題化合物を、調製物43bのための手順に従って、調製物114aから85%の収率で調製した。[M+H] calc’d for C
19H
23FN
2O、315;Found、315。
【1527】
調製物114c:メチル3−({[(1R)−6−[(4−フルオロ−3−メトキシフェニル)(メチル)アミノ]−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−イル]メチル}アミノ)ピリジン−4−カルボン酸塩
【1528】
【化464】
[この文献は図面を表示できません]
【1529】
表題化合物を、調製物4dのための手順に従って、調製物114bから62%の収率で調製した。[M+H] calc’d for C
26H
28FN
3O
3、450;Found、450。
【1530】
実施例114:3−({[(1R)−6−[(4−フルオロ−3−メトキシフェニル)(メチル)アミノ]−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−イル]メチル}アミノ)ピリジン−4−カルボン酸
【1531】
【化465】
[この文献は図面を表示できません]
【1532】
表題化合物を、実施例1のための手順に従って、調製物114cから98%の収率で調製した。
1H NMR(400MHz、DMSO−d
6):δ1.64−1.84 (4H, m), 2.64−2.68 (2H, m), 3.03−3.06 (1H, m), 3.21 (3H, s), 3.38−3.45 (1H, m), 3.54−3.58 (1H, m), 3.76 (3H, s), 6.46−6.50 (1H, m), 6.70−6.78 (3H, m), 7.06−7.11 (1H, m), 7.20 (1H, d, J = 8.4 Hz), 7.56 (1H, t, J = 5.2 Hz), 7.82 (1H, d, J = 5.2 Hz), 8.34 (1H, s)。[M+H] calc’d for C
25H
26FN
3O
3、436;Found、436。
【1533】
調製物115a:tert−ブチルN−{[(1R)−6−[(3−シアノフェニル)(メチル)アミノ]−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−イル]メチル}カルバミン酸塩
【1534】
【化466】
[この文献は図面を表示できません]
【1535】
表題化合物を、調製物9aのための基本手順に従って、調製物6eおよび3−シアノ−N−メチルアニリンから36%の収率で調製した。[M+H] calc’d for C
24H
29N
3O
2、392;found 392。
【1536】
調製物115b:3−{[(5R)−5−(アミノメチル)−5,6,7,8−テトラヒドロナフタレン−2−イル](メチル)アミノ}ベンゾニトリル
【1537】
【化467】
[この文献は図面を表示できません]
【1538】
表題化合物を、調製物43bのための手順に従って、調製物115aから97%の収率で調製した。[M+H] calc’d for C
19H
21N
3、292;Found、292。
【1539】
調製物115c:メチル3−({[(1R)−6−[(3−シアノフェニル)(メチル)アミノ]−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−イル]メチル}アミノ)ピリジン−4−カルボン酸塩
【1540】
【化468】
[この文献は図面を表示できません]
【1541】
表題化合物を、調製物4dのための手順に従って、調製物115bから69%の収率で調製した。[M+H] calc’d for C
26H
26N
4O
2、427;Found、427。
【1542】
実施例115:3−({[(1R)−6−[(3−シアノフェニル)(メチル)アミノ]−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−イル]メチル}アミノ)ピリジン−4−カルボン酸
【1543】
【化469】
[この文献は図面を表示できません]
【1544】
表題化合物を、実施例1のための手順に従って、調製物115cから76%の収率で調製した。
1H NMR(400MHz、DMSO−d
6):δ1.66−1.87 (4H, m), 2.72−2.74 (2H, m), 3.11−3.17 (1H, m), 3.25 (3H, s), 3.51−3.53 (1H, m), 3.62−3.65 (1H, m), 6.95−6.96 (2H, m), 7.02−7.04 (1H, m), 7.12−7.16 (2H, m), 7.32−7.37 (2H, m), 7.77 (1H, d, J = 5.2 Hz), 7.91 (1H, t, J = 5.6 Hz), 8.42 (1H, s)。[M+H] calc’d for C
25H
24N
4O
2、413;Found、413。
【1545】
調製物116a:tert−ブチルN−{[(4R)−7−(2−メトキシフェニル)−3,4−ジヒドロ−2H−1−ベンゾピラン−4−イル]メチル}カルバミン酸塩
【1546】
【化470】
[この文献は図面を表示できません]
【1547】
表題化合物を、調製物43aのための手順に従って、2−メトキシフェニルボロン酸および調製物18dから83%の収率で調製した。[M+H] calc’d for C
22H
27NO
4、370;Found、370。
【1548】
調製物116b:[(4R)−7−(2−メトキシフェニル)−3,4−ジヒドロ−2H−1−ベンゾピラン−4−イル]メタンアミン
【1549】
【化471】
[この文献は図面を表示できません]
【1550】
表題化合物を、調製物43bのための手順に従って、調製物116aから定量的収率で調製した。[M+H] calc’d for C
17H
19NO
2、270;Found、270。
【1551】
調製物116c:メチル3−({[(4R)−7−(2−メトキシフェニル)−3,4−ジヒドロ−2H−1−ベンゾピラン−4−イル]メチル}アミノ)ピリジン−4−カルボン酸塩
【1552】
【化472】
[この文献は図面を表示できません]
【1553】
表題化合物を、調製物4dのための手順に従って、調製物116bから57%の収率で調製した。[M+H] calc’d for C
24H
24N
2O
4、405;Found、405。
【1554】
実施例116:3−({[(4R)−7−(2−メトキシフェニル)−3,4−ジヒドロ−2H−1−ベンゾピラン−4−イル]メチル}アミノ)ピリジン−4−カルボン酸
【1555】
【化473】
[この文献は図面を表示できません]
【1556】
表題化合物を、実施例1のための手順に従って、調製物116cから75%の収率で調製した。
1H NMR(400MHz、DMSO−d
6):δ1.90−1.93 (1H, m), 2.00−2.05 (1H, m), 3.15−3.18 (1H, m), 3.51−3.57 (1H, m), 3.72−3.76 (4H, m), 4.17−4.26 (2H, m), 6.87 (1H, s), 6.94−7.02 (2H, m), 7.09 (1H, d, J = 8.0 Hz), 7.24−7.26 (1H, m), 7.30−7.35 (2H, m), 7.58 (1H, d, J = 4.8 Hz), 7.86 (1H, d, J = 5.2 Hz), 8.45 (1H, s)。[M+H] calc’d for C
23H
22N
2O
4、391;Found、391。
【1557】
調製物117a:tert−ブチルN−{[(4R)−7−[(3−シアノフェニル)(メチル)アミノ]−3,4−ジヒドロ−2H−1−ベンゾピラン−4−イル]メチル}カルバミン酸塩
【1558】
【化474】
[この文献は図面を表示できません]
【1559】
表題化合物を、調製物9aのための基本手順に従って、調製物18dおよび3−シアノ−N−メチルアニリンから55%の収率で調製した。[M+H] calc’d for C
23H
27N
3O
3、394;Found、394。
【1560】
調製物117b:3−{[(4R)−4−(アミノメチル)−3,4−ジヒドロ−2H−1−ベンゾピラン−7−イル](メチル)アミノ}ベンゾニトリル
【1561】
【化475】
[この文献は図面を表示できません]
【1562】
表題化合物を、調製物43bのための手順に従って、調製物117aから定量的収率で調製した。[M+H] calc’d for C
18H
19N
3O、294;Found、294。
【1563】
調製物117c:メチル3−({[(4R)−7−[(3−シアノフェニル)(メチル)アミノ]−3,4−ジヒドロ−2H−1−ベンゾピラン−4−イル]メチル}アミノ)ピリジン−4−カルボン酸塩
【1564】
【化476】
[この文献は図面を表示できません]
【1565】
表題化合物を、調製物4dのための手順に従って、調製物117bから56%の収率で調製した。[M+H] calc’d for C
25H
24N
4O
3、429;Found、429。
【1566】
実施例117:3−({[(4R)−7−[(3−シアノフェニル)(メチル)アミノ]−3,4−ジヒドロ−2H−1−ベンゾピラン−4−イル]メチル}アミノ)ピリジン−4−カルボン酸
【1567】
【化477】
[この文献は図面を表示できません]
【1568】
表題化合物を、実施例1のための手順に従って、調製物117cから85%の収率で調製した。
1H NMR(400MHz、DMSO−d
6):δ1.88−1.98 (1H, m), 1.99−2.03 (1H, m), 3.11−3.15 (1H, m), 3.26 (3H, s), 3.49−3.54 (1H, m), 3.69−3.74 (1H, m), 4.15−4.25 (2H, m), 6.57 (1H, d, J = 2.4 Hz), 6.65−6.68 (1H, m), 7.09−7.12 (1H, m), 7.18−7.20 (2H, m), 7.32−7.38 (2H, m), 7.57 (1H, d, J = 5.2 Hz), 7.85 (1H, d, J = 5.2 Hz), 8.41 (1H, s)。[M+H] calc’d for C
24H
22N
4O
3、415;Found、415。
【1569】
調製物118a:tert−ブチルN−{[(4R)−7−(4−フルオロ−2−メトキシフェニル)−3,4−ジヒドロ−2H−1−ベンゾピラン−4−イル]メチル}カルバミン酸塩
【1570】
【化478】
[この文献は図面を表示できません]
【1571】
表題化合物を、調製物43aのための手順に従って、4−フルオロ−2−メトキシフェニルボロン酸および調製物18dから60%の収率で調製した。[M+H] calc’d for C
22H
26FNO
4、388;Found、388。[M+H] calc’d for C
22H
26FNO
4、388;Found、388。
【1572】
調製物118b:[(4R)−7−(4−フルオロ−2−メトキシフェニル)−3,4−ジヒドロ−2H−1−ベンゾピラン−4−イル]メタンアミン
【1573】
【化479】
[この文献は図面を表示できません]
【1574】
表題化合物を、調製物43bのための手順に従って、調製物118aから95%の収率で調製した。[M+H] calc’d for C
17H
18FN
2O
4、288;Found、288。
【1575】
調製物118c:メチル3−({[(4R)−7−(4−フルオロ−2−メトキシフェニル)−3,4−ジヒドロ−2H−1−ベンゾピラン−4−イル]メチル}アミノ)ピリジン−4−カルボン酸塩
【1576】
【化480】
[この文献は図面を表示できません]
【1577】
表題化合物を、調製物4dのための手順に従って、調製物118bから63%の収率で調製した。[M+H] calc’d for C
24H
23FN
2O
4、423;Found、423。
【1578】
実施例118:3−({[(4R)−7−(4−フルオロ−2−メトキシフェニル)−3,4−ジヒドロ−2H−1−ベンゾピラン−4−イル]メチル}アミノ)ピリジン−4−カルボン酸
【1579】
【化481】
[この文献は図面を表示できません]
【1580】
表題化合物を、実施例1のための手順に従って、調製物118cから67%の収率で調製した。
1H NMR(400MHz、DMSO−d
6):δ1.91−2.03 (2H, m), 3.15−3.18 (1H, m), 3.51−3.60 (1H, m), 3.72−3.77 (4H, m), 4.16−4.24 (2H, m), 6.80−6.85 (2H, m), 6.92 (1H, dd, J = 1.6, 7.8 Hz), 6.99 (1H, dd, J = 2.4, 11.2 Hz), 7.25−7.29 (1H, m), 3.34 (1H, d, J = 8.0 Hz), 7.55 (1H, d, J = 5.2 Hz), 7.87 (1H, d , J = 5.2 Hz), 8.45 (1H, s)。[M+H] calc’d for C
23H
21FN
2O
4、409;Found、409。
【1581】
調製物119a:tert−ブチルN−{[(4R)−7−[(4−シアノフェニル)(メチル)アミノ]−3,4−ジヒドロ−2H−1−ベンゾピラン−4−イル]メチル}カルバミン酸塩
【1582】
【化482】
[この文献は図面を表示できません]
【1583】
表題化合物を、調製物9aのための基本手順に従って、調製物18dおよび4−シアノ−N−メチルアニリンから57%の収率で調製した。[M+H] calc’d for C
23H
27N
3O
3、394;Found、394。
【1584】
調製物119b:4−{[(4R)−4−(アミノメチル)−3,4−ジヒドロ−2H−1−ベンゾピラン−7−イル](メチル)アミノ}ベンゾニトリル
【1585】
【化483】
[この文献は図面を表示できません]
【1586】
表題化合物を、調製物43bのための手順に従って、調製物119aから定量的収率で調製した。[M+H] calc’d for C
18H
19N
3O、294;Found、294。
【1587】
調製物119c:メチル3−({[(4R)−7−[(4−シアノフェニル)(メチル)アミノ]−3,4−ジヒドロ−2H−1−ベンゾピラン−4−イル]メチル}アミノ)ピリジン−4−カルボン酸塩
【1588】
【化484】
[この文献は図面を表示できません]
【1589】
表題化合物を、調製物4dのための手順に従って、調製物119bから50%の収率で調製した。[M+H] calc’d for C
25H
24N
4O
3、429;Found、429。
【1590】
実施例119:3−({[(4R)−7−[(4−シアノフェニル)(メチル)アミノ]−3,4−ジヒドロ−2H−1−ベンゾピラン−4−イル]メチル}アミノ)ピリジン−4−カルボン酸
【1591】
【化485】
[この文献は図面を表示できません]
【1592】
表題化合物を、実施例1のための手順に従って、調製物119cから88%の収率で調製した。
1H NMR(400MHz、DMSO−d
6):δ1.92−1.94 (1H, m), 2.01−2.04 (1H, m), 3.15−3.18 (1H, m), 3.27 (3H, s), 3.52−3.57 (1H, m), 3.72−3.76 (1H, m), 4.19−4.25 (2H, m), 6.67 (1H, d, J = 2.0 Hz), 6.73−6.79 (3H, m), 7.39 (1H, d, J = 8.0 Hz), 7.54−7.59 (3H, m), 7.86 (1H, d, J = 5.2 Hz), 8.43 (1H, s)。[M+H] calc’d for C
24H
22N
4O
3、415;Found、415。
【1593】
調製物120a:tert−ブチルN−{[(1R)−6−[(シクロプロピルメチル)(メチル)アミノ]−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−イル]メチル}カルバミン酸塩
【1594】
【化486】
[この文献は図面を表示できません]
【1595】
トルエン(10mL)中の調製物6d(0.5g、1.47mmol)の溶液に、N−(シクロプロピルメチル)−N−メチルアミン塩酸塩(0.36g、2.94mmol)、Pd
2(dba)
3(28mg、0.029mmol)、キサントホス(51mg、0.088mmol)およびCS
2CO
3(2.4g、7.35mmol)を加えた。混合物を、4時間130℃で密封管中で加熱した。混合物を、濾過し、濃縮し、残留物を、シリカゲルクロマトグラフィー(PE:EtOAc=9:1から4:1)によって精製し、赤油として48mg(9%)の表題化合物を得た。[M+H] calc’d for C
21H
32N
2O
2、345;Found、345。
【1596】
調製物120b:(5R)−5−(アミノメチル)−N−(シクロプロピルメチル)−N−メチル−5,6,7,8−テトラヒドロナフタレン−2−アミン
【1597】
【化487】
[この文献は図面を表示できません]
【1598】
表題化合物を、調製物43bのための手順に従って、調製物120aから90%の収率で調製した。[M+H] calc’d for C
16H
24N
2、245;Found、245。
【1599】
調製物120c:メチル3−({[(1R)−6−[(シクロプロピルメチル)(メチル)アミノ]−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−イル]メチル}アミノ)ピリジン−4−カルボン酸塩
【1600】
【化488】
[この文献は図面を表示できません]
【1601】
表題化合物を、調製物4dのための手順に従って、調製物120bから38%の収率で調製した。[M+H] calc’d for C
23H
29N
3O
2、380;Found、380。
【1602】
実施例120:3−({[(1R)−6−[(シクロプロピルメチル)(メチル)アミノ]−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−イル]メチル}アミノ)ピリジン−4−カルボン酸
【1603】
【化489】
[この文献は図面を表示できません]
【1604】
表題化合物を、実施例1のための手順に従って、調製物120cから50%の収率で調製した。
1H NMR(400MHz、DMSO−d
6):δ0.33−0.37 (2H, m), 0.60−0.65 (2H, m), 0.81−0.88 (1H, m), 1.80−1.87 (1H, m), 1.91−2.05 (3H, m), 2.83−2.98 (2H, m), 3.26 (3H, s),3.30−3.32 (1H, m), 3.46 (2H, d, J = 7.2 Hz), 3.59−3.68 (2H, m), 7.36−7.40 (2H, m), 7.53 (1H, d, J = 8.4 Hz), 7.94 (1H, s) 8.19 (1H, d, J = 5.2 Hz), 8.36 (1H, s)。[M+H] calc’d for C
22H
27N
3O
2、366;Found、366。
【1605】
調製物121a:tert−ブチルN−{[(1R)−6−[(6−メトキシピリジン−2−イル)(メチル)アミノ]−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−イル]メチル}カルバミン酸塩
【1606】
【化490】
[この文献は図面を表示できません]
【1607】
表題化合物を、調製物9aのための基本手順に従って、調製物6dおよび6−メトキシ−N−メチルピリジン−2−アミンから58%の収率で調製した。[M+H] calc’d for C
23H
31N
3O
3、398;Found、398。
【1608】
調製物121b:N−[(5R)−5−(アミノメチル)−5,6,7,8−テトラヒドロナフタレン−2−イル]−6−メトキシ−N−メチルピリジン−2−アミン
【1609】
【化491】
[この文献は図面を表示できません]
【1610】
表題化合物を、調製物43bのための手順に従って、調製物121aから定量的収率で調製した。[M+H] calc’d for C
18H
23N
3O、298;Found、298。
【1611】
調製物121c:メチル3−({[(1R)−6−[(6−メトキシピリジン−2−イル)(メチル)アミノ]−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−イル]メチル}アミノ)ピリジン−4−カルボン酸塩
【1612】
【化492】
[この文献は図面を表示できません]
【1613】
表題化合物を、調製物4dのための手順に従って、調製物121bから28%の収率で調製した。[M+H] calc’d for C
25H
28N
4O
3、433;Found、433。
【1614】
実施例121:3−({[(1R)−6−[(6−メトキシピリジン−2−イル)(メチル)アミノ]−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−イル]メチル}アミノ)ピリジン−4−カルボン酸
【1615】
【化493】
[この文献は図面を表示できません]
【1616】
表題化合物を、実施例1のための手順に従って、調製物121cから50%の収率で調製した。
1H NMR(400MHz、DMSO−d
6):δ1.67−1.87 (4H, m), 2.70−2.74 (2H, m), 3.07−3.09 (1H, m), 3.34−3.36 (4H, m), 3.55−3.61 (1H, m), 3.80 (3H, s), 5.99−6.06 (2H, m), 7.03−7.07 (2H, m), 7.30−7.38 (2H, m), 7.57 (1H, d, J = 4.8 Hz), 7.82 (1H, d, J = 4.8 Hz), 8.54 (1H, s)。[M+H] calc’d for C
24H
26N
4O
3、419;Found、419。
【1617】
調製物122a:メチル3−({[(1R)−6−ブロモ−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−イル]メチル}アミノ)ピリジン−4−カルボン酸塩
【1618】
【化494】
[この文献は図面を表示できません]
【1619】
トルエン(50mL)中の調製物6c(3.2g、13.39mmol)の溶液に、メチル3−ブロモ−イソニコチナート(3.47g、16.07mmol)、CS
2CO
3(8.73g、26.78mmol)、キサントホス(462mg、0.8mmol)およびPd
2(dba)
3(250mg、0.27mmol)を加えた。混合物を、窒素下での120℃で一晩撹拌した。混合物を、濾過し、濃縮し、残留物を、分取HPLCによって精製し、黄色のゴム状物として2.53g(50%)の表題化合物を得た。[M+H] calc’d for alc’d for C
18H
19BrN
2O
2、375、377;Found、375、377。
【1620】
実施例122:3−([(1R)−6−[メチル(5−メチルピリジン−2−イル)アミノ]−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−イル]メチル}アミノ)ピリジン−4−カルボン酸
【1621】
【化495】
[この文献は図面を表示できません]
【1622】
トルエン(10mL)中の調製物122a(550mg、1.47mmol)の溶液に、N,5−ジメチルピリジン−2−アミン(178mg、1.47mmol)、t−BuONa(282mg、2.94mmol)、JohnPhos(66mg、0.22mmol)およびPd
2(dba)
3(138mg、0.15mmol)を加えた。混合物を、窒素下での110℃で一晩撹拌した。混合物を、濾過し、濃縮し、残留物を、分取HPLCによって精製し、黄色固形物 として101mg(16%)を得た。(エステルの加水分解が、この反応の間に生じた。)
1H NMR(300MHz、DMSO−d
6):δ1.64−1.70 (1H, m), 1.77−1.86 (3H, m), 2.10 (3H, s), 2.70−2.72 (2H, m), 3.07−3.11 (1H, m), 3.31 (3H, s), 3.40−3.48 (1H, m), 3.57−3.63 (1H, m), 6.45 (1H, d, J = 8.4 Hz), 6.97 (1H, s), 7.00 (1H, d, J = 1.5 Hz), 7.23 (1H, d, J = 2.4 Hz), 7.32 (1H, d, J = 8.1 Hz), 7.55 (1H, d, J = 5.1 Hz), 7.81 (1H, d, J = 4.8 Hz), 7.96 (1H, s), 8.33 (1H, s)。[M+H] calc’d for C
24H
26N
4O
2、403;Found、403。
【1623】
調製物123a:tert−ブチルN−{[(1R)−6−[メチル(6−メチルピリジン−2−イル)アミノ]−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−イル]メチル}カルバミン酸塩
【1624】
【化496】
[この文献は図面を表示できません]
【1625】
表題化合物を、調製物9aのための基本手順に従って、調製物6dおよびN,6−ジメチルピリジン−2−アミンから30%の収率で調製した。[M+H] calc’d for C
23H
31N
3O
2、382;Found、382。
【1626】
調製物123b:N−[(5R)−5−(アミノメチル)−5,6,7,8−テトラヒドロナフタレン−2−イル]−N,6−ジメチルピリジン−2−アミン
【1627】
【化497】
[この文献は図面を表示できません]
【1628】
表題化合物を、調製物43bのための手順に従って、調製物123aから定量的収率で調製した。[M+H] calc’d for C
18H
23N
3、282;Found、282。
【1629】
調製物123c:メチル3−({[(1R)−6−[メチル(6−メチルピリジン−2−イル)アミノ]−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−イル]メチル}アミノ)ピリジン−4−カルボン酸塩
【1630】
【化498】
[この文献は図面を表示できません]
【1631】
表題化合物を、調製物4dのための手順に従って、調製物123bから56%の収率で調製した。[M+H] calc’d for C
25H
28N
4O
2、417;Found、417。
【1632】
実施例123:3−({[(1R)−6−[メチル(6−メチルピリジン−2−イル)アミノ]−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−イル]メチル}アミノ)ピリジン−4−カルボン酸
【1633】
【化499】
[この文献は図面を表示できません]
【1634】
表題化合物を、実施例1のための手順に従って、調製物123cから35%の収率で調製した。
1H NMR(400MHz、DMSO−d
6):δ1.67−1.70 (1H, m), 1.82−1.84 (3H, m), 2.34 (3H, s), 2.70−2.74 (2H, m), 3.07−3.09 (1H, m), 3.34−3.36 (4H, m), 3.53−3.58 (1H, m), 6.27 (1H, d, J = 8.4 Hz), 6.49 (1H, d, J = 7.2 Hz), 6.99−7.02 (2H, m), 7.27 (1H, dd, J = 7.2, 8.0 Hz), 7.36 (1H, d, J = 8.0 Hz), 7.57 (1H, d, J = 4.4 Hz), 7.60 (1H, d, J = 4.8 Hz), 8.20 (1H, s)。[M+H] calc’d for C
24H
26N
4O
2、403;Found、403。
【1635】
調製物124a:tert−ブチルN−{[(4R)−7−(2−シアノフェニル)−3,4−ジヒドロ−2H−1−ベンゾピラン−4−イル]メチル}カルバミン酸塩
【1636】
【化500】
[この文献は図面を表示できません]
【1637】
表題化合物を、調製物43aのために概説された基本手順に従って、調製物18dおよび2−シアノフェニルボロン酸から29%の収率で調製した。[M+H] calc’d for C
22H
24N
2O
3、365;Found、365。
【1638】
調製物124b:2−[(4R)−4−(アミノメチル)−3,4−ジヒドロ−2H−1−ベンゾピラン−7−イル]ベンゾニトリル
【1639】
【化501】
[この文献は図面を表示できません]
【1640】
表題化合物を、調製物43bのための手順に従って、調製物124aから定量的収率で調製した。[M+H] calc’d for C
17H
16N
2O、265;Found、265。
【1641】
調製物124c:メチル3−([(4R)−7−(2−シアノフェニル)−3,4−ジヒドロ−2H−1−ベンゾピラン−4−イル]メチル}アミノ)ピリジン−4−カルボン酸塩
【1642】
【化502】
[この文献は図面を表示できません]
【1643】
表題化合物を、調製物4dのための手順に従って、調製物124bから24%の収率で調製した。[M+H] calc’d for C
24H
21N
3O
3、400;Found、400。
【1644】
実施例124:3−([(4R)−7−(2−シアノフェニル)−3,4−ジヒドロ−2H−1−ベンゾピラン−4−イル]メチル}アミノ)ピリジン−4−カルボン酸
【1645】
【化503】
[この文献は図面を表示できません]
【1646】
表題化合物を、実施例1のための手順に従って、調製物124cから54%の収率で調製した。
1H NMR(400MHz、DMSO−d
6):δ1.92−2.06 (2H, m), 3.21−3.26 (1H, m), 3.54−3.60 (1H, m), 3.76−3.81 (1H, m), 4.21−4.28 (2H, m), 6.99 (1H, d, J = 1.6 Hz), 7.06−7.09 (1H, m), 7.50 (1H, d, J = 8.4 Hz), 7.55−7.61 (3H, m), 7.75−7.79 (1H, m), 7.87 (1H, d, J = 4.8 Hz), 7.93 (1H, d, J = 6.4 Hz), 8.47 (1H, s)。[M+H] calc’d for C
23H
19N
3O
3、386;Found、386。
【1647】
調製物125a:tert−ブチルN−{[(1R)−6−[メチル(1−メチル−1H−ピラゾル−3−イル)アミノ]−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−イル]メチル}カルバミン酸塩
【1648】
【化504】
[この文献は図面を表示できません]
【1649】
表題化合物を、調製物9aのための基本手順に従って、調製物6dおよびN,1−ジメチル−1H−ピラゾル−3−アミンから62%の収率で調製した。[M+H] calc’d for C
21H
30N
4O
2、371;Found、371。
【1650】
調製物125b:N−[(5R)−5−(アミノメチル)−5,6,7,8−テトラヒドロナフタレン−2−イル]−N,1−ジメチル−1H−ピラゾル−3−アミン
【1651】
【化505】
[この文献は図面を表示できません]
【1652】
表題化合物を、調製物43bのための手順に従って、調製物125aから定量的収率で調製した。[M+H] calc’d for C
16H
22N
4、271;Found、271。
【1653】
調製物125c:メチル3−({[(1R)−6−[メチル(1−メチル−1H−ピラゾル−3−イル)アミノ]−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−イル]メチル}アミノ)ピリジン−4−カルボン酸塩
【1654】
【化506】
[この文献は図面を表示できません]
【1655】
表題化合物を、調製物4dのための手順に従って、調製物125bから24%の収率で調製した。[M+H] calc’d for C
23H
27N
5O
2、406;Found、406。
【1656】
実施例125:3−({[(1R)−6−[メチル(1−メチル−1H−ピラゾル−3−イル)アミノ]−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−イル]メチル}アミノ)ピリジン−4−カルボン酸
【1657】
【化507】
[この文献は図面を表示できません]
【1658】
表題化合物を、実施例1のための手順に従って、調製物125cから90%の収率で調製した。
1H NMR(400MHz、DMSO−d
6):δ1.62−1.82 (4H, m), 2.64−2.71 (2H, m), 3.00−3.05 (1H, m), 3.22 (3H, s), 3.37−3.44 (1H, m), 3.52−3.58 (1H, m), 3.72 (3H, s), 5.81 (1H, s), 6.81 (1H, s), 6.90 (1H, d, J = 8.3 Hz), 7.17 (1H, d, J = 8.3 Hz), 7.51 (1H, s), 7.57 (1H, br s), 7.83 (1H, br s), 8.35 (1H, br s)。[M+H] calc’d for C
22H
25N
5O
2、392;Found、392。
【1659】
調製物126a:N−メチル−4−[2−(トリメチルシリル)エチニル]アニリン
【1660】
【化508】
[この文献は図面を表示できません]
【1661】
TEA(20mL)中の4−ブロモ−N−メチルアニリン(500mg、2.7mmol)、トリメチルシリルアセチレン(527mg、5.4mmol)、CuI(92mg、0.5mmol)およびPPh
3(233mg、0.9mmol)の懸濁液に、N
2下での室温でPdCl
2(PPh
3)2(94mg、0.1mmol)を加えた。反応物を一晩還流で撹拌した。反応物を、濾過し、濃縮し、シリカゲルクロマトグラフィー(PE:EtOAc=20:1)によって精製し、黄色油として200mg(37%)の表題化合物を得た。[M+H] calc’d for C
12H
17NSi(204);Found、204。
【1662】
調製物126b:メチル3−({[(4R)−7−ブロモ−3,4−ジヒドロ−2H−1−ベンゾピラン−4−イル]メチル}アミノ)ピリジン−4−カルボン酸塩
【1663】
【化509】
[この文献は図面を表示できません]
表題化合物を、調製物122aのために概説された基本手順に従って、調製物18cおよびメチル3−ブロモ−イソニコチナートから調製した。[M+H] calc’d for C
17H
17BrN
2O
3、377、379;Found、377、379。
【1664】
調製物126c:メチル3−({[(4R)−7−[メチル({4−[2−(トリメチルシリル)エチニル]フェニル})アミノ]−3,4−ジヒドロ−2H−1−ベンゾピラン−4−イル]メチル}アミノ)ピリジン−4−カルボン酸塩
【1665】
【化510】
[この文献は図面を表示できません]
【1666】
トルエン(10mL)中の調製物126b(100mg、0.27mmol)、N−メチル−4−[2−(トリメチルシリル)−エチニル]アニリン、キサントホス(23mg、0.04mmol)およびCS
2CO
3(123mg、0.38mmol)の懸濁液に、N
2下での室温でPd
2dba
3(12mg、0.01mmol)を加えた。反応物を一晩110℃で撹拌した。反応物を、濾過し、濃縮し、シリカゲルクロマトグラフィー(PE:EtOAc=5:1)によって精製し、黄色油として30mg(23%)の表題化合物を得た。[M+H] calc’d for C
29H
33N
3O
3Si(500);Found、500。
【1667】
調製物126d:メチル3−({[(4R)−7−[(4−エチニルフェニル)(メチル)アミノ]−3,4−ジヒドロ−2H−1−ベンゾピラン−4−イル]メチル}アミノ)ピリジン−4−カルボン酸塩
【1668】
【化511】
[この文献は図面を表示できません]
【1669】
THF(5mL)中の調製物126c(50mg、0.10mmol)の溶液に、TBAF(0.20mL、THF中に1.0M、0.20mmol)を加え、反応物を1時間室温で撹拌した。溶液を、濃縮し、真空下で乾燥した。この物質を、精製なしで直接次の工程に使用した。[M+H] calc’d for C
26H
25N
3O
3、428;Found、428。
【1670】
実施例126:3−([(4R)−7−[(4−エチニルフェニル)(メチル)アミノ]−3,4−ジヒドロ−2H−1−ベンゾピラン−4−イル]メチル}アミノ)ピリジン−4−カルボン酸
【1671】
【化512】
[この文献は図面を表示できません]
【1672】
表題化合物を、実施例1のための手順に従って、調製物126dから49%の収率で調製した。
1H NMR(300MHz、DMSO−d
6):δ1.83−1.88 (1H, m), 1.94−2.03 (1H, m), 3.09−3.12 (1H, m), 3.19 (3H, s), 3.49−3.51 (1H, m), 3.67−3.72 (1H, m), 3.94 (1H, s), 4.17−4.21 (2H, m), 6.55 (1H, d, J = 1.8 Hz), 6.63 (1H, dd, J = 1.8, 8.1 Hz), 6.80 (2H, d, J = 8.7 Hz), 7.28−7.31(3H, m), 7.57 (1H, d, J = 4.8 Hz), 7.84 (1H, d, J = 5.1 Hz), 8.40 (1H, s)。[M+H] calc’d for C
25H
23N
3O
3、414;Found、414。
【1673】
調製物127a:N−メチル−1,3−ジヒドロ−2−ベンゾフラン−5−アミン
【1674】
【化513】
[この文献は図面を表示できません]
【1675】
1,3−ジヒドロ−2−ベンゾフラン−5−アミン(300mg、2.2mmol)を、HCOOH(10mL)に加え、反応物を一晩還流で撹拌した。反応物を、濃縮し、飽和したNa
2CO
3でpH=8に塩基化し、EtOAcで抽出した。有機物を、ブラインで洗浄し、乾燥し(Na
2SO
4)、濃縮し、黄色油として250mg(69%)のN−(1,3−ジヒドロ−2−ベンゾフラン−5−イル)ホルムアミドを得た。
【1676】
THF(20mL)中のN−(1,3−ジヒドロ−2−ベンゾフラン−5−イル)ホルムアミドの溶液に、0℃でLAH(1.9mL、THF中に2.4M、4.6mmol)を加えた。反応物を2時間室温で撹拌した。溶液を、水(0.5mL)およびEtOAc(30mL)で希釈し、乾燥し(Na
2SO
4)、濃縮し、黄色油として220mg(96%)の表題化合物を得た。[M+H] calc’d for C
9H
11NO、150;Found、150。
【1677】
調製物127b:メチル3−({[(4R)−7−[(1,3−ジヒドロ−2−ベンゾフラン−5−イル)(メチル)アミノ]−3,4−ジヒドロ−2H−1−ベンゾピラン−4−イル]メチル}アミノ)ピリジン−4−カルボン酸塩
【1678】
【化514】
[この文献は図面を表示できません]
【1679】
表題化合物を、調製物126cのために概説された基本手順に従って、調製物126bおよびN−メチル−1,3−ジヒドロ−2−ベンゾフラン−5−アミンから40%の収率で調製した。[M+H] calc’d for C
26H
27N
3O
4、446;Found、446。
【1680】
実施例127:3−([(4R)−7−[(1,3−ジヒドロ−2−ベンゾフラン−5−イル)(メチル)アミノ]−3,4−ジヒドロ−2H−1−ベンゾピラン−4−イル]メチル}アミノ)ピリジン−4−カルボン酸
【1681】
【化515】
[この文献は図面を表示できません]
【1682】
表題化合物を、実施例1のための手順に従って、調製物127bから90%の収率で調製した。
1H NMR(400MHz、DMSO−d
6):δ1.84−1.87 (1H, m), 1.96−1.99 (1H, m), 3.04−3.08 (1H, m), 3.19 (3H, s), 3.44−3.50 (1H, m), 3.64−3.69 (1H, m), 4.10−4.18 (2H, m), 4.95 (4H, s), 6.32 (1H, d, J = 2.8 Hz), 6.45 (1H, dd, J = 2.4, 8.4 Hz), 6.91−6.97 (2H, m), 7.16−7.22 (2H, m), 7.57 (1H, d, J = 4.8 Hz), 7.84 (1H, d, J = 5.2 Hz), 8.40 (1H, s)。[M+H] calc’d for C
25H
25N
3O
4、432;Found、432。
【1683】
調製物128a:tert−ブチルN−{[(4R)−7−{メチル[4−(トリフルオロメチル)フェニル]アミノ}−3,4−ジヒドロ−2H−1−ベンゾピラン−4−イル]メチル}カルバミン酸塩
【1684】
【化516】
[この文献は図面を表示できません]
【1685】
表題化合物を、調製物9aのために概説された基本手順に従って、調製物18dおよびN−メチル−4−(トリフルオロメチル)アニリンから23%の収率で調製した。[M+H] calc’d for C
23H
27F
3N
2O
3、437;Found、437。
【1686】
調製物128b:(4R)−4−(アミノメチル)−N−メチル−N−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−3,4−ジヒドロ−2H−1−ベンゾピラン−7−アミン
【1687】
【化517】
[この文献は図面を表示できません]
【1688】
表題化合物を、調製物43bのための手順に従って、調製物128aから95%の収率で調製した。[M+H] calc’d for C
18H
19F
3N
2O、337;Found、337。
【1689】
調製物128c:メチル3−({[(4R)−7−{メチル[4−(トリフルオロメチル)フェニル]アミノ}−3,4−ジヒドロ−2H−1−ベンゾピラン−4−イル]メチル}アミノ)ピリジン−4−カルボン酸塩
【1690】
【化518】
[この文献は図面を表示できません]
【1691】
表題化合物を、調製物4dのための手順に従って、調製物128bから60%の収率で調製した。[M+H] calc’d for C
25H
24F
3N
3O
3、472;Found、472。
【1692】
調製物128:3−({[(4R)−7−{メチル[4−(トリフルオロメチル)フェニル]アミノ}−3,4−ジヒドロ−2H−1−ベンゾピラン−4−イル]メチル}アミノ)ピリジン−4−カルボン酸
【1693】
【化519】
[この文献は図面を表示できません]
【1694】
表題化合物を、実施例1のための手順に従って、調製物128cから16%の収率で調製した。
1H NMR(400MHz、DMSO−d
6):δ1.88−1.92 (1H, m), 1.96−2.05 (1H, m), 3.13−3.18 (1H, m), 3.37 (3H, s), 3.51−3.56 (1H, m), 3.71−3.76 (1H, m), 4.15−4.27 (2H, m), 6.64 (1H, s), 6.71−6.74 (1H, m), 6.88 (2H, d, J = 8.4 Hz), 7.37−7.34 (1H, m), 7.48 (2H, d, J = 8.8 Hz), 7.58 (1H, d, J = 4.8 Hz), 7.85 (1H, d, J = 5.2 Hz), 8.43 (1H, s)。[M+H] calc’d for C
24H
22F
3N
3O
3、458;Found、458。
【1695】
調製物129a:N−(2,2,2−トリフルオロエチル)アニリン
【1696】
【化520】
[この文献は図面を表示できません]
【1697】
DCM(50mL)中のアニリン(10.0g、107mmol)の溶液に、TFAA(24.8g、118mmol)およびTEA(22mL、160mmol)を加えた。
混合物を、2時間室温で撹拌した。反応物を、水で洗浄し、乾燥し(Na
2SO
4)、濃縮し、白色固形物として17.7g(87%)の2,2,2−トリフルオロ−N−フェニルアセトアミドを得た。
【1698】
THF(10mL)中の2,2,2−トリフルオロ−N−フェニルアセトアミド(5.0g、26mmol)の溶液に、THF(130mL、130mmol、1.0M)中のBH
3を加えた。結果として生じた混合物を、一晩還流させた。混合物を、水とメタノールでクエンチし、濃縮して、ほとんどのTHFを除去し、EtOAcで抽出した。有機物を、ブラインで洗浄し、乾燥し(Na
2SO
4)、濃縮し、無色油として4.17g(92%)の表題化合物を得た。
1H NMR(400MHz、CDCl
3):δ3.71−3.75 (2H, m), 6.66 (2H, d, J = 8.0 Hz), 6.79 (1H, t, J = 7.2 Hz), 7.20 (2H, t, J = 8.0 Hz)。
【1699】
調製物129b:メチル3−[({7−[フェニル(2,2,2−トリフルオロエチル)アミノ]−3,4−ジヒドロ−2H−1−ベンゾピラン−4−イル}メチル)アミノ]ピリジン−4−カルボン酸塩
【1700】
【化521】
[この文献は図面を表示できません]
【1701】
表題化合物を、調製物15aのための基本手順に従って、調製物14cおよび調製物129aから4%の収率で調製した。[M+H] calc’d for C
25H
26F
3N
3O
3、472;Found、472。
【1702】
実施例129:3−[({7−[フェニル(2,2,2−トリフルオロエチル)アミノ]−3,4−ジヒドロ−2H−1−ベンゾピラン−4−イル}メチル)アミノ]ピリジン−4−カルボン酸
【1703】
【化522】
[この文献は図面を表示できません]
【1704】
表題化合物を、実施例1のための手順に従って、調製物129bから44%の収率で調製した。
1H NMR(400MHz、MeOD−d
4):δ1.90−1.95 (1H, m), 2.05−2.11 (1H, m), 3.08−3.12 (1H, m), 3.43−3.48 (1H, m), 3.58−3.63 (1H, m), 4.06−4.14 (1H, m), 4.24−4.30 (1H, m), 5.24 (2H, t, J = 4.6 Hz), 6.29 (1H, d, J = 3.2 Hz), 6.36 (1H, d, J = 6.0 Hz), 6.92−6.98 (3H, m), 7.04 (1H, d, J = 8.1 Hz), 7.18−7.22 (2H, m), 7.80−7.82 (1H, m), 8.03−8.05 (1H, m), 8.23 (1H, d, J = 2.0 Hz)。[M+H] calc’d for C
24H
22F
3N
3O
3、458;Found、458。
【1705】
調製物130a:tert−ブチルN−({7−[ベンジル(メチル)アミノ]−3,4−ジヒドロ−2H−1−ベンゾピラン−4−イル}メチル)カルバミン酸塩
【1706】
【化523】
[この文献は図面を表示できません]
【1707】
トルエン(10mL)中のtert−ブチルN−[(7−ブロモ−3,4−ジヒドロ−2H−1−ベンゾピラン−4−イル)メチル]カルバミン酸塩の溶液に、N−メチル−ベンジルアミン(212mg、1.75mmol)、CS
2CO
3(950mg、2.92mmol)、BINAP(44mg、0.07mmol)およびPd(OAc)
2(16mg、0.07mmol)を加えた。混合物を、窒素下での100℃で一晩撹拌した。混合物を、濾過し、濃縮し、残留物を、分取HPLCによって精製し、無色のゴム状物として362mg(65%)の表題化合物を得た。[M+H] calc’d for C
23H
30N
2O
3、383;Found、383。
【1708】
調製物130b:4−(アミノメチル)−N−ベンジル−N−メチル−3,4−ジヒドロ−2H−1−ベンゾピラン−7−アミン
【1709】
【化524】
[この文献は図面を表示できません]
【1710】
表題化合物を、調製物43bのための手順に従って、調製物130aから97%の収率で調製した。[M+H] calc’d for C
18H
22N
2O、283;Found、283。
【1711】
調製物130c:メチル3−([(1R)−6−[ベンジル(メチル)アミノ]−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−イル]メチル}アミノ)ピリジン−4−カルボン酸塩
【1712】
【化525】
[この文献は図面を表示できません]
【1713】
表題化合物を、調製物1eのための基本手順に従って、調製物130bから4%の収率で調製した。[M+H] calc’d for C
25H
27N
3O
3、418;Found、418。
【1714】
実施例130:3−([(1R)−6−[ベンジル(メチル)アミノ]−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−イル]メチル}アミノ)ピリジン−4−カルボン酸
【1715】
【化526】
[この文献は図面を表示できません]
【1716】
表題化合物を、実施例1のための手順に従って、調製物130cから76%の収率で調製した。
1H NMR(400MHz、MeOD−d
4):δ1.84−1.93 (1H, m), 2.00−2.09 (1H, m), 3.04 (3H, s), 3.10−3.15 (1H, m), 3.44−3.50 (1H, m), 3.57−3.62 (1H, m), 4.08−4.18 (2H, m), 4.51 (2H, s), 6.47 (1H, d, J = 2.0 Hz), 6.53 (1H, d, J = 6.0 Hz), 7.12−7.14 (3H, m), 7.20−7.22 (3H, m), 7.84 (1H, s), 8.15 (1H, d, J = 4.4 Hz), 8.29 (1H,m)。[M+H] calc’d for C
24H
25N
3O
3、404;Found、404。
【1717】
調製物131a:N−メチル−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−5−アミン
【1718】
【化527】
[この文献は図面を表示できません]
【1719】
表題化合物を、調製物127aのために概説された基本手順に従って、2,3−ジヒドロ−1H−インデン−5−アミンから16%の全収率で調製した。[M+H] calc’d for C
10H
13N、148;Found、148。
【1720】
調製物131b:tert−ブチルN−{[(4R)−7−[(2,3−ジヒドロ−1H−インデン−5−イル)(メチル)アミノ]−3,4−ジヒドロ−2H−1−ベンゾピラン−4−イル]メチル}カルバミン酸塩
【1721】
【化528】
[この文献は図面を表示できません]
【1722】
表題化合物を、調製物6eのために概説された基本手順に従って、調製物18dおよび調製物131aから73%の収率で調製した。[M+H] calc’d for C
25H
32N
2O
3、409;Found、409。
【1723】
調製物131c:(4R)−4−(アミノメチル)−N−(2,3−ジヒドロ−1H−インデン−5−イル)−N−メチル−3,4−ジヒドロ−2H−1−ベンゾピラン−7−アミン
【1724】
【化529】
[この文献は図面を表示できません]
【1725】
表題化合物を、調製物43bのための手順に従って、調製物131bから98%の収率で調製した。[M+H] calc’d for C
20H
24N
2O、309;Found、309。
【1726】
調製物131d:メチル3−({[(4R)−7−[(2,3−ジヒドロ−1H−インデン−5−イル)(メチル)アミノ]−3,4−ジヒドロ−2H−1−ベンゾピラン−4−イル]メチル}アミノ)ピリジン−4−カルボン酸塩
【1727】
【化530】
[この文献は図面を表示できません]
【1728】
表題化合物を、調製物4dのための手順に従って、調製物131cから51%の収率で調製した。[M+H] calc’d for C
27H
29N
3O
3、444;Found、444。
【1729】
実施例131:3−({[(4R)−7−[(2,3−ジヒドロ−1H−インデン−5−イル)(メチル)アミノ]−3,4−ジヒドロ−2H−1−ベンゾピラン−4−イル]メチル}アミノ)ピリジン−4−カルボン酸
【1730】
【化531】
[この文献は図面を表示できません]
【1731】
表題化合物を、実施例1のための手順に従って、調製物131dから24%の収率で調製した。
1H NMR(400MHz、DMSO−d
6):δ1.84−1.85 (1H, m), 1.95−2.05 (3H, m), 2.79−2.83 (4H, m), 3.03−3.05 (1H, m), 3.15 (3H, s), 3.43−3.48 (1H, m), 3.62−3.66 (1H, m), 4.09−4.16 (2H, m), 6.20 (1H, d, J = 2.4 Hz), 6.35 (1H, d, J = 6.0 Hz), 6.81 (1H, d, J = 6.0 Hz), 6.94 (1H, s), 7.09−7.16 (2H, m), 7.59 (1H, d, J = 5.2 Hz), 7.84 (1H, d, J = 4.8 Hz), 8.40 (1H, s)。[M+H] calc’d for C
26H
27N
3O
3、430;Found、430。
【1732】
調製物132a:tert−ブチルN−{[(1R)−6−[(1,3−ジヒドロ−2−ベンゾフラン−5−イル)(メチル)アミノ]−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−イル]メチル}カルバミン酸塩
【1733】
【化532】
[この文献は図面を表示できません]
【1734】
表題化合物を、調製物9aのために概説された基本手順に従って、調製物18dおよび調製物127aから48%の収率で調製した。[M+H] calc’d for C
25H
32N
2O
3、409;Found、409。
【1735】
調製物132b:N−[(5R)−5−(アミノメチル)−5,6,7,8−テトラヒドロナフタレン−2−イル]−N−メチル−1,3−ジヒドロ−2−ベンゾフラン−5−アミン
【1736】
【化533】
[この文献は図面を表示できません]
【1737】
表題化合物を、調製物43bのための手順に従って、調製物132aから定量的収率で調製した。[M+H] calc’d for C
20H
24N
2O、309;Found、309。
【1738】
調製物132c:メチル3−({[(1R)−6−[(1,3−ジヒドロ−2−ベンゾフラン−5−イル)(メチル)アミノ]−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−イル]メチル}アミノ)ピリジン−4−カルボン酸塩
【1739】
【化534】
[この文献は図面を表示できません]
【1740】
表題化合物を、調製物4dのための手順に従って、調製物132bから60%の収率で調製した。[M+H] calc’d for C
27H
29N
3O
3、444;Found、444。
【1741】
実施例132:3−({[(1R)−6−[(1,3−ジヒドロ−2−ベンゾフラン−5−イル)(メチル)アミノ]−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−イル]メチル}アミノ)ピリジン−4−カルボン酸
【1742】
【化535】
[この文献は図面を表示できません]
【1743】
表題化合物を、実施例1のための手順に従って、調製物132cから84%の収率で調製した。
1H NMR(400MHz、DMSO−d
6):δ1.65−1.84 (4H, m), 2.64−2.68 (2H, m), 3.03−3.06 (1H, m), 3.21 (3H, s), 3.40−3.46 (1H, m), 3.55−3.60 (1H, m), 4.93 (4H, s), 6.74−6.78 (2H, m), 6.84−6.89 (2H, m), 7.15−7.23 (2H, m), 7.56 (1H, d, J = 4.8 Hz), 7.83 (1H, d, J = 5.2 Hz), 8.34 (1H, s)。[M+H] calc’d for C
26H
27N
3O
3、430;Found、430。
【1744】
調製物133a:メチル3−({[(1R)−6−[シクロペンチル(メチル)アミノ]−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−イル]メチル}アミノ)ピリジン−4−カルボン酸塩
【1745】
【化536】
[この文献は図面を表示できません]
【1746】
トルエン(20mL)中の調製物14a(300mg、0.80mmol)、N−メチルシクロペンタンアミン(87mg、0.88mmol)、キサントホス(69mg、0.12mmol)およびCS
2CO
3(365mg、1.12mmol)の懸濁液に、N
2下での室温でPd
2dba
3(37mg、0.04mmol)を加えた。反応物を一晩110℃で撹拌した。反応物を、濾過し、濃縮し、シリカゲルクロマトグラフィー(PE:EtOAc=5:1)によって精製し、黄色油として20mg(6%)の表題化合物を得た。[M+H] calc’d for C
23H
29FN
3O
3、396;Found、396。
【1747】
実施例133:3−({[(1R)−6−[シクロペンチル(メチル)アミノ]−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−イル]メチル}アミノ)ピリジン−4−カルボン酸
【1748】
【化537】
[この文献は図面を表示できません]
【1749】
表題化合物を、実施例1のための手順に従って、調製物133aから48%の収率で調製した。
1H NMR(300MHz、CD
3OD):δ1.32−1.34 (2H, m), 1.68−1.72 (3H, m), 1.84−1.87 (3H, m), 2.06−2.11 (1H, m), 2.20−2.22 (1H, m), 3.28 (3H, s), 3.34−3.40 (1H, m), 3.66−3.71 (1H, m), 3.79−3.84 (1H, m), 4.16−4.19 (1H, m), 4.33−4.38 (2H, m), 7.16−7.18 (2H, m), 7.76 (1H, d, J = 5.7 Hz), 8.02 (1H, d, J = 4.2 Hz), 8.32 (1H, d, J = 4.2 Hz), 8.50 (1H, s)。[M+H] calc’d for C
22H
27FN
3O
3、382;Found、382。
【1750】
調製物134a:4−シクロプロピル−N−メチルアニリン
【1751】
【化538】
[この文献は図面を表示できません]
【1752】
トルエン(20mL)およびH
2O(1mL)中の4−ブロモ−N−メチルアニリン(500mg、2.69mmol)、シクロプロピルボロン酸(462mg、5.38mmol)、(シクロヘキシル)
3P
+HBF
4−(99mg、0.27mmol)およびK
3PO
4(2.0g、9.4mmol)の懸濁液に、N
2下での室温でPd(OAc)
2(36mg、0.16mmol)を加えた。反応物を一晩還流で撹拌した。反応物を、濾過し、濃縮し、シリカゲルクロマトグラフィー(PE:EtOAc=10:1)によって精製し、赤油として268mg(68%)の表題化合物を得た。[M+H] calc’d for C
10H
23N、148;Found、148。
【1753】
調製物134b:メチル3−({[(4R)−7−[(4−シクロプロピルフェニル)(メチル)アミノ]−3,4−ジヒドロ−2H−1−ベンゾピラン−4−イル]メチル}アミノ)ピリジン−4−カルボン酸塩
【1754】
【化539】
[この文献は図面を表示できません]
【1755】
表題化合物を、調製物126cのために概説される基本手順に従って、調製物126bおよび4−シクロプロピル−N−メチルアニリンから4%の収率で調製した。[M+H] calc’d for C
27H
29N
3O
3、444;Found、444。
【1756】
実施例134:3−({[(4R)−7−[(4−シクロプロピルフェニル)(メチル)アミノ]−3,4−ジヒドロ−2H−1−ベンゾピラン−4−イル]メチル}アミノ)ピリジン−4−カルボン酸
【1757】
【化540】
[この文献は図面を表示できません]
【1758】
表題化合物を、実施例1のための手順に従って、調製物134bから28%の収率で調製した。
1H NMR(300MHz、DMSO−d
6):δ0.60−0.63 (2H, m), 0.88−0.92 (2H, m), 1.85−1.89 (3H, m), 3.03−3.05 (1H, m), 3.19 (3H, s), 3.45−3.48 (1H, m), 3.62−3.66 (1H, m), 4.10−4.16 (2H, m), 6.24 (1H, d, J = 2.4 Hz), 6.24−6.39 (1H, m), 6.93−7.03 (4H, m), 7.12 (1H, d, J = 8.4 Hz), 7.56 (1H, d, J = 5.2 Hz), 7.84 (1H, d, J = 5.2 Hz), 8.38 (1H, s)。[M+H] calc’d for C
26H
27N
3O
3、430;Found、430。
【1759】
調製物135a:N−メチル−1−ベンゾフラン−6−アミン
【1760】
【化541】
[この文献は図面を表示できません]
【1761】
DMF(10mL)中の、6−ブロモ−1−ベンゾフラン(1.0g、5.1mmol)、メチルアミン(2N、25mL、50mmol)、CuI(1.16g、6.1mmol)、及びKOAc(1.25g、12.7mmol)の混合物を、密封管の中、窒素下で、100℃で一晩撹拌した。混合物を室温に冷却し、水性水酸化アンモニウムで希釈し、EtOAcで抽出した。有機質層を濃縮し、残留物をシリカゲルクロマトグラフィーによって精製して、黄色油として250mg(33%)の表題化合物を得た。[M+H]Calc’d for C
9H
9NO,148;Found,148。
【1762】
調製物135b:tert−ブチルN−{[(1R)−6−[(1−ベンゾフラン−6−イル)(メチル)アミノ]−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−イル]メチル}カルバマート
【1763】
【化542】
[この文献は図面を表示できません]
【1764】
表題化合物を、調製物6eについて概説される基本手順に従い、調製物6dと調製物135aから、61%の収率で調製した。[M+H]Calc’d for C
25H
30N
2O,407;Found,407。
【1765】
調製物135c:N−[(5R)−5−(アミノメチル)−5,6,7,8−テトラヒドロナフタレン−2−イル]−N−メチル−1−ベンゾフラン−6−アミン
【1766】
【化543】
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【1767】
表題化合物を、調製物43bの手順に従い、調製物135bから95%の収率で調製した。[M+H]Calc’d for C
20H
22N
2O,307;Found,307。
【1768】
調製物135d:メチル3−({[(1R)−6−[(1−ベンゾフラン−6−イル)(メチル)アミノ]−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−イル]メチル}アミノ)ピリジン−4−カルボキシラート
【1769】
【化544】
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【1770】
表題化合物を、調製物4dの手順に従い、調製物135cから50%の収率で調製した。[M+H]Calc’d for C
27H
27N
3O
3,442;Found, 442。
【1771】
実施例135:3−({[(1R)−6−[(1−ベンゾフラン−6−イル)(メチル)アミノ]−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−イル]メチル}アミノ)ピリジン−4−カルボン酸
【1772】
【化545】
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【1773】
表題化合物を、実施例1の手順に従い、調製物135dから43%の収率で調製した。
1H NMR(400MHz、MeOD−d
4):δ1.73−1.96(4H、m)、2.69−2.76(2H、m)、3.11−3.16(1H、m)、3.28(3H、s)、3.36−3.60(2H、m)、6.10(1H、s)、6.73−6.79(3H、m)、6.90(1H、d、J=8.4Hz)、7.08(1H、s)、7.16(1H、d、J=8.2Hz)、7.42(1H、d、J=8.4Hz)、7.62(1H、s)、7.78−7.83(2H、m)、8.15(1H、s)。[M+H] Calc’d for C
26H
26N
3O
3, 428;Found, 428。
【1774】
調製物136a:N−メチル−1−ベンゾフラン−5−アミン
【1775】
【化546】
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【1776】
表題化合物を、調製物127aについて概説される基本手順に従い、1−ベンゾフラン−5−アミンから、76%の全収率で調製した。[M+H]Calc’d for C
9H
9NO,148;Found,148。
【1777】
調製物136b:tert−ブチルN−{[(4R)−7−[(1−ベンゾフラン−5−イル)(メチル)アミノ]−3,4−ジヒドロ−2H−1−ベンゾピラン−4−イル]メチル}カルバマート
【1778】
【化547】
[この文献は図面を表示できません]
【1779】
表題化合物を、調製物6eについて概説される基本手順に従い、調製物18dと調製物136aから、14%の収率で調製した。[M+H] Calc’d for C
24H
28N
2O
4, 409;Found, 409。
【1780】
調製物136c:(4R)−4−(アミノメチル)−N−(1−ベンゾフラン−5−イル)−N−メチル−3,4−ジヒドロ−2H−1−ベンゾピラン−7−アミン
【1781】
【化548】
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【1782】
表題化合物を、調製物43bの手順に従い、調製物136bから75%の収率で調製した。[M+H] Calc’d for C
19H
20N
2O
2, 309;Found,309。
【1783】
調製物136d:メチル3−({[(4R)−7−[(1−ベンゾフラン−5−イル)(メチル)アミノ]−3,4−ジヒドロ−2H−1−ベンゾピラン−4−イル]メチル}アミノ)ピリジン−4−カルボキシラート
【1784】
【化549】
[この文献は図面を表示できません]
【1785】
表題化合物を、調製物4dの手順に従い、調製物136cから53%の収率で調製した。[M+H] Calc’d for C
26H
25N
3O
4, 444;Found,444。
【1786】
実施例136:3−({[(4R)−7−[(1−ベンゾフラン−5−イル)(メチル)アミノ]−3,4−ジヒドロ−2H−1−ベンゾピラン−4−イル]メチル}アミノ)ピリジン−4−カルボン酸
【1787】
【化550】
[この文献は図面を表示できません]
【1788】
表題化合物を、実施例1の手順に従い、調製物136dから50%の収率で調製した。
1H NMR(400MHz、MeOD−d
4):δ1.83−1.88(1H、m)、1.99−2.09(1H、m)、3.03−3.06(1H、m)、3.14(3H、s)、3.41−3.47(1H、m)、3.55−3.60(1H、m)、4.02−4.14(2H、m)、6.10(1H、s)、6.17(1H、d、J=5.6Hz)、6.69(1H、s)、6.90−6.95(2H、m)、7.25(1H、s)、7.34(1H、d、J=8.4Hz)、7.63(1H、s)、7.81(1H、s)、8.13(1H、d、J=5.6Hz)、8.22(1H、s)。[M+H] Calc’d for C
25H
23N
3O
4, 430;Found, 430。
【1789】
調製物137a:メチル3−({[(1R)−6−[(1−ベンゾフラン−5−イル)(メチル)アミノ]−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−イル]メチル}アミノ)ピリジン−4−カルボキシラート
【1790】
【化551】
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【1791】
表題化合物を、調製物126cについて概説される基本手順に従い、調製物122aと調製物136aから、15%の収率で調製した。[M+H]Calc’d for C
27H
27N
3O
3,442;Found, 442。
【1792】
実施例137:3−({[(1R)−6−[(1−ベンゾフラン−5−イル)(メチル)アミノ]−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−イル]メチル}アミノ)ピリジン−4−カルボン酸
【1793】
【化552】
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【1794】
表題化合物を、実施例1の手順に従い、調製物137aから23%の収率で調製した。
1H NMR(400MHz、DMSO−d
6):δ1.76−1.79(1H、m)、1.86−2.06(3H、m)、2.70−2.75(2H、m)、3.13−3.17(1H、m)、3.28(3H、s)、3.51−3.63(2H、m)、6.60(2H、s)、6.80(1H、s)、7.02−7.09(2H、m)、7.33(1H、s)と7.44(1H、d、J=8.4Hz)、7.90(1H、s)、7.75(1H、s)、8.18(1H、d、J=2.0Hz)、8.26(1H、s).[M+H] Calc’d for C
26H
25N
3O
3, 428;Found, 428。
【1795】
調製物138a:メチル3−({[(4R)−7−(2−ヒドロキシフェニル)−3,4−ジヒドロ−2H−1−ベンゾピラン−4−イル]メチル}アミノ)ピリジン−4−カルボキシラート
【1796】
【化553】
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【1797】
DMF(5mL)中の調製物126b(180mg、0.48mmol)の溶液に、2−ヒドロキシフェニルボロン酸(80mg、0.57mmol)、K
2CO
3(133mg、0.96mmol)、及びPd(PPh
3)
4(58mg、0.05mmol)を加えた。混合物を窒素下で、105℃で4時間撹拌した。混合物を冷却し、水で希釈し、EtOAcで抽出した。有機物をとブラインで洗浄し、乾燥し(Na
2SO
4)、濃縮して、黄色固形物として147mg(79%)の表題化合物を得た。[M+H] Calc’d for C
23H
22N
2O
4, 391;Found,391。
【1798】
実施例138:3−({[(4R)−7−(2−ヒドロキシフェニル)−3,4−ジヒドロ−2H−1−ベンゾピラン−4−イル]メチル}アミノ)ピリジン−4−カルボン酸
【1799】
【化554】
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【1800】
表題化合物を、実施例1の手順に従い、調製物138aから40%の収率で調製した。
1H NMR(400MHz、DMSO−d
6):δ1.92−1.93(1H、m)、1.98−2.03(1H、m)、3.14−3.17(1H、m)、3.50−3.56(1H、m)、3.71−3.75(1H、m)、4.17−4.23(2H、m)、6.82−7.22(6H、m)、7.31(1H、d、J=8.0Hz)、7.57(1H、d、J=4.8Hz)、7.85(1H、d、J=5.2Hz)、8.44(1H、s)、9.44(1H、s)。[M+H] Calc’d for C
22H
20N
2O
4, 377;Found,377。
【1801】
調製物139a:tert−ブチルN−{[(1R)−6−(メチルアミノ)−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−イル]メチル}カルバマート
【1802】
【化555】
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【1803】
調製物6d(300mg、0.88mmol)、CuI(201mg、1.06mmol)、KOAc(216mg、2.2mmol)、及びCuOAc(176mg、0.88mmol)を、マイクロウェーブ管の中のDMF(3mL)において組み合わせた。メチルアミン(0.7mL、水中で40%、8.8mmol)を加え、反応物をマイクロウェーブの中、100℃で2時間撹拌した。反応物をEtOAcで希釈し、水とブラインで洗浄し、乾燥して(MgSO
4)、濃縮した。残留物をシリカゲルクロマトグラフィー(20%−80% EtOAc/ヘキサン)によって精製して、黄色油として186mg(73%)の表題化合物を得た。[M+H] Calc’d for C
17H
26N
2O
2, 291;Found,291。
【1804】
調製物139b:tert−ブチルN−{[(1R)−6−[メチル(2−メチル−1,3−チアゾル−4−イル)アミノ]−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−イル]メチル}カルバマート
【1805】
【化556】
[この文献は図面を表示できません]
【1806】
トルエン(20mL)中の、調製物139a(200mg、0.69mmol)、4−ブロモ−2−メチル−1,3−チアゾール(184mg、1.03mmol)、キサントホス(60mg、0.10mmol)、及びCs
2CO
3(315mg、0.97mmol)の懸濁液に、N
2の下、室温でPd
2dba
3(32mg、0.04mmol)を加えた。反応物を還流で一晩撹拌した。反応物を冷却し、濾過し、濃縮した。残留物をシリカゲルクロマトグラフィー(PE:EtOAc=3:1)によって精製して、黄色油として60mg(23%)の表題化合物を得た。[M+H] Calc’d for C
21H
29N
3O
2S, 388;Found, 388。
【1807】
調製物139c:N−[(5R)−5−(アミノメチル)−5,6,7,8−テトラヒドロナフタレン−2−イル]−N,2−ジメチル−1,3−チアゾル−4−アミン
【1808】
【化557】
[この文献は図面を表示できません]
【1809】
表題化合物を、調製物43bの手順に従い、調製物136bから定量的な収率で調製した。[M+H] Calc’d for C
16H
21N
3S, 288;Found,288。
【1810】
調製物139d:メチル3−({[(1R)−6−[メチル(2−メチル−1,3−チアゾル−4−イル)アミノ]−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−イル]メチル}アミノ)ピリジン−4−カルボキシラート
【1811】
【化558】
[この文献は図面を表示できません]
【1812】
表題化合物を、調製物4dの手順に従い、調製物139cから23%の収率で調製した。[M+H] Calc’d for C
23H
26N
4O
2S, 423;Found,423。
【1813】
実施例139:メチル3−({[(1R)−6−[メチル(2−メチル−1,3−チアゾル−4−イル)アミノ]−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−イル]メチル}アミノ)ピリジン−4−カルボン酸
【1814】
【化559】
[この文献は図面を表示できません]
【1815】
表題化合物を、実施例1の手順に従い、調製物139dから63%の収率で調製した。
1H NMR(400MHz、DMSO−d
6):δ1.65−1.69(1H、m)、1.81−1.85(3H、m)、2.57(3H、s)、2.67−2.70(2H、m)、3.05−3.07(1H、m)、3.25(3H、s)、3.42−3.45(1H、m)、3.55−3.60(1H、m)、6.32(1H、s)、6.84(1H、d、J=2.8Hz)、6.90(1H、dd、J=2.4、8.4Hz)、7.21(1H、d、J=8.4Hz)、7.56(1H、d、J=5.2Hz)、8.36(1H、s)。[M+H] Calc’d for C
22H
24N
4O
2S, 409;Found, 409。
【1816】
調製物140a:tert−ブチルN−{[(1R)−6−[メチル(4−メチルフェニル)アミノ]−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−イル]メチル}カルバマート
【1817】
【化560】
[この文献は図面を表示できません]
【1818】
表題化合物を、調製物9aについて概説される基本手順に従い、調製物6dとN,4−ジメチルアニリンから、38%の収率で調製した。[M+H] Calc’d for C
26H
32N
2O
2, 381;Found,381。
【1819】
調製物140b:(5R)−5−(アミノメチル)−N−メチル−N−(4−メチルフェニル)−5,6,7,8−テトラヒドロナフタレン−2−アミン
【1820】
【化561】
[この文献は図面を表示できません]
【1821】
表題化合物を、調製物43bの手順に従い、調製物140aから定量的な収率で調製した。[M+H] Calc’d for C
19H
24N
2, 281;Found,281。
【1822】
調製物140c:メチル3−({[(1R)−6−[メチル(4−メチルフェニル)アミノ]−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−イル]}アミノ)ピリジン−4−カルボキシラート
【1823】
【化562】
[この文献は図面を表示できません]
【1824】
表題化合物を、調製物4dの手順に従い、調製物140bから76%の収率で調製した。[M+H] Calc’d for C
26H
29N
3O
2, 416;Found,416。
【1825】
実施例140:メチル3−({[(1R)−6−[(4−メチルフェニル)アミノ]−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−イル]}アミノ)ピリジン−4−カルボン酸
【1826】
【化563】
[この文献は図面を表示できません]
【1827】
表題化合物を、実施例1の手順に従い、調製物140cから98%の収率で調製した。
1H NMR(300MHz、DMSO−d
6):δ1.63−1.81(4H、m)、2.24(3H、s)、2.64−2.65(2H、m)、2.99−3.05(1H、m)、3.18(3H、s)、3.38−3.42(1H、m)、3.53−3.59(1H、m)、6.66−6.71(2H、m)、6.88−6.90(2H、m)、7.09(2H、d、J=2.4Hz)、7.17(1H、d、J=8.1Hz)、7.55(1H、d、J=5.1Hz)、7.82(1H、d、J=5.1Hz)、8.34(1H、s)。[M+H] Calc’d for C
25H
27N
3O
2, 402;Found,402。
【1828】
調製物141a:メチル3−({[(4R)−7−[(1−ベンゾフラン−6−イル)(メチル)アミノ]−3,4−ジヒドロ−2H−1−ベンゾピラン−4−イル]メチル}アミノ)ピリジン−4−カルボキシラート
【1829】
【化564】
[この文献は図面を表示できません]
【1830】
トルエン(10mL)中の調製物135a(250mg、1.71mmol)の溶液に、調製物126b(536mg、1.42mmol)、Cs
2CO
3(926mg、2.84mmol)、BINAP(44mg、0.07mmol)、及びPd(OAc)
2(16mg、0.07mmol)を加えた。混合物を窒素下で、120℃で一晩撹拌した。混合物を濾過し、濃縮した。残留物をシリカゲルクロマトグラフィーによって精製して、白色固形物として160mg(25%)の表題化合物を得た。[M+H] Calc’d for C
26H
25N
3O
4, 444;Found,444。
【1831】
実施例141:3−({[(4R)−7−[(1−ベンゾフラン−6−イル)(メチル)アミノ]−3,4−ジヒドロ−2H−1−ベンゾピラン−4−イル]メチル}アミノ)ピリジン−4−カルボン酸
【1832】
【化565】
[この文献は図面を表示できません]
【1833】
表題化合物を、実施例1の手順に従い、調製物141aから40%の収率で調製した。
1H NMR(400MHz、DMSO−d
6):δ1.83−1.87(1H、m)、1.96−2.00(1H、m)、3.05−3.08(1H、m)、3.24(3H、s)、3.46−3.51(1H、m)、3.64−3.69(1H、m)、4.10−4.20(2H、m)、6.33(1H、s)、6.45(1H、d、J=6.0Hz)、6.88(1H、s)、6.94(1H、d、J=6.8Hz)、7.15(1H、d、J=8.4Hz)、7.25(1H、s)、7.51(1H、d、J=8.8Hz)、7.62(1H、d、J=4.8Hz)、7.86−7.89(2H、m)、8.41(1H、s)。[M+H] Calc’d for C
25H
23N
3O
4, 430;Found, 430。
【1834】
調製物142a:メチル3−[(3,4−ジヒドロ−1H−2−ベンゾピラン−1−イルメチル)アミノ]ピリジン−4−カルボキシラート
【1835】
【化566】
[この文献は図面を表示できません]
【1836】
表題化合物を、調製物4dの手順に従い、3,4−ジヒドロ−1H−2−ベンゾピラン−1−イルメタンアミンから、70%の収率で調製した。
1H NMR(400MHz、CDCl
3):δ2.72−2.78(1H、m)、3.00−3.09(1H、m)、3.53−3.60(1H、m)、3.78−3.87(5H、m)、4.18−4.24(1H、m)、5.07(1H、d、J=6.4Hz)、7.15−7.22(4H、m)、7.60(1H、d、J=5.0Hz)、7.72(1H、br s)、7.91(1H、d、J=5.0Hz)、8.31(1H、s)。[M+H] Calc’d for C
17H
18N
2O
3, 299;Found,299。
【1837】
実施例142:3−[(3,4−ジヒドロ−1H−2−ベンゾピラン−1−イルメチル)アミノ]ピリジン−4−カルボン酸
【1838】
【化567】
[この文献は図面を表示できません]
【1839】
表題化合物を、実施例1の手順に従い、調製物142aから53%の収率で調製した。
1H NMR(400MHz、DMSO−d
6):δ2.69−2.74(1H、m)、2.86−2.94(1H、m)、3.54−3.60(1H、m)、3.71−3.85(2H、m)、4.08−4.12(1H、m)、4.98(1H、d、J=5.8Hz)、7.16−7.21(3H、m)、7.34(1H、d、J=4.2Hz)、7.52(1H、d、J=4.8Hz)、7.81(1H、d、J=4.8Hz)、7.90(1H、br s)、8.34(1H、s)、12.52(1H、br s)。[M+H] Calc’d for C
16H
16N
2O
3, 285;Found,285。
【1840】
実施例143:3−({[(1R)−6−[メチル(3−メチルフェニル)アミノ]−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−イル]メチル}アミノ)ピリジン−4−カルボン酸
【1841】
【化568】
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【1842】
トルエン(10mL)中の調製物122a(374mg、1.0mmol)の溶液に、N,3−ジメチルアニリン(242mg、2.0mmol)。t−BuONa(192mg、2.0mmol)、JohnPhos(45mg、0.15mmol)、及びPd
2(dba)
3(92mg、0.1mmol)を加えた。混合物をN
2の下で3時間還流した。反応物を冷却し、濾過し、濃縮した。残留物を分取HPLCによって精製して、黄色固形物として21mg(5%)の表題化合物を得た。(エステル加水分解が反応の間に生じた。)
1H NMR(300MHz、MeOD−d
4):δ1.76−1.80(1H、m)、1.83−2.02(3H、m)、2.26(3H、s)、2.71−2.75(2H、m)、3.15−3.19(1H、m)、3.22(3H、s)、3.56−3.60(2H、m)、6.73−6.78(5H、m)、7.08−7.16(2H、m)、7.89−7.91(1H、m)、8.21(1H、d、J=5.4Hz)、8.29(1H、s)。[M+H] Calc’d for C
25H
27N
3O
2, 402;Found,402。
【1843】
調製物144a:tert−ブチルN−{[(1R)−6−[メチル(チオフェン−2−イル)アミノ]−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−イル]メチル}カルバマート
【1844】
【化569】
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【1845】
トルエン(10mL)中の、調製物139a(50mg、0.17mmol)、2−ブロモ−チオフェン(56mg、0.34mmol)、JohnPhos(8mg、0.03mmol)、及びt−BuONa(33mg、0.34mmol)の懸濁液に、N
2の下で、室温でPd
2dba
3(16mg、0.02mmol)を加えた。反応物を還流で一晩撹拌した。反応物を冷却し、濾過し、濃縮した。残留物をシリカゲルクロマトグラフィー(PE:EtOAc=8:1)によって精製して、黄色油として40mg(63%)の表題化合物を得た。[M+H] Calc’d for C
21H
28N
2O
2S, 373;Found,373。
【1846】
調製物144b:N−[(5R)−5−(アミノメチル)−5,6,7,8−テトラヒドロナフタレン−2−イル]−N−メチルチオフェン−2−アミン
【1847】
【化570】
[この文献は図面を表示できません]
【1848】
表題化合物を、調製物43bの手順に従い、調製物144aから定量的な収率で調製した。[M+H] Calc’d for C
16H
20N
2S, 273;Found,273。
【1849】
調製物144c:メチル3−({[(1R)−6−[メチル(チオフェン−2−イル)アミノ]−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−イル]メチル}アミノ)ピリジン−4−カルボキシラート
【1850】
【化571】
[この文献は図面を表示できません]
【1851】
表題化合物を、調製物4dの手順に従い、調製物144bから22%の収率で調製した。[M+H] Calc’d for C
23H
25N
3O
2S, 408;Found, 408。
【1852】
実施例144:3−({[(1R)−6−[メチル(チオフェン−2−イル)アミノ]−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−イル]メチル}アミノ)ピリジン−4−カルボン酸
【1853】
【化572】
[この文献は図面を表示できません]
【1854】
表題化合物を、実施例1の手順に従い、調製物144cから53%の収率で調製した。
1H NMR(300MHz、DMSO−d
6):δ1.59−1.64(1H、m)、1.76−1.84(3H、m)、2.65−2.69(2H、m)、2.98−3.05(1H、m)、3.23(3H、s)、3.41−3.43(1H、m)、3.51−3.57(1H、m)、6.59(1H、d、J=2.7Hz)、6.75−6.78(2H、m)、6.88(1H、dd、J=3.9、5.1Hz)、7.03(1H、dd、J=0.6、5.1Hz)、7.19(1H、d、J=8.1Hz)、7.55(1H、d、J=4.2Hz)、7.83(1H、d、J=4.5Hz)、8.34(1H、s)。[M+H] Calc’d for C
22H
23N
3O
2S, 394;Found, 394。
【1855】
調製物145a:tert−ブチルN−{[(4R)−7−[メチル(5−メチルピリジン−2−イル)アミノ]−3,4−ジヒドロ−2H−1−ベンゾピラン−4−イル]メチル}カルバマート
【1856】
【化573】
[この文献は図面を表示できません]
【1857】
表題化合物を、調製物6eについて概説される基本手順に従い、調製物18dとN,5−ジメチルピリジン−2−アミンから、9%の収率で調製した。[M+H] Calc’d for C
22H
29N
3O
3, 384;Found,384。
【1858】
調製物145b:N−[(4R)−4−(アミノメチル)−3,4−ジヒドロ−2H−1−ベンゾピラン−7−イル]−N,5−ジメチルピリジン−2−アミン
【1859】
【化574】
[この文献は図面を表示できません]
【1860】
表題化合物を、調製物43bの手順に従い、調製物145aから定量的な収率で調製した。[M+H] Calc’d for C
17H
21N
3O, 284;Found,284。
【1861】
調製物145c:メチル3−({[(4R)−7−[メチル(5−メチルピリジン−2−イル)アミノ]−3,4−ジヒドロ−2H−1−ベンゾピラン−4−イル]メチル}アミノ)ピリジン−4−カルボキシラート
【1862】
【化575】
[この文献は図面を表示できません]
【1863】
表題化合物を、調製物4dの手順に従い、調製物145bから78%の収率で調製した。[M+H] Calc’d for C
24H
26N
4O
3, 419;Found,419。
【1864】
実施例145:3−({[(4R)−7−[メチル(5−メチルピリジン−2−イル)アミノ]−3,4−ジヒドロ−2H−1−ベンゾピラン−4−イル]メチル}アミノ)ピリジン−4−カルボン酸
【1865】
【化576】
[この文献は図面を表示できません]
【1866】
表題化合物を、実施例1の手順に従い、調製物145cから65%の収率で調製した。
1H NMR(300MHz、DMSO−d
6):δ1.88−1.91(1H、m)、1.96−2.03(1H、m)、2.14(3H、s)、3.10−3.14(1H、m)、3.25(3H、s)、3.43−3.55(1H、m)、3.68−3.74(1H、m)、4.13−4.21(2H、m)、6.52(1H、d、J=8.4Hz)、6.63(1H、s)、6.72(1H、d、J=8.1Hz)、7.26−7.32(2H、m)、7.56(1H、d、J=5.1Hz)、7.84(1H、d、J=6.9Hz)、7.98(1H、s)、8.41(1H、s)。[M+H] Calc’d for C
23H
24N
4O
3, 405;Found,405。
【1867】
調製物146a:2−{3−[メチル(フェニル)アミノ]フェニル}エタン−1−オール
【1868】
【化577】
[この文献は図面を表示できません]
【1869】
1−ブロモ−3−[2−(tert−ブチルジメチルシリルオキシ)エチル]ベンゼン(2.5g、7.96mmol)、N−メチルアニリン(1.02g、9.55mmol)、Pd
2dba
3(364mg、0.4mmol)、キサントホス(691mg、1.19mmol)、及びNaOtBu(727mg、9.55mmol)を、トルエン(12mL)中で組み合わせ、反応物をマイクロウェーブの中で、100℃で90分間加熱した。反応物をEtOAcで希釈し、ブラインで洗浄し、乾燥して(MgSO
4)、濃縮した。残留物を2時間、70%のTFA/DCM(10mL)の中で撹拌した。溶液を濃縮し、シリカゲルクロマトグラフィー(30%−100%のEtOAc/ヘキサン)によって精製して、透明な油として1.3g(72%)の表題化合物を得た。
1H NMR(400MHz、CDCl
3):δ1.53(1H、br s)、2.81(2H、t、J=6.5Hz)、3.31(3H、s)、3.83(2H、t、J=6.5Hz)、6.81(1H、d、J=7.4Hz)、6.86−6.89(2H、m)、6.97(1H、t、J=7.3Hz)、7.04(d、2H、J=7.8Hz)、7.18−7.29(3H、m)。[M+H] Calc’d for C
15H
17NO, 228;Found,228。
【1870】
調製物146b:1−(アミノメチル)−N−メチル−N−フェニル−3,4−ジヒドロ−1H−2−ベンゾピラン−6−アミン
【1871】
【化578】
[この文献は図面を表示できません]
【1872】
2−{3−[メチル(フェニル)アミノ]フェニル}エタン−1−オル(1.0g、4.4mmol)を0℃で、4NのHCl/ジオキサン(8mL)ノ中で撹拌した。アミノアセトアルデヒドジエチルアセタール(880mg、6.6mmol)を加え、反応物を室温で1時間撹拌し、その後マイクロウェーブの中で、108℃で1時間撹拌した。溶液を濃縮し、シリカゲルクロマトグラフィー(0%−20%のMeOH/DCM)によって精製して、黄色油として150mg(13%)の表題化合物を得た。[M+H] Calc’d for C
17H
20N
2O, 269;Found,269。
【1873】
実施例146:3−[({6−[メチル(フェニル)アミノ]−3,4−ジヒドロ−1H−2−ベンゾピラン−1−イル}メチル)アミノ]ピリジン−4−カルボン酸
【1874】
【化579】
[この文献は図面を表示できません]
【1875】
3−フルオロイソニコチン酸(79mg、0.56mmol)、調製物146b(150mg、0.56mmol)、及びDIEA(0.098mL、0.56mmol)を、DMA(4mL)の中で組み合わせて、マイクロウェーブの中1時間、168℃で加熱した。溶液を濃縮し、残留物を分取HPLCによって精製して、黄褐色固形物として18mg(8%)の表題化合物を得た。
1H NMR(400MHz、DMSO−d
6):δ2.60−2.83(1H、m)、2.79−2.86(1H、m)、3.23(3H、s)、3.53−3.59(1H、m)、3.70−3.82(2H、m)、4.04−4.10(1H、m)、4.90−4.96(1H、m)、6.78−6.98(5H、m)、7.22−7.28(3H、m)、7.53(1H、d、J=4.8Hz)、7.74(1H、br s)、7.81(1H、d、J=4.8Hz)、8.36(1H、s)、13.25(1H、br s)。[M+H] Calc’d for C
23H
23N
3O
3, 390;Found,390。
【1876】
調製物147a:N−{2−[(tert−ブチルジメチルシリル)オキシ]エチル}アニリン
【1877】
【化580】
[この文献は図面を表示できません]
【1878】
DCM(20mL)中の2−(フェニルアミノ)エタン−1−オール(2.0g、14.6mmol)及びイミダゾール(2.9g、43.7mmol)の溶液に、室温でTBSCl(2.6g、16.0mmol)を加え、反応物を2時間撹拌した。反応物を水(50mL)で希釈し、DCM(50mL×3)で抽出した。有機物をブライン(50mL)で洗浄し、乾燥し(Na
2SO
4)、濃縮した。シリカゲルクロマトグラフィー(PE:EtOAc=40:1)による精製により、黄色油として3.0g(82%)の表題化合物を得た。
【1879】
調製物147b:メチル3−({[(1R)−6−({2−[(tert−ブチルジメチルシリル)オキシ]エチル}(フェニル)アミノ)−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−イル]メチル}アミノ)ピリジン−4−カルボキシラート
【1880】
【化581】
[この文献は図面を表示できません]
【1881】
表題化合物を、調製物126cについて概説される基本手順に従い、調製122aとN−{2−[(tert−ブチルジメチルシリル)オキシ]エチル}アニリンから、28%の収率で調製した。[M+H] Calc’d for C
32H
43N
3O
3Si, 546;Found,546。
【1882】
実施例147:3−({[(1R)−6−[(2−ヒドロキシエチル)(フェニル)アミノ]−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−イル]メチル}アミノ)ピリジン−4−カルボン酸
【1883】
【化582】
[この文献は図面を表示できません]
【1884】
THF(5mL)中の調製物147b(80mg、0.15mmol)の溶液に、室温でTBAF(0.29mL、THF中で1.0M、0.29mmol)を加え、反応物を1時間撹拌した。反応混合物に、H
2O(5mL)とLiOH.H
2O(13mg、0.30mmol)を加えた。反応物を室温で2時間撹拌した。溶液を濃縮してTHFを除去し、残留物を1.0Nの水性HCl溶液により酸性化し、pH=5とした。固形物を濾過により集め、次に分取HPLCによって精製して、黄色固形物として30mg(48%)の表題化合物を得た。
1H NMR(300MHz、DMSO−d
6):δ1.65−1.68(1H、m)、1.74−1.84(3H、m)、2.62−2.67(2H、m)、3.04−3.07(1H、m)、3.41−3.46(1H、m)、3.54−3.60(3H、m)、3.72(2H、d、J=4.8Hz)、4.73(1H、br s)、6.80−6.93(3H、m)、6.92(2H、d、J=5.7Hz)、7.19−7.24(1H、m)、7.55(1H、d、J=3.9Hz)、7.83(1H、d、J=3.6Hz)、8.36(1H、s)。[M+H] Calc’d for C
25H
27N
3O
3, 418;Found,418。
【1885】
調製物148a:tert−ブチルN−{[(4R)−7−[メチル(6−メチルピリジン−2−イル)アミノ]−3,4−ジヒドロ−2H−1−ベンゾピラン−4−イル]メチル}カルバマート
【1886】
【化583】
[この文献は図面を表示できません]
【1887】
表題化合物を、調製物6eについて概説される基本手順に従い、調製物18dとN,6−ジメチルピリジン−2−アミンから、27%の収率で調製した。[M+H] Calc’d for C
22H
29N
3O
3, 384;Found,384。
【1888】
調製物148b:N−[(4R)−4−(アミノメチル)−3,4−ジヒドロ−2H−1−ベンゾピラン−7−イル]−N,6−ジメチルピリジン−2−アミン
【1889】
【化584】
[この文献は図面を表示できません]
【1890】
表題化合物を、調製物43bの手順に従い、調製物148aから定量的な収率で調製した。[M+H] Calc’d for C
17H
21N
3O, 284;Found,284。
【1891】
調製物148c:メチル3−({[(4R)−7−[メチル(6−メチルピリジン−2−イル)アミノ]−3,4−ジヒドロ−2H−1−ベンゾピラン−4−イル]メチル}アミノ)ピリジン−4−カルボキシラート
【1892】
【化585】
[この文献は図面を表示できません]
【1893】
表題化合物を、調製物4dの手順に従い、調製物148bから77%の収率で調製した。[M+H] Calc’d for C
24H
26N
4O
3, 419;Found,419。
【1894】
実施例148:3−({[(4R)−7−[メチル(6−メチルピリジン−2−イル)アミノ]−3,4−ジヒドロ−2H−1−ベンゾピラン−4−イル]メチル}アミノ)ピリジン−4−カルボン酸
【1895】
【化586】
[この文献は図面を表示できません]
【1896】
表題化合物を、実施例1の手順に従い、調製物148cから78%の収率で調製した。
1H NMR(300MHz、DMSO−d
6):δ1.88−2.01(2H、m)、2.32(3H、s)、3.09−3.16(1H、m)、3.32(3H、s)、3.46−3.54(1H、m)、3.67−3.73(1H、m)、4.13−4.21(2H、m)、6.31(1H、d、J=8.4Hz)、6.50(1H、d、J=7.2Hz)、6.64(1H、d、J=2.4Hz)、6.72−6.75(1H、m)、7.25−7.33(2H、m)、7.55(1H、d、J=5.1Hz)、8.39(1H、s)。[M+H] Calc’d for C
23H
24N
4O
3, 405;Found,405。
【1897】
調製物149a:tert−ブチル1−(アミノメチル)−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン−2−カルボキシラート
【1898】
【化587】
[この文献は図面を表示できません]
【1899】
メタンスルホニルクロライド(0.324mL、4.18mmol)を室温で、DCM(20mL)中のtert−ブチル1−(ヒドロキシメチル)−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン−2−カルボキシラート(1.0g、3.8mmol)及びDIEA(0.812mL、4.56mmol)の溶液に加え、溶液を一晩撹拌した。溶液をブラインで洗浄し、乾燥し(MgSO
4)、濃縮して、粗製のメシレート中間体を得た。このメシレート中間体を52℃で一晩、ナトリウムアジド(1.5g、22.8mmol)と共にDMF(8mL)中で撹拌した。反応物をEtOAc(30mL)で希釈し、濾過し、濃縮した。残留物をMeOH(30mL)に溶かし、10%のPd/Cの存在下で一晩、H
2のバルーンの下で水素化させた。反応物をセライトに通して濾過し、濃縮した。シリカゲルクロマトグラフィー(0%−20%のMeOH/DCM)による精製により、透明な油として250mg(25%)の表題化合物を得た。[M+H] Calc’d for C
15H
22N
2O
2, 263;Found, 263。
【1900】
実施例149:3−[(1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン−1−イルメチル)アミノ]ピリジン−4−カルボン酸
【1901】
【化588】
[この文献は図面を表示できません]
【1902】
3−フルオロイソニコチン酸(135mg、0.95mmol)、調製物149a(250mg、0.95mmol)、及びDIEA(0.17mL、0.95mmol)を、DMA(4mL)の中で組み合わせて、マイクロウェーブの中1時間、168℃で加熱した。溶液を濃縮し、次に残留物を1時間、50%のTFA/DCM(4mL)の中で撹拌した。溶液を濃縮し、残留物を分取HPLCによって精製して、淡黄色固形物として28mg(7%)の表題化合物を得た。
1H NMR(400MHz、DMSO−d
6):δ3.00−3.05(2H、m)、3.28−3.33(1H、m)、3.54−3.60(1H、m)、3.80−3.86(1H、m)、4.05−4.09(1H、m)、4.87(1H、br s)、7.26−7.35(3H、m)、7.50(1H、d、J=6.2Hz)、7.71(1H、d、J=5.0Hz)、7.80−7.85(1H、m)、7.99(1H、d、J=4.8Hz)、8.55(1H、s)、8.90(1H、br s)、9.40(1H、br s)。[M+H] Calc’d for C
16H
17N
3O
2, 284;Found,284。
【1903】
調製物150a:メチル3−({[(1R)−6−[(3−メトキシフェニル)(メチル)アミノ]−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−イル]メチル}アミノ)ピリジン−4−カルボキシラート
【1904】
【化589】
[この文献は図面を表示できません]
【1905】
表題化合物を、調製物126cについて概説される基本手順に従い、調製物122aと3−フルオロ−N,4−ジメチルアニリンから、43%の収率で調製した。[M+H] Calc’d for C
26H
29N
3O
3, 432;Found,432。
【1906】
実施例150:3−({[(1R)−6−[(3−メトキシフェニル)(メチル)アミノ]−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−イル]メチル}アミノ)ピリジン−4−カルボン酸
【1907】
【化590】
[この文献は図面を表示できません]
【1908】
表題化合物を、実施例1の手順に従い、調製物150aから92%の収率で調製した。
1H NMR(300MHz、DMSO−d
6):δ1.63−1.67(4H、m)、1.76−1.83(3H、m)、2.65−2.67(2H、m)、3.01−3.06(1H、m)、3.19(3H、s)、3.41−3.44(1H、m)、3.53−3.59(1H、m)、3.67(3H、s)、7.24(1H、d、J=8.4Hz)、7.54(1H、d、J=4.5Hz)、7.80(1H、d、J=3.9Hz)、8.32(1H、s)。[M+H] Calc’d for C
25H
27N
3O
3, 418;Found,418。
【1909】
調製物151a:3−フルオロ−N,4−ジメチルアニリン
【1910】
【化591】
[この文献は図面を表示できません]
【1911】
DMF(20mL)中の4−ブロモ−2−フルオロ−1−メチルベンゼン(1.0g、5.3mmol)、KOAc(1.3g、13.2mmol)、及びCuI(1.2g、6.4mmol)の懸濁液に、N
2の下、室温でメチルアミン(26.5mL、THF中で2.0M、53.0mmol)を加えた。反応物を密封管の中、100℃で一晩撹拌した。反応混合物を濾過し、水(50mL)で希釈し、EtOAc(50mL×3)で抽出した。有機質層を水酸化アンモニウム(50mL×3)とブライン(50mL)で洗浄し、乾燥し(Na
2SO
4)、濃縮した。残留物をシリカゲルクロマトグラフィー(PE:EtOAc=20:1)によって精製して、黄色油として310mg(42%)の表題化合物を得た。[M+H] Calc’d for C
8H
10FN, 140;Found,140。
【1912】
調製物151b:メチル3−({[(4R)−7−[(3−フルオロ−4−メチルフェニル)(メチル)アミノ]−3,4−ジヒドロ−2H−1−ベンゾピラン−4−イル]メチル}アミノ)ピリジン−4−カルボキシラート
【1913】
【化592】
[この文献は図面を表示できません]
【1914】
表題化合物を、調製物126cについて概説される基本手順に従い、調製物126bと3−フルオロ−N,4−ジメチルアニリンから、58%の収率で調製した。[M+H] Calc’d for C
25H
26FN
3O
3, 436;Found,436。
【1915】
実施例151:3−({[(4R)−7−[(3−フルオロ−4−メチルフェニル)(メチル)アミノ]−3,4−ジヒドロ−2H−1−ベンゾピラン−4−イル]メチル}アミノ)ピリジン−4−カルボン酸
【1916】
【化593】
[この文献は図面を表示できません]
【1917】
表題化合物を、実施例1の手順に従い、調製物151bから93%の収率で調製した。
1H NMR(300MHz、DMSO−d
6):δ1.83−1.89(1H、m)、1.93−1.98(1H、m)、2.12(3H、s)、3.04−3.08(1H、m)、3.16(3H、s)、3.42−3.49(1H、m)、3.63−3.69(1H、m)、4.09−4.18(2H、m)、6.41(1H、d、J=2.4Hz)、6.53(1H、dd、J=2.4、8.4Hz)、6.62−6.70(2H、m)、7.06−7.12(1H、m)、7.21(1H、d、J=8.4Hz)、7.55(1H、d、J=5.1Hz)、7.81(1H、d、J=5.1Hz)、8.37(1H、s)。[M+H] Calc’d for C
24H
24FN
3O
3, 422;Found,422。
【1918】
調製物152a:tert−ブチルN−{[(4R)−7−(メチルアミノ)−3,4−ジヒドロ−H−1−ベンゾピラン−4−イル]メチル}カルバマート
【1919】
【化594】
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【1920】
DMF(30mL)中の、調製物18d(1.00g、2.91mmol)、KOAc(710mg、7.25mmol)、メチルアミン(15mL、THF中で2M)の懸濁液に、N
2の下、室温でCuI(663mg、3.49mmol)を加えた。反応を一晩100℃で撹拌した。反応物をEtOAcで希釈し、濾過し、飽和NaHCO
3(10mL)で洗浄した。有機質層を濃縮し、残留物をシリカゲルクロマトグラフィー(PE:EtOAc=5:1)によって精製して、黄色固形物として286mg(34%)の表題化合物を得た。[M+H] Calc’d for C
16H
24N
2O
3, 293;Found,293。
【1921】
調製物152b:tert−ブチルN−{[(4R)−7−[(5−クロロピリジン−2−イル)(メチル)アミノ]−3,4−ジヒドロ−2H−1−ベンゾピラン−4−イル]メチル}カルバマート
【1922】
【化595】
[この文献は図面を表示できません]
【1923】
トルエン(20mL)中の、調製物152a(116mg、0.40mmol)、5−ブロモ−2−クロロピリジン(153mg、0.80mmol)、S−phos(24mg、0.06mmol)、及びCs
2CO
3(182mg、0.56mmol)の懸濁液に、N
2の下、室温でPd
2dba
3(36mg、0.04mmol)を加えた。反応物を120℃で一晩撹拌した。反応物を濾過し、濃縮した。残留物をシリカゲルクロマトグラフィー(PE:EtOAc=5:1)によって精製して、黄色固形物として63mg(39%)の表題化合物を得た。[M+H] Calc’d for C
21H
26ClN
3O
3, 404;Found,404。
【1924】
調製物152c:N−[(4R)−4−(アミノメチル)−3,4−ジヒドロ−2H−1−ベンゾピラン−7−イル]−5−クロロ−N−メチルピリジン−2−アミン
【1925】
【化596】
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【1926】
表題化合物を、調製物43bの手順に従い、調製物152bから97%の収率で調製した。[M+H] Calc’d for C
16H
18ClN
3O, 304;Found, 304。
【1927】
調製物152d:メチル3−({[(4R)−7−[(5−クロロピリジン−2−イル)(メチル)アミノ]−3,4−ジヒドロ−2H−1−ベンゾピラン−4−イル]メチル}アミノ)ピリジン−4−カルボキシラート
【1928】
【化597】
[この文献は図面を表示できません]
【1929】
表題化合物を、調製物4dの手順に従い、調製物152cから47%の収率で調製した。[M+H] Calc’d for C
23H
23ClN
4O
3, 439;Found, 439。
【1930】
実施例152:3−({[(4R)−7−[(5−クロロピリジン−2−イル)(メチル)アミノ]−3,4−ジヒドロ−2H−1−ベンゾピラン−4−イル]メチル}アミノ)ピリジン−4−カルボン酸
【1931】
【化598】
[この文献は図面を表示できません]
【1932】
表題化合物を、実施例1の手順に従い、調製物152dから70%の収率で調製した。
1H NMR(300MHz、DMSO−d
6):δ1.88−2.01(2H、m)、3.15−3.25(1H、m)、3.33(3H、s)、3.49−3.56(1H、m)、3.71−3.74(1H、m)、4.20−4.24(2H、m)、6.52(1H、d、J=9.3Hz)、6.71(1H、s)、6.78(1H、d、J=7.8Hz)、7.38(1H、d、J=6.6Hz)、7.50(1H、d、J=9.3Hz)、7.58(1H、d、J=3.0Hz)、7.85(1H、dd、J=4.5、1.5Hz)、8.15(1H、s)、8.41(1H、s)。[M+H] Calc’d for C
22H
21ClN
4O
3, 425;Found,425。
【1933】
調製物153a:2−クロロ−5−シクロプロピルピリジン
【1934】
【化599】
[この文献は図面を表示できません]
【1935】
1,4−ジオキサン(25mL)中の、5−ブロモ−2−クロロピリジン(990mg、5.15mmol)、シクロプロピルボロン酸(893mg、10.39mmol)、及びCs
2CO
3(5.082g、15.45mmol)の懸濁液に、N
2の下、室温でPd(PPh
3)
4(601mg、0.52mmol)を加えた。反応物を100℃で1時間撹拌した。濾過後、溶媒を真空内で除去し、残留物をシリカゲルクロマトグラフィー(PE:EtOAc=50:1)によって精製して、無色の油として452mg(57%)の表題化合物を得た。[M+H] Calc’d for C
8H
8NCl, 154;Found,154。
【1936】
調製物153b:tert−ブチルN−{[(4R)−7−[(5−シクロプロピルピリジン−2−イル)(メチル)アミノ]−3,4−ジヒドロ−2H−1−ベンゾピラン−4−イル]メチル}カルバマート
【1937】
【化600】
[この文献は図面を表示できません]
【1938】
トルエン(20mL)中の、2−クロロ−5−シクロプロピルピリジン(333mg、2.18mmol)、調製物152a(317mg、1.09mmol)、S−phos(70mg、0.17mmol)、及びCs
2CO
3(499mg、1.53mmol)の懸濁液に、N
2の下、室温でPd
2dba
3(101mg、0.11mmol)を加えた。反応物を120℃で一晩撹拌した。濾過後、溶媒を真空内で除去し、残留物をシリカゲルクロマトグラフィー(PE:EtOAc=10:1)によって精製して、黄色油として330mg(75%)の表題化合物を得た。[M+H] Calc’d for C
24H
31N
3O
3, 410;Found,410。
【1939】
調製物153c:N−[(4R)−4−(アミノメチル)−3,4−ジヒドロ−2H−1−ベンゾピラン−7−イル]−5−シクロプロピル−N−メチルピリジン−2−アミン
【1940】
【化601】
[この文献は図面を表示できません]
【1941】
表題化合物を、調製物43bの手順に従い、調製物153bから94%の収率で調製した。[M+H] Calc’d for C
19H
23N
3O, 310;Found, 310。
【1942】
調製物153d:メチル3−({[(4R)−7−[(5−シクロプロピルピリジン−2−イル)(メチル)アミノ]−3,4−ジヒドロ−2H−1−ベンゾピラン−4−イル]メチル}アミノ)ピリジン−4−カルボキシラート
【1943】
【化602】
[この文献は図面を表示できません]
【1944】
表題化合物を、調製物4dの手順に従い、調製物153dから86%の収率で調製した。[M+H] Calc’d for C
26H
28N
4O
3, 445;Found,445。
【1945】
実施例153:3−({[(4R)−7−[(5−シクロプロピルピリジン−2−イル)(メチル)アミノ]−3,4−ジヒドロ−2H−1−ベンゾピラン−4−イル]メチル}アミノ)ピリジン−4−カルボン酸
【1946】
【化603】
[この文献は図面を表示できません]
【1947】
表題化合物を、実施例1の手順に従い、調製物153dから39%の収率で調製した。
1H NMR(300MHz、DMSO−d
6):δ0.55−0.59(2H、m)、0.83−0.89(2H、m)、1.78−2.02(3H、m)、3.12−3.15(1H、m)、3.31(3H、s)、3.48−3.55(1H、m)、3.72(1H、dd、J=4.2、13.5Hz)、4.14−4.22(2H、m)、6.53(1H、d、J=8.4Hz)、6.63(1H、s)、6.74−6.71(1H、m)、7.12(1H、dd、J=2.1、8.4Hz)、7.31(1H、d、J=8.4Hz)、7.57(1H、d、J=4.8Hz)、7.85(1H、d、J=5.1Hz)、8.00(1H、s)、8.41(1H、s)。[M+H] Calc’d for C
25H
26N
4O
3, 431;Found, 431。
【1948】
調製物154a:4−エチル−N−メチルアニリン
【1949】
【化604】
[この文献は図面を表示できません]
【1950】
表題化合物を、調製物127aについて概説される基本手順に従い、4−エチルアニリンから、60%の全収率で調製した。[M+H] Calc’d for C
9H
13N, 136;Found,136。
【1951】
調製物154b:メチル3−({[(4R)−7−[(4−エチルフェニル)(メチル)アミノ]−3,4−ジヒドロ−2H−1−ベンゾピラン−4−イル]メチル}アミノ)ピリジン−4−カルボキシラート
【1952】
【化605】
[この文献は図面を表示できません]
【1953】
表題化合物を、調製物126cについて概説される基本手順に従い、調製物126bと4−エチル−N−メチルアニリンから、48%の収率で調製した。[M+H] Calc’d for C
26H
29N
3O
3, 432;Found,432。
【1954】
実施例154:3−({[(4R)−7−[(4−エチルフェニル)(メチル)アミノ]−3,4−ジヒドロ−2H−1−ベンゾピラン−4−イル]メチル}アミノ)ピリジン−4−カルボン酸
【1955】
【化606】
[この文献は図面を表示できません]
【1956】
表題化合物を、実施例1の手順に従い、調製物154bから82%の収率で調製した。
1H NMR(300MHz、DMSO−d
6):δ1.15(3H、t、J=7.5Hz)、1.80−1.85(1H、m)、1.90−1.97(1H、m)、2.54(2H、q、J=7.5Hz)、3.00−3.04(1H、m)、3.15(3H、s)、3.40−3.47(1H、m)、3.62(1H、dd、J=5.1、13.5Hz)、4.06−4.14(2H、m)、6.23(1H、d、J=2.1Hz)、6.38(1H、dd、J=8.1、2.4Hz)、6.95(2H、d、J=8.1Hz)、7.12(3H、dd、J=3.6、8.1Hz)、7.55(1H、d、J=4.8Hz)、7.82(1H、d、J=4.8Hz)、8.37(1H、s)。[M+H] Calc’d for C
25H
27N
3O
3, 418;Found,418。
【1957】
調製物155a:tert−ブチルN−{[(1R)−6−[メチル(1−メチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−4−イル)アミノ]−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−イル]メチル}カルバマート
【1958】
【化607】
[この文献は図面を表示できません]
【1959】
トルエン(20mL)中の、調製物139a(200mg、0.69mmol)、4−ブロモ−1−メチル−1,2−ジヒドロピリジン−2−オン(259mg、1.38mmol)、S−phos(45mg、0.11mmol)、及びCs
2CO
3(315mg、0.97mmol)の懸濁液に、N
2の下、室温でPd
2dba
3(64mg、0.07mmol)を加えた。反応物を120℃で一晩撹拌した。反応物を冷却し、濾過し、濃縮した。残留物をシリカゲルクロマトグラフィー(DCM:MeOH=15:1)によって精製して、黄色油として162mg(59%)の表題化合物を得た。[M+H] Calc’d for C
23H
31N
3O
3, 398;Found,398。
【1960】
調製物155b:4−{[(5R)−5−(アミノメチル)−5,6,7,8−テトラヒドロナフタレン−2−イル](メチル)アミノ}−1−メチル−1,2−ジヒドロピリジン−2−オン
【1961】
【化608】
[この文献は図面を表示できません]
【1962】
表題化合物を、調製物43bの手順に従い、調製物155aから54%の収率で調製した。[M+H] Calc’d for C
18H
23N
3O, 298;Found,298。
【1963】
調製物155c:メチル3−({[(1R)−6−[メチル(1−メチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−4−イル)アミノ]−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−イル]メチル}アミノ)ピリジン−4−カルボキシラート
【1964】
【化609】
[この文献は図面を表示できません]
【1965】
表題化合物を、調製物4dの手順に従い、調製物155bから65%の収率で調製した。[M+H] Calc’d for C
25H
28N
4O
3, 433;Found,433。
【1966】
実施例155:3−({[(1R)−6−[メチル(1−メチル−2−オキソ−1,2−ジヒドロピリジン−4−イル)アミノ]−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−イル]メチル}アミノ)ピリジン−4−カルボン酸
【1967】
【化610】
[この文献は図面を表示できません]
【1968】
表題化合物を、実施例1の手順に従い、調製物155cから42%の収率で調製した。
1H NMR(400MHz、DMSO−d
6):δ1.76−1.87(4H、m)、2.67−2.78(2H、m)、3.28(3H、s)、3.41(3H、s)、3.42−3.51(2H、m)、3.60−3.65(1H、m)、5.45(1H、s)、5.65−5.67(1H、m)、6.67(2H、m)、7.31−7.38(2H、m)、7.55(1H、m)、7.82(1H、s)、8.34(1H、s)。[M+H] Calc’d for C
24H
26N
4O
3, 418;Found,419。
【1969】
調製物156a:tert−ブチルN−{[(1R)−6−[メチル(5−メチルピリミジン−2−イル)アミノ]−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−イル]メチル}カルバマート
【1970】
【化611】
[この文献は図面を表示できません]
【1971】
表題化合物を、調製物155aについて概説される基本手順に従い、調製物139aと2−クロロ−5−メチルピリミジンから、21%の収率で調製した。[M+H] Calc’d for C
22H
30N
4O
2, 383;Found,383。
【1972】
調製物156b:N−[(5R)−5−(アミノメチル)−5,6,7,8−テトラヒドロナフタレン−2−イル]−N,5−ジメチルピリミジン−2−アミン
【1973】
【化612】
[この文献は図面を表示できません]
【1974】
表題化合物を、調製物43bの手順に従い、調製物156aから98%の収率で調製した。[M+H] Calc’d for C
17H
22N
4, 283;Found,283。
【1975】
調製物156c:メチル3−({[(1R)−6−[メチル(5−メチルピリジン−2−イル)アミノ]−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−イル]メチル}アミノ)ピリジン−4−カルボキシラート
【1976】
【化613】
[この文献は図面を表示できません]
【1977】
表題化合物を、調製物4dの手順に従い、調製物156bから59%の収率で調製した。[M+H] Calc’d for C
24H
27N
5O
2, 418;Found,418。
【1978】
実施例156:3−({[(1R)−6−[メチル(5−メチルピリミジン−2−イル)アミノ]−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−イル]メチル}アミノ)ピリジン−4−カルボン酸
【1979】
【化614】
[この文献は図面を表示できません]
【1980】
表題化合物を、実施例1の手順に従い、調製物156cから57%の収率で調製した。
1H NMR(300MHz、DMSO−d
6):δ1.68−1.71(1H、m)、1.83−1.86(3H、m)、2.09(3H、s)、2.67−2.73(2H、m)、3.09−3.12(1H、m)、3.39(3H、s)、3.42−3.48(1H、m)、3.62(1H、dd、J=4.8、12.8Hz)、7.02(1H、s)、7.06(1H、d、J=8.4Hz)、7.32(1H、d、J=8.4Hz)、7.58(1H、d、J=4.8Hz)、7.84(1H、d、J=4.8Hz)、8.21(2H、s)、8.38(1H、s)。[M+H] Calc’d for C
23H
25N
5O
2, 403;Found,404。
【1981】
調製物157a:5−エチル−N−メチルピリジン−2−アミン
【1982】
【化615】
[この文献は図面を表示できません]
【1983】
THF(10mL)中の5−エチルピリジン−2−アミン(330mg、2.70mmol)の溶液を−78℃に冷却し、n−BuLi(1.2mL、3.0mmol)を加えた。反応物を−78℃で30分間撹拌し、次にMeI(423mg、2.97mmol)を加えた。反応物2時間撹拌しつつ、室温に暖めた。水(10ml)を加え、溶液をEtOAc(20mL)で抽出した。有機質層を乾燥し(Na
2SO
4)、濃縮した。残留物をシリカゲルクロマトグラフィー(PE:EtOAc=5:1)によって精製して、黄色油として35mg(9%)の表題化合物を得た。[M+H] Calc’d for C
8H
12N
2, 137;Found,137。
【1984】
調製物157b:メチル3−({[(4R)−7−[(5−エチルピリジン−2−イル)(メチル)アミノ]−3,4−ジヒドロ−2H−1−ベンゾピラン−4−イル]メチル}アミノ)ピリジン−4−カルボキシラート
【1985】
【化616】
[この文献は図面を表示できません]
【1986】
表題化合物を、調製物126cについて概説される基本手順に従い、調製物126bと5−エチル−N−メチルピリジン−2−アミンから、42%の収率で調製した。[M+H] Calc’d for C
25H
28N
4O
3, 433;Found,433。
【1987】
実施例157:3−({[(4R)−7−[(5−エチルピリジン−2−イル)(メチル)アミノ]−3,4−ジヒドロ−2H−1−ベンゾピラン−4−イル]メチル}アミノ)ピリジン−4−カルボン酸
【1988】
【化617】
[この文献は図面を表示できません]
【1989】
表題化合物を、実施例1の手順に従い、調製物157bから80%の収率で調製した。
1H NMR(300MHz、DMSO−d
6):δ1.13(3H、t、J=7.5Hz)、1.88−2.03(2H、m)、2.44−2.50(2H、m)、3.11−3.13(1H、m)、3.49(3H、s)、3.47−3.50(1H、m)、3.67−3.74(1H、m)、4.17−4.23(2H、m)、6.56(1H、d、J=8.7Hz)、6.64(1H、m)、6.72−6.76(1H、m)、7.33(2H、d、J=8.1Hz)、7.58(1H、d、J=5.1Hz)、7.83(1H、d、J=4.8Hz)、8.01(1H、d、J=1.8Hz)、8.37(1H、s)。[M+H] Calc’d for C
24H
26N
4O
3, 419;Found,419。
【1990】
調製物158a:[4−(メチルアミノ)フェニル]メタノール
【1991】
【化618】
[この文献は図面を表示できません]
【1992】
THF(30mL)中のメチル4−(メチルアミノ)ベンゾアート(2.0g、12.1mmol)の溶液に、0℃でLAH(6.1mL、THF中で2.4M、14.5mmol)を加えた。反応物を室温で2時間撹拌した。反応物をEtOAc(50mL)と水(2mL)でクエンチした。混合物を乾燥し(Na
2SO
4)、濃縮した。シリカゲルクロマトグラフィー(PE:EtOAc=3:1)による精製により、黄色油として1.0g(60%)の表題化合物を得た。[M+H] Calc’d for C
8H
11NO, 138;found 138。
【1993】
調製物158b:4−{[(tert−ブチルジメチルシリル)オキシ]メチル}−N−メチルアニリン
【1994】
【化619】
[この文献は図面を表示できません]
【1995】
DCM(20mL)中の、[4−(メチルアミノ)フェニル]メタノール(500mg、3.7mmol)及びイミダゾール(248mg、3.7mmol)の溶液に、室温でTBSCl(548mg、3.7mmol)を加え、反応物を2時間撹拌した。反応物を水(50mL)で希釈し、DCM(50mL×3)で抽出した。有機物をブライン(50mL)で洗浄し、乾燥し(Na
2SO
4)、濃縮した。残留物をシリカゲルクロマトグラフィー(PE:EtOAc=40:1)によって精製して、黄色油として600mg(66%)の表題化合物を得た。[M+H] Calc’d for C
14H
15NOSi, 252;found 252。
【1996】
調製物158c:メチル3−({[(1R)−6−[(4−{[(tert−ブチルジメチルシリル)オキシ]メチル}フェニル)−(メチル)アミノ]−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−イル]メチル}アミノ)ピリジン−4−カルボキシラート
【1997】
【化620】
[この文献は図面を表示できません]
【1998】
表題化合物を、調製物126cについて概説される基本手順に従い、調製物126bと調製物158bから、28%の収率で調製した。[M+H] Calc’d for C
32H
43N
3O
3Si, 546;Found,546。
【1999】
実施例158:3−({[(1R)−6−{[4−(ヒドロキシメチル)フェニル](メチル)アミノ}−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−イル]メチル}アミノ)ピリジン−4−カルボン酸
【2000】
【化621】
[この文献は図面を表示できません]
【2001】
THF(5mL)中の調製物158c(80mg、0.15mmol)の溶液に、室温でTBAF(0.29mL、THF中で1.0M、0.29mmol)を加え、反応物を1時間撹拌した。水(5mL)とLiOH.H
2O(26mg、0.60mmol)を加え、反応物を室温で2時間撹拌した。THFを真空内で除去し、残留物を1.0Nの水性HCl溶液により酸性化し、pH=5とした。沈殿物を濾過し、分取HPLCによって精製して、黄色固形物として40mg(65%)の表題化合物を得た。
1H NMR(400MHz、DMSO−d
6):δ1.63−1.68(1H、m)、1.77−1.84(3H、m)、2.64−2.67(2H、m)、3.03−3.06(1H、m)、3.20(3H、s)、3.41−3.46(1H、m)、3.55−3.60(1H、m)、4.41(2H、s)、5.01(1H、br s)、6.72−6.76(2H、m)、6.92(2H、d、J=8.4Hz)、7.19−7.21(3H、m)、7.56(1H、d、J=4.8Hz)、7.83(1H、d、J=5.2Hz)、8.35(1H、s)。[M+H] Calc’d for C
25H
27N
3O
3, 418;Found,418。
【2002】
調製物159a:メチル3−({[(1R)−6−[メチル(1−メチル−1H−ピラゾル−4−イル)アミノ]−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−イル]メチル}アミノ)ピリジン−4−カルボキシラート
【2003】
【化622】
[この文献は図面を表示できません]
【2004】
トルエン(30mL)中の、調製物122a(300mg、0.796mmol)、N,1−ジメチル−1H−ピラゾル−4−アミン(106mg、0.955mmol)、S−phos(49mg、0.119mmol)、及びCs
2CO
3(363mg、1.114mmol)の懸濁液に、N
2の下、室温でPd
2dba
3(73mg、0.080mmol)を加えた。反応物を120℃で一晩撹拌した。反応物を冷却し、濾過し、濃縮した。残留物をシリカゲルクロマトグラフィー(PE:EtOAc=5:1)によって精製して、黄色油として100mg(32%)の表題化合物を得た。[M+H] Calc’d for C
23H
27N
5O
2, 406;Found, 406。
【2005】
実施例159:3−({[(1R)−6−[メチル(1−メチル−1H−ピラゾル−4−イル)アミノ]−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−イル]メチル}アミノ)ピリジン−4−カルボン酸
【2006】
【化623】
[この文献は図面を表示できません]
【2007】
表題化合物を、実施例1の手順に従い、調製物159aから52%の収率で調製した。
1H NMR(400MHz、DMSO−d
6):δ1.73−1.76(4H、m)、2.62(2H、m)、2.91(1H、s)、3.09(3H、s)、3.44−3.50(2H、m)、3.64−3.69(1H、m)、3.78(3H、s)、6.51−6.52(1H、m)、6.60(1H、m)、7.07−7.10(1H、m)、7.29(1H、s)、7.53−7.54(1H、d、J=4.8Hz)、7.60(1H、s)、7.78−7.80(1H、m)、8.29(1H、s)。[M+H] Calc’d for C
22H
25N
5O
2, 392;Found,392。
【2008】
調製物160a:1−N,1−N,4−N−トリメチルベンゼン−1,4−ジアミン
【2009】
【化624】
[この文献は図面を表示できません]
【2010】
表題化合物を、調製物127aについて概説される基本手順に従い、1−N,1−N−ジメチルベンゼン−1,4−ジアミンから、52%の全収率で調製した。[M+H] Calc’d for C
9H
14N
2, 151;Found,151。
【2011】
調製物160b:メチル3−({[(1R)−6−{[4−(ジメチルアミノ)フェニル](メチル)アミノ}−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−イル]メチル}アミノ)ピリジン−4−カルボキシラート
【2012】
【化625】
[この文献は図面を表示できません]
【2013】
表題化合物を、調製物126cについて概説される基本手順に従い、調製物122aと調製物160aから、23%の収率で調製した。[M+H] Calc’d for C
27H
32N
4O
2, 445;Found,445。
【2014】
実施例160:3−({[(1R)−6−{[4−(ジメチルアミノ)フェニル](メチル)アミノ}−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−イル]メチル}アミノ)ピリジン−4−カルボン酸
【2015】
【化626】
[この文献は図面を表示できません]
【2016】
表題化合物を、実施例1の手順に従い、調製物164bから11%の収率で調製した。
1H NMR(400MHz、DMSO−d
6):δ1.61−1.64(1H、m)、1.75−1.80(3H、m)、2.60−2.61(2H、m)、2.88(6H、s)、2.97−2.98(1H、m)、3.12(3H、s)、3.48−3.52(2H、m)、6.42−6.49(2H、m)、6.73(2H、d、J=6.8Hz)、6.6.97(2H、d、J=6.8Hz)、7.07(1H、d、J=8.0Hz)、7.55(1H、d、J=4.8Hz)、7.81(1H、d、J=4.8Hz)、8.30(1H、s)。[M+H] Calc’d for C
26H
30N
4O
2, 431;Found, 431。
【2017】
調製物161a:メチル4−({[(1R)−6−[(4−シクロプロピルフェニル)(メチル)アミノ]−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−イル]メチル}アミノ)ピリジン−4−カルボキシラート
【2018】
【化627】
[この文献は図面を表示できません]
【2019】
表題化合物を、調製物126cについて概説される基本手順に従い、調製物122aと4−シクロプロピル−N−メチルアニリンから、28%の収率で調製した。[M+H] Calc’d for C
28H
31N
3O
2, 442;Found, 442。
【2020】
実施例161:3−({[(1R)−6−[(4−シクロプロピルフェニル)(メチル)アミノ]−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−イル]メチル}アミノ)ピリジン−4−カルボン酸
【2021】
【化628】
[この文献は図面を表示できません]
【2022】
表題化合物を、実施例1の手順に従い、調製物161aから93%の収率で調製した。
1H NMR(300MHz、DMSO−d
6):δ0.56−0.60(2H、m)、0.84−0.90(2H、m)、1.60−1.63(1H、m)、1.57−1.86(4H、m)、2.62−2.64(2H、m)、2.97−3.01(1H、m)、3.15(3H、s)、3.34−3.41(1H、m)、3.50−3.56(1H、m)、6.65−6.69(2H、m)、6.68(2H、d、J=8.1Hz)、6.97(2H、d、J=8.7Hz)、7.15(1H、d、J=8.4Hz)、7.54(1H、d、J=4.8Hz)、7.80(1H、d、J=4.8Hz)、8.31(1H、s)。[M+H] Calc’d for C
27H
29N
3O
2, 428;Found, 428。
【2023】
調製物162a:tert−ブチルN−{[(1R)−6−(2,3,4,5−テトラヒドロ−1H−1−ベンザゼピン−1−イル)−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−イル]メチル}カルバマート
【2024】
【化629】
[この文献は図面を表示できません]
【2025】
表題化合物を、調製物9aについて概説される基本手順に従い、調製物6dと2,3,4,5−テトラヒドロ−1H−1−ベンザゼピンから、69%の収率で調製した。[M+H] Calc’d for C
26H
34N
2O
2, 407;Found,407。
【2026】
調製物162b:[(1R)−6−(2,3,4,5−テトラヒドロ−1H−1−ベンザゼピン−1−イル)−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−イル]メタンアミン
【2027】
【化630】
[この文献は図面を表示できません]
【2028】
表題化合物を、調製物43bの手順に従い、調製物162aから定量的な収率で調製した。[M+H] Calc’d for C
21H
26N
2, 307;Found,307。
【2029】
調製物162c:メチル3−({[(1R)−6−[メチル(2,3,4,5−テトラヒドロ−1H−1−ベンザゼピン−1−イル)−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−イル]メチル}アミノ)ピリジン−4−カルボキシラート
【2030】
【化631】
[この文献は図面を表示できません]
【2031】
表題化合物を、調製物4dの手順に従い、調製物162bから76%の収率で調製した。[M+H] Calc’d for C
28H
31N
3O
2, 442;Found, 442。
【2032】
実施例162:3−({[(1R)−6−[(2,3,4,5−テトラヒドロ−1H−ベンザゼピン−1−イル)−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−イル]メチル}アミノ)ピリジン−4−カルボン酸
【2033】
【化632】
[この文献は図面を表示できません]
【2034】
表題化合物を、実施例1の手順に従い、調製物145cから65%の収率で調製した。
1H NMR(400MHz、DMSO−d
6):δ1.56−1.89(8H、m)、2.58(4H、br s)、2.93−2.99(1H、m)、3.32−3.39(1H、m)、3.47−3.60(3H、m)、6.28(1H、s)、6.33−6.37(1H、m)、7.04−7.11(2H、m)、7.14−7.26(2H、m)、7.30−7.36(1H、m)、7.56(d、1H、J=5.0Hz)、7.82(1H、d、J=5.0Hz)、8.36(1H、s)。[M+H] Calc’d for C
27H
29N
3O
2, 428;Found, 428。
【2035】
調製物163a:4−シクロプロピル−N−(2−メトキシエチル)アニリン
【2036】
【化633】
[この文献は図面を表示できません]
【2037】
メトキシアセチルクロリド(0.55mL、6.0mmol)を、DCM中の4−シクロプロピルアニリン(800mg、6.0mmol)とDIEA(1.05mL、6.0mmol)に加え、反応物を室温で2時間撹拌した。反応物をブラインで洗浄し、乾燥し(MgSO
4)、濃縮して、粗製のN−(4−シクロプロピルフェニル)−2−メトキシアセトアミドを得た。
【2038】
THF(20mL)中のこのN−(4−シクロプロピルフェニル)−2−メトキシアセトアミドの溶液に、0℃でLAH(5.0mL、THF中で2.4M、12mmol)を加えた。反応物を室温で2時間撹拌した。溶液を水(0.5mL)とEtOAc(30mL)で希釈し、乾燥し(Na
2SO
4)、濃縮した。シリカゲルクロマトグラフィー(0%−15%のMeOH/DCM)による精製により、黄色油として912mg(79%)の表題化合物を得た。[M+H] Calc’d for C
12H
17NO, 192;Found,192。
【2039】
調製物163b:tert−ブチルN−{[(1R)−6−[(4−シクロプロピルフェニル)(2−メトキシエチル)アミノ]−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−イル]メチル}カルバマート
【2040】
【化634】
[この文献は図面を表示できません]
【2041】
表題化合物を、調製物9aについて概説される基本手順に従い、調製物6dと4−シクロプロピル−N−(2−メトキシエチル)アニリンから、69%の収率で調製した。[M+H] Calc’d for C
28H
38N
2O
3, 451;Found,451。
【2042】
調製物163c:(5R)−5−(アミノメチル)−N−(4−シクロプロピルフェニル)−N−(2−メトキシエチル)−5,6,7,8−テトラヒドロナフタレン−2−アミン
【2043】
【化635】
[この文献は図面を表示できません]
【2044】
表題化合物を、調製物43bの手順に従い、調製物163bから定量的な収率で調製した。[M+H] Calc’d for C
23H
30N
2O, 351;Found,351。
【2045】
調製物163d:メチル3−({[(1R)−6−[(4−シクロプロピルフェニル)(2−メトキシエチル)アミノ]−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−イル]メチル}アミノ)ピリジン−4−カルボキシラート
【2046】
【化636】
[この文献は図面を表示できません]
【2047】
表題化合物を、調製物4dの手順に従い、調製物163cから72%の収率で調製した。[M+H] Calc’d for C
30H
35N
3O
3, 486;Found,486。
【2048】
実施例163:3−({[(1R)−6−[(4−シクロプロピルフェニル)(2−メトキシエチル)アミノ]−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−イル]メチル}アミノ)ピリジン−4−カルボン酸
【2049】
【化637】
[この文献は図面を表示できません]
【2050】
表題化合物を、実施例1の手順に従い、調製物163dから65%の収率で調製した。
1H NMR(400MHz、DMSO−d
6):δ0.58−0.62(2H、m)、0.85−0.91(2H、m)、1.61−1.67(1H、m)、1.71−1.85(4H、m)、2.60−2.65(2H、m)、2.99−3.03(1H、m)、3.23(3H、s)、3.37−3.57(4H、m)、3.75−3.80(2H、m)、6.65(1H、s)、6.68(1H、d、J=8.6Hz)、6.89(2H、d、J=7.0Hz)、6.97(2H、d、J=7.8Hz)、7.16(1H、d、J=8.2Hz)、7.55(1H、d、J=4.5Hz)、7.81(1H、d、J=4.5Hz)、8.32(1H、s)。[M+H] Calc’d for C
29H
33N
3O
3, 472;Found, 472。
【2051】
調製物164a:4−(メトキシメチル)−N−メチルアニリン
【2052】
【化638】
[この文献は図面を表示できません]
【2053】
表題化合物を、調製物127aについて概説される基本手順に従い、4−メトキシメチルアニリンから、22%の全収率で調製した。[M+H] Calc’d for C
9H
13NO, 152;Found,152。
【2054】
調製物164b:メチル3−({[(1R)−6−{[4−(メトキシメチル)フェニル](メチル)アミノ}−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−イル]メチル}アミノ)ピリジン−4−カルボキシラート
【2055】
【化639】
[この文献は図面を表示できません]
【2056】
表題化合物を、調製物126cについて概説される基本手順に従い、調製物122aと4−(メトキシメチル)−N−メチルアニリンから、23%の収率で調製した。[M+H] Calc’d for C
27H
31N
3O
3, 446;Found,446。
【2057】
実施例164:3−({[(1R)−6−{[4−(メトキシメチル)フェニル](メチル)アミノ}−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−イル]メチル}アミノ)ピリジン−4−カルボン酸
【2058】
【化640】
[この文献は図面を表示できません]
【2059】
表題化合物を、実施例1の手順に従い、調製物164bから33%の収率で調製した。
1H NMR(300MHz、DMSO−d
6):δ1.59−1.79(4H、m)、2.61−2.67(2H、m)、3.02−3.04(1H、m)、3.20(3H、s)、3.23(3H、s)、3.31−3.40(1H、m)、3.51−3.54(1H、m)、4.28(2H、s)、6.77−6.88(4H、m)、7.14−7.24(3H、m)、7.54(1H、d、J=4.2Hz)、7.80(1H、d、J=4.8Hz)、8.31(1H、s)。[M+H] Calc’d for C
26H
29N
3O
3, 432;Found,432。
【2060】
調製物165a:4−((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)−N−メチルアニリン
【2061】
【化641】
[この文献は図面を表示できません]
【2062】
DCM中の、4−(メチルアミノ)フェノール(5.0g、29mmol)、TBDMSCl(4.8g、32mmol)、及びイミダゾール(9.9g、0.15mol)の溶液を、室温で1時間撹拌した。水を加え、混合物をEtOAcで抽出した。有機質層を乾燥し(Na
2SO
4)、濃縮し、シリカゲルクロマトグラフィー(PE:EtOAc=10:1)によって精製して、濃緑色油として3.0g(43%)の表題化合物を得た。[M+H] Calc’d for C
13H
23NOSi, 238;Found,238。
【2063】
調製物165b:メチル3−({[(1R)−6−({4−[(tert−ブチルジメチルシリル)オキシ]フェニル}−(メチル)アミノ)−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−イル]メチル}アミノ)ピリジン−4−カルボキシラート
【2064】
【化642】
[この文献は図面を表示できません]
【2065】
表題化合物を、調製物126cについて概説される基本手順に従い、調製物122aと4−((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)−N−メチルアニリンから、36%の収率で調製した。[M+H] Calc’d for C
31H
41N
3O
3Si, 532;Found,532。
【2066】
調製物165c:メチル3−({[(1R)−6−[(4−ヒドロキシフェニル)(メチル)アミノ]−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−イル]メチル}アミノ)ピリジン−4−カルボキシラート
【2067】
【化643】
[この文献は図面を表示できません]
【2068】
THF(10mL)中の調製物165b(733mg、1.37mmol)の溶液に、TBAF(3mL、3mmol、1M)をゆっくり加えた。混合物を室温で20分間撹拌した。EtOAc(10mL)、次に水(10mL)を溶液に加えた。有機質層を分離し、Na
2SO
4で乾燥し、濃縮し、シリカゲルクロマトグラフィー(PE:EtOAc=2:1)によって精製して、黄色油として576mg(100%)の表題化合物を得た。[M+H] Calc’d for C
25H
27N
3O
3, 418;Found,418。
【2069】
実施例165:3−({[(1R)−6−[(4−ヒドロキシフェニル)(メチル)アミノ]−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−イル]メチル}アミノ)ピリジン−4−カルボン酸
【2070】
【化644】
[この文献は図面を表示できません]
【2071】
表題化合物を、実施例1の手順に従い、調製物165Cから88%の収率で調製した。
1H NMR(300MHz、DMSO−d
6):δ1.59−1.81(4H、m)、2.48−2.58(2H、m)、2.92−3.00(1H、m)、3.10(3H、s)、3.27−3.51(2H、m)、6.41(1H、s)、6.46(1H、dd、J=8.7、1.5Hz)、7.33(2H、d、J=8.7Hz)、6.91(2H、d、J=8.7Hz)、7.06(1H、d、J=8.1Hz)、7.53(1H、d、J=4.8Hz)、7.78(1H、d、J=4.8Hz)、8.27(1H、s)、9.26(1H、br s)。[M+H] Calc’d for C
24H
25N
3O
3, 404;Found,404。
【2072】
調製物166a:N,3,5−トリメチル−1,2−オキサゾル−4−アミン
【2073】
【化645】
[この文献は図面を表示できません]
【2074】
表題化合物を、調製物127aについて概説される基本手順に従い、ジメチル−1,2−オキサゾル−4−アミンから、33%の全収率で調製した。[M+H] Calc’d for C
6H
10N
2O, 127;Found,127。
【2075】
調製物166b:メチル3−({[(1R)−6−[(ジメチル−1,2−オキサゾル−4−イル)(メチル)アミノ]−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−イル]メチル}アミノ)ピリジン−4−カルボキシラート
【2076】
【化646】
[この文献は図面を表示できません]
【2077】
表題化合物を、調製物126cについて概説される基本手順に従い、調製物122aとN,3,5−トリメチル−1,2−オキサゾル−4−アミンから、36%の収率で調製した。[M+H] Calc’d for C
24H
28N
4O
3, 421;Found,421。
【2078】
実施例166:メチル3−({[(1R)−6−[(ジメチル−1,2−オキサゾル−4−イル)(メチル)アミノ]−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−イル]メチル}アミノ)ピリジン−4−カルボン酸
【2079】
【化647】
[この文献は図面を表示できません]
【2080】
表題化合物を、実施例1の手順に従い、調製物166bから91%の収率で調製した。
1H NMR(300MHz、DMSO−d
6):δ1.61−1.64(1H、m)、1.73−1.82(3H、m)、1.95(3H、s)、2.19(3H、s)、2.62−2.66(2H、m)、2.96−3.00(1H、m)、3.09(3H、s)、3.38−3.41(1H、m)、3.47−3.53(1H、m)、6.31−6.33(2H、m)、7.10(1H、d、J=8.4Hz)、7.53(1H、d、J=5.1Hz)、7.80(1H、d、J=5.1Hz)、8.31(1H、s)。[M+H] Calc’d for C
23H
26N
4O
3, 407;Found,407。
【2081】
調製物167a:N−メチル−4−(ピロリジン−1−イル)アニリン
【2082】
【化648】
[この文献は図面を表示できません]
【2083】
表題化合物を、調製物127aについて概説される基本手順に従い、4−(ピロリジン−1−イル)アニリンから、74%の全収率で調製した。[M+H] Calc’d for C
11H
16N
2, 177;Found,177。
【2084】
調製物167b:メチル3−({[(1R)−6−{メチル[4−(ピロリジン−1−イル)フェニル]アミノ}−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−イル]メチル}アミノ)ピリジン−4−カルボキシラート
【2085】
【化649】
[この文献は図面を表示できません]
【2086】
表題化合物を、調製物126cについて概説される基本手順に従い、調製122aとN−メチル−4−(ピロリジン−1−イル)アニリンから、55%の収率で調製した。[M+H] Calc’d for C
29H
34N
4O
2, 471;Found, 471。
【2087】
実施例167:3−({[(1R)−6−{メチル[4−(ピロリジン−1−イル)フェニル]アミノ}−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−イル]メチル}アミノ)ピリジン−4−カルボン酸
【2088】
【化650】
[この文献は図面を表示できません]
【2089】
表題化合物を、実施例1の手順に従い、調製物167bから77%の収率で調製した。
1H NMR(300MHz、DMSO−d
6):δ1.58−1.62(1H、m)1.69−1.78(3H、m)、1.89−1.94(4H、m)、2.55−2.58(2H、m)、2.92−2.96(1H、m)、3.09(3H、s)、3.30−3.33(4H、m)、3.37−3.43(1H、m)、3.46−3.49(1H、m)、6.36(1H、s)、6.42(1H、d、J=9.0Hz)、6.52(2H、d、J=8.7Hz)、6.94(2H、d、J=8.4Hz)、7.03(1H、d、J=9.0Hz)、7.53(1H、d、 J=4.8Hz)、7.79(1H、d、J=4.5Hz)、8.29(1H、s)。[M+H] Calc’d for C
28H
32N
4O
2, 457;Found, 457。
【2090】
調製物168a:[1−(4−ブロモフェニル)エトキシ](tert−ブチル)ジメチルシラン
【2091】
【化651】
[この文献は図面を表示できません]
【2092】
DMF(35mL)中の1−(4−ブロモフェニル)エタン−1−オール(2.8g、13.93mmol)及びイミダゾール(2.84g、41.79mmol)の溶液に、室温でTBDMSCl(4.18g、27.86mmol)を加え、反応物を一晩撹拌した。反応物を水(70mL)で希釈し、EtOAc(50mL×3)で抽出した。有機物をブライン(50mL)で洗浄し、乾燥し(Na
2SO
4)、濃縮した。残留物をシリカゲルクロマトグラフィー(PE:EtOAc=100:1)によって精製して、無色の油として4.08g(95%)の表題化合物を得た。
【2093】
調製物168b:4−{1−[(tert−ブチルジメチルシリル)オキシ]エチル}−N−メチルアニリン
【2094】
【化652】
[この文献は図面を表示できません]
【2095】
DMF(30mL)中の、調製物168a(1.0g、3.18mmol)、KOAc(780mg、7.96mmol)、及びメチルアミン(16mL、THF中で2M)の懸濁液に、N
2の下、室温でCuI(728mg、3.83mmol)を加えた。反応容器を密閉し、100℃で一晩撹拌した。濾過後、溶液を水酸化アンモニウム(10mL)で希釈し、EtOAcで抽出した。有機質層を真空内で濃縮し、残留物をシリカゲルクロマトグラフィー(PE:EtOAc=5:1)によって精製して、無色の油として490mg(58%)の表題化合物を得た。[M+H] Calc’d for C
15H
27NOSi, 266;Found, 266。
【2096】
調製物168c:メチル3−[({6−[4−{1−[(tert−ブチルジメチルシリル)オキシ]エチル}フェニル)−(メチル)アミノ]−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−イル}メチル}アミノ]ピリジン−4−カルボキシラート
【2097】
【化653】
[この文献は図面を表示できません]
【2098】
表題化合物を、調製物126cについて概説される基本手順に従い、調製物122aと調製物168bから、32%の収率で調製した。[M+H] Calc’d for C
33H
45N
3O
3Si, 560;Found,560。
【2099】
調製物168d:メチル3−({[6−({4−[(1R)−1−ヒドロキシエチル]フェニル}(メチル)アミノ)−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−イル]メチル}アミノ)ピリジン−4−カルボキシラート;及び
調製物169d:メチル3−({[6−({4−[(1S)−1−ヒドロキシエチル]フェニル}(メチル)アミノ)−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−イル]メチル}アミノ)ピリジン−4−カルボキシラート
【2100】
【化654】
[この文献は図面を表示できません]
【2101】
THF(5mL)中の調製物168c(333mg、0.60mmol)の溶液に、室温でTBAF(1.2mL、THF中で1.0M、1.2mmol)を加え、反応物を1時間撹拌した。溶液をEtOAc(30mL)と水(10mL)で希釈し、5NのHClでpH=5に酸性化した。この混合物をEtOAc(50mL×3)で抽出し、ブライン(50mL)で洗浄し、乾燥し(Na
2SO
4)、濃縮した。残留物をシリカゲルクロマトグラフィー(PE:EtOAc=1:1)によって精製して、黄色固形物として142mg(54%)のラセミ体を得た。[M+H] Calc’d for C
27H
31N
3O
3, 446;Found,446。
【2102】
キラル分取HPLC(カラム:キラルIA 5μm、4.6
*250mm、移動相:Hex:EtOH=80:20;F:1.0mL/min;W:230nm;T:30℃)による分離によって、黄色の固形物としてそれぞれ、50mg(30%)の調製物168d(8.622分)と55mg(33%)の調製169d(9.751分)を得た。ヒドロキシエチル立体中心の割当は恣意的である。
【2103】
実施例168:3−({[6−({4−[(1R)−1−ヒドロキシエチル]フェニル}(メチル)アミノ)−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−イル]メチル}アミノ)ピリジン−4−カルボン酸
【2104】
【化655】
[この文献は図面を表示できません]
【2105】
表題化合物を、実施例1の手順に従い、調製物168dから15%の収率で調製した。
1H NMR(400MHz、DMSO−d
6):δ1.30(3H、d、J=6.4Hz)、1.63−1.67(1H、m)、1.77−1.84(3H、m)、2.64−2.67(2H、m)、3.03−3.05(1H、m)、3.20(3H、s)、3.39−3.41(1H、m)、3.42−3.44(1H、m)、3.54−3.58(1H、m)、4.64−4.66(1H、m)、5.01(1H、s)、6.71−6.75(2H、m)、6.92(2H、d、J=8.0Hz)、7.19−7.24(3H、m)、7.56(1H、d、J=5.2Hz)、7.82(1H、d、J=4.8Hz)、8.33(1H、s)。[M+H] Calc’d for C
26H
29N
3O
3, 432;Found,432。
【2106】
実施例169:3−({[6−({4−[(1S)−1−ヒドロキシエチル]フェニル}(メチル)アミノ)−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−イル]メチル}アミノ)ピリジン−4−カルボン酸
【2107】
【化656】
[この文献は図面を表示できません]
【2108】
表題化合物を、実施例1の手順に従い、調製物169dから17%の収率で調製した。
1H NMR(400MHz、DMSO−d
6):δ1.30(3H、d、J=6.4Hz)、1.63−1.67(1H、m)、1.75−1.82(3H、m)、2.64−2.67(2H、m)、2.99−3.04(1H、m)、3.20(3H、s)、3.34−3.38(2H、m)、3.50−3.55(1H、m)、4.63−4.67(1H、m)、5.01(1H、s)、6.71−6.75(2H、m)、6.92(2H、d、J=8.4Hz)、7.20−7.23(3H、m)、7.57(1H、d、J=5.2Hz)、7.78(1H、d、J=4.8Hz)、8.24(1H、s)。[M+H] Calc’d for C
26H
29N
3O
3, 432;Found,432。
【2109】
調製物170a:N−メチル−4−(モルホリン−4−イル)アニリン
【2110】
【化657】
[この文献は図面を表示できません]
【2111】
表題化合物を、調製物127aについて概説される基本手順に従い、4−(モルホリン−4−イル)アニリンから、48%の全収率で調製した。[M+H] Calc’d for C
11H
16N
2O, 193;Found,193。
【2112】
調製物170b:メチル3−({[(1R)−6−{メチル[4−(モルホリン−4−イル)フェニル]アミノ}−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−イル]メチル}アミノ)ピリジン−4−カルボキシラート
【2113】
【化658】
[この文献は図面を表示できません]
【2114】
表題化合物を、調製物126cについて概説される基本手順に従い、調製122aとN−メチル−4−(モルホリン−4−イル)アニリンから、46%の収率で調製した。[M+H] Calc’d for C
29H
34N
4O
3, 487;Found,487。
【2115】
実施例170:3−({[(1R)−6−{メチル[4−(モルホリン−4−イル)フェニル]アミノ}−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−イル]メチル}アミノ)ピリジン−4−カルボン酸
【2116】
【化659】
[この文献は図面を表示できません]
【2117】
表題化合物を、実施例1の手順に従い、調製物166bから66%の収率で調製した。
1H NMR(400MHz、DMSO−d
6):δ1.62−1.62(1H、m)、1.79−1.80(3H、m)、2.60−2.63(2H、m)、2.97−2.99(1H、m)、3.05−3.07(4H、m)、3.14(3H、s)、3.31−3.36(1H、m)、3.48−3.52(1H、m)、3.72−3.74(4H、m)、6.51(1H、m)、6.55−6.57(1H、m)、6.91−6.99(4H、m)、7.11(1H、d、J=8.4Hz)、7.56(1H、d、J=4.8Hz)、7.79(1H、d、J=4.8Hz)、8.26(1H、s)。[M+H] Calc’d for C
28H
32N
4O
3, 473;Found,473。
【2118】
調製物171a:tert−ブチルN−{[(1R)−6−[メチル(5−メチル−1,2−オキサゾル−3−イル)アミノ]−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−イル]メチル}カルバマート
【2119】
【化660】
[この文献は図面を表示できません]
【2120】
表題化合物を、調製物9aについて概説される基本手順に従い、調製物6dとN,5−ジメチル−1,2−オキサゾル−3−アミンから、55%の収率で調製した。[M+H] Calc’d for C
21H
29N
3O
3, 372;Found, 372。
【2121】
調製物171b:N−[(5R)−5−(アミノメチル)−5,6,7,8−テトラヒドロナフタレン−2−イル]−N,5−ジメチル−1,2−オキサゾル−3−アミン
【2122】
【化661】
[この文献は図面を表示できません]
【2123】
表題化合物を、調製物43bの手順に従い、調製物171aから定量的な収率で調製した。[M+H] Calc’d for C
16H
21N
3O, 272;Found,272。
【2124】
調製物171c:メチル3−({[(1R)−6−[メチル(5−メチル−1,2−オキサゾル−3−イル)アミノ]−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−イル]メチル}アミノ)ピリジン−4−カルボキシラート
【2125】
【化662】
[この文献は図面を表示できません]
【2126】
表題化合物を、調製物4dの手順に従い、調製物171bから69%の収率で調製した。[M+H] Calc’d for C
23H
26N
4O
3, 407;Found,407。
【2127】
実施例171:3−({[(1R)−6−[メチル(5−メチル−1,2−オキサゾル−3−イル)アミノ]−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−イル]メチル}アミノ)ピリジン−4−カルボン酸
【2128】
【化663】
[この文献は図面を表示できません]
【2129】
表題化合物を、実施例1の手順に従い、調製物171cから72%の収率で調製した。
1H NMR(400MHz、DMSO−d
6):δ1.67−1.86(4H、m)、2.26、(3H、s)、2.63−2.71(2H、m)、3.02−3.11(1H、m)、3.24(3H、s)、3.33−3.65(2H、m)、5.80(1H、s)、6.98−7.04(2H、m)、7.31(1H、d、J=6.1Hz)、7.66(1H、d、J=4.4Hz)、7.87(1H、d、J=4.4Hz)、8.39(1H、s)。[M+H] Calc’d for C
22H
24N
4O
3, 393;Found, 393。
【2130】
調製物172a:tert−ブチルN−{[(1R)−6−[(2−メトキシフェニル)(メチル)アミノ]−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−イル]メチル}カルバマート
【2131】
【化664】
[この文献は図面を表示できません]
【2132】
表題化合物を、調製物9aについて概説される基本手順に従い、調製物6dと2−メトキシ−N−メチルアニリンから、39%の収率で調製した。[M+H] Calc’d for C
24H
32N
2O
3, 397;Found, 397。
【2133】
調製物172b:(5R)−5−(アミノメチル)−N−(2−メトキシフェニル)−N−メチル−5,6,7,8−テトラヒドロナフタレン−2−アミン
【2134】
【化665】
[この文献は図面を表示できません]
【2135】
表題化合物を、調製物43bの手順に従い、調製物172aから定量的な収率で調製した。[M+H] Calc’d for C
19H
24N
2O, 297;Found,297。
【2136】
調製物172c:メチル3−({[(1R)−6−[(2−メトキシフェニル)(メチル)アミノ]−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−イル]メチル}アミノ)ピリジン−4−カルボキシラート
【2137】
【化666】
[この文献は図面を表示できません]
【2138】
表題化合物を、調製物4dの手順に従い、調製物172bから44%の収率で調製した。[M+H] Calc’d for C
26H
29N
3O
3, 432;Found,432。
【2139】
実施例172:3−({[(1R)−6−[(2−メトキシフェニル)(メチル)アミノ]−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−イル]メチル}アミノ)ピリジン−4−カルボン酸
【2140】
【化667】
[この文献は図面を表示できません]
【2141】
表題化合物を、実施例1の手順に従い、調製物172cから47%の収率で調製した。
1H NMR(400MHz、DMSO−d
6):δ1.55−1.65(1H、m)、1.71−1.82(3H、m)、2.57−2.62(2H、m)、2.87−2.91(1H、m)、3.10(3H、s)、3.25−3.35(2H、m)、3.73(3H、s)、6.26−6.31(2H、m)、6.95−7.15(4H、m)、7.22−7.29(1H、m)、7.52(1H、d、J=4.4Hz)、7.65(1H、d、J=4.4Hz)、7.96(1H、1H)。[M+H] Calc’d for C
25H
27N
3O
3, 418;Found,418。
【2142】
調製物173a:tert−ブチルN−{[(1R)−6−[メチル(ピリジン−4−イル)アミノ]−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−イル]メチル}カルバマート
【2143】
【化668】
[この文献は図面を表示できません]
【2144】
表題化合物を、調製物9aについて概説される基本手順に従い、調製物6dと4−メチルアミノピリジンから、59%の収率で調製した。[M+H] Calc’d for C
22H
29N
3O
2, 368;Found, 368。
【2145】
調製物173b:N−[(5R)−5−(アミノメチル)−5,6,7,8−テトラヒドロナフタレン−2−イル]−N−メチルピリジン−4−アミン
【2146】
【化669】
[この文献は図面を表示できません]
【2147】
表題化合物を、調製物43bの手順に従い、調製物173aから定量的な収率で調製した。[M+H] Calc’d for C
17H
21N
3, 268;Found,268。
【2148】
調製物173c:メチル3−({[(1R)−6−[メチル(ピリジン−4−イル)アミノ]−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−イル]メチル}アミノ)ピリジン−4−カルボキシラート
【2149】
【化670】
[この文献は図面を表示できません]
【2150】
表題化合物を、調製物4dの手順に従い、調製物173bから42%の収率で調製した。[M+H] Calc’d for C
24H
26N
4O
2, 403;Found, 403。
【2151】
実施例173:3−({[(1R)−6−[メチル(ピリジン−4−イル)アミノ]−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−イル]メチル}アミノ)ピリジン−4−カルボン酸
【2152】
【化671】
[この文献は図面を表示できません]
【2153】
表題化合物を、実施例1の手順に従い、調製物173cから23%の収率で調製した。
1H NMR(400MHz、MeOD):δ1.75−1.84(1H、m)、1.96−2.05(3H、m)、2.78−2.95(2H、m)、3.50−3.60(2H、m)、6.84−6.87(2H、m)、7.04(1H、d、J=8.1Hz)、7.08(1H、s)、7.47(1H、d、J=8.1Hz)、7.78(2H、br s)、8.09−8.13(1H、m)。[M+H] Calc’d for C
23H
24N
4O
2, 389;Found,389。
【2154】
調製物174a:4−(3,6−ジヒドロ−2H−ピラン−4−イル)−N−メチルアニリン
【2155】
【化672】
[この文献は図面を表示できません]
【2156】
トルエン/H
2O(100mL/20mL)中の、4−(4,4,5,5−テトラメチル−[1,3,2]ジオキサボロラン−2−イル)−3,6−ジヒドロ−2H−ピラン(800mg、3.8mmol)、S−Phos(160mg、0.38mmol)、Pd
2(dba)
3(72mg、0.08mmol)、及びK
3PO
4(96mg、3.8mmol)の溶液に、N
2の下、4−ブロモ−N−メチルアニリン(712mg、3.84mmol)を加えた。115℃で一晩撹拌後、反応混合物を濾過し、濃縮した。残留物をシリカゲルクロマトグラフィー(PE:EtOAc=10:1)によって精製して、黄色固形物として550mg(76%)の表題化合物を得た。[M+H] Calc’d for C
12H
15NO, 190;Found,190。
【2157】
調製物174b:メチル3−({[(1R)−6−{[4−(3,6−ジヒドロ−2H−ピラン−4−イル)フェニル](メチル)アミノ}−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−イル]メチル}アミノ)ピリジン−4−カルボキシラート
【2158】
【化673】
[この文献は図面を表示できません]
【2159】
表題化合物を、調製物126cについて概説される基本手順に従い、調製物122aと4−(3,6−ジヒドロ−2H−ピラン−4−イル)−N−メチルアニリンから、15%の収率で調製した。[M+H] Calc’d for C
30H
33N
3O
3, 484;Found,484。
【2160】
実施例174:3−({[(1R)−6−{[4−(3,6−ジヒドロ−2H−ピラン−4−イル)フェニル](メチル)アミノ}−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−イル]メチル}アミノ)ピリジン−4−カルボン酸
【2161】
【化674】
[この文献は図面を表示できません]
【2162】
表題化合物を、実施例1の手順に従い、調製物174bから32%の収率で調製した。
1H NMR(300MHz、DMSO−d
6):δ1.62−1.63(1H、m)、1.75−1.82(2H、m)、2.38−2.42(2H、m)、2.67−2.69(2H、m)、3.05−3.08(1H、m)、3.20(3H、s)、3.46−3.49(2H、m)、3.76−3.84(4H、m)、4.17−4.18(2H、m)、6.09(1H、s)、6.80−6.86(4H、t、J=9.0Hz)、7.22−7.24(1H、d、J=8.1Hz)、7.28−7.31(2H、d、J=8.4Hz)、7.73−7.75(1H、d、J=5.7Hz)、7.87−7.89(1H、d、J=5.1Hz)、8.39(1H、s)。[M+H] Calc’d for C
29H
31N
3O
3, 470;Found,470。
【2163】
調製物175a:N−メチル−4−(オキサン−4−イル)アニリン
【2164】
【化675】
[この文献は図面を表示できません]
【2165】
N
2下のEtOAc(20mL)中の化合物4−(3,6−ジヒドロ−2H−ピラン−4−イル)−N−メチルアニリン(200mg、1.05mmol)の溶液に、室温で10%のPd/C(50mg)を加えた。反応物を1気圧のH
2の下で一晩撹拌した。反応物をセライトに通して濾過し、濃縮して、黄色固形物として180mg(89%)を得た。[M+H] Calc’d for C
12H
15NO, 190;Found,190。
【2166】
調製物175b:メチル3−({[(1R)−6−{メチル[4−(オキサン−4−イル)フェニル]アミノ}−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−イル]メチル}アミノ)ピリジン−4−カルボキシラート
【2167】
【化676】
[この文献は図面を表示できません]
【2168】
表題化合物を、調製物126cについて概説される基本手順に従い、調製122aとN−メチル−4−(オキサン−4−イル)アニリンから、44%の収率で調製した。[M+H] Calc’d for C
30H
35N
3O
3, 486;Found,486。
【2169】
実施例175:3−({[(1R)−6−{メチル[4−(オキサン−4−イル)フェニル]アミノ}−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−イル]メチル}アミノ)ピリジン−4−カルボン酸
【2170】
【化677】
[この文献は図面を表示できません]
【2171】
表題化合物を、実施例1の手順に従い、調製物175bから93%の収率で調製した。
1H NMR(300MHz、DMSO−d
6):δ1.57−1.64(5H、m)、1.75−1.78(3H、m)、2.62−2.65(3H、m)、3.00−3.03(1H、m)、3.17(3H、s)、3.35−3.44(3H、m)、3.51−3.53(1H、m)、3.89−3.93(2H、m)、6.70−6.73(2H、m)、6.88(2H、d、J=8.4Hz)、7.11(2H、d、J=8.4Hz)、7.18(1H、d、J=8.4Hz)、7.54(1H、d、J=5.1Hz)、7.1(1H、d、J=5.1Hz)、8.33(1H、s)。[M+H] Calc’d for C
29H
33N
3O
3, 472;Found, 472。
【2172】
調製物176a:4−エテニル−N−メチルアニリン
【2173】
【化678】
[この文献は図面を表示できません]
【2174】
表題化合物を、調製物127aについて概説される基本手順に従い、4−エテニルアニリンから、13%の全収率で調製した。[M+H] Calc’d for C
9H
11N, 134;Found,134。
【2175】
調製物176b:メチル3−({[(4R)−7−[(4−エテニルフェニル)(メチル)アミノ]−3,4−ジヒドロ−2H−1−ベンゾピラン−4−イル]メチル}アミノ)ピリジン−4−カルボキシラート
【2176】
【化679】
[この文献は図面を表示できません]
【2177】
表題化合物を、調製物126cについて概説される基本手順に従い、調製物126bと4−エテニル−N−メチルアニリンから、38%の収率で調製した。[M+H] Calc’d for C
26H
27N
3O
3, 430;Found, 430。
【2178】
実施例176:3−({[(4R)−7−[(4−エテニルフェニル)(メチル)アミノ]−3,4−ジヒドロ−2H−1−ベンゾピラン−4−イル]メチル}アミノ)ピリジン−4−カルボン酸
【2179】
【化680】
[この文献は図面を表示できません]
【2180】
表題化合物を、実施例1の手順に従い、調製物176bから98%の収率で調製した。
1H NMR(300MHz、DMSO−d
6):δ1.87−1.97(2H、m)、3.05−3.08(1H、m)、3.20(3H、m)、3.42−3.49(1H、m)、3.63−3.69(1H、m)、4.11−4.18(2H、m)、5.06−5.10(1H、m)、5.60−5.66(1H、m)、6.42−6.43(1H、m)、6.53−6.67(2H、m)、6.90(2H、d、J=8.4Hz)、7.21(1H、d、J=8.1Hz)、7.33(2H、d、J=8.7Hz)、7.55(1H、d、J=4.8Hz)、7.82(1H、d、J=4.8Hz)、8.36(1H、s)。[M+H] Calc’d for C
25H
25N
3O
3, 416;Found,416。
【2181】
調製物177a:メチル3−({[(1R)−6−[(4−メトキシフェニル)(メチル)アミノ]−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−イル]メチル}アミノ)ピリジン−4−カルボキシラート
【2182】
【化681】
[この文献は図面を表示できません]
【2183】
表題化合物を、調製物126cについて概説される基本手順に従い、調製物122aと4−メトキシ−N−メチルアニリンから、52%の収率で調製した。[M+H] Calc’d for C
26H
29N
3O
3, 432;Found,432。
【2184】
実施例177:3−({[(1R)−6−[(4−メトキシフェニル)(メチル)アミノ]−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−イル]メチル}アミノ)ピリジン−4−カルボン酸
【2185】
【化682】
[この文献は図面を表示できません]
【2186】
表題化合物を、実施例1の手順に従い、調製物177aから84%の収率で調製した。
1H NMR(300MHz、DMSO−d
6):δ1.60−1.81(4H、m)、2.59−2.63(2H、m)、2.99−3.01(1H、m)、3.13(3H、s)、3.37−3.56(2H、m)、3.72(3H、s)、6.49−6.54(2H、m)、6.87−6.90(2H、m)、6.99−7.02(2H、m)、7.09(1H、d、J=8.4Hz)、7.77(1H、d、J=5.1Hz)、7.87(1H、d、J=5.1Hz)、8.38(1H、s)。[M+H] Calc’d for C
25H
27N
3O
3, 418;Found,418。
【2187】
調製物178a:メチル3−({[(4R)−7−[(4−エテニルフェニル)(メチル)アミノ]−3,4−ジヒドロ−2H−1−ベンゾピラン−4−イル]メチル}アミノ)ピリジン−4−カルボキシラート
【2188】
【化683】
[この文献は図面を表示できません]
【2189】
表題化合物を、調製物126cについて概説される基本手順に従い、調製物126bと4−メトキシ−N−メチルアニリンから、51%の収率で調製した。[M+H] Calc’d for C
25H
27N
3O
4, 434;Found,434。
【2190】
実施例178:3−({[(4R)−7−[(4−メトキシフェニル)(メチル)アミノ]−3,4−ジヒドロ−2H−1−ベンゾピラン−4−イル]メチル}アミノ)ピリジン−4−カルボン酸
【2191】
【化684】
[この文献は図面を表示できません]
【2192】
表題化合物を、実施例1の手順に従い、調製物178aから84%の収率で調製した。
1H NMR(300MHz、DMSO−d
6):δ1.80−1.94(2H、m)、2.97−3.01(1H、m)、3.11(3H、s)、3.31−3.38(1H、m)、3.41−3.46(1H、m)、3.73(3H、s)、4.04−4.12(2H、m)、6.08(1H、s)、6.08(1H、s)、6.22−6.25(1H、m)、6.89−6.92(2H、m)、7.02−7.07(3H、m)、7.56(1H、d、J=4.8Hz)、7.82(1H、d、J=5.1Hz)、8.37(1H、s)。[M+H] Calc’d for C
24H
25N
3O
4, 420;Found, 420。
【2193】
調製物179a:メチル3−({[(4R)−7−{メチル[4−(ピロリジン−1−イル)フェニル]アミノ}−3,4−ジヒドロ−2H−1−ベンゾピラン−4−イル]メチル}アミノ)ピリジン−4−カルボキシラート
【2194】
【化685】
[この文献は図面を表示できません]
【2195】
表題化合物を、調製物126cについて概説される基本手順に従い、調製物126bとN−メチル−4−(ピロリジン−1−イル)アニリンから、35%の収率で調製した。[M+H] Calc’d for C
28H
32N
4O
3, 473;Found,473。
【2196】
実施例179:メチル3−({[(4R)−7−{[4−(ピロリジン−1−イル)フェニル]アミノ}−3,4−ジヒドロ−2H−1−ベンゾピラン−4−イル]メチル}アミノ)ピリジン−4−カルボン酸
【2197】
【化686】
[この文献は図面を表示できません]
【2198】
表題化合物を、実施例1の手順に従い、調製物179aから87%の収率で調製した。
1H NMR(300MHz、DMSO−d
6):δ1.79−1.80(1H、m)、1.86−1.87(5H、m)、2.97−2.98(1H、m)、3.25−3.26(3H、m)、3.38−3.39(4H、m)、3.40−3.43(1H、m)、3.55−3.56(1H、m)、3.59−3.61(2H、m)、5.96−5.97(1H、m)、6.12−6.14(1H、m)、6.52−6.56(2H、m)、6.99−7.02(3H、m)、7.53−7.55(1H、d、J=4.8Hz)、7.80−7.82(1H、d、J=5.1Hz)、8.36(1H、s)。[M+H] Calc’d for C
27H
30N
4O
3, 459;Found, 459。
【2199】
調製物180a:1−(4−ニトロフェニル)アゼチジン
【2200】
【化687】
[この文献は図面を表示できません]
【2201】
1−フルオロ−4−ニトロベンゼン(5.0g、35.5mmol)を、室温でEtOH(100mL)中のアゼチジンHCl(3.98g、42.55mmol)とK
2CO
3(7.34g、53.19mmol)の懸濁液に加え、反応物を40℃で一晩撹拌した。反応混合物を濾過し、濃縮した。残留物をシリカゲルクロマトグラフィー(PE:EtOAc=10:1)によって精製して、黄色固形物として700mg(11%)の表題化合物を得た。[M+H] Calc’d for C
9H
10N
2O
2, 180;Found,180。
【2202】
調製物180b:4−(アゼチジン−1−イル)アニリン
【2203】
【化688】
[この文献は図面を表示できません]
【2204】
10%のPd/C(70mg)を、N
2の下、室温でEtOH(15mL)中の1−(4−ニトロフェニル)アゼチジン(0.7g、3.9mmol)の溶液に加えた。50psi未満のH
2を一晩撹拌後に、反応混合物をセライトに通して濾過し、濃縮して、茶色油として580mg(99%)の表題化合物を得た。[M+H] Calc’d for C
9H
12N
2, 149;Found,149。
【2205】
調製物180c:4−(アゼチジン−1−イル)−N−メチルアニリン
【2206】
【化689】
[この文献は図面を表示できません]
【2207】
表題化合物を、調製物127aについて概説される基本手順に従い、4−(アゼチジン−1−イル)アニリンから、73%の全収率で調製した。[M+H] Calc’d for C
10H
14N
2, 163;Found,163。
【2208】
調製物180d:メチル3−({[(1R)−6−{[4−(アゼチジン−1−イル)フェニル](メチル)アミノ}−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−イル]メチル}アミノ)ピリジン−4−カルボキシラート
【2209】
【化690】
[この文献は図面を表示できません]
【2210】
表題化合物を、調製物126cについて概説される基本手順に従い、調製物122aと4−(アゼチジン−1−イル)−N−メチルアニリンから、50%の収率で調製した。[M+H] Calc’d for C
28H
32N
4O
2, 457;Found, 457。
【2211】
実施例180:3−({[(1R)−6−{[4−(アゼチジン−1−イル)フェニル](メチル)アミノ}−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−イル]メチル}アミノ)ピリジン−4−カルボン酸
【2212】
【化691】
[この文献は図面を表示できません]
【2213】
表題化合物を、実施例1の手順に従い、調製物180dから73%の収率で調製した。
1H NMR(300MHz、DMSO−d
6):δ1.59−1.64(1H、m)、1.70−1.81(3H、m)、2.24−2.29(2H、m)、2.56−2.60(2H、m)、2.95−3.06(1H、m)、3.11(3H、s)、3.30−3.42(1H、m)、3.48−3.52(1H、m)、3.3−3.79(4H、m)、6.42−6.45(4H、m)、6.93−6.95(2H、m)、7.06−7.08(1H、m)、7.57(1H、d、J=4.5Hz)、7.83(1H、d、J=5.1Hz)、8.34(1H、s)。[M+H] Calc’d for C
27H
30N
4O
2, 443;Found,443。
【2214】
調製物181a:N−メチル−4−(トリフルオロメトキシ)アニリン
【2215】
【化692】
[この文献は図面を表示できません]
【2216】
表題化合物を、調製物127aについて概説される基本手順に従い、4−(トリフルオロメトキシ)アニリンから、68%の全収率で調製した。[M+H] Calc’d for C
8H
8F
3NO, 192;Found,192。
【2217】
調製物181b:メチル3−({[(1R)−6−{メチル[4−(トリフルオロメトキシ)フェニル]アミノ}−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−イル]メチル}アミノ)ピリジン−4−カルボキシラート
【2218】
【化693】
[この文献は図面を表示できません]
【2219】
表題化合物を、調製物126cについて概説される基本手順に従い、調製122aとN−メチル−4−(トリフルオロメトキシ)アニリンから、67%の収率で調製した。[M+H] Calc’d for C
26H
26F
3N
3O
3, 486;Found,486。
【2220】
実施例181:3−({[(1R)−6−{メチル[4−(トリフルオロメトキシ)フェニル]アミノ}−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−イル]メチル}アミノ)ピリジン−4−カルボン酸
【2221】
【化694】
[この文献は図面を表示できません]
【2222】
表題化合物を、実施例1の手順に従い、調製物181bから94%の収率で調製した。
1H NMR(300MHz、DMSO−d
6):δ1.63−1.84(4H、m)、2.65−2.69(2H、m)、3.18−3.20(1H、m)、3.25(3H、s)、3.40−3.47(1H、m)、3.55−3.61(1H、m)、6.85−6.88(4H、m)、7.16(2H、d、J=8.7Hz)、7.29(1H、d、J=8.4Hz)、7.55(1H、d、J=5.1Hz)、7.82(1H、d、J=5.1Hz)、8.35(1H、s)。[M+H] Calc’d for C
25H
24F
3N
3O
3, 472;Found, 472。
【2223】
調製物182a:メチル3−({[(4R)−7−{メチル[4−(トリフルオロメトキシ)フェニル]アミノ}−3,4−ジヒドロ−2H−1−ベンゾピラン−4−イル]メチル}アミノ)ピリジン−4−カルボキシラート
【2224】
【化695】
[この文献は図面を表示できません]
【2225】
表題化合物を、調製物126cについて概説される基本手順に従い、調製126bとN−メチル−4−(トリフルオロメトキシ)アニリンから、32%の収率で調製した。[M+H] Calc’d for C
25H
24F
3N
3O
4, 488;Found, 488。
【2226】
実施例182:3−({[(4R)−7−{メチル[4−(トリフルオロメトキシ)フェニル]アミノ}−3,4−ジヒドロ−2H−1−ベンゾピラン−4−イル]メチル}アミノ)ピリジン−4−カルボン酸
【2227】
【化696】
[この文献は図面を表示できません]
【2228】
表題化合物を、実施例1の手順に従い、調製物182aから89%の収率で調製した。
1H NMR(300MHz、DMSO−d
6):δ1.87−1.98(2H、m)、3.05−3.10(1H、m)、3.24(3H、s)、3.44−3.51(1H、m)、3.64−3.70(1H、m)、4.12−4.19(2H、m)、6.45(1H、d、J=2.4Hz)、6.55−6.59(1H、m)、6.94−6.96(2H、m)、7.18−7.26(3H、m)、7.55(1H、d、J=5.1Hz)、7.82(1H、d、J=5.1Hz)、8.38(1H、s)。[M+H] Calc’d for C
24H
22F
3N
3O
4, 474;
Found,474。
【2229】
調製物183a:メチル3−({[(4R)−7−{[4−(アゼチジン−1−イル)フェニル](メチル)アミノ}−3,4−ジヒドロ−2H−1−ベンゾピラン−4−イル]メチル}アミノ)ピリジン−4−カルボキシラート
【2230】
【化697】
[この文献は図面を表示できません]
【2231】
表題化合物を、調製物126cについて概説される基本手順に従い、調製物126bと4−(アゼチジン−1−イル)−N−メチルアニリンから、51%の収率で調製した。[M+H] Calc’d for C
27H
30N
4O
3, 459;Found, 459。
【2232】
実施例183:3−({[(4R)−7−{[4−(アゼチジン−1−イル)フェニル](メチル)アミノ}−3,4−ジヒドロ−2H−1−ベンゾピラン−4−イル]メチル}アミノ)ピリジン−4−カルボン酸
【2233】
【化698】
[この文献は図面を表示できません]
【2234】
表題化合物を、実施例1の手順に従い、調製物183aから81%の収率で調製した。
1H NMR(300MHz、DMSO−d
6):δ1.82−1.95(2H、m)、2.24−2.31(2H、m)、2.94−2.97(1H、m)、3.07(3H、s)、3.29−3.37(1H、m)、3.50−3.58(1H、m)、3.74−3.79(4H、m)、4.02−4.13(2H、m)、5.99(1H、d、J=2.4Hz)、6.16(1H、dd、J=8.7Hz、2.4Hz)、6.40(2H、d、J=8.4Hz)、6.94(2H、d、J=8.7Hz)、7.03(1H、d、J=8.4Hz)、7.54(1H、d、J=4.8Hz)、7.77(1H、d、J=4.8Hz)、8.25(1H、s)。[M+H] Calc’d for C
26H
28N
4O
3, 445;Found,445。
【2235】
調製物184a:4−(ジフルオロメトキシ)−N−メチルアニリン
【2236】
【化699】
[この文献は図面を表示できません]
【2237】
表題化合物を、調製物127aについて概説される基本手順に従い、4−(ジフルオロメトキシ)アニリンから、82%の収率で調製した。
1H NMR(400MHz、CDCl
3):δ2.82(3H、s)、3.75(1H、br s)、6.37(1H、t、J=75.0Hz)、6.56(2H、d、J=7.1Hz)、6.98(2H、d、J=8.4Hz)。[M+H] Calc’d for C
8H
9F
2NO, 174;Found,174。
【2238】
調製物184b:tert−ブチルN−{[(1R)−6−{[4−(ジフルオロメトキシ)フェニル](メチル)アミノ}−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−イル]メチル}カルバマート
【2239】
【化700】
[この文献は図面を表示できません]
【2240】
表題化合物を、調製物9aについて概説される基本手順に従い、調製物6dと調製物184aから、59%の収率で調製した。[M+H] Calc’d for C
24H
30F
2N
2O
3, 433;Found,433。
【2241】
調製物184c:(5R)−5−(アミノメチル)−N−[4−(ジフルオロメトキシ)フェニル]−N−メチル−5,6,7,8−テトラヒドロナフタレン−2−アミン
【2242】
【化701】
[この文献は図面を表示できません]
【2243】
表題化合物を、調製物43bの手順に従い、調製物184bから定量的な収率で調製した。[M+H] Calc’d for C
19H
22F
2N
2O, 333;Found,333。
【2244】
調製物184d:メチル3−({[(1R)−6−{[4−(ジフルオロメトキシ)フェニル](メチル)アミノ}−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−イル]メチル}アミノ)ピリジン−4−カルボキシラート
【2245】
【化702】
[この文献は図面を表示できません]
【2246】
表題化合物を、調製物4dの手順に従い、調製物184cから76%の収率で調製した。[M+H] Calc’d for C
26H
27F
2N
3O
3, 468;Found,468。
【2247】
実施例184:3−({[(1R)−6−{[4−(ジフルオロメトキシ)フェニル](メチル)アミノ}−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−イル]メチル}アミノ)ピリジン−4−カルボン酸
【2248】
【化703】
[この文献は図面を表示できません]
【2249】
表題化合物を、実施例1の手順に従い、調製物184dから84%の収率で調製した。
1H NMR(400MHz、DMSO−d
6):δ1.64−1.91(4H、m)、2.65−2.70(2H、m)、3.03−3.07(1H、m)、3.32(3H、s)、3.40−3.46(1H、m)、3.54−3.59(1H、m)、6.76−6.80(2H、m)、6.90−7.28(6H、m)、7.56(1H、d、J=4.5Hz)、7.77(1H、br s)、7.82(1H、d、J=4.5Hz)、8.33(1H、s)。[M+H] Calc’d for C
25H
25F
2N
3O
3, 454;Found,454。
【2250】
調製物185a:4−エトキシ−N−メチルアニリン
【2251】
【化704】
[この文献は図面を表示できません]
【2252】
表題化合物を、調製物127aについて概説される基本手順に従い、4−エトキシアニリンから、61%の全収率で調製した。[M+H] Calc’d for C
9H
13NO, 152;Found,152。
【2253】
調製物185b:メチル3−({[(1R)−6−[(4−エトキシフェニル)(メチル)アミノ]−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−イル]メチル}アミノ)ピリジン−4−カルボキシラート
【2254】
【化705】
[この文献は図面を表示できません]
【2255】
表題化合物を、調製物126cについて概説される基本手順に従い、調製物122aと4−シクロプロピル−N−メチルアニリンから、28%の収率で調製した。[M+H] Calc’d for C
27H
31N
3O
3, 446;Found,446。
【2256】
実施例185:3−({[(1R)−6−[(4−エトキシフェニル)(メチル)アミノ]−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−イル]メチル}アミノ)ピリジン−4−カルボン酸
【2257】
【化706】
[この文献は図面を表示できません]
【2258】
表題化合物を、実施例1の手順に従い、調製物185bから33%の収率で調製した。
1H NMR(300MHz、DMSO−d
6):δ1.32(3H、t、J=6.9Hz)、1.62−1.78(4H、m)、2.62−2.63(2H、m)、2.95−2.97(1H、m)、3.15(3H、s)、3.26−3.33(1H、m)、3.45−3.51(1H、m)、3.99(2H、q、J=6.9Hz)、6.51−6.57(2H、m)、6.88(2H、d、J=8.7Hz)、7.00(2H、d、J=8.7Hz)、7.12(1H、d、J=8.4Hz)、7.57(1H、d、J=5.1Hz)、7.77(1H、d、J=5.1Hz)、8.20(1H、s)。[M+H] Calc’d for C
26H
29N
3O
3, 432;Found,432。
【2259】
調製物186a:メチル3−({[(4R)−7−[(4−エトキシフェニル)(メチル)アミノ]−3,4−ジヒドロ−2H−1−ベンゾピラン−4−イル]メチル}アミノ)ピリジン−4−カルボキシラート
【2260】
【化707】
[この文献は図面を表示できません]
【2261】
表題化合物を、調製物126cについて概説される基本手順に従い、調製物126bと4−シクロプロピル−N−メチルアニリンから、58%の収率で調製した。[M+H] Calc’d for C
26H
29N
3O
4, 448;Found, 448。
【2262】
実施例186:3−({[(4R)−7−[(4−エトキシフェニル)(メチル)アミノ]−3,4−ジヒドロ−2H−1−ベンゾピラン−4−イル]メチル}アミノ)ピリジン−4−カルボン酸
【2263】
【化708】
[この文献は図面を表示できません]
【2264】
表題化合物を、実施例1の手順に従い、調製物186aから94%の収率で調製した。
1H NMR(400MHz、DMSO−d
6):δ1.32(3H、t、J=6.8Hz)、1.81−1.84(1H、m)、1.92−1.98(1H、m)、2.99−3.02(1H、m)、3.13(3H、s)、3.39−3.45(1H、m)、3.59−3.63(1H、m)、4.00(2H、q、J=6.8Hz)、4.06−4.16(2H、m)、6.10(1H、d、J=2.0Hz)、6.25(2H、dd、J=8.8Hz、2.0Hz)、6.91(2H、d、J=8.8Hz)、7.04(2H、d、J=8.8Hz)、7.07(2H、d、J=8.8Hz)、7.03−7.09(3H、m)、7.56(1H、d、J=4.8Hz)、7.83(1H、d、J=4.8Hz)、8.377.56(1H、s)。[M+H] Calc’d for C
25H
27N
3O
4, 434;Found,434。
【2265】
調製物187a:N−メチル−4−(プロパン−2−イル)アニリン
【2266】
【化709】
[この文献は図面を表示できません]
【2267】
N
2の下、密封管の中の、1−ブロモ−4−イソプロピルベンゼン(1.0g、5.03mmol)、メチルアミン(25mL、50.0mmol)、CuI(1.15g、6.0mmol)、KOAc(1.24g、12.6mmol)、及びDMF(30mL)の混合物を、一晩で100℃に加熱した。混合物を室温に冷却し、水(100mL)で希釈し、EtOAcで抽出した。有機質層を乾燥し(Na
2SO
4)、濃縮し、シリカゲルクロマトグラフィー(PE:EtOAc=10:1)によって精製して、黄色油として254mg(34%)の表題化合物を得た。[M+H] Calc’d for C
10H
15N, 150;Found,150。
【2268】
調製物187b:メチル3−({[(4R)−7−{メチル[4−(プロパン−2−イル)フェニル]アミノ}−3,4−ジヒドロ−2H−1−ベンゾピラン−4−イル]メチル}アミノ)ピリジン−4−カルボキシラート
【2269】
【化710】
[この文献は図面を表示できません]
【2270】
表題化合物を、調製物126cについて概説される基本手順に従い、調製物126bとN−メチル−4−(プロパン−2−イル)アニリンから、57%の収率で調製した。[M+H] Calc’d for C
27H
31N
3O
3, 446;Found,446。
【2271】
実施例187:3−({[(4R)−7−{メチル[4−(プロパン−2−イル)フェニル]アミノ}−3,4−ジヒドロ−2H−1−ベンゾピラン−4−イル]メチル}アミノ)ピリジン−4−カルボン酸
【2272】
【化711】
[この文献は図面を表示できません]
【2273】
表題化合物を、実施例1の手順に従い、調製物187bから90%の収率で調製した。
1H NMR(400MHz、DMSO−d
6):δ1.19(6H、d、J=6.8Hz)、1.83−1.99(2H、m)、2.81−2.88(1H、m)、3.02−3.05(1H、m)、3.17(3H、s)、3.44−3.48(1H、m)、3.62−3.66(1H、m)、4.09−4.19(2H、m)、6.25(1H、d、J=1.6Hz)、6.40(1H、dd、J=8.4Hz、1.6Hz)、6.97(2H、d、J=8.0Hz)、7.13(1H、d、J=8.4Hz)、7.17(2H、d、J=8.0Hz)、7.57(1H、d、J=5.2Hz)、7.83(1H、d、J=5.2Hz)、8.38(1H、s)。[M+H] Calc’d for C
26H
29N
3O
3, 432;Found,432。
【2274】
調製物188a:N−メチル−4−(1H−ピラゾル−1−イル)アニリン
【2275】
【化712】
[この文献は図面を表示できません]
【2276】
表題化合物を、調製物127aについて概説される基本手順に従い、4−(1H−ピラゾル−1−イル)アニリンから、98%の全収率で調製した。[M+H] Calc’d for C
10H
11N
3, 174;Found,174。
【2277】
調製物188b:メチル3−({[(1R)−6−{メチル[4−(1H−ピラゾル−1−イル)フェニル]アミノ}−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−イル]メチル}アミノ)ピリジン−4−カルボキシラート
【2278】
【化713】
[この文献は図面を表示できません]
【2279】
表題化合物を、調製物126cについて概説される基本手順に従い、調製物122aとN−メチル−4−(1H−ピラゾル−1−イル)アニリンから、32%の収率で調製した。[M+H] Calc’d for C
28H
29N
5O
2, 468;Found,468。
【2280】
実施例188:3−({[(1R)−6−{メチル[4−(1H−ピラゾル−1−イル)フェニル]アミノ}−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−イル]メチル}アミノ)ピリジン−4−カルボン酸
【2281】
【化714】
[この文献は図面を表示できません]
【2282】
表題化合物を、実施例1の手順に従い、調製物188bから57%の収率で調製した。
1H NMR(400MHz、DMSO−d
6):δ1.64−1.69(1H、m)、1.79−1.85(3H、m)、2.67−2.70(2H、m)、3.07−3.08(1H、m)、3.26(3H、s)、3.42−3.47(1H、m)、3.57−3.61(1H、m)、6.49(1H、s)、6.84(1H、s)、6.86(1H、d、J=8.4Hz)、6.99(2H、d、J=8.8Hz)、7.27(1H、d、J=8.4Hz)、7.57(1H、d、J=4.8Hz)、7.66(2H、d、J=8.8Hz)、7.68(1H、s)、7.83(1H、d、J=4.8Hz)、8.35(2H、s)。[M+H] Calc’d for C
27H
27N
5O
2, 454;Found,454。
【2283】
調製物189a:メチル3−({[(4R)−7−{メチル[4−(1H−ピラゾル−1−イル)フェニル]アミノ}−3,4−ジヒドロ−2H−1−ベンゾピラン−4−イル]メチル}アミノ)ピリジン−4−カルボキシラート
【2284】
【化715】
[この文献は図面を表示できません]
【2285】
表題化合物を、調製物126cについて概説される基本手順に従い、調製物126bとN−メチル−4−(1H−ピラゾル−1−イル)アニリンから、52%の収率で調製した。[M+H] Calc’d for C
27H
27N
5O
3, 470;Found,470。
【2286】
実施例189:3−({[(4R)−7−{メチル[4−(1H−ピラゾル−1−イル)フェニル]アミノ}−3,4−ジヒドロ−2H−1−ベンゾピラン−4−イル]メチル}アミノ)ピリジン−4−カルボン酸
【2287】
【化716】
[この文献は図面を表示できません]
【2288】
表題化合物を、実施例1の手順に従い、調製物189aから83%の収率で調製した。
1H NMR(400MHz、DMSO−d
6):δ1.85−1.90(1H、m)、1.97−2.02(1H、m)、3.07−3.10(1H、m)、3.24(3H、s)、3.46−3.52(1H、m)、3.66−3.71(1H、m)、4.11−4.22(2H、m)、6.43(1H、s)、6.50(1H、s)、6.55(1H、d、J=8.4Hz)、7.08(2H、d、J=8.8Hz)、7.23(1H、d、J=8.4Hz)、7.57(1H、d、J=5.2Hz)、7.69(1H、s)、7.70(2H、d、J=8.8Hz)、7.85(1H、d、J=5.2Hz)、8.38(1H、s)、8.41(1H、s)。[M+H] Calc’d for C
26H
25N
5O
3, 456;Found,456。
【2289】
調製物190a:4−(ジフルオロメトキシ)−N−メチルアニリン
【2290】
【化717】
[この文献は図面を表示できません]
【2291】
表題化合物を、調製物127aについて概説される基本手順に従い、4−(ジフルオロメトキシ)アニリンから、29%の全収率で調製した。[M+H] Calc’d for C
8H
9F
2NO, 174;Found,174。
【2292】
調製物190b:メチル3−({[(4R)−7−{[4−(ジフルオロメトキシ)フェニル](メチル)アミノ}−3,4−ジヒドロ−2H−1−ベンゾピラン−4−イル]メチル}アミノ)ピリジン−4−カルボキシラート
【2293】
【化718】
[この文献は図面を表示できません]
【2294】
表題化合物を、調製物126cについて概説される基本手順に従い、調製物126bと4−(ジフルオロメトキシ)−N−メチルアニリンから、75%の収率で調製した。[M+H] Calc’d for C
25H
25F
2N
3O
4, 470;Found,470。
【2295】
実施例190:3−({[(4R)−7−{[4−(ジフルオロメトキシ)フェニル](メチル)アミノ}−3,4−ジヒドロ−2H−1−ベンゾピラン−4−イル]メチル}アミノ)ピリジン−4−カルボン酸
【2296】
【化719】
[この文献は図面を表示できません]
【2297】
表題化合物を、実施例1の手順に従い、調製物190bから89%の収率で調製した。
1H NMR(400MHz、DMSO−d
6):δ1.83−1.87(1H、m)、1.94−2.01(1H、m)、3.04−3.08(1H、m)、3.19(3H、s)、3.43−3.49(1H、m)、3.63−3.68(1H、m)、4.10−4.20(2H、m)、6.34(1H、s)、6.47(1H、d、J=8.0Hz)、7.03(2H、d、J=8.8Hz)、7.10(2H、d、J=8.8Hz)、7.13(1H、t、J=74.8Hz)、7.19(1H、d、J=8.8Hz)、7.57(1H、d、J=4.8Hz)、7.83(1H、d、J=4.8Hz)、8.38(1H、s)。[M+H] Calc’d for C
24H
23F
2N
3O
4, 456;Found,456。
【2298】
調製物191a:tert−ブチルN−{[(1R)−6−[メチル(フェニル)アミノ]−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−イル]メチル}カルバマート
【2299】
【化720】
[この文献は図面を表示できません]
【2300】
表題化合物を、調製物9aに関する基本手順に従い、調製物6dと−N−メチルアニリンから、69%の収率で調製した。[M+H] Calc’d for C
23H
30N
2O
2, 367;Found,367。
【2301】
調製物191b:(5R)−5−(アミノメチル)−N−メチル−N−フェニル−5,6,7,8テトラヒドロナフタレン−2−アミン
【2302】
【化721】
[この文献は図面を表示できません]
【2303】
表題化合物を、調製物43bの手順に従い、調製物191aから96%の収率で調製した。[M+H] Calc’d for C
18H
22N
2, 267;Found,267。
【2304】
調製物191c:6−クロロ−3−({[(1R)−6−[メチル(フェニル)アミノ]−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−イル]メチル}アミノ)ピリダジン−4−カルボン酸
【2305】
【化722】
[この文献は図面を表示できません]
【2306】
1−ブタノール中の調製物191b(132mg、0.5mmol)の0.3Mの溶液を、3,6−ジクロロピリダジン−4−カルボン酸(97mg、0.5mmol)及びDIEA(304μL、1.8mmol)と組み合わせた。反応混合物をキャッピングし、80℃で14時間加熱した。混合物を水(10mL)で希釈し、EtOAc(3×15mL)で抽出した。組み合わせた有機質層を飽和重炭酸塩溶液(30mL)とブライン(30mL)で洗浄し、乾燥し(Na
2SO
4)、濾過し、真空下で濃縮した。結果として生じるオレンジ色の固形物(190mg)を更に精製することなく次に使用した。
1H NMR(400MHz、DMSO−d
6)δ1.59−1.90(m、4H)、2.62−2.73(m、2H)、3.10−3.17(m、1H)、3.22(s、3H)、3.56−3.69(m、1H)、3.80−3.92(m、1H)、6.76−6.94(m、5H)、7.19−7.27(m、3H)、7.75−7.79(m、1H)、8.15−8.28(m、1H)。[M+H] Calc’d for C
23H
23ClN
4O
2, 423;Found,423。
【2307】
実施例191:3−({[(1R)−6−[メチル(フェニル)アミノ]−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−イル]メチル}アミノ)ピリダジン−4−カルボン酸
【2308】
【化723】
[この文献は図面を表示できません]
【2309】
MeOH(7.1mL)中の調製物191c(171mg、0.4mmol)の溶液を、ギ酸アンモニウム(51mg、0.8mmol)と10%のPd/C(Degussa)(25mg)で処理した。反応混合物を2時間、マイクロ波照射を用いて50℃に加熱した。粗製の反応混合物をセライトのショートプラグに通して濾過し、MeOH(〜30mL)で洗浄した。結果として生じる濾液を真空下で濃縮した。残留物をEtOAc(25ml)で希釈し、水で洗浄し、乾燥し(MgSO
4)、濾過し、真空下で濃縮した。結果として生じる残留物を分取HPLCによって精製して、黄褐色固形物として21mg(14%)の表題化合物を得た。
1H NMR(400MHz、DMSO−d
6)δ1.61−1.91(m、4H)、2.61−2.74(m、2H)、3.06−3.18(m、1H)、3.22(s、3H)、3.53−3.68(m、1H)、3.85−3.96(m、1H)、6.75−6.89(m、3H)、6.89−6.95(m、2H)、7.19−7.28(m、3H)、7.67−7.75(m、1H)、8.10−8.17(m、1H)、8.57−8.63(m、1H)。[M+H] Calc’d for C
23H
24N
4O
2, 389;Found,389。
【2310】
調製物192a:N−メチル−4−(2,2,2−トリフルオロメトキシ)アニリン
【2311】
【化724】
[この文献は図面を表示できません]
【2312】
表題化合物化合物を、調製物187aの手順に従い、1−ブロモ−4−(2,2,2−トリフルオロエチル)ベンゼンから、77%の収率で調製した。[M+H] Calc’d for C
9H
10F
3N, 190;Found,190。
【2313】
調製物192b:メチル3−({[(4R)−7−{メチル[4−(2,2,2−トリフルオロエチル)フェニル]アミノ}−3,4−ジヒドロ−2H−1−ベンゾピラン−4−イル]メチル}アミノ)ピリジン−4−カルボキシラート
【2314】
【化725】
[この文献は図面を表示できません]
【2315】
表題化合物を、調製物126cについて概説される基本手順に従い、調製126bとN−メチル−4−(2,2,2−トリフルオロエチル)アニリンから、47%の収率で調製した。[M+H] Calc’d for C
26H
26F
3N
3O
3, 486;Found,486。
【2316】
実施例192:3−({[(4R)−7−{メチル[4−(2,2,2−トリフルオロエチル)フェニル]アミノ}−3,4−ジヒドロ−2H−1−ベンゾピラン−4−イル]メチル}アミノ)ピリジン−4−カルボン酸
【2317】
【化726】
[この文献は図面を表示できません]
【2318】
表題化合物を、実施例1の手順に従い、調製物192bから88%の収率で調製した。
1H NMR(300MHz、DMSO−d
6):δ1.84−1.88(1H、m)、1.95−2.02(1H、m)、3.06−3.10(1H、m)、3.20(3H、s)、3.46−3.58(3H、m)、3.66−3.70(1H、m)、4.11−4.22(2H、m)、6.42(1H、s)、6.54(1H、d、J=8.8Hz)、6.95(2H、d、J=8.0Hz)、7.20−7.23(3H、m)、7.57(1H、d、J=4.8Hz)、7.85(1H、d、J=4.8Hz)、8.40(1H、s)。[M+H] Calc’d for C
25H
24F
3N
3O
3, 472;Found, 472。
【2319】
調製物193a:4−(1H−イミダゾル−1−イル)−N−メチルアニリン
【2320】
【化727】
[この文献は図面を表示できません]
【2321】
表題化合物を、調製物127aについて概説される基本手順に従い、4−(1H−イミダゾル−1−イル)アニリンから、33%の全収率で調製した。[M+H] Calc’d for C
10H
11N
3, 174;Found,174。
【2322】
調製物193b:メチル3−({[(1R)−6−{[4−(1H−イミダゾル−1−イル)フェニル](メチル)アミノ}−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−イル]メチル}アミノ)ピリジン−4−カルボキシラート
【2323】
【化728】
[この文献は図面を表示できません]
【2324】
表題化合物を、調製物126cについて概説される基本手順に従い、調製物122aと4−(1H−イミダゾル1−イル)−N−メチルアニリンから、43%の収率で調製した。[M+H] Calc’d for C
28H
29N
5O
2, 468;Found,468。
【2325】
実施例193:3−({[(1R)−6−{[4−(1H−イミダゾル−1−イル)フェニル](メチル)アミノ}−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−イル]メチル}アミノ)ピリジン−4−カルボン酸
【2326】
【化729】
[この文献は図面を表示できません]
【2327】
表題化合物を、実施例1の手順に従い、調製物193bから82%の収率で調製した。
1H NMR(300MHz、DMSO−d
6):δ1.64−1.69(1H、m)、1.79−1.85(3H、m)、2.66−2.71(2H、m)、3.07−3.08(1H、m)、3.26(3H、s)、3.39−3.44(1H、m)、3.56−3.60(1H、m)、6.86−6.90(2H、m)、6.97−6.99(2H、m)、7.07(1H、s)、7.30(1H、d、J=6.3Hz)、7.46(2H、d、J=6.3Hz)、7.57−7.62(2H、m)、7.81(1H、d、J=3.6Hz)、8.11(1H、s)、8.31(1H、s)。[M+H] Calc’d for C
27H
27N
5O
2, 454;Found,454。
【2328】
調製物194a:メチル3−({[(4R)−7−{[4−(1H−イミダゾル−1−イル)フェニル](メチル)アミノ}−3,4−ジヒドロ−2H−1−ベンゾピラン−4−イル]メチル}アミノ)ピリジン−4−カルボキシラート
【2329】
【化730】
[この文献は図面を表示できません]
【2330】
表題化合物を、調製物126cについて概説される基本手順に従い、調製物126bと4−(1H−イミダゾル−1−イル)−N−メチルアニリンから、72%の収率で調製した。[M+H] Calc’d for C
27H
27N
5O
3, 470;Found,470。
【2331】
実施例194:3−({[(4R)−7−{[4−(1H−イミダゾル−1−イル)フェニル](メチル)アミノ}−3,4−ジヒドロ−2H−1−ベンゾピラン−4−イル]メチル}アミノ)ピリジン−4−カルボン酸
【2332】
【化731】
[この文献は図面を表示できません]
【2333】
表題化合物を、実施例1の手順に従い、調製物194aから81%の収率で調製した。
1H NMR(300MHz、DMSO−d
6):δ1.87−1.90(1H、m)、1.98−2.00(1H、m)、3.06−3.09(1H、m)、3.25(3H、s)、3.43−3.48(1H、m)、3.64−3.69(1H、m)、4.13−4.20(2H、m)、6.46(1H、s)、6.58(1H、d、J=6.0Hz)、7.04−7.08(3H、m)、7.25(1H、d、J=6.3Hz)、7.50(2H、d、J=6.3Hz)、7.58(1H、d、J=3.6Hz)、7.64(1H、s)、7.82(1H、d、J=3.3Hz)、8.13(1H、s)、8.35(1H、s)。[M+H] Calc’d for C
26H
25N
5O
3, 456;Found,456。
【2334】
調製物195a:4−(3,3−ジフルオロアゼチジン−1−イル)−N−メチルアニリン
【2335】
【化732】
[この文献は図面を表示できません]
【2336】
表題化合物を、調製物180a、180b、及び180cについて概説される一般スキームに従い、3,3−ジフルオロアゼチジンから、10%の全収率で調製した。[M+H] Calc’d for C
10H
12F
2N
2, 199;Found,199。
【2337】
調製物195b:メチル3−({[(1R)−6−{[4−(3,3−ジフルオロアゼチジン−1−イル)フェニル](メチル)アミノ}−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−イル]メチル}アミノ)ピリジン−4−カルボキシラート
【2338】
【化733】
[この文献は図面を表示できません]
【2339】
表題化合物を、調製物126cについて概説される基本手順に従い、調製物122aと4−(3,3−ジフルオロアゼチジン−1−イル)−N−メチルアニリンから、39%の収率で調製した。[M+H] Calc’d for C
27H
28F
2N
4O
2, 479;Found,479。
【2340】
実施例195:3−({[(1R)−6−{[4−(3,3−ジフルオロアゼチジン−1−イル)フェニル](メチル)アミノ}−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−イル]メチル}アミノ)ピリジン−4−カルボン酸
【2341】
【化734】
[この文献は図面を表示できません]
【2342】
表題化合物を、実施例1の手順に従い、調製物195bから90%の収率で調製した。
1H NMR(300MHz、DMSO−d
6):δ1.59−1.65(1H、m)、1.76−1.81(3H、m)、2.57−2.63(2H、m)、2.96−3.01(1H、m)、3.14(3H、s)、3.33−3.41(1H、m)、3.47−3.54(1H、m)、4.24(4H、t、J=12.3Hz)、6.48(1H、s)、6.51(1H、d、J=8.8Hz)、6.57(2H、d、J=8.4Hz)、7.00(2H、d、J=8.4Hz)、7.09(1H、d、J=8.8Hz)、7.55(1H、d、J=4.8Hz)、7.81(1H、d、J=4.8Hz)、8.32(1H、s)。[M+H] Calc’d for C
27H
28F
2N
4O
2, 479;Found,479。
【2343】
調製物196a:メチル3−({[(4R)−7−{[4−(3,3−ジフルオロアゼチジン−1−イル)フェニル](メチル)アミノ}−3,4−ジヒドロ−2H−1−ベンゾピラン−4−イル]メチル}アミノ)ピリジン−4−カルボキシラート
【2344】
【化735】
[この文献は図面を表示できません]
【2345】
表題化合物を、調製物126cについて概説される基本手順に従い、調製物126bと4−(3,3−ジフルオロアゼチジン−1−イル)−N−メチルアニリンから、35%の収率で調製した。[M+H] Calc’d for C
27H
28F
2N
4O
3, 495;Found,495。
【2346】
実施例196:3−({[(4R)−7−{[4−(3,3−ジフルオロアゼチジン−1−イル)フェニル](メチル)アミノ}−3,4−ジヒドロ−2H−1−ベンゾピラン−4−イル]メチル}アミノ)ピリジン−4−カルボン酸
【2347】
【化736】
[この文献は図面を表示できません]
【2348】
表題化合物を、実施例1の手順に従い、調製物196aから86%の収率で調製した。
1H NMR(300MHz、DMSO−d
6):δ1.78−1.86(1H、m)、1.90−1.98(1H、m)、2.97−3.02(1H、m)、3.12(3H、s)、3.40−3.47(1H、m)、3.59−3.65(1H、m)、4.05−4.14(2H、m)、4.25(4H、t、J=12.0Hz)、6.07(1H、s)、6.23(1H、d、J=6.6Hz)、6.58(2H、d、J=8.4Hz)、7.03(2H、d、J=8.4Hz)、7.06(1H、d、J=6.6Hz)、7.56(1H、d、J=3.9Hz)、7.84(1H、d、J=3.9Hz)、8.37(1H、s)。[M+H] Calc’d for C
26H
26F
2N
4O
3, 481;Found,481。
【2349】
調製物197a:4−(2−メトキシエトキシ)−N−メチルアニリン
【2350】
【化737】
[この文献は図面を表示できません]
【2351】
表題化合物を、調製物127aについて概説される基本手順に従い、4−(2−メトキシエトキシ)アニリンから、88%の収率で調製した。[M+H] Calc’d for C
10H
15NO
2, 182;Found,182。
【2352】
調製物197b:tert−ブチルN−{[(1R)−6−{[4−(2−メトキシエトキシ)フェニル](メチル)アミノ}−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−イル]メチル}カルバマート
【2353】
【化738】
[この文献は図面を表示できません]
【2354】
表題化合物を、調製物9aについて概説される基本手順に従い、調製物6dと調製物197aから、53%の収率で調製した。[M+H] Calc’d for C
26H
36N
2O
4, 441;Found, 441。
【2355】
調製物197c:(5R)−5−(アミノメチル)−N−[4−(2−メトキシエトキシ)フェニル]−N−メチル−5,6,7,8−テトラヒドロナフタレン−2−アミン
【2356】
【化739】
[この文献は図面を表示できません]
【2357】
表題化合物を、調製物43bの手順に従い、調製物197bから定量的な収率で調製した。[M+H] Calc’d for C
21H
28N
2O
2, 341;Found, 341。
【2358】
調製物197d:メチル3−({[(1R)−6−{[4−(2−メトキシエトキシ)フェニル](メチル)アミノ}−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−イル]メチル}アミノ)ピリジン−4−カルボキシラート
【2359】
【化740】
[この文献は図面を表示できません]
【2360】
表題化合物を、調製物4dの手順に従い、調製物197cから52%の収率で調製した。[M+H] Calc’d for C
28H
33N
3O
4, 476;Found,476。
【2361】
実施例197:3−({[(1R)−6−{[4−(2−メトキシエトキシ)フェニル](メチル)アミノ}−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−イル]メチル}アミノ)ピリジン−4−カルボン酸
【2362】
【化741】
[この文献は図面を表示できません]
【2363】
表題化合物を、実施例1の手順に従い、調製物197dから62%の収率で調製した。
1H NMR(400MHz、DMSO−d
6):δ1.60−1.79(4H、m)、2.0−2.65(2H、m)、2.98−3.02(1H、m)、3.15(3H、s)、3.30(3H、s)、3.38−3.54(2H、m)、3.65(2H、s)、4.06(2H、s)、6.51−6.58(2H、m)、6.91(2H、d、J=8.0Hz)、7.00(2H、d、J=7.8Hz)、7.12(1H、d、J=8.3Hz)、7.56(1H、br s)、7.82(1H、br s)、7.84(1H、br s)、8.32(1H、br s)、13.4(1H、br s)。[M+H] Calc’d for C
27H
31N
3O
4, 462;Found,462。
【2364】
調製物198a:メチル3−({[(4R)−7−(2−フェニルエテニル)−3,4−ジヒドロ−1H−1−ベンゾピラン−4−イル]メチル}アミノ)ピリジン−4−カルボキシラート
【2365】
【化742】
[この文献は図面を表示できません]
【2366】
ACN/H
2O(30mL/10mL)中の、4,4,5,5−テトラメチル−2−(1−フェニル−ビニル)−[1,3,2]ジオキサボロラン(612mg、2.66mmol)、S−Phos(55mg、0.13mmol)、Pd(OAc)
2(15mg、0.0665mmol)、及びK
3PO
4(708mg、3.33mmol)の溶液に、調製物126b(500mg、1.33mmol)を加えた。反応混合物をN
2の下で、120℃で一晩撹拌した。溶媒を真空により除去し、残留物をシリカゲルクロマトグラフィー(PE:EtOAc=3:1)によって精製して、200mg(38%)の表題化合物を得た。[M+H] Calc’d for C
25H
24N
2O
3, 401;Found,401。
【2367】
調製物198b:メチル3−({[(4R)−7−(1−フェニルエチル)−3,4−ジヒドロ−2H−1−ベンゾピラン−4−イル]メチル}アミノ)ピリジン−4−カルボキシラート
【2368】
【化743】
[この文献は図面を表示できません]
【2369】
10%のPd/C(20mg)を、室温でN
2の下、EtOH(15mL)中の調製物198a(0.1g、0.25mmol)の溶液に加えた。50psiのH
2で一晩撹拌後、反応混合物をセライトに通して濾過し、濃縮した。残留物を分取HPLCによって精製して、茶色油として50mg(50%)の表題化合物を得た。[M+H] Calc’d for C
25H
26N
2O
3, 403;Found, 403。
【2370】
実施例198:3−({[(4R)−7−(1−フェニルエチル)−3,4−ジヒドロ−2H−1−ベンゾピラン−4−イル]メチル}アミノ)ピリジン−4−カルボン酸
【2371】
【化744】
[この文献は図面を表示できません]
【2372】
表題化合物を、実施例1の手順に従い、調製物198bから83%の収率で調製した。
1H NMR(400MHz、DMSO−d
6):δ1.52(3H、d、J=7.2Hz)、1.80−1.90(1H、m)、1.91−1.99(1H、m)、3.03−3.09(1H、m)、3.43−3.49(1H、m)、3.62−3.68(1H、m)、4.04(1H、t、J=7.2Hz)、4.09−4.18(2H、m)、6.64(1H、s)、6.75(1H、d、J=8.0Hz)、7.14−7.29(6H、m)、7.58(1H、d、J=5.2Hz)、7.84(1H、d、J=5.2Hz)、8.40(1H、s)。[M+H] Calc’d for C
24H
24N
2O
3, 389;Found,389。
【2373】
調製物199a:5−イソプロピル−N−メチルピリジン−2−アミン
【2374】
【化745】
[この文献は図面を表示できません]
【2375】
乾燥THF中の5−イソプロピル−ピリジン−2−イルアミン(0.5g、3.67mmol)の溶液をN
2でパージし、−78℃に冷却した。n−BuLi(1.62mL、4.04mmol)を滴下で加えた。反応物を0℃で0.5時間撹拌し、次にヨードメタン(0.25mL、4.04mmol)を滴下で加えた。結果として生じる反応混合物を一晩撹拌しつつ、室温に暖めた。水(20mL)を加え、混合物をEtOAcで抽出した。有機質層をNa
2SO
4で乾燥し、濃縮し、シリカゲルクロマトグラフィー(PEにおいて10%−30%のEtOAc)によって精製して、茶色油として200mg(36%)の表題化合物を得た。[M+H] Calc’d for C
9H
14N
2, 151;Found,151。
【2376】
調製物199b:メチル3−({[(4R)−7−{メチル[5−(プロパン−2−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}−3,4−ジヒドロ−2H−1−ベンゾピラン−4−イル]メチル}アミノ)ピリジン−4−カルボキシラート
【2377】
【化746】
[この文献は図面を表示できません]
【2378】
表題化合物を、調製物126cについて概説される基本手順に従い、調製物126bと5−イソプロピル−N−メチルピリジン−2−アミンから、65%の収率で調製した。[M+H] Calc’d for C
26H
30N
4O
3, 447;Found, 447。
【2379】
実施例199:3−({[(4R)−7−{メチル[5−(プロパン−2−イル)ピリジン−2−イル]アミノ}−3,4−ジヒドロ−2H−1−ベンゾピラン−4−イル]メチル}アミノ)ピリジン−4−カルボン酸
【2380】
【化747】
[この文献は図面を表示できません]
【2381】
表題化合物を、実施例1の手順に従い、調製物199bから82%の収率で調製した。
1H NMR(300MHz、DMSO−d
6):δ1.16(6H、d、J=7.2Hz)、1.85−1.93(1H、m)、1.95−2.06(1H、m)、2.73−2.84(1H、m)、3.09−3.16(1H、m)、3.32(3H、s)、3.48−3.56(1H、m)、3.69−3.75(1H、m)、4.12−4.26(2H、m)、6.57(1H、d、J=8.1Hz)、6.64(1H、d、J=2.4Hz)、6.74(1H、dd、J=8.1Hz、1.8Hz)、7.32(1H、d、J=8.4Hz)、7.36(1H、dd、J=8.4Hz、2.4Hz)、7.57(1H、d、J=5.1Hz)、7.85(1H、d、J=5.1Hz)、8.04(1H、d、J=1.8Hz)、8.42(1H、s)。[M+H] Calc’d for C
25H
28N
4O
3, 433;Found,433。
【2382】
調製物200a:メチル3−({[(1R)−6−{メチル[4−(トリフルオロメタンスルホニルオキシ)フェニル]アミノ}−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−イル]メチル}アミノ)ピリジン−4−カルボキシラート
【2383】
【化748】
[この文献は図面を表示できません]
【2384】
THF(10mL)中の調製物165c(576mg、1.37mmol)とピリジン(217mg、2.75mmol)の溶液に、0℃でTf
2O(407mg、1.44mmol)をゆっくり加えた。混合物を室温で2時間撹拌した。混合物を濃縮し、シリカゲルクロマトグラフィー(PE:EtOAc=2:1)によって精製して、黄色油として553mg(73%)の表題化合物を得た。[M+H] Calc’d for C
26H
26F
3N
3O
5S, 550;Found,550。
【2385】
調製物200b:メチル3−({[(1R)−6−[(4−{3−[(tert−ブチルジメチルシリル)オキシ]アゼチジン−1−イル}フェニル)(メチル)アミノ]−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−イル]メチル}アミノ)ピリジン−4−カルボキシラート
【2386】
【化749】
[この文献は図面を表示できません]
【2387】
表題化合物を、調製物126cに関する手順に従い、調製物200aと3−[(tert−ブチルジメチルシラニル)オキシ]アゼチジンから、55%の収率で調製した。[M+H] Calc’d for C
34H
46N
4O
3Si, 587;Found,587。
【2388】
調製物200c:メチル3−({[(1R)−6−{[4−(3−ヒドロキシアゼチジン−1−イル)フェニル](メチル)アミノ}−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−イル]メチル}アミノ)ピリジン−4−カルボキシラート
【2389】
【化750】
[この文献は図面を表示できません]
【2390】
表題化合物を、調製物165cの手順に従い、調製物200bから89%の収率で調製した。[M+H] Calc’d for C
28H
32N
4O
3, 473;Found,473。
【2391】
実施例200:3−({[(1R)−6−{[4−(3−ヒドロキシアゼチジン−1−イル)フェニル](メチル)アミノ}−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−イル]メチル}アミノ)ピリジン−4−カルボン酸
【2392】
【化751】
[この文献は図面を表示できません]
【2393】
表題化合物を、実施例1の手順に従い、調製物200cから95%の収率で調製した。
1H NMR(300MHz、DMSO−d
6):δ1.58−1.79(4H、m)、2.56−2.60(2H、m)、2.92−2.95(1H、m)、3.09(3H、s)、3.26−3.32(1H、m)、3.35−3.58(4H、m)、4.02(2H、t、J=6.6Hz)、4.50−4.54(1H、m)、6.39−6.45(4H、m)、6.92(2H、d、J=6.0Hz)、7.05(1H、d、J=8.4Hz)、7.54(1H、d、J=5.1Hz)、7.78(1H、d、J=4.8Hz)、8.26(1H、s)。[M+H] Calc’d for C
27H
30N
4O
3, 459;Found, 459。
【2394】
調製物201a:メチル3−({[(4R)−7−{[4−(3,6−ジヒドロ−2H−ピラン4−イル)フェニル](メチル)アミノ}−3,4−ジヒドロ−2H−1−ベンゾピラン−4−イル]メチル}アミノ)ピリジン−4−カルボキシラート
【2395】
【化752】
[この文献は図面を表示できません]
【2396】
表題化合物を、調製物126cについて概説される基本手順に従い、調製物126bと調製物174aから、49%の収率で調製した。[M+H] Calc’d for C
29H
31N
3O
4, 486;Found,486。
【2397】
実施例201:3−({[(4R)−7−{[4−(3,6−ジヒドロ−2H−ピラン−4−イル)フェニル](メチル)アミノ}−3,4−ジヒドロ−2H−1−ベンゾピラン−4−イル]メチル}アミノ)ピリジン−4−カルボン酸
【2398】
【化753】
[この文献は図面を表示できません]
【2399】
表題化合物を、実施例1の手順に従い、調製物201aから83%の収率で調製した。
1H NMR(300MHz、DMSO−d
6):δ1.86−1.98(2H、m)、2.38−2.40(2H、m)、3.03−3.08(1H、m)、3.19(3H、s)、3.42−3.50(1H、m)、3.63−3.68(1H、m)、3.77−3.80(2H、m)、4.11−4.19(4H、m)、6.12(1H、m)、6.39(1H、d、J=2.1Hz)、6.50−6.53(1H、m)、6.93(2H、d、J=8.7 Hz)、7.18(1H、d、J=8.1Hz)、7.33(2H、d、J=8.1Hz)、7.55(1H、d、J=4.8Hz)、7.82(1H、d、J=5.1Hz)、8.37(1H、s)。[M+H] Calc’d for C
28H
29N
3O
4, 472;Found, 472。
【2400】
調製物202a:メチル3−({[(4R)−7−{メチル[4−(オキサン−4−イル)フェニル]アミノ}−3,4−ジヒドロ−2H−1−ベンゾピラン−4−イル]メチル}アミノ)ピリジン−4−カルボキシラート
【2401】
【化754】
[この文献は図面を表示できません]
【2402】
表題化合物を、調製物126cについて概説される基本手順に従い、調製物126bと調製物175aから、42%の収率で調製した。[M+H] Calc’d for C
29H
33N
3O
4, 488;Found, 488。
【2403】
実施例202:3−({[(4R)−7−{メチル[4−(オキサン−4−イル)フェニル]アミノ}−3,4−ジヒドロ−2H−1−ベンゾピラン−4−イル]メチル}アミノ)ピリジン−4−カルボン酸
【2404】
【化755】
[この文献は図面を表示できません]
【2405】
表題化合物を、実施例1の手順に従い、調製物202aから96%の収率で調製した。
1H NMR(300MHz、DMSO−d
6):δ1.59−1.67(4H、m)、1.85−1.94(2H、m)、2.67−2.70(1H、m)、3.00−3.04(1H、m)、3.22(3H、s)、3.39−3.46(3H、m)、3.59−3.65(1H、m)、3.90−3.94(2H、m)、4.09−4.14(2H、m)、6.26(1H、d、J=2.8Hz)、6.27−6.43(1H、m)、6.94−6.97(2H、m)、7.12−7.17(3H、m)、7.54(1H、d、J=4.8Hz)、7.80(1H、d、J=4.8Hz)、8.34(1H、s)。[M+H] Calc’d for C
28H
31N
3O
4, 474;Found,474。
【2406】
調製物203a:tert−ブチルN−{[(4R)−7−(1−フェニルエテニル)−3,4−ジヒドロ−2H−1−ベンゾピラン−4−イル]メチル}カルバマート
【2407】
【化756】
[この文献は図面を表示できません]
【2408】
表題化合物を、調製物198aに関する手順に従い、調製物18dと4,4,5,5−テトラメチル−2−(1−フェニル−ビニル)−[1,3,2]ジオキサボロランから、87%の収率で調製した。Calc’d for C
22H
27NO
3, 309;Found,309。
【2409】
調製物203b:tert−ブチルN−{[(4R)−7−(1−フェニルシクロプロピル)−3,4−ジヒドロ−2H−1−ベンゾピラン−4−イル]メチル}カルバマート
【2410】
【化757】
[この文献は図面を表示できません]
【2411】
DCE(5mL)中の調製物203a(0.2g、0.548mmol)の溶液をN
2でパージし、0℃に冷却した。ジエチル亜鉛(3.3mL、3.3mmol)を滴下で反応混合物に加えた。10分間の撹拌後、ジヨードメタン(1.76g、6.576mmol)を滴下で加えた。反応混合物を一晩撹拌しつつ、室温に暖めた。水(10mL)を加え、混合物をEtOAcで抽出した。有機質層を乾燥し(Na
2SO
4)、濃縮した。残留物をシリカゲルクロマトグラフィー(PE:EtOAc=10:1)によって精製して、茶色油として13mg(6%)の表題化合物を得た。Calc’d for C
24H
29NO
3, 323;Found,323。
【2412】
調製物203c:[(4R)−7−(1−フェニルシクロプロピル)−3,4−ジヒドロ−2H−1−ベンゾピラン−4−イル]メタンアミン
【2413】
【化758】
[この文献は図面を表示できません]
【2414】
HCl溶液(EtOAcにおいて2.0M、10mL)中の調製物203b(30mg)の混合物を、室温で2時間撹拌した。溶液を濃縮し、更に精製することなく次の反応に使用した。Calc’d for C
19H
21NO, 263;Found, 263。
【2415】
調製物203d:メチル3−({[(4R)−7−(1−フェニルシクロプロピル)−3,4−ジヒドロ−2H−1−ベンゾピラン−4−イル]メチル}アミノ)ピリジン−4−カルボキシラート
【2416】
【化759】
[この文献は図面を表示できません]
【2417】
表題化合物を、調製物4dの手順に従い、調製物203cから40%の収率で調製した。[M+H] Calc’d for C
26H
26N
2O
3, 415;Found,415。
【2418】
実施例203:3−({[(4R)−7−(1−フェニルシクロプロピル)−3,4−ジヒドロ−2H−1−ベンゾピラン−4−イル]メチル}アミノ)ピリジン−4−カルボン酸
【2419】
【化760】
[この文献は図面を表示できません]
【2420】
表題化合物を、実施例1の手順に従い、調製物203dから63%の収率で調製した。
1H NMR(300MHz、DMSO−d
6):δ1.19(4H、s)、1.80−1.87(1H、m)、1.91−2.01(1H、m)、3.04−3.09(1H、m)、3.42−3.51(1H、m)、3.62−3.69(1H、m)、4.08−4.20(2H、m)、6.57(1H、d、J=1.8Hz)、6.70(1H、dd、J=7.8Hz、1.8Hz)、7.15−7.30(6H、m)、7.57(1H、d、J=5.1Hz)、7.84(1H、d、J=5.1Hz)、8.40(1H、s)。[M+H] Calc’d for C
25H
24N
2O
3, 401;Found,401。
【2421】
調製物204a:N−メチル−4−(1−メチル−1,2,3,6−テトラヒドロピリジン−4−イル)アニリン
【2422】
【化761】
[この文献は図面を表示できません]
【2423】
表題化合物を、調製物174aの調製の基本手順に従い、1−メチル−1,2,3,6−テトラヒドロピリジン−4−ボロン酸ピナコールエステルを用いて、37%の収率で調製した。[M+H] Calc’d for C
13H
18N
2, 203;Found,203。
【2424】
調製物204b:メチル3−({[(4R)−7−{メチル[4−(1−メチル−1,2,3,6−テトラヒドロピリジン−4−イル)フェニル]アミノ}−3,4−ジヒドロ−2H−1−ベンゾピラン−4−イル]メチル}アミノ)ピリジン−4−カルボキシラート
【2425】
【化762】
[この文献は図面を表示できません]
【2426】
表題化合物を、調製物126cについて概説される基本手順に従い、調製物126bと調製物204aから、20%の収率で調製した。[M+H] Calc’d for C
30H
34N
4O
3, 499;Found,499。
【2427】
実施例204:3−({[(4R)−7−{メチル[4−(1−メチル−1,2,3,6−テトラヒドロピリジン−4−イル)フェニル]アミノ}−3,4−ジヒドロ−2H−1−ベンゾピラン−4−イル]メチル}アミノ)ピリジン−4−カルボン酸
【2428】
【化763】
[この文献は図面を表示できません]
【2429】
表題化合物を、実施例1の手順に従い、調製物204bから16%の収率で調製した。
1H NMR(300MHz、DMSO−d
6):δ1.82−1.98(m、2H)、2.77−3.04(m、6H)、3.04−3.08(m、1H)、3.20(s、3H)、3.30−3.76(m、5H)、4.11−4.16(m、2H)、6.05(s、1H)、6.43(d、1H、J=2.1Hz)、6.55(dd、1H、J=2.1Hz、8.1Hz)、6.91(d、2H、J=8.7Hz)、7.21(d、1H、J=7.8Hz)、7.35(d、2H、J=8.7Hz)、7.55(d、1H、J=5.4Hz)、7.81(d、1H、J=4.8Hz)、8.36(s、1H)。[M+H] Calc’d for C
29H
32N
4O
3, 485;Found,485。
【2430】
調製物205a:N−メチル−4−(1−メチルピペリジン−4−イル)アニリン
【2431】
【化764】
[この文献は図面を表示できません]
【2432】
表題化合物を、調製物175aの基本手順に従い、調製物204aから90%の収率で調製した。[M+H] Calc’d for C
13H
20N
2, 205;Found,205。
【2433】
調製物205b:メチル3−({[(4R)−7−{メチル[4−(1−メチルピペリジン−4−イル)フェニル]アミノ}−3,4−ジヒドロ−2H−1−ベンゾピラン−4−イル]メチル}アミノ)ピリジン−4−カルボキシラート
【2434】
【化765】
[この文献は図面を表示できません]
【2435】
表題化合物を、調製物126cについて概説される基本手順に従い、調製物126bと調製物205aから、18%の収率で調製した。[M+H] Calc’d for C
30H
36N
4O
3, 501;Found,501。
【2436】
実施例205:3−({[(4R)−7−{メチル[4−(1−メチルピペリジン−4−イル)フェニル]アミノ}−3,4−ジヒドロ−2H−1−ベンゾピラン−4−イル]メチル}アミノ)ピリジン−4−カルボン酸
【2437】
【化766】
[この文献は図面を表示できません]
【2438】
表題化合物を、実施例1の手順に従い、調製物205bから14%の収率で調製した。
1H NMR(300MHz、DMSO−d
6):δ1.90−1.93(m、6H)、2.72(s、3H)、3.00−3.03(m、3H)、3.16(s、3H)、3.39−3.61(m、5H)、4.09−4.10(m、2H)、6.29(d、1H、J=2.1Hz)、6.43(dd、1H、J=2.1、8.7Hz)、6.96(d、2H、J=8.4Hz)、7.14(d、3H、J=8.7Hz)、7.56(d、1H、J=5.4Hz)、7.82(d、1H、J=5.1Hz)、8.36(s、1H)。[M+H] Calc’d for C
29H
34N
4O
3, 487;Found,487。
【2439】
調製物206a:N,3,4−トリメチルアニリン
【2440】
【化767】
[この文献は図面を表示できません]
【2441】
表題化合物を、調製物127aについて概説される基本手順に従い、3,4−ジメチルアニリンから、33%の全収率で調製した。[M+H] Calc’d for C
9H
13N, 136;Found,136。
【2442】
調製物206b:メチル3−({[(4R)−7−[(3,4−ジメチルフェニル)(メチル)アミノ]−3,4−ジヒドロ−2H−1−ベンゾピラン−4−イル]メチル}アミノ)ピリジン−4−カルボキシラート
【2443】
【化768】
[この文献は図面を表示できません]
【2444】
表題化合物を、調製物126cについて概説される基本手順に従い、調製物126bとN,3,4−トリメチルアニリンから、43%の収率で調製した。[M+H] Calc’d for C
26H
29N
3O
3, 432;Found,432。
【2445】
実施例206:3−({[(4R)−7−[(3,4−ジメチルフェニル)(メチル)アミノ]−3,4−ジヒドロ−2H−1−ベンゾピラン−4−イル]メチル}アミノ)ピリジン−4−カルボン酸
【2446】
【化769】
[この文献は図面を表示できません]
【2447】
表題化合物を、実施例1の手順に従い、調製物206bから87%の収率で調製した。
1H NMR(300MHz、DMSO−d
6):δ1.79−1.97(2H、m)、2.16(6H、s)、2.99−3.03(1H、m)、3.13(3H、s)、3.39−3.48(1H、m)、3.59−3.65(1H、m)、4.05−4.17(2H、m)、6.19(1H、d、J=2.4Hz)、6.32−6.36(1H、m)、6.75−6.79(1H、m)、6.85(1H、d、J=1.8Hz)、7.03−7.10(2H、m)、7.54(1H、d、J=4.8Hz)、7.82(1H、d、J=4.8Hz)、8.36(1H、s)。[M+H] Calc’d for C
25H
27N
3O
3, 418;Found,418。
【2448】
調製物207a:4−(2−((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)エチル)アニリン
【2449】
【化770】
[この文献は図面を表示できません]
【2450】
表題化合物を、調製物165aについてした手順に従い、2−(4−アミノフェニル)エタン−1−オールから、定量的な収率で調製した。[M+H] Calc’d for C
14H
25NOSi, 252;Found,252。
【2451】
調製物207b:4−(2−((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)エチル)−N−メチルアニリン
【2452】
【化771】
[この文献は図面を表示できません]
【2453】
表題化合物を、調製物127aについて概説される基本手順に従い、4−(2−((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)エチル)アニリンから、49%の全収率で調製した。[M+H] Calc’d for C
15H
27NOSi, 266;Found, 266。
【2454】
調製物207C:メチル3−({[(4R)−7−[(4−{2−[(tert−ブチルジメチルシリル)オキシ]エチル}フェニル)−(メチル)アミノ]−3,4−ジヒドロ−2H−1−ベンゾピラン−4−イル]メチル}アミノ)ピリジン−4−カルボキシラート
【2455】
【化772】
[この文献は図面を表示できません]
【2456】
表題化合物を、調製物126cについて概説される基本手順に従い、調製物126bと調製物207bから、39%の収率で調製した。[M+H] Calc’d for C
32H
43N
3O
4Si, 562;Found,562。
【2457】
調製物207d:
メチル3−({[(4R)−7−{[4−(2−ヒドロキシエチル)フェニル](メチル)アミノ}−3,4−ジヒドロ−2H−1−ベンゾピラン−4−イル]メチル}アミノ)ピリジン−4−カルボキシラート
【2458】
【化773】
[この文献は図面を表示できません]
【2459】
表題化合物を、調製物165cの手順に従い、調製物207cから80%の収率で調製した。[M+H] Calc’d for C
26H
29N
3O
4, 448;Found, 448。
【2460】
実施例207:3−({[(4R)−7−{[4−(2−ヒドロキシエチル)フェニル](メチル)アミノ}−3,4−ジヒドロ−2H−1−ベンゾピラン−4−イル]メチル}アミノ)ピリジン−4−カルボン酸
【2461】
【化774】
[この文献は図面を表示できません]
【2462】
表題化合物を、実施例1の手順に従い、調製物207dから95%の収率で調製した。
1H NMR(300MHz、DMSO−d
6):δ1.79−1.95(2H、m)、2.65(2H、t、J=7.2Hz)、3.01−3.04(1H、m)、3.12(3H、s)、3.43−3.48(1H、m)、3.53−3.66(3H、m)、4.08−4.15(2H、m)、6.24(1H、d、J=2.4Hz)、6.37−6.40(1H、m)、6.92−6.95(2H、m)、7.11−7.13(3H、m)、7.56(1H、d、J=5.1Hz)、7.83(1H、d、J=4.8Hz)、8.38(1H、s)。[M+H] Calc’d for C
25H
27N
3O
4, 434;Found,434。
【2463】
調製物208a:N−メチル−4−プロピルアニリン
【2464】
【化775】
[この文献は図面を表示できません]
【2465】
表題化合物を、調製物127aについて概説される基本手順に従い、4−プロピルアニリンから、95%の全収率で調製した。[M+H] Calc’d for C
10H
15N, 150;Found,150。
【2466】
調製物208b:メチル3−({[(4R)−7−[メチル(4−プロピルフェニル)アミノ]−3,4−ジヒドロ−2H−1−ベンゾピラン−4−イル]メチル}アミノ)ピリジン−4−カルボキシラート
【2467】
【化776】
[この文献は図面を表示できません]
【2468】
表題化合物を、調製物126cについて概説される基本手順に従い、調製126bとN−メチル−4−プロピルアニリンから、24%の収率で調製した。[M+H] Calc’d for C
27H
31N
3O
3, 446;Found,446。
【2469】
実施例208:3−({[(4R)−7−[メチル(4−プロピルフェニル)アミノ]−3,4−ジヒドロ−2H−1−ベンゾピラン−4−イル]メチル}アミノ)ピリジン−4−カルボン酸
【2470】
【化777】
[この文献は図面を表示できません]
【2471】
表題化合物を、実施例1の手順に従い、調製物208bから88%の収率で調製した。
1H NMR(300MHz、DMSO−d
6):δ0.89(3H、t、J=7.2Hz)、1.50−1.63(2H、m)、1.81−1.87(1H、m)、1.91−2.01(1H、m)、2.99−3.12(1H、m)、3.17(3H、s)、3.40−3.50(3H、m)、3.61−3.68(1H、m)、4.06−4.21(2H、m)、6.25(1H、d、J=2.4Hz)、6.40(1H、dd、J=8.4Hz、2.4Hz)、6.96(2H、d、J=8.4Hz)、7.11(2H、d、J=8.4Hz)、7.13(1H、d、J=8.4Hz)、7.56(1H、d、J=5.1Hz)、7.84(1H、d、J=5.1Hz)、8.39(1H、s)。[M+H] Calc’d for C
26H
29N
3O
3, 432;Found,432。
【2472】
調製物209a:tert−ブチルN−{[(1R)−6−{[4−(シクロプロピルメトキシ)フェニル](メチル)アミノ}−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−イル]メチル}カルバマート
【2473】
【化778】
[この文献は図面を表示できません]
【2474】
表題化合物を、調製物9aについて概説される基本手順に従い、4−(シクロプロピルメトキシ)−N−メチルアニリンと調製物6dから、66%の収率で調製した。[M+H] Calc’d for C
27H
36N
2O
3, 437;Found, 437。
【2475】
調製物209b:(5R)−5−(アミノメチル)−N−[4−(シクロプロピルメトキシ)フェニル]−N−メチル−5,6,7,8−テトラヒドロナフタレン−2−アミン
【2476】
【化779】
[この文献は図面を表示できません]
【2477】
表題化合物を、調製物43bの手順に従い、調製物209aから定量的な収率で調製した。[M+H] Calc’d for C
22H
28N
2O, 337;Found, 337。
【2478】
調製物209c:メチル3−({[(1R)−6−{[4−(シクロプロピルメトキシ)フェニル](メチル)アミノ}−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−イル]メチル}アミノ)ピリジン−4−カルボキシラート
【2479】
【化780】
[この文献は図面を表示できません]
【2480】
表題化合物を、調製物4dの手順に従い、調製物209bから72%の収率で調製した。[M+H] Calc’d for C
29H
33N
3O
3, 472;Found, 472。
【2481】
実施例209:3−({[(1R)−6−{[4−(シクロプロピルメトキシ)フェニル](メチル)アミノ}−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−イル]メチル}アミノ)ピリジン−4−カルボン酸
【2482】
【化781】
[この文献は図面を表示できません]
【2483】
表題化合物を、実施例1の手順に従い、調製物209cから89%の収率で調製した。
1H NMR(400MHz、DMSO−d
6):δ0.24(2H、s)、0.49(2H、d、J=6.0Hz)、1.11−1.17(1H、m)、1.52−1.58(1H、m)、1.68−1.75(3H、m)、2.53−2.58(2H、m)、2.90−2.95(1H、s)、3.07(3H、s)、3.25−3.46(2H、m)、3.71(2H、d、J=6.7Hz)、6.43(1H、s)、6.48(1H、d、J=7.4、Hz)、6.81(2H、d、J=8.4Hz)、6.92(2H、d、J=8.4Hz)、7.04(1H、d、J=8.2Hz)、7.50(1H、s)、7.74(1H、s)、8.22(1H、s)。[M+H] Calc’d for C
28H
31N
3O
3, 458;Found, 458。
【2484】
調製物210a:4−イソプロポキシ−N−メチルアニリン
【2485】
【化782】
[この文献は図面を表示できません]
【2486】
表題化合物を、調製物127aについて概説される基本手順に従い、4−イソプロポキシアニリンから、96%の全収率で調製した。[M+H] Calc’d for C
10H
15NO, 166;Found,166。
【2487】
調製物210b:メチル3−({[(4R)−7−{メチル[4−(プロパン−2−イルオキシ)フェニル]アミノ}−3,4−ジヒドロ−2H−1−ベンゾピラン−4−イル]メチル}アミノ)ピリジン−4−カルボキシラート
【2488】
【化783】
[この文献は図面を表示できません]
【2489】
表題化合物を、調製物126cについて概説される基本手順に従い、調製物126bと4−イソプロポキシ−N−メチルアニリンから、45%の収率で調製した。[M+H] Calc’d for C
27H
31N
3O
4, 462;Found,462。
【2490】
実施例210:3−({[(4R)−7−{メチル[4−(プロパン−2−イルオキシ)フェニル]アミノ}−3,4−ジヒドロ−2H−1−ベンゾピラン−4−イル]メチル}アミノ)ピリジン−4−カルボン酸
【2491】
【化784】
[この文献は図面を表示できません]
【2492】
表題化合物を、実施例1の手順に従い、調製物210bから78%の収率で調製した。
1H NMR(400MHz、DMSO−d
6):δ1.26(6H、d、J=6.0Hz)、1.79−1.86(1H、m)、1.91−2.01(1H、m)、2.97−3.05(1H、m)、3.13(3H、s)、3.40−3.46(1H、m)、3.59−3.64(1H、m)、4.05−4.17(2H、m)、4.50−4.60(1H、m)、6.10(1H、d、J=2.4Hz)、6.26(1H、dd、J=8.4Hz、2.4Hz)、6.89(2H、d、J=8.4Hz)、7.02(2H、d、J=8.4Hz)、7.08(1H、d、J=8.4Hz)、7.56(1H、d、J=5.2Hz)、7.83(1H、d、J=5.2Hz)、8.37(1H、s)。[M+H] Calc’d for C
26H
29N
3O
4, 448;Found, 448。
【2493】
調製物211a:1−(シクロプロピルメトキシ)−4−ニトロベンゼン
【2494】
【化785】
[この文献は図面を表示できません]
【2495】
4−ニトロフェノール(5.0g、35.9mmol)を、DMF(80mL)中の(ブロモメチル)シクロプロパン(10.7g、79.07mmol)とK
2CO
3(19.9g、143.76mmol)の懸濁液に加え、反応物を40℃で一晩撹拌した。反応混合物を水(300mL)で希釈し、EtOAc(100mL×3)で抽出した。有機物をブライン(50mL)で洗浄し、乾燥し(Na
2SO
4)、濃縮した。残留物をシリカゲルクロマトグラフィー(0−5%のEtOAc/PE)によって精製して、無色の油として6.77g(98%)の表題化合物を得た。[M+H] Calc’d for C
10H
11NO
3, 194;Found,194。
【2496】
調製物211b:4−(シクロプロピルメトキシ)アニリン
【2497】
【化786】
[この文献は図面を表示できません]
【2498】
10%のPd/C(680mg)を、N
2の下で、EtOAc(70mL)中の調製物211a(6.77g、35.1mmol)の溶液に加え、反応混合物を室温で、H
2の下で一晩撹拌した。反応混合物をセライトに通して濾過し、濃縮して、茶色油として5.72g(100%)の表題化合物を得た。[M+H] Calc’d for C
10H
13NO, 164;Found,164。
【2499】
調製物211c:4−(シクロプロピルメトキシ)−N−メチルアニリン
【2500】
【化787】
[この文献は図面を表示できません]
【2501】
表題化合物を、調製物127aについて概説される基本手順に従い、調製物211bから91%の全収率で調製した。[M+H] Calc’d for C
11H
15NO, 178;Found,178。
【2502】
調製物211d:メチル3−({[(4R)−7−{[4−(シクロプロピルメトキシ)フェニル](メチル)アミノ}−3,4−ジヒドロ−2H−1−ベンゾピラン−4−イル]メチル}アミノ)ピリジン−4−カルボキシラート
【2503】
【化788】
[この文献は図面を表示できません]
【2504】
表題化合物を、調製物126cについて概説される基本手順に従い、調製物126bと調製物211cから、55%の収率で調製した。[M+H] Calc’d for C
28H
31N
3O
4, 474;Found,474。
【2505】
実施例211:3−({[(4R)−7−{[4−(シクロプロピルメトキシ)フェニル](メチル)アミノ}−3,4−ジヒドロ−2H−1−ベンゾピラン−4−イル]メチル}アミノ)ピリジン−4−カルボン酸
【2506】
【化789】
[この文献は図面を表示できません]
【2507】
表題化合物を、実施例1の手順に従い、調製物210bから89%の収率で調製した。
1H NMR(300MHz、DMSO−d
6):δ0.29−0.34(2H、m)、0.53−0.60(2H、m)、1.16−1.24(1H、m)、1.77−2.01(2H、m)、2.96−3.05(1H、m)、3.13(3H、s)、3.39−3.47(1H、m)、3.58−3.65(1H、m)、3.79(2H、d、J=6.9Hz)、4.03−4.19(2H、m)、6.09(1H、d、J=2.4Hz)、6.25(1H、dd、J=8.4Hz、2.4Hz)、6.91(2H、d、J=9.0Hz)、7.03(2H、d、J=9.0Hz)、7.07(1H、d、J=8.4Hz)、7.56(1H、d、J=5.1Hz)、7.83(1H、d、J=5.1Hz)、8.37(1H、s)。[M+H] Calc’d for C
27H
29N
3O
4, 460;Found, 460。
【2508】
調製物212a:1−ニトロ−4−プロポキシベンゼン
【2509】
【化790】
[この文献は図面を表示できません]
【2510】
表題化合物を、調製物211aの手順に従い、98%の収率で調製した。[M+H] Calc’d for C
9H
11NO
3, 182;Found,182。
【2511】
調製物212b:4−プロポキシアニリン
【2512】
【化791】
[この文献は図面を表示できません]
【2513】
表題化合物を、調製物211bの手順に従い、調製物212aから100%の収率で調製した。[M+H] Calc’d for C
9H
13NO, 152;Found,152。
【2514】
調製物212c:N−メチル−4−プロポキシアニリン
【2515】
【化792】
[この文献は図面を表示できません]
【2516】
表題化合物を、調製物127aについて概説される基本手順に従い、4−プロポキシアニリンから、86%の全収率で調製した。[M+H] Calc’d for C
10H
15NO, 166;Found,166。
【2517】
調製物212d:メチル3−({[(4R)−7−[メチル(4−プロポキシフェニル)アミノ]−3,4−ジヒドロ−2H−1−ベンゾピラン−4−イル]メチル}アミノ)ピリジン−4−カルボキシラート
【2518】
【化793】
[この文献は図面を表示できません]
【2519】
表題化合物を、調製物126cについて概説される基本手順に従い、調製物126bと調製物212cから、56%の収率で調製した。[M+H] Calc’d for C
28H
31N
3O
4, 462;Found,462。
【2520】
実施例212:3−({[(4R)−7−[メチル(4−プロポキシフェニル)アミノ]−3,4−ジヒドロ−2H−1−ベンゾピラン−4−イル]メチル}アミノ)ピリジン−4−カルボン酸
【2521】
【化794】
[この文献は図面を表示できません]
【2522】
表題化合物を、実施例1の手順に従い、調製物212dから88%の収率で調製した。
1H NMR(300MHz、DMSO−d
6):δ0.95(3H、t、J=7.5Hz)、1.68−1.96(4H、m)、2.99−3.03(1H、m)、3.12(3H、s)、3.40−3.47(1H、m)、3.59−3.65(1H、m)、3.90(2H、t、J=6.3Hz)、4.09−4.14(2H、m)、6.10(1H、s)、6.25(1H、dd、J=8.4Hz、1.5Hz)、6.89−6.92(2H、m)、7.02−7.08(3H、m)、7.59(1H、d、J=5.1Hz)、7.84(1H、d、J=4.8Hz)、8.39(1H、s)。[M+H] Calc’d for C
26H
29N
3O
4, 448;Found, 448。
【2523】
調製物213a:4−シクロプロポキシ−N−メチルアニリン
【2524】
【化795】
[この文献は図面を表示できません]
【2525】
表題化合物を、調製物187aに関する手順に従い、1−ブロモ−4−シクロプロポキシベンゼンから、17%の全収率で調製した。[M+H] Calc’d for C
10H
13NO, 164;Found,164。
【2526】
調製物213b:メチル3−({[(4R)−7−[(4−シクロプロポキシフェニル)(メチル)アミノ]−3,4−ジヒドロ−2H−1−ベンゾピラン−4−イル]メチル}アミノ)ピリジン−4−カルボキシラート
【2527】
【化796】
[この文献は図面を表示できません]
【2528】
表題化合物を、調製物126cについて概説される基本手順に従い、調製物126bと調製物213aから、22%の収率で調製した。[M+H] Calc’d for C
27H
29N
3O
4, 460;Found, 460。
【2529】
実施例213:3−({[(4R)−7−[(4−シクロプロポキシフェニル)(メチル)アミノ]−3,4−ジヒドロ−2H−1−ベンゾピラン−4−イル]メチル}アミノ)ピリジン−4−カルボン酸
【2530】
【化797】
[この文献は図面を表示できません]
【2531】
表題化合物を、実施例1の手順に従い、調製物213bから59%の収率で調製した。
1H NMR(300MHz、DMSO−d
6):δ0.62−0.68(2H、m)、0.73−0.80(2H、m)、1.77−2.01(2H、m)、2.96−3.05(1H、m)、3.14(3H、s)、3.39−3.47(1H、m)、3.59−3.65(1H、m)、3.78−3.85(1H、m)、4.04−4.19(2H、m)、6.11(1H、d、J=1.5Hz)、6.31(1H、dd、J=8.4Hz、1.5Hz)、7.01−7.10(5H、m)、7.56(1H、d、J=4.8Hz)、7.83(1H、d、J=4.8Hz)、8.37(1H、s)。[M+H] Calc’d for C
26H
27N
3O
4, 446;Found,446。
【2532】
調製物214a:N−メチル−4−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)アニリン
【2533】
【化798】
[この文献は図面を表示できません]
【2534】
表題化合物を、調製物127aについて概説される基本手順に従い、4−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)アニリンから、98%の全収率で調製した。[M+H] Calc’d for C
9H
10F
3NO, 206;Found,206。
【2535】
調製物214b:メチル3−({[(4R)−7−{メチル[4−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)フェニル]アミノ}−3,4−ジヒドロ−2H−1−ベンゾピラン−4−イル]メチル}アミノ)ピリジン−4−カルボキシラート
【2536】
【化799】
[この文献は図面を表示できません]
【2537】
表題化合物を、調製物126cについて概説される基本手順に従い、調製物126bと調製物214aから、35%の収率で調製した。[M+H] Calc’d for C
26H
26F
3N
3O
4, 502;Found,502。
【2538】
実施例214:3−({[(4R)−7−{メチル[4−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)フェニル]アミノ}−3,4−ジヒドロ−2H−1−ベンゾピラン−4−イル]メチル}アミノ)ピリジン−4−カルボン酸
【2539】
【化800】
[この文献は図面を表示できません]
【2540】
表題化合物を、実施例1の手順に従い、調製物214bから62%の収率で調製した。
1H NMR(300MHz、DMSO−d
6):δ1.78−2.03(2H、m)、2.98−3.07(1H、m)、3.15(3H、s)、3.41−3.49(1H、m)、3.60−3.67(1H、m)、4.05−4.20(2H、m)、4.73(2H、q、J=9.0Hz)、6.17(1H、d、J=2.1Hz)、6.31(1H、dd、J=8.4Hz、2.1Hz)、7.01−7.12(5H、m)、7.56(1H、d、J=4.8Hz)、7.84(1H、d、J=4.8Hz)、8.39(1H、s)。[M+H] Calc’d for C
25H
24F
3N
3O
4, 488;Found, 488。
【2541】
調製物215a:シクロプロピル(4−(メチルアミノ)フェニル)メタノン
【2542】
【化801】
[この文献は図面を表示できません]
【2543】
表題化合物を、調製物187aに関する手順に従い、4−ブロモフェニルシクロプロピルケトンから、57%の全収率で調製した。[M+H] Calc’d for C
11H
13NO, 176;Found,176。
【2544】
調製物215b:4−(シクロプロピルメチル)−N−メチルアニリン
【2545】
【化802】
[この文献は図面を表示できません]
【2546】
調製物215a(0.5g、2.85mmol)、ヒドラジン一水和物(0.3ml)、及び水酸化カリウム(0.4g)を、エチレングリコール(5ml)に加え、混合物を1時間加熱還流した。次に、ヒドラジン一水和物と水を、2時間開いた状態で加熱することにより蒸発させた。反応混合物を冷却し、水(20ml)と酢酸エチル(30ml)に分けて、有機質層を分離した。水層を酢酸エチル(30ml)で抽出し、組み合わせた有機相を水(15ml)とブライン(15ml)で洗浄し、乾燥し(Na
2SO
4)、濃縮した。残留物をシリカゲルクロマトグラフィー(0−10%のEtOAc/PE)によって精製して、無色の油として0.22g(48%)の表題化合物を得た。[M+H] Calc’d for C
11H
15N, 162;Found,162。
【2547】
調製物215c:メチル3−({[(4R)−7−{[4−(シクロプロピルメチル)フェニル](メチル)アミノ}−3,4−ジヒドロ−2H−1−ベンゾピラン−4−イル]メチル}アミノ)ピリジン−4−カルボキシラート
【2548】
【化803】
[この文献は図面を表示できません]
【2549】
表題化合物を、調製物126cについて概説される基本手順に従い、調製物126bと調製物215bから、40%の収率で調製した。[M+H] Calc’d for C
28H
31N
3O
3, 458;Found, 458。
【2550】
実施例215:3−({[(4R)−7−{[4−(シクロプロピルメチル)フェニル](メチル)アミノ}−3,4−ジヒドロ−2H−1−ベンゾピラン−4−イル]メチル}アミノ)ピリジン−4−カルボン酸
【2551】
【化804】
[この文献は図面を表示できません]
【2552】
表題化合物を、実施例1の手順に従い、調製物215cから85%の収率で調製した。
1H NMR(300MHz、DMSO−d
6):δ0.15−0.21(2H、m)、0.43−0.50(2H、m)、0.90−1.01(1H、m)、1.80−1.90(1H、m)、1.91−2.03(1H、m)、2.45(2H、d、J=7.2Hz)、3.01−3.07(1H、m)、3.18(3H、s)、3.41−3.50(1H、m)、3.61−3.68(1H、m)、4.06−4.21(2H、m)、6.26(1H、d、J=2.1Hz)、6.41(1H、dd、J=8.4Hz、2.1Hz)、6.97(2H、d、J=7.8Hz)、7.14(1H、d、J=8.4Hz)、7.19(2H、d、J=8.7Hz)、7.56(1H、d、J=4.8Hz)、7.56(1H、d、J=4.8Hz)、8.38(1H、s)。[M+H] Calc’d for C
27H
29N
3O
3, 444;Found,444。
【2553】
調製物216a:メチル3−({[(4R)−7−[(4−シクロプロパンカルボニルフェニル)(メチル)アミノ]−3,4−ジヒドロ−2H−1−ベンゾピラン−4−イル]メチル}アミノ)ピリジン−4−カルボキシラート
【2554】
【化805】
[この文献は図面を表示できません]
【2555】
表題化合物を、調製物126cについて概説される基本手順に従い、調製物126bと調製物215aから、58%の収率で調製した。[M+H] Calc’d for C
28H
29N
3O
4, 472;Found, 472。
【2556】
実施例216:3−({[(4R)−7−[(4−シクロプロパンカルボニルフェニル)(メチル)アミノ]−3,4−ジヒドロ−2H−1−ベンゾピラン−4−イル]メチル}アミノ)ピリジン−4−カルボン酸
【2557】
【化806】
[この文献は図面を表示できません]
【2558】
表題化合物を、実施例1の手順に従い、調製物215cから92%の収率で調製した。
1H NMR(300MHz、DMSO−d
6):δ0.92−0.95(4H、m)、1.88−2.07(2H、m)、2.72−2.82(1H、m)、3.11−3.20(1H、m)、3.30(3H、s)、3.49−3.57(1H、m)、3.70−3.76(1H、m)、4.15−4.27(2H、m)、6.67(1H、s)、6.75(1H、d、J=7.5Hz)、6.81(2H、d、J=8.4Hz)、7.38(1H、d、J=8.4Hz)、7.58(1H、d、J=4.8Hz)、7.85(1H、d、J=4.8Hz)、7.89(2H、d、J=8.4Hz)、8.41(1H、s)。[M+H] Calc’d for C
27H
27N
3O
4, 458;Found, 458。
【2559】
調製物217a:(6−ブロモ−1H−インデン−3−イル)メタンアミン、塩酸塩
【2560】
【化807】
[この文献は図面を表示できません]
【2561】
トルエン(100mL)中の5−ブロモ−1−インダノン(10.0g、47.4mmol)とZnI
2(100mg)の溶液に、室温でTMSCN(15.0mL、94.8mmol)を加えた。溶液を60℃で一晩加熱した。反応を室温に冷却し、THF(50mL)を加えた。LAH(40.0mL、2.4M、94.8mmol)を室温で滴下で加え、反応物を40℃で3時間加熱した。EtOAc(50mL)を室温で加え、反応混合物を30分間撹拌した。水(10mL)を加え、反応物を30分間撹拌し、次に乾燥し(Na
2SO
4)、濾過し、真空内で濃縮して、茶色油を得た。
【2562】
トルエン(50mL)中のこの茶色油の溶液に、HCl/ジオキサン(30mL、1.0M)を加え、反応物を還流で10分間撹拌した。反応物を室温に冷却し、固形物を濾過によって集めて、黄色固形物として8.6g(70%)の粗製の表題化合物を得た。[M+H] Calc’d for C
10H
10BrN, 224, 226;Found,224,226。
【2563】
調製物217b:(5−ブロモ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イル)メタンアミン
【2564】
【化808】
[この文献は図面を表示できません]
【2565】
MeOH(50mL)及びAcOH(5mL)の中の調製物217a(3.0g、11.5mmol)の溶液に、ラネーニッケル(300mg)を室温で加えた。混合物を、50psiのH
2の下、50℃で一晩攪拌した。濾過後、溶媒を真空下で除去した。残留物をEtOAcで希釈し、K
2CO
3で塩基化してpH8とした。有機質層を分離し、ブラインで洗浄し、乾燥し(Na
2SO
4)、濃縮して、茶色油として2.2g(85%)の表題化合物を得た。[M+H] Calc’d for C
10H
12BrN, 226, 228;Found, 226, 228。
【2566】
調製物217c:メチル3−{[(5−ブロモ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イル)メチル]アミノ}ピリジン−4−カルボキシラート
【2567】
【化809】
[この文献は図面を表示できません]
【2568】
トルエン(30mL)中の、調製物217b(500mg、2.2mmol)、メチル3−ブロモイソニコチナート(717mg、3.3mmol)、キサントホス(192mg、0.3mmol)、及びCs
2CO
3(1.0g、3.1mmol)の懸濁液に、N
2の下、室温でPd
2dba
3(102mg、0.1mmol)を加えた。反応物を還流で一晩撹拌した。濾過後、溶媒を真空内で除去し、残留物をシリカゲルクロマトグラフィー(PE:EtOAc=5:1)によって精製して、黄色油として380mg(48%)の表題化合物を得た。[M+H] Calc’d for C
17H
17BrN
2O
2, 360, 362;Found, 360, 362。
【2569】
調製物217d:メチル3−({[(1S)−5−[メチル(フェニル)アミノ]−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イル]メチル}アミノ)ピリジン−4−カルボキシラート;及び
調製物217e:メチル3−({[(1R)−5−[メチル(フェニル)アミノ]−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イル]メチル}アミノ)ピリジン−4−カルボキシラート
【2570】
【化810】
[この文献は図面を表示できません]
【2571】
トルエン(30mL)中の、調製物217c(380mg、1.05mmol)、N−メチルアニリン(135mg、1.26mmol)、キサントホス(91mg、0.16mmol)、及びCs
2CO
3(479mg、1.47mmol)の懸濁液に、N
2の下、室温でPd
2dba
3(48mg、0.053mmol)を加えた。反応物を還流で一晩撹拌した。濾過後、溶媒を真空内で除去し、残留物をシリカゲルクロマトグラフィー(PE:EtOAc=5:1)によって精製して、黄色油として150mg(37%)のラセミ体生成物を得た。[M+H] Calc’d for C
24H
25N
3O
2, 388;Found, 388。
【2572】
キラル分取HPLC(カラム:Chiralcel:IC 5μm、4.6
*250mm、移動相:Hex:EtOH=80:20;F:1.0mL/min;W:230nm;T:周囲)による分離によって、黄色油としてそれぞれ、60mg(40%)の調製物217d(10.726分)と50mg(33%)の調製物217e(13.051分)を得た。
【2573】
実施例127:3−({[(1S)−5−[メチル(フェニル)アミノ]−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イル]メチル}アミノ)ピリジン−4−カルボン酸
【2574】
【化811】
[この文献は図面を表示できません]
【2575】
THF(5mL)とH
2O(5mL)の中の調製物217d(40mg、0.10mmol)の溶液に、LiOH.H
2O(4mg、0.20mmol)を室温で加え、反応物を2時間撹拌した。THFを真空内で除去し、残留物を1.0Nの水性HCl溶液により酸性化し、pH=5とした。沈殿物を濾過によって集めて、黄色固形物として30mg(77%)の表題化合物を得た。
1H NMR(300MHz、DMSO−d
6):δ1.79−1.86(1H、m)、2.22−2.28(1H、m)、2.74−2.82(1H、m)、2.87−2.94(1H、m)、3.20(3H、s)、3.27−3.42(2H、m)、3.59−3.62(1H、m)、6.81−6.92(5H、m)、7.17−7.27(3H、m)、7.54(1H、d、J=4.8Hz)、7.81(1H、d、J=5.1Hz)、8.32(1H、s)。[M+H] Calc’d for C
23H
23N
3O
2, 374;Found,374。
【2576】
実施例218:3−({[(1R)−5−[メチル(フェニル)アミノ]−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イル]メチル}アミノ)ピリジン−4−カルボン酸
【2577】
【化812】
[この文献は図面を表示できません]
【2578】
表題化合物を、実施例217の手順に従い、調製物217eから90%の収率で調製した。
1H NMR(300MHz、DMSO−d
6):δ1.79−1.86(1H、m)、2.22−2.28(1H、m)、2.74−2.82(1H、m)、2.87−2.94(1H、m)、3.20(3H、s)、3.27−3.42(2H、m)、3.59−3.62(1H、m)、6.81−6.92(5H、m)、7.17−7.27(3H、m)、7.54(1H、d、J=4.8Hz)、7.81(1H、d、J=5.1Hz)、8.32(1H、s)。[M+H] Calc’d for C
23H
23N
3O
2, 374;Found,374。
【2579】
調製物219a:メチル3−({[(1S)−5−[メチル(4−メチルフェニル)アミノ]−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イル]メチル}アミノ)ピリジン−4−カルボキシラート;及び
調製物219b:メチル3−({[(1R)−5−[メチル(4−メチルフェニル)アミノ]−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イル]メチル}アミノ)ピリジン−4−カルボキシラート
【2580】
【化813】
[この文献は図面を表示できません]
【2581】
表題化合物のラセミ体を、調製物217dと217eに関する手順に従い、調製217cとN−メチル−p−トルイジンから、42%の収率で調製した。[M+H] Calc’d for C
25H
27N
3O
2, 402;Found,402。
【2582】
キラル分取HPLC(カラム:Chiralcel:IC 5μm、4.6
*250mm、移動相:Hex:EtOH=60:40、F:1.0mL/min、W:230nm、T:周囲)による分離によって、黄色油としてそれぞれ、調製物219a(6.536分、43%の収率)と調製物219b(7.378分、40%の収率)を得た。
【2583】
実施例219:3−({[(1S)−5−[メチル(4−メチルフェニル)アミノ]−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イル]メチル}アミノ)ピリジン−4−カルボン酸
【2584】
【化814】
[この文献は図面を表示できません]
【2585】
表題化合物を、実施例217の手順に従い、調製物219bから89%の収率で調製した。
1H NMR(300MHz、DMSO−d
6):δ1.77−1.83(1H、m)、2.16−2.28(4H、m)、2.69−2.93(2H、m)、3.16(3H、s)、3.29−3.39(2H、m)、3.57−3.59(1H、m)、6.70−6.73(1H、m)、6.80−6.87(3H、m)、7.05(2H、d、J=8.1Hz)、7.20(1H、d、J=8.4Hz)、7.54(1H、d、J=5.1Hz)、7.81(1H、d、J=5.1Hz)、8.32(1H、s)。[M+H] Calc’d for C
24H
25N
3O
2, 388;Found, 388。
【2586】
実施例220:3−({[(1R)−5−[メチル(4−メチルフェニル)アミノ]−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イル]メチル}アミノ)ピリジン−4−カルボン酸
【2587】
【化815】
[この文献は図面を表示できません]
【2588】
表題化合物を、実施例217の手順に従い、調製物219aから75%の収率で調製した。
1H NMR(300MHz、DMSO−d
6):δ1.77−1.83(1H、m)、2.16−2.28(4H、m)、2.69−2.93(2H、m)、3.16(3H、s)、3.29−3.39(2H、m)、3.57−3.59(1H、m)、6.70−6.73(1H、m)、6.80−6.87(3H、m)、7.05(2H、d、J=8.1Hz)、7.20(1H、d、J=8.4Hz)、7.54(1H、d、J=5.1Hz)、7.81(1H、d、J=5.1Hz)、8.32(1H、s)。[M+H] Calc’d for C
24H
25N
3O
2, 388;Found, 388。
【2589】
調製物221a:メチル3−({[(1S)−5−{[4−(ジメチルアミノ)フェニル](メチル)アミノ}−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イル]メチル}アミノ)ピリジン−4−カルボキシラート;及び
調製物221b:メチル3−({[(1R)−5−{[4−(ジメチルアミノ)フェニル](メチル)アミノ}−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イル]メチル}アミノ)ピリジン−4−カルボキシラート
【2590】
【化816】
[この文献は図面を表示できません]
【2591】
表題化合物のラセミ体を、調製物217dと217eに関する手順に従い、調製217cと1−N,1−N,4−N−トリメチルベンゼン−1,4−ジアミンから、34%の収率で調製した。[M+H] Calc’d for C
26H
30N
4O
2, 431;Found, 431。キラル分取HPLC(カラム:Chiralcel:ID 5μm、4.6
*250mm、移動相:Hex:IPA=50:50、W:230nm、T:30℃)による分離によって、黄色油としてそれぞれ、調製物221a(10.573分、40%の収率)と調製物221b(13.379、42%の収率)を得た。
【2592】
実施例221:3−({[(1S)−5−{[4−(ジメチルアミノ)フェニル](メチル)アミノ}−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イル]メチル}アミノ)ピリジン−4−カルボン酸
【2593】
【化817】
[この文献は図面を表示できません]
【2594】
表題化合物を、実施例217の手順に従い、調製物221aから77%の収率で調製した。
1H NMR(300MHz、DMSO−d
6):δ1.74−1.80(1H、m)、2.16−2.22(1H、m)、2.65−3.31(13H、m)、3.49−3.51(1H、m)、6.46−7.14(7H、m)、7.53(1H、d、J=4.8Hz)、7.80(1H、d、J=4.8Hz)、8.29(1H、s)。[M+H] Calc’d for C
25H
26N
4O
2, 417;Found,417。
【2595】
実施例222:3−({[(1R)−5−{[4−(ジメチルアミノ)フェニル](メチル)アミノ}−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イル]メチル}アミノ)ピリジン−4−カルボン酸
【2596】
【化818】
[この文献は図面を表示できません]
【2597】
表題化合物を、実施例217の手順に従い、調製物221bから78%の収率で調製した。
1H NMR(300MHz、DMSO−d
6):δ1.74−1.80(1H、m)、2.16−2.22(1H、m)、2.65−3.31(13H、m)、3.49−3.51(1H、m)、6.46−7.14(7H、m)、7.53(1H、d、J=4.8Hz)、7.80(1H、d、J=4.8Hz)、8.29(1H、s)。[M+H] Calc’d for C
25H
26N
4O
2, 417;Found,417。
【2598】
調製物223a:メチル3−({[(1S)−5−[(4−シクロプロピルフェニル)(メチル)アミノ]−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イル]メチル}アミノ)ピリジン−4−カルボキシラート;及び
調製物223b:メチル3−({[(1R)−5−[(4−シクロプロピルフェニル)(メチル)アミノ]−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イル]メチル}アミノ)ピリジン−4−カルボキシラート
【2599】
【化819】
[この文献は図面を表示できません]
【2600】
表題化合物のラセミ体を、調製物217dと217eに関する手順に従い、調製217cと4−シクロプロピル−N−メチルアニリンから、41%の収率で調製した。[M+H] Calc’d for C
27H
29N
3O
2, 428;Found, 428。
【2601】
キラル分取HPLC(カラム:Chiralcel:ID 5μm、4.6
*250mm、移動相:Hex:IPA=70:30、F:1.0mL/min、W:230nm、T:30℃)による分離によって、黄色油としてそれぞれ、調製物223a(9.737分、32%の収率)と調製物223b(11.171分、%の収率)を得た。
【2602】
実施例223:3−({[(1S)−5−[(4−シクロプロピルフェニル)(メチル)アミノ]−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イル]メチル}アミノ)ピリジン−4−カルボン酸
【2603】
【化820】
[この文献は図面を表示できません]
【2604】
表題化合物を、実施例217の手順に従い、調製物223aから78%の収率で調製した。
1H NMR(400MHz、DMSO−d
6):δ0.52−0.61(2H、m)、0.86−0.91(2H、m)、1.23(1H、s)、1.81−1.87(2H、m)、2.22−2.25(1H、m)、2.76−2.78(1H、m)、2.86−2.90(1H、m)、3.18(3H、s)、3.32−3.40(1H、m)、3.58−3.62(1H、m)、6.73(1H、d、J=6.3Hz)、6.82−6.88(3H、m)、6.97−6.99(2H、m)、7.21(1H、d、J=6.0Hz)、7.56(1H、d、J=3.6Hz)、7.84(1H、d、J=3.9Hz)、8.34(1H、s)。[M+H] Calc’d for C
26H
27N
3O
2, 414;Found,414。
【2605】
実施例224:3−({[(1R)−5−[(4−シクロプロピルフェニル)(メチル)アミノ]−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イル]メチル}アミノ)ピリジン−4−カルボン酸
【2606】
【化821】
[この文献は図面を表示できません]
【2607】
表題化合物を、実施例217の手順に従い、調製物223bから91%の収率で調製した。
1H NMR(400MHz、DMSO−d
6):δ0.52−0.61(2H、m)、0.86−0.91(2H、m)、1.23(1H、s)、1.81−1.87(2H、m)、2.22−2.25(1H、m)、2.76−2.78(1H、m)、2.86−2.90(1H、m)、3.18(3H、s)、3.32−3.40(1H、m)、3.58−3.62(1H、m)、6.73(1H、d、J=6.3Hz)、6.82−6.88(3H、m)、6.97−6.99(2H、m)、7.21(1H、d、J=6.0Hz)、7.56(1H、d、J=3.6Hz)、7.84(1H、d、J=3.9Hz)、8.34(1H、s)。[M+H] Calc’d for C
26H
27N
3O
2, 414;Found,414。
【2608】
調製物225a:1,3−ジメチル2−(4−ブロモ−2−ニトロフェニル)プロパンジオアート
【2609】
【化822】
[この文献は図面を表示できません]
【2610】
0℃でのDME(100mL)中のマロン酸ジメチル(7.8mL、68.2mmol)の溶液に、K
2CO
3(12.6g、91.0mmol)を加えた。反応混合物を30分間撹拌し、次に4−ブロモ−1−フルオロ−2−ニトロベンゼン(10.0g、45.5mmol)を加えた。反応混合物を40℃で一晩撹拌した。反応物を冷却し、水(200mL)で希釈し、EtOAc(100mL×3)で抽出した。組み合わせた有機質層をブライン(100mL)で洗浄し、乾燥し(Na
2SO
4)、濃縮した。残留物をPE:EtOAc=8:1(30mL)によって粉砕して、黄色固形物として13.0g(86%)の表題化合物を得た。[M+H] Calc’d for C
11H
10BrNO
6, 332, 334;Found, 332, 334。
【2611】
調製物225b:2−(4−ブロモ−2−ニトロフェニル)プロパン−1,3−ジオール
【2612】
【化823】
[この文献は図面を表示できません]
【2613】
ジオキサン(20mL)中の調製物225a(500mg、1.5mmol)の溶液に、BH
3−Me
2S(2.3mL、THFにおいて1.0M、2.3mmol)を室温で加えた。反応物を70℃で一晩撹拌した。反応物を冷却し、水(20mL)で希釈し、飽和Na
2CO
3で塩基化してpH5とし、をEtOAc(50mL×3)で抽出した。組み合わせた有機質層をブライン(100mL)で洗浄し、乾燥し(Na
2SO
4)、濃縮した。残留物をシリカゲルクロマトグラフィー(PE:EtOAc=3:2)によって精製して、黄色固形物として200mg(48%)の表題化合物を得た。[M+H] Calc’d for C
9H
10BrNO
4, 276, 278;Found, 276, 278。
【2614】
調製物225c:2−(2−アミノ−4−ブロモフェニル)プロパン−1,3−ジオール
【2615】
【化824】
[この文献は図面を表示できません]
【2616】
ジオキサン(20mL)中の調製物225b(100mg、0.36mmol)とNH
4Cl(10mg、0.18mmol)の懸濁液に、室温でFe(203mg、3.60mmol)を加えた。反応物を80℃で2時間撹拌した。反応物をセライトに通して濾過した。濾液をEtOAc(50mL)で希釈し、水(50mL)とブライン(50mL)で洗浄し、乾燥し(Na
2SO
4)、濃縮した。残留物をシリカゲルクロマトグラフィー(PE:EtOAc=1:1)によって精製して、黄色固形物として80mg(90%)の表題化合物を得た。[M+H] Calc’d for C
9H
12BrNO
2, 246, 248;Found, 246, 248。
【2617】
調製物225d:(6−ブロモ−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−3−イル)メタノール
【2618】
【化825】
[この文献は図面を表示できません]
【2619】
水(4mL)と濃縮H
2SO
4(1mL)の中の調製物225c(200mg、0.81mmol)の溶液に、0℃で水(2mL)の中のNaNO
2(61mg、0.89mmol)の溶液を加えた。反応物を室温で1.5時間撹拌し、50℃で10分間撹拌した。反応物をEtOAc(20mL)で希釈し、飽和Na
2CO
3で塩基化してpH5とし、EtOAc(30mL×3)で抽出した。組み合わせた有機質層をブライン(50mL)で洗浄し、乾燥し(Na
2SO
4)、濃縮した。残留物をシリカゲルクロマトグラフィー(PE:EtOAc=3:2)によって精製して、黄色油として81mg(44%)の表題化合物を得た。
1H NMR(300MHz、CDCl
3):δ3.56−3.61(1H、m)、3.78(2H、dd、J=0.9、5.7Hz)、4.47−4.52(1H、m)、4.66(1H、t、J=9.0Hz)、6.95−7.01(2H、m)、7.07(1H、d、J=8.1Hz)。
【2620】
調製物225e:(6−ブロモ−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−3−イル)メタンスルホン酸メチル
【2621】
【化826】
[この文献は図面を表示できません]
【2622】
ピリジン(0.5mL、)とDCM(20mL)の中の調製物225d(520mg、2.3mmol)の溶液に、0℃でMsCl(0.2mL、2.7mmol)を加えた。反応物を室温で一晩撹拌した。反応物を水(30mL)で希釈し、DCM(30mL×3)で抽出した。組み合わせた有機質層を0.1NのHCl(10mL×2)とブライン(50mL)で洗浄し、乾燥し(Na
2SO
4)、濃縮して、黄色固形物として650mg(93%)の粗製の表題化合物を得た。
【2623】
調製物225f:3−(アジドメチル)−6−ブロモ−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン
【2624】
【化827】
[この文献は図面を表示できません]
【2625】
DMF(10mL)中の調製物225e(200mg、0.65mmol)の溶液に、室温でNaN
3(47mg、0.72mmol)を加えた。反応物を55℃で一晩撹拌した。溶液を水(50mL)で希釈し、EtOAc(30mL×3)で抽出した。組み合わせた有機質層をブライン(50mL)で洗浄し、乾燥し(Na
2SO
4)、濃縮した。残留物をシリカゲルクロマトグラフィー(PE:EtOAc=10:1)によって精製して、黄色油として107mg(65%)の表題化合物を得た。
1H NMR(300MHz、CDCl
3):δ3.44−3.63(3H、m)、4.37−4.42(1H、m)、4.65(1H、t、J=9.0Hz)、6.97−7.03(2H、m)、7.08(1H、d、J=7.8Hz)。
【2626】
調製物225g:(6−ブロモ−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−3−イル)メタンアミン
【2627】
【化828】
[この文献は図面を表示できません]
【2628】
THF(10mL)と水(0.5mL)の中の調製物225f(70mg、0.28mmol)の溶液に、PPh
3(110mg、0.42mmol)を室温で加え、反応物を一晩撹拌した。反応物を水(30mL)で希釈し、1NのHClで酸性化してpH=3とし、EtOAc(30mL×2)で洗浄した。水層を飽和Na
2CO
3により塩基化してpH=9とし、EtOAc(30mL×3)で抽出した。組み合わせた有機質層を乾燥し(Na
2SO
4)、濃縮して、黄色油として50mg(78%)の表題化合物を得た。[M+H] Calc’d for C
9H
10BrNO, 228, 230;Found, 228, 230。
【2629】
調製物225h:メチル3−{[(6−ブロモ−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−3−イル)メチル]アミノ}ピリジン−4−カルボキシラート
【2630】
【化829】
[この文献は図面を表示できません]
【2631】
表題化合物を、調製物217cの手順に従い、調製物225gから63%の収率で調製した。[M+H] Calc’d for C
16H
15BrN
2O
3, 363;Found,363。
【2632】
調製物225j:メチル3−({[(3S)−6−[メチル(4−メチルフェニル)アミノ]−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−3−イル]メチル}アミノ)ピリジン−4−カルボキシラート;及び
調製物225k:メチル3−({[(3R)−6−[メチル(4−メチルフェニル)アミノ]−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−3−イル]メチル}アミノ)ピリジン−4−カルボキシラート
【2633】
【化830】
[この文献は図面を表示できません]
【2634】
表題化合物のラセミ体を、調製物217dと217eに関する手順に従い、調製物225hとN−メチル−p−トルイジンから、60%の収率で調製した。[M+H] Calc’d for C
24H
25N
3O
3, 404;Found,404。
【2635】
キラル分取HPLC(カラム:Chiralcel:IC 5μm、4.6
*250mm、移動相:Hex:EtOH=50:50、F:1.0mL/min、W:230nm、T:30℃)による分離によって、黄色油としてそれぞれ、調製物225j(7.814分、33%の収率)と調製物225k(10.720分、%の収率)を得た。
【2636】
実施例225:3−({[(3S)−6−[メチル(4−メチルフェニル)アミノ]−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−3−イル]メチル}アミノ)ピリジン−4−カルボン酸
【2637】
【化831】
[この文献は図面を表示できません]
【2638】
表題化合物を、実施例217の手順に従い、調製物225jから97%の収率で調製した。
1H NMR(300MHz、DMSO−d
6):δ2.24(3H、s)、3.15(3H、s)、3.47(2H、d、J=6.9Hz)、3.67−3.71(1H、m)、4.29−4.34(1H、m)、4.57(1H、t、J=8.7Hz)、6.27−6.34(2H、m)、6.92(2H、d、J=8.1Hz)、7.08−7.14(3H、m)、7.54(1H、d、J=5.4Hz)、7.83(1H、d、J=5.1Hz)、8.33(1H、s)。[M+H] Calc’d for C
23H
23N
3O
3, 390;Found,390。
【2639】
実施例226:3−({[(3R)−6−[メチル(4−メチルフェニル)アミノ]−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−3−イル]メチル}アミノ)ピリジン−4−カルボン酸
【2640】
【化832】
[この文献は図面を表示できません]
【2641】
表題化合物を、実施例217の手順に従い、調製物225kから98%の収率で調製した。
1H NMR(300MHz、DMSO−d
6):δ2.24(3H、s)、3.15(3H、s)、3.47(2H、d、J=6.9Hz)、3.67−3.71(1H、m)、4.29−4.34(1H、m)、4.57(1H、t、J=8.7Hz)、6.27−6.34(2H、m)、6.92(2H、d、J=8.1Hz)、7.08−7.14(3H、m)、7.54(1H、d、J=5.4Hz)、7.83(1H、d、J=5.1Hz)、8.33(1H、s)。[M+H] Calc’d for C
23H
23N
3O
3, 390;Found,390。
【2642】
調製物227a:メチル3−({[(3S)−6−[(4−シクロプロピルフェニル)(メチル)アミノ]−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−3−イル]メチル}アミノ)ピリジン−4−カルボキシラート;及び
調製物227b:メチル3−({[(3R)−6−[(4−シクロプロピルフェニル)(メチル)アミノ]−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−3−イル]メチル}アミノ)ピリジン−4−カルボキシラート
【2643】
【化833】
[この文献は図面を表示できません]
【2644】
表題化合物のラセミ体を、調製物217dと217eに関する手順に従い、調製225hと4−シクロプロピル−N−メチルアニリンから、70%の収率で調製した。[M+H] Calc’d for C
24H
25N
3O
3, 404;Found,404。[M+H] Calc’d for C
26H
27N
3O
3, 430;Found, 430。
【2645】
キラル分取HPLC(カラム:Chiralcel:IC 5μm、4.6
*250mm、移動相:Hex:EtOH=50:50、F:1.0mL/min、W:230nm、T:30℃)による分離によって、黄色油としてそれぞれ、調製物227a(8.246分、17%の収率)と調製物227b(11.339分、%の収率)を得た。
【2646】
実施例227:3−({[(3S)−6−[(4−シクロプロピルフェニル)(メチル)アミノ]−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−3−イル]メチル}アミノ)ピリジン−4−カルボン酸
【2647】
【化834】
[この文献は図面を表示できません]
【2648】
表題化合物を、実施例217の手順に従い、調製物227aから98%の収率で調製した。
1H NMR(300MHz、DMSO−d
6):δ0.57−0.62(2H、m)、0.85−0.91(2H、m)、1.82−1.87(1H、m)、3.14(3H、s)、3.48(2H、d、J=6.3Hz)、3.67−3.71(1H、m)、4.29−4.34(1H、m)、4.57(1H、t、J=9.0Hz)、6.26−6.33(2H、m)、6.91(2H、d、J=8.7Hz)、6.98(2H、d、J=8.7Hz)、7.12(1H、d、J=7.8Hz)、7.54(1H、d、J=4.8Hz)、7.83(1H、d、J=4.8Hz)、8.35(1H、s)。[M+H] Calc’d for C
25H
25N
3O
3, 416;Found,416。
【2649】
実施例228:3−({[(3R)−6−[(4−シクロプロピルフェニル)(メチル)アミノ]−2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−3−イル]メチル}アミノ)ピリジン−4−カルボン酸
【2650】
【化835】
[この文献は図面を表示できません]
【2651】
表題化合物を、実施例217の手順に従い、調製物227bから94%の収率で調製した。
1H NMR(300MHz、DMSO−d
6):δ0.57−0.62(2H、m)、0.85−0.91(2H、m)、1.82−1.87(1H、m)、3.14(3H、s)、3.48(2H、d、J=6.3Hz)、3.67−3.71(1H、m)、4.29−4.34(1H、m)、4.57(1H、t、J=9.0Hz)、6.26−6.33(2H、m)、6.91(2H、d、J=8.7Hz)、6.98(2H、d、J=8.7Hz)、7.12(1H、d、J=7.8Hz)、7.54(1H、d、J=4.8Hz)、7.83(1H、d、J=4.8Hz)、8.35(1H、s)。[M+H] Calc’d for C
25H
25N
3O
3, 416;Found,416。
【2652】
調製物229a:4−ブロモ−2−(クロロメチル)−1−ヨードベンゼン
【2653】
【化836】
[この文献は図面を表示できません]
【2654】
DCM(20mL)中の(5−ブロモ−2−ヨードフェニル)メタノール(1.4g、4.5mmol)の溶液に、SOCl
2(3.2g、26.9mmol)を0℃で加え、反応物を室温で一晩撹拌した。溶液をして濃縮し、残留物をシリカゲルクロマトグラフィー(PE)によって精製して、茶色の固形物として1.2g(81%)の表題化合物を得た。
【2655】
調製物229b:[(5−ブロモ−1,3−ジヒドロ−2−ベンゾフラン−1−イル)メトキシ](tert−ブチル)ジメチルシラン
【2656】
【化837】
[この文献は図面を表示できません]
【2657】
THF(25mL)中の調製物229a(1.0g、3.0mmol)の溶液に、−10℃でi−PrMgBr(1.6mL、THFにおいて2.0M、3.2mmol)を加え、混合物を2分間撹拌した。(tert−ブチル−ジメチルシロキシ)アセトアルデヒド(578g、3.3mmol)を−10℃で加えた。反応混合物を室温で1時間撹拌し、次に一晩加熱還流した。反応物を冷却し、水(30mL)で希釈し、EtOAc(50mL×3)で抽出した。組み合わせた有機質層をブライン(100mL)で洗浄し、乾燥し(Na
2SO
4)、濃縮した。残留物をシリカゲルクロマトグラフィー(PE)によって精製して、黄色油として680mg(66%)の表題化合物を得た。
1H NMR(300MHz、CDCl
3):δ0.02(3H、s)、0.04(3H、s)、0.86(9H、s)、3.72−3.78(1H、m)、3.82−3.87(1H、m)、5.02−5.18(3H、m)、7.15(1H、d、J=8.1Hz)、7.35−7.39(2H、m)。[M+H] Calc’d for C
15H
23BrO
2Si, 343, 345;Found, 343, 345。
【2658】
調製物229c:(5−ブロモ−1,3−ジヒドロ−2−ベンゾフラン−1−イル)メタノール
【2659】
【化838】
[この文献は図面を表示できません]
【2660】
THF(100mL)中の調製物229b(5.0g、14.6mmol)の溶液に、室温でTBAF(27.4mL、THF中で1.0M、24.7mmol)を加え、反応物を30分間撹拌した。反応物を水(100mL)で希釈し、EtOAc(50mL×3)で抽出した。組み合わせた有機質層をブライン(50mL)で洗浄し、乾燥し(Na
2SO
4)、濃縮して、白色固形物として3.0g(90%)の表題化合物を得た。[M+H] Calc’d for C
9H
9BrO
2, 229, 231;Found, 229, 231。
【2661】
調製物229d:(5−ブロモ−1,3−ジヒドロ−2−ベンゾフラン−1−イル)メタンスルホン酸メチル
【2662】
【化839】
[この文献は図面を表示できません]
【2663】
ピリジン(3mL)とDCM(100mL)の中の調製物229c(5.0g、13.2mmol)の溶液に、MsCl(1.2mL、15.8mmol)を0℃で加え、反応物を室温で一晩撹拌した。溶液を水(100mL)で希釈し、DCM(50mL×3)で抽出した。組み合わせた有機質層を0.1NのHCl(20mL×2)とブライン(50mL)で洗浄し、乾燥し(Na
2SO
4)、濃縮して、無色の油として4.0g(100%)の表題化合物を得た。
【2664】
調製物229e:1−(アジドメチル)−5−ブロモ−1,3−ジヒドロ−2−ベンゾフラン
【2665】
【化840】
[この文献は図面を表示できません]
【2666】
DMF(50mL)中の調製物229d(4.0g、13.1mmol)の溶液に、室温でNaN
3(898mg、13.8mmol)を加え、反応物を60℃で一晩撹拌した。反応物を水(100mL)で希釈し、EtOAc(80mL×3)で抽出した。組み合わせた有機質層をブライン(100mL)で洗浄し、乾燥し(Na
2SO
4)、濃縮した。残留物をシリカゲルクロマトグラフィー(PE:EA=10:1)によって精製して、黄色油として1.9g(57%)の表題化合物を得た。
【2667】
調製物229f:(5−ブロモ−1,3−ジヒドロ−2−ベンゾフラン−1−イル)メタンアミン
【2668】
【化841】
[この文献は図面を表示できません]
【2669】
THF(50mL)と水(8mL)の中の調製物229e(1.9g、7.5mmol)の溶液に、PPh
3(3.0g、11.3mmol)を室温で加え、反応物を60℃で一晩撹拌した。反応物を水(50mL)で希釈し、1NのHClで酸性化してpH=3とし、EtOAc(50mL×2)で洗浄した。水層を飽和Na
2CO
3により塩基化してpH=9とし、EtOAc(50mL×3)で抽出した。組み合わせた有機質層を乾燥し(Na
2SO
4)、濃縮して、黄色油として1.0g(59%)の表題化合物を得た。[M+H] Calc’d for C
9H
10BrNO, 228, 230;Found, 228, 230。
【2670】
調製物229g:メチル3−{[(5−ブロモ−2,3−ジヒドロ−2−ベンゾフラン−1−イル)メチル]アミノ}ピリジン−4−カルボキシラート
【2671】
【化842】
[この文献は図面を表示できません]
【2672】
表題化合物を、調製物217cの手順に従い、調製物229fから53%の収率で調製した。[M+H] Calc’d for C
16H
15BrN
2O
3, 363,365;Found, 363, 365。
【2673】
調製物229h:メチル3−({[(1S)−5−[メチル(4−メチルフェニル)アミノ]−1,3−ジヒドロ−2−ベンゾフラン−1−イル]メチル}アミノ)ピリジン−4−カルボキシラート;及び
調製物229j:メチル3−({[(1S)−5−[メチル(4−メチルフェニル)アミノ]−1,3−ジヒドロ−2−ベンゾフラン−1−イル]メチル}アミノ)ピリジン−4−カルボキシラート
【2674】
【化843】
[この文献は図面を表示できません]
【2675】
表題化合物のラセミ体を、調製物217dと217eに関する手順に従い、調製物229gとN−メチル−p−トルイジンから、75%の収率で調製した。[M+H] Calc’d for C
24H
25N
3O
3, 404;Found,404。
【2676】
キラル分取HPLC(カラム:Chiralcel:IE 5μm、4.6
*250mm、移動相:Hex:EtOH=50:50、F:1.0mL/min、W:230nm、T:30℃)による分離によって、黄色油としてそれぞれ、調製物229h(9.673分、16%の収率)と調製物229j(11.741分、18%の収率)を得た。
【2677】
実施例229:3−({[(1S)−5−[メチル(4−メチルフェニル)アミノ]−1,3−ジヒドロ−2−ベンゾフラン−1−イル]メチル}アミノ)ピリジン−4−カルボン酸
【2678】
【化844】
[この文献は図面を表示できません]
【2679】
表題化合物を、実施例217の手順に従い、調製物229hから90%の収率で調製した。
1H NMR(300MHz、DMSO−d
6):δ2.26(3H、s)、3.20(3H、s)、3.48−3.54(1H、m)、3.74−3.78(1H、m)、4.90−4.99(2H、m)、5.33−5.35(1H、m)、6.78−6.80(2H、m)、6.94(2H、d、J=8.1Hz)、7.12(2H、d、J=8.1Hz)、7.24(1H、d、J=8.4Hz)、7.54(1H、d、J=5.1Hz)、7.82(1H、d、J=5.1Hz)、8.38(1H、s)。[M+H] Calc’d for C
23H
23N
3O
3, 390;Found,390。
【2680】
実施例230:3−({[(1R)−5−[メチル(4−メチルフェニル)アミノ]−1,3−ジヒドロ−2−ベンゾフラン−1−イル]メチル}アミノ)ピリジン−4−カルボン酸
【2681】
【化845】
[この文献は図面を表示できません]
【2682】
表題化合物を、実施例217の手順に従い、調製物229jから93%の収率で調製した。
1H NMR(300MHz、DMSO−d
6):δ2.26(3H、s)、3.20(3H、s)、3.48−3.54(1H、m)、3.74−3.78(1H、m)、4.90−4.99(2H、m)、5.33−5.35(1H、m)、6.78−6.80(2H、m)、6.94(2H、d、J=8.1Hz)、7.12(2H、d、J=8.1Hz)、7.24(1H、d、J=8.4Hz)、7.54(1H、d、J=5.1Hz)、7.82(1H、d、J=5.1Hz)、8.38(1H、s)。[M+H] Calc’d for C
23H
23N
3O
3, 390;Found,390。
【2683】
調製物231a:6−ブロモ−1H−インデン−3−カルボキサミド
【2684】
【化846】
[この文献は図面を表示できません]
【2685】
トルエン(2000mL)中の5−ブロモ−1−インダノン(50g、0.23mol)の溶液に、ZnI2(1.5g)を加え、混合物を溶解するまで40℃で撹拌した。TMSCN(76mL、0.57mol)を加え、反応物を還流で6時間撹拌した。溶液を濃縮し、残留物を300mLのHOAcの中に溶解した。25℃より下に温度を保ちつつ、濃縮したH
2SO
4(100mL)を加え、その後水(30mL)を加えて、次に反応混合物を130℃で2時間加熱した。溶液を室温に冷却し、水で希釈し、固形物を濾過により集めた。濾過ケーキをTHF中で粉砕し、濾過によって集めて、黄色固形物として25g(44%)の表題化合物を得た。[M+H] Calc’d for C
10H
8BrNO, 238, 240;Found, 238, 240。
【2686】
調製物231b:(1R)−5−ブロモ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−カルボキサミド
【2687】
【化847】
[この文献は図面を表示できません]
【2688】
MeOH/THF(200mL、1:1)の中の調製物231a(5.0g、21mmol)の溶液に、Ru(OAc)
2[s−binap](250mg)を加えた。混合物を、5.0M Paの水素の下、60℃で一晩撹拌した。混合物を濾過し、濃縮して、茶色の固形物として5.3g(100%)の粗製の表題化合物を得た(ee>95%)。[M+H] Calc’d for C
10H
10BrNO, 240, 242;Found, 240, 242。分析カラム:Chiralcel:AS−H、移動相:Hex:EtOH=60:40。
【2689】
調製物231c:[(1R)−5−ブロモ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イル]メタンアミン
【2690】
【化848】
[この文献は図面を表示できません]
【2691】
THF(50mL)中の調製物231b(5.3g、22mmol)の溶液に、BH
3−THF(110mL、110mmol、1.0M)を加えた。結果として生じる混合物を室温で一晩撹拌した。混合物を水に注ぎ、EtOAcで抽出した。組み合わせた有機質層をブラインで洗浄し、乾燥し(Na
2SO
4)、濃縮して、茶色油として4.27g(85%)の表題化合物を得た。[M+H] Calc’d for C
10H
12BrN, 226, 228;Found, 226, 228。
【2692】
調製物231d:メチル3−({[(1R)−5−ブロモ−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イル]メチル}アミノ)ピリジン−4−カルボキシラート
【2693】
【化849】
[この文献は図面を表示できません]
【2694】
トルエン(100mL)中の調製物231c(4.27g、18.9mmol)の溶液に、メチル3−ブロモイソニコチナート(4.9g、23mmol)、Cs
2CO
3(8.6g、26mmol)、キサントホス(655mg、1.13mmol)、及びPd
2(dba)
3(348mg、0.378mmol)を加えた。混合物を窒素下で、120℃で一晩撹拌した。濾過及び濃縮の後、残留物をシリカゲルクロマトグラフィー(PE:EtOAc=2:1)によって精製して、茶色油として1.8g(26%)の表題化合物を得た。[M+H] Calc’d for C
17H
17BrN
2O
2, 361, 363;Found, 361, 363。
【2695】
調製物231e:メチル3−({[(1R)−5−[メチル(3−メチルフェニル)アミノ]−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イル]メチル}アミノ)ピリジン−4−カルボキシラート
【2696】
【化850】
[この文献は図面を表示できません]
【2697】
トルエン(15mL)中の調製物231d(200mg、0.554mmol)の溶液に、化合物N−メチル−m−トルイジン(80mg、0.66mmol)、Cs
2CO
3(253mg、0.776mmol)、キサントホス(48mg、0.083mmol)、及びPd
2(dba)
3(26mg、0.028mmol)を加えた。混合物を窒素下で、120℃で一晩撹拌した。濾過及び濃縮の後、残留物を分取HPLCによって精製して、黄色油として62mg(28%)の表題化合物を得た。[M+H] Calc’d for C
25H
27N
3O
3, 402;Found,402。
【2698】
実施例231:3−({[(1R)−5−[メチル(3−メチルフェニル)アミノ]−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イル]メチル}アミノ)ピリジン−4−カルボン酸
【2699】
【化851】
[この文献は図面を表示できません]
【2700】
表題化合物を、実施例217の手順に従い、調製物231dから75%の収率で調製した。
1H NMR(300MHz、DMSO−d
6):δ1.79−1.85(1H、m)、2.21−2.27(4H、m)、2.72−2.96(2H、m)、3.15(3H、s)、3.37−3.41(2H、m)、3.58−3.62(1H、m)、6.65−6.72(3H、m)、6.80(1H、d、J=8.1Hz)、6.89(1H、s)、7.06−7.11(1H、m)、7.24(1H、d、J=8.1Hz)、7.54(1H、d、J=4.8Hz)、7.82(1H、d、J=5.4Hz)、8.33(1H、s)。[M+H] Calc’d for C
24H
25N
3O
2, 388;Found, 388。
【2701】
調製物232a:メチル3−({[(1R)−5−[(4−エチルフェニル)(メチル)アミノ]−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イル]メチル}アミノ)ピリジン−4−カルボキシラート
【2702】
【化852】
[この文献は図面を表示できません]
【2703】
表題化合物を、調製物231eに関する手順に従い、調製物231dと4−エチル−N−メチルアニリンから、26%の収率で調製した。[M+H] Calc’d for C
26H
29N
3O
2, 416;Found,416。
【2704】
実施例232:3−({[(1R)−5−[(4−エチルフェニル)(メチル)アミノ]−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イル]メチル}アミノ)ピリジン−4−カルボン酸
【2705】
【化853】
[この文献は図面を表示できません]
【2706】
表題化合物を、実施例217の手順に従い、調製物232aから77%の収率で調製した。
1H NMR(300MHz、DMSO−d
6):δ1.14(3H、t、J=7.5Hz)、1.77−1.84(1H、m)、2.16−2.25(1H、m)、2.53(2H、m)、2.72−2.79(1H、m)、2.84−2.92(1H、m)、3.17(3H、s)、3.24−3.30(2H、m)、3.55−3.60(1H、m)、6.73(1H、dd、J=1.5、8.4Hz)、6.82−6.88(3H、m)、7.08(2H、d、J=8.4Hz)、7.20(1H、d、J=7.8Hz)、7.55(1H、d、J=5.1Hz)、7.82(1H、d、J=5.1Hz)、8.32(1H、s)。[M+H] Calc’d for C
25H
27N
3O
2, 402;Found,402。
【2707】
調製物233a:メチル3−({[(1R)−5−{メチル[4−(ピロリジン−1−イル)フェニル]アミノ}−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イル]メチル}アミノ)ピリジン−4−カルボキシラート
【2708】
【化854】
[この文献は図面を表示できません]
【2709】
表題化合物を、調製物231eに関する手順に従い、調製物231dとN−メチル−4−(ピロリジン−1−イル)アニリンから、28%の収率で調製した。[M+H] Calc’d for C
28H
32N
4O
2, 457;Found, 457。
【2710】
実施例233:3−({[(1R)−5−{メチル[4−(ピロリジン−1−イル)フェニル]アミノ}−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イル]メチル}アミノ)ピリジン−4−カルボン酸
【2711】
【化855】
[この文献は図面を表示できません]
【2712】
表題化合物を、実施例217の手順に従い、調製物233aから47%の収率で調製した。
1H NMR(300MHz、DMSO−d
6):1.77(1H、m)、1.79(4H、m)、2.20−2.22(1H、m)、2.70−2.73(1H、m)、2.82−2.84(1H、m)、3.13(3H、s)、3.22(4H、m)、3.32(2H、m)、3.47−3.49(1H、m)、6.48(4H、m)、6.95−6.97(2H、d、J=6.0Hz)、7.09−7.12(1H、m)、7.55−7.57(1H、d、J=6.9Hz)、7.79(1H、d、J=5.1Hz)、8.24(1H、s)。[M+H] Calc’d for C
27H
30N
4O
2, 442;Found,443。
【2713】
<II.生物的評価>
<実施例1a:JMJD2C活性に関するインビトロの酵素阻害アッセイ>
このアッセイは、試験化合物がJMJD2Cデメチラーゼ活性を阻害する能力を判定する。バキュロウィルス発現JMJD2C(GenBank Accession #BC143571, AA 2−372)を、BPS Bioscience (Cat#50105)から購入した。
【2714】
<JMJD2Cアッセイ>
試験化合物がJMJD2Cの活性を阻害する能力を、以下の反応条件下で384ウェルプレートのフォーマットにおいて判定した:0.3nMのJMJD2C、300nMのH3K9me3−ビオチン標識化ペプチド(Anaspec cat # 64360)、50mMのHEPES、pH7.3、0.005%のBrij35、0.5mMのTCEP、0.2mg/mlのBSA、50μMのL−アスコルビン酸ナトリウム、及び2μMの硫酸鉄(II)アンモニウムのアッセイバッファー中の2μMのα−ケトグルタル酸。それぞれ50nMと1nMの終末濃度でのLANCE検出バッファー(PerkinElmer)における5mMのEDTAの存在下で、検出試薬であるPhycolink ストレプトアビジン−アロフィコシアニン(Prozyme)とユーロピウム−抗−ジメチル化ヒストンH3リジン9(H3K9me2)抗体(PerkinElmer)の追加後、反応生成物をTR−FRETによって定量的に判定した。
【2715】
アッセイ反応を、以下のものにより生じさせた:3%のDMSO中の11点連続希釈した2μlの阻害剤を伴う、900nMのH3K9me3−ビオチン標識化ペプチドと6μMのα−ケトグルタル酸の2μlの混合物を、プレートの各ウェルに加え、続いて、2μlの0.9nMのJMJD2Cを加えて、反応を生じさせた。反応混合物を30分間室温でインキュベートし、100nMのPhycolink ストレプトアビジン−アロフィコシアニンと2nMのユーロピウム−抗−H3K9me2抗体を含有するLANCE検出バッファー中に6μlの5mMのEDTAを加えることで、終わらせた。室温でのインキュベーションの1時間後、TR−FRETモード(320nmにて励起、615nm及び665nmにて発光)のEnVisionMultilabel Readerにより、プレートを読み取った。各ウェルについて比率を計算し(665/615)、阻害定数(IC
50)を判定するために適合させた。
【2716】
<実施例1b:JMJD3活性に関するインビトロの酵素阻害アッセイ>
このアッセイは、試験化合物がJMJD3デメチラーゼ活性を阻害する能力を判定する。バキュロウィルス発現JMJD3(GenBank Accession #NM−001080424,AA1043−end)を、BPS Bioscience(Cat#50110)から購入した。
【2717】
<JMJD3アッセイ>
JMJD3活性の酵素アッセイは、時間分解蛍光共鳴エネルギー転移(TR−FRET)の検出に基づく。試験化合物がJMJD3の活性を阻害する能力を、以下の反応条件下で384のウェルプレートのフォーマットで判定した:5nMのJMJD3、250nMのH3K27me3−ビオチン標識化ペプチド(Anaspec cat #64367)、50mMのHEPES、pH7.3、0.005%のBrij35、0.5mMのTCEP、0.2mg/mlのBSA、50μMのL−アスコルビン酸ナトリウム、及び5μMの硫酸鉄(II)アンモニウムのアッセイバッファー中の0.4から2μMのα−ケトグルタル酸。それぞれ50nMと1nMの終末濃度でのLANCE検出バッファー(PerkinElmer)における5mMのEDTAの存在下で、検出試薬であるPhycolink ストレプトアビジン−アロフィコシアニン(Prozyme)とユーロピウム−抗−ジメチル化ヒストンH3リジン27(H3K27me2)抗体(PerkinElmer)の追加後、反応生成物をTR−FRETによって定量的に判定した。
【2718】
アッセイ反応を、以下のものにより生じさせた:3%のDMSO中の11点連続希釈した2μLの阻害剤を伴う、750nMのH3K27me3−ビオチン標識化ペプチドと1.2から6μMのα−ケトグルタル酸の2μlの混合物を、プレートの各ウェルに加え、続いて、2μlの15nMのJMJD3を加えて、反応を生じさせた。反応混合物を30分間室温でインキュベートし、100nMのPhycolink ストレプトアビジン−アロフィコシアニンと2nMのユーロピウム−抗−H3K27me2抗体を含有するLANCE検出バッファー中に6μlの5mMのEDTAを加えることで、終わらせた。室温でのインキュベーションの1時間後、TR−FRETモード(320nmにて励起、615nm及び665nmにて発光)のEnVisionMultilabel Readerにより、プレートを読み取った。各ウェルについて、665/615の読み取りからの比率を計算し、阻害定数(IC
50)を判定するために適合させた。
【2719】
本明細書に開示される化合物がデメチラーゼ活性を阻害する能力を定量化し、それぞれのIC
50値を判定した。表3は、本明細書に開示される各種化合物のIC
50値を提供する。
【2720】
【表3-1】
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【2721】
【表3-2】
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【2722】
【表3-3】
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【2723】
【表3-4】
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【2724】
【表3-5】
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【2725】
【表3-6】
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【2726】
【表3-7】
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【2727】
【表3-8】
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【2728】
【表3-9】
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【2729】
【表3-10】
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【2730】
【表3-11】
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【2731】
【表3-12】
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【2732】
【表3-13】
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【2733】
【表3-14】
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【2734】
【表3-15】
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【2735】
【表3-16】
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【2736】
【表3-17】
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【2737】
【表3-18】
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【2738】
【表3-19】
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【2739】
【表3-20】
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【2740】
【表3-21】
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【2741】
本明細書に記載される酵素アッセイ条件下で以下の2つの化合物がJMJD3又はJMJD2Cを阻害する能力を判定した。3−({[(4S)−7−フェニル−3,4−ジヒドロ−2H−1−ベンゾピラン−4−イル]メチル}アミノ)ピリジン−4−カルボン酸(米国特許第8,952,151号の実施例83)は、0.019μMのJMJD3 IC
50、及び0.950μMのJMJD2C IC
50を有していた。3−({[(4R)−7−フェニル−3,4−ジヒドロ−2H−1−ベンゾピラン−4−イル]メチル}アミノ)ピリジン−4−カルボン酸(米国特許第8,952,151号の実施例84)は、2.15μMのJMJD3 IC
50、及び0.150μMのJMJD2C IC
50を有していた。S−エナンチオマーは、R−エナンチオマーよりも、JMJD3に対して>100倍も強力であった。S−エナンチオマーは、R−エナンチオマーよりも、JMJD2Cに対して約6倍も強力であった。
【2742】
<実施例2:インビトロの細胞ベースのアッセイ>
JMJD2C阻害に関する主要な細胞のアッセイは、化合物のインキュベーションの168時間後にブロモデオキシウリジン(BrdU)の組み込みを介して細胞増殖を測定するアッセイである。試験された細胞株は、JMJD2C遺伝子増幅細胞株KYSE−150を含む。これは、細胞増殖の直接の読み取りとして、S相の間のBrdUのDNAの組み込みを測定する、定量的ELISAアッセイである。
【2743】
アッセイの原則:これは、細胞増殖の定量化のための比色定量のイムノアッセイである。試験化合物で168時間処置した細胞を、それらの増殖能の測定としてS相を経る、それらの能力について分析する。
【2744】
アッセイ方法:ヒトKYSE−150(SMAD4 mut、TP53 mut)の食道癌細胞株を、96ウェルの組織培養処置プレート上で、2,000細胞/ウェルで蒔いた。一晩のインキュベーション後、細胞を、100μMから2nMに及ぶ終末濃度を備えた11点の希釈系列における化合物で処置した。次に細胞を168時間、化合物の存在下でインキュベートした。化合物のインキュベーション後、BrdU細胞増殖ELISA(Roche)を用いて細胞を分析した。BrdU標識化試薬で2時間、細胞を最初にインキュベートした。2時間後、BrdUを組み込んだ細胞を固定し、変性させ、抗−BrdUペルオキシダーゼ抗体で1.5時間精査して、洗浄した。最終的に、テトラメチルベンジジンペルオキシダーゼの基質を15分間、各ウェルに加えて、その後、H
2SO
4停止液を加えた。プレートを450nmで読み取り、以下の式を用いたIC50の計算のために、生の光学密度データをXLFit(IDBS)に移した:
fit=(D+((Vmax
*(x^n))/((x^n)+(Km^n))))
【2745】
表4は、本明細書に開示される様々な化合物の細胞IC
50値を提供する。
【2746】
【表4-1】
[この文献は図面を表示できません]
【2747】
【表4-2】
[この文献は図面を表示できません]
【2748】
【表4-3】
[この文献は図面を表示できません]
【2749】
【表4-4】
[この文献は図面を表示できません]
【2750】
<実施例3:インビトロの異種移植研究>
0.72mgの17−βエストラジオールを含む時間放出ペレット剤を、nu/nuマウスに皮下注入する。5%のCO
2、37℃で、10%のFBSを含むRPMIの中で、MCF−7細胞を成長させる。細胞を沈降させ、1×10
7細胞/mLで、50%のRPMI(無血清)及び50%のマトリゲルの中で再懸濁する。ペレット剤注入の2−3日後、MCF−7細胞を右側腹部に皮下注射し(100μL/動物)、腫瘍体積(長さ×幅
2/2)を隔週毎にモニタリングする。腫瘍が200mm
3までの平均体積に達すると、動物を無作為化し、処置を始める。動物を4週間、ビヒクル又は化合物により毎日処置する。腫瘍体積と体重を、研究の全体にわたって隔週毎にモニタリングする。処置期間の終わりに、血漿と腫瘍のサンプルを、薬物動態学的及び薬理学的な分析それぞれのために採取する。
【2751】
<III.製薬剤形の調製>
<実施例1:経口錠剤>
48重量%の式(I)の化合物又はその薬学的に許容可能な塩、45重量%の微結晶性セルロース、5重量%の低置換ヒドロキシプロピルセルロース、及び2重量%のステアリン酸マグネシウムを混合することによって、錠剤を調製する。直接圧縮によって錠剤を調製する。圧縮錠剤の全重量を、250−500mgで維持する。