特許第6535690号(P6535690)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

知財求人 - 知財ポータルサイト「IP Force」

▶ テンセント・テクノロジー・(シェンジェン)・カンパニー・リミテッドの特許一覧

特許6535690オンライン・アカウントを関連付ける方法
<>
  • 特許6535690-オンライン・アカウントを関連付ける方法 図000002
  • 特許6535690-オンライン・アカウントを関連付ける方法 図000003
  • 特許6535690-オンライン・アカウントを関連付ける方法 図000004
  • 特許6535690-オンライン・アカウントを関連付ける方法 図000005
  • 特許6535690-オンライン・アカウントを関連付ける方法 図000006
  • 特許6535690-オンライン・アカウントを関連付ける方法 図000007
  • 特許6535690-オンライン・アカウントを関連付ける方法 図000008
  • 特許6535690-オンライン・アカウントを関連付ける方法 図000009
  • 特許6535690-オンライン・アカウントを関連付ける方法 図000010
  • 特許6535690-オンライン・アカウントを関連付ける方法 図000011
  • 特許6535690-オンライン・アカウントを関連付ける方法 図000012
  • 特許6535690-オンライン・アカウントを関連付ける方法 図000013
  • 特許6535690-オンライン・アカウントを関連付ける方法 図000014
  • 特許6535690-オンライン・アカウントを関連付ける方法 図000015
  • 特許6535690-オンライン・アカウントを関連付ける方法 図000016
< >
(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6535690
(24)【登録日】2019年6月7日
(45)【発行日】2019年6月26日
(54)【発明の名称】オンライン・アカウントを関連付ける方法
(51)【国際特許分類】
   G06F 21/41 20130101AFI20190617BHJP
   G06F 21/44 20130101ALI20190617BHJP
【FI】
   G06F21/41
   G06F21/44
【請求項の数】5
【全頁数】26
(21)【出願番号】特願2016-573804(P2016-573804)
(86)(22)【出願日】2015年6月15日
(65)【公表番号】特表2017-528785(P2017-528785A)
(43)【公表日】2017年9月28日
(86)【国際出願番号】CN2015081461
(87)【国際公開番号】WO2015192751
(87)【国際公開日】20151223
【審査請求日】2017年2月15日
(31)【優先権主張番号】201410274152.0
(32)【優先日】2014年6月18日
(33)【優先権主張国】CN
【前置審査】
(73)【特許権者】
【識別番号】514187420
【氏名又は名称】テンセント・テクノロジー・(シェンジェン)・カンパニー・リミテッド
(74)【代理人】
【識別番号】100107766
【弁理士】
【氏名又は名称】伊東 忠重
(74)【代理人】
【識別番号】100070150
【弁理士】
【氏名又は名称】伊東 忠彦
(74)【代理人】
【識別番号】100091214
【弁理士】
【氏名又は名称】大貫 進介
(72)【発明者】
【氏名】ルー,イー
(72)【発明者】
【氏名】チャン,クイアン
(72)【発明者】
【氏名】ウオン,タセイ
(72)【発明者】
【氏名】シェ,ジェハン
(72)【発明者】
【氏名】ホン,ティンジュン
(72)【発明者】
【氏名】ファン,ジン
【審査官】 行田 悦資
(56)【参考文献】
【文献】 特開2005−275617(JP,A)
【文献】 特開2006−171829(JP,A)
【文献】 特開2014−029691(JP,A)
【文献】 特開2004−062629(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G06F 21/41
G06F 21/44
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
1オンライン・アカウント及び第2オンライン・アカウントを関連付けるためのオンライン・アカウント関連付け方法であって:
コンピューティング・デバイスにより、パブリック・デバイスとのコネクションを設定し、前記パブリック・デバイスのハードウェア識別子を取得するステップ;
前記コンピューティング・デバイスにより、前記ハードウェア識別子をサーバーへ送信するステップ;
前記コンピューティング・デバイスにより、前記ハードウェア識別子に応じて前記サーバーから返されるデバイス識別子を受信するステップ;及び
前記コンピューティング・デバイスにより、前記デバイス識別子を前記パブリック・デバイスへ送信するステップであって、前記デバイス識別子は、前記サーバーへの登録を完了するために前記パブリック・デバイスにより保存される、ステップ;
前記コンピューティング・デバイスにより、ログインした第1オンライン・アカウントに対応する第1オンライン・アカウント情報を取得するステップ;
前記コンピューティング・デバイスにより、前記第1オンライン・アカウント情報を前記サーバーへ送信するステップであって、前記デバイス識別子に対応し且つ前記第1オンライン・アカウントを含む前記パブリック・オンライン・アカウントが、前記第1オンライン・アカウント情報に応じて前記サーバーにより作成される、ステップ;
前記コンピューティング・デバイスにより、前記コンピューティング・デバイスとのコネクションを設定した前記パブリック・デバイスの前記デバイス識別子を取得するステップ;
前記コンピューティング・デバイスにより、ログインした第2オンライン・アカウントに対応する第2オンライン・アカウント情報を取得するステップ
前記コンピューティング・デバイスにより、前記デバイス識別子及び前記第2オンライン・アカウント情報を前記サーバーへ送信するステップ;及び
前記第1オンライン・アカウント及び前記第2オンライン・アカウントを含むパブリック・オンライン・アカウントを作成するために、前記サーバーにより、前記第2オンライン・アカウント情報を、前記デバイス識別子に対応する前記パブリック・オンライン・アカウントのうちの前記第1オンライン・アカウントに関連付けるステップ;
を有する方法。
【請求項2】
前記第1オンライン・アカウント情報を前記サーバーへ送信した後に、当該方法は、
前記コンピューティング・デバイスが、前記第1オンライン・アカウントを利用することにより、デバイス情報及びパブリック・オンライン・アカウント情報を取得し、前記デバイス情報及びパブリック・オンライン・アカウント情報を前記サーバーへ送信するステップであって、作成されたパブリック・オンライン・アカウントに対応する前記パブリック・オンライン・アカウント情報は、前記サーバーにより、前記第1オンライン・アカウント情報、前記デバイス情報及び前記パブリック・オンライン・アカウント情報に応じて保存されるステップ;
を更に有する請求項に記載の方法。
【請求項3】
前記デバイス識別子及び前記第2オンライン・アカウント情報を前記サーバーへ送信した後に、当該方法は:
前記コンピューティング・デバイスにより、前記サーバーから返される前記デバイス識別子に対応する前記パブリック・オンライン・アカウント情報を受信するステップ;及び
前記コンピューティング・デバイスにより、前記サーバーから返されたデバイス識別子に対応するパブリック・オンライン・アカウント情報に応じて更新されたパブリック・オンライン・アカウント情報を取得し、更新されたパブリック・オンライン・アカウント情報を前記サーバーに送信するステップであって、前記パブリック・オンライン・アカウントに対応するパブリック・オンライン・アカウント情報は、前記サーバーにより、更新されたパブリック・オンライン・アカウント情報に応じて更新される、ステップ;
を更に有する請求項に記載の方法。
【請求項4】
前記第1オンライン・アカウント情報を前記サーバーへ送信した後に、当該方法は:
前記コンピューティング・デバイスが、前記パブリック・デバイスにより送信され且つ前記第1オンライン・アカウントに対応する第1デバイス利用情報をリアルタイムで受信するステップ;及び
前記コンピューティング・デバイスにより、前記第1デバイス利用情報を前記サーバーに送信するステップであって、前記第1デバイス利用情報は前記サーバーにより保存され、パブリック・デバイス利用情報は、前記サーバーにより、前記第1デバイス利用情報に応じて生成及び更新される、ステップ;
を更に有する請求項に記載の方法。
【請求項5】
前記デバイス識別子及び前記第2オンライン・アカウント情報を前記サーバーに送信した後に、当該方法は:
前記コンピューティング・デバイスにより、前記パブリック・デバイスにより送信され且つ前記第2オンライン・アカウントに対応する第2デバイス利用情報をリアルタイムで受信するステップ;及び
前記コンピューティング・デバイスにより、前記第2デバイス利用情報を前記サーバーに送信するステップであって、前記第2デバイス利用情報は前記サーバーにより保存され、前記パブリック・デバイス利用情報は、前記サーバーにより、前記第2デバイス利用情報に応じて更新されるステップ;
を更に有する請求項に記載の方法。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本開示は情報技術の分野に関連し、特に、オンライン・アカウントを関連付けるための方法及び装置に関連する。
【背景技術】
【0002】
情報技術の急速な進歩により、ますます多くの人々がオンライン・アカウントを利用し始めている。例えば、メッセージはオンライン・アカウントを利用することにより受信又は送信される。複数のオンライン・アカウントが、その複数のオンライン・アカウントを含むパブリック・オンライン・アカウントにより関連付けられる場合、パブリック・オンライン・アカウントにおける各オンライン・アカウントは、情報共有を促すように、パブリック・オンライン・アカウントにおける情報を共有するかもしれない。従って、複数のオンライン・アカウントを1つのパブリック・オンライン・アカウントに如何にして関連付けるかが、問題となる。
【発明の概要】
【0003】
第1側面では、複数のオンライン・アカウントを関連付けるための方法が提供され、その方法は:
コネクションを設定したパブリック・デバイスのデバイス識別子を取得するステップであって、前記パブリック・デバイスはサーバーに登録したデバイスであり、前記パブリック・デバイスは、少なくとも第1オンライン・アカウントを含むパブリック・オンライン・アカウントに対応している、ステップ;
ログインした第2オンライン・アカウントに対応する第2オンライン・アカウント情報を取得するステップ;及び
前記デバイス識別子及び前記第2オンライン・アカウント情報を前記サーバーに送信し、以て、前記サーバーが、前記第1オンライン・アカウント及び前記第2オンライン・アカウントを含むパブリック・オンライン・アカウントを取得するために、前記デバイス識別子に対応する前記パブリック・オンライン・アカウントのうちの前記第1オンライン・アカウントに、前記第2オンライン・アカウントを関連付けるようにするステップ;
を有する方法である。
【0004】
第2側面では、複数のオンライン・アカウントを関連付けるための装置が提供され、その装置は:
コネクションを設定したパブリック・デバイスのデバイス識別子を取得するように構成される第1取得モジュールであって、前記パブリック・デバイスはサーバーに登録したデバイスであり、前記パブリック・デバイスは、少なくとも第1オンライン・アカウントを含むパブリック・オンライン・アカウントに対応している、第1取得モジュール;
ログインした第2オンライン・アカウントに対応する第2オンライン・アカウント情報を取得するように構成される第2取得モジュール;及び
前記デバイス識別子及び前記第2オンライン・アカウント情報を前記サーバーに送信し、以て、前記サーバーが、前記第1オンライン・アカウント及び前記第2オンライン・アカウントを含むパブリック・オンライン・アカウントを取得するために、前記デバイス識別子に対応する前記パブリック・オンライン・アカウントのうちの前記第1オンライン・アカウントに、前記第2オンライン・アカウントを関連付けるように構成される第1送信モジュール;
を有する装置である。
【図面の簡単な説明】
【0005】
本発明の実施形態又は既存の技術による技術的な手段をより明確に説明するため、以下、実施形態又は既存の技術を説明するために使用される添付図面を簡単に説明する。明らかに、以下に言及する添付図面は、本発明のうちの或る実施形態を示しているに過ぎず、当業者は、創作能力を発揮することなく、これらの添付図面から他の図面を導出することさえ可能である。
【0006】
図1】本発明の実施形態において行われるオンライン・アカウントを関連付ける方法のフローチャート。
【0007】
図2】本発明の他の実施形態において行われるオンライン・アカウントを関連付ける方法のフローチャート。
【0008】
図3】本発明の他の実施形態において提供されるコネクション・インターフェースの概略図。
【0009】
図4】本発明の他の実施形態において提供されるプロンプト・インターフェースの概略図。
【0010】
図5】本発明の他の実施形態において提供されるログイン・インターフェースの概略図。
【0011】
図6】本発明の他の実施形態において提供される情報取得インターフェースの概略図。
【0012】
図7】本発明の他の実施形態において提供されるパブリック・オンライン・アカウント情報取得インターフェースの概略図。
【0013】
図8】本発明の他の実施形態において提供されるパブリック・オンライン・アカウント情報表示インターフェースの概略図。
【0014】
図9】本発明の他の実施形態において提供される情報修正インターフェースの概略図。
【0015】
図10】本発明の他の実施形態において為されるパブリック・デバイスの登録及びパブリック・オンライン・アカウントの作成についてのフローチャート。
【0016】
図11】本発明の他の実施形態において為されるマン・マシン相互作用のフローチャート。
【0017】
図12】本発明の他の実施形態において提供されるパブリック・デバイス利用情報の生成及び更新についてのフローチャート。
【0018】
図13】本発明の他の実施形態において為されるオンライン・アカウントの関連付けについてのフローチャート。
【0019】
図14】本発明の他の実施形態において為されるオンライン・アカウントを関連付ける装置の概略構造を示す図。
【0020】
図15】本発明の他の実施形態において提供される端末の概略構造を示す図。
【発明を実施するための形態】
【0021】
本開示の対象、技術的ソリューション及び利点を更に理解するために、以下、添付図面に関連して本発明の実施形態が詳細に説明される。
【0022】
以下に開示されるような方法は、1つ又は複数のプロセッサ及びメモリを有する適切な任意のコンピューティング・デバイスにより実現されてよい。本願で使用されるコンピューティング・デバイスは、(例えば、一定の速度で配置されるようにメディア・データを制御すること等のような)所定のコンピューティング能力を有する適切な任意のデバイスを指してよく、そのようなデバイスは、パーソナル・コンピュータ(PC)、ネットワーク・ステーション・コンピュータ、携帯用コンピューティング・デバイス(タブレット)、モバイル端末(モバイル・フォン又はスマート・フォン)、サーバー、ネットワーク・デバイス、スマート端末、又は、ユーザー側若しくはサーバー側の他の任意のコンピューティング・デバイス等であってもよい。メモリは、メモリ・モジュールを含んでもよいストレージ媒体を含み、例えば、リード・オンリ・メモリ(ROM)、ランダム・アクセス・メモリ(RAM)、フラッシュ・メモリ・モジュール、大容量ストレージ(例えば、CD-ROM、Uディスク、取り外し可能なハード・ディスク等)であり、これらは総て非一時的なストレージ媒体である。ストレージ媒体は、プロセッサにより実行される場合に、様々なプロセスを実現するコンピュータ・プログラムを保存してよい。
【0023】
本発明の実施形態は、オンライン・アカウントを関連付ける方法を提供する。図1を参照すると、本方法は以下の101ないし103のステップを含む:
【0024】
101:コネクションを設定したパブリック・デバイスのデバイス識別子を取得する。パブリック・デバイスはサーバーに登録したデバイスであり、パブリック・デバイスは、第1オンライン・アカウントを少なくとも含むパブリック・オンライン・アカウントに対応している。
【0025】
選択的な実施形態として、コネクションを設定したパブリック・デバイスのデバイス識別子を取得する前に、本方法は以下の事項を更に含んでもよい:
前記パブリック・デバイスとのコネクションを設定し、前記パブリック・デバイスのハードウェア識別子を取得するステップ;
前記ハードウェア識別子を前記サーバーへ送信するステップ;
前記ハードウェア識別子に応じて前記サーバーから返されるデバイス識別子を受信するステップ;及び
前記デバイス識別子を前記パブリック・デバイスへ送信し、以て、前記パブリック・デバイスが、前記デバイス識別子を保存し、前記サーバーへの登録を完了するステップ。
【0026】
選択的な実施形態として、前記デバイス識別子を前記パブリック・デバイスへ送信した後に、本方法は以下の事項を更に含んでもよい:
ログインした第1オンライン・アカウントに対応する第1オンライン・アカウント情報を取得するステップ;及び
前記第1オンライン・アカウント情報を前記サーバーへ送信し、以て、前記サーバーは、前記デバイス識別子に対応し且つ前記第1オンライン・アカウントを含む前記パブリック・オンライン・アカウントを、前記第1オンライン・アカウント情報に従って作成するステップ。
【0027】
選択的な実施形態として、前記第1オンライン・アカウント情報を前記サーバーへ送信した後に、本方法は以下の事項を更に含んでもよい:
前記第1オンライン・アカウントを利用することにより、デバイス情報及びパブリック・オンライン・アカウント情報を取得し、前記デバイス情報及びパブリック・オンライン・アカウント情報を前記サーバーへ送信し、以て、前記サーバーが、前記第1オンライン・アカウント情報、前記デバイス情報及び前記パブリック・オンライン・アカウント情報に従って、作成されたパブリック・オンライン・アカウントに対応する前記パブリック・オンライン・アカウント情報を保存するステップ。
【0028】
選択的な実施形態として、前記第1オンライン・アカウント情報を前記サーバーへ送信した後に、本方法は以下の事項を更に含んでもよい:
前記パブリック・デバイスにより送信され且つ前記第1オンライン・アカウントに対応する第1デバイス利用情報をリアルタイムで受信するステップ;及び
前記第1デバイス利用情報を前記サーバーに送信し、以て、前記サーバーが、前記第1デバイス利用情報を保存し、前記第1デバイス利用情報に従ってパブリック・デバイス利用情報を生成及び更新するステップ。
【0029】
102:ログインした第2オンライン・アカウントに対応する第2オンライン・アカウント情報を取得する。
【0030】
103:デバイス識別子及び第2オンライン・アカウント情報をサーバーに送信し、以て、サーバーが、第1オンライン・アカウント及び第2オンライン・アカウントを含むパブリック・オンライン・アカウントを取得するために、デバイス識別子に対応するパブリック・オンライン・アカウントのうちの第1オンライン・アカウントに、第2オンライン・アカウントを関連付ける。
【0031】
選択的な実施形態として、デバイス識別子及び第2オンライン・アカウント情報をサーバーへ送信した後に、本方法は以下の事項を更に含んでもよい:
前記サーバーから返される前記デバイス識別子に対応する前記パブリック・オンライン・アカウント情報を受信するステップ;及び
前記サーバーから返されたデバイス識別子に対応するパブリック・オンライン・アカウント情報に従って更新されたパブリック・オンライン・アカウント情報を取得し、更新されたパブリック・オンライン・アカウント情報を前記サーバーに送信し、これにより、前記サーバーは、更新されたパブリック・オンライン・アカウント情報に従って、パブリック・オンライン・アカウントに対応するパブリック・オンライン・アカウント情報を更新するステップ。
【0032】
選択的な実施形態として、デバイス識別子及び第2オンライン・アカウント情報をサーバーへ送信した後に、本方法は以下の事項を更に含んでもよい:
前記パブリック・デバイスにより送信され且つ前記第2オンライン・アカウントに対応する第2デバイス利用情報をリアルタイムで受信するステップ;及び
前記第2デバイス利用情報を前記サーバーに送信し、以て、前記サーバーが、前記第2デバイス利用情報を保存し、前記第2デバイス利用情報に従ってパブリック・デバイス利用情報を更新するステップ。
【0033】
本発明の実施形態で提供される方法では、少なくとも第1オンライン・アカウントを含むパブリック・オンライン・アカウントに対応するパブリック・デバイスのデバイス識別子と、ログインした第2オンライン・アカウントに対応する第2オンライン・アカウント情報とを取得すること;デバイス識別子及び第2オンライン・アカウント情報をサーバーへ送信すること;及び第1オンライン・アカウント及び第2オンライン・アカウントを含むパブリック・オンライン・アカウントを取得するために、サーバーが、デバイス識別子に対応するパブリック・オンライン・アカウントのうちの第1オンライン・アカウントに、第2オンライン・アカウントを関連付けること;により、第1オンライン・アカウント及び第2オンライン・アカウントの間の関連付けが実現され、オンライン・アカウントを関連付けるプロセスが簡易化され、オンライン・アカウントを関連付ける効率が改善される。
【0034】
本発明の実施形態は、オンライン・アカウントを関連付ける方法を提供する。図1に示される実施形態の内容との組み合わせにおいて、端末で実行される本発明の実施形態で提供されるオンライン・アカウントを関連付ける方法が、一例として使用される。図2を参照すると、本方法は以下の201ないし209のプロセスを含む:
【0035】
201:パブリック・デバイスとのコネクションを設定し、パブリック・デバイスのハードウェア識別子を取得する。
【0036】
パブリック・デバイスは、例えば、オーディオ再生デバイス及び照明デバイスを含んでもよいが、これらに限定されない。パブリック・デバイスとのコネクションを設定することに関連する方法は、この実施形態に特には限定されない。具体的な実現の際には、パブリック・デバイスとのコネクションは、ブルートゥース(登録商標)及びネットワーク等のような方法で設定されてもよい。
【0037】
理解を促すために、図3(1)に示されるコネクション・インターフェースとパブリック・デバイスとの間でブルートゥースを利用することによるコネクションが、説明のための一例として使用される。コネクション・インターフェースは、「デバイス接続」のキーを提供する。「デバイス接続」のキーがクリックされたことが検出されると、図3(2)に示されるように、接続可能なパブリック・デバイスが探索される。パブリック・デバイスとのコネクションが適切に設定された後、図4に示されるように、接続成功プロンプト・インターフェースが更に表示され、プロンプト・インターフェースは、接続に成功したパブリック・デバイスの情報が「device 235642323」であることを表示し、接続されたパブリック・デバイスをユーザーが確認する便宜を図る。
【0038】
更に、図3(1)に示されるコネクション・インターフェースは、「他のデバイスはありませんか?」という指示(又は表示)も提供する。図3(2)に示されるコネクション・インターフェースは、「デバイスについて」のキーも提供する。「他のデバイスはありませんか?」という指示又は「デバイスについて」のキーがクリックされたことが検出されると、組み込まれているブラウザが起動し、接続可能なパブリック・デバイスの紹介ページを表示する。
【0039】
更に、ハードウェア識別子は、ハードウェア・シリアル番号を含んでもよいが、これに限定されない。ハードウェア・シリアル番号は、媒体アクセス制御(MAC)アドレスであってもよい。様々なパブリック・デバイスが、様々なハードウェア・シリアル番号に対応している。ハードウェア識別子の取得に関連する方法は、この実施形態に特には限定されない。具体的な実現においては、パブリック・デバイスとのコネクションが設定された後に、識別子がパブリック・デバイスによりアップロードされ、パブリック・デバイスによりアップロードされた識別子が、取得されたハードウェア識別子として使用される。
【0040】
202:ハードウェア識別子をサーバーに送信する。
【0041】
パブリック・デバイスが他のデバイスによっても利用可能であるように、実施形態で提供される方法は、サーバーにパブリック・デバイスを登録するプロセスをサポートする。具体的な実現の際に、この実施形態で提供される方法は、ハードウェア識別子をサーバーに送信し、これにより、サーバーは、ハードウェア識別子に応じてパブリック・デバイスを登録することができる。例えば、ハードウェア識別子がMACアドレスである場合、MACアドレスがサーバーに送信されてもよい。
【0042】
203:ハードウェア識別子に応じてサーバーが返したデバイス識別子を受信する。
【0043】
パブリック・デバイスの登録を完了するため、サーバーは合法的なハードウェア識別子を事前に保存し、これにより、受信したハードウェア識別子が合法的であるか否かをサーバーが判断できるようにする。受信したハードウェア識別子は合法的であることが判定されると、デバイス識別子が返され、端末は、ハードウェア識別子に応じてサーバーが返したデバイス識別子を受信する。デバイス識別子は、デバイス識別子(device identification:DID)であってもよい。様々なハードウェア識別子が様々なデバイス識別子に対応している。
【0044】
204:デバイス識別子をパブリック・デバイスに送信し、これにより、パブリック・デバイスがデバイス識別子を保存し、サーバーへの登録を完了する。
【0045】
パブリック・デバイスが登録の結果を学習できるようにするため、この実施形態で提供される方法は、デバイス識別子をパブリック・デバイスに送信し、これにより、パブリック・デバイスはデバイス識別子を保存し、サーバーへの登録を完了する。パブリック・デバイスによるデバイス識別子の保存に関連する方法は、本願では特に限定されない。具体的な実現の際に、デバイス識別子はハードウェアに焼き付けられてもよい。
【0046】
更に、パブリック・デバイスのサーバーへの登録は、上記のステップ201ないしステップ204を利用することにより完了する。上記のステップ201ないしステップ204は選択的なステップであることに留意すべきである。すなわち、パブリック・デバイスの登録が実行された後、以後のステップは、オンライン・アカウントを関連付ける方法が再び実行される場合に、パブリック・デバイスへの登録を再び実行することなく、直接実行されることが可能である。
【0047】
205 :ログインした第1オンライン・アカウントに対応する第1オンライン・アカウント情報を取得する。
【0048】
この実施形態で提供される方法を利用することにより、複数のオンライン・アカウントが関連付けられる場合、関連するオンライン・アカウントのうちの全てが、1つのパブリック・オンライン・アカウントを構成する。パブリック・オンライン・アカウントは、任意の関連するオンライン・アカウントのオンライン・アカウント情報に応じて作成されてもよく、1つのパブリック・オンライン・アカウントは1つのパブリック・デバイスに対応しており、すなわち、1つのパブリック・オンライン・アカウントは1つのデバイス識別子に対応している。デバイス識別子に対応するパブリック・オンライン・アカウントは、何らかの関連するオンライン・アカウントに対応するオンライン・アカウント情報に応じて作成される。この実施形態で提供される方法は、第1オンライン・アカウントに対応する第1オンライン・アカウント情報に応じて、パブリック・オンライン・アカウントを作成することにより説明される。
【0049】
理解を促すために、図5に示されるログイン・インターフェースが説明の一例として使用される。第1オンライン・アカウントは、シャオミンの父(Xiaming's father)(562314562)である。ログイン・インターフェースは「認証及びログイン」のキーも提供する。「認証及びログイン」のキーが検出された後、シャオミンの父(562314562)に対応するオンライン・アカウントが取得される。オンライン・アカウント情報は、オンライン・アカウント名を含んでもよいが、これに限定されない。
【0050】
更に、ログイン・インターフェースは、「あなたの個人データの取得」,「あなたの友人データの取得」,「スペースへの情報送信」という3つのオプションも提供する。オプションのうちの何れか1つ又は複数個が検出された後に、「認証及びログイン」キーがクリックされたことが検出されると、端末は、選択したオプションに対応する権限で認証される。例えば、「あなたの個人データの取得」を選択したことが検出され、「認証及びログイン」がクリックされたことが検出された場合、認証された端末は、シャオミンの父(562314562)に対応する個人データに対する権限を取得する。
【0051】
206:第1オンライン・アカウント情報をサーバーへ送信し、これにより、サーバーは、デバイス識別子に対応し且つ第1オンライン・アカウントを含むパブリック・オンライン・アカウントを、第1オンライン・アカウント情報に従って作成する。
【0052】
第1オンライン・アカウントはシャオミンの父(562314562)であることが、一例として使用されている。シャオミンの父(562314562)に対応するオンライン・アカウント情報はサーバーに送信され、これにより、サーバーは、デバイス識別子に対応し且つ第1オンライン・アカウントを含むパブリック・オンライン・アカウントを作成する。パブリック・オンライン・アカウントは、ファミリー・アカウントであってもよい。
【0053】
選択的な実施形態として、第1オンライン・アカウント情報をサーバーへ送信した後に、本方法は:以下の事項を含んでもよいが、これに限定されない:
【0054】
第1オンライン・アカウントを利用することでデバイス情報及びパブリック・オンライン・アカウント情報を取得し、前記デバイス情報及び前記パブリック・オンライン・アカウント情報を前記サーバーへ送信し、以て、前記サーバーが、前記第1オンライン・アカウント情報、前記デバイス情報及び前記パブリック・オンライン・アカウント情報に応じて、作成したパブリック・オンライン・アカウントに対応するパブリック・オンライン・アカウント情報を保存すること。
【0055】
デバイス情報はデバイス名などであってもよい。パブリック・オンライン・アカウント情報は、パブリック・オンライン・アカウント名、又は、パブリック・オンライン・アカウントに含まれる全てのオンライン・アカウントのうちの情報であってもよい。デバイス情報及びパブリック・オンライン・アカウント情報の内容及び取得方法は、この実施形態に限定されない。サーバーは、第1オンライン・アカウント情報、デバイス情報及びパブリック・オンライン・アカウント情報に応じて、作成したパブリック・オンライン・アカウントに対応するパブリック・オンライン・アカウント情報を保存し、様々な端末を利用してログインしたパブリック・オンライン・アカウントに含まれる何れのオンライン・アカウントでも、パブリック・オンライン・アカウントに対応するパブリック・オンライン・アカウント情報を検査できるようにする。
【0056】
理解を促すために、図6(1)に示されるデバイス情報取得インターフェースが説明の一例として使用される。デバイス情報取得インターフェースは、入力ボックスを提供する。入力ボックスがクリックされたことが検出されると、図6(2)に示されるように、キーボードが表示じされる。キーボードを利用することにより、入力ボックス入力された内容は、シャオミンのデバイスであることが把握される。「次のステップ」のキーがクリックされたことが検出されると、「シャオミンのデバイス」は、「取得されたデバイス情報」として使用される。
【0057】
図7(1)に示されるようなパブリック・オンライン・アカウント情報取得インターフェースが、説明のための一例として使用される。パブリック・オンライン・アカウント情報取得インターフェースは、家族での役割、頻繁に使用するe-mail、子供の誕生日、子供の性別という4種類のパブリック・オンライン・アカウント情報を提供する。図7(2)に示されるように、入力された「家族での役割」は「父」であり、「頻繁に使用するe-mail」は「16325623@XX.com」であり、「子供の誕生日」は「2009年12月23日」であり、「子供の性別」は「女」である。「完了」キーがクリックされたことが検出されると、「家族での役割」は「父」であり、「頻繁に使用するe-mail」は「16325623@XX.com」であり、「子供の誕生日」は「2009年12月23日」であり、「子供の性別」は「女」であることが、パブリック・オンライン・アカウント情報として使用される。
【0058】
更に、第1オンライン・アカウント情報、デバイス情報及びパブリック・オンライン・アカウント情報に応じて作成されたパブリック・オンライン・アカウントに対応するパブリック・オンライン・アカウント情報を、サーバーが保存した後、第1オンライン・アカウントでログインすることにより、パブリック・オンライン・アカウント情報は検査されることが可能であり、パブリック・オンライン・アカウント情報の中で修正可能な情報が修正されることが可能である。図8に示されるようなパブリック・オンライン・アカウント情報表示インターフェースが一例として使用され、パブリック・オンライン・アカウント情報は:デバイス名:シャオミンのデバイス、家族での役割:父、頻繁に使用するe-mail:16325623@XX.com、子供の誕生日:2009年12月23日、子供の性別:女、及び、アカウント:アカウントAを含み、これはデバイスに結び付けられる。図8に示される修正可能な情報は、家族での役割、頻繁に使用するe-mail、子供の誕生日、及び、子供の性別である。図9(1)に示されるように、情報修正インターフェースを利用することにより、家族での役割が修正されてもよい。情報修正インターフェースは、父、母、父方の祖父、父方の祖母、母方の祖父、母方の祖母、及び、その他の家族での役割の選択肢を提供する。家族での役割がクリックされたことが検出され、確認キーがクリックされたことが検出されると、家族での役割は、パブリック・オンライン・アカウント情報として使用される。図9(2)に示されるように、情報修正インターフェースを利用することにより、子供の誕生日が修正されてもよい。図9(3)に示されるように、情報修正インターフェースを利用することにより、子供の性別が修正されてもよい。図9(4)に示されるように、情報修正インターフェースを利用することにより、頻繁に使用するe-mailが修正されてもよい。
【0059】
パブリック・オンライン・アカウントの作成は、上記のステップ205及びステップ206により完了する。作成されたパブリック・オンライン・アカウントは第1オンライン・アカウントを含み、パブリック・オンライン・アカウントは、サーバーに登録したパブリック・デバイスに対応している。
【0060】
次に、パブリック・デバイスの登録及びパブリック・オンライン・アカウントの作成についての図10に示されるようなフローチャートに関し、上記のステップ201は、ブルートゥース・コネクションを設定し、デバイスのMacアドレスを更新するアプリケーション(App)を始動することに対応している。ステップ202は、デバイスMacアドレスをアップロードすることに対応している。ステップ203はデバイス識別子を発行することに関連している。ステップS204は、デバイス識別子書き込み装置により、新たなデバイス登録を完了することに対応している。ステップ205は、「アカウント ログイン」に対応している。ステップ206は、アカウント情報をアップロードし、名前を与え、デバイス名又はファミリー情報をアップロードし、ファミリー・アカウントの登録を終了し、ファミリー情報を完成させることに対応している。
【0061】
図11に示される人間-機械(マン-マシン)相互作用のフローチャートは、パブリック・デバイスの登録及びパブリック・オンライン・アカウントの作成におけるマン-マシン相互作用プロセスに関連して説明される。上記のステップ201ないし204は、「アプリ・キーをタップする」、「ブルートゥースを利用することで登録デバイスをペアリングする」、「デバイスなし」、「プロンプトをポップ・アップする」及び「オフィシャル・ウェブサイト:デバイス・パス(path)」に対応する。ステップ205は、「アカウント ログイン」、「ログインにジャンプアウト」、「パスワードを発見する」、「新たなアカウントを登録する」、「デフォルトでログイン・アカウントを引き出す」、「アカウントを切り替える」、「アカウント・パスワードを入力する」及び「ログインの成功を促す」ことに対応する。ステップ206は、「情報の充実を図る」、「名前を提供する」、「ファミリー情報を充実させる」、「完了を促す」及び「最初に使用されるホームページに入る」ことに対応する。
【0062】
選択的な実施形態として、第1オンライン・アカウント情報を前記サーバーに送信した後に、本方法は以下の事項を含んでもよいが、これらに限定されない:
前記パブリック・デバイスにより送信され且つ前記第1オンライン・アカウントに対応する第1デバイス利用情報をリアルタイムで受信するステップ;及び
前記第1デバイス利用情報を前記サーバーに送信し、以て、前記サーバーが、前記第1デバイス利用情報を保存し、前記第1デバイス利用情報に従ってパブリック・デバイス利用情報を生成及び更新するステップ。
【0063】
端末がパブリック・デバイスに接続された後、情報の送受信(又はやり取り)は、端末及びパブリック・デバイスの間で実行されてもよいし、或いは、パブリック・デバイスは端末を利用することにより制御されてもよい。端末及びパブリック・デバイス間の情報の送受信、或いは、端末を利用することによるデバイスの制御のプロセスにおいて、ログインされるものが第1オンライン・アカウントである場合、デバイスは、第1オンライン・アカウントに対応する第1デバイス利用情報を記録してもよい。デバイス利用情報は時間などであってもよい。更に、サーバーは、第1デバイス利用情報に応じて、パブリック・デバイス利用情報を生成及び更新する。パブリック・デバイス利用情報は、デバイス利用情報に応じて算出されるインテグラル(integral)又はグレード(grade)であってもよい。
【0064】
理解を促すため、アカウントAに対応する第1オンライン・アカウントが説明の一例として使用される。図12に示されるようなパブリック・デバイス利用情報の生成及び更新についてのフローチャートに関し、端末は、ブルートゥースを利用することにより、登録済みデバイスに接続され、端末はハードウェア利用時間のような状況事項を受信し、状況事項は、登録済みデバイスによりアップロードされ且つアカウントAに対応し、すなわち、アカウントAに対応するハードウェア利用時間のような状況は、第1オンライン・アカウントに対応する第1デバイス利用情報として利用される。端末は、アカウントAに対応するハードウェア利用時間のような状況をサーバーに送信し、これにより、サーバーは、アカウントAに対応するハードウェア利用時間のような状況に従って、インテグラル(又は積分)を累積してグレードを算出する。更に、アカウントAに対応するハードウェア利用時間のような状況をサーバーに送信する場合、端末は、アカウントAに対応するソフトウェア利用時間のような状況をアップロードしてもよく、これにより、サーバーは、アカウントAに対応するハードウェア利用時間及びソフトウェア利用時間のような状況に従ってインテグラルを累積してグレードを算出し、累積されたインテグラル及び算出されたグレードを、パブリック・デバイス利用情報として使用する。
【0065】
207:コネクションを設定したパブリック・デバイスのデバイス識別子を取得する。パブリック・デバイスはサーバーに登録したデバイスであり、パブリック・デバイスは第1オン・アカウントを少なくとも含むパブリック・オンライン・アカウントに対応している。
【0066】
1つのパブリック・オンライン・アカウントは1つのデバイス識別子に対応しているので、コネクションを設定したパブリック・デバイスのデバイス識別子を取得することは、デバイス識別子に対応するパブリック・オンライン・アカウントを取得することになる。更に、パブリック・オンライン・アカウントは少なくとも第1オンライン・アカウントを含むので、オンライン・アカウントの関連付けが実行されてもよい。
【0067】
コネクションを設定したパブリック・デバイスのデバイス識別子の取得に関連する方法は、この実施形態に特には限定されない。具体的な実現の際に、パブリック・デバイスは登録の際にサーバーにデバイス識別子を保存しているので、デバイス識別子を取得するために、デバイス閾別子がパブリック・デバイスによりアップロードされてもよい。
【0068】
208:ログインした第2オンライン・アカウントに対応する第2オンライン・アカウント情報を取得する。
【0069】
第2オンライン・アカウントを第1オンライン・アカウントに関連付けるために、この実施形態で提供される方法は、ログインした第2オンライン・アカウントに対応する第2オンライン・アカウント情報を取得している。ログインした第2オンライン・アカウントに対応する第2オンライン・アカウント情報を取得する方法は、ログインした第1オンライン・アカウントに対応する第2オンライン・アカウント情報を取得する方法と同じである。詳細については、ステップ205におけるログインした第1オンライン・アカウントに対応する第1オンライン・アカウント情報を取得する方法が参照されてもよく、ここで繰り返しの説明は行わない。
【0070】
209:デバイス識別子及び第2オンライン・アカウント情報をサーバーへ送信し、これにより、サーバーは、デバイス識別子に対応するパブリック・オンライン・アカウントのうちの第1オンライン・アカウントに、第2オンライン・アカウントを関連付け、第1オンライン・アカウント及び第2オンライン・アカウントを含むパブリック・オンライン・アカウントを取得する。
【0071】
サーバーは、デバイス識別子に対応し且つ第1オンライン・アカウントを含むパブリック・オンライン・アカウントを第1オンライン・アカウント情報に従って作成しているので、デバイス識別子及び第2オンライン・アカウント情報がサーバーに送信されると、サーバーは、デバイス識別子に対応するパブリック・オンライン・アカウントのうちの第1オンライン・アカウントに、第2オンライン・アカウントを関連付け、第1オンライン・アカウント及び第2オンライン・アカウントを含むパブリック・オンライン・アカウントを取得し、第1オンライン・アカウント及び第2オンライン・アカウントの間の関連付けを実現する。
【0072】
第2オンライン・アカウントを利用することによりパブリック・オンライン・アカウント情報を更新するために、デバイス識別子及び第2オンライン・アカウント情報をサーバーに送信した後に、この実施形態で提供される方法は、次の事項を含んでもよいが、これらに限定されない:
前記サーバーから返される前記デバイス識別子に対応する前記パブリック・オンライン・アカウント情報を受信するステップ;及び
前記サーバーから返されたデバイス識別子に対応するパブリック・オンライン・アカウント情報に従って更新されたパブリック・オンライン・アカウント情報を取得し、更新されたパブリック・オンライン・アカウント情報を前記サーバーに送信し、これにより、前記サーバーは、更新されたパブリック・オンライン・アカウント情報に従って、パブリック・オンライン・アカウントに対応するパブリック・オンライン・アカウント情報を更新するステップ。
【0073】
パブリック・オンライン・アカウントに含まれる任意の何れかのオンライン・アカウントによって、パブリック・オンライン・アカウントについて更新が実行されてもよい。パブリック・オンライン・アカウント情報を検査し、ステップ206におけるパブリック・オンライン・アカウント情報における修正可能な情報を修正することの詳細については、第1オンライン・アカウントを利用してパブリック・オンライン・アカウントを更新するプロセスが参照されてよい。
【0074】
次に、図13に示されるオンライン・アカウントの関連付けのフローチャートに関し、上記のステップ207は、ブルートゥース・コネクションを設定するアプリを起動し、デバイス識別子をアップロードすることに対応している。ステップ208は「アカウント ログイン」に対応している。ステップ209は、デバイス識別子をアップロードし、アカウント情報をアップロードし、デバイス名及び登録された情報をダウンロードし、ファミリー情報を充実させ、更新されたファミリー情報をアップロードし、ファミリー・アカウントの更新を完了することに対応している。
【0075】
本発明の実施形態で提供される方法では、少なくとも第1オンライン・アカウントを含むパブリック・オンライン・アカウントに対応するパブリック・デバイスのデバイス識別子と、ログインした第2オンライン・アカウントに対応する第2オンライン・アカウント情報とを取得すること;デバイス識別子及び第2オンライン・アカウント情報をサーバーへ送信すること;及び第1オンライン・アカウント及び第2オンライン・アカウントを含むパブリック・オンライン・アカウントを取得するために、サーバーが、デバイス識別子に対応するパブリック・オンライン・アカウントのうちの第1オンライン・アカウントに、第2オンライン・アカウントを関連付けること;により、第1オンライン・アカウント及び第2オンライン・アカウントの間の関連付けが実現され、オンライン・アカウントを関連付けるプロセスが簡易化され、オンライン・アカウントを関連付ける効率が改善される。
【0076】
図14に関し、本発明の実施形態はオンライン・アカウントを関連付けるための装置を提供する。装置は図1又は図2に示される実施形態で提供される方法を実行するように構成される。装置は:
コネクションを設定したパブリック・デバイスのデバイス識別子を取得するように構成される第1取得モジュール1401であって、パブリック・デバイスはサーバーに登録したデバイスであり、パブリック・デバイスは、第1オンライン・アカウントを少なくとも含むパブリック・オンライン・アカウントに対応する、第1取得モジュール1401;
ログインした第2オンライン・アカウントに対応する第2オンライン・アカウント情報を取得するように構成される第2取得モジュール1402;及び
前記デバイス識別子及び前記第2オンライン・アカウント情報を前記サーバーへ送信するように構成される第1送信モジュール1403であって、当該送信により、前記サーバーが、前記第1オンライン・アカウント及び前記第2オンライン・アカウントを含むパブリック・オンライン・アカウントを取得するために、前記デバイス識別子に対応する前記パブリック・オンライン・アカウントのうちの前記第1オンライン・アカウントに、前記第2オンライン・アカウントを関連付ける、第1送信モジュール1403;
を含む装置である。
【0077】
選択的な実施形態として、本装置は:
前記パブリック・デバイスとのコネクションを設定するように構成される接続モジュール;
前記パブリック・デバイスに対応するハードウェア識別子を取得するように構成される第3取得モジュール;
前記ハードウェア識別子を前記サーバーへ送信する第2送信モジュール;
前記ハードウェア識別子に応じて前記サーバーから返されるデバイス識別子を受信するように構成される第1受信モジュール;及び
前記デバイス識別子を前記パブリック・デバイスへ送信するように構成される第3送信モジュールであって、当該送信により、前記パブリック・デバイスが、前記デバイス識別子を保存し、前記サーバーへの登録を完了する、第3送信モジュール;
を更に含んでもよい。
【0078】
選択的な実施形態として、本装置は:
ログインした第1オンライン・アカウントに対応する第1オンライン・アカウント情報を取得するように構成される第4取得モジュール;及び
前記第1オンライン・アカウント情報を前記サーバーへ送信するように構成される第4送信モジュールであって、当該送信により、前記サーバーは、前記デバイス識別子に対応し且つ前記第1オンライン・アカウントを含む前記パブリック・オンライン・アカウントを、前記第1オンライン・アカウント情報に従って作成する第4送信モジュール;
を更に含んでもよい。
【0079】
選択的な実施形態として、本装置は:
前記第1オンライン・アカウントを利用することにより、デバイス情報及びパブリック・オンライン・アカウント情報を取得するように構成される第5取得モジュール;及び
前記デバイス情報及びパブリック・オンライン・アカウント情報を前記サーバーへ送信するように構成される第5送信モジュールであって、当該送信により、前記サーバーが、前記第1オンライン・アカウント情報、前記デバイス情報及び前記パブリック・オンライン・アカウント情報に従って、作成されたパブリック・オンライン・アカウントに対応する前記パブリック・オンライン・アカウント情報を保存する第5送信モジュール;
を更に含んでもよい。
【0080】
選択的な実施形態として、本装置は:
前記サーバーから返される前記デバイス識別子に対応する前記パブリック・オンライン・アカウント情報を受信するように構成される第2受信モジュール;
前記サーバーから返されたデバイス識別子に対応するパブリック・オンライン・アカウント情報に従って更新されたパブリック・オンライン・アカウント情報を取得するように構成される第6取得モジュール;及び
更新されたパブリック・オンライン・アカウント情報を前記サーバーに送信するように構成される第6送信モジュールであって、当該送信により、前記サーバーは、更新されたパブリック・オンライン・アカウント情報に従って、パブリック・オンライン・アカウントに対応するパブリック・オンライン・アカウント情報を更新する第6送信モジュール;
を更に含んでもよい。
【0081】
選択的な実施形態として、本装置は:
前記パブリック・デバイスにより送信され且つ前記第1オンライン・アカウントに対応する第1デバイス利用情報をリアルタイムで受信するように構成される第3受信モジュール;及び
前記第1デバイス利用情報を前記サーバーに送信するように構成される第7送信モジュールであって、当該送信により、前記サーバーが、前記第1デバイス利用情報を保存し、前記第1デバイス利用情報に従ってパブリック・デバイス利用情報を生成及び更新する第7送信モジュール;
を更に含んでもよい。
【0082】
選択的な実施形態として、本装置は:
前記パブリック・デバイスにより送信され且つ前記第2オンライン・アカウントに対応する第2デバイス利用情報をリアルタイムで受信するように構成される第4受信モジュール;及び
前記第2デバイス利用情報を前記サーバーに送信するように構成される第8送信モジュールであって、当該送信により、前記サーバーが、前記第2デバイス利用情報を保存し、前記第2デバイス利用情報に従って前記パブリック・デバイス利用情報を更新する第8送信モジュール;
を更に含んでもよい。
【0083】
本発明の実施形態で提供される装置によれば、少なくとも第1オンライン・アカウントを含むパブリック・オンライン・アカウントに対応するパブリック・デバイスのデバイス識別子と、ログインした第2オンライン・アカウントに対応する第2オンライン・アカウント情報とを取得すること;デバイス識別子及び第2オンライン・アカウント情報をサーバーへ送信すること;及び第1オンライン・アカウント及び第2オンライン・アカウントを含むパブリック・オンライン・アカウントを取得するために、サーバーが、デバイス識別子に対応するパブリック・オンライン・アカウントのうちの第1オンライン・アカウントに、第2オンライン・アカウントを関連付けること;により、第1オンライン・アカウント及び第2オンライン・アカウントの間の関連付けが実現され、オンライン・アカウントを関連付けるプロセスが簡易化され、オンライン・アカウントを関連付ける効率が改善される。
【0084】
本発明の実施形態は端末を提供する。図15は、本発明の実施形態に関わる端末の概略構造を示す。端末は、上記の実施形態で提供されるオンライン・アカウント関連付け方法を実現するように構成される。具体的には以下のとおりである。
【0085】
端末1500は、無線周波数(RF) 回路110、1つ以上のコンピュータ読み取り可能な記憶媒体を含むメモリ120、入力ユニット130、ディスプレイ・ユニット140、センサー150、オーディオ回路160、WiFiモジュール170、1つ以上のプロセシング・コアを含むプロセッサ180、及び、供給電源190等のようなコンポーネントを含んでよい。図15に示される端末の構造は、端末に対する限定を為すものではなく、端末は図示されているものより多いコンポーネント又は少ないコンポーネントを含んでもよく、幾つかのコンポーネントは組み合わせられてもよいし、異なるコンポーネントの配置が使用されてもよいことは、当業者に理解されるべきである。
【0086】
RF回路110は、情報の送受信プロセス又はコール・プロセスの最中に、信号を送受信するように構成される。特に、RF回路110は、基地局からダウンリンク情報を受信し、処理を行う1つ以上のプロセッサ180にダウンリンク情報を配布し、関連するアップリンク・データを基地局に送信する。一般に、RF回路110は、アンテナ、少なくとも1つの増幅器、チューナー、1つ以上の発振器、加入者識別モジュール(SIM)カード、トランシーバ、カプラー、低雑音増幅器(LNA)及びデュプレクサ等を含んでよいが、これらに限定されない。更に、RF回路110は、ネットワーク及び他のデバイスと無線通信により通信してもよい。無線通信は、任意の通信規格又はプロトコルを利用してもよく、その規格又はプロトコルは、GSM(Global System for Mobile communications)、GPRS(General Packet Radio Service)、CDMA(Code Division Multiple Access)、WCDMA(Wideband Code Division Multiple Access)、LTE(Long Term Evolution)、電子メール(e-mail)、SMS(Short Messaging Service)等を含んでよいが、これらに限定されない。
【0087】
メモリ120はソフトウェア・プログラム及びモジュールを保存するように構成されてよい。プロセッサ180は、様々な機能アプリケーション及びデータ処理を実現するために、メモリ120に保存されているソフトウェア・プログラム及びモジュールを動作させる。メモリ120は、プログラム・ストレージ・エリア及びデータ・ストレージ・エリアを主に含んでよい。プログラム・ストレージ・エリアは、オペレーティング・システム、(例えば、音声再生機能及び画像表示機能などのような)少なくとも1つの機能により必要とされるアプリケーション・プログラム等を保存していてもよい。データ・ストレージ・エリアは、端末1500の用途に応じて作成されるデータ(例えば、オーディオ・データ及びアドレス・ブック)等を保存する。更に、メモリ120は、高速ランダム・アクセス・メモリを含み、及び、少なくとも1つの磁気ディスク・ストレージ・デバイス、フラッシュ・メモリ等のような不揮発性メモリ、或いは、他の揮発性ソリッド・ステート・ストレージ・デバイスを含んでもよい。それに応じて、メモリ120はメモリ・コントローラを更に含み、プロセッサ180及び入力ユニット130のメモリ120へのアクセスを提供する。
【0088】
入力ユニット130は、入力される数字又は文字の情報を受信し、かつ、ユーザー設定及び機能制御に関連して入力されるキーボードの、マウスの、ジョイスティックの、光の又はトラック・ボールの信号を生成するように構成される。特に、入力ユニット130は、タッチ感知面131及びその他の入力デバイス132を含んでもよい。タッチ感知面131はタッチ・スクリーン又はタッチ・パネルと言及されてもよく、タッチ感知面131は、タッチ感知面の上又は近辺でのユーザーのタッチ操作を受け(例えば、指又はスタイラスのような適切な何らかのオブジェクト又はアクセサリを利用することによるタッチ感知面131の上又は近辺でのユーザーの操作を受け)、所定のプログラムに応じて対応する接続装置を駆動する。選択的に、タッチ感知面131は、接触検出装置及びタッチ・コントローラという2つの部分を含んでもよい。接触検出装置は、ユーザーが触れた位置を検出し、タッチ操作により生成される信号を検出し、その信号をタッチ・コントローラへ送る。タッチ・コントローラは、接触検出装置から接触情報を受信し、接触情報を接触位置座標に変換し、接触位置座標をプロセッサ180に送る。更に、タッチ・コントローラは、プロセッサ180から送られてくるコマンドを受信して実行することが可能である。更に、タッチ感知面131は、抵抗、容量、赤外線又は表面音響波のタイプのタッチ感知面であってもよい。タッチ感知面131に加えて、入力ユニット130は別の入力デバイス132を更に含んでもよい。特に、別の入力デバイス132は、物理的なキーボード、ファンクション・キー(例えば、ボリューム制御キー又はスイッチ・キー等)、トラック・ボール、マウス及びジョイスティックのうちの1つ以上を含んでもよいが、これらに限定されない。
【0089】
ディスプレイ・ユニット140は、ユーザーにより入力された情報、ユーザーのために提供される情報、及び、端末1500の様々なグラフィック・ユーザー・インターフェースを表示するように構成されてもよい。グラフィック・ユーザー・インターフェースは、グラフ、テキスト、アイコン、ビデオ又はそれらの任意の組み合わせにより形成されてもよい。ディスプレイ・ユニット140は表示パネル141を含んでもよい。選択的に、表示パネル141は、液晶ディスプレイ(LCD)、有機発光ダイオード(OLED)等を利用することにより構成されてもよい。更に、タッチ感知面131が表示パネル141をカバーしてもよい。タッチ感知面131の上又は近辺でタッチ操作を検出すると、タッチ感知面131は、タッチ・イベントのタイプを判定するようにタッチ操作をプロセッサ180に伝える。そして、プロセッサ180は、タッチ・イベントのタイプに従って、表示パネル141に、対応する様々な視覚的な出力を提供する。図15では、タッチ感知面131及び表示パネル141が2つの別個のパーツとして使用されて入力及び出力の機能を実現しているが、一実施形態では、タッチ感知面131及び表示パネル141は一体化されて入力及び出力の機能を実現してもよい。
【0090】
端末1500は、光センサー、モーション・センサー及びその他のセンサー等のような少なくとも1つのセンサー150を更に含んでもよい。特に、光センサーは、周囲光センサー及び近接センサーを含んでもよい。周囲光センサーは、周囲光の輝度に応じて表示パネル141の明るさを調整することが可能である。近接センサーは、端末1500が耳まで移動した場合に、表示パネル141及び/又はバックライトをスイッチ・オフにする。モーション・センサーの一種として、重力加速度センサーは、様々な方向の(一般的には、3軸方向の)加速度の大きさを検出し、静止している場合の重力の大きさ及び方向を検出し、モバイル・フォンの姿勢を認識するアプリケーション(例えば、横長方向(ランドスケープ)及び縦長方向(ポートレート)の切り替え、関連するゲーム、及び、地磁気姿勢キャリブレーション)や、振動認識(例えば、歩数計及びノック)に関連する機能に適用されてもよい。ジャイロスコープ、気圧計、湿度計、温度計及び赤外線センサー等のような他のセンサーが端末1500に構成されてもよいが、これら自体について更には説明されない。
【0091】
オーディオ回路160、拡声スピーカ161及びマイクロフォン162は、ユーザー及び端末1500の間のオーディオ・インターフェースを提供する。オーディオ回路160は、受信したオーディオ・データを電気信号に変換し、電気信号を拡声スピーカ161に送信する。拡声スピーカ161は、電気信号を、出力用の音声信号に変換する。一方、マイクロフォン162は、収集した音声信号を電気信号に変換する。オーディオ回路161は、電気信号を受信し、電気信号をオーディオ・データに変換し、オーディオ・データを、処理のためにプロセッサ180に出力する。そして、プロセッサ180は、例えば、RF回路110を利用することにより他の端末へオーディオ信号を送信する、或いは、更なる処理のためにメモリ120にオーディオ・データを出力する。オーディオ回路161は、ペリフェラル・イヤフォンと端末1500との間の通信を提供するようにイヤプラグ・ジャックを更に含んでもよい。
【0092】
WiFiは近距離ワイヤレス通信技術である。端末1500は、WiFiモジュール170を利用することにより、電子メールの送受信、ウェブページの閲覧、ストリーミング媒体へのアクセス等をユーザーが行うことを支援し、WiFiモジュール170はワイヤレス・ブロードバンド・インターネット・アクセスをユーザーに提供する。図15はWiFiモジュール170を示しているが、WiFiモジュールは端末1500の必須構成要素ではなく、本開示の本質的な意図が変更されない限り、必要に応じて、WiFiモジュールは省略されてもよいことが、理解されるであろう。
【0093】
プロセッサ180は、端末1500の中央制御部であり、様々なインターフェース及び配線を利用することによりモバイル・フォンの様々なパーツに接続される。メモリ120に保存されているソフトウェア・プログラム及び/又はモジュールを動作又は実行させ、メモリ120に保存されているデータを呼び出すことにより、プロセッサ180は、端末1500の様々な機能及びデータ処理を実行し、これにより、モバイル・フォンにおける全体的なモニタリングを実行する。選択的に、プロセッサ180は1つ以上のプロセシング・コアを含んでもよい。好ましくは、プロセッサ180は、アプリケーション・プロセッサ及びモデムを統合してもよい。アプリケーション・プロセッサは、主に、オペレーティング・システム、ユーザー・インターフェース、アプリケーション・プログラム等を処理する。モデムは、主に、無線通信を処理する。上記のモデムはプロセッサ180に統合されなくてもよいことが、理解されるであろう。
【0094】
端末1500は、コンポーネントに電力を供給するために供給電源(例えば、バッテリ)を更に含む。好ましくは、供給電源は、電力管理システムを利用することでプロセッサ180に論理的に接続され、これにより、電力管理システムを利用することによる、充電、放電及び電力消費管理などのような機能を実現する。供給電源190は、直流又は交流電力供給部、再充電システム、電力障害検出回路、供給電力コンバーター又はインバーター、供給電力状態インジケータ、及び、その他の任意のコンポーネントのうちの1つ以上を更に含んでもよい。
【0095】
図示されてはいないが、端末1500は、カメラ、ブルートゥース・モジュール等を更に含んでもよいが、これら自体について更には説明されない。特に、この実施形態では、端末のディスプレイ・ユニットはタッチ・スクリーン・ディスプレイであり、端末はメモリ及び1つ以上のプログラムを更に含む。1つ以上のプログラムは、メモリに保存され、かつ、1つ以上のプロセッサにより実行されるように構成される。1つ以上のプログラムは、以下の処理を実現するように使用される命令を含み、当該処理は:
コネクションを設定したパブリック・デバイスのデバイス識別子を取得するステップであって、前記パブリック・デバイスはサーバーに登録したデバイスであり、前記パブリック・デバイスは、第1オンライン・アカウントを少なくとも含むパブリック・オンライン・アカウントに対応する、ステップ;
ログインした第2オンライン・アカウントに対応する第2オンライン・アカウント情報を取得するステップ;及び
前記デバイス識別子及び前記第2オンライン・アカウント情報を前記サーバーへ送信し、以て、前記サーバーが、前記第1オンライン・アカウント及び前記第2オンライン・アカウントを含むパブリック・オンライン・アカウントを取得するために、前記デバイス識別子に対応する前記パブリック・オンライン・アカウントのうちの前記第1オンライン・アカウントに、前記第2オンライン・アカウントを関連付ける、ステップ;を含んでもよい。
【0096】
上記は第1の可能な実現手段であることを前提とし、第1の可能な実現手段に基づいて提供される第2の可能な実現手段においては、端末のメモリは以下の処理を実行する命令を更に含んでもよい:
【0097】
コネクションを設定したパブリック・デバイスのデバイス識別子を取得する前に、当該処理は:
前記パブリック・デバイスとのコネクションを設定し、前記パブリック・デバイスのハードウェア識別子を取得するステップ;
前記ハードウェア識別子を前記サーバーへ送信するステップ;
前記ハードウェア識別子に応じて前記サーバーから返されるデバイス識別子を受信するステップ;及び
前記デバイス識別子を前記パブリック・デバイスへ送信し、以て、前記パブリック・デバイスが、前記デバイス識別子を保存し、前記サーバーへの登録を完了するステップ;を含んでもよい。
【0098】
第2の可能な実現手段に基づいて提供される第3の可能な実現手段においては、端末のメモリは、以下の処理を実行するための命令を更に含んでよい:
【0099】
前記デバイス識別子を前記パブリック・デバイスへ送信した後に、当該処理は、
ログインした第1オンライン・アカウントに対応する第1オンライン・アカウント情報を取得するステップ;及び
前記第1オンライン・アカウント情報を前記サーバーへ送信し、以て、前記サーバーは、前記デバイス識別子に対応し且つ前記第1オンライン・アカウントを含む前記パブリック・オンライン・アカウントを、前記第1オンライン・アカウント情報に従って作成するステップ;を含んでもよい。
【0100】
第3の可能な実現手段に基づいて提供される第4の可能な実現手段においては、端末のメモリは、以下の処理を実行するための命令を更に含んでよい:
【0101】
前記第1オンライン・アカウント情報を前記サーバーへ送信した後に、当該処理は、
前記第1オンライン・アカウントを利用することにより、デバイス情報及びパブリック・オンライン・アカウント情報を取得し、前記デバイス情報及びパブリック・オンライン・アカウント情報を前記サーバーへ送信し、以て、前記サーバーが、前記第1オンライン・アカウント情報、前記デバイス情報及び前記パブリック・オンライン・アカウント情報に従って、作成されたパブリック・オンライン・アカウントに対応する前記パブリック・オンライン・アカウント情報を保存するステップ;を含んでもよい。
【0102】
第4の可能な実現手段に基づいて提供される第5の可能な実現手段においては、端末のメモリは、以下の処理を実行するための命令を更に含んでよい:
【0103】
前記デバイス識別子及び前記第2オンライン・アカウント情報を前記サーバーへ送信した後に、当該処理は:
前記サーバーから返される前記デバイス識別子に対応する前記パブリック・オンライン・アカウント情報を受信するステップ;及び
前記サーバーから返されたデバイス識別子に対応するパブリック・オンライン・アカウント情報に従って更新されたパブリック・オンライン・アカウント情報を取得し、更新されたパブリック・オンライン・アカウント情報を前記サーバーに送信し、以て、前記サーバーは、更新されたパブリック・オンライン・アカウント情報に従って、パブリック・オンライン・アカウントに対応するパブリック・オンライン・アカウント情報を更新するステップ;を含んでもよい。
【0104】
第3の可能な実現手段に基づいて提供される第6の可能な実現手段においては、端末のメモリは、以下の処理を実行するための命令を更に含んでよい:
【0105】
前記第1オンライン・アカウント情報を前記サーバーへ送信した後に、当該処理は:
前記パブリック・デバイスにより送信され且つ前記第1オンライン・アカウントに対応する第1デバイス利用情報をリアルタイムで受信するステップ;及び
前記第1デバイス利用情報を前記サーバーに送信し、以て、前記サーバーが、前記第1デバイス利用情報を保存し、前記第1デバイス利用情報に従ってパブリック・デバイス利用情報を生成及び更新するステップ;を含んでもよい。
【0106】
第6の可能な実現手段に基づいて提供される第7の可能な実現手段においては、端末のメモリは、以下の処理を実行するための命令を更に含んでよい:
【0107】
前記デバイス識別子及び前記第2オンライン・アカウント情報を前記サーバーに送信した後に、当該処理は:
前記パブリック・デバイスにより送信され且つ前記第2オンライン・アカウントに対応する第2デバイス利用情報をリアルタイムで受信するステップ;及び
前記第2デバイス利用情報を前記サーバーに送信し、以て、前記サーバーが、前記第2デバイス利用情報を保存し、前記第2デバイス利用情報に従って前記パブリック・デバイス利用情報を更新するステップ;を含んでもよい。
【0108】
本発明の実施形態で提供される端末によれば、少なくとも第1オンライン・アカウントを含むパブリック・オンライン・アカウントに対応するパブリック・デバイスのデバイス識別子と、ログインした第2オンライン・アカウントに対応する第2オンライン・アカウント情報とを取得すること;デバイス識別子及び第2オンライン・アカウント情報をサーバーへ送信すること;及び第1オンライン・アカウント及び第2オンライン・アカウントを含むパブリック・オンライン・アカウントを取得するために、サーバーが、デバイス識別子に対応するパブリック・オンライン・アカウントのうちの第1オンライン・アカウントに、第2オンライン・アカウントを関連付けること;により、第1オンライン・アカウント及び第2オンライン・アカウントの間の関連付けが実現され、オンライン・アカウントを関連付けるプロセスが簡易化され、オンライン・アカウントを関連付ける効率が改善される。
【0109】
本発明の実施形態はコンピュータ読み取り可能な記憶媒体を更に提供する。コンピュータ読み取り可能な記憶媒体は、一実施形態ではメモリに含まれるコンピュータ読み取り可能な記憶媒体であってもよいし;或いは、端末の中に個々に存在するがインストールされてはいないコンピュータ読み取り可能な記憶媒体であってもよい。コンピュータ読み取り可能な記憶媒体は、1つ以上のプログラムを保存する。1つ以上のプログラムは、オンライン・アカウントを関連付ける方法を実行するために1つ以上のプロセッサにより使用される。本方法は:
コネクションを設定したパブリック・デバイスのデバイス識別子を取得するステップであって、前記パブリック・デバイスはサーバーに登録したデバイスであり、前記パブリック・デバイスは、第1オンライン・アカウントを少なくとも含むパブリック・オンライン・アカウントに対応する、ステップ;
ログインした第2オンライン・アカウントに対応する第2オンライン・アカウント情報を取得するステップ;及び
前記デバイス識別子及び前記第2オンライン・アカウント情報を前記サーバーへ送信し、以て、前記サーバーが、前記第1オンライン・アカウント及び前記第2オンライン・アカウントを含むパブリック・オンライン・アカウントを取得するために、前記デバイス識別子に対応する前記パブリック・オンライン・アカウントのうちの前記第1オンライン・アカウントに、前記第2オンライン・アカウントを関連付ける、ステップ;を含んでもよい。
【0110】
上記は第1の可能な実現手段であることを前提とし、第1の可能な実現手段に基づいて提供される第2の可能な実現手段においては、端末のメモリは以下の処理を実行する命令を更に含んでもよい:
【0111】
コネクションを設定したパブリック・デバイスのデバイス識別子を取得する前に、当該処理は:
前記パブリック・デバイスとのコネクションを設定し、前記パブリック・デバイスのハードウェア識別子を取得するステップ;
前記ハードウェア識別子を前記サーバーへ送信するステップ;
前記ハードウェア識別子に応じて前記サーバーから返されるデバイス識別子を受信するステップ;及び
前記デバイス識別子を前記パブリック・デバイスへ送信し、以て、前記パブリック・デバイスが、前記デバイス識別子を保存し、前記サーバーへの登録を完了するステップ;を含んでもよい。
【0112】
第2の可能な実現手段に基づいて提供される第3の可能な実現手段においては、端末のメモリは、以下の処理を実行するための命令を更に含んでよい:
【0113】
前記デバイス識別子を前記パブリック・デバイスへ送信した後に、当該処理は、
ログインした第1オンライン・アカウントに対応する第1オンライン・アカウント情報を取得するステップ;及び
前記第1オンライン・アカウント情報を前記サーバーへ送信し、以て、前記サーバーは、前記デバイス識別子に対応し且つ前記第1オンライン・アカウントを含む前記パブリック・オンライン・アカウントを、前記第1オンライン・アカウント情報に従って作成するステップ;を含んでもよい。
【0114】
第3の可能な実現手段に基づいて提供される第4の可能な実現手段においては、端末のメモリは、以下の処理を実行するための命令を更に含んでよい:
【0115】
前記第1オンライン・アカウント情報を前記サーバーへ送信した後に、当該処理は、
前記第1オンライン・アカウントを利用することにより、デバイス情報及びパブリック・オンライン・アカウント情報を取得し、前記デバイス情報及びパブリック・オンライン・アカウント情報を前記サーバーへ送信し、以て、前記サーバーが、前記第1オンライン・アカウント情報、前記デバイス情報及び前記パブリック・オンライン・アカウント情報に従って、作成されたパブリック・オンライン・アカウントに対応する前記パブリック・オンライン・アカウント情報を保存するステップ;を含んでもよい。
【0116】
第4の可能な実現手段に基づいて提供される第5の可能な実現手段においては、端末のメモリは、以下の処理を実行するための命令を更に含んでよい:
【0117】
前記デバイス識別子及び前記第2オンライン・アカウント情報を前記サーバーへ送信した後に、当該処理は:
前記サーバーから返される前記デバイス識別子に対応する前記パブリック・オンライン・アカウント情報を受信するステップ;及び
前記サーバーから返されたデバイス識別子に対応するパブリック・オンライン・アカウント情報に従って更新されたパブリック・オンライン・アカウント情報を取得し、更新されたパブリック・オンライン・アカウント情報を前記サーバーに送信し、以て、前記サーバーは、更新されたパブリック・オンライン・アカウント情報に従って、パブリック・オンライン・アカウントに対応するパブリック・オンライン・アカウント情報を更新するステップ;を含んでもよい。
【0118】
第3の可能な実現手段に基づいて提供される第6の可能な実現手段においては、端末のメモリは、以下の処理を実行するための命令を更に含んでよい:
【0119】
前記第1オンライン・アカウント情報を前記サーバーへ送信した後に、当該処理は:
前記パブリック・デバイスにより送信され且つ前記第1オンライン・アカウントに対応する第1デバイス利用情報をリアルタイムで受信するステップ;及び
前記第1デバイス利用情報を前記サーバーに送信し、以て、前記サーバーが、前記第1デバイス利用情報を保存し、前記第1デバイス利用情報に従ってパブリック・デバイス利用情報を生成及び更新するステップ;を含んでもよい。
【0120】
第6の可能な実現手段に基づいて提供される第7の可能な実現手段においては、端末のメモリは、以下の処理を実行するための命令を更に含んでよい:
【0121】
前記デバイス識別子及び前記第2オンライン・アカウント情報を前記サーバーに送信した後に、当該処理は:
前記パブリック・デバイスにより送信され且つ前記第2オンライン・アカウントに対応する第2デバイス利用情報をリアルタイムで受信するステップ;及び
前記第2デバイス利用情報を前記サーバーに送信し、以て、前記サーバーが、前記第2デバイス利用情報を保存し、前記第2デバイス利用情報に従って前記パブリック・デバイス利用情報を更新するステップ;を含んでもよい。
【0122】
本発明の実施形態で提供されるコンピュータ読み取り可能な記憶媒体によれば、少なくとも第1オンライン・アカウントを含むパブリック・オンライン・アカウントに対応するパブリック・デバイスのデバイス識別子と、ログインした第2オンライン・アカウントに対応する第2オンライン・アカウント情報とを取得すること;デバイス識別子及び第2オンライン・アカウント情報をサーバーへ送信すること;及び第1オンライン・アカウント及び第2オンライン・アカウントを含むパブリック・オンライン・アカウントを取得するために、サーバーが、デバイス識別子に対応するパブリック・オンライン・アカウントのうちの第1オンライン・アカウントに、第2オンライン・アカウントを関連付けること;により、第1オンライン・アカウント及び第2オンライン・アカウントの間の関連付けが実現され、オンライン・アカウントを関連付けるプロセスが簡易化され、オンライン・アカウントを関連付ける効率が改善される。
【0123】
本発明の実施形態はグラフィック・ユーザー・インターフェースを提供する。グラフィック・ユーザー・インターフェースは第1端末で使用される。端末は、タッチ・スクリーン・ディスプレイ、メモリ、及び、1つ以上のプログラムを実行する1つ以上のプロセッサを含む。グラフィック・ユーザー・インターフェースは:
コネクションを設定したパブリック・デバイスのデバイス識別子を取得するステップであって、前記パブリック・デバイスはサーバーに登録したデバイスであり、前記パブリック・デバイスは、第1オンライン・アカウントを少なくとも含むパブリック・オンライン・アカウントに対応する、ステップ;
ログインした第2オンライン・アカウントに対応する第2オンライン・アカウント情報を取得するステップ;及び
前記デバイス識別子及び前記第2オンライン・アカウント情報を前記サーバーへ送信し、以て、前記サーバーが、前記第1オンライン・アカウント及び前記第2オンライン・アカウントを含むパブリック・オンライン・アカウントを取得するために、前記デバイス識別子に対応する前記パブリック・オンライン・アカウントのうちの前記第1オンライン・アカウントに、前記第2オンライン・アカウントを関連付ける、ステップ;を実行する。
【0124】
本発明の実施形態で提供されるグラフィック・ユーザー・インターフェースによれば、少なくとも第1オンライン・アカウントを含むパブリック・オンライン・アカウントに対応するパブリック・デバイスのデバイス識別子と、ログインした第2オンライン・アカウントに対応する第2オンライン・アカウント情報とを取得すること;デバイス識別子及び第2オンライン・アカウント情報をサーバーへ送信すること;及び第1オンライン・アカウント及び第2オンライン・アカウントを含むパブリック・オンライン・アカウントを取得するために、サーバーが、デバイス識別子に対応するパブリック・オンライン・アカウントのうちの第1オンライン・アカウントに、第2オンライン・アカウントを関連付けること;により、第1オンライン・アカウント及び第2オンライン・アカウントの間の関連付けが実現され、オンライン・アカウントを関連付けるプロセスが簡易化され、オンライン・アカウントを関連付ける効率が改善される。
【0125】
上記の機能モジュールは、上記の実施形態により提供されるオンライン・アカウント関連付け装置がオンライン・アカウントを関連付ける場合の例示的な説明のみを目的としている点に留意すべきである。実際のアプリケーションでは、機能は具体的な要請に応じて様々な機能モジュールに割り振られ、これは、上記の説明された機能の全部又は一部を達成するために、装置の内部構造が様々な機能モジュールに分割されてよいことを意味する。更に、上記の実施形態で提供されるオンライン・アカウントを関連付ける装置は、方法の実施形態により提供されるオンライン・アカウント関連付け方法と同じ概念に基づいている。具体的な実現プロセスに関し、方法の実施形態及びその詳細については上述したとおりである。
【0126】
本発明の上記実施形態についての連続的な番号は、説明の便宜上のものであるに過ぎず、実施形態のうちの好ましさを示唆しているとは限らない。
【0127】
上記の実施形態のステップのうちの全部又は一部は、ハードウェアを利用することにより実現されてもよいし、或いは、関連するハードウェアを指図するプログラムにより実現されてもよいことを、当業者は理解するであろう。プログラムは、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体に保存されてもよい。記憶媒体は、リード・オンリ・メモリ、磁気ディスク、光ディスク等であってもよい。
【0128】
上記の説明は、本発明の好ましい実施形態に関連するが、提示された開示に限定するようには意図されていない。本開示の精神及び原理の範囲内で為される任意の修正、等価な置換又は改善は、本開示の保護範囲に属する。

図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10
図11
図12
図13
図14
図15