特許第6543717号(P6543717)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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特許6543717動的2次元コードで表示される識別コードの生成及びデコード変換方法
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6543717
(24)【登録日】2019年6月21日
(45)【発行日】2019年7月10日
(54)【発明の名称】動的2次元コードで表示される識別コードの生成及びデコード変換方法
(51)【国際特許分類】
   G06K 19/06 20060101AFI20190628BHJP
   G06K 7/10 20060101ALI20190628BHJP
【FI】
   G06K19/06 112
   G06K19/06 103
   G06K19/06 037
   G06K7/10 464
【請求項の数】5
【全頁数】10
(21)【出願番号】特願2017-542253(P2017-542253)
(86)(22)【出願日】2015年11月3日
(65)【公表番号】特表2017-539038(P2017-539038A)
(43)【公表日】2017年12月28日
(86)【国際出願番号】CN2015093685
(87)【国際公開番号】WO2016070789
(87)【国際公開日】20160512
【審査請求日】2017年4月28日
(31)【優先権主張番号】14/534,831
(32)【優先日】2014年11月6日
(33)【優先権主張国】US
【前置審査】
(73)【特許権者】
【識別番号】517154306
【氏名又は名称】鄒 貴聖
(74)【代理人】
【識別番号】110002066
【氏名又は名称】特許業務法人筒井国際特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】鄒 貴聖
【審査官】 甲斐 哲雄
(56)【参考文献】
【文献】 国際公開第2010/097989(WO,A1)
【文献】 特開2005−309756(JP,A)
【文献】 米国特許出願公開第2013/0341394(US,A1)
【文献】 特開2016−062260(JP,A)
【文献】 特開2015−169952(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G06K 19/06
G06K 7/00− 7/14
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
動的2次元コードで表示される識別コードの生成及びデコード変換方法において、
少なくとも一つの2次元コード画像を提供し、そのうち、前記2次元コード画像は、デジタルデータを2次元コード基準でエンコード生成した画像であるというステップと、
少なくとも一つの識別画像を提供し、そのうち、前記識別画像は人の目で識別でき、2次元コードデコーダが2次元コード基準に基づき識別できない画像であるというステップと、
表示モジュールに基づいて前記少なくとも一つの2次元コード画像と前記少なくとも一つの識別画像を順に重畳し、表示ユニットを有する第一電子設備の表示ユニットに表示し、動的2次元コードで表示される識別コードを生成し、そのうち、前記表示モジュールは表示画像の表示順序、前記表示画像の表示時間の長さ及び隣接する前記表示画像の時間間隔を定義し、前記表示画像は前記2次元コード画像と前記識別画像を含むというステップと、
カメラツールを有する第二電子設備により、前記カメラツールで前記表示ユニットの前記動的2次元コードを採集するというステップと、
前記動的2次元コード内において、デコード変換して識別し、前記2次元コード画像と前記識別画像を判定するというステップと、
判定した前記2次元コード画像を第一状態として定義し、前記識別画像を第二状態として定義し、且つ前記第一状態と前記第二状態は相反するというステップと、
前記表示画像の表示順序、表示時間の長さ、隣接する時間間隔及び前記2次元コード画像と前記識別画像を代表する状態に基づき、統合計算して識別コードを取得するというステップと、
から構成されることを特徴とする動的2次元コードで表示される識別コードの生成及びデコード変換方法。
【請求項2】
前記識別画像は人の目で識別でき、2次元コードデコーダが識別できない非識別2次元コード画像、空白画像及び透明のページであることを特徴とする請求項1記載の動的2次元コードで表示される識別コードの生成及びデコード変換方法。
【請求項3】
前記表示画像の表示時間の長さは、同じか、もしくは同じではなく、隣接する表示画像の時間間隔はゼロを含むことを特徴とする請求項1記載の動的2次元コードで表示される識別コードの生成及びデコード変換方法。
【請求項4】
前記表示画像の表示時間の長さは、同じであり、隣接する表示画像の時間間隔はゼロであることを特徴とする請求項3記載の動的2次元コードで表示される識別コードの生成及びデコード変換方法。
【請求項5】
前記表示ユニットは、タッチディプレイであり、前記タッチディプレイ上に表示した前記識別画像にタッチすると、前記第一電子設備の保存ユニット上に保存したアプリで検出し、且つ前記アプリが定義した後続操作をアクティベートすることを特徴とする請求項1記載の動的2次元コードで表示される識別コードの生成及びデコード変換方法。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、動的2次元コードで表示される識別コードの生成及びそのデコード変換方法に関し、特に電子設備間において、インタラクティブな識別コードの生成及びデコード変換方法に関する。
【背景技術】
【0002】
2次元コードは今日市場において非常に広く使用されている。一般に見かけるのは49コード(code 49)、16Kコード、PDF417、スーパーコード、ドットコードA、USSコード、マキシーコード(MAXICODE)、データマトリックス、AZtecコード、QRコード(登録商標)等々がある。
【0003】
QRコード(登録商標)(Quick Response Code)は、元々工業において応用された二次元マトリックスバーコードの一つであるが、すでに消費市場において普及している。
【0004】
技術と応用の発展につれ、異なる付加機能はQRコード(登録商標)に連続して加入されており、その加えられた機能は人の目で識別でき、カスタマイズされている。例としてQRコード(登録商標)を選んでユーザーに与える時、識別QRコード(登録商標)開発はすでにQRコード(登録商標)において個人が識別できる静態画像を含み、ユーザーの便利性を高める。
【0005】
しかしながら、QRコード(登録商標)は商業と広告アプリの基本機能は変わらずに同じであり、即ち撮影電子設備が撮影してQRコード(登録商標)を採集し、更にデコード変換した後、該撮影電子設備が該QRコード(登録商標)に代表するデジタルデータを表示したり、もしくはデジタルデータを送信したり、もしくは該撮影電子設備が特定のウェブサイト等までリンクしたりする。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本発明の主な目的は、電子設備間においてインタラクティブな動的2次元コードで表示される識別コードの生成及びデコード変換方法を提供することにある
【課題を解決するための手段】
【0007】
上述の目的を達成するため、本発明の動的2次元コードで表示される識別コード生成方法は以下のステップのとおりである。
【0008】
少なくとも一つの2次元コード画像を提供する。そのうち、該2次元コード画像はデジタルデータを該2次元コード基準に基づいてエンコードした画像である。
【0009】
少なくとも一つの識別できる画像を提供する。そのうち、該識別画像は人の目で識別でき、2次元コードデコーダが2次元コード基準に基づき識別できない画像である。
【0010】
表示モジュールに基づいて少なくとも一つの2次元コード画像少なくとも一つの識別画像を順に重畳し、表示ユニットを有する第一電子設備の表示ユニットに表示し、動的2次元コードで表示される識別コードを生成する。そのうち、該表示モジュールは、表示画像の表示順序、表示画像の表示時間の長さ及び隣接する表示画像の時間間隔を定義し、該表示画像は該2次元コード画像と該識別画像を含む。
【0011】
に、該識別画像は人の目で識別できるが該2次元コードデコーダでは識別できない非識別2次元コード画像、空白画像及び透明のページを含む。
【0012】
更に、該表示画像の表示時間の長さは同じ、もしくは同じではなく、隣接する表示画像の時間の間隔はゼロを含む。
【0013】
更に、該表示画像内の該2次元コード画像と該識別画像の表示時間の長さは同じであり、隣接する該表示画像の時間間隔はゼロである。
【0014】
更に、該表示ユニットはタッチディプレイであり、該タッチディプレイ上に表示された該識別画像をタッチすると、該電子設備の保存ユニット上で保存したアプリケーションによって検出し、更に該アプリケーションが定義した後続操作をアクティベートする。
【0015】
本発明の動的2次元コードで表示される識別コードのデコード変換方法は、以下のステップを含む。
【0016】
少なくとも一つの2次元コード画像を提供する。そのうち、該2次元コード画像は一デジタルデータを2次元コードの基準でエンコード生成した画像である。
【0017】
少なくとも識別画像を提供する。そのうち、識別画像は、人の目で識別でき、2次元コードデコーダが2次元コード基準に基づき識別できない画像である。
【0018】
表示モジュールに基づき該少なくとも2次元コード画像と該少なくとも識別画像を順に重畳して表示ユニットを有する第一電子設備の表示ユニットに表示し、動的2次元コードで表示される識別コードを生成する。そのうち該表示モジュールは表示画像の表示順序、表示画像の表示時間の長さ、及び隣接する表示画像の時間間隔を定義する。該表示画像は該2次元コード画像と該識別画像を含む。
【0019】
カメラツールを有する第二電子設備により、該カメラツールで該表示ユニットが表示した該動的2次元コードを採集する。
【0020】
採集した該動的2次元コードにおいて、デコード変換して識別し、且つ該2次元コード画像と該識別画像を判定する。
【0021】
判定した該2次元コード画像を第一状態として定義し、該識別画像を第二状態として定義し、且つ該第一状態と該第二状態は相反する。
【0022】
該表示画像の表示順序、表示時間の長さ、隣接する時間間隔及び該2次元コード画像と該識別画像に代表する状態に基づき統合して計算し、識別コードを取得する。
【0023】
(削除)
【0024】
更に、該識別画像は、人の目で識別できるが2次元コードデコーダで識別できない非識別2次元コード画像、空白画像及び透明のページを含む。
【0025】
更に、該表示画像の表示時間の長さは同じか、もしくは同じではなく、隣接する表示画像の時間間隔はゼロを含む。
【0026】
更に、該表示画像の該2次元コードと該識別画像の表示時間はすべて同じであり、隣接する該表示画像の時間間隔はゼロである。
【0027】
(削除)
【0028】
(削除)
【発明の効果】
【0029】
本発明の動的2次元コードで表示される識別コード生成方法及びデコード変換方法は、2次元コード画像及び識別画像を設定する表示モジュールによって、各種形態の動的2次元コードを表示でき、動的2次元コードのデコード変換と共にユーザーの便利性及び電子設備のインタラクティブ作用を向上させる。
【0030】
下述の図式、実施例の詳細説明及び請求項において、上述及び当提示のその他優れた点を後述する。
【図面の簡単な説明】
【0031】
図1】本発明の一実施例の動的2次元コードで表示される識別コード生成方法のフローチャートである。
図2図1の実施例と一致する指示図であり、動的2次元コード内の2次元コード画像と識別画を示す図である
図3図1実施例と一致する指示図であり、表示モジュールで表示した動的2次元コードで表示される識別コードを示す図である
図4】本発明の動的2次元コードのデコード変換方法を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0032】
以下の実施例において、QRコード(登録商標)を使用したものを2次元コード画像の例とし、本発明の構造と使用を説明する。
【0033】
図1は本発明の一実施例の動的2次元コードで表示される識別コード生成方法のフローチャートである。図1に示すとおり、本発明の動的2次元コードで表示される識別コード生成方法は以下のステップを含む。
【0034】
ステップS200は、少なくとも一つの2次元コード画像を提供する。そのうち、該2次元コード画像はデジタルデータを該2次元コード基準に基づいてエンコードした画像である。
【0035】
ステップS210は、少なくとも一つの識別できる画像を提供する。そのうち、該識別画像は人の目で識別でき、2次元コードデコーダが2次元コード基準に基づき識別できない画像である。
【0036】
ステップS220は、表示モジュールに基づいて少なくとも一つの2次元コード画像と少なくとも一つの識別画像を順に重畳し、表示ユニットを有する第一電子設備の表示ユニットに表示し、動的2次元コードで表示される識別コードを生成する。そのうち、該表示モジュールは、表示画像の表示順序、表示画像の表示時間の長さ及び隣接する表示画像の時間間隔を定義し、該表示画像は該2次元コード画像と該識別画像を含む。表示モジュールが定義する表示画像の表示順序、表示時間の長さ、及び表示画像の時間間隔を変更することに拠って、該第一電子設備の表示ユニットで各種形態の動的2次元コードを表示できる。
【0037】
図2は、本発明の動的2次元コード内の2次元コード画像と識別画像の指示図である。図3は本発明の動的2次元コードで表示される識別コードが表示モジュールの稼働表示した指示図である。図2及び図3に示すとおり、一種の動的2次元コード100は、電子設備間のインタラクティブにより、動的2次元コードを表示した第一電子設備と第二電子設備を適用する。該第二電子設備はカメラツールによって該第一電子設備の表示ユニットが表示した該動的2次元コード100を採集する。この動的2次元コード100は、少なくとも一つの2次元コード画像110、識別画像120、及び表示周期Tを備えた表示モジュール130を含む。そのうち、該2次元コード画像110はデジタルデータを該2次元コード基準で生成した画像である。該識別画像120は人の目で識別でき、2次元コードリーダでは2次元コード基準に基づき識別できない画像である。該表示モジュール130は、シーケンシャルな表示画像の表示順序、各表示画像の表示時間の長さ、及び隣接する表示画像の時間間隔を定義し、各該2次元コード画像110と該識別画像120はどちらも該表示画像を定義され、更に該動的2次元コード100は循環表示される。当実施例において、該表示モジュール130は12個の該2次元コード画像110と8個の該識別画像120を含み、表示周期Tの二十分の1の時間の長さによって各表示画像を表示する。即ち、各表示画像の表示時間はどちらも同じであり、且つ各隣接する表示画像の時間の間隔はゼロとする。
【0038】
しかしながら、本発明の表示モジュールはこれに制限されず、上述のステップS220は2次元コード画像と識別画像の数、形態、表示順序、表示時間の長さ、及び表示画像の時間の間隔を任意に調整することによって、各表示画像は必要な形態の動的2次元コードを表示し、対応の識別コードを生成することができる。
【0039】
ユーザーがタッチディスプレイの動的2次元コード100の識別画像120をタッチ表示すると、該タッチモジュールはタッチディスプレイを監視する電子設備のアプリケーションで検出する。これによってユーザーは該動的2次元コード100をタッチし、アプリケーションで検出し、且つアプリケーションが定義した後続操作のアプリケーションをアクティベートする。
【0040】
この他、該2次元コード画像110は、2次元コードデコーダが2次元コード基準に基づき識別した画像でなければならず、単純2次元コード、局部エリアの人の目で識別できる画像を備えた2次元コード…等を含む。
【0041】
この他、該識別画像120は、2次元コードデコーダで2次元コード基準に基づいて識別できない画像として定義し、単純画像(例として、各種人形、樹木、草花画像、数字記号、会社商標、写真…等)、2次元コードデコーダが識別できない非識別2次元コード画像、空白画像、及び透明のページを含む。
【0042】
更に該表示モジュール130内の各該2次元コード画像と該識別画像は、同じ、もしくは異なるものでも良い。
【0043】
2次元コード基準でエンコードしたデジタルデータは、第一電子設備と第二電子設備の間で様々な構築連接とインタラクティブな情報を含む。このデジタルデータは、第一電子設備を識別する少なくとも第一電子設備のデータ、そして動的2次元コードによって第一と第二電子設備間でインタラクティブな作用を行う情報交換プロトコル、更にインタラクティブな電子設備のペアリングを行う確認キーを含む。
【0044】
具体的に説明すると、本発明の該動的2次元コード100は、前記第一電子設備の表示ユニットを通じ、該表示モジュール130に準拠し、該第一電子設備の表示ユニットにおいて、多数の該2次元コード画像110と多数の該識別画像120を該表示モジュール130に定義したシーケンシャルな順序、各該表示画像の表示時間の長さ及び隣接する表示画像の時間間隔に基づき、順に表示し、更に該動的2次元コード100は循環表示する。
【0045】
実際の表示状態において、該動的2次元コード100は、少なくとも数種の形態を含む。
【0046】
類似の静的2次元コード画像について、その状態下において、各表示画像の時間は短期的で快速であり、且つ二個の隣接する表示画像の時間間隔はゼロとし、人の目では見つけられない該動的2次元コード100は、シーケンシャルな表示画像から構成される。この実施例において、該動的2次元コード100内の多くの2次元コード画像110はすべて同じであり、該識別画像120は空白画像もしくは透明のページである。
【0047】
動的点滅の2次元コード画像について、その状態には二種類ある。一つ目は人の目で識別できる画像に於ける動的点滅の2次元コードを備え、該実施例の中の該動的2次元コード100内の複数の2次元コード画像110はすべて同じであり、該複数の識別画像120は2次元コード画像110の識別画像を含む。二つ目は該動的2次元コード100の中の多数の表示画像の表示時間が長い。当実施例の該動的2次元コード100において、該識別画像120は少なくとも空白画像もしくは透明ページを含み、長時間表示する空白画像もしくは透明のページを備えることにより、該動的2次元コード100を点滅した動態にする。
【0048】
連続性の動的画像の2次元コードについて、この実施例の該動的2次元コード100の複数の該2次元コード画像110は、同じか、もしくは異なり、一部の該識別画像120は、複数の連続性の異なる表示画像である。シーケンシャルな表示画像が快速に表示した時、動的画像が2次元コード内に表示される。
【0049】
図4は、本発明の動的2次元コードで表示される識別コードのデコード変換方法のフローチャートである。図4に示すとおり、本発明の動的2次元コードで表示される識別コードのデコード変換方法は、以下のステップを含む。
【0050】
ステップS300は、少なくとも一つの2次元コード画像を提供する。そのうち、該2次元コード画像はデジタルデータを2次元コードの基準でエンコード生成した画像である。
【0051】
ステップS310は、少なくとも識別画像を提供する。そのうち、識別画像は、人の目で識別でき、2次元コードデコーダが2次元コード基準に基づき識別できない画像である。
【0052】
ステップS320は、表示モジュールに基づき該少なくとも2次元コード画像と該少なくとも識別画像を順に重畳して表示ユニットを有する第一電子設備ユニットの表示ユニットに表示し、動的2次元コードで表示される識別コードを生成する。そのうち該表示モジュールは表示画像の表示順序、表示画像の表示時間の長さ、及び隣接する表示画像の時間間隔を定義する。該表示画像は該2次元コード画像と該識別画像を含む。
【0053】
ステップS330は、カメラツールを有する第二電子設備により、該カメラツールで該表示ユニットが表示した該動的2次元コードを採集する。しかしながら、本発明の動的2次元コードの採集方法はこれに限らない。
【0054】
ステップS340は、該動的2次元コードにおいて、デコード変換して識別し、且つ該2次元コード画像と該識別画像を判定する。
【0055】
ステップS350は、判定した該2次元コード画像を第一状態として定義し、該識別画像を第二状態として定義し、且つ該第一状態と該第二状態は相反する。
【0056】
ステップS360は、該表示画像の表示順序、表示時間の長さ、隣接する時間間隔及び該2次元コード画像と該識別画像に代表する状態に基づき統合して計算し、識別コードを取得する。
【0057】
(削除)
【0058】
上述のステップS300からS320と図1のステップS200―S220は同じであり、前述のステップS200からS220はすでに詳述しているため、ここではステップS300からS320は詳述せず、ステップS330からS30についてのみ、説明する。
【0059】
本発明の動的2次元コードは、識別コードにすることである。例として、当該動的2次元コードは、第二電子設備によってカメラツールを使用して採集した後、2次元コードデコーダで2次元コード基準に基づいてデコードし、該動的2次元コード100内の該2次元コード画像110と該識別画像120を判定し、更にそれぞれ2個の相反する状態で表示する。2個の相反する状態は、例としてそれぞれが、1と0、もしくは高と低であり、統合演算すると、一組の1と0の数字で構成された識別コードの順序が得られ、識別コードを識別することに拠って後続作業を進めるか否かを決定する。該後続作業には、更に第一及び第二電子設備間のインタラクティブ操作を実施するか、もしくは読取り該表示ユニット上で採集した該動的2次元コードの2次元コード画像のデジタルデータに対してデコード変換と使用を行うか否かの決定を含む。
【0060】
以上、上述はすべて本発明の実施例に過ぎず、本発明の請求の範囲を制限するものではない。拠って、本発明の請求の範囲には変化と修飾がすべて含まれるものとする。
【符号の説明】
【0061】
100 動的2次元コード
110 2次元コード画像
120 識別画像
130 表示モジュール
図1
図2
図3
図4