特許第6553208号(P6553208)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6553208
(24)【登録日】2019年7月12日
(45)【発行日】2019年7月31日
(54)【発明の名称】ラッチ機構を有する家具
(51)【国際特許分類】
   A47B 3/08 20060101AFI20190722BHJP
   A47B 7/02 20060101ALI20190722BHJP
   F16B 9/02 20060101ALI20190722BHJP
   F16B 12/44 20060101ALI20190722BHJP
   A47B 13/02 20060101ALI20190722BHJP
【FI】
   A47B3/08 C
   A47B7/02 Z
   F16B9/02 C
   F16B12/44 D
   A47B13/02
【請求項の数】12
【全頁数】20
(21)【出願番号】特願2017-555284(P2017-555284)
(86)(22)【出願日】2016年4月13日
(65)【公表番号】特表2018-516631(P2018-516631A)
(43)【公表日】2018年6月28日
(86)【国際出願番号】US2016027183
(87)【国際公開番号】WO2016171966
(87)【国際公開日】20161027
【審査請求日】2019年4月2日
(31)【優先権主張番号】62/151,095
(32)【優先日】2015年4月22日
(33)【優先権主張国】US
(31)【優先権主張番号】15/096,387
(32)【優先日】2016年4月12日
(33)【優先権主張国】US
【早期審査対象出願】
(73)【特許権者】
【識別番号】597070725
【氏名又は名称】ノル・インコーポレイテッド
(74)【代理人】
【識別番号】110001438
【氏名又は名称】特許業務法人 丸山国際特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】クルシン,マーク
(72)【発明者】
【氏名】ルジチカ,パヴェル
(72)【発明者】
【氏名】ハーパー,マイケル
【審査官】 波多江 進
(56)【参考文献】
【文献】 特開平10−211026(JP,A)
【文献】 実開平5−11832(JP,U)
【文献】 米国特許出願公開第2010/0300239(US,A1)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
A47B 1/00−41/06
A47C 9/00−16/04
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
家具用のラッチ機構であって、
ガイド部材に取り付けられたハウジングを有しており、前記ハウジングは、前記ガイド部材に対して第1の位置から第2の位置に移動可能である、作動機構と、
第1の位置から第2の位置に移動可能な第1のデテント部材を有する第1のデテント機構を含む少なくとも1つのデテント機構であって、第1の位置から第2の位置へと移動可能な第2のデテント部材を有する第2のデテント機構を更に備えている少なくとも1つのデテント機構と、
前記作動機構と前記第1のデテント機構の間に配置されている関節機構と、
前記関節機構から前記第1のデテント部材まで延びる第1の細長部材であって、前記関節機構に接続されている第1の細長部材と、
前記関節機構から前記第2のデテント部材まで延びる第2の細長部材であって、前記関節機構に接続されている第2の細長部材と、
前記作動機構のハウジングから前記関節機構まで延びる第3の細長部材であって、前記関節機構を前記ハウジングに接続する第3の細長部材と、
シャフトを有するコネクタと、
を備えており、
前記ハウジングの第1の位置から前記ハウジングの第2の位置へと前記ハウジングが移動すると、前記第1のデテント部材が前記第1のデテント部材の第1の位置から前記第1のデテント部材の第2の位置へと移動するように、前記関節機構は、前記第1のデテント機構を前記ハウジングに接続しており
前記ハウジングの第1の位置から前記ハウジングの第2の位置へと前記ハウジングが移動すると、前記第1のデテント部材の第1の位置から前記第1のデテント部材の第2の位置へと前記第1のデテント部材が移動するのと同時に、前記第2のデテント部材の第1の位置から前記第2のデテント部材の第2の位置へと前記第2のデテント部材が移動するように、前記第2のデテント部材は、前記関節機構を介して前記ハウジングに接続されており、
前記関節機構は、前記関節機構のハウジングに配置された第1の回転部材及び第2の回転部材を備えており、
前記作動機構のハウジングの第1の位置から前記作動機構のハウジングの第2の位置へと前記作動機構のハウジングが移動することで、前記第3の細長部材が移動して前記第1の回転部材及び第2の回転部材が回転するように、前記第1の回転部材及び第2の回転部材は、前記第3の細長部材に取り付けられており、
前記コネクタのシャフトは、前記第1の回転部材、前記第2の回転部材、及び前記第3の細長部材の端部を通って、前記第3の細長部材を前記第1の回転部材及び前記第2の回転部材に接続する、ラッチ機構。
【請求項2】
前記ガイド部材は、前記家具の構造体に固定されるように構成されており、前記ガイド部材によって少なくとも部分的に規定されている直線移動経路を介して、前記作動機構のハウジングの第1の位置から前記作動機構のハウジングの第2の位置まで、前記ハウジングが前記ガイド部材に対して移動できるように、前記ガイド部材は、前記作動機構のハウジングに接続可能である、請求項に記載のラッチ機構。
【請求項3】
前記ガイド部材は、前記作動機構のハウジングのレールを摺動可能に受け入れる溝を有している、請求項に記載のラッチ機構。
【請求項4】
前記ガイド部材が固定可能な前記家具の構造体は天板であり、前記作動機構は、前記作動機構のハウジングと前記ガイド部材との間に取り付けられており、前記作動機構のハウジングを前記作動機構のハウジングの第1の位置に付勢する付勢機構を備えている、請求項に記載のラッチ機構。
【請求項5】
前記付勢機構はばねである、請求項に記載のラッチ機構。
【請求項6】
前記第1のデテント機構は、前記第1のデテント部材に係合して、前記第1のデテント部材を前記第1のデテント部材の第1の位置に付勢する第1のばね部材を備えており、
前記第2のデテント機構は、前記第2のデテント部材に係合して、前記第2のデテント部材を前記第2のデテント部材の第2の位置に付勢する第2のばね部材を備えている、請求項に記載のラッチ機構。
【請求項7】
前記第1のデテント部材は、前記第1のデテント部材の中間部分に隣接しており、前記第1のばね部材の第1の端部と接触する突起を有しており、
前記第2のデテント部材は、前記第2のデテント部材の中間部分に隣接しており、前記第2のばね部材の第1の端部と接触する突起を有している、請求項に記載のラッチ機構。
【請求項8】
前記関節機構のハウジングは、前記第1の回転部材及び前記第2の回転部材が配置される開口と、第1のチャネルと、第2のチャネルと、前記開口と連通する第3のチャネルとを有しており、
前記第1の細長部材の一部は、前記第1の細長部材が前記第1の回転部材に接続可能であるように前記第1のチャネルを通っており、
前記第2の細長部材の一部は、前記第2の細長部材が前記第2の回転部材に接続可能であるように前記第2のチャネルを通っており、
前記第3の細長部材の一部は、前記第3のチャネルを通っている、請求項に記載のラッチ機構。
【請求項9】
前記ガイド部材は、前記作動機構のハウジング内に配置される、請求項に記載のラッチ機構。
【請求項10】
前記第1のデテント機構は、前記第1のデテント部材に係合して、前記第1のデテント部材を前記第1のデテント部材の第1の位置に付勢する第1のばね部材を備えており、
前記第2のデテント機構は、前記第2のデテント部材に係合して前記第2のデテント部材を前記第2のデテント部材の第2の位置に付勢する第2のばね部材を備えており、
前記第1のデテント部材は、前記第1のデテント部材の中間部分に隣接しており、前記第1のばね部材の第1の端部と接触する突起を有しており、
前記第2のデテント部材は、前記第2のデテント部材の中間部分に隣接しており、前記第2のばね部材の第1の端部と接触する突起を有している、請求項に記載のラッチ機構。
【請求項11】
前記ハウジングが前記ハウジングの第1の位置と第2の位置の間で移動する場合に前記ハウジングが移動する前記ハウジングの移動経路は、前記第1のデテント部材の移動経路が延びる方向及び/又は前記第2のデテント部材の移動経路が延びる方向に対して横切る方向又は直交する方向に延びており、
前記第1のデテント部材の移動経路は、前記第1のデテント部材が前記第1のデテント部材の第1の位置と第2の位置の間を移動する場合に、前記第1のデテント部材が移動する経路である、請求項1に記載のラッチ機構。
【請求項12】
請求項に記載のラッチ機構を有する家具。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
[関連出願の相互参照]
本願は、2016年4月12日に出願された米国特許出願第15/096,387号及び2015年4月22日に出願された米国仮特許出願第62/151,095号の優先権を主張するものである。
【0002】
本発明は、テーブル、机、やその他の種類の家具に関するものである。
【背景技術】
【0003】
テーブルやその他の家具は、大抵の場合、面を支える複数の脚を有するように構成されている。例えば、テーブルは、天板を支える脚、台やその他の基部を備えてよく、椅子は、座部及び/又は背凭れを支える台座、脚やその他の種類の基部を備えてよい。このような家具の例は、米国特許第6,164,217号、第6,637,352号、第6,845,723号、第7,066,098号、第7,614,351号、第7,712,422号、第7,845,290号、第7,878,128号、第8,051,784号、第8,069,795号、第8,091,488号、第8,171,863号、第8,297,208号、第8,359,983号、第8,413,593号、第8,578,864号、第8,869,715号、及び、米国特許出願公開第2008/0196635号に記載されている。米国特許第9,265,340号はまた、家具と、家具に使用され得る機構の一例とを開示している。
【0004】
ある種のテーブル、椅子やその他の種類の家具は、格納される場合にて、スペースを維持するために入れ子にされたり積み重ねられる。例えば、椅子は、互いに積み重ねられるように構成される。別の例としては、テーブルは、互いに積み重ねられる、又は、他のテーブルの横に入れ子にされるように構成される。
【0005】
しかしながら、入れ子にする及び/又は積み重ねるための構成に家具を維持することは、しばしば問題となり得る。例えば、ある種の家具は、積み重ねられた配置又は入れ子配置から使用配置に容易に調整されるように設計されている。しかしながら、そのような調整の容易さは、使用者がこの配置変化が起こることを望んでいない場合でも、家具の配置が調節されることを起こすことがある。更に、このような調整の容易さは、家具の位置を調整する際に、使用者が負傷する又は痛みを受ける一因にもなる。
【発明の概要】
【0006】
家具、家具用のラッチ機構、そのような家具及び/又はラッチ機構を使用する方法が提供される。幾つかの実施形態では、家具は、構造体の位置のロックを解除するように作動可能なラッチ機構を含んでおり、使用位置から積み重ねられる位置又は入れ子にされる位置へと構造体が移動されている。この方法の幾つかの実施形態では、そのようなラッチ機構の実施形態の使用は、構造体が使用位置から積み重ね位置又は入れ子位置に移動する前に、及び/又はその逆で行われてよい。
【0007】
家具用のラッチ機構の実施形態は、ガイド部材に取り付けられたハウジングを有する作動機構を含んでよい。ハウジングは、第1の位置から第2の位置へとガイド部材に対して移動可能であってよい。ラッチ機構はまた、第1の位置から第2の位置に移動可能な第1のデテント部材を有する第1のデテント機構を含む少なくとも1つのデテント機構を含んでよい。関節機構が、作動機構と第1のデテント機構の間に配置されてよい。ハウジングの第1位置からハウジングの第2位置へとハウジングが移動すると、第1デテント部材の第1位置から第2デテント部材の第2位置へと第1デテント部材を移動させるように、関節機構は、第1デテント機構をハウジングに接続してよい。
【0008】
幾つかの実施形態では、少なくとも1つのデテント機構は、第1の位置から第2の位置へと移動可能な第2のデテント部材を有する第2のデテント機構を更に備えてよい。ハウジングの第1の位置からハウジングの第2の位置へとハウジングが移動すると、第1のデテント部材の第1の位置から第1のデテント部材の第2の位置へと第1のデテント部材が移動すると同時に、第2のデテント部材の第1の位置から第2のデテント部材の第2の位置へと第2のデテント部材が移動するように、第2のデテント部材は、関節機構を介してハウジングに接続されてよい。
【0009】
ラッチ機構は、第1の細長部材、第2の細長部材及び第3の細長部材を更に含んでよい。第1の細長部材は、関節機構から第1のデテント部材まで延びており、関節機構に接続されている。第2の細長部材は、関節機構から第2のデテント部材まで延びており、関節機構に接続されている。第3の細長部材は、作動機構のハウジングから関節機構まで延びており、関節機構をハウジングに接続する。
【0010】
関節機構は、関節機構のハウジングに配置された第1の回転部材及び第2の回転部材を備えている。作動機構のハウジングの第1の位置から作動機構のハウジングの第2の位置へと作動機構のハウジングが移動することで、第3の細長部材が移動して、第1の回転部材及び第2の回転部材が回転するように、第1の回転部材及び第2の回転部材は、第3の細長部材に取り付けられている。作動機構は、シャフトを有するコネクタを備えている。コネクタのシャフトは、第1の回転部材、第2の回転部材、及び第3細長部材の端部を通って、第3の細長部材を第1の回転部材及び第2の回転部材に接続する。
【0011】
ガイド部材は家具の構造体に固定されるように構成されている。ガイド部材によって少なくとも部分的に規定されている直線移動経路を介して、作動機構のハウジングの第1の位置から作動機構のハウジングの第2の位置まで、ハウジングがガイド部材に対して移動できるように、ガイド部材は、作動機構のハウジングに接続可能である。幾つかの実施形態では、ガイド部材は、作動機構のハウジングのレールを摺動可能に受け入れる溝を有している。他の実施形態では、ガイド部材は、作動機構のハウジングの爪又は突起を受け入れる別のタイプの構造体を有してもよい。更に他の実施形態では、ガイド部材は、作動機構のハウジングの溝又は開口内に受け入れられるレール、突起又は爪を有してよい。
【0012】
幾つかの実施形態では、ガイド部材が固定可能な家具の構造体は天板である。その他の実施形態では、構造体は、ベンチのシートや、家具のその他の部分であってよい。
【0013】
作動機構は、作動機構のハウジングとガイド部材との間に取り付けられており、作動機構のハウジングを作動機構のハウジングの第1の位置に付勢する付勢機構を備えてよい。例えば、付勢機構はばねである(例えば、コイルばね、1又は複数のエラストマーばね)。
【0014】
第1のデテント機構は、第1のデテント部材に接触又は係合して、第1のデテント部材を第1のデテント部材の第1の位置に付勢する第1のばね部材を備えてよい。その場合、第2のデテント機構は、第2のデテント部材に接触又は係合して、第2のデテント部材を第2のデテント部材の第2の位置に付勢する第2のばね部材を備えてよい。例えば、第1のデテント部材は、第1のばね部材の第1の端部と接触し、第1のデテント部材の中間部分に隣接する突起を有してよく、第2のデテント部材は、第2のばね部材の第1の端部と接触し、第2のデテント部材の中間部分に隣接する突起を有してよい。
【0015】
関節機構のハウジングは、第1の回転部材及び第2の回転部材が配置される開口と、第1のチャネルと、第2のチャネルと、開口と連通する第3のチャネルとを有している。第1の細長部材の一部は、第1の細長部材が第1の回転部材に接続可能であるように第1のチャネルを通っており、第2の細長部材の一部は、第2の細長部材が第2の回転部材に接続可能であるように第2のチャネルを通っており、第3の細長部材の一部は、第3のチャネルを通ってよい。
【0016】
幾つかの実施形態では、ガイド部材は、作動機構のハウジング内に配置されてよい。ハウジングがハウジングの第1の位置と第2の位置の間で移動する場合にハウジングが移動するハウジングの移動経路は、第1のデテント部材の移動経路が延びる方向及び/又は第2のデテント部材の移動経路が延びる方向に対して横切る方向又は垂直方向に延びてよい。第1のデテント部材の移動経路は、第1のデテント部材が第1のデテント部材の第1の位置と第2の位置の間を移動する場合に、第1のデテント部材が移動する経路であってよい。第2のデテント部材の移動経路は、第2のデテント部材が第2のデテント部材の第1の位置と第2の位置の間を移動する場合に、第2のデテント部材が移動する経路であってよい。
【0017】
家具は、実施形態のラッチ機構を備えていてよい。家具は、傾動可能な天板を有するテーブルであってよい。他の実施形態では、家具製品は、傾動可能なシートを有するベンチであってよい。
【0018】
家具を使用する方法も提供される。当該方法は、作動機構のハウジングの第1の位置から作動機構のハウジングの第2の位置へと作動機構のハウジングを移動させる力を与える工程と、力を除去して、作動機構のハウジングの第2の位置から作動機構のハウジングの第1の位置へとハウジングを戻す工程とを含んでよい。本発明の方法の幾つかの実施形態では、傾いた位置と水平位置の間で天板を傾けるために、又は、ベンチのシートを傾いた位置から水平位置へと倒すために用いられてよい。
【0019】
本発明の方法の幾つかの実施形態は、ハウジングを第2の位置から第1の位置に戻すようにハウジングを付勢する工程を含んでよい。付勢は、1又は複数のばねによってもたらされる。
【0020】
家具が可動なテーブル(例えば、床にテーブルを支持する車輪を有するテーブルである本発明の実施形態では、本発明の方法は、作動機構のハウジングを作動機構のハウジングの第1の位置から作動機構のハウジングの第2の位置に移動させる力が与えられている間に、テーブルの天板を傾ける工程と、テーブルを他のテーブルの隣に配置してそれらテーブルを入れ子にする工程であって、それらテーブルが入れ子になるようにそれらのテーブルの天板は傾いている、工程とを更に含んでよい。
【0021】
発明のその他の詳細、目的及び利点は、幾つかの典型的な実施形態及びそれらを実施する典型的な方法に関する以下の説明が進むにつれて明らかになるだろう。
【図面の簡単な説明】
【0022】
ラッチ機構を有する家具の例示的実施形態とラッチ機構の実施形態とが、添付の図面において示されており、それらの実施形態を実施する典型的な方法も、添付の図面に図示される。図面の中で使用される同じ参照番号は、同様な構成要素に使用されていることは理解されるであろう。
【0023】
図1図1は、第1配置にある家具の第1の例示的実施形態の斜視図である。
図2図2は、第1配置にある家具の第1の例示的実施形態の底側斜視図である。
図3図3は、第1配置にある家具の第1の例示的実施形態の底面図である。
図4図4は、第2配置にある家具の第1の例示的実施形態の斜視図である。
図5図5は、第2配置にある家具の第1の例示的実施形態の側面図である。
図6図6は、第2配置にある家具の第1の例示的実施形態の底面図である。
図7図7は、第1配置にある家具の第2の例示的実施形態の斜視図である。
図8図8は、第2配置にある家具の第2の例示的実施形態の斜視図である。
図9図9は、家具の第1及び第2の例示的実施形態に含まれるラッチ機構の例示的実施形態の斜視図である。
図10図10は、家具の第1及び第2の例示的実施形態に含まれるラッチ機構の例示的実施形態の平面図である。
図11図11は、家具の第1及び第2の例示的実施形態に含まれるラッチ機構の例示的実施形態の分解図である。
【発明を実施するための形態】
【0024】
図1乃至図11を参照すると、家具1は、基部5によって支持された天板3を含んでいる。基部5は、台足7に取り付けられた脚部9を含んでよい。各台足は、キャスタとされてよく、家具1は、転動可能であるか、床に沿って移動可能とされる。或いは、各脚部は、静止した非動作要素であって、床に係合して床上で基部を支持してよい。各脚部9は、その脚部9が取り付けられている台足付近から垂直に延びてよい。各脚部の上端部は、脚部9の間に延びる横材11に取り付けられる。例えば、第1の脚部の上部は、横材11の第1の端部に取り付けられて、第2の脚部の上部は、横材11の第1の端部の反対側にある横材11の第2の端部に取り付けられてよい。
【0025】
天板3は、横材11又は基部5の他の構造体に回転可能に若しくは傾動可能に取り付けられて、これによって、天板3は、少なくとも1つの水平軸回りで傾動可能とされる。その結果、天板は、第1の位置から第2の位置に移動し、また、第2の位置から第1の位置に戻ることができる。例えば、幾つか実施形態では、天板3は、傾動機構10を介して横材11に取り付けられてよい。そのような傾動機構10の例は、米国特許第9,265,340号に開示されている。米国特許第9,265,340号の全体は、引用によって本明細書に組み込まれる。
【0026】
天板3を基部5に回動自在又は傾動可能に連結する傾動機構10は、傾動機構10を利用して天板3の位置を調整する場合に、天板を異なる位置間で回転させると、天板の位置のみを移動させるように構成されてよい。傾動機構はまた、天板3が動かされると動いてよい。
【0027】
他の実施形態では、傾動機構10は、脚回転機構に結合するように構成されてよく、天板3が第1の位置と第2の位置との間で回転すると、家具の脚部9は、旋回又は回転する。脚回転機構に結合されたこのような傾動機構の例は、本願の図7乃至図8に示されている。このような傾動機構の構成例は、米国特許第9,265,340号にも記載されており、当該特許の全体は、引用によって本明細書に組み込まれる(例えば、米国特許第9,265,340号に開示されている傾動機構14であって、米国特許第9,265,340号に開示された少なくとも1つの脚回転機構13に結合されている)。
【0028】
幾つかの実施形態において、天板の第1の位置では、天板3は水平であるか、又は、僅かに上下に傾いた位置(例えば、水平から5乃至10度以内)であってよい。天板の第2の位置は、天板3が鉛直に配置される位置、又は実質的に鉛直に配置される位置(例えば、鉛直から45度以内、鉛直から30度以内、又は鉛直から10度以内など)であってよい。例えば、天板は、第1の位置において前縁3a及び後縁3bを有してもよい。前縁3a及び後縁3bは、同じ高さにあってよく、又はほぼ高さであってよい(例えば、同じ高さの0乃至25cm以内)。天板が第2の位置に移動すると、前縁3aは、後縁3bよりも高い位置に配置されてよい。例えば、前縁3aは、天板3の全幅Wだけ、天板3の全幅W以下だけ、天板の全幅Wの少なくとも半分だけ、或いは、天板3の幅Wの約半分(例えば、天板3の幅Wの40乃至60%、又は、天板の全幅Wの45乃至55%など)だけ後縁3bよりも高くてよい。
【0029】
天板3と横材11との間には、1又は複数のダンパー31が取り付けられてよい。各ダンパー31は、ガススプリング又は他のタイプのダンパーとして構成されてよく、天板3が、使用位置から入れ子位置に移動する速度を調整するのを助ける。各ダンパー31は、基部5(例えば、横材11の一部又は傾動機構10の一部)に取り付けられた第1の端部と、第1の端部とは反対側にあって、天板(例えば、天板3の底面)に取り付けられた第2の端部を有している。
【0030】
幾つかの実施形態では、ダンパー31の伸長可能なアームの端部は、ダンパー31のレセプタクル部材から伸長可能であり、且つ、ダンパー31のレセプタクル部材内に引き込み可能であって、基部5(例えば、横材11、傾動機構10など)に取り付けられており、レセプタクル部材は、天板3(例えば、天板3の底面など)に取り付けられている。他の実施形態では、ダンパー31の伸長可能なアームは、天板3(例えば、天板3の底面など)に取り付けられ、ダンパー31のレセプタクル部材は、基部5(例えば、横材11、傾動機構10等)に取り付けられてよい。ダンパー31の伸長可能なアームの遠位端は、レセプタクル部材の外側に位置しており、基部5又は天板3に枢動可能に取り付けられてよい。ダンパー31のレセプタクル部材は、レセプタクル部材のチャンバ内に可動に保持される伸縮アームの近位端を保持しており、基部5又は天板3に枢動可能に取り付けられてよい。
【0031】
第1の位置と第2の位置の間における天板3の動きは、天板3の底面3cに取り付けられるラッチ機構21を介して作動及び/又は実現される。ラッチ機構21は、ロック位置から解除位置に調整可能である。幾つかの実施形態では、ラッチ機構21はロック位置に付勢されており、ラッチ機構を解除位置に動かすためには、使用者がラッチ機構を操作して力を与える必要がある。ラッチ機構21が解除位置にある場合、天板3は、傾動機構10を介して回転可能であってよく、傾動機構10は、天板の第1の位置から第2の位置に傾動可能に天板3を基部に連結する。ラッチ機構がロック位置にある場合に、ラッチ機構21は、第1の位置から第2の位置へ天板3が傾動することを防止するように構成されてよい。
【0032】
ラッチ機構21は、作動機構23を含んでよい。作動機構23は、使用者が作動機構23を操作してラッチ機構21をロック位置から解除位置に調整することで、天板をその第1の位置から第2の位置に容易に調整できるように構成されている。ラッチ機構21は、デテント機構25と、デテント機構25と作動機構23との間に配置された関節機構(articulation mechanism)27とを含んでよい。
【0033】
デテント機構25は、第1のデテント機構26及び第2のデテント機構28を含んでよい。第1のデテント機構26は、第1の可動デテント部材63と関節機構27との間に延びる第1の細長部材47を含んでよい。第1の細長部材47の第1の端部47aは、関節機構27のハウジング27a内に回転可能に配置された第1の回転部材51に取り付けられてよい。第1の端部47aは、ピボットピン48又は他のタイプのコネクタ若しくは接続機構を介して、第1の回転部材51に枢転可能に取り付けられてよい。第1の細長部材47の第2の端部47bは、第1の端部47aの反対側にある。第2の端部47bは、第1のデテント部材63に固定されているか、さもなければ、第1のデテント部材63に取り付けられている。例えば、第2の端部47bは、第1のデテント部材63の一部が貫通する孔を有してよく、当該孔は、第1のデテント部材を第2の端部47bに取り付け可能な大きさで構成されている。第1のばね部材65が、第2の端部47bと第1のデテント機構26のハウジング25aとの間に取り付けられており、デテント部材63を伸長位置に付勢している。伸長位置では、第1のデテント部材63は、ハウジング25aから出て、基部5に形成された又は付けられた第1のアパーチャに延びて、天板の位置を第1の位置にロックする。幾つかの実施形態では、第1のデテント部材63が配置可能な第1のアパーチャは、傾動機構10に形成されたアパーチャ、或いは、横材11、横材11に取り付けられたブラケット又はその他の構造体、又は、基部5のその他の構成要素で規定されたアパーチャであってよい。
【0034】
突起が、第1のデテント部材63の中間部分又は中央部分(例えば、デテント部材の両端部の間に位置する部分)の周囲(例えば、円周又は他のタイプの周囲)に沿って延びており、第1のばね部材65の第1端部と接触してよく、第1端部の反対側にある第1のばね部材65の第2端部が、デテント機構のハウジング25aで規定されており、ハウジング25aに規定される内側開口25b内に配置される内壁と接触することで、第1のデテント部材は、伸長したロック位置に付勢される。第1のばね部材65は、そのような実施形態のためのコイルばね又は他のタイプのばね部材であってよい。第1のばね部材65は、内側チャネル又は他のタイプの内側アパーチャを規定してよく、それは、 ハウジング25aの内壁の内壁と接触又は係合し得る、第1のばね部材65の第2の端部と、 第1のデテント部材63の中間部分の突起と接触するか、さもなれば係合する、第1のばね部材65の第1の端部との間に、第1のデテント部材63の一部を受け入れる大きさにされている。
【0035】
第2のデテント機構28は、第2の可動デテント部材61と関節機構27との間に延びる第2の細長部材49を含んでよい。第2の細長部材49の第1の端部49aは、関節機構27のハウジング27a内に回転可能に配置された第2の回転部材53に取り付けられてよい。第2の細長部材49の第1の端部49aは、ピボットピン50又は他のタイプのコネクタ又は接続機構を介して第2の回転部材53に枢転可能に取り付けられてもよい。第2の細長部材49の第2の端部49bは、第1の端部49aの反対側に配置される。第2の端部49bは、第2のデテント部材61に固定されてよく、又は第2のデテント部材61に取り付けられてもよい。例えば、第2の端部49bは、第2のデテント部材63の一部が貫通する孔49cを有しており、孔49cは、第2のデテント部材61を第2の端部49bに取り付けるような大きさで構成されている。第2のばね部材67は、第2の端部49bと、第2のデテント機構28のハウジング25aとの間に取り付けられて、第2のデテント部材61を伸長位置に付勢する。伸長位置では、第2のデテント部材61は、ハウジング25aから出て、基部5の構造体に形成された又は基部5に取り付けられた第2のアパーチャに延びて、天板3の位置を第1の位置にロックする。幾つかの実施形態では、第2のデテント部材61が配置可能な第2のアパーチャは、傾動機構10に形成されたアパーチャ、或いは、横材11、横材11に取り付けられたブラケット又はその他の構造体、又は、基部5のその他の構成要素で規定されたアパーチャであってよい。
【0036】
第2のばね部材67は、第1の端部を有しており、当該第1の端部は、第2のデテント部材61の中間部分又は中央部分に取り付けられた突起61a又はリング要素と当接又は係合する。第2ばね部材67の第2端部は、ハウジング25aに規定された内壁、リブ又は他の要素と当接してよく、それらは、第2デテント部材61の少なくとも一部を保持するように構成された開口25b内又はその近傍に配置される。第2のばね部材67は、このような実施形態のためのコイルばね又は他の種類のばね要素であってもよい。第2のばね部材67は、第2のばね部材67の第2の端部と、第2のばね部材67の第1の端部との間に第2のデテント部材の一部を受け入れる大きさの内側チャネルを含むか規定しており、第2のばね部材67の第1の端部は、第2のデテント部材61の中間部分に取り付けられた、周辺に位置付けられた突起61aと当接するか、さもなければ係合する。
【0037】
幾つかの実施形態では、各突起61aは、第1及び第2のデテント部材63,61の周辺に沿って配置されてよく、デテント部材の周縁或いはその幅又は厚さの縁の他の部分に沿って延在しており、デテント部材に取り付けられた突起であってよい。他の実施形態では、突起61aは、周壁、舌部、又は他のタイプの突起であってよく、デテント部材の周縁或いはその幅又は厚さの縁の他の部分に沿って延びるデテント部材の外面上に形成されるか、さもなければ規定される。
【0038】
幾つかの実施形態では、第2のデテント部材61を受け入れる第2のアパーチャの開口又は口は、第1のデテント部材63を受け入れる第1のアパーチャの開口又は口に向いていてよい。このような実施形態の場合、第1のデテント部材63及び第2のデテント部材61は、ラッチ機構が解除位置に移動すると、互いに向かって移動する。解除位置では、第1のデテント部材63及び第2のデテント部材61は、第1及び第2のアパーチャから引き出される。第1のデテント部材63及び第2のデテント部材61は、それらが引っ込んだ解除位置から、第1及び第2のアパーチャ内にあって、それらが伸長したロック位置に移動する場合に、互いに離れるように動く。
【0039】
幾つかの実施形態では、第1のデテント部材63及び第2のデテント部材61の伸縮の移動経路は、直線的な移動経路であってよい。各デテント部材の移動経路は、デテント機構25のハウジング25aに画定された開口25bによって規定されてよく、ばね部材は、そのデテント部材と、及び/又は、そのデテント部材が取り付けられた細長部材の動きとに係合する。開口25bによって少なくとも部分的に規定される移動経路は、ハウジング25aの外面に少なくとも部分的に画定された開口の口と、ハウジング25a内に形成された開口25bの形状とによって、デテント部材が開口25bに引き込まれるように構成されている。
【0040】
関節機構27は、作動機構23とデテント機構25の間に配置されて、作動機構23を介して使用者が与える力がデテント機構25に伝達されて、デテント機構をロック位置から解除位置に動かす一方で、使用者からの力が取り除かれると、デテント機構25がロック位置に戻ることを可能にするように構成されてよい。関節機構27は、ハウジング27aを含んでおり、ハウジング27aは、第1の回転部材51及び第2の回転部材53を受け入れる大きさにされた中央開口27bを有してよい。関節機構27のハウジング27aは更に、第1のチャネル27dを含んでよく、第1のチャネル27dは、開口27bと連通しており、開口27bは、第1の細長部材47が第1の回転部材から第1のチャネル27dを通って第1のデテント機構26へと延びることを可能にするような大きさ及び形状にされている。ハウジング27aはまた、第2のチャネル27cを規定してよく、第2のチャネル27cは、開口27bと連通しており、開口27bは、第2の細長部材49が第2の回転部材53から第2のデテント機構28まで延びることを可能にする大きさ及び形状にされている。第1のチャネル27d及び第2のチャネル27cは夫々、溝、凹部、筋、チャンバ、又は他のタイプのチャネルとして、大きさ及び形状を与えられてよい。幾つかの実施形態では、第1のチャネル27d及び第2のチャネル27cの各々は、多角形状に形成されてよく、さもなければ、細長部材(例えば、第1の細長部材47又は第2の細長部材49)がチャネルを通って真っ直ぐに延びるように沿う直線に沿って延びるように構成されてよい。そのような実施形態では、各チャネル27d及び27cは、その細長部材の幅がそのチャネル内に平坦に配置されるのに十分な幅を有するように構成されてよい。
【0041】
関節機構27のハウジング27aはまた、第3のチャネル27eを含んでよく、第3のチャネル27eは、開口27bと連通して、第3の細長部材41の第1の端部41aを受け入れるようにハウジングによって規定されている。これによって、第3の細長部材41は、作動機構23から、開口27b内に位置決めされた関節機構27の第1の回転部材51及び第2の回転部材53へと延びることができる。第3のチャネル27eは、多角形状になるような大きさ及び形状にされてよく、さもなければ、細長部材(例えば、第3の細長部材41)がチャネルを通って直線的に延びるように、細長部材が沿って延びる直線を規定するように構成されてよい。そのような実施形態では、第3のチャネル27eは、その細長部材の幅がそのチャネル内に平坦に配置されるのに十分な幅を有するように構成されてよい。第1の端部41aは、第1の端部41aの孔と第1の回転部材51及び第2の回転部材53の孔とを通ることができるコネクタ57を介して、第1及び第2の回転部材に取り付けられてよい。これらの孔の各々が互いに揃えられることで、コネクタ57がこれらの孔の全てを直線状に通過して、接続点にて第3の細長部材41を第1の回転部材51と第2の回転部材53に接続してよい。コネクタ57は、第1の回転部材51と第2の回転部材53の両方の回転中心又は回転軸を規定するように構成されてよい。幾つかの実施形態では、コネクタ57は、ピン、ボルト、ねじ、又は他のタイプのファスナであってよい。他の実施形態では、第3の細長部材41を第1の回転部材51及び第2の回転部材53に接続するために、接着機構、溶接又は他のタイプの接続機構のような、別のタイプの接続機構が、ファスナの代わりに使用されてよい。
【0042】
第1の回動部材51及び第2の回動部材53の端部は、それらの孔どうしが開口27bにおいて揃えられるように、互いに重なり合うような大きさと形状にされてよい。例えば、第1回転部材51の内面端部が、第2回転部材53の内面の真下に位置するように構成されてよく、これによって、第1及び第2の回転部材の孔が互いに直線状に揃えられて、コネクタ57のシャフトは、第3の細長部材41の第1の端部41aの孔に加えて、それらの孔を通り抜けできる。別の実施例では、第2回転部材53の内面端部が、第1回転部材51の内面の真下に位置するように構成されてよく、これによって、第1及び第2の回転部材の孔は直線状に揃えられて、コネクタ57のシャフトが、第3の細長部材41の第1の端部41aの孔に加えて、それらの孔を通り抜けできる。第1の回転部材51及び第2の回転部材53の内面はまた、コネクタ57が規定する回転中心又は回転軸(例えば、その回転軸は、第1の回転部材51及び第2の回転部材53の孔と、第3の細長部材41の第1の端部41aとを通るコネクタ57のシャフトによって規定されてよい)回りでの各回転部材の回転運動を容易にするような形状にされてよく、さもなければ、そのような回転運動を容易にするように構成されてよい、例えば、各内側部分は、コネクタ57によって規定される回転軸回りでの第1の回転部材51及び第2の回転部材53の回転を容易にするために、丸い又は湾曲した凹部、或いはその他の外形を含んでよい。
【0043】
第3の細長部材41は、関節機構27のハウジング27aの開口27b内の第1の回転部材51及び第2の回転部材53に取り付けられた第1の端部41aから、第1の端部41aの反対側にある第2の端部41bへと延びてよい。第2の端部41bは、作動機構23に取り付けられてよい。例えば、第2の端部41bは、関節機構のハウジングの可動要素に、又は、そのハウジングの内部に配置された又はそのハウジングに可動に取り付けられた作動機構の可動要素に取り付けられてよい。
【0044】
作動機構23は、ハウジングを含んでいてよく、当該ハウジングは、第2の構成要素23bに接続された第1の構成要素23aによって少なくとも部分的に形成されてよい。ボルト又はねじなどのファスナ23jが、第1の構成要素23a及び第2の構成要素23bを互いに接続してよい。別のタイプの接続機構が、第1の構成要素23a及び第2の構成要素23bを互いに接続するために代替的に(又は、追加で)使用されてよい。例えば、1又は複数の嵌合形状又は噛み合い形状を用いて第1及び第2の構成要素を互いに接続してよく、及び/又は、第1の構成要素23a及び第2の構成要素23bを一緒に接続するために接着剤又は溶接が使用されてよい。
【0045】
一緒に接続されると、第1の構成要素23a及び第2の構成要素23bは、キャビティ23eと開口23iを有するハウジングを形成して、開口23iは、ガイド部材23cを受容する大きさにされてよい。ガイド部材23cは、天板3の下面に固定、さもなければ取り付けられてよい。ガイド部材23cは動かないように天板に取り付されてよく、これにより、ガイド部材は、天板に対して移動できなくなる(例えば、螺合、接着、さもなければ動かないように天板3の下面に固定される)。第1の構成要素23a及び第2の構成要素23bの接続を介して形成されたハウジングは、ハウジングがガイド部材23cに対して直線的に移動可能なように、開口23i及びキャビティ23e内に位置するガイド部材23cに移動可能に取り付けられてよい。ハウジングは、ガイド部材23cの両側に形成された溝23g内に移動可能に嵌合できるリブ、レール23f、或いは、他のタイプの突起又は突出部を有してよく、これによって、溝23gは、第1の構成要素23a及び第2の構成要素23bによって形成されるハウジングの移動経路を少なくとも部分的に規定する。例えば、ハウジングを移動させると、レール23fが溝23gに沿って移動することで、溝23gと溝23gに摺動可能に配置されたレール23fとによって規定された経路に沿って、ハウジングがガイド部材23cに対して直線的に移動する。
【0046】
別の実施形態では、ガイド部材23cは、ガイド部材23cの両側から延びるレール或いは他の突起又は突出物を有してよく、第1の構成要素23a及び第2の構成要素23bが一緒に接続されることで規定されるハウジングは、それらのレールを受け入れて、ガイド部材に対するハウジングの相対的な直線運動を容易にする溝を有してよい。このような実施形態では、レールがこれらの溝内に配置されることによって規定される直線経路を介してガイド部材23cに対してハウジングが摺動することで、ハウジングがガイド部材23cのレールに沿って摺動してよい。
【0047】
第1の構成要素23a及び第2の構成要素23bによって形成されるハウジングがガイド部材23cに対して移動する範囲は、ガイド部材がハウジング内にて配置される開口23i及び/又はキャビティ23eの長さによって規定され得る。ハウジングが第1の位置にある場合、ガイド部材23cは、開口23i及び/又はキャビティ23eの第1の端部に隣接して配置されてよい。例えば、ガイド部材23cの第1の端部は、開口23i及び/又はキャビティ23eの第1の端部を規定するハウジングの一部と当接してよい。使用者によって与えられる力によって、ハウジングが、第2の位置へとガイド部材23cに対して移動する場合、ガイド部材23cが開口23i及び/又はキャビティ23eの第2の端部に配置されると、開口23i及び/又はキャビティ23eの第2の端部を規定するハウジングの一部は、ガイド部材23cの第1の端部の反対側にあるガイド部材23cの第2の端部と接触して、ハウジングがそれ以上移動することが防止されてよい。他の実施形態では、ストッパ、壁、又は他の構造体が、キャビティ23e及び/又は開口23iの反対側に隣接するように、キャビティ23e及び/又は開口23i内に配置されてよく、ハウジングがその第1位置と第2位置の間で移動すると、ガイド部材23cと接触して、第1位置から第2位置へと第1方向にハウジングが移動できる範囲と、第2位置から第1位置へと第1方向の逆である第2方向にハウジングが移動できる範囲とを規定する。
【0048】
第1の構成要素23aが、開口23hを有する端部を含んでおり、第2の構成要素23bも開口を含むことで、第1の構成要素23aと第2の構成要素23bを接続してハウジングが形成されると、使用者は、使用者の手又はその指を開口内に置いて、ハウジングを動かす力を与えることができる大きさ及び形状の開口が設けられる。これによって、ハウジングは、ハウジング内に取り付けられた、並びに/或いは、ハウジングの中間部分及び/又はこの開口の反対側にあるハウジングの端部に隣接した、ガイド部材23cに対して摺動可能であるか、さもなければ移動可能となる。幾つかの実施形態では、使用者によって加えられる力は、引く力であってよく、ガイド部材23cに対してハウジングを引っ張ってハウジングを移動させる。他の実施形態では、加えられる力は、押す力であってよく、ハウジングを押してガイド部材23cに対してハウジングを動かす。
【0049】
作動機構23は、付勢機構43を含んでよい。付勢機構43は、第3のばね43a又は他のタイプの付勢要素を含んでよく、それは、デテント機構の第1のデテント部材63及び第2のデテント部材61のロック位置に対応する第1の位置へと、作動機構のハウジングを付勢することを助けるように構成されている。第3のばね43aは、第1の端部と第1の端部の反対側にある第2の端部とを有するコイルばね、細長いエラストマー部材、又は他の種類のばね要素であってもよい。ガイド部材23cは、開口23d(例えば、凹部、チャネル又はキャビティ)を含んでよく、開口23dは、第3のばね43aの第1の端部と、この第1の端部に隣接する第3のばね43aの中間部分とを保持するような大きさ及び形状を有する。第3ばね43aの第1端部は、開口23dに隣接してガイド部材に取り付けられてよい。第3のばね43aの第2の端部は、開口23i及び/又はキャビティ23eの端部に隣接して、第1の構成要素23a及び/又は第2の構成要素23bに取り付けられてよい。開口23i及び/又はキャビティ23eのこの端部は、ガイド部材23c及び/又は第3のばね43aの第1の端部が位置決めされる開口23i及び/又はキャビティ23eの端部に対して反対側にある。作動機構23のハウジングがガイド部材23cに対して第1の位置から第2の位置に移動する場合、第3のばね43aの第2の端部が、第3のばね43aがハウジングの動きを介して圧縮されて、第3のばね43aが圧縮されるにつれて開口23dがその中にばねの大部分を受け入れると、ガイド部材23cに取り付けられた第3のばね43aの第1の端部に接近するように、ガイド部材の開口23dは構成されている。例えば、使用者がハウジングに力を加えて、デテント部材がそのロック位置にある第1の位置から、解除位置へのデテントの移動に対応するハウジングの第2の位置へと、ハウジングをガイド部材23cに対して移動させる場合、使用者が、ハウジングの位置を第1の位置に付勢する第3のばね43aによって及ぼされる力に打ち勝つ力を加えると、ハウジングの動きによって第3のばね43aが圧縮し、第3ばね43aの大部分がガイド部材23cの開口23dに移動する。使用者が加えた力を除去すると、ばねへの力が除去されて、その以前の長さに戻るので、ばねの第2の端部がその第1の端部から更に離れるように移動して、第2の位置から元の第1の位置へとガイド部材に対してハウジングが動く。このような動きは、デテント機構25のデテント部材をそれらのロック位置に戻す結果となる。
【0050】
作動機構23のハウジングが第1の位置から第2の位置に移動する場合に起こる第3のばね43aの圧縮はまた、第3のばね43aの長さを、その第1の長さから、その第1の長さよりも短い第2の長さへと変化させる。作動機構23のハウジングが第2の位置から第1の位置に移動する場合に生じる第3のばね43aの減圧はまた、第3のばね43aの長さを、その第1の長さから、その第1の長さよりも長い第2の長さに変化させる。
【0051】
本明細書の他の箇所で説明されているように、ラッチ機構21は、第1の位置から第2の位置に天板3を移動させるために使用者によって操作される。使用者によるラッチ機構21の操作は、使用者が、手、或いは使用者の手の1又は複数の指を使用して、作動機構23の可動なハウジングに力を与えるように行われる。使用者が、第3のばね43aと、及び/又は、第1のばね65及び第2のばね67とによって加えられる付勢力に打ち勝つ力を与えると、ハウジングは、ガイド部材23cに対して直線的に移動する。第1の位置から第2の位置へのハウジングの動きは、第3の細長部材の第2の端部41bを、作動機構23のハウジングと共に関節機構27のハウジング27aから離れるように移動させる。この動きは直線運動であってよい。第3の細長部材41が遠ざかると、細長部材の第1の端部41aが関節機構のハウジング27aから直線状に移動し、第3の細長部材の一部が第3のチャネル27eから出る。第3の細長部材41の第1の端部41aに取り付けられたコネクタ57は、第3の細長部材と共に移動して、このコネクタも第3の細長部材と共に直線的に移動する。第3の細長部材41及びコネクタ57の動きは、第1の回転部材51及び第2の回転部材53をコネクタ57回りで回転させる。
【0052】
第3の細長部材41の運動によって駆動される第1の回転部材51が関節機構27から離れる方向に回転すると、第1の細長部材47の第1の端部47aは、第1の細長部材の一部が第1のチャネル27dを通って関節機構27のハウジング27aの開口27bに移動することによって、第1のデテント機構26から離れるように関節機構の開口27bに移動する。第1の細長部材47のこの動きは、第1のデテント部材63を第1のデテント機構26のハウジング25a内に移動させて、それが配置され得るアパーチャから出す。アパーチャは、基部5の構造体に配置されてよく、基部5に取り付けられた傾動機構10の構造体に配置されている。これによって、デテント部材は、そのロック位置を外れてその構造体の外側の解除位置へと移動する。第1のデテント部材63が第1のデテント機構26のハウジング25a内に移動すると、第1のばね部材65が圧縮する。
【0053】
また、第3の細長部材41の動きによって第1の回転部材51の回転がもたらされると同時に、第2の回転部材53の回転が、第2の細長部材49の動きをもたらす。第2の回転部材の回転は、第2の細長部材49の第1の端部49aを更に開口27bへと移動させる。これにより、第2の細長部材49の一部が第2のチャネル27cを通って開口27bに入って、第2の細長部材49が第2のデテント機構28のハウジングから離れるように移動する。第2の細長部材49のこの動きによって、第2の細長部材49の第2の端部49bに取り付けられた第2のデテント部材61は、第2のデテント機構28のハウジング25aへと更に移動する。これによって、第2のデテント部材63は、基部5の構造体又は基部5に取り付けられた傾動機構10の構造体に位置するロック位置から、そのデテント部材がその構造体の外側に位置する解除位置まで移動する。第2のデテント部材61の第2のデテント機構28のハウジング25aへの動きは、第2のばね67を圧縮させる。
【0054】
第1のばね部材65及び第2のばね部材67の圧縮は、それらのばねの第1の端部から第2の端部へと延びる長さを、1の長さから第1の長さよりも短い第2の長さに変化させることは理解されるであろう。これらのばねが圧縮位置から減圧されると、ばねの長さも対応して第2の長さから第2の長さよりも長い第1の長さに変化する。
【0055】
幾つかの実施形態では、第1及び第2のデテント部材のロック位置から解除位置への動きは、方向が反対である直線運動であってよい。動きの方向は、互いに平行であってよい。 第1のデテント部材63及び第2のデテント部材61の運動方向は、作動機構23の可動ハウジングの運動方向に垂直な運動方向であってよい。幾つかの実施形態では、ロック位置と解除位置の間を移動する場合にデテント部材が移動する移動経路は、デテント部材及びハウジングがそれらの第1の位置と第2の位置との間で(例えば、それらのロック位置と解除位置との間で)移動する場合に作動機構23aのハウジングが移動する移動経路を横切る経路であってよい。例えば、第1及び第2のデテント部材の移動経路は夫々、天板3の長さLに沿って延びる移動経路に沿って延びてよく、作動機構23の可動ハウジングの移動経路は、天板の幅Wに沿って延びる移動経路に沿って延びてよい。
【0056】
ハウジングを第1の位置から第2の位置に移動させるために、使用者によって作動機構が操作されることで、第1のデテント部材63及び第2のデテント部材63が、それらのロック位置から解除位置に移動した後、使用者は、天板の側面に上向きの力を、又は天板の側面に下向きの力を加えて、天板3をその第1の位置から第2の位置に動かすことができる。天板3がその第2の位置に移動した後、家具はその後、他の家具の隣に移動して、家具のコンパクトな入れ子構成及び/又は家具の保管のために配置されてよく、家具が占める床空間はより少なくなる(例えば、床面積が少なくなる)。
【0057】
使用者が作動機構23のハウジングを解放すると、第1のばね部材65、第2のばね部材67、及び第3のばね43aは夫々、それらの圧縮位置からそれらの減圧位置まで伸びる。これによって、第1のデテント部材63及び第2のデテント部材63を、解除位置から第1のデテント機構26及び第2のデテント機構28のハウジング25aの外へとより延出した位置に移動させるように働く付勢力がもたらされ、同時に、第3の細長部材41が、関節機構27に向かって移動する。これにより、第3の細長部材41の第1の端部41aは、第3のチャネル27eを介して関節機構27のハウジング27aへと更に移動して、作動機構23のハウジングを戻して第2の位置から第1の位置に戻るようにガイド部材23cに対して移動する。
【0058】
第1のデテント部材63の動きはまた、第1の細長部材47の一部がハウジングの開口27bから第1のチャネル27cに入るように、第1の細長部材47が関節機構27のハウジング27aから第1のデテント機構26のハウジングに向かって第1の細長部材47が移動することによって促進される。第2のデテント部材61の動きはまた、第2の細長部材49の一部がハウジングの開口27bから第2のチャネル27dに入るように、第2の細長部材49が関節機構27のハウジング27aから第2デテント機構28のハウジングに向かって第2の細長部材49が移動することによって促進される。
【0059】
天板3が第2の位置に移動した後、又は第2の位置に移動している途中に、使用者が作動機構23を解放する場合には、第1のデテント部材63及び第2のデテント部材61は、家具1の基部5及び/又は傾動機構10の構造体に形成されたアパーチャに延びなくてよい。使用者が、天板3がその第1の位置にある場合に作動機構23を解放すると、デテント部材は、これらのアパーチャに戻るように延びてよい。
【0060】
使用者が、天板3をその第2の位置から第1の位置に戻したい場合、使用者は作動機構23に力を加える必要はない。使用者は、天板3を回転させて天板をその第1の位置に戻すための力を単に与えるだけである。第1のばね部材65、第2のばね部材67、及び第3のばね43aは夫々、天板3が動いてその第1の位置へと戻る間にデテント部材63及び63が通過する構造体にデテント部材63及び63が係合すると圧縮して、その結果、作動機構23のハウジング及びデテント部材は、必要に応じて移動して、天板3の第1の位置への位置決めを容易にする。天板3が所望の第1の位置に配置されると、作動機構23のデテント部材及びハウジングは、第1のばね部材65、第2のばね部材67、及び第3のばね43aによって与えられる付勢力によって自動的に移動する。これによって、第1のデテント部材63及び第2のデテント部材61が、基部5及び/又は傾動機構10の構造体のアパーチャ内でそれらのロック位置へと移動する一方で、作動機構23のハウジングも第1の位置に戻される。他の実施形態では、使用者は、ロック機構を調整する、ラッチ機構を作動させる、又は、天板把持機構に打ち勝つのに十分な力を提供する必要があってよい。天板把持機構は、天板3の一部に係合でき、天板3を第2の位置から第1の位置(例えば、天板の作業面が水平又は実質的に水平である作業位置)に移動させるために、第2の位置に天板を維持するのを助ける。
【0061】
テーブル又は他の家具を積み重ねる又は入れ子にする方法も提供される。その方法の実施形態は、天板を作業面として使用するために天板3を第1の位置に移動させる工程を含んでよい。その後、作動機構23を操作して、第1のデテント部材63及び第2のデテント部材61をそれらの解除位置に移動させてよく、使用者の力が加えられて解除位置に保持されている間に、天板はその第1の位置から動かされてよい。その後、天板3は、その第2の位置に動かされて、続いて床に沿って移動し、天板3を第2の位置に有する他の家具の隣に入れ子にされ、及び/又は格納される。使用者が家具を再び使用することを望む場合、使用者は、家具をその入れ子位置及び/又は格納位置から出して、床に沿って家具を所望の場所に移動させることができる。天板は、その後、第2の位置から第1の位置に戻されてよい。次いで、使用者又は他の人は、天板3を会議のための作業面として、仕事をするために、トレーニングのために、又は別のタイプの活動のために使用できる。
【0062】
家具の実施形態は、天板3を有するテーブルとして構成されてよい。他の実施形態では、家具製品は、椅子装置又は他のタイプの家具として構成されてもよいと考えられる。例えば、天板3は、基部によって床上に支持されるベンチの細長いシートとして構成されてもよい。そのような実施形態では、ラッチ機構21は、ベンチのシートの下側に配置されてよい。
【0063】
ラッチ機構及びそのラッチ機構を有する家具の実施形態は、異なるように構成されてよいことを理解すべきである。例えば、ガイド部材23cは、作動機構23のハウジングに隣接して取り付けられて、作動機構のハウジングの外側に配置され、作動機構23のハウジングの両側に係合するように構成されてよい。そのような実施形態では、ガイド部材は、そこに規定された停止部を有してよく、第1の位置と第2の位置の間で移動するハウジングの移動範囲が制御される。別の実施例では、家具の天板、作業面又は他の構造体の形状及びサイズは、多数の異なる形状及びサイズの何れかとされてよい。幾つかの実施形態では、天板は、1つの一体構造(例えば、石、木材、複合材料、ポリマー材料、又は金属の1つの一体のピースから形成された天板)によって規定されるか、或いは、互いに固定又は接合された相互接続構造(例えば、各ピースが、接着剤、溶接、ファスナ、又は他のタイプの締結装置などの締結機構によって少なくとも1つの他のピースに接続されている2つ以上の相互接続されたピースからなる天板)によって規定されてよい。更に他の実施形態では、天板は、第1の位置にある場合に座れるように構成されたベンチの座席のような、別のタイプの作業面であってもよい。別の実施例では、第1のばね部材65及び第2のばね部材67の各々は、コイルばね又は他のタイプのばね要素であってよく、例えば、細長いエラストマー部材であって、そのばねが係合するデテント部材の一部を受け入れる大きさのチャネルを有してよい。第3のばね43aは、コイルばねであってもよく、或いは、例えばエラストマーストラップ又は他のタイプのエラストマー部材のような別のタイプのばねであってよい。更に別の実施例では、第1の細長部材47、第2の細長部材49及び第3の細長部材41は、金属、複合材料、ポリマー材料、エラストマー材料、又は、他のタイプの材料からなるロッド、ストラップ、バー、レール、又は他のタイプの細長部材を含む。更に別の実施例では、第1の回転部材51及び第2の回転部材53は、三角形、円形、略多角形又は楕円形であってもよく、金属、ポリマー材料又は複合材料から構成されてよい。更に別の実施例では、第1のデテント部材63及び第2のデテント部材61の各々は、金属、ポリマー材料、又は複合材料で構成されてよく、棒状構造、棒状構造、又は他のタイプの細長部材であってよい。更に別の実施例では、作動機構、関節機構27、及びデテント機構25のハウジングは、多数の形状及び大きさのうちの何れかを有しており、金属、複合材料、又はポリマー材料から構成されてよい。更に別の実施例では、ガイド部材23cは、金属、複合材料又はポリマー材料から構成されてよく、多角形、円形、長方形又は他のタイプの形状などの任意のタイプの適切な形状又は大きさを有してよい。更に別の実施例では、家具及びラッチ機構の各要素は、その要素を形成する様々なタイプの材料で形成された様々な構造体を相互接続するために、金属、エラストマー材料、ポリマー材料、これらの組み合わせなどの特定の設計目的を満たすこと助ける任意のタイプの材料で構成されてよい。幾つかの実施形態では、作動機構23のハウジングは、ハンドル又はアクチュエータ部材として構成されてよい。幾つかの実施形態では、作動機構23のハウジング、デテント機構25及び関節機構27は、これらの機構の全ての要素を完全に囲むように、又はこれらの機構に含まれる幾つかの機構を囲むように構成されてよい。従って、家具及び家具用のラッチ機構について、幾つかの例示的な実施形態と、それらを製造及び使用する方法とを本明細書で説明し、例示したが、本発明はそれらに限定されず、添付の特許請求の範囲内で様々に具体化され実施されてもよいことは、明確に理解されるべきである。
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