【文献】
“検索が難しい疑問はQ&Aサイトを活用”,日経PC21,日経BP社,2005年12月 1日,第10巻,第23号,p.90−91
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
前記質問ガイド手段は、具体的に、前記質問回答プラットフォームのユーザが生じた質問を取得するか、前記質問回答プラットフォームと情報を交換する第三者プラットフォームからプッシュされてきた質問を受信するか、又は、自発的に前記質問回答プラットフォームと情報を交換する第三者プラットフォームから質問を引き出す、
ことを特徴とする請求項9記載のシステム。
前記プラットフォーム情報交換手段は、具体的に、前記質問回答プラットフォームが自発的に第三者プラットフォームの開放されたアプリケーションプログラミングインタフェースAPIを呼び出す方式で情報交換を実現するか、又は、前記質問回答プラットフォームが自発的に自身のAPIを開放することにより、第三者プラットフォームが質問回答プラットフォームのAPIに基づいて第三者プラットフォームを補正する方式で情報交換を実現する、
ことを特徴とする請求項9,10又は11記載のシステム。
前記質問回答プラットフォームに前記質問の質問ウェブページを形成し、取得された前記質問に対する回答を前記質問ウェブページに発表するウェブページ生成手段をさらに含む、
ことを特徴とする請求項9記載のシステム。
前記プラットフォーム情報交換手段は、さらに第三者プラットフォームに組み込まれた質問回答プラットフォームアプリケーションにより、第三者プラットフォームにおいて質問回答プラットフォーム上の前記質問の質問ウェブページを提供する、ことを特徴とする請求項9又は14記載のシステム。
前記回答プッシュ手段は、具体的に、前記質問が前記質問回答プラットフォームのユーザにより生じられれば、前記質問に対する回答をショートメッセージ、メール、サイト内メッセージのうち少なくとも1種で前記質問の質問ユーザにプッシュするか、又は、前記質問が前記質問回答プラットフォームと情報を交換する第三者プラットフォームから由来すれば、前記質問に対する回答を前記質問の出所である第三者プラットフォームに提供し、当該第三者プラットフォームがそれ自身に特有な形式で前記質問に対する回答を前記質問の質問ユーザにプッシュする、
ことを特徴とする請求項9記載のシステム。
メモリ及びプロセッサを含み、前記メモリにコンピュータコードが記憶され、前記プロセッサが前記コンピュータコードを実行することにより請求項1〜8のいずれか1項に記載の方法を実行するように配置される、コンピュータ装置。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
これに鑑みると、本発明は、回答の出所が本質問回答プラットフォームウェブサイトであるという制限を突破することにより、質問が速やかに回答される確率を高める質問回答プラットフォームの質問配信方法及び質問配信システムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0004】
上記目的を達成するための、本発明の具体的な技術手段は以下のとおりである。
即ち本発明は、
質問回答プラットフォームに入れた質問を取得するステップと、
質問回答プラットフォームと情報を交換する第三者プラットフォームから収集されて きたユーザデータで確立された質問配信モデルで前記質問の回答に適するユーザを確定し、前記質問を前記質問の回答に適するユーザが所在する第三者プラットフォームに配信するステップと、
第三者プラットフォームから前記質問に対する回答を取得するとともに、前記質問に対する回答を前記質問の質問ユーザに提供するステップと、
を含む質問回答プラットフォームの質問配信方法を提供する。
【0005】
本発明の一つの好ましい実施の形態によれば、前記質問回答プラットフォームに入れた質問を取得するステップは、具体的に
前記質問回答プラットフォームのユーザが生じた質問を取得するステップ、
前記質問回答プラットフォームと情報を交換する第三者プラットフォームからプッシュされてきた質問を受信するステップ、又は
自発的に前記質問回答プラットフォームと情報を交換する第三者プラットフォームから質問を引き出すステップを含む。
【0006】
本発明の一つの好ましい実施の形態によれば、当該方法は、さらに
質問回答プラットフォームと情報を交換する第三者プラットフォームのユーザデータを収集するステップと、
収集されたユーザデータで質問配信モデルを確立するステップとを含む。
【0007】
本発明の一つの好ましい実施の形態によれば、前記収集されたユーザデータで質問配信モデルを確立するステップの前に、当該方法は、さらに収集されたユーザデータをフォーマット変換するステップを含み、前記フォーマット変換するステップは、具体的に、
収集されたユーザデータをコード変換して、コードフォーマットを統合したユーザデータを取得するステップと、
コード変換されたユーザデータを正規化処理するステップと、
正規化処理されたユーザデータに対してデータ構造の標準化を行うステップとを含む。
【0008】
本発明の一つの好ましい実施の形態によれば、質問回答プラットフォームと第三者プラットフォームは、
前記質問回答プラットフォームが自発的に第三者プラットフォームの開放されたアプリケーションプログラミングインタフェースAPIを呼び出す方式で情報交換を実現するか、又は
前記質問回答プラットフォームが自発的に自身のAPIを開放することにより、第三者プラットフォームが質問回答プラットフォームのAPIに基づいて第三者プラットフォームを補正する方式で情報交換を実現する。
【0009】
本発明の一つの好ましい実施の形態によれば、前記質問配信モデルはユーザ興味モデル又はプラットフォームモデルのうち少なくとも1種を含み、
前記ユーザ興味モデルは、ユーザの活躍度特徴、ユーザの興味キーワード特徴、ユーザの興味ラベル特徴、ユーザの興味分類特徴、ユーザの地理的位置特徴及びユーザ所在プラットフォーム特徴の多次元特徴のうち少なくとも1種及びその加重値で確立され、
前記プラットフォームモデルは、プラットフォームに得意なキーワード特徴、プラットフォームに得意なラベル特徴、プラットフォームに得意な分類特徴、プラットフォームに得意な地理的位置特徴、プラットフォームの権威性特徴及びプラットフォームの活躍度特徴の多次元特徴のうち少なくとも1種及びその加重値で確立される。
【0010】
本発明の一つの好ましい実施の形態によれば、前記質問配信モデルで前記質問の回答に適するユーザを確定するステップは、
前記プラットフォームモデルで前記質問の回答に適する第三者プラットフォームを確定し、確定された第三者プラットフォームにおけるユーザを前記質問の回答に適するユーザとして確定するステップ、
前記プラットフォームモデルで前記質問の回答に適する第三者プラットフォームを確定し、さらに前記ユーザ興味モデルで前記質問の回答に適する第三者プラットフォームにおいて前記質問の回答に適するユーザを確定するステップ、
質問ユーザが指定した第三者プラットフォームを前記質問の回答に適する第三者プラットフォームとして確定し、さらに前記ユーザ興味モデルで前記質問の回答に適する第三者プラットフォームにおいて前記質問の回答に適するユーザを確定するステップ、又は、
前記プラットフォームモデルとユーザ興味モデルを融合した後に得られた、拡張されたユーザ興味モデルで、前記質問の回答に適するユーザを確定するステップを含む。
【0011】
本発明の一つの好ましい実施の形態によれば、当該方法は、さらに
前記質問回答プラットフォームに前記質問の質問ウェブページを形成するステップと、
取得された前記質問に対する回答を前記質問ウェブページに発表するステップとを含む。
【0012】
本発明の一つの好ましい実施の形態によれば、前記質問を前記質問の回答に適するユーザが所在する第三者プラットフォームに配信するステップの後に、さらに
第三者プラットフォームがそれ自身に特有なメッセージ送信形式で当該質問を前記質問の回答に適するユーザにプッシュするステップ、又は、
第三者プラットフォームに組み込まれた質問回答プラットフォームアプリケーションにより第三者プラットフォームにおいて質問回答プラットフォーム上の前記質問の質問ウェブページを提供するステップを含む。
【0013】
本発明の一つの好ましい実施の形態によれば、前記質問に対する回答を前記質問の質問ユーザに提供するステップは、具体的に、
前記質問が前記質問回答プラットフォームのユーザにより生じられれば、前記質問に対する回答をショートメッセージ、メール、サイト内メッセージのうち少なくとも1種で前記質問の質問ユーザにプッシュするステップ、又は、
前記質問が前記質問回答プラットフォームと情報を交換する第三者プラットフォームから由来すれば、前記質問に対する回答を前記質問の出所である第三者プラットフォームに提供し、当該第三者プラットフォームがそれ自身に特有な形式で前記質問に対する回答を前記質問の質問ユーザにプッシュするステップを含む。
【0014】
本発明は、さらに、
質問回答プラットフォームと第三者プラットフォームとの間の情報交換を実現するプラットフォーム情報交換手段と、
質問回答プラットフォームに入れた質問を取得する質問ガイド手段と、
質問回答プラットフォームと情報を交換する第三者プラットフォームから収集されてきたユーザデータで確立された質問配信モデルで前記質問の回答に適するユーザを確定し、前記プラットフォーム情報交換手段により前記質問を前記質問の回答に適するユーザが所在する第三者プラットフォームに配信する質問配信手段と、
前記プラットフォーム情報交換手段により第三者プラットフォームから前記質問に対する回答を取得するとともに、前記質問に対する回答を前記質問の質問ユーザに提供する回答プッシュ手段と、
を含む質問回答プラットフォームの質問配信システムを提供する。
【0015】
本発明の一つの好ましい実施の形態によれば、前記質問ガイド手段は、具体的に、前記質問回答プラットフォームのユーザが生じた質問を取得するか、前記質問回答プラットフォームと情報を交換する第三者プラットフォームからプッシュされてきた質問を受信するか、又は、自発的に前記質問回答プラットフォームと情報を交換する第三者プラットフォームから質問を引き出す。
【0016】
本発明の一つの好ましい実施の形態によれば、当該システムは、さらに
質問回答プラットフォームと情報を交換する第三者プラットフォームのユーザデータを収集するデータ収集手段と、
収集されたユーザデータで質問配信モデルを確立するモデル確立手段とを含む。
【0017】
本発明の一つの好ましい実施の形態によれば、前記データ収集手段は、さらに、収集されたユーザデータをフォーマット変換し、前記フォーマット変換は、具体的に、
収集されたユーザデータをコード変換して、コードフォーマットを統合したユーザデータを取得することと、
コード変換されたユーザデータを正規化処理することと、
正規化処理されたユーザデータに対してデータ構造の標準化を行うこととを含む。
【0018】
本発明の一つの好ましい実施の形態によれば、前記プラットフォーム情報交換手段は、具体的に、前記質問回答プラットフォームが自発的に第三者プラットフォームの開放されたアプリケーションプログラミングインタフェースAPIを呼び出す方式で情報交換を実現するか、又は、前記質問回答プラットフォームが自発的に自身のAPIを開放することにより、第三者プラットフォームが質問回答プラットフォームのAPIに基づいて第三者プラットフォームを補正する方式で情報交換を実現する。
【0019】
本発明の一つの好ましい実施の形態によれば、前記質問配信モデルはユーザ興味モデル又はプラットフォームモデルのうち少なくとも1種を含み、
前記ユーザ興味モデルは、ユーザの活躍度特徴、ユーザの興味キーワード特徴、ユーザの興味ラベル特徴、ユーザの興味分類特徴、ユーザの地理的位置特徴及びユーザ所在プラットフォーム特徴の多次元特徴のうち少なくとも1種及びその加重値で確立され、
前記プラットフォームモデルは、プラットフォームに得意なキーワード特徴、プラットフォームに得意なラベル特徴、プラットフォームに得意な分類特徴、プラットフォームに得意な地理的位置特徴、プラットフォームの権威性特徴及びプラットフォームの活躍度特徴の多次元特徴のうち少なくとも1種及びその加重値で確立される。
【0020】
本発明の一つの好ましい実施の形態によれば、前記質問配信手段は、具体的に、
前記プラットフォームモデルで前記質問の回答に適する第三者プラットフォームを確定し、確定された第三者プラットフォームにおけるユーザを前記質問の回答に適するユーザとして確定するか、
前記プラットフォームモデルで前記質問の回答に適する第三者プラットフォームを確定し、さらに前記ユーザ興味モデルで前記質問の回答に適する第三者プラットフォームにおいて前記質問の回答に適するユーザを確定するか、
質問ユーザが指定した第三者プラットフォームを前記質問の回答に適する第三者プラットフォームとして確定し、さらに前記ユーザ興味モデルで前記質問の回答に適する第三者プラットフォームにおいて前記質問の回答に適するユーザを確定するか、又は、
前記プラットフォームモデルとユーザ興味モデルを融合した後に得られた、拡張されたユーザ興味モデルで、前記質問の回答に適するユーザを確定する。
【0021】
本発明の一つの好ましい実施の形態によれば、当該システムは、さらに、前記質問回答プラットフォームに前記質問の質問ウェブページを形成し、取得された前記質問に対する回答を前記質問ウェブページに発表するウェブページ生成手段を含む。
【0022】
本発明の一つの好ましい実施の形態によれば、前記プラットフォーム情報交換手段は、さらに、第三者プラットフォームに組み込まれた質問回答プラットフォームアプリケーションにより第三者プラットフォームにおいて質問回答プラットフォーム上の前記質問の質問ウェブページを提供する。
【0023】
本発明の一つの好ましい実施の形態によれば、前記回答プッシュ手段は、具体的に、前記質問が前記質問回答プラットフォームのユーザにより生じられれば、前記質問に対する回答をショートメッセージ、メール、サイト内メッセージのうち少なくとも1種で前記質問の質問ユーザにプッシュするか、又は、前記質問が前記質問回答プラットフォームと情報を交換する第三者プラットフォームから由来すれば、前記質問に対する回答を前記質問の出所である第三者プラットフォームに提供し、当該第三者プラットフォームがそれ自身に特有な形式で前記質問に対する回答を前記質問の質問ユーザにプッシュする。
【0024】
以上の技術手段から分かるように、本発明では、質問に対する回答の出所を質問回答プラットフォームと情報を交換する第三者プラットフォームに拡張し、従来の質問回答プラットフォームの制限を突破して、第三者プラットフォームにおいてより質問の回答に適するユーザが回答を提供することにより、質問が速やかに回答される確率を高めることができる。
【発明を実施するための形態】
【0026】
以下、本発明の目的、技術手段及び利点をより明確にするために、図面及び具体的な実施例を組み合わせて本発明を詳しく説明する。
【0027】
従来では、質問回答プラットフォームは、本ウェブサイトに蓄積されたユーザによって質問を解決し、回答の能力を広げるルートは、ユーザ規模を広げるか又は単一のユーザの貢献を高めるに過ぎない。しかし、現在、インターネット上の質問は、専門的な質問がますます多くなり、回答の品質及び回答者の専門的資質に対する要求がますます高くなっている傾向と、インターネットアクセスの普及率がますます高まっているにつれて、モバイル端末でインターネットにアクセスする人の数が増加しているため、一部の地域において各種の生活に関する質問もますます多くなっている傾向との二つの主な傾向を示し、質問の回答に適する人を速やかに見つけることができるか否かは、これらの質問を解決する難点である。このような背景では、従来の質問回答プラットフォーム及びリソース蓄積は、現在のニーズを満たし難く、本発明の主旨は、質問回答リソースを、質問回答プラットフォーム以外のプラットフォーム、さらに全インターネットの範囲に広げることである。
以下、まず、実施例一に基づいて本発明に係る方法を詳しく説明する。
【0028】
実施例一
図1は、本発明の実施例一に係る質問回答プラットフォームの質問配信方法のフローチャートであり、説明すべきことは、本発明の実施例では、第三者プラットフォームとは、質問回答プラットフォーム以外のプラットフォーム、例えば法律、教育、医療等の専門的な垂直ウェブサイトプラットフォーム、マイクロブログ、友達の輪、人人網等のソーシャルウェブサイトプラットフォーム、又は第三者の質問回答プラットフォームなどをいう。
図1に示すように、当該質問プッシュ方法は、以下のステップを含むことができる。
【0029】
101:質問回答プラットフォームと情報を交換する第三者プラットフォームのユーザデータを収集する。
【0030】
本発明では、質問回答プラットフォームと第三者プラットフォームとの情報交換を行い、情報交換の方式は、質問回答プラットフォームの自発的情報交換のモードと質問回答プラットフォームのインタフェース開放のモードとの二つのモードを有することができる。
【0031】
そのうち、質問回答プラットフォームの自発的情報交換のモードとは、質問回答プラットフォームが自発的にAPI(Application Programming Interface、アプリケーションプログラミングインタフェース)が開放された第三者プラットフォームのAPIを呼び出すことにより、データ交換を完成することをいう。自発的情報交換のモードは、主に本流的なプラットフォーム、例えばマイクロブログプラットフォームに対するものであり、このようなプラットフォームの特徴は、開放されたAPIが多くはサービスモードであり、即ちhttp傍受サービスを提供して、利用者(本発明の実施例では質問回答プラットフォームを指す)により自発的に要求を発してデータを取得するか又は提出することである。
【0032】
かにかかわらず、質問回答プラットフォームは相手が約束したAPIインタフェースに基づいて自発的に要求する必要があり、このような情報交換の場合に、第三者プラットフォームはいずれの開発もアップグレードも必要とせず、全然既存のインタフェースに基づいて情報交換を行う。
【0033】
質問回答プラットフォームのインタフェース開放のモードとは、質問回答プラットフォームが自身のAPIを開放することにより、第三者プラットフォームが質問回答プラットフォームのAPIに基づいて第三者プラットフォームのウェブサイトを補正して情報交換を行うことをいい、このような方式は、本発明の革新点の一つである。インタフェース開放のモードは、主に開放インタフェースを発表しておらず、固定的な開放インタフェースがなく、又は非汎用の開放インタフェースである第三者プラットフォームに対するものであり、第三者プラットフォームのAPIは的確でないか又は標準でないので、自発的情報交換のモードで情報交換を行えば、初期の開発及びメンテナンスのコストは高くなるため、好ましい方式は、質問回答プラットフォームが自身のAPIを開放することにより、第三者プラットフォームが質問回答プラットフォームのAPIに基づいて情報交換を行うことである。
【0034】
このようなモードでは、質問回答プラットフォームが下流であれば、質問回答プラットフォームをServer(サーバ)として、第三者プラットフォームから自発的に呼び出しを発して結果を返信することができる。質問回答プラットフォームが上流であれば、自発的プッシュと受動的受信の二つの方式を提供することができる。
【0035】
第三者プラットフォームとの情報交換のコストを低減するために、質問回答プラットフォームは、いくつかのオープンソースの第三者プラットフォームに対してパッケージを発表することができ、第三者プラットフォームは、パッケージをインストールして必要な設定を行うだけでは成功裏に情報交換を行うことができ、このように、開発コストを必要とせず、更新を設定するだけでよい。それらの自主開発された第三者プラットフォームに対して、第三者プラットフォームが質問回答プラットフォームから提供されたAPIインタフェースに基づいて設計開発を行う必要がある。
【0036】
本発明では、質問回答プラットフォームと情報を交換する第三者プラットフォームは、一つでもよいし、複数でもよく、本発明の実施例では、前記「複数」は、二つ以上をいう。
【0037】
第三者プラットフォームのユーザデータを収集する場合、第三者プラットフォームから自発的にプッシュされたユーザデータを受信する方式を用いることができ、この場合、第三者プラットフォームは、持続的接続又は非持続的接続を用いてリアルタイムにユーザデータを質問回答プラットフォームにプッシュし、質問回答プラットフォームにおける傍受サービスは、リアルタイムに第三者プラットフォームのプッシュに応答する。質問回答プラットフォームが自発的に第三者プラットフォームからユーザデータを引き出す方式を用いることもでき、この場合、質問回答プラットフォームは、自発的クエリの方式でユーザデータを引き出し、第三者プラットフォームにおける傍受サービスは、リアルタイムに質問回答プラットフォームの引き出しに応答する。
【0038】
収集されたユーザデータは、例えばユーザ属性、ユーザラベル等の静的データ、ユーザ行為等の動的データを含むことができるが、これに限られず、これらデータは、ユーザ興味又はユーザ能力を直接的又は間接的に反映して、続いてくる質問配信モデルの確立のためにデータソースを提供することができる。
【0039】
第三者プラットフォームから提供されたデータは、異なるタイプ又は構造を有する可能性があるので、このステップでは、さらに収集されたユーザデータをフォーマット変換することにより、異種データに対する処理の難度を低減することもできる。ここで行われるフォーマット変換は、以下の複数の処理を含むことができる。
【0040】
即ち、まず、収集されたユーザデータをコード変換して、コードフォーマットを統合したユーザデータを取得する。例えば、GBK(Chinese Internal Code Specification、漢字内部コード拡張標準)のコードフォーマットをutf−8(8−bit Unicode Transformation Format、ユニコード)のコードフォーマットに統合して変換する。
【0041】
コード変換した後、所定のフィルタルールに従ってフィルタ処理を行うことができる。ここで、フィルタは、例えば特定な文字に対するフィルタ、品質に対するフィルタ等であり、具体的なフィルタルールは、自己定義することができる。例えば、マイクロブログにおいて特有な顔文字に対してフィルタを行うことができる。
【0042】
報に対する置き換えであり、即ち、同等のユーザデータを同一の表現に統合する。
正規化処理の後、さらにデータ構造標準化を行うことにより、ユーザデータにおけるキー属性を同種データに変換することもできる。例えば、ユーザデータのうちユーザが発表した内容、ユーザid、発表時間をそれぞれcontent、user_id及びcreate_timeフィールドに記憶し、その他の内容をotherフィールドに記憶する。
【0043】
収集されたユーザデータはデータベースに記憶されることにより、続いてくる質問配信モデルの確立時に利用され、また、第三者プラットフォームからユーザデータを収集するステップは、周期的なプロセスでも持続的なプロセスであることにより、データベースにおけるユーザデータを速やかに更新することを保証することができる。
【0044】
102:収集されたユーザデータで質問配信モデルを確立する。
【0045】
ここで、質問配信モデルは、主にユーザ興味モデル及びプラットフォームモデルを含む。
そのうち、ユーザ興味モデルは、ユーザ興味を表現する多次元の特徴で確立することができ、これら特徴は、活躍度特徴、興味キーワード特徴、興味ラベル特徴、興味分類特徴、地理的位置特徴、ソースプラットフォーム特徴等のうち少なくとも一つを含むことができるが、これに限られず、各特徴は、対応の加重値を有する。
【0046】
能力を反映する。ユーザに配信された質問の数及びユーザが提供した回答の数によって反映され、かつ、活躍度の経時減衰の状況を考慮することもできる。例えば、ユーザの現在の活躍度UF
Aiを、次式(1)のようにすることができる。
【0048】
式中、jは時間単位、αは活躍度特徴の経時減衰係数、nは現在累積した時間単位である。UF
acurrentはユーザが現在質問配信システムでフィードバック計算される活躍度の値であって、次式(2)のようにすることができる。
【0050】
式中、AAは回答の数の合計を示し、APは当該ユーザに配信された質問の数の合計を示し、RAは現在の時間単位での回答の数を示し、RPは現在の時間単位で当該ユーザに配信された質問の数を示し、W
1及びW
2は正規化重み、W
a及びW
bは重み調整係数である。
【0051】
興味キーワード特徴は、ユーザの細粒度の興味を示し、当該ユーザに配信された質問及び当該ユーザが提供した回答から抽出してもよく、当該ユーザが第三者プラットフォームに発表した内容から抽出してもよく、ユーザがカスタマイズした興味キーワードから抽出してもよい。
【0052】
興味ラベル特徴は、興味キーワードより上層の粒度上の興味を表現し、ユーザの第三者プラットフォームでのラベルから抽出してもよく、ユーザの第三者プラットフォームでのユーザ関係から拡張して見つけたラベル中から抽出してもよく、ユーザがカスタマイズしたラベルから抽出してもよい。
【0053】
興味分類特徴は、興味ラベル特徴及び興味キーワード特徴より上層の粒度上の興味を表現し、通常、興味キーワード及び興味ラベルをクラスタ化した後に得られた特徴である。
【0054】
地理的位置特徴は、ユーザの地理的位置属性に対する描写であり、ユーザの第三者プラットフォームでの地理的位置属性又はユーザがカスタマイズした地理的位置特徴から取得する。
【0055】
ソースプラットフォーム特徴は、ユーザ所在プラットフォームに対する標識及び記述であり、対応する加重値は、第三者プラットフォームの権威性で決められる。
【0056】
当該ユーザ興味モデルは、一つの具体的な質問がどのユーザに配信されることに適するかを確定し、即ち、質問の回答に適するユーザを確定する。具体的なユーザを確定するほか、さらに、一つの具体的な質問がどの第三者プラットフォームに配信されることによりうまく解決できるかを確定し、即ち、質問の回答に適する第三者プラットフォームを確定し、この場合に、プラットフォームモデルを用いることができる。
【0057】
プラットフォームモデルは、プラットフォームの能力を表現する多次元の特徴で確立することもでき、これら特徴は、プラットフォームに得意なキーワード特徴、プラットフォームに得意なラベル特徴、プラットフォームに得意な分類特徴、プラットフォームに得意な地理的位置特徴、プラットフォームの権威性特徴及びプラットフォームの活躍度特徴等のうち少なくとも一つを含むことができるが、これに限られず、各特徴は、対応の加重値を有する。
【0058】
そのうち、プラットフォームに得意なキーワード特徴は、当該プラットフォームに配信された質問及び当該プラットフォームが提供した回答から抽出してもよく、当該プラットフォーム上の内容から抽出してもよく、専門家がプラットフォームでの内容に基づいて経験を用いて確定してもよい。
【0059】
プラットフォームに得意なラベル特徴は、当該プラットフォームでのラベルから抽出してもよく、専門家当該プラットフォームでのラベルに基づいて経験を用いて確定してもよい。
【0060】
プラットフォームに得意な分類特徴は、プラットフォームに得意なキーワード特徴及びラベル特徴をクラスタ化した後に得られてもよく、専門家が当該プラットフォームでの内容に基づいて経験を用いて確定してもよい。
【0061】
プラットフォームに得意な地理的位置特徴は、プラットフォームにおけるユーザの地理的位置属性から確定してもよく、専門家が経験を用いて確定してもよい。
【0062】
プラットフォームの権威性特徴は、検索エンジンを用いて当該プラットフォームの権威性を評価することにより得られてもよく、質問の質問ユーザの当該プラットフォームから提供された回答に対した評価に基づいて確定してもよい。
【0063】
プラットフォームの活躍度特徴は、プラットフォームのユーザの数の合計、プラットフォームの日あたりの活躍ユーザの数、回答を提供するユーザの数の合計、及び回答を提供する日あたりの活躍ユーザの数のうち少なくとも一つによって確定することができる。
上述の101及び102は、オフラインで実行される動作であり、オンラインの質問に対する配信プロセスは、下記のステップである。
【0064】
103:質問回答プラットフォームに入れた質問を取得する。
【0065】
当該質問は、質問回答プラットフォームのユーザが生じた質問、例えば質問回答プラットフォームのユーザが質問回答プラットフォームに登録して提出した質問である。質問回答プラットフォームと情報を交換する第三者プラットフォームで生じた質問であってもよく、このような場合、第三者プラットフォームから自発的にプッシュされてきた質問を受信する方式、又は自発的に第三者プラットフォームから質問を引き出す方式を用いることができる。例えば、質問回答プラットフォームと情報を交換するマイクロブログプラットフォームにおいて、マイクロブログユーザがマイクロブログにマイクロブログを発表してある質問を提出し、マイクロブログプラットフォームは、当該質問を質問回答プラットフォームと情報を交換するインタフェースを介して質問回答プラットフォームにプッシュするか、又は、質問回答プラットフォームが自発的に当該質問を引き出すことができる。
【0066】
各プラットフォームユーザが提出した質問がさまざまであるので、取得された質問に対して基本的なフィルタを行うことができ、当該フィルタポリシーは、質問の出所であるプラットフォームに対した個人的なカスタマイズ又は全体的なカスタマイズであるので、続いてくる配信フローに入れることを望まないいくつかの質問を捕らえることができる。
ここで、フィルタポリシーは、広告のフィルタ、機密情報のフィルタ、無意味なスパム内容のフィルタ等を含むことができるが、これに限られない。そのうち、広告のフィルタは、主に質問のデータ形式に基づくフィルタを用い、例えば広告内容を含む可能性が高い画像、ビデオ等を含む質問をフィルタリングする。機密情報、無意味なスパム内容のフィルタは、主にキーワード又はセマンティックに基づくフィルタである。
【0067】
104:質問配信モデルで当該質問の回答に適するユーザを確定し、当該質問を確定されたユーザが所在する第三者プラットフォームに配信する。
【0068】
このステップは、主に質問に対して基本的な特徴認識を行い、質問配信モデルで当該質問の回答に適するユーザを確定し、質問からユーザ集合へのマッピングを完成する。ここで、マッピングは、質問の特徴及び各プラットフォームユーザの特徴に基づいて、統一的な送信又は内部プラットフォーム処理ではなく、非対等送信を行う。そのうち、質問の特徴は、質問のセマンティック特徴又は質問所在プラットフォームの情報を含むことができる。
【0069】
ここで、質問の回答に適するユーザを確定する場合、以下の方式を用いることができる。
【0070】
第一の方式:プラットフォームモデルで当該質問の回答に適する第三者プラットフォームを確定し、当該第三者プラットフォームにおけるユーザをすべて当該質問の回答に適するユーザとして確定する。
【0071】
このような方式を用いる場合、まずプラットフォームモデルに備えた各次元の特徴に基づいて、配信待ちの質問から各次元の特徴を抽出し、抽出された特徴をプラットフォームモデルに備えた各次元の特徴にマッピングした後、各特徴の加重値を用いて、各プラットフォームによる当該質問の回答の採点値を算出し、その中から採点値が所定の条件を満たすプラットフォームを当該質問の回答に適する第三者プラットフォームとして選択する。
【0072】
第二の方式:まずプラットフォームモデルで当該質問の回答に適する第三者プラットフォームを確定し、次にユーザ興味モデルで当該第三者プラットフォームにおいて当該質問の回答に適するユーザを確定する。
【0073】
ユーザ興味モデルで当該質問の回答に適するユーザを確定する場合、ユーザ興味モデルに備えた各次元の特徴に基づいて、配信待ちの質問から各次元の特徴を抽出し、抽出された特徴をユーザ興味モデルに備えた各次元の特徴にマッピングした後、各特徴の加重値を用いて、確定された第三者プラットフォームにおける各ユーザによる当該質問の回答の採点値を算出し、その中から採点値が所定の条件を満たすユーザを当該質問の回答に適するユーザとして選択する。
【0074】
第三の方式:プラットフォームモデルとユーザ興味モデルを組み合わせて、総合的に当該質問の回答に適するユーザを確定する。
【0075】
このような方式では、プラットフォームモデルとユーザ興味モデルを融合し、即ち、ユーザが所属するプラットフォームの特徴をユーザ興味モデルに加えることにより、拡張されたユーザ興味モデルを取得し、拡張されたユーザ興味モデルで質問からユーザへのマッピングを行う。拡張されたユーザ興味モデルに備えた各次元の特徴に基づいて、配信待ちの質問から各次元の特徴を抽出し、抽出された特徴を拡張されたユーザ興味モデルに備えた各次元の特徴にマッピングした後、各特徴の加重値を用いて、各ユーザによる当該質問の回答の採点値を算出し、その中から採点値が所定の条件を満たすユーザを当該質問の回答に適するユーザとして選択する。
【0076】
また、104に記述された、質問配信モデルで質問をどの第三者プラットフォームに送信するかを確定するほか、質問ユーザが指定するという方式を用いることができ、即ち、質問ユーザは質問を提出する場合、第三者プラットフォームを指定し、その後、質問回答プラットフォームは質問ユーザが指定した第三者プラットフォームに質問を配信する。
【0077】
質問は、第三者プラットフォームに配信された後、第三者プラットフォームでは、主に以下の二つの方式を用いて当該質問の回答に適するユーザに送信される。
【0078】
第一の方式:第三者プラットフォームはそのプラットフォームに特有なメッセージ送信形式で当該質問をプッシュする。マイクロブログプラットフォームを例として、マイクロブログプラットフォームは、その特有なメッセージ送信形式、例えばマイクロブログユーザを引用し(@)、マイクロブログユーザを評論し、マイクロブログユーザに個人的なメッセージを送信する等の方式を有し、ここで、その特有なメッセージ送信形式で質問を当該質問の回答に適するユーザにプッシュする。
【0079】
第二の方式:第三者プラットフォームに質問回答プラットフォームアプリケーションを組み込む方式で、当該組み込まれた質問回答プラットフォームアプリケーションにより、第三者プラットフォーム上に質問回答プラットフォーム上の当該質問の質問ウェブページを提供することができ、第三者プラットフォームのユーザは、当該質問ウェブページに質問に回答することができ、このような方式では、第三者プラットフォームのユーザは、実際に質問回答プラットフォームアプリケーションとデータの交換を行う。
【0080】
105:第三者プラットフォームから当該質問に対する回答を取得する。
【0081】
第三者プラットフォームに配信された質問について、対応のユーザは当該質問に対して回答を提供していれば、質問回答プラットフォームは、第三者プラットフォームから自発的にプッシュされた回答を受信する方式、又は自発的に第三者プラットフォームから回答を取得する方式で、第三者プラットフォームから当該質問に対する回答を取得することができる。
【0082】
当該質問が質問回答プラットフォームのユーザにより生じられれば、当該質問の回答をこの質問回答プラットフォームのユーザにプッシュすればよく、プッシュの方式は、ショートメッセージ、メール、サイト内メッセージ等の方式を用いることができる。或いは、当該質問の回答を当該質問が所在するウェブページに発表する。当該質問が第三者プラットフォームから取得されていれば、106を引き続き実行することができる。
【0083】
106:当該質問が第三者プラットフォームから取得されていれば、当該質問の回答を当該質問の出所である第三者プラットフォームに送信する。
【0084】
当該質問が第三者プラットフォーム自身で見つけた質問であれば、第三者プラットフォームはそのプラットフォームに特有な形式で当該質問の回答を発表する。当該質問が第三者プラットフォームのユーザにより提出されていれば、第三者プラットフォームは対応の質問ユーザに送信し、第三者プラットフォームが具体的にどのような形式で対応の質問ユーザに送信するかは、第三者プラットフォームに特有な形式で決められる。
【0085】
説明すべきことは、本発明の実施例における質問は、最初に提出した質問、当該質問に対する追加質問、補正及び補充等を含み、これらに対しては、関連プッシュを行うと共に質問ウェブページに更新を行う。
【0086】
ここで、以下の二つの具体的な実例を挙げる。
【0087】
実例一
質問回答プラットフォームにおけるユーザAが質問回答プラットフォームに登録した後、
図2aに示すようなウェブページで質問を発表し、当該ウェブページでは、質問を発表するほか、質問の分類、回答の送信方式、さらに当該質問の配信先となる第三者プラットフォーム等を選択することができる。その発表した質問が質問ウェブページを形成した後、
図2bに示すようになるとした。当該質問は医療分野に属し、質問配信モデルで当該質問のタイプが当該質問回答プラットフォームと情報を交換する医療分野の垂直プラットフォームに適すると確定することができ、具体的には、当該医療分野の垂直プラットフォームにおける産婦人科又は小児科の専門家に適するため、質問回答プラットフォームは、当該質問を当該質問回答プラットフォームと情報を交換する医療分野の垂直プラットフォームにおける産婦人科又は小児科の専門家に送信する。
【0088】
同時に、質問回答プラットフォームにおける他のユーザも、質問ウェブページに回答を提供することができる。医療分野の垂直プラットフォームに産婦人科又は小児科の専門家が当該質問に対して回答を提供していれば、当該回答を質問回答プラットフォームに返信し、質問回答プラットフォームにより当該回答を質問ユーザが選択した回答の送信方式で質問ユーザに送信する。同時に、
図2cに示すように、当該回答を質問ウェブページに発表することができる。このような方式では、質問回答プラットフォームにおけるユーザは、このプラットフォーム以外のプラットフォームのユーザからの助けを取得することができ、これらユーザはより当該質問の回答に適し、ユーザはより速やかに回答を取得することができる。
【0089】
実例二
マイクロブログプラットフォームにおけるマイクロブログユーザBは、一つのマイクロブログを発表して質問を行い、
図3aに示すように、マイクロブログプラットフォームは当該リアルタイムな質問を取得した後、当該質問を質問回答プラットフォームと情報を交換するインタフェースを介して質問回答プラットフォームに送信する。質問回答プラットフォームは当該質問を取得した後、
図3bに示すように、一つの質問ウェブページを形成することにより、質問回答プラットフォームのユーザも当該質問に回答することができ、もちろん、質問ウェブページをしなくてもよい。
【0090】
質問回答プラットフォームは、質問配信モデルで当該質問がソーシャルプラットフォームのペキンユーザ又は自動車に興味のあるユーザによる回答に適すると確定し、質問回答プラットフォームと情報を交換するソーシャルプラットフォームはマイクロブログしかないとすれば、質問回答プラットフォームは、当該質問をマイクロブログプラットフォームに送信し、マイクロブログプラットフォームは、相手のマイクロブログを引用し(@)、評価し、又は個人的なメッセージを送信する等の形式で当該質問をペキンのマイクロブログユーザ又は自動車に興味のあるマイクロブログユーザに送信する。
【0091】
さらに、
図3cに示すように、マイクロブログプラットフォームは組み込まれた質問回答プラットフォームアプリケーションの方式で当該質問を発表し、マイクロブログユーザは当該組み込まれた質問回答プラットフォームアプリケーションによりマイクロブログのウェブページに質問回答プラットフォーム上の当該質問の質問ウェブページを見つけることができるという方式を有する。マイクロブログプラットフォームは当該質問に対する回答を取得した後、当該回答を新たに質問回答プラットフォームにフィードバックする。
【0092】
質問回答プラットフォームでマイクロブログプラットフォームに再度送信し、マイクロブログプラットフォームで当該質問の回答を、相手のマイクロブログを引用し(@)、評価し、又は個人的なメッセージを送信する等の形式で質問のマイクロブログユーザにプッシュする。同時に、質問回答プラットフォームは、当該質問の回答を質問ウェブページに発表することにより、このウェブサイトのリソースの蓄積を行うこともできる。また、
図3dに示すように、当該質問ウェブページに更新された内容は、マイクロブログプラットフォームに組み込まれた質問回答プラットフォームアプリケーションにおいても更新されている。
【0093】
以上、本発明に係る方法について詳しく説明しているが、以下、実施例二に基づいて本発明に係るシステムを詳しく説明する。
【0094】
実施例二
図4は、本発明の実施例二に係る質問回答プラットフォームの質問配信システムの構造図であり、当該質問配信システムは、質問回答プラットフォームに設置することができ、
図4に示すように、当該質問配信システムは、プラットフォーム情報交換手段01、質問ガイド手段02、質問配信手段03及び回答プッシュ手段04を含み、さらにデータ収集手段05、モデル確立手段06及びウェブページ生成手段07を含んでもよい。
【0095】
そのうち、プラットフォーム情報交換手段01は、主に質問回答プラットフォームと第三者プラットフォームとの間の情報交換を実現する。情報交換の方式は、質問回答プラットフォームの自発的情報交換のモードと質問回答プラットフォームのインタフェース開放のモードとの二つのモードを有することができる。
【0096】
そのうち、質問回答プラットフォームの自発的情報交換のモードとは、質問回答プラットフォームが自発的にAPIが開放された第三者プラットフォームのAPIを呼び出ことにより、データ交換を完成することをいう。自発的情報交換のモードは、主に本流的なプラットフォーム、例えばマイクロブログプラットフォームに対するものであり、このようなプラットフォームの特徴は、開放されたAPIが多くはサービスモードであり、即ちhttp傍受サービスを提供して、利用者(本発明の実施例では質問回答プラットフォームを指す)により自発的に要求を発してデータを取得する又は提出することである。
【0097】
従って、このようなモードに対して、第三者プラットフォームが上流であるか下流であるかにかかわらず、質問回答プラットフォームは相手が約束したAPIインタフェースに基づいて自発的に要求する必要があり、このような情報交換の場合に、第三者プラットフォームはいずれの開発もアップグレードも必要とせず、既存のインタフェースに基づいて情報交換を行う。
【0098】
質問回答プラットフォームのインタフェース開放のモードとは、質問回答プラットフォームが自身のAPIを開放することにより、第三者プラットフォームが質問回答プラットフォームのAPIに基づいて第三者プラットフォームのウェブサイトを補正して情報交換を行うことをいい、このような方式は、本発明の革新点の一つである。
【0099】
インタフェース開放のモードは、主に開放インタフェースを発表しておらず、固定的な開放インタフェースがなく、又は非汎用の開放インタフェースである第三者プラットフォームに対するものであり、第三者プラットフォームのAPIは的確でないか又は標準でないので、自発的情報交換のモードで情報交換を行えば、初期の開発及びメンテナンスのコストは高くなるため、好ましい方式は、質問回答プラットフォームが自身のAPIを開放することにより、第三者プラットフォームが質問回答プラットフォームのAPIに基づいて情報交換を行うことである。
【0100】
このようなモードでは、質問回答プラットフォームが下流であれば、Serverとして、第三者プラットフォームから自発的に呼び出しを発して結果を返信することができる。質問回答プラットフォームが上流であれば、自発的プッシュと受動的受信の二つの方式を提供することができる。
【0101】
第三者プラットフォームとの情報交換のコストを低減するために、質問回答プラットフォームは、いくつかのオープンソースの第三者プラットフォームに対してパッケージを発表することができ、第三者プラットフォームは、パッケージをインストールして必要な設定を行うだけでは成功裏に情報交換を行うことができ、このように、開発コストを必要とせず、更新を設定するだけでよい。それらの自主開発された第三者プラットフォームに対して、第三者プラットフォームが質問回答プラットフォームから提供されたAPIインタフェースに基づいて設計開発を行う必要がある。
【0102】
質問ガイド手段02は、質問回答プラットフォームに入れた質問を取得する責任を持ち、当該質問は、質問回答プラットフォームのユーザが生じた質問、例えば質問回答プラットフォームのユーザが質問回答プラットフォームに登録して提出した質問である。質問回答プラットフォームと情報を交換する第三者プラットフォームで生じた質問であってもよく、このような場合、第三者プラットフォームから自発的にプッシュされてきた質問を受信する方式、又は自発的に第三者プラットフォームから質問を引き出す方式を用いることが出来る。
【0103】
次に、質問配信手段03は、質問配信モデルで質問の回答に適するユーザを確定し、プラットフォーム情報交換手段01により質問を質問の回答に適するユーザが所在する第三者プラットフォームに配信し、そのうち、質問配信モデルは、質問回答プラットフォームと情報を交換する第三者プラットフォームから収集されてきたユーザデータを用いて確立されたものである。
【0104】
最後に、回答プッシュ手段04は、プラットフォーム情報交換手段01により第三者プラットフォームから質問に対する回答を取得するとともに、質問に対する回答を質問の質問ユーザに提供する。
【0105】
質問配信モデルの確立を実現するために、データ収集手段05は、質問回答プラットフォームと情報を交換する第三者プラットフォームのユーザデータを収集する必要がある。第三者プラットフォームのユーザデータを収集する場合、第三者プラットフォームから自発的にプッシュされたユーザデータを受信する方式を用いることができ、この場合、第三者プラットフォームは、持続的接続又は非持続的接続を用いてリアルタイムにユーザデータを質問回答プラットフォームにプッシュし、質問回答プラットフォームにおける傍受サービスは、リアルタイムに第三者プラットフォームのプッシュに応答する。質問回答プラットフォームが自発的に第三者プラットフォームからユーザデータを引き出す方式を用いることもでき、この場合、質問回答プラットフォームは、自発的クエリの方式でユーザデータを引き出し、第三者プラットフォームにおける傍受サービスは、リアルタイムに質問回答プラットフォームの引き出しに応答する。
【0106】
収集されたユーザデータは、例えばユーザ属性、ユーザラベル等の静的データ、ユーザ行為等の動的データを含むことができるが、これに限られず、これらデータは、ユーザ興味又はユーザ能力を直接的又は間接的に反映して、続いてくる質問配信モデルの確立のためにデータソースを提供することができる。
【0107】
第三者プラットフォームから提供されたデータは、異なるタイプ又は構造を有する可能性があるので、データ収集手段05は、収集されたユーザデータをフォーマット変換することができ、ここで、フォーマット変換は、具体的に、収集されたユーザデータをコード変換して、コードフォーマットを統合したユーザデータを取得することと、コード変換されたユーザデータを正規化処理することと、正規化処理されたユーザデータに対してデータ構造の標準化を行うこととを含む。
【0108】
データ収集手段05により収集されたユーザデータはデータベースに記憶されることにより、続いてくる質問配信モデルの確立時に利用され、また、データ収集手段05により第三者プラットフォームからユーザデータを収集する動作は、周期的又は持続的なプロセスであることにより、データベースにおけるユーザデータを速やかに更新することを保証することができる。
【0109】
モデル確立手段06は、収集されたユーザデータで質問配信モデルを確立する責任を持つ。
【0110】
当該質問配信モデルはユーザ興味モデル又はプラットフォームモデルのうち少なくとも1種を含むことができる。そのうち、ユーザ興味モデルは、ユーザの活躍度特徴、ユーザの興味キーワード特徴、ユーザの興味ラベル特徴、ユーザの興味分類特徴、ユーザの地理的位置特徴及びユーザ所在プラットフォーム特徴の多次元特徴のうち少なくとも1種及びその加重値で確立される。プラットフォームモデルは、プラットフォームに得意なキーワード特徴、プラットフォームに得意なラベル特徴、プラットフォームに得意な分類特徴、プラットフォームに得意な地理的位置特徴、プラットフォームの権威性特徴及びプラットフォーム活躍度特徴の多次元特徴のうち少なくとも1種及びその加重値で確立される。これら特徴の具体的な意味については、実施例一における関係記述を参照し、ここで再度記述しない。
【0111】
質問配信手段03は、当該質問の回答に適するユーザを確定する場合、以下の方式を用いることができる。即ち、第一の方式:プラットフォームモデルで質問の回答に適する第三者プラットフォームを確定し、確定された第三者プラットフォームにおけるユーザを質問の回答に適するユーザとして確定する。
【0112】
このような方式を用いる場合、まずプラットフォームモデルに備えた各次元の特徴に基づいて、配信待ちの質問から各次元の特徴を抽出し、抽出された特徴をプラットフォームモデルに備えた各次元の特徴にマッピングした後、各特徴の加重値を用いて、各プラットフォームによる当該質問の回答の採点値を算出し、その中から採点値が所定の条件を満たすプラットフォームを当該質問の回答に適する第三者プラットフォームとして選択する。
第二の方式:プラットフォームモデルで質問の回答に適する第三者プラットフォームを確定し、次にユーザ興味モデルで質問の回答に適する第三者プラットフォームにおいて質問の回答に適するユーザを確定する。
【0113】
備えた各次元の特徴に基づいて、配信待ちの質問から各次元の特徴を抽出し、抽出された特徴をユーザ興味モデルに備えた各次元の特徴にマッピングした後、各特徴の加重値を用いて、確定された第三者プラットフォームにおける各ユーザによる当該質問の回答の採点値を算出し、その中から採点値が所定の条件を満たすユーザを当該質問の回答に適するユーザとして選択する。
【0114】
第三の方式:質問ユーザが指定した第三者プラットフォームを質問の回答に適する第三者プラットフォームとして確定し、次にユーザ興味モデルで質問の回答に適する第三者プラットフォームにおいて質問の回答に適するユーザを確定する。
【0115】
第四の方式:プラットフォームモデルとユーザ興味モデルを融合した後に得られた、拡張されたユーザ興味モデルで、質問の回答に適するユーザを確定する。
【0116】
このような方式では、ユーザが所属するプラットフォームの特徴をユーザ興味モデルに加えることにより、拡張されたユーザ興味モデルを取得し、拡張されたユーザ興味モデルで質問からユーザへのマッピングを行う。拡張されたユーザ興味モデルに備えた各次元の特徴に基づいて、配信待ちの質問から各次元の特徴を抽出し、抽出された特徴を拡張されたユーザ興味モデルに備えた各次元の特徴にマッピングした後、各特徴の加重値を用いて、各ユーザによる当該質問の回答の採点値を算出し、その中から採点値が所定の条件を満たすユーザを当該質問の回答に適するユーザとして選択する。
【0117】
当該システムにおけるウェブページ生成手段07は、プラットフォームシステムに既存の手段であり、既存の機能と本システムが提供する機能との情報交換を行い、即ち、質問回答プラットフォームに質問の質問ウェブページを形成し、取得された質問に対する回答を質問ウェブページに発表する責任を持つ。
【0118】
質問が第三者プラットフォームに配信された後、第三者プラットフォームはそのプラットフォームに特有なメッセージ送信形式で当該質問をプッシュすることができる。マイクロブログプラットフォームを例として、マイクロブログプラットフォームは、その特有なメッセージ送信形式、例えばマイクロブログユーザを引用し(@)、マイクロブログユーザを評論し、マイクロブログユーザに個人的なメッセージを送信する等の方式を有し、ここで、その特有なメッセージ送信形式で質問を当該質問の回答に適するユーザにプッシュすることができる。
【0119】
さらに、プラットフォーム情報交換手段01により第三者プラットフォームに組み込まれた質問回答プラットフォームアプリケーションを用いて第三者プラットフォームに質問回答プラットフォーム上の質問の質問ウェブページを提供するという質問を発表する方式が存在し、このように、第三者プラットフォームのユーザは、当該質問ウェブページ上に質問に回答することができ、このような方式では、第三者プラットフォームのユーザは、実際に質問回答プラットフォームアプリケーションとデータの交換を行う。質問ウェブページ上のデータの更新については、例えば質問の追加質問、補正及び補充、続いてくる回答は、当該第三者プラットフォーム上の質問ウェブページに更新を行う。当該システムにおける回答プッシュ手段04は、回答をプッシュする場合、質問が質問回答プラットフォームのユーザにより生じられれば、質問に対する回答をショートメッセージ、メール、サイト内メッセージのうち少なくとも1種で質問の質問ユーザにプッシュする。質問が質問回答プラットフォームと情報を交換する第三者プラットフォームから由来すれば、質問に対する回答を質問の出所である第三者プラットフォームに提供し、当該第三者プラットフォームがそれ自身に特有な形式で質問に対する回答を質問の質問ユーザにプッシュする。
【0120】
本システムは、実際にユーザが第三者プラットフォーム機能を用いるポートを統合することができ、
図5に示すように、プラットフォームAから提出された質問に対して、本システムからプラットフォームa、プラットフォームb及びプラットフォームcに配信するとともに、プラットフォームa、プラットフォームb及びプラットフォームcから回答を取得して、プラットフォームAに返信することができる。そのうち、プラットフォームAは質問回答プラットフォームでも、プラットフォームa、プラットフォームb及びプラットフォームcのうちの一つでも、プラットフォームa、プラットフォームb及びプラットフォームcとは異なるその他の第三者プラットフォームでもよい。
【0121】
上述の記載から分かるように、本発明に係る方法及びシステムは、以下の利点を有する。
【0122】
1)本発明は、質問に対する回答の出所を質問回答プラットフォームと情報を交換する第三者プラットフォームに拡張し、従来の質問回答プラットフォームの制限を突破して、第三者プラットフォームにおいてより専門的又はより質問の回答に適するユーザが回答を提供することにより、質問が速やかに回答される確率を高めることができる。
【0123】
2)質問回答プラットフォームと情報を交換する第三者プラットフォームは、本発明の方式でより広い回答リソースを取得することにより、互いに利益や便利を与えることを実現し、質問回答リソースがますます全インターネットの範囲に拡張される。
【0124】
3)質問回答プラットフォームのAPIを開放することにより、いずれの形態の第三者プラットフォームも便利にアクセスすることができる。質問ユーザは、どのように自己の質問に回答できる人を見つけるかを心配しなくても、専門的又は自己の質問の回答に適する人が回答を提供することができる。
【0125】
4)本発明では、第三者プラットフォームの実現方式は、ブラウザプラグイン、ウェブサイトページ又は携帯電話APP等を有し、このような広い互換方式により、ユーザが各種の方式で質問を発表し回答を取得することができ、全く質問回答プラットフォームの形式に限制されない。
【0126】
現することができると理解すべきである。例えば、上述のように記述されたシステムの実施例は、概略的なものに過ぎず、例えば、前記手段の区画は、論理機能の区画に過ぎず、実際に実現する場合、他の区画方式を有することができる。
【0127】
上述のように別体部材として説明された手段は、物理的に分離されたものでもよく、物理的に分離されたものでなくてもよく、手段として示された部品は、物理的手段でもよく、物理的手段でなくてもよく、また、一つの箇所に位置してもよく、複数のネットワーク手段に分布されてもよい。実際のニーズに応じてそのうちの一部又は全部の手段を選択して本実施の形態の目的を実現することができる。
【0128】
また、本発明の各実施例における各機能手段は一つ処理手段に集積してもよく、各手段は独立して物理的に存在してもよく、二つ又は二つ以上の手段は一つの手段に集積してもよい。上述の集積された手段は、ハードウェアの方式で実現されてもよく、ハードウェアにソフトウェアを加えた機能手段の方式で実現されてもよい。
【0129】
上述のように、ソフトウェアの機能手段の方式で実現された、集積された手段は、一つのコンピュータ読み取り可能な記憶媒体に記憶することができる。上述のソフトウェアの機能手段は、一つの記憶媒体に記憶され、一つのコンピュータ装置(例えば、パソコン、サーバ、又はネットワーク装置等)又はプロセッサ(processor)に本発明の各実施例に記載の方法の一部のステップを実行させるように複数の命令を含む。上述の記憶媒体は、USBフラッシュメモリ、ポータブルハードディスク、読み出し専用メモリ(Read−Only Memory、ROM)、ランダムアクセスメモリ(Random Access Memory、RAM)、磁気ディスク又は光ディスク等の各種のプログラムコードを記憶可能な媒体を含む。
【0130】
以上、本発明の好ましい実施例に過ぎず、本発明を制限するものではなく、本発明の思想及び趣旨の範囲内に行ったいずれの補正、同等置換、改善等は、いずれも本発明の保護範囲内に含まれるはずである。