(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
第1設定タブと、第2設定タブと、前記第1設定タブに関する第1設定項目と、前記第2設定タブに関する第2設定項目と、前記第1設定タブに関する第1画像と、前記第2設定タブに関する第2画像と、前記第1設定タブが選択されたときメイン画像として表示させる画像として前記第1画像を設定する第1設定情報と、前記第2設定タブが選択されたときメイン画像として表示させる画像として前記第2画像を設定する第2設定情報とを記憶する記憶部から、前記第1設定タブと、前記第2設定タブと、前記第1設定項目と、前記第2設定項目と、前記第1画像と、前記第2画像と、前記第1設定情報と、前記第2設定情報とを前記記憶部から読み出す読み出しステップと、
前記第1設定タブを含むと共に、前記記憶部から読み出した前記第1設定情報に基づいて前記記憶部から読み出した前記第1画像をメイン画像として、前記記憶部から読み出した前記第1設定項目を設定項目として、前記記憶部から読み出した前記第2画像をサブ画像として含む第1の表示画面データを生成し、表示部へ送信する第1送信ステップと、
前記第2設定タブが選択されると、前記第2設定タブを含むと共に、前記記憶部から読み出した前記第2設定情報に基づいて前記記憶部から読み出した前記第2画像をメイン画像として、前記記憶部から読み出した前記第2設定項目を設定項目として、前記記憶部から読み出した前記第1画像をサブ画像として含む第2の表示画面データを生成し、前記表示部へ送信する第2送信ステップと
をコンピュータに実行させる
印刷設定プログラム。
前記記憶部は、前記第1設定タブに対応する1または複数の印刷設定項目と、1または複数の前記印刷設定項目のうちの1つである第3設定項目に対応する第3画像とをさらに記憶しており、
前記読み出しステップにおいて、前記記憶部から、1または複数の前記印刷設定項目と、前記第3画像を読み出し、
前記第1送信ステップにおいて、前記第1の表示画面データとして、前記第1設定タブを含むと共に、前記第1画像をメイン画像として、前記第1設定項目を設定項目として、前記第2画像をサブ画像として含み、さらに、1または複数の前記印刷設定項目を含む表示画像データを生成し、前記表示部へ送信し、
当該印刷設定プログラムは、
前記第3設定項目が選択されると、選択された前記第3設定項目に対応する前記第3画像をメイン画像として含む第3の表示画面データを生成し、前記表示部へ送信する第3送信ステップを更に含む
請求項1に記載の印刷設定プログラム。
前記記憶部は、第3設定タブと、前記第3設定タブに関する第4設定項目と、前記第3設定タブに関する第4画像と、前記第3設定タブが選択されたときメイン画像として表示させる画像として前記第4画像を設定する第3設定情報とをさらに記憶しており、
前記読み出しステップにおいて、前記記憶部から、前記第3設定タブと、前記第4設定項目と、前記第4画像と、前記第3設定情報とを読み出し、
当該印刷設定プログラムは、
前記第2設定タブが開かれている時に前記第3設定タブが選択された場合に、前記第3設定タブのカテゴリが前記第2設定タブのカテゴリとは異なるときには、前記第3設定タブを含むと共に、前記記憶部から読み出した前記第3設定情報に基づいて前記記憶部から読み出した前記第4画像をメイン画像として、前記記憶部から読み出した前記第4設定項目を設定項目として、前記記憶部から読み出した前記第2画像をサブ画像として含む第4の表示画面データを生成し、前記表示部へ送信する第4送信ステップを更に含む
請求項1に記載の印刷設定プログラム。
前記記憶部は、第3設定タブと、前記第3設定タブに関する第4設定項目と、前記第3設定タブに関する第4画像と、前記第3設定タブが選択されたときメイン画像として表示させる画像として前記第4画像を設定する第3設定情報とをさらに記憶しており、
前記読み出しステップにおいて、前記記憶部から、前記第3設定タブと、前記第4設定項目と、前記第4画像と、前記第3設定情報とを読み出し、
当該印刷設定プログラムは、
前記第2設定タブが開かれている時に前記第3設定タブが選択された場合に、前記第3設定タブのカテゴリが前記第2設定タブのカテゴリと一致するときには、前記第3設定タブを含むと共に、前記第2画像をメイン画像として、前記記憶部から読み出した前記第4設定項目を設定項目として、前記第1画像をサブ画像として含む第5の表示画面データを生成し、前記表示部へ送信する第5送信ステップを更に含む
請求項1に記載の印刷設定プログラム。
第1設定タブと、第2設定タブと、前記第1設定タブに関する第1設定項目と、前記第2設定タブに関する第2設定項目と、前記第1設定タブに関する第1画像と、前記第2設定タブに関する第2画像と、前記第1設定タブが選択されたときメイン画像として表示させる画像として第1画像を設定する第1設定情報と、前記第2設定タブが選択されたときメイン画像として表示させる画像として第2画像を設定する第2設定情報とを記憶する記憶部から、前記第1設定タブと、前記第2設定タブと、前記第1設定項目と、前記第2設定項目と、前記第1画像と、前記第2画像と、前記第1設定情報と、前記第2設定情報とを前記記憶部から読み出すことと、
前記第1設定タブを含むと共に、前記記憶部から読み出した前記第1設定情報に基づいて前記記憶部から読み出した前記第1画像をメイン画像として、前記記憶部から読み出した前記第1設定項目を設定項目として、前記記憶部から読み出した前記第2画像をサブ画像として含む第1の表示画面データを生成し、画面に表示することと、
前記第2設定タブが選択されると、前記第2設定タブを含むと共に、前記記憶部から読み出した前記第2設定情報に基づいて前記記憶部から読み出した前記第2画像をメイン画像として、前記記憶部から読み出した前記第2設定項目を設定項目として、前記記憶部から読み出した前記第1画像をサブ画像として含む第2の表示画面データを生成し、前記画面に表示ことと
を含む
印刷設定表示方法。
第1設定タブと、第2設定タブと、前記第1設定タブに関する第1設定項目と、前記第2設定タブに関する第2設定項目と、前記第1設定タブに関する第1画像と、前記第2設定タブに関する第2画像と、前記第1設定タブが選択されたときメイン画像として表示させる画像として第1画像を設定する第1設定情報と、前記第2設定タブが選択されたときメイン画像として表示させる画像として第2画像を設定する第2設定情報とを記憶する記憶部と、
前記第1設定タブおよび前記第2設定タブのいずれかを表示可能であり、前記第1画像と、前記第2画像とを、前記第1設定タブおよび前記第2設定タブ上で共に表示する表示部と、
ユーザから前記第1設定タブおよび前記第2設定タブのいずれかの選択を受け付ける受付部と
を備え、
前記受付部で前記第1設定タブの選択を受け付けると、前記表示部は、前記第1設定タブを表示すると共に、前記第1設定タブ上に、前記記憶部から読み出した前記第1設定情報に基づいて前記記憶部から読み出した前記第1画像をメイン画像として、前記記憶部から読み出した前記第1設定項目を設定項目として、前記記憶部から読み出した前記第2画像をサブ画像として表示し、
前記受付部で前記第2設定タブの選択を受け付けると、前記表示部は、前記第2設定タブを表示すると共に、前記第2設定タブ上に、前記記憶部から読み出した前記第2設定情報に基づいて前記記憶部から読み出した前記第2画像をメイン画像として、前記記憶部から読み出した前記第2設定項目を設定項目として、前記記憶部から読み出した前記第1画像をサブ画像として表示する
情報処理装置。
第1設定画面および第2設定画面の情報を含むプリンタドライバ設定画面情報と、前記第1設定画面に関する第1設定項目と、前記第2設定画面に関する第2設定項目と、前記第1設定画面に対応する第1表示画像と、前記第2設定画面に対応する第2表示画像と、前記第1設定画面に上層が切り替わったときにメイン画像として表示させる画像として第1表示画像を設定する第1設定情報と、前記第2設定画面に上層が切り替わったときにメイン画像として表示させる画像として第2表示画像を設定する第2設定情報とを格納するプリンタドライバ情報格納部と、
前記第1設定画面および前記第2設定画面において、ユーザに選択された一方の選択画面を他方の選択画面の上層に表示し、前記上層に表示された、前記第1設定画面および前記第2設定画面のいずれか一方の上に、前記第1表示画像および前記第2表示画像のうち一方をメイン画像とし他方をサブ画像として表示するプリンタドライバ設定画面表示部と、
前記第1設定画面が上層にあるときに前記第2設定画面が選択されると、前記第1設定画面から前記第2設定画面に上層を切り替え、前記上層となった前記第2設定画面において、前記メイン画像として、前記プリンタドライバ情報格納部から読み出した前記第1設定情報に基づいて前記プリンタドライバ情報格納部から読み出した前記第2表示画像を表示するとともに、前記プリンタドライバ情報格納部から読み出した前記第2設定項目を設定項目として表示し、前記サブ画像として、前記プリンタドライバ情報格納部から読み出した前記第1表示画像を表示し、前記第2設定画面が上層にあるときに前記第1設定画面が選択されると、前記第2設定画面から前記第1設定画面に前記上層を切り替え、前記上層となった前記第1設定画面において、前記メイン画像として、前記プリンタドライバ情報格納部から読み出した前記第1設定情報に基づいて前記プリンタドライバ情報格納部から読み出した前記第1表示画像を表示するとともに、前記プリンタドライバ情報格納部から読み出した前記第1設定項目を設定項目として表示し、前記サブ画像として前記第2表示画像を表示するプリンタドライバ表示切替部と
を備えた
情報処理装置。
【発明を実施するための形態】
【0012】
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。以下の説明は本発明の一具体例であって、本発明は以下の態様に限定されるものではない。また、本発明は、各図に示す各構成要素の配置や寸法、寸法比などについても、それらに限定されるものではない。
【0013】
<1.実施の形態>
[構成]
図1は、画像形成システムの概略構成例を表したものである。画像形成システムは、情報処理装置100と、画像形成装置200とを備えたものである。情報処理装置100は、コンピュータまたはマシーンによって実現され、例えば、パーソナルコンピュータや携帯端末によって構成されている。情報処理装置100は、本発明の「情報処理装置」の一具体例に対応する。画像形成装置200は、例えば、プリンタである。画像形成装置200は、本発明の「画像形成装置」の一具体例に対応する。情報処理装置100および画像形成装置200は、ネットワーク300を介して互いに接続される。ネットワーク300は、例えば、LANまたはWANなどの通信回線である。情報処理装置100は、ネットワーク300を介して画像形成装置200と通信することができるように構成されている。画像形成装置200は、ネットワーク300を介して情報処理装置100と通信することができるように構成されている。
【0014】
(画像形成装置200)
画像形成装置200は、情報処理装置100から入力された印刷データに基づいて印刷を行う機能を備えている。画像形成装置200は、例えば、制御部210、記憶部220、操作入力I/F230、印刷I/F240およびネットワークI/F250を備えている。
【0015】
ネットワークI/F250は、ネットワーク300を介して情報処理装置100などの外部機器と通信を行う。ネットワークI/F250は、情報処理装置100などの外部機器から受信した各種要求(例えば、接続要求等)を制御部210に転送する。ネットワークI/F250は、制御部210からの各種応答(例えば、接続応答等)を情報処理装置100などの外部機器に送信する。ネットワークI/F250は、情報処理装置100などの外部機器から印刷データを受信すると、受信した印刷データを制御部210に転送する。記憶部220は、例えば、印刷の際に使用するプログラムやデータを記憶している。また、記憶部220には、例えば、情報処理装置100などの外部機器から入力された情報(例えば印刷データなど)が保存される。操作入力I/F230は、ユーザからの入力(例えば、実行指示、データ入力など)を受け付ける。
【0016】
制御部210は、画像形成装置200全体を制御する。制御部210は、情報処理装置100などの外部機器からの各種要求(例えば、接続要求等)を、ネットワークI/F250を介して受信する。制御部210は、情報処理装置100などの外部機器からの要求に従って、各種応答データ(例えば、接続応答等)を生成する。制御部210は、生成した各種応答を、ネットワークI/F250を介して情報処理装置100などの外部機器に送信する。制御部210は、情報処理装置100などの外部機器からの印刷データを、ネットワークI/F250を介して受信する。制御部210は、さらに、印刷データを印刷I/F240に転送するとともに、転送したデータに基づく印刷を印刷I/F240に指示する。印刷I/F240は、制御部210からの印刷指示を受けたときに、印刷データに基づく画像データを生成し、生成した画像データの印刷を実行する。
【0017】
(情報処理装置100)
情報処理装置100は、画像形成装置200の印刷機能を利用した印刷を画像形成装置200に実行させる一連の動作を情報処理装置100に実行させるためのプリンタドライバ123を備えている。情報処理装置100は、例えば、制御部110、記憶部120、操作入力I/F130、表示出力I/F140およびネットワークI/F150を備えている。制御部110は、本発明の「第1生成部」、「第2生成部」の一具体例に対応する。記憶部120は、本発明の「記憶部」の一具体例に対応する。
【0018】
ネットワークI/F150は、ネットワーク300を介して画像形成装置200との通信を行う。ネットワークI/F150は、制御部110からの各種要求(例えば、接続要求等)を画像形成装置200に送信する。ネットワークI/F150は、画像形成装置200から各種応答(例えば、接続応答等)を受信すると、受信した各種応答(例えば、接続応答等)を制御部110に転送する。表示出力I/F140は、例えば、ディスプレイモジュールである。表示出力I/F140は、制御部110から入力された表示画面データIdに基づいて、画面を表示する。表示画面データIdは、本発明の「表示画面データ」の一具体例に対応する。表示出力I/F140に表示される画面については、後に詳述する。
【0019】
操作入力I/F130は、ユーザからの入力(例えば、実行指示、データ入力など)を受け付ける。操作入力I/F130は、例えば、表示出力I/F140の画面に、後述のプリンタドライバUI画面400が表示されているときに、ユーザからの入力に応じて、プリンタドライバUI画面400内の一の項目の選択を受け付ける。「プリンタドライバUI画面400内の一の項目」とは、例えば、インデックスタブ、または、印刷設定項目を指している。操作入力I/F130は、ユーザによって入力された情報を制御部110へ転送する。
【0020】
制御部110は、入力制御部111、表示制御部112、実行部113および通信制御部114を含んで構成されている。記憶部120は、制御プログラム121、アプリケーション122およびプリンタドライバ123を記憶している。制御プログラム121、プリンタドライバ123およびアプリケーション122は、例えば、操作入力I/F130を介して記憶部120に記憶される。記憶部120は、不揮発性メモリによって構成されており、例えば、EEPROM、フラッシュメモリ、抵抗変化型メモリなどによって構成されている。プリンタドライバ123は、例えば、プリンタドライバ123が格納されたCD−ROM(Compact Disc Read Only Memory)等の記録媒体から読み出され、記憶部120に格納されたものである。
【0021】
制御部110には、制御プログラム121、アプリケーション122およびプリンタドライバ123がロードされる。制御部110は、制御プログラム121が制御部110にロードされることにより、制御プログラム121に記述された一連の動作を行う。制御部110は、アプリケーション122が制御部110にロードされることにより、アプリケーション122に記述された一連の動作を行う。制御部110は、プリンタドライバ123が制御部110にロードされることにより、プリンタドライバ123に記述された一連の動作を行う。
【0022】
制御プログラム121は、情報処理装置100全体の制御を行うプログラムである。制御プログラム121は、制御部110を、入力制御部111、表示制御部112、実行部113および通信制御部114として機能させるためのプログラムである。入力制御部111、表示制御部112、実行部113および通信制御部114については、後に詳述する。アプリケーション122は、操作入力I/F130を介したユーザからの入力に基づいて、文書等のデータを作成するプログラムである。アプリケーション122は、操作入力I/F130を介したユーザからの印刷要求に対して、プリンタドライバ123を呼び出す。
【0023】
図2は、プリンタドライバ123の概略構成の一例を表したものである。プリンタドライバ123は、印刷設定プログラム123A、ライブラリ123Bおよび設定情報123Cを含んで構成されている。印刷設定プログラム123Aが、印刷の挙動を制御するプログラムである。ライブラリ123Bおよび設定情報123Cは、印刷設定プログラム123Aの実行に際して使用されるデータである。ライブラリ123Bは、後述のプリンタドライバUI画面400の生成に必要な種々のデータを有している。ライブラリ123Bは、例えば、
図3に示したように、複数のタブ情報123B−1、複数の印刷設定項目123B−2および複数の画像123B−3を含んで構成されている。複数のタブ情報123B−1、および複数の印刷設定項目123B−2が、本発明の「設定条件に関する複数の項目」の一具体例に対応する。複数の画像123B−3が、本発明の「複数の画像」の一具体例に対応する。
【0024】
タブ情報123B−1は、設定条件に関する項目の1つであり、具体的には、インデックスタブである。インデックスタブは、設定条件に関係するカテゴリが付与されたタブである。複数のタブ情報123B−1は、例えば、タブAのカテゴリ、タブBのカテゴリ、タブCのカテゴリを含んでいる。タブAのカテゴリ、タブBのカテゴリ、タブCのカテゴリには、設定条件に関係する項目名が付与されている。タブAのカテゴリには、例えば、「装置設定」が付与されている。装置設定は、例えば、給紙方法を含む概念として定義されている。タブBのカテゴリおよびタブCのカテゴリには、例えば、「印刷設定」が付与されている。印刷設定は、例えば、解像度、印刷部数、レイアウト、印刷方法、とじ方向を含む概念として定義されている。ライブラリ123Bにおいて、複数のタブ情報123B−1が配列されている。複数のタブ情報123B−1の配列が、プリンタドライバUI画面400におけるインデックスタブの配列に対応している。複数のタブ情報123B−1の配列が、例えば、左側から順にタブAのカテゴリ、タブBのカテゴリ、タブCのカテゴリとなっている場合には、プリンタドライバUI画面400において、タブA、タブB、タブCが左側からこの順に配置されている。
【0025】
印刷設定項目123B−2は、設定条件に関する項目の1つであり、具体的には、印刷設定項目である。複数の印刷設定項目123B−2は、例えば、給紙方法、解像度、印刷部数、レイアウト、印刷方法、とじ方向を含んでいる。複数の印刷設定項目123B−2は、タブ情報123B−1ごとに1個または複数個ずつ対応付けられている。給紙方法が、例えば、タブAに対応付けられている。解像度および印刷部数が、例えば、タブBに対応付けられている。レイアウト、印刷方法およびとじ方向が、例えば、タブCに対応付けられている。ここで、給紙方法には、例えば、トレイ1、または、トレイ2などの設定条件が含まれている。解像度には、例えば、普通、または、きれいなどの設定条件が含まれている。印刷部数には、例えば、1枚、2まい、……、または、n枚(nは3以上の正数)などの設定条件が含まれている。レイアウトには、例えば、通常印刷、または、2−UPなどの設定条件が含まれている。印刷方法には、例えば、片側印刷、例えば、両面印刷などの設定条件が含まれている。とじ方向には、例えば、よこ方向、または、たて方向などの設定条件が含まれている。なお、
図3のライブラリ123Bでは、印刷設定項目123B−2の中に、「レイアウト・印刷設定」とある。これは、ユーザが、レイアウトにおいて設定した条件と、印刷設定において設定した条件との組み合わせに応じた複数の画像123B−3がライブラリ123Bに用意されているからである。
【0026】
画像123B−3は、jpegやビットマップなどの画像データである。複数の画像123B−3は、印刷設定項目123B−2ごとに複数個ずつ対応付けられている。複数の画像123B−3は、印刷設定項目123B−2ごとに複数個ずつ対応付けられた複数の画像データを含んで構成されている。複数の画像123B−3は、画像デザインが互いに同じで、かつ、画素数が互いに異なる複数の画像データを含んでいる。画像デザインが互いに同じで、かつ、画素数が互いに異なる複数の画像123B−3が、印刷設定項目123B−2ごとに設けられている。つまり、画像デザインが互いに同じで、かつ、画素数が互いに異なる複数の画像123B−3が、タブ情報123B−1ごとに設けられている。
【0027】
複数の画像123B−3は、給紙方法に対応する画像として、例えば、トレイ1のメイン画像データ、トレイ2のメイン画像データ、トレイ1のサブ画像データ、トレイ2のサブ画像データを含んで構成されている。トレイ1のメイン画像データは、トレイ1のサブ画像データと同じデザインの画像データであり、かつ、トレイ1のサブ画像データよりも画素数の大きな画像データである。トレイ2のメイン画像データは、トレイ2のサブ画像データと同じデザインの画像データであり、かつ、トレイ2のサブ画像データよりも画素数の大きな画像データである。
【0028】
複数の画像123B−3は、解像度に対応する画像として、例えば、「解像度普通」のメイン画像データ、「解像度きれい」のメイン画像データ、「解像度普通」のサブ画像データ、「解像度きれい」のサブ画像データを含んで構成されている。「解像度普通」のメイン画像データは、「解像度普通」のサブ画像データと同じデザインの画像データであり、かつ、「解像度普通」のサブ画像データよりも画素数の大きな画像データである。「解像度きれい」のメイン画像データは、「解像度きれい」のサブ画像データと同じデザインの画像データであり、かつ、「解像度きれい」のサブ画像データよりも画素数の大きな画像データである。
【0029】
複数の画像123B−3は、印刷部数に対応する画像として、例えば、「印刷部数1枚」のメイン画像データ、「印刷部数2枚」のメイン画像データ、「印刷部数1枚」のサブ画像データ、「印刷部数2枚」のサブ画像データを含んで構成されている。「印刷部数1枚」のメイン画像データは、「印刷部数1枚」のサブ画像データと同じデザインの画像データであり、かつ、「印刷部数1枚」のサブ画像データよりも画素数の大きな画像データである。「印刷部数2枚」のメイン画像データは、「印刷部数2枚」のサブ画像データと同じデザインの画像データであり、かつ、「印刷部数2枚」のサブ画像データよりも画素数の大きな画像データである。
【0030】
複数の画像123B−3は、レイアウトに対応する画像として、例えば、「通常印刷」のメイン画像データ、「2−UP」のメイン画像データ、「通常印刷」のサブ画像データ、「2−UP」のサブ画像データを含んでいる。「通常印刷」のメイン画像データは、「通常印刷」のサブ画像データと同じデザインの画像データであり、かつ、「通常印刷」のサブ画像データよりも画素数の大きな画像データである。「2−UP」のメイン画像データは、「2−UP」のサブ画像データと同じデザインの画像データであり、かつ、「2−UP」のサブ画像データよりも画素数の大きな画像データである。
【0031】
複数の画像123B−3は、印刷方法に対応する画像として、例えば、「片面印刷」のメイン画像データ、「両面印刷」のメイン画像データ、「片面印刷」のサブ画像データ、「両面印刷」のサブ画像データを含んで構成されている。「片面印刷」のメイン画像データは、「片面印刷」のサブ画像データと同じデザインの画像データであり、かつ、「片面印刷」のサブ画像データよりも画素数の大きな画像データである。「両面印刷」のメイン画像データは、「両面印刷」のサブ画像データと同じデザインの画像データであり、かつ、「両面印刷」のサブ画像データよりも画素数の大きな画像データである。
【0032】
複数の画像123B−3は、とじ方向に対応する画像として、例えば、「よこ方向」のメイン画像データ、「たて方向」のメイン画像データ、「よこ方向」のサブ画像データ、「たて方向」のサブ画像データを含んで構成されている。「よこ方向」のメイン画像データは、「よこ方向」のサブ画像データと同じデザインの画像データであり、かつ、「よこ方向」のサブ画像データよりも画素数の大きな画像データである。「たて方向」のメイン画像データは、「たて方向」のサブ画像データと同じデザインの画像データであり、かつ、「たて方向」のサブ画像データよりも画素数の大きな画像データである。
【0033】
図4は、設定情報123Cの概略構成の一例を表したものである。設定情報123Cは、例えば、設定情報リスト123C−1、デフォルトの設定情報123C−2、および最新の設定情報123C−3を含んでいる。設定情報リスト123C−1は、ユーザが設定条件を選択するためのリスト(選択リスト)であり、印刷設定項目123B−2ごとに設定されたリストを含んでいる。設定情報リスト123C−1は、例えば、給紙方法の選択リスト、解像度の選択リスト、印刷部数の選択リスト、レイアウトの選択リスト、印刷方法の選択リスト、および、とじ方向の選択リストを含んでいる。
【0034】
ここで、給紙方法の選択リストは、例えば、「トレイ1」および「トレイ2」などの設定条件を含んでいる。解像度の選択リストは、例えば、「普通」および「きれい」などの設定条件を含んでいる。印刷部数の選択リストは、例えば、「1枚」、「2枚」、……、n枚(nは3以上の正数)などの設定条件を含んでいる。レイアウトの選択リストは、例えば、「通常印刷」および「2−UP」などの設定条件を含んでいる。印刷方法の選択リストは、例えば、「片側印刷」および「両面印刷」などの設定条件を含んでいる。とじ方向の選択リストは、例えば、「よこ方向」および「たて方向」などの設定条件を含んでいる。
【0035】
デフォルトの設定情報123C−2は、初期の設定情報であり、上書きされない設定情報である。デフォルトの設定情報123C−2は、例えば、給紙方法として「トレイ1」、解像度として「きれい」、印刷部数として「1枚」、レイアウトとして「通常印刷」、印刷方法として「片面印刷」、とじ方向として「よこ方向」を含んで構成されている。デフォルトの設定情報123C−2は、デフォルトのタブ情報123A−1として、例えば、後述のタブA410の識別子(例えば、タブAという名称)を含んで構成されている。「デフォルトのタブ情報123A−1」とは、プリンタドライバ123のUIであるダイアログ画面(プリンタドライバUI画面400)が表示されたときに最初に開かれるタブ情報を指している。
【0036】
さらに、デフォルトの設定情報123C−2は、タブごとに、デフォルトの印刷設定項目123B−2を含んで構成されている。「タブのデフォルトの印刷設定項目123B−2」とは、プリンタドライバUI画面400が表示されているときに、ユーザによって選択されたタブが開かれたときに、開かれたタブ内のメイン窓400aに表示させる画像に関する印刷設定項目123B−2を指している。デフォルトの設定情報123C−2は、例えば、タブA410のデフォルトの印刷設定項目123B−2として、例えば、「給紙方法」を含んで構成されている。デフォルトの設定情報123C−2は、例えば、タブB420のデフォルトの印刷設定項目123B−2として、例えば、「解像度」を含んで構成されている。デフォルトの設定情報123C−2は、例えば、タブC430のデフォルトの印刷設定項目123B−2として、例えば、「レイアウト」を含んで構成されている。最新の設定情報123C−3は、随時、上書きされる設定情報であり、通常、デフォルトの設定情報123C−2とは異なる設定条件の設定情報を含んでいる。
【0037】
図5は、制御部110内の実行部113の機能ブロックの一例を表したものである。実行部113は、例えば、アプリケーション実行部113a、データ作成部113b、画像作成部113c、情報登録部113d、画像表示切替部113eを有している。アプリケーション実行部113aは、アプリケーション122を実行し、アプリケーション122上で文書等のデータを作成する。アプリケーション実行部113aは、操作入力I/F130を介したユーザからの印刷実行要求に従って、作成したデータから描画データを生成し、生成した描画データを、プリンタドライバ123に依存する描画形式に変換した後、変換後の描画データをデータ作成部113bに出力する。データ作成部113bは、アプリケーション実行部113aから入力された描画データを、画像形成装置200で処理可能な印刷データに変換し、通信制御部114に出力する。通信制御部114は、印刷データを、ネットワークI/F150およびネットワーク300を介して、画像形成装置200に出力する。
【0038】
画像作成部113cは、操作入力I/F130を介したユーザからの印刷要求に従って、プリンタドライバ123のUIであるダイアログ画面(プリンタドライバUI画面400)を含む表示画面データIdを作成する。画像作成部113cは、設定条件に関する複数の項目(具体的には、タブ情報123B−1および印刷設定項目123B−2の少なくとも一方)と、上記の複数の項目のうち1つの項目である特定項目に対応する画像123B−3とを含む表示画面データIdを生成する。なお、特定項目とは、プリンタドライバ123のUIであるダイアログ画面(プリンタドライバUI画面400)において表示される画像123B−3に関係する項目を指している。画像作成部113cは、生成した表示画面データIdを通信制御部114に出力する。
【0039】
通信制御部114は、表示画面データIdを表示出力I/F140に出力する。表示出力I/F140は、表示画面データIdに基づく画面を表示する。情報登録部113dは、プリンタドライバUI画面400を含む表示画像が表示出力I/F140において表示されているときに、ユーザによる操作入力I/F130の操作によって、プリンタドライバUI画面400に含まれる複数の項目の中から、特定項目以外の項目である選択項目が選択された場合には、選択された選択項目を入力制御部111から取得し、記憶部120内の最新の設定情報123C−3に格納する。選択項目は、ユーザによって選択された(変更された)項目である。情報登録部113dは、さらに、選択された選択項目を画像作成部113cに出力する。画像表示切替部113eは、入力制御部111から取得した選択項目に対応する画像123B−3が記憶部120内のライブラリ123Bに格納されている場合には、その画像123B−3をライブラリ123Bから読み出す。画像表示切替部113eは、ライブラリ123Bから読み出した画像123B−3を画像作成部113cに出力する。
【0040】
画像作成部113cは、表示出力I/F140に表示された表示画面データIdにおける画像123B−3の表示位置に、表示出力I/F140に表示された表示画面データIdにおける画像123B−3の代わりに、画像表示切替部113eから入力された画像123B−3を含む表示画面データIdを生成する。画像作成部113cは、生成した表示画面データIdを通信制御部114に出力する。
【0041】
画像作成部113cは、情報登録部113dおよび画像表示切替部113eから、選択項目と、選択項目に対応する画像123B−3が入力されると、プリンタドライバUI画面400を含む表示画面データIdを再作成する。画像作成部113cは、設定条件に関する複数の項目(具体的には、タブ情報123B−1および印刷設定項目123B−2の少なくとも一方)と、上記の複数の項目のうち1つの項目である選択項目に対応する画像123B−3とを含む表示画面データIdを生成する。つまり、画像作成部113cは、先に作成した表示画面データIdにおける、特定項目に対応する画像123B−3の表示位置に、特定項目に対応する画像123B−3の代わりに、選択項目に対応する画像123B−3を含む表示画面データIdを生成する。画像作成部113cは、生成した表示画面データIdを通信制御部114に出力する。通信制御部114は、表示画面データIdを表示出力I/F140に出力する。表示出力I/F140は、表示画面データIdに基づく画面を表示する。
【0042】
ここで、特定項目および選択項目は、タブ情報123B−1(つまり、インデックスタブ)であってもよい。このとき、特定項目(タブ情報123B−1)に対応する画像123B−3は、特定項目(タブ情報123B−1)に対応する印刷設定項目123B−2と関係のある画像123B−3である。選択項目(タブ情報123B−1)に対応する画像123B−3は、選択項目(タブ情報123B−1)に対応する印刷設定項目123B−2と関係のある画像123B−3である。
【0043】
ここで、特定項目および選択項目は、印刷設定項目123B−2であってもよい。このとき、特定項目(印刷設定項目123B−2)に対応する画像123B−3は、特定項目(印刷設定項目123B−2)と関係のある画像123B−3である。選択項目(印刷設定項目123B−2)に対応する画像123B−3は、選択項目(印刷設定項目123B−2)と関係のある画像123B−3である。
【0044】
ところで、画像作成部113cは、設定条件に関する複数の項目(具体的には、タブ情報123B−1および印刷設定項目123B−2の少なくとも一方)と、上記の複数の項目のうち1つの項目である特定項目に対応する画像123B−3と、後に選択項目となる項目に対応する画像123B−3とを含む表示画面データIdを生成していることもあり得る。このとき、画像作成部113cは、特定項目、選択項目、特定項目に対応する画像123B−3、後に選択項目となる項目に対応する画像123B−3とを含む表示画面データIdを生成することになる。このとき、画像作成部113cは、特定項目に対応する画像123B−3をメインの画像とし、後に選択項目となる項目に対応する画像123B−3をサブの画像とする表示画面データIdを生成してもよい。このとき、画像作成部113cは、特定項目に対応する画像123B−3として、後に選択項目となる項目に対応する画像123B−3よりも画素数の大きな画像を記憶部120のライブラリ123Bから取得する。また、画像作成部113cは、後に選択項目となる項目に対応する画像123B−3として、特定項目に対応する画像123B−3よりも画素数の小さな画像を記憶部120のライブラリ123Bから取得する。
【0045】
このとき、さらに、画像作成部113cは、情報登録部113dおよび画像表示切替部113eから選択項目と、選択項目に対応する画像123B−3が入力されたときに、選択項目に対応する画像123B−3をメインの画像とし、特定項目に対応する画像123B−3をサブの画像とする表示画面データIdを生成してもよい。つまり、画像作成部113cは、先に作成した表示画面データIdにおける、特定項目に対応する画像123B−3の表示位置に、選択項目に対応する画像123B−3を配置するとともに、先に作成した表示画面データIdにおける、選択項目に対応する画像123B−3の表示位置に、特定項目に対応する画像123B−3を配置した表示画面データIdを生成してもよい。このとき、画像作成部113cは、特定項目に対応する画像123B−3として、選択項目に対応する画像123B−3よりも画素数の小さな画像を記憶部120のライブラリ123Bから取得してもよい。画像作成部113cは、選択項目に対応する画像123B−3として、特定項目に対応する画像123B−3よりも画素数の大きな画像を記憶部120のライブラリ123Bから取得してもよい。
【0046】
図6は、表示出力I/F140における画像の一例を表したものである。表示出力I/F140における画像は、プリンタドライバUI画面400と、背景画面141とが、プリンタドライバUI画面400が最表面となるように、互いに重ね合わせた画像となっている。
図7は、
図6中のプリンタドライバUI画面400だけを拡大して表したものである。
図6,
図7には、表示出力I/F140に対して、制御部110から表示画面データIdが入力され、表示出力I/F140に画像が表示されたときの様子が示されている。
【0047】
プリンタドライバUI画面400では、3つのタブ(タブA410、タブB420およびタブC430)が配置されており、一番左側に配置されたタブA410がデフォルトで開かれている。つまり、デフォルトの設定情報123C−2において、デフォルトのタブとして、タブA410の識別子が記述されている。また、設定情報123Cにおいて、タブA410には、1つの印刷設定項目123B−2(給紙方法)が対応付けられている。そのため、タブA410に対応付けられた1つの印刷設定項目123B−2(給紙方法)が表示されており、その表示位置の隣には、デフォルトの設定条件(トレイ1)が表示されている。デフォルトの設定条件の表示されている箇所が、操作入力I/F130(例えば、マウス)によって選択されることにより、タブA410に対応付けられた1つの印刷設定項目123B−2の選択リスト(給紙方法の選択リスト414)が表示される。
【0048】
さらに、タブA410には、メイン窓400aと、メイン窓400aよりも小面積のサブ窓400bとが設けられている。メイン窓400aには、メイン画像411aを含む画像411が表示されている。このとき、メイン画像411aは、タブA410のデフォルトの印刷設定項目123B−2に対応する画像(給紙方法に関する画像)となっており、具体的には、トレイ1メインの画像123B−3となっている。一方、サブ窓400bには、サブ画像412aを含む画像412が表示されている。このとき、サブ画像412aは、タブA410のカテゴリとは異なるカテゴリのタブ(例えば、タブB420またはタブC430)のデフォルトの印刷設定項目123B−2に対応する画像(例えば、通常印刷サブの画像123B−3)となっている。従って、タブA410では、タブA410が表示されると、タブA410のデフォルトの印刷設定項目123B−2に対応するメイン画像411a(トレイ1メインの画像123B−3)がメイン窓400aに表示され、タブA410のカテゴリとは異なるカテゴリのタブのデフォルトの印刷設定項目123B−2に対応するサブ画像412a(例えば、通常印刷サブの画像123B−3)がサブ窓400bに表示される。
【0049】
画像作成部113cは、以下の(a1)〜(a4)を含む表示画面データIdを生成する。具体的には、画像作成部113cは、(a3)をメイン窓400aの位置に含み、(a4)をサブ窓400bの位置に含み、(a1)、(a2)をメイン窓400aに隣接する位置に含む表示画面データIdを生成する。これにより、
図7に記載のプリンタドライバUI画面400を生成することができる。
【0050】
(a1)3つのタブ(タブA410、タブB420およびタブC430)に対応する3つのタブ情報123B−1
(a2)タブA410に対応付けられた1つの印刷設定項目123B−2(給紙方法)およびそのデフォルトの設定条件(トレイ1)
(a3)タブA410のデフォルトの印刷設定項目123B−2の設定条件(トレイ1)に対応するメイン画像411a(トレイ1メインの画像123B−3)
(a4)タブA410のカテゴリとは異なるカテゴリのタブのデフォルトの印刷設定項目123B−2に対応するサブ画像412a(例えば、通常印刷サブの画像123B−3)
【0051】
このとき、タブA410のデフォルトの印刷設定項目123B−2(給紙方法)が、本発明の「特定項目」の一具体例に対応する。また、(a3)が、本発明の「第1の画像」の一具体例に対応する。また、上記の(a1)〜(a4)を含む表示画面データIdが、本発明の「第1の表示画面データ」の一具体例に対応する。
【0052】
図8は、表示出力I/F140における画像の一例を表したものである。
図8には、
図7に記載のプリンタドライバUI画面400(タブA410が開かれている状態)において、タブC430が選択され、タブA410の代わりにタブC430が開かれたときの様子が示されている。つまり、
図8には、「装置設定」というカテゴリが付与されたタブA410から、「印刷設定」というカテゴリが付与されたタブC430に移行したときの様子が示されている。
【0053】
タブC430には、3つの印刷設定項目123B−2(レイアウト、印刷方法、とじ方向)が対応付けられている。タブC430に対応付けられた3つの印刷設定項目123B−2が表示されており、その表示位置の隣には、デフォルトの設定条件(通常印刷、片面印刷、よこ方向)が表示されている。デフォルトの設定条件の表示されている箇所が、操作入力I/F130によって選択されることにより、タブC430に対応付けられた3つの印刷設定項目123B−2の選択リスト(レイアウトの選択リスト433、印刷方法の選択リスト434、とじ方向の選択リスト445)が表示される。
【0054】
さらに、タブC430には、メイン窓400aおよびサブ窓400bが設けられている。メイン窓400aには、メイン画像431aを含む画像431が表示されている。一方、サブ窓400bには、サブ画像432aを含む画像432が表示されている。
【0055】
このとき、開かれたタブC430のカテゴリが、直前まで開かれていたタブA410のカテゴリと一致していない。そのため、メイン窓400aの画像が、タブC430のデフォルトの印刷設定項目123B−2に対応するメイン画像431a(通常印刷メインの画像123B−3)に切り換わっている。一方、サブ窓400bの画像は、直前まで開かれていたタブA410のメイン窓400aに表示されていたメイン画像411aの画素数を減らしたサブ画像432a(トレイ1サブの画像123B−3)に切り換わっている。
【0056】
従って、タブC430では、タブA410から、タブA410のカテゴリと一致しないカテゴリのタブC430に表示が変移すると、タブC430のデフォルトの印刷設定項目123B−2に対応するメイン画像431a(通常印刷メインの画像123B−3)がメイン窓400aに表示され、直前まで開かれていたタブA410のメイン窓400aに表示されていたメイン画像411aの画素数を減らしたサブ画像432a(トレイ1サブの画像123B−3)がサブ窓400bに表示される。
【0057】
画像作成部113cは、タブA410から、タブA410のカテゴリと一致しないカテゴリのタブC430に表示を変移させるときには、以下の(b1)〜(b4)を含む表示画面データIdを生成する。つまり、画像作成部113cは、タブA410から、タブA410のカテゴリと一致しないカテゴリのタブC430に表示を変移させるときには、直前まで開かれていたタブA410のメイン画像411a(トレイ1メインの画像123B−3)を、メイン画像411aの画素数を減らしたサブ画像432a(トレイ1サブの画像123B−3)に切り換えるとともに、サブ画像432aを、サブ画像412aが表示されていた位置(サブ窓400b)に配置し、さらに、タブC430のデフォルトの印刷設定項目123B−2に対応するメイン画像431a(通常印刷メインの画像123B−3)をメイン窓400aに配置する表示画面データIdを生成する。これにより、
図8に記載のプリンタドライバUI画面400を生成することができる。
【0058】
(b1)3つのタブ(タブA410、タブB420およびタブC430)に対応する3つのタブ情報123B−1
(b2)タブC430に対応付けられた3つの印刷設定項目123B−2(レイアウト、印刷方法、とじ方向)およびそれらのデフォルトの設定条件(通常印刷、片面印刷、よこ方向)
(b3)タブC430のデフォルトの印刷設定項目123B−2の設定条件(通常印刷)に対応するメイン画像431a(通常印刷メインの画像123B−3)
(b4)直前まで開かれていたタブA410のメイン窓400aに表示されていたメイン画像411a(トレイ1メインの画像123B−3)の画素数を減らしたサブ画像432a(トレイ1サブの画像123B−3)
【0059】
なお、画像作成部113cは、タブA410から、タブA410のカテゴリと一致しないカテゴリのタブC430に表示を変移させるときに、直前まで開かれていたタブA410のサブ画像412a(通常印刷サブの画像123B−3)を、サブ画像412aよりも画素数の大きなメイン画像431a(通常印刷メインの画像123B−3)に切り換えるとともに、メイン画像431aを、メイン画像411aが表示されていた位置(メイン窓400a)に配置する表示画面データIdを生成してもよい。
【0060】
このとき、タブC430のデフォルトの印刷設定項目123B−2(レイアウト)が、本発明の「選択項目」の一具体例に対応する。また、(b3)が、本発明の「第2の画像」の一具体例に対応する。また、上記の(b1)〜(b4)を含む表示画面データIdが、本発明の「第2の表示画面データ」の一具体例に対応する。
【0061】
図9は、表示出力I/F140における画像の一例を表したものである。
図9には、
図8に記載のプリンタドライバUI画面400(タブC430が開かれている状態)において、タブB420が選択され、タブC430の代わりにタブB420が開かれたときの様子が示されている。つまり、
図9には、「印刷設定」というカテゴリが付与されたタブC430から、タブC430のカテゴリと同一のカテゴリである「印刷設定」が付与されたタブC430に移行したときの様子が示されている。
【0062】
タブB420には、2つの印刷設定項目123B−2(解像度、印刷部数)が対応付けられている。タブB420に対応付けられた2つの印刷設定項目123B−2が表示されており、その表示位置の隣には、デフォルトの設定条件(解像度普通、印刷部数1)が表示されている。デフォルトの設定条件の表示されている箇所が、操作入力I/F130(例えば、マウス)によって選択されることにより、タブB420に対応付けられた2つの印刷設定項目123B−2の選択リスト(解像度の選択リスト423、印刷部数の選択リスト424)が表示される。
【0063】
さらに、タブB420には、メイン窓400aおよびサブ窓400bが設けられている。メイン窓400aには、メイン画像421aを含む画像421が表示されている。一方、サブ窓400bには、サブ画像422aを含む画像422が表示されている。
【0064】
このとき、開かれたタブB420のカテゴリが、直前まで開かれていたタブC430のカテゴリと一致している。そのため、メイン窓400aの画像が、直前まで開かれていたタブC340のメイン画像431aと同一のデザインのメイン画像421aとなっている。具体的には、メイン窓400aの画像が、レイアウトに関するメイン画像421a(通常印刷メインの画像123B−3)となっている。つまり、メイン窓400aには、タブB420のデフォルトの印刷設定項目123B−2に対応する画像が表示されない。一方、サブ窓400bの画像は、直前まで開かれていたタブC340のサブ画像432aと同一のデザインのサブ画像422aとなっている。具体的には、サブ窓400bの画像は、給紙方法に関するサブ画像422a(トレイ1サブの画像123B−3)となっている。
【0065】
従って、タブB420では、タブC430から、タブC430のカテゴリと一致するカテゴリのタブB420に表示が変移すると、直前まで開かれていたタブC340のメイン画像431aと同一のデザインのメイン画像421a(通常印刷メインの画像123B−3)がメイン窓400aに表示され、直前まで開かれていたタブC430のサブ画像432aと同一のデザインのサブ画像422a(トレイ1サブの画像123B−3)がサブ窓400bに表示される。
【0066】
画像作成部113cは、タブC430から、タブC430のカテゴリと一致するカテゴリのタブB420に表示を変移させるときには、以下の(c1)〜(c4)を含む表示画面データIdを生成する。つまり、画像作成部113cは、タブC430から、タブC430のカテゴリと一致するカテゴリのタブB420に表示を変移させるときには、直前まで開かれていたタブC340のメイン画像431aと同一のデザインのメイン画像421a(通常印刷メインの画像123B−3)を、メイン画像431aが表示されていた位置(メイン窓400a)に配置し、直前まで開かれていたタブC430のサブ画像432aと同一のデザインのサブ画像422a(トレイ1サブの画像123B−3)を、サブ画像432aが表示されていた位置(サブ窓400b)に配置する表示画面データIdを生成する。これにより、
図9に記載のプリンタドライバUI画面400を生成することができる。
【0067】
(c1)3つのタブ(タブA410、タブB420およびタブC430)に対応する3つのタブ情報123B−1
(c2)タブB420に対応付けられた2つの印刷設定項目123B−2(解像度、印刷部数)およびそれらのデフォルトの設定条件(解像度普通、印刷部数1)
(c3)直前まで開かれていたタブC340のメイン画像431aと同一のデザインのメイン画像421a(通常印刷メインの画像123B−3)
(c4)直前まで開かれていたタブC430のサブ画像432aと同一のデザインのサブ画像422a(トレイ1サブの画像123B−3)
【0068】
図10は、表示出力I/F140における画像の一例を表したものである。
図10には、
図8に記載のプリンタドライバUI画面400(タブC430が開かれている状態)において、レイアウトの設定条件が選択リスト433において通常印刷から2−UPに変更されたときの様子が示されている。
【0069】
レイアウトの設定条件が選択リスト433において通常印刷から2−UPに変更されたことにより、メイン窓400aの画像が、変更後の設定条件に対応するメイン画像431bに切り換わっており、具体的には、2−UPメインの画像123B−3に切り換わっている。一方、サブ窓400bの画像は、レイアウトの設定条件が変更される前のサブ画像432aのままとなっている。具体的には、サブ窓400bの画像は、トレイ1サブの画像123B−3のままとなっている。
【0070】
従って、タブC430では、レイアウトの設定条件が選択リスト433において通常印刷から2−UPに変更されると、変更後の設定条件に対応するメイン画像431b(2−UPメインの画像123B−3)がメイン窓400aに表示され、レイアウトの設定条件が変更される前のサブ画像432a(トレイ1サブの画像123B−3)がそのままサブ窓400bに表示される。
【0071】
画像作成部113cは、レイアウトの設定条件を選択リスト433において通常印刷から2−UPに変更するときには、以下の(d1)〜(d4)を含む表示画面データIdを生成する。つまり、画像作成部113cは、レイアウトの設定条件を選択リスト433において通常印刷から2−UPに変更するときには、直前まで表示していたタブC430のメイン画像431a(通常印刷メインの画像123B−3)を、変更後の設定条件に対応するメイン画像431b(2−UPメインの画像123B−3)に切り換えた表示画面データIdを生成する。これにより、
図10に記載のプリンタドライバUI画面400を生成することができる。
【0072】
(d1)3つのタブ(タブA410、タブB420およびタブC430)に対応する3つのタブ情報123B−1
(d2)タブC430に対応付けられた3つの印刷設定項目123B−2(レイアウト、印刷方法、とじ方向)およびそれらの設定条件(2−UP、片面印刷、よこ方向)
(d3)変更後の設定条件に対応するメイン画像431b(2−UPメインの画像123B−3)
(d4)レイアウトの設定条件が変更される前のサブ画像432a(トレイ1サブの画像123B−3)
【0073】
図11は、表示出力I/F140における画像の一例を表したものである。
図11には、
図10に記載のプリンタドライバUI画面400(タブC430が開かれている状態)において、印刷方法の設定条件が選択リスト434において片面印刷から両面印刷に変更されたときの様子が示されている。
【0074】
レイアウトの設定条件が選択リスト433において片面印刷から両面印刷に変更されたことにより、メイン窓400aの画像が、変更後の設定条件に対応するメイン画像431cに切り換わっており、具体的には、2−UP両面メインの画像123B−3に切り換わっている。一方、サブ窓400bの画像は、レイアウトの設定条件が変更される前のサブ画像432aのままとなっている。具体的には、サブ窓400bの画像は、トレイ1サブの画像123B−3のままとなっている。
【0075】
従って、タブC430では、レイアウトの設定条件が選択リスト433において通常印刷から2−UPに変更された後に、印刷方法の設定条件が選択リスト434において片面印刷から両面印刷に変更されると、変更がなされた2つの設定条件に対応するメイン画像431c(2−UP両面メインの画像123B−3)がメイン窓400aに表示され、レイアウトの設定条件が変更される前のサブ画像432a(トレイ1サブの画像123B−3)がそのままサブ窓400bに表示される。
【0076】
画像作成部113cは、レイアウトの設定条件が選択リスト433において通常印刷から2−UPに変更された後に、印刷方法の設定条件を選択リスト434において片面印刷から両面印刷に変更するときには、以下の(e1)〜(e4)を含む表示画面データIdを生成する。つまり、画像作成部113cは、レイアウトの設定条件が選択リスト433において通常印刷から2−UPに変更された後に、レイアウトの設定条件を選択リスト434において片面印刷から両面印刷に変更するときには、2度の変更がなされる前の設定条件に対応するメイン画像431b(通常画像メインの画像123B−3)を、最初の変更がなされた設定条件と、2度目の変更がなされた設定条件とに対応するメイン画像431c(2−UP両面メインの画像123B−3)に切り換えた表示画面データIdを生成する。これにより、
図11に記載のプリンタドライバUI画面400を生成することができる。
【0077】
(e1)3つのタブ(タブA410、タブB420およびタブC430)に対応する3つのタブ情報123B−1
(e2)タブC430に対応付けられた3つの印刷設定項目123B−2(レイアウト、印刷方法、とじ方向)およびそれらの設定条件(2−UP、両面印刷、よこ方向)
(e3)最初の変更がなされた設定条件と、2度目の変更がなされた設定条件とに対応するメイン画像431c(2−UP両面メインの画像123B−3)
(e4)レイアウトの設定条件が変更される前のサブ画像432a(トレイ1サブの画像123B−3)
【0078】
図12は、表示出力I/F140における画像の一例を表したものである。
図12には、
図11に記載のプリンタドライバUI画面400(タブC430が開かれている状態)において、とじ方向の設定条件が選択リスト435においてよこ方向からたて方向に変更されときの様子が示されている。
【0079】
とじ方向が選択リスト435においてよこ方向からたて方向に変更されたことにより、メイン窓400aの画像が、変更後の設定条件に対応するメイン画像431dに切り換わっており、具体的には、たて方向メインの画像123B−3に切り換わっている。一方、サブ窓400bの画像は、とじ方向の設定条件が変更される前のメイン画像431c(2−UP両面メインの画像123B−3)の画素数を減らしたサブ画像432b(2−UP両面サブの画像123B−3)に切り換わっている。
【0080】
従って、タブC430では、メイン画像431cの印刷設定項目123B−2とは異なる印刷設定項目123B−2の設定条件が変更されると、変更後の設定条件に対応するメイン画像431d(たて方向メインの画像123B−3)がメイン窓400aに表示され、とじ方向の設定条件が変更される前のメイン画像431c(2−UP両面メインの画像123B−3)の画素数を減らしたサブ画像432b(2−UP両面サブの画像123B−3)がサブ窓400bに表示される。
【0081】
画像作成部113cは、メイン画像431cの印刷設定項目123B−2とは異なる印刷設定項目123B−2の設定条件が変更されるときには、以下の(f1)〜(f4)を含む表示画面データIdを生成する。つまり、画像作成部113cは、メイン画像431cの印刷設定項目123B−2とは異なる印刷設定項目123B−2の設定条件が変更されるときには、とじ方向の設定条件が変更される前のメイン画像431c(2−UP両面メインの画像123B−3)を、メイン画像431cの画素数を減らしたサブ画像432b(2−UP両面サブの画像123B−3)に切り換えるとともに、サブ画像432bを、サブ画像432aが表示されていた位置(サブ窓400b)に配置し、さらに、変更後の設定条件に対応するメイン画像431d(たて方向メインの画像123B−3)を、メイン画像431cが表示されていた位置(メイン窓400a)に配置する表示画面データIdを生成する。これにより、
図12に記載のプリンタドライバUI画面400を生成することができる。
【0082】
(f1)3つのタブ(タブA410、タブB420およびタブC430)に対応する3つのタブ情報123B−1
(f2)タブC430に対応付けられた3つの印刷設定項目123B−2(レイアウト、印刷方法、とじ方向)およびそれらの設定条件(2−UP、両面印刷、たて方向)
(f3)変更後の設定条件に対応するメイン画像431d(たて方向メインの画像123B−3)
(f4)とじ方向の設定条件が変更される前のメイン画像431c(2−UP両面メインの画像123B−3)の画素数を減らしたサブ画像432b(2−UP両面サブの画像123B−3)
【0083】
このとき、タブC430のデフォルトの印刷設定項目123B−2(レイアウト)が、本発明の「選択項目」の一具体例に対応する。また、(b3)が、本発明の「第2の画像」の一具体例に対応する。また、上記の(b1)〜(b4)を含む表示画面データIdが、本発明の「第2の表示画面データ」の一具体例に対応する。
【0084】
図13は、表示出力I/F140における画像の一例を表したものである。
図13には、
図7に記載のプリンタドライバUI画面400において、サブ窓400bが省略され、メイン窓400aに、メイン画像411aと、サブ画像412aとを含む画像411が表示されている。つまり、サブ画像412aの表示箇所が、メイン窓400aに移動した点が上記の記載と相違する。
【0085】
なお、タブB420が開かれたときには、サブ窓400bが省略され、メイン窓400aに、メイン画像421aと、サブ画像422aとを含む画像421が表示される。つまり、サブ画像422aの表示箇所が、メイン窓400aに移動した点が上記の記載と相違する。タブC430が開かれたときには、サブ窓400bが省略され、メイン窓400aに、メイン画像411aと、サブ画像432aとを含む画像431が表示される。つまり、とじ方向のサブ画像432aの表示箇所が、メイン窓400aに移動した点が上記の記載と相違する。
【0086】
このとき、画像作成部113cは、メイン画像411aおよびサブ画像412aをメイン窓400aの位置に含む表示画面データIdを生成する。
【0087】
[動作]
次に、情報処理装置100の動作手順について説明する。
【0088】
(タブ移動なし)
図14は、情報処理装置100の動作手順の一例を表したものである。まず、ユーザが操作入力I/F130を用いて、アプリケーション122の起動を指示する。すると、制御部110が、記憶部120に保存されているアプリケーション122をロードし、起動する(ステップS101)。次に、ユーザが操作入力I/F130を用いて、プリンタドライバ123の起動を指示する。すると、制御部110が、記憶部120に保存されているプリンタドライバ123をロードし、起動する(ステップS102)。その結果、表示出力I/F140の画面には、例えば、
図6に示したような、プリンタドライバUI画面400を含む画面が表示される(ステップS103)。このとき、デフォルトでタブA410が開かれる。
【0089】
次に、制御部110は、ユーザが、特定項目であるタブA410に対応付けられた印刷設定項目123B−2において設定条件の変更を行ったか否かを判定する(ステップS104)。ユーザが設定条件の変更を行っていない場合には、制御部110は、画像変更を行わない。一方、ユーザが設定条件の変更を行った場合には、制御部110は、タブA410のメイン画像411aの表示位置に、メイン画像411aの代わりに、変更後の設定条件に対応するメイン画像411bを含む表示画面データIdを生成する。つまり、制御部110は、メイン窓400aに表示されているメイン画像411aを、変更後の設定条件に対応するメイン画像411bに切り換える(ステップS105)。
【0090】
なお、ユーザが、メイン画像411aの印刷設定項目123B−2と同一の印刷設定項目123B−2において、設定条件を変更する場合には、制御部110は、メイン画像411aの印刷設定項目123B−2と同一の印刷設定項目123B−2に対応するメイン画像411bを含む表示画面データIdを生成する。また、ユーザが、メイン画像411aの印刷設定項目123B−2と異なる印刷設定項目123B−2において、設定条件を変更する場合には、制御部110は、メイン画像411aの印刷設定項目123B−2と異なる印刷設定項目123B−2に対応するメイン画像411bを含む表示画面データIdを生成する。
【0091】
続いて、制御部110は、生成した表示画面データIdを表示出力I/F140に出力する。その結果、表示出力I/F140が、UI画面を、変更後のUI画面に切り換える(ステップS106)。
【0092】
(タブ移動あり)
図15は、情報処理装置100の動作手順の一例を表したものである。まず、ユーザが操作入力I/F130を用いて、アプリケーション122の起動を指示する。すると、制御部110が、記憶部120に保存されているアプリケーション122をロードし、起動する(ステップS201)。次に、ユーザが操作入力I/F130を用いて、プリンタドライバ123の起動を指示する。すると、制御部110が、記憶部120に保存されているプリンタドライバ123をロードし、起動する(ステップS202)。その結果、表示出力I/F140の画面には、例えば、
図6に示したような、プリンタドライバUI画面400を含む画面が表示される(ステップS203)。このとき、デフォルトでタブA410が開かれる。
【0093】
次に、制御部110は、ユーザが、特定項目であるタブA410とは異なるタブ(例えば、タブC430)への変更を行ったか否かを判定する(ステップS204)。その結果、ユーザがそのような変更を行っていない場合には、制御部110は、何も変更を行わない。このとき、表示出力I/F140は、判定前と同一のUI画面を表示する(ステップS205)。一方、ユーザがそのような変更を行った場合には、制御部110は、変更前後でタブのカテゴリに相違があるか否かを判定する(ステップS206)。
【0094】
その結果、変更前後でタブのカテゴリに相違がある場合には、制御部110は、デフォルトの設定情報123C−2から、変更後のタブ(例えば、タブC430)に対応付けられた複数の印刷設定項目123B−2と、変更後のタブ(例えば、タブC430)に対応付けられた各印刷設定項目123B−2のデフォルトの設定条件(例えば、通常印刷、片面印刷、よこ方向)を読み出す。制御部110は、さらに、変更後のタブ(例えば、タブC430)のデフォルトの印刷設定項目123B−2に対応するメイン画像431a(例えば、通常印刷メインの画像123B−3)を、ライブラリ123Bから読み出す。制御部110は、さらに、直前まで開かれていたタブA410のメイン窓400aに表示されていたメイン画像411a(例えば、トレイ1メインの画像123B−3)の画素数を減らしたサブ画像432a(例えば、トレイ1サブの画像123B)を、ライブラリ123Bから読み出す。なお、制御部110は、直前まで開かれていたタブA410のサブ画像412a(例えば、通常印刷サブの画像123B−3)の画素数を増やしたメイン画像431a(例えば、通常印刷メインの画像123B−3)をライブラリ123Bから読み出してもよい。
【0095】
続いて、制御部110は、メイン画像431aおよびサブ画像432aを含む表示画面データIdを生成する。つまり、制御部110は、メイン窓400aおよびサブ窓400bの画像を入れ換えた表示画面データIdを生成する。その後、制御部110は、生成した表示画面データIdを表示出力I/F140に出力する。その結果、表示出力I/F140は、メイン画像431aおよびサブ画像432aを含むUI画面を表示する。つまり、表示出力I/F140は、メイン窓400aおよびサブ窓400bの画像を入れ換えたUI画面を表示する(ステップS207)。
【0096】
また、上記の判定の結果、変更前後でタブのカテゴリが一致している場合には、制御部110は、直前まで開かれていたタブC340のメイン画像431aをメイン画像421aとして用いるか、または、直前まで開かれていたタブC340のメイン画像431aと同一のデザインのメイン画像421aを、ライブラリ123Bから読み出す。制御部110は、さらに、直前まで開かれていたタブC340のサブ画像432aをサブ画像422aとして用いるか、または、直前まで開かれていたタブC340のサブ画像432aと同一のデザインのサブ画像422aを、ライブラリ123Bから読み出す。つまり、制御部110は、メイン窓400aおよびサブ窓400bの画像を変更しない。
【0097】
続いて、制御部110は、メイン画像421aおよびサブ画像422aを含む表示画面データIdを生成する。つまり、制御部110は、メイン窓400aおよびサブ窓400bの画像を入れ換えずに表示画面データIdを生成する。その後、制御部110は、生成した表示画面データIdを表示出力I/F140に出力する。その結果、表示出力I/F140は、メイン窓400aおよびサブ窓400bの画像を入れ換えずにUI画面を表示する(ステップS208)。
【0098】
[効果]
次に、本実施の形態の情報処理装置100の効果について説明する。
【0099】
従来から、情報処理装置において、ユーザがプリンタドライバを用いて印刷設定を変更すると、それに対応した画像がプリンタドライバのUI画面上に表示される。しかし、従来の方法では、ユーザが印刷設定を変更した場合であっても、ユーザは印刷設定の変更を直感的に把握することが容易ではない。
【0100】
一方、本実施の形態の情報処理装置100では、メイン窓400aに表示されている画像123B−3が、ユーザによって選択された選択項目に対応する画像123B−3に変更される。選択項目が印刷設定項目123B−2である場合には、メイン窓400aに表示されている画像123B−3が、ユーザによって選択された印刷設定項目123B−2に対応する画像123B−3に変更される。選択項目がタブである場合には、メイン窓400aに表示されている画像123B−3が、ユーザによって選択されたタブに関連付けられた印刷設定項目123B−2に対応する画像123B−3に変更される。これにより、ユーザは、印刷設定の変更を画面上で容易に把握することができる。
【0101】
<2.変形例>
以下に、上記実施の形態の画像形成システムの変形例について説明する。なお、以下では、上記実施の形態と共通の構成要素に対しては、上記実施の形態で付されていた符号と同一の符号が付される。また、上記実施の形態と異なる構成要素の説明を主に行い、上記実施の形態と共通の構成要素の説明については、適宜、省略するものとする。
【0102】
図16は、表示出力I/F140における画像の一例を表したものである。本変形例では、
図7〜
図13に記載のプリンタドライバUI画面400において、タブD440が追加されている。タブD440は、タブの優先表示を規定するためのものである。タブD440には、例えば、「優先表示」というカテゴリが付与されている。タブD440には、優先表示タブ設定として、ユーザによる操作入力I/F130の操作によって選択可能な5つのチェックボックスが設けられている。5つのチェックボックスは、タブAを優先表示するためのチェックボックスと、タブBを優先表示するためのチェックボックスと、タブCを優先表示するためのチェックボックスと、表示頻度の高いタブを優先表示するためのチェックボックスと、前回、最後に表示したタブを優先表示するためのチェックボックスである。
【0103】
図17は、設定情報123Cの概略構成の一例を表したものである。タブD440が設けられている場合、設定情報123Cは、例えば、設定情報リスト123C−1、デフォルトの設定情報123C−2、および最新の設定情報123C−3の他に、さらに、優先表示タブ情報123C−4、表示カウント数123C−5および最後表示タブ情報123C−6を含んでいる。
【0104】
優先表示タブ情報123C−4は、表示出力I/F140の画面にプリンタドライバUI画面400が表示されるときに、デフォルトの設定情報123C−2内の特定項目に優先して表示する項目を含んでいる。優先表示タブ情報123C−4は、例えば、タブD440に含まれる5つのチェックボックスのうち、いずれがチェックされているかについての情報を含んでいる。タブA410、タブB420およびタブC430のうちいずれか1つのチェックボックスがチェックされている場合には、優先表示タブ情報123C−4は、例えば、チェックのなされたタブのタブ情報123B−1を含んでいる。「表示頻度の高いタブを優先表示」がチェックされている場合には、優先表示タブ情報123C−4は、例えば、「表示頻度の高いタブを優先表示」がチェックされている旨の情報を含んでいる。「前回、最後に表示したタグを優先表示」がチェックされている場合には、優先表示タブ情報123C−4は、例えば、「前回、最後に表示したタグを優先表示」がチェックされている旨の情報を含んでいる。
【0105】
表示カウント数123C−5は、各タブ(タブA410、タブB420、タブC430およびタブD440)の開かれた回数を含んでいる。情報登録部113dは、プリンタドライバUI画面400を含む表示画像が表示出力I/F140において表示されているときに、ユーザによる操作入力I/F130の操作によって、いずれかのタブが選択された場合には、選択されたタブのタブ情報123B−1を入力制御部111から取得し、記憶部120内の表示カウント数123C−5に、タブ情報123B−1に対応する表示カウント数に1を加える。
【0106】
最後表示タブ情報123C−6は、プリンタドライバUI画面400が閉じられるときに、プリンタドライバUI画面400内で表示していたタブのタブ情報123B−1を含んでいる。情報登録部113dは、ユーザによる操作入力I/F130の操作によって、プリンタドライバUI画面400を含む画像が表示出力I/F140において表示されるときに、表示出力I/F140において表示されるタブのタブ情報123B−1を入力制御部111から取得し、記憶部120内の最後表示タブ情報123C−6に、タブ情報123B−1を書き込む。
【0107】
次に、本変形例に係るプリンタドライバUI画面400の表示手順の一例について説明する。制御部110は、記憶部120の優先表示タブ情報123C−4から、いずれのチェックボックスがチェックされているかについての情報(優先表示情報)を読み出す。制御部110は、記憶部120の優先表示タブ情報123C−4から、タブA、タブB、タブCのいずれかであることを示す情報を読み出した場合には、例えば、上記情報に対応するタブを特定項目に設定する。制御部110は、記憶部120の優先表示タブ情報123C−4から、「表示頻度の高いタブを優先表示」がチェックされていることを示す情報を読み出した場合には、表示カウント数123C−5の中から、表示カウント数の最も多いタブを特定し、特定したタブを特定項目に設定する。制御部110は、記憶部120の優先表示タブ情報123C−4から、「前回、最後に表示したタグを優先表示」がチェックされていることを示す情報を読み出した場合には、最後表示タブ情報123C−6の中から、タブ情報123B−1を読み出し、読み出したタブを特定項目に設定する。
【0108】
制御部110は、記憶部120の優先表示タブ情報123C−4からタブ情報123B−1を読み出すことに失敗した場合には、優先表示タブ情報123C−4には優先表示タブ情報123C−が格納されていないと判断する。このとき、制御部110は、デフォルトの設定情報123C−2に含まれる特定項目に対応するタブ情報123B−1を読み出す。
【0109】
画像作成部113cは、操作入力I/F130を介したユーザからの印刷要求に従って、プリンタドライバUI画面400を含む表示画面データIdを作成する。画像作成部113cは、設定条件に関する複数の項目(具体的には、タブ情報123B−1および印刷設定項目123B−2の少なくとも一方)と、優先表示タブ情報123C−4またはデフォルトの設定情報123C−2から特定したタブに対応する画像123B−3とを含む表示画面データIdを生成する。画像作成部113cは、生成した表示画面データを通信制御部114に出力する。
【0110】
本変形例では、優先表示タブ情報123C−4から特定したタブに対応する画像123B−3を含む表示画面が生成される。これにより、ユーザの操作負担を減らすことができる。
【0111】
図18は、情報処理装置100および情報処理サーバ500の概略構成例を表したものである。情報処理サーバ500は、ネットワーク300上の情報処理装置100と通信することができるように構成されている。情報処理サーバ500は、例えば、制御部510、記憶部520およびネットワークI/F530を含んでいる。制御部510は、通信制御部511を有している。記憶部520は、プリンタドライバ520を有している。情報処理サーバ500は、コンピュータまたはマシーンによって実現され、例えば、サーバ装置によって構成されている。情報処理サーバ500は、本発明の「情報処理サーバ」の一具体例に対応する。
【0112】
制御部510は、画像形成装置200全体を制御する。制御部510は、情報処理装置100などの外部機器からの各種要求(例えば、接続要求等)を、ネットワークI/F250を介して受信する。制御部510は、情報処理装置100などの外部機器からの要求に従って、各種応答データ(例えば、接続応答等)を生成する。制御部510は、生成した各種応答を、ネットワークI/F530を介して情報処理装置100などの外部機器に送信する。制御部210は、さらに、情報処理装置100などの外部機器から、プリンタドライバ123の要求があった場合に、記憶部520からプリンタドライバ123を読み出し、ネットワークI/F530を介して情報処理装置100などの外部機器に送信する。
【0113】
本変形例では、記憶部520内のプリンタドライバ520が、情報処理装置100などの外部機器からの要求に従って読み出され、情報処理装置100などの外部機器に送信される。これにより、情報処理サーバ500と通信可能な情報処理装置100などの外部機器は、情報処理サーバ500からプリンタドライバ520を取得することで、印刷設定の変更を画面上で容易に把握することができる。
【0114】
なお、上記実施の形態およびその変形例において説明した一連の処理は、ハードウェア(回路)で行われてもよいし、ソフトウェア(プログラム)で行われてもよい。上記一連の処理がソフトウェアで行われる場合、そのソフトウェアは、各機能をコンピュータにより実行させるためのプログラム群で構成される。各プログラムは、例えば、上記コンピュータに予め組み込まれて用いられてもよいし、ネットワークや記録媒体から上記コンピュータにインストールして用いられてもよい。