(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
【発明を実施するための形態】
【0086】
詳細な説明
本発明は、嚢胞性線維症を処置するのに有用な医薬配合物および組成物を提供する。
【0088】
本明細書において使用する場合、「CFTR」は、嚢胞性線維症膜コンダクタンス調節因子の略である。
【0089】
本明細書において使用する場合、「変異」は、CFTR遺伝子またはCFTRタンパク質における変異を指すことができる。「CFTR変異」は、CFTR遺伝子における変異を指し、「CFTR変異」は、CFTRタンパク質における変異を指す。遺伝的欠陥もしくは変異、または遺伝子におけるヌクレオチドにおける変化は一般に、その遺伝子から翻訳されるCFTRタンパク質における変異をもたらす。
【0090】
本明細書において使用する場合、「△F508変異」または「F508−del変異」は、CFTRタンパク質内の特異的変異である。変異は、508位におけるアミノ酸であるフェニルアラニンについてのコドンを含む3つのヌクレオチドの欠失であり、このフェニルアラニン残基を欠いているCFTRタンパク質がもたらされる。
【0091】
用語「CFTRゲーティング変異」は、本明細書において使用する場合、主な欠陥が正常なCFTRと比較して低いチャネル開口確率である、CFTRタンパク質の産生をもたらすCFTR変異を意味する(Van Goor, F.、Hadida S.およびGrootenhuis P.、「Pharmacological Rescue of Mutant CFTR function for the Treatment of Cystic Fibrosis」、Top. Med. Chem.、3巻:91〜120頁(2008年))。ゲーティング変異には、以下に限定されないが、G551D、G178R、S549N、S549R、G551S、G970R、G1244E、S1251N、S1255P、およびG1349Dが含まれる。
【0092】
本明細書において使用する場合、特定の変異、例えば、△F508について「ホモ接合型」である患者は、各対立遺伝子上に同じ変異を有する。
【0093】
本明細書において使用する場合、特定の変異、例えば、△F508について「ヘテロ接合型」である患者は、1つの対立遺伝子上にこの変異を、および他の対立遺伝子上に異なる変異を有する。
【0094】
本明細書において使用する場合、用語「CFTRコレクター」は、細胞表面への機能的CFTRタンパク質の量を増加させ、増進されたイオン輸送をもたらす化合物を指す。
【0095】
本明細書において使用する場合、用語「CFTRポテンシエーター」は、細胞表面に位置しているCFTRタンパク質のチャネル活性を増加させ、増進されたイオン輸送をもたらす化合物を指す。
【0096】
本明細書において使用する場合、CFTR活性を誘発する場合のような、用語「誘発すること」は、コレクターによってであろうと、ポテンシエーターによってであろうと、他の機序によってであろうと、CFTR活性を増加させることを指す。
【0097】
本明細書において使用する場合、用語「活性医薬成分」、「API」、および「治療剤」は、互換的に使用されて、生物学的活性化合物を指す。
【0098】
「患者」、「被験体」、または「個体」は、互換的に使用され、ヒトまたは非ヒト動物を指す。この用語は、哺乳動物、例えば、ヒトを含む。
【0099】
本明細書において使用する場合、用語「溶媒系」は、化合物1および化合物2を溶解することができる有機溶媒を含む系を指す。
【0100】
本明細書において使用する場合、用語「生物学的媒体」は、本物の胃腸液または人工胃腸液を指す。人工胃腸液は、in vitroの胃腸液、例えば、摂食時における人工腸液(FedSIF)である。本物の胃腸液は、in vivoの胃腸液、例えば、患者内に存在するものである。
【0101】
用語「有効用量」または「有効量」は、本明細書において互換的に使用され、そして、所望の効果であって、それがその効果を目的に投与される、所望の効果を生じさせる量を指す(例えば、CFもしくはCFの症状の改善、またはCFもしくはCFの症状の重症度を低くすること)。正確な量は処置の目的によって決まり、公知の技術を使用して当業者によって確かめられる(例えば、Lloyd(1999年)The Art, Science and Technology of Pharmaceutical Compoundingを参照されたい)。
【0102】
本明細書において使用する場合、用語「処置」、「処置すること」などは一般に、被験体においてCFもしくはその症状の改善、またはCFもしくはその症状の重症度を低くすることを指す。「処置」は、本明細書において使用する場合、以下に限定されないが、下記の、被験体の成長の増加、重量増加が増えること、肺中の粘液の低減、膵臓および/もしくは肝臓機能の改善、胸部感染症のケースの低減、ならびに/または咳嗽もしくは息切れの実例の低減が含まれる。これらの状態のいずれかの重症度の改善または低減は、当技術分野で公知の標準的な方法および技術によって容易に評価することができる。
【0103】
本明細書において使用する場合、用語「と組み合わせた」は、2種または2種超の化合物または剤を指すとき、投与の順序は、化合物または剤が互いより前にか、互いに同時にか、または互いの後に患者に投与されることを意味する。
【0104】
用語「約」および「概ね」は、組成物または剤形の成分の用量、量、または重量パーセントと関連して使用するとき、特定の用量、量、または重量パーセントから得られる薬理学的効果と等しい薬理学的効果を提供すると当業者によって認識されている用量、量、または重量パーセントを意味する。特に、用語「約」または「概ね」は、当業者が決定するような特定の値について許容し得る誤差を意味し、これは、ある程度、どのように値が測定または決定されるかによって決まる。ある特定の実施形態において、用語「約」または「概ね」は、1、2、3、または4標準偏差内を意味する。ある特定の実施形態において、用語「約」または「概ね」は、所与の値または範囲の30%以内、25%以内、20%以内、15%以内、10%以内、9%以内、8%以内、7%以内、6%以内、5%以内、4%以内、3%以内、2%以内、1%以内、0.5%以内、0.1%以内、または0.05%以内を意味する。
【0105】
本明細書において使用する場合、「化合物1」および「Cmpd1」は、互換的に使用されて、化合物(R)−1−(2,2−ジフルオロベンゾ[d][1,3]ジオキソール−5−イル)−N−(1−(2,3−ジヒドロキシプロピル)−6−フルオロ−2−(1−ヒドロキシ−2−メチルプロパン−2−イル)−1H−インドール−5−イル)シクロプロパンカルボキサミドを指す。この化合物は、構造:
【化4】
を有する。
【0106】
本明細書において使用する場合、「化合物2」および「Cmpd2」は、互換的に使用されて、化合物N−[2,4−ビス(1,1−ジメチルエチル)−5−ヒドロキシフェニル]−1,4−ジヒドロ−4−オキソキノリン−3−カルボキサミドを指す。この化合物は、構造:
【化5】
を有する。
【0107】
本明細書において使用する場合、用語「実質的に含まない」および「ニート」は、互換的に使用されて、別のドーパント、化合物、不純物、または材料(例えば、ポリマー)の約1重量%未満(例えば、約0.5重量%未満、約0.1重量%未満、約1000ppm未満、または約500ppm未満)の濃度を有する混合物または材料を指す。この混合物または材料が、化合物、不純物、または材料(例えば、ポリマー)を実質的に含まないとき、ドーパント、化合物、不純物、または材料(例えば、ポリマー)は、混合物または材料中に存在しない。例えば、ポリマーを実質的に含まない混合物または分散物は、ポリマーの約1重量%未満(例えば、約0.5重量%未満、約0.1重量%未満、約1000ppm未満、または約500ppm未満)の濃度を有する。
【0108】
本明細書において使用する場合、「ガラス転移温度」または「Tg」は、それより低い温度でアモルファス材料の物理的特性が固相(ガラス状態)の物理的特性と同様の様式で変化し、かつそれより高い温度でアモルファス材料が液体(ゴム状態)のように挙動する、温度を指す。
【0109】
本明細書において使用する場合、用語「アモルファス」は、その分子の位置において長距離秩序を有さない固体材料を指す。アモルファス固体は一般に、過冷却された液体であり、ここでは分子はランダムな様式で配置されており、それゆえ明確な配置、例えば、分子充填は存在せず、長距離秩序は存在しない。アモルファス固体は一般に等方性であり、すなわち、全ての方向に同様の特性を示し、明確な融点を有さない。例えば、アモルファス材料は、そのX線粉末回折(XRPD)パターンにおいて鋭い特徴的な結晶のピーク(複数可)を有さない固体材料である(すなわち、XRPDによって決定すると結晶性ではない)。代わりに、1つまたはいくつかの広範なピーク(例えば、ハロ)が、そのXRPDパターンにおいて現れる。広範なピークは、アモルファス固体の特徴である。アモルファス材料および結晶性材料のXRPDの比較について、US2004/0006237を参照されたい。
【0110】
本明細書において使用する場合、用語「実質的にアモルファス」は、その分子の位置においてほとんど長距離秩序を有していないかまたは長距離秩序を全く有していない固体材料を指す。例えば、実質的にアモルファスの材料は、約15%未満の結晶化度(例えば、約10%未満の結晶化度または約5%未満の結晶化度)を有する。用語「実質的にアモルファス」は、記述子「アモルファス」を含み、これは、結晶化度を有していない(0%)材料を指すことにも留意されたい。
【0111】
本明細書において使用する場合、用語「分散物」は、1つの物質、分散相が、個別単位で、第2の物質(連続相またはビヒクル)の全体にわたって分布している分散系を指す。分散相のサイズは、かなり変化し得る(例えば、ナノメートル寸法からサイズが数ミクロンのコロイド粒子)。一般に、分散相は、固体、液体、または気体であり得る。固体分散物の場合、分散相および連続相は両方とも固体である。医薬用途において、固体分散物は、アモルファスポリマー(連続相)中の結晶性薬物(分散相);または代わりに、アモルファスポリマー(連続相)中のアモルファス薬物(分散相)を含むことができる。いくつかの実施形態において、固体分散物は、分散相を構成するポリマー、および連続相を構成する薬物を含む。または、固体分散物は、分散相を構成する薬物、および連続相を構成するポリマーを含む。
【0112】
本明細書において使用する場合、「添加剤」は、医薬組成物中の不活性成分である。添加剤の例には、充填剤または賦形剤、湿潤剤(例えば、界面活性剤)、結合剤、流動促進剤、滑沢剤、崩壊剤などが含まれる。
【0113】
本明細書において使用する場合、「崩壊剤」は、医薬組成物を水和させ、錠剤の分散を助ける添加剤である。崩壊剤の例には、クロスカルメロースナトリウムおよび/またはデンプングリコール酸ナトリウムが含まれる。
【0114】
本明細書において使用する場合、「賦形剤」または「充填剤」は、医薬組成物に嵩高さを加える添加剤である。充填剤の例には、ラクトース、ソルビトール、セルロース、リン酸カルシウム、デンプン、糖(例えば、マンニトール、スクロースなど)または任意のこれらの組合せが含まれる。
【0115】
本明細書において使用する場合、「滑沢剤」は、錠剤へとプレスされる医薬組成物に加えられる添加剤である。滑沢剤は、錠剤への顆粒の圧密化、およびダイプレス機からの医薬組成物の錠剤の排出を助ける。滑沢剤の例には、ステアリン酸マグネシウムが含まれる。
【0116】
本明細書において使用する場合、「湿潤剤」または「界面活性剤」は、医薬組成物に増進された溶解性および/または湿潤性を与える添加剤である。湿潤剤の例には、ラウリル硫酸ナトリウム(SLS)、ステアリルフマル酸ナトリウム(SSF)、ポリオキシエチレン20ソルビタンモノオレエート(例えば、Tween(商標))、または任意のこれらの組合せが含まれる。
【0117】
本明細書において使用する場合、「結合剤」は、医薬組成物に増進された粘着または引張強度(例えば、硬度)を与える添加剤である。結合剤の例には、第二リン酸カルシウム、スクロース、コーン(トウモロコシ)デンプン、微結晶性セルロース、および変性セルロース(例えば、ヒドロキシメチルセルロース)が含まれる。
【0118】
本明細書において使用する場合、「流動促進剤」は、医薬組成物に増進された流動特性を与える添加剤である。流動促進剤の例には、コロイド状シリカおよび/またはタルクが含まれる。
【0119】
II.ポリマーを実質的に含まない噴霧乾燥した分散物
【0121】
本発明は、複数種の治療剤を含む噴霧乾燥した分散物であって、ポリマーを実質的に含まない、分散物を提供する。
【0122】
いくつかの実施形態において、複数種の治療剤は、第1の治療剤および第2の治療剤からなる。
【0123】
いくつかの実施形態において、第1の剤は、CFTRコレクターである。例えば、第1の剤は、(R)−1−(2,2−ジフルオロベンゾ[d][1,3]ジオキソール−5−イル)−N−(1−(2,3−ジヒドロキシプロピル)−6−フルオロ−2−(1−ヒドロキシ−2−メチルプロパン−2−イル)−1H−インドール−5−イル)シクロプロパンカルボキサミドである。
【0124】
いくつかの実施形態において、第2の剤は、CFTRポテンシエーターである。例えば、第2の剤は、N−[2,4−ビス(1,1−ジメチルエチル)−5−ヒドロキシフェニル]−1,4−ジヒドロ−4−オキソキノリン−3−カルボキサミドである。
【0125】
いくつかの実施形態において、第1の剤は、CFTRコレクターであり、第2の剤は、CFTRポテンシエーターである。例えば、第1の剤は、(R)−1−(2,2−ジフルオロベンゾ[d][1,3]ジオキソール−5−イル)−N−(1−(2,3−ジヒドロキシプロピル)−6−フルオロ−2−(1−ヒドロキシ−2−メチルプロパン−2−イル)−1H−インドール−5−イル)シクロプロパンカルボキサミドであり、第2の剤は、N−[2,4−ビス(1,1−ジメチルエチル)−5−ヒドロキシフェニル]−1,4−ジヒドロ−4−オキソキノリン−3−カルボキサミドである。
【0126】
いくつかの実施形態において、第1の剤と第2の剤の比は、重量で、約1:10〜約10:1である。例えば、第1の剤と第2の剤の比は、重量で、約1:1である。他の例において、第1の剤と第2の剤の比は、重量で、約1:3である。いくつかの例において、第1の剤と第2の剤の比は、重量で、約1:6である。いくつかの例において、第1の剤と第2の剤の比は、重量で、約2:3である。
【0127】
いくつかの実施形態において、噴霧乾燥した分散物は、約80℃〜約180℃のガラス転移温度(Tg)を有する。
【0128】
いくつかの実施形態において、噴霧乾燥した分散物は、約5〜約100ミクロンの平均粒子直径を有する複数の粒子を含む。いくつかの実施形態において、噴霧乾燥した分散物は、約5〜約30ミクロンの平均粒子直径を有する複数の粒子を含む。いくつかの実施形態において、噴霧乾燥した分散物は、約15ミクロンの平均粒子直径を有する複数の粒子を含む。
【0129】
いくつかの実施形態において、噴霧乾燥した分散物は、実質的にアモルファスである。
【0130】
本発明の別の態様は、複数種の治療剤からなる噴霧乾燥した分散物を提供する。
【0131】
いくつかの実施形態において、噴霧乾燥した分散物は、2種の治療剤である第1の治療剤および第2の治療剤からなる。
【0132】
いくつかの実施形態において、第1の剤は、CFTRコレクターである。例えば、第1の剤は、(R)−1−(2,2−ジフルオロベンゾ[d][1,3]ジオキソール−5−イル)−N−(1−(2,3−ジヒドロキシプロピル)−6−フルオロ−2−(1−ヒドロキシ−2−メチルプロパン−2−イル)−1H−インドール−5−イル)シクロプロパンカルボキサミドである。
【0133】
いくつかの実施形態において、第2の剤は、CFTRポテンシエーターである。例えば、第2の剤は、N−[2,4−ビス(1,1−ジメチルエチル)−5−ヒドロキシフェニル]−1,4−ジヒドロ−4−オキソキノリン−3−カルボキサミドである。
【0134】
いくつかの実施形態において、第1の剤は、CFTRコレクターであり、第2の剤は、CFTRポテンシエーターである。例えば、第1の剤は、(R)−1−(2,2−ジフルオロベンゾ[d][1,3]ジオキソール−5−イル)−N−(1−(2,3−ジヒドロキシプロピル)−6−フルオロ−2−(1−ヒドロキシ−2−メチルプロパン−2−イル)−1H−インドール−5−イル)シクロプロパンカルボキサミドであり、第2の剤は、N−[2,4−ビス(1,1−ジメチルエチル)−5−ヒドロキシフェニル]−1,4−ジヒドロ−4−オキソキノリン−3−カルボキサミドである。
【0135】
いくつかの実施形態において、第1の剤と第2の剤の比は、重量で、約1:10〜約10:1である。例えば、第1の剤と第2の剤の比は、重量で、約1:1である。他の例において、第1の剤と第2の剤の比は、重量で、約1:3である。いくつかの例において、第1の剤と第2の剤の比は、重量で、約1:6である。いくつかの例において、第1の剤と第2の剤の比は、重量で、約2:3である。
【0136】
いくつかの実施形態において、噴霧乾燥した分散物は、約80℃〜約180℃のガラス転移温度(Tg)を有する。
【0137】
いくつかの実施形態において、噴霧乾燥した分散物は、約5〜約100ミクロンの平均粒子直径を有する複数の粒子を含む。いくつかの実施形態において、噴霧乾燥した分散物は、約5〜約30ミクロンの平均粒子直径を有する複数の粒子を含む。いくつかの実施形態において、噴霧乾燥した分散物は、約15ミクロンの平均粒子直径を有する複数の粒子を含む。
【0138】
本発明の別の態様は、粒子を含む噴霧乾燥した分散物であって、粒子は、複数種の治療剤を含み、粒子は、ポリマーを実質的に含まない、分散物を提供する。
【0139】
いくつかの実施形態において、粒子は、第1の剤および第2の剤から本質的になる。
【0140】
いくつかの実施形態において、第1の剤は、CFTRコレクターである。例えば、第1の剤は、(R)−1−(2,2−ジフルオロベンゾ[d][1,3]ジオキソール−5−イル)−N−(1−(2,3−ジヒドロキシプロピル)−6−フルオロ−2−(1−ヒドロキシ−2−メチルプロパン−2−イル)−1H−インドール−5−イル)シクロプロパンカルボキサミドである。
【0141】
いくつかの実施形態において、第2の剤は、CFTRポテンシエーターである。例えば、第2の剤は、N−[2,4−ビス(1,1−ジメチルエチル)−5−ヒドロキシフェニル]−1,4−ジヒドロ−4−オキソキノリン−3−カルボキサミドである。
【0142】
いくつかの実施形態において、第1の剤は、CFTRコレクターであり、第2の剤は、CFTRポテンシエーターである。例えば、第1の剤は、(R)−1−(2,2−ジフルオロベンゾ[d][1,3]ジオキソール−5−イル)−N−(1−(2,3−ジヒドロキシプロピル)−6−フルオロ−2−(1−ヒドロキシ−2−メチルプロパン−2−イル)−1H−インドール−5−イル)シクロプロパンカルボキサミドであり、第2の剤は、N−[2,4−ビス(1,1−ジメチルエチル)−5−ヒドロキシフェニル]−1,4−ジヒドロ−4−オキソキノリン−3−カルボキサミドである。
【0143】
いくつかの実施形態において、第1の剤と第2の剤の比は、重量で、約1:10〜約10:1である。例えば、第1の剤と第2の剤の比は、重量で、約1:1である。他の例において、第1の剤と第2の剤の比は、重量で、約1:3である。いくつかの例において、第1の剤と第2の剤の比は、重量で、約1:6である。いくつかの例において、第1の剤と第2の剤の比は、重量で、約2:3である。
【0144】
いくつかの実施形態において、噴霧乾燥した分散物は、約80℃〜約180℃のガラス転移温度(Tg)を有する。
【0145】
いくつかの実施形態において、噴霧乾燥した分散物は、約5〜約100ミクロンの平均粒子直径を有する複数の粒子を含む。いくつかの実施形態において、噴霧乾燥した分散物は、約5〜約30ミクロンの平均粒子直径を有する複数の粒子を含む。いくつかの実施形態において、噴霧乾燥した分散物は、約15ミクロンの平均粒子直径を有する複数の粒子を含む。
【0146】
いくつかの実施形態において、噴霧乾燥した分散物は、実質的にアモルファスである。
【0147】
本発明の別の態様は、噴霧乾燥した分散物を含む医薬組成物であって、噴霧乾燥した分散物は、アモルファスの第1の剤から本質的になる第1の粒子、およびアモルファスの第2の剤から本質的になる第2の粒子を含む、医薬組成物を提供する。
【0148】
いくつかの実施形態において、第1の剤は、CFTRコレクターである。例えば、第1の剤は、(R)−1−(2,2−ジフルオロベンゾ[d][1,3]ジオキソール−5−イル)−N−(1−(2,3−ジヒドロキシプロピル)−6−フルオロ−2−(1−ヒドロキシ−2−メチルプロパン−2−イル)−1H−インドール−5−イル)シクロプロパンカルボキサミドである。
【0149】
いくつかの実施形態において、第2の剤は、CFTRポテンシエーターである。例えば、第2の剤は、N−[2,4−ビス(1,1−ジメチルエチル)−5−ヒドロキシフェニル]−1,4−ジヒドロ−4−オキソキノリン−3−カルボキサミドである。
【0150】
いくつかの実施形態において、第1の剤は、CFTRコレクターであり、第2の剤は、CFTRポテンシエーターである。例えば、第1の剤は、(R)−1−(2,2−ジフルオロベンゾ[d][1,3]ジオキソール−5−イル)−N−(1−(2,3−ジヒドロキシプロピル)−6−フルオロ−2−(1−ヒドロキシ−2−メチルプロパン−2−イル)−1H−インドール−5−イル)シクロプロパンカルボキサミドであり、第2の剤は、N−[2,4−ビス(1,1−ジメチルエチル)−5−ヒドロキシフェニル]−1,4−ジヒドロ−4−オキソキノリン−3−カルボキサミドである。
【0151】
いくつかの実施形態において、第1の粒子と第2の粒子の比は、重量で、約1:10〜約10:1である。例えば、第1の粒子と第2の粒子の比は、重量で、約1:1である。他の例において、第1の粒子と第2の粒子の比は、重量で、約1:3である。いくつかの例において、第1の粒子と第2の粒子の比は、重量で、約1:6である。いくつかの例において、第1の粒子と第2の粒子の比は、重量で、約2:3である。
【0152】
いくつかの実施形態において、噴霧乾燥した分散物は、約5〜約100ミクロンの平均粒子直径を有する複数の粒子を含む。いくつかの実施形態において、第1の粒子、第2の粒子、または両方の粒子が、約5〜約30ミクロンの平均粒子直径を有する。いくつかの実施形態において、第1の粒子、第2の粒子、または両方の粒子が、約15ミクロンの平均粒子直径を有する。
【0153】
B.ポリマーを実質的に含まない噴霧乾燥した分散物を調製する方法
【0154】
化合物1または化合物2から出発して、化合物1または化合物2のアモルファス形態は、噴霧乾燥方法によって調製され得る。噴霧乾燥は、液体供給物を乾燥した微粒子状形態に変換するプロセスである。任意選択で、二次乾燥プロセス、例えば、流動化床乾燥または真空乾燥を使用して、残留溶媒を薬学的に許容されるレベルまで低減し得る。典型的には、噴霧乾燥は、高度に分散した液体懸濁物または溶液と十分な容量の熱空気とを接触させて、液滴の蒸発および乾燥を引き起こすことを伴う。噴霧乾燥される調製物は、選択した噴霧乾燥器具を使用して微粒化され得る、任意の溶液、粗い懸濁物、スラリー、コロイド状分散物、またはペーストであり得る。1つの手順において、調製物は温かい濾過ガス流中に噴霧し、これによって溶媒を蒸発させ、乾燥した生成物をコレクター(例えば、サイクロン)に運ぶ。次いで、使い尽くされたガスは溶媒で取り除くか、または代わりに、使い尽くされた空気を冷却器に送り、溶媒を捕獲し、潜在的には再循環させる。市販のタイプの器具を使用して、噴霧乾燥を行い得る。例えば、市販の噴霧乾燥機は、Buchi Ltd.およびNiroによって製造されている(例えば、Niroによって製造される噴霧乾燥機のPSDライン)(US2004/0105820;US2003/0144257を参照されたい)。
【0155】
噴霧乾燥のための技術および方法は、Perry’s Chemical Engineering Handbook、第6版、R. H. Perry、D. W. GreenおよびJ. O. Maloney、編)、McGraw−Hill book co.(1984年);およびMarshall「Atomization and Spray−Drying」50頁、Chem. Eng. Prog. Monogr. Series、2頁(1954年)において見出し得る。3つの参照文献の全ては、全内容が参考として本明細書に援用される。
【0156】
溶媒の除去は、それに続く乾燥ステップ、例えば、トレイ乾燥、流動床乾燥(例えば、約室温から約100℃まで)、真空乾燥、マイクロ波乾燥、回転式ドラム乾燥またはバイコニカル真空乾燥(例えば、約室温から約200℃まで)を必要とし得る。
【0157】
一実施形態において、固体分散物は、流動床乾燥される。
【0158】
1つのプロセスにおいて、溶媒は、揮発性溶媒、例えば、約100℃より低い沸点を有する溶媒を含む。いくつかの実施形態において、溶媒は、溶媒の混合物、例えば、揮発性溶媒の混合物、または揮発性溶媒および不揮発性溶媒の混合物を含む。溶媒の混合物が使用される場合、混合物は、1種または複数種の不揮発性溶媒を含むことができ、例えば、不揮発性溶媒は、混合物中に約15%未満、例えば、約12%未満、約10%未満、約8%未満、約5%未満、約3%未満、または約2%未満で存在する。
【0159】
いくつかのプロセスにおいて、溶媒は、化合物1および化合物2が少なくとも約10mg/ml(例えば、少なくとも約15mg/ml、20mg/ml、25mg/ml、30mg/ml、35mg/ml、40mg/ml、45mg/ml、50mg/ml、またはそれより大きい値)の溶解度を有する溶媒である。他のプロセスにおいて、溶媒は、化合物1が少なくとも約20mg/mlの溶解度を有する溶媒を含む。
【0160】
試験することができる例示的な溶媒には、アセトン、シクロヘキサン、ジクロロメタン、N,N−ジメチルアセトアミド(DMA)、N,N−ジメチルホルムアミド(DMF)、1,3−ジメチル−2−イミダゾリジノン(DMI)、ジメチルスルホキシド(DMSO)、ジオキサン、酢酸エチル、エチルエーテル、氷酢酸(HAc)、メチルエチルケトン(MEK)、N−メチル−2−ピロリジノン(NMP)、メチルtert−ブチルエーテル(MTBE)、テトラヒドロフラン(THF)、ペンタン、アセトニトリル、メタノール、エタノール、イソプロピルアルコール、酢酸イソプロピル、DCM、およびトルエンが含まれる。例示的な共溶媒には、アセトン/DMSO、アセトン/DMF、アセトン/水、MEK/水、THF/水、ジオキサン/水が含まれる。2溶媒系において、溶媒は、約0.1%〜約99.9%で存在し得る。いくつかの好ましい実施形態において、水は、アセトンとの共溶媒であり、水は、約0.1%〜約15%、例えば、約9%〜約11%、例えば、約10%で存在する。いくつかの好ましい実施形態において、水は、MEKとの共溶媒であり、水は、約0.1%〜約15%、例えば、約9%〜約11%、例えば、約10%で存在する。いくつかの実施形態において、溶媒系は、3種の溶媒を含む。アモルファス化合物1が固体アモルファス分散物の構成要素である場合において、好ましい溶媒は、化合物1およびポリマーの両方を溶解する。適切な溶媒は、上記のもの、例えば、MEK、DCM、水、メタノール、IPA、およびこれらの混合物を含む。
【0161】
粒径および温度乾燥範囲を修正して、最適な固体分散物を調製し得る。当業者が認識するように、小さな粒径は改善された溶媒除去をもたらす。しかし、より小さな粒子は、ある状況下で下流の処理、例えば、錠剤化に対して最適な固体分散物を提供しないふわふわした粒子をもたらし得ることを出願人等は見出した。より高い温度では、化合物1または化合物2の結晶化または化学分解が起こり得る。より低い温度では、十分な量の溶媒を除去することができない。本明細書における方法は、最適な粒径および最適な乾燥温度を提供する。
【0162】
本実施形態のポリマーを実質的に含まない噴霧乾燥した分散物は、界面活性剤を任意選択で含み得る。界面活性剤または界面活性剤混合物は一般に、固体分散物と水性媒体の間の界面張力を減少させる。適当な界面活性剤または界面活性剤混合物はまた、固体分散物からの化合物1または化合物2の水溶解度およびバイオアベイラビリティーを増進し得る。本発明に関連して使用するための界面活性剤には、以下に限定されないが、ソルビタン脂肪酸エステル(例えば、Spans(登録商標))、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル(例えば、Tweens(登録商標))、ラウリル硫酸ナトリウム(SLS)、ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム(SDBS) ジオクチルナトリウムスルホスクシネート(ドキュセート)、デオキシコール酸(dioxycholic acid)ナトリウム塩(DOSS)、モノステアリン酸ソルビタン、トリステアリン酸ソルビタン、臭化ヘキサデシルトリメチルアンモニウム(HTAB)、N−ラウロイルサルコシンナトリウム(Sodium N−lauroylsarcosine)、オレイン酸ナトリウム、ミリスチン酸ナトリウム、ステアリン酸ナトリウム、パルミチン酸ナトリウム、Gelucire44/14、エチレンジアミン四酢酸(EDTA)、ビタミンE d−アルファトコフェリルポリエチレングリコール1000スクシネート(TPGS)、レシチン、MW677−692、グルタミン酸(Glutanic acid)一ナトリウム一水和物、Labrasol、PEG8カプリル酸/カプリン酸グリセリド、Transcutol、ジエチレングリコールモノエチルエーテル、Solutol HS−15、ポリエチレングリコール/ヒドロキシステアレート、タウロコール酸、Pluronic F68、Pluronic F108、およびPluronic F127(または任意の他のポリオキシエチレン−ポリオキシプロピレンコポリマー(Pluronics(登録商標))もしくは飽和ポリグリコール化グリセリド(Gelucirs(登録商標)))が含まれる。本発明に関連して使用し得るこのような界面活性剤の具体例には、以下に限定されないが、Span65、Span25、Tween20、Capryol90、Pluronic F108、ラウリル硫酸ナトリウム(SLS)、ビタミンE TPGS、pluronicsおよびコポリマーが含まれる。SLSが一般に好ましい。
【0163】
固体分散物の総重量に対する界面活性剤(例えば、SLS)の量は、0.1〜15%の間であり得る。好ましくは、これは、約0.5%〜約10%、より好ましくは、約0.5〜約5%、例えば、約0.5〜4%、約0.5〜3%、約0.5〜2%、約0.5〜1%、または約0.5%である。
【0164】
ある特定の実施形態において、固体分散物の総重量に対する界面活性剤の量は、少なくとも約0.1%、好ましくは、少なくとも約0.5%である。これらの実施形態において、界面活性剤は、約15%以下、好ましくは約12%以下、約11%以下、約10%以下、約9%以下、約8%以下、約7%以下、約6%以下、約5%以下、約4%以下、約3%以下、約2%以下または約1%以下の量で存在する。界面活性剤が約0.5重量%の量である一実施形態が好ましい。
【0165】
候補界面活性剤(または他の構成要素)は、ポリマーを試験することに関して記載したものと同様の様式で、本発明における使用のための適合性について試験することができる。
【0166】
本発明の一態様は、噴霧乾燥した分散物を生じさせる方法であって、(i)ポリマーを実質的に含まない、複数種の治療剤および溶媒の混合物を提供すること;ならびに(ii)噴霧乾燥条件下で混合物をノズルを通して押し出して、噴霧乾燥した分散物を生じさせることを含む、方法を提供する。
【0167】
いくつかの実装形態において、複数種の治療剤は、第1の剤および第2の剤からなる。
【0168】
いくつかの実装形態において、混合物中の第1の剤と第2の剤の比は、重量で、約1:10〜約10:1である。例えば、混合物中の第1の剤と第2の剤の比は、重量で、約1:1である。他の例において、第1の剤と第2の剤の比は、重量で、約1:3である。いくつかの例において、第1の剤と第2の剤の比は、重量で、約1:6である。いくつかの例において、第1の剤と第2の剤の比は、重量で、約2:3である。
【0169】
いくつかの実装形態において、第1の剤は、CFTRコレクターである。例えば、第1の剤は、(R)−1−(2,2−ジフルオロベンゾ[d][1,3]ジオキソール−5−イル)−N−(1−(2,3−ジヒドロキシプロピル)−6−フルオロ−2−(1−ヒドロキシ−2−メチルプロパン−2−イル)−1H−インドール−5−イル)シクロプロパンカルボキサミドである。
【0170】
いくつかの実装形態において、第2の剤は、CFTRポテンシエーターである。例えば、第2の剤は、N−[2,4−ビス(1,1−ジメチルエチル)−5−ヒドロキシフェニル]−1,4−ジヒドロ−4−オキソキノリン−3−カルボキサミドである。
【0171】
いくつかの実装形態において、第1の剤は、CFTRコレクターであり、第2の剤は、CFTRポテンシエーターである。例えば、第1の剤は、(R)−1−(2,2−ジフルオロベンゾ[d][1,3]ジオキソール−5−イル)−N−(1−(2,3−ジヒドロキシプロピル)−6−フルオロ−2−(1−ヒドロキシ−2−メチルプロパン−2−イル)−1H−インドール−5−イル)シクロプロパンカルボキサミドであり、第2の剤は、N−[2,4−ビス(1,1−ジメチルエチル)−5−ヒドロキシフェニル]−1,4−ジヒドロ−4−オキソキノリン−3−カルボキサミドである。
【0172】
いくつかの実装形態は、混合物を、ノズルを通して押し出す前に濾過することをさらに含む。このような濾過は、適切な孔径(例えば、20μmまたはそれ未満)を有する任意の適切な濾材を使用して達成することができる。
【0173】
いくつかの実装形態は、混合物がノズルに入るにつれ、混合物に熱を加えることをさらに含む。この加熱は、任意の適切な加熱エレメントを使用して達成することができる。
【0174】
いくつかの実装形態において、ノズルは、入口および出口を含み、入口は溶媒の沸点より低い温度に加熱される。例えば、入口を、約90℃〜約150℃の温度に加熱する。
【0175】
いくつかの実装形態において、混合物は、加圧ガスによってノズルを通して押し出される。適切な加圧ガスの例には、第1の剤、第2の剤、および溶媒に対して不活性である加圧ガスを含む。一例において、加圧ガスは、元素の窒素を含む。
【0176】
いくつかの実装形態において、加圧ガスは、約90psi〜約150psiの陽圧を有する。
【0177】
いくつかの実装形態は、噴霧乾燥した分散物を乾燥させることをさらに含む。例えば、噴霧乾燥した分散物を、減圧下で乾燥させる。他の例において、噴霧乾燥した分散物を、約50℃〜約100℃の温度で乾燥させる。
【0178】
いくつかの実装形態において、溶媒は、極性有機溶媒を含む。極性有機溶媒の例には、メチルエチルケトン、THF、DCM、メタノール、もしくはIPA、または任意のこれらの組合せ、例えば、DCM/メタノールが含まれる。他の例において、溶媒は、水をさらに含む。他の例において、溶媒は、水をさらに含む。例えば、溶媒は、メチルエチルケトン/水、THF/水、またはメチルエチルケトン/水/IPAである可能性がある。例えば、極性有機溶媒と水の比は、容量で、約70:30〜約95:5である。他の場合において、極性有機溶媒と水の比は、容量で、約90:10である。
【0179】
本発明の別の態様は、噴霧乾燥した分散物を生じさせる方法であって、(i)溶媒および複数種の治療剤からなる混合物を提供すること;ならびに(ii)噴霧乾燥条件下で混合物をノズルから押し出して、噴霧乾燥した分散物を生じさせることを含む、方法を提供する。
【0180】
いくつかの実装形態において、複数種の治療剤は、第1の剤および第2の剤からなる。
【0181】
いくつかの実装形態において、混合物中の第1の剤と第2の剤の比は、重量で、約1:10〜約10:1である。例えば、混合物中の第1の剤と第2の剤の比は、重量で、約1:1である。他の例において、第1の剤と第2の剤の比は、重量で、約1:3である。いくつかの例において、第1の剤と第2の剤の比は、重量で、約1:6である。いくつかの例において、第1の剤と第2の剤の比は、重量で、約2:3である。
【0182】
いくつかの実装形態において、第1の剤は、CFTRコレクターである。例えば、第1の剤は、(R)−1−(2,2−ジフルオロベンゾ[d][1,3]ジオキソール−5−イル)−N−(1−(2,3−ジヒドロキシプロピル)−6−フルオロ−2−(1−ヒドロキシ−2−メチルプロパン−2−イル)−1H−インドール−5−イル)シクロプロパンカルボキサミドである。
【0183】
いくつかの実装形態において、第2の剤は、CFTRポテンシエーターである。例えば、第2の剤は、N−[2,4−ビス(1,1−ジメチルエチル)−5−ヒドロキシフェニル]−1,4−ジヒドロ−4−オキソキノリン−3−カルボキサミドである。
【0184】
いくつかの実装形態において、第1の剤は、CFTRコレクターであり、第2の剤は、CFTRポテンシエーターである。例えば、第1の剤は、(R)−1−(2,2−ジフルオロベンゾ[d][1,3]ジオキソール−5−イル)−N−(1−(2,3−ジヒドロキシプロピル)−6−フルオロ−2−(1−ヒドロキシ−2−メチルプロパン−2−イル)−1H−インドール−5−イル)シクロプロパンカルボキサミドであり、第2の剤は、N−[2,4−ビス(1,1−ジメチルエチル)−5−ヒドロキシフェニル]−1,4−ジヒドロ−4−オキソキノリン−3−カルボキサミドである。
【0185】
いくつかの実装形態は、混合物を、ノズルを通して押し出す前に濾過することをさらに含む。このような濾過は、適切な孔径(例えば、20μmまたはそれ未満)を有する任意の適切な濾材を使用して達成することができる。
【0186】
いくつかの実装形態は、混合物がノズルに入るにつれ、混合物に熱を加えることをさらに含む。この加熱は、任意の適切な加熱エレメントを使用して達成することができる。
【0187】
いくつかの実装形態において、ノズルは、入口および出口を含み、入口は溶媒の沸点より低い温度に加熱される。例えば、入口を、約90℃〜約150℃の温度に加熱する。
【0188】
いくつかの実装形態において、混合物は、加圧ガスによってノズルを通して押し出される。適切な加圧ガスの例には、第1の剤、第2の剤、および溶媒に対して不活性である加圧ガスを含む。一例において、加圧ガスは、元素の窒素を含む。
【0189】
いくつかの実装形態において、加圧ガスは、約90psi〜約150psiの陽圧を有する。
【0190】
いくつかの実装形態は、噴霧乾燥した分散物を乾燥させることをさらに含む。例えば、噴霧乾燥した分散物を、減圧下で乾燥させる。他の例において、噴霧乾燥した分散物を、約50℃〜約100℃の温度で乾燥させる。
【0191】
いくつかの実装形態において、溶媒は、極性有機溶媒を含む。極性有機溶媒の例には、メチルエチルケトン、THF、DCM、メタノール、もしくはIPA、または任意のこれらの組合せが含まれる。他の例において、溶媒は、水をさらに含む。他の例において、溶媒は、水をさらに含む。例えば、溶媒は、メチルエチルケトン/水、THF/水、またはメチルエチルケトン/水/IPAである可能性がある。例えば、極性有機溶媒と水の比は、容量で、約70:30〜約95:5である。他の場合において、極性有機溶媒と水の比は、容量で、約90:10である。
【0192】
本発明の別の態様は、噴霧乾燥した分散物を生じさせる方法であって、(i)複数種の治療剤および溶媒を含む混合物をノズルを通して噴霧すること;ならびに(ii)噴霧乾燥条件下で混合物をノズルを通して押し出して、複数種の治療剤を含む粒子を生じさせることを含む、方法を提供する。
【0193】
いくつかの実装形態において、複数種の治療剤は、第1の剤および第2の剤を含む。他の実装形態において、複数種の治療剤は、第1の剤および第2の剤からなる。
【0194】
いくつかの実装形態において、混合物中の第1の剤と第2の剤の比は、重量で、約1:10〜約10:1である。例えば、混合物中の第1の剤と第2の剤の比は、重量で、約1:1である。他の例において、第1の剤と第2の剤の比は、重量で、約1:3である。いくつかの例において、第1の剤と第2の剤の比は、重量で、約1:6である。いくつかの例において、第1の剤と第2の剤の比は、重量で、約2:3である。
【0195】
いくつかの実装形態において、第1の剤は、CFTRコレクターである。例えば、第1の剤は、(R)−1−(2,2−ジフルオロベンゾ[d][1,3]ジオキソール−5−イル)−N−(1−(2,3−ジヒドロキシプロピル)−6−フルオロ−2−(1−ヒドロキシ−2−メチルプロパン−2−イル)−1H−インドール−5−イル)シクロプロパンカルボキサミドである。
【0196】
いくつかの実装形態において、第2の剤は、CFTRポテンシエーターである。例えば、第2の剤は、N−[2,4−ビス(1,1−ジメチルエチル)−5−ヒドロキシフェニル]−1,4−ジヒドロ−4−オキソキノリン−3−カルボキサミドである。
【0197】
いくつかの実装形態において、第1の剤は、CFTRコレクターであり、第2の剤は、CFTRポテンシエーターである。例えば、第1の剤は、(R)−1−(2,2−ジフルオロベンゾ[d][1,3]ジオキソール−5−イル)−N−(1−(2,3−ジヒドロキシプロピル)−6−フルオロ−2−(1−ヒドロキシ−2−メチルプロパン−2−イル)−1H−インドール−5−イル)シクロプロパンカルボキサミドであり、第2の剤は、N−[2,4−ビス(1,1−ジメチルエチル)−5−ヒドロキシフェニル]−1,4−ジヒドロ−4−オキソキノリン−3−カルボキサミドである。
【0198】
いくつかの実装形態は、混合物を、ノズルを通して押し出す前に濾過することをさらに含む。このような濾過は、適切な孔径(例えば、20μmまたはそれ未満)を有する任意の適切な濾材を使用して達成することができる。
【0199】
いくつかの実装形態は、混合物がノズルに入るにつれ、混合物に熱を加えることをさらに含む。この加熱は、任意の適切な加熱エレメントを使用して達成することができる。
【0200】
いくつかの実装形態において、ノズルは、入口および出口を含み、入口は溶媒の沸点より低い温度に加熱される。例えば、入口を、約90℃〜約150℃の温度に加熱する。
【0201】
いくつかの実装形態において、混合物は、加圧ガスによってノズルを通して押し出される。適切な加圧ガスの例には、第1の剤、第2の剤、および溶媒に対して不活性である加圧ガスを含む。一例において、加圧ガスは、元素の窒素を含む。
【0202】
いくつかの実装形態において、加圧ガスは、約90psi〜約150psiの陽圧を有する。
【0203】
いくつかの実装形態は、噴霧乾燥した分散物を乾燥させることをさらに含む。例えば、噴霧乾燥した分散物を、減圧下で乾燥させる。他の例において、噴霧乾燥した分散物を、約50℃〜約100℃の温度で乾燥させる。
【0204】
いくつかの実装形態において、溶媒は、極性有機溶媒を含む。極性有機溶媒の例には、メチルエチルケトン、THF、DCM、メタノール、もしくはIPA、または任意のこれらの組合せ、例えば、DCM/メタノールが含まれる。他の例において、溶媒は、水をさらに含む。他の例において、溶媒は、水をさらに含む。例えば、溶媒は、メチルエチルケトン/水、THF/水、またはメチルエチルケトン/水/IPAである可能性がある。例えば、極性有機溶媒と水の比は、容量で、約70:30〜約95:5である。他の場合において、極性有機溶媒と水の比は、容量で、約90:10である。
【0205】
本発明の別の態様は、複数種の治療剤を含む噴霧乾燥した分散物であって、ポリマーを実質的に含まない、分散物を提供し、噴霧乾燥した分散物は、(i)複数種の治療剤および溶媒から本質的になる混合物を提供すること;ならびに(ii)噴霧乾燥条件下で混合物をノズルを通して押し出して、噴霧乾燥した分散物を生じさせることによって生じる。
【0206】
いくつかの実施形態において、複数種の治療剤は、第1の剤および第2の剤を含む。いくつかの実施形態において、複数種の治療剤は、第1の剤および第2の剤からなる。
【0207】
いくつかの実施形態において、混合物中の第1の剤と第2の剤の比は、重量で、約1:10〜約10:1である。例えば、混合物中の第1の剤と第2の剤の比は、重量で、約1:1である。他の例において、第1の剤と第2の剤の比は、重量で、約1:3である。いくつかの例において、第1の剤と第2の剤の比は、重量で、約1:6である。いくつかの例において、第1の剤と第2の剤の比は、重量で、約2:3である。
【0208】
いくつかの実施形態において、第1の剤は、CFTRコレクターである。例えば、第1の剤は、(R)−1−(2,2−ジフルオロベンゾ[d][1,3]ジオキソール−5−イル)−N−(1−(2,3−ジヒドロキシプロピル)−6−フルオロ−2−(1−ヒドロキシ−2−メチルプロパン−2−イル)−1H−インドール−5−イル)シクロプロパンカルボキサミドである。
【0209】
いくつかの実施形態において、第2の剤は、CFTRポテンシエーターである。例えば、第2の剤は、N−[2,4−ビス(1,1−ジメチルエチル)−5−ヒドロキシフェニル]−1,4−ジヒドロ−4−オキソキノリン−3−カルボキサミドである。
【0210】
いくつかの実施形態において、第1の剤は、CFTRコレクターであり、第2の剤は、CFTRポテンシエーターである。例えば、第1の剤は、(R)−1−(2,2−ジフルオロベンゾ[d][1,3]ジオキソール−5−イル)−N−(1−(2,3−ジヒドロキシプロピル)−6−フルオロ−2−(1−ヒドロキシ−2−メチルプロパン−2−イル)−1H−インドール−5−イル)シクロプロパンカルボキサミドであり、第2の剤は、N−[2,4−ビス(1,1−ジメチルエチル)−5−ヒドロキシフェニル]−1,4−ジヒドロ−4−オキソキノリン−3−カルボキサミドである。
【0211】
いくつかの実施形態は、混合物を、ノズルを通して押し出す前に濾過することをさらに含む。このような濾過は、適切な孔径(例えば、20μmまたはそれ未満)を有する任意の適切な濾材を使用して達成することができる。
【0212】
いくつかの実施形態は、混合物がノズルに入るにつれ、混合物に熱を加えることをさらに含む。この加熱は、任意の適切な加熱エレメントを使用して達成することができる。
【0213】
いくつかの実施形態において、ノズルは、入口および出口を含み、入口は溶媒の沸点より低い温度に加熱される。例えば、入口を、約90℃〜約150℃の温度に加熱する。
【0214】
いくつかの実施形態において、混合物は、加圧ガスによってノズルを通して押し出される。適切な加圧ガスの例には、第1の剤、第2の剤、および溶媒に対して不活性である加圧ガスを含む。一例において、加圧ガスは、元素の窒素を含む。
【0215】
いくつかの実施形態において、加圧ガスは、約90psi〜約150psiの陽圧を有する。
【0216】
いくつかの実施形態は、噴霧乾燥した分散物を乾燥させることをさらに含む。例えば、噴霧乾燥した分散物を、減圧下で乾燥させる。他の例において、噴霧乾燥した分散物を、約50℃〜約100℃の温度で乾燥させる。
【0217】
いくつかの実装形態において、溶媒は、極性有機溶媒を含む。極性有機溶媒の例には、メチルエチルケトン、THF、DCM、メタノール、もしくはIPA、または任意のこれらの組合せ、例えば、DCM/メタノールが含まれる。他の例において、溶媒は、水をさらに含む。他の例において、溶媒は、水をさらに含む。例えば、溶媒は、メチルエチルケトン/水、THF/水、またはメチルエチルケトン/水/IPAである可能性がある。例えば、極性有機溶媒と水の比は、容量で、約70:30〜約95:5である。他の場合において、極性有機溶媒と水の比は、容量で、約90:10である。
【0218】
本発明の別の態様は、複数種の治療剤からなる噴霧乾燥した分散物であって、(i)複数種の治療剤および溶媒からなる混合物を提供すること;ならびに(ii)噴霧乾燥条件下で混合物をノズルを通して押し出して、噴霧乾燥した分散物を生じさせることによって生じる、分散物を提供する。
【0219】
いくつかの実施形態において、複数種の治療剤は、第1の剤および第2の剤からなる。
【0220】
いくつかの実施形態において、混合物中の第1の剤と第2の剤の比は、重量で、約1:10〜約10:1である。例えば、混合物中の第1の剤と第2の剤の比は、重量で、約1:1である。他の例において、第1の剤と第2の剤の比は、重量で、約1:3である。いくつかの例において、第1の剤と第2の剤の比は、重量で、約1:6である。いくつかの例において、第1の剤と第2の剤の比は、重量で、約2:3である。
【0221】
いくつかの実施形態において、第1の剤は、CFTRコレクターである。例えば、第1の剤は、(R)−1−(2,2−ジフルオロベンゾ[d][1,3]ジオキソール−5−イル)−N−(1−(2,3−ジヒドロキシプロピル)−6−フルオロ−2−(1−ヒドロキシ−2−メチルプロパン−2−イル)−1H−インドール−5−イル)シクロプロパンカルボキサミドである。
【0222】
いくつかの実施形態において、第2の剤は、CFTRポテンシエーターである。例えば、第2の剤は、N−[2,4−ビス(1,1−ジメチルエチル)−5−ヒドロキシフェニル]−1,4−ジヒドロ−4−オキソキノリン−3−カルボキサミドである。
【0223】
いくつかの実施形態において、第1の剤は、CFTRコレクターであり、第2の剤は、CFTRポテンシエーターである。例えば、第1の剤は、(R)−1−(2,2−ジフルオロベンゾ[d][1,3]ジオキソール−5−イル)−N−(1−(2,3−ジヒドロキシプロピル)−6−フルオロ−2−(1−ヒドロキシ−2−メチルプロパン−2−イル)−1H−インドール−5−イル)シクロプロパンカルボキサミドであり、第2の剤は、N−[2,4−ビス(1,1−ジメチルエチル)−5−ヒドロキシフェニル]−1,4−ジヒドロ−4−オキソキノリン−3−カルボキサミドである。
【0224】
いくつかの実施形態は、混合物を、ノズルを通して押し出す前に濾過することをさらに含む。このような濾過は、適切な孔径(例えば、20μmまたはそれ未満)を有する任意の適切な濾材を使用して達成することができる。
【0225】
いくつかの実施形態は、混合物がノズルに入るにつれ、混合物に熱を加えることをさらに含む。この加熱は、任意の適切な加熱エレメントを使用して達成することができる。
【0226】
いくつかの実施形態において、ノズルは、入口および出口を含み、入口は溶媒の沸点より低い温度に加熱される。例えば、入口を、約90℃〜約150℃の温度に加熱する。
【0227】
いくつかの実施形態において、混合物は、加圧ガスによってノズルを通して押し出される。適切な加圧ガスの例には、第1の剤、第2の剤、および溶媒に対して不活性である加圧ガスを含む。一例において、加圧ガスは、元素の窒素を含む。
【0228】
いくつかの実施形態において、加圧ガスは、約90psi〜約150psiの陽圧を有する。
【0229】
いくつかの実施形態は、噴霧乾燥した分散物を乾燥させることをさらに含む。例えば、噴霧乾燥した分散物を、減圧下で乾燥させる。他の例において、噴霧乾燥した分散物を、約50℃〜約100℃の温度で乾燥させる。
【0230】
いくつかの実装形態において、溶媒は、極性有機溶媒を含む。極性有機溶媒の例には、メチルエチルケトン、THF、DCM、メタノール、もしくはIPA、または任意のこれらの組合せが含まれる。他の例において、溶媒は、水をさらに含む。他の例において、溶媒は、水をさらに含む。例えば、溶媒は、メチルエチルケトン/水、THF/水、またはメチルエチルケトン/水/IPAである可能性がある。例えば、極性有機溶媒と水の比は、容量で、約70:30〜約95:5である。他の場合において、極性有機溶媒と水の比は、容量で、約90:10である。
【0231】
本発明の別の態様は、粒子を含む噴霧乾燥した分散物であって、粒子は、複数種の治療剤を含み、粒子は、ポリマーを実質的に含まない、分散物を提供し、噴霧乾燥した分散物は、(i)複数種の治療剤および溶媒を含む混合物をノズルを通して噴霧すること;ならびに(ii)噴霧乾燥条件下で混合物をノズルを通して押し出して、噴霧乾燥した分散物を生じさせることによって生じる。
【0232】
いくつかの実施形態において、複数種の治療剤は、第1の剤および第2の剤を含む。いくつかの実施形態において、複数種の治療剤は、第1の剤および第2の剤からなる。
【0233】
いくつかの実施形態において、混合物中の第1の剤と第2の剤の比は、重量で、約1:10〜約10:1である。例えば、混合物中の第1の剤と第2の剤の比は、重量で、約1:1である。他の例において、第1の剤と第2の剤の比は、重量で、約1:3である。いくつかの例において、第1の剤と第2の剤の比は、重量で、約1:6である。いくつかの例において、第1の剤と第2の剤の比は、重量で、約2:3である。
【0234】
いくつかの実施形態において、第1の剤は、CFTRコレクターである。例えば、第1の剤は、(R)−1−(2,2−ジフルオロベンゾ[d][1,3]ジオキソール−5−イル)−N−(1−(2,3−ジヒドロキシプロピル)−6−フルオロ−2−(1−ヒドロキシ−2−メチルプロパン−2−イル)−1H−インドール−5−イル)シクロプロパンカルボキサミドである。
【0235】
いくつかの実施形態において、第2の剤は、CFTRポテンシエーターである。例えば、第2の剤は、N−[2,4−ビス(1,1−ジメチルエチル)−5−ヒドロキシフェニル]−1,4−ジヒドロ−4−オキソキノリン−3−カルボキサミドである。
【0236】
いくつかの実施形態において、第1の剤は、CFTRコレクターであり、第2の剤は、CFTRポテンシエーターである。例えば、第1の剤は、(R)−1−(2,2−ジフルオロベンゾ[d][1,3]ジオキソール−5−イル)−N−(1−(2,3−ジヒドロキシプロピル)−6−フルオロ−2−(1−ヒドロキシ−2−メチルプロパン−2−イル)−1H−インドール−5−イル)シクロプロパンカルボキサミドであり、第2の剤は、N−[2,4−ビス(1,1−ジメチルエチル)−5−ヒドロキシフェニル]−1,4−ジヒドロ−4−オキソキノリン−3−カルボキサミドである。
【0237】
いくつかの実施形態は、混合物を、ノズルを通して押し出す前に濾過することをさらに含む。このような濾過は、適切な孔径(例えば、20μmまたはそれ未満)を有する任意の適切な濾材を使用して達成することができる。
【0238】
いくつかの実施形態は、混合物がノズルに入るにつれ、混合物に熱を加えることをさらに含む。この加熱は、任意の適切な加熱エレメントを使用して達成することができる。
【0239】
いくつかの実施形態において、ノズルは、入口および出口を含み、入口は溶媒の沸点より低い温度に加熱される。例えば、入口を、約90℃〜約150℃の温度に加熱する。
【0240】
いくつかの実施形態において、混合物は、加圧ガスによってノズルを通して押し出される。適切な加圧ガスの例には、第1の剤、第2の剤、および溶媒に対して不活性である加圧ガスを含む。一例において、加圧ガスは、元素の窒素を含む。
【0241】
いくつかの実施形態において、加圧ガスは、約90psi〜約150psiの陽圧を有する。
【0242】
いくつかの実施形態は、噴霧乾燥した分散物を乾燥させることをさらに含む。例えば、噴霧乾燥した分散物を、減圧下で乾燥させる。他の例において、噴霧乾燥した分散物を、約50℃〜約100℃の温度で乾燥させる。
【0243】
いくつかの実装形態において、溶媒は、極性有機溶媒を含む。極性有機溶媒の例には、メチルエチルケトン、THF、DCM、メタノール、もしくはIPA、または任意のこれらの組合せが含まれる。他の例において、溶媒は、水をさらに含む。他の例において、溶媒は、水をさらに含む。例えば、溶媒は、メチルエチルケトン/水、THF/水、またはメチルエチルケトン/水/IPAである可能性がある。例えば、極性有機溶媒と水の比は、容量で、約70:30〜約95:5である。他の場合において、極性有機溶媒と水の比は、容量で、約90:10である。
【0244】
いくつかの実装形態において、アモルファスの化合物1および化合物2を含み、ポリマーを実質的に含まない組成物は、非噴霧乾燥技術、例えば、冷凍粉砕/冷凍ミル加工技術によって調製され得る。
図4(上)は、本明細書に記載されている噴霧乾燥技術および冷凍粉砕/冷凍ミル加工技術によって調製された、ポリマーを実質的に含まないアモルファス化合物1と化合物2との間での
13Cスペクトルのほぼ同一のオーバーレイを開示する。この例において、重量で、1:1の比の化合物1および化合物2の試料を、液体窒素温度で100分間15サイクル/分で冷凍粉砕/冷凍ミル加工した。アモルファスの化合物1および化合物2を含む組成物はまた、ホットメルト押出成形技術によって調製され得る。
【0245】
C.ポリマーを実質的に含まない噴霧乾燥した分散物の有利な特性
【0246】
本発明は、1種の治療剤が別の治療剤の存在下にあるとき、特性、例えば、物理的安定性および溶解速度が改善される組成物を特徴とする。例えば、化合物1および化合物2は、互いの存在下で、個々の配合物を超える改善された特性を予想外に示す。
図9は、摂食時における人工腸液(FedSIF)中での化合物1の流体安定性を示す。ニートの1:1coSDDと標識された一組のバーは、本発明における特徴である、ポリマーを実質的に含まない化合物1および化合物2のニートのcoSDDである。y軸に沿って、mg/mlでの化合物1の濃度があり、x軸に沿った各バーは、時間:0.5時間、1時間、3時間、5時間、29時間、および72時間を表す。
【0247】
ポリマーHPMCASを有する50重量%のSDD中に化合物1単独である、化合物1SDD(50%HPMCAS)と標識された一組の棒グラフと比較した、72時間に亘る本発明の化合物1および化合物2のニートのcoSDD中の化合物1の安定性。安定な噴霧乾燥した分散物を達成するために当技術分野でポリマーが必要であると考えられるので、ポリマーの非存在下でのこのような安定性を達成することは驚くべきことである。より大きく、より一貫した安定性が達成されるという事実は、本当に予想外である。このような噴霧乾燥した分散物は、より多くの薬物がさらなる容量のポリマーを伴わずに配合される可能性あるので、高い薬物負荷量の配合物に対して有利である。
【0248】
図10における類似の一組の実験において見ることができるように、同じ予想外の現象が化合物2について存在する。
図10は、FedSIF中の本発明の組成物における化合物2の流体安定性を示す。ニートの1:1coSDDと標識された一組のバーは、本発明における特徴である、ポリマーを実質的に含まない化合物1および化合物2のニートのcoSDDである。
【0249】
図9における化合物1と同様に、ポリマーHPMCASを有する20重量%SDD中に化合物2単独である、化合物2SDD(20%HPMCAS)と標識された一組の棒グラフと比較した、72時間に亘る本発明の化合物1および化合物2のニートのcoSDD中の化合物2の増加した安定性を見ることができる。
【0250】
溶液中の物理的安定性の増加に加えて、本発明の組成物中の化合物2は、予想外に増加した溶解速度を有する。
図11は、化合物1および化合物2のニートの同時噴霧乾燥した分散物を含む錠剤(丸)、ならびに化合物2単独およびポリマーの噴霧乾燥した分散物を含む錠剤(三角)についての溶解速度実験の結果を示す。化合物1および化合物2のニートの同時噴霧乾燥した分散物は、化合物1の非存在下での化合物2の溶解速度に対して、化合物2について溶解速度における有意な増加を示す。増加した溶解速度は、化合物2についてin vivoでの曝露の統計的に有意な増加を生じさせる。表1は、化合物2単独の錠剤に対する、本発明の化合物1および化合物2のニートのcoSDDの錠剤中の化合物2についてのdog pK結果を示す。
【0252】
化合物2が化合物1の存在下であるとき、最高濃度および曲線下面積は、化合物2単独に対してそれぞれ73%および47%増加する。
【0253】
理論に束縛されるものではないが、化合物2の存在下での化合物1は、媒体中にあるときでさえ、これらが完全に個々の種として挙動しない程度までに、予想外に相互作用することを本発明者らは提示する。
図1は、アモルファス実体として、化合物1および化合物2の1:1ニートの同時噴霧乾燥した分散物のXRPDパターンを示す。
図2は、124℃のTgにおける1つの転移を示す、化合物1および化合物2の1:1ニートのcoSDDの示差走査熱量測定(DSC)トレースを示す。興味深いことに、
図3は、それぞれ、異なる化合物上のプロトン間のスピン拡散相互作用を示す、1:1の化合物1と化合物2とのニートの同時噴霧乾燥した分散物の固体NMRスペクトルを示す。
図6は、アモルファス実体としての化合物1および化合物2の1:3のニートのcoSDDのXRPDパターンを示す。
図7は、155℃のTgにおける1つの転移を示す、化合物1および化合物2の1:3のニートのcoSDDの示差走査熱量測定(DSC)トレースを示す。
【0254】
III.アモルファス治療剤を含む噴霧乾燥した分散物
【0256】
ポリマーを実質的に含まなかった先に記載した実施形態とは異なり、本実施形態の噴霧乾燥した分散物は、ポリマーを含み得る。化合物1または化合物2から出発して、化合物1または化合物2のアモルファス形態は、ポリマーが存在し得ること以外は、上記の噴霧乾燥方法によって調製され得る。
【0257】
アモルファスの化合物1および化合物2、ならびにポリマー(または固体状態の担体)を含む固体分散物がまた本明細書において含まれる。例えば、化合物1および化合物2は、固体アモルファス分散物の構成要素としてアモルファス化合物として存在する。固体アモルファス分散物は一般に、化合物1および化合物2およびポリマーを含む。例示的なポリマーは、セルロースポリマー、例えば、HPMC、HPMCAS、またはピロリドン含有ポリマー、例えば、PVP/VAを含む。いくつかの実施形態において、固体アモルファス分散物は、1種または複数種のさらなる添加剤、例えば、界面活性剤を含む。
【0258】
一実施形態において、ポリマーは、水性媒体に溶解することができる。ポリマーの溶解度は、pH非依存性であっても、pH依存性であってもよい。後者は、1種または複数種の腸溶性ポリマーを含む。用語「腸溶性ポリマー」は、胃のより酸性の環境に対して、腸のより酸性でない環境において優先的に可溶性であるポリマー、例えば、酸性水性媒体中で不溶性であるが、pHが5〜6超であるとき可溶性であるポリマーを指す。適当なポリマーは、化学的および生物学的に不活性であるべきである。固体分散物の物理的安定性を改善するために、ポリマーのガラス転移温度(Tg)は、できるだけ高くあるべきである。例えば、ポリマーは、少なくとも薬物(すなわち、化合物1)のガラス転移温度と等しいか、またはそれより高いガラス転移温度を有する。他のポリマーは、薬物(すなわち、化合物1)の約10〜約15℃の範囲内であるガラス転移温度を有する。ポリマーの適切なガラス転移温度の例には、(乾燥条件下で測定される場合)少なくとも約90℃、少なくとも約95℃、少なくとも約100℃、少なくとも約105℃、少なくとも約110℃、少なくとも約115℃、少なくとも約120℃、少なくとも約125℃、少なくとも約130℃、少なくとも約135℃、少なくとも約140℃、少なくとも約145℃、少なくとも約150℃、少なくとも約155℃、少なくとも約160℃、少なくとも約165℃、少なくとも約170℃、または少なくとも約175℃が含まれる。理論に束縛されるものではないが、根底にある機序は、より高いTgを有するポリマーほど、一般に、室温でより低い分子移動度を有することであり、これはアモルファス固体分散物の物理的安定性を安定化させることにおいて決定的な要因であり得ると考えられる。
【0259】
さらに、ポリマーの吸湿性は、低く、例えば、約10%未満であるべきである。本出願における比較の目的で、ポリマーまたは組成物の吸湿性は、約60%相対湿度にて特徴付けられる。いくつかの好ましい実施形態において、ポリマーは、約10%未満の水吸収、例えば、約9%未満、約8%未満、約7%未満、約6%未満、約5%未満、約4%未満、約3%未満、または約2%未満の水吸収を有する。吸湿性はまた、固体分散物の物理的安定性に影響を与えることができる。一般に、ポリマー中に吸着された水分は、ポリマーおよびこのように得られた固体分散物のTgを大きく低減させることができ、これによって上記のような固体分散物の物理的安定性をさらに低減させる。
【0260】
一実施形態において、ポリマーは、1種または複数種の水溶性ポリマー(複数可)または部分的水溶性ポリマー(複数可)である。水溶性または部分的水溶性ポリマーには、以下に限定されないが、セルロース誘導体(例えば、ヒドロキシプロピルメチルセルロース(HPMC)、ヒドロキシプロピルセルロース(HPC))またはエチルセルロース;ポリビニルピロリドン(PVP);ポリエチレングリコール(PEG);ポリビニルアルコール(PVA);アクリレート、例えば、ポリメタクリレート(例えば、Eudragit(登録商標)E);シクロデキストリン(例えば、β−シクロデキストリン(cyclodextin))、ならびに例えば、PVP−VA(ポリビニルピロリドン(polyvinylpyrollidone)−酢酸ビニル)を含めた、これらのコポリマーおよび誘導体が含まれる。
【0261】
いくつかの実施形態において、ポリマーは、ヒドロキシプロピルメチルセルロース(HPMC)、例えば、HPMC E50、HPMC E15、またはHPMC E3である。
【0262】
本明細書で考察するように、ポリマーは、pH依存性腸溶性ポリマーであってよい。このようなpH依存性腸溶性ポリマーには、以下に限定されないが、セルロース誘導体(例えば、酢酸フタル酸セルロース(CAP))、ヒドロキシプロピルメチルセルロースフタレート(HPMCP)、酢酸コハク酸ヒドロキシプロピルメチルセルロース(HPMCAS)、カルボキシメチルセルロース(CMC)またはその塩(例えば、ナトリウム塩、例えば、(CMC−Na));酢酸トリメリット酸セルロース(CAT)、酢酸フタル酸ヒドロキシプロピルセルロース(HPCAP)、酢酸フタル酸ヒドロキシプロピルメチルセルロース(HPMCAP)、および酢酸フタル酸メチルセルロース(MCAP)、またはポリメタクリレート(例えば、Eudragit(登録商標)S)が含まれる。いくつかの実施形態において、ポリマーは、酢酸コハク酸ヒドロキシプロピルメチルセルロース(HPMCAS)である。いくつかの実施形態において、ポリマーは、酢酸コハク酸ヒドロキシプロピルメチルセルロースHGグレード(HPMCAS−HG)である。
【0263】
さらに別の実施形態において、ポリマーは、ポリビニルピロリドンコポリマー、例えば、ビニルピロリドン(avinylpyrrolidone)/酢酸ビニルコポリマー(PVP/VA)である。
【0264】
化合物1がポリマーと共に、例えば、HPMC、HPMCAS、またはPVP/VAポリマーと共に固体分散物を形成する実施形態において、固体分散物の総重量に対するポリマーの量は、約0.1重量%〜99重量%の範囲である。他に特定しない限り、分散物内の薬物、ポリマーおよび記載したような他の添加剤の百分率は重量パーセントで示す。ポリマーの量は典型的には、少なくとも約20%、好ましくは少なくとも約30%、例えば、少なくとも約35%、少なくとも約40%、少なくとも約45%、または約50%(例えば、49.5%)である。量は典型的には、約99%もしくはそれ未満、好ましくは約80%もしくはそれ未満、例えば、約75%もしくはそれ未満、約70%もしくはそれ未満、約65%もしくはそれ未満、約60%もしくはそれ未満、または約55%もしくはそれ未満である。一実施形態において、ポリマーは、分散物の総重量に対して約50%まで(よりさらに具体的には、約40%〜50%の間、例えば、約49%、約49.5%、または約50%)の量である。HPMCASは、AS−LF、AS−MF、AS−HF、AS−LG、AS−MG、AS−HGを含めたいくつかの種類で入手可能である。これらのグレードのそれぞれは、アセテートおよびスクシネートの置換率(パーセント)と共に変化する。
【0265】
いくつかの実施形態において、化合物1または化合物2およびポリマーは、およそ等しい量で存在し、例えば、ポリマーおよび薬物のそれぞれは、分散物の重量百分率の約半分を構成する。例えば、ポリマーは、約49.5%で存在し、化合物1または化合物2は、約50%で存在する。別の実施形態において、化合物1または化合物2は、分散物の重量百分率の半分を超える量で存在する。例えば、ポリマーは、約20%で存在し、化合物1または化合物2は、約80%で存在する。
【0266】
いくつかの実施形態において、合わせた化合物1または化合物2およびポリマーは、噴霧乾燥前に、非固体分散物の1%〜20%w/wの総固体含有量を表す。いくつかの実施形態において、合わせた化合物1または化合物2およびポリマーは、噴霧乾燥前に、非固体分散物の5%〜15%w/wの総固体含有量を表す。いくつかの実施形態において、合わせた化合物1または化合物2およびポリマーは、噴霧乾燥前に、非固体分散物の約11%w/wの総固体含有量を表す。
【0267】
いくつかの実施形態において、分散物は、他の微量成分、例えば、界面活性剤(例えば、SLS)をさらに含む。いくつかの実施形態において、界面活性剤は、分散物の約10%未満、例えば、約9%未満、約8%未満、約7%未満、約6%未満、約5%未満、約4%未満、約3%未満、約2%未満、約1%、または約0.5%で存在する。
【0268】
ポリマーを含む実施形態において、ポリマーは、固体分散物を安定化するのに有効な量で存在するべきである。安定化させることは、化合物1または化合物2の結晶化を阻害または防止することを含む。このように安定化させることは、アモルファスから結晶形態への化合物1または化合物2の変換を阻害する。例えば、ポリマーは、化合物1または化合物2の少なくとも一部(例えば、約5%、約10%、約15%、約20%、約25%、約30%、約35%、約40%、約45%、約50%、約55%、約60%、約65%、約70%、約75%、またはそれより大きい値)が、アモルファスから結晶形態に変換するのを防止する。安定化は、例えば、固体分散物のガラス転移温度を測定することによって、アモルファス材料の弛緩の速度を測定することによって、または化合物1もしくは化合物2の溶解度もしくはバイオアベイラビリティーを測定することによって測定することができる。
【0269】
例えば、固体分散物、例えば、アモルファス固体分散物を形成するための、化合物1または化合物2と組み合わせての使用に対して適切なポリマーは、下記の特性の1つまたは複数を有するべきである。
【0270】
ポリマーのガラス転移温度は、化合物1または化合物2のガラス転移温度より約10〜15℃以上低い温度を有するべきである。いくつかの場合において、ポリマーのガラス転移温度は、化合物1または化合物2のガラス転移温度より高く、一般に、薬物生成物の所望の貯蔵温度より少なくとも50℃高い。例えば、少なくとも約100℃、少なくとも約105℃、少なくとも約105℃、少なくとも約110℃、少なくとも約120℃、少なくとも約130℃、少なくとも約140℃、少なくとも約150℃、少なくとも約160℃、少なくとも約160℃、またはそれより大きい値である。
【0271】
ポリマーは、化合物1または化合物2の溶解度と比較して、噴霧乾燥プロセスに適した溶媒中で同様またはより良好な溶解度を有するべきである。いくつかの実施形態において、ポリマーは、化合物1または化合物2と同じ溶媒または溶媒系の1つまたは複数に溶解する。
【0272】
ポリマーは、例えば、固体分散物または液体懸濁物中で、化合物1または化合物2と合わせたとき、ポリマーの非存在下での化合物1もしくは化合物2の溶解度に対して、または参照ポリマーと合わせたときの化合物1もしくは化合物2の溶解度に対して、水性および生理学的相対的媒体中で化合物1の溶解度を増加させるべきである。例えば、ポリマーは、固体アモルファス分散物からまたは液体懸濁物から、結晶の化合物1または化合物2に変わるアモルファスの化合物1または化合物2の量を低減させることによって、アモルファス化合物1または化合物2の溶解度を増加させる可能性がある。
【0273】
ポリマーは、アモルファス物質の弛緩速度を減少させるべきである。
【0274】
ポリマーは、化合物1または化合物2の物理的および/または化学的安定性を増加させるべきである。
【0275】
ポリマーは、化合物1または化合物2の製造性を改善すべきである。
【0276】
ポリマーは、化合物1または化合物2の取扱い、投与または貯蔵性の1つまたは複数を改善すべきである。
【0277】
ポリマーは、他の医薬構成要素、例えば、添加剤と不利に相互作用すべきではない。
【0278】
候補ポリマー(または他の構成要素)の適合性は、アモルファス組成物を形成するための本明細書に記載されている噴霧乾燥法(または他の方法)を使用して試験することができる。候補組成物は、安定性、結晶の形成への抵抗、または他の特性に関して比較することができ、参照調製物、例えば、ニートのアモルファスの化合物1または化合物2の調製物と比較することができる。例えば、候補組成物を試験して、候補組成物が、制御条件下で溶媒が媒介する結晶化の開始までの時間を、または所与の時間における変換率(パーセント)を、少なくとも50%、75%、または100%だけ阻害するかを決定する可能性があり、ならびに参照調製物、または候補組成物を試験して、これが、結晶の化合物1または化合物2と比較して改善されたバイオアベイラビリティーもしくは溶解度を有するかを決定する可能性がある。
【0279】
本実施形態の噴霧乾燥した分散物は、先に記載されているように界面活性剤を含み得る。
【0280】
本発明の別の態様は、第1の治療剤および第2の治療剤を含む噴霧乾燥した分散物であって、第1の治療剤は、CFTRコレクターのアモルファス形態であり、第2の治療剤は、CFTRポテンシエーターのアモルファス形態である、分散物を提供する。
【0281】
いくつかの実施形態において、第1の剤は、(R)−1−(2,2−ジフルオロベンゾ[d][1,3]ジオキソール−5−イル)−N−(1−(2,3−ジヒドロキシプロピル)−6−フルオロ−2−(1−ヒドロキシ−2−メチルプロパン−2−イル)−1H−インドール−5−イル)シクロプロパンカルボキサミドのアモルファス形態である。
【0282】
いくつかの実施形態において、第2の剤は、N−[2,4−ビス(1,1−ジメチルエチル)−5−ヒドロキシフェニル]−1,4−ジヒドロ−4−オキソキノリン−3−カルボキサミドのアモルファス形態である。
【0284】
一態様において、本発明は、第1の噴霧乾燥した分散物および第2の噴霧乾燥した分散物の混合物を含む医薬組成物であって、第1の噴霧乾燥した分散物は、アモルファスの(R)−1−(2,2−ジフルオロベンゾ[d][1,3]ジオキソール−5−イル)−N−(1−(2,3−ジヒドロキシプロピル)−6−フルオロ−2−(1−ヒドロキシ−2−メチルプロパン−2−イル)−1H−インドール−5−イル)シクロプロパンカルボキサミドを含み、第2の噴霧乾燥した分散物は、アモルファスのN−[2,4−ビス(1,1−ジメチルエチル)−5−ヒドロキシフェニル]−1,4−ジヒドロ−4−オキソキノリン−3−カルボキサミドを含む、医薬組成物を提供する。
【0285】
いくつかの実施形態において、医薬組成物は、重量で、約1:10〜約10:1の範囲の比のアモルファスの(R)−1−(2,2−ジフルオロベンゾ[d][1,3]ジオキソール−5−イル)−N−(1−(2,3−ジヒドロキシプロピル)−6−フルオロ−2−(1−ヒドロキシ−2−メチルプロパン−2−イル)−1H−インドール−5−イル)シクロプロパンカルボキサミドとアモルファスのN−[2,4−ビス(1,1−ジメチルエチル)−5−ヒドロキシフェニル]−1,4−ジヒドロ−4−オキソキノリン−3−カルボキサミドを含む。例えば、アモルファスの(R)−1−(2,2−ジフルオロベンゾ[d][1,3]ジオキソール−5−イル)−N−(1−(2,3−ジヒドロキシプロピル)−6−フルオロ−2−(1−ヒドロキシ−2−メチルプロパン−2−イル)−1H−インドール−5−イル)シクロプロパンカルボキサミドとアモルファスのN−[2,4−ビス(1,1−ジメチルエチル)−5−ヒドロキシフェニル]−1,4−ジヒドロ−4−オキソキノリン−3−カルボキサミドの比は、重量で、約1:1である。他の例において、アモルファスの(R)−1−(2,2−ジフルオロベンゾ[d][1,3]ジオキソール−5−イル)−N−(1−(2,3−ジヒドロキシプロピル)−6−フルオロ−2−(1−ヒドロキシ−2−メチルプロパン−2−イル)−1H−インドール−5−イル)シクロプロパンカルボキサミドとアモルファスのN−[2,4−ビス(1,1−ジメチルエチル)−5−ヒドロキシフェニル]−1,4−ジヒドロ−4−オキソキノリン−3−カルボキサミドの比は、重量で、約1:3である。いくつかの例において、アモルファスの(R)−1−(2,2−ジフルオロベンゾ[d][1,3]ジオキソール−5−イル)−N−(1−(2,3−ジヒドロキシプロピル)−6−フルオロ−2−(1−ヒドロキシ−2−メチルプロパン−2−イル)−1H−インドール−5−イル)シクロプロパンカルボキサミドとアモルファスのN−[2,4−ビス(1,1−ジメチルエチル)−5−ヒドロキシフェニル]−1,4−ジヒドロ−4−オキソキノリン−3−カルボキサミドの比は、重量で、約1:6である。いくつかの例において、アモルファスの(R)−1−(2,2−ジフルオロベンゾ[d][1,3]ジオキソール−5−イル)−N−(1−(2,3−ジヒドロキシプロピル)−6−フルオロ−2−(1−ヒドロキシ−2−メチルプロパン−2−イル)−1H−インドール−5−イル)シクロプロパンカルボキサミドとアモルファスのN−[2,4−ビス(1,1−ジメチルエチル)−5−ヒドロキシフェニル]−1,4−ジヒドロ−4−オキソキノリン−3−カルボキサミドの比は、重量で、約2:3である。
【0286】
いくつかの実施形態において、医薬組成物は、重量で、約1:10〜約10:1である比の第1の噴霧乾燥した分散物と第2の噴霧乾燥した分散物を含む。例えば、第1の噴霧乾燥した分散物と第2の噴霧乾燥した分散物の比は、重量で、約1:1である。他の例において、第1の噴霧乾燥した分散物と第2の噴霧乾燥した分散物の比は、重量で、約1:3である。いくつかの例において、第1の噴霧乾燥した分散物と第2の噴霧乾燥した分散物の比は、重量で、約1:6である。いくつかの例において、第1の噴霧乾燥した分散物と第2の噴霧乾燥した分散物の比は、重量で、約2:3である。
【0287】
いくつかの実施形態において、第1の噴霧乾燥した分散物は、セルロースポリマーをさらに含む。例えば、第1の噴霧乾燥した分散物は、ヒドロキシプロピルメチルセルロース(HPMC)をさらに含む。例えば、第1の噴霧乾燥した分散物は、約1:10〜約1:1の範囲の比のHPMCとアモルファスの(R)−1−(2,2−ジフルオロベンゾ[d][1,3]ジオキソール−5−イル)−N−(1−(2,3−ジヒドロキシプロピル)−6−フルオロ−2−(1−ヒドロキシ−2−メチルプロパン−2−イル)−1H−インドール−5−イル)シクロプロパンカルボキサミドを含む。いくつかの場合において、HPMCとアモルファスの(R)−1−(2,2−ジフルオロベンゾ[d][1,3]ジオキソール−5−イル)−N−(1−(2,3−ジヒドロキシプロピル)−6−フルオロ−2−(1−ヒドロキシ−2−メチルプロパン−2−イル)−1H−インドール−5−イル)シクロプロパンカルボキサミドの比は、約1:3〜約1:5である。
【0288】
他の実施形態において、第2の噴霧乾燥した分散物は、セルロースポリマーをさらに含む。例えば、第2の噴霧乾燥した分散物は、酢酸コハク酸ヒドロキシプロピルメチルセルロース(HPMCAS)をさらに含む。
【0289】
いくつかの実施形態において、噴霧乾燥した分散物は、約5〜約100ミクロンの平均粒子直径を有する複数の粒子を含む。いくつかの実施形態において、第1の噴霧乾燥した分散物は、約5〜約30ミクロンの平均粒子直径を有する粒子を含む。いくつかの実施形態において、第1の噴霧乾燥した分散物は、約15ミクロンの平均粒子直径を有する粒子を含む。
【0290】
いくつかの実施形態において、噴霧乾燥した分散物は、約5〜約100ミクロンの平均粒子直径を有する複数の粒子を含む。いくつかの実施形態において、第2の噴霧乾燥した分散物は、約5〜約30ミクロンの平均粒子直径を有する粒子を含む。いくつかの実施形態において、第2の噴霧乾燥した分散物は、約15ミクロンの平均粒子直径を有する粒子を含む。
【0291】
いくつかの実施形態において、第1の噴霧乾燥した分散物は、約70重量%〜約95重量%(例えば、約75重量%〜約85重量%)の化合物1を含む。
【0292】
いくつかの実施形態において、第2の噴霧乾燥した分散物は、約70重量%〜約95重量%(例えば、約75重量%〜約85重量%)の化合物2を含む。
【0293】
本発明の一態様は、第1の噴霧乾燥した分散物および第2の噴霧乾燥した分散物を合わせることによって生じる、第1の噴霧乾燥した分散物および第2の噴霧乾燥した分散物の混合物を含む医薬組成物であって、第1の噴霧乾燥した分散物は、アモルファスの(R)−1−(2,2−ジフルオロベンゾ[d][1,3]ジオキソール−5−イル)−N−(1−(2,3−ジヒドロキシプロピル)−6−フルオロ−2−(1−ヒドロキシ−2−メチルプロパン−2−イル)−1H−インドール−5−イル)シクロプロパンカルボキサミド(化合物1)を含み、第2の噴霧乾燥した分散物は、アモルファスのN−[2,4−ビス(1,1−ジメチルエチル)−5−ヒドロキシフェニル]−1,4−ジヒドロ−4−オキソキノリン−3−カルボキサミド(化合物2)を含む、医薬組成物を提供する。
【0294】
いくつかの実施形態において、医薬組成物は、重量で、約1:10〜約10:1の範囲の比のアモルファス化合物1とアモルファス化合物2を含む。例えば、アモルファス化合物1とアモルファス化合物2の比は、重量で、約1:1である。他の例において、アモルファス化合物1とアモルファス化合物2の比は、重量で、約1:3である。いくつかの例において、アモルファス化合物1とアモルファス化合物2の比は、重量で、約1:6である。いくつかの例において、アモルファス化合物1とアモルファス化合物2の比は、重量で、約2:3である。
【0295】
いくつかの実施形態において、第1の噴霧乾燥した分散物は、セルロースポリマーをさらに含む。例えば、第1の噴霧乾燥した分散物は、ヒドロキシプロピルメチルセルロース(HPMC)をさらに含む。
【0296】
他の実施形態において、第2の噴霧乾燥した分散物は、セルロースポリマーをさらに含む。例えば、第2の噴霧乾燥した分散物は、酢酸コハク酸ヒプロメロース(HPMCAS)をさらに含む。
【0297】
本発明の一態様は、医薬組成物を生じさせる方法であって、(i)化合物1、セルロースポリマー、および溶媒を含む第1の混合物を提供すること;(ii)噴霧乾燥条件下で第1の混合物をノズルを通して押し出して、アモルファス化合物1を含む第1の噴霧乾燥した分散物を生じさせること;(iii)化合物2、セルロースポリマー、および溶媒を含む第2の混合物を提供すること;(iv)噴霧乾燥条件下で第2の混合物をノズルを通して押し出して、アモルファス化合物2を含む第2の噴霧乾燥した分散物を生じさせること;ならびに(v)第1の噴霧乾燥した分散物および第2の噴霧乾燥した分散物を合わせることを含む、方法を提供する。
【0298】
いくつかの実装形態において、第1の混合物のセルロースポリマーは、HPMCである。
【0299】
いくつかの実装形態において、第1の混合物は、重量で、約1:10〜約1:1の範囲の比のHPMCと化合物1を含む。例えば、HPMCと化合物1の比は、重量で、約1:3〜約1:5(例えば、約1:4)である。
【0300】
いくつかの実装形態において、第1の混合物は、溶媒をさらに含み、溶媒は、極性有機溶媒を含む。極性有機溶媒の例には、メチルエチルケトン、THF、メタノール、DCM、もしくはIPA、または任意のこれらの組合せ、例えば、DCM/メタノール混合物が含まれる。他の例において、溶媒は、水をさらに含む。他の例において、溶媒は、水をさらに含む。例えば、溶媒は、メチルエチルケトン/水、THF/水、メタノール/水、またはメチルエチルケトン/水/IPAである可能性がある。例えば、極性有機溶媒と水の比は、容量で、約70:30〜約95:5である。他の場合において、極性有機溶媒と水の比は、容量で、約90:10である。
【0301】
他の実装形態において、第2の混合物のセルロースポリマーは、HPMCASである。
【0302】
いくつかの実装形態において、第2の混合物は、重量で、約1:14〜約1:2の範囲の比のHPMCASと化合物2を含む。例えば、HPMCASと化合物2の比は、重量で、約1:4〜約1:6(例えば、約1:5)である。
【0303】
いくつかの実装形態において、第2の混合物は、溶媒をさらに含み、溶媒は、極性有機溶媒を含む。極性有機溶媒の例には、メチルエチルケトン、THF、メタノール、DCM、もしくはIPA、または任意のこれらの組合せ、例えば、DCM/メタノール混合物が含まれる。他の例において、溶媒は、水をさらに含む。他の例において、溶媒は、水をさらに含む。例えば、溶媒は、メチルエチルケトン/水、THF/水、メタノール/水、またはメチルエチルケトン/水/IPAである可能性がある。例えば、極性有機溶媒と水の比は、容量で、約70:30〜約95:5である。他の場合において、極性有機溶媒と水の比は、容量で、約90:10である。
【0304】
いくつかの実装形態は、第1の混合物を、ノズルを通して押し出す前に濾過することをさらに含む。このような濾過は、適切な孔径(例えば、20μmまたはそれ未満)を有する任意の適切な濾材を使用して達成することができる。同様に、第2の混合物もまた、ノズルを通して押し出す前に濾過し得る。
【0305】
いくつかの実装形態は、第1の噴霧乾燥した分散物、第2の噴霧乾燥した分散物またはそれら両方を乾燥させることをさらに含む。例えば、噴霧乾燥した分散物、すなわち、第1の噴霧乾燥した分散物、第2の噴霧乾燥した分散物、またはそれら両方を、減圧下で乾燥させる。他の例において、噴霧乾燥した分散物を約30℃〜約60℃の温度で乾燥させる。
【0306】
図12および13は、化合物2の存在下での化合物1の同じ驚くべき安定性が、2種の別個の噴霧乾燥した分散物のブレンド中でさえ存在することを示す。
図12および13は、75%相対湿度ならびにそれぞれ80℃および70℃の下での化合物1の結晶化動力学を示す。三角は、化合物1および化合物2の2種の別個の噴霧乾燥した分散物のブレンドの錠剤配合物を表す。丸は、化合物2を欠いているだけの同じ錠剤配合物を表す。四角は、化合物1の別個の噴霧乾燥した分散物を表す。錠剤ブレンド配合物を、化合物2を含有しない錠剤配合物と比較すると、化合物1が、化合物2の存在下で結晶化に対して有意により安定であることを理解できる。化合物1はまた、化合物1の別個の噴霧乾燥した分散物中よりも、化合物2を有する錠剤配合物中でより安定である。
【0307】
この現象についての1つの説明を
図14に示す。ポリマーを実質的に含まない化合物1および化合物2の同時噴霧乾燥した分散物において見られたように(
図3A)、化合物1および化合物2を含む2種の噴霧乾燥した分散物のブレンドは、2種の化合物が分子レベルで相互作用する結果になる。
図14は、70℃および75%相対湿度での化合物1の噴霧乾燥した分散物および化合物2の噴霧乾燥した分散物のブレンドを含む錠剤の固体1H NMRスペクトルを示す。上のスペクトルは、錠剤構成要素を同定する参照1H NMRスペクトルであり、下のスペクトルは、化合物1上のプロトンへのフッ素原子の交差分極、ならびに化合物2のピークの伸びをもたらす化合物1および化合物2上のプロトン間のスピン拡散によって生じる。驚いたことに、化合物1および化合物2の間の分子の相互作用は、Tgより高い温度で上記ブレンドにおいて、ならびにポリマーを実質的に含まない同時噴霧乾燥した分散物において存在する。
【0308】
C.複数のAPIを含む同時噴霧乾燥した分散物
【0309】
本発明の一態様は、化合物1、化合物2、溶媒、およびポリマーの同時噴霧乾燥混合物によって調製されたアモルファス化合物1およびアモルファス化合物2を含む噴霧乾燥した分散物を提供する。
【0310】
いくつかの実施形態において、噴霧乾燥した分散物は、重量で、約1:10〜約10:1の範囲の比のアモルファス化合物1とアモルファス化合物2を含む。例えば、アモルファス化合物1とアモルファス化合物2の比は、重量で、約1:1である。他の例において、アモルファス化合物1とアモルファス化合物2の比は、重量で、約1:3である。いくつかの例において、アモルファス化合物1とアモルファス化合物2の比は、重量で、約1:6である。いくつかの例において、アモルファス化合物1とアモルファス化合物2の比は、重量で、約2:3である。
【0311】
いくつかの実施形態において、噴霧乾燥した分散物は、セルロースポリマーをさらに含む。例えば、噴霧乾燥した分散物は、HPMC、HPMCAS、または任意のこれらの組合せを含む。
【0312】
いくつかの実施形態において、噴霧乾燥した分散物は、約35重量%〜約60重量%のアモルファス化合物1を含む。
【0313】
いくつかの実施形態において、噴霧乾燥した分散物は、約20重量%〜約45重量%のアモルファス化合物2を含む。
【0314】
本発明の別の態様は、噴霧乾燥した分散物、および充填剤;崩壊剤;界面活性剤;結合剤;湿潤剤、滑沢剤、または任意のこれらの組合せから選択される1種または複数種の添加剤を含む医薬組成物であって、噴霧乾燥した分散物は、アモルファス化合物1およびアモルファス化合物2を含む、医薬組成物を提供する。
【0315】
いくつかの実施形態において、噴霧乾燥した分散物は、約80℃〜約180℃のガラス転移温度(Tg)を有する。
【0316】
いくつかの実施形態において、噴霧乾燥した分散物は、約5〜約100ミクロンの平均粒子直径を有する複数の粒子を含む。いくつかの実施形態において、噴霧乾燥した分散物は、約5〜約30ミクロンの平均粒子直径を有する複数の粒子を含む。いくつかの実施形態において、噴霧乾燥した分散物は、約15ミクロンの平均粒子直径を有する複数の粒子を含む。
【0317】
いくつかの実施形態において、噴霧乾燥した分散物は、実質的にアモルファスである。
【0318】
本発明の一態様は、アモルファス化合物1およびアモルファス化合物2を含む噴霧乾燥した分散物であって、(i)化合物1、化合物2、および溶媒を含む混合物を提供すること;ならびに(ii)噴霧乾燥条件下で混合物をノズルを通して押し出して、噴霧乾燥した分散物を生じさせることによって生じる、分散物を提供する。
【0319】
いくつかの実装形態において、第2の混合物は、溶媒をさらに含み、溶媒は、極性有機溶媒を含む。極性有機溶媒の例には、メチルエチルケトン、THF、DCM、メタノール、もしくはIPA、または任意のこれらの組合せが含まれる。他の例において、溶媒は、水をさらに含む。他の例において、溶媒は、水をさらに含む。例えば、溶媒は、メチルエチルケトン/水、THF/水、またはメチルエチルケトン/水/IPAである可能性がある。例えば、極性有機溶媒と水の比は、容量で、約70:30〜約95:5である。他の場合において、極性有機溶媒と水の比は、容量で、約90:10である。
【0320】
いくつかの実施形態は、混合物を、ノズルを通して押し出す前に濾過することをさらに含む。このような濾過は、適切な孔径(例えば、20μmまたはそれ未満)を有する任意の適切な濾材を使用して達成することができる。
【0321】
いくつかの実装形態は、噴霧乾燥した分散物を乾燥させることをさらに含む。例えば、噴霧乾燥した分散物を、減圧下で乾燥させる。他の例において、噴霧乾燥した分散物を、約30℃〜約60℃の温度で乾燥させる。
【0322】
D.アモルファスAPIの噴霧乾燥した分散物の有利な特性
【0323】
別の治療剤の存在下での改善された特性を有する1種の治療剤の現象は、先に記載したポリマーを実質的に含まないニートの同時噴霧乾燥した分散物に限定されない。この現象は、2種の個々の噴霧乾燥した分散物のブレンドの本発明の実施形態において示される。例えば、表2および3において示されるように、化合物1は、化合物1の噴霧乾燥した分散物および化合物2の噴霧乾燥した分散物のブレンドにおいて増加した物理的安定性を有する。表2は、経時的に化合物2の非存在下での80℃および75%相対湿度での、化合物1の80重量%SDDの結晶化%を一覧表示する。表3は、80℃および75%相対湿度での、化合物1SDDおよび化合物2SDDのブレンドを含む本発明の錠剤における、化合物2の存在下での化合物1の結晶化%を一覧表示する。
【0326】
約25時間で、化合物2が存在する場合に10%のみの化合物1が結晶化したとき、化合物2の非存在下で化合物1の46%が結晶化した。
【0327】
1種の治療剤が別の治療剤の存在下にあるときの安定性増加のこの現象はまた、2種の治療剤が同じ溶媒から同時噴霧乾燥される本発明の実施形態において示される。
図9に関しては、右端の3組の棒グラフは、化合物2の存在下での化合物1の予想外の安定性が、化合物1および化合物2のニートの同時噴霧乾燥した分散物の実施形態にも、2つの個々の噴霧乾燥した分散物のブレンドにも限定されないことを示す。化合物1SDD(50%HPMCAS)と標識されたこれらのバーの組の第1の組は、化合物2を伴わない化合物1およびHPMCASの噴霧乾燥した分散物である。残りのバーの2組は、化合物1、化合物2、およびポリマーの同時噴霧乾燥した分散物内の化合物1の濃度を表す。HPMCASを有する1:1の比の化合物1と化合物2の噴霧乾燥した分散物である、1:1coSDD(20%HPMCAS)と標識されたバーにおける化合物1の濃度を、HPMCASを有する化合物1単独の噴霧乾燥した分散物である、化合物1SDD(50%HPMCAS)と標識されているものと比較すると、濃度安定性は、化合物2が存在するとき72時間に亘り化合物1についてより大きいことを理解することができる。より大きな安定性はまた、HPMCASを有する2:1の比の化合物1と化合物2の噴霧乾燥した分散物である、2:1coSDD(20%HPMCAS)のバーの組において見ることができ、ここでは、化合物1の濃度は、化合物1の噴霧乾燥した分散物(50%HPMCAS)配合物における濃度より一貫している。
【0328】
化合物1および化合物2のニートの同時噴霧乾燥した分散物と同様に、FedSIF溶液中の予想外の安定性は、化合物1に限定されない。
図10において、化合物2SDD(20%HPMCAS)と標識された右端のバーの第1の組は、化合物1を伴わない噴霧乾燥した分散物化合物2およびHPMCASである。残りのバーの2組は、化合物1、化合物2、およびポリマーの同時噴霧乾燥した分散物内の化合物2の濃度を表す。HPMCASを有する1:1の比の化合物1と化合物2の噴霧乾燥した分散物である、1:1のcoSDD(20%HPMCAS)と標識されたバーにおける化合物2の濃度を、HPMCASを有する化合物2単独の噴霧乾燥した分散物である、化合物2SDD(20%HPMCAS)と標識されているものと比較すると、濃度安定性は、化合物1が存在するとき72時間に亘り化合物2についてより大きいことを理解することができる。より大きな安定性はまた、HPMCASを有する2:1の比の化合物1と化合物2の噴霧乾燥した分散物である、2:1coSDD(20%HPMCAS)のバーの組において見ることができ、ここでは、化合物2の濃度は、化合物2SDD(20%HPMCAS)配合物における濃度より一貫している。
【0329】
理論に束縛されるものではないが、溶媒系、例えば、in vitroの溶媒系、例えば、FedSIF、または例えば、化合物1を化合物2の前にか、その後にか、もしくはそれと同時に摂取した後の患者内のin vivoの溶媒系に関して言えば、化合物1および化合物2は、互いの核生成を妨害するように作用することを本発明者らは提示する。毒作用核生成と称されることがあるこのような現象は、構造によって予測不可能である。
【0331】
本発明の別の態様は、噴霧乾燥した分散物または上記の噴霧乾燥した分散物の組合せのいずれか、および薬学的に許容されるビヒクル、アジュバント、または担体を含む医薬組成物を提供する。
【0332】
A.薬学的に許容されるビヒクル、アジュバント、および担体
【0333】
上記のように、本発明の医薬組成物は、薬学的に許容される担体、アジュバント、またはビヒクルをさらに含み、これは本明細書において使用する場合、所望の特定の剤形に適するように、ありとあらゆる溶媒、賦形剤、または他の液体ビヒクル、分散もしくは懸濁助剤、表面活性剤、等張剤、増粘剤または乳化剤、保存剤、固体結合剤、滑沢剤などを含む。Remington:The Science and Practice of Pharmacy、第21版、2005年、編D.B. Troy、Lippincott WilliamsおよびWilkins、Philadelphia、およびEncyclopedia of Pharmaceutical Technology、編J. SwarbrickおよびJ. C. Boylan、1988〜1999年、Marcel Dekker、New York(これらのそれぞれの内容が参考として本明細書に援用される)は、薬学的に許容される組成物の配合において使用される様々な担体、およびその調製のための公知の技術を開示している。任意の望ましくない生物学的効果を生じさせるか、またはその他の点で有害な様式で薬学的に許容される組成物の任意の他の構成要素(複数可)と相互作用することによってなど、任意の通常の担体媒体が本発明の化合物と不適合性である場合を除いて、その使用は、本発明の範囲内であることが企図される。
【0334】
一実施形態において、本発明の医薬組成物は、充填剤、崩壊剤、および滑沢剤を含む。
【0335】
本発明に適した充填剤は、医薬組成物の成分と適合性であり、すなわち、これらは、医薬組成物の溶解度も、硬度も、化学的安定性も、物理的安定性も、生物学的活性も実質的に低減させない。例示的な充填剤には、セルロース、変性セルロース(例えば、カルボキシメチルセルロースナトリウム、エチルセルロース、ヒドロキシメチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース)、酢酸セルロース、微結晶性セルロース、リン酸カルシウム、第二リン酸カルシウム、デンプン(例えば、トウモロコシデンプン、ジャガイモデンプン)、糖(例えば、ソルビトール、ラクトース、スクロースなど)、または任意のこれらの組合せが含まれる。一実施形態において、充填剤は微結晶性セルロースである。
【0336】
このように、一実施形態において、医薬組成物は、重量で、組成物の少なくとも5重量%(例えば、少なくとも約20重量%、少なくとも約30重量%、または少なくとも約40重量%)の量で少なくとも1種の充填剤を含む。例えば、医薬組成物は、重量で、組成物の約10重量%〜約60重量%(例えば、約20重量%〜約55重量%、約25重量%〜約50重量%、または約27重量%〜約45重量%)の充填剤を含む。別の例において、医薬組成物は、重量で、組成物の少なくとも約20重量%(例えば、少なくとも30重量%または少なくとも40重量%)の微結晶性セルロース、例えば、MCC Avicel PH102を含む。また別の例において、医薬組成物は、重量で、組成物の約10重量%〜約60重量%(例えば、約20重量%〜約55重量%または約25重量%〜約45重量%)の微小セルロース(microcellulose)を含む。
【0337】
本発明に適した崩壊剤は、医薬組成物の分散を増進し、医薬組成物の成分と適合性であり、すなわち、これらは、医薬組成物の化学的安定性も、物理的安定性も、硬度も、生物学的活性も実質的に低減させない。例示的な崩壊剤には、クロスカルメロースナトリウム、デンプングリコール酸ナトリウム、またはこれらの組合せが含まれる。一実施形態において、崩壊剤はクロスカルメロースナトリウムである。
【0338】
このように、一実施形態において、医薬組成物は、重量で、組成物の約10重量%もしくはそれ未満(例えば、約7重量%もしくはそれ未満、約6重量%もしくはそれ未満、または約5重量%もしくはそれ未満)の量で崩壊剤を含む。例えば、医薬組成物は、重量で、組成物の約1重量%〜約10重量%(例えば、約1.5重量%〜約7.5重量%または約2.5重量%〜約6重量%)の崩壊剤を含む。別の例において、医薬組成物は、重量で、組成物の約10重量%もしくはそれ未満(例えば、7重量%もしくはそれ未満、6重量%もしくはそれ未満、または5重量%もしくはそれ未満)のクロスカルメロースナトリウムを含む。また別の例において、医薬組成物は、重量で、組成物の約1重量%〜約10重量%(例えば、約1.5重量%〜約7.5重量%または約2.5重量%〜約6重量%)のクロスカルメロースナトリウムを含む。いくつかの例において、医薬組成物は、重量で、組成物の約0.1%〜約10重量%(例えば、約0.5重量%〜約7.5重量%または約1.5重量%〜約6重量%)の崩壊剤を含む。また他の例において、医薬組成物は、重量で、組成物の約0.5%〜約10重量%(例えば、約1.5重量%〜約7.5重量%または約2.5重量%〜約6重量%)の崩壊剤を含む。
【0339】
いくつかの実施形態において、医薬組成物は、表面(例えば、ミキシングボウル、圧縮ダイおよび/またはパンチの表面)への粒状体−ビーズ混和物の接着を防止することができる滑沢剤を含むことができる経口固体医薬品剤形を含むことができる。滑沢剤はまた、粒状体内の粒子間摩擦を低減させることができ、圧縮、およびダイプレス機からの圧縮した医薬組成物の排出を改善することができる。滑沢剤はまた、医薬組成物の成分と適合性であり、すなわち、これらは、医薬組成物の溶解度も、硬度も、生物学的活性も実質的に低減させない。例示的な滑沢剤には、ステアリン酸マグネシウム、ステアリン酸カルシウム、ステアリン酸亜鉛、ステアリン酸ナトリウム、ステアリン酸、ステアリン酸アルミニウム、ロイシン、ベヘン酸グリセリル、硬化植物性油または任意のこれらの組合せが含まれる。実施形態において、滑沢剤は、ステアリン酸マグネシウムである。
【0340】
このように、一実施形態において、医薬組成物は、組成物の重量で、5重量%もしくはそれ未満(例えば、4.75重量%、4.0重量%もしくはそれ未満、または3.00重量%もしくはそれ未満、または2.0重量%もしくはそれ未満)の量で滑沢剤を含む。例えば、医薬組成物は、組成物の重量で、約5重量%〜約0.10重量%(例えば、約4.5重量%〜約0.5重量%または約3重量%〜約1重量%)の滑沢剤を含む。別の例において、医薬組成物は、組成物の重量で、5重量%もしくはそれ未満(例えば、4.0重量%もしくはそれ未満、3.0重量%もしくはそれ未満、または2.0重量%もしくはそれ未満、または1.0重量%もしくはそれ未満)のステアリン酸マグネシウムを含む。さらに別の例において、医薬組成物は、組成物の重量で、約5重量%〜約0.10重量%(例えば、約4.5重量%〜約0.15重量%または約3.0重量%〜約0.50重量%)のステアリン酸マグネシウムを含む。
【0341】
本発明の医薬組成物は任意選択で、組成物の視覚訴求、味、および/または匂いを増進させる、1種もしくは複数種の着色剤、香味剤、および/または香料を含むことができる。適切な着色剤、香味剤、または香料は、医薬組成物の成分と適合性であり、すなわち、これらは、医薬組成物の溶解度も、化学的安定性も、物理的安定性も、硬度も、生物学的活性も実質的に低減させない。一実施形態において、医薬組成物は、着色剤、香味剤、および/または香料を含む。
【0342】
いくつかの実施形態において、医薬組成物は錠剤を含むか、または錠剤へと作製され得、錠剤は、着色剤でコーティングされ得、適切なインクを使用して、ロゴ、他の画像および/もしくは文章を任意選択でラベル付けされ得る。また他の実施形態において、医薬組成物は錠剤を含むか、または錠剤へと作製され得、錠剤は、着色剤でコーティングされ得、ワックスがけされ得、適切なインクを使用してロゴ、他の画像および/もしくは文章で任意選択でラベル付けされ得る。適切な着色剤およびインクは、医薬組成物の成分と適合性であり、すなわち、これらは、医薬組成物の溶解度も、化学的安定性も、物理的安定性も、硬度も、生物学的活性も実質的に低減させない。適切な着色剤およびインクは、任意の色であってよく、水をベースとするものまたは溶媒をベースとするものである。一実施形態において、医薬組成物から作製した錠剤を、着色剤でコーティングし、次いで、適切なインクを使用してロゴ、他の画像および/または文章でラベル付けする。例えば、本明細書に記載されるような医薬組成物を含む錠剤は、約3重量%(例えば、約6重量%未満または約4重量%未満)のフィルムコーティングでコーティングされてよく、このフィルムコーティングは着色剤を含む。有色の錠剤は、適切なインクを使用して、錠剤中の活性成分の強度を示すロゴおよび文章でラベル付けされ得る。別の例において、本明細書に記載されるような医薬組成物を含む錠剤は、約3重量%(例えば、約6重量%未満または約4重量%未満)のフィルムコーティングでコーティングされてよく、このフィルムコーティングは着色剤を含む。
【0343】
別の実施形態において、医薬組成物から作製した錠剤は、着色剤でコーティングされ、ワックスがけされ、次いで、適切なインクを使用してロゴ、他の画像および/または文章でラベル付けされる。例えば、本明細書に記載されるような医薬組成物を含む錠剤は、約3重量%(例えば、約6重量%未満または約4重量%未満)のフィルムコーティングでコーティングされてよく、このフィルムコーティングは着色剤を含む。有色の錠剤は、出発錠剤コア重量の約0.01%w/wの量で量り分けしたカルナウバワックス粉末でワックスがけされ得る。ワックスがけされた錠剤は、適切なインクを使用して錠剤中の活性成分の強度を示すロゴおよび文章でラベル付けされ得る。別の例において、本明細書に記載されるような医薬組成物を含む錠剤は、約3重量%(例えば、約6重量%未満または約4重量%未満)のフィルムコーティングでコーティングされてよく、このフィルムコーティングは着色剤を含む。有色の錠剤は、出発錠剤コア重量の約0.01%w/wの量で量り分けしたカルナウバワックス粉末でワックスがけされ得る。ワックスがけされた錠剤は、医薬グレードのインク、例えば、黒色インク(例えば、ペンシルバニア州West PointのColorcon,Inc.から市販されているOpacode(登録商標)S−1−17823、溶媒をベースとするインク)を使用して、錠剤中の活性成分の強度を示すロゴおよび文章でラベル付けされ得る。
【0345】
別の実施形態において、本発明の医薬組成物は、さらなる治療剤をさらに含む。一実施形態において、さらなる治療剤は、CFTRモジュレーターである。一実施形態において、さらなる治療剤は、CFTRコレクターである。一実施形態において、さらなる治療剤は、CFTRポテンシエーターである。別の実施形態において、医薬組成物は、本発明の噴霧乾燥した分散物および下記のさらなる治療剤(複数可)の1つまたは複数を含む。
【0346】
別の実施形態において、さらなる治療剤は、
【化6】
3−(6−(1−(2,2−ジフルオロベンゾ[d][1,3]ジオキソール−5−イル)シクロプロパンカルボキサミド)−3−メチルピリジン−2−イル)安息香酸、もしくは薬学的に許容されるその塩;
【化7】
(R)−1−(2,2−ジフルオロベンゾ[d][1,3]ジオキソール−5−イル)−N−(1−(2,3−ジヒドロキシプロピル)−6−フルオロ−2−(1−ヒドロキシ−2−メチルプロパン−2−イル)−1H−インドール−5−イル)シクロプロパンカルボキサミド、もしくは薬学的に許容されるその塩;または
【化8】
4−(3−(1−(2,2−ジフルオロベンゾ[d][1,3]ジオキソール−5−イル)シクロプロパンカルボキサミド)イソキノリン−1−イル)安息香酸、もしくは薬学的に許容されるその塩
から選択される。
【0347】
別の実施形態において、本発明の医薬組成物は、本発明の噴霧乾燥した分散物および3−(6−(1−(2,2−ジフルオロベンゾ[d][1,3]ジオキソール−5−イル)シクロプロパンカルボキサミド)−3−メチルピリジン−2−イル)安息香酸、もしくは薬学的に許容されるその塩を含む。
【0348】
別の実施形態において、本発明の医薬組成物は、本発明の噴霧乾燥した分散物および(R)−1−(2,2−ジフルオロベンゾ[d][1,3]ジオキソール−5−イル)−N−(1−(2,3−ジヒドロキシプロピル)−6−フルオロ−2−(1−ヒドロキシ−2−メチルプロパン−2−イル)−1H−インドール−5−イル)シクロプロパンカルボキサミド、もしくは薬学的に許容されるその塩を含む。
【0349】
別の実施形態において、本発明の医薬組成物は、本発明の噴霧乾燥した分散物および4−(3−(1−(2,2−ジフルオロベンゾ[d][1,3]ジオキソール−5−イル)シクロプロパンカルボキサミド)イソキノリン−1−イル)安息香酸、もしくは薬学的に許容されるその塩を含む。
【0350】
別の実施形態において、さらなる治療剤は、表4から選択される。
【0351】
表4:併用療法のためのさらなる剤。
【表4-1】
【表4-2】
【0352】
一実施形態において、さらなる治療剤は、表5から選択され、全ての米国特許、米国特許出願公開、および国際出願公開は、それらの全体が参考として本明細書に援用される。
【0354】
別の実施形態において、さらなる治療剤は、
【化9】
N−(5−ヒドロキシ−2,4−ジtert−ブチル−フェニル)−4−オキソ−1H−キノリン−3−カルボキサミド、もしくは薬学的に許容されるその塩;または
【化10】
N−(4−(7−アザビシクロ[2.21]ヘプタン−7−イル)−2−(トリフルオロメチル)フェニル)−4−オキソ−5−(トリフルオロメチル)−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボキサミド、もしくは薬学的に許容されるその塩
から選択される。
【0355】
別の実施形態において、本発明は、a)本発明の噴霧乾燥した分散物;b)3−(6−(1−(2,2−ジフルオロベンゾ[d][1,3]ジオキソール−5−イル)シクロプロパンカルボキサミド)−3−メチルピリジン−2−イル)安息香酸、(R)−1−(2,2−ジフルオロベンゾ[d][1,3]ジオキソール−5−イル)−N−(1−(2,3−ジヒドロキシプロピル)−6−フルオロ−2−(1−ヒドロキシ−2−メチルプロパン−2−イル)−1H−インドール−5−イル)シクロプロパンカルボキサミド、または4−(3−(1−(2,2−ジフルオロベンゾ[d][1,3]ジオキソール−5−イル)シクロプロパンカルボキサミド)イソキノリン−1−イル)安息香酸から選択される化合物;およびc)N−(5−ヒドロキシ−2,4−ジtert−ブチル−フェニル)−4−オキソ−1H−キノリン−3−カルボキサミドまたはN−(4−(7−アザビシクロ[2.21]ヘプタン−7−イル)−2−(トリフルオロメチル)フェニル)−4−オキソ−5−(トリフルオロメチル)−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボキサミドから選択される化合物を含む医薬組成物を特徴とする。
【0356】
別の実施形態において、本発明は、a)本発明の噴霧乾燥した分散物;b)3−(6−(1−(2,2−ジフルオロベンゾ[d][1,3]ジオキソール−5−イル)シクロプロパンカルボキサミド)−3−メチルピリジン−2−イル)安息香酸;およびc)N−(5−ヒドロキシ−2,4−ジtert−ブチル−フェニル)−4−オキソ−1H−キノリン−3−カルボキサミドを含む医薬組成物を特徴とする。
【0357】
別の実施形態において、本発明は、a)本発明の噴霧乾燥した分散物;b)(R)−1−(2,2−ジフルオロベンゾ[d][1,3]ジオキソール−5−イル)−N−(1−(2,3−ジヒドロキシプロピル)−6−フルオロ−2−(1−ヒドロキシ−2−メチルプロパン−2−イル)−1H−インドール−5−イル)シクロプロパンカルボキサミド;およびc)N−(5−ヒドロキシ−2,4−ジtert−ブチル−フェニル)−4−オキソ−1H−キノリン−3−カルボキサミドを含む医薬組成物を特徴とする。
【0358】
別の実施形態において、本発明は、a)本発明の噴霧乾燥した分散物;b)4−(3−(1−(2,2−ジフルオロベンゾ[d][1,3]ジオキソール−5−イル)シクロプロパンカルボキサミド)イソキノリン−1−イル)安息香酸;およびc)N−(5−ヒドロキシ−2,4−ジtert−ブチル−フェニル)−4−オキソ−1H−キノリン−3−カルボキサミドを含む医薬組成物を特徴とする。
【0359】
別の実施形態において、さらなる治療剤は、表6から選択される。全ての米国特許、米国特許出願公開、および国際出願公開は、それらの全体が参考として本明細書に援用される。
【0361】
一実施形態において、さらなる治療剤は、粘液溶解剤、気管支拡張剤(bronchodialator)、抗生物質、抗感染症剤、CFTRモジュレーター、または抗炎症剤から選択される。
【0362】
一実施形態において、さらなる治療剤は、抗生物質である。本明細書において有用な例示的な抗生物質には、トブラマイシンの吸入用粉末(TIP)を含めたトブラマイシン、アジスロマイシン、cayston、アズトレオナムのエアロゾル化形態を含めたアズトレオナム、アミカシンのリポソーム製剤を含めたアミカシン、吸入による投与に適したシプロフロキサシンの製剤を含めたシプロフロキサシン、レボフロキサシンのエアロゾル化製剤を含めたレボフロキサシン(levoflaxacin)、および2種の抗生物質の組合せ、例えば、ホスホマイシンおよびトブラマイシンが含まれる。
【0363】
別の実施形態において、さらなる治療剤は、粘液溶解剤である。本明細書において有用な例示的な粘液溶解剤には、Pulmozyme(登録商標)が含まれる。
【0364】
別の実施形態において、さらなる治療剤は、気管支拡張剤である。例示的な気管支拡張剤には、アルブテロール、硫酸メタプロテレノール(metaprotenerol sulfate)、酢酸ピルブテロール、サルメテロール、または硫酸テルブタリン(tetrabuline sulfate)が含まれる。
【0365】
別の実施形態において、さらなる治療剤は、肺気道表面液体の回復において有効である。このような剤は、細胞に入るおよび細胞を出る塩の動きを改善し、肺気道中の粘液がより水和され、したがって、より容易に取り除かれることを可能にする。例示的なこのような剤には、高張食塩水、デヌホソル四ナトリウム([[(3S,5R)−5−(4−アミノ−2−オキソピリミジン−1−イル)−3−ヒドロキシオキソラン−2−イル]メトキシ−ヒドロキシホスホリル][[[(2R,3S,4R,5R)−5−(2,4−ジオキソピリミジン−1−イル)−3,4−ジヒドロキシオキソラン−2−イル]メトキシ−ヒドロキシホスホリル]オキシ−ヒドロキシホスホリル]ハイドロジェンホスファート)、またはbronchitol(マンニトールの吸入製剤)が含まれる。
【0366】
別の実施形態において、さらなる治療剤は、抗炎症剤、すなわち、肺における炎症を低減させることができる剤である。本明細書において有用な例示的なこのような剤には、イブプロフェン、ドコサヘキサン酸(DHA)、シルデナフィル、吸入用グルタチオン、ピオグリタゾン、ヒドロキシクロロキン、またはシンバスタチン(simavastatin)が含まれる。
【0367】
別の実施形態において、さらなる治療剤は、式Iの化合物以外のCFTR活性を誘発する化合物である。例示的なこのような剤には、アタルレン(「PTC124(登録商標)」;3−[5−(2−フルオロフェニル)−1,2,4−オキサジアゾール−3−イル]安息香酸)、シナプルチド、ランコブチド、デペレスタット(ヒト組換え好中球エラスターゼ阻害剤)、およびコビプロストン(7−{(2R,4aR,5R,7aR)−2−[(3S)−1,1−ジフルオロ−3−メチルペンチル]−2−ヒドロキシ−6−オキソオクタヒドロシクロペンタ[b]ピラン−5−イル}ヘプタン酸)が含まれる。
【0368】
別の実施形態において、さらなる治療剤は、栄養剤である。例示的な栄養剤には、Pancrease(登録商標)、Pancreacarb(登録商標)、Ultrase(登録商標)、またはCreon(登録商標)を含めたパンクレリパーゼ(膵酵素(pancreating enzyme)補充)、Liprotomase(登録商標)(以前は、Trizytek(登録商標))、Aquadeks(登録商標)、またはグルタチオン吸入が含まれる。一実施形態において、さらなる栄養剤は、パンクレリパーゼである。
【0369】
別の実施形態において、さらなる治療剤は、ゲンタマイシン、クルクミン、シクロホスファミド、4−フェニルブチレート、ミグルスタット、フェロジピン、ニモジピン、philoxin B、ゲニステイン(geniestein)、アピゲニン、cAMP/cGMP増強物質または誘発物質、例えば、ロリプラム、シルデナフィル、ミルリノン、タダラフィル、アムリノン、イソプロテレノール、アルブテロール、およびサルメテロール(almeterol)、デオキシスパガリン、HSP90阻害剤、HSP70阻害剤、プロテオソーム阻害剤、例えば、エポキソマイシン、ラクタシスチンなどから選択される化合物である。
【0370】
他の実施形態において、さらなる治療剤は、WO2004028480、WO2004110352、WO2005094374、WO2005120497、またはWO2006101740(参考としてこれらの全体が本明細書に援用される)に開示されている化合物である。別の実施形態において、さらなる剤は、CFTR誘発もしくは増大活性を示すベンゾ[c]キノリジニウム誘導体、またはCFTR誘発もしくは増大活性を示すベンゾピラン誘導体である。別の実施形態において、さらなる剤は、米国特許第7,202,262号、米国特許第6,992,096号、US20060148864、US20060148863、US20060035943、US20050164973、WO2006110483、WO2006044456、WO2006044682、WO2006044505、WO2006044503、WO2006044502、またはWO2004091502(参考としてこれらの全体が本明細書に援用される)に開示されている化合物である。別の実施形態において、さらなる剤は、WO2004080972、WO2004111014、WO2005035514、WO2005049018、WO2006099256、WO2006127588、またはWO2007044560(参考としてこれらの全体が本明細書に援用される)に開示されている化合物である。
【0371】
別の実施形態において、さらなる治療剤は、カテゴリーENaC阻害剤、ベータ模倣物、抗コリン作用剤、コルチコステロイド、PDE4阻害剤、LTD4アンタゴニスト、EGFR阻害剤、ドパミンアゴニスト、H1−抗ヒスタミン剤、PAFアンタゴニスト、MAP−キナーゼ阻害剤、MPR4阻害剤、iNOS阻害剤、またはSYK阻害剤、またはこれらの二重もしくは三重の組合せから選択される。
【0372】
別の実施形態において、さらなる治療剤は、3−(3−{2−[(E)−3,5−ジアミノ−6−クロロ−ピラジン−2−カルボニルイミノ]−1,3,8−トリアザ−スピロ[4.5]デカン−8−カルボニル}−ベンゼンスルホニルアミノ)−プロピオン酸ジプロピルカルバモイルメチルエステル;[4−(3−{2−[(Z)−3,5−ジアミノ−6−クロロ−ピラジン−2−カルボニルイミノ]−1,3,8−トリアザ−スピロ[4.5]デカ−8−イル}−3−オキソ−プロピル)−フェノキシ]−酢酸[(2−ヒドロキシ−エチル)−メチル−カルバモイル]−メチルエステル;[4−(3−{2−[(E)−3,5−ジアミノ−6−クロロ−ピラジン−2−カルボニルイミノ]−1,3,8−トリアザ−スピロ[4.5]デカ−8−イル}−3−オキソ−プロピル)−フェノキシ]−酢酸シクロヘキシルオキシカルボニルメチルエステル;3−(3−{2−[(E)−3,5−ジアミノ−6−クロロ−ピラジン−2−カルボニルイミノ]−1,3,8−トリアザ−スピロ[4.5]デカン−8−カルボニル}−ベンゼンスルホニルアミノ)−プロピオン酸シクロヘキシルオキシカルボニルメチルエステル;[4−(3−{2−[(E)−3,5−ジアミノ−6−クロロ−ピラジン−2−カルボニルイミノ]−1,3,8−トリアザ−スピロ[4.5]デカ−8−イル}−3−オキソ−プロピル)−フェノキシ]−酢酸ジメチルカルバモイルメチルエステル;[4−(3−{2−[(E)−3,5−ジアミノ−6−クロロ−ピラジン−2−カルボニルイミノ]−1,3,8−トリアザ−スピロ[4.5]デカ−8−イル}−3−オキソ−プロピル)−フェノキシ]−酢酸ジプロピルカルバモイルメチルエステル;[4−(3−{2−[(E)−3,5−ジアミノ−6−クロロ−ピラジン−2−カルボニルイミノ]−1,3,8−トリアザ−−スピロ[4.5]デカ−8−イル}−3−オキソ−プロピル)−フェノキシ]−酢酸tert−ブトキシカルボニルメチルエステル;[4−(3−{2−[(E)−3,5−ジアミノ−6−クロロ−ピラジン−2−カルボニルイミノ]−1,3,8−トリアザ−スピロ[4.5]デカ−8−イル}−3−オキソ−プロピル)−フェノキシ]−酢酸ベンジルオキシカルボニルメチルエステル;[4−(3−{2−[(E)−3,5−ジアミノ−6−クロロ−ピラジン−2−カルボニルイミノ]−1,3,8−トリアザ−スピロ[4.5]デカ−8−イル}−3−オキソ−プロピル)−フェノキシ]−酢酸ジエチルカルバモイルメチルエステル;[4−(3−{2−[(E)−3,5−ジアミノ−6−クロロ−ピラジン−2−カルボニルイミノ]−1,3,8−トリアザ−スピロ[4.5]デカ−8−イル}−3−オキソ−プロピル)−フェノキシ]−酢酸2−オキソ−2−ピペリジン−1−イル−エチルエステル;[2−クロロ−4−(3−{2−[(E)−3,5−ジアミノ−6−クロロ−ピラジン−2−カルボニルイミノ]−1,3−,8−トリアザ−スピロ[4.5]デカ−8−イル}−3−オキソ−プロピル)−フェノキシ]−酢酸ジプロピルカルバモイルメチルエステル;3−(3−{2−[(E)−3,5−ジアミノ−6−クロロ−ピラジン−2−カルボニルイミノ]−1,3,8−トリアザ−スピロ[4.5]デカン−8−カルボニル}−ベンゼンスルホニルアミノ)−プロピオン酸2−オキソ−2−(2−トリフルオロメチル−ピロリジン−1−イル)−エチルエステル;[2−クロロ−4−(3−{2−[(E)−3,5−ジアミノ−6−クロロ−ピラジン−2−カルボニルイミノ]−1,3−,8−トリアザ−スピロ[4.5]デカ−8−イル}−3−オキソ−プロピル)−フェノキシ]−酢酸2−(2−オキソ−ピペリジン−1−イル)−エチルエステル;[4−(3−{2−[(E)−3,5−ジアミノ−6−クロロ−ピラジン−2−カルボニルイミノ]−1,3,8−トリアザ−スピロ[4.5]デカ−8−イル}−3−オキソ−プロピル)−フェノキシ]−酢酸2−モルホリン−4−イル−2−オキソ−エチルエステル;1−[(3−{2−[(E)−3,5−ジアミノ−6−クロロ−ピラジン−2−カルボニルイミノ]−1,3,8−トリアザ−スピロ[4.5]デカン−8−カルボニル}−ベンゼンスルホニルアミノ)−メチル]−シクロブタンカルボン酸ジプロピルカルバモイルメチルエステル;3−[3−(3−{2−[(E)−3,5−ジアミノ−6−クロロ−ピラジン−2−カルボニルイミノ]−1,3,8−トリアザ−スピロ[4.5]デカン−8−カルボニル}−フェニル)−ウレイド]−プロピオン酸ジプロピルカルバモイルメチルエステル;および1−[(3−{2−[(E)−3,5−ジアミノ−6−クロロ−ピラジン−2−カルボニルイミノ]−1,3,8−トリアザ−スピロ[4.5]デカン−8−カルボニル}−ベンゼンスルホニルアミノ)−メチル]−シクロブタンカルボン酸2−オキソ−2−(2−トリフルオロメチル−ピロリジン−1−イル)−エチルエステルから選択されるENaC阻害剤、またはその薬学的に許容される塩もしくは溶媒和物である。別の実施形態において、さらなる治療剤は、3−(3−{2−[(E)−3,5−ジアミノ−6−クロロ−ピラジン−2−カルボニルイミノ]1,3,8−トリアザ−スピロ[4.5]デカン−8−カルボニル}−ベンゼンスルホニルアミノ)−プロピオン酸ジプロピルカルバモイルメチルエステルである。別の実施形態において、さらなる剤は、米国特許第8,247,436号および国際PCT公開第WO2011113894号(参考としてそれらの全体が本明細書に援用される)に開示されている化合物である。別の実施形態において、さらなる剤は、米国特許出願公開第20130316981号(参考としてその全体が本明細書に援用される)に開示されている化合物である。
【0373】
別の実施形態において、さらなる治療剤は、任意選択でラセミ体の、エナンチオマー、ジアステレオマーとして、または薬学的に許容される塩、溶媒和物もしくは水和物としての、アルブテロール(Albuterole)、アルホルモテロール(Arformoterole)、バンブテロール(Bambuterole)、ビトルテロール(Bitolterole)、ブロキサテロール(Broxaterole)、カルブテロール(Carbuterole)、クレンブテロール(Clenbuterole)、フェノテロール(Fenoterole)、ホルモテロール(Formoterole)、ヘキソプレナリン、イブテロール(Ibuterole)、イソエタリン、イソプレナリン、レボサルブタモール(Levosalbutamole)、マブテロール(Mabuterole)、メルアドリン、メタプロテレノール(Metaproterenole)、ミルベテロール(Milveterol)、オルシプレナリン、ピルブテロール(Pirbuterole)、プロカテロール(Procaterole)、レプロテロール(Reproterole)、リミテロール(Rimiterole)、リトドリン、サルメファモール(Salmefamole)、サルメテロール(Salmeterole)、ソテレノール(Soterenole)、スルホンテロール(Sulphonterole)、テルブタリン、チアラミド、トルブテロール(Tolubuterole)、ジンテロール(Zinterole)、ノロミロール(Nolomirole)、および1−(2−クロロ−4−ヒドロキシフェニル)−t−ブチルアミノエタノール(butylaminoethanole);(−)−2−[7(S)−[2(R)−ヒドロキシ−2−(4−ヒドロキシフェニル)−エチルアミノ]−5,6,7,8−テトラヒドロ−2−ナフチルオキシ]−N,N−ジメチルアセトアミド塩酸塩一水和物;3−(4−{6−[2−ヒドロキシ−2−(4−ヒドロキシ−3−ヒドロキシメチル−フェニル)−エチルアミノ]−ヘキシル−オキシ}−ブチル)−ベンジル−スルホンアミド;5−[2−(5,6−ジエチル−インダン−2−イルアミノ)−1−ヒドロキシ−エチル]−8−ヒドロキシ−1H−キノリン−2−オン;4−ヒドロキシ−7−[2−{[2−{[3−(2−フェニルエトキシ)プロピル]スルホニル}エチル]−アミノ}エチル]−2(3H)−ベンゾチアゾロン;1−(2−フルオロ−4−ヒドロキシフェニル)−2−[4−(1−ベンゾイミダゾリル)−2−メチル−2−ブチルアミン−o]エタノール;1−[3−(4−メトキシベンジル−アミノ)−4−ヒドロキシフェニル]−2−[4−(1−ベンゾイミダゾリル)−2−m−エチル−2−ブチルアミノ]エタノール;1−[2H−5−ヒドロキシ−3−オキソ−4H−1,4−ベンゾオキサジン−8−イル]−2−[3−(4−N,N−ジメチルアミノフェニル)−2−メチル−2−プロピルアミノ]エタノール;1−[2H−5−ヒドロキシ−3−オキソ−4H−1,4−ベンゾオキサジン−8−イル]−2−[3−(4−メトキシフェニル)−2−メチル−2−プロピルアミノ]エタノール;1−[2H−5−ヒドロキシ−3−オキソ−4H−1,4−ベンゾオキサジン−8−イル]−2−[3−(4−n−ブチルオキシフェニル)−2−メチル−2−プロピルアミノ]エタノール;1−[2H−5−ヒドロキシ−3−オキソ−4H−1,4−ベンゾオキサジン−8−イル]−2−{4−[3−(4−メトキシフェニル)−1,2,4−トリアゾール−3−イル]−2−メチル−2−ブチルアミノ}エタノール;5−ヒドロキシ−8−(1−ヒドロキシ−2−イソプロピルアミノブチル)−2H−1,4−ベンゾオキサジン−3−(4H)−オン;1−(4−アミノ−3−クロロ−5−トリフルオロ(fluor)メチルフェニル)−2−tert−ブチルアミノ)エタノール;6−ヒドロキシ−8−{1−ヒドロキシ−2−[2−(4−メトキシ−フェニル)−1,1−ジメチル−エチルアミノ]−エチル}−4H−ベンゾ[1,4]オキサジン−3−オン;6−ヒドロキシ−8−{1−ヒドロキシ−2−[2−(4−フェノキシ−酢酸エチルエステル)−1,1−ジメチル−エチルアミノ]−エチル}−4H−ベンゾ[1,4]オキサジン−3−オン;6−ヒドロキシ−8−{1−ヒドロキシ−2−[2−(4−フェノキシ−酢酸)−1,1−ジメチル−エチルアミノ]−エチル}−4H−ベンゾ[1,4]オキサジン−3−オン;8−{2−[1,1−ジメチル−2−(2,4,6−トリメチルフェニル)−エチルアミノ]−1−ヒドロキシ−エチル}−6−ヒドロキシ−4H−ベンゾ[1,4]オキサジン−3−オン;6−ヒドロキシ−8−{1−ヒドロキシ−2−[2−(4−ヒドロキシ−フェニル)−1,1−ジメチル−エチルアミノ]−エチル}−4H−ベンゾ[1,4]オキサジン−3−オン;6−ヒドロキシ−8−{1−ヒドロキシ−2−[2−(4−イソプロピル−フェニル)−1,1ジメチル−エチルアミノ]−エチル}−4H−ベンゾ[1,4]オキサジン−3−オン;8−{2−[2−(4−エチル−フェニル)−1,1−ジメチル−エチルアミノ]−1−ヒドロキシ−エチル}−6−ヒドロキシ−4H−ベンゾ[1,4]オキサジン−3−オン;8−{2−[2−(4−エトキシ−フェニル)−1,1−ジメチル−エチルアミノ]−1−ヒドロキシ−エチル}−6−ヒドロキシ−4H−ベンゾ[1,4]オキサジン−3−オン;4−(4−{2−[2−ヒドロキシ−2−(6−ヒドロキシ−3−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[1,4]オキサジン−8−イル)−エチルアミノ]−2−メチル−プロピル}−フェノキシ)−酪酸;8−{2−[2−(3,4−ジフルオロフェニル)−1,1−ジメチル−エチルアミノ]−1−ヒドロキシ−エチル}−6−ヒドロキシ−4H−ベンゾ[1,4]オキサジン−3−オン;1−(4−エトキシ−カルボニルアミノ−3−シアノ−5−フルオロフェニル)−2−(tert−ブチルアミノ)エタノール;N−[2−ヒドロキシ−5−(1−ヒドロキシ−2−{2−[4−(2−ヒドロキシ−2−フェニル−エチルアミノ)−フェニル]−エチルアミノ}−エチル)−フェニル]−ホルムアミド;8−ヒドロキシ−5−(1−ヒドロキシ−2−{2−[4−(6−メトキシ−ビフェニル−3−イルアミノ)−フェニル]−エチルアミノ}−エチル)−1H−キノリン−2−オン;8−ヒドロキシ−5−[1−ヒドロキシ−2−(6−フェネチルアミノ−ヘキシルアミノ)−エチル]−1H−キノリン−2−オン;5−[2−(2−{4−[4−(2−アミノ−2−メチル−プロポキシ)−フェニルアミノ]−フェニル}−エチルアミノ)−1−ヒドロキシ−エチル]−8−ヒドロキシ−1H−キノリン−2−オン;[3−(4−{6−[2−ヒドロキシ−2−(4−ヒドロキシ−3−ヒドロキシメチル−フェニル)−エチルアミノ]ヘキシル−オキシ}−ブチル)−5−メチル−フェニル]−尿素;4−(2−{6−[2−(2,6−ジクロロ−ベンジルオキシ)−エトキシ]−ヘキシルアミノ}−1−ヒドロキシ−エチル)−2−ヒドロキシメチル−フェノール;3−(4−{6−[2−ヒドロキシ−2−(4−ヒドロキシ−3−ヒドロキシメチル−フェニル)−エチルアミノ]−ヘキシル−オキシ}−ブチル)−ベンゼンスルホンアミド;3−(3−{7−[2−ヒドロキシ−2−(4−ヒドロキシ−3−ヒドロキシメチル−フェニル)−エチルアミノ]−ヘプチルオキシ}−プロピル)−ベンゼンスルホンアミド;4−(2−{6−[4−(3−シクロペンタンスルホニル−フェニル)−ブトキシ]−ヘキシルアミノ}−1−ヒドロキシ−エチル)−2−ヒドロキシメチル−フェノール;N−アダマンタン−2−イル−2−(3−{2−[2−ヒドロキシ−2−(4−ヒドロキシ−3−ヒドロキシメチル−フェニル)−エチルアミノ]−プロピル}−フェニル)−アセトアミド;(R,S)−4−(2−{[6−(2,2−ジフルオロ−4−フェニルブトキシ)ヘキシル]アミノ}−1−ヒドロキシ−エチル)−2−(ヒドロキシメチル)フェノール;(R,S)−4−(2−{[6−(2,2−ジフルオロ−2−フェニルエトキシ)ヘキシル]アミノ}−1−ヒドロキシ−エチル)−2−(ヒドロキシメチル)フェノール;(R,S)−4−(2−{[4,4−ジフルオロ−6−(4−フェニルブトキシ)ヘキシル]アミノ}−1−ヒドロキシ−エチル)−2−(ヒドロキシ−メチル)フェノール;(R,S)−4−(2−{[6−(4,4−ジフルオロ−4−フェニルブトキシ)ヘキシル]アミノ}−1−ヒドロキシ−エチル)−2−(ヒドロキシメチル)フェノール;(R,S)−5−(2−{[6−(2,2−ジフルオロ−2−フェニルエトキシ)ヘキシル]アミノ}−1−ヒドロキシ−エチル)−8−ヒドロキシキノリン−2(1H)−オン;(R,S)−[2−({6−[2,2−ジフルオロ−2−(3−メチルフェニル)エトキシ]ヘキシル}アミノ)−1−ヒドロキシエチル]−2−(ヒドロキシメチル)フェノール;4−(1R)−2−{[6−(2,2−ジフルオロ−2−フェニルエトキシ)ヘキシル]アミノ}−1−ヒドロキシエチル)−2−(ヒドロキシメチル)フェノール;(R,S)−2−(ヒドロキシメチル)−4−(1−ヒドロキシ−2−{[4,4,5l5−テトラフルオロ−6−(3−フェニルプロポキシ)−ヘキシル]アミノ}エチル)フェノール;(R,S)−[5−(2−{[6−(2,2−ジフルオロ−2−フェニルエトキシ)ヘキシル]アミノ}−1−ヒドロキシ−エチル−)−2−ヒドロキシ−フェニル]ホルムアミド;(R,S)−4−[2−({6−[2−(3−ブロモフェニル)−2,2−ジフルオロエトキシ]ヘキシル}アミノ)−1−ヒドロキシエチル]−2−(ヒドロキシメチル)フェノール;(R,S)−N−[3−(1,1−ジフルオロ−2−{[6−({2−ヒドロキシ−2−[4−ヒドロキシ−3−(ヒドロキシメチル)−フェニル]−エチル}アミノ)ヘキシル]オキシ}エチル)フェニル]尿素;3−[3−(1,1−ジフルオロ−2−{[6−({2−ヒドロキシ−2−[4−ヒドロキシ−3−(ヒドロキシメチル)フェニル]エチル}−アミノ)ヘキシル]オキシ}エチル)フェニル]イミダゾリジン−2,4−ジオン;(R,S)−4−[2−({6−[2,2−ジフルオロ−2−(3−メトキシフェニル)エトキシ]ヘキシル}アミノ)−1−ヒドロキシエチル]−2−(ヒドロキシメチル)フェノール;5−((1R)−2−{[6−(2,2−ジフルオロ−2−フェニルエトキシ)ヘキシル]アミノ}−1−ヒドロキシエチル)−8−ヒドロキシキノリン−2(1H)−オン;4−((1R)−2−{[4,4−ジフルオロ−6−(4−フェニルブトキシ)ヘキシル]アミノ}−1−ヒドロキシ−エチル)−2−(ヒドロキシメチル)フェノール;(R,S)−4−(2−{[6−(3,3−ジフルオロ−3−フェニルプロポキシ)ヘキシル]アミノ}−1−ヒドロキシ−エチル−)−2−(ヒドロキシメチル)フェノール;(R,S)−(2−{[6−(2,2−ジフルオロ−2−フェニルエトキシ)−4,4−ジフルオロヘキシル]アミノ}−1−ヒドロキシエチル)−2−(ヒドロキシメチル)フェノール;(R,S)−4−(2−{[6−(2,2−ジフルオロ−3−フェニルプロポキシ)ヘキシル]アミノ}−1−ヒドロキシエチル)−2−(ヒドロキシ−メチル)フェノール;3−[2−(3−クロロ−フェニル)−エトキシ]−N−(2−ジエチルアミノ−エチル)−N−{2−[2−(4−ヒドロキシ−2−オキソ−2,3−ジヒドロ−ベンゾチアゾール−7−イル)−エチルアミノ]−エチル}プロピオンアミド;N−(2−ジエチルアミノ−エチル)−N−{2−[2−(4−ヒドロキシ−2−オキソ−2,3−ジヒドロ−ベンゾチアゾール−7−イル)−エチルアミノ]−エチル}−3−(2−ナフタレン−1−イル−エトキシ)−プロピオンアミド;7−[2−(2−{3−[2−(2−クロロ−フェニル)−エチルアミノ]−プロピルスルファ
ニル}−エチルアミノ)−1−ヒドロキシ−エチル]−4−ヒドロキシ−3H−ベンゾチアゾール−2−オン;または7−[(1R)−2−(2−{3−[2−(2−クロロ−フェニル)−エチルアミノ]−プロピルスルファニル}エチルアミノ)−1−ヒドロキシエチル]−4−ヒドロキシ−3H−ベンゾチアゾール−2−オンから選択されるベータ模倣物である。好ましい塩は、塩酸塩、臭化水素酸塩、ヨウ化水素酸塩、硫酸水素塩、リン酸水素塩、メタンスルホン酸水素塩、硝酸水素塩、マレイン酸水素塩、酢酸水素塩、クエン酸水素塩、フマル酸水素塩、酒石酸水素塩、シュウ酸水素塩、コハク酸水素塩、安息香酸水素塩、およびヒドロ−p−トルエンスルホン酸塩からなる群から選択される。
【0374】
一実施形態において、さらなる治療剤は、チオトロピウム塩、好ましくは、臭化物塩、オキシトロピウム塩、好ましくは、臭化物塩、フルトロピウム塩、好ましくは、臭化物塩、イプラトロピウム塩、好ましくは、臭化物塩、アクリジニウム塩、好ましくは、臭化物塩、グリコピロニウム塩、好ましくは、臭化物塩、トロスピウム塩、好ましくは、塩化物塩、トルテロジン(Tolterodin)から選択される抗コリン作用剤である。上述の塩から、医薬活性部分は、カチオンであり、可能性があるアニオンは、塩化物イオン、臭化物イオン、ヨウ化物イオン、硫酸イオン、リン酸イオン、メタンスルホン酸イオン(methansulfonate)、硝酸イオン、マレイン酸イオン、酢酸イオン、クエン酸イオン、フマル酸イオン、酒石酸イオン、シュウ酸イオン、コハク酸イオン、安息香酸イオン、またはp−トルエンスルホン酸イオンである。好ましい抗コリン作用剤のさらなる例は、2,2−ジフェニルプロピオン酸トロペノール(tropenole)エステル−メトブロミド;2,2−ジフェニルプロピオン酸スコピンエステル−メトブロミド;2−フルオロ(fluor)−2,2−ジフェニル酢酸スコピンエステル−メトブロミド;2−フルオロ−2,2−ジフェニル酢酸トロペノールエステル−メトブロミド;3,3’,4,4’−テトラフルオロベンジル酸トロペノールエステル−メトブロミド;3,3’,4,4’−テトラフルオロベンジル酸スコピンエステル−メトブロミド;4,4’−ジフルオロベンジル酸トロペノールエステル−メトブロミド;4,4’−ジフルオロベンジル酸スコピンエステル−メトブロミド;3,3’−ジフルオロベンジル酸トロペノールエステル−メトブロミド;3,3’−ジフルオロベンジル酸スコピンエステル−メトブロミド;9−ヒドロキシ−フルオレン−9−炭素酸トロペノールエステル−メトブロミド;9−フルオロ−フルオレン−9−炭素酸トロペノールエステル−メトブロミド;9−ヒドロキシ−フルオレン−9−炭素酸スコピンエステル−メトブロミド;9−フルオロ−フルオレン−9−炭素酸スコピンエステルメトブロミド;9−メチル−フルオレン−9−炭素酸トロペノールエステルメトブロミド;9−メチル−フルオレン−9−炭素酸スコピンエステルメトブロミド;ベンジル酸シクロプロピルトロピンエステル−メトブロミド;2,2−ジフェニルプロピオン酸シクロプロピルトロピンエステル−メトブロミド;9−ヒドロキシ−キサンテン−9−炭素酸シクロプロピルトロピンエステル−メトブロミド;9−メチル−フルオレン−9−炭素酸シクロプロピルトロピンエステル−メトブロミド;9−メチル−キサンテン−9−炭素酸シクロプロピルトロピンエステル−メトブロミド;9−ヒドロキシ−フルオレン−9−炭素酸シクロプロピルトロピンエステル−メトブロミド;4,4’−ジフルオロベンジル酸メチルエステルシクロプロピルトロピンエステル−メトブロミド;9−ヒドロキシ−キサンテン−9−炭素酸トロペノールエステル−メトブロミド;9−ヒドロキシ−キサンテン−9−炭素酸スコピンエステルメトブロミド;9−メチル−キサンテン−9−炭素酸トロペノールエステル−メトブロミド;9−メチル−キサンテン−9−炭素酸スコピンエステルメトブロミド;9−エチル−キサンテン−9−炭素酸トロペノールエステルメトブロミド;9−ジフルオロメチル(difluormethyl)−キサンテン−9−炭素酸トロペノールエステル−メトブロミド;または9−ヒドロキシメチル−キサンテン−9−炭素酸スコピンエステルメトブロミドから選択される。
【0375】
一実施形態において、さらなる治療剤は、任意選択でラセミ体の、エナンチオマー、ジアステレオマーとして、または薬学的に許容される塩、溶媒和物もしくは水和物としての、ベクロメタゾン、ベタメタゾン、ブデソニド、ブチキソコルト(Butixocorte)、シクレソニド、デフラザコート(Deflazacorte)、デキサメタゾン、エチプレドノール(Etiprednole)、フルニソリド、フルチカゾン、ロテプレドノール(Loteprednole)、モメタゾン、プレドニゾロン、プレドニゾン、ロフレポニド、トリアムシノロン、チプレダン、{20R−16アルファ,17アルファ−[ブチリデンビス(オキシ)]−6アルファ,9アルファ−ジフルオロ−11ベータ−ヒドロキシ−17ベータ−(メチルチオ)アンドロスタ−4−エン−3−オン};9−フルオロ−11ベータ,17,21−トリヒドロキシ−16アルファ−メチルプレグナ−1,4−ジエン−3,20−ジオン21−シクロヘキサンカルボキシレート17−シクロプロパンカルボキシレート;16,17−ブチリデンジオキシ−6,9−ジフルオロ−11−ヒドロキシ−17−(メチルチオ)アンドロスタ−4−エン−3−オン;フルニソリド−21−[4’−(ニトロオキシメチル)ベンゾエート];6,9−ジフルオロ−17−[(2−フラニルカルボニル)オキシ]−11−ヒドロキシ−16−メチル−3−オキソ−アンドロスタ−1,4−ジエン−17−カルボチオン酸(carbothion acid)(S)−フルオロメチルエステル;6,9−ジフルオロ−11−ヒドロキシ−16−メチル−3−オキソ−17−プロピオニルオキシ−アンドロスタ−1,4−ジエン−17−カルボチオン酸(S)−(2−オキソ−テトラヒドロ−フラン−3S−イル)エステル;または6アルファ,9アルファ−ジフルオロ−11ベータ−ヒドロキシ−16アルファ−メチル−3−オキソ−17アルファ−(2,2,3,3−テトラメチルシクロプロピルカルボニル(tertamethylcyclopropylcarbonyl))オキシ−アンドロスタ−1,4−ジエン−17ベータ−カルボン酸シアノメチルエステルから選択されるコルチコステロイドである。好ましい塩および誘導体の例は、アルカリ塩、すなわち、ナトリウムまたはカリウム塩、スルホ安息香酸塩、リン酸塩、イソニコチン酸塩、酢酸塩、ジクロロ酢酸塩、プロピオン酸塩、二水素リン酸塩、パルミチン酸塩、ピバル酸塩、またはフロ酸塩である。
【0376】
一実施形態において、さらなる治療剤は、任意選択でラセミ体の、エナンチオマー、ジアステレオマーとして、または薬学的に許容される塩、溶媒和物もしくは水和物としての、エンプロフィリン、テオフィリン、ロフルミラスト(Roflumilaste)、Ariflo(シロミラスト(Cilomilaste))、トフィミラスト(Tofimilaste)、プマフェントリン、リリミラスト(Lirimilaste)、アプレミラスト(Apremilaste)、アロフィリン、アチゾラム(Atizorame)、オグレミラスツム(Oglemilastum)、テトミラスト(Tetomilaste);5−[(N−(2,5−ジクロロ−3−ピリジニル)−カルボキサミド]−8−メトキシ−キノリン;5−[N−(3,5−ジクロロ−1−オキシド−4−ピリジニル)−カルボキサミド]−8−メトキシ−2−(トリフルオロメチル)−キノリン;N−(3,5−ジクロロピリド−4−イル)−[1−(4−フルオロベンジル)−5−ヒドロキシ−インドール−3−イル]グリオキシル酸アミド);9−[(2−フルオロフェニル)メチル]−N−メチル−2−(トリフルオロメチル)−9H−プリン−6−アミン;4−[(2R)−2−[3−(シクロペンチルオキシ)−4−メトキシフェニル]−2−フェニルエチル]−ピリジン;N−[(3R)−3,4,6,7−テトラヒドロ−9−メチル−4−オキソ−1−フェニルピロロ[3,2,1−jk−][1,4]ベンゾジアゼピン−3−イル]−4−ピリジンカルボキサミド;4−[6,7−ジエトキシ−2,3−ビス(ヒドロキシメチル)−1−ナフタレニル]−1−(2−メトキシエチル)−2(1H)−ピリジノン;2−[4−[6,7−ジエトキシ−2,3−ビス(ヒドロキシメチル)−1−ナフタレニル]−2−ピリジニル]−4−(3−ピリジニル)−1(2H)−フタラジノン;(3−(3−シクロペニルオキシ−4−メトキシベンジル)−6−エチルアミノ−8−イソプロピル−3H−プリン;β−[3−(シクロペンチルオキシ)−4−メトキシフェニル]−1,3−ジヒドロ−1,3−ジオキソ−2H−イソインドール−2−プロパンアミド;9−エチル−2−メトキシ−7−メチル−5−プロピル−イミダゾ[1,5−a]ピリド[3,2−e]ピラジン−6(−5H)−オン;5−[3−(シクロペンチルオキシ)−4−メトキシフェニル]−3−[(3−メチルフェニル)メチル](3S,5S)−2−ピペリジノン;4−[1−[3,4−ビス(ジフルオロメトキシ)フェニル]−2−(3−メチル−1−オキシド−4−ピリジニル)エチル]−α,α−ビス(トリフルオロメチル)−ベンゼンメタノール;N−(3,5−ジクロロ−1−オキソ−ピリジン−4−イル)−4−ジフルオロメトキシ−3−シクロプロピルメトキシ−ベンズアミド;(−)p−[(4aR
*,10bS
*)−9−エトキシ−1,2,3,4,4a,10b−ヘキサヒドロ−8−メトキシ−2−メチル−ベンゾ[s][1,6]ナフチリジン−6−イル]−N,N−ジイソプロピルベンズアミド;(R)−(+)−1−(4−ブロモベンジル)−4−[(3−シクロペンチルオキシ)−4−メトキシフェニル]−2−ピロリドン;3−(シクロペンチルオキシ−4−メトキシフェニル)−1−(4−N’−[N−2−シアノ−S−メチル−イソチオウレイド]−ベンジル)−2−ピロリドン;cis[4−シアノ−4−(3−シクロペンチルオキシ−4−メトキシフェニル)シクロヘキサン−1−炭素酸];2−カルボメトキシ−4−シアノ−4−(3−シクロプロピルメトキシ−4−ジフルオロメトキシフェニル)−シクロヘキサン−1−オン;cis[4−シアノ−4−(3−シクロプロピルメトキシ−4−ジフルオロメトキシフェニル)シクロヘキサン−1−オール];(R)−(+)−エチル[4−(3−シクロペンチルオキシ−4−メトキシフェニル)ピロリジン−2−イリデン]アセテート;(S)−(−)−エチル[4−(3−シクロペンチルオキシ−4−メトキシフェニル)ピロリジン−2−イリデン]アセテート;9−シクロペンチル−5,6−ジヒドロ−7−エチル−3−(2−チエニル)−9H−ピラゾロ[3,4−c]−1,2,4−トリアゾロ[4,3−a]ピリジン;または9−シクロペンチル−5,6−ジヒドロ−7−エチル−3−(tert−ブチル)−9H−ピラゾロ[3,4−c]−1,2,4−トリアゾロ[4,3−a]ピリジンから選択されるPDE4阻害剤である。好ましい塩は、塩酸塩、臭化水素酸塩、ヨウ化水素酸塩、硫酸水素塩、リン酸水素塩、メタンスルホン酸水素塩、硝酸水素塩、マレイン酸水素塩、酢酸水素塩、クエン酸水素塩、フマル酸水素塩、酒石酸水素塩、シュウ酸水素塩、コハク酸水素塩、安息香酸水素塩、およびヒドロ−p−トルエンスルホン酸塩からなる群から選択される。
【0377】
一実施形態において、さらなる治療剤は、任意選択でラセミ体の、エナンチオマー、ジアステレオマーとして、または薬学的に許容される塩、溶媒和物もしくは水和物としての、モンテルカスト、プランルカスト、ザフィルルカスト、マシクラスト(Masikulast)、L−733321(D. Guayら、Bioorg. Med. Chem. Lett.、8巻(1998年)453〜458頁の化合物2abを参照されたい);(E)−8−[2−[4−[4−(4−フルオロフェニル)ブトキシ]フェニル]エテニル]−2−(1H−テトラゾール−5−イル)−4H−1−ベンゾピラン−4−オン;4−[6−アセチル−3−[3−(4−アセチル−3−ヒドロキシ−2−プロピルフェニルチオ)プロポキシ]−2−プロピル−フェノキシ]−酪酸;1−(((R)−(3−(2−(6,7−ジフルオロ−2−キノリニル)エテニル)フェニル)−3−(2−(2−ヒドロキシ−2−プロピル)フェニル)チオ)メチルシクロプロパン−酢酸;1−(((1(R)−3(3−(2−(2,3−ジクロロチエノ[3,2−b]ピリジン−5−イル)−(E)−エテニル)フェニル)−3−(2−(1−ヒドロキシ−1−メチルエチル)フェニル)プロピル)チオ)メチル)シクロプロパン酢酸;または[2−[[2−(4−tert−ブチル−2−チアゾリル)−5−ベンゾフラニル]オキシメチル]フェニル]酢酸から選択されるLTD4アンタゴニストである。好ましい塩は、塩酸塩、臭化水素酸塩、ヨウ化水素酸塩、硫酸水素塩、リン酸水素塩、メタンスルホン酸水素塩、硝酸水素塩、マレイン酸水素塩、酢酸水素塩、クエン酸水素塩、フマル酸水素塩、酒石酸水素塩、シュウ酸水素塩、コハク酸水素塩、安息香酸水素塩、およびヒドロ−p−トルエンスルホン酸塩からなる群から選択される。任意選択で好ましい塩および誘導体についてのさらなる例は、アルカリ塩、すなわち、ナトリウムまたはカリウム塩、スルホ安息香酸塩、リン酸塩、イソニコチン酸塩、酢酸塩、プロピオン酸塩、二水素リン酸塩、パルミチン酸塩、ピバル酸塩、またはフロ酸塩である。
【0378】
一実施形態において、さらなる治療剤は、任意選択でラセミ体の、エナンチオマー、ジアステレオマーとして、または薬学的に許容される塩、溶媒和物もしくは水和物としての、セツキシマブ;トラスツズマブ;パニツムマブ;ゲフィチニブ;カネルチニブ;エルロチニブ;Mab ICR−62;4−[(3−クロロ(chlor)−4−フルオロフェニル)アミノ]−6−{[4−(モルホリン−4−イル)−1−オキソ−2−ブテン−1−イル]アミノ}−7−シクロプロピルメトキシ−キナゾリン;4−[(3−クロロ−4−フルオロフェニル)アミノ]−6−{[4−(N,N−ジエチルアミノ)−1−オキソ−2−ブテン−1−イル]アミノ}−7−シクロプロピルメトキシ−キナゾリン;4−[(3−クロロ−4−フルオロフェニル)アミノ]−6−{[4−(N,N−ジメチルアミノ)−1−オキソ−2−ブテン−1−イル]アミノ}−7−シクロプロピルメトキシ−キナゾリン;4−[(R)−(1−フェニル−エチル)アミノ]−6−{[4−(モルホリン−4−イル)−1−オキソ−2−ブテン−1−イル−]アミノ}−7−シクロペンチルオキシ−キナゾリン;4−[(3−クロロ−4−フルオロフェニル)アミノ]−6−{[4−((R)−6−メチル−2−オキソ−モルホリン−4−イル)−1−オキソ−2−ブテン−1−イル]アミノ}−7−シクロプロピルメトキシ−キナゾリン;4−[(3−クロロ−4−フルオロフェニル)アミノ]−6−{[4−((R)−6−メチル−2−オキソ−モルホリン−4−イル)−1−オキソ−2−ブテン−1−イル]アミノ}−7−[(S)−(テトラヒドロフラン−3−イル)オキシ]−キナゾリン;4−[(3−クロロ−4−フルオロフェニル)アミノ]−6−{[4−((R)−2−メトキシメチル−6−オキソ−モルホリン−4−イル)−1−オキソ−2−ブテン−1−イル]アミノ}−7−シクロプロピルメトキシ−キナゾリン;4−[(3−クロロ−4−フルオロフェニル)アミノ]−6−[2−((S)−6−メチル−2−オキソ−モルホリン−4−イル)−エトキシ]−7−メトキシ−キナゾリン;4−[(3−クロロ−4−フルオロフェニル)アミノ]−6−({4−[N−(2−メトキシ−エチル)−N−メチル−アミノ]−1−オキソ−2−ブテン−1−イル}アミノ)−7−シクロプロピルメトキシ−キナゾリン;4−[(3−クロロ−4−フルオロフェニル)アミノ]−6−{[4−(N,N−ジメチルアミノ)−1−オキソ−2−ブテン−1−イル]アミノ}−7−シクロペンチルオキシ−キナゾリン;4−[(R)−(1−フェニル−エチル)アミノ]−6−{[4−(N,N−ビス−(2−メトキシ−エチル)−アミノ)−1−オキソ−2−ブテン−1−イル]アミノ}−7−シクロプロピルメトキシ−キナゾリン;4−[(R)−(1−フェニル−エチル)アミノ]−6−({4−[N−(2−メトキシ−エチル)−N−エチル−アミノ]−1−オキソ−2−ブテン−1−イル}アミノ)−7−シクロプロピルメトキシ−キナゾリン;4−[(R)−(1−フェニル−エチル)アミノ]−6−({4−[N−(2−メトキシ−エチル)−N−メチル−アミノ]−1−オキソ−2−ブテン−1−イル}アミノ)−7−シクロプロピルメトキシ−キナゾリン;4−[(R)−(1−フェニル−エチル)アミノ]−6−({4−[N−(テトラヒドロピラン−4−イル)−N−メチル−アミノ]−1−オキソ−2−ブテン−1−イル}アミノ)−7−シクロプロピルメトキシ−キナゾリン;4−[(3−クロロ−4−フルオロフェニル)アミノ]−6−{[4−(N,N−ジメチルアミノ)−1−オキソ−2−ブテン−1−イル]アミノ}−7−((R)−テトラヒドロフラン−3−イルオキシ)−キナゾリン;4−[(3−クロロ−4−フルオロフェニル)アミノ]−6−{[4−(N,N−ジメチルアミノ)−1−オキソ−2−ブテン−1−イル]アミノ}−7−((S)−テトラヒドロフラン−3−イルオキシ)−キナゾリン;4−[(3−クロロ−4−フルオロフェニル)アミノ]−6−({4−[N−(2−メトキシ−エチル)−N−メチル−アミノ]−1−オキソ−2−ブテン−1−イル}アミノ)−7−シクロペンチルオキシ−キナゾリン;4−[(3−クロロ−4−フルオロフェニル)アミノ]−6−{[4−(N−シクロプロピル−N−メチル−アミノ)−1−オキソ−2−ブテン−1−イル]アミノ}−7−シクロペンチルオキシ−キナゾリン;4−[(3−クロロ−4−フルオロフェニル)アミノ]−6−{[4−(N,N−ジメチルアミノ)−1−オキソ−2−ブテン−1−イル]アミノ}−7−[(R)−(テトラヒドロフラン−2−イル)メトキシ]−キナゾリン;4−[(3−クロロ−4−フルオロフェニル)アミノ]−6−{[4−(N,N−ジメチルアミノ)−1−オキソ−2−ブテン−1−イル]アミノ}−7−[(S)−(テトラヒドロフラン−2−イル)メトキシ]−キナゾリン;4−[(3−エチニル−フェニル)アミノ]−6,7−ビス−(2−メトキシ−エトキシ)−キナゾリン;4−[(3−クロロ−4−フルオロフェニル)アミノ]−7−[3−(モルホリン−4−イル)−プロピルオキシ]−6−[(ビニルカルボニル)アミノ]−キナゾリン;4−[(R)−(1−フェニル−エチル)アミノ]−6−(4−ヒドロキシ−フェニル)−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン;3−シアノ−4−[(3−クロロ−4−フルオロフェニル)アミノ]−6−{[4−(N,N−ジメチルアミノ)−1−オキソ−2−ブテン−1−イル]アミノ}−7−エトキシ−キノリン;4−{[3−クロロ−4−(3−フルオロ−ベンジルオキシ)−フェニル]アミノ}−6−(5−{[(2−メタンスルホニル−エチル)アミノ]メチル}−フラン−2−イル)キナゾリン;4−[(R)−(1−フェニル−エチル)アミノ]−6−{[4−((R)−6−メチル−2−オキソ−モルホリン−4−イル)−1−オキソ−2−ブテン−1−イル]アミノ}−7−メトキシ−キナゾリン;4−[(3−クロロ−4−フルオロフェニル)アミノ]−6−{[4−(モルホリン−4−イル)−1−オキソ−2−ブテン−1−イル]アミノ}−7−[(テトラヒドロフラン−2−イル)メトキシ]−キナゾリン;4−[(3−クロロ−4−フルオロフェニル)アミノ]−6−({4−[N,N−ビス−(2−メトキシ−エチル)−アミノ]−1−オキソ−2−ブテン−1−イル}アミノ)−7−[(テトラヒドロフラン−2−イル)メトキシ]−キナゾリン;4−[(3−エチニル−フェニル)アミノ]−6−{[4−(5,5−ジメチル−2−オキソ−モルホリン−4−イル)−1−オキソ−2−ブテン−1−イル]アミノ}−キナゾリン;4−[(3−クロロ−4−フルオロフェニル)アミノ]−6−[2−(2,2−ジメチル−6−オキソ−モルホリン−4−イル)−エトキシ]−7−メトキシ−キナゾリン;4−[(3−クロロ−4−フルオロフェニル)アミノ]−6−[2−(2,2−ジメチル−6−オキソ−モルホリン−4−イル)−エトキシ]−7−[(R)−(テトラヒドロフラン−2−イル)メトキシ]−キナゾリン;4−[(3−クロロ−4−フルオロフェニル)アミノ]−7−[2−(2,2−ジメチル−6−オキソ−モルホリン−4−イル)−エトキシ]−6−[(S)−(テトラヒドロフラン−2−イル)メトキシ]−キナゾリン;4−[(3−クロロ−4−フルオロフェニル)アミノ]−6−{2−[4−(2−オキソ−モルホリン−4−イル)−ピペリジン−1−イル]−エトキシ}−7−メトキシ−キナゾリン;4−[(3−クロロ−4−フルオロフェニル)アミノ]−6−[1−(tert−ブチルオキシカルボニル)−ピペリジン−4−イルオキシ]−7−メトキシ−キナゾリン;4−[(3−クロロ−4−フルオロフェニル)アミノ]−6−(trans−4−アミノ−シクロヘキサン−1−イルオキシ)−7−メトキシ−キナゾリン;4−[(3−クロロ−4−フルオロフェニル)アミノ]−6−(trans−4−メタンスルホニルアミノ−シクロヘキサン−1−イルオキシ)−7−メトキシ−キナゾリン;4−[(3−クロロ−4−フルオロフェニル)アミノ]−6−(テトラヒドロピラン−3−イルオキシ)−7−メトキシ−キナゾリン;4−[(3−クロロ−4−フルオロフェニル)アミノ]−6−(1−メチル−ピペリジン−4−イルオキシ)−7−メトキシ−キナゾリン;4−[(3−クロロ−4−フルオロフェニル)アミノ]−6−{1−[(モルホリン−4−イル)カルボニル]−ピペリジン−4−イルオキシ}−7−メトキシ−キナゾリン;4−[(3−クロロ−4−フルオロフェニル)アミノ]−6−{1−[(メトキシメチル)カルボニル]−ピペリジン−4−イルオキシ}−7−メトキシ−キナゾリン;4−[(3−クロロ−4−フルオロフェニル)アミノ]−6−(ピペリジン−3−イルオキシ)−7−メトキシ−キナゾリン;4−[(3−クロロ−4−フルオロフェニル)アミノ]−6−[1−(2−アセチルアミノ−エチル)−ピペリジン−4−イルオキシ]−7−メトキシ−キナゾリン;4−[(3−クロロ−4−フルオロフェニル)アミノ]−6−(テトラヒドロピラン−4−イルオキシ)−7−エトキシ−キナゾリン;4−[(3−クロロ−4−フルオロフェニル)アミノ]−6−((S)−テトラヒドロフラン−3−イルオキシ)−7−ヒドロキシ−キナゾリン;4−[(3−クロロ−4−フルオロフェニル)アミノ]−6−(テトラヒドロピラン−4−イルオキシ)−7−(2−メトキシ−エトキシ)−キナゾリン;4−[(3−クロロ−4−フルオロフェニル)アミノ]−6−{trans−4−[(ジメチルアミノ)スルホニルアミノ]−シクロヘキサン−1−イルオキシ}−7−メトキシ−キナゾリン;4−[(3−クロロ−4−フルオロフェニル)アミノ]−6−{trans−4−[(モルホリン−4−イル)カルボニルアミノ]−シクロヘキサン−1−イルオキシ}−7−メトキシ−キナゾリン;4−[(3−クロロ−4−フルオロフェニル)アミノ]−6−{trans−4−[(モルホリン−4−イル)スルホニルアミノ]−シクロヘキサン−1−イルオキシ}−7−メトキシ−キナゾリン;4−[(3−クロロ−4−フルオロフェニル)アミノ]−6−(テトラヒドロピラン−4−イルオキシ)−7−(2−アセチル−アミノ−エトキシ)−キナゾリン;4−[(3−クロロ−4−フルオロフェニル)アミノ]−6−(テトラヒドロピラン−4−イルオキシ)−7−(2−メタン−スルホニルアミノ−エトキシ)−キナゾリン;4−[(3−クロロ−4−フルオロフェニル)アミノ]−6−{1−[(ピペリジン−1−イル)カルボニル]−ピペリジン−4−イルオキシ}−7−メトキシ−キナゾリン;4−[(3−クロロ−4−フルオロフェニル)アミノ]−6−(1−アミノカルボニルメチル−ピペリジン−4−イルオキシ)−7−メトキシ−キナゾリン;4−[(3−クロロ−4−フルオロフェニル)アミノ]−6−(cis−4−{N−[(テトラヒドロピラン−4−イル)カルボニル]−N−メチル−アミノ}−シクロヘキサン−1−イルオキシ)−7−メトキシ−キナゾリン;4−[(3−クロロ−4−フルオロフェニル)アミノ]−6−(cis−4−{N−[(モルホリン−4−イル)カルボニル]−N−メチル−アミノ}−シクロヘキサン−1−イルオキシ)−7−メトキシ−キナゾリン;4−[(3−クロロ−4−フルオロフェニル)アミノ]−6−(cis−4−{N−[(モルホリン−4−イル)スルホニル]−N−メチル−アミノ}−シクロヘキサン−1−イルオキシ)−7−メトキシ−キナゾリン;4−[(3−クロロ−4−フルオロフェニル)アミノ]−6−(trans−4−エタンスルホニルアミノ−シクロヘキサン−1−イルオキシ)−7−メトキシ−キナゾリン;4−[(3−クロロ−4−フルオロフェニル)アミノ]−6−(1−メタンスルホニル−ピペリジン−4−イルオキシ)−7−エトキシ−キナゾリン;4−[(3−クロロ−4−フルオロフェニル)アミノ]−6−(1−メタンスルホニル−ピペリジン−4−イルオキシ)−7−(2−メトキシ−エトキシ)−キナゾリン;4−
[(3−クロロ−4−フルオロフェニル)アミノ]−6−[1−(2−メトキシ−アセチル)−ピペリジン−4−イル−オキシ]−7−(2−メトキシ−エトキシ)−キナゾリン;4−[(3−クロロ−4−フルオロフェニル)アミノ]−6−(cis−4−アセチルアミノ−シクロヘキサン−1−イルオキシ)−7−メトキシ−キナゾリン;4−[(3−エチニル−フェニル)アミノ]−6−[1−(tert−ブチルオキシカルボニル)−ピペリジン−4−イルオキシ]−7−メトキシ−キナゾリン;4−[(3−エチニル−フェニル)アミノ]−6−(テトラヒドロピラン−4−イルオキシ]−7−メトキシ−キナゾリン;4−[(3−クロロ−4−フルオロフェニル)アミノ]−6−(cis−4−{N−[(ピペリジン−1−イル)カルボニル]−N−メチル−アミノ}−シクロヘキサン−1−イルオキシ)−7−メトキシ−キナゾリン;4−[(3−クロロ−4−フルオロフェニル)アミノ]−6−(cis−4−{N−[(4−メチル−ピペラジン−1−イル)−カルボニル]−N−メチル−アミノ}−シクロヘキサン−1−イルオキシ)−7−メトキシ−キナゾリン;4−[(3−クロロ−4−フルオロフェニル)アミノ]−6−{cis−4−[(モルホリン−4−イル)カルボニルアミノ]−シクロヘキサン−1−イルオキシ}−7−メトキシ−キナゾリン;4−[(3−クロロ−4−フルオロフェニル)アミノ]−6−{1−[2−(2−オキソピロリジン−1−イル)エチル]−ピペリジン−4−イルオキシ}−7−メトキシ−キナゾリン;4−[(3−クロロ−4−フルオロフェニル)アミノ]−6−{1−[(モルホリン−4−イル)カルボニル]−ピペリジン−4−イルオキシ}−7−(2−メトキシ−エトキシ)−キナゾリン;4−[(3−エチニル−フェニル)アミノ]−6−(1−アセチル−ピペリジン−4−イルオキシ)−7−メトキシ−キナゾリン;4−[(3−エチニル−フェニル)アミノ]−6−(1−メチル−ピペリジン−4−イルオキシ)−7−メトキシ−キナゾリン;4−[(3−エチニル−フェニル)アミノ]−6−(1−メタンスルホニル−ピペリジン−4−イルオキシ)−7−メトキシ−キナゾリン;4−[(3−クロロ−4−フルオロフェニル)アミノ]−6−(1−メチル−ピペリジン−4−イルオキシ)−7−(2−メトキシ−エトキシ)−キナゾリン;4−[(3−クロロ−4−フルオロフェニル)アミノ]−6−(1−イソプロピルオキシカルボニル−ピペリジン−4−イルオキシ)−7−メトキシ−キナゾリン;4−[(3−クロロ−4−フルオロフェニル)アミノ]−6−(cis−4−メチルアミノ−シクロヘキサン−1−イルオキシ)−7−メトキシ−キナゾリン;4−[(3−クロロ−4−フルオロフェニル)アミノ]−6−{cis−4−[N−(2−メトキシ−アセチル)−N−メチル−アミノ]−シクロヘキサン−1−イルオキシ}−7−メトキシ−キナゾリン;4−[(3−エチニル−フェニル)アミノ]−6−(ピペリジン−4−イルオキシ)−7−メトキシ−キナゾリン;4−[(3−エチニル−フェニル)アミノ]−6−[1−(2−メトキシ−アセチル)−ピペリジン−4−イルオキシ]−7−メトキシ−キナゾリン;4−[(3−エチニル−フェニル)アミノ]−6−{1−[(モルホリン−4−イル)カルボニル]−ピペリジン−4−イルオキシ}−7−メトキシ−キナゾリン;4−[(3−クロロ−4−フルオロフェニル)アミノ]−6−{1−[cis−2,6−ジメチル−モルホリン−4−イル)−カルボニル]−ピペリジン−4−イルオキシ}−7−メトキシ−キナゾリン;4−[(3−クロロ−4−フルオロフェニル)アミノ]−6−{1−[(2−メチル−モルホリン−4−イル)カルボニル]−ピペリジン−4−イルオキシ}−7−メトキシ−キナゾリン;4−[(3−クロロ−4−フルオロフェニル)アミノ]−6−{1−[(S,S)−(2−オキサ−5−アザ−ビシクロ[2.2.1]−ヘプタ−5−イル)カルボニル]−ピペリジン−4−イルオキシ}−7−メトキシ−キナゾリン;4−[(3−クロロ−4−フルオロフェニル)アミノ]−6−{1−[(N−メチル−N−2−メトキシエチル−アミノ)−カルボニル]−ピペリジン−4−イルオキシ}−7−メトキシ−キナゾリン;4−[(3−クロロ−4−フルオロフェニル)アミノ]−6−(1−エチル−ピペリジン−4−イルオキシ)−7−メトキシ−キナゾリン;4−[(3−クロロ−4−フルオロフェニル)アミノ]−6−{1−[(2−メトキシエチル)カルボニル]−ピペリジン−4−イルオキシ}−7−メトキシ−キナゾリン;4−[(3−クロロ−4−フルオロフェニル)アミノ]−6−{1−[(3−メトキシプロピル−アミノ)−カルボニル]−ピペリジン−4−イルオキシ}−7−メトキシ−キナゾリン;4−[(3−クロロ−4−フルオロフェニル)アミノ]−6−[cis−4−(N−メタンスルホニル−N−メチル−アミノ)−シクロヘキサン−1−イルオキシ]−7−メトキシ−キナゾリン;4−[(3−クロロ−4−フルオロフェニル)アミノ]−6−[cis−4−(N−アセチル−N−メチル−アミノ)−シクロヘキサン−1−イルオキシ]−7−メトキシ−キナゾリン;4−[(3−クロロ−4−フルオロフェニル)アミノ]−6−(trans−4−メチルアミノ−シクロヘキサン−1−イルオキシ)−7−メトキシ−キナゾリン;4−[(3−クロロ−4−フルオロフェニル)アミノ]−6−[trans−4−(N−メタンスルホニル−N−メチル−アミノ)−シクロヘキサン−1−イルオキシ]−7−メトキシ−キナゾリン;4−[(3−クロロ−4−フルオロフェニル)アミノ]−6−(trans−4−ジメチルアミノ−シクロヘキサン−1−イルオキシ)−7−メトキシ−キナゾリン;4−[(3−クロロ−4−フルオロフェニル)アミノ]−6−(trans−4−{N−[(モルホリン−4−イル)カルボニル]−N−メチル−アミノ}−シクロヘキサン−1−イルオキシ)−7−メトキシ−キナゾリン;4−[(3−クロロ−4−フルオロフェニル)アミノ]−6−[2−(2,2−ジメチル−6−オキソ−モルホリン−4−イル)−エトキシ]−7−[(S)−(テトラヒドロフラン−2−イル)メトキシ]−キナゾリン;4−[(3−クロロ−4−フルオロフェニル)アミノ]−6−(1−メタンスルホニル−ピペリジン−4−イルオキシ)−7−メトキシ−キナゾリン;または4−[(3−クロロ−4−フルオロフェニル)アミノ]−6−(1−シアノ−ピペリジン−4−イルオキシ)−7−メトキシ−キナゾリンから選択されるEGFR阻害剤である。好ましい塩は、塩酸塩、臭化水素酸塩、ヨウ化水素酸塩、硫酸水素塩、リン酸水素塩、メタンスルホン酸水素塩、硝酸水素塩、マレイン酸水素塩、酢酸水素塩、クエン酸水素塩、フマル酸水素塩、酒石酸水素塩、シュウ酸水素塩、コハク酸水素塩、安息香酸水素塩、およびヒドロ−p−トルエンスルホン酸塩からなる群から選択される。
【0379】
別の実施形態において、さらなる治療剤は、任意選択でラセミ体の、エナンチオマー、ジアステレオマーとして、または薬学的に許容される塩、溶媒和物もしくは水和物としての、ブロモクリプチン、カベルゴリン、アルファ−ジヒドロエルゴクリプチン、リスリド、ペルゴリド、プラミペキソール、ロキシンドール、ロピニロール、タリペキソール、テルグリド、およびViozaneから選択されるドパミンアンタゴニストである。好ましいのは、塩酸塩、臭化水素酸塩、ヨウ化水素酸塩、硫酸水素塩、リン酸水素塩、メタンスルホン酸水素塩、硝酸水素塩、マレイン酸水素塩、酢酸水素塩、クエン酸水素塩、フマル酸水素塩、酒石酸水素塩、シュウ酸水素塩、コハク酸水素塩、安息香酸水素塩、およびヒドロ−p−トルエンスルホン酸塩からなる群から選択される塩である。
【0380】
別の実施形態において、さらなる治療剤は、任意選択でラセミ体の、エナンチオマー、ジアステレオマーとして、または薬学的に許容される塩、溶媒和物もしくは水和物としての、エピナスチン、セチリジン、アゼラスチン、フェキソフェナジン、レボカバスチン、ロラタジン、ミゾラスチン、ケトチフェン(Ketotifene)、エメダスチン、ジメチンデン、クレマスチン、バミピン、セキスクロルフェニラミン(Cexchlorpheniramine)、フェニラミン、ドキシラミン、クロルフェノキサミン、ジメンヒドリナート、ジフェンヒドラミン、プロメタジン、エバスチン、オロパタジン、デスロラチジン(Desloratidine)、およびメクロジンから選択される抗アレルギー剤である。好ましいのは、塩酸塩、臭化水素酸塩、ヨウ化水素酸塩、硫酸水素塩、リン酸水素塩、メタンスルホン酸水素塩、硝酸水素塩、マレイン酸水素塩、酢酸水素塩、クエン酸水素塩、フマル酸水素塩、酒石酸水素塩、シュウ酸水素塩、コハク酸水素塩、安息香酸水素塩、およびヒドロ−p−トルエンスルホン酸塩からなる群から選択される塩である。
【0381】
一実施形態において、さらなる治療剤は、任意選択でラセミ体の、エナンチオマー、ジアステレオマーとして、または薬学的に許容される塩、溶媒和物もしくは水和物としての、ベンタマピモド、ドラマピモド、5−カルバモイルインドール、6−[(アミノカルボニル)(2,6−ジフルオロフェニル)アミノ]−2−(2,4−ジフルオロフェニル)−3−ピリジンカルボキサミド、アルファ−[2−[[2−(3−ピリジニル)エチル]アミノ]−4−ピリミジニル]−2−ベンゾチアゾールアセトニトリル、9,12−エポキシ−1H−ジインドロ[1,2,3−fg:3’,2’,1’−kl]ピロロ[3,4−i][1,6]ベンゾジアゾ−シネ−10−カルボン酸、または4−[3−(4−クロロフェニル)−5−(1−メチル−4−ピペリジニル)−1H−ピラゾール−4−イル]−ピリミジンから選択されるMAPキナーゼ阻害剤である。好ましいのは、塩酸塩、臭化水素酸塩、ヨウ化水素酸塩、硫酸水素塩、リン酸水素塩、メタンスルホン酸水素塩、硝酸水素塩、マレイン酸水素塩、酢酸水素塩、クエン酸水素塩、フマル酸水素塩、酒石酸水素塩、シュウ酸水素塩、コハク酸水素塩、安息香酸水素塩、およびヒドロ−p−トルエンスルホン酸塩からなる群から選択される塩である。
【0382】
一実施形態において、さらなる治療剤は、任意選択でラセミ体の、エナンチオマー、ジアステレオマーとして、または薬学的に許容される塩、溶媒和物もしくは水和物としての、N−アセチル−ジニトロフェニル−システイン、cGMP、コレート、ジクロフェナク、デヒドロエピアンドロステロン−3−グルクロニド、デヒドロエピアンドロステロン−3−スルフェート、ジラゼプ、ジニトロフェニル−S−グルタチオン、エストラジオール−17−ベータ−グルクロニド、エストラジオール−3,17−ジスルフェート、エストラジオール−3−グルクロニド、エストラジオール−3−スルフェート、エストロン−3−スルフェート、フルルビプロフェン、ホレート、N5−ホルミル−テトラヒドロ葉酸、グリココレート、グリコリトコール酸スルフェート、イブプロフェン、インドメタシン、インドプロフェン、ケトプロフェン、リトコール酸スルフェート、メトトレキサート、(E)−3−[[[3−[2−(7−クロロ−2−キノリニル)エテニル]フェニル]−[3−ジメチルアミノ)−3−オキソプロピル]チオ]メチル]チオ]−プロパン酸、アルファ−ナフチル−ベータ−D−グルクロニド、ニトロベンジルメルカプトプリンリボシド、プロベネシド、バルスポダール、シルデナフィル、スルフィンピラゾン、タウロケノデオキシコレート、タウロコレート、タウロデオキシコレート、タウロリトコレート、タウロリトコール酸スルフェート、トポテカン、トレキンシン、ザプリナストまたはジピリダモールから選択されるMRP4阻害剤である。好ましい塩は、塩酸塩、臭化水素酸塩、ヨウ化水素酸塩、硫酸水素塩、リン酸水素塩、メタンスルホン酸水素塩、硝酸水素塩、マレイン酸水素塩、酢酸水素塩、クエン酸水素塩、フマル酸水素塩、酒石酸水素塩、シュウ酸水素塩、コハク酸水素塩、安息香酸水素塩、およびヒドロ−p−トルエンスルホン酸塩からなる群から選択される。
【0383】
一実施形態において、さらなる治療は、任意選択でラセミ体の、エナンチオマー、ジアステレオマーとして、または薬学的に許容される塩、溶媒和物もしくは水和物としての、S−(2−アミノエチル)イソチオ−尿素、アミノグアニジン、2−アミノメチルピリジン、5,6−ジヒドロ−6−メチル−4H−1,3−チアジン−2−アミン(AMT)、L−カナバニン(canavanin)、2−イミノピペリジン、S−イソプロピルイソチオウレア、S−メチルイソチオウレア、S−エチルイソチオウレア、S−メチルチオシトルリン、S−エチルチオシトルリン、L−NA(N
ω−ニトロ−L−アルギニン(arginin))、L−NAME(N
ω−ニトロ−L−アルギニンメチルエステル)、L−NMMA(N
ω−モノメチル−L−アルギニン)、L−NIO(N
ω−イミノエチル−L−オルニチン(ornithin))、L−NIL(N
ω−イミノエチル−リシン)、(S)−6−アセトイミドイルアミノ−2−アミノ−ヘキサン酸(1H−テトラゾール−5−イル)−アミド;N−[[3−(アミノメチル)フェニル]メチル]−エタンイミドアミド;(S)−4−(2−アセトイミドイルアミノ−エチルスルファニル)−2−アミノ−酪酸(buturic acid);2−[2−(4−メトキシ−ピリジン−2−イル)−エチル]−3H−イミダゾ[4,5−b]ピリジン;2−((R)−3−アミノ−1−フェニル−プロポキシ)−4−クロロ−5−フルオロベンゾニトリル;2−((1R,3S)−3−アミノ−4−ヒドロキシ−1−チアゾール−5−イル−ブチルスルファニル)−6−トリフルオロメチル−ニコチノニトリル;2−((1R,3S)−3−アミノ−4−ヒドロキシ−1−チアゾール−5−イル−ブチルスルファニル)−4−クロロ−ベンゾニトリル;2−((1R,3S)−3−アミノ−4−ヒドロキシ−1−チアゾール−5−イル−ブチルスルファニル)−5−クロロ−ベンゾニトリル;(2S,4R)−2−アミノ−4−(2−クロロ−5−トリフルオロメチル−フェニルスルファニル)−4−チアゾール−5−イル−ブタン−1−オール;2−((1R,3S)−3−アミノ−4−ヒドロキシ−1−チアゾール−5−イル−ブチルスルファニル)−5−クロロ−ニコチノニトリル;4−((S)−3−アミノ−4−ヒドロキシ−1−フェニル−ブチルスルファニル)−6−メトキシ−ニコチノニトリルまたは置換3−フェニル−3,4−ジヒドロ−1−イソキノリンアミンから、例えば、1S,5S,6R)−7−クロロ−5−メチル−2−アザ−ビシクロ[4.1.0]ヘプタ−2−エン−3−イルアミン(ylamin)(4R,5R)−5−エチル−4−メチル−チアゾリジン−2−イリデンアミン、(1S,5S,6R)−7−クロロ−5−メチル−2−アザ−ビシクロ[4.1.0]ヘプタ−2−エン−3−イルアミン、(4R,5R)−5−エチル−4−メチル−チアゾリジン−2−イリデンアミン、(4R,5R)−5−エチル−4−メチル−セレナゾリジン−2−イリデンアミン、4−アミノテトラヒドロビオプテリン、(E)−3−(4−クロロ−フェニル)−N−(1−{2−オキソ−2−[4−(6−トリフルオロメチル(trifluormethyl)−ピリミジン−4−イルオキシ)−ピペリジン−1−イル]−エチルカルバモイル}−2−ピリジン−2−イル−エチル)−アクリルアミド、3−(2,4−ジフルオロ(difluor)−フェニル)−6−[2−(4−イミダゾール−1−イルメチル−フェノキシ)−エトキシ]−2−フェニル−ピリジン、3−{[(ベンゾ[1,3]ジオキソール−5−イルメチル)−カルバモイル]−メチル}−4−(2−イミダゾール−1−イル−ピリミジン−4−イル)−ピペラジン−1−炭素酸メチルエステル、または(R)−1−(2−イミダゾール−1−イル−6−メチル−ピリミジン−4−イル)−ピロリジン−2−炭素酸(2−ベンゾ[1,3]ジオキソール−5−イル−エチル)−アミドとして選択されるiNOS阻害剤である。好ましい塩は、塩酸塩、臭化水素酸塩、ヨウ化水素酸塩、硫酸水素塩、リン酸水素塩、メタンスルホン酸水素塩、硝酸水素塩、マレイン酸水素塩、酢酸水素塩、クエン酸水素塩、フマル酸水素塩、酒石酸水素塩、シュウ酸水素塩、コハク酸水素塩、安息香酸水素塩、およびヒドロ−p−トルエンスルホン酸塩からなる群から選択される。記述し得る好ましいiNOS阻害剤のさらなる例には、アンチセンス−オリゴヌクレオチド、特に、アンチセンス−オリゴヌクレオチド結合iNOSをコードする核酸が含まれ、したがって、その例は、WO01/52902(その全体が参考として本明細書に援用される)に開示されている。
【0384】
別の実施形態において、さらなる治療剤は、任意選択でラセミ体の、エナンチオマー、ジアステレオマーとして、または薬学的に許容される塩、溶媒和物もしくは水和物としての、2−[(2−アミノエチル)アミノ]−4−[(3−ブロモフェニル)アミノ]−5−ピリミジンカルボキサミド;2−[[7−(3,4−ジメトキシフェニル)イミダゾ[1,2−c]ピリミジン−5−イル]アミノ]−3−ピリジンカルボキサミド;6−[[5−フルオロ−2−[3,4,5−トリメトキシフェニル)アミノ]−4−ピリミジニル]アミノ]−2,2−ジメチル−2H−ピリド[3,2−b]−1,4−オキサジン−3(4H)−オン;N−[3−ブロモ−7−(4−メトキシフェニル)−1,6−ナフチリジン−5−イル]−1,3−プロパンジアミン;7−(4−メトキシフェニル)−N−メチル−1,6−ナフチリジン−5−アミン;N−[7−(4−メトキシフェニル)−1,6−ナフチリジン−5−イル]−1,3−プロパンジアミン;N−[7−(2−チエニル)−1,6−ナフチリジン−5−イル−1,3−プロパンジアミン;N−[7−[4−(ジメチルアミノ)フェニル]−1,6−ナフチリジン−5−イル]−1,2−エタンジアミン;N−[7−(4−メトキシフェニル)−2−(トリフルオロメチル)−1,6−ナフチリジン−5−イル]−1,3−プロパンジアミン;N−[7−(4−メトキシフェニル)−3−フェニル−1,6−ナフチリジン−5−イル]−1,3−プロパンジアミン;N−(7−フェニル−1,6−ナフチリジン−5−イル)−1,3−プロパンジアミン;N−[7−(3−フルオロフェニル)−1,6−ナフチリジン−5−イル]−1,3−プロパンジアミン;N−[7−(3−クロロフェニル)−1,6−ナフチリジン−5−イル]−1,3−プロパンジアミン;N−[7−[3−(トリフルオロメトキシ)フェニル]−1,6−ナフチリジン−5イル]−1,3−プロパンジアミン;N−[7−(4−フルオロフェニル)−1,6−ナフチリジン−5−イル]−1,3−プロパンジアミン;N−[7−(4−フルオロフェニル)−1,6−ナフチリジン−5−イル]−1,3−プロパンジアミン;N−[7−(4−クロロフェニル)−1,6−ナフチリジン−5−イル]−1,3−プロパンジアミン;N−[7−(4’−メチル[1,1’−ビフェニル]−4−イル)−1,6−ナフチリジン−1,3−プロパンジアミン;N−[7−[4−(ジメチルアミノ)フェニル]−1,6−ナフチリジン−5−イル]−1,3−プロパンジアミン;N−[7−[4−(ジエチルアミノ)フェニル]−1,6−ナフチリジン−5−イル]−1,3−プロパン−ジアミン;N−[7−[4−(4−モルホリニル)フェニル]−1,6−ナフチリジン−5−イル]−1,3−プロパンジアミン;N−[7−[4−[[2−(ジメチルアミノ)エチル]メチルアミノ]フェニル]−1,6−ナフチリジン−5−イル]−1,3−プロパンジアミン;N−[7−(4−ブロモフェニル)−1,6−ナフチリジン−5−イル]−1,3−プロパンジアミン;N−[7−(4−メチルフェニル)−1,6−ナフチリジン−5−イル]−1,3−プロパンジアミン;N−[7−[4−(メチルチオ)フェニル]−1,6−ナフチリジン−5−イル]−1,3−プロパンジアミン;N−[7−[4−(1−メチルエチル)フェニル]−1,6−ナフチリジン−5−イル]−1,3−プロパンジアミン;7−[4−(ジメチルアミノ)フェニル]−N−メチル−1,6−ナフチリジン−5−アミン;7−[4−(ジメチルアミノ)フェニル]−N,N−ジメチル−1,6−ナフチリジン−5−アミン;N−[7−[4−(ジメチルアミノ)フェニル]−1,6−ナフチリジン−5−イル]−1,4−ブタンジアミン;N−[7−[4−(ジメチルアミノ)フェニル]−1,6−ナフチリジン−5−イル]−1,5−ペンタンジアミン;3−[[7−[4−(ジメチルアミノ)フェニル]−1,6−ナフチリジン−5−イル]オキシ]−1−プロパノール;4−[5−(4−アミノブトキシ)−1,6−ナフチリジン−7−イル]−N,N−ジメチル−ベンゼンアミン;4−[[7−[4−(ジメチルアミノ)フェニル]−1,6−ナフチリジン−5−イル]アミノ]−1−ブタノール;N−[7−[4−(ジメチルアミノ)フェニル]−1,6−ナフチリジン−5−イル]−N−メチル−1,3−プロパンジアミン;N−[7−[4−(ジメチルアミノ)フェニル]−1,6−ナフチリジン−5−イル]−N’−メチル−1,3−プロパンジアミン;N−[7−[4−(ジメチルアミノ)フェニル]−1,6−ナフチリジン−5−イル]−N,N’−ジメチル−1,3−プロパンジアミン;1−アミノ−3−[[7−[4−(ジメチルアミノ)フェニル]−1,6−ナフチリジン−5−イル]アミノ]−2−プロパノール;N−[7−[4−(ジメチルアミノ)フェニル]−1,6−ナフチリジン−5−イル]−2,2−ジメチル−1,3−プロパンジアミン;7−[4−(ジメチルアミノ)フェニル]−N−(3−ピリジニルメチル)−1,6−ナフチリジン−5−アミン;N−[(2−アミノフェニル)メチル]−7−[4−(ジメチルアミノ)フェニル]−1,6−ナフチリジン−5−アミン;N−[7−[6−(ジメチルアミノ)[1,1’−ビフェニル]−3−イル]−1,6−ナフチリジン−5−イル]−1,3−プロパンジアミン;N−[7−[3−クロロ−4−(ジエチルアミノ)フェニル]−1,6−ナフチリジン−5−イル]−1,3−プロパンジアミン;N−[7−[4−(ジメチルアミノ)−3−メトキシフェニル]−1,6−ナフチリジン−5−イル]−1,3−プロパンジアミン;N−[7−[4−(ジエチルアミノ)フェニル]−3−メチル−1,6−ナフチリジン−5−イル]−1,3−プロパンジアミン;N−[7−(3’−フルオロ[1,1’−ビフェニル]−3−イル)−1,6−ナフチリジン−5−イル]−1,2−エタンジアミン;N−[7−(4−メトキシフェニル)−1,6−ナフチリジン−5−イル]−1,6−ナフチリジン−1,3−プロパンジアミン;N,N’−ビス(3−アミノプロピル)−7−(4−メトキシフェニル)−2,5−ジアミン;N−[7−(4−メトキシフェニル)−2−(フェニルメトキシ)−1,6−ナフチリジン−5−イル]−1,6−ナフチリジン−1,3−プロパンジアミン;N5−(3−アミノプロピル)−7−(4−メトキシフェニル)−N2−(フェニルメチル)−2,5−ジアミン;N−[7−(2−ナフタレニル)−1,6−ナフチリジン−5−イル]−1,3−プロパンジアミン;N−[7−(2’−フルオロ[1,1’−ビフェニル]−4−イル)−1,6−ナフチリジン−5−イル]−1,3−プロパンジアミン;N−[7−(3,4,5−トリメトキシフェニル)−1,6−ナフチリジン−5−イル]−1,3−プロパンジアミン;N−[7−(3,4−ジメチルフェニル)−1,6−ナフチリジン−5−イル]−1,3−プロパンジアミン;1−アミノ−3−[[7−(2−ナフタレニル)−1,6−ナフチリジン−5−イル]アミノ]−2−プロパノール;1−アミノ−3−[[7−(2’−フルオロ[1,1’−ビフェニル]−4−イル)−1,6−ナフチリジン−5−イル]アミノ]−2−プロパノール;1−アミノ−3−[[7−(4’−メトキシ[1,1’−ビフェニル]−4−イル)−1,6−ナフチリジン−5−イル]アミノ]−2−プロパノール;1−アミノ−3−[[7−(3,4,5−トリメトキシフェニル)−1,6−ナフチリジン−5−イル]アミノ]−2−プロパノール;1−アミノ−3−[[7−(4−ブロモフェニル)−1,6−ナフチリジン−5−イル]アミノ]−2−プロパノール;N−[7−(4’−メトキシ[1,1’−ビフェニル]−4−イル)−1,6−ナフチリジン−5−イル]−2,2−ジメチル−1,3−プロパンジアミン;1−[[7−[4−(ジメチルアミノ)フェニル]−1,6−ナフチリジン−5−イル]アミノ]−2−プロパノール;2−[[2−[[7−[4−(ジメチルアミノ)フェニル]−1,6−ナフチリジン−5−イル]アミノ]−エチル]チオ]−エタノール;7−[4−(ジメチルアミノ)フェニル]−N−(3−メチル−5−イソオキサゾリル)−1,6−ナフチリジン−5−アミン;7−[4−(ジメチルアミノ)フェニル]−N−4−ピリミジニル−1,6−ナフチリジン−5−アミン;N−[7−[4−(ジメチルアミノ)フェニル]−1,6−ナフチリジン−5−イル]−1,3−シクロヘキサンジアミン;N,N−ジメチル−4−[5−(1−ピペラジニル)−1,6−ナフチリジン−7−イル]−ベンゼンアミン;4−[5−(2−メトキシエトキシ)−1,6−ナフチリジン−7−イル]−N,N−ジメチル−ベンゼンアミン;1−[7−[4−(ジメチルアミノ)フェニル]−1,6−ナフチリジン−5−イル]−4−ピペリジノール;1−[7−[4−(ジメチルアミノ)フェニル]−1,6−ナフチリジン−5−イル]−3−ピロリジノール;7−[4−(ジメチルアミノ)フェニル]−N−(2−フラニルメチル)−1,6−ナフチリジン−5−アミン;7−[4−(ジメチルアミノ)フェニル]−N−[3−(1H−イミダゾール−1−イル)プロピル]−1,6−ナフチリジン−5−アミン;1−[7−[4−(ジメチルアミノ)フェニル]−1,6−ナフチリジン−5−イル]−4−ピペリジンカルボキサミド;1−[3−[[7−[4−(ジメチルアミノ)フェニル]−1,6−ナフチリジン−5−イル]アミノ]プロピル]−2−ピロリジノン;N−[3’−[5−[(3−アミノプロピル)アミノ]−1,6−ナフチリジン−7−イル][1,1’−ビフェニル]−3−イル]−アセトアミド;N−[7−(4’−フルオロ[1,1’−ビフェニル]−4−イル)−1,6−ナフチリジン−5−イル]−1,3−プロパンジアミン;N−[4’−[5−[(3−アミノプロピル)アミノ]−1,6−ナフチリジン−7−イル][1,1’−ビフェニル]−3−イル]−アセトアミド;N−[7−[4−(1,3−ベンゾジオキソール−5−イル)フェニル]−1,6−ナフチリジン−5−イル]−1,3−プロパンジアミン;N−[7−[4−(2−チエニル)フェニル]−1,6−ナフチリジン−5−イル]−1,3−プロパンジアミン;N−[7−[4−フルオロ−3−(トリフルオロメチル)フェニル]−1,6−ナフチリジン−5−イル]−1,3−プロパンジアミン;N−[7−[4−(3−ピリジニル)フェニル]−1,6−ナフチリジン−5−イル]−1,3−プロパンジアミン;N−[7−(1,3−ベンゾジオキソール−5−イル)−1,6−ナフチリジン−5−イル]−1,3−プロパンジアミン;N−[7−(6−メトキシ−2−ナフタレニル)−1,6−ナフチリジン−5−イル]−1,3−プロパンジアミン;7−[4−(ジメチルアミノ)フェニル]−N−(4−ピリジニルメチル)−1,6−ナフチリジン−5−アミン;3−[[7−[4−(ジメチルアミノ)フェニル]−1,6−ナフチリジン−5−イル]メチルアミノ]−プロパンニトリル;7−[4−(ジメチルアミノ)フェニル]−N−[1−(フェニルメチル)−4−ピペリジニル]−1,6−ナフチリジン−5−アミン;N−[7−[4−(ジメチルアミノ)フェニル]−1,6−ナフチリジン−5−イル]−1,2−シクロヘキサンジアミン;N−[7−[4−(ジメチルアミノ)フェニル]−1,6−ナフチリジン−5−イル]−1,2−シクロヘキサンジアミン、(1R,2S)−rel−;N−[7−[4−(ジメチルアミノ)フェニル]−1,6−ナフチリジン−5−イル]−1,2−ベンゼンジメタンアミン;N−[7−[4−(ジエチルアミノ)フェニル]−1,6−ナフチリジン−5−イル]−1,4−ブタンジアミン;N−[7−[3’,5’−ビス(トリフルオロメチル)[1,1’−ビフェニル]−4−イル]−1,6−ナフチリジン−5−イル]−,3−プロパンジアミン;N−[7−(3’−メトキシ[1,1’−ビフェニル]−4−イル)−1,6−ナフチリジン−5−イル]−1,3−
プロパン−ジアミン;N−[7−(3’−フルオロ[1,1’−ビフェニル]−4−イル)−1,6−ナフチリジン−5−イル]−1,3−プロパンジアミン;4−[[7−[4−(ジメチルアミノ)フェニル]−1,6−ナフチリジン−5−イル]オキシ]−1−ブタノール;N−[7−[4−(ジメチルアミノ)フェニル]−1,6−ナフチリジン−5−イル]−1,4−シクロヘキサンジアミン;7−[4−(ジメチルアミノ)フェニル]−N−(2,2,6,6−テトラメチル−4−ピペリジニル)−1,6−ナフチリジン−5−アミン;N−[7−[3−ブロモ−4−(ジメチルアミノ)フェニル]−1,6−ナフチリジン−5−イル]−1,3−プロパンジアミン;N−[7−(1−メチル−1H−インドール−5−イル)−1,6−ナフチリジン−5−イル]−1,3−プロパンジアミン;N−[7−[3−(トリフルオロメチル)フェニル]−1,6−ナフチリジン−5−イル]−1,3−プロパンジアミン;N−[7−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−1,6−ナフチリジン−5−イル]−1,3−プロパンジアミン;N−[7−(3−ブロモ−4−メトキシフェニル)−1,6−ナフチリジン−5−イル]−1,3−プロパンジアミン;N−[7−[4−[[3−(ジメチルアミノ)プロピル]メチルアミノ]フェニル]−1,6−ナフチリジン−5−イル]−1,4−シクロヘキサンジアミン;N−[7−[4−[[2−(ジメチルアミノ)エチル]メチルアミノ]フェニル]−1,6−ナフチリジン−5−イル]−1,4−シクロヘキサンジアミン;N−[7−[4−(ジメチルアミノ)−3−メトキシフェニル]−1,6−ナフチリジン−5−イル]−1,4−シクロヘキサンジアミン;N−[7−[4−(4−モルホリニル)フェニル]−1,6−ナフチリジン−5−イル]−1,4−シクロヘキサンジアミン;N−[7−[3−ブロモ−4−(4−モルホリニル)フェニル]−1,6−ナフチリジン−5−イル]−1,4−シクロヘキサン−ジアミン;4−[[7−[4−[[2−(ジメチルアミノ)エチル]メチルアミノ]フェニル]−1,6−ナフチリジン−5−イル]オキシ]−シクロヘキサノール;N−[7−[3−ブロモ−4−(4−モルホリニル)フェニル]−1,6−ナフチリジン−5−イル]−1,3−プロパン−ジアミン;N,N−ジメチル−4−[5−(4−メチル−1−ピペラジニル)−1,6−ナフチリジン−7−イル]−ベンゼンアミン;4−[[7−[4−[[3−(ジメチルアミノ)プロピル]メチルアミノ]フェニル]−1,6−ナフチリジン−5−イル]オキシ]−シクロヘキサノール;N−[7−[4−[[2−(ジメチルアミノ)エチル]メチルアミノ]フェニル]−1,6−ナフチリジン−5−イル]−1,4−ブタンジアミン;または[3−[[5−[(3−アミノプロピル)アミノ]−7−(4−メトキシフェニル)−1,6−ナフチリジン−2−イル]−アミノ]プロピル]−カルバミン酸−1,1−ジメチルエチルエステルから選択されるSYK阻害剤である。好ましい塩は、塩酸塩、臭化水素酸塩、ヨウ化水素酸塩、硫酸水素塩、リン酸水素塩、メタンスルホン酸水素塩、硝酸水素塩、マレイン酸水素塩、酢酸水素塩、クエン酸水素塩、フマル酸水素塩、酒石酸水素塩、シュウ酸水素塩、コハク酸水素塩、安息香酸水素塩、およびヒドロ−p−トルエンスルホン酸塩からなる群から選択される。
【0385】
これらの医薬組成物は、化合物1、化合物2、または両方の化合物の約25mg、50mg、100mg、125mg、150mg、200mg、250mg、300mg、または400mgを含有する経口配合物として投与される。この態様において、医薬組成物は、充填剤;崩壊剤;または滑沢剤、またはこれらの組合せをさらに含む。
【0386】
本発明の医薬組成物は、併用療法において用いることができ、すなわち、組成物は、1種または複数種の他の所望の治療剤または医療処置と同時にか、その前にか、またはそれに続いて投与することができることをまた理解されたい。
【0387】
本発明の一態様は、錠剤を含む医薬組成物であって、錠剤は、化合物1および化合物2の噴霧乾燥した分散物、ならびに充填剤;崩壊剤;界面活性剤;結合剤;湿潤剤、および滑沢剤から選択される1種または複数種の添加剤を含む、医薬組成物を提供する。
【0388】
いくつかの実施形態において、錠剤は、約25mg〜約75mgの化合物1を含む。
【0389】
いくつかの実施形態において、錠剤は、約100mg〜約200mgの化合物2を含む。
【0390】
いくつかの実施形態において、錠剤は、増量剤、崩壊剤、滑沢剤、結合剤、または任意のこれらの組合せから選択される1種または複数種の添加剤を含む。例えば、錠剤は、約100mg〜約300mgの増量剤を含む。いくつかの場合において、増量剤は、微結晶性セルロースを含む。他の例において、錠剤は、約12mg〜約36mgの崩壊剤を含む。いくつかの場合において、崩壊剤は、クロスカルメロースナトリウムを含む。いくつかの例において、錠剤は、約1mg〜約5mgの滑沢剤を含む。いくつかの場合において、滑沢剤は、ステアリン酸マグネシウムを含む。いくつかの例において、錠剤は、約25mg〜約75mgの結合剤を含む。いくつかの場合において、結合剤は、ヒドロキシプロピルメチルセルロースを含む。
【0391】
本発明の一態様は、第1の剤および第2の剤を含む医薬組成物であって、第1の剤は、アモルファス形態の化合物1を含み、第2の剤は、アモルファス形態の化合物2を含む、医薬組成物を提供する。
【0392】
いくつかの実施形態において、第1の剤は、化合物1および結合剤を含む第1の噴霧乾燥した分散物をさらに含む。例えば、第1の噴霧乾燥した分散物は、約70重量%〜約90重量%の化合物1および約10重量%〜約30重量%の結合剤を含む。いくつかの例において、結合剤は、ヒドロキシプロピルメチルセルロースを含む。
【0393】
いくつかの実施形態において、第2の剤は、化合物2および結合剤を含む第2の噴霧乾燥した分散物をさらに含む。例えば、第2の噴霧乾燥した分散物は、約70重量%〜約90重量%の化合物2および約10重量%〜約30重量%の結合剤を含む。
【0394】
いくつかの実施形態において、医薬組成物は、約5重量%〜約20重量%の第1の剤をさらに含む。
【0395】
いくつかの実施形態において、医薬組成物は、約15重量%〜約60重量%の第2の剤をさらに含む。
【0396】
いくつかの実施形態において、医薬組成物は、増量剤、崩壊剤、滑沢剤、結合剤、または任意のこれらの組合せから選択される1種または複数種の添加剤をさらに含む。例えば、医薬組成物は、約30重量%〜約50重量%の増量剤をさらに含む。いくつかの場合において、増量剤は、微結晶性セルロースを含む。
【0397】
いくつかの実施形態において、医薬組成物は、約1重量%〜約10重量%の崩壊剤をさらに含む。いくつかの例において、崩壊剤は、クロスカルメロースナトリウムを含む。
【0398】
いくつかの実施形態において、医薬組成物は、約1重量%未満の滑沢剤をさらに含む。いくつかの例において、滑沢剤は、ステアリン酸マグネシウムを含む。
【0399】
いくつかの実施形態において、医薬組成物は、錠剤を含む。
【0400】
いくつかの実施形態において、錠剤は、約30mg〜約85mgの第1の剤を含む。
【0401】
いくつかの実施形態において、錠剤は、約150mg〜約250mgの第2の剤を含む。
【0402】
いくつかの実施形態において、錠剤は、増量剤、崩壊剤、滑沢剤、結合剤、または任意のこれらの組合せから選択される1種または複数種の添加剤を含む。例えば、錠剤は、約100mg〜約300mgの増量剤を含む。いくつかの場合において、増量剤は、微結晶性セルロースを含む。他の例において、錠剤は、約12mg〜約36mgの崩壊剤を含む。いくつかの場合において、崩壊剤は、クロスカルメロースナトリウムを含む。いくつかの例において、錠剤は、約1mg〜約5mgの滑沢剤を含む。例えば、滑沢剤は、ステアリン酸マグネシウムを含む。
【0403】
いくつかの実施形態において、医薬組成物は、さらなる治療剤(例えば、本明細書に記載されているさらなるAPIのいずれか)をさらに含む。いくつかの例において、さらなる治療剤は、化合物1と異なる別のCFTRコレクター(例えば、本明細書に記載されているCFTRコレクターのいずれか)である。他の例において、さらなる治療剤は、化合物2と異なる別のCFTRポテンシエーター(例えば、本明細書に記載されているCFTRポテンシエーターのいずれか)である。
【0404】
本発明の錠剤は、混和物または組成物、例えば、粉末または顆粒を加圧下で圧密化または圧縮することによって生成され、安定な三次元形状(例えば、錠剤)を形成することができる。本明細書において使用する場合、「錠剤」は、コーティングされていようと、コーティングされていなくとも、全ての形状およびサイズの圧縮された医薬投与量単位形態を含む。
【0406】
いくつかの実施形態において、活性剤であるアモルファス化合物1およびアモルファス化合物2、ならびに含まれる薬学的に許容される添加剤(例えば、充填剤、賦形剤、崩壊剤、界面活性剤、流動促進剤、結合剤、滑沢剤、または任意のこれらの組合せ)を含む粉末を含めた固体形態は、乾式造粒プロセスに供することができる。乾式造粒プロセスによって、粉末を、さらなる処理に適したサイズを有するより大きな粒子に凝集させる。乾式造粒は、混合物の流動性を改善し、質量の多様性または内容の均一性の要求に応じた錠剤を生成することができる。
【0407】
本明細書に記載のような配合物は、1つまたは複数の混合および乾式造粒ステップを使用して生成され得る。混合および造粒ステップの順序および数は、重大であるようではない。しかし、添加剤およびアモルファス化合物1およびアモルファス化合物2の少なくとも1つは、錠剤への圧縮の前に、乾式造粒または湿式高剪断造粒に供することができる。錠剤圧縮の前に一緒に作製されたアモルファス化合物1およびアモルファス化合物2および添加剤の乾式造粒は、驚いたことに、本組成物および配合物の成分の間の密接な物理的接触を提供する単純で安価で効率的な方法であるように思われ、したがって、良好な安定性特性を有する錠剤配合物をもたらす。乾式造粒は、本明細書においても企図されている湿式造粒プロセスと対照的に、任意の液体物質(水溶液の形態、有機溶質をベースとする溶液の形態、およびこれらの混合物の形態のいずれでもない)の使用を伴わずに、エネルギーを混合物に移動させる機械的プロセスによって行うことができる。一般に、機械的プロセスは、ローラー圧密化によって提供される圧密化などの圧密化を必要とする。乾式造粒のための代替方法の一例は、強打である。
【0408】
いくつかの実施形態において、ローラー圧密化は、1種または複数種の物質の高度に集中的な機械的圧密化を含む造粒プロセスである。いくつかの実施形態において、粉末の混和物を含む医薬組成物を、プレスし、すなわち、2つの反対方向に回転しているローラーの間でローラー圧密化し、固体シートを作製し、これをそれに続いてふるいにおいて粉砕し、微粒子状物質を形成させる。この微粒子状物質において、成分の間の密接な機械的接触を得ることができる。ローラー圧密化装置の一例は、Gerteis Maschinen+Processengineering AGからのMinipactor(登録商標)Gerteis3W−Polygranである。
【0409】
いくつかの実施形態において、本発明による錠剤圧縮は、任意の液体物質(水溶液の形態、有機溶質をベースとする溶液の形態、これらの混合物の形態のいずれでもない)の使用を伴わずに行うことができ、すなわち、乾式造粒プロセスである。典型的な実施形態において、このように得られたコアまたは錠剤は、約1kp〜約15kP;例えば、1.5〜12.5kPの範囲の、好ましくは2〜10kPの範囲の圧縮強度を有する。
【0411】
いくつかの実施形態において、本明細書において設定された製法によって成分を秤量する。次に、顆粒内成分の全てを、ふるい分けおよび十分に混合する。成分は、適切な滑沢剤、例えば、ステアリン酸マグネシウムで潤滑にすることができる。次のステップは、粉末混和物および同じ大きさの成分の圧密化/強打を含むことができる。次に、圧密化または強打されたブレンドを、顆粒にミル加工し、ふるい分けし、所望のサイズを得る。次に、顆粒は、例えば、ステアリン酸マグネシウムでさらに潤滑にすることができる。次に、本発明の顆粒状組成物は、本発明によって適切なパンチ上で様々な医薬配合物に圧縮することができる。任意選択で、錠剤は、フィルム、着色剤または他のコーティングでコーティングすることができる。
【0412】
本発明の別の態様は、アモルファス化合物1およびアモルファス化合物2、ならびに充填剤、賦形剤、結合剤、滑剤、界面活性剤、滑沢剤、崩壊剤から選択される1種または複数種の添加剤を含む組成物の混和物を含む医薬組成物を生成し、該組成物を約30分で少なくとも約50%が溶解する錠剤に圧縮する方法を提供する。
【0413】
別の実施形態において、湿式造粒プロセスを行って、粉末状および液体成分の混和物から本発明の医薬配合物を生じさせる。例えば、アモルファス化合物1およびアモルファス化合物2、ならびに充填剤、賦形剤、結合剤、滑剤、界面活性剤、滑沢剤、崩壊剤から選択される1種または複数種の添加剤を含む組成物の混和物を含む医薬組成物を、本明細書において設定された製法に従って秤量する。次に、顆粒内成分の全てをふるい分けし、そして、水、または界面活性剤を伴う水、または結合剤を伴う水、または界面活性剤および結合剤を伴う水を使用して、高剪断または低剪断造粒機で混合し、粉末ブレンドを顆粒化する。界面活性剤および/または結合剤を伴うかまたは伴わない、水以外の液をまた使用して、粉末ブレンドを顆粒化することができる。次に、湿った顆粒は、適切なミルを使用して、任意選択でミル加工することができる。次に、成分を任意の適切な様式で乾燥させることによって、水を任意選択で混和物から除去し得る。次に、乾燥した顆粒を、必要とされるサイズに任意選択でミル加工することができる。次に、ブレンドすることによって顆粒外添加剤を加えることができる(例えば、充填剤、賦形剤、および崩壊剤)。次に、同じサイズの顆粒は、ステアリン酸マグネシウムおよび崩壊剤、例えば、クロスカルメロースナトリウムでさらに潤滑にすることができる。次に、本発明の顆粒状組成物は、十分な時間ふるい分けして、正確なサイズを得ることができ、次いで、本発明によって適切なパンチ上で様々な医薬配合物に圧縮することができる。任意選択で、錠剤は、フィルム、着色剤または他のコーティングでコーティングすることができる。
【0414】
この例示的な混和物の成分のそれぞれを、上におよび下記の実施例において記載する。さらに、混和物は、任意選択の添加物、例えば、上におよび下記の実施例において記載されているような、1種もしくは複数種の着色剤、1種もしくは複数種の香味剤、および/または1種もしくは複数種の香料を含むことができる。いくつかの実施形態において、混和物中のこれらの成分のそれぞれ(および任意の任意選択の添加物)の相対濃度(例えば、重量%)をまた、上におよび下記の実施例において提示する。混和物を構成する成分は、逐次的にまたは添加の任意の組合せで提供することができ、成分または成分の組合せは、任意の順序で提供することができる。一実施形態において、滑沢剤は、混和物に加える最後の構成要素である。
【0415】
別の実施形態において、混和物は、アモルファス化合物1およびアモルファス化合物2、ならびに添加剤;結合剤、流動促進剤、界面活性剤、賦形剤、滑沢剤、崩壊剤、および充填剤のうちの任意の1種または複数種の組成物を含み、これらの成分のそれぞれは、粉末形態で提供される(例えば、光散乱によって測定して、250μmもしくはそれ未満(例えば、150μmもしくはそれ未満、100μmもしくはそれ未満、50μmもしくはそれ未満、45μmもしくはそれ未満、40μmもしくはそれ未満、または35μmもしくはそれ未満)の平均または平均的直径を有する粒子として提供される)。例えば、混和物は、アモルファス化合物1およびアモルファス化合物2、賦形剤、流動促進剤、界面活性剤、滑沢剤、崩壊剤、および充填剤の組成物を含み、これらの成分のそれぞれは、粉末形態で提供される(例えば、光散乱によって測定して、250μmもしくはそれ未満(例えば、150μmもしくはそれ未満、100μmもしくはそれ未満、50μmもしくはそれ未満、45μmもしくはそれ未満、40μmもしくはそれ未満、または35μmもしくはそれ未満)の平均直径を有する粒子として提供される)。別の例において、混和物は、アモルファス化合物1、アモルファス化合物2、賦形剤、結合剤、界面活性剤、滑沢剤、崩壊剤、および充填剤の組成物を含み、これらの成分のそれぞれは、粉末形態で提供される(例えば、光散乱によって測定して、250μmもしくはそれ未満(例えば、150μmもしくはそれ未満、100μmもしくはそれ未満、50μmもしくはそれ未満、45μmもしくはそれ未満、40μmもしくはそれ未満、または35μmもしくはそれ未満)の平均直径を有する粒子として提供される)。
【0416】
別の実施形態において、混和物は、アモルファス化合物1、アモルファス化合物2、ならびに結合剤、流動促進剤、賦形剤、界面活性剤、滑沢剤、崩壊剤、および充填剤の任意の組合せの組成物を含み、これらの成分のそれぞれは、水を実質的に含まない。成分のそれぞれは、成分の重量で、5重量%未満(例えば、2重量%未満、1重量%未満、0.75重量%未満、0.5重量%未満、または0.25重量%未満)の水を含む。例えば、混和物は、アモルファス化合物1、アモルファス化合物2、賦形剤、流動促進剤、界面活性剤、滑沢剤、崩壊剤、および充填剤の組成物を含み、これらの成分のそれぞれは、水を実質的に含まない。いくつかの実施形態において、成分のそれぞれは、成分の重量で、5重量%未満(例えば、2重量%未満、1重量%未満、0.75重量%未満、0.5重量%未満、または0.25重量%未満)の水を含む。
【0417】
別の実施形態において、混和物を錠剤へと圧縮することは、枠(例えば、型)を混和物で充填し、圧力を混和物にかけることによって達成される。ダイプレス機または他の同様の装置を使用して、これを達成することができる。いくつかの実施形態において、アモルファス化合物1、アモルファス化合物2、および添加剤の混和物は、最初に顆粒形態に加工することができる。次いで、顆粒は、サイズ分けされ、そして、錠剤へと圧縮されてもよく、製薬技術における公知の方法によってカプセル化のために配合されてもよい。フォーム中の混和物への加圧は、それぞれの圧縮の間に同じ圧力を使用して、または圧縮の間に異なる圧力を使用して繰り返すことができることがまた留意される。別の例において、粉末状成分または顆粒の混和物は、十分な圧力をかけ、約30分で約50%もしくはそれを超えて(例えば、約30分で約55%もしくはそれを超えて、または約30分で約60%もしくはそれを超えて)溶解する錠剤を形成させるダイプレス機を使用して圧縮することができる。例えば、ダイプレス機を使用して混和物を圧縮し、少なくとも約5kP(少なくとも約5.5kP、少なくとも約6kP、少なくとも約7kP、少なくとも約10kP、または少なくとも15kP)の錠剤硬度を生じさせる。場合によって、混和物を圧縮して、約5〜20kPの間の錠剤硬度を生じさせる。
【0418】
いくつかの実施形態において、本明細書に記載されるような医薬組成物を含む錠剤は、着色剤を含む、重量で、錠剤の約3.0重量%のフィルムコーティングでコーティングすることができる。場合によっては、錠剤をコーティングするために使用される着色剤の懸濁物または溶液は、重量で、着色剤の懸濁物または溶液の約20%w/wの固体を含む。またさらなる例において、コーティング錠剤は、ロゴ、他の画像もしくは文章でラベル付けすることができる。
【0419】
別の実施形態において、医薬組成物を生成する方法は、固体形態の混和物、例えば、粉末状および/または液体成分の混和物、アモルファス化合物1と、アモルファス化合物2と、結合剤、滑剤、賦形剤、界面活性剤、滑沢剤、崩壊剤、および充填剤から選択される1種または複数種の添加剤とを含む混和物を提供することと;混和物が実質的に均質になるまで混和物を混合すること、ならびに混和物を顆粒形態に圧縮または圧密化することとを含む。次いで、アモルファス化合物1とアモルファス化合物2とを含む顆粒状組成物は、上にまたは下記の実施例において記載するように、錠剤へと圧縮されてもよい。代わりに、医薬組成物を生成する方法は、アモルファス化合物1と、アモルファス化合物2と、1種または複数種の添加剤(例えば、結合剤、滑剤、賦形剤、界面活性剤、滑沢剤、崩壊剤、および充填剤)との混和物を提供することと;混和物が実質的に均質になるまで混和物を混合すること、ならびに、下記実施例に記載のとおりに、乾式造粒組成物を用い、ローラーコンパクターを使用して混和物を顆粒形態に圧縮/圧密化することか、あるいは、下記の実施例に記載のとおりに、高剪断の湿った顆粒の圧密化プロセスを使用して顆粒に圧縮/圧密化されることとを含む。医薬配合物、例えば、本明細書に記載されるような錠剤を、本明細書に記載されている選択した添加剤に加えて、アモルファス化合物1とアモルファス化合物2とを組み込むことによって調製された顆粒を使用して作製することができる。
【0420】
いくつかの実施形態において、混和物を、手練り、ミキサー、ブレンダー、任意のこれらの組合せなどを使用して、撹拌、ブレンド、振盪などによって混合する。成分または成分の組合せを逐次的に加えるとき、混合は、継続的添加の間に、成分の添加の間ずっと連続的に、成分もしくは成分の組合せの全ての添加の後に、または任意のこれらの組合せで行われ得る。混和物が実質的に均質な組成を有するまで、混和物を混合する。
【0421】
別の実施形態において、本発明は、0.1ミクロン〜50ミクロンの間の有意な粒径画分を有する粒子を生成するのに適した空気圧を使用して、適切な通常のミル加工装置において、アモルファス化合物1とアモルファス化合物2をジェットミル加工することを含む。別の実施形態において、粒径は、0.1ミクロン〜20ミクロンの間である。別の実施形態において、粒子サイズは、0.1ミクロン〜10ミクロンの間である。別の実施形態において、粒径は、1.0ミクロン〜5ミクロンの間である。さらに別の実施形態において、アモルファス化合物1およびアモルファス化合物2は、約5〜約100ミクロンの粒径D50を有する。さらに別の実施形態において、アモルファス化合物1およびアモルファス化合物2は、約5〜約30ミクロンの粒径D50を有する。また別の実施形態において、アモルファス化合物1およびアモルファス化合物2は、15ミクロンの粒径D50を有する。
【0422】
様々な実施形態において、さらなる治療剤(複数可)を、アモルファス化合物1およびアモルファス化合物2と一緒に配合して、単位投与形態または単回投与形態、例えば、錠剤を形成することができる。
【0423】
上記のように調製した錠剤を、United States Pharmacopoeia29巻、United States Pharmacopeial Convention, Inc.、Rockville、Md.、2005年(「USP」)における試験711「溶解」に従ってインビトロの溶解評価に供し、活性物質が剤形から放出される速度を決定することができる。活性物質の含有量および不純物レベルは、技術、例えば、高速液体クロマトグラフィー(HPLC)によって好都合に測定される。
【0424】
いくつかの実施形態において、本発明は、包装材料、例えば、高密度ポリエチレン(HDPE)、低密度ポリエチレン(LDPE)および/もしくはポリプロピレン、ならびに/またはガラス、グラシンホイルの容器および閉じるもの、ならびに、アルミニウムもしくは高密度ポリ塩化ビニル(PVC)から構成されるアルミニウムパウチ、および、ブリスターまたはストリップなど(これらは、任意選択で乾燥剤、ポリエチレン(PE)、ポリ二塩化ビニリデン(PVDC)、PVC/PE/PVDCなどを含む)の使用を含む。これらのパッケージ材料を使用して、製薬技術において通常用いられる化学的または物理的滅菌技術を使用してパッケージおよびその内容物の適当な無菌化の後で、様々な医薬組成物および配合物を無菌の様式で貯蔵することができる。
【0426】
上記の噴霧乾燥した分散物および医薬組成物は、嚢胞性線維症を処置するのに有用である。したがって、本発明の一態様は、患者に上記の噴霧乾燥した分散物または医薬組成物のいずれかを投与することを含む、患者において嚢胞性線維症を処置する方法を提供する。
【0427】
いくつかの実装形態において、患者は、噴霧乾燥した分散物または医薬組成物を経口投与される。
【0428】
いくつかの実装形態は、患者に、上記の噴霧乾燥した分散物または医薬組成物中に存在しないさらなる治療剤を投与することをさらに含む。
【0429】
いくつかの実装形態において、さらなる治療剤は、上記の噴霧乾燥した分散物または医薬組成物の前にか、その後にか、またはそれと同時に投与される。
【0431】
一態様において、本発明は、患者に上記の噴霧乾燥した分散物または医薬組成物のいずれかを投与することを含む、患者においてCFTRが媒介する疾患を処置する方法であって、患者は、G178R、G551S、G970R、G1244E、S1255P、G1349D、S549N、S549R、S1251N、E193K、F1052V、G1069R、R117C、D110H、R347H、R352Q、E56K、P67L、L206W、A455E、D579G、S1235R、S945L、R1070W、F1074L、D110E、D1270N、D1152H、1717−1G−>A、621+1G−>T、3120+1G−>A、1898+1G−>A、711+1G−>T、2622+1G−>A、405+1G−>A、406−1G−>A、4005+1G−>A、1812−1G−>A、1525−1G−>A、712−1G−>T、1248+1G−>A、1341+1G−>A、3121−1G−>A、4374+1G−>T、3850−1G−>A、2789+5G−>A、3849+10kbC−>T、3272−26A−>G、711+5G−>A、3120G−>A、1811+1.6kbA−>G、711+3A−>G、1898+3A−>G、1717−8G−>A、1342−2A−>C、405+3A−>C、1716G/A、1811+1G−>C、1898+5G−>T、3850−3T−>G、IVS14b+5G−>A、1898+1G−>T、4005+2T−>C、および621+3A−>Gから選択されるヒトCFTR変異を有する、方法を提供する。
【0432】
一態様において、本発明は、患者に上記の噴霧乾燥した分散物または医薬組成物のいずれかを投与することを含む、患者においてCFTRが媒介する疾患を処置する方法であって、患者は、G178R、G551S、G970R、G1244E、S1255P、G1349D、S549N、S549R、S1251N、E193K、F1052V、およびG1069Rから選択されるヒトCFTR変異を有する、方法を提供する。この態様の一実装形態において、本発明は、CFTRが媒介する疾患を処置する方法であって、患者は、G178R、G551S、G970R、G1244E、S1255P、G1349D、S549N、S549R、およびS1251Nから選択されるヒトCFTR変異を有する、方法を提供する。この態様の別の実装形態において、本発明は、CFTRが媒介する疾患を処置する方法であって、患者は、E193K、F1052V、およびG1069Rから選択されるヒトCFTR変異を有する、方法を提供する。この態様のいくつかの実装形態において、上記方法は、ベースラインのクロライド輸送に対してクロライド輸送において10倍超の増加を生じさせる。
【0433】
一態様において、本発明は、患者に上記の噴霧乾燥した分散物または医薬組成物のいずれかを投与することを含む、患者においてCFTRが媒介する疾患を処置する方法であって、患者は、R117C、D110H、R347H、R352Q、E56K、P67L、L206W、A455E、D579G、S1235R、S945L、R1070W、F1074L、D110E、D1270N、およびD1152Hから選択されるヒトCFTR変異を有する、方法を提供する。この態様の一実装形態において、上記方法は、ベースラインのクロライド輸送に対して、10%増加に等しいかまたは10%超の増加であるクロライド輸送の増加を生じさせる。
【0434】
一態様において、本発明は、患者に上記の噴霧乾燥した分散物または医薬組成物のいずれかを投与することを含む、患者においてCFTRが媒介する疾患を処置する方法であって、患者は、1717−1G−>A、621+1G−>T、3120+1G−>A、1898+1G−>A、711+1G−>T、2622+1G−>A、405+1G−>A、406−1G−>A、4005+1G−>A、1812−1G−>A、1525−1G−>A、712−1G−>T、1248+1G−>A、1341+1G−>A、3121−1G−>A、4374+1G−>T、3850−1G−>A、2789+5G−>A、3849+10kbC−>T、3272−26A−>G、711+5G−>A、3120G−>A、1811+1.6kbA−>G、711+3A−>G、1898+3A−>G、1717−8G−>A、1342−2A−>C、405+3A−>C、1716G/A、1811+1G−>C、1898+5G−>T、3850−3T−>G、IVS14b+5G−>A、1898+1G−>T、4005+2T−>C、および621+3A−>Gから選択されるヒトCFTR変異を有する、方法を提供する。この態様の一実装形態において、患者は、1717−1G−>A、1811+1.6kbA−>G、2789+5G−>A、3272−26A−>G、および3849+10kbC−>Tから選択されるヒトCFTR変異を有する。この態様のまた別の実装形態において、患者は、2789+5G−>Aおよび3272−26A−>Gから選択されるヒトCFTR変異を有する。
【0435】
一態様において、本発明は、患者に上記の噴霧乾燥した分散物または医薬組成物のいずれかを投与することを含む、患者においてCFTRが媒介する疾患を処置する方法であって、患者は、G178R、G551S、G970R、G1244E、S1255P、G1349D、S549N、S549R、S1251N、E193K、F1052V、G1069R、R117C、D110H、R347H、R352Q、E56K、P67L、L206W、A455E、D579G、S1235R、S945L、R1070W、F1074L、D110E、D1270N、D1152H、1717−1G−>A、621+1G−>T、3120+1G−>A、1898+1G−>A、711+1G−>T、2622+1G−>A、405+1G−>A、406−1G−>A、4005+1G−>A、1812−1G−>A、1525−1G−>A、712−1G−>T、1248+1G−>A、1341+1G−>A、3121−1G−>A、4374+1G−>T、3850−1G−>A、2789+5G−>A、3849+10kbC−>T、3272−26A−>G、711+5G−>A、3120G−>A、1811+1.6kbA−>G、711+3A−>G、1898+3A−>G、1717−8G−>A、1342−2A−>C、405+3A−>C、1716G/A、1811+1G−>C、1898+5G−>T、3850−3T−>G、IVS14b+5G−>A、1898+1G−>T、4005+2T−>C、および621+3A−>Gから選択されるヒトCFTR変異、ならびに△F508、R117H、およびG551Dから選択されるヒトCFTR変異を有する、方法を提供する。
【0436】
一態様において、本発明は、患者に上記の噴霧乾燥した分散物または医薬組成物のいずれかを投与することを含む、患者においてCFTRが媒介する疾患を処置する方法であって、患者は、G178R、G551S、G970R、G1244E、S1255P、G1349D、S549N、S549R、S1251N、E193K、F1052V、およびG1069Rから選択されるヒトCFTR変異、ならびに△F508、R117H、およびG551Dから選択されるヒトCFTR変異を有する、方法を提供する。この態様の一実装形態において、本発明は、CFTRが媒介する疾患を処置する方法であって、患者は、G178R、G551S、G970R、G1244E、S1255P、G1349D、S549N、S549R、およびS1251Nから選択されるヒトCFTR変異、ならびに△F508、R117H、およびG551Dから選択されるヒトCFTR変異を有する、方法を提供する。この態様の別の実装形態において、本発明は、CFTRが媒介する疾患を処置する方法であって、患者は、E193K、F1052VおよびG1069Rから選択されるヒトCFTR変異、ならびに△F508、R117H、およびG551Dから選択されるヒトCFTR変異を有する、方法を提供する。この態様のいくつかの実装形態において、上記方法は、ベースラインのクロライド輸送に対してクロライド輸送において10倍超の増加を生じさせる。
【0437】
一態様において、本発明は、患者に上記の噴霧乾燥した分散物または医薬組成物のいずれかを投与することを含む、患者においてCFTRが媒介する疾患を処置する方法であって、患者は、R117C、D110H、R347H、R352Q、E56K、P67L、L206W、A455E、D579G、S1235R、S945L、R1070W、F1074L、D110E、D1270N、およびD1152Hから選択されるヒトCFTR変異、ならびに△F508、R117H、およびG551Dから選択されるヒトCFTR変異を有する、方法を提供する。この態様の一実装形態において、上記方法は、ベースラインのクロライド輸送に対して、10%増加に等しいかまたは10%超の増加であるクロライド輸送の増加を生じさせる。
【0438】
一態様において、本発明は、患者に上記の噴霧乾燥した分散物または医薬組成物のいずれかを投与することを含む、患者においてCFTRが媒介する疾患を処置する方法であって、患者は、1717−1G−>A、621+1G−>T、3120+1G−>A、1898+1G−>A、711+1G−>T、2622+1G−>A、405+1G−>A、406−1G−>A、4005+1G−>A、1812−1G−>A、1525−1G−>A、712−1G−>T、1248+1G−>A、1341+1G−>A、3121−1G−>A、4374+1G−>T、3850−1G−>A、2789+5G−>A、3849+10kbC−>T、3272−26A−>G、711+5G−>A、3120G−>A、1811+1.6kbA−>G、711+3A−>G、1898+3A−>G、1717−8G−>A、1342−2A−>C、405+3A−>C、1716G/A、1811+1G−>C、1898+5G−>T、3850−3T−>G、IVS14b+5G−>A、1898+1G−>T、4005+2T−>C、および621+3A−>Gから選択されるヒトCFTR変異、ならびに△F508、R117H、およびG551Dから選択されるヒトCFTR変異を有する、方法を提供する。この態様の一実装形態において、患者は、1717−1G−>A、1811+1.6kbA−>G、2789+5G−>A、3272−26A−>G、および3849+10kbC−>Tから選択されるヒトCFTR変異、ならびに△F508、R117H、およびG551Dから選択されるヒトCFTR変異を有する。この態様のまた別の実装形態において、患者は、2789+5G−>Aおよび3272−26A−>Gから選択されるヒトCFTR変異、ならびに△F508、R117Hから選択されるヒトCFTR変異を有する。
【0439】
一態様において、本発明は、患者に上記の噴霧乾燥した分散物または医薬組成物のいずれかを投与することを含む、患者においてCFTRが媒介する疾患を処置する方法であって、患者は、G178R、G551S、G970R、G1244E、S1255P、G1349D、S549N、S549R、S1251N、E193K、F1052V、G1069R、R117C、D110H、R347H、R352Q、E56K、P67L、L206W、A455E、D579G、S1235R、S945L、R1070W、F1074L、D110E、D1270N、D1152H、1717−1G−>A、621+1G−>T、3120+1G−>A、1898+1G−>A、711+1G−>T、2622+1G−>A、405+1G−>A、406−1G−>A、4005+1G−>A、1812−1G−>A、1525−1G−>A、712−1G−>T、1248+1G−>A、1341+1G−>A、3121−1G−>A、4374+1G−>T、3850−1G−>A、2789+5G−>A、3849+10kbC−>T、3272−26A−>G、711+5G−>A、3120G−>A、1811+1.6kbA−>G、711+3A−>G、1898+3A−>G、1717−8G−>A、1342−2A−>C、405+3A−>C、1716G/A、1811+1G−>C、1898+5G−>T、3850−3T−>G、IVS14b+5G−>A、1898+1G−>T、4005+2T−>C、および621+3A−>Gから選択される1つまたは複数のヒトCFTR変異、ならびに△F508、R117H、およびG551Dから選択されるヒトCFTR変異を有する、方法を提供する。
【0440】
一態様において、本発明は、患者に上記の噴霧乾燥した分散物または医薬組成物のいずれかを投与することを含む、患者においてCFTRが媒介する疾患を処置する方法であって、患者は、G178R、G551S、G970R、G1244E、S1255P、G1349D、S549N、S549R、S1251N、E193K、F1052V、およびG1069Rから選択される1つまたは複数のヒトCFTR変異を有する、方法を提供する。この態様の一実装形態において、患者は、G178R、G551S、G970R、G1244E、S1255P、G1349D、S549N、S549R、およびS1251Nから選択される1つまたは複数のヒトCFTR変異を有する。この態様の別の実装形態において、患者は、E193K、F1052V、およびG1069Rから選択される1つまたは複数のヒトCFTR変異を有する。この態様のいくつかの実装形態において、上記方法は、ベースラインのクロライド輸送に対してクロライド輸送において10倍超の増加を生じさせる。
【0441】
一態様において、本発明は、患者に上記の噴霧乾燥した分散物または医薬組成物のいずれかを投与することを含む、患者においてCFTRが媒介する疾患を処置する方法であって、患者は、R117C、D110H、R347H、R352Q、E56K、P67L、L206W、A455E、D579G、S1235R、S945L、R1070W、F1074L、D110E、D1270N、およびD1152Hから選択される1つまたは複数のヒトCFTR変異を有する、方法を提供する。この態様の一実装形態において、上記方法は、ベースラインのクロライド輸送に対して、10%増加に等しいかまたは10%超の増加であるクロライド輸送の増加を生じさせる。
【0442】
一態様において、本発明は、患者に上記の噴霧乾燥した分散物または医薬組成物のいずれかを投与することを含む、患者においてCFTRが媒介する疾患を処置する方法であって、患者は、1717−1G−>A、621+1G−>T、3120+1G−>A、1898+1G−>A、711+1G−>T、2622+1G−>A、405+1G−>A、406−1G−>A、4005+1G−>A、1812−1G−>A、1525−1G−>A、712−1G−>T、1248+1G−>A、1341+1G−>A、3121−1G−>A、4374+1G−>T、3850−1G−>A、2789+5G−>A、3849+10kbC−>T、3272−26A−>G、711+5G−>A、3120G−>A、1811+1.6kbA−>G、711+3A−>G、1898+3A−>G、1717−8G−>A、1342−2A−>C、405+3A−>C、1716G/A、1811+1G−>C、1898+5G−>T、3850−3T−>G、IVS14b+5G−>A、1898+1G−>T、4005+2T−>C、および621+3A−>Gから選択される1つまたは複数のヒトCFTR変異を有する、方法を提供する。この態様の一実装形態において、患者は、1717−1G−>A、1811+1.6kbA−>G、2789+5G−>A、3272−26A−>G、および3849+10kbC−>Tから選択される1つまたは複数のヒトCFTR変異を有する。この態様のまた別の実装形態において、患者は、2789+5G−>Aおよび3272−26A−>Gから選択される1つまたは複数のヒトCFTR変異を有する。
【0443】
一態様において、本発明は、患者に上記の噴霧乾燥した分散物または医薬組成物のいずれかを投与することを含む、患者においてCFTRが媒介する疾患を処置する方法であって、患者は、G178R、G551S、G970R、G1244E、S1255P、G1349D、S549N、S549R、S1251N、E193K、F1052V、G1069R、R117C、D110H、R347H、R352Q、E56K、P67L、L206W、A455E、D579G、S1235R、S945L、R1070W、F1074L、D110E、D1270N、D1152H、1717−1G−>A、621+1G−>T、3120+1G−>A、1898+1G−>A、711+1G−>T、2622+1G−>A、405+1G−>A、406−1G−>A、4005+1G−>A、1812−1G−>A、1525−1G−>A、712−1G−>T、1248+1G−>A、1341+1G−>A、3121−1G−>A、4374+1G−>T、3850−1G−>A、2789+5G−>A、3849+10kbC−>T、3272−26A−>G、711+5G−>A、3120G−>A、1811+1.6kbA−>G、711+3A−>G、1898+3A−>G、1717−8G−>A、1342−2A−>C、405+3A−>C、1716G/A、1811+1G−>C、1898+5G−>T、3850−3T−>G、IVS14b+5G−>A、1898+1G−>T、4005+2T−>C、および621+3A−>Gから選択される1つまたは複数のヒトCFTR変異、ならびに△F508、R117H、およびG551Dから選択されるヒトCFTR変異、ならびに△F508、R117H、およびG551Dから選択される1つまたは複数のヒトCFTR変異を有する、方法を提供する。
【0444】
一態様において、本発明は、患者に上記の噴霧乾燥した分散物または医薬組成物のいずれかを投与することを含む、患者においてCFTRが媒介する疾患を処置する方法であって、患者は、G178R、G551S、G970R、G1244E、S1255P、G1349D、S549N、S549R、S1251N、E193K、F1052V、およびG1069Rから選択される1つまたは複数のヒトCFTR変異、ならびに△F508、R117H、およびG551Dから選択される1つまたは複数のヒトCFTR変異を有する、方法を提供する。この態様の一実装形態において、患者は、G178R、G551S、G970R、G1244E、S1255P、G1349D、S549N、S549R、およびS1251Nから選択される1つまたは複数のヒトCFTR変異、ならびに△F508、R117H、およびG551Dから選択される1つまたは複数のヒトCFTR変異を有する。この態様の別の実装形態において、患者は、E193K、F1052V、およびG1069Rから選択される1つまたは複数のヒトCFTR変異、ならびに△F508、R117H、およびG551Dから選択される1つまたは複数のヒトCFTR変異を有する。この態様のいくつかの実装形態において、上記方法は、ベースラインのクロライド輸送に対してクロライド輸送において10倍超の増加を生じさせる。
【0445】
一態様において、本発明は、患者に上記の噴霧乾燥した分散物または医薬組成物のいずれかを投与することを含む、患者においてCFTRが媒介する疾患を処置する方法であって、患者は、R117C、D110H、R347H、R352Q、E56K、P67L、L206W、A455E、D579G、S1235R、S945L、R1070W、F1074L、D110E、D1270N、およびD1152Hから選択される1つまたは複数のヒトCFTR変異、ならびに△F508、R117H、およびG551Dから選択される1つまたは複数のヒトCFTR変異を有する、方法を提供する。この態様の一実装形態において、上記方法は、ベースラインのクロライド輸送に対して、10%増加に等しいかまたは10%超の増加であるクロライド輸送の増加を生じさせる。
【0446】
一態様において、本発明は、患者に上記の噴霧乾燥した分散物または医薬組成物のいずれかを投与することを含む、患者においてCFTRが媒介する疾患を処置する方法であって、患者は、1717−1G−>A、621+1G−>T、3120+1G−>A、1898+1G−>A、711+1G−>T、2622+1G−>A、405+1G−>A、406−1G−>A、4005+1G−>A、1812−1G−>A、1525−1G−>A、712−1G−>T、1248+1G−>A、1341+1G−>A、3121−1G−>A、4374+1G−>T、3850−1G−>A、2789+5G−>A、3849+10kbC−>T、3272−26A−>G、711+5G−>A、3120G−>A、1811+1.6kbA−>G、711+3A−>G、1898+3A−>G、1717−8G−>A、1342−2A−>C、405+3A−>C、1716G/A、1811+1G−>C、1898+5G−>T、3850−3T−>G、IVS14b+5G−>A、1898+1G−>T、4005+2T−>C、および621+3A−>Gから選択される1つまたは複数のヒトCFTR変異、ならびに△F508、R117H、およびG551Dから選択される1つまたは複数のヒトCFTR変異を有する、方法を提供する。この態様の一実装形態において、患者は、1717−1G−>A、1811+1.6kbA−>G、2789+5G−>A、3272−26A−>G、および3849+10kbC−>Tから選択される1つまたは複数のヒトCFTR変異、ならびに△F508、R117H、およびG551Dから選択される1つまたは複数のヒトCFTR変異を有する、方法を提供する。この態様のまた別の実装形態において、患者は、2789+5G−>Aおよび3272−26A−>Gから選択される1つまたは複数のヒトCFTR変異、ならびに△F508、R117H、およびG551Dから選択される1つまたは複数のヒトCFTR変異を有する。
【0447】
別の態様において、本発明は、患者に上記の噴霧乾燥した分散物または医薬組成物のいずれかを投与することを含む、患者においてCFTRが媒介する疾患を処置する方法であって、患者は、R74W、R668C、S977F、L997F、K1060T、A1067T、R1070Q、R1066H、T338I、R334W、G85E、A46D、I336K、H1054D、M1V、E92K、V520F、H1085R、R560T、L927P、R560S、N1303K、M1101K、L1077P、R1066M、R1066C、L1065P、Y569D、A561E、A559T、S492F、L467P、R347P、およびS341Pから選択されるヒトCFTR変異を有する、方法を提供する。
【0448】
一実装形態において、ヒトCFTR変異は、R74W、R668C、S977F、L997F、K1060T、A1067T、およびR1070Qから選択される。
【0449】
一実装形態において、ヒトCFTR変異は、R1066H、T338I、R334W、G85E、A46D、I336K、H1054D、M1V、E92K、V520F、H1085R、R560T、L927P、R560S、N1303K、M1101K、L1077P、R1066M、R1066C、L1065P、Y569D、A561E、A559T、S492F、L467P、R347P、およびS341Pから選択される。
【0450】
さらなる実装形態において、ヒトCFTR変異は、R1066H、T338I、R334W、I336K、H1054D、M1V、E92K、およびL927Pから選択される。別の態様において、患者は、R74W、R668C、S977F、L997F、K1060T、A1067T、R1070Q、R1066H、T338I、R334W、G85E、A46D、I336K、H1054D、M1V、E92K、V520F、H1085R、R560T、L927P、R560S、N1303K、M1101K、L1077P、R1066M、R1066C、L1065P、Y569D、A561E、A559T、S492F、L467P、R347P、およびS341Pから選択されるヒトCFTR変異、ならびに△F508、R117H、およびG551Dから選択されるヒトCFTR変異を有する。
【0451】
一実装形態において、患者は、R74W、R668C、S977F、L997F、K1060T、A1067T、およびR1070Qから選択されるヒトCFTR変異、ならびに△F508、R117H、およびG551Dから選択されるヒトCFTR変異を有する。
【0452】
一実装形態において、患者は、R1066H、T338I、R334W、G85E、A46D、I336K、H1054D、M1V、E92K、V520F、H1085R、R560T、L927P、R560S、N1303K、M1101K、L1077P、R1066M、R1066C、L1065P、Y569D、A561E、A559T、S492F、L467P、R347P、およびS341Pから選択されるヒトCFTR変異、ならびに△F508、R117H、およびG551Dから選択されるヒトCFTR変異を有する。
【0453】
さらなる実装形態において、患者は、R1066H、T338I、R334W、I336K、H1054D、M1V、E92K、およびL927Pから選択されるヒトCFTR変異、ならびに△F508、R117H、およびG551Dから選択されるヒトCFTR変異を有する。
【0454】
別の態様において、本発明は、患者に上記の噴霧乾燥した分散物または医薬組成物のいずれかを投与することを含む、患者においてCFTRが媒介する疾患を処置する方法であって、患者は、R74W、R668C、S977F、L997F、K1060T、A1067T、R1070Q、R1066H、T338I、R334W、G85E、A46D、I336K、H1054D、M1V、E92K、V520F、H1085R、R560T、L927P、R560S、N1303K、M1101K、L1077P、R1066M、R1066C、L1065P、Y569D、A561E、A559T、S492F、L467P、R347P、およびS341Pから選択される1つまたは複数のヒトCFTR変異を有する、方法を含む。
【0455】
一実装形態において、患者は、R74W、R668C、S977F、L997F、K1060T、A1067T、およびR1070Qから選択される1つまたは複数のヒトCFTR変異を有する。
【0456】
一実装形態において、患者は、R1066H、T338I、R334W、G85E、A46D、I336K、H1054D、M1V、E92K、V520F、H1085R、R560T、L927P、R560S、N1303K、M1101K、L1077P、R1066M、R1066C、L1065P、Y569D、A561E、A559T、S492F、L467P、R347P、およびS341Pから選択される1つまたは複数のヒトCFTR変異を有する。
【0457】
さらなる実装形態において、患者は、R1066H、T338I、R334W、I336K、H1054D、M1V、E92K、およびL927Pから選択される1つまたは複数のヒトCFTR変異を有する。
【0458】
別の態様において、本発明は、患者に上記の噴霧乾燥した分散物または医薬組成物のいずれかを投与することを含む、患者においてCFTRが媒介する疾患を処置する方法であって、患者は、R74W、R668C、S977F、L997F、K1060T、A1067T、R1070Q、R1066H、T338I、R334W、G85E、A46D、I336K、H1054D、M1V、E92K、V520F、H1085R、R560T、L927P、R560S、N1303K、M1101K、L1077P、R1066M、R1066C、L1065P、Y569D、A561E、A559T、S492F、L467P、R347P、およびS341Pから選択される1つまたは複数のヒトCFTR変異、ならびに△F508、R117H、およびG551Dから選択される1つまたは複数のヒトCFTR変異を有する、方法を含む。
【0459】
一実装形態において、患者は、R74W、R668C、S977F、L997F、K1060T、A1067T、およびR1070Qから選択される1つまたは複数のヒトCFTR変異、ならびに△F508、R117H、およびG551Dから選択される1つまたは複数のヒトCFTR変異を有する。
【0460】
一実装形態において、患者は、R1066H、T338I、R334W、G85E、A46D、I336K、H1054D、M1V、E92K、V520F、H1085R、R560T、L927P、R560S、N1303K、M1101K、L1077P、R1066M、R1066C、L1065P、Y569D、A561E、A559T、S492F、L467P、R347P、およびS341Pから選択される1つまたは複数のヒトCFTR変異、ならびに△F508、R117H、およびG551Dから選択される1つまたは複数のヒトCFTR変異を有する。
【0461】
さらなる実装形態において、患者は、R1066H、T338I、R334W、I336K、H1054D、M1V、E92K、およびL927Pから選択される1つまたは複数のヒトCFTR変異、ならびに△F508、R117H、およびG551Dから選択される1つまたは複数のヒトCFTR変異を有する。
【0462】
一態様において、本発明は、患者に上記の噴霧乾燥した分散物または医薬組成物のいずれかを投与することを含む、患者においてCFTRが媒介する疾患を処置する方法であって、患者は、R74W、R668C、S977F、L997F、K1060T、A1067T、R1070Q、R1066H、T338I、R334W、G85E、A46D、I336K、H1054D、M1V、E92K、V520F、H1085R、R560T、L927P、R560S、N1303K、M1101K、L1077P、R1066M、R1066C、L1065P、Y569D、A561E、A559T、S492F、L467P、R347P、およびS341Pから選択されるヒトCFTR変異を有する、方法を含む。
【0463】
一実装形態において、ヒトCFTR変異は、R74W、R668C、S977F、L997F、K1060T、A1067T、およびR1070Qから選択される。
【0464】
一実装形態において、ヒトCFTR変異は、R1066H、T338I、R334W、G85E、A46D、I336K、H1054D、M1V、E92K、V520F、H1085R、R560T、L927P、R560S、N1303K、M1101K、L1077P、R1066M、R1066C、L1065P、Y569D、A561E、A559T、S492F、L467P、R347P、およびS341Pから選択される。
【0465】
さらなる実装形態において、ヒトCFTR変異は、R1066H、T338I、R334W、I336K、H1054D、M1V、E92K、およびL927Pから選択される。
【0466】
別の態様において、本発明は、患者に上記の噴霧乾燥した分散物または医薬組成物のいずれかを投与することを含む、患者においてCFTRが媒介する疾患を処置する方法であって、患者は、R74W、R668C、S977F、L997F、K1060T、A1067T、R1070Q、R1066H、T338I、R334W、G85E、A46D、I336K、H1054D、M1V、E92K、V520F、H1085R、R560T、L927P、R560S、N1303K、M1101K、L1077P、R1066M、R1066C、L1065P、Y569D、A561E、A559T、S492F、L467P、R347P、およびS341Pから選択されるヒトCFTR変異、ならびに△F508、R117H、およびG551Dから選択されるヒトCFTR変異を有する、方法を含む。
【0467】
一実装形態において、患者は、R74W、R668C、S977F、L997F、K1060T、A1067T、およびR1070Qから選択されるヒトCFTR変異、ならびに△F508、R117H、およびG551Dから選択されるヒトCFTR変異を有する。
【0468】
一実装形態において、患者は、R1066H、T338I、R334W、G85E、A46D、I336K、H1054D、M1V、E92K、V520F、H1085R、R560T、L927P、R560S、N1303K、M1101K、L1077P、R1066M、R1066C、L1065P、Y569D、A561E、A559T、S492F、L467P、R347P、およびS341Pから選択されるヒトCFTR変異、ならびに△F508、R117H、およびG551Dから選択されるヒトCFTR変異を有する。
【0469】
さらなる実装形態において、患者は、R1066H、T338I、R334W、I336K、H1054D、M1V、E92K、およびL927Pから選択されるヒトCFTR変異、ならびに△F508、R117H、およびG551Dから選択されるヒトCFTR変異を有する。
【0470】
別の態様において、本発明は、患者に上記の噴霧乾燥した分散物または医薬組成物のいずれかを投与することを含む、患者においてCFTRが媒介する疾患を処置する方法であって、患者は、R74W、R668C、S977F、L997F、K1060T、A1067T、R1070Q、R1066H、T338I、R334W、G85E、A46D、I336K、H1054D、M1V、E92K、V520F、H1085R、R560T、L927P、R560S、N1303K、M1101K、L1077P、R1066M、R1066C、L1065P、Y569D、A561E、A559T、S492F、L467P、R347P、およびS341Pから選択される1つまたは複数のヒトCFTR変異を有する、方法を含む。
【0471】
一実装形態において、患者は、R74W、R668C、S977F、L997F、K1060T、A1067T、およびR1070Qから選択される1つまたは複数のヒトCFTR変異を有する。
【0472】
一実装形態において、患者は、R1066H、T338I、R334W、G85E、A46D、I336K、H1054D、M1V、E92K、V520F、H1085R、R560T、L927P、R560S、N1303K、M1101K、L1077P、R1066M、R1066C、L1065P、Y569D、A561E、A559T、S492F、L467P、R347P、およびS341Pから選択される1つまたは複数のヒトCFTR変異を有する。
【0473】
別の実装形態において、患者は、R1066H、T338I、R334W、I336K、H1054D、M1V、E92K、およびL927Pから選択される1つまたは複数のヒトCFTR変異を有する。
【0474】
別の態様において、本発明は、患者に上記の噴霧乾燥した分散物または医薬組成物のいずれかを投与することを含む、患者においてCFTRが媒介する疾患を処置する方法であって、患者は、R74W、R668C、S977F、L997F、K1060T、A1067T、R1070Q、R1066H、T338I、R334W、G85E、A46D、I336K、H1054D、M1V、E92K、V520F、H1085R、R560T、L927P、R560S、N1303K、M1101K、L1077P、R1066M、R1066C、L1065P、Y569D、A561E、A559T、S492F、L467P、R347P、およびS341Pから選択される1つまたは複数のヒトCFTR変異、ならびに△F508、R117H、およびG551Dから選択される1つまたは複数のヒトCFTR変異を有する、方法を含む。
【0475】
一実装形態において、患者は、R74W、R668C、S977F、L997F、K1060T、A1067T、およびR1070Qから選択される1つまたは複数のヒトCFTR変異、ならびに△F508、R117H、およびG551Dから選択される1つまたは複数のヒトCFTR変異を有する。
【0476】
一実装形態において、患者は、R1066H、T338I、R334W、G85E、A46D、I336K、H1054D、M1V、E92K、V520F、H1085R、R560T、L927P、R560S、N1303K、M1101K、L1077P、R1066M、R1066C、L1065P、Y569D、A561E、A559T、S492F、L467P、R347P、およびS341Pから選択される1つまたは複数のヒトCFTR変異、ならびに△F508、R117H、およびG551Dから選択される1つまたは複数のヒトCFTR変異を有する。
【0477】
さらなる実装形態において、患者は、R1066H、T338I、R334W、I336K、H1054D、M1V、E92K、およびL927Pから選択される1つまたは複数のヒトCFTR変異、ならびに△F508、R117H、およびG551Dから選択される1つまたは複数のヒトCFTR変異を有する。
【0478】
一態様において、本発明は、患者に上記の噴霧乾燥した分散物または医薬組成物のいずれかを投与することを含む、患者においてCFTRが媒介する疾患を処置する方法であって、患者は、R74W、R668C、S977F、L997F、K1060T、A1067T、R1070Q、R1066H、T338I、R334W、G85E、A46D、I336K、H1054D、M1V、E92K、V520F、H1085R、R560T、L927P、R560S、N1303K、M1101K、L1077P、R1066M、R1066C、L1065P、Y569D、A561E、A559T、S492F、L467P、R347P、およびS341Pから選択されるヒトCFTR変異を有する、方法を含む。
【0479】
一実装形態において、ヒトCFTR変異は、R74W、R668C、S977F、L997F、K1060T、A1067T、およびR1070Qから選択される。
【0480】
一実装形態において、ヒトCFTR変異は、R1066H、T338I、R334W、G85E、A46D、I336K、H1054D、M1V、E92K、V520F、H1085R、R560T、L927P、R560S、N1303K、M1101K、L1077P、R1066M、R1066C、L1065P、Y569D、A561E、A559T、S492F、L467P、R347P、およびS341Pから選択される。
【0481】
さらなる実装形態において、ヒトCFTR変異は、R1066H、T338I、R334W、I336K、H1054D、M1V、E92K、およびL927Pから選択される。
【0482】
別の態様において、本発明は、患者に上記の噴霧乾燥した分散物または医薬組成物のいずれかを投与することを含む、患者においてCFTRが媒介する疾患を処置する方法であって、患者は、R74W、R668C、S977F、L997F、K1060T、A1067T、R1070Q、R1066H、T338I、R334W、G85E、A46D、I336K、H1054D、M1V、E92K、V520F、H1085R、R560T、L927P、R560S、N1303K、M1101K、L1077P、R1066M、R1066C、L1065P、Y569D、A561E、A559T、S492F、L467P、R347P、およびS341Pから選択されるヒトCFTR変異、ならびに△F508、R117H、およびG551Dから選択されるヒトCFTR変異を有する、方法を含む。
【0483】
一実装形態において、患者は、R74W、R668C、S977F、L997F、K1060T、A1067T、およびR1070Qから選択されるヒトCFTR変異、ならびに△F508、R117H、およびG551Dから選択されるヒトCFTR変異を有する。
【0484】
一実装形態において、患者は、R1066H、T338I、R334W、G85E、A46D、I336K、H1054D、M1V、E92K、V520F、H1085R、R560T、L927P、R560S、N1303K、M1101K、L1077P、R1066M、R1066C、L1065P、Y569D、A561E、A559T、S492F、L467P、R347P、およびS341Pから選択されるヒトCFTR変異、ならびに△F508、R117H、およびG551Dから選択されるヒトCFTR変異を有する。
【0485】
別の実装形態において、患者は、R1066H、T338I、R334W、I336K、H1054D、M1V、E92K、およびL927Pから選択されるヒトCFTR変異、ならびに△F508、R117H、およびG551Dから選択されるヒトCFTR変異を有する。
【0486】
別の態様において、本発明は、患者に上記の噴霧乾燥した分散物または医薬組成物のいずれかを投与する、患者においてCFTRが媒介する疾患を処置する方法であって、患者は、R74W、R668C、S977F、L997F、K1060T、A1067T、R1070Q、R1066H、T338I、R334W、G85E、A46D、I336K、H1054D、M1V、E92K、V520F、H1085R、R560T、L927P、R560S、N1303K、M1101K、L1077P、R1066M、R1066C、L1065P、Y569D、A561E、A559T、S492F、L467P、R347P、およびS341Pから選択される1つまたは複数のヒトCFTR変異を有する、方法を含む。
【0487】
一実装形態において、患者は、R74W、R668C、S977F、L997F、K1060T、A1067T、およびR1070Qから選択される1つまたは複数のヒトCFTR変異を有する。
【0488】
一実装形態において、患者は、R1066H、T338I、R334W、G85E、A46D、I336K、H1054D、M1V、E92K、V520F、H1085R、R560T、L927P、R560S、N1303K、M1101K、L1077P、R1066M、R1066C、L1065P、Y569D、A561E、A559T、S492F、L467P、R347P、およびS341Pから選択される1つまたは複数のヒトCFTR変異を有する。
【0489】
さらなる実装形態において、患者は、R1066H、T338I、R334W、I336K、H1054D、M1V、E92K、およびL927Pから選択される1つまたは複数のヒトCFTR変異を有する。
【0490】
別の態様において、本発明は、患者に上記の噴霧乾燥した分散物または医薬組成物のいずれかを投与することを含む、患者においてCFTRが媒介する疾患を処置する方法であって、患者は、R74W、R668C、S977F、L997F、K1060T、A1067T、R1070Q、R1066H、T338I、R334W、G85E、A46D、I336K、H1054D、M1V、E92K、V520F、H1085R、R560T、L927P、R560S、N1303K、M1101K、L1077P、R1066M、R1066C、L1065P、Y569D、A561E、A559T、S492F、L467P、R347P、およびS341Pから選択される1つまたは複数のヒトCFTR変異、ならびに△F508、R117H、およびG551Dから選択される1つまたは複数のヒトCFTR変異を有する、方法を含む。
【0491】
一実装形態において、患者は、R74W、R668C、S977F、L997F、K1060T、A1067T、およびR1070Qから選択される1つまたは複数のヒトCFTR変異、ならびに△F508、R117H、およびG551Dから選択される1つまたは複数のヒトCFTR変異を有する。
【0492】
一実装形態において、患者は、R1066H、T338I、R334W、G85E、A46D、I336K、H1054D、M1V、E92K、V520F、H1085R、R560T、L927P、R560S、N1303K、M1101K、L1077P、R1066M、R1066C、L1065P、Y569D、A561E、A559T、S492F、L467P、R347P、およびS341Pから選択される1つまたは複数のヒトCFTR変異、ならびに△F508、R117H、およびG551Dから選択される1つまたは複数のヒトCFTR変異を有する。
【0493】
さらなる実装形態において、患者は、R1066H、T338I、R334W、I336K、H1054D、M1V、E92K、およびL927Pから選択される1つまたは複数のヒトCFTR変異、ならびに△F508、R117H、およびG551Dから選択される1つまたは複数のヒトCFTR変異を有する。
【0494】
一態様において、本発明は、患者に上記の噴霧乾燥した分散物または医薬組成物のいずれかを投与することを含む、患者においてCFTRが媒介する疾患を処置する方法であって、患者は、R74W、R668C、S977F、L997F、K1060T、A1067T、R1070Q、R1066H、T338I、R334W、G85E、A46D、I336K、H1054D、M1V、E92K、V520F、H1085R、R560T、L927P、R560S、N1303K、M1101K、L1077P、R1066M、R1066C、L1065P、Y569D、A561E、A559T、S492F、L467P、R347P、S341P、I507del、G1061R、G542X、W1282X、および2184InsAから選択されるヒトCFTR変異を有する、方法を含む。
【0495】
この態様の一実装形態において、ヒトCFTR変異は、R74W、R668C、S977F、L997F、K1060T、A1067T、R1070Q、I507del、G1061R、G542X、W1282X、および2184InsAから選択される。
【0496】
この態様の別の実装形態において、ヒトCFTR変異は、R1066H、T338I、R334W、G85E、A46D、I336K、H1054D、M1V、E92K、V520F、H1085R、R560T、L927P、R560S、N1303K、M1101K、L1077P、R1066M、R1066C、L1065P、Y569D、A561E、A559T、S492F、L467P、R347P、S341P、I507del、G1061R、G542X、W1282X、および2184InsAから選択される。
【0497】
この態様のまた別の実装形態において、ヒトCFTR変異は、R1066H、T338I、R334W、I336K、H1054D、M1V、E92K、L927P、I507del、G1061R、G542X、W1282X、および2184InsAから選択される。
【0498】
一態様において、本発明は、患者に上記の噴霧乾燥した分散物または医薬組成物のいずれかを投与することを含む、患者においてCFTRが媒介する疾患を処置する方法であって、患者は、R74W、R668C、S977F、L997F、K1060T、A1067T、R1070Q、R1066H、T338I、R334W、G85E、A46D、I336K、H1054D、M1V、E92K、V520F、H1085R、R560T、L927P、R560S、N1303K、M1101K、L1077P、R1066M、R1066C、L1065P、Y569D、A561E、A559T、S492F、L467P、R347P、S341P、I507del、G1061R、G542X、W1282X、および2184InsAから選択されるヒトCFTR変異、ならびに△F508、R117H、およびG551Dから選択されるヒトCFTR変異を有する、方法を含む。
【0499】
この態様の一実装形態において、患者は、R74W、R668C、S977F、L997F、K1060T、A1067T、R1070Q、I507del、G1061R、G542X、W1282X、および2184InsAから選択されるヒトCFTR変異、ならびに△F508、R117H、およびG551Dから選択されるヒトCFTR変異を有する。
【0500】
この態様の別の実装形態において、患者は、R1066H、T338I、R334W、G85E、A46D、I336K、H1054D、M1V、E92K、V520F、H1085R、R560T、L927P、R560S、N1303K、M1101K、L1077P、R1066M、R1066C、L1065P、Y569D、A561E、A559T、S492F、L467P、R347P、S341P、I507del、G1061R、G542X、W1282X、および2184InsAから選択されるヒトCFTR変異、ならびに△F508、R117H、およびG551Dから選択されるヒトCFTR変異を有する。
【0501】
この態様のまた別の実装形態において、患者は、R1066H、T338I、R334W、I336K、H1054D、M1V、E92K、L927P、I507del、G1061R、G542X、W1282X、および2184InsAから選択されるヒトCFTR変異、ならびに△F508、R117H、およびG551Dから選択されるヒトCFTR変異を有する。
【0502】
一態様において、本発明は、患者に上記の噴霧乾燥した分散物または医薬組成物のいずれかを投与することを含む、患者においてCFTRが媒介する疾患を処置する方法であって、患者は、R74W、R668C、S977F、L997F、K1060T、A1067T、R1070Q、R1066H、T338I、R334W、G85E、A46D、I336K、H1054D、M1V、E92K、V520F、H1085R、R560T、L927P、R560S、N1303K、M1101K、L1077P、R1066M、R1066C、L1065P、Y569D、A561E、A559T、S492F、L467P、R347P、S341P、I507del、G1061R、G542X、W1282X、および2184InsAから選択される1つまたは複数のヒトCFTR変異を有する、方法を含む。
【0503】
この態様の一実装形態において、患者は、R74W、R668C、S977F、L997F、K1060T、A1067T、R1070Q、I507del、G1061R、G542X、W1282X、および2184InsAから選択される1つまたは複数のヒトCFTR変異を有する。
【0504】
この態様の別の実装形態において、患者は、R1066H、T338I、R334W、G85E、A46D、I336K、H1054D、M1V、E92K、V520F、H1085R、R560T、L927P、R560S、N1303K、M1101K、L1077P、R1066M、R1066C、L1065P、Y569D、A561E、A559T、S492F、L467P、R347P、S341P、I507del、G1061R、G542X、W1282X、および2184InsAから選択される1つまたは複数のヒトCFTR変異を有する。
【0505】
この態様のまた別の実装形態において、患者は、R1066H、T338I、R334W、I336K、H1054D、M1V、E92K、L927P、I507del、G1061R、G542X、W1282X、および2184InsAから選択される1つまたは複数のヒトCFTR変異を有する。
【0506】
一態様において、本発明は、患者に上記の噴霧乾燥した分散物または医薬組成物のいずれかを投与することを含む、患者においてCFTRが媒介する疾患を処置する方法であって、患者は、R74W、R668C、S977F、L997F、K1060T、A1067T、R1070Q、R1066H、T338I、R334W、G85E、A46D、I336K、H1054D、M1V、E92K、V520F、H1085R、R560T、L927P、R560S、N1303K、M1101K、L1077P、R1066M、R1066C、L1065P、Y569D、A561E、A559T、S492F、L467P、R347P、S341P、I507del、G1061R、G542X、W1282X、および2184InsAから選択される1つまたは複数のヒトCFTR変異、ならびに△F508、R117H、およびG551Dから選択される1つまたは複数のヒトCFTR変異を有する、方法を含む。
【0507】
この態様の一実装形態において、患者は、R74W、R668C、S977F、L997F、K1060T、A1067T、R1070Q、I507del、G1061R、G542X、W1282X、および2184InsAから選択される1つまたは複数のヒトCFTR変異、ならびに△F508、R117H、およびG551Dから選択される1つまたは複数のヒトCFTR変異を有する。
【0508】
この態様の別の実装形態において、患者は、R1066H、T338I、R334W、G85E、A46D、I336K、H1054D、M1V、E92K、V520F、H1085R、R560T、L927P、R560S、N1303K、M1101K、L1077P、R1066M、R1066C、L1065P、Y569D、A561E、A559T、S492F、L467P、R347P、S341P、I507del、G1061R、G542X、W1282X、および2184InsAから選択される1つまたは複数のヒトCFTR変異、ならびに△F508、R117H、およびG551Dから選択される1つまたは複数のヒトCFTR変異を有する。
【0509】
この態様のまた別の実装形態において、患者は、R1066H、T338I、R334W、I336K、H1054D、M1V、E92K、L927P、I507del、G1061R、G542X、W1282X、および2184InsAから選択される1つまたは複数のヒトCFTR変異、ならびに△F508、R117H、およびG551Dから選択される1つまたは複数のヒトCFTR変異を有する。
【0510】
一態様において、本発明は、患者に上記の噴霧乾燥した分散物または医薬組成物のいずれかを投与することを含む、患者においてCFTRが媒介する疾患を処置する方法であって、患者は、R74W、R668C、S977F、L997F、K1060T、A1067T、R1070Q、R1066H、T338I、R334W、G85E、A46D、I336K、H1054D、M1V、E92K、V520F、H1085R、R560T、L927P、R560S、N1303K、M1101K、L1077P、R1066M、R1066C、L1065P、Y569D、A561E、A559T、S492F、L467P、R347P、S341P、I507del、G1061R、G542X、W1282X、および2184InsAから選択されるヒトCFTR変異を有する、方法を含む。
【0511】
この態様の一実装形態において、ヒトCFTR変異は、R74W、R668C、S977F、L997F、K1060T、A1067T、R1070Q、I507del、G1061R、G542X、W1282X、および2184InsAから選択される。
【0512】
この態様の別の実装形態において、ヒトCFTR変異は、R1066H、T338I、R334W、G85E、A46D、I336K、H1054D、M1V、E92K、V520F、H1085R、R560T、L927P、R560S、N1303K、M1101K、L1077P、R1066M、R1066C、L1065P、Y569D、A561E、A559T、S492F、L467P、R347P、S341P、I507del、G1061R、G542X、W1282X、および2184InsAから選択される。
【0513】
この態様のまた別の実装形態において、ヒトCFTR変異は、R1066H、T338I、R334W、I336K、H1054D、M1V、E92K、L927P、I507del、G1061R、G542X、W1282X、および2184InsAから選択される。
【0514】
一態様において、本発明は、患者に上記の噴霧乾燥した分散物または医薬組成物のいずれかを投与することを含む、患者においてCFTRが媒介する疾患を処置する方法であって、患者は、R74W、R668C、S977F、L997F、K1060T、A1067T、R1070Q、R1066H、T338I、R334W、G85E、A46D、I336K、H1054D、M1V、E92K、V520F、H1085R、R560T、L927P、R560S、N1303K、M1101K、L1077P、R1066M、R1066C、L1065P、Y569D、A561E、A559T、S492F、L467P、R347P、S341P、I507del、G1061R、G542X、W1282X、および2184InsAから選択されるヒトCFTR変異、ならびに△F508、R117H、およびG551Dから選択されるヒトCFTR変異を有する、方法を含む。
【0515】
この態様の一実装形態において、患者は、R74W、R668C、S977F、L997F、K1060T、A1067T、R1070Q、I507del、G1061R、G542X、W1282X、および2184InsAから選択されるヒトCFTR変異、ならびに△F508、R117H、およびG551Dから選択されるヒトCFTR変異を有する。
【0516】
この態様の別の実装形態において、患者は、R1066H、T338I、R334W、G85E、A46D、I336K、H1054D、M1V、E92K、V520F、H1085R、R560T、L927P、R560S、N1303K、M1101K、L1077P、R1066M、R1066C、L1065P、Y569D、A561E、A559T、S492F、L467P、R347P、S341P、I507del、G1061R、G542X、W1282X、および2184InsAから選択されるヒトCFTR変異、ならびに△F508、R117H、およびG551Dから選択されるヒトCFTR変異を有する。
【0517】
この態様のまた別の実装形態において、患者は、R1066H、T338I、R334W、I336K、H1054D、M1V、E92K、L927P、I507del、G1061R、G542X、W1282X、および2184InsAから選択されるヒトCFTR変異、ならびに△F508、R117H、およびG551Dから選択されるヒトCFTR変異を有する。
【0518】
一態様において、本発明は、患者に上記の噴霧乾燥した分散物または医薬組成物のいずれかを投与することを含む、患者においてCFTRが媒介する疾患を処置する方法であって、患者は、R74W、R668C、S977F、L997F、K1060T、A1067T、R1070Q、R1066H、T338I、R334W、G85E、A46D、I336K、H1054D、M1V、E92K、V520F、H1085R、R560T、L927P、R560S、N1303K、M1101K、L1077P、R1066M、R1066C、L1065P、Y569D、A561E、A559T、S492F、L467P、R347P、S341P、I507del、G1061R、G542X、W1282X、および2184InsAから選択される1つまたは複数のヒトCFTR変異を有する、方法を含む。
【0519】
この態様の一実装形態において、患者は、R74W、R668C、S977F、L997F、K1060T、A1067T、R1070Q、I507del、G1061R、G542X、W1282X、および2184InsAから選択される1つまたは複数のヒトCFTR変異を有する。
【0520】
この態様の別の実装形態において、患者は、R1066H、T338I、R334W、G85E、A46D、I336K、H1054D、M1V、E92K、V520F、H1085R、R560T、L927P、R560S、N1303K、M1101K、L1077P、R1066M、R1066C、L1065P、Y569D、A561E、A559T、S492F、L467P、R347P、S341P、I507del、G1061R、G542X、W1282X、および2184InsAから選択される1つまたは複数のヒトCFTR変異を有する。
【0521】
この態様のまた別の実装形態において、患者は、R1066H、T338I、R334W、I336K、H1054D、M1V、E92K、L927P、I507del、G1061R、G542X、W1282X、および2184InsAから選択される1つまたは複数のヒトCFTR変異を有する。
【0522】
一態様において、本発明は、患者に上記の噴霧乾燥した分散物または医薬組成物のいずれかを投与することを含む、患者においてCFTRが媒介する疾患を処置する方法であって、患者は、R74W、R668C、S977F、L997F、K1060T、A1067T、R1070Q、R1066H、T338I、R334W、G85E、A46D、I336K、H1054D、M1V、E92K、V520F、H1085R、R560T、L927P、R560S、N1303K、M1101K、L1077P、R1066M、R1066C、L1065P、Y569D、A561E、A559T、S492F、L467P、R347P、S341P、I507del、G1061R、G542X、W1282X、および2184InsAから選択される1つまたは複数のヒトCFTR変異、ならびに△F508、R117H、およびG551Dから選択される1つまたは複数のヒトCFTR変異を有する、方法を含む。
【0523】
この態様の一実装形態において、患者は、R74W、R668C、S977F、L997F、K1060T、A1067T、R1070Q、I507del、G1061R、G542X、W1282X、および2184InsAから選択される1つまたは複数のヒトCFTR変異、ならびに△F508、R117H、およびG551Dから選択される1つまたは複数のヒトCFTR変異を有する。
【0524】
この態様の別の実装形態において、患者は、R1066H、T338I、R334W、G85E、A46D、I336K、H1054D、M1V、E92K、V520F、H1085R、R560T、L927P、R560S、N1303K、M1101K、L1077P、R1066M、R1066C、L1065P、Y569D、A561E、A559T、S492F、L467P、R347P、S341P、I507del、G1061R、G542X、W1282X、および2184InsAから選択される1つまたは複数のヒトCFTR変異、ならびに△F508、R117H、およびG551Dから選択される1つまたは複数のヒトCFTR変異を有する。
【0525】
この態様のまた別の実装形態において、患者は、R1066H、T338I、R334W、I336K、H1054D、M1V、E92K、L927P、I507del、G1061R、G542X、W1282X、および2184InsAから選択される1つまたは複数のヒトCFTR変異、ならびに△F508、R117H、およびG551Dから選択される1つまたは複数のヒトCFTR変異を有する。
【0526】
一態様において、本発明は、患者に上記の噴霧乾燥した分散物または医薬組成物のいずれかを投与することを含む、患者においてCFTRが媒介する疾患を処置する方法であって、患者は、R74W、R668C、S977F、L997F、K1060T、A1067T、R1070Q、R1066H、T338I、R334W、G85E、A46D、I336K、H1054D、M1V、E92K、V520F、H1085R、R560T、L927P、R560S、N1303K、M1101K、L1077P、R1066M、R1066C、L1065P、Y569D、A561E、A559T、S492F、L467P、R347P、S341P、I507del、G1061R、G542X、W1282X、および2184InsAから選択されるヒトCFTR変異を有する、方法を含む。
【0527】
この態様の一実装形態において、ヒトCFTR変異は、R74W、R668C、S977F、L997F、K1060T、A1067T、R1070Q、I507del、G1061R、G542X、W1282X、および2184InsAから選択される。
【0528】
この態様の別の実装形態において、ヒトCFTR変異は、R1066H、T338I、R334W、G85E、A46D、I336K、H1054D、M1V、E92K、V520F、H1085R、R560T、L927P、R560S、N1303K、M1101K、L1077P、R1066M、R1066C、L1065P、Y569D、A561E、A559T、S492F、L467P、R347P、S341P、I507del、G1061R、G542X、W1282X、および2184InsAから選択される。
【0529】
この態様のまた別の実装形態において、ヒトCFTR変異は、R1066H、T338I、R334W、I336K、H1054D、M1V、E92K、L927P、I507del、G1061R、G542X、W1282X、および2184InsAから選択される。
【0530】
一態様において、本発明は、患者に上記の噴霧乾燥した分散物または医薬組成物のいずれかを投与することを含む、患者においてCFTRが媒介する疾患を処置する方法であって、患者は、R74W、R668C、S977F、L997F、K1060T、A1067T、R1070Q、R1066H、T338I、R334W、G85E、A46D、I336K、H1054D、M1V、E92K、V520F、H1085R、R560T、L927P、R560S、N1303K、M1101K、L1077P、R1066M、R1066C、L1065P、Y569D、A561E、A559T、S492F、L467P、R347P、S341P、I507del、G1061R、G542X、W1282X、および2184InsAから選択されるヒトCFTR変異、ならびに△F508、R117H、およびG551Dから選択されるヒトCFTR変異を有する、方法を含む。
【0531】
この態様の一実装形態において、患者は、R74W、R668C、S977F、L997F、K1060T、A1067T、R1070Q、I507del、G1061R、G542X、W1282X、および2184InsAから選択されるヒトCFTR変異、ならびに△F508、R117H、およびG551Dから選択されるヒトCFTR変異を有する。
【0532】
この態様の別の実装形態において、患者は、R1066H、T338I、R334W、G85E、A46D、I336K、H1054D、M1V、E92K、V520F、H1085R、R560T、L927P、R560S、N1303K、M1101K、L1077P、R1066M、R1066C、L1065P、Y569D、A561E、A559T、S492F、L467P、R347P、S341P、I507del、G1061R、G542X、W1282X、および2184InsAから選択されるヒトCFTR変異、ならびに△F508、R117H、およびG551Dから選択されるヒトCFTR変異を有する。
【0533】
この態様のまた別の実装形態において、患者は、R1066H、T338I、R334W、I336K、H1054D、M1V、E92K、L927P、I507del、G1061R、G542X、W1282X、および2184InsAから選択されるヒトCFTR変異、ならびに△F508、R117H、およびG551Dから選択されるヒトCFTR変異を有する。
【0534】
一態様において、本発明は、患者に上記の噴霧乾燥した分散物または医薬組成物のいずれかを投与することを含む、患者においてCFTRが媒介する疾患を処置する方法であって、患者は、R74W、R668C、S977F、L997F、K1060T、A1067T、R1070Q、R1066H、T338I、R334W、G85E、A46D、I336K、H1054D、M1V、E92K、V520F、H1085R、R560T、L927P、R560S、N1303K、M1101K、L1077P、R1066M、R1066C、L1065P、Y569D、A561E、A559T、S492F、L467P、R347P、S341P、I507del、G1061R、G542X、W1282X、および2184InsAから選択される1つまたは複数のヒトCFTR変異を有する、方法を含む。
【0535】
この態様の一実装形態において、患者は、R74W、R668C、S977F、L997F、K1060T、A1067T、R1070Q、I507del、G1061R、G542X、W1282X、および2184InsAから選択される1つまたは複数のヒトCFTR変異を有する。
【0536】
この態様の別の実装形態において、患者は、R1066H、T338I、R334W、G85E、A46D、I336K、H1054D、M1V、E92K、V520F、H1085R、R560T、L927P、R560S、N1303K、M1101K、L1077P、R1066M、R1066C、L1065P、Y569D、A561E、A559T、S492F、L467P、R347P、S341P、I507del、G1061R、G542X、W1282X、および2184InsAから選択される1つまたは複数のヒトCFTR変異を有する。
【0537】
この態様のまた別の実装形態において、患者は、R1066H、T338I、R334W、I336K、H1054D、M1V、E92K、L927P、I507del、G1061R、G542X、W1282X、および2184InsAから選択される1つまたは複数のヒトCFTR変異を有する。
【0538】
一態様において、本発明は、患者に上記の噴霧乾燥した分散物または医薬組成物のいずれかを投与することを含む、患者においてCFTRが媒介する疾患を処置する方法であって、患者は、R74W、R668C、S977F、L997F、K1060T、A1067T、R1070Q、R1066H、T338I、R334W、G85E、A46D、I336K、H1054D、M1V、E92K、V520F、H1085R、R560T、L927P、R560S、N1303K、M1101K、L1077P、R1066M、R1066C、L1065P、Y569D、A561E、A559T、S492F、L467P、R347P、S341P、I507del、G1061R、G542X、W1282X、および2184InsAから選択される1つまたは複数のヒトCFTR変異、ならびに△F508、R117H、およびG551Dから選択される1つまたは複数のヒトCFTR変異を有する、方法を含む。
【0539】
この態様の一実装形態において、患者は、R74W、R668C、S977F、L997F、K1060T、A1067T、R1070Q、I507del、G1061R、G542X、W1282X、および2184InsAから選択される1つまたは複数のヒトCFTR変異、ならびに△F508、R117H、およびG551Dから選択される1つまたは複数のヒトCFTR変異を有する。
【0540】
この態様の別の実装形態において、患者は、R1066H、T338I、R334W、G85E、A46D、I336K、H1054D、M1V、E92K、V520F、H1085R、R560T、L927P、R560S、N1303K、M1101K、L1077P、R1066M、R1066C、L1065P、Y569D、A561E、A559T、S492F、L467P、R347P、S341P、I507del、G1061R、G542X、W1282X、および2184InsAから選択される1つまたは複数のヒトCFTR変異、ならびに△F508、R117H、およびG551Dから選択される1つまたは複数のヒトCFTR変異を有する。
【0541】
この態様のまた別の実装形態において、患者は、R1066H、T338I、R334W、I336K、H1054D、M1V、E92K、L927P、I507del、G1061R、G542X、W1282X、および2184InsAから選択される1つまたは複数のヒトCFTR変異、ならびに△F508、R117H、およびG551Dから選択される1つまたは複数のヒトCFTR変異を有する。
【0542】
一態様において、本発明はまた、患者において疾患を処置するか、その重症度を低くするか、またはそれを対症的に処置する方法を提供し、この方法は、有効量の本発明の噴霧乾燥した分散物または医薬組成物を患者、好ましくは、哺乳動物に投与することを含み、ここで、上記疾患は、嚢胞性線維症、喘息、喫煙によって誘発されるCOPD、慢性気管支炎、鼻副鼻腔炎、便秘、膵炎、膵機能不全、先天性両側精管欠損症(CBAVD)によって引き起こされる男性不妊症、軽度肺疾患、特発性膵炎、アレルギー性気管支肺アスペルギルス症(ABPA)、肝疾患、遺伝性気腫、遺伝性血色素症、凝固−線維素溶解の欠乏、例えば、プロテインC欠乏症、1型遺伝性血管性浮腫、脂質処理の欠乏、例えば、家族性高コレステロール血症、1型カイロミクロン血症、無ベータリポタンパク血症、リソソーム蓄積症、例えば、I細胞病/偽性ハーラー、ムコ多糖症、サンドホフ/テイ−サックス、クリグラー−ナジャーII型、多腺性内分泌障害/高インスリン血症(hyperinsulemia)、真性糖尿病、ラロン小人症、ミエロペルオキシダーゼ(myleoperoxidase)欠乏、原発性副甲状腺機能低下症、黒色腫、グリカノシス(glycanosis)CDG1型、先天性甲状腺機能亢進症、骨形成不全症、遺伝性低フィブリノーゲン血症、ACT欠乏、尿崩症(DI)、神経下垂体性(neurophyseal)DI、腎性(neprogenic)DI、シャルコー−マリー−トゥース症候群、ペリツェウス−メルツバッヘル(Perlizaeus−Merzbacher)病、神経変性疾患、例えば、アルツハイマー病、パーキンソン病、筋萎縮性側索硬化症、進行性核上性麻痺(plasy)、ピック病、いくつかのポリグルタミン神経障害、例えば、ハンチントン、脊髄小脳失調症(spinocerebullar ataxia)I型、球脊髄性筋萎縮症、歯状核赤核(dentatorubal)淡蒼球ルイ体、および筋緊張性ジストロフィー、ならびに海綿状脳症、例えば、遺伝性クロイツフェルト−ヤコブ病(プリオンタンパク質処理の欠陥による)、ファブリー病、ストロイスラー−シャインカー症候群、COPD、ドライアイ疾患、またはシェーグレン病、骨粗鬆症、骨減少症、骨折治癒機転および骨成長(骨修復、骨再生、骨吸収の低減および骨沈着の増加を含めた)、ゴーラム症候群、クロライドチャネル病、例えば、先天性筋強直症(ThomsonおよびBecker型)、バーター症候群III型、デント病、過剰驚愕症、てんかん、リソソーム蓄積症、アンジェルマン症候群、ならびに線毛の構造および/または機能の遺伝性障害のための用語である、内臓逆位を伴うPCD(カルタゲナー症候群としても公知である)、内臓逆位を伴わないPCD、および線毛無形成を含めた、原発性線毛機能不全(PCD)から選択される。
【0543】
一態様において、本発明はまた、有効量の本発明の噴霧乾燥した分散物または医薬組成物を患者、好ましくは、哺乳動物に投与することを含む、患者において疾患を処置するか、その重症度を低くするか、またはそれを対症的に処置する方法を提供し、疾患は、全般てんかん熱性(ferbrile)けいれんプラス(GEFS+)、全般(general)てんかん熱性(ferbile)および無熱性(aferbrile)けいれん、筋強直症、先天性パラミオトニア、カリウム惹起性筋強直症、高カリウム血性周期性四肢麻痺、LQTS、LQTS/ブルガダ症候群、聾を伴う常染色体優性LQTS、常染色体劣性LQTS、異形症のフィーチャを伴うLQTS、先天性および後天性LQTS、チモシー症候群、乳児期の持続性高インスリン性低血糖症(hypolglycemia)、拡張型心筋症、常染色体優性LQTS、デント病、大理石骨病、バーター症候群III型、中心コア病、悪性高体温症、ならびにカテコールアミン作動性多形性頻拍から選択される。
【0544】
一態様において、本発明は、有効量の本発明の噴霧乾燥した分散物または医薬組成物を患者、好ましくは、哺乳動物に投与することを含む、患者において嚢胞性線維症を処置するか、その重症度を低くするか、またはそれを対症的に処置する方法を対象とし、患者は、CFTR遺伝子変異N1303K、ΔI507、またはR560Tを有する。
【0545】
一態様において、本発明は、有効量の本発明の噴霧乾燥した分散物または医薬組成物を患者、好ましくは、哺乳動物に投与することを含む、患者において嚢胞性線維症を処置するか、その重症度を低くするか、またはそれを対症的に処置する方法を対象とし、患者は、CFTR遺伝子変異G551Dを有する。別の実施において、患者は、G551Dにおいてホモ接合型である。別の実施において、患者は、G551Dにおいてヘテロ接合型であり、他のCFTR遺伝子変異は、ΔF508、G542X、N1303K、W1282X、R117H、R553X、1717−1G−>A、621+1G−>T、2789+5G−>A、3849+10kbC−>T、R1162X、G85E、3120+1G−>A、ΔI507、1898+1G−>A、3659delC、R347P、R560T、R334W、A455E、2184delA、または711+1G−>Tのいずれか1つである。
【0546】
一態様において、本発明は、有効量の本発明の噴霧乾燥した分散物または医薬組成物を患者、好ましくは、哺乳動物に投与することを含む、患者において嚢胞性線維症を処置するか、その重症度を低くするか、またはそれを対症的に処置する方法を対象とし、患者は、CFTR遺伝子変異ΔF508を有する。別の実施において、患者は、ΔF508においてホモ接合型である。別の実施において、患者は、ΔF508においてヘテロ接合型であり、他のCFTR遺伝子変異は、G551D、G542X、N1303K、W1282X、R117H、R553X、1717−1G−>A、621+1G−>T、2789+5G−>A、3849+10kbC−>T、R1162X、G85E、3120+1G−>A、ΔI507、1898+1G−>A、3659delC、R347P、R560T、R334W、A455E、2184delA、または711+1G−>Tのいずれか1つである。
【0547】
一態様において、本発明は、有効量の本発明の噴霧乾燥した分散物または医薬組成物を患者、好ましくは、哺乳動物に投与することを含む、患者において嚢胞性線維症を処置するか、その重症度を低くするか、またはそれを対症的に処置する方法を対象とし、患者は、G178R、G551S、G970R、G1244E、S1255P、G1349D、S549N、S549R、S1251N、E193K、F1052V、G1069R、R117C、D110H、R347H、R352Q、E56K、P67L、L206W、A455E、D579G、S1235R、S945L、R1070W、F1074L、D110E、D1270N、D1152H、1717−1G−>A、621+1G−>T、3120+1G−>A、1898+1G−>A、711+1G−>T、2622+1G−>A、405+1G−>A、406−1G−>A、4005+1G−>A、1812−1G−>A、1525−1G−>A、712−1G−>T、1248+1G−>A、1341+1G−>A、3121−1G−>A、4374+1G−>T、3850−1G−>A、2789+5G−>A、3849+10kbC−>T、3272−26A−>G、711+5G−>A、3120G−>A、1811+1.6kbA−>G、711+3A−>G、1898+3A−>G、1717−8G−>A、1342−2A−>C、405+3A−>C、1716G/A、1811+1G−>C、1898+5G−>T、3850−3T−>G、IVS14b+5G−>A、1898+1G−>T、4005+2T−>Cおよび621+3A−>Gから選択されるCFTR遺伝子変異を有する。
【0548】
一態様において、本発明は、有効量の本発明の噴霧乾燥した分散物または医薬組成物を患者、好ましくは、哺乳動物に投与することを含む、患者において嚢胞性線維症を処置するか、その重症度を低くするか、またはそれを対症的に処置する方法を対象とし、患者は、G178R、G551S、G970R、G1244E、S1255P、G1349D、S549N、S549R、S1251N、E193K、F1052VおよびG1069Rから選択されるCFTR遺伝子変異を有する。この態様の一つの実装形態において、本発明は、上記のような噴霧乾燥した分散物をG178R、G551S、G970R、G1244E、S1255P、G1349D、S549N、S549RおよびS1251Nから選択されるヒトCFTR変異を有する患者に投与することを含む、CFTRが媒介する疾患を処置する方法を提供する。一態様において、本発明は、有効量の本発明の噴霧乾燥した分散物または医薬組成物を患者、好ましくは、哺乳動物に投与することを含む、患者において嚢胞性線維症を処置するか、その重症度を低くするか、またはそれを対症的に処置する方法を対象とし、患者は、E193K、F1052VおよびG1069Rから選択されるCFTR遺伝子変異を有する。この態様のいくつかの実装形態において、上記方法は、ベースラインのクロライド輸送に対して、クロライド輸送において10倍超の増加を生じさせる。
【0549】
一態様において、本発明は、有効量の本発明の噴霧乾燥した分散物または医薬組成物を患者、好ましくは、哺乳動物に投与することを含む、患者において嚢胞性線維症を処置するか、その重症度を低くするか、またはそれを対症的に処置する方法を対象とし、患者は、R117C、D110H、R347H、R352Q、E56K、P67L、L206W、A455E、D579G、S1235R、S945L、R1070W、F1074L、D110E、D1270N、およびD1152Hから選択されるCFTR遺伝子変異を有する。この態様の一実施形態において、上記方法は、ベースラインのクロライド輸送に対して、10%増加に等しいかまたは10%超の増加であるクロライド輸送の増加を生じさせる。
【0550】
一態様において、本発明は、有効量の本発明の噴霧乾燥した分散物または医薬組成物を患者、好ましくは、哺乳動物に投与することを含む、患者において嚢胞性線維症を処置するか、その重症度を低くするか、またはそれを対症的に処置する方法を対象とし、患者は、1717−1G−>A、621+1G−>T、3120+1G−>A、1898+1G−>A、711+1G−>T、2622+1G−>A、405+1G−>A、406−1G−>A、4005+1G−>A、1812−1G−>A、1525−1G−>A、712−1G−>T、1248+1G−>A、1341+1G−>A、3121−1G−>A、4374+1G−>T、3850−1G−>A、2789+5G−>A、3849+10kbC−>T、3272−26A−>G、711+5G−>A、3120G−>A、1811+1.6kbA−>G、711+3A−>G、1898+3A−>G、1717−8G−>A、1342−2A−>C、405+3A−>C、1716G/A、1811+1G−>C、1898+5G−>T、3850−3T−>G、IVS14b+5G−>A、1898+1G−>T、4005+2T−>Cおよび621+3A−>Gから選択されるCFTR遺伝子変異を有する。一態様において、本発明は、有効量の本発明の噴霧乾燥した分散物または医薬組成物を患者、好ましくは、哺乳動物に投与することを含む、患者において嚢胞性線維症を処置するか、その重症度を低くするか、またはそれを対症的に処置する方法を対象とし、患者は、1717−1G−>A、1811+1.6kbA−>G、2789+5G−>A、3272−26A−>G、および3849+10kbC−>Tから選択されるCFTR遺伝子変異を有する。一態様において、本発明は、有効量の本発明の噴霧乾燥した分散物または医薬組成物を患者、好ましくは、哺乳動物に投与することを含む、患者において嚢胞性線維症を処置するか、その重症度を低くするか、またはそれを対症的に処置する方法を対象とし、患者は、2789+5G−>Aおよび3272−26A−>Gから選択されるCFTR遺伝子変異を有する。
【0551】
一態様において、本発明は、有効量の本発明の噴霧乾燥した分散物または医薬組成物を患者、好ましくは、哺乳動物に投与することを含む、患者において嚢胞性線維症を処置するか、その重症度を低くするか、またはそれを対症的に処置する方法を対象とし、患者は、G178R、G551S、G970R、G1244E、S1255P、G1349D、S549N、S549R、S1251N、E193K、F1052V、G1069R、R117C、D110H、R347H、R352Q、E56K、P67L、L206W、A455E、D579G、S1235R、S945L、R1070W、F1074L、D110E、D1270N、D1152H、1717−1G−>A、621+1G−>T、3120+1G−>A、1898+1G−>A、711+1G−>T、2622+1G−>A、405+1G−>A、406−1G−>A、4005+1G−>A、1812−1G−>A、1525−1G−>A、712−1G−>T、1248+1G−>A、1341+1G−>A、3121−1G−>A、4374+1G−>T、3850−1G−>A、2789+5G−>A、3849+10kbC−>T、3272−26A−>G、711+5G−>A、3120G−>A、1811+1.6kbA−>G、711+3A−>G、1898+3A−>G、1717−8G−>A、1342−2A−>C、405+3A−>C、1716G/A、1811+1G−>C、1898+5G−>T、3850−3T−>G、IVS14b+5G−>A、1898+1G−>T、4005+2T−>Cおよび621+3A−>Gから選択されるCFTR遺伝子変異、ならびに△F508、R117H、およびG551Dから選択されるヒトCFTR変異を有する。
【0552】
一態様において、本発明は、有効量の本発明の噴霧乾燥した分散物または医薬組成物を患者、好ましくは、哺乳動物に投与することを含む、患者において嚢胞性線維症を処置するか、その重症度を低くするか、またはそれを対症的に処置する方法を対象とし、患者は、G178R、G551S、G970R、G1244E、S1255P、G1349D、S549N、S549R、S1251N、E193K、F1052VおよびG1069Rから選択されるCFTR遺伝子変異、ならびに△F508、R117H、およびG551Dから選択されるヒトCFTR変異を有する。一態様において、本発明は、有効量の本発明の噴霧乾燥した分散物または医薬組成物を患者、好ましくは、哺乳動物に投与することを含む、患者において嚢胞性線維症を処置するか、その重症度を低くするか、またはそれを対症的に処置する方法を対象とし、患者は、G178R、G551S、G970R、G1244E、S1255P、G1349D、S549N、S549RおよびS1251Nから選択されるCFTR遺伝子変異、ならびに△F508、R117H、およびG551Dから選択されるヒトCFTR変異を有する。一態様において、本発明は、有効量の本発明の噴霧乾燥した分散物または医薬組成物を患者、好ましくは、哺乳動物に投与することを含む、患者において嚢胞性線維症を処置するか、その重症度を低くするか、またはそれを対症的に処置する方法を対象とし、患者は、E193K、F1052VおよびG1069Rから選択されるCFTR遺伝子変異、ならびに△F508、R117H、およびG551Dから選択されるヒトCFTR変異を有する。この態様のいくつかの実施形態において、上記方法は、ベースラインのクロライド輸送に対して、クロライド輸送において10倍超の増加を生じさせる。
【0553】
一態様において、本発明は、有効量の本発明の噴霧乾燥した分散物または医薬組成物を患者、好ましくは、哺乳動物に投与することを含む、患者において嚢胞性線維症を処置するか、その重症度を低くするか、またはそれを対症的に処置する方法を対象とし、患者は、R117C、D110H、R347H、R352Q、E56K、P67L、L206W、A455E、D579G、S1235R、S945L、R1070W、F1074L、D110E、D1270N、およびD1152Hから選択されるCFTR遺伝子変異、ならびに△F508、R117H、およびG551Dから選択されるヒトCFTR変異を有する。この態様の一実施形態において、上記方法は、ベースラインのクロライド輸送に対して、10%増加に等しいかまたは10%超の増加であるクロライド輸送の増加を生じさせる。
【0554】
一態様において、本発明は、有効量の本発明の噴霧乾燥した分散物または医薬組成物を患者、好ましくは、哺乳動物に投与することを含む、患者において嚢胞性線維症を処置するか、その重症度を低くするか、またはそれを対症的に処置する方法を対象とし、患者は、1717−1G−>A、621+1G−>T、3120+1G−>A、1898+1G−>A、711+1G−>T、2622+1G−>A、405+1G−>A、406−1G−>A、4005+1G−>A、1812−1G−>A、1525−1G−>A、712−1G−>T、1248+1G−>A、1341+1G−>A、3121−1G−>A、4374+1G−>T、3850−1G−>A、2789+5G−>A、3849+10kbC−>T、3272−26A−>G、711+5G−>A、3120G−>A、1811+1.6kbA−>G、711+3A−>G、1898+3A−>G、1717−8G−>A、1342−2A−>C、405+3A−>C、1716G/A、1811+1G−>C、1898+5G−>T、3850−3T−>G、IVS14b+5G−>A、1898+1G−>T、4005+2T−>Cおよび621+3A−>Gから選択されるCFTR遺伝子変異、ならびに△F508、R117H、およびG551Dから選択されるヒトCFTR変異を有する。一態様において、本発明は、有効量の本発明の噴霧乾燥した分散物または医薬組成物を患者、好ましくは、哺乳動物に投与することを含む、患者において嚢胞性線維症を処置するか、その重症度を低くするか、またはそれを対症的に処置する方法を対象とし、患者は、1717−1G−>A、1811+1.6kbA−>G、2789+5G−>A、3272−26A−>Gおよび3849+10kbC−>Tから選択されるCFTR遺伝子変異、ならびに△F508、R117H、およびG551Dから選択されるヒトCFTR変異を有する。一態様において、本発明は、有効量の本発明の噴霧乾燥した分散物または医薬組成物を患者、好ましくは、哺乳動物に投与することを含む、患者において嚢胞性線維症を処置するか、その重症度を低くするか、またはそれを対症的に処置する方法を対象とし、患者は、2789+5G−>Aおよび3272−26A−>Gから選択されるCFTR遺伝子変異、ならびに△F508、R117Hから選択されるヒトCFTR変異を有する。
【0555】
一態様において、本発明は、有効量の本発明の噴霧乾燥した分散物または医薬組成物を患者、好ましくは、哺乳動物に投与することを含む、患者において嚢胞性線維症を処置するか、その重症度を低くするか、またはそれを対症的に処置する方法を対象とし、患者は、G178R、G551S、G970R、G1244E、S1255P、G1349D、S549N、S549R、S1251N、E193K、F1052V、G1069R、R117C、D110H、R347H、R352Q、E56K、P67L、L206W、A455E、D579G、S1235R、S945L、R1070W、F1074L、D110E、D1270N、D1152H、1717−1G−>A、621+1G−>T、3120+1G−>A、1898+1G−>A、711+1G−>T、2622+1G−>A、405+1G−>A、406−1G−>A、4005+1G−>A、1812−1G−>A、1525−1G−>A、712−1G−>T、1248+1G−>A、1341+1G−>A、3121−1G−>A、4374+1G−>T、3850−1G−>A、2789+5G−>A、3849+10kbC−>T、3272−26A−>G、711+5G−>A、3120G−>A、1811+1.6kbA−>G、711+3A−>G、1898+3A−>G、1717−8G−>A、1342−2A−>C、405+3A−>C、1716G/A、1811+1G−>C、1898+5G−>T、3850−3T−>G、IVS14b+5G−>A、1898+1G−>T、4005+2T−>Cおよび621+3A−>Gから選択されるCFTR遺伝子変異、ならびに△F508、R117H、およびG551Dから選択されるヒトCFTR変異を有する。
【0556】
一態様において、本発明は、有効量の本発明の噴霧乾燥した分散物または医薬組成物を患者、好ましくは、哺乳動物に投与することを含む、患者において嚢胞性線維症を処置するか、その重症度を低くするか、またはそれを対症的に処置する方法を対象とし、患者は、G178R、G551S、G970R、G1244E、S1255P、G1349D、S549N、S549R、S1251N、E193K、F1052VおよびG1069Rから選択されるCFTR遺伝子変異を有する。一態様において、本発明は、有効量の本発明の噴霧乾燥した分散物または医薬組成物を患者、好ましくは、哺乳動物に投与することを含む、患者において嚢胞性線維症を処置するか、その重症度を低くするか、またはそれを対症的に処置する方法を対象とし、患者は、G178R、G551S、G970R、G1244E、S1255P、G1349D、S549N、S549RおよびS1251Nから選択されるCFTR遺伝子変異を有する。一態様において、本発明は、有効量の本発明の噴霧乾燥した分散物または医薬組成物を患者、好ましくは、哺乳動物に投与することを含む、患者において嚢胞性線維症を処置するか、その重症度を低くするか、またはそれを対症的に処置する方法を対象とし、患者は、E193K、F1052VおよびG1069Rから選択されるCFTR遺伝子変異を有する。この態様のいくつかの実施形態において、上記方法は、ベースラインのクロライド輸送に対して、クロライド輸送において10倍超の増加を生じさせる。
【0557】
一態様において、本発明は、有効量の本発明の噴霧乾燥した分散物または医薬組成物を患者、好ましくは、哺乳動物に投与することを含む、患者において嚢胞性線維症を処置するか、その重症度を低くするか、またはそれを対症的に処置する方法を対象とし、患者は、R117C、D110H、R347H、R352Q、E56K、P67L、L206W、A455E、D579G、S1235R、S945L、R1070W、F1074L、D110E、D1270N、およびD1152Hから選択されるCFTR遺伝子変異を有する。この態様の一実施形態において、上記方法は、ベースラインのクロライド輸送に対して、10%増加に等しいかまたは10%超の増加であるクロライド輸送の増加を生じさせる。
【0558】
一態様において、本発明は、有効量の本発明の噴霧乾燥した分散物または医薬組成物を患者、好ましくは、哺乳動物に投与することを含む、患者において嚢胞性線維症を処置するか、その重症度を低くするか、またはそれを対症的に処置する方法を対象とし、患者は、1717−1G−>A、621+1G−>T、3120+1G−>A、1898+1G−>A、711+1G−>T、2622+1G−>A、405+1G−>A、406−1G−>A、4005+1G−>A、1812−1G−>A、1525−1G−>A、712−1G−>T、1248+1G−>A、1341+1G−>A、3121−1G−>A、4374+1G−>T、3850−1G−>A、2789+5G−>A、3849+10kbC−>T、3272−26A−>G、711+5G−>A、3120G−>A、1811+1.6kbA−>G、711+3A−>G、1898+3A−>G、1717−8G−>A、1342−2A−>C、405+3A−>C、1716G/A、1811+1G−>C、1898+5G−>T、3850−3T−>G、IVS14b+5G−>A、1898+1G−>T、4005+2T−>Cおよび621+3A−>Gから選択されるCFTR遺伝子変異を有する。一態様において、本発明は、有効量の本発明の噴霧乾燥した分散物または医薬組成物を患者、好ましくは、哺乳動物に投与することを含む、患者において嚢胞性線維症を処置するか、その重症度を低くするか、またはそれを対症的に処置する方法を対象とし、患者は、1717−1G−>A、1811+1.6kbA−>G、2789+5G−>A、3272−26A−>G、および3849+10kbC−>Tから選択されるCFTR遺伝子変異を有する。一態様において、本発明は、有効量の本発明の噴霧乾燥した分散物または医薬組成物を患者、好ましくは、哺乳動物に投与することを含む、患者において嚢胞性線維症を処置するか、その重症度を低くするか、またはそれを対症的に処置する方法を対象とし、患者は、2789+5G−>Aおよび3272−26A−>Gから選択されるCFTR遺伝子変異を有する。
【0559】
一態様において、本発明は、有効量の本発明の噴霧乾燥した分散物または医薬組成物を患者、好ましくは、哺乳動物に投与することを含む、患者において嚢胞性線維症を処置するか、その重症度を低くするか、またはそれを対症的に処置する方法を対象とし、患者は、G178R、G551S、G970R、G1244E、S1255P、G1349D、S549N、S549R、S1251N、E193K、F1052V、G1069R、R117C、D110H、R347H、R352Q、E56K、P67L、L206W、A455E、D579G、S1235R、S945L、R1070W、F1074L、D110E、D1270N、D1152H、1717−1G−>A、621+1G−>T、3120+1G−>A、1898+1G−>A、711+1G−>T、2622+1G−>A、405+1G−>A、406−1G−>A、4005+1G−>A、1812−1G−>A、1525−1G−>A、712−1G−>T、1248+1G−>A、1341+1G−>A、3121−1G−>A、4374+1G−>T、3850−1G−>A、2789+5G−>A、3849+10kbC−>T、3272−26A−>G、711+5G−>A、3120G−>A、1811+1.6kbA−>G、711+3A−>G、1898+3A−>G、1717−8G−>A、1342−2A−>C、405+3A−>C、1716G/A、1811+1G−>C、1898+5G−>T、3850−3T−>G、IVS14b+5G−>A、1898+1G−>T、4005+2T−>Cおよび621+3A−>Gから選択されるCFTR遺伝子変異、ならびに△F508、R117H、およびG551Dから選択されるヒトCFTR変異、ならびに△F508、R117H、およびG551Dから選択される1つまたは複数のヒトCFTR変異を有する。
【0560】
一態様において、本発明は、有効量の本発明の噴霧乾燥した分散物または医薬組成物を患者、好ましくは、哺乳動物に投与することを含む、患者において嚢胞性線維症を処置するか、その重症度を低くするか、またはそれを対症的に処置する方法を対象とし、患者は、G178R、G551S、G970R、G1244E、S1255P、G1349D、S549N、S549R、S1251N、E193K、F1052VおよびG1069Rから選択されるCFTR遺伝子変異、ならびに△F508、R117H、およびG551Dから選択される1つまたは複数のヒトCFTR変異を有する。一態様において、本発明は、有効量の本発明の噴霧乾燥した分散物または医薬組成物を患者、好ましくは、哺乳動物に投与することを含む、患者において嚢胞性線維症を処置するか、その重症度を低くするか、またはそれを対症的に処置する方法を対象とし、患者は、G178R、G551S、G970R、G1244E、S1255P、G1349D、S549N、S549RおよびS1251Nから選択されるCFTR遺伝子変異、ならびに△F508、R117H、およびG551Dから選択される1つまたは複数のヒトCFTR変異を有する。一態様において、本発明は、有効量の本発明の噴霧乾燥した分散物または医薬組成物を患者、好ましくは、哺乳動物に投与することを含む、患者において嚢胞性線維症を処置するか、その重症度を低くするか、またはそれを対症的に処置する方法を対象とし、患者は、E193K、F1052VおよびG1069Rから選択されるCFTR遺伝子変異、ならびに△F508、R117H、およびG551Dから選択される1つまたは複数のヒトCFTR変異を有する。この態様のいくつかの実施形態において、上記方法は、ベースラインのクロライド輸送に対して、クロライド輸送において10倍超の増加を生じさせる。
【0561】
一態様において、本発明は、有効量の本発明の噴霧乾燥した分散物または医薬組成物を患者、好ましくは、哺乳動物に投与することを含む、患者において嚢胞性線維症を処置するか、その重症度を低くするか、またはそれを対症的に処置する方法を対象とし、患者は、R117C、D110H、R347H、R352Q、E56K、P67L、L206W、A455E、D579G、S1235R、S945L、R1070W、F1074L、D110E、D1270NおよびD1152Hから選択されるCFTR遺伝子変異、ならびに△F508、R117H、およびG551Dから選択される1つまたは複数のヒトCFTR変異を有する。この態様の一実施形態において、上記方法は、ベースラインのクロライド輸送に対して、10%増加に等しいかまたは10%超の増加であるクロライド輸送の増加を生じさせる。
【0562】
一態様において、本発明は、有効量の本発明の噴霧乾燥した分散物または医薬組成物を患者、好ましくは、哺乳動物に投与することを含む、患者において嚢胞性線維症を処置するか、その重症度を低くするか、またはそれを対症的に処置する方法を対象とし、患者は、1717−1G−>A、621+1G−>T、3120+1G−>A、1898+1G−>A、711+1G−>T、2622+1G−>A、405+1G−>A、406−1G−>A、4005+1G−>A、1812−1G−>A、1525−1G−>A、712−1G−>T、1248+1G−>A、1341+1G−>A、3121−1G−>A、4374+1G−>T、3850−1G−>A、2789+5G−>A、3849+10kbC−>T、3272−26A−>G、711+5G−>A、3120G−>A、1811+1.6kbA−>G、711+3A−>G、1898+3A−>G、1717−8G−>A、1342−2A−>C、405+3A−>C、1716G/A、1811+1G−>C、1898+5G−>T、3850−3T−>G、IVS14b+5G−>A、1898+1G−>T、4005+2T−>Cおよび621+3A−>Gから選択されるCFTR遺伝子変異、ならびに△F508、R117H、およびG551Dから選択される1つまたは複数のヒトCFTR変異を有する。一態様において、本発明は、有効量の本発明の噴霧乾燥した分散物または医薬組成物を患者、好ましくは、哺乳動物に投与することを含む、患者において嚢胞性線維症を処置するか、その重症度を低くするか、またはそれを対症的に処置する方法を対象とし、患者は、1717−1G−>A、1811+1.6kbA−>G、2789+5G−>A、3272−26A−>Gおよび3849+10kbC−>Tから選択されるCFTR遺伝子変異、ならびに△F508、R117H、およびG551Dから選択される1つまたは複数のヒトCFTR変異を有する。一態様において、本発明は、有効量の本発明の噴霧乾燥した分散物または医薬組成物を患者、好ましくは、哺乳動物に投与することを含む、患者において嚢胞性線維症を処置するか、その重症度を低くするか、またはそれを対症的に処置する方法を対象とし、患者は、2789+5G−>Aおよび3272−26A−>Gから選択されるCFTR遺伝子変異、ならびに△F508、R117H、およびG551Dから選択される1つまたは複数のヒトCFTR変異を有する。
【0564】
いくつかの実装形態において、患者は、先に記載した変異のいずれかにおいてホモ接合型である。
【0565】
いくつかの実装形態において、患者は、△F508ヒトCFTR変異においてホモ接合型である。
【0566】
いくつかの実装形態において、患者は、△F508CFTR変異以外のヒト変異においてホモ接合型である。
【0568】
いくつかの実装形態において、患者は、先に記載した変異のいずれかにおいてヘテロ接合型である。
【0569】
いくつかの実装形態において、患者は、△F508ヒトCFTR変異においてヘテロ接合型である。例えば、患者は、△F508ヒトCFTR変異、ならびにG551D、G178R、S549N、S549R、G551S、G970R、G1244E、S1251N、S1255P、およびG1349Dから選択されるゲーティング変異においてヘテロ接合型である。
【0570】
いくつかの実装形態において、患者は、△F508ヒトCFTR変異、ならびにR117H、A455E、D1152H、L206W、R347H、P67L、R117C、S945L、S1235R、I1027T、R668C、R352Q、G576A、M470V、D110H、D1270N、L997F、R75Q、R74W、D579G、R1070Q、F1052V、R1070W、R31C、D614G、S977F、G1069R、R1162L、E56K、F1074L、D110E、F1074L、E56K、D110E、A1067T、E193K、またはK1060Tから選択される残留する機能的変異においてヘテロ接合型である。
【0571】
いくつかの実装形態において、患者は、ヒトCFTR変異△F508および残留する変異R117Hにおいてヘテロ接合型である。
【0572】
いくつかの実装形態において、患者は、ヒトCFTR変異△F508、ならびに2789+5G−>A、3120G−>A、5T、711+3A−>G、711+5G−>A、7T、1717−8G−>A、1898+3A−>G、1811+1.6kbA−>G、3272−26A−>G、および3849+10kbC−>Tから選択されるスプライス変異においてヘテロ接合型である。
【0573】
いくつかの実装形態において、患者は、△F508以外の変異、ならびにG551D、G178R、S549N、S549R、G551S、G970R、G1244E、S1251N、S1255P、およびG1349Dから選択されるゲーティング変異においてヘテロ接合型である。
【0574】
いくつかの実装形態において、患者は、△F508以外の変異、ならびにR117H、A455E、D1152H、L206W、R347H、P67L、R117C、S945L、S1235R、I1027T、R668C、R352Q、G576A、M470V、D110H、D1270N、L997F、R75Q、R74W、D579G、R1070Q、F1052V、R1070W、R31C、D614G、S977F、G1069R、R1162L、E56K、F1074L、D110E、F1074L、E56K、D110E、A1067T、E193K、またはK1060Tから選択される残留する機能的変異においてヘテロ接合型である。例えば、患者は、△F508以外の変異および残留する変異R117Hにおいてヘテロ接合型である。
【0575】
いくつかの実装形態において、患者は、△F508以外の変異、および2789+5G−>A、3120G−>A、5T、711+3A−>G、711+5G−>A、7T、1717−8G−>A、1898+3A−>G、1811+1.6kbA−>G、3272−26A−>G、または3849+10kbC−>Tから選択されるスプライス変異においてヘテロ接合型である。
【0577】
一実施形態において、50mgの実質的にアモルファスの化合物1および150mgの実質的にアモルファスの化合物2を、それを必要とする被験体に投与し得る。これらの実施形態において、投与量は、本発明の1つまたは複数の錠剤の投与によって達成し得る。例えば、50mgの実質的にアモルファスの化合物1および150mgの実質的にアモルファスの化合物2の投与は、50mgの実質的にアモルファスの化合物1、および150mgの実質的にアモルファスの化合物2を含有する1つの錠剤を投与することによって達成し得る。投与の期間は疾患の回復が達成されるまでか、または被験体の医師が助言するまで継続してもよく、例えば、投与の期間は、1週間未満、1週間、2週間、3週間、4週間(28日)、もしくは1カ月またはそれより長い期間であり得る。一実施形態において、50mgの実質的にアモルファスの化合物1、および150mgの実質的にアモルファスの化合物2をそれぞれが含む2つの錠剤を、1日当たり患者に投与し得る。さらなる実施形態において、2つの錠剤を、一日の中で、同時にまたは異なる時間に投与し得る。さらなる実施形態において、1つの錠剤は、毎日(qd)投与される。さらなる実施形態において、1つの錠剤は、1日2回(bid)投与される。さらなる実施形態において、1つの錠剤は、12時間毎(q12h)に投与される。さらなる実施形態において、2つの錠剤は、毎日(qd)投与される。さらなる実施形態において、2つの錠剤は、1日2回(bid)投与される。さらなる実施形態において、2つの錠剤は、12時間毎(q12h)に投与される。
【0578】
別の実施形態において、本発明の医薬組成物、例えば、錠剤の投与は、医薬組成物の前にか、それに続いてか、またはそれと同時に、化合物1または化合物2の添加によって補充され得る。例えば、本発明の錠剤を投与し、それに続いて化合物1または化合物2単独での投与をし得る。一実施形態において、本発明の錠剤を1日1回(qd)投与し、それに続いて150mgの化合物2を1日1回(qd)投与する。一実施形態において、本発明の錠剤を1日1回(qd)投与し、それに続いてKalydeco(商標)の錠剤を1日1回(qd)投与する。
【0579】
別の実施形態において、有効量の本発明の組成物を、患者に投与してもよく、患者は、1〜5歳である。別の実施形態において、患者は、6〜11歳である。別の実施形態において、患者は、12〜18歳である。別の実施形態において、患者は、18歳またはそれより年上である。別の実施形態において、上述の実施形態における患者は、嚢胞性線維症の処置のための有効量の本発明の組成物を摂取する。
【0581】
本発明の別の態様は、本発明の医薬組成物およびその使用のための説明を含むキットを提供する。
【0582】
いくつかの実施形態において、キットは、上記の噴霧乾燥した分散物または医薬組成物中に存在しないさらなる治療剤をさらに含む。
【0583】
いくつかの実施形態において、さらなる治療剤は、上記のさらなる治療剤のいずれかから選択される。
【0584】
いくつかの実施形態において、さらなる治療剤は、第1の剤とは異なる別のCFTRコレクターである。
【0585】
いくつかの実施形態において、さらなる治療剤は、第2の剤とは異なる別のCFTRポテンシエーターである。
【0586】
いくつかの実施形態において、さらなる治療剤は、
【化11】
から選択される。
【0587】
いくつかの実施形態において、さらなる治療剤および本発明の医薬組成物は、同じ容器中に貯蔵される。いくつかの例において、本発明の医薬組成物およびさらなる治療剤は、同じ容器中に貯蔵され、容器は、ボトル、バイアル、またはブリスターパックである。
【0588】
他の実施形態において、さらなる治療剤および本発明の医薬組成物は、別個の容器中に貯蔵される。例えば、本発明の医薬組成物は、ボトル、バイアル、またはブリスターパック中に貯蔵され、さらなる治療剤は、別個のボトル、バイアル、またはブリスターパック中に貯蔵される。
【0590】
化合物1は、スキーム1によって、酸ハロゲン化物部分1−1とアミン部分1−2とをカップリングさせ、化合物1−3を形成し、それに続いて脱保護することによって調製され得る。
【0591】
スキーム1:化合物1の調製。
【化12】
【0592】
化合物1−1は、スキーム2によって調製される。
【0593】
スキーム2:化合物1−1の調製。
【化13】
【0594】
化合物1−2は、スキーム3によって調製される。
【0595】
スキーム3:化合物1−2の調製。
【化14】
【0596】
化合物2は、スキーム4〜6によって4−オキソ−ジヒドロキノリンカルボン酸部分とアミン部分とをカップリングすることによって調製することができる。
【0597】
スキーム4:4−オキソ−ジヒドロキノリンカルボン酸部分の合成。
【化15】
【0598】
スキーム5:アミン部分の合成。
【化16】
【0599】
スキーム6:4−オキソ−ジヒドロキノリンカルボン酸部分とアミン部分のカップリング。
【化17】
【実施例】
【0600】
VIII.実施例
【0601】
分析方法
【0602】
1.示差走査熱量測定(DSC)
【0603】
図2および7に関しては、本発明の噴霧乾燥した分散物の示差走査熱量測定(DSC)データを、DSC Q2000(TA Instruments、New Castle、DE)を使用して集めた。温度をインジウムで較正し、熱容量をサファイアで較正した。8〜15mgの試料を、1つのピンホールを有する蓋を使用して圧着したT−zeroアルミニウムパンへと量り分けた。試料を2℃/分の加熱速度で50ml/分の窒素ガスパージを伴って、20℃から250℃までスキャンした。報告した数は、単一の分析を表す。
【0604】
2.熱重量分析(TGA)
【0605】
熱重量分析(TGA)は、TGA Q500 V6.3 Build189(TA Instruments、New Castle、DE)で行った。ニッケルのキューリー点によって温度を平衡化した。10〜20mgの試料を、10℃/分の加熱速度で25℃から350℃までスキャンした。10ml/分の窒素ガスバランスパージおよび90ml/分のサンプルパージを使用した。データをThermal Advantage Q Series(商標)ソフトウェアバージョン2.2.0.248によって集め、Universal分析ソフトウェアバージョン4.1D(TA Instruments、New Castle、DE)によって分析した。報告した数は、単一の分析を表す。
【0606】
3.XRPD(X線粉末回折)
【0607】
図1および6に関しては、本発明の噴霧乾燥した分散物のX線回折(XRD)データは、Vantec−1検出器を有するBruker Advanceで集めた。Kαの放射を伴うCuシールド管を、40kV、40mAにて使用した。試料を、ゼロバックグラウンドシリコンウエハー上に25℃にて置いた。各試料について、2θ角度は、全部で12分のスキャン時間について3°〜40°の範囲であった。
【0608】
(実施例1)
化合物1:(R)−1−(2,2−ジフルオロベンゾ[d][1,3]ジオキソール−5−イル)−N−(1−(2,3−ジヒドロキシプロピル)−6−フルオロ−2−(1−ヒドロキシ−2−メチルプロパン−2−イル)−1H−インドール−5−イル)シクロプロパンカルボキサミドの合成。
【0609】
酸部分
【0610】
(2,2−ジフルオロ−1,3−ベンゾジオキソール−5−イル)−1−エチルアセテート−アセトニトリルの合成
【化18】
【0611】
反応器を窒素でパージし、900mLのトルエンを入れた。溶媒を窒素注入によって16時間以上脱気した。次いで、反応器に、Na
3PO
4(155.7g、949.5mmol)を入れ、それに続いてビス(ジベンジリデンアセトン)パラジウム(0)(7.28g、12.66mmol)を入れた。ヘキサン中のtert−ブチルホスフィンの10%w/w溶液(51.23g、25.32mmol)を、窒素パージした添加漏斗から10分に亘り23℃にて入れた。混合物を50分間撹拌し、この時点で5−ブロモ−2,2−ジフルオロ−1,3−ベンゾジオキソール(75g、316.5mmol)を1分に亘り加えた。さらに50分間撹拌した後、混合物に5分に亘りシアノ酢酸エチル(71.6g、633.0mmol)を入れ、それに続いて水(4.5mL)を一度に入れた。混合物を、70℃に40分に亘り加熱し、反応物から生成物への変換率(パーセント)について1〜2時間毎にHPLCによって分析した。完全な変換が観察された後(典型的には、5〜8時間後に100%の変換)、混合物を20〜25℃に冷却し、セライトパッドを通して濾過した。セライトパッドをトルエン(2×450mL)ですすぎ、合わせた有機物を300mLに真空下で60〜65℃にて濃縮した。濃縮物に225mLのDMSOを入れ、溶媒の活発な蒸留が止まるまで、真空下で70〜80℃にて濃縮した。溶液を20〜25℃に冷却し、ステップ2のための調製においてDMSOで900mLに希釈した。
1H NMR (500MHz, CDCl
3) δ 7.16−7.10 (m, 2H), 7.03 (d, J=8.2Hz, 1H), 4.63 (s, 1H), 4.19 (m, 2H), 1.23 (t, J=7.1Hz, 3H).
【0612】
(2,2−ジフルオロ−1,3−ベンゾジオキソール−5−イル)−アセトニトリルの合成。
【化19】
【0613】
上記事項に由来する(2,2−ジフルオロ−1,3−ベンゾジオキソール−5−イル)−1−エチルアセテート−アセトニトリルのDMSO溶液に、内部温度を40℃より低く維持しながら、3NのHCl(617.3mL、1.85mol)を20分に亘り入れた。次いで、混合物を75℃に1時間に亘り加熱し、変換率(パーセント)について1〜2時間毎にHPLCによって分析した。>99%の変換が観察されたとき(典型的には、5〜6時間後)、反応物を20〜25℃に冷却し、抽出中に、完全な相分離を可能とする十分な時間をかけてMTBE(2×525mL)で抽出した。合わせた有機抽出物を、5%NaCl(2×375mL)で洗浄した。次いで、溶液を、冷却したレシーバーフラスコを備えた1.5〜2.5Torrの減圧蒸留に適した装置に移した。溶液を真空下で<60℃にて濃縮し、溶媒を除去した。次いで、このように得られた油から(2,2−ジフルオロ−1,3−ベンゾジオキソール−5−イル)−アセトニトリルを125〜130℃(オーブン温度)および1.5〜2.0Torrで蒸留した。(2,2−ジフルオロ−1,3−ベンゾジオキソール−5−イル)−アセトニトリルを、5−ブロモ−2,2−ジフルオロ−1,3−ベンゾジオキソールから、91.5%AUCのHPLC純度(95%のw/wアッセイに対応する)で透明な油状物として66%収率(2ステップ)で単離した。
1H NMR (500MHz, DMSO) δ 7.44 (br s, 1H), 7.43 (d, J=8.4Hz, 1H), 7.22 (dd, J=8.2, 1.8Hz, 1H), 4.07 (s, 2H).
【0614】
(2,2−ジフルオロ−1,3−ベンゾジオキソール−5−イル)−シクロプロパンカルボニトリルの合成。
【化20】
【0615】
50%w/w NaOHのストック溶液を、窒素注入によって16時間以上脱気した。適当な量のMTBEを、数時間同様に脱気した。窒素でパージした反応器に、脱気したMTBE(143mL)を入れ、それに続いて(2,2−ジフルオロ−1,3−ベンゾジオキソール−5−イル)−アセトニトリル(40.95g、207.7mmol)および臭化テトラブチルアンモニウム(2.25g、10.38mmol)を入れた。混合物の容量を確認し、混合物を窒素注入によって30分間脱気した。十分に脱気したMTBEを入れて、脱気の前に混合物を当初の容量に戻す。撹拌した混合物に23℃で、脱気した50%w/w NaOH(143mL)を10分に亘り入れ、それに続いて1−ブロモ−2−クロロエタン(44.7g、311.6mmol)を30分に亘り入れた。反応を、変換率(%)についてHPLCによって1時間間隔で分析した。サンプリングの前に、撹拌を停止し、相を分離させた。上の有機相を分析のためにサンプリングした。>99%の変換率(パーセント)が観察されたとき(典型的には2.5〜3時間後)、反応混合物を10℃に冷却し、温度を<25℃に維持するような速度で水(461mL)を入れた。温度を20〜25℃に調節し、相を分離した。注:完全な相分離のために十分な時間をとるべきである。水相をMTBE(123mL)で抽出し、合わせた有機相を1NのHCl(163mL)および5%NaCl(163mL)で洗浄した。(2,2−ジフルオロ−1,3−ベンゾジオキソール−5−イル)−シクロプロパンカルボニトリルのMTBE溶液を、真空下、40〜50℃で164mLに濃縮した。溶液にエタノール(256mL)を入れ、真空下、50〜60℃で164mLに再び濃縮した。エタノール(256mL)を入れ、真空下、50〜60℃で混合物を164mLに濃縮した。次のステップのための調製において、このように得られた混合物を20〜25℃に冷却し、エタノールで266mLに希釈した。
1H NMR (500MHz, DMSO) δ 7.43 (d, J=8.4Hz, 1H), 7.40 (d, J=1.9Hz, 1H), 7.30 (dd, J=8.4, 1.9Hz, 1H), 1.75 (m, 2H), 1.53 (m, 2H).
【0616】
1−(2,2−ジフルオロ−1,3−ベンゾジオキソール−5−イル)−シクロプロパンカルボン酸の合成。
【化21】
【0617】
前のステップからの(2,2−ジフルオロ−1,3−ベンゾジオキソール−5−イル)−シクロプロパンカルボニトリルのエタノール溶液に、6NのNaOH(277mL)を20分に亘り入れ、77〜78℃の内部温度に45分に亘り加熱した。16時間後に反応の進行をHPLCによってモニターした。注:(2,2−ジフルオロ−1,3−ベンゾジオキソール−5−イル)−シクロプロパンカルボニトリル、および(2,2−ジフルオロ−1,3−ベンゾジオキソール−5−イル)−シクロプロパンカルボニトリルの部分加水分解の結果として生じる第一級アミドの両方の消費をモニターした。>99%の変換率(パーセント)が観察されたとき(典型的には、16時間後に100%変換)、反応混合物を25℃に冷却し、エタノール(41mL)およびDCM(164mL)を入れた。溶液を10℃に冷却し、温度を<25℃に維持するような速度で6NのHCl(290mL)を入れた。20〜25℃に温めた後、相を分離させた。下の有機相を集め、上の水相をDCM(164mL)で逆抽出した。注:高濃度の無機塩によって、抽出の前および後に、水相はいくぶん濁っていた。有機物を合わせ、真空下で164mLに濃縮した。トルエン(328mL)を入れ、70〜75℃で混合物を164mLに凝縮した。混合物を45℃に冷却し、MTBE(364mL)を入れ、60℃で20分間撹拌した。溶液を25℃に冷却し、磨き濾過し、残留無機塩を除去した。MTBE(123mL)を使用して、反応器および集めた固体をすすいだ。次のステップのための調製において、合わせた有機物をクリーンな反応器に移した。
【0618】
1−(2,2−ジフルオロ−1,3−ベンゾジオキソール−5−イル)−シクロプロパンカルボン酸の単離。
【化22】
【0619】
前のステップからの1−(2,2−ジフルオロ−1,3−ベンゾジオキソール−5−イル)−シクロプロパンカルボン酸の溶液を真空下で164mLに濃縮し、トルエン(328mL)を入れ、70〜75℃で164mLに濃縮する。次いで、混合物を100〜105℃に加熱し、均一溶液を得た。その温度で30分間撹拌した後、溶液を5℃に2時間に亘り冷却し、5℃で3時間維持した。次いで、混合物を濾過し、反応器および集めた固体を冷たい1:1のトルエン/n−ヘプタン(2×123mL)で洗浄した。材料を真空下で55℃にて17時間乾燥させ、1−(2,2−ジフルオロ−1,3−ベンゾジオキソール−5−イル)−シクロプロパンカルボン酸をオフホワイトの結晶性固体として得た。1−(2,2−ジフルオロ−1,3−ベンゾジオキソール−5−イル)−シクロプロパンカルボン酸を、(2,2−ジフルオロ−1,3−ベンゾジオキソール−5−イル)−アセトニトリルから99.0%AUCのHPLC純度で79%収率(単離を含めた3ステップ)で単離した。ESI−MS m/z、計算値242.04、実測値241.58(M+1)
+;
1H NMR (500MHz, DMSO) δ 12.40 (s, 1H), 7.40 (d, J=1.6Hz, 1H), 7.30 (d, J=8.3Hz, 1H), 7.17 (dd, J=8.3, 1.7Hz, 1H), 1.46 (m, 2H), 1.17 (m, 2H).
【0620】
酸部分の代替合成
【0621】
(2,2−ジフルオロ−1,3−ベンゾジオキソール−5−イル)−メタノールの合成。
【化23】
【0622】
市販の2,2−ジフルオロ−1,3−ベンゾジオキソール−5−カルボン酸(1.0当量)を、トルエン(10容量)中でスラリーにする。温度を15〜25℃で維持する速度で、Vitride(登録商標)(2当量)を添加漏斗を介して加える。添加の終わりに、温度を40℃に2時間で上昇させ、次いで、温度を40〜50℃で維持しながら、10%(w/w)NaOH水溶液(4.0当量)を添加漏斗を介して注意深く加える。さらに30分間撹拌した後、層を40℃で分離させる。有機相を20℃に冷却し、次いで、水(2×1.5容量)で洗浄し、乾燥させ(Na
2SO
4)、濾過し、濃縮し、粗(2,2−ジフルオロ−1,3−ベンゾジオキソール−5−イル)−メタノールを得て、これを次のステップにおいて直接使用する。
【0623】
5−クロロメチル−2,2−ジフルオロ−1,3−ベンゾジオキソールの合成。
【化24】
【0624】
(2,2−ジフルオロ−1,3−ベンゾジオキソール−5−イル)−メタノール(1.0当量)を、MTBE(5容量)に溶解する。触媒量のDMAP(1mol%)を加え、添加漏斗を介してSOCl
2(1.2当量)を加える。反応器中の温度を15〜25℃で維持する速度でSOCl
2を加える。温度を1時間で30℃に上昇させ、次いで、20℃に冷却し、次いで、温度を30℃より低く維持しながら添加漏斗を介して水(4容量)を加える。さらに30分間撹拌した後、層を分離させる。有機層を撹拌し、10%(w/v)NaOH水溶液(4.4容量)を加える。15〜20分間撹拌した後、層を分離させる。次いで、有機相を乾燥させ(Na
2SO
4)、濾過し、濃縮し、粗5−クロロメチル−2,2−ジフルオロ−1,3−ベンゾジオキソールを得て、これを次のステップにおいて直接使用する。
【0625】
(2,2−ジフルオロ−1,3−ベンゾジオキソール−5−イル)−アセトニトリルの合成。
【化25】
【0626】
5−クロロメチル−2,2−ジフルオロ−1,3−ベンゾジオキソール(1当量)のDMSO(1.25容量)溶液を、温度を30〜40℃の間に維持しながら、DMSO(3容量)中のNaCN(1.4当量)のスラリーに加える。混合物を1時間撹拌し、次いで、水(6容量)を加え、それに続いてMTBE(4容量)を加える。30分間撹拌した後、層を分離する。水層をMTBE(1.8容量)で抽出する。合わせた有機層を水(1.8容量)で洗浄し、乾燥させ(Na
2SO
4)、濾過し、濃縮し、粗(2,2−ジフルオロ−1,3−ベンゾジオキソール−5−イル)−アセトニトリル(95%)を得て、これを次のステップにおいて直接使用する。
【0627】
残りのステップは、酸部分の合成について先に記載したものと同じである。
【0628】
アミン部分
【0629】
2−ブロモ−5−フルオロ−4−ニトロアニリンの合成。
【化26】
【0630】
フラスコに3−フルオロ−4−ニトロアニリン(1.0当量)、それに続いて酢酸エチル(10容量)を入れ、撹拌し、全ての固体を溶解させた。N−ブロモスクシンイミド(1.0当量)を、22℃の内部温度を維持するように少しずつ加えた。反応の終わりに、ロータリーエバポレーターにより反応混合物を真空中で濃縮した。残渣を蒸留水(5容量)中でスラリーにし、スクシンイミドを溶解させ、除去した。(スクシンイミドはまた、水の後処理手順によって除去することができる。)水をデカントし、固体を2−プロパノール(5容量)中で一晩かけてスラリーにした。このように得られたスラリーを濾過し、ウェットケークを2−プロパノールで洗浄し、恒量に達成するまで真空オーブン中で50℃にて一晩N
2を流しながら乾燥させた。黄色がかった黄褐色の固体を単離した(50%収率、97.5%AUC)。他の不純物は、ブロモ−位置異性体(1.4%AUC)およびジ−ブロモ付加体(1.1%AUC)であった。
1H NMR (500MHz, DMSO) δ 8.19 (1 H, d, J=8.1Hz), 7.06 (br. s, 2 H), 6.64 (d, 1 H, J=14.3Hz).
【0631】
(R)−1−((4−アミノ−2−ブロモ−5−フルオロフェニル)アミノ)−3−(ベンジルオキシ)プロパン−2−オールのp−トルエンスルホン酸塩の合成。
【化27】
【0632】
N
2下での完全に乾燥させたフラスコに、以下の、活性化粉末状4A分子篩(2−ブロモ−5−フルオロ−4−ニトロアニリンに基づいて50重量%)、2−ブロモ−5−フルオロ−4−ニトロアニリン(1.0当量)、過塩素酸亜鉛二水和物(20mol%)、およびトルエン(8容量)を入れた。混合物を室温にて30分以下の時間に亘って撹拌した。最後に、トルエン(2容量)中の(R)−ベンジルグリシジルエーテル(2.0当量)を、定常流中で加えた。反応物を80℃(内部温度)に加熱し、概ね7時間、または2−ブロモ−5−フルオロ−4−ニトロアニリンが<5%AUCとなるまで撹拌した。
【0633】
反応物を室温に冷却し、セライト(50重量%)を加え、それに続いて酢酸エチル(10容量)を加えた。このように得られた混合物を濾過し、セライトおよびふるいを除去し、酢酸エチル(2容量)で洗浄した。濾液を塩化アンモニウム溶液(4容量、20%w/v)で洗浄した。有機層を炭酸水素ナトリウム溶液(4容量×2.5%w/v)で洗浄した。ロータリーエバポレーターにより有機層を真空中で濃縮した。このように得られたスラリーを酢酸イソプロピル(10容量)に溶解させ、この溶液をBuchi水素化装置に移した。
【0634】
水素化装置に、5重量%のPt(S)/C(1.5mol%)を入れ、混合物をN
2下で30℃(内部温度)にて撹拌した。反応物をN
2でフラッシュし、それに続いて水素でフラッシュした。水素化装置の圧力を1バールの水素に調節し、混合物を急速に撹拌した(>1200rpm)。反応の終わりに、触媒をセライトのパッドを通して濾過し、ジクロロメタン(10容量)で洗浄した。濾液を真空中で濃縮した。残りの酢酸イソプロピルをジクロロメタン(2容量)でチェースし、ロータリーエバポレーターにより乾燥するまで濃縮した。
【0635】
このように得られた残渣を、ジクロロメタン(10容量)に溶解させた。p−トルエンスルホン酸一水和物(1.2当量)を加え、一晩撹拌した。生成物を濾過し、ジクロロメタン(2容量)で洗浄し、吸引乾燥させた。ウェットケークを乾燥トレイに移し、真空オーブン中へと移し、恒量に達するまでN
2を流しながら45℃にて乾燥させた。(R)−1−((4−アミノ−2−ブロモ−5−フルオロフェニル)アミノ)−3−(ベンジルオキシ)プロパン−2−オールのp−トルエンスルホン酸塩を、オフホワイトの固体として単離した。
【0636】
キラル純度は、>97%eeであることが決定された。
【0637】
(3−クロロ−3−メチルブタ−1−イニル)トリメチルシランの合成。
【化28】
【0638】
プロパルギルアルコール(1.0当量)を、容器に入れた。塩酸水溶液(37%、3.75容量)を加え、撹拌を始めた。固形アルコールの溶解の間に、中程度の吸熱(5〜6℃)が観察される。このように得られた混合物を一晩(16時間)撹拌し、ゆっくりと暗赤色となった。30Lのジャケット付き容器に水(5容量)を入れ、次いでこれを10℃に冷却する。混合物の内部温度を25℃より低く維持しながら、反応混合物を水中に真空によってゆっくりと移す。ヘキサン(3容量)を加え、このように得られた混合物を0.5時間撹拌する。相を落ち着かせ、水相(pH<1)を流出させ、廃棄した。ロータリーエバポレーターを使用して有機相を真空中で濃縮し、生成物を赤色の油状物として得た。
【0639】
(4−(ベンジルオキシ)−3,3−ジメチルブタ−1−イニル)トリメチルシランの合成。
【化29】
【0640】
方法1A。
【0641】
この部分における全ての当量および容量の記述語は、250gの反応に基づいている。削り屑状マグネシウム(69.5g、2.86mol、2.0当量)を、3Lの4つ口反応器に入れ、磁気撹拌機で窒素下にて0.5時間撹拌した。反応器を氷水浴中に浸漬した。塩化プロパルギル(250g、1.43mol、1.0当量)のTHF(1.8L、7.2容量)溶液を、最初の発熱(約10℃)が観察されるまで、撹拌しながら反応器にゆっくり加えた。グリニャール試薬形成は、
1H−NMR分光法を使用してIPCによって確認した。発熱が鎮まってから、バッチ温度を<15℃に維持しながら溶液の残りをゆっくり加えた。添加は約3.5時間を必要とした。このように得られた濃緑色の混合物を、2Lのキャッピングされたボトル中にデカントした。
【0642】
この部分における全ての当量および容量の記述語は、500gの反応に基づいている。22Lの反応器に、ベンジルクロロメチルエーテル(95%、375g、2.31mol、0.8当量)のTHF(1.5L、3容量)溶液を入れた。反応器を氷水浴中で冷却した。上記のように調製した2種のグリニャール試薬のバッチを合わせ、次いで、ベンジルクロロメチルエーテル溶液に添加漏斗を介してゆっくりと加え、バッチ温度を25℃より低く維持した。添加は、1.5時間を必要とした。反応混合物を一晩(16時間)撹拌した。
【0643】
この部分における全ての当量および容量の記述語は、1kgの反応に基づいている。15%塩化アンモニウムの溶液を、30Lのジャケット付き反応器中で調製した(8.5kgの水中1.5kg、10容量)。溶液を5℃に冷却した。上記のように調製した2種のグリニャール反応混合物を合わせ、次いで、ヘッダー容器を介して塩化アンモニウム溶液中に移した。内部温度を25℃より低く維持するような速度で行われたこのクエンチにおいて、発熱が観察された。移動を完了させてから、容器ジャケット温度を、25℃にした。ヘキサン(8L、8容量)を加え、混合物を0.5時間撹拌した。相を落ち着かせた後、水相(pH9)を流出させ、廃棄した。残りの有機相を水(2L、2容量)で洗浄した。22Lのロータリーエバポレーターを使用して有機相を真空中で濃縮し、粗生成物をオレンジ色の油状物として得た。
【0644】
方法1B。
【0645】
削り屑状マグネシウム(106g、4.35mol、1.0当量)を22Lの反応器に入れ、次いで、THF(760mL、1容量)に懸濁させた。バッチ温度が2℃に達するように、容器を氷水浴中で冷却した。塩化プロパルギル(760g、4.35mol、1.0当量)のTHF(4.5L、6容量)溶液を、反応器にゆっくり加えた。100mLを加えた後、添加を停止し、グリニャール試薬への始動を示す13℃の発熱が観察されるまで混合物を撹拌した。発熱が収まってから、さらなる500mLの塩化プロパルギル溶液をゆっくりと加え、バッチ温度を<20℃に維持した。グリニャール試薬形成は、
1H−NMR分光法を使用してIPCによって確認した。塩化プロパルギル溶液の残りをゆっくり加え、バッチ温度を<20℃に維持した。添加は約1.5時間を必要とした。このように得られた濃緑色の溶液を0.5時間撹拌した。グリニャール試薬形成は、
1H−NMR分光法を使用してIPCによって確認した。ニートのベンジルクロロメチルエーテルを、反応器添加漏斗に入れ、次いで、バッチ温度を25℃より低く維持しながら反応器中に滴下添加した。添加は1.0時間を必要とした。反応混合物を一晩撹拌した。方法Aの場合と同じ手順および相対量の材料を使用して水性後処理および濃縮を行い、生成物を橙色油状物として得た。
【0646】
4−ベンジルオキシ−3,3−ジメチルブタ−1−インの合成。
【化30】
【0647】
30Lのジャケット付き反応器にメタノール(6容量)を入れ、次いでこれを5℃に冷却した。水酸化カリウム(85%、1.3当量)を、反応器に加えた。水酸化カリウムが溶解するにつれ15〜20℃の発熱が観察された。ジャケット温度を25℃にした。4−ベンジルオキシ−3,3−ジメチル−1−トリメチルシリルブタ−1−イン(1.0当量)のメタノール(2容量)溶液を加え、HPLCによってモニターしながら、このように得られた混合物を反応が完了するまで撹拌した。25℃での典型的な反応時間は、3〜4時間である。反応混合物を水(8容量)で希釈し、次いで、0.5時間撹拌する。ヘキサン(6容量)を加え、このように得られた混合物を0.5時間撹拌した。相を落ち着かせ、次いで、水相(pH10〜11)を流出させ、廃棄した。有機相をKOH(85%、0.4当量)の水(8容量)溶液、それに続いて水(8容量)で洗浄した。次いで、ロータリーエバポレーターを使用して有機相を濃縮し、表題材料を黄橙色油状物として得た。この材料の典型的な純度は80%範囲内であり、主に、単一の不純物が存在する。
1H NMR (400MHz, C
6D
6) δ 7.28 (d, 2 H, J=7.4Hz), 7.18 (t, 2 H, J=7.2Hz), 7.10 (d, 1H, J=7.2Hz), 4.35 (s, 2 H), 3.24 (s, 2 H), 1.91 (s, 1 H), 1.25 (s, 6 H).
【0648】
N−ベンジルグリコール化−5−アミノ−2−(2−ベンジルオキシ−1,1−ジメチルエチル)−6−フルオロインドールの合成。
【0649】
方法1C。
【0650】
(R)−1−((4−アミノ−2−(4−(ベンジルオキシ)−3,3−ジメチルブタ−1−イン−1−イル)−5−フルオロフェニル)アミノ)−3−(ベンジルオキシ)プロパン−2−オールの合成。
【化31】
【0651】
透明な有機層が達成されるまで、(R)−1−((4−アミノ−2−ブロモ−5−フルオロフェニル)アミノ)−3−(ベンジルオキシ)プロパン−2−オールのp−トルエンスルホン酸塩は、その固体をジクロロメタン(5容量)および飽和NaHCO
3溶液(5容量)中で撹拌することによって遊離塩基にした。このように得られた層を分離し、有機層を飽和NaHCO
3溶液(5容量)、それに続いてブラインで洗浄し、真空中で濃縮し、(R)−1−((4−アミノ−2−ブロモ−5−フルオロフェニル)アミノ)−3−(ベンジルオキシ)プロパン−2−オール遊離塩基を油状物として得た。
【0652】
酢酸パラジウム(0.01当量)、dppb(0.015当量)、CuI(0.015当量)および炭酸カリウム(3当量)を、アセトニトリル(1.2容量)中に懸濁させる。15分間撹拌した後、4−ベンジルオキシ−3,3−ジメチルブタ−1−イン(1.1当量)のアセトニトリル(0.2容量)溶液を加える。混合物に窒素ガスを1時間注入し、次いで、(R)−1−((4−アミノ−2−ブロモ−5−フルオロフェニル)アミノ)−3−(ベンジルオキシ)プロパン−2−オール遊離塩基(1当量)のアセトニトリル(4.1容量)溶液を加える。混合物に窒素ガスをさらに1時間注入し、次いで、80℃に加熱する。反応の進行をHPLCによってモニターするが、反応は通常3〜5時間以内に完了する。混合物を室温に冷却し、次いで、セライトを通して濾過する。ケークをアセトニトリル(4容量)で洗浄する。合わせた濾液を共沸乾燥し、次いで、混合物を磨き濾過して次の反応器中へと移す。このように得られた(R)−1−((4−アミノ−2−(4−(ベンジルオキシ)−3,3−ジメチルブタ−1−イン−1−イル)−5−フルオロフェニル)アミノ)−3−(ベンジルオキシ)プロパン−2−オールのアセトニトリル溶液を、次の手順(環化)においてさらなる操作をせずに直接使用する。
【0653】
N−ベンジルグリコール化−5−アミノ−2−(2−ベンジルオキシ−1,1−ジメチルエチル)−6−フルオロインドールの合成。
【化32】
【0654】
ビス−アセトニトリルジクロロパラジウム(0.1当量)およびCuI(0.1当量)を反応器に入れ、次いで、上述の得られた(R)−1−((4−アミノ−2−(4−(ベンジルオキシ)−3,3−ジメチルブタ−1−イン−1−イル)−5−フルオロフェニル)アミノ)−3−(ベンジルオキシ)プロパン−2−オール(1当量)のアセトニトリル(全部で9.5容量)溶液に懸濁させる。混合物に窒素ガスを1時間注入し、次いで、80℃に加熱する。反応の進行をHPLCによってモニターするが、反応は典型的には1〜3時間以内に完了する。セライトを通して混合物を濾過し、ケークをアセトニトリルで洗浄する。酢酸エチル(7.5容量)への溶媒交換を行う。酢酸エチル溶液を、NH
3−NH
4Cl水溶液(2×2.5容量)、それに続いて10%ブライン(2.5容量)で洗浄する。次いで、酢酸エチル溶液を、シリカゲル(1.8wt当量)およびSi−TMT(0.1wt当量)と共に6時間撹拌する。濾過の後、このように得られた溶液を濃縮する。残留油をDCM/ヘプタン(4容量)に溶解させ、次いで、カラムクロマトグラフィーによって精製する。次いで、このように得られた油を、25%EtOAc/ヘプタン(4容量)から結晶化する。結晶の(R)−1−(5−アミノ−2−(1−(ベンジルオキシ)−2−メチルプロパン−2−イル)−6−フルオロ−1H−インドール−1−イル)−3−(ベンジルオキシ)プロパン−2−オールを典型的には、27〜38%収率で得る。
1H NMR
(400MHz, DMSO) δ 7.38−7.34 (m, 4 H), 7.32−7.23 (m, 6 H), 7.21 (d, 1 H, J=12.8Hz), 6.77 (d, 1H, J=9.0Hz), 6.06 (s, 1 H), 5.13 (d, 1H, J=4.9Hz), 4.54 (s, 2 H), 4.46 (br. s, 2 H), 4.45 (s, 2 H), 4.33 (d, 1 H, J=12.4Hz), 4.09−4.04 (m, 2 H), 3.63 (d, 1H, J=9.2Hz), 3.56 (d, 1H, J=9.2Hz), 3.49 (dd, 1H, J=9.8, 4.4Hz), 3.43 (dd, 1H, J=9.8, 5.7Hz), 1.40 (s, 6 H).
【0655】
N−ベンジルグリコール化−5−アミノ−2−(2−ベンジルオキシ−1,1−ジメチルエチル)−6−フルオロインドールの合成。
【0656】
方法1D。
【化33】
【0657】
酢酸パラジウム(33g、0.04当量)、dppb(94g、0.06当量)、および炭酸カリウム(1.5kg、3.0当量)を、反応器に入れる。遊離塩基化油状物であるベンジルグリコール化(benzylglocolated)4−アンモニウム−2−ブロモ−5−フルオロアニリン(flouroaniline)(1.5kg、1.0当量)をアセトニトリル(8.2L、4.1容量)に溶解させ、次いで、反応器に加えた。混合物に窒素ガスを1時間以下の時間、注入した。4−ベンジルオキシ−3,3−ジメチルブタ−1−イン(70%、1.1kg、1.05当量)のアセトニトリル溶液を混合物に加え、これを次いで窒素ガスを1時間以下の時間、注入した。混合物を80℃に加熱し、次いで、一晩撹拌した。HPLCによるIPCを行い、16時間後に反応が完了していると決定する。混合物を周囲温度に冷却し、次いで、セライトのパッド(228g)を通して濾過した。反応器およびセライトパッドをアセトニトリル(2×2L、2容量)で洗浄した。8Lの溶媒を集めるまで、合わせた相を22Lのロータリーエバポレーターにより濃縮し、粗生成物が7L(3.5容量)のアセトニトリル中に残る。
【0658】
ビス−アセトニトリルジクロロパラジウム(144g、0.15当量)を、反応器に入れた。粗溶液を反応器中に戻し、ロータリーエバポレーターバルブをアセトニトリル(4L、2容量)で洗浄した。合わせた溶液に、窒素ガスを1時間以下の時間、注入した。反応混合物を16時間以下の時間、80℃に加熱した。HPLCによるプロセス内制御は、出発材料の完全な消費を示す。反応混合物を、セライト(300g)を通して濾過した。反応器および濾過ケークを、アセトニトリル(3L、1.5容量)で洗浄した。合わせた濾液を、ロータリーエバポレーションによって油へと濃縮した。油を酢酸エチル(8.8L、4.4容量)に溶解させた。溶液を20%塩化アンモニウム(5L、2.5容量)、それに続いて5%ブライン(5L、2.5容量)で洗浄した。シリカゲル(3.5kg、1.8wt当量)を、有機相に加え、これを一晩撹拌した。Deloxan THP II金属捕捉剤(358g)およびヘプタン(17.6L)を加え、このように得られた混合物を3時間以下の時間、撹拌した。混合物を、焼結ガラス漏斗を通して濾過した。濾過ケークを、ヘプタン(25L)中30%酢酸エチルで洗浄した。合わせた濾液を減圧下濃縮し、N−ベンジルグリコール化−5−アミノ−2−(2−ベンジルオキシ−1,1−ジメチルエチル)−6−フルオロインドールを褐色のペースト(1.4kg)として得た。
【0659】
ベンジル保護された化合物1の合成。
【化34】
【0660】
1−(2,2−ジフルオロ−1,3−ベンゾジオキソール−5−イル)−シクロプロパンカルボン酸(1.3当量)を、トルエン(2.5容量、1−(2,2−ジフルオロ−1,3−ベンゾジオキソール−5−イル)−シクロプロパンカルボン酸に基づいて)中でスラリーにした。塩化チオニル(SOCl
2、1.7当量)を、添加漏斗を介して加え、混合物を60℃に加熱した。このように得られた混合物を2時間撹拌した。ロータリーエバポレーターを使用してトルエンおよび過剰なSOCl
2を留去した。さらなるトルエン(2.5容量、1−(2,2−ジフルオロ−1,3−ベンゾジオキソール−5−イル)−シクロプロパンカルボン酸に基づいて)を加え、混合物を1容量のトルエンになるまで蒸留した。(R)−1−(5−アミノ−2−(1−(ベンジルオキシ)−2−メチルプロパン−2−イル)−6−フルオロ−1H−インドール−1−イル)−3−(ベンジルオキシ)プロパン−2−オール(1当量)およびトリエチルアミン(3当量)のDCM(4容量)溶液を、0℃に冷却する。バッチ温度を10℃より低く維持する一方で、トルエン(1容量)中の酸塩化物溶液を加える。反応の進行をHPLCによってモニターするが、反応は通常数分以内に完了する。25℃に温めた後、反応混合物を、5%NaHCO
3(3.5容量)、1MのNaOH(3.5容量)および1MのHCl(5容量)で洗浄する。メタノール(2容量)への溶媒交換を行い、このように得られた(R)−N−(1−(3−(ベンジルオキシ)−2−ヒドロキシプロピル)−2−(1−(ベンジルオキシ)−2−メチルプロパン−2−イル)−6−フルオロ−1H−インドール−5−イル)−1−(2,2−ジフルオロベンゾ[d][1,3]ジオキソール−5−イル)シクロプロパンカルボキサミドのメタノール溶液を、次のステップ(水素化分解)においてさらなる操作なしに使用する。
【0661】
化合物1の合成。
【化35】
【0662】
5%パラジウム担持チャコール(約50%湿潤、0.01当量)を、適当な水素化容器に入れる。上述の得られたメタノール(2容量)中の(R)−N−(1−(3−(ベンジルオキシ)−2−ヒドロキシプロピル)−2−(1−(ベンジルオキシ)−2−メチルプロパン−2−イル)−6−フルオロ−1H−インドール−5−イル)−1−(2,2−ジフルオロベンゾ[d][1,3]ジオキソール−5−イル)シクロプロパンカルボキサミド溶液を注意深く加え、それに続いてHClのメタノール溶液(3M)を加える。容器を窒素ガスでパージし、次いで、水素ガスでパージする。HPLC分析によって決定される場合、反応が完了するまで混合物を激しく撹拌する。典型的な反応時間は、3〜5時間である。セライトを通して反応混合物を濾過し、ケークをメタノール(2容量)で洗浄する。イソプロパノール(3容量)への溶媒交換を行う。粗化合物1を、75%IPA−ヘプタン(4容量、すなわち、3容量のIPAに加えた1容量のヘプタン)から結晶化し、このように得られた結晶を、50%IPA−ヘプタン(すなわち、混合物に加えた2容量のヘプタン)中で成熟させる。2ステップのアシル化/水素化分解手順からの化合物4の典型的な収率は、68%〜84%の範囲である。化合物4は、直前に記載した同じ手順に従ってIPA−ヘプタンから再結晶することができる。
【0663】
化合物1はまた、参考として本明細書に援用される米国特許出願公開第US20090131492号に開示されているいくつかの合成経路の1つによって調製され得る。
【0664】
【表7】
【0665】
(実施例2)
化合物2:N−[2,4−ビス(1,1−ジメチルエチル)−5−ヒドロキシフェニル]−1,4−ジヒドロ−4−オキソキノリン−3−カルボキサミドの合成。
【0666】
4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸(26)の合成。
【化36】
【0667】
エチル4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボキシレート(25)の調製のための手順
【化37】
【0668】
化合物23(4.77g、47.7mmol)を、表面下N
2流と共に、化合物22(10g、46.3mmol)に滴下で添加し、エタノールを30℃より低い温度で0.5時間追い出した。次いで、溶液を100〜110℃に加熱し、2.5時間撹拌した。混合物を60℃より低い温度に冷却した後、ジフェニルエーテルを加えた。このように得られた溶液を、表面下N
2流と共に、228〜232℃に1.5時間加熱したジフェニルエーテルに滴下で添加し、エタノールを追い出した。混合物を228〜232℃にてさらに2時間撹拌し、100℃より低い温度に冷却し、次いで、ヘプタンを加え、生成物を沈殿させた。このように得られたスラリーを30℃にて0.5時間撹拌した。次いで、固体を濾過し、ケークをヘプタンで洗浄し、真空中で乾燥させ、化合物25を茶色の固体として得た。
1H NMR (DMSO−d
6; 400 MHz) δ 12.25 (s), δ 8.49 (d),
δ 8.10 (m), δ 7.64 (m), δ 7.55 (m), δ 7.34 (m), δ 4.16 (q), δ 1.23 (t).
【0669】
4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸(26)の調製のための手順
【化38】
【0670】
方法2A
【0671】
化合物25(1.0当量)を、HCl(10.0当量)およびH
2O(11.6容量)の溶液に懸濁させた。スラリーを、85〜90℃に加熱したが、代わりの温度もまたこの加水分解ステップに適している。例えば、加水分解は代わりに、約75〜約100℃の温度にて行うことができる。場合によって、加水分解は、約80〜約95℃の温度にて行われる。その他では、加水分解ステップは、約82〜約93℃(例えば、約82.5〜約92.5℃または約86〜約89℃)の温度で行われる。85〜90℃にて概ね6.5時間撹拌した後、反応物を反応の完了についてサンプリングする。撹拌は、加水分解に適した温度のいずれかの下で行い得る。次いで、溶液を20〜25℃に冷却し、濾過した。反応器/ケークを、H
2O(2容量×2)ですすいだ。次いで、ケークを、pHが≧3.0になるまで2容量のH
2Oで洗浄した。次いで、ケークを真空下で60℃にて乾燥し、化合物26を得た。
【0672】
方法2B
【0673】
化合物25(11.3g、52mmol)を、10%NaOH(aq)(10mL)およびエタノール(100mL)の混合物に加えた。溶液を、16時間加熱還流し、20〜25℃に冷却し、次いで、8%HClでpHを2〜3に調整した。次いで、混合物を0.5時間撹拌し、濾過した。ケークを水(50mL)で洗浄し、次いで、真空中で乾燥させ、化合物26を茶色の固体として得た。
1H NMR (DMSO−d
6; 400 MHz) δ 15.33 (s), δ 13.39 (s), δ 8.87 (s), δ 8.26 (m), δ 7.87 (m), δ 7.80 (m), δ 7.56 (m).
【0674】
N−(2,4−ジ−tert−ブチル−5−ヒドロキシフェニル)−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボキサミド(化合物2)の全合成
【化39】
【0675】
2,4−ジ−tert−ブチルフェニルメチルカーボネート(30)の調製のための手順
【化40】
【0676】
方法2C
【0677】
2,4−ジ−tert−ブチルフェノール、29(10g、48.5mmol)のジエチルエーテル(100mL)およびトリエチルアミン(10.1mL、72.8mmol)溶液に、クロロギ酸メチル(7.46mL、97mmol)を0℃にて滴下で添加した。次いで、混合物を室温に温め、さらに2時間撹拌した。次いで、さらなる5mLのトリエチルアミンおよび3.7mLのクロロギ酸メチルを加え、反応物を一晩撹拌した。次いで、反応物を濾過し、濾液を0℃に冷却し、さらに5mLのトリエチルアミンおよび3.7mLのクロロギ酸メチルを次いで加え、反応物を室温に温め、次いで、さらに1時間撹拌した。この段階で、反応は殆ど完了し、濾過することによって後処理し、次いで、水(2×)、それに続いてブラインで洗浄した。次いで、溶液を濃縮し、黄色の油状物を生成し、カラムクロマトグラフィーを使用して精製し、化合物30を得た。
1H NMR (400 MHz, DMSO−d
6) δ 7.35 (d, J = 2.4 Hz, 1H), 7.29 (dd, J = 8.4, 2.4 Hz, 1H), 7.06 (d, J = 8.4 Hz, 1H), 3.85 (s, 3H), 1.30 (s, 9H), 1.29 (s, 9H).
【0678】
方法2D
【0679】
4−ジメチルアミノピリジン(DMAP、3.16g、25.7mmol)および2,4−ジ−tert−ブチルフェノール(化合物29、103.5g、501.6mmol)を入れた反応容器に、塩化メチレン(415g、313mL)を加え、全ての固体が溶解するまで溶液をかきまわした。次いで、トリエチルアミン(76g、751mmol)を加え、溶液を0〜5℃に冷却した。次いで、溶液温度を0〜5℃の間に維持しながら、クロロギ酸メチル(52g、550.3mmol)を2.5〜4時間に亘り滴下で添加した。次いで、反応混合物を23〜28℃にゆっくりと加熱し、20時間撹拌した。次いで、反応物を10〜15℃に冷却し、150mLの水を入れた。混合物を15〜20℃にて35〜45分間撹拌し、次いで、水層を分離し、150mLの塩化メチレンで抽出した。有機層を合わせ、5〜20℃の温度にて2.5%HCl(aq)で中和し、5〜6の最終pHを得た。次いで、有機層を水で洗浄し、真空中で20℃より低い温度で150mLに濃縮し、塩化メチレン中の化合物30を得た。
【0680】
5−ニトロ−2,4−ジ−tert−ブチルフェニルメチルカーボネート(31)の調製のための手順
【化41】
【0681】
方法2E
【0682】
化合物30(6.77g、25.6mmol)の撹拌した溶液に、6mLの硫酸および硝酸の1:1混合物を0℃にて滴下で添加した。混合物を室温に温め、1時間撹拌した。生成物を液体クロマトグラフィー(ISCO、120g、0〜7%EtOAc/ヘキサン、38分)を使用して精製し、化合物31の位置異性体の約8:1〜10:1混合物を白色固体として生成した。
1H NMR (400 MHz, DMSO−d
6) δ 7.63 (s, 1H), 7.56 (s, 1H), 3.87 (s, 3H), 1.36 (s, 9H), 1.32 (s, 9H).
HPLC保持時間、3.92分、10〜99%CH
3CN、5分のラン;ESI−MS、310m/z(MH)
+。
【0683】
方法2F
【0684】
化合物30(100g、378mmol)に、DCM(540g、408mL)を加えた。全ての固体が溶解するまで混合物を撹拌し、次いで、−5〜0℃に冷却した。次いで、反応の最初の温度を維持しながら、濃硫酸(163g)を滴下で添加し、混合物を4.5時間撹拌した。次いで、反応の最初の温度を維持しながら、硝酸(62g)を2〜4時間に亘り滴下で添加し、次いで、この温度でさらに4.5時間撹拌した。次いで、反応混合物を冷水にゆっくりと加え、温度を5℃より低く維持した。次いで、クエンチした反応物を25℃に加熱し、水層を除去し、塩化メチレンで抽出した。合わせた有機層を水で洗浄し、Na
2SO
4を使用して乾燥させ、124〜155mLに濃縮した。ヘキサン(48g)を加え、このように得られた混合物を再び124〜155mLに濃縮した。さらなるヘキサン(160g)を、引き続いて混合物に加えた。次いで、混合物を23〜27℃にて15.5時間撹拌し、次いで、濾過した。濾過ケークに、ヘキサン(115g)を加え、このように得られた混合物を加熱還流し、2〜2.5時間撹拌した。次いで、混合物を3〜7℃に冷却し、さらに1〜1.5時間撹拌し、濾過し、化合物31を淡黄色の固体として得た。
【0685】
5−アミノ−2,4−ジ−tert−ブチルフェニルメチルカーボネート(32)の調製のための手順
【化42】
【0686】
2,4−ジ−tert−ブチル−5−ニトロフェニルメチルカーボネート(1.00当量)を入れ、それに続いて5%Pd/C(乾量基準で2.50重量%、Johnson−Matthey Type37)を、適切な水素付加反応器に入れた。MeOH(15.0容量)を反応器に入れ、系を閉じた。系をN
2(g)でパージし、次いで、H
2(g)で2.0バールに加圧した。25℃+/−5℃の反応温度にて反応を行った。完了した時、反応物を濾過し、反応器/ケークをMeOH(4.00容量)で洗浄した。このように得られた濾液を、真空下で、50℃以下で8.00容量になるまで蒸留した。水(2.00容量)を、45℃+/−5℃にて加えた。生成したスラリーを、0℃+/−5に冷却した。スラリーを0℃+/−5℃にて1時間以上保持し、濾過した。ケークを、0℃+/−5℃のMeOH/H
2O(8:2)(2.00容量)で1回洗浄した。ケークを、真空下で(−0.90バールおよび−0.86バール)35℃〜40℃にて乾燥させ、化合物32を得た。
1H NMR (400 MHz, DMSO−d
6) δ 7.05 (s, 1H), 6.39 (s, 1H), 4.80 (s, 2H), 3.82 (s, 3H), 1.33 (s, 9H), 1.23 (s, 9H).
【0687】
反応が完了したらすぐに、このように得られた混合物を、上記のように、約5〜10容量のMeOH(例えば、約6〜約9容量のMeOH、約7〜約8.5容量のMeOH、約7.5〜約8容量のMeOH、または約7.7容量のMeOH)で希釈し、約35±5℃の温度に加熱し、濾過し、洗浄し、乾燥させた。
【0688】
N−(2,4−ジ−tert−ブチル−5−ヒドロキシフェニル)−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボキサミド(化合物2)の調製
【化43】
【0689】
4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸、26(1.0当量)および5−アミノ−2,4−ジ−tert−ブチルフェニルメチルカーボネート、32(1.1当量)を、反応器に入れた。2−MeTHF(4.0容量、酸に対して)を加え、それに続いて2−MeTHF(1.7当量)中のT3P(登録商標)50%溶液を加えた。T3Pを入れた容器を、2−MeTHF(0.6容量)で洗浄した。次いで、ピリジン(2.0当量)を加え、このように得られた懸濁物を47.5+/−5.0℃に加熱し、この温度にて8時間維持した。試料を取り出し、完了についてHPLCによってチェックした。完了したらすぐに、このように得られた混合物を、25.0℃+/−2.5℃に冷却した。2−MeTHFを加え(12.5容量)、混合物を希釈した。反応混合物を水(10.0容量)で2回洗浄した。2−MeTHFを加え、反応物の総容量を40.0容量(約16.5容量を導入)にした。この溶液にNaOMe/MeOH(1.7当量)を加え、メタノリシスを行った。反応物を1.0時間以上撹拌し、完了についてHPLCによってチェックした。完了したらすぐに、反応物を1NのHCl(10.0容量)でクエンチし、0.1NのHCl(10.0容量)で洗浄した。有機溶液を磨き濾過し、微粒子を取り出し、第2の反応器の中に入れた。濾過した溶液を、35℃以下(ジャケット温度)および8.0℃以上(内部反応温度)にて減圧下で20容量に濃縮した。CH
3CNを40容量まで加え、溶液を35℃以下(ジャケット温度)および8.0℃以上(内部反応温度)にて20容量に濃縮した。CH
3CNの全部で3回の添加および20容量への4回の濃縮のために、CH
3CNの添加および濃縮サイクルをさらに2回繰り返した。20容量への最終濃縮の後、16.0容量のCH
3CNを加え、それに続いて4.0容量のH
2Oを加え、出発酸に対して40容量の10%H
2O/CH
3CNの最終濃度にした。このスラリーを、78.0℃+/−5.0℃(還流)に加熱した。次いで、スラリーを、5時間以上撹拌した。スラリーを0.0℃+/−5℃に5時間に亘り冷却し、濾過した。ケークを、0.0℃+/−5.0℃のCH
3CN(5容量)で4回洗浄した。このように得られた固体(化合物2)を、真空オーブンにおいて50.0℃+/−5.0℃にて乾燥した。
1H NMR (400 MHz, DMSO−d
6) δ 12.8 (s, 1H), 11.8 (s, 1H), 9.2 (s, 1H), 8.9 (s, 1H), 8.3 (s, 1H), 7.2 (s, 1H), 7.9 (t, 1H), 7.8 (d, 1H), 7.5 (t, 1H), 7.1 (s, 1H), 1.4 (s, 9H), 1.4 (s, 9H).
【0690】
N−(2,4−ジ−tert−ブチル−5−ヒドロキシフェニル)−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボキサミド(化合物2)の代わりの調製
【化44】
【0691】
4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボン酸、26(1.0当量)および5−アミノ−2,4−ジ−tert−ブチルフェニルメチルカーボネート、32(1.1当量)を、反応器に入れた。2−MeTHF(4.0容量、酸に対して)を加え、それに続いて2−MeTHF中のT3P(登録商標)50%溶液(1.7当量)を加えた。T3Pを入れた容器を、2−MeTHF(0.6容量)で洗浄した。次いで、ピリジン(2.0当量)を加え、このように得られた懸濁物を47.5+/−5.0℃に加熱し、この温度にて8時間維持した。試料を取り出し、完了についてHPLCによってチェックした。完了したらすぐに、このように得られた混合物を、20℃+/−5℃に冷却した。2−MeTHFを加え(12.5容量)、混合物を希釈した。反応混合物を水(10.0容量)で2回洗浄し、2−MeTHF(16.5容量)を反応器に入れた。この溶液に30%w/wのNaOMe/MeOH(1.7当量)を入れ、メタノリシスを行った。反応物を25.0℃+/−5.0℃にて1.0時間以上撹拌し、完了についてHPLCによってチェックした。完了したらすぐに、反応物を1.2NのHCl/H
2O(10.0容量)でクエンチし、0.1NのHCl/H
2O(10.0容量)で洗浄した。有機溶液を磨き濾過(polish filtered)し、微粒子を取り出し、第2の反応器の中に入れた。
【0692】
濾過した溶液を、35℃以下(ジャケット温度)および8.0℃以上(内部反応温度)にて減圧下で20容量に濃縮した。CH
3CNを40容量まで加え、溶液を35℃以下(ジャケット温度)および8.0℃以上(内部反応温度)にて20容量に濃縮した。CH
3CNの全部で3回の添加および20容量への4回の濃縮のために、CH
3CNの添加および濃縮サイクルをさらに2回繰り返した。20容量への最終濃縮の後、16.0容量のCH
3CNを入れ、それに続いて4.0容量のH
2Oを入れ、出発酸に対して40容量の10%H
2O/CH
3CNの最終濃度にした。このスラリーを、78.0℃+/−5.0℃(還流)に加熱した。次いで、スラリーを、5時間以上撹拌した。スラリーを、20〜25℃に5時間に亘り冷却し、濾過した。ケークを、20〜25℃に加熱したCH
3CN(5容量)で4回洗浄した。このように得られた固体(化合物2)を、真空オーブンにおいて50.0℃+/−5.0℃にて乾燥した。
1H NMR (400 MHz, DMSO−d
6) δ 12.8 (s, 1H), 11.8 (s, 1H), 9.2 (s, 1H), 8.9 (s, 1H), 8.3 (s, 1H), 7.2 (s, 1H), 7.9 (t, 1H), 7.8 (d, 1H), 7.5 (t, 1H), 7.1 (s, 1H), 1.4 (s, 9H), 1.4 (s,
9H).
【0693】
N−(2,4−ジ−tert−ブチル−5−ヒドロキシフェニル)−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−3−カルボキサミド(化合物2)の再結晶のための手順
【化45】
【0694】
化合物2(1.0当量)を、反応器に入れた。2−MeTHF(20.0容量)を加え、それに続いて0.1NのHCl(5.0容量)を加えた。二相性溶液を撹拌し、分離し、上部の有機相を0.1NのHCl(5.0容量)でさらに2回洗浄した。有機溶液を磨き濾過して、微粒子を除去し、第2の反応器の中に入れた。濾過した溶液を減圧下で35℃以下(ジャケット温度)および8.0℃以下(内部反応温度)にて10容量に濃縮した。酢酸イソプロピル(IPAc)(10容量)を加え、溶液を35℃以下(ジャケット温度)および8.0℃以下(内部反応温度)にて10容量に濃縮した。全部で3回のIPAcの添加および10容量への4回の濃縮のために、IPAcの添加および濃縮をさらに2回繰り返した。最終濃縮の後、10容量のIPAcを入れ、スラリーを加熱還流し、この温度にて5時間維持した。スラリーを、0.0℃+/−5℃に5時間に亘り冷却し、濾過した。ケークを、IPAc(5容量)で1回洗浄した。このように得られた固体を、真空オーブンにおいて50.0℃+/−5.0℃にて乾燥した。
【0695】
(実施例3)
ポリマーを実質的に含まないアモルファス化合物1およびアモルファス化合物2(1:1)の固体分散物の調製。
【0696】
56.5gの化合物1および56.5gの化合物2を、2Lの琥珀色のボトル中で895.9gの90:10のメチルエチルケトン(MEK):水に加えた。両方の化合物が溶解するまで材料を撹拌し、下記表8に記載したパラメーターに設定したBuchi Mini噴霧乾燥機を使用して噴霧乾燥した。
【0697】
【表8】
【0698】
材料を、真空オーブン中で窒素パージを伴って60℃で2時間および80℃で一晩、二次乾燥させた。
図5は、この噴霧乾燥した分散物のSEM像を提示する。
図1および2に関しては、アモルファス形態をXRPDおよびDSCによって確認し、これらは124℃のガラス転移温度を示した。
【0699】
図3に関しては、噴霧乾燥した分散物は、化合物1および化合物2上の
1H−
1Hスピン拡散についての固体NMR分析を行った。
図3におけるNMRスペクトルには、下記の固体NMRパラメーターを使用した。
19F T
1(スピン格子緩和時間):7〜9秒
スピンニング:12.5kHz
温度(K):275
参照:29.5ppmのアダマンタン
D20:0.1〜50ms
【0700】
図3における固体NMRスペクトルにおいて例示するように、化合物1および化合物2は、分子レベルで接触する。
【0701】
図4に関しては、
19Fおよび
13C固体NMRスペクトルを、化合物1および化合物2の噴霧乾燥した分散物について記録した。
図4(上)は、ピークAおよびピークBのオーバーレイである。
図4(下)は、ピークCである。
【0702】
ピークA:
13C CPMAS
試料調製:化合物1および化合物2を、100分間冷凍粉砕/冷凍ミル加工した。
1H T
1:0.85s
スピンニング:12.0kHz
参照:29.5ppmのアダマンタン
温度(K):275
【0703】
ピークB:
13C CPMAS
試料調製:噴霧乾燥した分散物を、72時間乾燥させた。
1H T
1:0.85s
スピンニング:12.0kHz
参照:29.5ppmのアダマンタン
温度(K):275
【0704】
ピークC:
19F MAS
試料調製:噴霧乾燥した分散物を、72時間乾燥させた。
19F T
1:7〜9s
スピンニング:12.5kHz
参照:29.5ppmのアダマンタン
温度(K):275
RD:2s
【0705】
熱重量分析は、下記の処理を受けた噴霧乾燥した分散物で行った。
【0706】
試料A:90℃にて真空下で3日、それに続いてN
2パージ。
【0707】
試料B:40℃で3日。
【0708】
図5は、この噴霧乾燥した分散物のSEM像を提示する。
【0709】
(実施例4)
ポリマーを実質的に含まないアモルファス化合物1およびアモルファス化合物2(1:3)の固体分散物の調製。
【0710】
29.94gの化合物1および90.01gの化合物2を、2Lの琥珀色のボトル中で955.7gの90:10のメチルエチルケトン(MEK):水に加えた。両方の化合物が溶解するまで材料を撹拌し、下記表9に記載したパラメーターに設定したBuchi mini噴霧乾燥機を使用して噴霧乾燥した。
【0711】
【表9】
【0712】
700gの溶液を噴霧乾燥した。材料を、真空オーブン中で窒素パージを伴って80℃で一晩二次乾燥させた。概ね20gのアモルファスの化合物1および化合物2(26%収率)を回収した。
図8は、この噴霧乾燥した分散物のSEM像を提示する。
図6および7に関しては、アモルファス形態を、155℃のガラス転移温度を示すXRPDおよびDSCによって確認した。
【0713】
(実施例5)
ポリマーを実質的に含まないアモルファス化合物1およびアモルファス化合物2(1:10)の固体分散物の調製。
【0714】
2.03gの化合物1および20.08gの化合物2を、0.5Lの琥珀色のボトル中で234.1gの90:10のメチルエチルケトン(MEK):水に加えた。両方の化合物が溶解するまで材料を撹拌し、下記表10に記載したパラメーターに設定したBuchi mini噴霧乾燥機を使用して噴霧乾燥した。
【0715】
【表10】
【0716】
概ね15gのアモルファスの化合物1および化合物2(68%収率)を回収した。材料を、真空オーブン中で60℃にて3日間二次乾燥させた。
【0717】
(実施例6)
ポリマーを実質的に含まないアモルファス化合物1およびアモルファス化合物2(10:1)の固体分散物の調製。
【0718】
20.03gの化合物1および2.04gの化合物2を、0.5Lの琥珀色のボトル中で231.1gの90:10のメチルエチルケトン(MEK):水に加えた。両方の化合物が溶解するまで材料を撹拌し、下記表11に記載するパラメーターに設定したBuchi mini噴霧乾燥機を使用して噴霧乾燥した。
【0719】
【表11】
【0720】
概ね11gのアモルファスの化合物1および化合物2(50%収率)を回収した。材料を、真空オーブン中で60℃にて3日間二次乾燥させた。アモルファス形態を、XRPDおよびDSCによって確認した。
【0721】
(実施例7)
高温圧/高温方法によるアモルファス化合物1およびアモルファス化合物2(1:3)の固体分散物の調製。
【0722】
化合物1および化合物2を、メタノールからなる溶媒系を使用して、1:3の比(25重量%の化合物1/75重量%の化合物2)で噴霧乾燥した。このように得られた混合物は、5%固体負荷量を含有した。このプロセスにおいて使用される材料の実際の量を、表12において一覧表示する。
【0723】
【表12】
【0724】
化合物1および化合物2を、メタノールに加え、適当なサイズの容器中で懸濁物を室温で形成させた。この懸濁物を、高圧ポンプを介して熱交換器に送った。次いで、固体は、ノズルに入る前に、熱交換器中で目標温度にて溶解する。
【0725】
このように得られた懸濁物を、Bend researchフラッシュアトマイザーを使用してPSD1噴霧乾燥機上で噴霧乾燥した。噴霧乾燥機作動パラメーターを、表13において一覧表示する。
【0726】
【表13】
【0727】
湿ったSDDを集め、酸化の危険の可能性があるので、窒素スイープガスを用いる真空トレイ乾燥機の中に入れた。メタノールの残留レベルを、低いレベルで検出されるまで(<10ppm)24時間に亘り試験した。乾燥した材料を、かさ密度および粒径について分析し、それぞれ、0.24g/mLの値および6μmのD50がもたらされた。
【0728】
(実施例8)
実質的にアモルファスの化合物1およびHPMCポリマーを含む固体分散物の調製。
【0729】
ジクロロメタン(DCM)およびメタノール(MeOH)の溶媒系を、磁気撹拌機および撹拌プレートを備えた適当なサイズの容器において80重量%DCM/20重量%MeOHの比に従って配合する。この溶媒系中に、ヒプロメロースポリマー(HPMC、E15グレード)および化合物1を、20重量%ヒプロメロース/80重量%化合物1の比に従って加えた。このように得られた混合物は、12.5重量%の固体を含有した。この混合物を生じさせるために使用する成分および溶媒の実際の量を、下記の表14において記載する。
【0730】
【表14】
【0731】
混合物が実質的に均質となり、全ての構成要素が実質的に溶解するまで、混合物を混合した。
【0732】
噴霧乾燥機である0.8mmの2液ノズル(Schlickシリーズ970/0 S4)を取り付けたAnhydro MS−35噴霧乾燥機を、下記の表15において記載した乾燥噴霧プロセスパラメーターに従って、通常の噴霧乾燥モードで使用した。
【0733】
【表15】
【0734】
高効率サイクロンによって、湿った生成物を噴霧ガスおよび溶媒蒸気から分離した。湿った生成物をトレイ中に移動させ、乾燥のために真空乾燥機の中に入れ、残留溶媒をMeOHについて約3000ppm未満に、およびDCMについて600ppm未満のレベルに低減させ、<0.02%のMeOHおよび<0.06%のDCMを含有するアモルファス化合物1の乾燥した噴霧乾燥分散物を生じさせた。
【0735】
(実施例9)
実質的にアモルファスの化合物2およびHPMCASポリマーを含む固体分散物の調製。
【0736】
90重量%のMEK/10重量%の脱イオン水の比に従って配合したMEKおよび脱イオン水の溶媒系を、磁気撹拌機および熱回路を備えた反応器中で20〜30℃の温度に加熱した。この溶媒系中に、19.5重量%の酢酸コハク酸ヒプロメロース/0.5重量%のSLS/80重量%の化合物2の比に従って、酢酸コハク酸ヒプロメロースポリマー(HPMCAS)(HGグレード)、SLS、および化合物2を加えた。このように得られた混合物は、10.5重量%の固体を含有した。この混合物を生じさせるために使用した成分および溶媒の実際の量を、下記の表16において一覧表示する。
【0737】
【表16】
【0738】
混合物温度を20〜45℃の範囲に調整し、これが実質的に均質でありかつ全ての構成要素が実質的に溶解するまで混合した。
【0739】
ベアディング防止キャップを備えた圧力ノズル(オリフィス/コアサイズ54/21を有する噴霧システムMaximum PassageシリーズSK−MFP)をフィットした市販のNiro PSD4噴霧乾燥機である噴霧乾燥機を、下記の表17において一覧表示した乾式噴霧プロセスパラメーターに従って通常の噴霧乾燥モード下で使用した。
【0740】
【表17】
【0741】
高効率サイクロンによって、湿った生成物を噴霧ガスおよび溶媒蒸気から分離した。湿った生成物は、8.5〜9.7%のMEKおよび0.56〜0.83%の水を含有し、17〜19μmの平均粒径および0.27〜0.33g/ccのかさ密度を有した。湿った生成物を、乾燥のために4000Lのステンレス鋼ダブルコーン真空乾燥機に移し、残留溶媒を約5000ppm未満のレベルに低減させ、<0.03%のMEKおよび0.3%の水を含有するアモルファス化合物2の乾式噴霧乾燥分散物を生じさせた。
【0742】
(実施例10)
アモルファス化合物1およびアモルファス化合物2(1:1)の固体分散物の調製。
【0743】
化合物1および化合物2を、90重量%のメチルエチルケトン(MEK)/10重量%の脱イオン水からなる溶媒系を使用して、20重量%の酢酸コハク酸ヒプロメロースポリマー(HPMCAS、HGグレード)と共に1:1の比(40重量%の化合物1/40重量%の化合物2)で噴霧乾燥した。このように得られた混合物は、11%固体負荷量を含有した。このプロセスにおいて使用される材料の実際の量を、表18において一覧表示する。
【0744】
【表18】
【0745】
MEKおよび水を、磁気撹拌棒を使用して適当なサイズの容器中で室温にて混合した。化合物2をMEK/水混合物に加え、溶解するまで撹拌した。次いで、化合物1を加え、溶解するまで撹拌した。最後に、HPMCAS−HGを加え、溶解するまで撹拌した。
【0746】
このように得られた混合物を、1.5mmの2液ノズルを使用してBuchi B−290噴霧乾燥機により噴霧乾燥した。噴霧乾燥機作動パラメーターを、表19において一覧表示する。
【0747】
【表19】
*設定パラメーターではなく、観察した条件。
【0748】
湿ったSDDを集め、周囲温度で真空オーブンの中に入れ、残留MEKレベルが<5000ppmとなるまで乾燥させた。乾燥した材料を、かさ密度および粒径について分析し、それぞれ、0.33g/mLの値および4.092μmのD50がもたらされた。
【0749】
(実施例11)
アモルファス化合物1およびアモルファス化合物2(2:1)の固体分散物の調製。
【0750】
化合物1および化合物2を、90重量%のメチルエチルケトン(MEK)/10重量%の脱イオン水からなる溶媒系を使用して、20重量%の酢酸コハク酸ヒプロメロースポリマー(HPMCAS、HGグレード)と共に2:1の比(53重量%の化合物1/27重量%の化合物2)で噴霧乾燥した。このように得られた混合物は、11%固体負荷量を含有した。このプロセスにおいて使用される材料の実際の量を、表20において一覧表示する。
【0751】
【表20】
【0752】
MEKおよび水を、磁気撹拌棒を使用して適当なサイズの容器中で室温にて混合した。化合物2をMEK/水混合物に加え、溶解するまで撹拌した。次いで、化合物1を加え、溶解するまで撹拌した。最後に、HPMCAS−HGを加え、溶解するまで撹拌した。
【0753】
このように得られた混合物を、2液ノズル、1.5mmを使用してBuchi B−290噴霧乾燥機により噴霧乾燥した。噴霧乾燥機作動パラメーターを、表21において一覧表示する。
【0754】
【表21】
*設定パラメーターではなく、観察した条件。
【0755】
湿ったSDDを集め、周囲温度で真空オーブンの中に入れ、残留MEKレベルが<5000ppmとなるまで乾燥させた。乾燥した材料を、かさ密度および粒径について分析し、それぞれ、0.35g/mLの値および4.682μmのD50が得られた。
【0756】
(実施例12)
乾式造粒ローラー圧密化からの錠剤配合物の調製。
【0757】
装置:
【0758】
Turbulaブレンダー、V−シェルブレンダーまたはビンブレンダー、Gerteisローラーコンパクター、Piccola錠剤プレス機。
【0759】
スクリーニング/秤量:
【0760】
実質的にアモルファスの化合物1を含む固体分散物、実質的にアモルファスの化合物2を含む固体分散物、および添加剤は、検量の前または後にスクリーニングされ得る。適当なスクリーンサイズは、30メッシュ、または60メッシュである。
【0761】
ブレンド:
【0762】
実質的にアモルファスの化合物1を含む固体分散物、実質的にアモルファスの化合物2を含む固体分散物、および添加剤を、異なる順序でブレンダーに加え得る。さらなる潤滑化ステップを必要とし得る。ブレンドおよび潤滑化を、Turbulaブレンダー、v−シェルブレンダー、またはビンブレンダー中で行ってよい。構成要素を、10分間ブレンドしてもよく、4分間潤滑してもよい。
【0763】
乾式造粒:
【0764】
ブレンドは、Gerteisローラーコンパクターを使用して造粒し得る。ブレンドは、合わせた滑面/滑面ロールを使用して、ポケット付きローラーおよび櫂形かきまぜ機を有する一体型0.8mmメッシュのミル加工スクリーンと共に造粒し得る。Gerteisローラーコンパクターは、2mmのロールギャップ、4kNcmのロール圧、2rpmのロールスピード、15rpmのかきまぜ機スピード、時計回り/反時計回りでの80/80rpmの造粒スピード、および330/360度の時計回り/反時計回りの振れで作動し得る。生成されたリボンは、0.8mmメッシュスクリーンを備えた一体型ミルでミル加工し得る。
【0765】
ブレンド:
【0766】
ローラー圧密化された顆粒は、Turbulaブレンダー、V−シェルブレンダーまたはビンブレンダーを使用して、顆粒外添加剤、例えば、充填剤、崩壊剤、および必要な場合は、滑沢剤と共にブレンドし得る。ブレンド時間は10分間でよく、4分間潤滑してもよい。
【0767】
圧縮:
【0768】
圧縮ブレンドは、シングルステーションまたはロータリー錠剤プレス機、例えば、ツーリングサイズDカプレットツーリング(0.568’’×0.2885’’)を使用したPiccolaプレスを使用して錠剤に圧縮し得る。50mgの実質的にアモルファスの化合物1および150mgの実質的にアモルファスの化合物2の用量のための錠剤の重量は、約400mgまたは600mgであり得る。
【0769】
【表22】
【0770】
(実施例13)
乾式造粒ローラー圧密化からの100mgの化合物1および150mgの化合物2の錠剤配合物の調製。
【0771】
装置:
【0772】
Turbulaブレンダー、V−シェルブレンダーまたはビンブレンダー、Gerteisローラーコンパクター、MTS Universal試験システム
【0773】
スクリーニング/秤量:
【0774】
実質的にアモルファスの化合物1を含む固体分散物、実質的にアモルファスの化合物2を含む固体分散物、および添加剤は、検量の前または後にスクリーニングし得る。適当なスクリーンサイズは、30メッシュ、または60メッシュである。
【0775】
ブレンド:
【0776】
実質的にアモルファスの化合物1を含む固体分散物、実質的にアモルファスの化合物2を含む固体分散物、および添加剤を、異なる順序でブレンダーに加え得る。さらなる潤滑化ステップを必要とし得る。ブレンドおよび潤滑化は、Turbulaブレンダー、v−シェルブレンダー、またはビンブレンダー中で行ってよい。構成要素を、10分間ブレンドしてもよく、4分間潤滑してもよい。
【0777】
乾式造粒:
【0778】
ブレンドは、Gerteisローラーコンパクターを使用して造粒し得る。ブレンドは、合わせた滑面/滑面ロールを使用して、およびポケット付きローラーおよび櫂形かきまぜ機を有する一体型0.8mmメッシュのミル加工スクリーンと共に造粒し得る。Gerteisローラーコンパクターは、2mmのロールギャップ、4kNcmのロール圧、2rpmのロールスピード、15rpmのかきまぜ機スピード、時計回り/反時計回りでの80/80rpmの造粒スピード、および330/360度の時計回り/反時計回りの振れで作動し得る。生成されたリボンは、0.8mmメッシュスクリーンを備えた一体型ミルでミル加工し得る。
【0779】
ブレンド:
【0780】
ローラー圧密化された顆粒は、Turbulaブレンダー、V−シェルブレンダーまたはビンブレンダーを使用して、顆粒外添加剤、例えば、充填剤、崩壊剤、および必要な場合、滑沢剤と共にブレンドし得る。ブレンド時間は10分間でよく、4分間潤滑化してもよい。
【0781】
圧縮:
【0782】
圧縮ブレンドは、シングルステーションまたはロータリー錠剤プレス機、例えば、ツーリングサイズDカプレットツーリング(0.65’’×0.33’’)を使用したMTS Universal試験システムを使用して錠剤へと圧縮し得る。100mgの実質的にアモルファスの化合物1および150mgの実質的にアモルファスの化合物2の用量のための錠剤の重量は、約500〜700mgであり得る。
【0783】
【表23】
【0784】
(実施例14)
乾式造粒ローラー圧密化からの100mgの化合物1および150mgの化合物2の錠剤形成の調製。
【0785】
装置:
【0786】
Turbulaブレンダー、V−シェルブレンダーまたはビンブレンダー、Gerteisローラーコンパクター、Courtoy錠剤プレス機、Omegaコーティングシステム
【0787】
スクリーニング/秤量:
【0788】
実質的にアモルファスの化合物1を含む固体分散物、実質的にアモルファスの化合物2を含む固体分散物、および添加剤は、検量の前または後にスクリーニングし得る。適当なスクリーンサイズは、24R、または60メッシュである。
【0789】
ブレンド:
【0790】
実質的にアモルファスの化合物1を含む固体分散物、実質的にアモルファスの化合物2を含む固体分散物、および添加剤を、異なる順序でブレンダーに加え得る。ブレンドは、Turbulaブレンダー、v−シェルブレンダー、またはビンブレンダー中で行ってよい。構成要素は、25分間ブレンドしてよい。
【0791】
乾式造粒:
【0792】
ブレンドは、Gerteisローラーコンパクターを使用して造粒し得る。ブレンドは、合わせた滑面/滑面ロールを使用して、およびポケット付きローラーおよび櫂形かきまぜ機を有する一体型0.8mmメッシュのミル加工スクリーンと共に造粒し得る。Gerteisローラーコンパクターは、3mmのロールギャップ、10kNcmのロール圧、8rpmのロールスピード、15rpmのかきまぜ機スピード、時計回り/反時計回りでの150/150rpmの造粒スピード、および375/375度の時計回り/反時計回りの振れで作動し得る。生成されたリボンは、0.8mmメッシュスクリーンを備えた一体型ミルでミル加工し得る。
【0793】
ブレンド:
【0794】
ローラー圧密化された顆粒は、Turbulaブレンダー、V−シェルブレンダーまたはビンブレンダーを使用して、顆粒外添加剤、例えば、充填剤、および必要な場合、滑沢剤と共にブレンドし得る。ブレンド時間は7分でよく、5分間潤滑してもよい。
【0795】
圧縮:
【0796】
圧縮ブレンドは、シングルステーションまたはロータリー錠剤プレス機、例えば、ツーリングサイズDカプレットツーリング(0.625’’×0.334’’)を使用したCourtoy錠剤プレス機を使用して錠剤に圧縮し得る。100mgの実質的にアモルファスの化合物1および150mgの実質的にアモルファスの化合物2の用量のための錠剤の重量は、約500〜700mgであり得る。
【0797】
コーティング:
【0798】
連続的パンOmegaコーティング機を使用して、コア錠剤をフィルムコーティングする。フィルムコーティング懸濁物は、Opadry yellow 20A120010粉末を精製水に加えることによって調製する。必要とされる量のフィルムコーティング懸濁物(錠剤重量の3%)を錠剤上に噴霧し、所望の重量増加を達成する。
【0799】
【表24】
【0800】
他の実施形態
本開示において言及される全ての刊行物および特許は、それぞれの個々の刊行物または特許出願が参照により組み込まれることが具体的かつ個々に示されている場合と同一程度に、参考として本明細書に援用される。参考として援用される特許または公開資料のいずれかにおける用語の意味が本開示において使用される用語の意味と矛盾する場合、本開示における用語の意味が支配することが意図される。さらに、上記の考察は、単に本発明の例示的実施形態を開示および記載する。このような考察から、ならびに添付図面および特許請求の範囲から、下記の特許請求の範囲において定義されるような本発明の趣旨および範囲から逸脱することなく、様々な変更、改変および変形をその中で行うことができることを当業者は容易に認識する。