【文献】
ネット支援・ダウンロード・動画・音楽・グラフィックetc… 捗る! 楽しい! 得する! 無料ソフトを史上最大数収録! 本気でスゴい! フリーソフト960連発,おとなのWindows 通巻41号,日本,インフォレストパブリッシング(株),2013年 5月 1日,p.24
【文献】
国松敦,Manganovel.com−電子マンガのWeb2.0的多言語配信サービス,東芝レビュー,日本,株式会社東芝,2007年12月 1日,第62巻,第12号,p.78-81
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
【発明を実施するための形態】
【0015】
以下、本発明の実施形態について、添付の図面を参照しながら詳細に説明する。
【0016】
本発明の実施形態は、漫画コンテンツを自由に流通することができる技術に関するものであるが、これは、有線/無線ネットワークを基盤とし、インターネットを介してデジタルコンテンツ形態の漫画(以下、「ウェブトゥーン(WebToon)」と称する)を提供するサービス分野(例えば、ウェブトゥーンサービスなど)に適用されてよい。
【0017】
図1は、本発明の一実施形態における、ユーザ端末とコンテンツ流通システムの概括的な様子を示した図である。
図1では、コンテンツ流通システム100およびユーザ端末101を示している。
図1に示す矢印は、コンテンツ流通システム100とユーザ端末101との間に有線/無線ネットワークを介してデータが送受信されることを意味してよい。
【0018】
ユーザ端末101は、PC(personal computer)、ノート型パソコン(laptop computer)、スマートフォン、タブレット、ウェアラブルコンピュータなどであって、コンテンツ流通システム100と関連するウェブ/モバイルサイトへの接続、またはサービス専用アプリケーションのインストールおよび実行が可能なすべての端末装置を意味してよい。ここで、ユーザ端末101は、ウェブ/モバイルサイトまたは専用アプリケーションの制御下で、サービス画面の構成、データ入力、データ送受信、データ格納などのようなサービス全般の動作を実行してよい。
【0019】
コンテンツ流通システム100は、クライアントであるユーザ端末101を対象にウェブトゥーンを提供するサービスプラットフォームの役割をする。特に、コンテンツ流通システム100は、ウェブトゥーンサービスを利用するユーザを対象に、ウェブトゥーンでユーザが希望する部分イメージをキャプチャしたり自由に共有したりするための環境を提供してよい。ここで、コンテンツ流通システム100は、ユーザ端末101上にアプリケーション形態で実現されてよいが、これに限定されることはなく、クライアント−サーバ環境でウェブトゥーンサービスを提供するサービスプラットフォームに含まれる形態で実現されることも可能である。
【0020】
図2は、本発明の一実施形態における、コンテンツ流通システムの内部構成を説明するためのブロック図である。
【0021】
本実施形態に係るコンテンツ流通システム200は、プロセッサ210、バス220、ネットワークインタフェース230、メモリ240、およびデータベース250を含んでよい。メモリ240は、オペレーティングシステム241およびサービス提供ルーチン242を含んでよい。プロセッサ210は、登録部211および提供部212を含んでよい。他の実施形態において、コンテンツ流通システム200は、
図2の構成要素よりもさらに多くの構成要素を含んでもよい。
【0022】
メモリ240は、コンピュータで読み取り可能な記録媒体であって、RAM(random access memory)、ROM(read only memory)、およびディスクドライブのような永久大容量記憶装置を含んでよい。また、メモリ240には、オペレーティングシステム241とサービス提供ルーチン242のためのプログラムコードが格納されてよい。このようなソフトウェア構成要素は、ドライブメカニズム(図示せず)を利用してメモリ240とは別のコンピュータで読み取り可能な記録媒体からロードされてよい。このような別のコンピュータで読み取り可能な記録媒体は、フロッピー(登録商標)ドライブ、ディスク、テープ、DVD/CD−ROMドライブ、メモリカードなどのコンピュータで読み取り可能な記録媒体(図示せず)を含んでよい。他の実施形態において、ソフトウェア構成要素は、コンピュータで読み取り可能な記録媒体ではないネットワークインタフェース230を通じてメモリ240にロードされてもよい。
【0023】
バス220は、コンテンツ流通システム200の構成要素間の通信およびデータ送信を可能にする。バス220は、高速シリアルバス、パラレルバス、SAN(Storage Area Network)、および/または他の適切な通信技術を利用して構成されてよい。
【0024】
ネットワークインタフェース230は、コンテンツ流通システム200をコンピュータネットワークに接続するためのコンピュータハードウェア構成要素であってよい。ネットワークインタフェース230は、コンテンツ流通システム200を無線または有線接続によってコンピュータネットワークに接続させてよい。
【0025】
データベース250は、ウェブトゥーンそれぞれに対し、オンラインウェブトゥーンサービスのための基本画質(例えば、72〜120DPI)のイメージと高画質(例えば、300DPI)の原画イメージを格納および維持する役割をする。ここで、データベース250には、ウェブトゥーンの場面単位であるカット別にイメージが格納され、高画質原画の場合にはウェブトゥーンの全体カットが登録されてよいが、場合によっては、全体カットのうち作家による一部カットだけが選択的に登録されてもよい。
図2では、コンテンツ流通システム200の内部にデータベース250を構築して含むことを示しているが、これに限定されることはなく、システム実現方式や環境などによって省略されてもよいし、全体または一部のデータベースが別の他のシステム上に構築された外部データベースとして存在することも可能である。
【0026】
プロセッサ210は、基本的な算術、ロジック、およびコンテンツ流通システム200の入出力演算を実行することにより、コンピュータプログラムの命令を処理するように構成されてよい。命令は、メモリ240またはネットワークインタフェース230によって、バス220を介してプロセッサ210に提供されてよい。プロセッサ210は、登録部211および提供部212のためのプログラムコードを実行するように構成されてよい。このようなプログラムコードは、メモリ240のような記録装置に格納されてよい。
【0027】
登録部211および提供部212は、以下で説明するコンテンツ流動方法を実行するために構成されてよい。
【0028】
図3は、本発明の一実施形態における、コンテンツ流動方法を説明するためのフローチャートである。
【0029】
段階310で、登録部211は、ウェブトゥーン登録過程において高画質の原画を登録してよい。登録部211は、作家を対象にウェブトゥーン製作ツールを提供し、ウェブトゥーン製作ツールを通じて入力される原稿をオンラインのウェブトゥーンサービスのための基本画質(例えば、72〜120DPI)で登録してよい。特に、登録部211は、作家の原稿に対して高画質(例えば、300DPI)の原画を共に登録してよい。このとき、登録部211は、原稿の単位カット別にイメージを登録し、高画質原画の場合には原稿の全体カットを登録してよいが、場合によっては、全体カットのうち作家によって選択された一部カットだけを登録してもよい。
【0030】
段階320で提供部212は、特定のウェブトゥーンがユーザを対象にサービスされる場合、特定のウェブトゥーンの単位カット別に高画質の原画に対するキャプチャ機能を提供してよい。本実施形態において、キャプチャ機能は、ユーザがウェブトゥーンを視聴しながら、該当のウェブトゥーンで気に入ったり必要である部分イメージに対して高画質原画の写本を提供するものである。また、提供部212は、ウェブトゥーンの部分イメージを共有する共有機能、ウェブトゥーンの部分イメージを編集する編集機能、ウェブトゥーンの部分イメージを利用してコレクションを生成するコレクション機能を提供してよい。ここで、編集機能とは、ウェブトゥーンの部分イメージに含まれた台詞領域を変更したり翻訳したりするなど、ウェブトゥーンの台詞を自由に編集する機能であり、コレクション機能とは、ウェブトゥーンサービスを利用しながらユーザが気に入った部分イメージを組み合わせ、ユーザだけのベストコレクションを生成する機能である。さらに、共有機能とは、ウェブトゥーンの単位カット別に部分イメージを共有する機能であって、キャプチャ機能、編集機能、コレクション機能を利用して生成されたコンテンツをストア(コンテンツオープンマーケット)、SNS(social network service)、メール、メッセンジャ、メッセージ、ブログ、グループなどで共有することができる。言い換えれば、提供部212は、ウェブトゥーン全体を対象にするのではなく、ウェブトゥーンから不必要な部分は除き、ユーザが希望する部分イメージを対象にキャプチャ機能、共有機能、編集機能、コレクション機能を提供することができる。
【0031】
図4は、本発明の一実施形態における、ウェブトゥーンの部分イメージをキャプチャする過程を説明するためのフローチャートである。
【0032】
段階401および段階402において、提供部212は、ウェブトゥーンを視聴中のユーザからウェブトゥーンの特定のイメージに対してキャプチャを要請するキャプチャアクションが入力された場合、該当のイメージの高画質原画が存在するかを判断する。すなわち、提供部212は、ユーザが視聴中のウェブトゥーンでユーザが特定したカットに対し、事前に高画質原画が登録されているかを判断してよい。
【0033】
段階402および段階403において、提供部212は、ユーザによって特定されたカットに対して高画質原画が存在すれば、該当のカットを高画質原画でキャプチャしてよい。言い換えれば、提供部212は、ユーザがウェブトゥーンを視聴している途中、気に入った場面でキャプチャアクションを入力した場合、ウェブトゥーン全体ではなく、ユーザが選択した特定のカットを高画質原画でキャプチャしてよい。
【0034】
段階402および段階404において、提供部212は、ユーザによって特定されたカットに対して高画質原画が存在しない場合には、該当のカットをウェブトゥーンサービス用の基本解像度でキャプチャしてよい。
【0035】
図5〜
図8は、本発明の一実施形態における、キャプチャのためのカットを特定する方法を説明するための例示画面である。
【0036】
一例として、
図5を参照すると、ユーザが要請したウェブトゥーンをサービスするウェブトゥーン画面500でユーザからキャプチャアクション(例えば、ロングタッチ)が入力された場合、ウェブトゥーンの単位カット510が区分され、単位カット510別にユーザ選択が可能な選択入力欄511が表示されてよい。
【0037】
これにより、ユーザが視聴中のウェブトゥーンにおいて、選択入力欄511を通じてキャプチャしたいカットを少なくとも1つ以上選択した後に「キャプチャ」メニュー520が入力されると、提供部212は、ユーザによって選択されたカットの高画質原画をキャプチャできるようになる。このとき、ユーザによって選択されたカットに対して高画質原画が存在しない場合には、ウェブトゥーンサービス用として登録された基本原画でキャプチャしてよい。
【0038】
他の例として、
図6を参照すると、ウェブトゥーン画面600でユーザからキャプチャアクション(例えば、ロングタッチ)が入力された場合、ウェブトゥーンの単位カット610が区分され、単位カット610別にユーザ選択が可能な選択入力欄611が表示されてよい。ここで、単位カット610それぞれに対し、該当となるカットの高画質原画が事前に登録されているかを示す高画質原画表示子612が共に表示されてよい。
【0039】
ユーザは、単位カット610別の高画質原画表示子612を通じて高画質原画が存在するカットを確認することができる。ユーザが選択入力欄611を通じて少なくとも1つ以上のカットを選択した後に「キャプチャ」メニュー620を入力すると、提供部212は、ユーザによって選択されたカットを高画質原画または基本原画でキャプチャしてよい。
【0040】
また他の例として、
図7を参照すると、提供部212は、ユーザを対象にウェブトゥーンをサービスするときに、ユーザが視聴中のウェブトゥーン画面700上で単位カット別に高画質原画が事前に登録されているかを示す高画質原画表示子701を表示してよい。これにより、ユーザは、ウェブトゥーン視聴中にウェブトゥーン画面700の高画質原画表示子701を見て高画質原画が存在するカットを確認することができる。
【0041】
ウェブトゥーン画面700でユーザからキャプチャアクション(例えば、ロングタッチ)が入力された場合、ウェブトゥーンの単位カット710が区分され、単位カット710別にユーザ選択が可能な選択入力欄711が表示されてよい。
【0042】
これにより、ユーザが視聴中のウェブトゥーンで選択入力欄711を通じてキャプチャしたいカットを少なくとも1つ以上選択した後に「キャプチャ」メニュー720を入力すると、提供部212は、ユーザによって選択されたカットを高画質原画または基本原画でキャプチャしてよい。
【0043】
また他の例として、提供部212は、高画質原画が存在するカット別に高画質原画表示子701をキャプチャツールとして表示してよく、ユーザが高画質原画表示子701を選択した場合には、カット選択過程を経ることなく直ぐに該当のカットの高画質原画をキャプチャできるようになる。
【0044】
さらに他の例として、
図8を参照すると、ユーザからウェブトゥーン画面800の特定の位置でキャプチャアクション(例えば、ロングタッチ)が入力された場合、キャプチャアクションが入力された位置に対応するか最も隣接する単位カット810が他のカットと区分されて表示されてよい。
【0045】
ユーザは、ウェブトゥーン画面800を通じた視聴中に気に入った場面で直接キャプチャアクションを実行してよく、他のカットと区分されて表示される特定のカット810が自身がキャプチャしようとするカットであるか確認した後に「キャプチャ」メニュー820を入力すると、提供部212は、ユーザによって選択されたカットを高画質原画または基本原画でキャプチャしてよい。
【0046】
図9〜
図10は、本発明の一実施形態における、共有機能、編集機能、コレクション機能にアクセス経路を例示的に説明した図である。
【0047】
一例として、
図9を参照すると、ユーザが視聴するウェブトゥーン画面900でユーザから特定のアクション(例えば、ロングタッチ)が入力された場合、ウェブトゥーンの単位カット910が区分され、単位カット910別にユーザ選択が可能な選択入力欄911が表示されてよい。このとき、単位カット910が区分されて表示される画面上には、「キャプチャ」メニュー920と共に、「共有」メニュー930、「編集」メニュー940、「コレクション」メニュー950が活性化して表示されてよい。したがって、提供部212は、ユーザが視聴中のウェブトゥーン画面で、ウェブトゥーンの単位カット別に利用可能なキャプチャ機能、共有機能、編集機能、コレクション機能を提供することができる。
【0048】
他の例として、
図10を参照すると、提供部212は、ユーザ選択によってキャプチャしたイメージリストであるキャプチャリスト1000を提供してよく、キャプチャリスト1000にも、キャプチャされた個別カット1010別に区分されて表示され、個別カット1010別にユーザ選択が可能な選択入力欄1011が表示されてよい。ここで、キャプチャリスト1000が表示される画面上には、「共有」メニュー1030、「編集」メニュー1040、「コレクション」メニュー1050が活性化して表示されてよい。したがって、ユーザ選択によってキャプチャされたイメージリストが別途管理されてよく、提供部212は、キャプチャイメージリストで単位カット別に利用可能な共有機能、編集機能、コレクション機能を提供することができる。
【0049】
この他にも、提供部212は、ユーザによって原画の台詞が編集されたイメージリストを提供してよく、イメージリストが表示される画面上には、「共有」メニュー、「コレクション」メニューを共に提供してよい。したがって、ユーザが原画の台詞を編集したイメージリストが別途管理されてよく、提供部212は、編集イメージリストで単位カット別に利用可能な共有機能およびコレクション機能を提供することができる。
【0050】
また、提供部212は、ウェブトゥーンの視聴中にユーザが選択したカットを1つのコンテンツとして集めたコレクションリストとコレクション別に各コレクションを構成するイメージリストを提供してよく、このようなリストが表示される画面上には、「共有」メニューと「編集」メニューを共に提供してよい。したがって、ユーザがカットを集めて作ったコレクションリストとコレクション別イメージリストが別途管理されてよく、提供部212は、コレクションリストまたはコレクション別イメージリストでコレクションまたは単位カット別に利用可能な共有機能と編集機能を提供することができる。
【0051】
キャプチャ機能の場合:
図5〜
図8を参照しながら説明したように、提供部212は、ユーザが選択入力欄911を通じて少なくとも1つ以上の単位カット910を選択して「キャプチャ」メニュー920を入力すると、ユーザによって選択されたカットを高画質原画または基本原画でキャプチャしてよい。
【0052】
共有機能の場合:ユーザが選択入力欄911、1011を通じて少なくとも1つ以上の単位カット910、1010を選択して「共有」メニュー930、1030を入力すると、提供部212は、
図11に示すように、ユーザによって選択されたカットを共有するために呼び出し可能なサービスリスト1100を提供してよい。サービスリスト1100は、ウェブトゥーンの部分イメージとしてユーザによって選択されたカットを他人と共有するためのサービスであるSNS、メール、メッセンジャ、メッセージ、ブログ、グループなどを呼び出すためのメニューで構成されてよい。ユーザによって原画の台詞が翻訳されたカットを共有しようとするときには、サービスリスト1100に翻訳参加サービスを呼び出すためのメニューがさらに含まれてよく、ユーザによって生成されたコレクションを共有しようとするときには、サービスリスト1100にコンテンツオープンマーケットであるストアサービスを呼び出すためのメニューがさらに含まれてよい。
【0053】
編集機能の場合:ユーザが選択入力欄911、1011を通じて少なくとも1つ以上の単位カット910、1010を選択して「編集」メニュー940、1040を入力すると、提供部212は、
図12に示すように、該当のカットの台詞編集が可能な編集画面1200を提供してよい。編集画面1200には、原画の台詞1201を変更するために変更台詞を入力するための入力画面1202を含んでよい。ここで、提供部212は、ユーザが選択した特定のカット1210に対し、原画の台詞1201を入力画面1202に入力された台詞1201’に変更して格納してよい。また、提供部212は、参加翻訳システムを活用してウェブトゥーンを視聴するユーザから原画の台詞1201を他の言語に翻訳した台詞(翻訳文)を収集してよく、この後、該当のウェブトゥーンをサービスするときには、原画の台詞1201を特定の基準によって選定された翻訳文に変更して提供してもよいし、原画の台詞1201に対して字幕などを利用して少なくとも1つの翻訳文を提供してもよい。
【0054】
コレクション機能の場合:ユーザが選択入力欄911、1011を通じて少なくとも1つ以上の単位カット910、1010を選択して「コレクション」メニュー950、1050を入力すると、提供部212は、
図13に示すように、該当のカットを利用してコレクションを生成するためのメニューリスト1300を提供してよい。コレクション機能とは、ウェブトゥーンの視聴中にユーザが選択したカットを集めて1つのコンテンツとして生成するためのものであって、メニューリスト1300には、ユーザによって選択されたカットを既に生成されているコレクションに追加するための「既存のコレクションに追加」メニューと、ユーザによって選択されたカットを新たなコレクションとして生成するための「新たなコレクションを生成」メニューが含まれてよい。ユーザは、ウェブトゥーンの視聴中または多様なイメージリストからカット単位でイメージを選択してユーザだけのコレクションを生成してよく、ユーザが生成したコレクションをSNSやメール、メッセンジャなどで他人と共有したり、ユーザが生成したコレクションを他人が購入して視聴することができるようにユーザのコレクションをコンテンツオープンマーケット(例えば、ブックストア)で共有したりしてよい。
【0055】
したがって、本実施形態では、ウェブトゥーンの回次全体あるいはページ全体を対象にするのではなく、ウェブトゥーンのカット単位でユーザが希望する部分イメージだけを高画質でキャプチャすることができる上に、ウェブトゥーンのカット単位でユーザが選択した部分イメージを共有したり、原画の台詞を編集したり、コレクションを生成したりするのに利用することができる。
【0056】
上述したコンテンツ流通方法は、
図1〜
図13を参照しながら説明した詳細内容に基づいてより短縮された動作または追加の動作を含んでもよい。また、2つ以上の動作を組み合わせたり、動作の順序や位置を変更したりしてもよい。
【0057】
図5〜
図13に示した画面は、発明の理解を助けるためにサービス画面の一部のみを例示的に示したが、本発明がこのような実施形態に限定されることはなく、画面の構成や順序などはいくらでも変更可能である。
【0058】
図14は、本発明の一実施形態における、コンピュータシステムの内部構成の一例を説明するためのブロック図である。
【0059】
図14に示すように、コンピュータシステム1400は、少なくとも1つのプロセッサ1410、メモリ1420、周辺装置インタフェース1430、入力/出力(I/O)サブシステム1440、電力回路1450、および通信回路1460を少なくとも含んでよい。ここで、コンピュータシステム1400は、ユーザ端末に該当してよい。
【0060】
メモリ1420は、一例として、高速RAM、磁気ディスク、SRAM、DRAM、ROM、フラッシュメモリ、または不揮発性メモリを含んでよい。メモリ1420は、コンピュータシステム1400の動作に必要なソフトウェアモジュール、命令語集合、またはその他にも多様なデータを含んでよい。ここで、プロセッサ1410や周辺装置インタフェース1430などの他のコンポーネントからメモリ1420へのアクセスは、プロセッサ1410によって制御されてよい。
【0061】
周辺装置インタフェース1430は、コンピュータシステム1400の入力周辺装置および/または出力周辺装置をプロセッサ1410およびメモリ1420に結合させてよい。プロセッサ1410は、メモリ1420に格納されたソフトウェアモジュールまたは命令語集合を実行し、コンピュータシステム1400のための多様な機能を実行してデータを処理してよい。
【0062】
入力/出力サブシステム1440は、多様な入力/出力周辺装置を周辺装置インタフェース1430に結合させてよい。例えば、入力/出力サブシステム1440は、モニタやキーボード、マウス、プリンタ、または必要に応じてタッチスクリーンやセンサなどの周辺装置を周辺装置インタフェース1430に結合させるためのコントローラを含んでよい。他の側面によると、入力/出力周辺装置は、入力/出力サブシステム1440を介さずに周辺装置インタフェース1430に結合されてもよい。
【0063】
電力回路1450は、端末機のコンポーネントの全部または一部に電力を供給してよい。例えば、電力回路1450は、電力管理システム、バッテリや交流(AC)などのような1つ以上の電源、充電システム、電力障害検出回路、電力変換器やインバータ、電力状態表示子、または電力生成、管理、分配のための任意の他のコンポーネントを含んでよい。
【0064】
通信回路1460は、少なくとも1つの外部ポートを利用して他のコンピュータシステムとの通信を可能にしてよい。または、上述したように、必要に応じて、通信回路1460はRF回路を含み、電磁信号とも知られているRF信号を送受信することにより、他のコンピュータシステムとの通信を可能にしてもよい。
【0065】
このような
図14の実施形態は、コンピュータシステム1400の一例に過ぎず、コンピュータシステム1400は、
図14に示されたコンポーネントの一部が除去されてもよいし、
図14には示されていない追加のコンポーネントをさらに備えたり、2つ以上のコンポーネントを結合させる構成または配置を有したりしてもよい。例えば、モバイル環境の通信端末のためのコンピュータシステムは、
図14に示されたコンポーネントの他にも、タッチスクリーンやセンサなどをさらに備えてもよく、通信回路1460には、多様な通信方式(WiFi(登録商標)、3G、LTE、Bluetooth(登録商標)、NFC、Zigbee(登録商標)など)のRF通信のための回路が備えられてもよい。コンピュータシステム1400に含めることができるコンポーネントは、1つ以上の信号処理またはアプリケーションに特化した集積回路を含むハードウェア、ソフトウェア、またはハードウェアとソフトウェアとの組み合わせによって実現されてよい。
【0066】
本発明の実施形態に係る方法は、多様なコンピュータシステムによって実行可能なプログラム命令の形態で実現され、コンピュータで読み取り可能な媒体に記録されてもよい。特に、本実施形態に係るプログラムは、PC基盤のプログラムまたはモバイル端末専用のアプリケーションで構成されてよい。本発明が適用されるアプリケーションは、ファイル配信システムが提供するファイルを通じてユーザ端末にインストールされてよい。一例として、ファイル配信システムは、ユーザ端末の要求に応じて前記ファイルを送信するファイル送信部(図示せず)を含んでよい。
【0067】
このように、本発明の実施形態によると、漫画コンテンツに対して高画質の原画をデータベースとして構築し、漫画コンテンツの部分イメージを高画質で提供することにより、ユーザが必要なイメージを高画質でキャプチャして所有または共有することができる。また、本発明の実施形態によると、漫画コンテンツから部分イメージを選択して流通することにより、回次全体あるいはページ全体を対象にするのではなく、ユーザが希望する部分だけを自由に流通することができる。さらに、本発明の実施形態によると、漫画コンテンツの部分イメージを利用してベストコレクションを作ったり台詞領域などを変更したりして共有可能な環境を提供することにより、自由なコンテンツの製作と流通が可能となる。
【0068】
上述した装置は、ハードウェア構成要素、ソフトウェア構成要素、および/またはハードウェア構成要素とソフトウェア構成要素との組み合わせによって実現されてよい。例えば、実施形態で説明された装置および構成要素は、例えば、プロセッサ、コントローラ、ALU(arithmetic logic unit)、デジタル信号プロセッサ、マイクロコンピュータ、FPGA(field programmable gate array)、PLU(programmable logic unit)、マイクロプロセッサ、または命令を実行して応答することができる様々な装置のように、1つ以上の汎用コンピュータまたは特殊目的コンピュータを利用して実現されてもよい。処理装置は、オペレーティングシステム(OS)およびOS上で実行される1つ以上のソフトウェアアプリケーションを実行してよい。また、処理装置は、ソフトウェアの実行に応答し、データにアクセスし、データを格納、操作、処理、および生成してもよい。理解の便宜のために、1つの処理装置が使用されるとして説明される場合もあるが、当業者は、処理装置が複数の処理要素および/または複数種類の処理要素を含んでもよいことが理解できるであろう。例えば、処理装置は、複数のプロセッサまたは1つのプロセッサおよび1つのコントローラを含んでもよい。また、並列プロセッサのような、他の処理構成も可能である。
【0069】
ソフトウェアは、コンピュータプログラム、コード、命令、またはこれらのうちの1つ以上の組み合わせを含んでよく、所望するとおりに動作するように処理装置を構成したり、独立的または集合的に処理装置に命令したりしてよい。ソフトウェアおよび/またはデータは、処理装置に基づいて解釈されたり、処理装置に命令またはデータを提供したりするために、ある種類の機械、コンポーネント、物理装置、仮想装置、コンピュータ格納媒体または装置、または送信される信号波に永久的または一時的に具現化されてよい。ソフトウェアは、ネットワークによって接続されたコンピュータシステム上に分散され、分散された態様で格納されても実行されてもよい。ソフトウェアおよびデータは、1つ以上のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に格納されてもよい。
【0070】
実施形態に係る方法は、多様なコンピュータ手段によって実行可能なプログラム命令の形態で実現されてコンピュータで読み取り可能な媒体に記録されてよい。前記コンピュータで読み取り可能な媒体は、プログラム命令、データファイル、データ構造などを単独でまたは組み合わせて含んでよい。前記媒体に記録されるプログラム命令は、実施形態のために特別に設計されて構成されたものであってもよいし、コンピュータソフトウェア当業者に公知な使用可能なものであってもよい。コンピュータで読み取り可能な記録媒体の例としては、ハードディスク、フロッピディスク、磁気テープのような磁気媒体、CD−ROM、DVDのような光媒体、フロプティカルディスクのような光磁気媒体、およびROM、RAM、フラッシュメモリなどのようなプログラム命令を格納して実行するように特別に構成されたハードウェア装置が含まれる。プログラム命令の例は、コンパイラによって生成されるもののような機械語コードだけではなく、インタプリタなどを使用してコンピュータによって実行される高級言語コードを含む。上述したハードウェア装置は、実施形態の動作を実行するために1つ以上のソフトウェアモジュールとして動作するように構成されてもよく、その逆も同じである。
【0071】
以上のように、実施形態を、限定された実施形態と図面に基づいて説明したが、当業者であれば、上述した記載から多様な修正および変形が可能である。例えば、説明された技術が、説明された方法とは異なる順序で実行されたり、かつ/あるいは、説明されたシステム、構造、装置、回路などの構成要素が、説明された方法とは異なる形態で結合されたりまたは組み合わされたり、他の構成要素または均等物によって対置されたり置換されたとしても、適切な結果を達成することができる。
したがって、異なる実施形態であっても、特許請求の範囲と均等なものであれば、添付される特許請求の範囲に属する。