特許第6528053号(P6528053)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

知財求人 - 知財ポータルサイト「IP Force」

▶ ゲーエー ジェンバッハー ゲーエムベーハー アンド コー オーゲーの特許一覧

特許6528053混合気で作動する内燃エンジンの始動方法
<>
  • 特許6528053-混合気で作動する内燃エンジンの始動方法 図000002
  • 特許6528053-混合気で作動する内燃エンジンの始動方法 図000003
  • 特許6528053-混合気で作動する内燃エンジンの始動方法 図000004
< >
(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6528053
(24)【登録日】2019年5月24日
(45)【発行日】2019年6月12日
(54)【発明の名称】混合気で作動する内燃エンジンの始動方法
(51)【国際特許分類】
   F02D 41/08 20060101AFI20190531BHJP
   F02D 41/32 20060101ALI20190531BHJP
   F02M 21/02 20060101ALI20190531BHJP
【FI】
   F02D41/08 330A
   F02D41/32 C
   F02M21/02 301L
【請求項の数】8
【外国語出願】
【全頁数】8
(21)【出願番号】特願2015-225466(P2015-225466)
(22)【出願日】2015年11月18日
(65)【公開番号】特開2016-98826(P2016-98826A)
(43)【公開日】2016年5月30日
【審査請求日】2016年1月21日
【審判番号】不服2018-2104(P2018-2104/J1)
【審判請求日】2018年2月15日
(31)【優先権主張番号】A846/2014
(32)【優先日】2014年11月24日
(33)【優先権主張国】AT
(73)【特許権者】
【識別番号】504344576
【氏名又は名称】インニオ ジェンバッハー ゲーエムベーハー アンド コー オーゲー
(74)【代理人】
【識別番号】100091568
【弁理士】
【氏名又は名称】市位 嘉宏
(74)【代理人】
【識別番号】100137545
【弁理士】
【氏名又は名称】荒川 聡志
(74)【代理人】
【識別番号】100105588
【弁理士】
【氏名又は名称】小倉 博
(74)【代理人】
【識別番号】100113974
【弁理士】
【氏名又は名称】田中 拓人
(72)【発明者】
【氏名】ヒルジンガー−ウンターライナー ヨハン
(72)【発明者】
【氏名】コペセック ヘルベルト
(72)【発明者】
【氏名】リュ ハング
(72)【発明者】
【氏名】ワルドハート ミヒャエル
【合議体】
【審判長】 冨岡 和人
【審判官】 水野 治彦
【審判官】 粟倉 裕二
(56)【参考文献】
【文献】 特開平9−112353(JP,A)
【文献】 特開2006−291940(JP,A)
【文献】 実開昭59−560(JP,U)
【文献】 特開2009−57871(JP,A)
【文献】 国際公開第2012/137237(WO,A1)
【文献】 特開2012−17663(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
F02D13/00-28/00
F02D41/00-41/40
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
混合気で作動する内燃エンジン(1)の始動方法であって、
前記混合気の一部として前記内燃エンジン(1)に供給されるのが、前記混合気のエネルギー含有量の特性である、少なくとも1つのパラメータに関して確認される燃料体積流(QB)であり、
前記内燃エンジン(1)は、前記内燃エンジン(1)が自発的に動き続けるまで、スタータ装置(2)により駆動し、
前記内燃エンジン(1)に供給される前記燃料体積流(QB)は、前記内燃エンジン(1)が自発的に動き続けるまで、前記混合気の前記エネルギー含有量の特性である、前記少なくとも1つのパラメータの減少により変動し、
前記少なくとも1つのパラメータが、最小必要空気量(lmin)および前記混合気の燃焼空気比(lambda)のうちの少なくとも1つを含み、
前記内燃エンジン(1)が自発的に動き続ける、前記混合気の前記エネルギー含有量の特性である、前記少なくとも1つのパラメータのパラメータ値が、少なくとも前記内燃エンジン(1)のさらなる動作に向けての時間の間だけほぼ一定に保たれ、
前記内燃エンジンへの出力要求が所定量を超えるときには、前記最小必要空気量を一定に保ったまま、前記混合気の前記燃焼空気比を増加させる、
方法。
【請求項2】
前記混合気の前記エネルギー含有量の特性である、前記少なくとも1つのパラメータが、あらかじめ設定することができる初期値を始点に変動することを特徴とする、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記内燃エンジン(1)に供給される前記燃料体積流(QB)が、式
QB=QG/(1+lambda*lmin)
により確認され、式中、QBは前記内燃エンジン(1)に供給される前記燃料体積流、QGは前記混合気のあらかじめ設定することができる混合体積流、lambdaは前記混合気の燃焼空気比、lminは前記燃料に関する最小必要空気量である、請求項1または2に記載の方法。
【請求項4】
lminが変動することを特徴とする、請求項3に記載の方法。
【請求項5】
lminが、好ましくは、初期値として約10を始点に減少することを特徴とする、請求項3に記載の方法。
【請求項6】
lambdaが変動することを特徴とする、請求項3から5のいずれか一項に記載の方法。
【請求項7】
lambdaが、好ましくは、初期値として約2を始点に減少することを特徴とする請求項3から5のいずれか一項に記載の方法。
【請求項8】
最大で前記内燃エンジンの定格負荷の30%の、前記内燃エンジン(1)の出力要求まで、前記パラメータ値がほぼ一定に保たれることを特徴とする請求項1から7のいずれか一項に記載の方法。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、混合気で作動する内燃エンジン、より詳細には、定置式ガスエンジンの始動方法に関し、混合気の一部として内燃エンジンに供給されるのが、混合気のエネルギー含有量の特性である少なくとも1つのパラメータに関して確認される燃料体積流であり、内燃エンジンは、その内燃エンジンが自発的に動き続けるまでスタータ装置により駆動する。
【背景技術】
【0002】
混合気で作動する内燃エンジンの始動動作において、内燃エンジンには、燃料体積流および空気を含む混合気が供給され、内燃エンジンが自発的に動き続けるまではスタータ装置により駆動する。その場合、燃料体積流の大きさは、たとえば、混合気の、燃料に関する化学量論上の必要空気量もしくは最小必要空気量lminまたは混合気の燃焼空気比lambdaのような混合気のエネルギー含有量の特性である少なくとも1つのパラメータに関してしばしば確認される。内燃エンジンは通常、1.2のlambda値で始動するため、その特性パラメータはしばしば、1.2の値に設定される。最小必要空気量は使用される燃料に依存し、このため、燃料ガスを燃料として使用する場合、最小必要空気量はガスの質と関連する。ガスの質が既知であれば、そのため、燃料体積流を確認する際に最小必要空気量の適正値を考慮することができる。
【0003】
しかし、ガスの質、または混合気のエネルギー含有量に関係する主要な特性パラメータが既知でない場合、選択されたパラメータ値により、内燃エンジンが始動しないか、望ましくない作動モードで動作することになる可能性がある。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
したがって、本発明の目的は、最新技術を超えて改善された、混合気で作動する内燃エンジンの始動方法を提供することである。より詳細には、本発明は、提案された方法が、質が不明である燃料または燃料ガスを使用する場合であっても、内燃エンジンの信頼性のある始動を可能にもすることを提供することを求める。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明によれば、その目的は請求項1の特徴により達成される。本発明の有利な構成は従属する請求項により説明される。
【0006】
したがって、本発明によれば、内燃エンジンに供給される体積流は、内燃エンジンが自発的に動き続けるまで、混合気のエネルギー含有量の特性である、少なくとも1つのパラメータの変動により、変動する。
【0007】
混合気のエネルギー含有量の特性である、少なくとも1つのパラメータ(たとえば、最小必要空気量または燃焼空気比)の変動により、燃料の質、ひいては燃料の熱量が最初は未知であっても、内燃エンジンが確実に始動する。
【0008】
特に好ましい実施形態では、最小必要空気量が、混合気のエネルギー含有量の特性であるパラメータとして、燃料に関して変動するものとすることができる。
【0009】
混合気の燃焼空気比は、混合気のエネルギー含有量の特性であるパラメータとして変動するものとすることもできる。
【0010】
本発明の好ましい実施形態では、混合気のエネルギー含有量の特性である少なくとも1つのパラメータが、所定の初期値を始点に変動するものとすることもできる。パラメータの変動は理論上、燃料の対応するカテゴリーに関する適切な範囲において発生する。燃料ガスを燃料として使用する場合、たとえば、最小必要空気量lminの変動に適切な領域は、天然ガスでは9から10であり、バイオガスでは6から10であり、坑内ガスでは3から10である。したがって、燃料ガスの場合、特にこれらの例では、最小必要空気量の初期値10を始点に、内燃エンジンが自発的に動き続けるまで、最小必要空気量を減少させるものとすることができる。
【0011】
特に好ましい実施形態によれば、内燃エンジンに供給される燃料体積流が、以下の式により確認されるものとすることができる。
【0012】
=Q/(1+lambda*lmin
【0013】
式中、Qは内燃エンジンに供給される燃料体積流、Qはあらかじめ設定することができる混合気の混合体積流、lambdaは混合気の燃焼空気比、lminは燃料に関する最小必要空気量である。
【0014】
混合気の燃焼空気比lambdaは、完全燃焼に必要となる少なくとも必要となる化学量論上の空気の質量に対する、燃焼に実際に利用可能な空気の質量の比である。過剰な量の空気で内燃エンジンが作動し、したがって化学量論を超える場合(lambda>1)、燃焼空気比は、しばしば、空気過剰数とも呼ばれる。
【0015】
最小必要空気量lmin−しばしば化学量論上の必要空気量とも呼ばれる−は、燃料の質量に対する化学量論上の空気の質量の質量比である。最小必要空気量lminは、したがって、使用される燃料それぞれに依存する値である。これにより、燃料の質量の化学量論的燃焼(lambda=1)を可能にする空気の質量として必要な、所与の燃料の質量の倍数が特定される。
【0016】
混合気の混合体積流Qは、所与の内燃エンジンのスピードにおける効率の度合いおよび毎分あたりの吸気量から得られる混合気の混合体積流の、常圧(1.013bar)、常温(293K)に標準化された値を含むことができる。
【0017】
minは可変とすることができることが好ましい。
【0018】
特に好ましい変形形態では、lminは、好ましくは初期値として約10を始点に減少するものとすることができる。
【0019】
このケースは、周囲のパラメータにより、通常、燃焼空気比lambdaのどの値で内燃エンジンが始動するか(たとえば、lambda=1.2)が明確に知られているが、燃料の質、ひいては、最小必要空気量lminの適正値が未知である場合に特に関連する。この場合、内燃エンジンの始動動作のために、燃焼空気比lambdaの値が一定−たとえば、lambda=1.2−に維持され、最小必要空気量lminの値が、lmin=10の値を始点に、内燃エンジンが始動し、自発的に動き続けるまで減少するものとすることができる。もし、最小必要空気量lminの値の変動により、内燃エンジンがたとえばlmin=4の値で始動すると判明した場合、したがってこの方法で、その値に関連する燃料の質についての結果に到達することができる。しかし、特に、あらかじめ知られていなければならないガスの質を除いて、そのようにして始動プロセスを確実に実施することが可能である。はじめに最小必要空気量lminに設定される値−示された例では、lmin=4−が、燃料の計測のそれぞれの計算式における最小必要空気量lminの適正値として内燃エンジンのさらなる動作に使用することもでき、したがって、実際に含まれる燃料の質に適合する、内燃エンジンの最適な動作を可能にする。
【0020】
代替的に、または補助的に、lambdaを可変とすることができる。
【0021】
特に好ましい変形形態では、好ましくは初期値として約2を始点にlambdaが減少するものとすることができる。
【0022】
このケースは特に、燃料の質、ひいては最小必要空気量lminの適正値が明確に知られているが、周囲のパラメータ(たとえば、内燃エンジンの設置場所の標高が非常に高い位置にある)のために、所与の環境において内燃エンジンが始動する燃焼空気比lambdaの値が未知である場合に関連する。その点では、内燃エンジンの始動動作のために、最小必要空気量lminの値を関連する既知の燃料に対応して一定に維持し、燃焼空気比lambdaの値を、たとえばlambdaの値=1.1で、内燃エンジンが始動し、自発的に動き続けるまで、所定の初期値を始点に減少させるようにすることができる。
【0023】
本発明の好ましい実施形態では、混合気のエネルギー含有量の特性である、少なくとも1つのパラメータの、内燃エンジンが自発的に動き続けるそのパラメータ値は、少なくとも、内燃エンジンのさらなる動作のためのある時間の間はほぼ一定に保たれるものとすることができる。この点では、特性パラメータの、内燃エンジンが自発的に動き続けるそのパラメータ値は、内燃エンジンの、すべてのさらなる負荷条件において一定に維持されるようにすることもできる。
【0024】
最大で内燃エンジンの定格負荷の30%の、内燃エンジンの出力要求まで、パラメータ値をほぼ一定に維持するようにすることもできる。
【0025】
本発明のさらなる詳細および利点は、以下の具体的説明により示される。
【図面の簡単な説明】
【0026】
図1】内燃エンジンの概略ブロック図である。
図2】提案された方法の一実施形態による内燃エンジンの始動動作を示す図である。
図3】提案された方法のさらなる実施形態による内燃エンジンの始動動作を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0027】
図1が定置式ガスエンジンの形態の内燃エンジン1の概略ブロック図を示す。内燃エンジン1の始動動作の間、内燃エンジン1が自発的に動き続けるまでスタータ装置2により駆動される。この例では、内燃エンジン1は、電力ネットワーク(不図示)に電力を供給する発電機3を駆動する。既知の方式で供給導管4および排気導管5に配置されるのが、排気タービン8と、シャフト9を通して排気タービン8により駆動されるコンプレッサ7とを有するターボチャージャ6である。混合物インタークーラー10がコンプレッサ7の下流側に接続される。圧縮された混合気Gの一部が、バイパス導管12、およびバイパス導管12に配設されたコンプレッサ・バイパス・バルブ11を通して再びコンプレッサ7の上流側で再利用される。コンプレッサ7の上流側の供給導管4に配置されるのがミキサ14であり、このミキサ14の中で空気Aと燃料Bとを混合して、コンプレッサ7に供給される混合気Gを形成する。混合気Gは、混合物インタークーラー10およびスロットルフラップ13を通って流れた後に、内燃エンジン1に供給される。
【0028】
空気Aを導入する空気導管18、および燃料ガスの形態の燃料Bを導入する燃料導管17が、ミキサ14に通じる。燃料導管17に配置されるのは、たとえば気体用電磁弁の形態の燃料バルブ15である。提案される方法について必要な燃料体積流Q(fuel volume flow)のそれぞれの値が、信号線16を通ってその燃料バルブ15に指示される。必要な燃料体積流Qの指示値に基づいて、燃料Bの対応する燃料体積流Qが燃料バルブ15を通って燃料導管17に提供される。
【0029】
燃料体積流Qの指示値は内燃エンジン1の始動動作の間、提案される方法に関し、混合気Gのエネルギー含有量の少なくとも1つのパラメータ特性(たとえば、最小必要空気量lminまたは燃焼空気比lambda)の変動に基づいて変化する。
【0030】
図1に記載の構成とは異なり、内燃エンジン1はバイパス導管12無しで設計することもできる。バイパス導管12の代わりに、またはバイパス導管12に加えて、ウェイストゲートを既知の方式で排気タービン8の領域の排気導管5に配置することもできる。
【0031】
図2が、提案された方法の実施形態に係る、内燃エンジン1の例としての始動動作として、始動動作の間変動する最小必要空気量lmin(minimum air requirement:最小の要求される空気量)の、時間に対する変化を示す。この例では、4つの段階I、II、III、およびIVが時間に関して示される。段階Iは内燃エンジン1の停止段階に対応し、その間、内燃エンジン1は動いていない。段階IIは内燃エンジン1の始動段階に対応し、その間、提案された方法が使用される。段階IIIは内燃エンジン1のアイドリング段階または低負荷段階を表し、その間、内燃エンジン1への出力要求が、最大で内燃エンジン1の定格負荷の30%である。段階IVは、内燃エンジン1への出力要求が内燃エンジン1の定格負荷の30%を超える内燃エンジン1の負荷段階を示す。始動段階(段階II)−図示の例では約30秒続く−の間のグラフに見られるように、最小必要空気量lminの値は、たとえば10の初期値を始点に、内燃エンジン1が始動し、自発的に動き続けるまで減少する。内燃エンジン1が自発的に動き続ける最小必要空気量lminのその値(この例では、lmin=5)が、その後、段階IIIおよびIVにおける内燃エンジン1のさらなる動作に向けてほぼ一定に保たれる。
【0032】
図3が、提案された方法の実施形態に係る、内燃エンジン1の例としての始動動作として、始動動作の間変動する燃焼空気比lambda(combustion air ratio)の値の、時間に対する変化を示す。時間段階I、II、III、およびIVが図2の対応する段階に対応する。この例では、始動段階(段階II)の間、燃焼空気比lambdaの値は、たとえば2の初期値を始点に、内燃エンジン1が始動して自発的に動き続けるまで減少する。内燃エンジン1が自発的に動き続ける燃焼空気比lambdaのその値(この例では、lambda=1.5)が、その後、内燃エンジン1のアイドリング段階または低負荷段階(段階III)に向けてほぼ一定に保たれる。負荷段階(段階IV)は、内燃エンジン1の要求出力に係る燃焼空気比lambdaの適応を伴う。図示の例では、燃焼空気比lambdaは負荷段階(段階IV)において、エンジン管理システムにより増加し、時間tにおいては約1.8になる。
【符号の説明】
【0033】
1 ・・・内燃エンジン
2 ・・・スタータ装置
3 ・・・発電機
4 ・・・供給導管
5 ・・・排気導管
6 ・・・ターボチャージャ
7 ・・・コンプレッサ
8 ・・・排気タービン
9 ・・・シャフト
10 ・・・混合物インタークーラー
11 ・・・コンプレッサ・バイパス・バルブ
12 ・・・バイパス導管
13 ・・・スロットルフラップ
14 ・・・ミキサ
15 ・・・燃料バルブ
16 ・・・信号線
17 ・・・燃料導管
18 ・・・空気導管
A ・・・空気
B ・・・燃料
G ・・・混合気
・・・燃料体積流
・・・混合体積流
図1
図2
図3