特許第6534830号(P6534830)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6534830
(24)【登録日】2019年6月7日
(45)【発行日】2019年6月26日
(54)【発明の名称】マスフローコントローラ
(51)【国際特許分類】
   G05D 7/06 20060101AFI20190617BHJP
   G01F 1/00 20060101ALI20190617BHJP
【FI】
   G05D7/06 Z
   G01F1/00 X
   G01F1/00 G
【請求項の数】7
【全頁数】9
(21)【出願番号】特願2015-38384(P2015-38384)
(22)【出願日】2015年2月27日
(65)【公開番号】特開2016-162064(P2016-162064A)
(43)【公開日】2016年9月5日
【審査請求日】2017年11月20日
(73)【特許権者】
【識別番号】390033857
【氏名又は名称】株式会社フジキン
(74)【代理人】
【識別番号】110000279
【氏名又は名称】特許業務法人ウィルフォート国際特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】中峯 孝久
(72)【発明者】
【氏名】中村 剛
(72)【発明者】
【氏名】清水 恒久
(72)【発明者】
【氏名】松本 久佳
【審査官】 影山 直洋
(56)【参考文献】
【文献】 特開2006−343883(JP,A)
【文献】 特開平02−284772(JP,A)
【文献】 実開昭57−007870(JP,U)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G05D 7/06
G01F 1/00
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
流体通路が形成されたボディと、
前記ボディに固定され、前記流体通路内の流量を計測する流量センサと、を備え、
前記流量センサは、
流体が流れる細管を支持するセンサベースと、
前記センサベースを前記ボディに固定するための締結手段と、を備え、
前記センサベースは、
基部と、前記基部を挟むように位置する一対の端部とを有し、
前記基部は、前記基部と前記ボディとの間に位置するシール部材を押圧するためのシール部材押圧部を有し、
各端部と前記ボディとの間に、各端部の変形を吸収する逃げ空間が形成されているマスフローコントローラ。
【請求項2】
前記逃げ空間は、各端部に面取部、凹部、切欠きを設けることにより、形成される、請求項1に記載のマスフローコントローラ。
【請求項3】
前記逃げ空間は、前記ボディに凹部を設けることにより、形成される、請求項1に記載のマスフローコントローラ。
【請求項4】
流体が流れる流体通路が形成されたボディと、
前記ボディに固定され、前記流体通路内を流れる流体の流量を計測する流量センサと、を備え、
前記流量センサは、
流体が流れる細管を支持するセンサベースと、
前記センサベースと前記ボディとの間に配置されるスペーサと、
前記センサベースと前記スペーサとを前記ボディに固定するための締結手段と、を備え、
前記センサベースは、
基部と、前記基部を挟むように位置する一対の端部とを有し、
前記基部は、前記基部と前記ボディとの間に位置するシール部材を押圧するためのシール部材押圧部を有し、
各端部と前記ボディまたは前記スペーサとの間、または、前記ボディと前記スペーサとの間に、各端部の変形を吸収する逃げ空間が形成されているマスフローコントローラ。
【請求項5】
前記逃げ空間は、各端部に面取部または凹部を設けることにより、形成される、請求項4に記載のマスフローコントローラ。
【請求項6】
前記逃げ空間は、前記スペーサに面取部、凹部、または切欠きを設けることにより、形成される請求項4に記載のマスフローコントローラ。
【請求項7】
前記逃げ空間は、前記ボディに凹部を設けることにより、形成される、請求項4に記載のマスフローコントローラ。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、流体の流量測定・制御に使用されるマスフローコントローラに関する。
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、流路が形成されたボディに流量センサを取り付ける構造が開示されている。特許文献1では、ボディと流量センサのセンサベースとの間にシール部材およびスペーサを介装させて、ボルトによりセンサベースをボディに固定している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開平2−284772号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、上記の流量センサでは、センサベースの下面全体が平坦面であるため、ボルトによりセンサベースの4隅を締め付けると、センサベースの4隅の角がスペーサに当接した状態で締め付けることになるため、センサベースの4隅の角がスペーサに食い込むように変形することで、締め付けにより発生した応力がセンサベースの4隅で吸収されてしまう。これにより、センサベースのシール部材に当接する部分に応力が伝達されず流量センサとボディとの間のシール性が著しく低下する。なお、締め付け時のセンサベースの傾き、及び過剰締め付けを防止するため、センサベースの下面全体とボディ上面が締め付け完了時に当接するよう構成することが望ましい。従って、あらかじめセンサベースとボディを大きく離間させて、センサベース4隅の角をボディへの当接を防止することはできない。
【0005】
そこで本発明は、流量センサとボディとの間のシール性を大幅に向上させるマスフローコントローラを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を解決するために、本発明の一態様であるマスフローコントローラは、流体通路が形成されたボディと、前記ボディに固定され、前記流体通路内の流量を計測する流量センサと、を備え、前記流量センサは、流体が流れる細管を支持するセンサベースと、前記センサベースを前記ボディに固定するための締結手段と、を備え、前記センサベースは、基部と、前記基部を挟むように位置する一対の端部とを有し、前記基部は、前記基部と前記ボディとの間に位置するシール部材を押圧するためのシール部材押圧部を有し、各端部と前記ボディとの間に、各端部の変形を吸収する逃げ空間が形成されている。
【0007】
また、前記逃げ空間は、各端部に面取部、凹部、または切欠きを設けることにより、形成されても良い。
【0008】
また、前記逃げ空間は、前記ボディに凹部を設けることにより、形成されても良い。
【0009】
また、本発明の一態様であるマスフローコントローラは、流体が流れる流体通路が形成されたボディと、前記ボディに固定され、前記流体通路内を流れる流体の流量を計測する流量センサと、を備え、前記流量センサは、流体が流れる細管を支持するセンサベースと、前記センサベースと前記ボディとの間に配置されるスペーサと、前記センサベースと前記スペーサとを前記ボディに固定するための締結手段と、を備え、前記センサベースは、基部と、前記基部を挟むように位置する一対の端部とを有し、前記基部は、前記基部と前記ボディとの間に位置するシール部材を押圧するためのシール部材押圧部を有し、各端部と前記ボディまたは前記スペーサとの間、または、前記ボディと前記スペーサとの間に、各端部の変形を吸収する逃げ空間が形成されている。
【0010】
また、前記逃げ空間は、各端部に面取部または凹部を設けることにより、形成されても良い。
【0011】
また、前記逃げ空間は、前記スペーサに面取部、凹部、または切欠きを設けることにより、形成されても良い。
【0012】
また、前記逃げ空間は、前記ボディに凹部を設けることにより、形成されても良い。
【発明の効果】
【0013】
本発明によれば、流量センサとボディとの間のシール性を大幅に向上させるマスフローコントローラを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0014】
図1】本発明の実施形態に係るマスフローコントローラの全体構成図を示す。
図2】ボディの一部と流量センサの断面図を示す。
図3】センサベース本体の(a)上面図、(b)下面図、(c)(a)のIIIc−IIIc線に沿った断面図、(d)側面図を示す。
図4図2のIV−IV線に沿った断面図を示す。
図5】変形例におけるセンサベース本体の側面図を示す。
図6】変形例における図4の断面図に対応する図である。
図7】変形例におけるボディの一部と流量センサの断面図示す。
図8】スペーサの(a)上面図および(b)側面図を示す。
図9】変形例における図4の断面図に対応する図である。
図10】切欠きが形成されたスペーサの上面図。
【発明を実施するための形態】
【0015】
本発明の一実施形態によるマスフローコントローラについて、図面を参照して説明する。なお、以下の説明において上下は、図1の上下を言うものとする。
【0016】
図1は、マスフローコントローラ1(以下、MFC1とする。)の全体構成図を示している。図2は、ボディ10の一部と流量センサ20の断面図を示している。
【0017】
MFC1は、ボディ10と、流量センサ20と、制御部3と、流量制御機構4とを主に備える。
【0018】
ボディ10は、ステンレス等の鋼材により構成され、外形が直方体形状をなし、その両端面には継手11が取り付けられている。ボディ10には、流入路10aと、バイパス流路10bと、センサ流入路10cと、センサ流出路10dと、合流路10eと、弁室10fと、流出路10gとが形成されている。
【0019】
バイパス流路10bへは、流入路10aを通過した流体が流入する。センサ流入路10cは、バイパス流路10bから分岐し流量センサ20へ流体を流す。センサ流出路10dは、流量センサ20を通過した流体を流出させる。合流路10eでは、バイパス流路10bを通過した流体とセンサ流出路10dを通過した流体とが合流する。
【0020】
また、バイパス流路10bおよびセンサ流入路10cは、所定の流量比(例えば、1:2〜1:1000)で流体が流れるように構成されている。バイパス流路10b内には、複数枚のバイパスシート12が設けられている。弁室10f内には、流量制御機構4の流量制御弁4Aが配置されている。
【0021】
また、図2に示すように、ボディ10のセンサ設置面10Hには、センサ流入路10cおよびセンサ流出路10dに対応して一対のザグリ部10iが形成されている。
【0022】
流量センサ20は、サーマル式流量センサであり、センサベース本体21と、細管22と、一対の発熱コイル23と、一対のセンサフランジ24と、センサカバー25と、一対のガスケット26と、締結手段である4本のボルト27(図1、2では一本のみ図示)とを備える。なお、センサベース本体21と、一対のセンサフランジ24とでセンサベースを構成し、センサフランジ24は、シール部材押圧部に相当する。
【0023】
図3は、センサベース本体21の(a)上面図、(b)下面図、(c)(a)のIIIc−IIIc線に沿った断面図、(d)側面図を示している。
【0024】
センサベース本体21は、ステンレス等の鋼材により構成され、外形が直方体形状をなしている。センサベース本体21は、ボディ10のセンサ設置面10Hに当接する当接面21Aと、当接面21Aに対して反対側に位置しセンサカバー25が取り付けられるカバー取付面21Bとを有する。
【0025】
また、センサベース本体21には、その4隅付近にボルト挿入孔21cが形成され、2つのボルト挿入孔21cに挟まれるように、フランジ挿入孔21dが形成されている。フランジ挿入孔21dは、大径部21d1と小径部21d2とを有する。また、センサベース本体21には、一対のスリット21eが、各フランジ挿入孔21dおよびその一方の側に位置するボルト挿入孔21aを貫通し、センサベース本体21の端面に開口するように形成されている。また、センサベース本体21の各フランジ挿入孔21dの近傍には、ピン挿入孔21fが形成されている。なお、センサベース本体21のフランジ挿入孔21dが形成されている部分が基部21Kに相当し、ボルト挿入孔21cが形成されている部分が端部21Lに相当する。
【0026】
また、センサベース本体21の当接面21A側の4隅には、面取部21Gが形成されている。各面取部21Gは、例えば、グラインダにより角部を削ることにより形成される。各面取部21Gは、当接面21Aよりもカバー取付面21B側に位置する逃げ面21Hにより構成される。よって、各面取り部21Gにより、センサベース本体21の4隅の角部とボディ10との間に、逃げ空間21iが形成される。
【0027】
図1に示すように、細管22は、逆U字状をなすようにしてセンサベース本体21に取り付けられている。
【0028】
一対の発熱コイル23は、細管22に対し巻回されている。
【0029】
図2に示すように、各センサフランジ24は、ステンレス等の鋼材により構成され、略円筒状をなし、細管22の各端部に設けられている。細管22の各端部が、センサフランジ24の貫通孔24aに挿入され溶接等によって、細管22と各センサフランジ24とが連結される。
【0030】
連結された細管22およびセンサフランジ24において、細管22をセンサベース本体21のスリット21eおよびボルト挿入孔21cを介してフランジ挿入孔21dに挿入し、センサフランジ24を大径部21d1内に配置するにより、細管22およびセンサフランジ24がセンサベース本体21に対し組み合わせられる。
【0031】
センサカバー25は、下側が開口する箱状をなし、図2に示すように、スプリングピン25Aがピン挿入孔21f、25bに挿入されることによりセンサベース本体21に連結され、内部に細管21および発熱コイル23を収容する。
【0032】
一対のガスケット26は、ステンレス等の鋼材により構成され、円環状をなしている。また、各ガスケット26は、ザグリ部10iに配置され、ボディ10およびセンサフランジ24の間に位置している。ガスケット26の厚さは、初期状態ではザグリ部10iの深さよりも大きく構成されている。各ガスケット26は、センサ流入路10cから細管22へ流入または細管22からセンサ流出路10dへ流出する流体がボディ10と流量センサ20との間からリークするのを抑制している。
【0033】
図4は、図2のIV−IV線に沿った断面図を示している。
【0034】
図4に示すように、各ボルト27は、センサベース本体21のボルト挿入孔21cに挿入され、ボディ10に対し螺合されている。これにより、流量センサ20はボディ10に対し固定される。各ボルト27を締め付けることにより、ガスケット26が、ボディ10とシール部材押圧部であるセンサフランジ24とにより狭圧されて圧縮変形し、センサベース本体21の当接面21Aがセンサ設置面10Hに当接する。一方、面取部21Gの逃げ面21Hは、センサ設置面10Hに当接しない。このため、センサベース本体21は湾曲しない。
【0035】
制御部3は、流量センサ20により計測された流体の流量に基づき、バイパス流路10bを流れる流体が所定の流量となるように流量制御機構4へ弁駆動信号を出力する。
【0036】
流量制御機構4は、制御部3からの弁駆動信号に基づき流量制御弁4Aを駆動する
【0037】
以上のように、本実施形態のマスフローコントローラ1によれば、各面取部21Gにより、センサベース本体21の4隅の角部とボディ10との間に、逃げ空間21iが形成されている。よって、逃げ空間21iにより、センサベース本体21の4隅の角部の変形が吸収され、センサベース本体21は湾曲しない。従って、センサベースのセンサフランジ24が浮くことがないので、前述の各ボルト27がセンサベース本体21と、ボディ10を締め付けた際に発生する応力がガスケット26に伝達される。結果、ボディ10と流量センサ20との間のシール性能を大幅に向上させることができる。
【0038】
なお、本発明は、上述した実施例に限定されない。当業者であれば、本発明の範囲内で、種々の追加や変更等を行うことができる。
【0039】
例えば、図5に示すように、センサベース本体21の4隅に、面取部21G(図3(d))でなく、凹部21jを形成して、逃げ空間21iを形成しても良い。また、図6に示すように、ボディ10に対し、センサベース本体21の4隅に対向する部分に凹部10jを形成して、逃げ空間21iを形成しても良い。かかる構成であっても、逃げ空間21iにより、センサベース本体21は湾曲せず、センサベースのセンサフランジ24が浮くことがないので、ボディ10と流量センサ20との間のシール性能を大幅に向上させることができる。
【0040】
また、図7に示すように、ボディ10とセンサベース本体21との間にスペーサ5を介する構成であっても良い。なお、図7においては、ボディ10にザグリ部10iは形成されておらず、ガスケット26はボディ10のセンサ設置面10H上であって、スペーサ5のガスケット挿入孔5b内に配置されている。また、センサベース本体21に面取部21Gは形成されていない。
【0041】
図8は、スペーサ5の(a)上面図および(b)側面図を示している。
【0042】
図8(a)に示すように、スペーサ5は、ステンレス等の鋼材により構成され、外形が直方体形状をなしている。スペーサ5には、センサベース本体21のボルト挿入孔21cおよびフランジ挿入孔21dに対応する位置に、ボルト挿入孔5aおよびガスケット挿入孔5bが形成されている。
【0043】
また、スペーサ5の4隅には、面取部5Cが形成されている。各面取部5Cは、例えば、グラインダにより角部を削ることにより形成される。この各面取り部5Cにより、図9に示すように、センサベース本体21の4隅の角部とスペーサ5との間に、逃げ空間21iが形成される。なお、スペーサ5に面取部5Cを形成せずに、センサベース本体21に面取部21Gまたは凹部21jを形成するようにしても、センサベース本体21の4隅の角部とスペーサ5との間に、逃げ空間21iが形成される。かかる構成であっても、逃げ空間21iにより、センサベース本体21は湾曲せず、センサベースのセンサフランジ24が浮くことがないので、ボディ10と流量センサ20との間のシール性能を大幅に向上させることができる。
【0044】
また、スペーサ5の4隅に、面取部5Cでなく、凹部を形成して、逃げ空間21iを形成しても良い。また、図8(b)に示したスペーサ5を上下逆にして、ボディ10とセンサベース本体21との間に設置して、スペーサ5とボディ10との間に逃げ空間を形成しても良い。
【0045】
また、図10に示すように、スペーサ5の4隅に切欠き5dを形成して、センサベース本体21とボディ10との間に逃げ空間を形成するようにしても良い。また、スペーサ5に面取部5C等を形成せずに、ボディ10に図6に示したような凹部10jを形成して、スペーサ5とボディ10との間に逃げ空間を形成しても良い。
【0046】
また、ボディ10、センサベース本体21、センサフランジ24、ガスケット26などの材料として、ステンレス鋼を例示しているが、制御する流体や使用する場所等に応じて使用可能な材料(金属、非金属の他に樹脂材等も含む)や形状を選択すれば良い。また、締結手段として、ボルト27を用いたが、他の締結手段により、センサベースをボディ10に固定しても良い。
【符号の説明】
【0047】
1: マスフローコントローラ、5:スペーサ、5C:面取部、5d:切欠き、10:ボディ、10j:凹部、20:流量センサ、21:センサベース本体、21c:ボルト挿入孔、21G:面取部、21i:逃げ空間、21j:凹部、21K:基部、21L:端部、22:細管、24:センサフランジ、26:ガスケット、27:ボルト

図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10