(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6535533
(24)【登録日】2019年6月7日
(45)【発行日】2019年6月26日
(54)【発明の名称】設計支援装置及び設計支援プログラム
(51)【国際特許分類】
G06F 17/50 20060101AFI20190617BHJP
G06Q 50/08 20120101ALI20190617BHJP
【FI】
G06F17/50 680B
G06F17/50 606D
G06Q50/08
【請求項の数】6
【全頁数】10
(21)【出願番号】特願2015-146669(P2015-146669)
(22)【出願日】2015年7月24日
(65)【公開番号】特開2017-27438(P2017-27438A)
(43)【公開日】2017年2月2日
【審査請求日】2018年5月25日
(73)【特許権者】
【識別番号】504093467
【氏名又は名称】トヨタホーム株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100079049
【弁理士】
【氏名又は名称】中島 淳
(74)【代理人】
【識別番号】100084995
【弁理士】
【氏名又は名称】加藤 和詳
(74)【代理人】
【識別番号】100099025
【弁理士】
【氏名又は名称】福田 浩志
(72)【発明者】
【氏名】寺田 篤弘
【審査官】
堀井 啓明
(56)【参考文献】
【文献】
特開2010−033542(JP,A)
【文献】
特開平10−198715(JP,A)
【文献】
特開2014−020143(JP,A)
【文献】
特開2009−301308(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G06F17/50
G06Q50/08
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
画像を含んだ情報を表示する表示部と、
前記表示部に表示された情報を選択する指示を入力可能な入力部と、
建物の基礎伏図を作成して前記表示部に表示させると共に、前記入力部から基礎伏図の一部分を選択する指示が入力された場合に、複数の基礎の仕様を外部の記憶装置からネットワークを介して取得して前記表示部に表示させ、前記入力部からの指示により選択された基礎の仕様を用いて前記基礎伏図と対応付けられた前記建物の基礎の仕様を示す設計書類を作成する制御部と、
を備えた設計支援装置。
【請求項2】
前記制御部は、コンピュータ支援設計によって前記建物の設計図を作成すると共に、該設計図から前記基礎伏図を作成する請求項1に記載の設計支援装置。
【請求項3】
前記記憶装置は、基礎の仕様を大項目から詳細な項目へと階層的に記憶し、
前記制御部は、前記入力部から基礎伏図の一部分を選択する指示が入力された場合に、複数の基礎の仕様の大項目を前記記憶装置から前記ネットワークを介して取得して前記表示部に表示させると共に、前記入力部からの指示により大項目が選択された場合には、該選択された大項目の一つ下位の階層の項目を前記記憶装置から前記ネットワークを介して取得して前記表示部に表示させる請求項1又は2に記載の設計支援装置。
【請求項4】
コンピュータを、
建物の基礎伏図を作成して該コンピュータの表示部に表示させると共に、該コンピュータの入力部から基礎伏図の一部分を選択する指示が入力された場合に、複数の基礎の仕様を外部の記憶装置からネットワークを介して取得して前記表示部に表示させ、前記入力部からの指示により選択された基礎の仕様を用いて前記基礎伏図と対応付けられた前記建物の基礎の仕様を示す設計書類を作成する制御部として機能させるための設計支援プログラム。
【請求項5】
コンピュータ支援設計によって前記建物の設計図を作成すると共に、該設計図から前記基礎伏図を作成する請求項4に記載の設計支援プログラム。
【請求項6】
前記基礎の仕様は、前記記憶装置で大項目から詳細な項目へと階層的に記憶され、
前記入力部から基礎伏図の一部分を選択する指示が入力された場合に、複数の基礎の仕様の大項目を前記記憶装置から前記ネットワークを介して取得して前記表示部に表示させると共に、前記入力部からの指示により大項目が選択された場合には、該選択された大項目の一つ下位の階層の項目を前記記憶装置から前記ネットワークを介して取得して前記表示部に表示させる請求項4又は5に記載の設計支援プログラム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、建物の基礎設計の支援を行うための設計支援装置及び設計支援プログラムに関する。
【背景技術】
【0002】
コンピュータ上で基礎伏図から基礎の断面を示す断面リストを、コンピュータを用いて設計する設計支援装置が提案されている。例えは、特許文献1には、コンピュータのディスプレイに表示した基礎伏図上で選択された領域毎に基礎の断面形状を作業者に選択させ、且つ、その断面形状の基礎の割り付け範囲を、作業者に指定させる設計支援装置の発明が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2010−33542号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1に記載の設計支援装置は、CAD(コンピュータ支援設計)システムを備えたワークステーション又はPCに仕様が多種多様な基礎断面のデータを記憶させているが、基礎断面のリストを全て網羅すると、記憶すべきデータ量が膨大になるという問題があった。基礎断面のリストは、建物の仕様規定である型式認定のルール(以下、「認定ルール」と称する)に従って設定されているが、認定ルールそのものの構成が複雑であることから、その複雑な認定ルールに従って設定されている基礎断面のリストも膨大なものにならざるを得ない。
【0005】
また、認定ルールは所定の年度毎に改定される場合があり、認定ルールが改定されると、記憶している断面形状のリストも一から更新しなければならないという問題点があった。
【0006】
本発明は、上記事実を考慮して成されたもので、認定ルールに基づく多様な基礎の仕様の資料を必要に応じて参照し、作成した基礎伏図の各部毎に基礎の仕様を示す設計書類を作成できる設計支援装置及び設計支援プログラムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を解決するための第1の態様は、画像を含んだ情報を表示する表示部と、前記表示部に表示された情報を選択する指示を入力可能な入力部と、建物の基礎伏図を作成して前記表示部に表示させると共に、前記入力部から基礎伏図の一部分を選択する指示が入力された場合に、複数の基礎の仕様を外部の記憶装置からネットワークを介して取得して前記表示部に表示させ、前記入力部からの指示により選択された基礎の仕様を用いて前記基礎伏図と対応付けられた前記建物の基礎の仕様を示す設計書類を作成する制御部と、を備える。
【0008】
第1の態様によれば、認定ルールに基づいた基礎の仕様は、外部の記憶装置に記憶させ、設計段階でユーザによって選択された仕様に係る情報を、ネットワークを介して取得し、取得した情報に基づいて基礎伏図に対応した基礎の仕様を示す設計書類を作成できる。
【0009】
第2の態様は、前記制御部は、コンピュータ支援設計によって前記建物の設計図を作成すると共に、該設計図から前記基礎伏図を作成する。
【0010】
第2の態様によれば、建物のCADデータから基礎伏図を作成することができる。
【0011】
第3の態様は、前記記憶装置は、基礎の仕様を大項目から詳細な項目へと階層的に記憶し、前記制御部は、前記入力部から基礎伏図の一部分を選択する指示が入力された場合に、複数の基礎の仕様の大項目を前記記憶装置から前記ネットワークを介して取得して前記表示部に表示させると共に、前記入力部からの指示により大項目が選択された場合には、該選択された大項目の一つ下位の階層の項目を前記記憶装置から前記ネットワークを介して取得して前記表示部に表示させる。
【0012】
第3の態様によれば、大項目から詳細な項目へと階層的に記憶された基礎の仕様を、必要に応じて取得することにより、装置の負荷、ネットワークのトラフィックの負荷を抑制しつつ基礎の仕様を示す設計書類を作成することができる。
【0013】
上記課題を解決するための第4の態様は、コンピュータを、建物の基礎伏図を作成して該コンピュータの表示部に表示させると共に、該コンピュータの入力部から基礎伏図の一部分を選択する指示が入力された場合に、複数の基礎の仕様を外部の記憶装置からネットワークを介して取得して前記表示部に表示させ、前記入力部からの指示により選択された基礎の仕様を用いて前記基礎伏図と対応付けられた前記建物の基礎の仕様を示す設計書類を作成する制御部として機能させる。
【0014】
第4の態様によれば、認定ルールに基づいた基礎の仕様は、外部の記憶装置に記憶させ、設計段階でユーザによって選択された仕様に係る情報を、ネットワークを介して取得し、取得した情報に基づいて基礎伏図に対応した基礎の仕様を示す設計書類を作成できる。
【0015】
第5の態様は、コンピュータ支援設計によって前記建物の設計図を作成すると共に、該設計図から前記基礎伏図を作成する。
【0016】
第5の態様によれば、建物のCADデータから基礎伏図を作成することができる。
【0017】
第6の態様は、前記基礎の仕様は、前記記憶装置で大項目から詳細な項目へと階層的に記憶され、前記入力部から基礎伏図の一部分を選択する指示が入力された場合に、複数の基礎の仕様の大項目を前記記憶装置から前記ネットワークを介して取得して前記表示部に表示させると共に、前記入力部からの指示により大項目が選択された場合には、該選択された大項目の一つ下位の階層の項目を前記記憶装置から前記ネットワークを介して取得して前記表示部に表示させる。
【0018】
第6の態様によれば、大項目から詳細な項目へと階層的に記憶された基礎の仕様を、必要に応じて取得することにより、装置の負荷、ネットワークのトラフィックの負荷を抑制しつつ基礎の仕様を示す設計書類を作成することができる。
【発明の効果】
【0019】
以上説明したように、本発明に係る設計支援装置及び設計支援プログラムは、認定ルールに基づく多様な断面形状のリストを用い、作成した基礎伏図の各部毎に基礎の仕様を示す設計書類を作成できる。
【図面の簡単な説明】
【0020】
【
図1】本発明の実施の形態に係る設計支援装置の一例を示す概略図である。
【
図2】本発明の実施の形態に係る設計支援装置における作業用端末の概略構成を示すブロック図である。
【
図3】本発明の実施の形態に係る設計支援装置の処理の一例を示したフローチャートである。
【
図4】(A)はCADデータから作成された建物の平面プランの一例であり、(B)は平面プランから作成された基礎伏図外形の一例である。
【
図5】本実施の形態に係る基礎の仕様を記した引き当て表の一例である。
【
図6】本実施の形態の基礎の断面図及びその詳細な仕様が記載された断面仕様表の一例である。
【
図7】(A)は本実施の形態の基礎伏図外形への符号の記載の一例であり、(B)は本実施の形態の断面リスト表の一例である。
【発明を実施するための形態】
【0021】
以下、図面を参照して本発明の実施の形態の一例を詳細に説明する。
図1は、本発明の実施の形態に係る設計支援装置10の一例を示す概略図である。
図1に示したように、設計支援装置10は、クライアントである作業用端末30が、ネットワーク70を介してサーバ50と接続されたクライアント・サーバシステムとなっている。
【0022】
作業用端末30は、設計支援プログラム等のソフトウェアがインストールされた端末であり、マウス及びキーボード等の操作入力部と、情報を表示するための表示部と、を備える。作業用端末30は、PC(パーソナルコンピュータ)又はワークステーション等の演算処理能力を備えた装置であり、文字、記号、画像及びこれらの結合を表示部に表示可能なグラフィック環境を備え、当該グラフィック環境は、マウス等のポインティングデバイスを用いた操作が可能なGUI(Graphical User Interface)を有する。
【0023】
なお、本実施の形態では、作業用端末30は、1台とは限らず、
図1に示したように複数台がネットワーク70に接続され、同時に複数台が運用され得る。
【0024】
サーバ50は、ネットワーク70を介して作業用端末30の各々に設計作業で必要となる情報を提供するコンピュータであり、システムの冗長性を担保するために、
図1に示したように2台以上がネットワーク70に接続され、同時に複数台が運用され得る。
【0025】
サーバ50が作業用端末30に提供する情報は、認定ルールに基づいた基礎の仕様の目録である認定図書に記載されている基礎の仕様等の情報である。サーバ50は、基礎の仕様等の情報を大項目から詳細項目へと階層的に記憶している。
【0026】
ネットワーク70は、サーバ50と作業用端末30とが同一構内に存在する場合にはイントラネットであるが、サーバ50と作業用端末30とが異なる構内又は異なる域内に存在する場合にはインターネットである。
【0027】
インターネットを介して通信する場合には、通信に係る情報を暗号化することにより秘匿性を担保したhttps(Hypertext Transfer Protocol Secure)によって通信する。または、作業用端末30とサーバ50との間で暗号処理された通信を行うことにより、仮想的な専用線を構築するVPN(Virtual Private Network)を用いてもよい。
【0028】
図2は、本実施の形態に係る設計支援装置10における作業用端末30の概略構成を示すブロック図である。作業用端末30は、CPU(Central Processing Unit)12と、HDD(Hard Disk Drive)14と、RAM(Random Access Memory)16と、ネットワークI/F部18と、ROM(Read Only Memory)20とを含む。また、作業用端末30は表示部22と、操作入力部24と、バス26とを含んでおり、情報を入力する端末と情報を表示する端末との機能を有している。
【0029】
CPU12は、作業用端末30の全体の動作を司るものである。HDD14は建物の設計をするためのCADプログラム、建物の設計図から基礎伏図を作成するためのプログラム、基礎伏図から建物の基礎の各部の仕様を設定するためのプログラム、サーバ50との通信プログラム、OS(Operating System)及び各プログラムの実行に供するデータ等が記録される不揮発性の記憶装置である。本実施に形態では、建物の設計をするためのCADプログラム、建物の設計図から基礎伏図を作成するためのプログラム、基礎伏図から建物の基礎の各部の仕様を設定するためのプログラム及びサーバ50との通信プログラムは、互いに協働する設計支援プログラムである。RAM16は、OS、プログラム又はデータが展開される揮発性の記憶装置である。CADプログラム、基礎伏図を作成するためのプログラム、基礎の各部の仕様を設定するためのプログラム及び通信プログラムは各々独立別個のプログラムでもよいし、一体化されたプログラムでもよい。なお、基礎伏図を作成するためのプログラム、基礎の各部の仕様を設定するためのプログラム及び通信プログラムは、CADプログラムのアドオン又はプラグインの形式でCADプログラムに追加され、CADプログラムと協働するプログラムであってもよい。
【0030】
ネットワークI/F部18は、ネットワーク70に接続するためのものであり、NIC(Network Interface Card)やそのドライバで構成される。ROM20は、作業用端末30の起動時に動作するブートプログラムなどが記憶されている不揮発性の記憶装置である。表示部22は、設計に関する情報をユーザに表示するものである。操作入力部24は、ユーザが設計支援装置10の操作や情報を入力する際に用いられるものであり、一例としてタッチパネル、キーボード等の入力装置及びトラックボール、ペンタブレット若しくはマウス等のポインティングデバイスが含まれる。バス26は、情報のやりとりが行われる際に使用される。
【0031】
図3は、本実施の形態に係る設計支援装置10の処理の一例を示したフローチャートである。
図3は、作業用端末30にインストールされた設計支援プログラムによる処理である。
【0032】
ステップ300では、CADプログラムにより
図4(A)に示した建物の平面プランが作成される。ステップ302では、
図4(A)に示した平面プランから
図4(B)に示した基礎伏図外形が作成される。
【0033】
ステップ304では、基礎の仕様を設定する部分(以下、「セグメント」と称する)が
図4(B)の基礎伏図外形上で選択されたか否かを判定する。セグメントの選択は、作業用端末30の表示部22に表示された基礎伏図外形の基礎の仕様を設定したい部分をマウス等のポインティングデバイスでクリックしたか否かで判定する。
図4(B)では、セグメント40Aが選択されており、選択されたセグメント40Aの部分は、例えば目立つ色彩の太枠で表示される。
【0034】
ステップ306では、認定図書である引き当て表が表示部22に表示される。引き当て表等の認定図書は、前述のようにサーバ50に格納されている。本実施の形態では、作業用端末30はネットワーク70を介してサーバ50から引き当て表をダウンロードし、表示部22に表示する。
【0035】
図5に示した引き当て表には、基礎の仕様が種別毎に具体的に記載されている。ステップ308では、表示された引き当て表から項目が選択されたか否かを判定する。項目の選択は、作業用端末30の表示部22に表示された引き当て表の特定の項目をマウス等のポインティングデバイスでクリックしたか否かで判定する。
図5では、柱状改良杭の深基礎の項目が選択されており、選択された項目は、例えば目立つ色彩の太枠で表示される。
【0036】
ステップ310では、引き当て表から選択された項目の1つ下位の階層の項目である断面仕様表をサーバ50から取得して表示部22に表示する。
図6に示した断面仕様表は、
図5上で選択した項目に係る基礎の断面図及びその詳細な仕様が記載された認定図書である。
【0037】
ステップ312では、表示された断面仕様表から項目が選択されたか否かを判定する。項目の選択は、作業用端末30の表示部22に表示された断面仕様表の特定の項目をマウス等のポインティングデバイスでクリックしたか否かで判定する。
図6では、「−P」の項目が選択されており、選択された項目は、例えば目立つ色彩の太枠で表示されると共に、
図4(B)において選択したセグメント(セグメント40A)の基礎であることを示すために、例えば「符号A」の文字が、項目にオーバーラップされて表示される。
【0038】
ステップ314では、基礎伏図外形への符号の記載と、基礎の詳細な設計書類である断面リスト表の作成と、が行われる。
図7(A)は、基礎伏図外形への符号の記載の一例を、
図7(B)は、断面リスト表の一例を、各々示している。
【0039】
図7(A)では、基礎のセグメント40A,40B,40Cに各々A,B,Cの符号が設定されている。
図7(B)には、符号A,B,Cに対応するセグメントの基礎の断面図と詳細な仕様がサムネイル状に記載された断面リスト表が表示されている。施工者は、
図7(A)の基礎伏図外形の符号と同一の符号の仕様を
図7(B)から読み取ることにより、当該符号が付させたセグメントの基礎の詳細な仕様を把握できる。
【0040】
ステップ316では、作業者が設計支援プログラムを終了させたことにより、作業終了か否かを判定し、肯定判定の場合には、処理を終了する。ステップ316で否定判定の場合には、手順をステップ304に戻し、断面リスト表の作成作業を継続する。
【0041】
以上説明したように、本実施の形態によれば、容量が膨大になる認定図書を、外部の記憶装置であるサーバ50に格納し、ネットワーク70を介して、設計時には必要に応じて作業用端末30にダウンロードしている。作業用端末30は、膨大な認定図書を記憶する必要がなく、認定ルールの改定に伴う認定図書の更新の必要もない。その結果、認定ルールに基づく多様な基礎の仕様の資料を必要に応じて参照し、作成した基礎伏図の各部毎に基礎の仕様を示す設計書類を作成できる。
【0042】
なお、本実施の形態のサーバ50は、特許請求の範囲に記載の記憶装置に相当する。
【符号の説明】
【0043】
10 設計支援装置
12 CPU
14 HDD
16 RAM
18 ネットワークI/F部
20 ROM
22 表示部
24 操作入力部
26 バス
30 作業用端末
40A,40B,40C セグメント
50 サーバ
70 ネットワーク