【課題を解決するための手段】
【0009】
第1の態様により提供されるリソース再構成方法は、第1のメッセージを、一次基地局によって受信するステップであって、第1のメッセージは、二次基地局に対応するリソースをユーザー装置に対して再構成することを要求するために使用される、ステップと、ユーザー装置に対する二次基地局に対応するリソースの再構成を、一次基地局によって開始するステップとを含む。
【0010】
前述のオプションの実装様式のうちのいずれか1つにおいて、第1のメッセージを、一次基地局によって受信するステップは、ユーザー装置から第1のメッセージを、一次基地局によって受信するステップを含み、ユーザー装置に対する二次基地局に対応するリソースの再構成を、一次基地局によって開始するステップは、リソース再構成情報をユーザー装置に、一次基地局によって送信するステップであって、リソース再構成情報は、ユーザー装置に対して再構成され、二次基地局に対応するリソースに関する情報である、ステップを含む。
【0011】
前述のオプションの実装様式のうちのいずれか1つにおいて、リソース再構成情報は、ユーザー装置に割り当てられ、二次基地局に対応する、プリアンブルシーケンス番号および物理ランダムアクセスチャネルシーケンス番号を含み、リソース再構成情報をユーザー装置に、一次基地局によって送信するステップは、プリアンブルシーケンス番号および物理ランダムアクセスチャネルシーケンス番号をユーザー装置に、一次基地局によって送信し、これによりユーザー装置がプリアンブルシーケンス番号および物理ランダムアクセスチャネルシーケンス番号に従ってランダムアクセス要求メッセージを二次基地局に送信するステップを含む。
【0012】
前述のオプションの実装様式のうちのいずれか1つにおいて、リソース再構成情報は、二次基地局に対応する、ユーザー装置に対するタイミングアドバンス情報および/またはアップリンクグラントを含み、リソース再構成情報をユーザー装置に、一次基地局によって送信するステップは、タイミングアドバンス情報および/またはアップリンクグラントをユーザー装置に、一次基地局によって送信するステップを含む。
【0013】
前述のオプションの実装様式のうちのいずれか1つにおいて、リソース再構成情報をユーザー装置に、一次基地局によって送信するステップの前に、一次基地局は、ユーザー装置に対するリソース再構成情報を決定する。
【0014】
前述のオプションの実装様式のうちのいずれか1つにおいて、第1のメッセージを、一次基地局によって受信するステップは、ユーザー装置から第1のメッセージを、一次基地局によって受信するステップを含み、ユーザー装置に対する二次基地局に対応するリソースの再構成を、一次基地局によって開始するステップは、第2のメッセージを二次基地局に、一次基地局によって送信し、これにより二次基地局が二次基地局に対応するリソース再構成情報をユーザー装置に送信するステップを含む。
【0015】
前述のオプションの実装様式のうちのいずれか1つにおいて、第2のメッセージを二次基地局に、一次基地局によって送信するステップであって、第2のメッセージが、二次基地局に対応するリソース再構成情報を二次基地局がユーザー装置に送信することをトリガーするために使用される、ステップは、第2のメッセージを二次基地局に、一次基地局によって送信するステップであって、第2のメッセージが、二次基地局に、プリアンブルシーケンス番号および物理ランダムアクセスチャネルシーケンス番号をユーザー装置に割り当てることと、プリアンブルシーケンス番号および物理ランダムアクセスチャネルシーケンス番号をユーザー装置に送信することとを要求するために使用され、これによりユーザー装置がプリアンブルシーケンス番号および物理ランダムアクセスチャネルシーケンス番号に従ってランダムアクセス要求メッセージを二次基地局に送信する、ステップを含む。
【0016】
前述のオプションの実装様式のうちのいずれか1つにおいて、第2のメッセージを二次基地局に、一次基地局によって送信するステップであって、第2のメッセージが、二次基地局に対応するリソース再構成情報を二次基地局がユーザー装置に送信することをトリガーするために使用される、ステップは、第2のメッセージを二次基地局に、一次基地局によって送信するステップであって、第2のメッセージは、二次基地局に、第3のメッセージをユーザー装置に送信することを要求するために使用され、第3のメッセージは、二次基地局に対応する、ユーザー装置に対するタイミングアドバンス情報および/またはアップリンクグラントを含む、ステップを含む。
【0017】
前述のオプションの実装様式のうちのいずれか1つにおいて、第2のメッセージは、ユーザー装置の識別子、ユーザー装置によって再構成されたリソースであることを要求される二次基地局のセル識別子、および再構成を要求する理由のうちの少なくとも1つの情報を含む。
【0018】
前述のオプションの実装様式のうちのいずれか1つにおいて、第1のメッセージを、一次基地局によって受信するステップは、二次基地局によって送信された第1のメッセージを、一次基地局によって受信するステップを含む。
【0019】
前述のオプションの実装様式のうちのいずれか1つにおいて、第1のメッセージは、ユーザー装置によって送信されたランダムアクセス要求メッセージを二次基地局が受信した後に送信されるか、または第1のメッセージは、二次基地局に対応する、ユーザー装置のタイミングアドバンスタイマーTATがタイムアウトになったことを二次基地局が検出した後に送信される。
【0020】
前述のオプションの実装様式のうちのいずれか1つにおいて、一次基地局は、二次基地局によって送信され、ユーザー装置に対して構成され、二次基地局に対応するアップリンクリソース構成情報を受信し、ユーザー装置に対する二次基地局に対応するリソースの再構成を、一次基地局によって開始するステップは、アップリンクリソース構成情報をユーザー装置に、一次基地局によって送信するステップを含む。
【0021】
前述のオプションの実装様式のうちのいずれか1つにおいて、ユーザー装置に対する二次基地局に対応するリソースの再構成を、一次基地局によって開始するステップは、二次基地局に対応するアップリンクリソース構成情報をユーザー装置に一次基地局によって送信するステップを含む。
【0022】
前述のオプションの実装様式のうちのいずれか1つにおいて、アップリンクリソース構成情報は、スケジューリング要求構成情報、サウンディング基準信号構成情報、およびチャネル品質インジケータ報告構成情報のうちの少なくとも1つを含む。
【0023】
前述のオプションの実装様式のうちのいずれか1つにおいて、第1のメッセージは、ユーザー装置の識別子、ユーザー装置によって再構成されたリソースであることを要求される二次基地局のセル識別子、および再構成を要求する理由のうちの少なくとも1つの情報を含む。
【0024】
前述のオプションの実装様式のうちのいずれか1つにおいて、再構成を要求する理由は、タイミングアドバンスタイマーTATがタイムアウトしたこと、スケジューリング要求SRが失敗したこと、SRを送信するための物理アップリンク制御チャネルPUCCHリソースが二次基地局にないこと、ユーザー装置がアップリンクデータを二次基地局に送信する必要があること、および二次基地局がダウンリンクデータをユーザー装置に送信する必要があること、のうちの1つの情報を示すために使用される。
【0025】
第2の態様により提供されるリソース再構成方法は、二次基地局に対応するリソースが再構成される必要があることを、ユーザー装置によって決定するステップと、第1のメッセージを一次基地局に、ユーザー装置によって送信し、これにより一次基地局がユーザー装置に対する二次基地局に対応するリソースの再構成を開始するステップとを含む。
【0026】
前述のオプションの実装様式のうちのいずれか1つにおいて、第1のメッセージを一次基地局に、ユーザー装置によって送信するステップの後に、ユーザー装置は、一次基地局によって送信されたリソース再構成情報を受信し、リソース再構成情報は、ユーザー装置に対して再構成され、二次基地局に対応するリソースに関する情報である。
【0027】
前述のオプションの実装様式のうちのいずれか1つにおいて、リソース再構成情報は、ユーザー装置に割り当てられ、二次基地局に対応するプリアンブルシーケンス番号および物理ランダムアクセスチャネルシーケンス番号を含み、一次基地局によって送信されたリソース再構成情報を受信するステップの後に、ユーザー装置は、プリアンブルシーケンス番号および物理ランダムアクセスチャネルシーケンス番号に従ってランダムアクセス要求メッセージを二次基地局に送信する。
【0028】
前述のオプションの実装様式のうちのいずれか1つにおいて、リソース再構成情報は、二次基地局に対応する、ユーザー装置に対するタイミングアドバンス情報および/またはアップリンクグラントを含み、一次基地局によって送信されたリソース再構成情報を受信するステップの後に、ユーザー装置は、タイミングアドバンス情報および/またはアップリンクグラントを使用することによってアップリンク信号を二次基地局に送信する。
【0029】
前述のオプションの実装様式のうちのいずれか1つにおいて、リソース再構成情報は、ユーザー装置に対して一次基地局によって決定される。
【0030】
前述のオプションの実装様式のうちのいずれか1つにおいて、第1のメッセージを一次基地局に、ユーザー装置によって送信するステップの後に、ユーザー装置は、二次基地局によって送信され、二次基地局に対応するリソース再構成情報を受信し、リソース再構成情報は、一次基地局によって送信された第2のメッセージを二次基地局が受信した後に送信される。
【0031】
前述のオプションの実装様式のうちのいずれか1つにおいて、リソース再構成情報は、ユーザー装置に割り当てられ、二次基地局に対応するプリアンブルシーケンス番号および物理ランダムアクセスチャネルシーケンス番号を含み、二次基地局によって送信されたリソース再構成情報を受信するステップの後に、ユーザー装置は、プリアンブルシーケンス番号および物理ランダムアクセスチャネルシーケンス番号に従ってランダムアクセス要求メッセージを二次基地局に送信する。
【0032】
前述のオプションの実装様式のうちのいずれか1つにおいて、リソース再構成情報は、二次基地局に対応する、ユーザー装置に対するタイミングアドバンス情報および/またはアップリンクグラントを含み、二次基地局によって送信されたリソース再構成情報を受信するステップの後に、ユーザー装置は、タイミングアドバンス情報および/またはアップリンクグラントを使用することによってアップリンク信号を二次基地局に送信する。
【0033】
前述のオプションの実装様式のうちのいずれか1つにおいて、第2のメッセージは、ユーザー装置の識別子、ユーザー装置によって再構成されたリソースであることを要求される二次基地局のセル識別子、および再構成を要求する理由のうちの少なくとも1つの情報を含む。
【0034】
前述のオプションの実装様式のうちのいずれか1つにおいて、第1のメッセージを一次基地局に、ユーザー装置によって送信するステップの後に、ユーザー装置は、一次基地局によって送信され、二次基地局に対応するアップリンクリソース構成情報を受信する。
【0035】
前述のオプションの実装様式のうちのいずれか1つにおいて、アップリンクリソース構成情報は、スケジューリング要求構成情報、サウンディング基準信号構成情報、およびチャネル品質インジケータ報告構成情報のうちの少なくとも1つを含む。
【0036】
前述のオプションの実装様式のうちのいずれか1つにおいて、第1のメッセージは、ユーザー装置の識別子、ユーザー装置によって再構成されたリソースであることを要求される二次基地局のセル識別子、および再構成を要求する理由のうちの少なくとも1つの情報を含む。
【0037】
前述のオプションの実装様式のうちのいずれか1つにおいて、再構成を要求する理由は、タイミングアドバンスタイマーTATがタイムアウトしたこと、スケジューリング要求SRが失敗したこと、SRを送信するための物理アップリンク制御チャネルPUCCHリソースが二次基地局にないこと、ユーザー装置がアップリンクデータを二次基地局に送信する必要があること、および二次基地局がダウンリンクデータをユーザー装置に送信する必要があること、のうちの1つの情報を示すために使用される。
【0038】
第3の態様により提供されるリソース再構成方法は、二次基地局に対応するリソースがユーザー装置に対して再構成される必要があることを、二次基地局よって決定するステップと、第1のメッセージを一次基地局に、二次基地局によって送信し、これにより一次基地局がユーザー装置に対する二次基地局に対応するリソースの再構成を開始するステップとを含む。
【0039】
前述のオプションの実装様式のうちのいずれか1つにおいて、二次基地局に対応するリソースがユーザー装置に対して再構成される必要があることを、二次基地局よって決定するステップは、ユーザー装置によって送信されたランダムアクセス要求メッセージを受信したときに、ユーザー装置に対する二次基地局に対応するリソースの再構成を、二次基地局によって決定するステップ、または二次基地局に対応する、ユーザー装置のタイミングアドバンスタイマーTATがタイムアウトになったことを検出したときに、ユーザー装置に対する二次基地局に対応するリソースの再構成を、二次基地局によって決定するステップを含む。
【0040】
前述のオプションの実装様式のうちのいずれか1つにおいて、二次基地局に対応するリソースがユーザー装置に対して再構成される必要があることを、二次基地局よって決定するステップの後に、二次基地局は、ユーザー装置に対して構成され、二次基地局に対応するアップリンクリソース構成情報を一次基地局に送信し、これにより一次基地局がアップリンクリソース構成情報をユーザー装置に送信する。
【0041】
前述のオプションの実装様式のうちのいずれか1つにおいて、アップリンクリソース構成情報は、スケジューリング要求構成情報、サウンディング基準信号構成情報、およびチャネル品質インジケータ報告構成情報のうちの少なくとも1つを含む。
【0042】
前述のオプションの実装様式のうちのいずれか1つにおいて、第1のメッセージは、ユーザー装置の識別子、ユーザー装置によって再構成されたリソースであることを要求される二次基地局のセル識別子、および再構成を要求する理由のうちの少なくとも1つの情報を含む。
【0043】
前述のオプションの実装様式のうちのいずれか1つにおいて、再構成を要求する理由は、TATがタイムアウトしたこと、スケジューリング要求SRが失敗したこと、SRを送信するための物理アップリンク制御チャネルPUCCHリソースが二次基地局にないこと、ユーザー装置がアップリンクデータを二次基地局に送信する必要があること、および二次基地局がダウンリンクデータをユーザー装置に送信する必要があること、のうちの1つの情報を示すために使用される。
【0044】
第4の態様により基地局が実現され、基地局は、一次基地局として使用され、この基地局は、第1のメッセージを受信するように構成された受信ユニットであって、第1のメッセージは、二次基地局に対応するリソースをユーザー装置に対して再構成することを要求するために使用される、受信ユニットと、ユーザー装置に対する二次基地局に対応するリソースの再構成を開始するように構成された開始ユニットとを備える。
【0045】
前述のオプションの実装様式のうちのいずれか1つにおいて、受信ユニットは、ユーザー装置から第1のメッセージを受信するように構成され、一次基地局は、送信ユニットをさらに備え、開始ユニットは、送信ユニットを制御してリソース再構成情報をユーザー装置に送信するように構成され、リソース再構成情報は、ユーザー装置に対して再構成され、二次基地局に対応するリソースに関する情報である。
【0046】
前述のオプションの実装様式のうちのいずれか1つにおいて、リソース再構成情報は、ユーザー装置に割り当てられ、二次基地局に対応するプリアンブルシーケンス番号および物理ランダムアクセスチャネルシーケンス番号を含み、開始ユニットは、送信ユニットを制御してプリアンブルシーケンス番号および物理ランダムアクセスチャネルシーケンス番号をユーザー装置に送信するように構成され、これによりユーザー装置がプリアンブルシーケンス番号および物理ランダムアクセスチャネルシーケンス番号に従ってランダムアクセス要求メッセージを二次基地局に送信する。
【0047】
前述のオプションの実装様式のうちのいずれか1つにおいて、リソース再構成情報は、二次基地局に対応する、ユーザー装置に対するタイミングアドバンス情報および/またはアップリンクグラントを含み、開始ユニットは、送信ユニットを制御してタイミングアドバンス情報および/またはアップリンクグラントをユーザー装置に送信するように構成される。
【0048】
前述のオプションの実装様式のうちのいずれか1つにおいて、一次基地局は、リソース再構成情報を一次基地局がユーザー装置に送信する前にユーザー装置に対してリソース再構成情報を決定するように構成された決定ユニットをさらに備える。
【0049】
前述のオプションの実装様式のうちのいずれか1つにおいて、受信ユニットは、ユーザー装置から第1のメッセージを受信するように構成され、一次基地局は、送信ユニットをさらに備え、開始ユニットは、送信ユニットが第2のメッセージを二次基地局に送信するステップを制御するように構成され、これにより二次基地局が二次基地局に対応するリソース再構成情報をユーザー装置に送信する。
【0050】
前述のオプションの実装様式のうちのいずれか1つにおいて、開始ユニットは、送信ユニットを制御して第2のメッセージを二次基地局に送信するように構成され、第2のメッセージは、二次基地局に、プリアンブルシーケンス番号および物理ランダムアクセスチャネルシーケンス番号をユーザー装置に割り当てることと、プリアンブルシーケンス番号および物理ランダムアクセスチャネルシーケンス番号をユーザー装置に送信することとを要求するために使用され、これによりユーザー装置がプリアンブルシーケンス番号および物理ランダムアクセスチャネルシーケンス番号に従ってランダムアクセス要求メッセージを二次基地局に送信する。
【0051】
前述のオプションの実装様式のうちのいずれか1つにおいて、開始ユニットは、送信ユニットを制御して第2のメッセージを二次基地局に送信するように構成され、第2のメッセージは、二次基地局に、第3のメッセージをユーザー装置に送信することを要求するために使用され、第3のメッセージは、二次基地局に対応する、ユーザー装置に対するタイミングアドバンス情報および/またはアップリンクグラントを含む。
【0052】
前述のオプションの実装様式のうちのいずれか1つにおいて、第2のメッセージは、ユーザー装置の識別子、ユーザー装置によって再構成されたリソースであることを要求される二次基地局のセル識別子、および再構成を要求する理由のうちの少なくとも1つの情報を含む。
【0053】
前述のオプションの実装様式のうちのいずれか1つにおいて、受信ユニットは、二次基地局によって送信された第1のメッセージを受信するように構成される。
【0054】
前述のオプションの実装様式のうちのいずれか1つにおいて、第1のメッセージは、ユーザー装置によって送信されたランダムアクセス要求メッセージを二次基地局が受信した後に送信されるか、または第1のメッセージは、二次基地局に対応する、ユーザー装置のタイミングアドバンスタイマーTATがタイムアウトになったことを二次基地局が検出した後に送信される。
【0055】
前述のオプションの実装様式のうちのいずれか1つにおいて、受信ユニットは、二次基地局によって送信され、ユーザー装置に対して構成され、二次基地局に対応するアップリンクリソース構成情報を受信するようにさらに構成され、一次基地局は、送信ユニットをさらに備え、開始ユニットは、送信ユニットを制御してアップリンクリソース構成情報をユーザー装置に送信するように構成される。
【0056】
前述のオプションの実装様式のうちのいずれか1つにおいて、一次基地局は、送信ユニットをさらに備え、開始ユニットは、送信ユニットを制御して二次基地局に対応するアップリンクリソース構成情報をユーザー装置に送信するように構成される。
【0057】
前述のオプションの実装様式のうちのいずれか1つにおいて、アップリンクリソース構成情報は、スケジューリング要求構成情報、サウンディング基準信号構成情報、およびチャネル品質インジケータ報告構成情報のうちの少なくとも1つを含む。
【0058】
前述のオプションの実装様式のうちのいずれか1つにおいて、第1のメッセージは、ユーザー装置の識別子、ユーザー装置によって再構成されたリソースであることを要求される二次基地局のセル識別子、および再構成を要求する理由のうちの少なくとも1つの情報を含む。
【0059】
前述のオプションの実装様式のうちのいずれか1つにおいて、再構成を要求する理由は、タイミングアドバンスタイマーTATがタイムアウトしたこと、スケジューリング要求SRが失敗したこと、SRを送信するための物理アップリンク制御チャネルPUCCHリソースが二次基地局にないこと、ユーザー装置がアップリンクデータを二次基地局に送信する必要があること、および二次基地局がダウンリンクデータをユーザー装置に送信する必要があること、のうちの1つの情報を示すために使用される。
【0060】
第5の態様により実現されるユーザー装置は、二次基地局に対応するリソースが再構成される必要があることを決定するように構成された決定ユニットと、第1のメッセージを一次基地局に送信するように構成された送信ユニットであって、これにより一次基地局がユーザー装置に対する二次基地局に対応するリソースの再構成を開始する、送信ユニットとを備える。
【0061】
前述のオプションの実装様式のうちのいずれか1つにおいて、ユーザー装置は、第1のメッセージが一次基地局に送信された後に、一次基地局によって送信されたリソース再構成情報を受信するように構成された受信ユニットをさらに備え、リソース再構成情報は、ユーザー装置に対して再構成され、二次基地局に対応するリソースに関する情報である。
【0062】
前述のオプションの実装様式のうちのいずれか1つにおいて、リソース再構成情報は、ユーザー装置に割り当てられ、二次基地局に対応するプリアンブルシーケンス番号および物理ランダムアクセスチャネルシーケンス番号を含み、送信ユニットは、一次基地局によって送信されたリソース再構成情報が受信された後に、プリアンブルシーケンス番号および物理ランダムアクセスチャネルシーケンス番号に従ってランダムアクセス要求メッセージを二次基地局に送信するようにさらに構成される。
【0063】
前述のオプションの実装様式のうちのいずれか1つにおいて、リソース再構成情報は、二次基地局に対応する、ユーザー装置に対するタイミングアドバンス情報および/またはアップリンクグラントを含み、送信ユニットは、一次基地局によって送信されたリソース再構成情報が受信された後に、タイミングアドバンス情報および/またはアップリンクグラントを使用することによってアップリンク信号を二次基地局に送信するようにさらに構成される。
【0064】
前述のオプションの実装様式のうちのいずれか1つにおいて、リソース再構成情報は、ユーザー装置に対して一次基地局によって決定される。
【0065】
前述のオプションの実装様式のうちのいずれか1つにおいて、ユーザー装置は、ユーザー装置が第1のメッセージを一次基地局に送信した後に、二次基地局によって送信され、二次基地局に対応するリソース再構成情報を受信するように構成された受信ユニットをさらに備え、リソース再構成情報は、一次基地局によって送信された第2のメッセージを二次基地局が受信した後に送信される。
【0066】
前述のオプションの実装様式のうちのいずれか1つにおいて、リソース再構成情報は、ユーザー装置に割り当てられ、二次基地局に対応するプリアンブルシーケンス番号および物理ランダムアクセスチャネルシーケンス番号を含み、送信ユニットは、二次基地局によって送信されたリソース再構成情報が受信された後に、プリアンブルシーケンス番号および物理ランダムアクセスチャネルシーケンス番号に従ってランダムアクセス要求メッセージを二次基地局に送信するように構成される。
【0067】
前述のオプションの実装様式のうちのいずれか1つにおいて、リソース再構成情報は、二次基地局に対応する、ユーザー装置に対するタイミングアドバンス情報および/またはアップリンクグラントを含み、送信ユニットは、二次基地局によって送信されたリソース再構成情報が受信された後に、タイミングアドバンス情報および/またはアップリンクグラントを使用することによってアップリンク信号を二次基地局に送信するように構成される。
【0068】
前述のオプションの実装様式のうちのいずれか1つにおいて、第2のメッセージは、ユーザー装置の識別子、ユーザー装置によって再構成されたリソースであることを要求される二次基地局のセル識別子、および再構成を要求する理由のうちの少なくとも1つの情報を含む。
【0069】
前述のオプションの実装様式のうちのいずれか1つにおいて、ユーザー装置は、ユーザー装置が第1のメッセージを一次基地局に送信した後に、一次基地局によって送信され、二次基地局に対応するアップリンクリソース構成情報を受信するように構成された受信ユニットをさらに備える。
【0070】
前述のオプションの実装様式のうちのいずれか1つにおいて、アップリンクリソース構成情報は、スケジューリング要求構成情報、サウンディング基準信号構成情報、およびチャネル品質インジケータ報告構成情報のうちの少なくとも1つを含む。
【0071】
前述のオプションの実装様式のうちのいずれか1つにおいて、第1のメッセージは、ユーザー装置の識別子、ユーザー装置によって再構成されたリソースであることを要求される二次基地局のセル識別子、および再構成を要求する理由のうちの少なくとも1つの情報を含む。
【0072】
前述のオプションの実装様式のうちのいずれか1つにおいて、再構成を要求する理由は、タイミングアドバンスタイマーTATがタイムアウトしたこと、スケジューリング要求SRが失敗したこと、SRを送信するための物理アップリンク制御チャネルPUCCHリソースが二次基地局にないこと、ユーザー装置がアップリンクデータを二次基地局に送信する必要があること、および二次基地局がダウンリンクデータをユーザー装置に送信する必要があること、のうちの1つの情報を示すために使用される。
【0073】
第6の態様により基地局が実現され、基地局は、二次基地局として使用されるものとしてよく、この基地局は、二次基地局に対応するリソースがユーザー装置に対して再構成される必要があることを決定するように構成された決定ユニットと、第1のメッセージを一次基地局に送信するように構成された送信ユニットであって、これにより一次基地局がユーザー装置に対する二次基地局に対応するリソースの再構成を開始する、送信ユニットとを備える。
【0074】
前述のオプションの実装様式のうちのいずれか1つにおいて、二次基地局は、受信ユニットを備え、ユーザー装置によって送信されたランダムアクセス要求メッセージを受信ユニットが受信する場合に、決定ユニットが、ユーザー装置に対する二次基地局に対応するリソースの再構成を決定するか、または二次基地局に対応する、ユーザー装置のタイミングアドバンスタイマーTATがタイムアウトになったことが検出された場合に、決定ユニットが、ユーザー装置に対する二次基地局に対応するリソースの再構成を決定する。
【0075】
前述のオプションの実装様式のうちのいずれか1つにおいて、送信ユニットは、二次基地局に対応するリソースがユーザー装置に対して再構成される必要があると決定された後に、ユーザー装置に対して構成され、二次基地局に対応するアップリンクリソース構成情報を一次基地局に送信し、これにより一次基地局がアップリンクリソース構成情報をユーザー装置に送信する、ように構成される。
【0076】
前述のオプションの実装様式のうちのいずれか1つにおいて、アップリンクリソース構成情報は、スケジューリング要求構成情報、サウンディング基準信号構成情報、およびチャネル品質インジケータ報告構成情報のうちの少なくとも1つを含む。
【0077】
前述のオプションの実装様式のうちのいずれか1つにおいて、第1のメッセージは、ユーザー装置の識別子、ユーザー装置によって再構成されたリソースであることを要求される二次基地局のセル識別子、および再構成を要求する理由のうちの少なくとも1つの情報を含む。
【0078】
前述のオプションの実装様式のうちのいずれか1つにおいて、構成を要求する理由は、TATがタイムアウトしたこと、スケジューリング要求SRが失敗したこと、SRを送信するための物理アップリンク制御チャネルPUCCHリソースが二次基地局にないこと、ユーザー装置がアップリンクデータを二次基地局に送信する必要があること、および二次基地局がダウンリンクデータをユーザー装置に送信する必要があること、のうちの1つの情報を示すために使用される。
【0079】
第7の態様により基地局が実現され、基地局は、一次基地局として使用され、この基地局は、信号の送受信を行うように構成されたトランシーバと、プロセッサとを備え、プロセッサは、第1のメッセージをトランシーバが受信するステップを制御するステップであって、第1のメッセージは、二次基地局に対応するリソースをユーザー装置に対して再構成することを要求するために使用される、ステップと、ユーザー装置に対する二次基地局に対応するリソースの再構成を開始するステップとを実行するように構成される。
【0080】
前述のオプションの実装様式のうちのいずれか1つにおいて、プロセッサは、第1のメッセージをトランシーバが受信するステップを、ユーザー装置から第1のメッセージをトランシーバが受信するステップを制御する形で制御し、プロセッサは、ユーザー装置に対する二次基地局に対応するリソースの再構成を、リソース再構成情報をユーザー装置にトランシーバが送信するステップを制御する形で開始し、リソース再構成情報は、ユーザー装置に対して再構成され、二次基地局に対応するリソースに関する情報である。
【0081】
前述のオプションの実装様式のうちのいずれか1つにおいて、リソース再構成情報は、ユーザー装置に割り当てられ、二次基地局に対応するプリアンブルシーケンス番号および物理ランダムアクセスチャネルシーケンス番号を含み、プロセッサは、リソース再構成情報をユーザー装置にトランシーバが送信するステップを、プリアンブルシーケンス番号および物理ランダムアクセスチャネルシーケンス番号をトランシーバがユーザー装置に送信し、これによりユーザー装置がプリアンブルシーケンス番号および物理ランダムアクセスチャネルシーケンス番号に従ってランダムアクセス要求メッセージを二次基地局に送信するステップを制御する形で制御する。
【0082】
前述のオプションの実装様式のうちのいずれか1つにおいて、リソース再構成情報は、二次基地局に対応する、ユーザー装置に対するタイミングアドバンス情報および/またはアップリンクグラントを含み、プロセッサは、リソース再構成情報をユーザー装置にトランシーバが送信するステップを、タイミングアドバンス情報および/またはアップリンクグラントをユーザー装置にトランシーバが送信するステップを制御する形で制御する。
【0083】
前述のオプションの実装様式のうちのいずれか1つにおいて、プロセッサは、リソース再構成情報がユーザー装置に送信される前にユーザー装置に対するリソース再構成情報を決定する。
【0084】
前述のオプションの実装様式のうちのいずれか1つにおいて、プロセッサは、第1のメッセージをトランシーバが受信するステップを、ユーザー装置から第1のメッセージをトランシーバが受信するステップを制御する形で制御し、プロセッサは、ユーザー装置に対する二次基地局に対応するリソースの再構成を、第2のメッセージを二次基地局にトランシーバが送信し、これにより二次基地局が二次基地局に対応するリソース再構成情報をユーザー装置に送信するように制御する形で開始する。
【0085】
前述のオプションの実装様式のうちのいずれか1つにおいて、プロセッサは、トランシーバが第2のメッセージを二次基地局に送信するステップであって、第2のメッセージが、二次基地局に対応するリソース再構成情報を二次基地局がユーザー装置に送信することをトリガーするために使用される、ステップを以下のように制御する。プロセッサは、第2のメッセージを二次基地局にトランシーバが送信するステップであって、第2のメッセージは、二次基地局に、プリアンブルシーケンス番号および物理ランダムアクセスチャネルシーケンス番号をユーザー装置に割り当てることと、プリアンブルシーケンス番号および物理ランダムアクセスチャネルシーケンス番号をユーザー装置に送信することとを要求するために使用される、ステップを、ユーザー装置がプリアンブルシーケンス番号および物理ランダムアクセスチャネルシーケンス番号に従ってランダムアクセス要求メッセージを二次基地局に送信するように制御する形で制御する。
【0086】
前述のオプションの実装様式のうちのいずれか1つにおいて、プロセッサは、第2のメッセージを二次基地局にトランシーバが送信するステップであって、第2のメッセージが、二次基地局に対応するリソース再構成情報を二次基地局がユーザー装置に送信することをトリガーするために使用される、ステップを、第2のメッセージを二次基地局にトランシーバが送信するステップであって、第2のメッセージは、二次基地局に、第3のメッセージをユーザー装置に送信することを要求するために使用され、第3のメッセージは、二次基地局に対応する、ユーザー装置に対するタイミングアドバンス情報および/またはアップリンクグラントを含む、ステップを制御する形で制御する。
【0087】
前述のオプションの実装様式のうちのいずれか1つにおいて、第2のメッセージは、ユーザー装置の識別子、ユーザー装置によって再構成されたリソースであることを要求される二次基地局のセル識別子、および再構成を要求する理由のうちの少なくとも1つの情報を含む。
【0088】
前述のオプションの実装様式のうちのいずれか1つにおいて、プロセッサは、第1のメッセージをトランシーバが受信するステップを、二次基地局によって送信された第1のメッセージをトランシーバが受信するステップを制御する形で制御する。
【0089】
前述のオプションの実装様式のうちのいずれか1つにおいて、第1のメッセージは、ユーザー装置によって送信されたランダムアクセス要求メッセージを二次基地局が受信した後に送信されるか、または第1のメッセージは、二次基地局に対応する、ユーザー装置のタイミングアドバンスタイマーTATがタイムアウトになったことを二次基地局が検出した後に送信される。
【0090】
前述のオプションの実装様式のうちのいずれか1つにおいて、プロセッサは、トランシーバが二次基地局によって送信され、ユーザー装置に対して構成され、二次基地局に対応するアップリンクリソース構成情報を受信するステップを制御し、プロセッサは、ユーザー装置に対する二次基地局に対応するリソースの再構成を、アップリンクリソース構成情報をユーザー装置にトランシーバが送信するステップを制御する形で開始する。
【0091】
前述のオプションの実装様式のうちのいずれか1つにおいて、プロセッサは、ユーザー装置に対する二次基地局に対応するリソースの再構成を、二次基地局に対応するアップリンクリソース構成情報をユーザー装置にトランシーバが送信するステップを制御する形で開始する。
【0092】
前述のオプションの実装様式のうちのいずれか1つにおいて、アップリンクリソース構成情報は、スケジューリング要求構成情報、サウンディング基準信号構成情報、およびチャネル品質インジケータ報告構成情報のうちの少なくとも1つを含む。
【0093】
前述のオプションの実装様式のうちのいずれか1つにおいて、第1のメッセージは、ユーザー装置の識別子、ユーザー装置によって再構成されたリソースであることを要求される二次基地局のセル識別子、および再構成を要求する理由のうちの少なくとも1つの情報を含む。
【0094】
前述のオプションの実装様式のうちのいずれか1つにおいて、再構成を要求する理由は、タイミングアドバンスタイマーTATがタイムアウトしたこと、スケジューリング要求SRが失敗したこと、SRを送信するための物理アップリンク制御チャネルPUCCHリソースが二次基地局にないこと、ユーザー装置がアップリンクデータを二次基地局に送信する必要があること、および二次基地局がダウンリンクデータをユーザー装置に送信する必要があること、のうちの1つの情報を示すために使用される。
【0095】
第8の態様により実現されるユーザー装置は、信号の送受信を行うように構成されたトランシーバと、プロセッサとを備え、プロセッサは、二次基地局に対応するリソースが再構成される必要があると決定するステップと、第1のメッセージを一次基地局にトランシーバが送信し、これにより一次基地局がユーザー装置に対する二次基地局に対応するリソースの再構成を開始するステップを制御するステップとを実行するように構成される。
【0096】
前述のオプションの実装様式のうちのいずれか1つにおいて、ユーザー装置が第1のメッセージを一次基地局に送信した後に、プロセッサは、トランシーバが一次基地局によって送信されたリソース再構成情報を受信するステップであって、リソース再構成情報は、ユーザー装置に対して再構成され、二次基地局に対応するリソースに関する情報である、ステップを制御する。
【0097】
前述のオプションの実装様式のうちのいずれか1つにおいて、リソース再構成情報は、ユーザー装置に割り当てられ、二次基地局に対応するプリアンブルシーケンス番号および物理ランダムアクセスチャネルシーケンス番号を含み、一次基地局によって送信されたリソース再構成情報が受信された後に、プロセッサは、トランシーバがプリアンブルシーケンス番号および物理ランダムアクセスチャネルシーケンス番号に従ってランダムアクセス要求メッセージを二次基地局に送信するステップを制御する。
【0098】
前述のオプションの実装様式のうちのいずれか1つにおいて、リソース再構成情報は、二次基地局に対応する、ユーザー装置に対するタイミングアドバンス情報および/またはアップリンクグラントを含み、一次基地局によって送信されたリソース再構成情報が受信された後に、プロセッサは、トランシーバがタイミングアドバンス情報および/またはアップリンクグラントを使用することによってアップリンク信号を二次基地局に送信するステップを制御する。
【0099】
前述のオプションの実装様式のうちのいずれか1つにおいて、リソース再構成情報は、ユーザー装置に対して一次基地局によって決定される。
【0100】
前述のオプションの実装様式のうちのいずれか1つにおいて、第1のメッセージが一次基地局に送信された後に、プロセッサは、トランシーバが、二次基地局によって送信され、二次基地局に対応するリソース再構成情報を受信するステップを制御し、リソース再構成情報は、一次基地局によって送信された第2のメッセージを二次基地局が受信した後に送信される。
【0101】
前述のオプションの実装様式のうちのいずれか1つにおいて、リソース再構成情報は、ユーザー装置に割り当てられ、二次基地局に対応するプリアンブルシーケンス番号および物理ランダムアクセスチャネルシーケンス番号を含み、二次基地局によって送信されたリソース再構成情報が受信された後に、プロセッサは、トランシーバがプリアンブルシーケンス番号および物理ランダムアクセスチャネルシーケンス番号に従ってランダムアクセス要求メッセージを二次基地局に送信するステップを制御する。
【0102】
前述のオプションの実装様式のうちのいずれか1つにおいて、リソース再構成情報は、二次基地局に対応する、ユーザー装置に対するタイミングアドバンス情報および/またはアップリンクグラントを含み、二次基地局によって送信されたリソース再構成情報が受信された後に、プロセッサは、トランシーバがタイミングアドバンス情報および/またはアップリンクグラントを使用することによってアップリンク信号を二次基地局に送信するステップを制御する。
【0103】
前述のオプションの実装様式のうちのいずれか1つにおいて、第2のメッセージは、ユーザー装置の識別子、ユーザー装置によって再構成されたリソースであることを要求される二次基地局のセル識別子、および再構成を要求する理由のうちの少なくとも1つの情報を含む。
【0104】
前述のオプションの実装様式のうちのいずれか1つにおいて、第1のメッセージが一次基地局に送信された後に、プロセッサは、トランシーバが、一次基地局によって送信され、二次基地局に対応するアップリンクリソース構成情報を受信するステップを制御する。
【0105】
前述のオプションの実装様式のうちのいずれか1つにおいて、アップリンクリソース構成情報は、スケジューリング要求構成情報、サウンディング基準信号構成情報、およびチャネル品質インジケータ報告構成情報のうちの少なくとも1つを含む。
【0106】
前述のオプションの実装様式のうちのいずれか1つにおいて、第1のメッセージは、ユーザー装置の識別子、ユーザー装置によって再構成されたリソースであることを要求される二次基地局のセル識別子、および再構成を要求する理由のうちの少なくとも1つの情報を含む。
【0107】
前述のオプションの実装様式のうちのいずれか1つにおいて、再構成を要求する理由は、タイミングアドバンスタイマーTATがタイムアウトしたこと、スケジューリング要求SRが失敗したこと、SRを送信するための物理アップリンク制御チャネルPUCCHリソースが二次基地局にないこと、ユーザー装置がアップリンクデータを二次基地局に送信する必要があること、および二次基地局がダウンリンクデータをユーザー装置に送信する必要があること、のうちの1つの情報を示すために使用される。
【0108】
第9の態様により基地局が実現され、基地局は、二次基地局として使用され、この基地局は、信号の送受信を行うように構成されたトランシーバと、プロセッサとを備え、プロセッサは、二次基地局に対応するリソースがユーザー装置に対して再構成される必要があると決定するステップと、第1のメッセージを一次基地局にトランシーバが送信し、これにより一次基地局がユーザー装置に対する二次基地局に対応するリソースの再構成を開始するステップを制御するステップとを実行するように構成される。
【0109】
前述のオプションの実装様式のうちのいずれか1つにおいて、プロセッサは、二次基地局に対応するリソースがユーザー装置に対して再構成される必要があることを、トランシーバがユーザー装置によって送信されたランダムアクセス要求メッセージを受信した場合に、プロセッサは、ユーザー装置に対する二次基地局に対応するリソースの再構成を決定するか、またはプロセッサが、二次基地局に対応する、ユーザー装置のタイミングアドバンスタイマーTATがタイムアウトになったことを検出した場合に、プロセッサは、ユーザー装置に対する二次基地局に対応するリソースの再構成を決定する。
【0110】
前述のオプションの実装様式のうちのいずれか1つにおいて、二次基地局に対応するリソースがユーザー装置に対して再構成される必要があると決定した後に、プロセッサは、トランシーバが、ユーザー装置に対して構成され、二次基地局に対応するアップリンクリソース構成情報を一次基地局に送信するステップを制御し、これにより一次基地局がアップリンクリソース構成情報をユーザー装置に送信する。
【0111】
前述のオプションの実装様式のうちのいずれか1つにおいて、アップリンクリソース構成情報は、スケジューリング要求構成情報、サウンディング基準信号構成情報、およびチャネル品質インジケータ報告構成情報のうちの少なくとも1つを含む。
【0112】
前述のオプションの実装様式のうちのいずれか1つにおいて、第1のメッセージは、ユーザー装置の識別子、ユーザー装置によって再構成されたリソースであることを要求される二次基地局のセル識別子、および再構成を要求する理由のうちの少なくとも1つの情報を含む。
【0113】
前述のオプションの実装様式のうちのいずれか1つにおいて、再構成を要求する理由は、TATがタイムアウトしたこと、スケジューリング要求SRが失敗したこと、SRを送信するための物理アップリンク制御チャネルPUCCHリソースが二次基地局にないこと、ユーザー装置がアップリンクデータを二次基地局に送信する必要があること、および二次基地局がダウンリンクデータをユーザー装置に送信する必要があること、のうちの1つの情報を示すために使用される。
【0114】
前述の解決方法を使用することによって、一次基地局は、二次基地局に対応するリソースをユーザー装置に対して再構成することを要求するために使用される第1のメッセージを受信し、ユーザー装置に対する二次基地局に対応するリソースの再構成を開始する。このようにして、二次基地局が再構成機能を備えていないときに、二次基地局に対応するリソースをユーザー装置に対して再構成することができる。