【実施例】
【0022】
[2.実施例]
[2−1.概要]
特定の人物(例えば、乳幼児)をそれぞれ被写体とする複数の動画ファイル(「映像ファイル」の一例。)から好適な部分を抽出し撮影時期の昇順に連結することにより、被写体である人物の成長過程を表現する連結動画(「連結映像」の一例。)を生成する。
本実施例では、素材とする複数の動画ファイルのうち少なくとも一部から連結動画に採録されるべき映像をそれぞれ抽出する際に撮影時期の偏りを抑止するため、動画ファイルが相対的に多い時期に撮影された動画ファイルを相対的に選定されにくく設定することにより時期的に近接する複数の動画ファイルばかりから映像が抽出される可能性を軽減させる。
【0023】
[2−2.ネットワーク構成]
図2に、実施例のシステムのネットワーク構成例を示す。
本実施例のシステムは、配信管理サーバ10と、編集管理サーバ20(「情報処理装置」の一例。)と、ファイル管理サーバ30と、複数のユーザ端末40(40−1,40−2,…,40−n)と、を含む。
配信管理サーバ10は、あるユーザ端末40により投稿された動画ファイルを指定された範囲(例えば、投稿者が属する特定のオンラインコミュニティ(例えば、SNS(Social Networking Service)におけるグループ)の内部)のユーザ端末40に配信するサービス(以下、「動画配信サービス」という。)を提供する。一方、編集管理サーバ20は、動画配信サービスで管理される動画ファイルを素材として連結動画を生成するサービス(以下、「連結動画生成サービス」という。)を提供する。
【0024】
配信管理サーバ10及び編集管理サーバ20とユーザ端末40とは、通信ネットワーク50を通じてそれぞれデータの授受が可能である。また、配信管理サーバ10及び編集管理サーバ20は、ファイル管理サーバ30を介して記憶装置31に記憶されるデータ(本実施例では、動画ファイル)にアクセス可能である。
通信ネットワーク50は、既存のネットワーク(例えば、インターネット(Internet),携帯電話網,無線WAN(Wireless Wide Area Network),無線LAN(Wireless Local Area Network),イーサネット(Ethernet)(登録商標)など)のうち少なくともいずれかを含んでいてよい。
【0025】
[2−2−1.配信管理サーバ]
図2において、配信管理サーバ10は、Webサーバプログラム(HTTPデーモン(HyperText Transfer Protocol Daemon)ともいう。)がインストールされたサーバ装置(汎用コンピュータ)である。
配信管理サーバ10は、例えば、動画ファイルを指定する所定の要求(リクエスト)に応じて、指定された動画ファイルをファイル管理サーバ30を介して記憶装置31から取得し、これを要求元に応答(レスポンス)する機能を有する。
なお、複数のサーバ装置を連携させて配信管理システムを構成し、配信管理サーバ10の機能を分散させることも可能である。例えば、配信管理サーバ10が外部の配信サーバへのリンク情報を提供したり同配信サーバへ所定の要求を転送(リダイレクト)したりすることにより、指定された動画ファイルを要求元に応答する処理を当該外部の配信サーバに負担させてもよい。
【0026】
[2−2−2.編集管理サーバ]
図2において、編集管理サーバ20は、Webサーバプログラム(HTTPデーモン(HyperText Transfer Protocol Daemon)ともいう。)及びアプリケーションプログラムがインストールされたサーバ装置(汎用コンピュータ)である。
編集管理サーバ20は、例えば、連結動画の生成要求に応じて連結動画を生成し、生成された連結動画に関する情報を要求元に提供する機能を有する。
なお、複数のサーバ装置を連携させて編集管理システムを構成し、編集管理サーバ20の機能を分散させることも可能である。例えば、Webサーバプログラムがインストールされたサーバ装置(Webサーバ)と、アプリケーションプログラムがインストールされたサーバ装置(アプリケーションサーバ)とを別個に用意し、ユーザ端末40からのアクセスに対応する機能と連結動画を生成する機能とを分散させてもよい。また、編集管理サーバ20が外部の配信サーバへのリンク情報を提供したり同配信サーバへ所定の要求を転送(リダイレクト)したりすることにより、指定された動画ファイルを要求元に応答する処理を当該外部の配信サーバに負担させてもよい。その他、例えば、生成された連結動画ファイルを他の動画ファイルと同様にファイル管理サーバ30に管理させることにより、生成された連結動画ファイルを要求元に応答する処理をファイル管理サーバ30に実行させてもよい。
【0027】
[2−2−3.ファイル管理サーバ]
図2において、ファイル管理サーバ30は、ファイルサーバプログラムがインストールされたサーバ装置(汎用コンピュータ)である。
ファイル管理サーバ30は、例えば、ファイルの格納要求に応じて要求元から取得されるファイルを記憶装置31に格納する機能と、ファイルの抽出要求に応じて記憶装置31から抽出されるファイルを要求元に応答する機能とを有する。
なお、複数のサーバ装置を連携させてファイル管理システムを構成し、ファイル管理サーバ30の機能を分散させることも可能である。また、ファイル管理サーバ30が内蔵し又は外部の接続可能な複数の記憶装置にデータを分散配置することも可能である。その他、NAS(Network Attached Storage)と呼ばれる専用装置を用いて構成してもよい。
【0028】
[2−2−4.ユーザ端末]
図2において、ユーザ端末40は、データ表示機能,データ通信機能,映像撮影機能などを有するユーザ装置(汎用コンピュータ)である。
本実施例のシステムでは、ユーザ端末40として、携帯電話,スマートフォン(smartphone),タブレット(tablet)端末,タブレットPC(personal computer),小型のPC,ウェアラブルデバイス(wearable device)などの携帯型のユーザ装置を用いることができる。
【0029】
[2−3.ハードウェア構成]
[2−3−1.サーバ装置]
図3に、サーバ装置のハードウェア構成例を示す。
典型的なサーバ装置は、MPU(Micro-Processing Unit)やROM(Read Only Memory)を含む制御処理装置310と、RAM(Random Access Memory)を含む主記憶装置320と、HDD(Hard Disc Drive)を含む補助記憶装置330と、マウスやキーボードを含む入力装置340と、ディスプレイやスピーカを含む出力装置350と、ネットワークカード(Network Interface Card)を含む通信制御装置360と、を有する。
【0030】
主記憶装置320、補助記憶装置330、入力装置340、出力装置350及び通信制御装置360は、バスラインを介して制御処理装置310とそれぞれ接続される。
制御処理装置310は、(1)補助記憶装置330に記憶されたプログラムを主記憶装置320上に読み込み、(2)プログラムの指示に従って入力装置340と補助記憶装置330と通信制御装置360との少なくともいずれかからデータを受け取り、(3)取得したデータをプログラムに規定される手順で演算・加工した上で、(4)演算済み・加工済みのデータを補助記憶装置330と出力装置350と通信制御装置360との少なくともいずれかに送り出す。
【0031】
[2−3−2.ユーザ装置]
図4に、ユーザ装置のハードウェア構成例を示す。
典型的なユーザ装置は、制御処理部を構成するMPU411と、主記憶部を構成するRAM421と、補助記憶部を構成するROM422及びEEPROM(Electrically Erasable Programmable Read-Only Memory)423と、入力出力部を構成するタッチパネルディスプレイ431と、通信制御部を構成するNIC(Network Interface Controller)441及び無線LAN(Local Area Network)チップ442と、撮像素子(例えば、CMOS(Complementary Metal-Oxide Semiconductor)センサ)で撮影した画像をデジタル信号に変換するカメラ451と、音波によって生ずる振動板などの機械的な振動を電気信号に変換するマイクロフォン(Microphone)452と、複数の人工衛星からそれぞれ送出される所定の信号を用いて割り出した現在位置を示す位置情報を出力するGPSチップ461と、現在時刻を出力する時計462と、を少なくとも有する。
【0032】
RAM421と、ROM422と、EEPROM423と、タッチパネルディスプレイ431と、NIC441と、無線LANチップ442と、カメラ451と、マイクロフォン452と、GPSチップ461と、時計462とは、バスラインを介してMPU411と接続される。
MPU411は、(1)EEPROM423に記憶されたプログラムをRAM421上に読み込み、(2)プログラムの指示に従ってタッチパネルディスプレイ431とEEPROM423とNIC441と無線LANチップ442とカメラ451とマイクロフォン452とGPSチップ461と時計462との少なくともいずれかからデータを受け取り、(3)取得したデータをプログラムに規定される手順で演算・加工した上で、(4)演算済み・加工済みのデータをEEPROM423とタッチパネルディスプレイ431とNIC441と無線LANチップ442との少なくともいずれかに送り出す。
【0033】
[2−4.機能構成]
図5に、「動画配信サービス」に関する配信管理サーバ、ファイル管理サーバ及びユーザ端末の機能構成例をそれぞれ示す。
配信管理サーバ10の機能は、サーバ装置向けOS(Operating System)と当該OS上で動作するWebサーバプログラムとがサーバ装置にそれぞれインストールされることにより実現される。ファイル管理サーバ30の機能は、サーバ装置向けOS(Operating System)と当該OS上で動作するファイルサーバプログラムとがサーバ装置にそれぞれインストールされることにより実現される。また、ユーザ端末40の機能は、ユーザ装置向けOSと当該OS上で動作するブラウザプログラムや各種のプログラム(例えば、カメラ451やマイクロフォン452を駆動させるドライバプログラムやアプリケーションプログラム)とがユーザ装置にそれぞれインストールされることにより実現される。
【0034】
図6に、「連結動画生成サービス」に関する編集管理サーバ、ファイル管理サーバ及びユーザ端末の機能構成例をそれぞれ示す。
編集管理サーバ20の機能は、サーバ装置向けOS(Operating System)と当該OS上で動作するWebサーバプログラム及びアプリケーションプログラムとがサーバ装置にそれぞれインストールされることにより実現される。ファイル管理サーバ30及びユーザ端末40の機能のうち
図5と同一の符号が付されているものの機能は、
図5に示す機能と同等である。
【0035】
サーバ装置にインストールされるべきプログラムは、各種の記録媒体(例えば、CD(Compact Disc),DVD(Digital Versatile Disk),MOディスク(Magneto-Optical disk),フラッシュメモリ(flash memory)など)に記録された状態で配布され当該記録媒体からサーバ装置に読み込まれてもよいし、通信ネットワークを介し搬送波に重畳させてサーバ装置に供給されてもよい。また、出荷当初からインストールされていてもよい。
ユーザ装置にインストールされるべきプログラムは、通信ネットワークを介し搬送波に重畳させてユーザ装置に供給されるのが一般的である。なお、各種の記録媒体(例えば、CD,DVD,MOディスク,フラッシュメモリなど)に記録された状態で配布され当該記録媒体からユーザ装置に読み込まれてもよい。また、出荷当初からインストールされていてもよい。
【0036】
[2−4−1.動画配信サービスに関する機能構成]
図5に示すように、ユーザ端末40は、撮影部4010と、記憶部4020と、検出部4030と、要求部4040と、受領部4050と、表示部4060と、を具備する。
このうち、撮影部4010はカメラ451及びマイクロフォン452を含んで構成される。記憶部4020はEEPROM423を含んで構成される。検出部4030及び表示部4060はタッチパネルディスプレイ431を含んで構成される。要求部4040及び受領部4050はNIC441と無線LANチップ442の少なくともいずれかを含んで構成される。
【0037】
撮影部4010は、受光される映像及び集音される音声を所定形式でそれぞれ符号化したコンテンツとこれに付随するメタデータとを含む動画ファイルを生成し、記憶部4020に記憶させる。
メタデータには、ユーザ端末の種別(撮影装置)、GPSチップ461から取得される位置情報(撮影位置)及び時計462から取得される時刻情報(撮影時期)が含まれる。
【0038】
要求部4040は、検出部4030により検出されるタッチ操作により記憶部4020に記憶される動画ファイルの中から指定される動画を配信管理サーバ10に投稿(ポスト)し、その管理を要求する(動画管理要求)。また、検出部4030により検出されるタッチ操作により配信管理サーバ10で管理される動画の中から指定される指定動画の配信を配信管理サーバ10に要求する(動画配信要求)。
受領部4050は、投稿した動画を受け付けた旨の通知(受付完了通知)を配信管理サーバ10から受領する。また、指定した動画ファイル(指定動画ファイル)に関する情報(例えば、指定動画ファイルそのもの,指定動画ファイルの配信を手動で要求するためのリンク情報,指定動画ファイルの配信を自動で要求するためのリダイレクト情報など)を配信管理サーバ10から受領する。その後、ユーザ端末40は、必要に応じて指定動画を取得し表示部4060に表示させる。
【0039】
図5に示すように、ファイル管理サーバ30は、ファイル管理部3010と、ファイル記憶部3020とを具備する。
ファイル管理部3010は、外部からの格納要求に応じてファイル記憶部3020に投稿された動画ファイル(投稿動画ファイル)を記憶させるとともに、外部からの抽出要求に応じてファイル記憶部3020に記憶される指定動画ファイルを提供する。
【0040】
図7に、ファイル記憶部3020に格納される動画ファイルのメタ情報の主要な項目を例示する。
図7に例示するように、メタ情報は、「動画ID」(キー項目)と、「ファイル名」と、保存場所を示す「ディレクトリパス」と、ファイルの「投稿者」と、コンテンツの圧縮形式を示す「ファイル種類」と、「フレームサイズ(幅,高さ)」と、「フレームレート」と、「長さ」(再生時間)と、「撮影時期」と、「撮影位置(経度,緯度,高度)」と、「撮影装置」と、単数又は複数の「タグ」と、「コメント」とを含む。
【0041】
図5に示すように、配信管理サーバ10は、受付部1010と、管理部1020と、応答部1030とを具備する。
受付部1010は、動画管理要求及び動画配信要求をユーザ端末40から受け付ける。
管理部1020は、ログイン済みのユーザ端末40から投稿(ポスト)される投稿動画ファイルに一意のIDを付与し、投稿者のIDに関連付けてファイル記憶部3020に格納するようファイル管理部3010に要求する。また、ユーザ端末40により指定される指定動画ファイルをファイル記憶部3020から抽出するようファイル管理部3010に要求する。
応答部1030は、受付完了通知及び指定動画ファイルに関する情報をユーザ端末40に応答する。
【0042】
[2−4−2.連結動画生成サービスに関する機能構成]
図6に示すように、ユーザ端末40は、検出部4030と、要求部4040と、受領部4050と、表示部4060と、を具備する。
このうち、検出部4030及び表示部4060はタッチパネルディスプレイ431を含んで構成される。要求部4040及び受領部4050はNIC441と無線LANチップ442の少なくともいずれかを含んで構成される。
要求部4040は、検出部4030により検出されるタッチ操作に応じて、記憶部4020に記憶される動画ファイルの中から指定される複数の動画ファイルを素材とする連結動画の生成を要求する(連結動画生成要求)。
受領部4050は、生成された連結動画ファイルにアクセスするためのアクセス情報(例えば、連結動画ファイルの配信を手動で要求するためのリンク情報,連結動画ファイルの配信を自動で要求するためのリダイレクト情報など)を編集管理サーバ20から受領する。その後、ユーザ端末40は、指定動画を取得する手順と同様の手順で連結動画ファイルを取得し表示部4060に表示させる。
【0043】
図6に示すように、編集管理サーバ20は、受付部2010と、仕分部2020と、設定部2030と、選定部2040と、特定部2050と、抽出部2060と、連結部2070と、提示部2080とを具備する。
受付部2010は、連結動画生成要求をユーザ端末40から受け付ける。
仕分部2020は、特定の人物に関連する複数の動画ファイルを所定期間ごとに区切られた複数の区分のいずれかに撮影時期に応じてそれぞれ仕分ける。設定部2030は、仕分部2020により仕分けられる動画ファイルの数が多い区分の動画ファイルほど選定されにくくなるように複数の動画ファイルに重みをそれぞれ設定する。
【0044】
選定部2040は、設定部2030により設定される重みを加味して複数の動画ファイルの中から複数の動画ファイル(選定ファイル)を選定する。特定部2050は、選定部2040により選定される複数の選定ファイルにおいて連結動画を構成するべき指定長さの抽出部分をそれぞれ特定する。抽出部2060は、特定部2050によりそれぞれ特定される抽出部分を複数の選定ファイルからそれぞれ抽出する。連結部2070は、抽出部2060により抽出される映像を連結して連結動画を生成し、生成された連結動画をコンテンツとする連結動画ファイルをファイル記憶部3020に格納するようファイル管理部3010に要求する。以降、連結動画ファイルは、配信主体(サーバ名)、ディレクトリパス(格納位置)の一部、及び、ファイル名が連結されるURL(Uniform Resource Locator)により特定される。
提示部2080は、連結部2070により生成される連結動画ファイルのアクセス情報をユーザ端末40に応答する。
【0045】
[2−5.連結映像の生成手順]
図8に、編集管理サーバによる連結映像の生成手順を例示する。
編集管理サーバ20は、ユーザ端末40からの要求に応じて、
図8に示す手順で連結映像(連結動画)を生成する。
〔S802〕受付部2010が、ユーザ端末40から連結動画生成要求(リクエスト)を受け付ける。連結動画生成要求は、「動画配信サービス」の各ページに共通して表示されるメニューに含まれ又はいずれかのページに個別に配置されるリンク要素(例えば、テキスト,画像,ボタンなど)の表示領域がユーザのタッチ操作により指定された際にユーザ端末40から編集管理サーバ20に送信されるものとする。なお、複数種類(例えば、30秒バージョン及び3分バージョンの2種類)の連結動画を生成可能とする場合、連結動画のバージョンにそれぞれ対応する複数のリンク要素を配置してもよい。この場合、連結動画生成要求にはバージョンを識別可能なパラメータを含ませるとよい。また、素材とする動画ファイルの数が不足する場合には、リンク要素を無効化(非表示又はグレーアウト)してもよい。
【0046】
〔S804〕仕分部2020が、特定の人物に関連する複数の動画ファイルを月ごとに区切られた複数の区分のいずれかに撮影時期に応じてそれぞれ仕分ける。なお、本実施例では、撮影ミスに係る動画ファイルが紛れている可能性を考慮して、コンテンツの「長さ」が6秒間以上である動画ファイルを仕分けの対象とする。また、特定の人物に関連付けられたディレクトリに格納されていたり、特定の人物に関連付けられたタグやコメントが付加されていたり、特定の人物に関連するタイトルが付与されていたりするなど、当該人物を撮影した映像を含む可能性が高い動画ファイルを仕分けの対象とする。
【0047】
〔S808〕設定部2030が、区分ごとに仕分部2020により当該区分に仕分けられる動画ファイルの数に反比例する重みを当該区分に属する複数の素材にそれぞれ設定する。
〔S810a〕選定部2040が、設定部2030により設定される重みを加味して複数の動画ファイルの中から複数の動画ファイル(選定ファイル)を選定する。本実施例では、各動画ファイルに設定された重みの大きさの比に応じて所定の数値範囲を分割し各映像ファイルをそれぞれいずれかの分割範囲に対応付け当該数値範囲の疑似乱数を発生させて発生した疑似乱数を含む分割区分に対応付けられている動画ファイルを選定する処理を繰り返す。選定数は連結動画の長さに応じて設定する。例えば、30秒バージョンの連結動画を生成する場合は選定数30、180秒バージョンの連結動画を生成する場合は選定数180に設定する。
【0048】
〔S818〕特定部2050が、選定部2040により選定される複数の選定ファイルにおいて、連結動画を構成するべき指定長さ(本実施例では、一律に1秒間)の抽出部分をそれぞれ特定する。なお、本実施例では、先頭から5秒後の時点から10秒後の時点までの範囲内で抽出部分をランダムに特定することにより、特定処理の迅速化を図っている。
〔S820〕抽出部2060が、特定部2050によりそれぞれ特定される抽出部分を複数の選定ファイルからそれぞれ抽出する。
【0049】
〔S822〕連結部2070が、抽出部2060により抽出される映像を元の音声を残したまま撮影時期の昇順に連結し、必要に応じてBGM(background music)を付加して連結動画を生成し、生成された連結動画をコンテンツとする連結動画ファイルをファイル管理サーバ30(記憶装置31)に管理させる。ある選定ファイルの映像が縦長である場合は、フレーム画像の上部と下部の少なくともいずれかを切り取るか、フレーム画像のサイズを縮小するかして、横長の映像に高さを合わせるのが好ましい。
〔S824〕提示部2080が、連結部2070により生成される連結動画のアクセス情報をユーザ端末40に応答(レスポンス)として返す。なお、連結動画の生成には相応の時間を要するため、S802のリクエストに対し例えば「作成中」と表示されるページをレスポンスとしていったん返し、その後ユーザ端末40から編集管理サーバ20に所定時間ごとにページ更新要求を送信させ、連結動画が完成した際に当該連結動画のアクセス情報を応答してもよい。また、連結動画ファイルが完成した旨を電子メールや通知機能を利用して指定された範囲のユーザに報知することとしてもよい。
【0050】
[3.変形例]
[3−1.変形例1:動画ファイルが選定される度に重みを更新する]
いずれかの動画ファイルが選定ファイルとして選定される度に当該選定ファイルと所定の関係を有する他の動画ファイルの重み(選定されやすさ度合い)を半減し又は0(若しくは有効でない値)にしてもよい。
これにより、最新の重みを加味して動画ファイルが順次選定されれば、選定された動画ファイルと特定の関係にある他の動画ファイルがその後に選定される可能性が相対的に下がると同時にその他の動画ファイルがその後に選定される可能性が相対的に上がる。
以下では、所定の関係として、撮影時期が近接し又は部分的に重複する場合を想定した例(変形例1A及び変形例1B)及び撮影者が重複する場合を想定した例(変形例1C)を例示する。変形例1A〜変形例1Cは、相互に組み合わせてもよい。
【0051】
[3−1−1.変形例1A]
いずれかの動画ファイルが選定ファイルとして選定される度に同一区分に属する他の動画ファイルの少なくとも一部の重み(選定されやすさ度合い)を半減し又は0(若しくは有効でない値)にしてもよい。
これにより、最新の重みを加味して動画ファイルが順次選定されれば、選定された動画ファイルと同一の区分に仕分けられている他の動画ファイルがその後に選定される可能性が相対的に下がると同時に他の区分に仕分けられている動画ファイルがその後に選定される可能性が相対的に上がるため、結果的に撮影時期がより偏りにくくなる。
【0052】
具体的には、撮影時期が近接する(例えば、撮影日が同一である)複数の動画ファイルをグループ化し、いずれかが選定ファイルとして選定される度に同一グループの他の関連動画ファイル(「関連映像ファイル」の一例。)の重み(選定されやすさ度合い)を半減し又は0(若しくは有効でない値)にするとよい。例えば、
図9に示すように動画ファイルが存在する場合、撮影日が「Y年M月D日」の動画ファイルの組<a
1,a
2,a
3,b
1,b
2,b
3>及び撮影日が「Y年M月(D+1)日」の動画ファイルの組<a
4,a
5>をそれぞれグループ化する。
これにより、最新の重みを加味して動画ファイルが順次選定されれば、選定された動画ファイルと撮影時期が近い他の関連動画ファイルがその後に選定される可能性が相対的に下がると同時にその他の動画ファイルがその後に選定される可能性が相対的に上がるため、結果的に撮影時期がより偏りにくくなる。
【0053】
特に、撮影時期の少なくとも一部が相互に重なる複数の動画ファイルをグループ化し、いずれかが選定ファイルとして選定される度に同一グループの他の関連動画ファイルの重み(選定されやすさ度合い)を0(又は有効でない値)にするのが好適である。例えば、
図9に示すように動画ファイルが存在する場合、撮影日が「Y年M月D日」で撮影時期が部分的に重なる動画ファイルの組<a
1,b
1>,<a
2,b
1>,<a
3,b
1>又はこれらの組合せ<a
1,a
2,a
3,b
1>をグループ化する。
これにより、最新の重みを加味して動画ファイルが順次選定されれば、選定された動画ファイルと同一の場面を撮影した映像を含む可能性が高い他の関連動画ファイルがその後に選定される可能性がなくなり、結果的に連結動画に採録される映像の重複が排除される。
【0054】
なお、グループ化の条件として、複数の動画ファイルの撮影位置が極めて近接する場合に限ってもよい。あるいは、複数の動画ファイルが同一のディレクトリに保存されており又は複数の動画ファイルに同一のタグデータが付加されている場合に限ってもよい。
これらにより、同一の場面を撮影した映像を含む可能性が極めて高い他の関連動画ファイルの特定精度が向上する。
【0055】
図10に、編集管理サーバによる連結映像の生成手順の変形例を例示する。
編集管理サーバ20は、ユーザ端末40からの要求に応じて、
図10に示す手順で連結映像(連結動画)を生成してもよい。なお、実施例(
図8)と同等の処理には同一の符号を付し重複説明を省略する。
〔S806〕仕分部2020が、動画ファイルをさらにグループ化する。例えば、撮影時期が近接し又は撮影時期の少なくとも一部が相互に重なる複数の動画ファイルをグループ化するとよい。また、グループ化の条件として、複数の動画ファイルの撮影位置が極めて近接する場合に限ってもよいし、複数の動画ファイルが同一のディレクトリに保存されており又は複数の動画ファイルに同一のタグが付加されている場合に限ってもよい。
【0056】
〔S810b〕選定部2040が、設定部2030により設定される最新の重みを加味して複数の素材の中から単数の動画ファイル(選定ファイル)を選定する。本実施例では、各動画ファイルに設定された重みの割合に応じて所定の数値範囲を分割し各映像ファイルをそれぞれいずれかの分割範囲に対応付け、当該数値範囲の疑似乱数を発生させて発生した疑似乱数を含む分割範囲に対応付けられている動画ファイルを選定する。
〔S812b〕選定部2040が、選定ファイルの数が上限数に等しいか否かを判定する。等しくなければ(S812b:No)、S814bに進む。一方、等しければ(S812b:Yes)、ループを抜けてS818に進む。なお、選定数の上限値は連結動画の長さに応じて設定する。例えば、30秒バージョンの連結動画を生成する場合は選定数30、180秒バージョンの連結動画を生成する場合は選定数180に設定する。
【0057】
〔S814b〕選定部2040が、直前に選定された動画ファイルと同一のグループに属する他の関連動画ファイルが存在するか否かを判定する。存在する場合(S814b:Yes)、S816bに進む。一方、存在しない場合(S814b:No)、S810bに戻る。
〔S816b〕設定部2030が、直前に選定された動画ファイルと同一のグループに属する他の関連動画ファイルに重みを再設定する。例えば、撮影時期が近接する他の関連動画ファイルの重みを1/2にしたり、撮影時期の少なくとも一部が相互に重なる他の関連動画ファイルの重みを0(又は無効な値)にしたりするとよい。
【0058】
[3−1−2.変形例1B]
動画ファイルが選定ファイルとして選定される度に、当該動画ファイルと区間の境界を跨いで撮影時期が近接する(例えば、撮影日のズレが一定日数以内である)他の動画ファイルの重み(選定されやすさ度合い)を縮小させてもよい。例えば、
図11に示すように動画ファイルが分布する場合、第(n+1)番目の区分のサブ区分3と第(n+2)番目の区分のサブ区分1の間で一方のサブ区分に属する動画ファイルが選定される度に他方のサブ区分に属する他の動画ファイルの重みを一律に2/3にする。
これにより、最新の重みを加味して動画ファイルが順次選定されれば、選定された動画ファイルと区分の境界線を跨いで撮影時期が近い他の動画ファイルがその後に選定される可能性が相対的に下がると同時にその他の動画ファイルがその後に選定される可能性が相対的に上がるため、区分の境界となる時期の直前直後に撮影時期が偏る不都合が解消される。
【0059】
なお、動画ファイルが選定ファイルとして選定される度に、当該動画ファイルと区間の境界を跨いで撮影時期が近接する(例えば、撮影日のズレが一定日数以内である)他の動画ファイルの重み(選定されやすさ度合い)を撮影時期のズレの度合いに応じて段階的に縮小させてもよい。例えば、選定された動画ファイルとの撮影日のズレが区間の境界を跨いでi日(例えば、1≦i≦10)である動画ファイルの重みを(i+1)/(i+2)にする。
これにより、サブ区分に仕分ける処理を省略することができる。
【0060】
図12に、編集管理サーバによる連結映像の生成手順の変形例を例示する。
編集管理サーバ20は、ユーザ端末40からの要求に応じて、
図12に示す手順で連結映像(連結動画)を生成してもよい。なお、実施例(
図8)又は変形例1A(
図10)と同等の処理には同一の符号を付し重複説明を省略する。
〔S804〕仕分部2020が、特定の人物に関連する複数の動画ファイルを月ごとに区切られた複数の区分のいずれかに撮影時期に応じてそれぞれ仕分ける。また、必要に応じて、複数の動画ファイルをさらに、区分を細分化したサブ区分に仕分ける。
【0061】
〔S814c〕選定部2040が、直前に選定された動画ファイルと区分の境界を跨いで撮影時期が近接する他の動画ファイルが存在するか否かを判定する。存在する場合(S814c:Yes)、S816cに進む。一方、存在しない場合(S814c:No)、S810bに戻る。
〔S816c〕設定部2030が、直前に選定された動画ファイルと区分の境界を跨いで撮影時期が近接する他の動画ファイルに重みを再設定する。例えば、区分の境界を跨いで隣接するサブ区分に属する他の動画ファイルの重みを2/3にしたり、撮影日のズレが区間の境界を跨いでi日(例えば、1≦i≦10)である動画ファイルの重みを(i+1)/(i+2)にしたりするとよい。
【0062】
[3−1−3.変形例1C]
動画ファイルが選定ファイルとして選定される度に、当該動画ファイルと撮影装置又は投稿者が一致する他の動画ファイルの重み(選定されやすさ度合い)を半減させてもよい。
これにより、最新の重みを加味して動画ファイルが順次選定されれば、選定された動画ファイルと同一の撮影者により撮影された可能性が高い他の動画ファイルがその後に選定される可能性が相対的に下がると同時にその他の動画ファイルがその後に選定される可能性が相対的に上がるため、撮影者の偏りを抑止することができる。
【0063】
[3−2.変形例2:連結動画の指定部分を代替映像に差し替える]
連結動画の表示中にユーザの所定動作(例えば、発声,ジェスチャ,マウス操作,ボタン操作,タッチ操作など)により指定される指定部分を、当該指定部分の映像と撮影時期が近接し又は少なくとも部分的に重なる代替映像に差し替える仕組みを、実施例,変形例1A,変形例1B又は変形例1Cにさらに付加してもよい。
代替映像は指定部分の映像と撮影時期が近接し又は少なくとも部分的に重なるから、編集後の連結動画も撮影時期に偏りが発生しにくい。
【0064】
[3−2−1.変形例2A]
特に、複数の代替映像の候補を連結した候補連結動画をユーザにさらに提示し、候補連結動画の表示中に検出されるタッチ操作により指定されるタイミングに対応する候補を代替映像に取り込んでもよい。
変形例2Aは、構成がシンプルであるため、直観的に操作することができる。加えて、実施例や変形例からの変更要素が少なくて済む。
【0065】
例えば、連結動画(
図13(a))の映像A及び映像Bが表示部4060に表示されているタイミングで、検出部4030により連結動画表示領域を対象とする所定のタッチ操作(例えば、タップ操作)がそれぞれ検出されたとする。
このとき、編集管理サーバ20は、指定されたタイミングに応じて映像Aに対する候補連結動画(
図13(b))及び映像Bに対する候補連結動画(
図13(c))をそれぞれユーザに提示し、指定部分(映像A及び映像B)に差し替えるべき代替映像をそれぞれ選択させる。
代替映像が選択されると、編集管理サーバ20は、連結動画の指定部分(映像A及び映像B)が代替映像にそれぞれ差し替えられた新たな連結動画を生成し、ユーザに提示する。
【0066】
なお、候補連結動画は、例えば次の映像のうち少なくとも一部を代替映像の候補として抽出しこれらを撮影時期の順に又はランダムに連結することにより生成するとよい。
・指定部分の映像の抽出元の動画ファイル(選定ファイル)から抽出される単数又は複数の指定長さの映像。例えば、選定ファイルを抽出数に応じて複数の部分に分割し、指定部分の映像を含まない部分からそれぞれ抽出される指定長さの映像。
・指定部分の映像の抽出元の動画ファイル(選定ファイル)と撮影時期が近接し又は撮影時期の少なくとも一部が相互に重なる複数の動画ファイル(変形例1Aのようにグループ化している場合は、同一のグループに属する他の関連動画ファイル)から少なくとも1部分ずつそれぞれ抽出される指定長さの映像。
【0067】
[3−2−2.変形例2B]
特に、単数又は複数の分割映像(例えば、撮影時期が少なくとも部分的に重なる複数の動画ファイルからそれぞれ抽出される候補が複数の区画(例えば、m行n列の区画,単数の主たる区画と単数又は複数の従たる区画)に分割された画面に同時に表示される映像)を含む連結動画をユーザに提示し、分割映像の表示中に検出されるタッチ操作により指定される区画に対応する候補を代替映像に取り込んでもよい。
変形例2Bは、当初から選択肢のある連結動画をユーザに提示するとともに、所定のタッチ操作がタイミングの指定と候補の選択とを兼ねるため、連結動画を編集するための工程が少なくて済む。
【0068】
例えば、当初の連結動画(
図14(a))に分割映像C(
図14(b)又は
図14(c))が含まれているものとする。
図14(b)に例示される分割映像Cは、2行2列で合計4つの区画(1A,1B,2A,2B)に画面が均等に分割されており、異なる複数の動画ファイル(例えば、
図9に示す4つの動画ファイルa
1,a
2,a
3,b
1がグループ化されており、いずれかが選定ファイルとして選定された場合に、当該選定ファイルを含むグループ内の4つの動画ファイル)からそれぞれランダムに抽出される指定長さの映像が各区画に同時に表示されるものとする。このとき、抽出された映像と当該映像を表示させる区画との対応関係は任意に決定してよい。
一方、
図14(c)に例示される分割映像Cは、1つの主たる区画(3A)と主たる区画の表示範囲の前面に重畳的に配置される3つの従たる区画(4A,4B,4C)の合計4つの区画に画面が分割されており、異なる複数の動画ファイル(例えば、
図9に示す4つの動画ファイルa
1,a
2,a
3,b
1がグループ化されており、いずれかが選定ファイルとして選定された場合に、当該選定ファイルを含むグループ内の4つの動画ファイル)からそれぞれランダムに抽出される指定長さの映像が各区画に同時に表示されるものとする。このとき、選定ファイルから抽出された映像は主たる区画(3A)に、選定ファイル以外の関連動画ファイルからそれぞれ抽出された映像は従たる区画に、それぞれ表示させるとよい。なお、表示領域が互いに重ならないように主たる区画と従たる区画とを配置してもよい。
【0069】
そして、分割映像が表示部4060に表示されているタイミングで、検出部4030によりいずれかの区画を対象とする所定のタッチ操作(例えば、タップ操作)が検出されたとする。
このとき、編集管理サーバ20は、指定されたタイミングに対応する指定部分(分割映像C)が指定された区画に対応する映像に差し替えられた新たな連結動画を生成し、ユーザに提示する。
【0070】
[3−2−3.変形例2C]
特に、単数又は複数の分割映像を含む連結動画をユーザに提示し、分割映像の表示中に検出される第1タッチ操作(例えば、シングルタップ操作,第2タッチ操作と異なる特定方向へのフリック操作又はスワイプ操作など)により指定される区画に対応する候補を代替映像に取り込むとともに、分割映像の表示中に検出される第2タッチ操作(例えば、ダブルタップ操作,プレス操作,第1タッチ操作と異なる特定方向へのフリック操作又はスワイプ操作など)により指定される区画に対応する候補の抽出元の動画ファイルの他の部分を連結した候補連結動画をユーザにさらに提示し、候補連結動画の表示中にタッチ操作により指定されるタイミングに対応する候補を代替映像に取り込んでもよい。
【0071】
変形例2Cは、当初から選択肢のある連結動画をユーザに提示するとともに、所定のタッチ操作(第1タッチ操作及び第2タッチ操作)がタイミングの指定と区画(候補)の選択とを兼ねるため、連結動画を編集するための工程が少なくて済む。
加えて、所定のタッチ操作(第1タッチ操作及び第2タッチ操作)により、表示されている候補をそのまま採用するか当該候補の前後の部分を検討するか、が選択可能であるため、より細やかな編集を直観的に行うことができる。
【0072】
なお、候補連結動画は、例えば指定区画に対応する映像の抽出元の動画ファイルから抽出される単数又は複数の指定長さの映像(例えば、当該動画ファイルを抽出数に応じて複数の部分に分割し、指定区画に対応する映像を含まない部分からそれぞれ抽出される指定長さの映像)のうち少なくとも一部を代替映像の候補として抽出しこれらを撮影時期の順に又はランダムに連結することにより生成するとよい。
【0073】
[3−2−4.変形例2D]
特に、単数又は複数の分割映像を含む連結動画をユーザに提示し、分割映像の表示中に検出される第1タッチ操作(例えば、シングルタップ操作,第2タッチ操作と異なる特定方向へのフリック操作又はスワイプ操作など)により指定される区画に対応する候補を代替映像に取り込むとともに、分割映像の表示中に検出される第2タッチ操作(例えば、ダブルタップ操作,プレス操作,第1タッチ操作と異なる特定方向へのフリック操作又はスワイプ操作など)により指定される区画に対応する候補の抽出元の動画ファイルの他の部分を連結した候補分割動画をユーザにさらに提示し、候補分割動画の表示中にタッチ操作により指定される区画に対応する候補を代替映像に取り込んでもよい。
【0074】
変形例2Dは、変形例2Cと同様に、当初から選択肢のある連結動画をユーザに提示するとともに、所定のタッチ操作(第1タッチ操作及び第2タッチ操作)がタイミングの指定と区画(候補)の選択とを兼ねるため、連結動画を編集するための工程が少なくて済む。
加えて、所定のタッチ操作(第1タッチ操作及び第2タッチ操作)により、表示されている候補をそのまま採用するか当該候補の前後の部分を検討するか、が選択可能であるため、より細やかな編集を直観的に行うことができる。
【0075】
[3−3.その他の変形例]
実施例ではコンテンツの長さが6秒間以上の動画ファイルのみを対象としているが、しきい値は任意に設定することができる。
実施例では動画コンテンツの先頭から5秒後の時点から10秒後の時点までの範囲内で抽出部分をランダムに特定しているが、抽出部分を特定する範囲は任意に設定することができる。
実施例では抽出部分をランダムに特定しているが(
図8,
図10,
図12のS820)、視聴者によるフィードバックに応じて特定してもよい。例えば、動画ファイルの表示中に視聴者に何らかの操作を行わせることとし、一定の期間内に当該操作が行われた累計回数が多い部分が含まれるように抽出部分を特定してもよい。