【文献】
コスモメディ,外3名,“ウィンドウを整列させる”,機動戦士ガンダム 使えるWindows 10,日本,株式会社学研プラス,2016年 2月23日,初版,pp.48-49
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
前記分割スクリーンモードにおいて、前記マルチタスク管理インターフェースは移動可能な区分制御線を有し、前記区分制御線は前記マルチタスク管理インターフェースを前記主区画と前記副区画に分割する請求項4に記載の分割スクリーン表示方法。
前記主区画または前記副区画は多機能仮想ボタンを備え、前記多機能仮想ボタンは、分割スクリーン終了制御要素と、入替制御要素と、切替制御要素の群との少なくとも1つを表示することを誘導し、
分割スクリーン表示方法は、
前記分割スクリーン終了制御要素がトリガーされる場合、前記マルチタスク管理インターフェースが前記分割スクリーンモードを終了するように制御するステップと、
前記入替制御要素がトリガーされる場合、前記主区画に表示されているアプリケーションと前記副区画に表示されているアプリケーションとを入れ替えるように制御するステップと、をさらに備え、
前記切替制御要素の群は、前記主区画に表示されているアプリケーションを切り替えるための第1切替制御要素と、前記副区画に表示されているアプリケーションを切り替えるための第2切替制御要素とを備え、
分割スクリーン表示方法は、
前記第1切替制御要素がトリガーされる場合、前記モバイル端末で実行している、かつ、前記第1アプリケーションでないアプリケーションを前記主区画に表示するステップと、前記第2切替制御要素がトリガーされる場合、前記モバイル端末で実行している、かつ、前記複数の第2アプリケーションでないアプリケーションを前記副区画に表示するステップと、をさらに備える請求項4または請求項5に記載の分割スクリーン表示方法。
前記分割スクリーンモードにおいて、前記マルチタスク管理インターフェースは移動可能な区分制御線を有し、前記区分制御線は前記マルチタスク管理インターフェースを前記主区画と前記副区画に分割する請求項10に記載の分割スクリーン表示装置。
前記主区画または前記副区画は多機能仮想ボタンを備え、前記多機能仮想ボタンは、分割スクリーン終了制御要素と、入替制御要素と、切替制御要素の群との少なくとも1つを表示することを誘導し、
前記分割スクリーン表示装置は、
前記分割スクリーン終了制御要素がトリガーされる場合、前記マルチタスク管理インターフェースが前記分割スクリーンモードを終了するように制御するように構成される第1制御モジュールと、
前記入替制御要素がトリガーされる場合、前記主区画に表示されているアプリケーションと前記副区画に表示されているアプリケーションとを入れ替えるように制御するように構成される第2制御モジュールと、をさらに備え、
前記切替制御要素の群は、前記主区画に表示されているアプリケーションを切り替えるための第1切替制御要素と、前記副区画に表示されているアプリケーションを切り替えるための第2切替制御要素とを備え、
前記分割スクリーン表示装置は、
前記第1切替制御要素がトリガーされる場合、前記モバイル端末で実行している、かつ、前記第1アプリケーションでないアプリケーションを前記主区画に表示するように構成される第3制御モジュールと、
前記第2切替制御要素がトリガーされる場合、前記モバイル端末で実行している、かつ、前記複数の第2アプリケーションでないアプリケーションを前記副区画に表示するように構成される第4制御モジュールと、をさらに備える請求項10または請求項11に記載の分割スクリーン表示装置。
【発明を実施するための形態】
【0023】
例示的な実施の形態について、添付図面に示される例を参照して詳細に説明する。以下の記述における添付図面の参照において、特に断りのない限り、異なる図面中の同じ参照番号は、同じまたは類似の構成要素を示している。例示的な実施の形態についての記載された実施の態様は、本開示の全ての実施の態様を示すものではない。クレームに記載された本開示に関係する態様の方法および装置を単に例示するものに過ぎない。
【0024】
図1は本開示の例示的な実施の形態にかかり、分割スクリーン表示方法を示すフローチャートである。分割スクリーン表示方法は、タッチスクリーンを備える電子デバイスに適用され、以下のステップを備えてもよい。
【0025】
動作101において、マルチタスク管理インターフェースをトリガーして表示するための操作信号を受信する。
【0026】
動作102において、電子デバイスで実行している各アプリケーションを取得する。
【0027】
動作103において、第1アプリケーションをマルチタスク管理インターフェースの主区画に表示し、少なくとも1つの第2アプリケーションをマルチタスク管理インターフェースの副区画に表示し、第1アプリケーションと少なくとも1つの第2アプリケーションとは電子デバイスにおいて実行しているアプリケーションである。
【0028】
結論を述べると、本開示の実施の形態に提供される分割スクリーン表示方法に基づいて、マルチタスク管理インターフェースをトリガーして表示するための操作信号を受信することにより、第1アプリケーションをマルチタスク管理インターフェースの主区画に表示し、少なくとも1つの第2アプリケーションをマルチタスク管理インターフェースの副区画に表示し、第1アプリケーションと少なくとも1つの第2アプリケーションとは電子デバイスで実行しているアプリケーションである。すなわち、マルチタスク管理インターフェースを主区画と副区画とに分割し、主区画と副区画とに異なるアプリケーションを表示することにより、ユーザは少なくとも2つのアプリケーションを同時に使用することができ、関連技術に提供された電子デバイスにアプリケーションを表示する手段が簡素過ぎるという問題を解決することができ、ユーザ体験を改善する効果も達成できる。
【0029】
図2Aは本開示の他の例示な実施の形態にかかり、分割スクリーン表示方法を示すフローチャートである。分割スクリーン表示方法は、タッチスクリーンを備える電子デバイスに適用され、以下のステップを備えてもよい。
【0030】
動作201において、マルチタスク管理インターフェースをトリガーして表示するための操作信号を受信する。
【0031】
ここでいう操作信号とは、電子デバイスのある物理的なボタンがトリガーされる時に生成されるものであってもよく、電子デバイスのタッチスクリーンにおいてユーザにより入力されたジェスチャー(gesture)であってもよく、電子デバイスが特定のトラック(track)に沿って振られる(シェイクされる)時に生成されるものであってもよい。操作信号は、本開示の実施の形態に限られず、実際の状況により決められる。
【0032】
この実施の形態においては、電子デバイスのある物理的なボタンは操作信号生成するようにトリガーされることを例示とする適用例を採用する。
図2Bに示されているように、電子デバイス21はマルチタスクボタン22を備え、マルチタスクボタン22はマルチタスク管理インターフェースをトリガーして表示するように構成される。ユーザがマルチタスクボタン22をクリックすると、電子デバイスは、マルチタスク管理インターフェースをトリガーして表示するための操作信号を受信してもよい。
【0033】
一般的には、マルチタスク管理インターフェースは電子デバイスにおいて実行しているアプリケーションを表示するように構成される、マルチタスク管理インターフェースに表示された各アプリケーションは、アプリケーションに対応するプレビュ−インターフェースの形式で表示されてもよい。ここでいうプレビュ−インターフェースとは、アプリケーションがフォアグラウンドで実行停止前に、電子デバイスのスクリーンに最後に表示されたインターフェースであってもよい。選択的に、アプリケーションのプレビュ−インターフェースは、アプリケーションに対応するメインインターフェースであってもよい。
【0034】
動作202において、電子デバイスで実行している各アプリケーションを取得し、電子デバイスで実行しているアプリケーションと分割スクリーン制御要素とをマルチタスク管理インターフェースに表示する。
【0035】
電子デバイスで実行している各アプリケーションをマルチタスク管理インターフェースに表示する時、これらのアプリケーションに対応するプレビュ−インターフェースの形式で表示してもよい。
【0036】
具体的に述べると、各アプリケーションに対応するプレビュ−インターフェースを表示する時、様々な配列モードを適用してもよい。例えば、各アプリケーションに対応するプレビュ−インターフェースは、第1所定順に基づき単一の列で横向きに配列されてもよい。また、例えば、各アプリケーションに対応するプレビュ−インターフェースは、第1所定順に基づき2つの列で横向きに配列されてもよい。ここでいう第1所定順とは、アプリケーションの最近の起動順であってもよく、アプリケーションの起動頻度の順であってもよく、実際の状況により決められ、本開示の実施の形態に制限されない。
【0037】
分割スクリーン制御要素は、マルチタスク管理インターフェースにおいてあらゆる場所に表示されてもよい。この実施の形態は、分割スクリーン制御要素をマルチタスク管理インターフェースの右上隅に表示することを例示とする適用例を採用する。
図2C(1)に示されているように、分割スクリーン制御要素はマルチタスク管理インターフェースの右上隅に表示されている。
【0038】
一般的には、有限個数のプレビュ−インターフェースのみが電子デバイスのスクリーンに表示される。更なる電子デバイスで実行している各アプリケーションのプレビュ−インターフェースを見る必要がある場合、電子デバイスで実行している各アプリケーションのプレビュ−インターフェースをトリガーするように、ユーザは所定ジェスチャーを入力してもよい。例えば、電子デバイスで実行しているアプリケーションは、アプリケーションAとアプリケーションBとアプリケーションCとを備え、
図2C(1)に示されているように、これらのアプリケーションに対応するプレビュ−インターフェースは単一の列で横向きに配列されている。スクリーンのサイズ制限のため、アプリケーションCはスクリーンに表示されていない。
図2C(2)に示されているように、ユーザは、右スライドとのジェスチャーを入力して、アプリケーションCに対応するプレビュ−インターフェースをトリガーして表示させるようにしてもよい。
【0039】
動作203において、分割スクリーン制御要素がトリガーされる場合、マルチタスク管理インターフェースのための表示モードを分割スクリーンモードに切り替えてもよく、分割スクリーンモードにおいて、マルチタスク管理インターフェースは主区画と副区画とを備える。
【0040】
一般的には、電子デバイスで実行しているアプリケーション及び分割スクリーン制御要素がマルチタスク管理インターフェースに表示され、分割スクリーン制御要素がトリガーされると、マルチタスク管理インターフェースのための表示モードは分割スクリーンモードに切り替えることができ、マルチタスク管理インターフェースは主区画と副区画に分割される。
【0041】
注意されるべきなのは、分割スクリーンモードにおけるマルチタスク管理インターフェースは唯一の主区画しか備えないが、1つまたは複数の副区画を備えてもよい。この実施の形態は、マルチタスク管理インターフェースが1つの主区画と1つの副区画のみを備えることを例示とする適用例を採用する。マルチタスク管理インターフェースが1つの主区画と複数の副区画のみを備える適用例の実施の形態は、この実施の形態によって提供される手法にしたがって理解されるべきである。
【0042】
図2D(1)に示されているように、マルチタスク管理インターフェースが1つの主区画24と1つの副区画25とを備えることを示す概念図が提供される。
図2D(2)に示されているように、マルチタスク管理インターフェースが1つの主区画24と少なくとも2つの副区画25とを備えることを示す概念図が提供される。
【0043】
動作204において、第1アプリケーションをマルチタスク管理インターフェースの主区画に表示してもよく、第1アプリケーションは電子デバイスで実行しているアプリケーションの1つである。
【0044】
主区画は、マルチタスク管理インターフェースにおいていかなる区域に表示されてもよい。一般的には、主区画をマルチタスク管理インターフェースの最上部に近い位置に配置してもよい。例えば、
図2D(1)をもう1回参照すると、マルチタスク管理インターフェースの主区画23はスクリーンの最上部に示されている。
【0045】
具体的には、マルチタスク管理インターフェースの主区画に第1アプリケーションを表示することは、次のように実現されてもよい:最新にフォアグラウンドで実行していたアプリケーションを取得して第1アプリケーションとし、第1アプリケーションをマルチタスク管理インターフェースの主区画に表示する。
【0046】
例えば、アプリケーションAが電子デバイスのフォアグラウンドで実行している場合、マルチタスク管理インターフェースをトリガーして表示するように、ユーザはマルチタスクボタンをトリガーしてもよく、そしてマルチタスク管理インターフェースに提供された分割スクリーン制御要素をクリックすると、マルチタスク管理インターフェースのための表示モードは分割スクリーンモードに切り替えられてもよい。
図2Eに示されているように、アプリケーションAは第1アプリケーションとされてマルチタスク管理インターフェースの主区画24に表示される。アプリケーションAに表示されたページ(画面)Aは、アプリケーションAがフォアグラウンドで実行停止前に、電子デバイスのスクリーンに表示されたアプリケーションAの最後のインターフェースであってもよく、アプリケーションAに対応するメインインターフェースであってもよい。
【0047】
例えば、電子デバイスのフォアグラウンドで実行しているアプリケーションが存在していない場合、マルチタスク管理インターフェースをトリガーして表示するように、ユーザはマルチタスクボタンをトリガーしてもよく、そしてマルチタスク管理インターフェースに提供された分割スクリーン制御要素をクリックすると、マルチタスク管理インターフェースのための表示モードは分割スクリーンモードに切り替えられる。
図2Eに示されているように、電子デバイスで最新に実行していたアプリケーションAは第1アプリケーションとされてマルチタスク管理インターフェースの主区画24に表示される。アプリケーションAに表示されたページAは、アプリケーションAがフォアグラウンドで実行停止前に、電子デバイスのスクリーンに表示されたアプリケーションAの最後のインターフェースであってもよく、アプリケーションAに対応するメインインターフェースであってもよい。
【0048】
動作205において、実行している、かつ、最新にフォアグラウンドで実行してない少なくとも1つのアプリケーションに対応する少なくとも1つのプレビュ−インターフェースを副区画に表示してもよい。
【0049】
各アプリケーションに対応するプレビュ−インターフェースを表示する時、様々な配列モードを適用してもよい。例えば、各アプリケーションに対応するプレビュ−インターフェースは、第2所定順に基づき単一の列で横向きに配列されてもよい。また、例えば、各アプリケーションに対応するプレビュ−インターフェースは、第2所定順に基づき2つの列で横向きに配列されてもよい。ここでいう第2所定順とは、アプリケーションの最近の起動順であってもよく、アプリケーションの起動頻度の順であってもよく、実際の状況により決められ、本開示の実施の形態に制限されない。
【0050】
例えば、
図2Eに示されているように、最新にフォアグラウンドで実行されていたアプリケーションはアプリケーションAであってもよいが、アプリケーションAの他、アプリケーションBもアプリケーションCも電子デバイスで実行されている。アプリケーションBに対応するプレビュ−インターフェース26及びアプリケーションCに対応するプレビュ−インターフェース27は副区画25に表示されてもよい。
【0051】
一般的には、有限個数のプレビュ−インターフェースのみが副区画に表示されてもよい。ユーザは更なる電子デバイスで実行している各アプリケーションのプレビュ−インターフェースを副区画で見たい場合、ユーザは、所定ジェスチャーを入力し、電子デバイスで実行している各アプリケーションのプレビュ−インターフェースをトリガーして表示させてもよい。
【0052】
動作206において、副区画に表示される少なくとも1つのプレビュ−インターフェースのうちから選択されたプレビュ−インターフェースを取得してもよく、選択されたプレビュ−インターフェースに対応するアプリケーションを少なくとも1つの第2アプリケーションの1つとし、少なくとも1つの第2アプリケーションの1つをマルチタスク管理インターフェースの副区画に表示してもよい。
【0053】
例えば、
図2F(1)に示されているように、アプリケーションBに対応するプレビュ−インターフェース26であるページB、及びアプリケーションCに対応するプレビュ−インターフェース27であるページCは、副区画25に表示されてもよい。ユーザは、アプリケーションBに対応するプレビュ−インターフェース26であるページBをクリックしてもよい。
図2F(2)に示されているように、プレビュ−インターフェース26に対応するアプリケーションBは、第2アプリケーションとされ、マルチタスク管理インターフェースの副区画25に表示されて、プレビュ−インターフェース26であるページBはアプリケーションBに表示されてもよい。
【0054】
注意されるべきなのは、主区画に表示された第1アプリケーションはフォアグラウンドで実行しており、かつ、ユーザに操作されることができ、副区画に表示された第2アプリケーションもフォアグラウンドで実行しており、かつ、ユーザに操作されることができる。言い換えると、主区画に表示された第1アプリケーションと副区画に表示された第2アプリケーションともフォアグラウンドで実行しており、ユーザは主区画または副区画に表示されたアプリケーションのいずれかの1つを操作することができる。例えば、ユーザは主区画に表示されたゲームアプリケーションを用いてゲームを遊びながら、副区画に表示されたメッセージアプリケーションを用いて他の人とチャットすることができる。
【0055】
結論を述べると、本開示の実施の形態に提供される分割スクリーン表示方法に基づいて、マルチタスク管理インターフェースをトリガーして表示するための操作信号を受信し、第1アプリケーションをマルチタスク管理インターフェースの主区画に表示し、少なくとも1つの第2アプリケーションをマルチタスク管理インターフェースの副区画に表示し、第1アプリケーションと少なくとも1つの第2アプリケーションは電子デバイスで実行していることにより、すなわち、異なる複数のアプリケーションを表示するようにマルチタスク管理インターフェースを主区画と副区画に分割することにより、ユーザは少なくとも2つのアプリケーションを同時に使用することができ、関連技術に提供された電子デバイスにアプリケーションを表示する手段が簡素過ぎるという問題を解決することができ、ユーザ体験を改善する効果も達成できる。
【0056】
また、最新にフォアグラウンドで実行していたアプリケーションをデフォルトで第1アプリケーションとし、第1アプリケーションを主区画に表示することにより、第1アプリケーションを取得する操作手順を簡略することができ、分割スクリーン表示の効率を高めることができる。
【0057】
また、ユーザに選択させるように、実行している、かつ、最新にフォアグラウンドで実行してない少なくとも1つのアプリケーションに対応する各プレビュ−インターフェースを副区画に表示してもよく、ユーザに選択されたプレビュ−インターフェースに対応するアプリケーションは副区画を表示してもよい。
【0058】
また、分割スクリーンモードにおいて、マルチタスク管理インターフェースは移動可能な区分制御線を有し、区分制御線はマルチタスク管理インターフェースを主区画と副区画に分割する。そのため、ユーザは区分制御線を移動することにより主区画と副区画の大きさを調整することができる。
【0059】
選択的に、第1アプリケーションが主区画に表示され、第1アプリケーションでない、かつ、フォアグラウンドで実行している少なくとも1つのアプリケーションが主区画に表示される時、ユーザは第1アプリケーションを取り替える第3アプリケーションを副区画から選択して主区画に表示させてもよい。それは
図2Gに示された複数の動作により実現してもよい。
【0060】
動作207aにおいて、副区画に表示されて選択された第3アプリケーションを取得してもよく、第3アプリケーションを主区画に表示するための入替指令を受信してもよい。
【0061】
ユーザは様々な手段により副区画に表示された少なくとも1つのアプリケーションを選択してもよい。例えば、少なくとも1つのアプリケーションのうちの1つに対応するプレビュ−インターフェースを長く押すことにより、または、少なくとも1つのアプリケーションのうちの1つに対応するプレビュ−インターフェースにおいて所定のジェスチャーを入力することにより、少なくとも1つのアプリケーションのうちのこのアプリケーションを第3アプリケーションとして選択してもよい。一般的には、ここでいう入替指令とはユーザが入力する所定のジェスチャーである。
【0062】
動作207bにおいて、第3アプリケーションを主区画に移動して表示してもよく、第1アプリケーションを副区画において第3アプリケーションがあった位置に移動して表示してもよい。
【0063】
例えば、
図2H(1)に示されているように、第1アプリケーションであるアプリケーションAは主区画24に表示され、電子デバイスで実行しているアプリケーションBに対応するページBであるプレビュ−インターフェース26、及び電子デバイスで実行しているアプリケーションCに対応するページCであるプレビュ−インターフェース27は、副主区画に表示されてもよい。ユーザは、ページCであるプレビュ−インターフェース27を長く押すことにより、アプリケーションCを第3アプリケーションとして選択してもよく、アプリケーションCを主区画に表示するための入替指令として、続いて上スライドとのジェスチャーを入力してもよい。
図2H(2)に示されているように、アプリケーションCは、第3アプリケーションとして決められてもよく、主区画に移動されて表示されてもよい。第1アプリケーションであるアプリケーションAは、副区画25において第3アプリケーションがあった位置に移動されて表示されてもよい。
【0064】
選択的に、分割スクリーンモードにおいて、マルチタスク管理インターフェースは移動可能な区分制御線を有し、区分制御線はマルチタスク管理インターフェースを主区画と副区画に分割する。
図2Dをもう1回参照すると、マルチタスク管理インターフェースは移動可能な区分制御線28を有する。そのため、ユーザは区分制御線を移動することにより主区画と副区画の大きさを調整することができる。
【0065】
選択的に、主区画または副区画は多機能仮想ボタンを備え、多機能仮想ボタンは、分割スクリーン終了制御要素と、入替制御要素と、切替制御要素の群との少なくとも1つを表示することを誘導する。
【0066】
例えば、
図2Iに示されているように、副区画25は多機能仮想ボタン29を備えるため、この多機能仮想ボタンがトリガーされると、分割スクリーン終了制御要素と、入替制御要素と、切替制御要素の群との少なくとも1つは表示されてもよい。ここでいう切替制御要素とは、第1切替制御要素と第2切替制御要素とを備えてもよい。
【0067】
表示された分割スクリーン終了制御要素がトリガーされる場合、マルチタスク管理インターフェースが分割スクリーンモードを終了するように制御されてもよい。マルチタスク管理インターフェースが分割スクリーンモードを終了した後、電子デバイスで実行しているアプリケーションと分割スクリーン制御要素とを備えるマルチタスク管理インターフェースは正常に表示されてもよく、主区画に表示された第1アプリケーションはフォアグラウンドで実行してもよい(すなわち、表示されてもよい)。本開示の実施の形態はそれについて制限されず、実際の状況により決められる。
【0068】
表示された入替制御要素がトリガーされる場合、主区画と副区画はそれらに表示されているアプリケーションを入れ替えるように制御してもよい。例えば、アプリケーションAは主区画に表示されてもよく、アプリケーションBは副区画に表示されてもよい。入替制御要素がトリガーされる場合、アプリケーションAは副区画に表示されてもよく、アプリケーションBは主区画に表示されてもよい。
【0069】
切替制御要素の群は、主区画に表示されているアプリケーションを切り替えるための第1切替制御要素と、副区画に表示されているアプリケーションを切り替えるための第2切替制御要素とを備え、第1切替制御要素がトリガーされる場合、電子デバイスで実行している、かつ、第1アプリケーションでないアプリケーションが主区画に表示され、第2切替制御要素がトリガーされる場合、電子デバイスで実行している、かつ、少なくとも1つの第2アプリケーションでないアプリケーションが副区画に表示される。
【0070】
主区画または副区画に表示されたアプリケーションは所定順に基づき他のアプリケーションに切り替えられてもよい。所定順は、アプリケーションの最近の起動順であってもよく、アプリケーションの起動頻度の順であってもよく、実際の状況により決められ、本開示の実施の形態に制限されない。
【0071】
注意されるべきなのは、この実施の形態は多機能仮想ボタンを副区画に提供することを例示とする適用例を採用する。多機能仮想ボタンを主区画に提供する適用例の実行は、多機能仮想ボタンを副区画に提供する適用例の実行と類似しているため、ここでは説明しない。
【0072】
本開示の実施の形態は、以下通りに、分割スクリーン表示方法を実行する分割スクリーン表示装置をさらに提供する。この分割スクリーン表示装置の実施の形態において開示されていない詳細については、分割スクリーン表示方法の実施の形態を参照してもよい。
【0073】
図3は本開示の例示的な実施の形態にかかる分割スクリーン表示装置を示すブロック図である。分割スクリーン表示装置は、タッチスクリーンを備える電子デバイスに適用し、第1受信モジュール310と、第1取得モジュール320と、第1表示モジュール330とを備える。
【0074】
第1受信モジュール310は、マルチタスク管理インターフェースをトリガーして表示するための操作信号を受信するように構成される。
【0075】
第1取得モジュール320は、電子デバイスで実行しているアプリケーションを取得するように構成される。
【0076】
第1表示モジュール330は、第1アプリケーションをマルチタスク管理インターフェースの主区画に表示し、少なくとも1つの第2アプリケーションをマルチタスク管理インターフェースの副区画に表示するように構成され、第1アプリケーションと少なくとも1つの第2アプリケーションは電子デバイスで実行している。
【0077】
結論を述べると、本開示の実施の形態に提供された分割スクリーン表示装置にかかり、マルチタスク管理インターフェースをトリガーして表示するための操作信号を受信し、第1アプリケーションをマルチタスク管理インターフェースの主区画に表示し、少なくとも1つの第2アプリケーションをマルチタスク管理インターフェースの副区画に表示し、第1アプリケーションと少なくとも1つの第2アプリケーションは電子デバイスで実行していることにより、すなわち、マルチタスク管理インターフェースを主区画と副区画とに分割し、主区画と副区画とに異なるアプリケーションを表示することにより、ユーザは少なくとも2つのアプリケーションを同時に使用することができ、関連技術に提供された電子デバイスにアプリケーションを表示する手段が簡素過ぎるという問題を解決することができ、ユーザ体験を改善する効果も達成できる。
【0078】
図4は本開示の他の例示的な実施の形態にかかる分割スクリーン表示装置を示すブロック図である。分割スクリーン表示装置は、タッチスクリーンを備える電子デバイスに適用し、第1受信モジュール401と、第1取得モジュール402と、第1表示モジュール403とを備える。
【0079】
第1受信モジュール401は、マルチタスク管理インターフェースをトリガーして表示するための操作信号を受信するように構成される。
【0080】
ここでいう操作信号とは、電子デバイスのある物理的なボタンがトリガーされる時に生成されるものであってもよく、電子デバイスのタッチスクリーンにおいてユーザにより入力されたジェスチャーであってもよく、電子デバイスが特定のトラックに沿って振られる(シェイクされる)時に生成されるものであってもよい。本開示の実施の形態は操作信号について制限せず、実際の状況により決められる。
【0081】
一般的には、マルチタスク管理インターフェースは電子デバイスにおいて実行しているアプリケーションを表示するように構成され、マルチタスク管理インターフェースに表示された各アプリケーションは、アプリケーションに対応するプレビュ−インターフェースの形式で表示されてもよい。ここでいうプレビュ−インターフェースとは、アプリケーションがフォアグラウンドで実行停止前に、電子デバイスのスクリーンに最後に表示されたインターフェースであってもよい。選択的に、アプリケーションのプレビュ−インターフェースは、アプリケーションに対応するメインインターフェースであってもよい。
【0082】
第1取得モジュール402は、電子デバイスで実行しているアプリケーションを取得するように構成される。
【0083】
第1表示モジュール403は、第1アプリケーションをマルチタスク管理インターフェースの主区画に表示し、少なくとも1つの第2アプリケーションをマルチタスク管理インターフェースの副区画に表示するように構成され、第1アプリケーションと少なくとも1つの第2アプリケーションは電子デバイスで実行している。
【0084】
電子デバイスで実行している各アプリケーションをマルチタスク管理インターフェースに表示する時、これらのアプリケーションに対応するプレビュ−インターフェースの形式で表示してもよい。
【0085】
具体的に述べると、各アプリケーションに対応するプレビュ−インターフェースを表示する時、様々な配列モードを適用してもよい。例えば、各アプリケーションに対応するプレビュ−インターフェースは、第1所定順に基づき単一の列で横向きに配列されてもよい。また、例えば、各アプリケーションに対応するプレビュ−インターフェースは、第1所定順に基づき2つの列で横向きに配列されてもよい。ここでいう第1所定順とは、アプリケーションの最近の起動順であってもよく、アプリケーションの起動頻度の順であってもよく、実際の状況により決められ、本開示の実施の形態に制限されない。
【0086】
注意されるべきなのは、主区画に表示された第1アプリケーションはフォアグラウンドで実行しており、かつ、ユーザに操作されることができ、副区画に表示された第2アプリケーションもフォアグラウンドで実行しており、かつ、ユーザに操作されることができる。言い換えると、主区画に表示された第1アプリケーションと副区画に表示された第2アプリケーションともフォアグラウンドで実行しており、ユーザは主区画または副区画に表示されたアプリケーションのいずれかの1つを操作することができる。例えば、ユーザは主区画に表示されたゲームアプリケーションを用いてゲームを遊びながら、副区画に表示されたメッセージアプリケーションを用いて他の人とチャットすることができる。
【0087】
選択的に、第1表示モジュール403は、取得サブモジュール403aと、第1表示サブモジュール403bと、第2表示サブモジュール403cとを備える。
【0088】
取得サブモジュール403aは、最新にフォアグラウンドで実行していたアプリケーションを取得して第1アプリケーションとし、第1アプリケーションをマルチタスク管理インターフェースの主区画に表示するように構成される。
【0089】
主区画は、マルチタスク管理インターフェースにおいてあらゆる区域に表示されてもよい。一般的には、主区画をマルチタスク管理インターフェースの最上部に近い位置に配置してもよい。
【0090】
第1表示サブモジュール403bは、実行している、かつ、最新にフォアグラウンドで実行してない少なくとも1つのアプリケーションに対応する少なくとも1つのプレビュ−インターフェースを副区画に表示するように構成される。
【0091】
各アプリケーションに対応するプレビュ−インターフェースを表示する時、様々な配列モードを適用してもよい。例えば、各アプリケーションに対応するプレビュ−インターフェースは、第2所定順に基づき単一の列で横向きに配列されてもよい。また、例えば、各アプリケーションに対応するプレビュ−インターフェースは、第2所定順に基づき2つの列で横向きに配列されてもよい。ここでいう第2所定順とは、アプリケーションの最近の起動順であってもよく、アプリケーションの起動頻度の順であってもよく、実際の状況により決められ、本開示の実施の形態に制限されない。
【0092】
一般的には、有限個数のプレビュ−インターフェースのみが副区画に表示されてもよい。ユーザは更なる電子デバイスで実行している各アプリケーションのプレビュ−インターフェースを副区画で見たい場合、ユーザは、所定ジェスチャーを入力し、電子デバイスで実行している各アプリケーションのプレビュ−インターフェースをトリガーして表示させてもよい。
【0093】
第2表示サブモジュール403cは、副区画に表示される少なくとも1つのプレビュ−インターフェースのうちから選択されたプレビュ−インターフェースを取得し、選択されたプレビュ−インターフェースに対応するアプリケーションを少なくとも1つの第2アプリケーションの1つとし、少なくとも1つの第2アプリケーションの1つをマルチタスク管理インターフェースの副区画に表示するように構成される。
【0094】
選択的に、分割スクリーン表示装置は第2取得モジュールと、第2受信モジュールと、表示モジュールとを備える。
【0095】
第2取得モジュールは、副区画に表示されて選択された第3アプリケーションを取得するように構成される。
【0096】
第2受信モジュールは、第3アプリケーションを主区画に表示するための入替指令を受信するように構成される。
【0097】
ユーザは様々な手段により副区画に表示された少なくとも1つのアプリケーションを選択してもよい。例えば、少なくとも1つのアプリケーションのうちの1つに対応するプレビュ−インターフェースを長く押すことにより、または、少なくとも1つのアプリケーションのうちの1つに対応するプレビュ−インターフェースにおいて所定なジェスチャーを入力することにより、少なくとも1つのアプリケーションのうちのこのアプリケーションを第3アプリケーションとして選択してもよい。一般的には、ここでいう入替指令とはユーザが入力する所定なジェスチャーである。
【0098】
表示モジュールは、第3アプリケーションを主区画に移動して表示し、第1アプリケーションを副区画において第3アプリケーションがあった位置に移動して表示するように構成される。
【0099】
選択的に、分割スクリーン表示装置は、第2表示モジュール404と、切替モジュール405とをさらに備える。
【0100】
第2表示モジュール404は、電子デバイスで実行しているアプリケーションと分割スクリーン制御要素とをマルチタスク管理インターフェースに表示するように構成される。
【0101】
分割スクリーン制御要素は、マルチタスク管理インターフェースにおいてあらゆる場所に表示されてもよい。この実施の形態は、分割スクリーン制御要素をマルチタスク管理インターフェースの右上隅に表示することを例示とする適用例を採用する。
【0102】
一般的には、有限個数のプレビュ−インターフェースのみが電子デバイスのスクリーンに表示されてもよい。更なる電子デバイスで実行している各アプリケーションのプレビュ−インターフェースを見る必要がある場合、電子デバイスで実行している各アプリケーションのプレビュ−インターフェースをトリガーするように、ユーザは所定ジェスチャーを入力してもよい。
【0103】
切替モジュール405は、分割スクリーン制御要素がトリガーされる場合、マルチタスク管理インターフェースのための表示モードを分割スクリーンモードに切り替え、分割スクリーンモードにおいて、マルチタスク管理インターフェースは主区画と副区画とを備えるように構成される。
【0104】
一般的には、電子デバイスで実行しているアプリケーション及び分割スクリーン制御要素がマルチタスク管理インターフェースに表示され、分割スクリーン制御要素がトリガーされると、マルチタスク管理インターフェースのための表示モードは分割スクリーンモードに切り替えることができ、マルチタスク管理インターフェースは主区画と副区画に分割される。
【0105】
注意されるべきなのは、分割スクリーンモードにおけるマルチタスク管理インターフェースは唯一の主区画しか備えないが、1つまたは複数の副区画を備えてもよい。この実施の形態は、マルチタスク管理インターフェースが1つの主区画と1つの副区画のみを備えることを例示とする適用例を採用する。マルチタスク管理インターフェースが1つの主区画と複数の副区画のみを備える適用例の実施の形態は、この実施の形態に提供される手段にしたがって理解されるべきである。
【0106】
選択的に、分割スクリーンモードにおいて、マルチタスク管理インターフェースは移動可能な区分制御線を有し、区分制御線はマルチタスク管理インターフェースを主区画と副区画に分割する。
【0107】
選択的に、主区画または副区画は多機能仮想ボタンを備え、多機能仮想ボタンは、分割スクリーン終了制御要素と、入替制御要素と、切替制御要素の群との少なくとも1つを表示することを誘導する。分割スクリーン表示装置は、第1制御モジュール406と、第2制御モジュール407と、第3制御モジュール408と、第4制御モジュール409とをさらに備える。
【0108】
第1制御モジュール406は、表示された分割スクリーン終了制御要素がトリガーされる場合、マルチタスク管理インターフェースが分割スクリーンモードを終了するように制御するように構成される。
【0109】
表示された分割スクリーン終了制御要素がトリガーされる場合、マルチタスク管理インターフェースが分割スクリーンモードを終了するように制御されてもよい。マルチタスク管理インターフェースが分割スクリーンモードを終了した後、電子デバイスで実行しているアプリケーションと分割スクリーン制御要素とを備えるマルチタスク管理インターフェースは正常に表示されてもよく、主区画に表示された第1アプリケーションはフォアグラウンドで実行してもよい(すなわち、表示されてもよい)。本開示の実施の形態はそれについて制限せず、実際の状況により決められる。
【0110】
第2制御モジュール407は、表示された入替制御要素がトリガーされる場合、主区画に表示されているアプリケーションと副区画に表示されているアプリケーションとを入れ替えるように制御するように構成される。
【0111】
切替制御要素の群は、主区画に表示されているアプリケーションを切り替えるための第1切替制御要素と、副区画に表示されているアプリケーションを切り替えるための第2切替制御要素とを備える。
【0112】
第3制御モジュール408は、第1切替制御要素がトリガーされる場合、電子デバイスで実行している、かつ、第1アプリケーションでないアプリケーションを主区画に表示するように構成される。
【0113】
第4制御モジュール409は、第2切替制御要素がトリガーされる場合、電子デバイスで実行している、かつ、少なくとも1つの第2アプリケーションでないアプリケーションを副区画に表示するように構成される。
【0114】
注意されるべきなのは、この実施の形態は多機能仮想ボタンを副区画に提供することを例示とする適用例を採用する。多機能仮想ボタンを主区画に提供する適用例の実行は、多機能仮想ボタンを副区画に提供する適用例の実行と類似しているため、ここでは説明しない。
【0115】
結論を述べると、本開示の実施の形態に提供される分割スクリーン表示装置に基づいて、マルチタスク管理インターフェースをトリガーして表示するための操作信号を受信し、第1アプリケーションをマルチタスク管理インターフェースの主区画に表示し、少なくとも1つの第2アプリケーションをマルチタスク管理インターフェースの副区画に表示し、第1アプリケーションと少なくとも1つの第2アプリケーションは電子デバイスで実行していることにより、すなわち、異なる複数のアプリケーションを表示するようにマルチタスク管理インターフェースを主区画と副区画に分割することにより、ユーザは少なくとも2つのアプリケーションを同時に使用することができ、関連技術に提供された電子デバイスにアプリケーションを表示する手段が簡素過ぎるという問題を解決することができ、ユーザ体験を改善する効果も達成できる。
【0116】
また、最新にフォアグラウンドで実行していたアプリケーションをデフォルトで第1アプリケーションとし、第1アプリケーションを主区画に表示することにより、第1アプリケーションを取得する操作手順を簡略することができ、分割スクリーン表示の効率を高めることができる。
【0117】
また、ユーザに選択させるように、実行している、かつ、最新にフォアグラウンドで実行してない少なくとも1つのアプリケーションに対応する各プレビュ−インターフェースを副区画に表示してもよく、ユーザに選択されたプレビュ−インターフェースに対応するアプリケーションは副区画を表示してもよい。
【0118】
また、分割スクリーンモードにおいて、マルチタスク管理インターフェースは移動可能な区分制御線を有し、区分制御線はマルチタスク管理インターフェースを主区画と副区画に分割する。そのため、ユーザは区分制御線を移動することにより主区画と副区画の大きさを調整することができる。
【0119】
また、分割スクリーン終了制御要素を提供することにより、ユーザは、分割スクリーン終了制御要素をトリガーすることで、マルチタスク管理インターフェースが分割スクリーンモードを終了するように制御できてもよい。入替制御要素と、切替制御要素の群とを提供することにより、ユーザは、入替制御要素と切替制御要素の群とを用いて、副区画に表示されているアプリケーションと主区画に表示されているアプリケーションとを切り替えられてもよい。
【0120】
本開示の実施の形態は電子デバイスに適用する分割スクリーン表示デバイスを提供する。分割スクリーン表示デバイスは、プロセッサと、プロセッサにより実施可能な指令を格納するメモリと、を備える。プロセッサは、マルチタスク管理インターフェースをトリガーして表示するための操作信号を受信し、電子デバイスで実行しているアプリケーションを取得し、第1アプリケーションをマルチタスク管理インターフェースの主区画に表示し、少なくとも1つの第2アプリケーションをマルチタスク管理インターフェースの副区画に表示するように構成されており、第1アプリケーションと少なくとも1つの第2アプリケーションは電子デバイスで実行している。
【0121】
図5は本開示の例示的な実施の形態にかかり、分割スクリーン表示デバイスを示すブロック図である。例えば、分割スクリーン表示デバイス500は、モバイルフォン、コンピュータ、デジタル放送端末、メッセージデバイス、ゲーム機、タブレット、医療デバイス、エクソサイズ機器、携帯情報端末などであってもよい。
【0122】
図5に示すように、分割スクリーン表示デバイス500は、1または複数の構成部を備えており、処理部502、メモリ504、電源部506、マルチメディア部508、音声部510、入出力(I/O)インターフェース512、センサ部514、および、通信部516を備える。
【0123】
処理部502は、主として、分割スクリーン表示デバイス500の全体的な動作、例えば、画面、電話、データ通信、カメラ動作、および記憶動作を制御する。処理部502は、上述した方法において全てまたは一部のステップを行う指令を実行する1または複数のプロセッサ520を含んでもよい。また、処理部502は、処理部502と他の構成部との間の相互作用を容易にするような1または複数のモジュールを含んでもよい。例えば、処理部502は、マルチメディア部508と処理部502との間の相互作用を促させるマルチメディアモジュールを含んでもよい。
【0124】
メモリ504は、分割スクリーン表示デバイス500の動作を支援する様々な種類のデータを記憶する。そのようなデータの例としては、分割スクリーン表示デバイス500を動作させるアプリケーションや方法のための指令、接続データ、電話帳データ、メッセージ、画像、動画などが含まれる。メモリ504は、あらゆる種類の揮発性もしくは不揮発性メモリ装置、または、それらの組み合わせを用いることによって構成されてもよい。例えば、スタティックRAM(SRAM)、電気的消去可能PROM(EEPROM)、消去可能PROM(EPROM)、プログラム可能型読み取り専用メモリ(PROM)、読み取り専用メモリ(ROM)、磁気メモリ、フラッシュメモリ、磁気もしくは光学ディスクであってもよい。
【0125】
電源部506は、分割スクリーン表示デバイス500の様々な構成部へ電力を供給する。電源部506は、パワーマネジメントシステム、1または複数の電源、および、分割スクリーン表示デバイス500の電源、パワーマネジメント、電力分配に関係するその他の構成要素を含んでもよい。
【0126】
マルチメディア部508は、分割スクリーン表示デバイス500とユーザとの間の出力インターフェースを提供する画面を含む。いくつかの実施の形態では、画面は、液晶画面(LCD)およびタッチパネル(TP)を含んでもよい。画面がタッチパネルを含む場合には、画面はユーザからの入力信号を受け取るタッチ画面となる。タッチパネルは、タッチパネルにおけるタッチ、スワイプ、およびジェスチャーを感知する1または複数のタッチセンサを備える。タッチセンサは、タッチやスワイプ操作の境界を感知するたけでなく、タッチやスワイプ操作に関係した操作時間および圧力を感知してもよい。いくつかの実施の形態において、マルチメディア部508は、フロントカメラおよび/またはリアカメラを備える。分割スクリーン表示デバイス500が、撮像モードや動画モードなどオペレーションモードにある場合に、フロントカメラおよびリアカメラは外部マルチメディアデータを受け取ってもよい。フロントカメラおよびリアカメラのそれぞれは、光学レンズシステムが固定されていてもよく、また、ピント機能および光学ズーム機能を有していてもよい。
【0127】
音声部510は、音声信号を出力および/または入力する。例えば、音声部510は、分割スクリーン表示デバイス500が、電話モード、録音モード、および音声認識モードのようなオペレーションモードにある場合に、外部音声信号を受け取るマイク(MIC)を備える。受信した音声信号は、メモリ504に記憶される、または、通信部516を通じて伝送される。いくつかの実施の形態では、音声部510は、音声信号を出力するスピーカをさらに備える。
【0128】
I/Oインターフェース512は、処理部502と周囲のインターフェースモジュールとの間のインターフェースとして、例えば、キーボード、クリックホイール、およびボタンなどのインターフェースを提供する。ボタンとしては、限定されないが、ホームボタン、ボリュームボタン、スタートボタン、およびロックボタンを含んでもよい。
【0129】
センサ部514は、分割スクリーン表示デバイス500の様々な態様の状態評価を提供するような1または複数のセンサを含む。例えば、センサ部514は、分割スクリーン表示デバイス500のオープン/クローズド状態、分割スクリーン表示デバイス500の構成部、例えば、画面とキーボードの相対位置、分割スクリーン表示デバイス500自体または分割スクリーン表示デバイス500の構成部の位置変化、分割スクリーン表示デバイス500へのユーザコンタクトの有無、分割スクリーン表示デバイス500の向きや加速度/減速度、および分割スクリーン表示デバイス500の温度変化を検出してもよい。センサ部514は、物理的接触無しで近くの対象物の存在を検出するような近接センサを含んでもよい。センサ部514は、画像アプリケーションに用いられるCMOSやCCDなどの光センサを含んでもよい。いくつかの実施の形態では、センサ部514は、加速度センサ、ジャイロセンサ、磁気センサ、圧力センサ、または温度センサを含んでもよい。
【0130】
通信部516は、分割スクリーン表示デバイス500と他の装置との間の有線または無線の通信を行う。分割スクリーン表示デバイス500は、例えば、WiFi、2G、もしくは3G、または、それらの組み合わせのような通信規格に基づく無線ネットワークにアクセスすることができる。1つの例示的な実施の形態において、通信部516は、放送チャンネルを通じて、外部放送マネジメントシステムから放送信号または放送関連情報を受信する。1つの例示的な実施の形態において、通信部516は、近距離の通信に役立つ近距離無線通信(NFC)モジュールを含む。例えば、NFCモジュールは、無線自動識別(RFID)技術、赤外線通信規格(IrDA)技術、超広域帯(UWB)技術、ブルートゥース(登録商標)(BT)技術、および他の技術に基づくようなものであってもよい。
【0131】
例示的な実施の形態において、分割スクリーン表示デバイス500は、上述した方法を実行するための、特定用途向け集積回路(ASICs)、デジタル・シグナル・プロセッサ(DSPs)、デジタル・シグナル処理装置(DSPDs)、プログラム可能論理回路(PLDs)、フィールド・プログラマブル・ゲート・アレイ(FPGAs)、コントローラ、マイクロコントローラ、マイクロプロセッサ、または他の電子構成要素によって構成されてもよい。
【0132】
例示的な実施の形態において、一時的でないコンピュータ読み取り可能記憶媒体は、上述の方法を実行するために、メモリ504に記憶され、分割スクリーン表示デバイス500のプロセッサ520によって実行可能な指令を含む。例えば、一時的でないコンピュータ読み取り可能記憶媒体は、ROM、RAM、CD−ROM、磁気テープ、磁気ディスク、光学データ記憶装置などであってもよい。
【0133】
非一時的なコンピュータ読み取り可能な記憶媒体はその中に指令を保存し、指令が分割スクリーン表示デバイス500のプロセッサにより実行される時、非一時的なコンピュータ読み取り可能な記憶媒体は分割スクリーン表示デバイス500に
図1、
図2A及び
図2Gに示された方法を実行させる。
【0134】
当業者にとっては、本発明の他の実施の形態は、ここで開示された本発明の明細書及び実施態様から明らかである。本願は、本発明の一般的原則に従い、かつ当該技術分野において知られ、又は慣行的に実施されている範囲内での本開示からの逸脱を含む、本発明の変形、使用、又は適用をカバーすることを意図している。明細書及び実施例は、例示的なもののみが考慮されているが、本発明の真の範囲及び精神は、以下の特許請求の範囲によって示されることが意図されている。
【0135】
本発明は、上述され、かつ添付の図面に示された厳密な構成に限定されるものではなく、本発明の範囲から逸脱することなく様々な修正及び変更が可能であることは明らかである。本発明の範囲は、添付の特許請求の範囲によってのみ限定されることが意図されている。