特許第6532600号(P6532600)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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特許6532600ドライブレコーダ撮像画像送信システム、ドライブレコーダ撮像画像送信方法及びプログラム
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6532600
(24)【登録日】2019年5月31日
(45)【発行日】2019年6月19日
(54)【発明の名称】ドライブレコーダ撮像画像送信システム、ドライブレコーダ撮像画像送信方法及びプログラム
(51)【国際特許分類】
   G08G 1/00 20060101AFI20190610BHJP
   G07C 5/00 20060101ALI20190610BHJP
   G01C 21/26 20060101ALI20190610BHJP
【FI】
   G08G1/00 D
   G07C5/00 Z
   G01C21/26 C
【請求項の数】7
【全頁数】15
(21)【出願番号】特願2018-511844(P2018-511844)
(86)(22)【出願日】2016年4月15日
(86)【国際出願番号】JP2016062075
(87)【国際公開番号】WO2017179182
(87)【国際公開日】20171019
【審査請求日】2018年4月27日
(73)【特許権者】
【識別番号】500521522
【氏名又は名称】株式会社オプティム
(74)【代理人】
【識別番号】100177220
【弁理士】
【氏名又は名称】小木 智彦
(72)【発明者】
【氏名】菅谷 俊二
【審査官】 落合 弘之
(56)【参考文献】
【文献】 特開2015−5075(JP,A)
【文献】 特開2004−310309(JP,A)
【文献】 特開2007−334574(JP,A)
【文献】 特開2015−210775(JP,A)
【文献】 特開2014−92476(JP,A)
【文献】 特開平11−339183(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G08G 1/00
G07C 5/00
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
事故時に、車両に備えられたドライブレコーダが撮像する撮像画像を送信するドライブレコーダ撮像画像送信システムであって、
事故関連施設と、当該事故関連施設に配置された情報端末の識別番号とが対応付けられた端末配置データが予め記憶される記憶手段と、
前記車両に起きた衝撃を検知する衝撃検知手段と、
前記衝撃が検知された場合に、事故内容を画像解析に基づいて判断する判断手段と、
前記衝撃が検知された場合に、事故現場の最寄りの事故関連施設を特定する施設特定手段と、
前記特定された事故関連施設に基づいて、前記端末配置データを参照し、特定した事故関連施設に配置された情報端末を特定する端末特定手段と、
前記撮像画像、前記事故内容の判断結果、前記ドライブレコーダに登録されている属性情報及び前記ドライブレコーダの位置情報を、特定した事故関連施設に配置された情報端末に送信する撮像画像送信手段と、
前記位置情報及び地図データに基づいて、事故発生位置及び前記情報端末が配置された事故関連施設から当該事故発生位置までの経路と、前記事故内容とを地図上に表示する表示手段と、
を備えることを特徴とするドライブレコーダ撮像画像送信システム。
【請求項2】
前記ドライブレコーダのユーザに、前記撮像画像を前記事故関連施設に送信してよいかどうかの承認を得る承認手段と、
をさらに備え、
前記撮像画像送信手段は、前記承認を得た場合に、前記撮像画像を、送信する、
ことを特徴とする請求項1に記載のドライブレコーダ撮像画像送信システム。
【請求項3】
前記撮像画像送信手段は、前記検知された衝撃の値が所定の閾値以上であって場合に、前記撮像画像を、送信する、
ことを特徴とする請求項1に記載のドライブレコーダ撮像画像送信システム。
【請求項4】
前記撮像画像送信手段は、前記検知された衝撃のタイミングの前後の撮像画像を抜き出して、当該抜き出した撮像画像を、送信する、
ことを特徴とする請求項1に記載のドライブレコーダ撮像画像送信システム。
【請求項5】
前記事故関連施設が、警察署、消防署又は病院である、
ことを特徴とする請求項1に記載のドライブレコーダ撮像画像送信システム。
【請求項6】
事故時に、車両に備えられたドライブレコーダが撮像する撮像画像を送信するドライブレコーダ撮像画像送信システムが実行するドライブレコーダ撮像画像送信方法であって、
事故関連施設と、当該事故関連施設に配置された情報端末の識別番号とが対応付けられた端末配置データを予め記憶するステップと、
前記車両に起きた衝撃を検知するステップと、
前記衝撃が検知された場合に、事故内容を画像解析に基づいて判断するステップと、
前記衝撃が検知された場合に、事故現場の最寄りの事故関連施設を特定するステップと、
前記特定された事故関連施設に基づいて、前記端末配置データを参照し、特定した事故関連施設に配置された情報端末を特定するステップと、
前記撮像画像、前記事故内容の判断結果、前記ドライブレコーダに登録されている属性情報及び前記ドライブレコーダの位置情報を、特定した事故関連施設に配置された情報端末に送信するステップと、
前記位置情報及び地図データに基づいて、事故発生位置及び前記情報端末が配置された事故関連施設から当該事故発生位置までの経路と、前記事故内容とを地図上に表示するステップと、
を備えることを特徴とするドライブレコーダ撮像画像送信方法。
【請求項7】
事故時に、車両に備えられたドライブレコーダが撮像する撮像画像を送信するドライブレコーダ撮像画像送信システムに、
事故関連施設と、当該事故関連施設に配置された情報端末の識別番号とが対応付けられた端末配置データを予め記憶するステップ、
前記車両に起きた衝撃を検知するステップ、
前記衝撃が検知された場合に、事故内容を画像解析に基づいて判断するステップ、
前記衝撃が検知された場合に、事故現場の最寄りの事故関連施設を特定するステップ、
前記特定された事故関連施設に基づいて、前記端末配置データを参照し、特定した事故関連施設に配置された情報端末を特定するステップ、
前記撮像画像、前記事故内容の判断結果、前記ドライブレコーダに登録されている属性情報及び前記ドライブレコーダの位置情報を、特定した事故関連施設に配置された情報端末に送信するステップ、
前記位置情報及び地図データに基づいて、事故発生位置及び前記情報端末が配置された事故関連施設から当該事故発生位置までの経路と、前記事故内容とを地図上に表示するステップ、
を実行させるためのコンピュータ読み取り可能なプログラム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、事故時に、車両に備えられたドライブレコーダが撮像する撮像画像を送信するドライブレコーダ撮像画像送信システム、ドライブレコーダ撮像画像送信方法及びプログラムに関する。
【背景技術】
【0002】
近年、車両にドライブレコーダを搭載し、このドライブレコーダにより、事故等の車両に大きな衝撃が加わった前後10数秒の時刻、位置、前方映像、加速度、ウインカー操作、ブレーキ操作等を記録することが行われている。このようにして記録されたドライブレコーダの情報を、外部装置に記憶させることが行われている。
【0003】
このような構成として、ドライブレコーダが記録した情報を、オンライン上のストレージや、外部サーバ等に記憶する構成が開示されている(特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開2015−210775号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、特許文献1の構成では、ドライブレコーダが記録した情報を、警察署、消防署、医療機関等の事故に関連する施設である事故関連施設において、事故原因の究明に利用する際、ユーザは、情報を記録した記録媒体等を、事故関連施設に持ち込む必要があった。そのため、ユーザにとって利便性が低かった。
【0006】
本発明の目的は、ユーザが事故関連施設にドライブレコーダの情報を記録した記録媒体等を、持ち込む必要をなくし、利便性を向上させたドライブレコーダ撮像画像送信システム、ドライブレコーダ撮像画像送信方法及びプログラムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明では、以下のような解決手段を提供する。
【0008】
第1の特徴に係る発明は、事故時に、車両に備えられたドライブレコーダが撮像する撮像画像を送信するドライブレコーダ撮像画像送信システムであって、
事故関連施設と、当該事故関連施設に配置された情報端末の識別番号とが対応付けられた端末配置データが予め記憶される記憶手段と、
前記車両に起きた衝撃を検知する衝撃検知手段と、
前記衝撃が検知された場合に、事故内容を画像解析に基づいて判断する判断手段と、
前記衝撃が検知された場合に、事故現場の最寄りの事故関連施設を特定する施設特定手段と、
前記特定された事故関連施設に基づいて、前記端末配置データを参照し、特定した事故関連施設に配置された情報端末を特定する端末特定手段と、
前記撮像画像、前記事故内容の判断結果、前記ドライブレコーダに登録されている属性情報及び前記ドライブレコーダの位置情報を、特定した事故関連施設に配置された情報端末に送信する撮像画像送信手段と、
前記位置情報及び地図データに基づいて、事故発生位置及び前記情報端末が配置された事故関連施設から当該事故発生位置までの経路と、前記事故内容とを地図上に表示する表示手段と、
を備えることを特徴とするドライブレコーダ撮像画像送信システムを提供する。
【0009】
第1の特徴に係る発明によれば、事故時に、車両に備えられたドライブレコーダが撮像する撮像画像を送信するドライブレコーダ撮像画像送信システムは、事故関連施設と、当該事故関連施設に配置された情報端末の識別番号とが対応付けられた端末配置データが予め記憶され、前記車両に起きた衝撃を検知し、前記衝撃が検知された場合に、事故内容を画像解析に基づいて判断し、前記衝撃が検知された場合に、事故現場の最寄りの事故関連施設を特定し、前記特定された事故関連施設に基づいて、前記端末配置データを参照し、特定した事故関連施設に配置された情報端末を特定し、前記撮像画像、前記事故内容の判断結果、前記ドライブレコーダに登録されている属性情報及び前記ドライブレコーダの位置情報を、特定した事故関連施設に配置された情報端末に送信し、前記位置情報及び地図データに基づいて、事故発生位置及び前記情報端末が配置された事故関連施設から当該事故発生位置までの経路と、前記事故内容とを地図上に表示する。
【0010】
ここで、第1の特徴に係る発明は、ドライブレコーダ撮像画像送信システムのカテゴリであるが、方法又はプログラム等の他のカテゴリにおいても、そのカテゴリに応じた同様の作用・効果を発揮する。
【0011】
第2の特徴に係る発明は、前記ドライブレコーダのユーザに、前記撮像画像を前記事故関連施設に送信してよいかどうかの承認を得る承認手段と、
をさらに備え、
前記撮像画像送信手段は、前記承認を得た場合に、前記撮像画像を、送信する、
ことを特徴とする第1の特徴に係る発明であるドライブレコーダ撮像画像送信システムを提供する。
【0012】
第2の特徴に係る発明によれば、第1の特徴に係る発明であるドライブレコーダ撮像画像送信システムは、前記ドライブレコーダのユーザに、前記撮像画像を前記事故関連施設に送信してよいかどうかの承認を得て、前記承認を得た場合に、前記撮像画像を、送信する。
【0013】
第3の特徴に係る発明は、前記撮像画像送信手段が、前記検知された衝撃の値が所定の閾値以上であった場合に、前記撮像画像を、送信する、
ことを特徴とする第1の特徴に係る発明であるドライブレコーダ撮像画像送信システムを提供する。
【0014】
第3の特徴に係る発明によれば、第1の特徴に係る発明であるドライブレコーダ撮像画像送信システムは、前記検知された衝撃の値が所定の閾値以上であった場合に、前記撮像画像を、送信する。
【0015】
第4の特徴に係る発明は、前記撮像画像送信手段が、前記検知された衝撃のタイミングの前後の撮像画像を抜き出して、当該抜き出した撮像画像を、送信する、
ことを特徴とする第1の特徴に係る発明であるドライブレコーダ撮像画像送信システムを提供する。
【0016】
第4の特徴に係る発明によれば、第1の特徴に係る発明であるドライブレコーダ撮像画像送信システムは、前記検知された衝撃のタイミングの前後の撮像画像を抜き出して、当該抜き出した撮像画像を、送信する。
【0019】
第5の特徴に係る発明は、前記事故関連施設が、警察署、消防署又は病院である、
ことを特徴とする第1の特徴に係る発明であるドライブレコーダ撮像画像送信システムを提供する。
【0020】
第5の特徴に係る発明によれば、前記事故関連施設が、警察署、消防署又は病院である。
【0021】
第6の特徴に係る発明は、事故時に、車両に備えられたドライブレコーダが撮像する撮像画像を送信するドライブレコーダ撮像画像送信システムが実行するドライブレコーダ撮像画像送信方法であって、
事故関連施設と、当該事故関連施設に配置された情報端末の識別番号とが対応付けられた端末配置データを予め記憶するステップと、
前記車両に起きた衝撃を検知するステップと、
前記衝撃が検知された場合に、事故内容を画像解析に基づいて判断するステップと、
前記衝撃が検知された場合に、事故現場の最寄りの事故関連施設を特定するステップと、
前記特定された事故関連施設に基づいて、前記端末配置データを参照し、特定した事故関連施設に配置された情報端末を特定するステップと、
前記撮像画像、前記事故内容の判断結果、前記ドライブレコーダに登録されている属性情報及び前記ドライブレコーダの位置情報を、特定した事故関連施設に配置された情報端末に送信するステップと、
前記位置情報及び地図データに基づいて、事故発生位置及び前記情報端末が配置された事故関連施設から当該事故発生位置までの経路と、前記事故内容とを地図上に表示するステップと、
を備えることを特徴とするドライブレコーダ撮像画像送信方法を提供する。
【0022】
第7の特徴に係る発明は、事故時に、車両に備えられたドライブレコーダが撮像する撮像画像を送信するドライブレコーダ撮像画像送信システムに、
事故関連施設と、当該事故関連施設に配置された情報端末の識別番号とが対応付けられた端末配置データを予め記憶するステップ、
前記車両に起きた衝撃を検知するステップ、
前記衝撃が検知された場合に、事故内容を画像解析に基づいて判断するステップ、
前記衝撃が検知された場合に、事故現場の最寄りの事故関連施設を特定するステップ、
前記特定された事故関連施設に基づいて、前記端末配置データを参照し、特定した事故関連施設に配置された情報端末を特定するステップ、
前記撮像画像、前記事故内容の判断結果、前記ドライブレコーダに登録されている属性情報及び前記ドライブレコーダの位置情報を、特定した事故関連施設に配置された情報端末に送信するステップ、
前記位置情報及び地図データに基づいて、事故発生位置及び前記情報端末が配置された事故関連施設から当該事故発生位置までの経路と、前記事故内容とを地図上に表示するステップ、
を実行させるためのコンピュータ読み取り可能なプログラムを提供する。
【発明の効果】
【0023】
本発明によれば、ユーザが事故関連施設にドライブレコーダの情報を記録した記録媒体等を、持ち込む必要をなくし、利便性を向上させたドライブレコーダ撮像画像送信システム、ドライブレコーダ撮像画像送信方法及びプログラムを提供することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0024】
図1図1は、ドライブレコーダ撮像画像送信システム1の概要を示す図である。
図2図2は、ドライブレコーダ撮像画像送信システム1の全体構成図である。
図3図3は、サーバ10、ドライブレコーダ100、情報端末200の機能ブロック図である。
図4図4は、サーバ10、ドライブレコーダ100、情報端末200が実行する撮像画像送信処理を示すフローチャートである。
図5図5は、事故関連施設データベースである。
図6図6は、端末配置データベースである。
図7図7は、情報端末200が表示する事故発生位置画面を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0025】
以下、本発明を実施するための最良の形態について、図を参照しながら説明する。なお、これはあくまでも一例であって、本発明の技術的範囲はこれに限られるものではない。
【0026】
[ドライブレコーダ撮像画像送信システム1の概要]
本発明の好適な実施形態の概要について、図1に基づいて説明する。図1は、本発明の好適な実施形態であるドライブレコーダ撮像画像送信システム1の概要を説明するための図である。ドライブレコーダ撮像画像送信システム1は、サーバ10、ドライブレコーダ100、情報端末200から構成される。
【0027】
なお、図1において、ドライブレコーダ100、情報端末200は、1つに限らず複数であってもよい。また、後述する各処理は、サーバ10、ドライブレコーダ100又は情報端末200のいずれか又は複数の組合せにより実現されてもよい。
【0028】
サーバ10は、ドライブレコーダ100、情報端末200とデータ通信可能なサーバ装置である。
【0029】
ドライブレコーダ100は、車両に搭載され、この車両に衝撃が加わった前後の所定の時刻、位置、前方映像、加速度、ウインカー操作、ブレーキ操作等を記憶する車載カメラ装置である。ドライブレコーダ100は、前方映像として、動画や静止画等の画像を撮像し、撮像した撮像画像を記憶する。ドライブレコーダ100は、サーバ10、情報端末200とデータ通信可能な車載カメラ装置である。なお、ドライブレコーダ100は、衝撃が加わった前後に限らず、常時画像を撮像し、撮像画像等を記憶する構成であってもよい。
【0030】
情報端末200は、警察署、消防署、医療機関等の事故に関連する施設である事故関連施設に配置され、サーバ10、ドライブレコーダ100とデータ通信可能な端末装置である。情報端末200は、例えば、携帯電話、携帯情報端末、タブレット端末、パーソナルコンピュータに加え、ネットブック端末、スレート端末、電子書籍端末、携帯型音楽プレーヤ等の電化製品や、オペレータが装着するスマートグラス、ヘッドマウントディスプレイ等のウェアラブル端末や、その他の物品等である。
【0031】
本実施形態において、ドライブレコーダ100の撮像画像を、事故関連施設に配置された情報端末200に送信することにより、ドライブレコーダ100の撮像画像を事故関連施設に送信することが可能となる。
【0032】
はじめに、車両に備えられたドライブレコーダ100は、設置場所の前方の動画や静止画等の画像を撮像する(ステップS01)。ドライブレコーダ100は、ステップS01以前に、予め、撮像した撮像画像の撮像画像データを、警察署、消防署、医療機関等の事故関連施設に送信するか否かの承認をユーザに求めておき、承認が得られた場合に、後述する処理を実行する構成であってもよい。このとき、撮像画像データだけでなく、撮像画像データのうち、事故が発生した前後の所定の期間における撮像画像データの一部を抜き出した抜出データや、ユーザの氏名等のユーザ情報及び車両のナンバーや車種等の車両情報である属性情報等の属性データや、GPS等から取得した自身の位置情報の位置データや、加速度、ウインカー操作、ブレーキ操作等の運転に関する情報である運転データ等のドライブデータを送信する承認を求めておき、承認が得られた場合に、後述する処理を実行する構成であってもよい。
【0033】
ドライブレコーダ100は、衝撃を検知した場合、撮像画像データを、サーバ10に送信する(ステップS02)。ドライブレコーダ100は、検知した衝撃が所定の閾値以上である場合、撮像画像データを、サーバ10に送信する構成であってもよい。ドライブレコーダ100は、衝撃を検知した前後の抜出データ、属性データ、位置データ、運転データ等のドライブデータを送信する構成であってもよい。
【0034】
サーバ10は、受信した撮像画像データを受信し、記憶する。サーバ10は、この撮像画像データを、事故関連施設に配置された情報端末200に送信する(ステップS03)。ドライブレコーダ100は、抜出データを、サーバ10を介さず、事故関連施設に配置された情報端末200に直接送信する構成であってもよい。
【0035】
以上が、ドライブレコーダ撮像画像送信システム1の概要である。
【0036】
[ドライブレコーダ撮像画像送信システム1のシステム構成]
図2に基づいて、本発明の好適な実施形態であるドライブレコーダ撮像画像送信システム1のシステム構成について説明する。図2は、本発明の好適な実施形態であるドライブレコーダ撮像画像送信システム1のシステム構成を示す図である。ドライブレコーダ撮像画像送信システム1は、サーバ10、ドライブレコーダ100、情報端末200、公衆回線網(インターネット網や、第3、第4世代通信網等)5から構成される。なお、ドライブレコーダ100又は情報端末200は、1つに限らず複数であってもよい。また、後述する各処理は、サーバ10、ドライブレコーダ100又は情報端末200のいずれか又は複数の組合せにより実現されてもよい。
【0037】
サーバ10は、後述の機能を備えた上述したサーバ装置である。
【0038】
ドライブレコーダ100は、後述の機能を備えた上述した車載カメラ装置である。
【0039】
情報端末200は、後述の機能を備えた上述した端末装置である。
【0040】
[各機能の説明]
図3に基づいて、本発明の好適な実施形態であるドライブレコーダ撮像画像送信システム1の機能について説明する。図3は、サーバ10、ドライブレコーダ100、情報端末200の機能ブロック図を示す図である。
【0041】
サーバ10は、制御部11として、CPU(Central Processing Unit)、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)等を備え、通信部12として、他の機器と通信可能にするためのデバイス、例えば、IEEE802.11に準拠したWiFi(Wireless Fidelity)対応デバイスを備える。また、サーバ10は、記憶部13として、ハードディスクや半導体メモリ、記録媒体、メモリカード等によるデータのストレージ部を備える。
【0042】
サーバ10において、制御部11が所定のプログラムを読み込むことにより、通信部12と協働して、データ受信モジュール20、データ送信モジュール21を実現する。また、サーバ10において、制御部11が所定のプログラムを読み込むことにより、記憶部13と協働して、データ記憶モジュール30、施設特定モジュール31、端末特定モジュール32を実現する。
【0043】
ドライブレコーダ100は、サーバ10と同様に、制御部110として、CPU、RAM、ROM等を備え、通信部120として、他の機器と通信可能にするための無線デバイス等を備え、記憶部130として、データのストレージ部を備え、入出力部140として、制御部110で制御したデータや画像を出力表示する表示部や、オペレータからの入力を受け付けるタッチパネルやキーボード、マウス等の入力部や、自身の前方の静止画や動画等の画像を撮像するデバイス、衝撃を検知するセンサ等のデバイス、GPSから自身の位置情報を取得するデバイス等を備える。
【0044】
ドライブレコーダ100において、制御部110が所定のプログラムを読み込むことにより、通信部120と協働して、データ送信モジュール150を実現する。また、ドライブレコーダ100において、制御部110が所定のプログラムを読み込むことにより、記憶部130と協働して、データ記憶モジュール160、データ抜出モジュール161を実現する。また、ドライブレコーダ100において、制御部110が所定のプログラムを読み込むことにより、入出力部140と協働して、承認受付モジュール170、撮像モジュール171、衝撃検知モジュール172を実現する。
【0045】
情報端末200は、ドライブレコーダ100と同様に、制御部210として、CPU、RAM、ROM等を備え、通信部220として、他の機器と通信可能にするための無線デバイス等を備え、記憶部230として、データのストレージ部を備え、入出力部240として、表示部や入力部やGPSから自身の位置情報を取得するデバイス等を備える。
【0046】
情報端末200において、制御部210が所定のプログラムを読み込むことにより、通信部220と協働して、データ受信モジュール250を実現する。また、情報端末200において、制御部210が所定のプログラムを読み込むことにより、記憶部230と協働して、データ記憶モジュール260を実現する。情報端末200において、制御部210が所定のプログラムを読み込むことにより、入出力部240と協働して、表示モジュール270を実現する。
【0047】
[撮像画像送信処理]
図4に基づいて、サーバ10、ドライブレコーダ100、情報端末200が実行する撮像画像送信処理について説明する。図4は、サーバ10、ドライブレコーダ100、情報端末200が実行する撮像画像送信処理のフローチャートを示す図である。上述した各装置のモジュールが実行する処理について、本処理に併せて説明する。
【0048】
承認受付モジュール170は、自身が撮像した撮像画像を示す撮像画像データ、撮像画像データの一部を抜き出した抜出データ、予め登録されたユーザの氏名や電話番号等のユーザ情報や、ドライブレコーダ100の識別子、製造番号、名称等のレコーダ情報や、自身が搭載された車両のナンバーや車種等の車両情報を示す属性情報である属性データ、GPS等から取得した自身の位置情報である位置データ、加速度やウインカー操作やブレーキ操作等の運転に関する情報である運転データ等のドライブデータを送信する承認を求め、承認が得られたか否かを判断する(ステップS10)。ステップS10において、承認受付モジュール170は、ユーザからの音声入力や、キーボードやタッチパネル等からの入力により、承認又は拒否の入力を受け付けることにより、承認が得られたか否かを判断する。また、ステップS10において、承認受付モジュール170は、ユーザが所持する図示していないユーザ端末等からの承認又は拒否の指示入力を受け付けることにより、承認又は拒否の入力を受け付け、承認が得られたか否かを判断する。なお、ステップS10において、承認受付モジュール170は、上述した構成以外の構成により、承認が得られたか否かの判断を実行してもよい。
【0049】
ドライブレコーダ100は、ステップS10の処理を省略して、後述するステップS11以降の処理を実行してもよい。この場合、ドライブレコーダ100は、承認が得られたものとして、後述する各処理を実行する。
【0050】
ステップS10において、承認受付モジュール170は、承認を受け付けていないと判断した場合(ステップS10 NO)、本処理を終了し、後述する処理を実行せず、ドライブレコーダ100は、ドライブデータを自身に記憶する。
【0051】
一方、ステップS10において、承認受付モジュール170は、承認を受け付けたと判断した場合(ステップS10 YES)、後述する各処理を実行する。
【0052】
撮像モジュール171は、設置場所の前方の画像を撮像画像として撮像する(ステップS11)。
【0053】
データ記憶モジュール160は、撮像モジュール171が撮像した撮像画像の撮像画像データと、ドライブレコーダ100がGPS等から取得する自身の現在位置に関する位置情報の位置データと、加速度やウインカー操作やブレーキ操作等のユーザの運転に関する情報の運転データと、現在日時を示す時刻データとを対応付けたドライブデータを記憶する(ステップS12)。なお、ステップS12において、データ記憶モジュール160は、運転データを除外し、撮像画像データと位置データとを対応付けて記憶する構成であってもよいし、撮像画像データのみを記憶する構成であってもよい。また、ステップS12において、データ記憶モジュール160は、運転データとして、上述した情報以外の情報を記憶していてもよい。
【0054】
衝撃検知モジュール172は、衝撃を検知したか否かを判断する(ステップS13)。ステップS13において、衝撃検知モジュール172は、ドライブレコーダ100に設けられた衝撃センサの反応に基づいて衝撃を検知する。ステップS13において、衝撃検知モジュール172は、衝撃を受けていない場合、衝撃を検知していないと判断し(ステップS13 NO)、ステップS11の処理を繰り返す。
【0055】
一方、ステップS13において、衝撃検知モジュール172は、衝撃を検知した場合(ステップS13 YES)、検知した衝撃が所定の閾値以上であるか否かを判断する(ステップS14)。ステップS14において、所定の閾値とは、例えば、車両の一部又は全部が損傷する程度の衝撃を示す値や、車両の走行が困難になる程度の衝撃を示す値等である。なお、所定の閾値は、他の条件や他の数値等であってもよい。
【0056】
ステップS14において、衝撃検知モジュール172は、所定の閾値以上ではないと判断した場合(ステップS14 NO)、ステップS11の処理を繰り返す。一方、ステップS14において、衝撃検知モジュール172は、所定の閾値以上であると判断した場合(ステップS14 YES)、データ抜出モジュール161は、この衝撃を検知した日時の前後の所定の期間におけるドライブデータを抜き出し、抜き出したドライブデータを、抜出ドライブデータとして抽出する(ステップS15)。ステップS15において、前後の所定の期間とは、例えば、前後1分、前後数十秒、前後数分である。ステップS15において、抜出ドライブデータには、所定の期間の撮像画像データ、運転データ及び位置データが含まれる。なお、前後の所定の期間は、上述した例以外の期間であってもよく、例えば、検知前から検知時点の間の1分、数十秒、数分であってもよいし、上述した例に限られない。
【0057】
データ送信モジュール150は、抜出ドライブデータと、上述した属性データとを含むレコードデータをサーバ10に送信する(ステップS16)。
【0058】
データ受信モジュール20は、ドライブレコーダ100が送信したレコードデータを受信する。データ記憶モジュール30は、レコードデータを記憶する(ステップS17)。ステップS17において、サーバ10は、レコードデータに含まれる抜出ドライブデータに基づいて、衝撃の発生原因である事故内容を解析し、解析した結果をレコードデータに含めて記憶する。サーバ10は、事故内容の解析として、抜出ドライブデータを画像解析し、抜出ドライブデータに人物が含まれているか、電柱やガードレール等の物体が含まれているか、車両が含まれているか等の情報を取得し、事故内容を判断する。なお、サーバ10は、上述した構成以外の構成により、事故内容の解析を実行してもよい。
【0059】
施設特定モジュール31は、レコードデータに含まれる位置情報に基づいて、事故関連施設を特定する(ステップS18)。ステップS18において、施設特定モジュール31は、例えば、レコードデータに含まれる位置情報と、予めデータ記憶モジュール30が記憶する地図データとに基づいて、最寄りの事故関連施設を特定する。また、ステップS18において、施設特定モジュール31は、例えば、レコードデータに含まれる位置情報と、後述する事故関連施設データベースとに基づいて、事故現場の最寄りの事故関連施設を特定する。また、ステップS18において、施設特定モジュール31は、例えば、レコードデータに含まれる抜出ドライブデータに基づいて、事故内容を解析し、事故関連施設として最寄りの警察署、消防署、医療機関の其々を特定する。
【0060】
[事故関連施設データベース]
図5に基づいて、データ記憶モジュール30が記憶する事故関連施設データベースについて説明する。図5は、データ記憶モジュール30が記憶する事故関連施設データベースを示す図である。図5において、データ記憶モジュール30は、事故関連施設と、位置情報とを対応付けて記憶する。事故関連施設とは、警察署、消防署、医療機関等の公共施設の名称である。また、位置情報とは、この事故関連施設が存在する場所の情報である。なお、データ記憶モジュール30が記憶する事故関連施設と位置情報とは、本実施形態の数や種類に限られるものではなく、適宜変更可能である。また、データ記憶モジュール30は、位置情報として、住所を記憶していてもよいし、事故関連施設と、位置情報とに加え、電話番号、担当者名等のその他の情報が記憶されていてもよい。
【0061】
ステップS18において、施設特定モジュール31は、レコードデータに含まれる位置情報に基づいて、事故関連施設データベースの位置情報を参照することにより、最寄りの事故関連施設を抽出する。施設特定モジュール31は、この抽出した最寄りの位置情報に対応付けられた事故関連施設を抽出する。その結果、施設特定モジュール31は、事故関連施設を特定する。なお、施設特定モジュール31は、警察署、消防署、医療機関の其々の施設毎に最寄りの事故関連施設を特定してもよい。また、施設特定モジュール31が特定する事故関連施設の数は、一の事故関連施設に限らず、複数であってもよい。この場合、複数の事故関連施設の各々に配置された情報端末200に対して、後述する各処理を実行すればよい。また、施設特定モジュール31は、他の方法により事故関連施設を特定してもよい。
【0062】
端末特定モジュール32は、特定した事故関連施設に基づいて、レコードデータを送信する情報端末200を特定する(ステップS19)。ステップS19において、端末特定モジュール32は、端末配置データベースに基づいて、サーバ10がレコードデータを送信する情報端末200を特定する。
【0063】
[端末配置データベース]
図6に基づいて、データ記憶モジュール30が記憶する端末配置データベースについて説明する。図6は、データ記憶モジュール30が記憶する端末配置データベースを示す図である。図6において、データ記憶モジュール30は、事故関連施設と、この事故関連施設に配置された情報端末200の識別番号とを対応付けて記憶する。事故関連施設は、上述した事故関連施設データベースと同様の構成である。識別番号とは、情報端末200を識別する識別子であり、事故関連施設に配置された情報端末200毎に設定される。なお、データ記憶モジュール30が記憶する事故関連施設と識別番号とは、本実施形態の数や種類に限られるものではなく、適宜変更可能である。また、データ記憶モジュール30は、識別番号ではなく、他の識別子が記憶されていてもよいし、一の事故関連施設に対して、複数の情報端末200が対応付けられて記憶していてもよい。
【0064】
ステップS19において、端末特定モジュール32は、特定した事故関連施設に基づいて、端末配置データベースを参照することにより、この事故関連施設を抽出する。端末特定モジュール32は、抽出した事故関連施設に対応付けられた情報端末200の識別番号を抽出する。その結果、端末特定モジュール32は、ステップS18において特定した事故関連施設に配置された情報端末200を特定する。
【0065】
データ送信モジュール21は、特定した情報端末200に、レコードデータを送信する(ステップS20)。
【0066】
データ受信モジュール250は、サーバ10が送信したレコードデータを受信する。データ記憶モジュール260は、受信したレコードデータを記憶する(ステップS21)。
【0067】
表示モジュール270は、情報端末200の管理者からの入力又はレコードデータを受信したことを契機として、事故発生位置画面を表示する(ステップS22)。
【0068】
図7は、表示モジュール270が表示する事故発生位置画面を示す図である。図7において、表示モジュール270は、地図300を表示する。表示モジュール270は、情報端末200が外部から取得した地図データや、自身が記憶する地図データ等に基づいて、地図300を表示する。表示モジュール270は、地図300に、自身の現在地を示す現在地アイコン310、事故発生位置を示す目的地アイコン320、現在地から事故発生位置までの道筋を示す経路330、事故内容表示領域340を重畳させて表示する。表示モジュール270は、GPS等から取得した自身の位置情報に基づいて、現在地アイコン310を地図上に表示する。表示モジュール270は、レコードデータに含まれる位置情報に基づいて、目的地アイコン320を地図上に表示する。表示モジュール270は、現在地と、事故発生位置とに基づいて、現在地から事故発生位置までの移動経路を検索し、検索した移動経路を、経路330として表示する。表示モジュール270は、レコードデータの事故内容に基づいて、事故内容表示領域340に、事故の発生日時、事故の種別を表示する。
【0069】
なお、表示モジュール270が表示する現在地アイコン310、目的地アイコン320、経路330、事故内容表示領域340の表示位置、表示態様等は適宜変更可能である。また、表示モジュール270は、現在地アイコン310、目的地アイコン320、経路330、事故内容表示領域340のうちのいずれかのみを表示してもよいし、表示しない構成が存在していてもよい。また、表示モジュール270が事故内容表示領域340に表示する情報は、上述した情報以外の情報であってもよいし、上述した情報のいずれかであってもよい。また、表示モジュール270は、上述した各表示内容以外の構成を表示していてもよい。
【0070】
また、ステップS22の処理は省略されてもよい。この場合、情報端末200からの入力操作を受け付けた場合、記憶したレコードデータに基づいて、上述した事故発生位置画面を表示する構成であってよい。
【0071】
以上が、撮像画像送信処理である。
【0072】
なお、ドライブレコーダ100と、情報端末200とが上述した撮像画像送信処理を、実行する構成であってもよい。この場合、サーバ10が実行した各処理は、ドライブレコーダ100又は情報端末200のいずれか又は双方により実行されればよい。
【0073】
上述した手段、機能は、コンピュータ(CPU、情報処理装置、各種端末を含む)が、所定のプログラムを読み込んで、実行することによって実現される。プログラムは、例えば、フレキシブルディスク、CD(CD−ROMなど)、DVD(DVD−ROM、DVD−RAMなど)等のコンピュータ読取可能な記録媒体に記録された形態で提供される。この場合、コンピュータはその記録媒体からプログラムを読み取って内部記憶装置又は外部記憶装置に転送し記憶して実行する。また、そのプログラムを、例えば、磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク等の記憶装置(記録媒体)に予め記録しておき、その記憶装置から通信回線を介してコンピュータに提供するようにしてもよい。
【0074】
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上述したこれらの実施形態に限るものではない。また、本発明の実施形態に記載された効果は、本発明から生じる最も好適な効果を列挙したに過ぎず、本発明による効果は、本発明の実施形態に記載されたものに限定されるものではない。
【符号の説明】
【0075】
1 ドライブレコーダ撮像画像送信システム、10 サーバ、100 ドライブレコーダ、200 情報端末
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7