(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6526468
(24)【登録日】2019年5月17日
(45)【発行日】2019年6月5日
(54)【発明の名称】浄水装置
(51)【国際特許分類】
C02F 1/44 20060101AFI20190527BHJP
B01D 61/02 20060101ALI20190527BHJP
B01D 61/04 20060101ALI20190527BHJP
C02F 1/42 20060101ALI20190527BHJP
C02F 1/28 20060101ALI20190527BHJP
C02F 1/32 20060101ALI20190527BHJP
C02F 1/68 20060101ALI20190527BHJP
C02F 9/04 20060101ALI20190527BHJP
C02F 9/08 20060101ALI20190527BHJP
C02F 9/02 20060101ALI20190527BHJP
【FI】
C02F1/44 G
B01D61/02 500
B01D61/04
C02F1/42 A
C02F1/28 D
C02F1/32
C02F1/68 510A
C02F1/68 520M
C02F1/68 520P
C02F1/68 520K
C02F1/68 540B
C02F1/68 540C
C02F1/68 540D
C02F1/68 540A
C02F9/04
C02F9/08
C02F9/02
【請求項の数】2
【全頁数】10
(21)【出願番号】特願2015-84831(P2015-84831)
(22)【出願日】2015年4月17日
(65)【公開番号】特開2016-203056(P2016-203056A)
(43)【公開日】2016年12月8日
【審査請求日】2018年1月30日
(73)【特許権者】
【識別番号】316017055
【氏名又は名称】株式会社テクノシステム
(74)【代理人】
【識別番号】100080838
【弁理士】
【氏名又は名称】三浦 光康
(74)【代理人】
【識別番号】100194261
【弁理士】
【氏名又は名称】栢原 崇行
(72)【発明者】
【氏名】生田 尚之
【審査官】
高橋 成典
(56)【参考文献】
【文献】
特開2014−076428(JP,A)
【文献】
米国特許出願公開第2006/0266690(US,A1)
【文献】
特開2014−073460(JP,A)
【文献】
登録実用新案第3150709(JP,U)
【文献】
特開2014−026876(JP,A)
【文献】
特開2006−102726(JP,A)
【文献】
特開2007−14840(JP,A)
【文献】
米国特許出願公開第2003/0098816(US,A1)
【文献】
米国特許第5445729(US,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
B01D 61/00 − 71/82
C02F 1/44
1/42
1/20 − 1/38
1/66 − 1/68
9/00 − 9/14
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
把手を利用して引いて歩くことができると共に、人力によって持ち運びができる携帯かつ可搬型収納体と、この可搬型収納体に内設されかつ海水の他、淡水も浄水とする浄水ラインのプレフィルター及び逆浸透膜ろ過器用高圧プランジャポンプを備えた浄水処理手段を該可搬型収納体に内設した海水にも淡水にも利用することができる浄水装置であって、
前記可搬型収納体は、箱型状の収納ケース本体と、該収納ケース本体の開口を一対の留め金具を介して閉じる蓋体とから成る旅行用カバン型であり、
前記収納ケース本体の前記蓋体とは反対側の背面部の下端部側に相当する一端部には左右一対のキャスターが設けられ、一方、前記背面部の上端部側に相当する他端部には長さ調整可能な前記把手が設けられ、また前記収納ケース本体の前記背面部と直交する周方向の一側壁には、少なくとも吸引用ホースジョイント・排出用ホースジョイント・電源用コンセントがそれぞれ設けられ、
前記吸引用ホースジョイントには前記浄水処理手段の吸引・送水ポンプと接続する取水ホースが取り外し可能に接続する一方、前記排出用ホースジョイントには逆浸透膜ろ過器に接続する排水ホースが取り外し可能に接続し、
さらに、前記電源用コンセントには、ソーラパネルが取り外し可能に接続し、加えて、前記逆浸透膜ろ過器には飲料水取り出し具が接続する、海水にも淡水にも利用することができる浄水装置。
【請求項2】
請求項1に於いて、浄水ラインには、さらに、除菌フィルターと、ミネラル添加手段が配設されていることを特徴とする、海水にも淡水にも利用することができる浄水装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、海水
にも淡水にも利用することができる浄水装置に関する。
【背景技術】
【0002】
特許文献1は、携帯式の浄水装置に関するもので、「持ち運び性に優れ、保管が容易である上に取り扱いが簡易であり、効率的及び効果的に浄水処理を行うことができ、かつ使用寿命が長い携帯式浄水装置を提供することを目的」としている。そして、該特許文献1には、前記目的を達成するために、水処理カラムを2つ以上使用した上で、小型直流電源式送水ポンプを用いれば、十分な浄水能を有する浄水装置を携帯化できることを見出した旨の記載がある。しかしながら、特許文献1の使用は、湖、河川等の淡水が存在する場所に限定されるという問題点がある。
【0003】
なお、特許文献2には、キャンプやピクニックなどの野外活動において使用することができるように、旅行用のスーツケースに独立ソーラー発電及び電源装置を内設する事項が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】実用新案登録第3115191号公報
【特許文献2】特開2011−54943号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本願発明の主たる目的は、特許文献1の利点に着目しつつ、使用地域をさらに拡大することである。すなわち、本発明は、海水
にも淡水にも利用することができる浄水装置であり、河川や湖水のみならず海水を含み、離島、小型船舶などで、何時でも自由に携帯して使用することができることである。また、外部電源としてのソーラパネルの電源を利用することができることである。本願発明の従たる目的は、除菌を除去することができると共に、ミネラル成分を含む美味しい飲料水を得ることができること、使用時の利便性を向上させることができること、外部電源を充電することができること等である。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の海水
にも淡水にも利用することができる浄水装置は、把手を利用して引いて歩くことができる
と共に、人力によって持ち運びができる携帯かつ可搬型収納体と、この可搬型収納体に内設されかつ海水
の他、淡水も浄水とする浄水ラインのプレフィルター及び逆浸透膜ろ過器用高圧プランジャポンプを備えた浄水処理手段を該可搬型収納体に内設した海水
にも淡水にも利用することができる浄水装置であって、前記可搬型収納体は、
箱型状の収納ケース本体と、該収納ケース本体の開口を
一対の留め金具を介して閉じる蓋体とから成る旅行用カバン型であり、前記収納ケース本体の
前記蓋体とは反対側の背面部の下端部側に相当する一端部には左右一対のキャスターが設けられ、一方、前記背面部の上端部側に相当する他端部には長さ調整可能な前記把手が設けられ、また前記収納ケース本体の
前記背面部と直交する周方向の一側壁には、少なくとも吸引用ホースジョイント・排出用ホースジョイント・電源用コンセントがそれぞれ設けられ、前記吸引用ホースジョイントには前記浄水処理手段の吸引・送水ポンプと接続する取水ホースが取り外し可能に接続する一方、前記排出用ホースジョイントには逆浸透膜ろ過器に接続する排水ホースが取り外し可能に接続し、さらに、前記電源用コンセントには、ソーラパネルが取り外し可能に接続し、加えて、前記逆浸透膜ろ過器には飲料水取り出し具が接続することを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
(a)請求項1に記載の発明は、特許文献1の利点に着目しつつ、離島、小型船舶などで、何時でも自由に携帯して使用することができる。また、外部電源がない場合でも、所望量の飲料水を海・湖水・河川等の原水から得ることができる。例えば高圧プランジャポンプを運転することにより、逆浸透膜ろ過器を運転することができる。また前処理段階として、浮遊物を除去するプレフィルターを設けたので、前記逆浸透膜ろ過器の寿命の長期化を図ることができる。さらに、可搬型収納体は旅行用カバン型なので、可搬に優れていると共に、収納ケース本体の
背面部と直交する周方向の一側壁には、少なくとも吸引用ホースジョイント・排出用ホースジョイント・電源用コンセントがそれぞれ設けられているので、使用時の利便性(簡単、即時使用可能性)を向上させることができる。
(b)請求項2に記載の発明は、浄水ラインには、さらに、除菌フィルターと、ミネラル添加手段が配設されているので、除菌を除去することができると共に、ミネラル成分を含む美味しい飲料水を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1乃至
図7は本発明の第1実施形態を示す各説明図である。
【
図1】蓋体を閉じかつ収納ケース本体を床面に水平状態に置いた状態の説明図。
【
図2】蓋体を開きかつ把手を伸ばした平面視からの内部構造の説明図。
【
図3】収納ケース本体に内設された浄水装置の概略説明図。
【
図4】(a)と(b)は飲料水取り出し具用保持具の各概略説明図。
【
図8】本発明の第2実施形態の
図3と同様の概略説明図(外部電源を加味)。
【
図9】本発明の第3実施形態の概略説明図(蓋体に外部電源を加味)。
【
図10】本発明の第4実施形態の概略説明図(飲料水取り出し具の接続態様)。
【発明を実施するための最良の形態】
【0009】
図1乃至
図7は、本発明の第1実施形態の海水
にも淡水にも利用することができる浄水装置X(以下、「浄水装置X」という。)である。この浄水装置Xは、人力によって持ち運びできる携帯かつ可搬型収納体1と、この携帯かつ可搬型収納体1に内設され、かつ海・湖水・河川等の原水を該可搬型収納体内の浄水ラインLに導入する取水ホースと接続する浄水処理手段21とから成る。
【0010】
まず、
図1は携帯かつ可搬型収納体1の一側面から見たもので、該携帯かつ可搬型収納体1は、収納ケース本体2と、該収納ケース本体の開口を閉じる蓋体3とから成る旅行用カバン型であり、少なくとも前記収納ケース本体2の
前記蓋体とは反対側の背面部の下端部側に相当する一端部には左右一対のキャスター4が設けられている。
なお、収納ケース本体2の背面部は、例えば図1を基準にすると、キャスター4の位置との関係で特定することができる(例えばキャスター4が取り付けられている壁部)。一方、前記背面部の上端部側に相当する他端部にはロック手段のロック解除により長さ調整可能な把手5が設けられている。なお、伸縮可能な把手5は図示しないロック手段を備えるものであるが、該ロック手段は、例えば操作頭部が伸縮軸から突出するロック片、該ロック片を常時外方向に付勢するように前記伸縮軸に組み込まれた付勢バネを備えている。
【0011】
携帯かつ可搬型収納体1は、旅行カバンの如く、長さ調整可能な把手5を利用して引いて歩くことができる箱型状のもの
である。また、収納ケース本体2の縁部と蓋体3の縁部には一対の留め金具6が設けられている。また、キャスター4とは反対側の他端部には支持突起7が設けられている。さらに、蓋体3の上面の適宜箇所には蓋体用把手8が設けられている。
【0012】
次に、
図2は蓋体3を開きかつ把手5を伸ばした平面視からの内部構造の説明図、
図3は収納ケース本体2に内設された浄水装置Xの概略説明図である。
図2を参照にすると、実施形態では、望ましくは取水ホース11、飲料水取り出し具12、又逆浸透膜ろ過器に接続する排水ホース13の全てが収納ケース本体2に内設されている。もちろん、これらの全ての部材11、12、13が収納ケース本体2の中に設ける必要はなく、少なくとも、取水ホース11、又は飲料水取り出し具12、或いは又排水ホース13のいずれかが携帯かつ可搬型収納体1に内設されていれば、それなりの利便性が向上する。
【0013】
しかして、14は取水ホース11の先端部(一端部)に取外し可能に取付けられた取水フィルター、15は取水フィルターに接続するフート弁である。取水の際、海・湖水・河川等の原水Aに前記取水フィルター14とフート弁15を適宜に投げ入れいる。一方、取水ホース11の基端部(他端部)は、収納ケース本体2の
背面部と直交する周方向の短い方の一側壁(図面左)2aに設けた吸引用ホースジョイント16に接続する。このようにすると、原水Aは導入手段としての取水ホース11を介して収納ケース本体2に内設した浄水ラインLへと導くことができる。
【0014】
また飲料水取り出し具12は、利便性に配慮して、例えば収納ケース本体2の短い方の他側壁(図面右)2bの内壁面付近に固定的に設けられた保持手段17に脱着自在に設けられ、実施形態では所定長の浄水チューブ18を介して後述する逆浸透膜ろ過器に直接又は間接的に接続する。なお、浄水ラインLの構成部材はそれぞれ不番の接続チューブ或いは管によって接続されている。
【0015】
図4の(a)と(b)は飲料水取り出し具12用保持具17の各概略説明図であるが、該保持具17は収納ケース本体2の底面に固定的に設けられた棒状支持部17aと、該棒状支持部の上端部に二股状に連続する対向挟持部17b、17bとから成り、前記対向挟持部は弾性変位・弾性変位復帰力を有する。
【0016】
図2で示すように、所要の長さ(例えば15m〜20m)を有する取水ホース11は、例えば保持手段17が存在する他側壁2b側の内部に巻いた状態で配設され、一方、所要の長さ(例えば1m〜2m)を有する排水ホース13は、折り畳むようにして一側壁2a側の内部に配設されている。
【0017】
図5は原水Aから取水した浄水ラインLの概略説明図である。
図3と
図5を参照にして浄水ラインLに配設した浄水装置Xの一部を構成する浄水処理手段21を順番に説明する。
【0018】
まず22は浄水ラインLの上流側に配設され、後述の蓄電部43からの直流電源を起動電源とする吸引・送水ポンプ、次に23は前記吸引・送水ポンプからの第1次加圧水を通過させ、かつ該第1次加圧水に含まれている浮遊物を除去するプレフィルター、次に24は前記プレフィルター23の下流側に設けられた除菌フィルター、次に25は前記除菌フィルター24の下流側に設けられ、前記直流電源を起動電源とすると共に、前記プレフィルター23で処理され、かつ前記除菌フィルター24で殺菌された浮遊物除去水にさらに高圧をかける高圧プランジャポンプ、次に26は高圧プランジャポンプ用の直流モータ、次に27は前記高圧プランジャポンプ25からの第2次次加圧水に含まれている塩分を除去する単数又は複数の逆浸透膜ろ過器、次に28は前記逆浸透膜ろ過器27の下流側に設けられたミネラル添加手段、そして、12は前記ミネラル添加手段28に浄水チューブ18を介して接続する飲料水取り出し具である。
【0019】
ところで、上述した吸引・送水ポンプ22は不番の接続管を介してホースジョイント16に接続している。この吸引・送水ポンプ22は、好ましくは小型直流電源式吸引・送水ポンプであり、例えばギアポンプ、ダイヤフラムポンプ、マグネットポンプから選択されるいずれか1種である。効果的に原水Aを吸引および加圧送水して、プレフィルター23及び除菌フィルター24を通過させるためには、該吸引・送水ポンプ23は小型直流電源式ギアポンプであることが好ましい。
【0020】
またプレフィルター23は、取水手段11から取水した原水Aを、少なくとも液体サイクロン、凝集剤混合槽等の固・液分離手段を介して不純物を除去するものであるが、効果的に浄水処理を行うために、例えば、精密濾過フィルター、活性炭フィルター、限外濾過フィルター、イオン交換樹脂等から選択される1種または2種以上であることが好ましい。
【0021】
付言すると、前記精密濾過フィルターは、主に浮遊固形成分を除去するために用いられ、また前記活性炭フィルターは、主に有害成分を吸着除去するために用いられ、また前記限外濾過フィルターは、主に、上記精密濾過フィルターよりサイズの小さい浮遊固形成分を除去するために用いられ、さらに、イオン交換樹脂は、主に原水中のイオン成分を除去するために用いられる。交換可能なプレフィルター23を採用することにより、高圧プランジャポンプ25よりも下流に配設された逆浸透膜ろ過器27の劣化(目詰まり)を防止することができ、例えば4〜5年程度の期間まで逆浸透膜ろ過器27を使用することができる(寿命の長期化)。
【0022】
また除菌フィルター24は、殺菌灯或いはUVランプと称されているものが採用されている。また高圧プランジャポンプ25は、周知の如く、シリンダの内部におけるプランジャの往復運動のポンプ作用によっておこなうもので、大別して「アキラル型」と「ラジアル型」に分かれる。実施形態の高圧プランジャポンプ26は、軽量で・構造が簡単で・安価なものが適宜に採用されている。
【0023】
また逆浸透膜ろ過器27は、望ましくは2本或いは3本を接続する。さらに、ミネラル添加手段28は、特に図示しないが、逆浸透膜ろ過器27を通過した濾過済み被処理水を取り込み、かつ、該被処理水をミネラル水に生成するミネラル水生成槽である。実施形態のミネラル水生成槽は、少なくとも造礁サンゴを含む。こ好ましくは、横長箱状の中に複数の網状仕切板が設けられ、これらの網状仕切板の間に設けられた造礁サンゴ、麦飯石、活性炭、球状のチタン、石ころ、トルマリン鉱石等から選択された複数種類の無機物質とから構成されている。
【0024】
次に
図6は排水ラインL1の概略説明図である。排水ラインL1は逆浸透膜ろ過器27の吐出口と収納ケース本体2の一側壁2aの吸引用ホースジョイント16の隣に設けられた排出用ホースジョイント33との間に設けられている。実施形態では、排水ラインL1の適宜箇所には圧力を表示するゲージ31、安全弁32等が設けられている。
【0025】
次に
図7は電源ラインL2の概略説明図である。電源ラインL2は、収納ケース本体2の一側壁2aに設けられたコンセント41と、蓄電部用充電器42と、蓄電部43と、操作盤を含む制御部44がそれぞれ設けられ、前記コンセント41は外部電源40と接続可能である。また前記蓄電部43に蓄積された電力は、前述したように吸引・送水ポンプ22並びに高圧プランジャポンプ25の直流モータ26にそれぞれ供給される。
【0026】
付言すると、吸引・送水ポンプ22は、制御部44によって制御され、かつ蓄電部43からの直流電源を起動電源とする。したがって、高圧プランジャポンプ25も同様に制御部44によって制御され、かつ蓄電部43からの直流電源を起動電源とする。
【0027】
ところで、前記蓄電部43は小型直流電源バッテリーを備えたもので、外部からの供給電源がないような場合にも浄水装置Xを起動することができる。また小型直流電源バッテリーであるから、図示しない自動車電源接続用ケーブルを用い、自動車のシガーソケットから外部電源(直流電源)40の供給を受けることもできる。なお、100V交流電源接続用AC−DC変換アダプター、小型直流電源バッテリーとの電源切り替スイッチ等を備えると、色々な態様で外部電源(直流電源)40の供給を受けることができる。
【実施例】
【0028】
次に、
図8乃至
図10を参照にして、本発明の他の実施形態を説明する。なお、他の実施形態の説明に当って、第1実施形態と同一の部分には同一又は同様の符号を付して重複する説明を割愛する。
【0029】
図8は本発明の第2実施形態を示す説明図で、
図3と同様の概略説明図(外部電源を加味)である。この第2実施形態は、いわゆるオプションセットとして、持ち運び式のソーラパネル40Aを付加するものである。すなわち、ソーラパネル40Aはシート状の可搬物で、該シート状の可搬物40Aは、帯状体を折り畳むような形態でも良いが、該実施形態ではロール状に巻き取ることができる。
【0030】
図9は本発明の第3実施形態の概略説明図(蓋体に外部電源を加味)である。図面で示すとおり、ソーラパネル40Bは、携帯かつ可搬型収納体1の表面の一部に固定的に設けられている。
【0031】
図10は本発明の第4実施形態の概略説明図(飲料水取り出し具の接続態様)である。飲料水取り出し具12Aは、第1実施形態のようにミネラル添加手段28に浄水チューブ18を介して接続するのではなく、収納ケース本体2の他側壁2bに設けた接続管35に不番の継手を有する浄水チューブ18Aを介して取り外し可能に接続している。このように設計変更しても、本発明の第1実施形態と同様の効果がある。
【産業上の利用可能性】
【0032】
本発明は、浄水装置として、海・山・湖等で自由に使用することができる。
【符号の説明】
【0033】
X…海水・淡水兼用浄水装置(浄水装置)、
A…原水、
1…可搬型収納体、2…収納ケース本体、3…蓋体、
L…浄水ライン、L1…排水ライン、
L2…電源ライン、
11…取水ホース、
12…飲料水取り出し具、
13…排水ホース、
17…保持手段、
21…浄水処理手段、
22…吸引・送水ポンプ、
23…プレフィルター、
24…殺菌フィルター、
25…高圧プランジャポンプ、
27…逆浸透膜ろ過器、
28…ミネラル添加手段、
42…蓄電部用充電器、
43…蓄電部、
44…制御部。