特許第6545911号(P6545911)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

知財求人 - 知財ポータルサイト「IP Force」

▶ 中▲興▼通▲訊▼股▲ふぇん▼有限公司の特許一覧

特許6545911ランダムアクセスプロセスにおいてメッセージを伝送するための方法およびデバイス、ならびにコンピュータ記憶媒体
<>
< >
(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6545911
(24)【登録日】2019年6月28日
(45)【発行日】2019年7月17日
(54)【発明の名称】ランダムアクセスプロセスにおいてメッセージを伝送するための方法およびデバイス、ならびにコンピュータ記憶媒体
(51)【国際特許分類】
   H04W 74/08 20090101AFI20190705BHJP
   H04W 76/10 20180101ALI20190705BHJP
   H04W 4/70 20180101ALI20190705BHJP
【FI】
   H04W74/08
   H04W76/10
   H04W4/70
【請求項の数】5
【全頁数】32
(21)【出願番号】特願2018-536141(P2018-536141)
(86)(22)【出願日】2016年12月7日
(65)【公表番号】特表2019-506795(P2019-506795A)
(43)【公表日】2019年3月7日
(86)【国際出願番号】CN2016108922
(87)【国際公開番号】WO2017121212
(87)【国際公開日】20170720
【審査請求日】2018年9月5日
(31)【優先権主張番号】201610016812.4
(32)【優先日】2016年1月11日
(33)【優先権主張国】CN
(73)【特許権者】
【識別番号】510020354
【氏名又は名称】中▲興▼通▲訊▼股▲ふぇん▼有限公司
【氏名又は名称原語表記】ZTE CORPORATION
(74)【代理人】
【識別番号】100078282
【弁理士】
【氏名又は名称】山本 秀策
(74)【代理人】
【識別番号】100113413
【弁理士】
【氏名又は名称】森下 夏樹
(74)【代理人】
【識別番号】100181674
【弁理士】
【氏名又は名称】飯田 貴敏
(74)【代理人】
【識別番号】100181641
【弁理士】
【氏名又は名称】石川 大輔
(74)【代理人】
【識別番号】230113332
【弁護士】
【氏名又は名称】山本 健策
(72)【発明者】
【氏名】▲劉▼▲くん▼
(72)【発明者】
【氏名】戴博
(72)【発明者】
【氏名】▲魯▼照▲華▼
(72)【発明者】
【氏名】夏▲樹▼▲強▼
(72)【発明者】
【氏名】▲陳▼▲憲▼明
(72)【発明者】
【氏名】方惠英
(72)【発明者】
【氏名】石靖
(72)【発明者】
【氏名】▲張▼▲ぶん▼
【審査官】 松本 光平
(56)【参考文献】
【文献】 特開2014−220662(JP,A)
【文献】 国際公開第2014/177092(WO,A1)
【文献】 国際公開第2015/042866(WO,A1)
【文献】 中国特許出願公開第104581925(CN,A)
【文献】 Huawei, HiSilicon,Revised Work Item: Narrowband IoT (NB-IoT),3GPP TSG RAN Meeting #70 RP-152284,3GPP,2015年12月10日,pp.1-9,URL,http://www.3gpp.org/ftp/tsg_ran/TSG_RAN/TSGR_70/Docs/RP-152284.zip
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
H04B 7/24 − 7/26
H04W 4/00 − 99/00
3GPP TSG RAN WG1−4
SA WG1−4
CT WG1、4
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
無線通信デバイスによって行われる方法であって、
前記無線通信デバイスが第1の端末セットまたは第2の端末セットに属するかどうかに従って、メッセージ3(Msg3)メッセージを無線通信ノードに伝送することであって、前記第1の端末セットは、物理チャネル信号の伝送を反復するための第1の回数を示す、第1の反復伝送ランクと関連付けられ、前記第2の端末セットは、前記第1の回数と異なる、前記物理チャネル信号の伝送を反復するための第2の回数を示す、第2の反復伝送ランクと関連付けられる、ことと、
前記無線通信デバイスが前記第1の端末セットに属するとき、単一サブキャリア伝送を使用して、前記Msg3メッセージを前記無線通信ノードに送信することと、
前記無線通信デバイスが前記第2の端末セットに属するとき、複数のサブキャリア伝送を使用して、前記Msg3メッセージを前記無線通信ノードに送信することと
を含む、方法。
【請求項2】
前記単一サブキャリア伝送を使用して、前記Msg3メッセージを前記無線通信ノードに送信するとき、前記方法はさらに、
前記無線通信ノードから、前記Msg3メッセージを伝送するために使用される複数のサブキャリア間隔のうちの1つを示すメッセージを受信することを含む、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
メッセージを受信する方法であって、
無線通信デバイスが第1の端末セットまたは第2の端末セットに属するかどうかに従って、メッセージ3(Msg3)メッセージを前記無線通信デバイスから受信することであって、前記第1の端末セットは、物理チャネル信号の伝送を反復するための第1の回数を示す、第1の反復伝送ランクと関連付けられ、前記第2の端末セットは、前記第1の回数と異なる、前記物理チャネル信号の伝送を反復するための第2の回数を示す、第2の反復伝送ランクと関連付けられる、ことと、
前記無線通信デバイスが前記第1の端末セットに属するとき、単一サブキャリア伝送において前記Msg3メッセージを前記無線通信デバイスから受信することと、
前記無線通信デバイスが前記第2の端末セットに属するとき、複数のサブキャリア伝送において前記Msg3メッセージを前記無線通信デバイスから受信することと
を含む、方法。
【請求項4】
前記単一サブキャリア伝送において前記Msg3メッセージを前記無線通信デバイスから受信するとき、前記方法はさらに、
前記無線通信デバイスに、前記Msg3メッセージを伝送するために使用される複数のサブキャリア間隔のうちの1つを示すメッセージを伝送することを含む、請求項3に記載の方法。
【請求項5】
請求項1〜4のいずれか1項を実施するためのコンピュータ実行可能命令をその上に記憶している、非一過性コンピュータ可読媒体。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、通信の分野に関し、具体的には、ランダムアクセスの間のメッセージの伝送のための方法、装置、およびコンピュータ記憶媒体に関する。
【背景技術】
【0002】
マシンタイプ通信(MTC)ユーザ機器(UE)(以降、MTC UE(マシンツーマシン(M2M)ユーザ機器としても知られる)と称される)は、現在、モノのインターネットのための主要応用モードである。その低電力消費および低コストは、その大規模応用を確実にする、重要な要因である。
【0003】
現在、MTC UEコスト削減のための主な方法は、端末の受信アンテナを低減させること、端末のベースバンド処理帯域幅を低減させること、端末によってサポートされるピークレートを低減させること、または半二重モードを使用すること等を含む。MTC UEのためのベースバンド処理帯域幅では、例えば、単一サブキャリアベースバンド処理のみをサポートすることができる端末と、複数のサブキャリアベースバンド処理をサポートすることができる端末とが存在するであろう。MTC UEがシステムにアクセスするとき、基地局にMTC UEの能力を知らせる方法は、したがって、解決すべき重要な問題である。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
現在の技術内に存在する、ランダムアクセス干渉の問題を解決するために、本実施形態は、ランダムアクセスの間のメッセージの伝送のための方法、装置、およびコンピュータ記憶媒体を提供する。本実施形態の技術的ソリューションは、以下のように実装される。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本実施形態は、ランダムアクセスの間のメッセージの伝送のための方法であって、
端末が、端末が属する端末セットに対応するタイプ−1伝送方法に従って、タイプ−1メッセージを基地局に伝送することを含み、
端末セットは、端末によってサポートされるサブキャリア伝送能力によって判定される、方法を提供する。
【0006】
前述の方法では、第1の端末セットは、複数のサブキャリアの同時伝送をサポートする端末を備え、第2の端末セットは、複数のサブキャリアの同時伝送をサポートしない端末を備える。
【0007】
前述の方法では、タイプ−1伝送方法は、タイプ−1メッセージの伝送および/またはタイプ−1メッセージによって使用されるリソースの伝送を含む。
【0008】
前述の方法では、タイプ−1メッセージは、以下:コンテンションベースのランダムアクセスメッセージ、メッセージ3(Msg3)、および非コンテンションベースのランダムアクセスメッセージのうちの1つを含む。
【0009】
前述の方法では、タイプ−1メッセージが、コンテンションベースのランダムアクセスメッセージまたは非コンテンションベースのランダムアクセスメッセージであるとき、タイプ−1メッセージによって使用されるランダムアクセスリソースは、以下:
ランダムアクセスチャネルの時間ドメインリソースと、
ランダムアクセスチャネルの周波数ドメインリソースと、
ランダムアクセスチャネル上で伝送されるランダムアクセスシーケンスと
のうちの少なくとも1つを含む。
【0010】
前述の方法では、タイプ−1メッセージが、非コンテンションベースのランダムアクセスメッセージであり、かつ端末が、第1の端末セットに属するとき、端末は、基地局によって伝送されるタイプ−2メッセージを受信することによって、タイプ−1伝送方法を得る。
【0011】
前述の方法では、タイプ−2メッセージは、非競合機構を用いたランダムアクセスメッセージのためのトリガメッセージであり、トリガメッセージによって信号伝達される非コンテンションベースのランダムアクセスメッセージのための伝送方法は、複数のサブキャリア伝送または単一サブキャリア伝送である。
【0012】
前述の方法では、タイプ−2メッセージは、非競合機構を用いたランダムアクセスメッセージのためのトリガメッセージであり、トリガメッセージに対応する非コンテンションベースのランダムアクセスメッセージのための伝送方法が、複数のサブキャリア伝送であるとき、伝送フォーマットは、トリガメッセージに対応する非コンテンションベースのランダムアクセスメッセージのための伝送方法が、単一サブキャリア伝送であるときに使用される伝送フォーマットと異なる。
【0013】
前述の方法では、2つの伝送フォーマット間の差異は、トリガメッセージに対応する非コンテンションベースのランダムアクセスメッセージのための伝送方法が、複数のサブキャリア伝送であるとき、搬送される情報のサイズは、単一サブキャリア伝送を使用して搬送される情報のサイズと異なることを含む。
【0014】
前述の方法では、タイプ−2メッセージは、非コンテンションベースのランダムアクセスメッセージのためのリソースインジケーション情報である。
【0015】
前述の方法では、タイプ−2メッセージが、非コンテンションベースのランダムアクセスメッセージのためのリソースインジケーション情報であるとき、端末は、基地局によって伝送されるタイプ−2メッセージを受信することを通して、タイプ−1伝送方法を得、それは、
非競合機構のランダムアクセスメッセージのリソースインジケーション情報が、1つのサブキャリアが周波数ドメイン内に配分されることを示すとき、端末は、非競合機構のランダムアクセスメッセージのための伝送方法が、単一サブキャリア伝送であることを判定することと、
非競合機構のランダムアクセスメッセージのリソースインジケーション情報が、複数のサブキャリアが周波数ドメイン内に配分されることを示すとき、端末は、非競合機構のランダムアクセスメッセージのための伝送方法が、複数のサブキャリア伝送であることを判定することと
を含む。
【0016】
前述の方法では、タイプ−1メッセージが、Msg3であり、かつ端末が、第1の端末セットに属するとき、端末は、基地局によって伝送されるタイプ−2メッセージを受信することを通して、Msg3伝送方法を得、Msg3伝送方法は、単一サブキャリア伝送または複数のサブキャリア伝送を使用する。
【0017】
代替として、前述の方法では、タイプ−2メッセージは、基地局から端末に送信される、ランダムアクセス応答メッセージまたはシステム情報である。
【0018】
前述の方法では、端末が、第1の端末セットに属するとき、本方法はさらに、
端末が、第1の端末セットのサブセットに対応するタイプ−1伝送方法に従って、タイプ−1メッセージを伝送することを含み、
第1の端末セットは、端末のランク付け情報に従って、N個のサブセットに分割され、異なるサブセットは、異なるランクの端末を備え、Nは、1を上回る正の整数である。
【0019】
前述の方法では、第1の端末セットのサブセットに対応するタイプ−1伝送方法は、
第1の端末セット内の第1のサブセットは、N個のサブセット内の最高ランク付けされたN個の端末を備え、第1のサブセットに対応するタイプ−1メッセージ伝送方法は、単一サブキャリア伝送であり、Nは、1を上回るまたはそれと等しく、N未満またはそれと等しい、正の整数である、ことを含む。
【0020】
前述の方法では、サブキャリア間隔が、複数の構成を有するとき、タイプ−1メッセージのサブキャリア間隔は、端末ランク付けに従って判定される。
【0021】
前述の方法では、サブキャリア間隔が、2つの構成を有するとき、第1のサブセット内の最高ランク付けされたK個の端末に対してタイプ−1メッセージを伝送するために小サブキャリア間隔を構成し、残りのN−K個のランク付けされた端末に対してタイプ−1メッセージを伝送するために大サブキャリア間隔を構成し、Kは、1を上回るまたはそれと等しく、N未満またはそれと等しい、正の整数である。
【0022】
前述の方法では、サブキャリア間隔が、複数の構成を有するとき、端末は、基地局によって伝送されるタイプ−2メッセージを受信することを通して、タイプ−1メッセージのためのサブキャリア間隔を得る。
【0023】
前述の方法では、タイプ−1メッセージが、Msg3であるとき、タイプ−2メッセージは、ランダムアクセス応答メッセージであり、
タイプ−1メッセージが、競合機構に基づくランダムアクセスメッセージであるとき、タイプ−2メッセージは、システム情報であり、
タイプ−1メッセージが、非コンテンションベースのランダムアクセスメッセージであるとき、タイプ−2メッセージは、非コンテンションベースのランダムアクセスメッセージのためのトリガメッセージである。
【0024】
前述の方法では、第1の端末セットのサブセットに対応するタイプ−1メッセージ伝送方法は、
第1の端末セットの第2のサブセットは、N個のランク付けされた端末以外のN個のランク付けされた端末を備え、第2のサブセットに対応するタイプ−1伝送方法は、複数のサブキャリア伝送であり、Nは、正の整数であり、N=N−Nである、ことを含む。
【0025】
前述の方法では、第2のサブセットに対応するタイプ−1メッセージのための伝送方法が、単一サブキャリア伝送であり、かつサブキャリア間隔が、複数の構成を有するとき、端末ランク付けに従って、タイプ−1メッセージ伝送のサブキャリア間隔を判定する。
【0026】
前述の方法では、サブキャリア間隔が、2つの構成を有するとき、第2のサブセット内の最高ランク付けされたK個の端末に対してタイプ−1メッセージを伝送するために小サブキャリア間隔を構成し、第2のサブセット内の残りのN−K個のランク付けされた端末に対してタイプ−1メッセージを伝送するために大サブキャリア間隔を構成し、Kは、1を上回るまたはそれと等しく、N未満またはそれと等しい、正の整数である。
【0027】
前述の方法では、サブキャリア間隔が、複数の構成を有するとき、第2のサブセット内の端末は、基地局によって伝送されるタイプ−2メッセージを受信することを通して、タイプ−1メッセージのためのサブキャリア間隔を得る。
【0028】
前述の方法では、タイプ−1メッセージが、Msg3であるとき、タイプ−2メッセージは、ランダムアクセス応答メッセージであり、
タイプ−1メッセージが、競合機構に基づくランダムアクセスメッセージであるとき、タイプ−2メッセージは、システムメッセージであり、
タイプ−1メッセージが、非コンテンションベースのランダムアクセスメッセージであるとき、タイプ−2メッセージは、非コンテンションベースのランダムアクセスメッセージのためのトリガメッセージである。
【0029】
前述の方法では、端末ランク付け情報は、以下:
カバレッジ増強ランクと、
物理チャネル反復伝送ランクと、
物理チャネルランク上で搬送される信号伝達またはメッセージの反復伝送と
のうちの少なくとも1つを含む。
【0030】
端末が、第1の端末セットに属するとき、前述の方法はさらに、
端末が、第1の端末セット内のサブセットに対応するタイプ−1伝送方法に従って、タイプ−1メッセージを基地局に伝送することを含み、
第1の端末セットのサブセットは、タイプ−1メッセージを伝送するために端末によって使用されるトランスポートブロックのサイズに従って、2つのサブセットに分類され、第1のサブセットを構成する端末は、タイプ−1メッセージを伝送するために大トランスポートブロックを使用し、第2のサブセットを構成する端末は、タイプ−1メッセージを伝送するために小トランスポートブロックを使用する。
【0031】
前述の方法では、タイプ−1メッセージは、Msg3を備える。
【0032】
前述の方法では、第1のサブセットに対応するタイプ−1メッセージ伝送方法は、複数のサブキャリア伝送であり、第2のサブセットに対応するタイプ−1メッセージ伝送方法は、単一サブキャリア伝送である。
【0033】
前述の方法では、タイプ−1メッセージのための伝送方法が、単一サブキャリア伝送であり、かつ単一サブキャリア間隔が、複数の構成を有するとき、第2のサブセット内の端末ランク付けに従って、タイプ−1メッセージのサブキャリア間隔を判定する。
【0034】
前述の方法では、タイプ−1メッセージのための伝送方法が、単一サブキャリア伝送であり、かつ単一サブキャリア間隔が、2つの構成を有するとき、第2のサブセット内の最高ランク付けされたM個の端末に対してタイプ−1メッセージの伝送のために小サブキャリア間隔を構成し、第2のサブセット内の残りのM−M個のランク付けされた端末に対してタイプ−1メッセージの伝送のために大サブキャリア間隔を構成し、Mは、基地局によって構成されるランク付けの数または第2のサブセット内のランク付けの数であり、Mは、1を上回るまたはそれと等しく、M未満である、正の整数である。
【0035】
前述の方法では、タイプ−1メッセージのための伝送方法が、単一サブキャリア伝送であり、かつ単一サブキャリア間隔が、複数の構成を有するとき、端末は、基地局によって伝送されるタイプ−2メッセージを受信することを通して、タイプ−1メッセージのためのサブキャリア間隔を得る。
【0036】
前述の方法では、タイプ−2メッセージは、ランダムアクセス応答メッセージである。
【0037】
本実施形態はまた、ランダムアクセスの間のメッセージの伝送のための方法であって、
複数のサブキャリアの同時伝送をサポートする端末が、端末が属する端末セットに対応するタイプ−1メッセージ伝送方法に従って、タイプ−1メッセージを基地局に伝送することを含み、
端末セットは、端末ランク付け情報に従って、N個の端末セットに分割され、異なる端末セットは、異なるようにランク付けされた端末を備え、Nは、1を上回る正の整数である、方法を提供する。
【0038】
端末が属する端末セットに対応するタイプ−1メッセージ伝送方法である、前述の方法では、
端末が、端末ランク付け情報に基づいて、第1の端末セットに分割され、第1の端末セットは、最高ランク付けされたN個の端末を備え、第1の端末セットに対応するタイプ−1メッセージのための伝送方法は、単一サブキャリア伝送であり、Nは、1を上回るまたはそれと等しく、N未満またはそれと等しい、正の整数である。
【0039】
前述の方法では、サブキャリア間隔が、複数の構成を有するとき、端末ランク付けに基づいて、タイプ−1メッセージ伝送のサブキャリア間隔を判定する。
【0040】
前述の方法では、サブキャリア間隔が、2つの構成を有するとき、第1の端末セット内の最高ランク付けされたK個の端末に対してタイプ−1メッセージを伝送するために小サブキャリア間隔を構成し、第1の端末セット内の残りのN−K個のランク付けされた端末に対してタイプ−1メッセージを伝送するために大サブキャリア間隔を構成し、Kは、1を上回るまたはそれと等しく、N未満またはそれと等しい、正の整数である。
【0041】
前述の方法では、サブキャリア間隔が、複数の構成を有するとき、端末は、基地局によって伝送されるタイプ−2メッセージを受信することを通して、タイプ−1メッセージのためのサブキャリア間隔を得る。
【0042】
前述の方法では、タイプ−1メッセージが、Msg3であるとき、タイプ−2メッセージは、ランダムアクセス応答メッセージであり、
タイプ−1メッセージが、競合機構に基づくランダムアクセスメッセージであるとき、タイプ−2メッセージは、システム情報であり、
タイプ−1メッセージが、非コンテンションベースのランダムアクセスメッセージであるとき、タイプ−2メッセージは、非コンテンションベースのランダムアクセスメッセージのためのトリガメッセージである。
【0043】
前述の方法では、端末が属する端末セットに対応するタイプ−1メッセージ伝送方法は、
端末が、端末ランク付け情報に基づいて、第2の端末セットに分割され、第2の端末セットは、N個のランク付けされた端末以外のN個のランク付けされた端末を備え、第2の端末セットに対応するタイプ−1メッセージ伝送方法は、複数のサブキャリア伝送であり、Nは、正の整数であり、N=N−Nである、ことを含む。
【0044】
前述の方法では、端末が属する端末セットに対応するタイプ−1メッセージ伝送方法はさらに、
端末が、端末ランク付け情報に基づいて、第2の端末セットに分割され、第2の端末セットは、N個のランク付けされた端末以外のN個のランク付けされた端末を備え、第2の端末セットに対応するタイプ−1メッセージ伝送方法は、単一サブキャリア伝送または複数のサブキャリア伝送であり、Nは、正の整数であり、N=N−Nである、ことを含む。
【0045】
前述の方法では、第2の端末セットに対応するタイプ−1メッセージ伝送方法が、単一サブキャリア伝送であり、かつ単一サブキャリア間隔が、複数の構成を有するとき、端末ランク付けに基づいて、タイプ−1メッセージのためのサブキャリア間隔を判定する。
【0046】
前述の方法では、サブキャリア間隔が、2つの構成を有するとき、第2の端末セット内の最高ランク付けされたK個の端末に対してタイプ−1メッセージを伝送するために小サブキャリア間隔を構成し、第2の端末セット内の残りのN−K個のランク付けされた間隔に対してタイプ−1メッセージを伝送するために大サブキャリア間隔を構成し、Kは、1を上回るまたはそれと等しく、N未満またはそれと等しい、正の整数である。
【0047】
前述の方法では、サブキャリア間隔が、複数の構成を有するとき、第2の端末セット内の端末は、基地局によって送信されるタイプ−2情報を受信することを通して、タイプ−1メッセージのサブキャリア間隔を得る。
【0048】
前述の方法では、タイプ−1メッセージが、Msg3であるとき、タイプ−2メッセージは、ランダムアクセス応答メッセージであり、
タイプ−1メッセージが、競合機構に基づくランダムアクセスメッセージであるとき、タイプ−2メッセージは、システム情報であり、
タイプ−1メッセージが、非コンテンションベースのランダムアクセスメッセージであるとき、タイプ2メッセージは、非コンテンションベースのランダムアクセスメッセージのためのトリガメッセージである。
【0049】
前述の方法では、端末ランク付け情報は、以下:
カバレッジ増強ランクと、
物理チャネル反復伝送ランクと、
物理チャネルランク上で搬送される信号伝達またはメッセージの反復伝送と
のうちの少なくとも1つを含む。
【0050】
前述の方法はさらに、
端末が、第1の端末セット内のサブセットに対応するタイプ−1メッセージ伝送方法に従って、タイプ−1メッセージを基地局に伝送することを含み、
全ての端末セットのサブセットは、タイプ−1メッセージを伝送するために端末によって使用されるトランスポートブロックのサイズに従って、2つのサブセットに分類され、第1のサブセットを構成する端末は、タイプ−1メッセージを伝送するために大トランスポートブロックを使用し、第2のサブセットを構成する端末は、タイプ−1メッセージを伝送するために小トランスポートブロックを使用する。
【0051】
前述の方法では、第1のサブセットに対応するタイプ−1メッセージ伝送方法は、複数のサブキャリア伝送であり、第2のサブセットに対応するタイプ−1メッセージ伝送方法は、単一サブキャリア伝送である。
【0052】
前述の方法では、タイプ−1メッセージ伝送方法が、単一サブキャリア伝送であり、かつ単一サブキャリア間隔が、複数の構成を有するとき、第2のサブセット内の端末ランク付けに従って、タイプ−1メッセージのサブキャリア間隔を判定する。
【0053】
前述の方法では、タイプ−1メッセージ伝送方法が、単一サブキャリア伝送であり、かつ単一サブキャリア間隔が、2つの構成を有するとき、第2のサブセット内の最高ランク付けされたM個の端末に対してタイプ−1メッセージの伝送のために小サブキャリア間隔を構成し、第2のサブセット内の残りのM−M個の端末に対してタイプ−1メッセージの伝送のために大サブキャリア間隔を構成し、Mは、基地局によって構成されるランク付けの数または第2のサブセット内のランク付けの数であり、Mは、1を上回るまたはそれと等しく、M未満である、正の整数である。
【0054】
前述の方法では、タイプ−1メッセージ伝送方法が、単一サブキャリア伝送であり、かつ単一サブキャリア間隔が、複数の構成を有するとき、端末は、基地局によって伝送されるタイプ−2メッセージを受信することを通して、タイプ−1メッセージのサブキャリア間隔を得る。
【0055】
前述の方法では、タイプ−2メッセージは、ランダムアクセス応答メッセージである。
【0056】
本実施形態はまた、ランダムアクセスの間のメッセージの伝送のための方法であって、
端末が、端末が属する端末セットに対応するタイプ−1メッセージ伝送方法に従って、タイプ−1メッセージを基地局に伝送することを含み、
端末セットは、タイプ−1メッセージを伝送するために端末によって使用されるトランスポートブロックのサイズに従って、2つのサブセットに分割され、第1のサブセットを構成する端末は、タイプ−1メッセージを伝送するために大トランスポートブロックを使用し、第2のサブセットを構成する端末は、タイプ−1メッセージを伝送するために小トランスポートブロックを使用する、方法を提供する。
【0057】
前述の方法では、第1の端末セットに対応するタイプ−1メッセージ伝送方法は、複数のサブキャリア伝送であり、第2の端末セットに対応するタイプ−1メッセージ伝送方法は、単一サブキャリア伝送である。
【0058】
前述の方法では、タイプ−1メッセージ伝送方法が、単一サブキャリア伝送であり、かつ単一サブキャリア間隔が、複数の構成を有するとき、第2の端末セット内の端末ランク付けに従って、タイプ−1メッセージのサブキャリア間隔を判定する。
【0059】
前述の方法では、タイプ−1メッセージ伝送方法が、単一サブキャリア伝送であり、かつ単一サブキャリア間隔が、2つの構成を有するとき、第2の端末セット内の最高ランク付けされたM個の端末に対してタイプ−1メッセージの伝送のために小サブキャリア間隔を構成し、第2の端末内の残りのM−M個のランク付けされた端末に対してタイプ−1メッセージの伝送のために大サブキャリア間隔を構成し、Mは、基地局によって構成されるランク付けの数または第2のサブセット内のランク付けの数であり、Mは、1を上回るまたはそれと等しく、M未満である、正の整数である。
【0060】
前述の方法では、タイプ−1メッセージ伝送方法が、単一サブキャリア伝送であり、かつ単一サブキャリア間隔が、複数の構成を有するとき、端末は、基地局によって伝送されるタイプ−2メッセージを受信することを通して、タイプ−1メッセージのサブキャリア間隔を得る。
【0061】
前述の方法では、タイプ−2メッセージは、ランダムアクセス応答メッセージである。
【0062】
本実施形態はまた、ランダムアクセスの間のメッセージの伝送のための方法であって、
端末が、ランダムアクセスメッセージ伝送方法に対応するMsg3伝送方法に従って、Msg3を基地局に伝送することを含む、方法を提供する。
【0063】
前述の方法では、ランダムアクセスメッセージ伝送方法は、ランダムアクセスメッセージの伝送方法と、ランダムアクセスメッセージによって占有されるランダムアクセスリソースとを含む。
【0064】
前述の方法では、ランダムアクセスメッセージのための伝送方法は、単一サブキャリア伝送または複数のサブキャリア伝送を含む。
【0065】
前述の方法では、ランダムアクセスメッセージのための伝送方法が、単一サブキャリア伝送であるとき、対応するMsg3伝送方法は、単一サブキャリア伝送であり、ランダムアクセスメッセージのための伝送方法が、複数のサブキャリア伝送であるとき、対応するMsg3伝送方法は、複数のサブキャリア伝送である。
【0066】
前述の方法では、ランダムアクセスメッセージのための伝送方法が、単一サブキャリア伝送であるとき、対応するMsg3伝送のランダムアクセスリソースは、複数のサブキャリアが伝送されるときに使用される対応するMsg3伝送のランダムアクセスリソースと異なる。
【0067】
前述の方法では、ランダムアクセスメッセージ伝送方法に対応するMsg3伝送方法は、ランダムアクセスメッセージによって占有されるランダムアクセスリソースに従って、端末を2つのセットに分割することを含み、Msg3伝送方法に対応する一方のセットは、単一サブキャリアを使用し、Msg3伝送方法に対応する他方のセットは、複数のサブキャリアを使用する。
【0068】
前述の方法では、ランダムアクセスリソースは、以下:
ランダムアクセスチャネル上の時間ドメインリソースと、
ランダムアクセスチャネル上の周波数ドメインリソースと、
ランダムアクセスチャネル上で伝送されるランダムアクセスシーケンスと
のうちの少なくとも1つを含む。
【0069】
本実施形態はまた、ランダムアクセスの間のメッセージの伝送のための装置であって、
端末が属する端末セットに対応するタイプ−1メッセージ伝送方法に従って、タイプ−1メッセージを基地局に伝送するように構成される、第1の伝送ユニットを備え、
端末セットは、端末のサブキャリア伝送能力に従って分類される、装置を提供する。
【0070】
本装置はさらに、端末が属する端末セットを判定するように構成される、第1の判定ユニットを備える。
【0071】
本実施形態はまた、ランダムアクセスの間のメッセージの伝送のための装置であって、
端末が属する端末セットに対応するタイプ−1メッセージ伝送方法に従って、タイプ−1メッセージを基地局に伝送するように構成される、第2の伝送ユニットを備え、
端末は、複数のサブキャリアの同時伝送をサポートし、
端末セットは、端末ランク付け情報に従って、N個の端末セットに分割され、異なる端末セットは、異なるランクの端末を備え、Nは、1を上回る正の整数である、装置を提供する。
【0072】
本装置はさらに、端末が属する端末セットを判定するように構成される、第2の判定ユニットを備える。
【0073】
本実施形態はまた、ランダムアクセスの間のメッセージの伝送のための装置であって、
端末が属する端末セットに対応するタイプ−1メッセージ伝送方法に従って、タイプ−1メッセージを基地局に伝送するように構成される、第3の伝送ユニットを備え、
端末セットは、タイプ−1メッセージを伝送するために端末によって使用されるトランスポートブロックのサイズに従って、2つのサブセットに分割され、第1のサブセットを構成する端末は、タイプ−1メッセージを伝送するために大トランスポートブロックを使用し、第2のサブセットを構成する端末は、タイプ−1メッセージを伝送するために小トランスポートブロックを使用する、装置を提供する。
【0074】
本装置はさらに、端末が属する端末セットを判定するように構成される、第3の判定ユニットを備える。
【0075】
本実施形態はまた、ランダムアクセスの間のメッセージの伝送のための装置であって、
ランダムアクセスメッセージ伝送方法に対応するMsg3伝送方法に従ってMsg3を基地局に伝送するように構成される、第4の伝送ユニットを備える、装置を提供する。
【0076】
本装置はさらに、ランダムアクセスメッセージ伝送方法に対応するMsg3伝送方法を判定するように構成される、第4の判定ユニットを備える。
【0077】
本実施形態はまた、命令のセットを備えるコンピュータ記憶媒体であって、命令のセットは、実行されると、少なくとも1つのプロセッサに、ランダムアクセスの間、上記に概略されたメッセージ伝送方法を実行させる、コンピュータ記憶媒体を提供する。
【0078】
本実施形態によって提供される技術的ソリューションの実装は、特に、MTC UEのためのランダムアクセスプロセスに関する、ランダムアクセス干渉の問題をより効果的に解決する。
本願明細書は、例えば、以下の項目も提供する。
(項目1)
ランダムアクセスプロシージャの間、メッセージを伝送するための方法であって、
端末が、前記端末が属する端末セットに対応するタイプ−1メッセージ伝送方法に従って、タイプ−1メッセージを基地局に伝送することを含み、
前記端末セットは、前記端末によってサポートされる個別のサブキャリア伝送能力に従ってグループ化される、方法。
(項目2)
第1の端末セットは、複数のサブキャリアの同時伝送をサポートする端末を備え、第2の端末セットは、前記複数のサブキャリアの同時伝送をサポートしない端末を備える、項目1に記載の方法。
(項目3)
前記タイプ−1メッセージ伝送方法は、タイプ−1メッセージの伝送および/またはタイプ−1メッセージ伝送の間に使用される対応するリソースの伝送を含む、項目1に記載の方法。
(項目4)
前記タイプ−1メッセージは、以下:
コンテンションベースのランダムアクセスメッセージ、非コンテンションベースのランダムアクセスメッセージ、およびMsg3のうちの1つを含む、項目3に記載の方法。
(項目5)
前記タイプ−1メッセージが、コンテンションベースまたは非コンテンションベースのランダムアクセスメッセージであるとき、前記タイプ−1メッセージによって使用されるランダムアクセスリソースは、以下:
ランダムアクセスチャネルの時間ドメインリソースと、
前記ランダムアクセスチャネルの周波数ドメインリソースと、
前記ランダムアクセスチャネル上で伝送されるランダムアクセスシーケンスと
のうちの少なくとも1つを含む、項目4に記載の方法。
(項目6)
前記タイプ−1メッセージが、非コンテンションベースのランダムアクセスメッセージであり、かつ前記端末が、前記第1の端末セットに属するとき、前記端末は、前記基地局からのタイプ−2メッセージを受信することを通して、前記タイプ−1メッセージ伝送方法を得る、項目5に記載の方法。
(項目7)
前記タイプ−2メッセージは、非コンテンションベースのランダムアクセスメッセージのためのトリガメッセージであり、前記トリガメッセージインジケーション内の非コンテンションベースのランダムアクセスメッセージのための前記伝送方法は、複数のサブキャリア伝送または単一サブキャリア伝送である、項目6に記載の方法。
(項目8)
タイプ−2メッセージは、非コンテンションベースのランダムアクセスメッセージのためのトリガメッセージであり、前記トリガメッセージに対応するランダムアクセスメッセージのための伝送フォーマットは、単一サブキャリア伝送に関して、複数のサブキャリア伝送のためのものと異なる、項目6に記載の方法。
(項目9)
単一サブキャリア伝送および複数のサブキャリア伝送のための前記トリガメッセージインジケーションに対応するランダムアクセスメッセージの伝送フォーマット間の差異は、
前記トリガメッセージインジケーションに対応する非コンテンションベースのランダムアクセスメッセージのための前記伝送方法が、複数のサブキャリア伝送であるとき、搬送される情報のサイズは、単一サブキャリア伝送の間に搬送される情報のサイズと異なることを含む、項目8に記載の方法。
(項目10)
タイプ−2メッセージは、非競合機構のランダムアクセスメッセージのリソースインジケーション情報である、項目6に記載の方法。
(項目11)
タイプ−2メッセージが、前記非競合機構のランダムアクセスメッセージのリソースインジケーション情報であるとき、それによって、前記基地局によって伝送されるタイプ−2メッセージを受信することを通して、前記端末が前記タイプ−1メッセージ伝送方法を得る、プロセスは、
前記非競合機構のランダムアクセスメッセージのリソースインジケーション情報が、1つのサブキャリアが前記周波数ドメイン内に配分されることを示すとき、前記端末は、非コンテンションベースのランダムアクセスメッセージのための前記伝送方法が、単一サブキャリア伝送であることを判定することと、
前記非競合機構のランダムアクセスメッセージのリソースインジケーション情報が、複数のサブキャリアが前記周波数ドメイン内に配分されることを示すとき、前記端末は、非コンテンションベースのランダムアクセスメッセージのための前記伝送方法が、複数のサブキャリア伝送であることを判定することと
を含む、項目10に記載の方法。
(項目12)
前記タイプ−1メッセージが、Msg3であり、かつ前記端末が、前記第1の端末セットに属するとき、前記端末は、前記基地局によって伝送されるタイプ−2メッセージを受信することを通して、Msg3伝送方法を得、Msg3伝送方法は、単一サブキャリア伝送または複数のサブキャリア伝送を使用する、項目3に記載の方法。
(項目13)
タイプ−2メッセージは、前記基地局によって前記端末に送信される、ランダムアクセス応答メッセージまたはシステム情報である、項目12に記載の方法。
(項目14)
前記端末が、前記第1の端末セットに属するとき、前記方法はさらに、
前記端末が、前記端末が属する第1の端末セットのサブセットのタイプ−1メッセージ伝送方法に従って、タイプ−1メッセージを前記基地局に伝送することを含み、
前記第1の端末セットは、前記端末ランク付け情報に従って、N個のサブセットに分割され、異なるサブセットは、異なるランクの端末を備え、Nは、1を上回る正の整数である、項目1から13のいずれかに記載の方法。
(項目15)
前記第1の端末セットのサブセットに対応するタイプ−1メッセージ伝送方法では、
前記第1の端末セット内の第1のサブセットは、前記N個のサブセット内の最高ランク付けされたN個の端末を備え、前記第1のサブセットに対応するタイプ−1メッセージ伝送方法は、単一サブキャリア伝送であり、Nは、1を上回るまたはそれと等しく、N未満またはそれと等しい、正の整数であることを含む、項目14に記載の方法。
(項目16)
サブキャリア間隔が、複数の構成を有するとき、タイプ−1メッセージ伝送のサブキャリア間隔は、前記端末ランク付けに従って判定される、項目15に記載の方法。
(項目17)
サブキャリア間隔が、2つの構成を有するとき、前記第1のサブセット内の最高ランク付けされたK個の端末に対してタイプ−1メッセージを伝送するために小サブキャリア間隔を構成し、前記残りのN−K個のランク付けされた端末に対してタイプ−1メッセージを伝送するために大サブキャリア間隔を構成し、Kは、1を上回るまたはそれと等しく、N未満またはそれと等しい、正の整数である、項目15に記載の方法。
(項目18)
サブキャリア間隔が、複数の構成を有するとき、前記端末は、前記基地局によって伝送されるタイプ−2メッセージを受信することから、タイプ−1メッセージのためのサブキャリア間隔を得る、項目15に記載の方法。
(項目19)
タイプ−1メッセージが、Msg3であるとき、タイプ−2メッセージは、ランダムアクセス応答メッセージであり、
タイプ−1メッセージが、競合機構に基づくランダムアクセスメッセージであるとき、タイプ−2メッセージは、システムメッセージであり、
タイプ−1メッセージが、非コンテンションベースのランダムアクセスメッセージであるとき、タイプ−2メッセージは、非コンテンションベースのランダムアクセスメッセージのためのトリガメッセージである、項目18に記載の方法。
(項目20)
前記第1の端末セットのサブセットに対応するタイプ−1メッセージ伝送方法では、
前記第1の端末セットの第2のサブセットは、N個のランク付けされた端末以外のN個のランク付けされた端末を備え、前記第2のサブセットに対応するタイプ−1メッセージ伝送方法は、複数のサブキャリア伝送であり、Nは、正の整数であり、N=N−Nであることを含む、項目15に記載の方法。
(項目21)
前記第1の端末セットのサブセットに対応するタイプ−1メッセージ伝送方法では、
前記第1の端末セットの第2のサブセットは、N個のランク付けされた端末以外のN個のランク付けされた端末を備え、前記第2のサブセットに対応するタイプ−1メッセージ伝送方法は、単一サブキャリア伝送または複数のサブキャリア伝送であり、Nは、正の整数であり、N=N−Nであることをさらに含む、項目15に記載の方法。
(項目22)
前記第2のサブセットに対応するタイプ−1メッセージ伝送方法が、単一サブキャリアの伝送であり、かつサブキャリア間隔が、複数の構成を有するとき、前記端末ランク付けに従って、タイプ−1メッセージの前記サブキャリア間隔を判定する、項目21に記載の方法。
(項目23)
前記サブキャリア間隔が、2つの構成を有するとき、前記第2のサブセット内の最高K個のランクを伴う端末に対してタイプ−1メッセージを伝送するために小サブキャリア間隔を構成し、前記第2のサブセット内の残りのN−K個のランク付けされた端末に対してタイプ−1メッセージを伝送するために大サブキャリア間隔を構成し、Kは、1を上回るまたはそれと等しく、N未満またはそれと等しい、正の整数である、項目22に記載の方法。
(項目24)
前記サブキャリア間隔が、複数の構成を有するとき、前記第2のサブセット内の端末は、前記基地局によって伝送されるタイプ−2メッセージを受信することを通して、タイプ−1メッセージのためのサブキャリア間隔を得る、項目22に記載の方法。
(項目25)
前記タイプ−1メッセージが、Msg3であるとき、タイプ−2メッセージは、ランダムアクセス応答メッセージであり、
タイプ−1メッセージが、競合機構に基づくランダムアクセスメッセージであるとき、タイプ−2メッセージは、システムメッセージであり、
タイプ−1メッセージが、非コンテンションベースのランダムアクセスメッセージであるとき、タイプ−2メッセージは、非コンテンションベースのランダムアクセスメッセージのためのトリガメッセージである、項目24に記載の方法。
(項目26)
前記端末ランク付け情報は、以下:
カバレッジ増強ランクと、
物理チャネル反復伝送ランクと、
前記物理チャネルランク上で搬送される信号伝達またはメッセージの反復伝送と
のうちの少なくとも1つを含む、項目14に記載の方法。
(項目27)
前記端末が、前記第1の端末セットに属するとき、前記方法はさらに、
前記端末が、前記端末が属する前記端末セットのサブセットに対応する前記タイプ−1メッセージ伝送方法に従って、タイプ−1メッセージを前記基地局に伝送することを含み、
前記第1の端末セットのサブセットは、前記タイプ−1メッセージを伝送するために前記端末によって使用されるトランスポートブロックのサイズに従って、2つのサブセットに分類され、第1のサブセットを構成する端末は、タイプ−1メッセージを伝送するために大トランスポートブロックを使用し、第2のサブセットを構成する端末は、タイプ−1メッセージを伝送するために小トランスポートブロックを使用する、項目1から13に記載の方法。
(項目28)
タイプ−1メッセージは、Msg3を備える、項目27に記載の方法。
(項目29)
前記第1のサブセットに対応するタイプ−1メッセージ伝送方法は、複数のサブキャリア伝送であり、
前記第2のサブセットに対応するタイプ−1メッセージ伝送方法は、単一サブキャリア伝送である、項目28に記載の方法。
(項目30)
前記タイプ−1メッセージ伝送方法が、単一サブキャリア伝送であり、かつ単一サブキャリア間隔が、複数の構成を有するとき、前記第2のサブセット内の端末ランク付けに従って、タイプ−1メッセージ伝送のためのサブキャリア間隔を判定する、項目29に記載の方法。
(項目31)
前記タイプ−1メッセージ伝送方法が、単一サブキャリア伝送であり、かつ前記単一サブキャリア間隔が、2つの構成を有するとき、前記第2のサブセット内の最高ランク付けされたM個の端末に対してタイプ−1メッセージの伝送のために小サブキャリア間隔を構成し、前記第2のサブセット内の残りのM−M個のランク付けされた端末に対してタイプ−1メッセージの伝送のために大サブキャリア間隔を構成し、Mは、前記基地局によって構成されるランク付けの数または前記第2のサブセット内のランク付けの数であり、Mは、1を上回るまたはそれと等しく、M未満である、正の整数である、項目30に記載の方法。
(項目32)
前記タイプ−1メッセージ伝送方法が、単一サブキャリア伝送であり、かつ前記単一サブキャリア間隔が、複数の構成を有するとき、前記端末は、前記基地局によって伝送されるタイプ−2メッセージを受信することを通して、タイプ−1メッセージのためのサブキャリア間隔を得る、項目31に記載の方法。
(項目33)
タイプ−2メッセージは、ランダムアクセス応答メッセージである、項目32に記載の方法。
(項目34)
ランダムアクセスの間のメッセージのための伝送方法であって、
複数のサブキャリアの同時伝送をサポートする、端末が、前記端末が属する端末セットに対応するタイプ−1メッセージ伝送方法に従って、前記タイプ−1メッセージを基地局に伝送することを含み、
前記端末セットは、前記端末のランク付け情報に従って、N個の端末セットに分割され、異なる端末セットは、異なるランクの端末を備え、Nは、1を上回る正の整数である、方法。
(項目35)
前記端末が属する前記端末セットに対応するタイプ−1メッセージ伝送方法では、
第1の端末セットは、最高レベルのN個のランク付けされた端末を備え、前記第1の端末セットに対応するタイプ−1メッセージ伝送方法は、単一サブキャリア伝送であり、Nは、1を上回るまたはそれと等しく、N未満またはそれと等しい、正の整数であることを含む、項目34に記載の方法。
(項目36)
サブキャリア間隔が、複数の構成を有するとき、タイプ−1メッセージ伝送のための前記サブキャリア間隔は、前記端末ランク付けに従って判定される、項目35に記載の方法。
(項目37)
サブキャリア間隔が、2つの構成を有するとき、前記第1の端末セット内の最高ランク付けされたK個の端末に対してタイプ−1メッセージを伝送するために小サブキャリア間隔を構成し、前記第1の端末セット内の残りのN−K個のランク付けされた端末に対してタイプ−1メッセージを伝送するために大サブキャリア間隔を構成し、Kは、1を上回るまたはそれと等しく、N未満またはそれと等しい、正の整数である、項目35に記載の方法。
(項目38)
サブキャリア間隔が、複数の構成を有するとき、前記端末は、前記基地局によって伝送されるタイプ−2メッセージを受信することを通して、タイプ−1メッセージ伝送のためのサブキャリア間隔を得る、項目35に記載の方法。
(項目39)
タイプ−1メッセージが、Msg3であるとき、タイプ−2メッセージは、ランダムアクセス応答メッセージであり、
タイプ−1メッセージが、競合機構に基づくランダムアクセスメッセージであるとき、タイプ−2メッセージは、システムメッセージであり、
タイプ−1メッセージが、非コンテンションベースのランダムアクセスメッセージであるとき、タイプ−2メッセージは、非コンテンションベースのランダムアクセスメッセージのためのトリガメッセージである、項目34に記載の方法。
(項目40)
前記端末が属する前記端末セットに対応するタイプ−1メッセージ伝送方法では、
端末は、前記端末ランク付け情報に従って第2の端末セットに分類され、前記第2の端末セットは、N個のランク付けされた端末以外のN個のランク付けされた端末を備え、前記第2の端末セットに対応するタイプ−1メッセージ伝送方法は、複数のサブキャリア伝送であり、Nは、正の整数であり、N=N−Nであることを含む、項目34に記載の方法。
(項目41)
前記端末が属する前記端末セットに対応するタイプ−1メッセージ伝送方法はさらに、
前記第2の端末セットを前記端末ランク付け情報に従って分類することを含み、前記第2の端末セットは、N個のランク付けされた端末以外のN個のランク付けされた端末を備え、前記第2の端末セットに対応するタイプ−1メッセージ伝送方法は、単一サブキャリア伝送または複数のサブキャリア伝送であり、Nは、正の整数であり、N=N−Nである、項目40に記載の方法。
(項目42)
前記第2の端末セットに対応するタイプ−1メッセージ伝送方法が、単一サブキャリア伝送であり、かつ単一サブキャリア間隔が、複数の構成を有するとき、前記端末ランク付けに従って、タイプ−1メッセージ伝送のためのサブキャリア間隔を判定する、項目41に記載の方法。
(項目43)
サブキャリア間隔が、2つの構成を有するとき、前記第2の端末セット内の最高ランク付けされたK個の端末を伴う端末に対してタイプ−1メッセージを伝送するために小サブキャリア間隔を構成し、前記第2の端末セット内の残りのN−K個のランク付けされた端末に対してタイプ−1メッセージを伝送するために大サブキャリア間隔を構成し、Kは、1を上回るまたはそれと等しく、N未満またはそれと等しい、正の整数である、項目41に記載の方法。
(項目44)
サブキャリア間隔が、複数の構成を有するとき、前記第2の端末セット内の端末は、前記基地局によって伝送されるタイプ−2メッセージを受信することを通して、タイプ−1メッセージのためのサブキャリア間隔を得る、項目41に記載の方法。
(項目45)
前記タイプ−1メッセージが、Msg3であるとき、タイプ−2メッセージは、ランダムアクセス応答メッセージであり、
タイプ−1メッセージが、競合機構に基づくランダムアクセスメッセージであるとき、タイプ−2メッセージは、システムメッセージであり、
タイプ−1メッセージが、非コンテンションベースのランダムアクセスメッセージであるとき、タイプ−2メッセージは、非コンテンションベースのランダムアクセスメッセージのためのトリガメッセージである、項目44に記載の方法。
(項目46)
前記端末ランク付け情報は、以下:
カバレッジ増強ランクと、
物理チャネル反復伝送ランクと、
前記物理チャネルランク上で搬送される信号伝達またはメッセージの反復伝送と
のうちの少なくとも1つを含む、項目34に記載の方法。
(項目47)
前記方法はさらに、
前記第1の端末セット内のサブセットに対応するタイプ−1メッセージ伝送方法に従って、タイプ−1メッセージを前記基地局に伝送することを含み、
全ての端末セットのサブセットは、前記タイプ−1メッセージを伝送するために前記端末によって使用されるトランスポートブロックのサイズに従って、2つのサブセットに分類され、第1のサブセットを構成する端末は、タイプ−1メッセージを伝送するために大トランスポートブロックを使用し、第2のサブセットを構成する端末は、タイプ−1メッセージを伝送するために小トランスポートブロックを使用する、項目46に記載の方法。
(項目48)
前記第1のサブセットに対応するタイプ−1メッセージ伝送方法は、複数のサブキャリア伝送であり、
前記第2のサブセットに対応するタイプ−1メッセージ伝送方法は、単一サブキャリア伝送である、項目47に記載の方法。
(項目49)
前記タイプ−1メッセージ伝送方法が、単一サブキャリア伝送であり、かつ単一サブキャリア間隔が、複数の構成を有するとき、前記第2のサブセット内の端末ランク付けに従って、タイプ−1メッセージ伝送のためのサブキャリア間隔を判定する、項目48に記載の方法。
(項目50)
前記タイプ−1メッセージ伝送方法が、単一サブキャリア伝送であり、かつ前記単一サブキャリア間隔が、2つの構成を有するとき、前記第2のサブセット内の最高ランク付けされたM個の端末に対してタイプ−1メッセージの伝送のために小サブキャリア間隔を構成し、前記第2のサブセット内の残りのM−M個のランク付けされた端末に対してタイプ−1メッセージの伝送のために大サブキャリア間隔を構成し、Mは、前記基地局によって構成されるランク付けの数または前記第2のサブセット内のランク付けの数であり、Mは、1を上回るまたはそれと等しく、M未満である、正の整数である、項目49に記載の方法。
(項目51)
前記タイプ−1メッセージ伝送方法が、単一サブキャリア伝送であり、かつ前記単一サブキャリア間隔が、複数の構成を有するとき、前記端末は、前記基地局によって伝送されるタイプ−2メッセージを受信することを通して、タイプ−1メッセージ伝送のためのサブキャリア間隔を得る、項目49に記載の方法。
(項目52)
タイプ−2メッセージは、ランダムアクセス応答メッセージである、項目51に記載の方法。
(項目53)
ランダムアクセスの間のメッセージの伝送のための方法であって、
端末が、前記端末が属する端末セットに対応するタイプ−1メッセージの伝送方法に従って、タイプ−1メッセージを基地局に伝送することを含み、
前記端末セットは、前記タイプ−1メッセージを伝送するために前記端末によって使用されるトランスポートブロックのサイズに従って、2つのサブセットに分割され、第1の端末セットを構成する端末は、タイプ−1メッセージを伝送するために大トランスポートブロックを使用し、第2の端末セットを構成する端末は、タイプ−1メッセージを伝送するために小トランスポートブロックを使用する、方法。
(項目54)
前記第1の端末セットに対応するタイプ−1メッセージ伝送方法は、複数のサブキャリア伝送であり、
前記第2の端末セットに対応するタイプ−1メッセージ伝送方法は、単一サブキャリア伝送である、項目53に記載の方法。
(項目55)
前記タイプ−1メッセージ伝送方法が、単一サブキャリア伝送であり、かつ単一サブキャリア間隔が、複数の構成を有するとき、前記第2の端末セット内の端末ランク付けに従って、タイプ−1メッセージ伝送のためのサブキャリア間隔を判定する、項目54に記載の方法。
(項目56)
前述の方法では、前記タイプ−1メッセージ伝送方法が、単一サブキャリア伝送であり、かつ前記単一サブキャリア間隔が、2つの構成を有するとき、前記第2の端末セット内の最高ランク付けされたM個の端末に対して前記タイプ−1メッセージの伝送のために小サブキャリア間隔を構成し、前記第2の端末セット内の残りのM−M個のランク付けされた端末に対して前記タイプ−1メッセージの伝送のために大サブキャリア間隔を構成し、Mは、前記基地局によって構成されるランク付けの数または前記第2の端末セット内のランク付けの数であり、Mは、1を上回るまたはそれと等しく、M未満である、正の整数である、項目55に記載の方法。
(項目57)
前記タイプ−1メッセージ伝送方法が、単一サブキャリア伝送であり、かつ前記単一サブキャリア間隔が、複数の構成を有するとき、前記端末は、前記基地局によって伝送されるタイプ−2メッセージを受信することを通して、タイプ−1メッセージのためのサブキャリア間隔を得る、項目56に記載の方法。
(項目58)
タイプ−2メッセージは、ランダムアクセス応答メッセージである、項目57に記載の方法。
(項目59)
ランダムアクセスの間のメッセージの伝送のための方法であって、
端末が、ランダムアクセスメッセージ伝送方法に対応するMsg3伝送方法に従って、Msg3を基地局に伝送することを含む、方法。
(項目60)
ランダムアクセスメッセージ伝送方法は、前記ランダムアクセスメッセージの伝送方法と、ランダムアクセスメッセージによって占有されるランダムアクセスリソースとを含む、項目59に記載の方法。
(項目61)
前記ランダムアクセスメッセージのための伝送方法は、単一サブキャリア伝送または複数のサブキャリア伝送を含む、項目59に記載の方法。
(項目62)
前記ランダムアクセスメッセージのための伝送方法が、単一サブキャリア伝送であるとき、前記対応するMsg3伝送方法は、単一サブキャリア伝送であり、
前記ランダムアクセスメッセージのための伝送方法が、複数のサブキャリア伝送であるとき、前記対応するMsg3伝送方法は、複数のサブキャリア伝送である、項目61に記載の方法。
(項目63)
前記Msg3のためのランダムアクセスリソースは、単一サブキャリア伝送に関して、複数のサブキャリア伝送のためのものと異なる、項目61に記載の方法。
(項目64)
前記ランダムアクセス方法伝送方法に対応するMsg3伝送方法は、
前記ランダムアクセスメッセージによって占有されるランダムアクセスリソースに従って、前記端末を2つのセットに分割することを含み、Msg3伝送方法に対応する一方のセットは、単一サブキャリアを使用し、Msg3伝送方法に対応する他方のセットは、複数のサブキャリアを使用する、項目59に記載の方法。
(項目65)
前記ランダムアクセスリソースは、以下:
前記ランダムアクセスチャネル上の時間ドメインリソースと、
前記ランダムアクセスチャネル上の周波数ドメインリソースと、
前記ランダムアクセスチャネル上で伝送されるランダムアクセスシーケンスと
のうちの少なくとも1つを含む、項目60から64のいずれかに記載の方法。
(項目66)
ランダムアクセスの間のメッセージの伝送のための装置であって、
端末が属する端末セットに対応するタイプ−1メッセージ伝送方法に従って、タイプ−1メッセージを基地局に伝送するように構成されている、第1の伝送ユニットを備え、
前記端末セットは、前記端末によってサポートされるサブキャリア伝送能力に従って分類される、装置。
(項目67)
前記装置はさらに、前記端末が属する前記端末セットを判定するように構成されている、第1の判定ユニットを備える、項目66に記載の装置。
(項目68)
ランダムアクセスの間のメッセージの伝送のための装置であって、
端末が属する端末セットに対応するタイプ−1メッセージ伝送方法に従って、タイプ−1メッセージを基地局に伝送するように構成されている、第2の伝送ユニットを備え、
前記端末は、複数のサブキャリアの同時伝送をサポートし、
前記端末セットは、端末ランク付け情報に従って、N個の端末セットに分割され、異なる端末セットは、異なるランクの端末を備え、Nは、1を上回る正の整数である、装置。
(項目69)
前記装置はさらに、前記端末が属する前記端末セットを判定するように構成されている、第2の判定ユニットを備える、項目68に記載の装置。
(項目70)
ランダムアクセスの間のメッセージの伝送のための装置であって、
端末が属する端末セットに対応するタイプ−1メッセージ伝送方法に従って、タイプ−1メッセージを基地局に伝送するように構成されている、第3の伝送ユニットを備え、
前記端末セットは、前記タイプ−1メッセージを伝送するために前記端末によって使用されるトランスポートブロックのサイズに従って、2つのサブセットに分割され、第1の端末セットを構成する端末は、タイプ−1メッセージを伝送するために大トランスポートブロックを使用し、第2の端末セットを構成する端末は、タイプ−1メッセージを伝送するために小トランスポートブロックを使用する、装置。
(項目71)
前記装置はさらに、前記端末が属する前記端末セットを判定するように構成されている、第3の判定ユニットを備える、項目70に記載の装置。
(項目72)
ランダムアクセスの間のメッセージの伝送のための装置であって、
ランダムアクセスメッセージ伝送方法に対応するMsg3伝送方法に従ってMsg3を基地局に伝送するように構成されている、第4の伝送ユニットを備える、装置。
(項目73)
前記装置はさらに、前記ランダムアクセスメッセージ伝送方法に対応する前記Msg3伝送方法を判定するように構成されている、第4の判定ユニットを備える、項目72に記載の装置。
(項目74)
命令のセットを備えるコンピュータ記憶媒体であって、前記命令のセットは、実行されると、少なくとも1つのプロセッサに、ランダムアクセスの間、項目1から33に概略される、メッセージ伝送方法を実行させ、またはランダムアクセスの間、項目34から52に概略される、メッセージ伝送方法を実行させ、またはランダムアクセスの間、項目53から58に概略される、メッセージ伝送方法を実行させ、またはランダムアクセスの間、項目59から65に概略される、メッセージ伝送方法を実行させる、コンピュータ記憶媒体。
【発明を実施するための形態】
【0079】
本実施形態の技術的ソリューションおよび利点がより明白となるために、本書は、以降、本実施形態の具体的実施例を詳細に説明するであろう。本発明の実施形態およびその特徴は、矛盾しない様式で組み合わせられることができることに留意されたい。
【0080】
(実施形態1)
無線システム上のアップリンク同期をサポートするために、端末は、物理ランダムアクセスチャネル(PRACH)上でランダムアクセス信号伝達(メッセージ1(Msg1)とも呼ばれる)を伝送しなければならず、無線システムは、ランダムアクセス信号伝達のための多くの種類の伝送フォーマット(プリアンブルフォーマットとも呼ばれる)のために構成されることができる。基地局は、プリアンブルフォーマットのための構成情報を選定し、それをUEに送信するであろう。UEが、本システムによってサポートされるプリアンブルフォーマットを得た後、基地局によって構成されるランダムアクセスシーケンスのセットからシーケンスをランダムに選択し、プリアンブルフォーマットに従って、ランダムアクセス信号(Msg1)を生成するであろう。端末は、PRACH上でMsg1を伝送するであろう。
【0081】
いったん基地局が、PRACH上で端末によって送信されるランダムアクセス信号を検出すると、基地局は、ランダムアクセス応答(RAR;メッセージ2(Msg2)としても知られる)を端末に伝送するであろう。
【0082】
端末は、RARを受信し、アップリンクタイミング同期情報およびアップリンクリソースを得る。しかし、本時点において、基地局がRARを端末自体または他の端末に伝送するかどうかを判定することは、異なる端末が、同一時間周波数リソース(本状況は、ランダムアクセス干渉と呼ばれる)上で同一ランダムアクセスリソースを伝送することが可能性として考えられるため、不可能である。このため、端末は、RAR内に配分されるアップリンクリソース上でMsg3を伝送し、ランダムアクセス干渉を解消しなければならない。Msg3は、アップリンクスケジューリングに基づき、ハイブリッド自動反復要求(HARQ)機構を使用する、伝送される第1のメッセージである。初期ランダムアクセスの間、Msg3は、異なる端末間を区別するために使用される、具体的端末IDを搬送するであろう。
【0083】
Msg3は、単一サブキャリアまたは複数のサブキャリアの伝送をサポートことができる。また、ランダムアクセスリソース(ランダムアクセスチャネルによって占有される時間周波数リソースおよび/またはランダムアクセスシーケンスセット)を端末セットに分割することができる。例えば、複数のサブキャリア上でMsg3を伝送する端末は、ランダムアクセスリソースのセットを選択し、ランダムアクセス信号伝達を伝送する。単一サブキャリア上でMsg3を伝送する端末は、異なるランダムアクセスリソースのセットを選定し、ランダムアクセス信号伝達を伝送する。
【0084】
基地局が、端末によって伝送されるMsg3を受信した後、基地局は、メッセージ4(Msg4)を伝送し、本種類のランダムアクセス矛盾を解消し、Msg4は、Msg3によって伝送される端末の指定IDを搬送するであろう。端末が、基地局によって伝送されたMsg4を受信し、その中の指定IDが、Msg3を介して基地局に以前に報告されたその独自の指定IDに合致する場合、端末は、本ランダムアクセス干渉を打破したと決定し、ランダムアクセスは、成功する。そうでなければ、端末は、本アクセスラウンドが失敗したと決定し、ランダムアクセスプロシージャを反復する。加えて、端末のカバレッジ増強ランクが高いほど、カバレッジ増強要件は、より高くなり、物理チャネル上での反復伝送の回数が多くなり、したがって、端末は、端末強度に従って、可変ランクのセットに分類されることができ、異なるメッセージ伝送方法が、構成されることができる。
【0085】
このように、本実施形態は、ランダムアクセスの間のメッセージ伝送のための方法を提供し、主に、以下の動作を伴う。
端末は、端末が属する端末セットに対応するタイプ−1メッセージ伝送方法に従って、タイプ−1メッセージを端末に伝送することができる。
端末セットは、サブキャリア伝送をサポートする端末の能力に基づいて、分類されることができる。例えば、第1の端末セットは、複数のサブキャリアの同時伝送をサポートすることができる端末を備え、第2の端末セットは、複数のサブキャリアの同時伝送をサポートしない端末を備える。
タイプ−1メッセージ伝送方法は、タイプ−1メッセージ伝送方法および/またはタイプ−1メッセージによって使用されるリソースの伝送を含む。本実施形態では、タイプ−1メッセージ伝送方法は、単一サブキャリア伝送および複数のサブキャリア伝送を含む。
【0086】
タイプ−1メッセージは、コンテンションベースのランダムアクセスメッセージ、ならびにMsg3、および非コンテンションベースのランダムアクセスメッセージを含む。
【0087】
例えば、競合または非競合メッセージを伴うランダムアクセスメッセージであるとき、典型的にタイプ−1メッセージによって使用されるランダムアクセスリソースは、以下:
ランダムアクセスチャネル上の時間ドメインリソースと、
ランダムアクセスチャネル上の周波数ドメインリソースと、
ランダムアクセスチャネル上で伝送されるランダムアクセスシーケンスと
のうちの少なくとも1つを含む。
【0088】
第1の端末セット内の端末は、複数のサブキャリアの同時伝送をサポートするため、タイプ−1メッセージを伝送するとき、単一サブキャリア伝送方法または複数のサブキャリア伝送方法を使用するかどうかのさらなる判定が行われなければならないことに留意されたい。
【0089】
以下は、端末が異なるタイプ−1メッセージのために使用するであろう、伝送方法のタイプの実施例である。
【0090】
例えば、第1の端末セット内の端末に関して、伝送される必要があるタイプ−1メッセージが、非競合機構のランダムアクセスメッセージである場合、端末は、基地局によって送信されるタイプ−2メッセージを受信することを通して、タイプ−1メッセージを得、単一サブキャリア伝送方法または複数のサブキャリア伝送方法のいずれかを採用することができる。タイプ−2メッセージは、非コンテンションベースのランダムアクセスメッセージのためのトリガメッセージまたはリソース信号伝達情報であることができる。
【0091】
タイプ−2メッセージが、非コンテンションベースのランダムアクセスメッセージのためのトリガメッセージであるとき、伝送方法は、直接/間接的に、トリガメッセージによって示されることができる。
【0092】
例えば、トリガメッセージ内で搬送される情報は、ランダムアクセスメッセージ伝送方法が、複数のサブキャリア伝送または単一サブキャリア伝送であることを示すことができる。また、トリガメッセージの異なる伝送フォーマットからの伝送方法を示すことが可能であり、すなわち、トリガメッセージが、あるタイプの伝送フォーマットを使用するとき、非コンテンションベースのランダムアクセスメッセージのための伝送方法が複数のサブキャリア伝送であることの対応するインジケーションが存在する。トリガメッセージが、異なるフォーマットを使用する場合、非コンテンションベースのランダムアクセスメッセージのための伝送方法が、単一サブキャリア伝送であることの対応するインジケーションが存在する。
【0093】
または、トリガインジケーションに対応する非コンテンションベースのランダムアクセスメッセージのための伝送方法が、複数のサブキャリア伝送であるとき、搬送される情報のサイズは、単一サブキャリア伝送の間に搬送される情報のサイズと異なる。
【0094】
タイプ−2メッセージが、非コンテンションベースのランダムアクセスメッセージのリソースインジケーション情報であるとき、具体的信号伝達は、以下の方法を使用することができる(以下の説明は、実施例にすぎず、本実施形態を限定する役割を果たすものではない)。
非競合機構のランダムアクセスメッセージのリソースインジケーション情報が、1つのサブキャリアが周波数ドメイン内に配分されることを示すとき、端末は、非コンテンションベースのランダムアクセスメッセージのための伝送方法が、単一サブキャリア伝送であることを判定する。
非競合機構のランダムアクセスメッセージのリソースインジケーション情報が、複数のサブキャリアが周波数ドメイン内に配分されることを示すとき、端末は、非コンテンションベースのランダムアクセスメッセージのための伝送方法が、複数のサブキャリア伝送であることを判定する。
【0095】
以下は、タイプ−1メッセージがMsg3であるときの実施例を使用して、第1の端末セット内の端末が伝送方法を判定する方法を説明する。例えば、基地局は、タイプ−2メッセージを発行し、端末に、Msg3伝送方法をアラートし、Msg3伝送方法は、単一サブキャリア伝送または複数のサブキャリア伝送を使用する。
【0096】
本時点において、タイプ−2メッセージは、基地局から端末に送信される、ランダムアクセス応答メッセージまたはシステム情報である。
【0097】
端末が上記に概略された原理に従って分類された後、第1の端末セットに属する端末は、複数のサブキャリアの同時伝送をサポートすることに留意することが重要である。したがって、第1の端末のセットは、端末が単一サブキャリア伝送方法または複数のサブキャリア伝送方法を使用するかどうかに基づいて、サブセットにさらに分類されることができる。
【0098】
本分類は、端末ランク付けまたはメッセージ伝送の間に使用されるトランスポートブロックのサイズに従って行われることができる。
【0099】
最初に、端末のランク付けに基づいてサブセットを作成するためのスキームが、説明される。
【0100】
端末が、第1の端末セットのサブセットに対応するタイプ−1メッセージ伝送方法に従って、タイプ−1メッセージを基地局に伝送する。
第1の端末セットのサブセットは、端末のランク付け情報に従って、N個のサブセットに分類され。異なるサブセットは、異なるランクの端末を備え、Nは、1を上回る正の整数である。
【0101】
例えば、第1の端末セット内の第1のサブセットは、N個のサブセット内の最高ランク付けされたN個の端末を備え、第1のサブセットに対応するタイプ−1メッセージ伝送方法は、単一サブキャリア伝送であり、Nは、1を上回るまたはそれと等しく、N未満またはそれと等しい、正の整数である。
【0102】
第1の端末セットの第2のサブセットは、N個のランク付けされた端末以外のN個のランク付けされた端末を備え、第2のサブセットに対応するタイプ−1メッセージ伝送方法は、複数のサブキャリア伝送であり、Nは、正の整数であり、N=N−Nである。
【0103】
第1のサブセット内の端末に関して、サブキャリア間隔が、複数の構成を有する場合、端末ランク付けに従って、タイプ−1メッセージのサブキャリア間隔を判定する。
【0104】
サブキャリア間隔が、2つの構成を有するとき、第1のサブセット内の最高K個のランクを伴う端末に対してタイプ−1メッセージを伝送するために小サブキャリア間隔を構成し、第1のサブセット内の残りのN−K個のランク端末に対してタイプ−1メッセージを伝送するために大サブキャリア間隔を構成し、Kは、1を上回るまたはそれと等しく、N未満またはそれと等しい、正の整数である。
【0105】
サブキャリア間隔が、複数の構成を有するとき、基地局は、タイプ−2メッセージを伝送し、端末にタイプ−1メッセージのサブキャリア間隔を信号伝達することができる。
タイプ−1メッセージが、Msg3であるとき、タイプ−2メッセージは、ランダムアクセス応答メッセージであり、
タイプ−1メッセージが、競合機構に基づくランダムアクセスメッセージであるとき、タイプ−2メッセージは、システム情報であり、
タイプ−1メッセージが、非コンテンションベースのランダムアクセスメッセージであるとき、タイプ−2メッセージは、非コンテンションベースのランダムアクセスメッセージのためのトリガメッセージである。
【0106】
第2のサブセット内の端末に関して、タイプ−1メッセージ伝送方法が、単一サブキャリア伝送であり、かつサブキャリア間隔が、複数の構成を有するとき、タイプ−1メッセージ伝送のサブキャリア間隔は、端末ランク付けに従って判定されることができる。
【0107】
サブキャリア間隔が、2つの構成を有するとき、第2のサブセット内の最高ランク付けされたK個の端末に対してタイプ−1メッセージを伝送するために小サブキャリア間隔を構成し、第2のサブセット内の残りのN−K個のランク端末に対してタイプ−1メッセージを伝送するために大サブキャリア間隔を構成し、Kは、1を上回るまたはそれと等しく、N未満である、正の整数である。
【0108】
サブキャリア間隔が、複数の構成を有するとき、第2のサブセット内の端末は、基地局によって伝送されるタイプ−2メッセージを受信することから、タイプ−1メッセージのためのサブキャリア間隔を得る。
【0109】
タイプ−1メッセージが、Msg3であるとき、タイプ−2メッセージは、ランダムアクセス応答メッセージであり、
タイプ−1メッセージが、競合機構に基づくランダムアクセスメッセージであるとき、タイプ−2メッセージは、システムメッセージであり、
タイプ−1メッセージが、非コンテンションベースのランダムアクセスメッセージであるとき、タイプ−2メッセージは、非競合機構のランダムアクセスメッセージのためのトリガメッセージである。
【0110】
具体的には、端末ランク付け情報は、以下:
カバレッジ増強ランクと、
物理チャネル反復伝送ランクと、
物理チャネルランク上で搬送される信号伝達またはメッセージの反復伝送と
のうちの少なくとも1つを含む。
【0111】
ランク付け情報に従って、端末サブセットを分類するとき、ランクの範囲は、分類を判定するために使用されることができ、すなわち、同一ランク付け範囲に属する端末が同一端末サブセットに属し、異なるサブセット内の端末が異なるランク付け範囲に属することに留意することが重要である。具体的数のサブセットは、ランク付けの数範囲に関連し、すなわち、ランクは、ランク付け強度に従って、いくつかの範囲、順に、いくつかのサブセットに分割される。各サブセット内の具体的伝送方法の対応する構成に関して、上記で概略されたN個のサブセットの構成を参照し得る。本明細書では、さらに説明されない。
【0112】
以下は、メッセージ伝送の間に使用されるトランスポートブロックサイズに基づいてサブセットを作成するためのスキームを説明する。端末が、(端末が属する)第1の端末セットのサブセットに対応するタイプ−1メッセージ伝送方法に従って、タイプ−1メッセージを基地局に伝送する。端末が、(端末が属する)第1の端末セットのサブセットに対応するタイプ−1メッセージ伝送方法に従って、タイプ−1メッセージを基地局に伝送し、第1の端末セットのサブセットは、タイプ−1メッセージを伝送するために端末によって使用されるトランスポートブロックサイズに従って2つのサブセットに分類され、第1のサブセットを構成する端末は、タイプ−1メッセージを伝送するために大トランスポートブロックを使用し、第2のサブセットを構成する端末は、タイプ−1メッセージを伝送するために小トランスポートブロックを使用し、第1のサブセットに対応するタイプ−1メッセージ伝送方法は、複数のサブキャリア伝送であり、第2のサブセットに対応するタイプ−1メッセージ伝送方法は、単一サブキャリア伝送である。
【0113】
分類のための本方法では、タイプ−1メッセージは、典型的には、Msg3を備える。
【0114】
第2のサブセットに属する端末に関して、タイプ−1メッセージを伝送するための別の方法は、単一サブキャリア伝送であり、本時点において、単一サブキャリア間隔は、複数の構成を有する場合、タイプ−1メッセージ伝送のサブキャリア間隔は、第2のサブセット内の端末ランク付けに従って判定されることができる。
【0115】
単一サブキャリア間隔が、2つの構成を有する場合、小サブキャリア間隔は、第2のサブセット内の最高ランク付けされたM個の端末に対してタイプ−1メッセージの伝送のために構成されることができ、大サブキャリア間隔は、第2のサブセット内の残りのM−M個のランク付けされた端末に対してタイプ−1メッセージの伝送のために構成されることができ、Mは、基地局によって構成されるランク付けの数または第2のサブセット内のランク付けの数であり、Mは、1を上回るまたはそれと等しく、M未満である、正の整数である。
【0116】
サブキャリア間隔が、複数の構成を有する場合、端末は、基地局によって伝送されるタイプ−2メッセージを受信することから、タイプ−1メッセージのためのサブキャリア間隔を得ることができる。具体的には、タイプ−2メッセージは、ランダムアクセス応答メッセージであり得る。
【0117】
(実施形態2)
本実施形態は、複数のサブキャリアの同時伝送をサポートし、端末ランク付けに従って端末セットを分類し、端末アップリンク伝送方法を判定することができる、端末に関する。これらの方法は、主に、以下の動作を含む。
複数のサブキャリアの同時伝送をサポートする端末が、端末が属する端末セットに対応するタイプ−1メッセージ伝送方法に従って、タイプ−1メッセージを基地局に伝送する。
端末セットは、端末ランク付け情報に従って、N個の端末セットに分割され、異なる端末セットは、異なるランクの端末を備え、Nは、1を上回る正の整数である。
【0118】
具体的には、端末は、端末ランク付け情報に基づいて、第1の端末セットに分割されることができ、第1の端末セットは、最高ランク付けされたN個の端末を備え、第1の端末セットに対応するタイプ−1メッセージ伝送方法は、単一サブキャリア伝送であり、Nは、1を上回るまたはそれと等しく、N未満またはそれと等しい、正の整数である。
【0119】
端末は、次いで、端末ランク付け情報に基づいて、第2の端末セットに分割され、第2の端末セットは、N個のランク付けされた端末以外のN個のランク付けされた端末を備え、第2の端末セットに対応するタイプ−1メッセージ伝送方法は、複数のサブキャリア伝送であり、Nは、正の整数であり、N=N−Nである。
【0120】
第1の端末セット内の端末毎に、サブキャリア間隔が、複数の構成を有するとき、タイプ−1メッセージ伝送のサブキャリア間隔は、端末ランク付けに従って判定されることができる。
【0121】
サブキャリア間隔が、2つの構成を有するとき、第1のサブセット内の最高ランク付けされたK個の端末に対してタイプ−1メッセージを伝送するために小サブキャリア間隔を構成し、第1のサブセット内の残りのN−K個のランク付けされた端末に対してタイプ−1メッセージを伝送するために大サブキャリア間隔を構成し、Kは、1を上回るまたはそれと等しく、N未満またはそれと等しい、正の整数である。
【0122】
サブキャリア間隔が、複数の構成を有するとき、基地局は、タイプ−2メッセージを伝送し、端末にタイプ−1メッセージのためのサブキャリア間隔を信号伝達することができる。
【0123】
例えば、タイプ−1メッセージが、Msg3であるとき、タイプ−2メッセージは、ランダムアクセス応答メッセージであり、
タイプ−1メッセージが、競合機構に基づくランダムアクセスメッセージであるとき、タイプ−2メッセージは、システムメッセージであり、
タイプ−1メッセージが、非競合機構に基づくランダムアクセスメッセージであるとき、タイプ−2メッセージは、非コンテンションベースのランダムアクセスメッセージのためのトリガメッセージである。
【0124】
第2の端末セットに属する端末に関して、タイプ−1メッセージ伝送方法が、単一サブキャリア伝送であり、かつ単一サブキャリア間隔が、複数の構成を有する場合、端末ランク付けに従って、タイプ−1メッセージ伝送のためのサブキャリア間隔を判定する。
【0125】
サブキャリア間隔が、2つの構成を有するとき、第2の端末セット内の最高ランク付けされたK個の端末に対してタイプ−1メッセージを伝送するために小サブキャリア間隔を構成し、第2の端末セット内の残りのN−K個のランク付けされた端末に対してタイプ−1メッセージを伝送するために大サブキャリア間隔を構成し、Kは、1を上回るまたはそれと等しく、N未満またはそれと等しい、正の整数である。
【0126】
サブキャリア間隔が、複数の構成を有するとき、基地局は、タイプ−2メッセージを送信し、端末にタイプ−1メッセージのサブキャリア間隔を信号伝達することができる。
【0127】
例えば、タイプ−1メッセージがMsg3メッセージであるとき、タイプ−2メッセージは、ランダムアクセス応答メッセージであり、
タイプ−1メッセージが、競合機構に基づくランダムアクセスメッセージであるとき、タイプ−2メッセージは、システムメッセージであり、
タイプ−1メッセージが、非コンテンションベースのランダムアクセスメッセージであるとき、タイプ−2メッセージは、非コンテンションベースのランダムアクセスメッセージのためのトリガメッセージである。
【0128】
本実施形態の端末ランク付け情報は、以下:
カバレッジ増強ランクと、
物理チャネル反復伝送ランクと、
物理チャネルランク上で搬送される信号伝達またはメッセージの反復伝送と
のうちの少なくとも1つを含む。
【0129】
ランク付け情報に従って、端末サブセットを分類するとき、ランクの範囲は、分類を判定するために使用されることができ、すなわち、同一ランク付け範囲に属する端末は、同一端末サブセットに属し、異なるサブセット内の端末は、異なるランク付け範囲に属することに留意することが、重要である。具体的数のサブセットは、ランク付けの数範囲に関連する。すなわち、ランクは、ランク付け強度に従って、いくつかの範囲、順に、いくつかのサブセットに分割される。各サブセット内の具体的伝送方法の対応する構成に関して、上記に概略されたN個のサブセットの構成を参照し得、本明細書にさらに説明されない。
【0130】
本実施形態では、上記で概略された端末セットに基づいて、また、タイプ−1メッセージのために使用されるトランスポートブロックのサイズに基づいて、端末を分類することが可能である。すなわち、端末が、端末が属する端末セットのサブセットに対応するタイプ−1メッセージ伝送方法に従って、タイプ−1メッセージを基地局に伝送する。
全ての端末セットのサブセットは、タイプ−1メッセージを伝送するために端末によって使用されるトランスポートブロックのサイズに従って、2つのサブセットに分類され、第1のサブセットを構成する端末は、タイプ−1メッセージを伝送するために大トランスポートブロックを使用し、第2のサブセットを構成する端末は、タイプ−1メッセージを伝送するために小トランスポートブロックを使用する。
【0131】
具体的には、第1のサブセットに対応するタイプ−1メッセージ伝送方法は、複数のサブキャリア伝送であるように構成されることができる。
第2のサブセットに対応するタイプ−1メッセージ伝送方法は、単一サブキャリア伝送であるように構成されることができる。
【0132】
タイプ−1メッセージ伝送方法が、単一サブキャリア伝送であり、かつ単一サブキャリア間隔が、複数の構成を有するとき、タイプ−1メッセージ伝送のためのサブキャリア間隔は、第2の端末サブセット内の端末ランク付けから判定されることができる。
【0133】
タイプ−1メッセージ伝送方法が、単一サブキャリア伝送であり、かつ単一サブキャリア間隔が、2つの構成を有するとき、小サブキャリア間隔は、第2のサブセット内の最高ランク付けされたM個の端末に対してタイプ−1メッセージの伝送のために構成されることができ、大サブキャリア間隔は、第2のサブセット内の残りのM−M個の端末に対してタイプ−1メッセージの伝送のために構成されることができ、Mは、基地局によって構成されるランク付けの数または第2のサブセット内のランク付けの数であり、Mは、1を上回るまたはそれと等しく、M未満である、正の整数である。
【0134】
単一サブキャリア間隔が、複数の構成を有するとき、端末は、基地局によって伝送されるタイプ−2メッセージからタイプ−1メッセージのためのサブキャリア間隔を得ることができる。具体的には、タイプ−2メッセージは、ランダムアクセス応答メッセージである。
【0135】
(実施形態3)
本実施形態は、主に、タイプ−1メッセージのトランスポートブロックサイズに基づいて、端末を分類するためのスキームを提供する。本方法は、以下の動作を含む。
端末が、端末が属する端末セットに対応するタイプ−1メッセージ伝送方法に従って、タイプ−1メッセージを基地局に伝送する。
端末セットは、タイプ−1メッセージを伝送するために端末によって使用されるトランスポートブロックのサイズに従って、2つのサブセットに分割され、第1のサブセットを構成する端末は、タイプ−1メッセージを伝送するために大トランスポートブロックを使用し、第2のサブセットを構成する端末は、タイプ−1メッセージを伝送するために小トランスポートブロックを使用する。
【0136】
具体的には、第1の端末セットとその対応するタイプ−1メッセージ伝送方法との間に構成される関係は、複数のサブキャリア伝送であり、
第2の端末セットに対応するタイプ−1メッセージ伝送方法は、単一サブキャリア伝送である。
【0137】
第2の端末セット内の端末が、複数の構成を伴って、単一サブキャリア間隔を有する場合、タイプ−1メッセージ伝送のための端末間隔は、端末ランク付けに従って判定される。
【0138】
単一サブキャリア間隔が2つの構成を有すると仮定すると、小サブキャリア間隔は、第2のサブセット内の最高ランク付けされたM個の端末に対してタイプ−1メッセージの伝送のために構成されることができ、大サブキャリア間隔は、第2のサブセット内の残りのM−M個のランク付けされた端末に対してタイプ−1メッセージの伝送のために構成されることができ、Mは、基地局によって構成されるランク付けの数または第2のサブセット内のランク付けの数であり、Mは、1を上回るまたはそれと等しく、M未満である、正の整数である。
【0139】
上記で概略された方法に加え、また、基地局が、端末に、タイプ−1メッセージのためのサブキャリア間隔を伝送するように命令することが可能である。すなわち、単一サブキャリア間隔が、複数の構成を有するとき、端末は、基地局によって伝送されるタイプ−2メッセージを受信することを通して、タイプ−1メッセージのための単一サブキャリア間隔を得る。タイプ−2メッセージは、ランダムアクセス応答メッセージであることができる。
【0140】
(実施形態4)
本実施形態は、主に、UE端上でMsg3を伝送するプロセスを対象とする、ランダムアクセスの間のメッセージの伝送のための方法を提供する。本方法は、
端末が、ランダムアクセスメッセージのための伝送方法に対応するMsg3伝送方法に従って、Msg3を基地局に伝送することを含む。
【0141】
本実施形態では、ランダムアクセスメッセージのための伝送方法は、ランダムアクセスメッセージのための伝送方法と、ランダムアクセスメッセージによって占有されるランダムアクセスリソースとを含む。
【0142】
ランダムアクセスメッセージのための伝送方法は、単一サブキャリア伝送または複数のサブキャリア伝送を含む。
【0143】
本実施形態では、ランダムアクセスメッセージの伝送方法とMsg3伝送方法との間の対応の好ましい構成は、以下の状況を含む。
状況1:
ランダムアクセスメッセージのための伝送方法が、単一サブキャリア伝送であるとき、対応するMsg3伝送方法は、単一サブキャリア伝送であり、
ランダムアクセスメッセージのための伝送方法が、複数のサブキャリア伝送であるとき、対応するMsg3伝送方法は、複数のサブキャリア伝送である。
状況2:
ランダムアクセスメッセージのための伝送方法が、単一サブキャリア伝送であるとき、対応するMsg3伝送ランダムアクセスリソースは、第1のランダムアクセスリソースであり、
ランダムアクセスメッセージのための伝送方法が、複数のサブキャリア伝送であるとき、対応するMsg3伝送ランダムアクセスリソースは、ランダムアクセスリソースである。
【0144】
第1のランダムアクセスリソースおよびランダムアクセスリソースは、異なるリソースである。
【0145】
加えて、また、Msg3伝送方法を判定するためのスキーム、すなわち、ランダムアクセスメッセージによって占有されるランダムアクセスリソースに従って、端末を2つのセットに分割することと、1つのセットが単一サブキャリアを使用するための対応するMsg3伝送方法および他のセットが複数のサブキャリアを使用するための対応するMsg3伝送方法を構成することとも存在する。
【0146】
(実施形態5)
本実施形態は、ランダムアクセスの間のメッセージの伝送のための装置を提供する。本装置は、実施形態1に概略されたスキームを実装することができ、主に、
端末が属する端末セットに対応するタイプ−1メッセージ伝送方法に従って、タイプ−1メッセージを基地局に伝送するように構成される、第1の伝送ユニットを備える。
端末セットは、端末によってサポートされるサブキャリア伝送能力に従って分類され、第1の端末セットは、複数のサブキャリアの同時伝送をサポートする端末を備え、第2の端末セットは、複数のサブキャリアの同時伝送をサポートしない端末を備える。
【0147】
本装置はさらに、端末が属する端末セットを判定するように構成される、第1の判定ユニットを備えることができる。
【0148】
加えて、本装置はさらに、主に、端末をセットに分割し、異なる端末セットのための対応するタイプ−1メッセージ伝送方法を構成するように構成される、第1のグループ化ユニットを備えることができる。
【0149】
本実施形態の装置は、実施形態1に概略されたプログラムを実装することができるため、本装置の他の詳細な説明は、実施形態1の対応する内容に見出されることができ、本明細書にさらに説明されない。
【0150】
第1の伝送ユニットは、ランダムアクセスメッセージ伝送デバイス内で送受信機デバイスとともに実装されることができ、第1の判定ユニットおよび第1のグループ化ユニットは、ランダムアクセスメッセージ伝送デバイス内でプロセッサとともに実装されることができることに留意することが重要である。
【0151】
(実施形態6)
本実施形態は、ランダムアクセスの間のメッセージの伝送のための装置を提供する。本装置は、実施形態2において概略されたスキームを実装することができ、主に、
端末が属する端末セットに対応するタイプ−1メッセージ伝送方法に従って、タイプ−1メッセージを基地局に伝送するように構成される、第2の伝送ユニットを備える。
本装置の端末は、複数のサブキャリアの同時伝送をサポートする。
端末セットは、端末のランク付け情報に従って、N個の端末セットに分割され、異なる端末セットは、異なるランクの端末を備え、Nは、1を上回る正の整数である。
【0152】
本装置はさらに、端末が属する端末セットを判定するように構成される、第2の判定ユニットを備えることができる。
【0153】
加えて、本装置はさらに、主に、端末をセットに分割し、異なる端末セットのための対応するタイプ−1メッセージ伝送方法を構成するように構成される、第2のグループ化ユニットを備えることができる。
【0154】
本実施形態の装置は、実施形態2において概略されたプログラムを実装することができるため、本装置の他の詳細な説明は、実施形態2の対応する内容に見出されることができ、本明細書にさらに説明されない。
【0155】
第2の伝送ユニットは、ランダムアクセスメッセージ伝送デバイス内で送受信機デバイスとともに実装されることができ、第2の判定ユニットおよび第2のグループ化ユニットは、ランダムアクセスメッセージ伝送デバイス内でプロセッサとともに実装されることができることに留意することが重要である。
【0156】
(実施形態7)
本実施形態は、ランダムアクセスの間のメッセージの伝送のための装置を提供する。本装置は、実施形態3において概略されたスキームを実装することでき、主に、
端末が属する端末セットに対応するタイプ−1メッセージ伝送方法に従って、タイプ−1メッセージを基地局に伝送するように構成される、第3の伝送ユニットを備える。
端末セットは、タイプ−1メッセージの伝送内で端末によって使用されるトランスポートブロックサイズに従って、2つのサブセットに分割され、第1の端末セットを構成する端末は、タイプ−1メッセージを伝送するために大トランスポートブロックを使用し、第2の端末セットを構成する端末は、タイプ−1メッセージを伝送するために小トランスポートブロックを使用する。
【0157】
本装置はさらに、端末が属する端末セットを判定するように構成される、第3の判定ユニットを含むことができる。
【0158】
加えて、本装置はさらに、主に、端末をセットに分割し、異なる端末セットのための対応するタイプ−1メッセージ伝送方法を構成するように構成される、第3のグループ化ユニットを備えることができる。
【0159】
本実施形態の装置は、実施形態3において概略されたプログラムを実装することができるため、本装置の他の詳細な説明は、実施形態3の対応する内容に見出されることができ、本明細書にさらに説明されない。
【0160】
第3の伝送ユニットは、ランダムアクセスメッセージ伝送デバイス内で送受信機デバイスとともに実装されることができ、第3の判定ユニットおよび第3のグループ化ユニットは、ランダムアクセスメッセージ伝送デバイス内でプロセッサとともに実装されることができることに留意することが重要である。
【0161】
(実施形態8)
本実施形態は、ランダムアクセスの間のメッセージの伝送のための装置を提供する。本装置は、実施形態4において概略されたスキームを実装することでき、主に、
ランダムアクセスメッセージのための伝送方法に対応するMsg3伝送方法に従って、Msg3を伝送するように構成される、第4の伝送ユニットを備える。
【0162】
本装置はさらに、端末が属する端末セットを判定するように構成される、第4の判定ユニットを備えることができる。
【0163】
加えて、本装置はさらに、主に、端末をセットに分割し、異なる端末セットのための対応するタイプ−1メッセージ伝送方法を構成するように構成される、第4のグループ化ユニットを備えることができる。
【0164】
本実施形態の装置は、実施形態4において概略されたプログラムを実装することができるため、本装置の他の詳細な説明は、実施形態4の対応する内容に見出されることができ、本明細書にさらに説明されない。
【0165】
第4の伝送ユニットは、ランダムアクセスメッセージ伝送デバイス内で送受信機デバイスとともに実装されることができ、第4の判定ユニットおよび第4のグループ化ユニットは、ランダムアクセスメッセージ伝送デバイス内でプロセッサとともに実装されることができることに留意することが重要である。
【0166】
上記で概略されたステップの全部または一部は、関連ハードウェアに命令するプログラムを使用して実装されることができることが、当業者に明白となるであろう。本プログラムは、ROM、ディスク、またはCD等のコンピュータ可読記憶媒体上に記憶されることができる。代替として、前述の実施形態に概略されたステップの全部または一部は、1つ以上の集積回路を使用して実装されることができる。適宜、前述の実施形態の各モジュール/ユニッは、ハードウェアを使用して実装されることができ、またはソフトウェア機能モジュールとともに実装されることができる。本願は、ハードウェアまたはソフトウェアの任意の特定の組み合わせに限定されない。
【0167】
本実施形態は、方法、システム、またはコンピュータ記憶媒体を提供し得ることが、当業者に明白となるであろう。したがって、本発明は、ハードウェア実施形態、ソフトウェア実施形態、またはソフトウェアおよびハードウェア側面の組み合わせの形態をとり得る。さらに、本発明は、コンピュータ使用可能プログラムコードを備える、1つ以上のコンピュータ使用可能記憶媒体(限定ではないが、ディスク記憶装置、光学メモリ等を含む)に実装されるコンピュータ記憶製品の形態をとり得る。
【0170】
これに基づいて、本発明の実施形態は、少なくとも1つのプロセッサに実装されると、本実施形態に概略されたランダムアクセスの間のメッセージのための伝送方法を実行する、命令のセットを備える、コンピュータ記憶媒体を提供する。
【0171】
本明細書に概略された実施形態は、本発明の好ましい実施形態であることが意図され、その範囲を限定する役割を果たすものではない。本実施形態の精神または原理内の任意の修正、均等物代用、改良等は、本発明の範囲内に含まれるべきである。
【産業上の利用可能性】
【0172】
本実施形態では、端末が、タイプ−1メッセージを基地局に伝送するとき、それらは、端末が属する端末セットに対応するタイプ−1メッセージの伝送方法に従ってそのように行い、端末セットは、そのサブキャリア伝送能力に基づいて端末を分類する、本実施形態によって提供されるスキームによって判定され、これは、特に、MTC UEのランダムアクセスのためのランダムアクセス干渉の問題をより良好に解決する。