(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6525318
(24)【登録日】2019年5月17日
(45)【発行日】2019年6月5日
(54)【発明の名称】塗装機及びこれに用いる回転霧化頭
(51)【国際特許分類】
B05B 3/10 20060101AFI20190527BHJP
【FI】
B05B3/10 B
【請求項の数】7
【全頁数】9
(21)【出願番号】特願2015-157911(P2015-157911)
(22)【出願日】2015年8月10日
(65)【公開番号】特開2017-35658(P2017-35658A)
(43)【公開日】2017年2月16日
【審査請求日】2018年3月27日
(73)【特許権者】
【識別番号】000110343
【氏名又は名称】トリニティ工業株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】110001302
【氏名又は名称】特許業務法人北青山インターナショナル
(74)【代理人】
【識別番号】100084984
【弁理士】
【氏名又は名称】澤野 勝文
(74)【代理人】
【識別番号】100094123
【弁理士】
【氏名又は名称】川尻 明
(72)【発明者】
【氏名】石 川 勝 浩
【審査官】
伊藤 寿美
(56)【参考文献】
【文献】
特開平09−220498(JP,A)
【文献】
国際公開第2015/004966(WO,A1)
【文献】
特開2014−113562(JP,A)
【文献】
特開2014−144388(JP,A)
【文献】
特開2000−033292(JP,A)
【文献】
特開昭54−091545(JP,A)
【文献】
特開平10−216567(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
B05B 1/00−17/08
B05C 1/00−21/00
B05D 1/00− 7/26
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
塗装機本体(10)に内蔵されたエアモータ(11)により回転駆動される中空回転軸(12)が、ラジアル軸受(14)で支持されて、その先端に回転霧化頭(20)が取り付けられ、
当該回転霧化頭は、その背面側に、前記中空回転軸に取付固定される筒状連結機構(22)と、前記中空回転軸内に挿通されたフィードチューブ(13)の先端を挿入するノズル挿入口(23)と、前記フィードチューブから塗料の供給を受ける塗料室(24)が形成され、
その正面側には、前記塗料室から遠心力により流出された塗料を展延させてその先端で霧化する略截頭円錐面状のリム(25)が形成された塗装機(1)において、
前記回転霧化頭の前記ノズル挿入口と前記連結機構の間に、前記フィードチューブが貫通する圧力調整室(30)が形成されると共に、当該圧力調整室には回転霧化頭の外周面に開放された排気流路(33)が形成され、
当該排気流路の流出口は、回転中心からの直線距離(C〜P34)が、前記中空回転軸が軸方向にわたってラジアル軸受に接して支持された部分の半径(C〜P12)よりも大きくなる位置に開口形成されたことを特徴とする塗装機。
【請求項2】
前記排気流路は、圧力調整室側から流出口に向かって流路断面が段階的又は連続的に拡大する形状に形成された請求項1記載の塗装機。
【請求項3】
前記圧力調整室の内径が、ノズル挿入口の内径及び中空回転軸の先端内径より大きく形成された請求項1又は2記載の塗装機。
【請求項4】
前記圧力調整室を挟んでフィードチューブの上流側と下流側に夫々オリフィス(31、32)が形成され、上流側のオリフィス(31)は中空回転軸とフィードチューブの隙間で形成され、下流側のオリフィス(32)はノズル挿入口とフィードチューブの隙間で形成された請求項3記載の塗装機。
【請求項5】
前記排気流路の最狭部の断面積の総和が、下流側のオリフィスの断面積よりも広く形成された請求項4記載の塗装機。
【請求項6】
塗装機(1)において、
塗装機本体(10)に内蔵されたエアモータ(11)により回転駆動される中空回転軸(12)の先端に取り付けられ、
前記中空回転軸に取付固定される筒状連結機構(22)と、前記中空回転軸内に挿通されたフィードチューブ(13)の先端を挿入するノズル挿入口(23)と、前記フィードチューブから塗料の供給を受ける塗料室(24)が背面側に形成され、
前記塗料室から遠心力により流出された塗料を展延させてその先端で霧化する略截頭円錐面状のリム(25)が正面側に形成された回転霧化頭(20)であって、
前記ノズル挿入口と前記連結機構の間に、前記フィードチューブが貫通する圧力調整室(30)が形成されると共に、当該圧力調整室には外周面に開放された排気流路(33)が形成された回転霧化頭を備え、
当該排気流路の流出口は、回転中心からの直線距離(C〜P34)が、前記中空回転軸が軸方向にわたってラジアル軸受に接して支持される部分の半径(C〜P12)よりも大きくなる位置に開口形成されていることを特徴とする塗装機。
【請求項7】
前記排気流路は、圧力調整室側から流出口に向かって流路断面が段階的又は連続的に拡大する形状に形成された請求項6記載の塗装機。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、塗装機本体に内蔵されたエアモータで高速回転駆動される中空回転軸の先端に回転霧化頭が取り付けられた塗装機及びこれに用いる回転霧化頭に関する。
【背景技術】
【0002】
図4は、従来一般の回転霧化式の塗装機40を示し、塗装機本体41に内蔵されたエアモータ42の中空回転軸43の先端に回転霧化頭50が取り付けられており、その中空回転軸43内にフィードチューブ44が挿通されている。
【0003】
エアモータ42は、ラジアル軸受45で支持された中空回転軸43の後端側にエアタービン46が一体的に取り付けられて成り、タービン外周に形成された給気口47から吹きつけられる圧縮エアにより回転駆動され、その排気エアは塗装機40の背面側の主排気流路48を通って外部に排出される。
【0004】
回転霧化頭50は、フィードチューブ44の先端開口部に対向配設されるベルインナー51を介して、その背面側に、中空回転軸43のボルト部43aに螺合される筒状ナット(筒状連結機構)52と、中空回転軸43内に挿通されたフィードチューブ44の先端を挿入するノズル挿入口53を形成した塗料室54が形成され、その正面側には、略截頭円錐面状のリム55が形成されている。
【0005】
回転霧化頭50をエアモータ42により高速回転駆動しながら、負極の高電圧(−45〜90kV)を印加し、フィードチューブ44を介して塗料を供給すると、ベルインナー51背面側に滴下された塗料に遠心力が作用し、その周縁部に開口された塗料流出孔56を通って塗料室54から流出し、リム55上で展延され、その先端で霧化される。
【0006】
この塗装機40において、フィードチューブ44から塗料室54に供給された塗料等がノズル挿通口53を通って中空回転軸43とフィードチューブ44の隙間内に流入しないように中空回転軸43に積極的に空気を供給し、あるいは、エアタービン47を高速で回転させたときにその排気エアの一部が中空回転軸43内に流入したときに、中空回転軸43内の圧力が高くなり、これに伴って、連通する回転霧化頭50の塗料室54の圧力が高くなり過ぎると、塗料の霧化状態に悪影響を与える。
例えば、塗料流出孔56から気泡を含む塗料粒子が吹き出されたり、ベルインナー51の中央部に形成されたクリーニング流路57から塗料が微粒化されないまま吹き出されたりして塗装不良を起こすという問題があった。
【0007】
そこで、中空回転軸43内の圧力を逃がすため、
図4に示すように、回転霧化頭50の背面側に形成されたノズル挿通口53の側面に排気流路58を形成したものが提案された(特許文献1参照)。
しかしながら、本発明者らの実験によれば、このような排気流路58を形成しても、塗料室54内の圧力が効果的に下がらない場合があることが判明した。
【0008】
その原因は不明であるが、ノズル挿通口53とフィードチューブ44の隙間は非常に狭いため、中空回転軸43内の圧力が高くなって、ノズル挿通口53を通って塗料室54側に空気が流れるときに、ノズル挿通口53の流速が大きくなると、排気流路58がエジェクタとして機能し、外部の空気が排気流路58を逆流して中空回転軸43内に流入するということが考えられる。
【0009】
一方、
図5に示すように、流路の比較的広い中空回転軸43の側壁にその内外を連通する排気流路59を形成したものも提案されている(特許文献2参照)。なお、
図5中、
図4と共通する部分は、同一符号を付して詳細説明を省略する。
【0010】
これによれば、排気流路59が形成された部分の中空回転軸43とフィードチューブ43の間隔が比較的大きいので、排気流路59がエジェクタとして機能することはない。
しかし、これでも十分な排気量が確保できないことが判明した。
【0011】
特に最近では、エアモータ42を今まで以上に高速で回転させるため、あるいは、大吐出量で塗装する際に回転霧化頭50の回転数が低下しないようにするため、エアタービン46に吹き付けられる圧縮エアを、より高圧・大流量で供給することが行われている。
このような場合に、中空回転軸43内に流入する空気量が増大するため、十分な排気量を確保する必要があるが、排気量はその排気流路59に作用する遠心力に依存し、
図5に示すような塗装機では十分な遠心力が作用していないものと考えられる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0012】
【特許文献1】特開平09−220498号公報
【特許文献2】国際公開第2015/004966号パンフレット
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0013】
そこで本発明は、中空回転軸の内外を連通する排気流路に十分な遠心力を作用させて、その空間内の空気を迅速に排気できるようにすることを技術的課題としている。
【課題を解決するための手段】
【0014】
この課題を解決するために、本発明は、塗装機本体に内蔵されたエアモータにより回転駆動される中空回転軸が、ラジアル軸受で支持されて、その先端に回転霧化頭が取り付けられ、
当該回転霧化頭は、その背面側に、前記中空回転軸に取付固定される筒状連結機構と、前記中空回転軸内に挿通されたフィードチューブの先端を挿入するノズル挿入口と、前記フィードチューブから塗料の供給を受ける塗料室が形成され、
その正面側には、前記塗料室から遠心力により流出された塗料を展延させてその先端で霧化する略截頭円錐面状のリムが形成された塗装機において、
前記回転霧化頭の前記ノズル挿入口と前記連結機構の間に、前記フィードチューブが貫通する圧力調整室が形成されると共に、当該圧力調整室には回転霧化頭の外周面に開放された排気流路が形成され、
当該排気流路の流出口は、回転中心からの直線距離が、前記中空回転軸のラジアル軸受により支持された部分の半径よりも大きくなる位置に開口形成されたことを特徴とする。
【発明の効果】
【0015】
本発明に係る塗装機によれば、回転霧化頭の背面側に形成されたノズル挿入口と筒状連結機構の間に、フィードチューブが貫通する圧力調整室が形成され、その圧力調整室には外周面に開放された排気流路が形成されている。
圧力調整室は、例えば、その内径が、ノズル挿入口の内径及び中空回転軸の内径より大きく形成され、これにより、圧力調整室を挟んでフィードチューブの上流側と下流側にオリフィスが形成されるので、中空回転軸内を通って塗料室に向かう空気が一旦貯留され、圧力調整室内の圧力が高くなると、排気流路を介して内部空気が排出されて圧力が逃される。
このとき、排気流路の流出口は、回転中心からの直線距離が、前記中空回転軸のラジアル軸受により支持された部分の半径よりも大きくなる位置に開口形成されているので、排気流路内の空気に作用する遠心力は、中空回転軸の外周面に作用する遠心力よりも大きく、したがって、排気流路を中空回転軸に形成する場合に比して、十分な排気量を確保することができる。
【発明を実施するための形態】
【0017】
本発明は、塗装機本体に内蔵されたエアモータにより回転駆動される中空回転軸がラジアル軸受で支持されて、その先端に回転霧化頭が取り付けられ、
当該回転霧化頭は、その背面側に、前記中空回転軸に取付固定される筒状連結機構と、前記中空回転軸内に挿通されたフィードチューブの先端を挿入するノズル挿入口と、前記フィードチューブから塗料の供給を受ける塗料室が形成され、
その正面側には、前記塗料室から遠心力により流出された塗料を展延させてその先端で霧化する略截頭円錐面状のリムが形成された塗装機において、
前記回転霧化頭の前記ノズル挿入口と前記連結機構の間に、前記フィードチューブが貫通する圧力調整室が形成されると共に、当該圧力調整室には回転霧化頭の外周面に開放された排気流路が形成され、
当該排気流路の流出口は、回転中心からの直線距離が、前記中空回転軸のラジアル軸受により支持された部分の半径よりも大きくなる位置に開口形成されたことを特徴とする。
【実施例1】
【0018】
図1は、本発明に係る塗装機の一例であって、塗装機1は、塗装機本体10に内蔵されたエアモータ11で高速回転駆動される中空回転軸12の先端に回転霧化頭20が取り付けられ、その中空回転軸12内にフィードチューブ13が挿通されている。
【0019】
エアモータ11は、ラジアル軸受14で支持された中空回転軸12の後端側にエアタービン15が一体的に取り付けられて成り、タービン外周に形成された給気口16から吹きつけられる圧縮エアにより回転駆動され、その排気エアは塗装機1の背面側の主排気流路17を通って外部に排出される。
【0020】
回転霧化頭20は、フィードチューブ13の先端開口部に対向配設されるベルインナー21を介して、その背面側に、中空回転軸12のボルト部12aに螺合される筒状ナット(筒状連結機構)22と、中空回転軸12内に挿通されたフィードチューブ13の先端を挿入するノズル挿入口23と、フィードチューブ13から塗料の供給を受ける塗料室24が形成され、その正面側には、略截頭円錐面状のリム25が形成されている。
【0021】
ベルインナー21の周縁部には、回転霧化頭20を回転させたに塗料室24内の塗料を遠心力によりリム25側に流出させる塗料流出孔26が形成されると共に、中央部には、洗浄時に塗料室24内に供給された洗浄液を流出させてベルインナー21の正面側を洗浄するクリーニング流路27が形成されている。
【0022】
また、回転霧化頭20のノズル挿入口23と筒状ナット22の間に、フィードチューブ13が貫通する圧力調整室30が形成されている。
圧力調整室30は、その内径が、中空回転軸12の内径及びノズル挿入口23の内径より大きく形成され、これにより、圧力調整室26を挟んでフィードチューブ13の上流側と下流側に夫々オリフィス31、32が形成される。
上流側のオリフィス31は、中空回転軸12とフィードチューブ13との隙間で形成され、下流側のオリフィス32はノズル挿入口23とフィードチューブ13との隙間で形成されている。
【0023】
また、圧力調整室30には回転霧化頭20の外周面に開放された排気流路33が形成されている。
排気流路33の流出口34は、回転中心Cからの直線距離が、前記中空回転軸12のラジアル軸受14により支持された部分の半径よりも大きくなる位置に開口形成されている。
すなわち、流出口34の開口位置P34は、中空回転軸12の半径に相当する外周面位置P12の外側にある。
また、各排気流路33の最狭部の断面積の総和が、下流側のオリフィス32の断面積よりも広く形成され、圧力調整室30内の空気が排気流路33から外部へ抜けやすくなっている。
なお、圧力調整室30からの排気が、シェーピングエアの空気流に悪影響を及ぼさないように、排気流路33の流出口34はシェーピングエア吹出口18、19の開口位置よりも、背面側に開口されている。
【0024】
この排気流路33は、
図2(a)に示すように放射状に形成されている場合に限らず、例えば、
図2(b)に示すように圧力調整室30の環状周壁の接線方向に形成されていてもよい。
図2(b)に示す排気流路33は、回転方向に対して後ろ向きに開口していることが好ましいが、これに限るものではない。
【0025】
さらに、排気流路33は、
図1に示すように、水平方向(回転中心Cに対して直交する方向)に形成される場合に限らず、
図3(a)に実線で示す排気流路33のように、正面側に傾斜して形成する場合でもよく、同図破線で示す排気流路33のように、背面側に傾斜して形成する場合であってもよい。
さらにまた、
図3(b)図示のように、途中で分岐させることにより、実質的に流路断面を大きくする場合であってもよい。
排気流路33の形状は、これらに限らず、例えば、圧力調整室30側から流出口34に向かって流路断面を段階的又は連続的に拡大させるような形状でもよい。
【0026】
以上が本発明の一構成例であって、次にその作用について説明する。
回転霧化頭20をエアモータ11により高速回転駆動しながら、負極の高電圧(−45〜90kV)を印加し、フィードチューブ13を介して塗料を供給すると、ベルインナー21の背面側に滴下された塗料に遠心力が作用し、その周縁部に開口された塗料流出孔26を通って塗料室24から流出し、リム25上で展延され、その先端で霧化される。
【0027】
このとき、エアモータ11の排気の一部が後端開口部から中空回転軸12内に流入すると、その空気は、回転霧化頭20へ向かって流下していき、上流側のオリフィス31を通り圧力調整室30に流入する。
圧力調整室30は、バッファとして機能するので、圧力調整室30に流入する空気により、その内部圧力が変動しても、その変化がダイレクトに塗料室24の圧力変動として反映されることはない。
【0028】
また、圧力調整室30には排気流路33が形成されているので、圧力調整室30の圧力が高くなると、当該排気流路33を通って排気される。
このとき、排気流路33の流出口34は、回転中心Cからの直線距離が、前記中空回転軸12のラジアル軸受14により支持された部分の半径よりも大きくなる位置に開口形成されているので、回転数が一定であったとしても、中空回転軸12又は筒状ナット22に排気流路を形成する場合に比して大きな遠心力が作用する。
その結果、排気流路33を通って外部に排出される排気量が増大するので、スムースな排気を行うことができる。
【0029】
また、何らかの要因により圧力調整室30内で急激な圧力上昇を生じたとしても、下流側のオリフィス32よりも、排気流路33の断面積の方が広いので、下流側オリフィス32を通って塗料室24へ向かう空気の流れ阻止され、圧力調整室30内の空気は排気流路33を通って確実に外部に排出される。
【0030】
このように、本発明によれば、圧力調整室30の変化がダイレクトに塗料室24の圧力に影響を与えないため、塗装不良を起こすことが少なく、しかも、圧力調整室30に形成された排気流路33の流出口34は、回転中心Cからの直線距離が、当該回転中心Cから前記中空回転軸12の外周面に至る半径よりも大きくなる位置に開口形成されているので、中空回転軸12又は筒状ナット22に排気流路を形成する場合に比して、大きな遠心力を作用させて、十分な排気量を確保することができる。
【産業上の利用可能性】
【0031】
本発明は、塗装機本体に内蔵されたエアモータで回転駆動される回転霧化頭を備えた塗装機及びこれに用いる回転霧化頭に適用し得る。
【符号の説明】
【0032】
1 塗装機
10 塗装機本体
11 エアモータ
12 中空回転軸
13 フィードチューブ
14 ラジアル軸受
15 エアタービン
16 給気口
17 主排気流路
20 回転霧化頭
21 ベルインナー
22 筒状ナット(筒状連結機構)
23 ノズル挿入口
24 塗料室
25 リム
30 圧力調整室
33 排気流路
34 流出口
C 回転中心