【課題を解決するための手段】
【0010】
本発明は前後にスイングさせて前進及び後退時のホコリを取り除くことができるダストモップに関する。
【0011】
本発明によるダストモップは、使用者がハンドルを握り、パッド体或いはキャスター体を前方へと移動(すなわち第一板部方向へと移動)させると、各第一連接部材は前方へ、且つ上方へと傾斜する。
【0012】
該各第一連接部材の後上端(すなわち、後上連接孔位置)は、対応する第二連接部材を通して、第二板部を下方へと押す。
【0013】
これにより、第二板部下表面位置のダストペーパー(或いはダストファイバー)或いはダストパッドは、緊密に床面に接触する。
【0014】
同時に、該各第一連接部材の前上端(すなわち、前上連接孔位置)は各第三連接部材を通して第一板部を持ち上げ床面から離す。
【0015】
これにより、床面上のほこり等雑物を前方へと押し、第一板部下方(或いは第一板部下表面位置のダストペーパー或いはダストファイバー或いはダストパッド下方)において、前方へと集塵作業を行う。
【0016】
使用者がハンドルを握り、パッド体或いはキャスター体を後方へと移動させる(すなわち、第二板部方向へと移動させる)と、各第一連接部材は後方へ且つ上方へと傾斜し、各第一連接部材の前上端(すなわち、前上連接孔位置)は、各第三連接部材を通して、第一板部を下方へと押し、床面に緊密に接触させる。
【0017】
これにより、該第一板部下表面位置のダストペーパー(或いはダストファイバー)或いはダストパッドは床面に緊密に接触し、集められたほこり等雑物をその間に圧迫し、それを吸着し、ほこりを取り除く。
【0018】
同時に、該各第一連接部材の後上端(すなわち、後上連接孔位置)は、該対応する第二連接部材を通して、第二板部を持ち上げ、これにより第二板部下表面位置のダストペーパー(或いはダストファイバー)或いはダストパッドは床面から離れ、床面上のほこり等雑物を後方へと押し、第二板部下方(或いは第二板部下表面位置のダストペーパー或いはダストファイバー或いはダストパッド下方)において、後方へと集塵作業を行う。
【0019】
すなわち、前方へと押し前方のほこりを集め、後方でほこりを取り除き、及び後方へと力を入れ後方のほこりを集め、前方でほこりを取り除き、これにより前進及び後退の何れでもほこりを取り除くことができる。
【0020】
本発明によるダストモップにおいて、ベースは、2個の側板部、平板部、及び2個の突起部を有する。
【0021】
該2個の側板部は、前記平板部の
長手方向両端からそれぞれ下方へと延伸して設置され、該平板部中央には、開溝を有する。
【0022】
該2個の突起部は、該開溝の
長手方向の両端にそれぞれ
短手方向に位置する。
【0023】
且つ該各突起部の
短手方向と該平板部の
短手方向とは平行で、該各突起部の中央には、第一枢接孔を形成し、該各側板部の中央には、第二枢接孔を形成する。
【0024】
該2個の第一連接部材は、片体、前上連接孔、後上連接孔、中上連接孔、及び中下連接孔を有する。
【0025】
該前上連接孔及び該後上連接孔は、片体の前上端及び後上端にそれぞれ形成される。
【0026】
該中上連接孔は、該片体の中上端に形成され、該前上連接孔と該後上連接孔との間に位置する。
該中下連接孔は、該片体の中下端に位置し、該中上連接孔と対応する。
【0027】
該各第一連接部材は、開溝内に位置し、該各第一連接部材は、中上連接孔により、対応する突起部の第一枢接孔とそれぞれ間隔を開けて回転するように連接される。
【0028】
該ハンドル
の底端は、前記開溝
のうち、前記2個の第一連接部材の間に
形成された空間に位置し、且つ該ハンドルの底端
の両側
部にある軸部は、対応する第一連接部材の中下連接孔と、回転するようにそれぞれ連接される。
【0029】
該2個の第二連接部材は、該開溝内に
間隔をおいて縦方向に位置し、また該各第一連接部材側辺に位置し、該各第二連接部材の上端は、対応する該各第一連接部材の後上連接孔と、それぞれ回転するように連接される。
【0030】
該2個の第三連接部材は
、前記2個の第二連接部材と対向するように配置され、前記開溝内に
間隔をおいて縦方向に位置し、また該各第一連接部材側辺に位置し、該各第三連接部材の上端は、対応する該各第一連接部材の前上連接孔と、それぞれ回転するように連接される。
【0031】
該板体は、該ベースの平板部下方
であって該2個の側板
部の間に位置し、且つ該板体の
長手方向両側は、対応する該側板部の第二枢接孔と、それぞれ回転するように連接し、該板体は、第一板部及び第二板部を有
し、前記2個の第二連接部材が前記第二板部上に配置され、前記2個の第二連接部材が前記第二板部上に配置される。
【0032】
該第一板部の上表面と該第二板部の上表面の間には、鈍角を形成し、該第一板部は該各第三連接部材側辺に対応し、第一枢接台をそれぞれ設置し、該第二板部は該各第二連接部材側辺に対応し、第二枢接台をそれぞれ設置し、該各第三連接部材下端は、対応する該各第一枢接台と、それぞれ回転するように連接し、該各第二連接部材の下端は、対応する該各第二枢接台と、それぞれ回転するように連接する。
【0033】
該
2個の第一連接部材は、逆三角形を呈し間隔をおいて平行に配置される
垂直な板状体である。
【0038】
本発明の実施形態を応用する特徴の一つは、前後にスイングさせて前進及び後退時のホコリを取り除くことができる。