(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
前記測定報告が前記第1および第2の測定を備えるとき、前記第1のサブフレームは通常であり、前記第2のサブフレームは特別サブフレームであり、ここにおいて、前記第1の測定は前記測定報告において前記第2の測定と平均化されない、または、
前記第1のサブフレームは第1の基準信号構成で構成され、前記第2のサブフレームは、前記第1の基準信号構成とは異なる第2の基準信号構成で構成される、
請求項4に記載の方法。
前記UEによって、前記少なくとも1つのキャリアのために構成された2つ以上のチャネル状態フィードバックプロセスがあると決定することをさらに含み、チャネル測定のための前記基準信号を前記決定することは、前記2つ以上のチャネル状態フィードバックプロセスの各々について別々に実施される、
請求項1に記載の方法。
対応するCCAはクリアされる場合、または、対応するCCAがクリアされるか否かにかかわらず、非ゼロ電力基準信号はサブフレーム中に存在すると決定される、請求項1に記載の方法。
【発明を実施するための形態】
【0020】
[0031]添付の図面に関して以下に記載する詳細な説明は、様々な構成を説明するものであり、本開示の範囲を限定するものではない。むしろ、この詳細な説明は、本発明の主題の完全な理解を与えるための具体的な詳細を含む。これらの具体的な詳細は、あらゆる場合において必要とされるとは限らないこと、および場合によっては、よく知られている構造および構成要素は、提示の明快さのためにブロック図の形式で示されることが、当業者には明らかであろう。
【0021】
[0032]事業者(オペレータoperators)は、セルラーネットワークにおいて常に増大する混雑のレベルを緩和するために無認可スペクトルを使用するための主なメカニズムとして、これまでWiFi(登録商標)に注目してきた。しかしながら、無認可スペクトルを含むLTE/LTE−Aに基づくニューキャリアタイプ(NCT)は、キャリア階層のWiFiと互換性があり得、それにより、無認可スペクトルを用いたLTE/LTE−AはWiFiの代替になる。無認可スペクトルを用いたLTE/LTE−Aは、LTEの概念を活用し得、無認可スペクトルにおいて効率的な運用をもたらし規制上の要件を満たすために、ネットワークまたはネットワークデバイスの物理レイヤ(PHY)およびメディアアクセス制御(MAC)の態様にいくつかの修正を加え得る。無認可スペクトルは、たとえば、600メガヘルツ(MHz)から6ギガヘルツ(GHz)までわたり得る。いくつかのシナリオでは、無認可スペクトルを用いたLTE/LTE−Aは、WiFiよりも著しく良好に働き得る。たとえば、すべてのWiFi展開と比較して、(単一または複数の事業者のための)無認可スペクトルを用いたすべてのLTE/LTE−A展開、または高密度な小さいセルの展開が存在する場合、無認可スペクトルを用いたLTE/LTE−AはWiFiよりも著しく良好に働き得る。無認可スペクトルを用いたLTE/LTE−Aは、無認可スペクトルを用いたLTE/LTE−Aが(単一または複数の事業者のために)WiFiと混合されるときなど、他のシナリオにおいてWiFiよりも良好に働き得る。
【0022】
[0033]単一のサービスプロバイダ(SP)にとって、無認可スペクトルを用いたLTE/LTE−Aネットワークは、認可スペクトル上でLTEネットワークと同期しているように構成され得る。しかしながら、複数のSPによって所与のチャネル上で展開される無認可スペクトルを用いたLTE/LTE−Aネットワークは、複数のSPにわたって同期しているように構成され得る。上記の特徴の両方を組み込むための1つの手法は、所与のSPのために、無認可スペクトルを用いないLTE/LTE−Aネットワークと、無認可スペクトルを用いたLTE/LTE−Aネットワークとの間で、一定のタイミングオフセットを使用することを伴い得る。無認可スペクトルを用いたLTE/LTE−Aネットワークは、SPの必要性に従ってユニキャストおよび/またはマルチキャストサービスを提供し得る。その上、無認可スペクトルを用いたLTE/LTE−Aネットワークは、LTEセルが、無認可スペクトルを用いたLTE/LTE−Aセルのためにアンカーとして働き、関連するセル情報(たとえば、無線フレームタイミング、共通チャネル構成、システムフレーム番号またはSFNなど)を与える、ブートストラップモードで動作し得る。このモードでは、無認可スペクトルを用いないLTE/LTE−Aと無認可スペクトルを用いたLTE/LTE−Aとの間に、密接な相互作用が存在し得る。たとえば、ブートストラップモードは、上記で説明した補助ダウンリンクモードとキャリアアグリゲーションモードとをサポートし得る。無認可スペクトルを用いたLTE/LTE−AネットワークのPHY−MACレイヤは、無認可スペクトルを用いたLTE/LTE−Aネットワークが、無認可スペクトルを用いないLTEネットワークとは無関係に動作する、スタンドアロンモードで動作し得る。この場合、たとえば、コロケートされた、無認可スペクトルを用いた/用いないLTE/LTE−Aセルを用いたRLCレベルのアグリゲーション、あるいは複数のセルおよび/または基地局にわたるマルチフローに基づいて、無認可スペクトルを用いないLTEと無認可スペクトルを用いたLTE/LTE−Aとの間に緩い相互作用が存在し得る。
【0023】
[0034]本明細書で説明する技法は、LTEに限定されず、CDMA、TDMA、FDMA、OFDMA、SC−FDMA、および他のシステムなどの様々なワイヤレス通信システムにも使用され得る。「システム」と「ネットワーク」という用語は、しばしば互換的に使用される。CDMAシステムは、CDMA2000、ユニバーサル地上波無線アクセス(UTRA)などの無線技術を実装し得る。CDMA2000は、IS−2000、IS−95、およびIS−856規格をカバーする。IS−2000リリース0およびAは、通常、CDMA2000 1X、1Xなどと呼ばれる。IS−856(TIA−856)は、通常、CDMA2000 1xEV−DO、高速パケットデータ(HRPD)などと呼ばれる。UTRAは、広帯域CDMA(WCDMA(登録商標))と、CDMAの他の変形形態とを含む。TDMAシステムは、モバイル通信用グローバルシステム(GSM(登録商標))などの無線技術を実装し得る。OFDMAシステムは、ウルトラモバイルブロードバンド(UMB)、発展型UTRA(E−UTRA)、IEEE802.11(Wi−Fi(登録商標))、IEEE802.16(WiMAX(登録商標))、IEEE802.20、Flash−OFDMなどの無線技術を実装し得る。UTRAおよびE−UTRAは、ユニバーサルモバイルテレコミュニケーションシステム(UMTS)の一部である。LTEおよびLTEアドバンスト(LTE−A)は、E−UTRAを使用するUMTSの新しいリリースである。UTRA、E−UTRA、UMTS、LTE、LTE−A、およびGSMは、「第3世代パートナーシッププロジェクト」(3GPP)と称する団体からの文書に記載されている。CDMA2000およびUMBは、「第3世代パートナーシッププロジェクト2」(3GPP2)と称する団体からの文書に記載されている。本明細書で説明する技法は、上記のシステムおよび無線技術、ならびに他のシステムおよび無線技術に使用され得る。ただし、以下の説明では、例としてLTEシステムについて説明し、以下の説明の大部分においてLTE用語が使用されるが、本技法は、LTE適用例以外に適用可能である。
【0024】
[0035]したがって、以下の説明は、例を与えるものであり、特許請求の範囲に記載された範囲、適用可能性、または構成を限定するものではない。本開示の趣旨および範囲から逸脱することなく、論じられる要素の機能および構成において変更が行われ得る。様々な実施形態は、適宜に様々な手順または構成要素を省略、置換、または追加し得る。たとえば、説明する方法は、説明する順序とは異なる順序で実施され得、様々なステップが追加、省略、または組み合わせられ得る。また、いくつかの実施形態に関して説明する特徴は、他の実施形態において組み合わせられ得る。
【0025】
[0036]最初に
図1を参照すると、図はワイヤレス通信システムまたはネットワーク100の一例を示している。システム100は、基地局(またはセル)105と、通信デバイス115と、コアネットワーク130とを含む。基地局105は、様々な実施形態ではコアネットワーク130または基地局105の一部であり得る、基地局コントローラ(図示せず)の制御下で通信デバイス115と通信し得る。基地局105は、バックホールリンク132を介して制御情報および/またはユーザデータをコアネットワーク130と通信し得る。実施形態では、基地局105は、ワイヤードまたはワイヤレス通信リンクであり得るバックホールリンク134を介して、直接的または間接的のいずれかで、互いに通信し得る。システム100は、複数のキャリア(異なる周波数の波形信号)上での動作をサポートし得る。マルチキャリア送信機は、複数のキャリア上で同時に被変調信号を送信することができる。たとえば、各通信リンク125は、上記で説明した様々な無線技術に従って変調されたマルチキャリア信号であり得る。各被変調信号は、異なるキャリア上で送られ得、制御情報(たとえば、基準信号、制御チャネルなど)、オーバーヘッド情報、データなどを搬送し得る。
【0026】
[0037]基地局105は、1つまたは複数の基地局アンテナを介してデバイス115とワイヤレス通信し得る。基地局105サイトの各々は、それぞれの地理的エリア110に通信カバレージを与え得る。いくつかの実施形態では、基地局105は、基地トランシーバ局、無線基地局、アクセスポイント、無線トランシーバ、基本サービスセット(BSS)、拡張サービスセット(ESS)、ノードB、eノードB(eNB)、ホームノードB、ホームeノードB、または何らかの他の好適な用語で呼ばれることがある。基地局のためのカバレージエリア110は、カバレージエリアの一部分のみを構成するセクタ(図示せず)に分割され得る。システム100は、異なるタイプの基地局105(たとえば、マクロ基地局、マイクロ基地局、および/またはピコ基地局)を含み得る。異なる技術について重複するカバレージエリアがあり得る。
【0027】
[0038]いくつかの実施形態では、システム100は、1つまたは複数の無認可スペクトル動作モードまたは展開シナリオをサポートするLTE/LTE−Aネットワークである。他の実施形態では、システム100は、無認可スペクトルと、無認可スペクトルを用いたLTE/LTE−Aとは異なる接続技術とを使用して、または認可スペクトルと、LTE/LTE−Aとは異なる接続技術とを使用して、ワイヤレス通信をサポートし得る。それぞれ基地局105およびデバイス115について説明するために、発展型ノードB(eNB)およびユーザ機器(UE)という用語が概して使用され得る。システム100は、異なるタイプのeNBが様々な地理的領域にカバレージを与える、無認可スペクトルを用いたまたは用いない異種LTE/LTE−Aネットワークであり得る。たとえば、各eNB105は、マクロセル、ピコセル、フェムトセル、および/または他のタイプのセルに通信カバレージを与え得る。ピコセル、フェムトセル、および/または他のタイプのセルなどのスモールセルは、低電力ノードすなわちLPNを含み得る。マクロセルは、概して、比較的大きい地理的エリア(たとえば、半径数キロメートル)をカバーし、ネットワークプロバイダのサービスに加入しているUEによる無制限アクセスを可能にし得る。ピコセルは、概して、比較的小さい地理的エリアをカバーすることになり、ネットワークプロバイダのサービスに加入しているUEによる無制限アクセスを可能にし得る。また、フェムトセルは、概して、比較的小さい地理的エリア(たとえば、自宅)をカバーすることになり、無制限アクセスに加えて、フェムトセルとの関連を有するUE(たとえば、限定加入者グループ(CSG)中のUE、自宅内のユーザのためのUEなど)による制限付きアクセスをも可能にし得る。マクロセルのためのeNBはマクロeNBと呼ばれることがある。ピコセルのためのeNBはピコeNBと呼ばれることがある。また、フェムトセルのためのeNBはフェムトeNBまたはホームeNBと呼ばれることがある。eNBは、1つまたは複数の(たとえば、2つ、3つ、4つなどの)セルをサポートし得る。
【0028】
[0039]コアネットワーク130は、バックホール132(たとえば、S1など)を介してeNB105と通信し得る。eNB105はまた、たとえば、バックホールリンク134(たとえば、X2など)を介しておよび/またはバックホールリンク132を介して(たとえば、コアネットワーク130を通して)、直接的または間接的に、互いに通信し得る。システム100は同期動作または非同期動作をサポートし得る。同期動作の場合、eNBは同様のフレームタイミングおよび/またはゲーティングタイミングを有し得、異なるeNBからの送信は時間的にほぼ整合され(aligned)得る。非同期動作の場合、eNBは異なるフレームタイミングおよび/またはゲーティングタイミングを有し得、異なるeNBからの送信は時間的に整合されない場合がある。本明細書で説明する技法は、同期動作または非同期動作のいずれにも使用され得る。
【0029】
[0040]UE115はシステム100全体にわたって分散され、各UEは固定またはモバイルであり得る。UE115はまた、当業者によって、移動局、加入者局、モバイルユニット、加入者ユニット、ワイヤレスユニット、リモートユニット、モバイルデバイス、ワイヤレスデバイス、ワイヤレス通信デバイス、リモートデバイス、モバイル加入者局、アクセス端末、モバイル端末、ワイヤレス端末、リモート端末、ハンドセット、ユーザエージェント、モバイルクライアント、クライアント、または何らかの他の好適な用語で呼ばれることがある。UE115は、セルラーフォン、携帯情報端末(PDA)、ワイヤレスモデム、ワイヤレス通信デバイス、ハンドヘルドデバイス、タブレットコンピュータ、ラップトップコンピュータ、コードレスフォン、ワイヤレスローカルループ(WLL)局などであり得る。UEは、マクロeNB、ピコeNB、フェムトeNB、リレーなどと通信することが可能であり得る。
【0030】
[0041]システム100中に示された通信リンク125は、モバイルデバイス115から基地局105へのアップリンク(UL)送信、および/または基地局105からモバイルデバイス115へのダウンリンク(DL)送信を含み得る。ダウンリンク送信は順方向リンク送信と呼ばれることもあり、一方、アップリンク送信は逆方向リンク送信と呼ばれることもある。ダウンリンク送信は、認可スペクトル(たとえば、LTE)、無認可スペクトル(たとえば、無認可スペクトルを用いたLTE/LTE−A)、または両方(たとえば、無認可スペクトルを用いた/用いないLTE/LTE−A)を使用して行われ得る。同様に、アップリンク送信は、認可スペクトル(たとえば、LTE)、無認可スペクトル(たとえば、無認可スペクトルを用いたLTE/LTE−A)、または両方(無認可スペクトルを用いた/用いないLTE/LTE−A)を使用して行われ得る。
【0031】
[0042]システム100のいくつかの実施形態では、無認可スペクトルを用いたLTE/LTE−Aのための様々な展開シナリオは、認可スペクトル中のLTEダウンリンク容量が無認可スペクトルにオフロードされ得る補助ダウンリンク(SDL)モードと、LTEダウンリンク容量とLTEアップリンク容量の両方が認可スペクトルから無認可スペクトルにオフロードされ得るキャリアアグリゲーションモードと、基地局(たとえば、eNB)とUEとの間のLTEダウンリンク通信およびLTEアップリンク通信が無認可スペクトル中で行われ得るスタンドアロンモードとを含んでサポートされ得る。基地局105ならびにUE115は、これらまたは同様の動作モードのうちの1つまたは複数をサポートし得る。無認可スペクトル中でのLTEダウンリンク送信のために通信リンク125中でOFDMA通信信号が使用され得、一方、無認可スペクトル中でのLTEアップリンク送信のために通信リンク125中でSC−FDMA通信信号が使用され得る。システム100などのシステムにおける、無認可スペクトルの展開シナリオまたは動作モードを用いたLTE/LTE−Aの実装形態に関するさらなる詳細、ならびに無認可スペクトルを用いたLTE/LTE−Aの動作に関係する他の特徴および機能を、
図2A〜
図11Bを参照しながら以下に与える。
【0032】
[0043]次に
図2Aを参照すると、
図200は、無認可スペクトルを用いたLTE/LTE−AをサポートするLTEネットワークのための補助ダウンリンクモードとキャリアアグリゲーションモードとの例を示す。
図200は、
図1のシステム100の部分の一例であり得る。その上、基地局105−aは
図1の基地局105の一例であり得、UE115−aは
図1のUE115の例であり得る。
【0033】
[0044]
図200における補助ダウンリンクモードの例では、基地局105−aは、ダウンリンク205を使用してUE115−aにOFDMA通信信号を送信し得る。ダウンリンク205は、無認可スペクトル中の周波数F1に関連付けられる。基地局105−aは、双方向リンク210を使用して同じUE115−aにOFDMA通信信号を送信し得、双方向リンク210を使用してそのUE115−aからSC−FDMA通信信号を受信し得る。双方向リンク210は、認可スペクトル中の周波数F4に関連付けられる。無認可スペクトル中のダウンリンク205、および認可スペクトル中の双方向リンク210は、同時に動作し得る。ダウンリンク205は、基地局105−aにダウンリンク容量オフロードを与え得る。いくつかの実施形態では、ダウンリンク205は、(たとえば、1つのUEに宛てられた)ユニキャストサービスのサービスのために、または(たとえば、いくつかのUEに宛てられた)マルチキャストサービスのために使用され得る。このシナリオは、認可スペクトルを使用しトラフィックおよび/またはシグナリング輻輳の一部を緩和する必要があるどんなサービスプロバイダ(たとえば、従来のモバイルネットワーク事業者すなわちMNO)でも起こり得る。
【0034】
[0045]
図200におけるキャリアアグリゲーションモードの一例では、基地局105−aは、双方向リンク215を使用してUE115−aにOFDMA通信信号を送信し得、双方向リンク215を使用して同じUE115−aからSC−FDMA通信信号を受信し得る。双方向リンク215は、無認可スペクトル中の周波数F1に関連付けられる。基地局105−aはまた、双方向リンク220を使用して同じUE115−aにOFDMA通信信号を送信し得、双方向リンク220を使用して同じUE115−aからSC−FDMA通信信号を受信し得る。双方向リンク220は、認可スペクトル中の周波数F2に関連付けられる。双方向リンク215は、基地局105−aにダウンリンクおよびアップリンク容量オフロードを与え得る。上記で説明した補助ダウンリンクと同様に、このシナリオは、認可スペクトルを使用しトラフィックおよび/またはシグナリング輻輳の一部を緩和する必要があるどんなサービスプロバイダ(たとえば、MNO)でも起こり得る。
【0035】
[0046]
図200におけるキャリアアグリゲーションモードの別の例では、基地局105−aは、双方向リンク225を使用してUE115−aにOFDMA通信信号を送信し得、双方向リンク225を使用して同じUE115−aからSC−FDMA通信信号を受信し得る。双方向リンク225は、無認可スペクトル中の周波数F3に関連付けられる。基地局105−aはまた、双方向リンク230を使用して同じUE115−aにOFDMA通信信号を送信し得、双方向リンク230を使用して同じUE115−aからSC−FDMA通信信号を受信し得る。双方向リンク230は、認可スペクトル中の周波数F2に関連付けられる。双方向リンク225は、基地局105−aにダウンリンクおよびアップリンク容量オフロードを与え得る。この例および上記に与えた例は説明の目的で提示されたものであり、容量オフロードのために無認可スペクトルを用いたLTE/LTE−Aと無認可スペクトルを用いないLTE/LTE−Aとを組み合わせる他の同様の動作モードまたは展開シナリオがあり得る。
【0036】
[0047]上記で説明したように、無認可スペクトルを用いたLTE/LTE−Aを使用することによって提供される容量オフロードから利益を得ることができる典型的なサービスプロバイダは、LTEスペクトルを用いた従来のMNOである。これらのサービスプロバイダでは、動作構成は、認可スペクトル上でLTE1次コンポーネントキャリア(PCC)を使用し無認可スペクトル上でLTE2次コンポーネントキャリア(SCC)を使用するブートストラップモード(たとえば、補助ダウンリンク、キャリアアグリゲーション)を含み得る。
【0037】
[0048]補助ダウンリンクモードでは、無認可スペクトルを用いたLTE/LTE−Aのための制御は、LTEアップリンク(たとえば、双方向リンク210のアップリンク部分)を介してトランスポートされ得る。ダウンリンク容量オフロードを与える理由の1つは、データ需要がダウンリンク消費によって大きく動かされるからである。その上、このモードでは、UEは無認可スペクトル中で送信していないので、規制上の影響がないことがある。UE上でリッスンビフォアトーク(LBT:listen-before-talk)またはキャリア検知多重アクセス(CSMA:carrier sense multiple access)要件を実装する必要はない。ただし、LBTは、たとえば、周期的な(たとえば、10ミリ秒ごとの)クリアチャネルアセスメント(CCA)および/または無線フレーム境界に整合されたグラブアンドリリンキッシュ(grab-and-relinquish)機構を使用することによって基地局(たとえば、eNB)上で実装され得る。
【0038】
[0049]キャリアアグリゲーションモードでは、データおよび制御がLTE(たとえば、双方向リンク210、220、および230)で通信され得、データが、無認可スペクトルを用いたLTE/LTE−A(たとえば、双方向リンク215および225)で通信され得る。無認可スペクトルを用いたLTE/LTE−Aを使用するときにサポートされるキャリアアグリゲーション機構は、ハイブリッド周波数分割複信−時分割複信(FDD−TDD)キャリアアグリゲーション、またはコンポーネントキャリアにわたって異なる対称性を伴うTDD−TDDキャリアアグリゲーションの下に入り得る。
【0039】
[0050]
図2Bは、無認可スペクトルを用いたLTE/LTE−Aのためのスタンドアロンモードの一例を示す
図200−aを示す。
図200−aは、
図1のシステム100の部分の一例であり得る。その上、基地局105−bは
図1の基地局105と
図2Aの基地局105−aとの一例であり得、UE115−bは
図1のUE115と
図2AのUE115−aとの一例であり得る。
【0040】
[0051]
図200−aにおけるスタンドアロンモードの例では、基地局105−bは、双方向リンク240を使用してUE115−bにOFDMA通信信号を送信し得、双方向リンク240を使用してUE115−bからSC−FDMA通信信号を受信し得る。双方向リンク240は、
図2Aを参照しながら上記で説明した無認可スペクトル中の周波数F3に関連付けられる。スタンドアロンモードは、スタジアム中アクセス(たとえば、ユニキャスト、マルチキャスト)など、非従来型ワイヤレスアクセスシナリオにおいて使用され得る。この動作モードの典型的なサービスプロバイダは、認可スペクトルを有しないスタジアムオーナー、ケーブル会社、イベントホスト、ホテル、企業、および大会社であり得る。これらのサービスプロバイダのために、スタンドアロンモードのための動作構成は無認可スペクトル上でPCCを使用し得る。その上、LBTが基地局とUEの両方の上に実装され得る。
【0041】
[0052]次に
図3を参照すると、
図300は、様々な実施形態による、認可スペクトルおよび無認可スペクトル中で同時にLTEを使用するときのキャリアアグリゲーションの一例を示す。
図300のキャリアアグリゲーション方式は、
図2Aを参照しながら上記で説明したハイブリッドFDD−TDDキャリアアグリゲーションに対応し得る。このタイプのキャリアアグリゲーションは、
図1のシステム100の少なくとも部分において使用され得る。その上、このタイプのキャリアアグリゲーションは、それぞれ
図1および
図2Aの基地局105および105−aにおいて、ならびに/またはそれぞれ
図1および
図2AのUE115および115−aにおいて使用され得る。
【0042】
[0053]この例では、ダウンリンクにおけるLTEに関してFDD(FDD−LTE)が実施され得、無認可スペクトルを用いたLTE/LTE−Aに関して第1のTDD(TDD1)が実施され得、認可スペクトルを用いたLTEに関して第2のTDD(TDD2)が実施され得、認可スペクトルを用いたアップリンクにおけるLTEに関して別のFDD(FDD−LTE)が実施され得る。TDD1は6:4のDL:UL比を生じるが、TDD2の比は7:3である。時間スケール上で、異なる実効DL:UL比は、3:1、1:3、2:2、3:1、2:2、および3:1である。この例は説明の目的で提示されたものであり、無認可スペクトルを用いたLTE/LTE−Aの動作と無認可スペクトルを用いないLTE/LTE−Aの動作とを組み合わせる他のキャリアアグリゲーション方式があり得る。
【0043】
[0054]
図4は、
図1の基地局/eNBのうちの1つであり得る基地局/eNB105と、
図1のUEのうちの1つであり得るUE115との設計のブロック図を示す。eNB105はアンテナ434a〜434tを装備し得、UE115はアンテナ452a〜452rを装備し得る。eNB105において、送信プロセッサ420は、データソース412からデータを受信し、コントローラ/プロセッサ440から制御情報を受信し得る。制御情報は、物理ブロードキャストチャネル(PBCH)、物理制御フォーマットインジケータチャネル(PCFICH)、物理ハイブリッド自動再送要求インジケータチャネル(PHICH)、物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)などのためのものであり得る。データは物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)などのためのものであり得る。送信プロセッサ420は、データと制御情報とを処理(たとえば、符号化およびシンボルマッピング)して、それぞれデータシンボルと制御シンボルとを取得し得る。送信プロセッサ420はまた、たとえば、1次同期信号(PSS)、2次同期信号(SSS)、およびセル固有基準信号のために、基準シンボルを生成し得る。送信(TX)多入力多出力(MIMO)プロセッサ430は、適用可能な場合、データシンボル、制御シンボル、および/または基準シンボルに対して空間処理(たとえば、プリコーディング)を実施し得、出力シンボルストリームを変調器(MOD)432a〜432tに与え得る。各変調器432は、(たとえば、OFDMなどのために)それぞれの出力シンボルストリームを処理して、出力サンプルストリームを取得し得る。各変調器432は、出力サンプルストリームをさらに処理(たとえば、アナログへの変換、増幅、フィルタ処理、およびアップコンバート)して、ダウンリンク信号を取得し得る。変調器432a〜432tからのダウンリンク信号は、それぞれアンテナ434a〜434tを介して送信され得る。
【0044】
[0055]UE115において、アンテナ452a〜452rは、eNB105からダウンリンク信号を受信し得、受信信号をそれぞれ復調器(DEMOD)454a〜454rに与え得る。各復調器454は、それぞれの受信信号を調整(たとえば、フィルタ処理、増幅、ダウンコンバート、およびデジタル化)して、入力サンプルを取得し得る。各復調器454は、(たとえば、OFDMなどのために)入力サンプルをさらに処理して、受信シンボルを取得し得る。MIMO検出器456は、すべての復調器454a〜454rから受信シンボルを取得し、適用可能な場合は受信シンボルに対してMIMO検出を実施し、検出シンボルを与え得る。受信プロセッサ458は、検出シンボルを処理(たとえば、復調、デインターリーブ、および復号)し、UE115のための復号されたデータをデータシンク460に与え、復号された制御情報をコントローラ/プロセッサ480に与え得る。
【0045】
[0056]アップリンク上では、UE115において、送信プロセッサ464は、データソース462から(たとえば、物理アップリンク共有チャネル(PUSCH)のための)データを受信し、処理し得、コントローラ/プロセッサ480から(たとえば、物理アップリンク制御チャネル(PUCCH)のための)制御情報を受信し、処理し得る。送信プロセッサ464はまた、基準信号のための基準シンボルを生成し得る。送信プロセッサ464からのシンボルは、適用可能な場合はTX MIMOプロセッサ466によってプリコードされ、(たとえば、SC−FDMなどのために)復調器454a〜454rによってさらに処理され、eNB105に送信され得る。eNB105において、UE115からのアップリンク信号は、アンテナ434によって受信され、復調器432によって処理され、適用可能な場合はMIMO検出器436によって検出され、受信プロセッサ438によってさらに処理されて、UE115によって送られた復号されたデータおよび制御情報が取得され得る。プロセッサ438は、復号されたデータをデータシンク439に与え、復号された制御情報をコントローラ/プロセッサ440に与え得る。
【0046】
[0057]コントローラ/プロセッサ440および480は、それぞれeNB105における動作およびUE115における動作を指示し得る。eNB105におけるコントローラ/プロセッサ440ならびに/または他のプロセッサおよびモジュールは、本明細書で説明する技法のための様々なプロセスを実施するか、またはその実行を指示し得る。UE115におけるコントローラ/プロセッサ480ならびに/または他のプロセッサおよびモジュールはまた、
図5A、
図5B、および
図8に示された機能ブロック、および/または本明細書で説明する技法のための他のプロセスを実施するか、またはその実行を指示し得る。メモリ442および482は、それぞれeNB105およびUE115のためのデータおよびプログラムコードを記憶し得る。スケジューラ444は、ダウンリンク上および/またはアップリンク上でのデータ送信のためにUEをスケジュールし得る。
【0047】
[0058]LTE/LTE−Aを無認可スペクトルに拡張する際に、LBT要件などの様々な追加の制約が、無認可スペクトル上に非保証型送信を生じる。そのような制約がある場合、無認可スペクトルを用いたLTE/LTE−Aシステムでは、一般に、高速フィードバック動作において、CSIフィードバックについて考慮され得る。
【0048】
[0059]現在のLTE/LTE−Aシステムでは、CSIフィードバックは雑音推定のための参照サブフレームに基づき得、これにおいて、参照サブフレームは式n−Mに従って識別され、ここで、nは現在のサブフレームを表し、Mは、参照サブフレームが位置する現在のサブフレームより前のサブフレームの数を表す。たとえば、典型的なLTE/LTE−Aシステムでは、M=4つまたは5つのサブフレームである。また、チャネル状態CSIフィードバックのためのチャネル推定値は、現在のシステムでは制約なしチャネル測定値を用いて決定され得る。
【0049】
[0060]UEにおいてCSIフィードバックを計算するために、CSIフィードバックブロックは、チャネル推定値および雑音推定値という2つの入力を受信する。送信モード3または4(TM3/TM4)などにおける高速CSIフィードバックでは、周期的あるいは広帯域制約におけるCSI報告は、ハードウェア実装形態において生成されるときは約20μsのオーバーヘッドで生成されるか、またはソフトウェア実装形態を使用して生成されるときは30μsのオーバーヘッドで生成され得る。
【0050】
[0061]述べたように、無認可スペクトルを用いたLTE/LTE−Aシステムは、チャネル状態と干渉状態の両方についていくつかの新しい考慮事項をもたらす。無認可スペクトルを用いたLTE/LTE−Aシステムは、様々な追加の干渉源に遭遇し得る。たとえば、干渉は、同じまたは「サービング」事業者からの無認可信号から発生し得る。1つの事業者内の同期動作を仮定すると、この干渉はeNBまたはUEあるいはその両方から発生し得る。異なる事業者からの無認可信号も干渉を生じ得、異なる事業者から発生するそのような干渉信号は、同期されないことがある。さらに、WiFi信号からの干渉に遭遇し得る。干渉するWiFi信号は、無認可スペクトルを用いたLTE/LTE−Aシステムに関して非同期であり得る。しかし、そのようなWiFi信号は、無認可スペクトル成分を用いたLTE/LTE−AシステムとWiFiデバイスとの間の相互作用に応じて、無認可スペクトルを用いたLTE/LTE−Aシステムに影響を及ぼさないことがある。
【0051】
[0062]干渉源の違いに加えて、無認可スペクトルを用いたLTE/LTE−Aシステムは、新しい干渉パターンを導入する。LBT手順は、より多くの変量を干渉パターンに導入し得る。したがって、いくつかの干渉パターンは、各LBTフレームのCCAステータスの同時配布(joint distribution)に依存し得る。この場合も、干渉は同じ/サービング事業者または異なる事業者のいずれかから発生し得る。これは、LBT手順と非保証型送信とによって引き起こされるトラフィックパターンの変動に加えて起こる。
【0052】
[0063]無認可スペクトルを用いたLTE/LTE−Aネットワーク中に存在する干渉の追加の源およびパターンに対処するために、様々な構成は、同じ事業者からの干渉であるか、異なる事業者からの干渉であるか、WiFi(登録商標)送信からの干渉であるかどうかを、チャネル状態情報(CSI)を計算するときに干渉源の間で区別し得る。変化するチャネル状態に適応するために制御シグナリングを生成するとき、基地局は、近隣基地局のCCA結果の知識を使用し、ならびに、現在の干渉状態を反映するだけでなくいくつかの送信またはLBTサブフレームにわたって遭遇される干渉をも含む干渉の計算を使用し得る。そのような干渉情報は、それが現在および履歴の両方の干渉値および確率に依存するので、本明細書ではヒステリシス(hysteretic)干渉情報と呼ぶ。基地局は、そのようなCCA結果情報と、ヒステリシス干渉情報と、基地局によって決定されるか、バックホールを介してネイバー基地局から直接受信されるか、あるいは被サービスUEからの測定報告において受信されるそのようなものの任意の組合せとに基づいて、そのような制御シグナリングを生成する。
【0053】
[0064]
図5Aは、基地局において実行される例示的なブロックを示す機能ブロック図である。ブロック500において、基地局105(
図4)などの基地局は、複数の近隣基地局についてのCCA結果情報を取得する。このCCA結果情報は、近隣基地局が同じモバイルネットワーク事業者(MNO)によって動作されるとき、バックホールを介してそのような近隣基地局から直接取得され得る。CCA結果情報はまた、CCAクリアランスが近隣基地局によって取得されたときにそれらの近隣基地局から送信され得るチャネル使用ビーコン信号(CUBS:channel usage beacon signal)およびチャネル状態情報基準信号(CSI−RS:channel state information reference signal)など、CCA結果を示す送信信号についてリッスンしそれを検出することに基づいて推定または決定され得る。推定されるCCA結果情報は、基地局によって、またはサービング基地局に送信される測定報告中にこの情報を含める様々な被サービスUEによって決定され得る。
【0054】
[0065]ブロック501において、基地局は、CCA結果情報を使用してそれの被サービスUEのうちの1つまたは複数についての制御シグナリングを生成する。基地局105などの基地局が、いくつかの送信フレームにわたる近隣基地局のCCA結果の確率を含み得るCCA結果情報を知っているとき、基地局は、近隣基地局に起因し得る何らかの干渉に適応するかまたはそれを処理するために、UEについて適切な制御信号をインテリジェントに選択し得る。たとえば、CCA結果情報の知識を用いて、基地局は、被サービスUEの各々のために好適な変調コーディング方式(MCS)を選択し得る。制御シグナリングが生成されると、次いで、ブロック502において、基地局は、生成された制御シグナリングを適切なUEに送信する。
【0055】
[0066]
図5Bは、UEによって実行される例示的なブロックを示す機能ブロック図である。ブロック503において、UEは、複数の近隣基地局についてのCCA結果情報を示す送信信号を検出する。送信エンティティがクリアCCAを検出したとき、送信エンティティは、概して、CUBSを使用して、クリアにされたチャネル上で直ちに送信し始める。さらに、基地局が、成功したCCAチェック(検査)でチャネルをクリアしたとき、基地局と特定のUEとの間の通信を制御するためのCSIフィードバックを取得するために、CSI−RS信号が被サービスUEに送信される。
【0056】
[0067]ブロック504において、UEは、CCA結果情報を示す送信信号に基づいて近隣基地局についてのCCA結果情報推定値を決定する。UE115などのUEは、近隣基地局についてのCCA結果確率を推論または推定するために現在のフレームにわたってまたは複数の送信フレームにわたって、たとえば、CUBS、CSI−RSなどの信号を検出し得る。
【0057】
[0068]ブロック505において、UEは、それのサービング基地局に測定報告を送信し、ここにおいて、測定報告はCCA結果情報推定値を含む。CCA結果情報がUEによって推定されると、UEは、サービング基地局への測定報告中にその情報を含め得る。サービング基地局は、次いで、無認可スペクトルを用いたLTE/LTE−A通信から生じる追加の干渉に関してその情報を使用して、さらなるUE通信について適切な制御シグナリングを生成し、割り当て得る。
【0058】
[0069]無認可スペクトルを使用するLTE/LTE−Aネットワークの展開は、複数の潜在的源からの様々な干渉パターンを提供するので、すべてのネイバーが同じMNO内にあるネットワークのロケーション、あるいは他のMNO基地局から非同期的に動作し得る他のMNOによって動作される基地局をネイバーが含み得る他のロケーション、および専用WiFiロケーションにおいてまたは異なるWiFi対応デバイスがアドホック様式で送信し始めるときにWiFi送信が起こり得るロケーションの間で、様々なシナリオに遭遇し得る。
【0059】
[0070]
図6Aは、無認可スペクトルを含むLTE/LTE−Aネットワークのネットワークロケーション60を示すブロック図である。ネットワークロケーション60は、カバレージエリア601c〜603cをそれぞれ有するeNB601〜603を含む。eNB601〜603は、バックホール607を介して互いに通信する。ネットワークロケーション60はまた、カバレージエリア604cをもつ小さいeNB604を反映している。eNB601〜603および小さいeNB604は、同じMNOによってそれぞれ動作され、互いに同期している。UE600、605および606など、様々なユーザ機器がネットワークロケーション60内に位置し、それぞれeNB601〜603および小さいeNB604によってサービスされる。
【0060】
[0071]無認可スペクトルが展開されるLTE/LTE−Aネットワークでは、干渉源は、同じ事業者(「サービング」事業者)内のネットワークエンティティからの信号で発生する。同じMNOを用いると、干渉信号がeNBから送信されるかUEから送信されるかその両方から送信されるかにかかわらず、同期した動作が仮定され得る。ネットワークロケーション60中の各送信エンティティはリッスンビフォアトーク(LBT)手順を使用するので、より多くの変動性が潜在的干渉パターンに導入される。たとえば、干渉パターンは、各LBTフレームのCCAステータスの同時配布(joint distribution)に依存し得る。これは、トラフィックパターン変動に加えて起こる。たとえば、クリアCCAステータスが取得されたとき、1つのクリアされたeNBは、別のクリアされたeNBのように送信すべき多くのデータを有しないことがあり、したがって、別のクリアされたeNBよりも少数のサブフレームについて送信し得る。
【0061】
[0072]無認可スペクトルを使用して送信するeNBは、フェムト、ピコ、または他のリレー/小型セルタイプ基地局など、より小さいセルeNBである可能性があり得ることに留意されたい。マクロ基地局は、通常、無認可スペクトル上の送信を使用し得ず、認可スペクトルを使用して送信する可能性がより高いであろう。しかし、様々な実装は、LTE/LTE−A送信において無認可スペクトルを利用し得るeNBまたは基地局のタイプに限定されない。
【0062】
[0073]LTE時分割複信(TDD)システム関して、異なるeNBは、異なるTDDアップリンク(UL)/ダウンリンク(DL)サブフレーム構成を使用し得る。したがって、サブフレーム3における1つのネイバー基地局はダウンリンク動作のために構成され得るが、サブフレーム3における別のネイバーまたはサービング基地局は、異なるUL/DLサブフレーム構成を使用し、したがって、アップリンク動作のために構成される。この送信不整合(transmission mismatch)も干渉につながり得る。
【0063】
[0074]サービングeNBが近隣セルからのCCA決定を知っている場合、サービングeNBは、近隣の干渉に対処するために被サービスUEについて制御シグナリングを選択し得る。たとえば、eNB601が、近隣セル、eNB602〜603および小さいeNB604からのCCA決定を知っている場合、eNB601は、UE600について適切なMCSを選択し得る。別の例示的なオプションは、eNB601が、パイロット信号のために直交復調基準信号(DM−RS)ポートを選択し、データの送信のために直交プリコーダを選択することであり得る。このCCA決定情報は、バックホール607を介してeNB602〜603から直接通信され得る。その上、eNB602および603は支配的干渉を提供し得るので、各々は同じLBTフレーム中にアクティブでないことがある。このように、複数のLBTフレームにわたってeNB602および603のために複数のCSI仮定が使用され得る。
【0064】
[0075]さらに、eNB601は、eNB602〜603と小さいeNB604とから検出されたCUBSまたはCSI−RSに基づいて様々なLBTフレームにわたって雑音推定値を合成し得る。CCA応答情報を示すこれらの検出された送信に基づいて、CCA応答確率が決定され得、eNB601は、UE600について適切な制御信号を生成するためにこのCCA応答確率を使用し得る。
【0065】
[0076]複数の送信フレームまたはLBTフレームにわたって生成されたとき、CCA応答情報は「空間」分解能を失い得ることに留意されたい。すなわち、様々な干渉源の特定のロケーションおよび配向(orientations)は、特定の干渉ロケーションの代わりに、確率に平均化または正規化される。
【0066】
[0077]追加の実装では、eNB601が、eNB602〜603および小さいeNB604などのそれの近隣セルから直接CCA決定を受信しない場合、eNB601は、UE600のようなUEをスケジュールするために平均化されたCSIに依拠し得る。たとえば、CSI計算は、雑音推定値の支配的干渉についてCCA結果確率を考慮に入れ得る。そのようなCCA確率は、送信される場合、複数のLBTフレーム中のCUBS、CSI−RS、または他の信号の検出を通してUE600によって決定され得る。UE500などのUEによって生成されたとき、UE500は、推定されたCCA応答確率情報を測定報告においてeNB601に送信し得る。eNB601は、次いで、受信された測定報告から、推定されたCCA応答確率情報を使用し得る。
【0067】
[0078]
図6Bは、無認可スペクトルを含むLTE/LTE−Aネットワークのネットワークロケーション61を示すブロック図である。
図6Bに示された例示では、同じ要素が識別される。しかしながら、eNB602は、eNB601とは異なるMNOに属する。同様に、eNB603は、eNB601〜602のいずれとも異なるMNOに属する。eNB601〜603によって動作されるネットワークの各々は互いに非同期ある。ネットワークロケーション61など、そのようなネットワークロケーションでは、干渉は、eNB601のMNOに属するネットワークエンティティ、ならびにeNB602および603のMNOに属するネットワークエンティティなど、多くの異なる源から発生し得る。eNB602および603からなど、異なるMNOから発生する干渉は、eNB602および小さいeNB604を通して動作されるMNOに接続されたUE605からの送信、ならびにeNB602および小さいeNB604からの送信、およびeNB603を通して動作されるMNOに接続されたUE606からの送信、ならびにeNB603からの送信を含む。他のMNO中のネットワークエンティティからの干渉は、eNB601を通して動作されるMNOと同期されない。したがって、干渉送信を通して様々な信号を検出するために追加の処理が実施され得る。
【0068】
[0079]互いに非同期であり得る複数の異なる干渉源に加えて、複数の干渉パターンに遭遇し得る。無認可スペクトルを含むLTE/LTE−Aシステムでは、LBT手順は、より多くの変数(variable)を干渉パターンに導入する。干渉パターンは、同じMNO中のエンティティからまたは異なる非同期MNOにわたるエンティティからのものであり得る、各LBTフレームの送信エンティティの各々にわたるCCAステータスおよび結果の同時配布に依存し得る。
図6Aに関して上述したように、CCA結果情報の配布に基づく干渉パターンのこの変動は、異なる送信負荷、異なるTDD UL/DL構成などのために起こり得るトラフィックパターン変動に加えて起こり得る。
【0069】
[0080]同じMNO内の同期した源からの干渉を処理するために、
図6Aに関して説明したものと同様の手順が使用され得る。たとえば、バックホールを介してeNB601において他のeNBから直接CCA決定を受信すること、あるいはCCA結果情報を示す観測されたまたは検出された信号に基づいてCCA結果情報を決定することによって。しかしながら、ネットワークロケーション61は、それぞれeNB601〜603を通して動作される3つの別個のMNOを示しており、異なるMNOの異なるeNBの間にバックホールは存在しない。したがって、異なる事業者の異なるeNBから来ている干渉について、平均的なまたは処理された干渉が捕捉され得る。上述したように、このヒステリシス干渉情報は、現在の干渉測定または検出だけに基づくのではなく、複数のLBTフレームにわたって検出された干渉状態にも基づく。このヒステリシス干渉情報は、eNB602〜603および小さいeNB604など、様々な近隣基地局にわたるCCA確率を提供する。
【0070】
[0081]CCA失敗が起きたとき、干渉が測定され得る。eNB601などのeNBはCCA失敗を検出するので、eNBは送信しない。したがって、eNBは近隣基地局からの干渉をリッスンし、測定し得る。追加の態様では、干渉測定にある程度のインテリジェンスを与えるために、干渉に重みが加算され得る。重みは、近隣基地局の失敗したおよび成功したCCAを通して起こり得る干渉信号の変動性に適応し得る。重みは、UEが複数の送信サブフレームにわたってどのように干渉を受けるかを識別する、UE600などの被サービスUEからの情報を含み得る。したがって、UEからの干渉確率情報が、UEが別のMNOにおける近隣eNBからの干渉のより高い割合を被ること、たとえば、UE600がeNB602から干渉を受けていることを示す場合、この情報は、eNB601によって検出されたeNB602からの干渉信号を修正するために使用され得る。eNB602は、それがUE600から離れているよりも、eNB601からさらに遠くに離れているので、測定または検出される干渉は、UE600が受ける干渉よりも低くなり得る。したがって、eNB601は、UE600がeNB602から受ける可能性がより高くなる実際の干渉をより良く反映するために、場合によっては測定報告または他のアップリンク制御シグナリングにおいて、UE600から受信されたその干渉確率情報を使用して、検出された干渉を重み付けし得る。
【0071】
[0082]eNB601などのサービングeNBによって決定されるか、あるいはUE600などの被サービスUEから受信されるヒステリシス干渉情報を使用して、複数の送信フレームにわたって受ける干渉の確率を測定し、処理するとき、サービング基地局は、たとえば、近隣MNOのタイミングを決定し、それ自体とeNB603を通して動作される非同期MNOとの間の相互作用を理解し始め得る。
【0072】
[0083]
図6Cは、無認可スペクトルを含むLTE/LTE−Aネットワークのネットワークロケーション61を示すブロック図である。
図6Cに示された例示的な態様では、同じ要素が識別される。しかしながら、
図6Cに示された例では、
図6Bに示されているように、eNB601〜603が異なるMNOに属するだけでなく、WiFi送信がネットワークロケーション62中に存在し、UE600に干渉送信を与える。WiFiルータ608は、固定ロケーションにおいてインターネットアクセスを提供し、UE606iは、別のワイヤレスWiFiルータ(図示せず)を通してインターネットにアクセスするためにWiFi送信機をオンにする。したがって、干渉は、同じ事業者から、異なる非同期事業者から、または、同じくWiFi送信からのネットワークエンティティから発生し得る。
【0073】
[0084]無認可スペクトルを有するLTE/LTE−Aネットワークに関連するネットワークエンティティとWiFiデバイスとの間の相互作用に応じて、無認可スペクトルを用いたLTE/LTE−Aネットワークへの干渉の影響がないことがあることに留意されたい。
【0074】
[0085]異なるMNOからのeNBとともに
図6Bに示されたLTE/LTE−AネットワークへのWiFiシグナリングの追加は、干渉パターンの変動を変化させないことがある。たとえば、干渉パターンは、この場合も、各LBTフレームのCCAステータスおよび結果の同時配布に依存し得、異なる送信機間のトラフィックパターン変動による干渉の変化に加えて、同じまたは異なるMNOから発生し得る。しかしながら、WiFi信号はブロードバンドであるので、WiFiサブキャリアを搬送するすべてのデータはロードされ得る。LTE/LTE−Aネットワークでは、シグナリングは、チャネル状態とネットワークローディングとに応じて周波数選択性であり得る。したがって、WiFi信号からの干渉パターンは、実際は、LTEとは異なる干渉パターンを引き起こし得る。したがって、干渉パターンに対する変動は、WiFi送信に基づいて変化しないという保証はない。
【0075】
[0086]同じMNO内の同期した源からの干渉を処理するために、
図6Aに関して説明したものと同様の手順が使用され得る。たとえば、バックホールを介してeNB601において他のeNBから直接CCA決定を受信すること、あるいはCCA結果情報を示す観測または検出された信号に基づいてCCA結果情報を決定することによって。WiFi送信から受ける干渉は、
図6Bにおいて図示および説明したように、異なる事業者の異なるeNBから発生している干渉と同様に処理され得る。たとえば、WiFi送信について、平均化または処理された干渉が捕捉され得る。上述したように、このヒステリシス干渉情報は、現在の干渉測定または検出だけに基づくのではなく、複数のLBTフレームにわたって検出された干渉状態にも基づく。このヒステリシス干渉情報は、より予測可能なまたは一貫した干渉を提供し得るWiFiルータ608から、およびUE606i内のWiFi送信機がアクティブにされたときのみ潜在的に干渉WiFi信号を送信することになるUE606iなどの「隠れた」WiFiソースからなど、固定WiFi送信機から受け得る干渉についてのより詳細な概要(summary)を提供する。一態様では、WiFi干渉は、無認可スペクトルを用いたLTE/LTE−Aを使用して動作しているネットワークエンティティからの他の無認可スペクトル送信から分離され得る。
【0076】
[0087]共有無認可スペクトルを用いたLTE/LTE−Aシステムでは、送信を開始する前にノードによってLBTが使用される。CCA検査などのLBT手順を使用するこのシステムは、共有リソースについて競合している複数のエンティティに競合ベーススペクトルアクセスソリューションを提供する。
図7Aは、共有無認可スペクトルを用いたLTE/LTE−Aシステムのための例示的なフレーム構造70を示すブロック図である。異なる事業者/セルによって共有され得る、複数のCCA(クリアチャネルアセスメント)機会が利用可能であり得る。eNBおよびUEはCCAを別々に実施し得る。たとえば、ダウンリンクCCA機会は、特別サブフレーム9、特別SF9(Special SF9)に示され、アップリンクCCA機会は、特別サブフレーム5、特別SF5(Special SF5)に示されている。ノード(eNB、UEなど)はまた、CCA免除送信(CET:CCA exempt transmission)を有し得る。CCA検査は、すべてのノード送信に必要であるとは限らない。たとえば、CCA検査は、いくつかの規制上の要件を受ける自律的送信には必要でないことがある。CETは、定期的に、たとえば、サブフレームの整数分の1の持続時間を伴って、60ms、80ms、100msなどごとに起こり得る。CETはまた、ダウンリンク送信とアップリンク送信の両方のために存在し得る。CETは、必要なシステム情報および他の有用な情報(たとえば、グループ電力制御、発見基準信号、システム情報ブロードキャスト信号など)を搬送し得る。
【0077】
[0088]
図7Bは、共有無認可スペクトルを用いたLTE/LTE−Aシステムのための例示的なサブフレーム構成71を示すブロック図である。各CCAクリアされたフレームにおいて、共有無認可スペクトルを用いたLTE/LTE−Aシステムにおけるノードによってスケジュールされるダウンリンクサブフレームの数は、利用可能なダウンリンクサブフレームの数と常に同じであるとは限らない。ダウンリンクサブフレームの利用可能な数よりも少数であるこのスケジューリングは、限られたダウンリンクバッファ、干渉管理など、いくつかの異なる理由に起因し得る。例示的なサブフレーム構成71に示されているように、第1の特別SF9内で行われるダウンリンクCCA検査はクリアとして検出され、それにより、ダウンリンクサブフレームSF0〜SF4の各々、および特別SF5のダウンリンク部分はクリアされる。しかしながら、例示的なサブフレーム構成71に関連するeNBは、SF0〜SF2においてダウンリンク送信のみをスケジュールし、SF3〜SF4および特別SF5のダウンリンク部分を、eNB送信のために、しかしスケジュールトラフィックなしでクリアされたままにする。
【0078】
[0089]LTEにおける干渉測定は、復調および/またはCSIフィードバックのために使用され得る。共有無認可スペクトルを用いないLTEシステムでは、干渉測定は、共通基準信号(CRS)に基づいてあるいは干渉測定リソース(「IMR」または「CSI−IM」)に基づいて実施され得る。特に、IMRはゼロ電力(ZP)CSI−RS構成に基づき得る。ZP CSI−RSは、RRCによって周期的に、たとえば、4つのRE/PRBペアの単位で構成され得る。CSI−RSプロセスは、非ゼロ電力(NZP)CSI−RS構成とIMRの両方に関連し得る。UEは、NZP CSI−RSに基づいてチャネルを測定し得、IMRに基づいて干渉を測定し、次いで、それらの測定に基づいて対応するチャネル状態情報フィードバックを提供し得る。
【0079】
[0090]競合ベース共有リソースを用いたおよびLTE/LTE−Aシステム内のノードは、様々な干渉状態に遭遇し得る。CCA検査がクリアしなかったフレームでは、そのフレームにおいてUEによって経験されるダウンリンク干渉は、他の事業者、WiFiからの隠れノード、および同じ事業者の異なるセルから発生し得る。CCA検査がクリアしたフレームでは、そのフレームにおいてUEによって経験されるダウンリンク干渉は、他の事業者の隠れノード、WiFiからの隠れノード、および同じ事業者の異なるセルから発生し得る。CCA検査がクリアされ得るが、eNBが(たとえば、空のバッファ、または干渉管理に起因して)そのフレーム中で送信することを選択しないフレームでは、eNBがCCA検査を実施し、CUBSを送信する場合、そのフレームにおいてUEによって経験されるダウンリンク干渉は、他の事業者の隠れノード、WiFiからの隠れノード、および同じ事業者の異なるセルから発生し得る。eNBがCCA検査を実施しないことを選択するか、あるいは成功したCCA検査を実施するがCUBSを送信しない場合、そのフレームにおいてUEによって経験されるダウンリンク干渉は、他の事業者、WiFiからの隠れノード、および同じ事業者の異なるセルから発生し得る。
【0080】
[0091]さらに、CCA検査がクリアであり、eNBがそのフレーム中で送信するフレームでは、ノードは、ダウンリンクサブフレームのサブセットにおいてのみスケジュールすることを選択し得る。たとえば、ノードは、最初の少数のダウンリンクサブフレームにおいて、または中間のダウンリンクサブフレームにおいて、または最後の少数のダウンリンクサブフレームにおいてのみダウンリンク送信をスケジュールし得る。非スケジュールダウンリンクサブフレームは、本質的に依存するノードのスケジューリング決定に動的である。スケジューリングが常にフレーム中の最初のサブフレームから開始し、スケジューリングが連続的である場合、より前のサブフレームは、典型的には、より後のサブフレームよりも多くの干渉に遭遇し得る。その上、異なるサブフレームは、特に異種混合ネットワークでは、異なる量の干渉に遭遇し得る。複数のサブフレームにわたる干渉平均化は干渉測定を改善するのに役立つが、すべてのサブフレームにわたるブラインド平均化は有用でないことがあり、実際は、実際のサブフレームごとに変化する干渉状態を正確に反映できないことがある。
【0081】
[0092]様々なLBTシナリオにわたって遭遇する複数の様々な干渉状態では、以下のケースについて異なる干渉状態を区別することが有益であり得る。カテゴリー1は、CUBSがノードによって送信されないケースを含む。ケース1:CCAが実施されず、したがって、フレームはアイドルである。ケース2:CCAは実施されるが、CCA検査がクリアである場合でもCUBSは送信されず、フレームはアイドルである。ケース3:CCAがクリアされない。カテゴリー2は、ノードがCUBSを送信するケースを含む。ケース4:CCAがクリアされ、CUBSが送信され、フレームはダウンリンク制御またはデータ送信を搬送せず、それは、より良いCSIフィードバック、UL許可の送信などによって誘導され得る。ケース5:CCAがクリアされ、CUBSが送信され、利用可能なダウンリンクサブフレームのサブセットが送信のためにスケジュールされる。ケース6:CCAがクリアされ、CUBSが送信され、すべてのダウンリンクサブフレームが送信のためにスケジュールされる。これらの2つのカテゴリーにおけるケースの各々では、UEが、NZP CSI−RSおよび/またはZP CSI−RSが利用可能であるか否かを決定することが有益であり得る。干渉測定のためにCSI−RSの時間領域存在を増加させる必要があるかどうか、およびそのような増加をどのように実装すべきかに関する考察も行われ得る。
【0082】
[0093]多地点協調(CoMP)動作の場合、上記のCCA状態は、UEについて1つまたは複数のセルを指し得ることに留意されたい。
【0083】
[0094]干渉測定について、ケース1/2/3におけるUEは、概して、統計的に同じ干渉状態を経験し得る。フレームにおいてUEによって経験されるダウンリンク干渉は、他の事業者、WiFiからの隠れノード、または同じ事業者の異なるセルから発生し得る。特に、ケース3は、CCA検査の失敗が、他のノードからの送信によって引き起こされる高い干渉に起因し得るので、異なる干渉状態を経験し得る。ケース4/5/6におけるUEも、概して、統計的に同じ干渉状態を経験し得る。ケース4/5/6においてそのようなフレームにおいてUEによって経験されるダウンリンク干渉は、他の事業者からの隠れノード、WiFiからの隠れノード、または同じ事業者の異なるセルから発生し得る。
【0084】
[0095]チャネル測定について、ケース1/2/3は、チャネル測定のためにNZP CSI−RS(または他の非ゼロ電力基準信号、たとえば、CUBS)を搬送しない。ケース4は、チャネル測定のためにNZP CSI−RSを搬送することも搬送しないこともあるが、ケース4のeNBはCCA検査をクリアしているがダウンリンクデータを送信しないので、将来のフレームにおけるDLスケジューリングをより良く促進にするために、チャネル測定のためにケース4ではNZP CSI−RSを可能にすることが有益であり得る。ケース5も、NZP CSI−RSが構成されるかどうかに応じて、およびスケジュールされたダウンリンクサブフレームのセットに応じて、チャネル測定のためにNZP CSI−RSを搬送することも搬送しないこともある。ケース6は、NZP CSI−RSがフレーム中に入る場合、チャネル測定のためにNZP CSI−RSを搬送する。本開示の様々な態様は、異なる干渉状態を区別することと、フレームについてのCCAがクリアされたとき、NZP CSI−RSがそのフレーム中で送信されるかどうか、したがって、チャネル測定が利用可能であるかどうかを決定することとを対象とする。
【0085】
[0096]
図8は、本開示の一態様を実装するために実行される例示的なブロックを示すブロック図である。ブロック800において、UEが、競合ベース無線周波数スペクトルを利用する少なくとも1つのキャリアを識別する。たとえば、UEは、競合ベース共有スペクトルを用いたLTE/LTE−Aシステムを識別し得る。
【0086】
[0097]ブロック801において、UEは、識別されたキャリアについてのCCA結果情報を示す送信信号を検出する。たとえば、UEは、競合ベース共有スペクトルの一部である無認可スペクトル上のCUBS送信についてリッスンし、それを検出し得る。
【0087】
[0098]ブロック802において、UEは、検出された送信信号に基づいてチャネル状態情報測定のために利用可能な基準信号がサブフレーム中に存在するかどうかを決定する。IMR、ZP CSI−RS、またはNZP CSI−RS(あるいはチャネル測定のための任意の他の非ゼロ電力基準信号、たとえば、CUBS)など、CSI−RSの存在の決定は、UEによるブラインド検出に、または何らかの明示的指示に基づき得る。ブロック801において、UEがCUBSを検出した場合、UEによるブラインド検出はCUBs検出にリンクされ得る。したがって、CUBSが送信され、ブロック801においてUEによって検出された場合、基準信号はサブフレーム中に存在すると決定される。他の場合、UEは、基準信号が存在しないと決定する。存在する場合、UEは、基準信号上で測定を実施する。
【0088】
[0099]ブロック803において、UEは、基準信号が存在するという決定に少なくとも部分的に基づいて測定報告を送信する。ブロック801において、UEがCUBSを検出したとき、UEは、基準信号(たとえば、IMR、ZP CSI−RS、NZP CSI−RSなど)が存在すると決定し、基準信号を使用して測定を実施する。測定報告は、得られた測定値を含むことになる。
【0089】
[00100](たとえば、CoMPまたは拡張干渉緩和およびトラフィック適応(eIMTA)のために)2つ以上のCSI−RSプロセスが構成された場合、共同決定(joint determination)よりも、CSI−RSプロセスごとの別々の決定が有益になり得る。
図9は、本開示の一態様に従って構成されたUE901を示すブロック図である。UE901は基地局900によってサービスされる。通信ストリーム902は、基地局900とUE901との間のアップリンクおよびダウンリンク通信サブフレームを提供する通信フレームF0〜FNを含む。例示的な一態様では、基地局903〜905は、UE901へのCoMP動作を提供するために基地局900と合流する。別の例示的な態様では、eIMTA動作が基地局904〜905中に存在する。eIMTA動作は、基地局904〜905とそれらのそれぞれのUEとの間の通信で送信されるサブフレームが、アップリンクからアップリンクにまたはダウンリンクからダウンリンクに方向を動的に変化させることを生じる。各例示的な態様では、複数のCSI−RSプロセスが、第1の例ではCoMP動作のために構成され、第2の例では得られたeIMTA動作のために構成され得る。第1のCoMPの例では、CoMP性能を改善するために基地局903〜905によってCSIフィードバックが有益に使用され得るので、UE901は、基地局900および903〜905が使用するCSIフィードバックを別々に測定し、決定し得る。eIMTAの例では、サブフレームのいくつかが方向を動的に変化させ得るので、UE901は、アップリンク干渉に起因するCSIフィードバックを、ダウンリンク干渉に起因するCSIフィードバックから分離する。
【0090】
[00101]その上、基準信号が利用可能でない場合(たとえば、CUBSがフレームについて送信されない場合)、干渉測定は省略され得る。たとえば、基地局900がフレームF0〜FNのいずれにおいてもCUBSを送信しない場合、UE901は、それらのフレームについて干渉測定を省略し得る。フレームにおいて干渉が測定されない場合、UE 901は、フレームについて完全にCSI報告を省略するか、あるいは前の測定に基づいてCSIを報告し得る。CUBSがフレームについて送信されないとき、フレームにおいて測定される干渉は、典型的には実際の干渉をうまく反映しない。したがって、干渉がCUBS送信なしにフレームにおいて測定された場合、測定された干渉は、CUBSが送信されたとき、フレームからの干渉測定でフィルタ処理されるべきでない。
【0091】
[00102]本開示の追加の態様では、eNB900が送信すべきものを何も有しない場合でも、eNB900は、あるセルとそれの近隣セルとについての適切な干渉測定のためにCUBSを送信すること(ケース4)を依然として選択し得ることに留意されたい。
【0092】
[00103]NZP CSI−RS、IMR、ZP CSI−RSなどの基準信号のブラインド復号の代わりに、本開示の態様は、基準信号存在の明示的指示をも提供し得る。たとえば、基地局900は、基準信号がUEについてフレーム中に存在するか否かを示すブロードキャスト、グループキャスト、またはユニキャスト信号をUE901に送信し得る。
【0093】
[00104]本開示の様々な態様の別の例示的な設計では、CUBSが基地局900によってフレーム中で送信される限り、基準信号は、UE901によってフレーム中に存在すると常に仮定される。そのような構成では、NZP CSI−RSなどの基準信号を、フレームのまさに始端に配置することが有益であり得る。たとえば、基地局900は、基準信号をSF4の開始部分(ゾーンA)において送信し得る。場合によっては、他のダウンリンクトラフィックがない場合、それは、基準信号がキャリアを占有するためのリソースを浪費し得る。フレームの後の部分、SF4のゾーンBを占有する基準信号も、CSI報告の高速ターンアラウンドが望まれる場合は不都合であり得る。そのような態様の一実装形態では、CUBSがフレーム中で送信される限り、基準信号は、それがフレームの前半(ゾーンA)中にある場合、常に送信される。フレームの後半(ゾーンB)について、基地局900がダウンリンク送信をスケジュールしない場合、基準信号は送信されない。そのような態様の一実装形態では、CUBSがフレーム中で送信される限り、基準信号は、それがフレームの最初のサブフレーム(F0)中にある場合、常に送信される。
【0094】
[00105]本開示の追加の態様では、基地局900は、基準信号の代替または追加としてCUBSを送信し得る。そのようなCUBS送信はまた、少なくともケース4では、チャネル測定のためにUE901によって使用され得る。CSIフィードバックのために使用されるCUBSは、すべての通常CUBS送信ではなく、1つまたは複数のCUBS送信に限定され得る。
【0095】
[00106]競合ベース共有無認可スペクトルを用いないLTEシステムでは、CSI−RSは、UE固有の様式で構成される。競合ベース共有無認可スペクトルを用いたLTE/LTE−Aシステムでは、CSI−RSは、たとえば、各フレームのサブフレーム0および5においてCSI−RSを提供することによって、セル固有の様式で構成され得る。
【0096】
[00107]本開示の追加の態様は、サブフレーム依存の干渉測定を提供し得る。
図10は、本開示の一態様による競合ベース共有無認可スペクトルを有するワイヤレス通信システムにおける通信ストリーム1000を示すブロック図である。フレーム1001において、第1の特別SF9のダウンリンクCCA機会の後にCCAがクリアされたとき、CSIは、異なるサブフレームにおける異なる量の干渉を反映するように計算され得る。eNB(図示せず)は、フレーム1001内の複数のサブフレーム中でIMR1002を送信し得る。図示のように、IMR1002はSF0、SF4、および特別SF5内で送信される。UE(図示せず)は、フレーム1001の複数の部分について別々に干渉状態を測定するように構成またはトリガされ得る。たとえば、UEは、SF0におけるIMR1002を使用してフレーム1001の第1の部分において、および特別SF5におけるIMR1002を使用してフレーム1001の後の部分において干渉状態を測定するように構成され得る。さらに、UEは、SF4におけるIMR1002を使用して干渉を測定するように構成され得る。測定されると、UEは、フレーム1001の各測定された部分について干渉を別々に報告することができる。
【0097】
[00108]すべての近隣セルが、特別サブフレーム、特別SF5のダウンリンク部分を使用しない場合、UEによって特別SF5のダウンリンク部分において捕捉される干渉は、異なる近隣セル間の同期的展開を仮定すると、完全にWiFiに起因し得ることに留意されたい。SF0およびSF4など、すべての他の通常ダウンリンクサブフレームでは、IMR1002を使用して捕捉される干渉は、WiFi干渉と通常セル間干渉の両方に起因し得る。したがって、測定される干渉を通常ダウンリンクサブフレームと特別サブフレームのダウンリンク部分との間で平均化することは望ましくないことがある。
【0098】
[00109]また、CSI報告において隠れノード干渉を捕捉することが重要であり得る。同じ事業者のすべての近隣ノードがいくつかの共通「ブランク」サブフレームを有する場合、これは、特にWiFiに起因する隠れノード干渉を特定するのに役立ち得る。たとえば、再び
図9を参照すると、基地局905は、基地局900、903、および904、ならびにUE901を含むネットワーク中の一般的検出から隠れているWiFiノードであり得る。すべての近隣ノードが、フレームF0〜FNの特別サブフレームまたはいくつかの指定された通常サブフレーム中での送信を控える構成は、UE901が、隠れたWiFi基地局905からの隠れノード干渉を捕捉し得る干渉を測定することを可能にし得る。その上、WiFiノードからの干渉は、競合ベース共有無認可スペクトルを用いたLTE/LTE−Aシステムのシステム帯域幅よりも小さい帯域幅内にあり得る。そうである場合、UE901が、異なるサブバンドにわたって干渉を平均化しないことによって、サブバンド依存の干渉を区別することが望ましいことがある。代替的に、UE901は、サブバンド依存の報告を提供し得る。
【0099】
[00110]本開示の追加の態様は、特定のUEのために提供される複数のIMR構成を提供し得る。たとえば、UE901のための一構成は、フレーム中のより前のサブフレーム(たとえば、SF4のゾーンA中のより前のサブフレーム)に対応し得るが、別の構成は、フレーム中のより後のサブフレーム(たとえば、SF4のゾーンB中のより後のサブフレーム)に対応し得、SF0〜SFNにわたる異なるIMR構成の周期性は必ずしも同じであるとは限らない。特定のIMR構成は、基地局900からRRC構成信号を介してUE901に通信され得る。UE901に通信されるもの以外の異なる構成がUE906に通信され得る。さらに、異なる構成をもつ複数のIMRが同じフレーム内に生じ得る。
【0100】
[00111]IMR構成はまた、追加の態様では、異なるサブフレーム状態について異なり得る。たとえば、他のダウンリンクトラフィックがないときのサブフレームのIMR構成は、他のトラフィックがあるときのサブフレームとは異なり得る。
図9を参照すると、SF4のゾーンB内のサブフレームはダウンリンク通信のためにスケジュールされないことがある。したがって、SF4のゾーンBにおけるIMRなど、基準信号の構成は、ダウンリンク通信が基地局900によってスケジュールされるSF4のゾーンAにおける基準信号とは異なり得る。さらに、サブフレームが空であると決定されたとき、UEは、干渉測定のために空のサブフレーム全体を使用するように構成され得る。たとえば、
図10を参照すると、SF4は、ダウンリンク送信がスケジュールされない空のサブフレームである。したがって、通信ストリーム1000を使用して通信しているUEは、干渉測定のためにSF4の全長を使用し得る。複数のIMRに関連する複数のCSI−RSプロセスについてCSIを報告するとき、CSI報告は、別々にあるいは一緒にコーディングされ得る。特に、本開示の追加の態様ではCSIフィードバックのためのサブフレーム差分コーディングも提供され得る。例示的な一態様では、第1のIMR構成に関連するCSIプロセスのために4ビットCQIが使用され得、第2のIMR構成に関連するCSIプロセスのために2ビット差分CQIが使用され得る。別の例示的な態様では、差分CQIは、第2のCSIが、第1のCSIのそれよりも0dB、2dB、4dB、および6dB超だけより良いようになり得る。たとえば、
図10を参照すると、通信ストリーム1000を使用して通信しているUEは、SF0において行われた測定について完全なCSI報告をフィードバックし、SF4において行われた測定について差分CSI報告をフィードバックし得る。
【0101】
[00112]競合ベース共有無認可スペクトルを用いないLTEシステムにおいて遭遇するサブフレーム干渉とは異なり、サブフレーム内の干渉のばらつきは、競合ベース共有無認可スペクトルを用いたLTE/LTE−Aシステムにおいて有意であり得る。バースト的WiFi干渉に起因して、また潜在的に、異なる事業者間の非同期動作および/または異なるフレーム構造に起因して、サブフレームの異なる部分において遭遇する干渉は著しく異なり得る。
【0102】
[00113]競合ベース共有無認可スペクトルを用いないLTEシステムでは、ポートごとのIMRは、帯域幅全体にわたってただ2つのシンボルにしか及ばない。本開示の一態様は、バースト的干渉を捕捉するために1つのLBTフレーム中でより多くの基準信号を利用可能にすることを提供する。そのような追加のCSI−RSは、基準信号について実質的にサブフレーム持続時間全体に、または、少なくとも、特別サブフレーム中のすべてのダウンリンクシンボルに及び得る。そのような態様ではオーバーヘッドを低減するために、指定されたRBにおいて提供される様々なRBまたは選択的存在においてホッピングパターンが採用され得る。
【0103】
[00114]
図11Aおよび
図11Bは、本開示の態様に従って構成されたサブフレームを示すブロック図である。
図11Aでは、基準信号1101が、基地局によってサブフレーム1100の周波数1102全体にわたって送信される。基準信号1101は、サブフレーム1100の各周波数およびシンボルにわたるホッピングパターンに従って送信される。
図11Bでは、基準信号1104が、サブフレーム1103の各周波数にわたって、ただし2つのRB、RB Y03〜Y04のみにわたって送信される。サブフレーム1100および1103の各シンボルにわたって基準信号1101および1104の送信を実現することによって、UEは、サブフレームの時間および周波数にわたってより多くのポイントにおいて干渉を測定することが可能であり得、それにより、バースト的干渉のより正確な測定が得られ得る。
【0104】
[00115]UEによって提供されるCSIフィードバックは、サブフレーム全体において観測される平均化された干渉、またはシンボル依存干渉の形態であり得る。後者の場合、サブフレーム内の干渉のばらつきが捕捉され得る。たとえば、参照の
図11Aおよび
図11Bの場合、UEは、明確に異なる干渉を生じ得る、サブフレーム1100および1103内の異なるシンボルにおいて基準信号から測定値を取り得る。UEは、別々にあるいは一緒に、異なるシンボルについての報告を送信し得る。シンボル依存の干渉報告の数は、サブフレーム中のシンボルの数に等しいかまたはそれよりも小さくなり得る。たとえば、
図11Aおよび
図11Bに示されているように、サブフレームごとに14個のシンボルを仮定すること、2つの報告が作成され得、1つの報告は、第1のスロット(最初の7つのシンボル)にわたる平均化された干渉であり、第2の報告は、第2のスロット(第2のシンボル)にわたる平均化された干渉である。
【0105】
[00116]本明細書の説明ではCSIフィードバックのための干渉測定に焦点を当てるが、同様の設計は制御/データ復調のための干渉推定に適用され得る。たとえば、制御(たとえば、EPDCCH)および/またはデータチャネル(たとえば、PDSCH)のための復調基準信号(DM−RS)は、干渉をより効率的にキャプチャするためにDM−RSの存在が実質的にフレーム中のすべてのシンボルにわたるように、同様の設計を採用することができる。再び
図11Aおよび
図11Bを参照すると、そのような追加の態様では、ホッピングパターン(
図11A)または選択的周波数存在(
図11B)のいずれかを使用して、サブフレーム1100および1103中で送信される基準信号は、DM−RSである。
【0106】
[00117]前に説明した本開示の態様は、共有無認可スペクトルを用いたLTE/LTE−Aネットワーク中の事業者および同じ事業者のノードが互いに同期していると仮定する。その結果、ノードがCCA検査をクリアし、CUBSを送信した場合、他の事業者は、隠れノード問題に起因する(たとえば、他の事業者のノードが、当該のノードから十分な干渉を検知しない)のでない限り、同じフレーム中で送信すべきでない。しかしながら、非同期動作では、以前の解決策のいくつかが適用可能でないことがある。たとえば、フレーム中のより後のサブフレームは、他の事業者からのノードがより後のサブフレームをつかんでその中で送信する可能性がより高いので、フレーム中でより前のものよりも必ずしも少ない干渉を経験するとは限らない。さらに、上記で提示した差分CSI報告は、より後のサブフレームについてのCSIが、同じフレーム中のより前のサブフレームのCSIよりも必ずしも良いとは限らないので、適用されないことがある。非同期シナリオでは、ノード内で空のサブフレーム中に捕捉される干渉がより有用になり得る。これらの空のサブフレーム中に測定されるそのような干渉は、他の事業者の非同期動作に起因する干渉状態を反映し得る。
【0107】
[00118]上述したように、競合ベース共有無認可スペクトルを用いたLTE/LTE−Aネットワークのためにサポートされ得るeIMTAは、セル中のフレーム構造が最高でフレームごとに動的に変化させられる能力を提供する。したがって、異なる近隣セルも、動的に変化する異なるフレーム構造を有し得る。その結果、チャネルおよび/または干渉測定リソースの利用可能性は、対応するサブフレームが実際にダウンリンクサブフレームとして構成されるかアップリンクサブフレームとして構成されるかに従う。UEは、ブラインド検出を介して、または、制御チャネルなどを通して、基地局からのシグナリングを介して、サブフレーム方向を決定することができる。サブフレームがアップリンクサブフレームであると決定すると、UEは、サブフレームについてのチャネルおよび/または干渉測定、ならびに対応する報告を実施することを省略し得る。近隣セルが異なるフレーム構造を有する場合、近隣セル中のアップリンク送信に起因する干渉を捕捉することが有益であり得る。ただし、近隣セルのアップリンク送信に基づいて測定される干渉は、近隣セルのダウンリンク送信に基づいて測定される干渉と平均化されるべきでない。
【0108】
[00119]本開示の追加の態様では、上記したように、ケース1/2/3は、概して、UEが干渉測定をスキップすべきであるケースと見なされる。しかしながら、本開示の追加の態様は、対応するCSI報告の受信時に、基地局がこの情報を依然として利用し得るように、CUBSが送信されないこれらのケースについてUEが干渉測定を実施することを提供する。少なくとも非同期展開では、そのようなフレームについて測定される干渉は、実際の干渉を依然として反映し得る。本開示の追加の態様はまた、将来のフレームについて干渉をエミュレートするために、IMR、ZP CSI−RS、NZP CSI−RSなどの基準信号をフレーム中に入れることを提供し得る。すなわち、1つのフレームは、1つまたは複数のフレームのための基準信号を搬送し得る。
【0109】
[0120]当業者であれば、情報および信号は、様々な異なる技術および技法のいずれかを使用して表され得ることを理解されよう。たとえば、上記の説明全体にわたって参照され得るデータ、命令、コマンド、情報、信号、ビット、シンボル、およびチップは、電圧、電流、電磁波、磁場または粒子、光場または光粒子、あるいはそれらの任意の組合せによって表現され得る。
【0110】
[0121]
図5A、
図5B、および
図8の機能ブロックおよびモジュールは、プロセッサ、電子デバイス、ハードウェアデバイス、電子構成要素、論理回路、メモリ、ソフトウェアコード、ファームウェアコードなど、またはそれらの任意の組合せを備え得る。
【0111】
[0122]本明細書で本開示に関連して説明した様々な例示的論理ブロック、モジュール、回路、およびアルゴリズムステップは、電子ハードウェア、コンピュータソフトウェア、または両方の組合せとして実装され得ることを、当業者ならさらに諒解されよう。ハードウェアとソフトウェアのこの互換性を明確に示すために、様々な例示的な構成要素、ブロック、モジュール、回路、およびステップについて、上記では概してそれらの機能に関して説明した。そのような機能性がハードウェアとして実装されるか、またはソフトウェアとして実装されるかは、システム全体に課される特定のアプリケーションおよび設計制約に依存する。当業者は、説明した機能性を特定の適用例ごとに様々な方法で実装し得るが、そのような実装の決定は、本開示の範囲からの逸脱を生じるものと解釈すべきではない。当業者はまた、本明細書で説明した構成要素、方法、または相互作用の順序あるいは組合せは例にすぎないこと、および本開示の様々な態様の構成要素、方法、または相互作用は、本明細書で例示し、説明したもの以外の方法で組み合わせられるかまたは実施され得ることを容易に認識されよう。
【0112】
[0123]本明細書で開示する実施形態に関連して説明した様々な例示的論理ブロック、モジュール、および回路は、本明細書で説明した機能を実施するように設計された汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)または他のプログラマブル論理デバイス、ディスクリートゲートまたはトランジスタロジック、ディスクリートハードウェア構成要素、あるいはそれらの任意の組合せを用いて実装または実施され得る。汎用プロセッサはマイクロプロセッサであり得るが、代替として、プロセッサは、任意の従来のプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、または状態機械であり得る。プロセッサはまた、計算デバイスの組合せ、たとえば、DSPとマイクロプロセッサとの組合せ、複数のマイクロプロセッサ、DSPコアと連携する1つまたは複数のマイクロプロセッサ、あるいは任意の他のそのような構成として実装され得る。
【0113】
[0124]本明細書の開示に関して説明した方法またはアルゴリズムのステップは、直接ハードウェアで具現化されるか、プロセッサによって実行されるソフトウェアモジュールで具現化されるか、またはその2つの組合せで具現化され得る。ソフトウェアモジュールは、RAMメモリ、フラッシュメモリ、ROMメモリ、EPROMメモリ、EEPROM(登録商標)メモリ、レジスタ、ハードディスク、リムーバブルディスク、CD−ROM、または当技術分野で知られている任意の他の形態の記憶媒体中に存在し得る。例示的な記憶媒体は、プロセッサが記憶媒体から情報を読み取り、記憶媒体に情報を書き込むことができるようにプロセッサに結合される。代替として、記憶媒体はプロセッサと一体化され得る。プロセッサおよび記憶媒体はASIC中に存在し得る。ASICはユーザ端末中に存在し得る。代替として、プロセッサおよび記憶媒体は、ユーザ端末中の個別構成要素として存在し得る。
【0114】
[0125]1つまたは複数の例示的な設計では、説明した機能は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、またはそれらの任意の組合せで実装され得る。ソフトウェアで実装される場合、機能は、1つまたは複数の命令またはコードとしてコンピュータ可読媒体上に記憶されるか、またはコンピュータ可読媒体を介して送信され得る。コンピュータ可読媒体は、ある場所から別の場所へのコンピュータプログラムの転送を容易にするすべての媒体を含む、コンピュータ記憶媒体と通信媒体との両方を含む。コンピュータ可読記憶媒体は、汎用または専用コンピュータによってアクセスされ得る任意の利用可能な媒体であり得る。限定ではなく例として、そのようなコンピュータ可読媒体は、RAM、ROM、EEPROM、CD−ROM、または他の光ディスクストレージ、磁気ディスクストレージまたは他の磁気ストレージデバイス、あるいは命令またはデータ構造の形態の所望のプログラムコード手段を搬送または格納するために使用され得、汎用もしくは専用コンピュータ、または汎用もしくは専用プロセッサによってアクセスされ得る、任意の他の媒体を備え得る。また、接続はコンピュータ可読媒体と適切に呼ばれ得る。たとえば、ソフトウェアが、同軸ケーブル、光ファイバーケーブル、ツイストペア、またはデジタル加入者線(DSL)を使用して、ウェブサイト、サーバ、またはその他のリモートソースから送信される場合、同軸ケーブル、光ファイバーケーブル、ツイストペア、またはDSLは、媒体の定義に含まれる。本明細書で使用するディスク(disk)およびディスク(disc)は、コンパクトディスク(disc)(CD)、レーザーディスク(登録商標)(disc)、光ディスク(disc)、デジタル多用途ディスク(disc)(DVD)、フロッピー(登録商標)ディスク(disk)、およびblu−ray(登録商標)ディスク(disc)を含み、ディスク(disk)は、通常、データを磁気的に再生し、ディスク(disc)は、データをレーザーで光学的に再生する。上記の組合せもコンピュータ可読媒体の範囲内に含まれるべきである。
【0115】
[0126]特許請求の範囲を含めて、本明細書で使用される場合、2つ以上の項目の列挙中で使用されるとき、「および/または」という語は、列挙された項目のうちのいずれか1つが単独で採用され得ること、または列挙された項目のうちの2つ以上の任意の組合せが採用され得ることを意味する。たとえば、組成が、構成要素A、B、および/またはCを含んでいると記述されている場合、その組成は、Aのみ、Bのみ、Cのみ、AとBの組合せ、AとCの組合せ、BとCの組合せ、またはAとBとCの組合せを含んでいることがある。また、特許請求の範囲を含めて、本明細書で使用される場合、「のうちの少なくとも1つ」で終わる項目の列挙中で使用される「または」は、たとえば、「A、B、またはCのうちの少なくとも1つ」の列挙は、AまたはBまたはCまたはABまたはACまたはBCまたはABC(すなわち、AおよびBおよびC)を意味するような選言的列挙を示す。
【0116】
[0127]本開示についての以上の説明は、いかなる当業者でも本開示を作製または使用することができるように与えたものである。本開示への様々な修正は当業者には容易に明らかになり、本明細書で定義した一般原理は、本開示の趣旨または範囲から逸脱することなく他の変形形態に適用され得る。したがって、本開示は、本明細書で説明した例および設計に限定されるものではなく、本明細書で開示した原理および新規の特徴に合致する最も広い範囲を与えられるべきである。
以下に本願の出願当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[C1]
ユーザ機器(UE)によって、競合ベース無線周波数スペクトルを利用する少なくとも1つのキャリアを識別することと、
前記少なくとも1つのキャリアについてのクリアチャネルアセスメント(CCA)結果情報を示す送信信号を検出することと、
前記検出された送信信号に基づいて、チャネル状態情報測定のための基準信号がサブフレーム中に存在するかどうかを決定することと、
前記UEによって、測定報告を送信することと、ここにおいて、前記測定報告は、前記基準信号が存在すると前記決定することに少なくとも部分的に基づく、
を備える、ワイヤレス通信の方法。
[C2]
CCA結果情報を示す前記送信信号は、前記決定することが実施される前記サブフレームを含む、複数のサブフレームから備える送信フレームについて検出される、C1に記載の方法。
[C3]
CCA結果情報を示す前記送信信号は、チャネル使用ビーコン信号(CUBS)とチャネル状態情報基準信号(CSI−RS)とのうちの1つまたは複数を含む、C1に記載の方法。
[C4]
前記UEによって、複数の送信フレームにわたって前記基準信号の存在を決定することと、
前記基準信号が存在すると決定される、前記複数の送信フレームのうちの送信フレームの第1のセットについて、前記基準信号が不在であると決定されるフレームの第2のセットについてとは別個に、前記測定報告の一部として、干渉状態を処理することと、
をさらに含む、C1に記載の方法。
[C5]
送信フレーム中の第1のサブフレームについて第1の干渉測定を実施することと、
前記送信フレーム中の第2のサブフレームについて第2の干渉測定を実施することと、
前記第1の干渉測定に基づく第1の測定と、前記第2の干渉測定に基づく第2の測定とを備える測定報告を送信することと、
をさらに含む、C1に記載の方法。
[C6]
前記第1のサブフレームは通常であり、前記第2のサブフレームは特別サブフレームであり、ここにおいて、前記第1の測定は前記測定報告において前記第2の測定と平均化されない、C5に記載の方法。
[C7]
前記第1のサブフレームは第1の基準信号構成で構成され、前記第2のサブフレームは、前記第1の基準信号構成とは異なる第2の基準信号構成で構成された、C5に記載の方法。
[C8]
前記サブフレーム中の実質的にすべてのシンボル中に存在するリソース要素のセットに基づいて干渉測定を実施することをさらに含む、C1に記載の方法。
[C9]
前記基準信号は、
前記サブフレームの各周波数にわたるホッピングパターン、または
前記サブフレームの1つまたは複数の所定の周波数
のうちの1つに配置される、C8に記載の方法。
[C10]
前記少なくとも1つのキャリアについて所定の持続時間にわたって前記CCA結果情報を示す報告を送信すること、
をさらに含む、C1に記載の方法。
[C11]
競合ベース無線周波数スペクトルを利用する前記キャリアは無認可スペクトル中にある、C1に記載の方法。
[C12]
前記UEによって、前記少なくとも1つのキャリアのために構成された2つ以上のチャネル状態フィードバックプロセスがあると決定することをさらに含み、チャネル測定のための前記基準信号を前記決定することは、前記2つ以上のチャネル状態フィードバックプロセスの各々について別々に実施される、
C1に記載の方法。
[C13]
前記UEは、前記基準信号が存在しないと決定し、前記方法は、
前記UEによって前記測定報告を省略すること、または
前記測定報告を送信することと、ここにおいて、前記測定報告が、前の測定報告に少なくとも部分的に基づく、
のうちの1つをさらに含む、C1に記載の方法。
[C14]
前記UEによって、存在信号を受信することをさらに含み、前記存在信号は、前記基準信号が前記サブフレーム中に存在するかどうかを示す、
C1に記載の方法。
[C15]
前記UEによって、前記サブフレームが空のサブフレームであると決定することと、
前記基準信号が存在すると前記決定することに応答して、前記UEによって、前記サブフレーム全体にわたって干渉測定を実施することと、
をさらに含む、C1に記載の方法。
[C16]
送信フレーム中の第1のサブフレームについて第1の干渉測定を実施することと、
前記送信フレーム中の第2のサブフレームについて第2の干渉測定を実施することと、
前記第1の干渉測定に関連する第1の測定報告を送信することと、
前記第2の干渉測定に関連する第2の測定報告を送信することと、ここにおいて、前記第2の測定報告は前記第2の干渉測定と前記第1の干渉測定との間の差分を提供する、
をさらに含む、C1に記載の方法。
[C17]
前記UEによって前記測定報告を生成することをさらに含み、前記測定報告は、
前記サブフレームの持続時間にわたって前記UEによって観測される平均化された干渉、または
前記サブフレームの1つまたは複数のシンボルに関連するシンボル依存干渉
のうちの1つに基づく干渉のフィードバックを含む、C1に記載の方法。
[C18]
干渉の前記フィードバックはシンボル依存干渉に基づき、前記生成することは、
前記サブフレームの第1のスロットの各シンボルにわたって前記UEによって観測される第1のシンボル干渉を平均化することと、
前記サブフレームの第2のスロットの各シンボルにわたって前記UEによって観測される第2のシンボル干渉を平均化することと、ここにおいて、前記第1のシンボル干渉と前記第2のシンボル干渉とのうちの1つまたは複数は前記測定報告中に含まれる、
をさらに含む、C17に記載の方法。
[C19]
前記サブフレームがアップリンクサブフレームであると決定することと、
前記前記サブフレームが前記アップリンクサブフレームであると決定することに応答して、前記検出することと、前記決定することと、前記送信することとを省略することと、
をさらに含む、C1に記載の方法。
[C20]
前記CCAがクリアされないとき、前記UEによって前記サブフレームにおける干渉を測定することと、
前記測定報告を送信することと、ここにおいて、前記測定報告は、前記サブフレームにおいて前記測定された干渉に少なくとも部分的に基づく、
をさらに含む、C1に記載の方法。
[C21]
前記基準信号は、非ゼロ電力チャネル状態情報基準信号(CSI−RS)またはゼロ電力CSI−RSのうちの少なくとも1つである、C1に記載の方法。
[C22]
前記非ゼロCSI−RSは前記CSIフィードバックのチャネル測定についてであり、前記ゼロCSI−RSは前記CSIフィードバックの干渉測定についてである、C21に記載の方法。
[C23]
対応するCCAはクリアされる場合、非ゼロ電力基準信号はサブフレーム中に存在すると決定される、C1に記載の方法。
[C24]
対応するCCAがクリアされるか否かにかかわらず、ゼロ電力基準信号はサブフレーム中に存在すると決定される、C1に記載の方法。
[C25]
ユーザ機器(UE)によって、競合ベース無線周波数スペクトルを利用する少なくとも1つのキャリアを識別するための手段と、
前記少なくとも1つのキャリアについてのクリアチャネルアセスメント(CCA)結果情報を示す送信信号を検出するための手段と、
前記検出された送信信号に基づいてチャネル状態情報測定のための基準信号がサブフレーム中に存在するかどうかを決定するための手段と、
前記UEによって、測定報告を送信するための手段と、ここにおいて、前記測定報告は、前記基準信号が存在すると前記決定することに少なくとも部分的に基づく、
を備える、ワイヤレス通信のために構成された装置。
[C26]
プログラムコードを記録した非一時的コンピュータ可読媒体であって、前記プログラムコードは、
ユーザ機器(UE)によって、競合ベース無線周波数スペクトルを利用する少なくとも1つのキャリアを識別することをコンピュータに行わせるためのプログラムコードと、
前記少なくとも1つのキャリアについてのクリアチャネルアセスメント(CCA)結果情報を示す送信信号を検出することを前記コンピュータに行わせるためのプログラムコードと、
前記検出された送信信号に基づいて、チャネル状態情報測定のための基準信号がサブフレーム中に存在するかどうかを決定することを前記コンピュータに行わせるためのプログラムコードと、
前記UEによって、測定報告を送信することを前記コンピュータに行わせるためのプログラムコードと、ここにおいて、前記測定報告は、前記基準信号が存在すると前記決定することに少なくとも部分的に基づく、
を含む、非一時的コンピュータ可読媒体。
[C27]
ワイヤレス通信のために構成された装置であって、前記装置は、
少なくとも1つのプロセッサと、
前記少なくとも1つのプロセッサに結合されたメモリと、
を備え、前記少なくとも1つのプロセッサは、
ユーザ機器(UE)によって、競合ベース無線周波数スペクトルを利用する少なくとも1つのキャリアを識別することと、
前記少なくとも1つのキャリアについてのクリアチャネルアセスメント(CCA)結果情報を示す送信信号を検出することと、
前記検出された送信信号に基づいて、チャネル状態情報測定のための基準信号がサブフレーム中に存在するかどうかを決定することと、
前記UEによって、測定報告を送信することと、ここにおいて、前記測定報告は、前記基準信号が存在すると前記決定することに少なくとも部分的に基づく、
を行うように構成された、装置。
[C28]
CCA結果情報を示す前記送信信号は、前記決定することが実施される前記サブフレームを含む、複数のサブフレームから備える送信フレームについて検出される、C27に記載の装置。
[C29]
前記UEによって、複数の送信フレームにわたって前記基準信号の存在を決定することと、
前記基準信号がその中に存在すると決定される、前記複数の送信フレームのうちの送信フレームの第1のセットについて、前記基準信号が不在であると決定されるフレームの第2のセットについてとは別個に、前記測定報告の一部として、干渉状態を処理することと、
を行うための、前記少なくとも1つのプロセッサの構成をさらに含む、C27に記載の装置。
[C30]
送信フレーム中の第1のサブフレームについて第1の干渉測定を実施することと、
前記送信フレーム中の第2のサブフレームについて第2の干渉測定を実施することと、
前記第1の干渉測定に基づく第1の測定と、前記第2の干渉測定に基づく第2の測定とを備える測定報告を送信することと、
を行うための、前記少なくとも1つのプロセッサの構成をさらに含む、C27に記載の装置。