(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
【発明を実施するための形態】
【0019】
以下、添付の図面を参照して、本発明による例示的な実施形態について詳細に説明する。ただし、本発明は例示的な実施形態により制限されるか、限定されることではない。添付した図において、同一の構成要素または機能的に類似した構成要素に対しては、同一の参照符号及び参照番号を付ける。
【0020】
図1は、本発明の一実施形態によるディスプレイ装置の概略ブロック図である。
【0021】
図1を参照すると、ディスプレイ装置100は、制御部110、移動通信モジュール120、サブ通信モジュール130、マルチメディアモジュール140、カメラモジュール150、GPSモジュール155、入/出力(I/O)モジュール160、センサーモジュール170、メモリ部175、及び電源供給部180、タッチスクリーン190、タッチスクリーンコントローラ195などを含む。
【0022】
ディスプレイ装置100は、移動通信モジュール120、サブ通信モジュール130及びコネクタ165を用いて外部機器(図示せず)と接続することができる。「外部機器」は、他のディスプレイ装置(図示せず)、携帯電話(図示せず)、スマートフォン(図示せず)、タブレットPC(図示せず)及びサーバ(図示せず)を含む。
【0023】
サブ通信モジュール130は、無線LANモジュール131及び近距離通信モジュール132のうちの少なくとも一つを含む。マルチメディアモジュール140は、放送通信モジュール141、オーディオ再生モジュール142及び動画再生モジュール143のうちの少なくとも一つを含む。カメラモジュール150は、第1カメラ151及び第2カメラ152のうちの少なくとも一つを含む。入/出力モジュール160は、ボタン161、マイク162、スピーカ163、振動モーター164、コネクタ165、及びキーパッド166のうちの少なくとも一つを含む。
【0024】
制御部110は、CPU111、ディスプレイ装置100の制御のための制御プログラムが記憶されたロム(ROM)112及びディスプレイ装置100の外部から入力される信号又はデータを記憶するか、ディスプレイ装置100で実行される作業のための記憶領域として用いられるラム(RAM)113を含んでもよい。CPU111は、シングルコア、デュアルコア、又はクアッドコアを含むことができる。CPU111、ロム112及びラム113は、内部バス(bus)を通じて相互接続することができる。
【0025】
制御部110は、移動通信モジュール120、サブ通信モジュール130、マルチメディアモジュール140、カメラモジュール150、GPSモジュール155、入/出力モジュール160、センサーモジュール170、メモリ部175、電源供給部180、タッチスクリーン190及びタッチスクリーンコントローラ195を制御することができる。
【0026】
移動通信モジュール120は、制御部110の制御下、少なくとも一つ−1個又は複数個−のアンテナ(図示せず)を用いて移動通信を介して、ディスプレイ装置100が外部機器と接続されるようにする。移動通信モジュール120は、ディスプレイ装置100に入力される電話番号を有する携帯電話(図示せず)、スマートフォン(図示せず)、タブレットPC又は他の装置(図示せず)から音声通話、画像通話、文字メッセージサービス(SMS)又はマルチメディアメッセージサービス(MMS)のための無線信号を送/受信する。
【0027】
サブ通信モジュール130は、無線LANモジュール131及び近距離通信モジュール132のうちの少なくとも一つを含んでもよい。例えば、無線LANモジュール131のみを含むか、近距離通信モジュール132のみを含むか、又は無線LANモジュール131と近距離通信モジュール132の両方を含んでもよい。
【0028】
無線LANモジュール131は、制御部110の制御下、無線AP(access point)(図示せず)が設定される場所でインターネットに接続できる。無線LANモジュール131は、アメリカ電子学会(IEEE)の無線LAN規格(IEEE802.11x)を支援する。近距離通信モジュール132は、制御部110の制御下、ディスプレイ装置100と画像形成装置(図示せず)との間に、無線で近距離通信をすることができる。近距離通信方式は、 ブルートゥース(bluetooth(登録商標))、赤外線通信(IrDA、Infrared Data Association)などを含んでもよい。
【0029】
ディスプレイ装置100は、性能によって、移動通信モジュール120、無線LANモジュール131、及び近距離通信モジュール132のうちの少なくとも一つを含んでもよい。例えば、ディスプレイ装置100は、性能によって、移動通信モジュール120、無線LANモジュール131、及び近距離通信モジュール132の組合せを含んでもよい。
【0030】
マルチメディアモジュール140は、放送通信モジュール141、オーディオ再生モジュール142又は動画再生モジュール143を含んでもよい。放送通信モジュール141は、制御部110の制御下、放送局から放送通信アンテナ(図示せず)を通じて送出される放送信号(例えば、TV放送信号、ラジオ放送信号又はデータ放送信号)及び放送付加情報(例えば、EPG(Electronic Program Guide)又はESG(Electronic Service Guide))を受信できる。オーディオ再生モジュール142は、制御部110の制御下、記憶されるか、又は受信されるデジタルオーディオファイル(例えば、ファイル拡張子が、mp3、wma、ogg、又はwavであるファイル)を再生できる。動画再生モジュール143は、制御部110の制御下、記憶されるか、受信されるデジタル動画ファイル(例えば、ファイル拡張子が、mpeg、mpg、mp4、avi、mov、又はmkvであるファイル)を再生できる。動画再生モジュール143はデジタルオーディオファイルを再生できる。
【0031】
マルチメディアモジュール140は、放送通信モジュール141を除いて、オーディオ再生モジュール142と動画再生モジュール143を含んでもよい。また、マルチメディアモジュール140のオーディオ再生モジュール142と動画再生モジュール143は、制御部110に含まれてもよい。
【0032】
カメラモジュール150は、制御部110の制御下、静止イメージ又は動画を撮影する第1カメラ151及び第2カメラ152のうちの少なくとも一つを含んでもよい。また、第1カメラ151又は第2カメラ152は、撮影に必要な光量を提供する補助光源(例えば、フラッシュ(図示せず))を含んでもよい。第1カメラ151は上記ディスプレイ装置100の前面に配置され、第2カメラ152は上記ディスプレイ装置100の背面に配置され得る。別の方式において、第1カメラ151と第2カメラ152は、隣接(例えば、第1カメラ151と第2カメラ152の間隔が1cmより大きく、8cmより小さい)に配置されて、3次元の静止イメージ又は3次元の動画を撮影することができる。
【0033】
GPSモジュール155は、地球の軌道上にある複数のGPS衛星(図示せず)より電波を受信し、GPS衛星(図示せず)からディスプレイ装置100まで電波の到達時間(Time of Arrival)を利用してディスプレイ装置100の位置を算出できる。
【0034】
入/出力モジュール160は、複数のボタン161、マイク162、スピーカ163、振動モーター164、コネクタ165及びキーパッド166のうちの少なくとも一つを含んでもよい。
【0035】
ボタン161は、上記ディスプレイ装置100のハウジングの前面、側面又は背面に形成されてもよく、電源/ロックボタン(図示せず)、ボリュームボタン(図示せず)、メニューボタン、ホームボタン、戻るボタン(back button)及び検索ボタンのうちの少なくとも一つを含んでもよい。
【0036】
マイク162は、制御部110の制御下、音声(voice)又はサウンド(sound)の入力に応じて電気的信号を生成する。
【0037】
スピーカ163は、制御部110の制御下、移動通信モジュール120、サブ通信モジュール130、マルチメディアモジュール140又はカメラモジュール150の様々な信号(例えば、無線信号、放送信号、デジタルオーディオファイル、デジタル動画ファイル又は写真撮影など)に対応するサウンドをディスプレイ装置100の外部へ出力できる。スピーカ163は、ディスプレイ装置100の実行機能に対応するサウンド(例えば、電話通話に対応するボタンの操作音、又は通話の連結音)を出力できる。スピーカ163は、ディスプレイ装置100のハウジングの適切な位置又は複数の位置に一つ又は複数形成されてもよい。
【0038】
振動モーター164は、制御部110の制御下、電気的信号を機械的振動に切り替えることができる。例えば、振動モードにあるディスプレイ装置100は、別の装置(図示せず)から音声通話が受信される場合、振動モーター164が動作する。上記ディスプレイ装置100のハウジング内に一つ又は複数形成されてもよい。振動モーター164は、タッチスクリーン190上をタッチするユーザーのタッチ動作及びタッチスクリーン190上でのタッチの連続的な動きに応答して動作できる。
【0039】
コネクタ165は、ディスプレイ装置100と外部機器(図示せず)又は電源ソース(図示せず)を接続するためのインターフェイスとして用いることができる。制御部110の制御下、コネクタ165に接続された有線ケーブルを通してディスプレイ装置100のメモリ部175に記憶されたデータを外部機器(図示せず)に伝送するか、又は外部機器(図示せず)よりデータを受信できる。コネクタ165に接続された有線ケーブルを通して、電源ソース(図示せず)から電源が入力されるか、バッテリー(図示せず)を充電することができる。
【0040】
キーパッド166は、ディスプレイ装置100の制御のために、ユーザーからキーの入力を受信できる。キーパッド166は、ディスプレイ装置100に形成される物理的キーパッド(図示せず)、又はタッチスクリーン190に表示される仮想のキーパッド(図示せず)を含む。ディスプレイ装置100に形成される物理的キーパッド(図示せず)は、ディスプレイ装置100の性能又は構造によって除外されてもよい。
【0041】
センサーモジュール170は、ディスプレイ装置100の状態を検出するセンサーを少なくとも一つ含む。例えば、センサーモジュール170は、ユーザーのディスプレイ装置100に対する接近の可否を検出する近接センサー、ディスプレイ装置100周辺の光の量を検出する調度センサー(図示せず)、又はディスプレイ装置100の動作(例えば、ディスプレイ装置100の回転、ディスプレイ装置100に加える加速度又は振動)を検出するモーションセンサー(図示せず)を含んでもよい。少なくとも一つのセンサーは、ディスプレイ装置の状態を検出し、検出に対応する信号を生成して制御部110へ伝送できる。センサーモジュール170のセンサーは、ディスプレイ装置100の性能によって追加されるか、削除されてもよい。
【0042】
メモリ部175は、制御部110の制御下、移動通信モジュール120、サブ通信モジュール130、マルチメディアモジュール140、カメラモジュール150、GPSモジュール155、入/出力モジュール160、センサーモジュール170、タッチスクリーン190の動作に対応するよう入/出力される信号又はデータを記憶することができる。メモリ部175は、ディスプレイ装置100又は制御部110の制御のための制御プログラム及びアプリケーションを記憶することができる。
【0043】
「メモリ部」という用語は、メモリ部175、制御部110内のロム112及びラム113又はディスプレイ装置100に装着されるメモリカード(図示せず)(例えば、SD(Secure Digital)カード、メモリスティック)を含む。メモリ部は、非揮発性メモリ、揮発性メモリ、ハードディスクドライブ(HDD)又はソリッドステートドライブ(SSD)を含んでもよい。
【0044】
電源供給部180は、制御部110の制御下、ディスプレイ装置100のハウジングに配置される一つ又は複数のバッテリー(図示せず)に電源を供給することができる。一つ又は複数のバッテリー(図示せず)は、ディスプレイ装置100に電源を供給する。また、電源供給部180は、コネクタ165と接続された有線ケーブルを通して外部の電源ソース(図示せず)から入力される電源をディスプレイ装置100に供給できる。
【0045】
タッチスクリーン190は、ユーザーに様々なサービス(例えば、通話、データ伝送、放送、写真撮影)に対応するユーザーインターフェースを提供することができる。タッチスクリーン190は、ユーザーインターフェースに入力される少なくとも一つのタッチに対応するアナログ信号をタッチスクリーンコントローラ195へ伝送できる。タッチスクリーン190は、ユーザーの身体(例えば、手の親指を含んだ指など)又はタッチ可能な入力手段(例えば、スタイラスペンなど)を通じて少なくとも一つのタッチを入力できる。また、タッチスクリーン190は、少なくとも一つのタッチの中で、一つのタッチの連続的な動きを入力できる。タッチスクリーン190は、入力されるタッチの連続的な動きに対応するアナログ信号をタッチスクリーンコントローラ195に伝送できる。
【0046】
本発明において、「タッチ」は、タッチスクリーン190とユーザーの身体又はタッチ可能な入力手段との接触に限定されず、非接触(例えば、タッチスクリーン190とユーザーの身体又はタッチ可能な入力手段との間の検出可能な間隔が1mm以下)を含んでもよい。タッチスクリーン190で検出可能な間隔は、ディスプレイ装置100の性能又は構造によって変更できる。
【0047】
タッチスクリーン190は、例えば、抵抗膜(resistive)方式、静電容量(capacitive)方式、赤外線(infrared)方式又は超音波(acoustic wave)方式により実現できる。
【0048】
タッチスクリーンコントローラ195は、タッチスクリーン190より受信されたアナログ信号をデジタル信号(例えば、XとY座標)に変換して制御部110へ伝送する。制御部110は、タッチスクリーンコントローラ195より受信されたデジタル信号を利用してタッチスクリーン190を制御できる。例えば、制御部110は、タッチに応答してタッチスクリーン190に表示された短縮実行アイコン(図示せず)が選択されるようにするか、短縮実行アイコン(図示せず)を実行できる。また、タッチスクリーンコントローラ195は制御部110に含まれてもよい。
【0049】
図2Aは、本発明の一実施形態によるディスプレイ装置の斜視図である。
【0050】
図2Aを参照すると、ディスプレイ装置100の前面100aの中央にはタッチスクリーン190が配置される。上記タッチスクリーン190は、ディスプレイ装置100の前面100aの大部分を占めるように大きく形成される。ディスプレイ装置100の前面100aの端(edge)には、第1カメラ151と調度センサー170aが配置されてもよい。ディスプレイ装置100の側面100bには、例えば、電源/リセットボタン161a、音量ボタン161b、スピーカ163、放送受信のための地上波DMBアンテナ141a、マイク(図示せず)、コネクタ(図示せず)などが配置され、ディスプレイ装置100の背面(図示せず)には第2カメラ(図示せず)が配置されてもよい。
【0051】
上記タッチスクリーン190はメイン画面210及び下段のバー220を含む。
図2Aにおいて、ディスプレイ装置100とタッチスクリーン190は、各々の水平方向の長さが垂直方向の長さより大きく配列されている。この場合、上記タッチスクリーン190は水平方向に配列されたと定義する。
【0052】
上記メイン画面210は、一つ又は複数のアプリケーションが実行される領域である。
図2Aにおいては、上記タッチスクリーン190にホーム画面が表示された例を示す。ホーム画面は、ディスプレイ装置100の電源をつけたとき、上記タッチスクリーン190上に表示される初画面である。ホーム画面には、ディスプレイ装置100に記憶された多数のアプリケーションを実行するための複数の実行キー212が複数の行と複数の列で整列されて表示される。上記複数の実行キー212は、アイコン、ボタン、又はテキストなどにより形成されてもよい。各の実行キーがタッチされると、タッチされた実行キーに対応するアプリケーションが実行されて上記メイン画面210に表示される。
【0053】
上記下段のバー220は、タッチスクリーン190の下段で水平方向に長く伸張され(elongated)、標準機能ボタン222、224、226及び228を含む。ホームボタン222は、メイン画面210にホーム画面を表示する。例えば、メイン画面210に複数のアプリケーションを実行する途中に、ホームボタン222がタッチされると、上記メイン画面210には、
図2Aに示したホーム画面がディスプレイされる。戻るボタン(back button)224は、現在実行されている画面のすぐ前に実行された画面をディスプレイするか、最近に用いられたアプリケーションを終了させる。マルチビューモードボタン226は、本発明によるマルチビューモード(multi view mode)で複数のアプリケーションをメイン画面210に表示する。モード転換ボタン228は、現在実行中の複数のアプリケーションを上記メイン画面210上で互いに異なるモードに転換(switch)して表示する。例えば、モード転換ボタン228がタッチされると、ディスプレイ装置100において、複数のアプリケーションを同一位置に自由に表示して、互いに一部重畳できるフリースタイルモード(Freestyle Mode)と、上記複数のアプリケーションが上記メイン画面210上で互いに異なる領域に各々分離されて表示されるスプリットモード(Split Mode)間に転換が行なわれてもよい。
【0054】
また、上記タッチスクリーン190の上段には、バッテリー充電状態、受信信号の強度、現在時刻のようなディスプレイ装置100の状態を表示する上段のバー(図示せず)が形成されてもよい。
【0055】
一方、ディスプレイ装置100のオペレーティングシステム(operating system、OS)又は上記ディスプレイ装置100で実行されるアプリケーションによって、タッチスクリーン190上に下段のバー220及び上段のバー(図示せず)が表示されなくてもよい。もし、タッチスクリーン190上に下段のバー220及び上段のバー(図示せず)が両方とも表示されない場合には、上記メイン画面210はタッチスクリーン190の全体領域に形成され得る。また、下段のバー220及び上段のバー(図示せず)は、上記メイン画面210上に重畳されて半透明に表示され得る。
【0056】
図2Bは、本発明の一実施形態によるZ−オーダー(Z−order )を説明するための概念図である。
図2Bを参照すると、画面のZ−オーダーをN個の階層(layer)に区分し、N番目の層は、N−1番目の層より上位に位置する上位層に該当する。各層には当該ウィンドウが存在し、そのウィンドウ上に各アプリケーションが実行できる。即ち、第1アプリケーションを実行させると、第1アプリケーションが第1層上のウィンドウに実行される。以後、第2アプリケーションを実行させると、第2アプリケーションが第2層上のウィンドウに実行される。以後、第3アプリケーションを実行させると、第3アプリケーションが第3層上のウィンドウに実行される。これにより、第1、第2、第3の層が階層的に生成される。即ち、最後に生成された層が最上に存在して最上位に表示できる。例えば、メイン画面210上には、複数のウィンドウ1〜4が互いに重畳されて表示できる。より詳しくは、第1ウィンドウ(1)は第2ウィンドウ〜第4ウィンドウ(2〜4)を覆うように表示され、第2ウィンドウ(2)は第3及び第4ウィンドウ(3及び4)を覆うように表示され、第3ウィンドウ(3)は第4ウィンドウ(4)を覆うように表示される。即ち、複数個のウィンドウ(1〜4)は重畳される場合、表示される順序を有することができ、上記表示される順序をZ−オーダーと命名することができる。Z−オーダーはZ軸に対するウィンドウの表示順序である。階層ビューア5は、Z−オーダーを階層化して表示する画面であってもよい。一方、Z−オーダーは表示順序であると命名してもよい。
【0057】
図3Aは、本発明の一実施形態によるウィンドウの表示画面を示す。より詳しくは、
図3Aは、フリースタイルの表示モードを説明するための概念図である。
【0058】
図3Aに示したように、ディスプレイ装置300はタッチスクリーン310を含む。タッチスクリーン310には複数個のウィンドウ311、312が表示される。また、タッチスクリーン310の下段には下段のバー320が表示される。上述のように、複数個のウィンドウ311、312が各々の表示順序に基づいて、互いに重畳されて表示できる表示モードをフリースタイルモードであると命名できる。
【0059】
ウィンドウは、特定のアプリケーションの実行画面及び実行されるアプリケーションについてのタイトルバーと制御領域を含む領域であってもよい。アプリケーションの実行画面の上には、アプリケーションに関連したオブジェクト(object)が表示できる。オブジェクトは、テキスト、図形、アイコン、ボタン、チェックボックス、写真、動画、ウェブ(web)、マップ(map)など、様々な形状からなってもよい。ユーザーがオブジェクトをタッチする場合、上記オブジェクトに予め定められた機能又はイベントが対応されるアプリケーションで実行され得る。上記オブジェクトは、運営体制によってビュー(view)と呼んでもよい。タイトルバーは、ウィンドウの表示を制御する少なくとも一つの制御キーを含んでもよい。例えば、制御キーは、ウィンドウ表示の最小化ボタン、ウィンドウ表示の最大化ボタン及びウィンドウの終了ボタンであってもよい。
【0060】
一方、複数のアプリケーションは各々、ディスプレイ装置300の製造会社又はアプリケーションの開発者により互いに独立的に実現されたプログラムである。これにより、一つのアプリケーションが実行されるために、他のアプリケーションが予め実行されていることを要求しない。また、一つのアプリケーションが終了されても、他のアプリケーションは続けて実行されてもよい。
【0061】
複数のアプリケーションは互いに独立的に実現されたプログラムであるという点で、一つのアプリケーション(例えば、動画アプリケーション)内に他のアプリケーションで提供する一部の機能(メモ機能、メッセージ送受信機能)が追加された複合機能のアプリケーション(又はデュアルアプリケーション)と区別される。しかし、このような複合機能のアプリケーションは、多様な機能を有するように新しく製作される単一のアプリケーションであって、既存のアプリケーションとは違いがある。従って、上記複合機能のアプリケーションは、既存のアプリケーションのように多様な機能を提供できず、制限的な機能は提供するだけでなく、ユーザーはこのような新しい複合機能のアプリケーションを別途に購買しなければならない負担がかかる。
【0062】
制御部110は、複数個のウィンドウ311、312が互いに一部重畳して表示されるように制御する。制御部110は、複数個のウィンドウ311、312の各々に対して表示順序を設定することができる。例えば、制御部110は、ウィンドウ311に対しては、第1表示順序を設定することができ、ウィンドウ312に対しては、第2表示順序を設定することができる。これにより、制御部110は、相対的に高い表示順序を有するウィンドウ311がウィンドウ312を覆うように表示する。相対的に低い表示順所を有するウィンドウ312の領域の中、相対的に高い表示順序を有するウィンドウ311と重畳する部分は表示されない。
【0063】
制御部110は、最近に制御イベントが入力されたウィンドウに最上位の表示順序を設定することができる。例えば、ユーザーがウィンドウ311をタッチすると、制御部110はウィンドウ311に最上位の表示順序を設定する。
【0064】
図3Bは、本発明の一実施形態によるフレームワークを説明するための概念図である。
【0065】
図3Bに示したように、フレームワーク270において、アクティビティーマネージャ291、ウィンドウマネージャ292及びビューシステム294は、マルチウィンドウフレームワーク400と互換できる。ここで、マルチウィンドウフレームワーク400との互換は、例えば、API(Application Program Interface)の呼出などであってもよい。フレームワーク270は、また、コンテンツプロバイダ(Content Provider)273、パッケージマネージャ(Package Manager)275、テレフォニーマネージャ(telephony Manager)276、リソースマネージャ(Resource Manager)277、ロケーションマネージャ(Location Manager)278、及び通知マネージャ(Notification Manager)279を含んでもよい。
【0066】
マルチウィンドウフレームワーク400は、マルチウィンドウマネージャ(multi window manager)410及びマルチウィンドウサービス(multi window service)420を含む。
【0067】
アクティビティーマネージャ291、ウィンドウマネージャ292及びビューシステム294は、マルチウィンドウのためのAPI(Application Program Interface)を呼び出す機能を行なってもよい。ウィンドウマネージャ292は、ウィンドウ各々のタイトルバーを生成することができる。また、ウィンドウマネージャ292は、ウィンドウ各々のZ−オーダーを検索するか、これによるウィンドウ間のZ−オーダーの順序を決めることができる。
【0068】
マルチウィンドウマネージャ410は、マルチウィンドウサービス420の機能をAPI形態でユーザーに提供し、マネージャ/サービス構造はIPC基盤で動作できる。
【0069】
マルチウィンドウサービス420は、マルチウィンドウで実行されるアプリケーションの実行周期(life cycle)を追跡し、各アプリケーションのサイズと位置などの状態を管理する。
【0070】
呼出されたAPIは、各々のウィンドウのサイズ、位置、可視度(visibility)を管理することができる。
【0071】
上述したように、本開示によるフレームワークは、独立したマルチウィンドウフレームワークを提供してAPIを呼び出す方式で行なってもよい。
【0072】
また、アプリケーションの階層260は、直接マルチウィンドウマネージャ410からAPIを呼出しすることもできる。即ち、ユーザーは新規のアプリケーションを開発する場合にも、マルチウィンドウマネージャ410から提供されるAPIを利用できる。
【0073】
上述のように、本発明はマルチウィンドウフレームワーク400を選び、2個以上のアプリケーションを同時に表示することができる。
【0074】
図3Cは、本発明の一実施形態によるウィンドウの表示順序の変更を説明するための画面を示す。
【0075】
図3Cにおいて、ユーザー11は、ディスプレイ装置300のタッチスクリーン310上のウィンドウ312をタッチ(301)する。制御部110は、最近に制御イベントが入力されたウィンドウ312に最上位の表示順序を設定する。共に、制御部110は、既存の最上位の表示順序のウィンドウ311に対しては、次上位の順序を設定する。即ち、制御部110は、ウィンドウ311の表示順序を1レベル減少して設定する。下段のバー320は、タッチスクリーン310の下段部に表示されてもよい。
【0076】
図3Dは、表示順序の変更されたウィンドウが表示された画面を示す。
【0077】
図3Dに示したように、最上位の表示順序であるウィンドウ312がウィンドウ311を覆いながら表示できる。相対的に低い表示順序を有するウィンドウ311の領域の中、相対的に高い表示順序を有するウィンドウ312と重畳される部分は、ディスプレイ装置300のタッチスクリーン310に表示されない。下段のバー320は、タッチスクリーン310の下段に表示されてもよい。
【0078】
図4A及び
図4Bは、スプリットモードを説明するためのディスプレイ装置の概念図である。
【0079】
図4Aは、二つのアプリケーションがスプリットモードでメイン画面410に表示された例を示す。ユーザーが複数のアプリケーションを実行させると、制御部(図示せず)は、複数のアプリケーションを同時に実行して、メイン画面410にスプリットモードで表示することもできる。
【0080】
スプリットモードにおいて、第1ウィンドウ440と第2ウィンドウ450は、メイン画面410上で互いに重畳されないように表示できる。例えば、
図4Aに示したように、メイン画面410が両分された状態で、第1ウィンドウ440は、メイン画面410の左側の半切に表示され、第2ウィンドウ450は、メイン画面410の右側の半切に表示できる。第1ウィンドウ440と第2ウィンドウ450は、共通の境界線470を共有しながら、互いに隣接して表示される。しかし、第1ウィンドウ440と第2ウィンドウ450は、互いにオーバーラップされない。共通の境界線470は、第1ウィンドウ440と第2ウィンドウ450との間に表示される。下段のバー420は、メイン画面410の下段部に表示されてもよい。
【0081】
図4Bは、スプリットモードの例示図である。
図4Bを参照すると、ユーザーは本発明により、一つのタッチスクリーン上に第1ウィンドウ440で実行されるウェブブラウザのアプリケーションを通じて、希望するレストランを検索しながら、同時に第2ウィンドウ450で実行されるメッセージのアプリケーションを通じて上記検索されたレストランで友達と一緒に夕食をすることを約束できる。
図4Bに示したように、ユーザーは、第1ウィンドウ440上のオブジェクトをタッチすることにより、インターネットで情報を検索できる。また、ユーザーは、第2ウィンドウ450上のオブジェクトをタッチすることにより、メッセージサービスを通じて、友達のマーティン(Martin)と対話することができる。第1ウィンドウ440と第2ウィンドウ450は、共通の境界線470を共有しながら、互いに隣接して表示される。しかし、第1ウィンドウ440と第2ウィンドウ450は、互いにオーバーラップされない。共通の境界線470は、第1ウィンドウ440と第2ウィンドウ450との間に表示される。下段のバー420は、メイン画面410の下段部に表示されてもよい。
【0082】
図5A〜
図5Cは、本発明の一実施形態によるディスプレイ装置の動作を説明するための概念図である。
【0083】
図5Aに示したように、ディスプレイ装置500は、タッチスクリーンの上に第1ウィンドウ511、512及び第2ウィンドウ521、522を表示することができる。第1ウィンドウ511、512は、第1タイトルバー511及び第1アプリケーションの実行画面512から構成できる。第2ウィンドウ521、522は、第2タイトルバー521及び第2アプリケーションの実行画面522から構成できる。一方、ディスプレイ装置500はアイコン化ボタン530をさらに表示できる。
【0084】
アイコン化ボタン530が指定された場合、制御部(図示せず)は複数のウィンドウ511、512、521、522各々のウィンドウ情報を確認する。より詳しくは、制御部(図示せず)は、第1ウィンドウ511、512で実行されるアプリケーションの種類、第1ウィンドウ511、512のサイズ、及び第1ウィンドウ511、512の表示位置のうちの少なくとも一つを確認することができる。制御部(図示せず)は、第2ウィンドウ521、522で実行されるアプリケーションの種類、第2ウィンドウ521、522のサイズ、及び第2ウィンドウ521、522の表示位置のうちの少なくとも一つを確認できる。例えば、マルチウィンドウマネージャは、フレームワークのタスクマネージャ及びウィンドウマネージャからAPIを呼出し、各々のウィンドウ情報を確認できる。なお、ウィンドウ情報はウィンドウで実行されるアプリケーションの実行状態をさらに含んでもよい。
【0085】
制御部(図示せず)は、第1ウィンドウ511、512及び第2ウィンドウ521、522についてのウィンドウ情報を確認し、第1ウィンドウ511、512及び第2ウィンドウ521、522の表示を中断できる。共に、制御部(図示せず)は、第1ウィンドウ511、512で実行される第1アプリケーション及び第2ウィンドウ521、522で実行される第2アプリケーションを一括実行できる短縮実行アイコンを生成することができる。制御部(図示せず)は、短縮実行アイコンの名前を既設定されたテンプレート(template)で生成できるか、又はユーザーが直接短縮実行アイコンの名前を入力できるようにするUIを提供できる。制御部(図示せず)はユーザーから短縮実行アイコンの名前を入力されて、短縮実行アイコンと共に表示するよう制御できる。
【0086】
タッチスクリーン上のアイコン化入力ボタンを指定することは単純に例示的なことで、当業者であれば、アイコン化入力の方法を容易に変更設計できることを理解する。例えば、画面キャプチャアイコンを、ロングプレス(long-press、所定の臨界値と同一の時間又は上記臨界値を超過する時間の間、プレスされた場合)してアイコン化入力を受けることができる。上述のアイコン化入力ボタンの位置もまた、例示的なものであって、アイコン化入力ボタンは下段のバーなどに配置してもよい。
【0087】
図5Bは、本発明の一実施形態による短縮実行アイコンが表示されたメニュー画面の概念図である。
図5Bに示したように、制御部(図示せず)は、アプリケーション実行アイコン541〜544と共に、短縮実行アイコン545を表示するように制御する。ここで、短縮実行アイコン545は、例えば、第1アプリケーション及び第2アプリケーションの各々のサムネールイメージの混合イメージであり得る。
【0088】
ユーザーは、第1アプリケーション及び第2アプリケーションを一括実行するために、短縮実行アイコン545を指定できる。短縮実行アイコン545が指定されると判定されると、制御部(図示せず)は第1ウィンドウ511、512のウィンドウ情報及び第2ウィンドウ521、522のウィンドウ情報を読み出すことができる。
【0089】
図5Cは、本発明の一実施形態によるディスプレイ装置の概念図である。制御部(図示せず)は、読み出した第1ウィンドウ511、512のウィンドウ情報及び第2ウィンドウ521、522のウィンドウ情報に基づいて、第1ウィンドウ511、512及び第2ウィンドウ521、522を表示するように制御する。制御部(図示せず)は、
図5Aのように、アイコン化入力の時点で表示されたのと同様に、第1ウィンドウ511、512及び第2ウィンドウ521、522を表示するように制御する。これにより、ユーザーは、最適化された複数のウィンドウの構成を再現して利用できるという点で、ユーザーの便宜が極大化できる。例えば、ユーザーは、家庭で主に利用されるウェブブラウザのアプリケーション、チャットアプリケーション、及びメディアプレーヤーのアプリケーションを家庭用短縮実行アイコンとして設定して容易に利用できる。又は、ユーザーは、学校で主に利用するウェブブラウザのアプリケーション、メモ帳のアプリケーション、辞書のアプリケーションを学校用短縮実行アイコンとして設定して容易に利用できる。
【0090】
図6A〜
図6Cは、本発明の一実施形態によるディスプレイ装置の動作を説明するための概念図である。
図5A〜
図5Cがフリースタイルの表示モードにおける動作を説明したとすれば、
図6A〜
図6Cはスプリットモードにおける動作を説明するための概念図である。
【0091】
図6Aに示したように、ディスプレイ装置600は、タッチスクリーンの上に第1ウィンドウ611、612及び第2ウィンドウ621、622を表示できる。第1ウィンドウ611、612は、第1タイトルバー611及び第1アプリケーションの実行画面612から構成できる。第2ウィンドウ621、622は、第2タイトルバー621及び第2アプリケーションの実行画面622から構成できる。一方、ディスプレイ装置600は、アイコン化ボタン630をさらに表示できる。
図6Aにおいては、
図5Aと違って、アイコン化ボタン630が下段バーの上に表示される。
【0092】
アイコン化ボタン630が指定された場合、制御部(図示せず)は、複数のウィンドウ611、612、621、622各々のウィンドウ情報を確認する。より詳しくは、制御部(図示せず)は、第1ウィンドウ611、612で実行されるアプリケーションの種類、第1ウィンドウ611、612のサイズ、及び第1ウィンドウ611、612の表示位置のうちの少なくとも一つを確認することができる。制御部(図示せず)は、第2ウィンドウ621、622で実行されるアプリケーションの種類、第2ウィンドウ621、622のサイズ、及び第2ウィンドウ621、622の表示位置のうちの少なくとも一つを確認できる。例えば、マルチウィンドウマネージャは、フレームワークのタスクマネージャ及びウィンドウマネージャよりAPIを呼出し、各々のウィンドウ情報を確認できる。一方、ウィンドウ情報は、ウィンドウで実行されるアプリケーションの実行状態をさらに含んでもよい。
【0093】
制御部(図示せず)は、第1ウィンドウ611、612及び第2ウィンドウ621、622についてのウィンドウ情報を確認し、第1ウィンドウ611、612及び第2ウィンドウ621、622の表示を中断できる。また、制御部(図示せず)は、第1ウィンドウ611、612で実行される第1アプリケーション及び第2ウィンドウ621、622で実行される第2アプリケーションを一括実行できる短縮実行アイコンを生成することができる。
【0094】
図6Bは、本発明の一実施形態による短縮実行アイコンが表示されたメニュー画面の概念図である。
図6Bに示したように、ディスプレイ装置600の制御部は、アプリケーション実行アイコン641〜644と共に、短縮実行アイコン645を表示するように制御する。ここで、短縮実行アイコン645は、例えば、第1アプリケーション及び第2アプリケーション各々のサムネールイメージの混合イメージであり得る。
【0095】
ユーザーは、第1アプリケーション及び第2アプリケーションを一括実行するために、短縮実行アイコン645を指定できる。短縮実行アイコン645が指定されたと判定されると、制御部は、第1ウィンドウ611、612のウィンドウ情報及び第2ウィンドウ621、622のウィンドウ情報を読み出すことができる。
【0096】
図6Cは、本発明の一実施形態によるディスプレイ装置の概念図である。ディスプレイ装置600の制御部は、読み出された第1ウィンドウ611、612のウィンドウ情報及び第2ウィンドウ621、622のウィンドウ情報に基づいて、第1ウィンドウ611、612及び第2ウィンドウ621、622を表示するように制御する。制御部は、
図6Aに示したように、アイコン化入力の時点で表示されるのと同様に、第1ウィンドウ611、612と第2ウィンドウ621、622を表示するように制御する。ディスプレイ装置600は、アイコン化ボタン630を表示することができる。上述したように、本発明によるディスプレイ装置の制御方法は、スプリットモード及びフリースタイルの表示モードの両方で適用できる。
【0097】
図7は、本発明の実施形態によるディスプレイ装置の制御方法を説明するためのフローチャートである。
【0098】
図7に示したように、ディスプレイ装置は、複数のアプリケーションの各々に対応する複数個のウィンドウを表示できる(S701)。ここで、ディスプレイ装置は、複数個のウィンドウをスプリットモード又はフリースタイルの表示モードで表示できる。
【0099】
ディスプレイ装置は、上記複数個のウィンドウをアイコン化するようにするアイコン化入力を受ける(S703)。例えば、ディスプレイ装置は、アイコン化入力ボタンをタッチスクリーン上の一部領域又は下段のバー上に表示できる。ディスプレイ装置は、表示されたアイコン化入力ボタンが指定されるか否かを判定して、アイコン化入力を受けられる。又は、ディスプレイ装置は、実行画面をキャプチャできるキャプチャボタンを表示できる。ディスプレイ装置は、キャプチャボタンがロングプレスされたか否かの可否を判定して、アイコン化入力を受けられる。
【0100】
ディスプレイ装置は、複数のウィンドウの各々に対応するウィンドウ情報を確認できる(S705)。ここで、ウィンドウ情報は、複数のウィンドウの各々で実行されるアプリケーションの種類、ウィンドウ各々の位置、及びウィンドウ各々のサイズのうちの少なくとも一つを含んでもよい。又は、ウィンドウ情報は、アプリケーションの実行状態をさらに記憶してもよい。表1は本発明の実施形態によるウィンドウ情報の例示である。
【0102】
表1に示したように、ウィンドウ情報は、第1ウィンドウで実行されるアプリケーションの種類が、ウェブブラウジングアプリケーションであるという点と、第1ウィンドウの位置が、(130、90)であるという点、第1ウィンドウのサイズが、(130、90)、(130、70)、(150、90)、(150、70)であるという点と、アプリケーションの実行状態が最終的に入力されたURIが、http://www.ss.comであるという点を含む。さらに、ウィンドウ情報は、第2ウィンドウで実行されるアプリケーションの種類が、メモ帳アプリケーションであるという点と、ウィンドウの位置が、(245、30)であるという点、ウィンドウのサイズが、(245、30)、(245、78)、(290、30)、(290、78)であるという点と、アプリケーションの実行状態の最終的に記載された内容が、2番目のメモ帳であるという点を含む。
【0103】
ディスプレイ装置は確認されたウィンドウ情報を記憶できる。ディスプレイ装置は、複数のウィンドウの表示を中断し、短縮実行アイコンを生成できる(S709)。短縮実行アイコンは、複数のアプリケーションを一括的に実行できるようにするアイコンである。
【0104】
図8は、本発明の実施形態によるディスプレイ装置の制御方法を示すフローチャートである。
【0105】
図8に示したように、ディスプレイ装置は、複数のアプリケーションを一括的に実行できるようにする短縮実行アイコンを表示できる(S801)。ユーザーは、複数のアプリケーションを一括的に実行できるように短縮実行アイコンを指定できる。ディスプレイ装置は、短縮実行アイコンが指定されたか否かの可否を判定できる(S803)。短縮実行アイコンが指定されなかったと判定されると(S803−N)、短縮実行アイコンの表示を保持する(S801)。一方、短縮実行アイコンが指定されたと判定されると(S803−Y)、記憶されたウィンドウ情報を読み出す(S805)。
【0106】
ディスプレイ装置は、読み出されたウィンドウ情報に基づいて、複数個のウィンドウを再び表示する(S807)。ここで、ディスプレイ装置は、アイコン化入力の時点で表示されるウィンドウの位置及びサイズと同一であるようにアプリケーションを表示できる。
【0107】
図9は、本発明の他の実施形態によるディスプレイ装置の制御方法についてのフローチャートである。
【0108】
図9に示したように、第1ディスプレイ装置910及び第2ディスプレイ装置920は、互いに所定のデータを送/受信することができる。即ち、第1ディスプレイ装置910及び第2ディスプレイ装置の各々は通信部を含み、この通信部を通じてデータを送/受信することができる。ここで、通信部は、移動通信モジュール又は近距離通信モジュールなどで実現でき、当業者であれば、通信方法に対する制限がないことを容易に理解する。
【0109】
第1ディスプレイ装置910は、複数のアプリケーションの各々を実行する複数個のウィンドウを表示する(S931)。共に、第1ディスプレイ装置910は、アイコン化入力を受けることができ、これに基づいて、ウィンドウ情報を確認することができる。第1ディスプレイ装置910は、確認されたウィンドウ情報に基づいて、短縮実行アイコンを生成する(S933)。第1ディスプレイ装置910は、第2ディスプレイ装置920により生成された短縮実行アイコンを送信できる(S935)。より詳しくは、第1ディスプレイ装置910は、生成された短縮実行アイコンのサムネールイメージ及びウィンドウ情報を共に送信できる。
【0110】
第2ディスプレイ装置920は短縮実行アイコンを受信する(S935)。より詳しくは、第2ディスプレイ装置920は、生成された短縮実行アイコンのサムネールイメージ及びウィンドウ情報を共に受信できる。
【0111】
第2ディスプレイ装置920は、短縮実行アイコンを表示し、短縮実行アイコンが指定されたか否かの可否を判定できる(S937)。短縮実行アイコンが指定されると、第2ディスプレイ装置920はウィンドウ情報を読み出す(S939)。第2ディスプレイ装置920は、読み出されたウィンドウ情報に基づいて、複数個のウィンドウを表示できる(S941)。ここで、第2ディスプレイ装置920は、第1ディスプレイ装置910で表示されたことと同様に、複数個のウィンドウを表示できる。第2ディスプレイ装置920は、解像度が第1ディスプレイ装置910の解像度と同様に設定された場合には、第1ディスプレイ装置910の解像度と同様に表示するように制御する。一方、第2ディスプレイ装置920は、解像度が第1ディスプレイ装置910の解像度と相異に設定された場合には、既設定された変換の手続きに基づいて、複数個のウィンドウを表示できる。
【0112】
図10は、本発明の一実施形態によるディスプレイ装置の制御方法についてのフローチャートである。
【0113】
ディスプレイ装置は、複数のアプリケーションの各々に対応する複数個のウィンドウを表示できる(S1001)。ここで、ディスプレイ装置は、複数個のウィンドウをスプリットモード又はフリースタイルの表示モードで表示できる。
【0114】
ディスプレイ装置は、上記複数個のウィンドウをアイコン化するようにするアイコン化入力を受けることができる(S1003)。
【0115】
ディスプレイ装置は、複数のウィンドウの各々に対応するウィンドウ情報を確認できる(S1005)。ここで、ウィンドウ情報は、複数のウィンドウの各々で実行されるアプリケーションの種類、ウィンドウ各々の位置、及びウィンドウ各々のサイズのうちの少なくとも一つを含んでもよい。ウィンドウ情報は、アプリケーションの実行状態をさらに記憶することもできる(S1007)。
【0116】
ディスプレイ装置は確認されたウィンドウ情報を記憶できる。ディスプレイ装置は複数のウィンドウの表示を中断し、短縮実行アイコンを生成できる(S1009)。短縮実行アイコンは、複数のアプリケーションを一括的に実行できるようにするアイコンである。
【0117】
図11は、本発明の実施形態によるディスプレイ装置の制御方法についてのフローチャートである。
【0118】
図11に示したように、ディスプレイ装置は、複数のアプリケーションを一括的に実行できるようにする短縮実行アイコンを表示できる(S1101)。ユーザーは、複数のアプリケーションを一括的に実行できるように短縮実行アイコンを指定することができる。ディスプレイ装置は、短縮実行アイコンが指定されたか否かの可否を判定できる(S1103)。短縮実行アイコンが指定されなかったと判定されると(S1103−N)、短縮実行アイコンの表示を保持する(S1101)。一方、短縮実行アイコンが指定されたと判定されると(S1103−Y)、記憶されたウィンドウ情報を読み出して複数のウィンドウを表示する(S1105)。
【0119】
ディスプレイ装置は、読み出されたウィンドウ情報に基づいて、複数のアプリケーション各々の実行状態を再現するよう制御する(S1107)。ここで、ディスプレイ装置は、アイコン化入力の時点で表示されたウィンドウの位置及びサイズと同一であるよう複数のアプリケーションを表示できる。共に、ディスプレイ装置は、アイコン化入力の時点に表示されたアプリケーションの状態をそのまま制御できる。
【0120】
図12A〜
図12Rは、本発明の様々な実施形態によるディスプレイ装置の概念図である。
【0121】
図12Aにおいて、ディスプレイ装置1200はメニュー画面1217を表示する。メニュー画面1217は、ランチャープログラムの実行画面であってもよく、各種のアプリケーションを実行できるアイコンを含んでもよい。共に、メニュー画面1217は、現在の時間についての情報を含んでもよく、各種のウィジェット(widget)をさらに含んでもよい。ディスプレイ装置1200は、タッチスクリーンの左側に、実行可能なアプリケーションのアイコン1211〜1214を含むトレイ1210を表示する。また、トレイ1210は、アイコン編集ボタン1215及び短縮実行アイコン生成ボタン1216をさらに含んでもよい。
【0122】
ユーザー10は、
図12Bのように、第1アプリケーションAを実行するようディスプレイ装置1200を操作できる。例えば、ユーザー10は、第1アプリケーションAのアイコン1211をタッチし、
図12Cのように、メニュー画面1217へのドラッグジェスチャを入力できる。制御部(図示せず)は、ユーザー10がタッチする地点に当該アイコン1211が表示されるよう制御できる。共に、制御部(図示せず)は、ユーザー10がタッチする地点に対応するようゴーストビュー(ghost view)1218を表示するよう制御できる。ここで、ゴーストビュー1218は、当該アプリケーションの実行されるウィンドウが実行されるサイズ及び形状を予め表示して、ユーザー10がウィンドウの配置の位置を選択できるようにするビューを意味する。制御部(図示せず)は表示されるウィンドウがないため、フルスクリーンのゴーストビュー1218を表示するよう制御できる。一方、より詳細に後述することにより、制御部(図示せず)は、タッチスクリーンに表示されるウィンドウのない場合、フルスクリーンのゴーストビューを表示するよう制御できる。共に、制御部(図示せず)は、タッチスクリーンに表示されるウィンドウが一つである場合、タッチスクリーンを半分に分割したサイズ及び形態のゴーストビューを表示するよう制御できる。また、制御部(図示せず)は、タッチスクリーンに表示されるウィンドウが二つである場合、二個中の一つのウィンドウを半分に分割したサイズ及び形態のゴーストビューを表示するよう制御できる。
【0123】
制御部(図示せず)は、上述のドラッグジェスチャを新規のアプリケーションを実行せよという新規のアプリケーションの実行命令として認識できる。共に、制御部(図示せず)は第1アプリケーションAを実行する第1ウィンドウ1219を生成できる。制御部(図示せず)は、生成された第1ウィンドウ1219を、
図12Dのようにフルスクリーンで表示するよう制御できる。
【0124】
一方、ユーザー10は、さらに第2アプリケーションBを実行するようディスプレイ装置1200を操作できる。例えば、ユーザー10は、第2アプリケーションBのアイコン1212を、
図12Eのようにタッチした以後、
図12Fのように、第1ウィンドウ1219の下部へドラッグできる。制御部(図示せず)は、ユーザー10がタッチする地点に当該アイコン1212を表示するよう制御する。共に、制御部(図示せず)は、ユーザー10がタッチする地点に対応してゴーストビュー1223を表示するよう制御できる。上述のように、タッチスクリーン上に1個のウィンドウ1219が表示されているため、制御部(図示せず)は、ゴーストビュー1223をタッチスクリーンの半切のサイズ及び形態を有するよう表示するように制御できる。図示されていないが、ユーザー10のタッチ位置がタッチスクリーンの上部である場合には、制御部(図示せず)がゴーストビュー1223を下側の半切でなく、上側の半切に表示するように制御することは自明である。また、ゴーストビューが下側の半切に表示されることもまた、単純に例示的なことであり、制御部(図示せず)は、タッチスクリーンを左/右に分割していずれか一つにゴーストビューを表示するよう制御することもできる。
【0125】
一方、ユーザー10のドラッグ入力が、
図12Fのように、タッチスクリーンの下方で終了されると、制御部(図示せず)は、新規のアプリケーションの実行命令が入力されたと判定する。
図12Gのように、制御部(図示せず)は、
図12Fのゴーストビュー1223に対応するタッチスクリーンの下側の半切に、第2ウィンドウ1230を表示するよう制御する。また、制御部(図示せず)は、第1ウィンドウ1219のサイズ及び形態をタッチスクリーンの上側の半切に対応するよう縮小して表示するように制御する。
【0126】
一方、ユーザー10は、タッチスクリーンの上側の半切に第1ウィンドウ1220及び下側の半切に第2ウィンドウ1230を実行した状態についての短縮実行アイコンを生成できる。例えば、ユーザー10は、
図12Hのように、短縮実行アイコン生成ボタン1216を指定できる。短縮実行アイコン生成ボタン1216の指定は、短縮実行アイコン生成の命令の例示であってもよく、短縮実行アイコン生成の命令は、短縮実行アイコン生成ボタン1216の指定だけでなく、他の例示で実現できることを、当業者であれば、容易に理解できる。
【0127】
短縮実行アイコン生成の命令が入力されると、制御部(図示せず)は、短縮実行アイコン1235をトレイ1210上に生成して表示するよう制御できる。ここで、短縮実行アイコン1235は、第1アプリケーションのアイコン1211及び第2アプリケーションのアイコン1212が重なった形態で表示できる。これにより、ユーザーが第1アプリケーション及び第2アプリケーソンのアイコンの両方を識別できる。
【0128】
一方、
図12Jのように、ユーザー10が短縮実行アイコン1235を指定する短縮実行アイコン実行の命令を入力すると、制御部(図示せず)は、タッチスクリーンの上側の半切に第1ウィンドウ1220及び下側の半切に第2ウィンドウ1230を実行して
図12Kのように表示できる。
【0129】
一方、また他の実施形態として、ユーザー10は、
図12Lのように、短縮実行アイコン編集ボタン1215を指定する短縮実行アイコン編集の命令を入力できる。さらに、
図12Mのように、編集対象の短縮実行アイコン1235を指定できる。制御部(図示せず)は、編集対象の短縮実行アイコン1235についての編集画面1240を、
図12Nのように表示できる。編集画面1240には、編集対象の短縮実行アイコン1235の名前を変更するタブ1241及び編集対象の短縮実行アイコン1235の削除タブ1242が含まれてもよい。名前を変更するタブ1241が指定されると、制御部(図示せず)は、編集対象の短縮実行アイコン1235の名前を変更するUIを提供するよう制御できる。共に、削除タブ1242が指定されると、制御部(図示せず)は、編集対象の短縮実行アイコン1235を削除できる。
【0130】
図12Oは、本発明の一実施形態によるディスプレイ装置の概念図である。
図12Oにおいて、制御部(図示せず)は、画面を3分割して表示するよう制御できる。例えば、制御部(図示せず)は、画面の上側の半切に第1アプリケーションAを実行する第1ウィンドウ1244を表示するよう制御できる。制御部(図示せず)は、画面の下側の半切中の左側の半切に第2アプリケーションBを実行する第2ウィンドウ1242を表示し、画面の下側の半切中の右側の半切に第3アプリケーションCを実行する第3ウィンドウ1243を表示するよう制御できる。共に、ユーザーは短縮実行アイコン生成ボタン1216を指定でき、制御部(図示せず)は、これに対応して短縮実行アイコン1245を生成して表示するよう制御できる。例えば、短縮実行アイコン1245は、第1アイコン1211、第2アイコン1212及び第3アイコン1213が重なった形態で実現できる。
【0131】
図12Pは、本発明の一実施形態によるディスプレイ装置の概念図である。
図12Pにおいて、制御部(図示せず)は、画面を3分割して表示するように制御できる。例えば、制御部(図示せず)は、画面の上側の半切中の左側の半切に第1アプリケーションAを実行する第1ウィンドウ1251を表示するように制御できる。制御部(図示せず)は、画面の上側の半切中の右側の半切に第2アプリケーションBを実行する第2ウィンドウ1252を表示し、画面の下側の半切に第3アプリケーションCを実行する第3ウィンドウ1253を表示するよう制御できる。共に、ユーザーは短縮実行アイコン生成ボタン1216を指定でき、制御部(図示せず)は、これに対応して短縮実行アイコン1255を生成して表示するように制御できる。例えば、短縮実行アイコン1255は、第1アイコン1211、第2アイコン1212及び第3アイコン1213が重なった形態で実現できる。
【0132】
図12Qは、本発明の一実施形態によるディスプレイ装置の概念図である。
図12Qにおいて、制御部(図示せず)は画面を4分割して表示するように制御できる。例えば、制御部(図示せず)は画面の上側の半切の中左側の半切に第1アプリケーションAを実行する第1ウィンドウ1261を表示するように制御できる。制御部(図示せず)は画面の上側の半切の中右側の半切に第2アプリケーションBを実行する第2ウィンドウ1262を表示するように制御できる。制御部(図示せず)は画面の下側の半切の中左側の半切に第3アプリケーションCを実行する第3ウィンドウ1263を表示するように制御できる。制御部(図示せず)は画面の下側の半切の中右側の半切に第4アプリケーションDを実行する第4ウィンドウ1264を表示するように制御できる。
【0133】
ユーザーは短縮実行アイコン生成ボタン1216を指定でき、制御部(図示せず)はこれに対応して短縮実行アイコン1265を生成して表示するように制御できる。例えば、短縮実行アイコン1265は第1アイコン1211、第2アイコン1212、第3アイコン1213及び第4アイコン1214が重なった形態で実現できる。
【0134】
図12Rは、本発明の一実施形態によるディスプレイ装置の概念図である
図12Rにおいて、制御部(図示せず)は、第1アプリケーションAを実行する第1ウィンドウ1271、第2アプリケーションBを実行する第2ウィンドウ1272、第3アプリケーションCを実行する第3ウィンドウ1273及び第4アプリケーションDを実行する第4ウィンドウ1274を表示するように制御できる。制御部(図示せず)は、第1ウィンドウ1271乃至第4ウィンドウ1274を各々の表示順序に基づいて、互いに重畳するように表示できる。共に、ユーザーは短縮実行アイコン生成ボタン1216を指定でき、制御部(図示せず)は、これに対応して短縮実行アイコン1275を生成して表示するように制御できる。例えば、短縮実行アイコン1275は、第1アイコン1211、第2アイコン1212、第3アイコン1213及び第4アイコン1214が重なった形態で実現することができる。
【0135】
図13A乃至
図13Eは、本発明の様々な実施形態によるディスプレイ装置の表示画面の概念図である。
図13A乃至
図13Eを参照すると、ディスプレイ装置1200は、タッチスクリーンの左側にトレイ1210を表示することができる。トレイ1210は、実行できる各々のアプリケーションを示すアイコン1211、1212、1213及び1214を含んでもよい。トレイ1210は、短縮実行アイコン1235、短縮アイコン編集ボタン1215及び短縮アイコン生成ボタン1216をさらに含んでもよい。
【0136】
図13Aのように、制御部(図示せず)は、名前変更アイコン1301及削除アイコン1302を表示するように制御できる。一方、
図13B及び
図13Cのように、ユーザー10は、短縮実行アイコン1235から名前変更アイコン1301へのドラッグジェスチャ1310の短縮実行アイコンの削除命令を入力できる。制御部(図示せず)は、ドラッグジェスチャ1310に対応して短縮実行アイコン1235を移動させて表示し、名前変更アイコン1301でタッチが解除されると、短縮実行アイコン1235の名前を変更できるUIを提供することができる。一方、他の実施形態として、制御部(図示せず)は、短縮実行アイコンがロングプレスされる名前の編集命令を入力すると、短縮実行アイコン1235の名前を変更できるUIを表示することもできる。
【0137】
一方、
図13D及び
図13Eに示したように、ユーザー10は、短縮実行アイコン1235から削除アイコン1302へのドラッグジェスチャ1320の短縮実行アイコンの削除命令を入力できる。制御部(図示せず)は、ドラッグジェスチャ1320に対応して短縮実行アイコン1235を移動させて表示し、削除アイコン1302でタッチが解除されると、短縮実行アイコン1235を削除できる。
【0138】
図13Fは、本発明の一実施形態による名前変更UIの概念図である。ディスプレイ装置1300の名前変更UIは 、名前変更入力窓1311及びキーボード1312を含んでもよい。ユーザー10は、名前変更入力窓1311及びキーボード1312が表示されるようにする名前変更アイコン1301を選択することができる。
【0139】
図14A及び
図14Bは、本発明の様々な実施形態による短縮実行アイコンの概念図である。
図14Aでは、ギャラリーアプリケーションアイコン1401及び文字メッセージアプリケーションアイコン1402が結合された短縮実行アイコン1403が開示される。
図14Bでは、ウェブブラウジングアプリケーションアイコン1411及びギャラリーアイコン1412が結合された短縮実行アイコン1413が開示される。
図14A及び
図14Bに示したように、短縮実行アイコン1403は、二つのアイコン1401、1402が重なった状態で表示でき、短縮実行アイコン1413は、二つのアイコン1411、1412が重なった状態で表示できる。これにより、ユーザーは、短縮実行アイコン1403、1413に含まれたアプリケーションがどんなアプリケーションであるかを識別できる。
【0140】
図15A及び
図15Bは、本発明の様々な実施形態によるディスプレイ装置の制御方法を説明するフローチャートである。
【0141】
制御部(図示せず)は複数のアプリケーションの使用履歴を記憶できる(S1501)。例えば、制御部(図示せず)は第1時間に、第1アプリケーション及び第2アプリケーションが用いられたという使用履歴を記憶できる。制御部(図示せず)は、複数のアプリケーションに対応する複数のウィンドウのアイコン化情報を抽出できる(S1503)。例えば、制御部(図示せず)は第1時間に、第1アプリケーション及び第2アプリケーションが用いられたという複数のウィンドウのアイコン化情報を抽出できる。制御部(図示せず)は、短縮実行アイコンを自動生成して表示できる(S1505)。例えば、制御部(図示せず)は、第1アプリケーション及び第2アプリケーションが結合された短縮実行アイコンを自動生成して表示できる。特に、制御部(図示せず)は、第1アプリケーション及び第2アプリケーションの各々に対応するウィンドウの位置及びサイズのうちの少なくとも一つを複数のウィンドウのアイコン化情報として抽出できる。短縮実行アイコンの実行命令が入力されると、制御部(図示せず)は、第1アプリケーション及び第2アプリケーションの各々に対応するウィンドウの位置及びサイズのうちの少なくとも一つに基づいて、ウィンドウを表示するように制御できる。
【0142】
図15Bは、本発明の他の実施形態によるディスプレイ装置の制御方法を説明するフローチャートである。
【0143】
図15Bにおいて、制御部(図示せず)は第1時間に、アプリケーションの使用内訳を判定できる(S1511)。制御部(図示せず)は、複数のアプリケーションの第1時間に同時に使われた回数が臨界値を超過するかを判定できる(S1513)。複数のアプリケーションの第1時間に同時に使われた回数が臨界値を超過すると(S1513−Y)、制御部(図示せず)は、複数のアプリケーション対応の短縮実行アイコンを生成して表示できる(S1515)。特に、制御部(図示せず)は、生成した短縮実行アイコンの名前を第1時間に対応して設定できる。
【0144】
また、他の実施形態として、制御部(図示せず)は、最近に実行した複数のアプリケーションに対応する短縮実行アイコンを生成して表示してもよい。または、制御部(図示せず)は、ディスプレイ装置の位置情報に基づいて、当該位置における使用回数が多い複数のアプリケーションに対応する短縮実行アイコンを生成して表示することもできる。
【0145】
例えば、制御部(図示せず)は月曜日9:00に、ウェブブラウジングアプリケーション1411及びギャラリーアプリケーション1412が同時に使われる使用パターンを検出できる。制御部(図示せず)は月曜日9:00に、ウェブブラウジングアプリケーション及びギャラリーアプリケーションの同時使用回数が臨界値を超過するかを判定することにより、使用パターンを検出できる。制御部(図示せず)は、
図15Cのような短縮実行アイコン1415を生成して表示できる。制御部(図示せず)は、短縮実行アイコン1415の名前を「Monday 9:00」として設定して短縮実行アイコン1415と共に表示するように制御することもできる。
【0146】
一方、本発明によるディスプレイ装置の制御方法のまた他の実施形態として、ディスプレイ上に各々のアプリケーションを実行する複数のウィンドウを表示するステップと、上記複数のウィンドウを同時に実行させるための短縮実行アイコン生成への要請を受けるステップと、及び上記短縮実行アイコンを生成して、上記ディスプレイ上の予め定められた領域に表示するステップとを含んでもよい。また、上記複数のウィンドウが上記ディスプレイ上から消えた状態で、ユーザーにより上記短縮実行アイコンが選択される場合、上記複数のウィンドウを上記ディスプレイ上に同時に表示するステップをさらに含んでもよい。上記短縮実行アイコンは、上記複数のウィンドウで実行されるアプリケーションについての各々のアイコンが結合されて表示されるイメージであってもよく、上記各々のアイコンが結合されて表示されることは、いずれか一つのアプリケーションアイコンの一部が他の一つのアプリケーションアイコンの一部と重なって表示されることであってもよい。本実施形態についての説明は、上述の他の実施形態についての説明が同様に適用できるので、詳細な説明は省略する。
【0147】
本発明の実施形態は、ハードウェア、ソフトウェア、又はハードウェアとソフトウェアとの組合せの形態で実現可能である。このような任意のソフトウェアは、例えば、削除又は再記録が可能であるか否かに関係なく、ROMなどの記憶装置のような揮発性又は非揮発性記憶装置、又は、例えば、RAM、メモリチップ、装置又は集積回路のようなメモリ、又は例えば、CD(Compact Disc)、DVD(Digital Versatile Disc)、磁気ディスク又は磁気テープなどの光学的又は磁気的に記録可能であると同時に、機械(例えば、コンピューター)で読み取り可能な媒体に記憶することができる。本発明のグラフィク画面の更新方法は、制御部及びメモリを含むコンピューター又は携帯端末により実現でき、このメモリは、本発明の様々な実施形態を実現する指示を含むプログラム又は複数のプログラムを記憶するのに適合な機械可読記憶媒体の一例である。
【0148】
従って、本発明の様々な実施形態は、本願のいずれかの請求項に記載された装置又は方法を実現するためのコードを含むプログラム及びこのようなプログラムを記憶する機械(コンピューターなど)可読記憶媒体を含む。さらに、このようなプログラムは、有線又は無線接続を通じて伝達される通信信号のような任意の媒体を介して電子的に移送される。したがって、本発明はこれと均等なことを適切に含む。
【0149】
また、上記装置は有線又は無線で接続されるプログラムの提供装置から上記プログラムを受信して記憶できる。上記プログラムの提供装置は、上記グラフィック処理装置が既設定されたコンテンツの保護方法を実行するようにする指示を含むプログラム、コンテンツの保護法に必要な情報などを記憶するためのメモリと、上記グラフィック処理装置との有線又は無線通信を実行するための通信部と、上記グラフィック処理装置の要請又は自動で対応するプログラムを上記送受信装置に伝送する制御部とを含むことができる。
【0150】
以上、本発明を具体的な実施形態に関して図示及び説明したが、添付した特許請求の範囲により規定されるような本発明の精神及び範囲を外れることなく、形式や細部の様々な変更が可能であることは、当該技術分野における通常の知識を持つ者には明らかである。