特許第6545897号(P6545897)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

知財求人 - 知財ポータルサイト「IP Force」

▶ 珠海格力電器股▲ふん▼有限公司の特許一覧

特許6545897インテリジェント端末遠隔制御装置機能化制御システム及び制御方法
<>
  • 特許6545897-インテリジェント端末遠隔制御装置機能化制御システム及び制御方法 図000002
  • 特許6545897-インテリジェント端末遠隔制御装置機能化制御システム及び制御方法 図000003
< >
(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6545897
(24)【登録日】2019年6月28日
(45)【発行日】2019年7月17日
(54)【発明の名称】インテリジェント端末遠隔制御装置機能化制御システム及び制御方法
(51)【国際特許分類】
   H04Q 9/00 20060101AFI20190705BHJP
【FI】
   H04Q9/00 301D
【請求項の数】8
【全頁数】7
(21)【出願番号】特願2018-507625(P2018-507625)
(86)(22)【出願日】2016年7月29日
(65)【公表番号】特表2018-523430(P2018-523430A)
(43)【公表日】2018年8月16日
(86)【国際出願番号】CN2016092302
(87)【国際公開番号】WO2017024948
(87)【国際公開日】20170216
【審査請求日】2018年4月4日
(31)【優先権主張番号】201510490233.9
(32)【優先日】2015年8月11日
(33)【優先権主張国】CN
(73)【特許権者】
【識別番号】516256766
【氏名又は名称】珠海格力電器股▲ふん▼有限公司
【氏名又は名称原語表記】Gree Electric Appliances, Inc. of Zhuhai
(74)【代理人】
【識別番号】110002262
【氏名又は名称】TRY国際特許業務法人
(72)【発明者】
【氏名】王 涛
(72)【発明者】
【氏名】喩 春平
(72)【発明者】
【氏名】張 輝
(72)【発明者】
【氏名】梁 博
(72)【発明者】
【氏名】叶 務占
(72)【発明者】
【氏名】王 現林
(72)【発明者】
【氏名】黄 政華
(72)【発明者】
【氏名】何 勇
(72)【発明者】
【氏名】李 保岩
(72)【発明者】
【氏名】孫 凱
(72)【発明者】
【氏名】楊 春霞
【審査官】 石井 則之
(56)【参考文献】
【文献】 特開2007−142806(JP,A)
【文献】 特開2010−213154(JP,A)
【文献】 特開2007−221177(JP,A)
【文献】 特開2009−161901(JP,A)
【文献】 特開2015−091109(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
E03D 9/00−9/16
F24F 11/00−11/89
110/00
120/00
130/00
140/00
F24H 1/00
G06F 13/00
H03J 9/00−9/06
H04M 3/00
3/16−3/20
3/38−3/58
7/00−7/16
11/00−11/10
H04N 5/00
H04Q 9/00−9/16
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
インテリジェント端末遠隔制御装置機能化制御システムであって、少なくとも2つの家電機器本体(1)及びインテリジェント端末(2)を含み、前記インテリジェント端末(2)には遠隔制御装置ソフトウェアが搭載され、前記遠隔制御装置ソフトウェアは、前記インテリジェント端末(2)の機種データベース(9)に接続されると共に前記家電機器本体(1)に制御指令を送信するときデフォルト機種番号情報又は前回設定された機種番号情報を送信し、前記機種データベース(9)は、制御される各家電機器本体の機種番号情報及び全ての機能情報を記憶するために使用され、前記家電機器本体(1)はMCU制御チップ(7)及び制御システムユニット(5)を含み、前記MCU制御チップ(7)は現在の家電機器本体の機種番号情報を記憶し、前記遠隔制御装置ソフトウェアが送信した前記機種番号情報を受信して判断し、受信された前記機種番号情報が前記MCU制御チップ(7)に記憶された前記機種番号情報と一致しない場合、前記家電機器本体(1)は、正確な前記機種番号情報を返信し、前記遠隔制御装置ソフトウェアの遠隔制御ユーザーインターフェースは、返信された前記機種番号情報に対応する遠隔制御ユーザーインターフェースとして調節されることを特徴とするインテリジェント端末遠隔制御装置機能化制御システム。
【請求項2】
前記制御システムユニット(5)には機種コード情報システム(8)が設けられ、前記機種コード情報システム(8)には現在の機種の機種コード情報が記憶され、前記機種データベース(9)には前記機種コード情報が記憶される、ことを特徴とする請求項1に記載のインテリジェント端末遠隔制御装置機能化制御システム。
【請求項3】
前記機種コード情報は、現在の機種の型番情報及び機能情報を含む、ことを特徴とする請求項2に記載のインテリジェント端末遠隔制御装置機能化制御システム。
【請求項4】
前記インテリジェント端末(2)と前記家電機器本体(1)とは信号により接続され、前記信号は、赤外線信号又は無線周波数信号又はWIFI信号である、ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載のインテリジェント端末遠隔制御装置機能化制御システム。
【請求項5】
請求項1〜4のいずれか一項に記載のインテリジェント端末遠隔制御装置機能化制御システムを使用する制御方法であって、
前記インテリジェント端末(2)は遠隔から前記家電機器本体(1)に制御指令を送信するとき、デフォルト機種番号情報又は前回設定された機種番号情報を送信し、前記家電機器本体(1)は前記機種番号情報を受信し判断するステップを含み、
受信された前記機種番号情報が、前記MCU制御チップ(7)に記憶された前記機種番号情報と一致しない場合、前記家電機器本体(1)は、正確な前記機種番号情報を返信し、前記遠隔制御装置ソフトウェアの遠隔制御ユーザーインターフェースは、返信された前記機種番号情報に対応する遠隔制御ユーザーインターフェースとして調節されることを特徴とする制御方法。
【請求項6】
受信された前記機種番号情報が、前記MCU制御チップ(7)に記憶された前記機種番号情報と一致する場合、前記家電機器本体(1)は機種番号情報を返信する必要がなく、遠隔制御装置ソフトウェアの遠隔制御ユーザーインターフェースは現在の機種のインターフェースとして維持され、ユーザーは現在のインターフェースで機能操作を行うことができる、ことを特徴とする請求項5に記載の制御方法。
【請求項7】
請求項1〜4のいずれか一項に記載のインテリジェント端末遠隔制御装置機能化制御システムを使用する制御方法であって、
前記インテリジェント端末(2)は、遠隔から対応する機種の型番情報及び機能情報を含む機種コード情報を送信し、前記家電機器本体(1)は、送信された前記機種コード情報を取得し判断し、
現在取得された前記機種コード情報が、機種コード情報システム(8)に記憶された機種コード情報と一致しない場合、前記家電機器本体(1)は、正確な機種コード情報を返信し、前記遠隔制御装置ソフトウェアは、返信された正確な機種コード情報に応じてその機種のユーザーインターフェースを呼び出し、呼び出された機種機能のユーザーインターフェース上のボタンで実行されることを特徴とする制御方法。
【請求項8】
現在取得された前記機種コード情報が、機種コード情報システム(8)に記憶された機種コード情報と一致する場合、遠隔制御装置ソフトウェアは、現在の遠隔制御ユーザーインターフェース及び機能ボタンで維持され、前記家電機器本体(1)は機種コード情報を返信する必要がない、ことを特徴とする請求項に記載の制御方法。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本願は、2015年08月11日に中国特許庁へ出願された、「インテリジェント端末遠隔制御装置機能化制御システム及び制御方法」と名称とする中国特許出願第201510490233.9号の優先権を主張し、前述の特許出願の内容全体を参照により本願に援用する。
本発明は制御システム及び制御方法に関し、特に、インテリジェント端末遠隔制御装置機能化(instrumented)制御システム及び制御方法に関する。
【0002】
現在、携帯電話遠隔制御装置APPは、エアコンなどの家電を制御するとき、1つのバージョンにより互換性を持って全ての家電の常用指令を制御して、異なる型番、異なる機能の他の機種を制御することはできない。或いは、使用されるバージョンに応じてそのバージョンのAPPがダウンロードされる。家にリビングルームの床置き型エアコンと寝室の壁掛型エアコンがある場合、それらの機能が異なるため、1つの遠隔制御装置を使用しようとする場合、遠隔制御のバージョンを切り替える必要があり、それは非常に不便で実用的ではない。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
よって、本発明は、ソフトウェアによってバックグラウンドのデータベースを呼び出して制御対象と識別し判断することができ、同時に、異なる電気機器、異なる機種に対する遠隔制御機能が異なるという問題を解決することができるインテリジェント端末遠隔制御装置機能化制御システムを提供する。
【課題を解決するための手段】
【0004】
上記目的を達成するために、本発明は以下のインテリジェント端末遠隔制御装置機能化制御システムを提供する。
このインテリジェント端末遠隔制御装置機能化制御システムは、少なくとも2つの家電機器本体及びインテリジェント端末を含み、インテリジェント端末には遠隔制御装置ソフトウェアが搭載され、遠隔制御装置ソフトウェアは、インテリジェント端末の機種データベースに接続され、機種データベースは、制御される各家電機器本体の機種番号情報及び全ての機能情報を記憶するために使用され、家電機器本体は、MCU制御チップ及び制御システムユニットを含み、MCU制御チップは、現在の家電機器本体の機種番号情報を記憶する。
【0005】
好ましくは、制御システムユニットには機種コード情報システムが設けられ、機種コード情報システムには現在の機種の機種コード情報が記憶され、機種データベースには機種コード情報が記憶される。
【0006】
好ましくは、機種コード情報は、現在の機種の型番情報及び機能情報を含む。
好ましくは、インテリジェント端末と家電機器本体とは信号により接続され、信号は、赤外線信号又は無線周波数信号又はWIFI信号である。
【0007】
本発明は、インテリジェント端末遠隔制御装置機能化制御方法をさらに提供する。この方法は、
遠隔制御装置ソフトウェアが、遠隔から家電機器本体に制御指令を送信するとき、デフォルト機種番号情報又は前回設定された機種番号情報を送信し、家電機器本体が機種番号情報を受信し判断するステップを含む。
【0008】
好ましくは、受信された機種番号情報が、MCU制御チップに記憶された機種番号情報と一致する場合、家電機器本体は機種番号情報を返信する必要がなく、遠隔制御装置ソフトウェアの遠隔制御ユーザーインターフェースは現在の機種のインターフェースとして維持され、ユーザーは現在のインターフェースで機能操作を行うことができる。
【0009】
好ましくは、受信された機種番号情報が、MCU制御チップに記憶された機種番号情報と一致しない場合、家電機器本体は、正確な機種番号情報を返信し、遠隔制御装置ソフトウェアの遠隔制御ユーザーインターフェースは、返信された機種番号情報に対応する遠隔制御ユーザーインターフェースとして調節される。
【0010】
好ましくは、インテリジェント端末遠隔制御は、機種コード情報を送信し、家電機器本体は、送信された機種コード情報を取得し判断する。
【0011】
好ましくは、現在取得された機種コード情報が、機種コード情報システムに記憶された機種コード情報と一致する場合、遠隔制御装置ソフトウェアは、現在の遠隔制御ユーザーインターフェース及び機能ボタンで維持され、機種コード番号情報を返信する必要がない。
【0012】
好ましくは、現在取得された機種コード情報が、機種コード情報システムに記憶された機種コード情報と一致しない場合、家電機器本体は、正確な機種コード情報を返信し、遠隔制御装置ソフトウェアは、返信された正確な機種コード情報に応じて該機種のユーザーインターフェースを呼び出し、呼び出された機種機能のユーザーインターフェース上のボタンで実行される。
【発明の効果】
【0013】
上述した方案から分かるように、本発明のインテリジェント端末遠隔制御装置機能化制御システムによれば、ソフトウェアによってバックグラウンドのデータベースを呼び出して制御対象と識別し判断することができ、同時に、異なる電気機器の異なる機種に対する遠隔制御機能が異なるという問題を解決することができる。
【図面の簡単な説明】
【0014】
本発明の実施例又は従来技術の技術方案を更に詳細に説明するために、以下、実施例又は従来技術の説明に必要な図面を用いて簡単に説明する。当然のことながら、下記の説明における図面は本発明のいくつかの実施例のみであり、当業者であれば、創造的な労働をしない前提で、これらの図面に基づいて他の図面を得ることができる。
図1】本発明に係るインテリジェント端末遠隔制御装置機能化制御システムの模式図である。
図2】本発明に係る機種コード情報判断フローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0015】
以下では、本発明の実施形態に係る添付図面を参照しながら、本発明の実施形態に係る技術的解決手段を明確かつ完全に説明する。当然のことながら、ここで説明する実施形態は本発明の実施形態の全てではなく一部にすぎない。当業者が創造的な作業なしに本発明の実施例に基づいて得られる全ての他の実施例は、本発明の保護範囲に含まれるべきである。
【0016】
本実施例は、インテリジェント端末遠隔制御装置機能化制御システムを具体的に説明する。その制御システムは、インテリジェント端末によりモノのインターネット(IoT)に基づいて家庭中の様々な家電機器を制御するために使用される。本実施例では、家庭におけるエアコンの制御を例として、具体的な制御システムを説明する。他の家電機器については、エアコン本体に限らず、テレビ本体や冷蔵庫本体などの家電機器の場合でも、類似の制御システムが使用され得る。
【0017】
図1に示されるように、インテリジェント端末における遠隔制御装置機能化制御システムは、少なくとも2つのエアコン本体1及びインテリジェント端末2を含む。インテリジェント端末2は、操作システム3及び遠隔制御通信ユニット4を含む。インテリジェント端末2には、遠隔制御装置ソフトウェアが搭載されている。遠隔制御装置ソフトウェアは、操作システム3の呼び出しによりインテリジェント端末2の画面上に異なる機種の遠隔制御ユーザーインターフェースを表示する。ユーザーは、遠隔制御ユーザーインターフェースによって、対応するエアコン本体1を操作することができる。また、遠隔制御装置ソフトウェアは、インテリジェント端末2の機種データベース9に接続され、機種データベース9は、制御される各エアコン本体の機種番号情報を記憶するために使用される。
【0018】
本実施例において、エアコン本体1は、制御システムユニット5、エアコン本体の通信ユニット6及びMCU制御チップ7を含む。エアコン本体1のMCU制御チップ7は、該エアコン本体の機種番号情報を記憶する。制御システムユニット5には、機種コード情報システム8が設けられる。機種コード情報システム8には、現在のエアコン機種の機種コード情報が記憶される。機種コード情報は、現在のエアコン機種の型番情報及び機能情報を含む。インテリジェント端末2とエアコン本体1は、遠隔制御通信ユニット4及び通信ユニット6を介して信号接続される。信号は、赤外線信号、無線周波数信号、WIFI信号などを含む。
【0019】
上記制御システムによれば、エアコン本体などの家電機器に対して機能化制御(IoT制御)を行うことができる。本実施例では、家庭におけるエアコンの制御を例として、具体的な制御方法を説明する。他の家電機器については、エアコン本体に限らず、テレビ本体や冷蔵庫本体などの家電機器の場合でも、類似の制御システムが使用され得る。具体的な制御方法は、遠隔制御装置ソフトウェアにより操作する前に、まず、インテリジェント端末2の機種データベース9において、各エアコン機種に番号を付けて番号情報を形成し記憶するとともに、異なる番号情報のエアコン型番のすべての機能を記憶するステップを含む。好ましくは、機種データベース9には、各型番のエアコン番号情報下の機種コード情報がさらに記憶される。機種コード情報は、対応するエアコン本体の型番情報及び機能情報を含む。エアコン本体1のMCU制御チップ7には、該エアコン本体の番号情報が記憶され、エアコン本体1の機種コード情報システムには、該エアコン本体の機種コードが記憶される。遠隔制御装置ソフトウェアの遠隔制御ユーザーインターフェースのホーム画面には、一般的な、オン/オフ、モード、温度調節などと同様の項目が表示される。各機種の他の異なる機能が、異なる機種の番号情報に応じて調整されて、異なる機種で全ての機能調整が実現される。
【0020】
遠隔制御装置ソフトウェアとエアコン本体1との間で、情報が双方向に送信され、且つ受信制御が行われる。遠隔制御装置ソフトウェアは、機種番号情報を送信してペアリングを開始する。具体的には、遠隔制御装置ソフトウェアは、遠隔から制御指令を送信するとき、デフォルト機種番号情報又は前回設定された機種番号情報を送信する。エアコン本体1は、機種番号情報を受信し判断する。受信された機種番号情報が、エアコン本体1のMCU制御チップ7に記憶された機種番号情報と一致する場合、エアコン本体1は機種番号情報をインテリジェント端末2に返信する必要がなく、遠隔制御装置ソフトウェアの遠隔制御ユーザーインターフェースは現在のエアコン機種のインターフェースとして維持され、ユーザーは現在のインターフェースで機能操作を行うことができる。受信された機種番号情報が、エアコン本体1のMCU制御チップ7に記憶された機種番号情報と一致しない場合、エアコン本体1は、正確な機種番号情報をインテリジェント端末2に返信し、遠隔制御装置ソフトウェアの遠隔制御ユーザーインターフェースは、返信された機種番号情報に対応するエアコンの遠隔制御ユーザーインターフェースとして調節される。
【0021】
前記実施例のインテリジェント端末2により作成された機種番号情報の送信とは異なり、別の実施例では、インテリジェント端末2とエアコン本体1の内蔵の機種コード情報を直接使用して制御を行うこともできる。機種コード情報により、制御されるエアコンの型番を識別することができる上に、機種コード情報に対する機能アプリケーションを呼び出すこともできる。具体的には、図2に示されるように、インテリジェント端末2は、遠隔から機種コード情報(S1)を送信し、エアコン本体1は、送信された機種コード情報を取得し、現在取得した機種コード情報を判断する(S2)。現在取得された機種コード情報が、エアコン本体1の機種コード情報システム8に記憶された機種コード情報と一致する場合、遠隔制御装置ソフトウェアは、現在の遠隔制御ユーザーインターフェース及び機能ボタンで維持され、機種コード番号情報をインテリジェント端末2に返信する必要がない。現在取得された機種コード情報が、エアコン本体1機種コード情報システム8に記憶された機種コード情報と一致しない場合、エアコン本体1は、インテリジェント端末2に正確な機種コード情報(S3)を返信し、遠隔制御装置ソフトウェアは、返信された正確な機種コード情報に応じて該機種のユーザーインターフェース(S4)を呼び出し、呼び出された機種機能のユーザーインターフェース上のボタン(S5)で実行される。
【0022】
別の実施例では、ユーザーは、現在のエアコン機種コードに対応する機能を呼び出して判断した後、寝室やリビングルームなどのエアコンの名称をカスタマイズすることができる。最初に遠隔制御を判断して、デフォルト音声で現在のエアコン名称を再生でき、ユーザーは、エアコン名称の音声再生及び指令の機能のオン又はオフを選択することができる。遠隔制御装置ソフトウェアもエアコン指令の音声制御を実現することができる。
【0023】
開示される実施例に対する上記説明により、当業者は本発明を実現し、或いは使用することができる。これらの実施例に対する様々な修正は当業者にとって自明である。本明細書で定義された一般的な原理は本発明の主旨又は範囲から逸脱しない限り、他の実施例で実現することができる。そのため、本発明は本明細書に開示された実施例に制限されず、本明細書に開示された原理及び新しい特徴と一致する最も広い範囲に適合するべきである。
図1
図2