(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
インターネットプロトコル(IP)アドレスについての地理的位置情報を取得するためにパケットベースのネットワークへ有線又は無線接続を介して接続された1以上のコンピュータシステムによって実行される方法において、
前記パケットベースのネットワークから第1の複数の広告(ad)要求を受信するステップであって、前記第1の複数の広告要求のうちのそれぞれの広告要求は関連モバイル装置の位置構成要素を含み、前記位置構成要素はIPアドレスと、地理的座標のセットと、地理的領域の名称と、地理的領域のコードとの1以上を含む、ステップと、
前記第1の複数の広告要求から第2の複数の広告要求を選択するステップであって、前記第2の複数の広告要求のそれぞれは第1のIPアドレスを含み、所定の基準の第1のセットを満たす地理的座標のセットを有する、ステップと、
前記第1のIPアドレスに関連付けられた地理的位置情報を、前記第2の複数の広告要求内の地理的座標を用いて導出するステップと、
前記第1のIPアドレスに関連付けられた前記地理的位置情報を、前記1以上のコンピュータシステムによってアクセス可能なIP領域データベースに格納するステップと、
を有する方法。
請求項1に記載の方法において、前記1以上のコンピュータシステムの少なくとも1つは、複数の静的重心を格納するデータベースへのアクセスを有し、前記複数の静的重心のそれぞれは、群から選択されるそれぞれの地理的領域内の固定位置であり、前記群は、都市、町、州、郡、国、郵便番号に関連付けられた領域、及び領域コードに関連付けられた領域を含み、前記第2の複数の広告要求を選択することは、
前記第2の複数の広告要求におけるそれぞれの広告要求が、前記複数の静的重心のいずれにも対応しない地理的座標のセットを有すると判定することを含む、方法。
請求項2に記載の方法において、前記1以上のコンピュータシステムの少なくとも1つは、複数の動的重心を格納するデータベースへのアクセスを有し、前記第2の複数の広告要求を選択することは更に、
前記第2の複数の広告要求内の各要求が、複数の動的重心のいずれにも対応しない地理的座標のセットを有すると判定することを含む、方法。
請求項4に記載の方法において、前記複数の動的重心は、所定の時間内になされる第4の複数の広告要求から導出される動的位置重心を含み、前記第4の複数の広告要求のそれぞれはIPアドレスを含まず、前記第4の複数の広告要求は地理的座標の同一セット又は密接に離間した地理的座標を含む、方法。
請求項5に記載の方法において、前記第3の複数の広告要求のそれぞれは第2のIPアドレスを含み、前記第3の複数の広告要求内の要求の数は所定の数を超える、方法。
請求項5に記載の方法において、前記第3の複数の広告要求のそれぞれはIPアドレスを含まず、前記第3の複数の広告要求は互いの所定範囲内の地理的座標を含む、方法。
請求項9に記載の方法において、前記地理的位置情報は、導出された地理的座標の第1のセットの周囲のIP領域を定義する地理的座標の第2のセットを少なくとも含む、方法。
請求項12に記載の方法において、前記第1のIPアドレスに関連付けられた前記地理的情報に基づいて、信頼度を前記次の広告要求へ付けるステップを更に含む、方法。
請求項13に記載の方法において、前記第1のIPアドレスに関連付けられた前記地理的情報は、地理的領域を定義するデータを含み、前記信頼度は前記地理的領域の大きさに依存する、方法。
パケットベースのネットワークから受信される広告要求を処理するために有線又は無線接続を介して前記パケットベースのネットワークへ接続された少なくとも1つのコンピュータシステムによって実行される方法において、
前記広告要求は第1の広告要求を含み、前記第1の広告要求は第1のモバイル装置の位置を示す位置構成要素の第1のセットを含み、位置構成要素の前記第1のセットは第1のインターネットプロトコル(IP)アドレスと、地理的座標のセット、地理的領域の名称、及び地理的領域のコードの少なくともいくつかとを含み、前記方法は、
所定期間にわたって受信される複数の広告要求を用いて、複数のIPアドレスのそれぞれにつきそれぞれのIP領域を導出するステップであって、各広告要求は、前記それぞれのIPアドレスと所定の基準を満たす地理的座標のセットとを含む前記それぞれのIP領域を導出するために使用される、ステップと、
前記それぞれのIPアドレスに関連付けられた前記それぞれのIP領域を、IP領域データベースに格納するステップと、
前記第1の広告要求につき、位置構成要素の前記第1のセットが前記第1のモバイル装置の位置を判定するのに十分であるか否かを判定するステップと、
位置構成要素の前記第1のセットが前記第1のモバイル装置の前記位置を判定するのに不十分であることに応答して、前記第1のIPアドレスを用いて前記IP領域データベース内で一致するIP領域を検索するステップと、
前記一致するIP領域を用いて、前記第1のモバイル装置の位置を判定するステップと、
を含む方法。
請求項16に記載の方法において、前記第1の位置構成要素は地理的座標のセットを含み、前記方法は更に、地理的座標の前記セットが以前記録された座標のセットに対応するとき、地理的座標の前記セットを1以上のインターネットプロトコル(IP)アドレスと、地理的領域の名称と、地理的領域のコードとの1つへ格下げするステップを含み、以前記録された座標の前記セットは、固定領域の重心に対応する座標を含み、前記固定領域のそれぞれは、都市、郡、及び郵便番号に対応する領域の1つである方法。
請求項16に記載の方法において、前記広告要求は更に、タイムスタンプと、ユーザ識別子と、発行者名との1以上を含む状況情報を含み、前記方法は更に、前記状況情報を用いて、前記1以上の推定地理的領域のそれぞれに関連付けられた重みを判定することを含む、方法。
請求項19に記載の方法において、前記第1の位置構成要素は地理的座標のセットを含み、前記1以上の推定地理的領域は、前記1以上の位置構成要素群の第1の群に対応する第1の推定地理的領域を含み、前記第1の群は地理的座標のセットを含み、前記方法は更に、
地理的座標の前記セットを用いて前記第1の推定地理的領域内に小領域を生成するステップと、前記第1の推定地理的領域に関連付けられた前記重みを、前記第1の推定地理的領域に関連付けられた小さな重みと、前記小領域に関連付けられた大きな重みとに分割するステップとを含む、方法。
請求項15に記載の方法において、前記所定の基準を満たす地理的座標の前記セットは、複数の静的重心の1つ又は複数の動的重心の1つに対応せず、前記複数の静的重心のそれぞれは、群から選択されるそれぞれの地理的領域内の固定位置であり、前記群は、都市、町、州、郡、国、郵便番号に関連付けられた領域、及び領域コードに関連付けられた領域を含み、それぞれの動的重心は広告要求のそれぞれの群から導出され、そのそれぞれは前記それぞれの動的重心に対応する地理的座標のセットを有する、方法。
請求項15に記載の方法において、前記IP領域データベースから検索された前記一致するIP領域の重心を、前記第1のモバイル装置の位置として用いるステップを更に含む方法。
請求項15に記載の方法において、前記それぞれのIP領域につき信頼度を生成するステップと、前記信頼度を、前記それぞれのIP領域と共に格納するステップであって、前記信頼度は前記それぞれのIP領域の大きさに依存する、ステップとを更に含む、方法。
【発明を実施するための形態】
【0010】
本発明は、モバイル広告プラットフォームの提供に関するものである。そのプラットフォームでは、モバイルユーザーのロケーションおよび他の情報が、モバイルユーザーの意図の兆候に変換され、広告主はモバイル広告リクエストを受け入れたり、またはそのような兆候を持つモバイル供給に入札額の値付けを行ったりできる。特定の実施形態では、ビジネス/ブランド名に関連した予め定義された場所が作成され、モバイル広告リクエストは関連するモバイルデバイスがこれらの予め定義された場所のいずれかをトリガーしたかどうかを判定される。モバイル広告リクエストが、1つまたは複数の予め定義された場所をトリガーしたと判定された場合、それはトリガーされた場所の関連情報が付けられ、トリガーされた場所および他の要因に基づいて広告が選択される。トリガーされた場所を含む関連情報付きのリクエストは、トリガーされた場所に入札することができるモバイル広告主に競売されるロケーションマーケットプレイスの商品であってもよい。
【0011】
特定の実施形態では、コンピュータシステムはパケットベースのネットワークに結合され、広告リクエスト処理方法に従って広告リクエストを処理する。広告リクエスト処理方法は、パケットベースのネットワークからモバイルデバイスに関連する広告リクエストを受信するステップと、広告リクエストの情報に基づいてモバイルデバイスの位置を推定するステップとを含む。広告リクエスト処理方法は、モバイルデバイスの推定位置が記憶装置に格納されたジオフェンスデータベース内の1つ以上の予め定義された場所をトリガーするかどうかを決定するとともに、1つ以上のトリガーされた場所を含む関連情報付きの広告リクエストを生成することを、さらに含む。
【0012】
特定の実施形態では、モバイルデバイスの位置を推定することは、広告リクエスト内のIPアドレスをモバイルデバイスが存在しうる場所の確率的表現に変換することを含む。特定の実施形態では、特定のIPアドレスのIPリージョンは、特定の期間に行われた複数のリクエストから導出され、それぞれの複数のリクエイストは特定のIPアドレスとGPSに基づくロケーションデータ(例えば、経度/緯度またはLL)を含む。特定のIPアドレスは、モバイルデバイスがWiFiを介してパケットベースのネットワーク(例えば、インターネット)に接続されることができるルータのような据え置き型デバイスに関連付けられておいてもよい。従って、この特定のIPアドレスおよび信頼できないLLを含む(またはLLを含まない)新しいリクエストが到着すると、IPリージョンが新しいリクエストが存在しうる場所として使われて、広告はその場所に基づいて提供できる。特定の実施形態では、IPリージョンは中心点およびサイズを持ち、IPリージョンの中心点は、新しいリクエストに関連付けられたモバイルユーザーのおおよその位置として使われて、サイズの逆数は信頼度の尺度として役立つ。 または、IPリージョンの境界全体が、モバイルユーザーの存在しうるエリアとして使われることが可能である。
【0013】
特定の実施形態では、1つ以上のトリガーされた場所は、第1の場所を含み、その第1の場所は場所タイプ、カテゴリー、ブランド名、および場所の識別子のうちの少なくとも1つによって表される。 場所タイプは、ビジネスセンター、ビジネス敷地、ビジネス地域などの複数の場所タイプから選択され、それぞれ、一部またはすべてが単一のビジネスと関連付けられる。
【0014】
特定の実施形態では、この方法は、関連情報付きのリクエストとマッチングする1つ以上の広告を広告データベースで検索し、マッチングする1つ以上の広告から広告を選択し、選択した広告をパケットベースのネットワークへ送信することをさらに含む。マッチングする1つ以上の広告のそれぞれのマッチングする広告は、関連情報付きリクエストに1つ以上のトリガーされた場所の1つ以上の場所と関連している。
【0015】
特定の実施形態では、広告リクエストは、モバイルデバイスまたはそのモバイルユーザーを識別する識別子を含み、1つまたは複数のマッチングする広告から広告を選択することは、モバイルユーザーインテントプロファイルデータベース内のモバイルユーザーインテントプロファイルを参照することを含む。
【0016】
特定の実施形態では、1つ以上のマッチングする広告から広告を選択することは、トリガーされた場所の1つに対応する地理的ロケーションを訪問したモバイルユーザーについての情報を格納するリターゲティングデータベースを参照することを含む。
【0017】
特定の実施形態では、1つ以上のマッチングする広告から広告を選択することは、1つまたは複数のトリガーされた場所の少なくとも1つと関連した統計データを参照することを含む。
【0018】
特定の実施形態では、関連情報付きリクエストは、1つ以上の場所のそれぞれの価格をさらに含む。
【0019】
特定の実施形態では、広告リクエスト処理方法は、関連情報付きの広告リクエストをパケットベースのネットワークに送信することをさらに含み、関連情報付きのリクエストの1つまたは複数のトリガーされた場所の1つに対して、入札者識別子、リクエスト識別子および入札価格を含む入札を受信することをさらに含むことができる。広告リクエスト処理方法は、関連情報付きのリクエストとマッチしている1つ以上のマッチング広告を広告データベースで検索し、1つ以上のマッチング広告から1つの広告を選択し、1つまたは複数のマッチング広告と関連した入札価格と価格に基づき、入札を受け入れるかどうかを決めることも含む。
【0020】
特定の実施形態では、モバイルデバイスの位置を推定することは、
予め定義された基準を満たさない広告リクエストの地理座標のセットに応答して、その広告リクエストが前記の予め定義された基準のセットを満たすその地理座標のセットを含むかどうかの判定、広告リクエストがIPアドレスを含むかどうかの判定とそのIPアドレスを利用したIPリージョンデータベースへの問い合わせ、IP リージョンデータベースでマッチングするIPアドレスを見つけ、モバイルデバイスの推定位置としてそのマッチしたIPアドレスに関連する地理的座標を利用することを含む。その地理座標は地理的領域に関連し、信頼度は地理的領域の大きさに依存する。
【0021】
特定の実施形態では、特定のIPアドレスのIP地域は、特定のIPアドレスとGPSベースの位置データ(例えば、経度/緯度またはLLなど)を含む、特定の期間にわたって行われた複数の要求から導出される。特定のIPアドレスは、モバイルデバイスがWiFiを介してパケットベースのネットワーク(例えば、インターネット)に接続できるルータのような据え置き型デバイスに紐づく。したがって、この特定のIPアドレスおよび信頼できないLLを含む(またはLLを含まない)新しいリクエストが到着すると、IP リージョンが新しいリクエストの存在しうる場所として使われて、広告はこの推定場所に基づいて提供される。特定の実施形態では、IP リージョンは中心点とサイズを持ち、IPリージョンの中心点は、新しいリクエストと関連したモバイルユーザーのおおよその位置として使われて、サイズの逆数は位置のための信頼度の尺度として役立つ。または、IPリージョンの境界全体が、モバイルユーザーのロケーションの推定エリアとして使われる。
【0022】
特定の実施形態では、パケットベースのネットワークに結合された第1のコンピュータシステムは、リアルタイム ロケーションベースイベント(realtime location based event)を 可視化するための可視化方法を実行する。パケットベースのネットワークは、1つまたは複数の第2のコンピュータシステムを含む。この方法は、パケットベースのネットワークからモバイルデバイスに関連する第1の広告リクエストを受信するステップと、広告リクエスト内の情報に基づいてモバイルデバイスの第1のロケーションを推定するステップと、ジオフェンスデータベース内の第1のジオフェンスをトリガーする前記第1のロケーションに応答して、前記推定された第1のロケーションを用いてストレージデバイス内のジオフェンスデータベースに問い合わせるステップと、前記第1のジオフェンスに関連した第1のビジネスのための集約された履歴/統計データを更新するステップと、前記第1ジオフェンスに関連した第1ジオフェンスをトリガーするステップと、前記パケットベースネットワーク内の前記1つ以上の第2のコンピュータシステムに前記第1のジオフェンスに関連する情報を送信するステップとを含み、前記情報によって、前記1つ以上の第2のコンピュータシステムは、前記推定されたモバイルデバイスによる前記第1のジオフェンスのトリガーを可視化できる。
【0023】
特定の実施形態では、前記第1のジオフェンスの集約データを更新することは、予め定義された期間中にモバイルユーザーによって前記第1のビジネスに行われた1つ以上の訪問数と、前記第1のビジネスのブランドに関連したジオフェンスが前記予め定義された期間中にトリガーされた回数と、前記第1のビジネスのカテゴリに関連したジオフェンスが前記予め定義された期間中にトリガーされた回数を増やすことを含む。
【0024】
特定の実施形態では、前記可視化方法は、前記1つ以上の第2のコンピュータシステムからのリクエストに応答して、前記集約されたデータを前記1つ以上の第2のコンピュータシステムに送信することをさらに含む。
【0025】
特定の実施形態では、前記第1のビジネスは第2のビジネスと関連し、前記可視化方法は、前記第1のビジネスの更新された集計履歴/統計データに基づいて前記第2のビジネスのアフィニティデータを更新することをさらに含む。
【0026】
特定の実施形態では、前記視覚化方法は、前記パケットベースのネットワークから前記モバイルデバイスに関連する第2の広告リクエストを受信すること、前記第2の広告リクエスト内の情報に基づいて前記モバイルデバイスの第2のロケーションを推定すること、前記第2のロケーションを利用して前記記憶装置内の前記ジオフェンスデータベースに問い合わせること、前記ジオフェンスデータベース内の前記第2のジオフェンスをトリガーする前記第2のロケーションを応答するため、前記第1のビジネスに残っているモバイルユーザーの数を更新することをさらに含む。特に、前記第2のジオフェンスが前記第1のジオフェンスと異なる。
【0027】
特定の実施形態では、有線ネットワーク接続または無線ネットワーク接続を介してパケットベースのネットワークに結合されたコンピュータシステムは、 ロケーションベース広告の統計結果を得るためにSVL方法を実行する。この方法は、前記パケットベースのネットワークを介してモバイルデバイスの第1のグループに第1のデジタル広告を配信すること、位置情報、モバイルデバイス情報およびモバイルユーザー情報を含む第1のグループのモバイルデバイスの少なくとも一部に関連するモバイルデバイスデータの第1のセットを受信すること、前記モバイルデバイスデータの第2のセットのうちに、前記第1のデジタル広告への応答を示す位置情報を含むモバイルデバイスデータの第2のセットを識別すること、モバイルデバイスデータの前記第2のセットを利用して統計結果を生成すること、前記統計的結果を記憶装置に格納することを含む。
【0028】
特定の実施形態では、モバイルデバイスの第1グループは、パケットベースのネットワークの1つ以上のコンピュータシステムに定期的にロケーション情報を提供するように設定されたモバイルデバイスの予め選択されたパネルを含み、前記第1のモバイルデバイスデータセットは、前記予め選択されたモバイルデバイスのパネルの少なくとも一部に関連するモバイルデバイスデータを含む。
【0029】
特定の実施形態では、モバイルデバイスデータの前記第1のセットは、モバイルデバイスの前記第1のグループの少なくとも一部と対話する1つ以上の第2のコンピュータシステムからのドキュメントに対する要求に含まれているモバイルデバイスデータを含む。
【0030】
特定の実施形態では、モバイルデバイスデータの前記第1のセットは、前記パケットベースのネットワークの1つまたは複数の第2のコンピュータシステムによって提供されるモバイルデバイスデータを含む。前記パケットベースのネットワークにおいて、モバイルデバイスデータを前記第1のコンピュータシステムに送信するタイミングを制御するロジックを提供する1つまたは複数のソフトウェア開発キットを実行する。
【0031】
特定の実施形態では、モバイルデバイスデータの前記第2のセットを識別することは、モバイルデバイスデータの前記第1のセットのロケーション情報のいずれかが、前記第1のデジタル広告に関連した1つまたは複数の地理的領域に対応する地理的座標を含むかどうかを決定することを含む。
【0032】
特定の実施形態では、前記統計結果には、年齢、性別、教育レベル、応答時間、モバイ
ルデバイスの製造元およびモデルからなるパラメータのセットの1つ以上に関連する傾向
が含まれる。
【0033】
図1は、特定の実施形態では、インターネット(またはウェブ)110に結合されたセルラーネットワーク101、インターネット110、およびコンピュータ/サーバー120の一部または全部を含むパケットベースのネットワーク100(本明細書では「クラウド」と呼ばれることもある)を示す。コンピュータ/サーバー120は、有線イーサネット(登録商標)、オプションとしてPoE(Power over Ethernet)、WiFi、および/または複数のセルラータワー101aを含むセルラーネットワーク101を介したセルラー接続を使用してインターネット110に結合することができる。 ネットワークはまた、異種のクライアントグループへのデータアクセスを提供するためにコンピュータネットワークに接続されたコンピュータデータストレージサーバーである1つ以上のネットワーク接続ストレージ(NAS)システム121を含む。
図1に示すように、 スマートフォンやタブレットコンピュータなどの1つまたは複数のモバイルデバイス130も、インターネットゲートウェイを介してインターネット110に結合されたセルラーネットワーク101とのセルラ接続を介してパケットベースのネットワークに結合される。WiFiホットスポット(ホットスポット135など)が利用可能な場合、モバイルデバイス130は、その内蔵WiFi接続を利用してWiFiホットスポット135を介してインターネット110と接続できる。従って、モバイルデバイス130は、インターネット110に結合された他のコンピュータ/サーバーと対話できる。
【0034】
インターネットに接続されたコンピュータ/サーバー120は、パブリッシャー(publisher)によって提供されるアプリを実行するモバイルデバイスと対話する1つ以上の一人または複数のパブリッシャーと、 パブリッシャーと広告主の間の仲介者として機能する一人または複数の広告仲介者または広告ネットワークと、モバイルデバイスに掲示するために広告文書を選択して前記発行者に送信する1つまたは複数の アドサーバと、 アドエクスチェンジ(ad exhanges)を運用する1つまたは複数のコンピュータ/サーバーと、モバイル供給(mobile supplies)を前記広告取引所に掲示する1つ以上のコンピュータ/サーバーと、および/または前記広告取引所を監視する、または前記広告取引所に掲載されているモバイル供給の入札を行う一人または複数の広告主とを含む。パブリッシャーは、モバイルデバイスと対話すると、モバイルデバイスの特徴と、ユーザーに関する特定の情報と、モバイルデバイスとに関連した生のロケーションデータなどを含む広告(広告リクエスト)のリクエストであるモバイル供給を生成する。パブリッシャーは、広告主またはその代理店による入札のためにモバイル供給を広告取引所に掲示するか、広告代理店または広告仲介業者にモバイル供給を送るか、または自身に供給を行う。
【0035】
広告主、代理店、パブリッシャー、広告仲介業者は、アドエクスチェンジを通じてモバイル供給も購入できる。アドネットワークおよび他のエンティティはまた、エクスチェンジから広告も購入する。通常、アドネットワークは様々なパブリッシャーの在庫を集約して、利益のため広告主に販売する。エクスチェンジは、広告主とパブリッシャーが広告スペース(インプレッション)およびモバイル広告枠(ad inventory)を購入および販売できるデジタル市場である。インプレッションの価格は、リアルタイム入札と呼ばれるプロセスを通じて、リアルタイムオークションによって決定される。つまり、人間の店員が買手と価格を交渉する必要がない。なぜなら、インプレッションは単純に最高入札者に落札されるからである。モバイルデバイスがアプリやウェブページを読み込むと、これらのプロセスが数ミリ秒で実行される。
【0036】
広告主と代理店は、特定のアルゴリズムを使用して特定の供給品を購入するかどうかを決定するソフトウェアであるデマンドサイドプラットフォーム(DSP)を使用することができる。多くのアドネットワークは現在、ある種のDSPのような製品やリアルタイムの入札機能も提供する。オンラインおよびモバイルのパブリッシャーは、在庫を エクスチェンジを通じて利用できるようになっているため、多くの広告主にとってDSPを使って広告を購入するほうがより経済的である。
【0037】
アドサーバーは、コンピュータサーバーである。例えばオンラインマーケティングで使用される広告を格納し、ウェブサイトおよび/またはモバイルアプリケーション上に配置するデータベースサーバーによって支援されたウェブサーバーである。ウェブサイトまたはウェブページが、ユーザーにより訪問されるか、またはリフレッシュされるときに、広告の表示されるウェブサイトまたはウェブページが、新しい広告を含むように、ウェブサーバーのコンテンツは、常にアップデートされる(例えば、バナー(静止画像/アニメーション)、またはテキスト)。アドサーバーを選択してユーザーに配信するだけでなく、アドサーバーはウェブサイトの広告スペースも管理し、および/または広告主に独立なしたカウントシステムと追跡システムを提供する。従って、アドサーバーは、広告を備え/提供し、それらをカウントし、ウェブサイトまたは広告主に最も多くのお金をもたらす広告を選択し、異なる広告キャンペーンの進捗状況を監視する。アドサーバーは、 パブリッシャーアドサーバー、広告主アドサーバー、および/または広告仲介者アドサーバーである。アドサーバーは、また、パブリッシャー、広告主、広告仲介業者として作動するのと同じコンピューターまたはサーバーの一部である。
【0038】
広告配信には、広告キャンペーンのインプレッション数/クリック数のカウントやレポート作成などのさまざまなタスクも含まれ、特定のウェブサイトの広告主の投資収益率(ROI)を判断するのに役立つ。 アドサーバーはローカルまたはリモートで実行できる。ローカルのアドサーバーは通常、単一のパブリッシャーによって運営され、そのサイト発行者のドメインに広告を配信し、そのサイト発行者によるきめの細かいクリエイティブ、フォーマット、およびコンテンツ管理ができる。リモートアドサーバーは、複数のサイトパブリッシャーが所有するドメインを横断して広告を配信できる。1つの中心的なソースから広告を配信することで、広告主やサイトパブリッシャーはオンライン広告の配信を追跡でき、ウェブ上での広告のローテーションと配信を制御できる。
【0039】
コンピュータ/サーバー120は、サーバコンピュータ、クライアントコンピュータ、パーソナルコンピュータ(PC)、タブレットPC、セットトップボックス(STB)、パーソナルデジタルアシスタントデバイス(PDA)、ウェブアプライアンス、ネットワークルータ、スイッチまたはブリッジ、コンピューティングデバイスがとるべき動作を指定する命令を実行することができるコンピューティングデバイスを含む。
図1に示すように、コンピュータ/サーバー120のいくつかは、インターネット110に結合されたローカルエリアネットワーク(LAN)110を介して互いに結合されている。また、ここで参照される各コンピュータ/サーバー120は、本明細書で論じる1つまたは複数のシステムを提供するための命令を個別にまたは共同して実行するか、または本明細書で論じる方法または機能の1つまたは複数を実行するか、またはパブリッシャー、広告主、広告代理店、広告仲介業者、アドサーバー、アドエクスチェンジなどを含み、これらは本明細書で説明するシステム、方法論、および機能を使用する。
【0040】
図2は、特定の命令を実行することによって、1つ以上の方法を実行し、および/または本明細書で論じる広告プラットフォームの1つ以上のシステムを提供するために使用することができるコンピュータ/サーバー120(コンピュータシステム)の説明図を示す。コンピュータ/サーバー120は、スタンドアロンデバイスとして、またはピアツーピア(または分散)ネットワークコンピューティング環境内のピアコンピューティングデバイスとして動作できる。
図2に示すように、コンピュータ/サーバー120は、1つ以上のプロセッサ202(例えば、中央処理装置(CPU)、グラフィック処理装置(GPU)、および/またはデジタル信号プロセッサ(DSP))およびシステムまたはシステムバス200を介して互いに結合される主メモリ204を含む。コンピュータ/サーバー120は、スタティックメモリ206、ネットワークインタフェース装置208、記憶装置210、1つ以上の表示装置230、1つ以上の入力装置234、およびシステムバス200を介してプロセッサ202と通信することができる信号生成デバイス(例えば、スピーカ)236をさらに含む。
【0041】
特定の実施形態では、表示装置230は、1つ以上のグラフィックス表示ユニット(例えば、プラズマディスプレイパネル(PDP)、液晶ディスプレイ(LCD)、プロジェクタ、または陰極線管(CRT))を含む。入力装置234は、英数字入力装置(例えば、キーボード)、カーソル制御装置(例えば、マウス、トラックボール、ジョイスティック、モーションセンサ、または他のポインティング装置)を含む。記憶装置210は、本明細書に記載のシステム、方法論または機能のうちの任意のものまたはそれ以上を可能にする命令216(例えば、ソフトウェア)が格納された機械可読媒体212を含む。記憶装置210はまた、システム、方法論または機能によって使用および/または生成されたデータ218を記憶してもよい。命令216(例えば、ソフトウェア)は、コンピュータ/サーバー120による実行中に、メインメモリ204またはプロセッサ202(例えば、プロセッサのキャッシュメモリ内)に完全にまたは部分的にロードできる。したがって、メインメモリ204およびプロセッサ1102はまた、機械可読媒体を構成する。
【0042】
機械可読媒体212は、単一の媒体である実施例で示されているが、「機械可読媒体」という用語は、命令(例えば、命令1124)を格納することができる単一の媒体または複数の媒体(例えば、集中型または分散型のデータベース、または関連するキャッシュおよびサーバー)を含むと解釈されるべきである。「機械可読媒体」という用語は、コンピュータ/サーバー120による実行のための命令(例えば、命令216)を記憶でき、コンピューティングデバイス1100に本明細書で開示される方法論のうちの1つ以上を実行させる任意の媒体を含むと解釈されるべきである。「機械可読媒体」という用語は、これに限定されないが、ソリッドステートメモリ、光学媒体、および磁気媒体の形態のデータレポジトリを含む。特定の実施形態では、命令216および/またはデータ218は、ネットワーク100に格納され、そのローカルネットワークなどのネットワークに有線および/または無線接続を提供するネットワークインターフェースデバイス208を介して、コンピュータ/いくつかのタイプのネットワークコネクタ280aを介して、エリアネットワーク111および/またはワイドエリアネットワーク(例えば、インターネット110)に接続される。命令216(例えば、ソフトウェア)および/またはデータ218は、ネットワークインターフェースデバイス208を介して送信または受信できる。
【0043】
図3は、特定の実施形態によるコンピュータ/サーバーシステム120によって提供されるジオフェンス定義システム300の説明図である。
図3に示すように、コンピュータ/サーバーシステム120のプロセッサ202は、メインメモリ204にロードされたジオフェンス定義ソフトウェアプログラム301を実行すると、境界定義モジュール310および空間インデックス生成モジュール320を含むジオフェンス定義システムを提供するシステム300は、ジオフェンス定義システム300によって使用および/または生成されたデータを格納する複数のデータベースを利用するとともに、空間インデックス生成モジュール320によって生成されたジェンフェンスを格納するデータベース350と、履歴/統計(H / S)データと、POI(Point of Interest)ディレクトリを格納するデータベース370と、地図データを格納するデータベース380を含む。これらのデータベースのいずれかまたはすべては、ネットワーク210の他のサーバー/コンピュータ120および/またはNAS121に配置でき、プロセス202は、ネットワークインタフェースデバイス208を介してアクセスできる。
【0044】
境界定義モジュールは、モバイル広告のための実世界の地理的領域を反映する定義された領域の仮想周辺を定義する。特定の実施形態による定義された領域は、ビジネスロケーションの周りの静的な円であってもよい。 ビジネスおよびその場所のリストを提供するInfoUSA(www.infousa.com)のようなオフラインインデックスデータベースを利用して得られたフェンス、または近隣境界、通学ゾーン、区画境界などの予め定義された境界を使用してマーケティング担当者によって指定されたエリア、特定の実施形態による定義された領域は、動的に計算することもでき、日、曜日、または他の変数の時間に応じて変化する任意の形状を有することができる。それらは、同時係属中の「Method and Apparatus for Dynamic Fencing」と題する2013年4月19日出願の米国特許出願第13 / 867,025号に記載されており、リファレンスとして本明細書に組み込まれている。
【0045】
特定の実施形態では、定義された領域は、ビジネスメタ情報および/または地理的情報
を使用して境界定義モジュール310によって計算された場所を含む。
図3に示すように、境界定義モジュール310は、POIおよびその対応するブランド名、住所、および地理的位置のリストを提供する(POI)ディレクトリ(例えば、InfoUSA)へのアクセスができる。境界定義モジュール310はまた、POIディレクトリ内のPOIの周囲に関する情報を提供する地図データ380へのアクセスができる。境界定義モジュール310は、例えば、POI情報に基づいて各POIに対して、1つまたは複数の場所の周囲を規定する1組の地理座標の形式で1つまたは複数の場所を生成する。
【0046】
特定の実施形態では、境界定義モジュール310は、POIの周囲の地図データ(例えば、オープンストリートマップ)を考慮して、複数のPOIのそれぞれについて1つまたは複数の場所を生成または定義する。例えば、
図4Aに示すように、ユーザーが所与のPOIを訪れる意思をユーザーとPOIとの距離から導出できると仮定すると、地図データを考慮しない場合、Costco Almaden店の単純なジオフェンスは、店舗401の周りの円402になる。しかし、
図4Aに示すように、円形フェンスは、主要幹線道路、住宅エリア、および主要幹線道路の反対側のエリアを囲んでいる。これらの地域の携帯端末に配信される広告は、店舗の近くに住む人々、高速道路を走行する人々、および高速道路の反対側にいる人々は、店舗が提供するものを既に熟知しているか、或はその店舗に関連するモバイル広告に反応することがないかであるために、これらの地域のモバイルデバイスに配信される広告は、ほとんど無視される。
【0047】
したがって、ビジネスロケーションのセントロイドの周囲の半径に基づくジオフェンスの代わりに、特定の実施形態による境界定義モジュール310は、モバイル広告主にとってより興味のある場所を定義するために地図データを使用する。
図4Bに示すように、1つまたは複数のポリゴンは、店舗の地理的構成および周囲に合わせて定義することができ、店舗の建物周囲の第1のポリゴン410、建物およびその駐車場周囲の第2のポリゴン420、および/または店舗および他の店舗を含むショッピングエリアまたはビジネスエリアの周りの第3のポリゴン430などである。
【0048】
特定の実施形態では、モバイル広告主が、これらの異なるタイプの場所をトリガーしたモバイルデバイスに配信される広告に対して、異なる広告または異なる価格を提供できるように、異なるタイプの場所をPOIに対して定義できる。例えば、店舗の建物の周りの第1のポリゴン410の内部に配置されるモバイルデバイスに関連する広告リクエストは、ストアオーナーまたは競合するビジネスにとってより価値があり、したがって、ショッピングエリア(ポリゴン430)にあって店舗内にはないモバイルデバイスに対する広告リクエストよりも入札価格を高く設定するかもしれない。あるいは、ポリゴン430は、モバイルユーザーが既に店舗内にいることを示すポリゴン410よりもビジネスエリア内のモバイルユーザーを引き付けるために店舗所有者によってより高い価格に設定するかもしれない。特定の実施形態では、これらの3つのタイプの場所は、地方および国のGISシステムから建物ポリゴン、駐車場ポリゴンおよび土地利用ポリゴンを抽出して定義される。特定の実施形態では、場所の一部または全部は、コンピュータアノテーションツールの助けを借りて手動で定義することができ、ジオフェンスを実際の建物および想定したビジネスを囲む周辺境界情報に整列することを確保するために、いくつかの外部地図または/および衛星データを参照する。
【0049】
特定の実施形態では、モバイル広告主に提供されるビジネスに関連する異なるタイプの場所には、例えば、(1)建物の周辺に対応するポリゴンによって表されるビジネスセンター(BC)(例えば、
図4Bの第1のポリゴン410)。(2)ビジネスビルディングおよび隣接する駐車場の周辺に対応するポリゴンによって表されるビジネスプレミス(BP)(例えば、
図4Bの第2のポリゴン420)。(3)このビジネスが存在するショッピングセンターまたはビジネスまたは商業エリアの周囲に対応するポリゴンによって表されるビジネス領域(BR)またはエリア(例えば、
図4Bの第3のポリゴン430)を含む。ビジネスセンターがトリガーされた場合、ユーザーが実際に訪問することでビジネスに関心を持っていることを確実に推測することがでる。ビジネスプレミス(business premise)のトリガーはビジネスを訪問する意思を示しているが、ビジネスセンターのトリガーほど強くはない。ユーザーがビジネスエリアをトリガーする場合、その意図は有効であると見なされるが、ビジネスプレミスをトリガーすることよりも弱いと考えられる。
【0050】
空間インデックス生成モジュール320は、境界定義モジュール310によって定義された領域を表す空間インデックスを生成して、ジオフェンスデータベース350に格納するためのジオフェンスを作成する。ジオフェンスデータベース350は、空間クエリの処理を支援する空間データベースであり、ある2点間の距離を計算したり、またはある点が関心のある空間領域内にあるかどうかを判断したりする。空間索引生成モジュールは、従来の空間索引付け方法、または/および 2013年4月19日に出願された「Method and Apparatus for Geographic Document Retrieval」と題する米国特許出願第13 / 867,029号(これはリファレンスとして本明細書に組み込まれる。)に記載されている索引付け方法を使用してもよい。
図4Cは、特定の実施形態による、データベース350に格納されたジオフェンスの例を示す。示されているように、Almadenの店舗Costcoには3つの異なるタイプの場所がある。US / CA / Almaden / BCは、店舗の周囲のポリゴンで空間インデックスa1、a2、...、aiで表されるビジネスセンター(BC)である。場所US / CA / Almaden / BPは、その駐車場を含む店舗の大きな構内周辺のポリゴンであり、空間インデックスb1、b2、...、bjで表される。場所US / CA / Almaden / BRは、店舗や他の店舗を含むショッピングセンター周辺のポリゴンであり、空間インデックスc1、c2、...、ckで表される。
図4Cはまた、店舗T.J. Maxxには3つのタイプの場所があり、店舗のTrader Joe'sには少なくとも1つのビジネスセンターの場所が関連付けられている。
図4Cに示すように、データベース350内の各ジオフェンスエントリは、それぞれの場所(及びそれぞれの場所に関する他の情報)に関連した空間インデックスを含み、例えば、場所に関連した名前/ブランド、場所のカテゴリ、特定の地域(例えば、都市、地区など)を識別する場所識別子、場所のタイプ、および/または名前/ブランドまたは場所に関する1つまたは複数の広告文書を識別する1つまたは複数の文書ID等である。
【0051】
ジオフェンス定義システム300はさらに、定義されたジオフェンスの近くの幹線道路のためのマップデータを抽出し、ジオフェンスの上に地図データをオーバーレイして、拡張したジオフェンスを作成するマップオーバーレイモジュール330を含むことができる。 例えば、
図5Aに示すように、境界定義モジュール310は、例えばレストランなどのビジネス501用のジオフェンス500を生成する。 この例のジオフェンス500は、ビジネス501のモバイル広告キャンペーンが、他のビジネスを訪れるモバイルユーザを誘致すること、または近くのオフィス複合施設で働くモバイルユーザーを誘致することを目的としているため、レストラン501およびレストラン501の周りの他の企業を包含する多角形である。 しかし、広告キャンペーンは、ジオフェンス500の幹線道路512,514、および516を走行するモバイルユーザーを除外したいと考えている。その理由は、これらのモバイルユーザーが高速移動しており、レストランへ戻ってくることによってレストランのモバイル広告に応答する可能性が低い。
【0052】
したがって、特定の実施形態では、マップオーバーレイモジュール330は、ジオフェンス500を含む仮想矩形503を作成する。矩形503は、
図5Bに示すように、ジオフェンス500全体を含む最小の矩形である。次いで、マップオーバーレイモジュール310は、仮想矩形503と重なる幹線道路、例えば道路512,514、および516に関連する地図データを検索し、地図データを線分(line segments)に変換する。
図5Bに示すように、仮想矩形503と重なる幹線道路512,514,516の部分は、線分AB、CD、DE、EF、FG、HIに変換される。 ジオフェンス500は、線分と共に、レストラン501の拡張したジオフェンスを形成し、広告リクエストに関連したモバイルユーザーが幹線道路上の移動者であるかどうかを評価するために使用することができる。
【0053】
幹線道路の中央分離帯に沿ってまたはその近くに描かれた線分の代わりに、またはそれに加えて、幹線道路は、例えば道路の反対側の縁に沿って描かれた線分セグメントを使用して道路帯によって表すこともできる。
図5Dに示すように、ビジネス505のための拡張されたジオフェンスは、ビジネス505および線分532,533,542および543の周囲に描かれた円506を含む。線分532および533は、Hwy237の縁に沿って、 線ハイウェイHwy237の縁に沿ってハイウェイ237の中央分離帯535の2つの対向する両側に描画されるのに対して、線分542および543は、ハイウェイ82の縁に沿ってハイウェイHwy82の中央分離帯545の2つの対向する両側描画される。したがって、幹線道路の道路帯に位置するモバイルデバイスは、 主要道路に沿って移動しているとみなされる。 また、高速道路のどちらの側にモバイルデバイスが位置するかに応じて、高速道路からのその距離を同じ側の高速道路の端から測定できる。
【0054】
図4A〜
図5Dは、ビジネスが別々の地理領域を占めるロケーションベースの広告に有用な2次元(2D)ジオフェンスの例を示す。それらは、6Aに示すような高層ビルの中で、異なる種類のビジネスが互いに積み重なっている場合、あまり適していない。例えば、
図6Bに示すように、
図6Aに示す高層ビルの10階のユーザー位置601によってトリガーされる2Dポリゴンジオフェンス600は、高層ビル内の複数のビジネスが同じ地理的フェンス600を対象とする場合には、該当高層ビルの特定の階を占有する特定のビジネスのための広告を選択するために容易には使用できない。
【0055】
特定の実施形態では、ジオフェンス定義システム300は、目標とされた3次元(3-D)位置に高められたジオフェンシングソリューションを提供する3次元拡張モジュール340をさらに含む。
図6Bの2Dポリゴンジオフェンスの代わりに、またはこれに加えて、
図6Cに示すように、3D拡張モジュール340は、3D拡張ジオフェンス610,620、および/または630を計算するが、複合施設の中または周囲における、単一フロア、マルチフロア、および/または空中スペースまたは容積をそれぞれ反映している。
【0056】
特定の実施形態では、3次元ジオフェンスは、デジタルフェンスで囲むボリューム(またはキャンペーン スペース)であり、例えば、実世界のオブジェクト(例えば、建物の一部、地下空間、山頂など)を包含するする(warp around)三次元ポリゴンフェンス等であり、
図6Cに示すように、マーケティング担当者によって指定できるボリューム/スペースであってもよく、高層のショッピングモールのフロアなどである。 例えば、単純な3Dジオフェンスは、2Dスタンプ(例えば、地面へのその投影)によって表されてもよい、2Dスタンプは、2-Dポリゴンまたは任意形状の2-Dエリア、高度区間(例えば、建物の3階から5階までの)を含み、これらはいずれも、日時、曜日、時間などに応じて動的であり得る。例えば、建物のセクション キャンペーンの仕様に従って、広告キャンペーンによって動的に、または他の方法で包含されたり、除外されたりすることが可能である。
【0057】
特定の実施形態では、3D拡張モジュール340は、ジオフェンスが生成される各POIに対して、そのPOIが3Dジオフェンシングに適しているかどうかを決定する。そのような決定は、POIが複数階建ての建物の特定の階にあるかどうか、またはPOIに対する広告キャンペーンが3Dジオフェンシングを要求したかどうかに基づいてもよい。特定の実施形態では、高層ビルに位置していないPOIであっても、3Dジオフェンシングを望む場合がある。例えば、事業者は、都市Aから都市Bに向かうフライト中のモバイルユーザをターゲットにしたいと望むかもしれない。
図6Dに示すように、3次元ジオフェンスは、都市Aから都市Bに飛行する1つ以上の飛行の飛行経路660の一部または全長に沿って伸びる仮想管650を含むことができる。飛行経路660内の飛行機は、飛行機の下の地上のビジネスのための2Dジオフェンス680の代わりに、またはそれに加えて、3Dジオフェンス650をトリガーする。飛行の方向は、同じモバイル機器からの複数の広告リクエストから得られ、飛行経路の2つの端部の都市のうち、どちらがモバイルユーザの目的地であるかに基づいて、より適切な広告を提供することができる。
【0058】
図7は、特定の実施形態によるネットワーク100から受信したモバイル広告リクエストを処理するコンピュータ/サーバシステム120によって提供されるリクエスト処理システム700の概略図である。
図7に示すように、コンピュータ/サーバシステム120内のプロセッサ202は、メインメモリ204にロードされた広告リクエスト処理ソフトウェアプログラム701を実行するとき、検証モジュール710と、ロケーションモジュール720と、ジオフェンシングモジュール730、および注釈モジュール740とを含むリクエスト処理システム700を提供する。リクエスト処理ソフトウェアプログラム701によって使用および/または生成されたデータを格納する複数のデータベースを利用するシステム700は、ジオフェンス定義によって生成されたジオフェンスを格納するためのデータベース750、ジオフェンス定義システム300によって生成されたジオフェンスを格納するデータベース750、履歴/統計データを格納するデータベース760、ビジネス価値情報を格納するデータベース770、WiFiホットスポット135およびセルラータワー101aの集合内のそれぞれのIPアドレスに対応するIPリージョンを格納するデータベース780を含む。これらのデータベースのいずれかまたはすべては、ストレージ210に位置し、又は、ネットワーク100内の他のサーバ/コンピュータ120および/またはNAS121に位置することができ、プロセス202は、ネットワークインタフェースデバイス208を介してこれらのデータベースにアクセスすることができる
。
【0059】
図8Aは、特定の実施形態によるリクエスト処理システム700によって実行される方法800を示すフローチャートである。
図8Aに示すように、システム700は、ネットワーク(例えば、インターネット)に接続する接続208,208aを介して広告リクエストを受信する(810)。広告リクエストは、モバイル・パブリッシャまたはウェブサービスプロバイダによって提供される1つまたは複数のウェブ・サービスまたはアプリケーションを介して、モバイル・ユーザがモバイルデバイス130を使用して対話を開始したウェブ・サービス・プロバイダから来ることができる。広告リクエストは、サプライサイドプラットフォーム(SSP)によって提供されるソフトウェア開発キット(SDK)によって開始されてもよい。広告リクエストは、例えば、広告仲介業者、アドエクスチェンジ、または任意の広告サービスプロバイダによって提供されてもよい。広告リクエストは、
図9A〜
図9Cで参照できるように、他の情報に加えて、緯度および経度座標(LL)、IPアドレス(IP)、郵便番号(ZC)および/または都市状態名(CS)などの複数のロケーション構成要素を含むモバイルデバイスのロケーション情報を含む。また、広告リクエストはモバイルデバイスの高度を示すために使用することができる高度座標を含むことができる。
【0060】
特定の実施形態では、検証モジュール710は、ロケーションコンポーネントの有効性および一貫性をチェックし、任意の無効なロケーションコンポーネントを除外することによってロケーション情報を検証する(820)。 一般に、LLは通常、最も有用なロケーションコンポーネントであると考えられている。 しかし、ユーザが自分の位置情報を知られたくない場合、モバイルアプリケーションは、典型的には、例えば、IPアドレス、ZC(例えば、登録時にユーザーによって入力されたもの)、またはCSという精度の粗いロケーションデータのみを提供する。 したがって、モバイルアプリケーションおよびパブリッシャは、ZC、CSおよび他の関心のあるポイントを1つの代表的なLLに変換するジオコーディングソフトウェアから得られたLLを頻繁に提供する。 一実施形態では、このような代表的なLLは、「不良LL」として分類される。 悪いLLは、たとえば次のようなものである。
1.ZC / CSのセントロイド
2.地図上の任意の固定点(例えば、(0,0)または任意の位置)
【0061】
特定の実施形態では、妥当性検査モジュール710は、本願と同じ日付で出願された、「S
ystem and Method for Deriving Probabilistic Mobile User Locations」と題された共
通所有の米国特許出願に開示された技術を使用することによって、不良LLを除外して、不
良LLを有する位置データが、システム700の次のステージ処理に提供されないようにする。
【0062】
ロケーションモジュール720は、広告リクエストからモバイルデバイスのロケーションを推定し(830)、地理座標、または1つまたは複数の推定エリアのような、モバイルデバイスロケーションを表すロケーションデータを生成する。ジオフェンスモジュール730は、ジオフェンスデータベース750にロケーションデータを使用して問い合わせて、ロケーションデータがデータベース750内の1つまたは複数の所定の場所をトリガーするかどうかを判断する(840)。ジオフェンスモジュール730は、以下でさらに詳細に論じるように、トリガーされた場所のいずれかが除外されるべきか、または廃棄されるべきかどうかを決定する(850)。注釈モジュール740は、以下にさらに詳細に説明するように、トリガーされた場所で広告リクエストに関連情報を付ける(860)。関連情報がついたリクエストは、同じコンピュータ/サーバーシステム120またはネットワーク100内の異なるコンピュータ/サーバーシステム120に存在することができる、以下に説明する広告配信システム1900などの広告配信システムに提供される。広告配信システムは、アドサーバー、アドエクスチェンジまたはマーケットプレイスになることができる。システム700は、広告配信システムが異なるコンピュータ/サーバーシステムにある場合、関連情報がついた広告リクエストをネットワークインターフェースデバイス208を介して広告配信システムに送信する。
【0063】
図8Bは、ロケーションデータを生成する(830)ためにロケーションモジュール(720)によって実行されるロケーションプロセス830を示すフローチャートである。
図8Bに示すように、ロケーションモジュールは、検証されたロケーションコンポーネントが地理的座標のセット(例えば、LL)を含むかどうか、および前記LLのセットが有効であるかまたは地理的に正確なLLかどうかを判定する(821)。LLのセットが有効または地理的に正確なLL(すなわち、真のLL)であると判定された場合、ロケーションモジュール720は、LLをロケーションデータとして使用して、推定されたモバイルデバイスの位置を表す。一方、検証されたロケーションコンポーネントがLLのセットを含まない場合、またはLLのセットが真でない場合、ロケーションモジュール720は、検証されたロケーションコンポーネントがIPアドレスを含むかどうかを判断する(823)。検証されたロケーションコンポーネントがIPアドレスを含む場合、ロケーションモジュールは、IPアドレスがIPリージョンデータベース780にあるかどうかを判定する(824)。IPアドレスがIPリージョンデータベース780にある場合、ロケーションモジュールは、(826) IPリージョンデータベース780内のIPアドレスに関連付けられた派生IPリージョン(derived IP region)を使用して、ロケーションデータを生成する。ロケーションデータは、IPリージョンのサイズの逆数の何らかの関数を信頼度として用いて、IPリージョン自体またはその中心位置を表す地理座標を含んでも良い。一方、ロケーションデータがIPアドレスを含まない場合、またはIPアドレスがIP地域データベース内の派生IPリージョンに見つからないか、または関連付けられていない場合、ロケーションエンジンは他のロケーションコンポーネントを使用して(825) ロケーションデータを生成するか、または外部IPベンダーデータベースを使用してIPを他のロケーションコンポーネントに変換した後、他のロケーションコンポーネントを使用して(825)ロケーションデータを生成する(826)。特定の実施形態では、2013年4月19日に出願された「Method and Apparatus for Probabilistic User Location」と題する共通所有の米国特許出願第13 / 867,021号(参照によりその全体が本明細書に組み込まれている)に記載されているように、他のロケーションコンポーネントを使用して生成されたロケーションデータは、1つまたは複数の重み付けされた推定エリアを含む。
【0064】
図8Cは、ロケーションデータがデータベース750内の1つまたは複数の所定の場所をトリガーするかどうかを決定するために、ジオフェンシングモジュール730によって実行されるジオフェンシングプロセス840を示すフローチャートである(840)。
図8Cに示されているように、ジオフェンシングモジュール730は、モバイルデバイス130が、3Dジオフェンスがより適切である地理エリア(例えば、高層ビルを有する商業エリア)に近接した、高度が高い位置にあることをロケーションデータが示すかどうかを決定することができる(841))。真の場合、ジオフェンシングモジュール730は、データベース750内の3次元ジオフェンスを見つけるように試みる。ジオフェンスは、ロケーションデータによって表されるモバイルデバイスの推定位置を包含するか、またはオーバーラップすることができる。 真でない場合、ジオフェンシングモジュールは、データベース750内の2次元ジオフェンスを見つけようとし、ロケーションデータによって表されるモバイルデバイスの推定位置を包含するか、またはオーバーラップすることができる。このようにして発見された2-Dまたは3-Dジオフェンスは、ロケーションデータによってトリガーされると呼ばれる。
【0065】
図8Dは、特定の実施形態に従ってトリガーされたジオフェンスのいずれかを除外すべきかまたは廃棄すべきかを決定するためのプロセス850を示すフローチャートである。例えば、
図8Dに示すように、ジオフェンシングモジュール730は、トリガーされたジオフェンスのいずれかが幹線道路と重なるかどうかを判定し(851)、モバイルデバイス130が幹線道路の1つを走行しているかどうかをさらに判定することができる(852)。これは、例えば、1つまたは複数の幹線道路のいずれか1つに対して設定された境界内に、または1つまたは複数の幹線道路のいずれかからの所定の距離内に、モバイルデバイスが設定されていることをロケーションデータが示しているかどうかを判断することによって可能である。特定の実施形態では、モバイルデバイスが幹線道路を走行していることを検証するためのさらなるステップが行われる。例えば、現在の広告リクエストに関連するロケーションデータおよびタイムスタンプなどの情報が格納され、同じデバイスに関連付けられた次のリクエストのロケーションデータおよびタイムスタンプと共に使用されて、モバイルデバイスの速度を決定する。幹線道路と重なるトリガーされたジオフェンスは、モバイルデバイスが幹線道路を走行中であると判定された場合には、除外または廃棄することができる。または、広告キャンペーンが実際に幹線道路を走行中のモバイルデバイスをターゲットとする場合に、その広告キャンペーンの別のジオフェンスが広告リクエストに添付されるようにする。
【0066】
特定の実施形態では、
図9Aに示すように、リクエスト処理システム700によってインターネットから受信された広告リクエスト901は、他の情報とロケーション情報を含み、例えば、モバイルデバイスおよび/またはモバイルデバイスに関連付けられたモバイルユーザに関する情報、 広告要求リクエストの時間(例えば、日、時間、分など)を示すタイムスタンプ、モバイルデバイスに返される広告の種類を示唆する1つまたは複数のキーワード、および/またはモバイルユーザ、モバイルデバイス、および /または広告リクエストの送信者に関連する他の情報等である。特定の実施形態では、位置モジュール720は、
図9Bに示すように、広告リクエストからロケーションデータを取得し、広告リクエスト内のロケーション情報をロケーションデータに置き換えて、修正された広告リクエスト902を生成する。ロケーションモジュール720は、ジオフェンシングモジュール730による使用を容易にするために、ロケーションデータを、そのロケーションデータと同じ意味を持つ空間インデックスにさらに変換できる。
【0067】
特定の実施形態では、
図9Cに示すように、位置データが予め定義された場所またはジオフェンスをトリガーする場合、注釈モジュール740は、トリガーされた場所を広告リクエストに添付するか、あるいは広告リクエスト901内のロケーション情報や広告リクエスト902内のロケーションデータをトリガーされた場所に置き換えることによって、広告リクエスト901に関連情報を付ける。場合によっては、ロケーションデータが複数の場所をトリガーすることがある。 例えば、
図4Bに示すように、Costco Almaden店のBCプレース410をトリガーする広告リクエストは、同じビジネスエリア内のいずれかの店舗のBRプレース430をトリガーする。したがって、広告リクエストには、Costco Almaden店のBCの場所と、同じビジネスエリアの1つ以上の他の店のBRの場所に関連情報を付けることができる。
図9Cに示すように、1つまたは複数の場所またはジオフェンスのそれぞれは、場所が関連付けられているビジネス名およびブランド名のいずれかまたは両方を含む。一部のビジネスでは、ビジネス名とブランド名が同じであるため、1つのみが必要である。 1以上の場所のそれぞれは、ビジネス/ブランド名に関連する製品またはサービスのカテゴリ(例えば、食料雑貨、一般商品、公園/レクリエーション、スポーツ、家庭改善など)および場所の位置(例えば、国/州/市)、および場所タイプ(例えば、BC、BP、またはBR)を含み、その一部または全部が関連情報付きの広告リクエスト910に含まれ得る。特定の実施形態では、場所またはジオフェンスは、以下でさらに詳細に説明するように、モバイルデバイスに広告を送信するための、またはモバイルデバイスに送信される広告を入札するための推奨価格または閾値価格を含む。
【0068】
特定の実施形態では、トリガー精度が計算されるとともに、モバイル広告主に、供給に入札するかどうか、およびそれに応じて入札価格をどのように決定するかに関する別の指標を与えるために、その場所に添付される。 トリガー精度は、モバイルデバイス推定位置の信頼度、および/または場所のセントロイドからのモバイルデバイスの相対的な近接度、または場所の最も近い辺からの相対的な近接度、またはモバイルデバイスの推定領域がその場所と重なる部分の割合といったものから測定できるようにしてもよい。したがって、場所の端に非常に近いことがわかっているモバイルデバイスに関連する広告リクエスト、または1つまたは複数の可能性のある領域がその場所とほとんど重なっていないモバイルデバイスに関連付けられた広告リクエストは、 その場所のセントロイドに近いか、またはその1つ以上の可能性のある領域が実質的にその場所と重なるとされるモバイルデバイスに関連づけられた広告リクエストとは異なる価格を設定するようにしてもよい。
【0069】
図10Aは、ある実施形態によるコンピュータ/サーバシステム120によって提供されるリアルタイム広告イベント可視化システム1000の説明図である。特定の実施形態では、リアルタイム広告イベント可視化システム1000は、モバイル広告リクエストによってトリガーされるジオフェンスまたは場所のリアルタイムロケーションに基づくイベントを可視化するための地図ベースのシステムを提供して、人々が店舗などのような、関心のある地理的ロケーションに入ったり、そこにとどまったり、出たりするようなイベントを示す。本明細書では、「店舗」(store)という用語は、ビジネスまたは商取引の場所、または非常に特定の地理的場所で特定の活動を行う場所を指し、例えば、ショッピングモール、ショッピングモール内のブリック・アンド・モルタル、オフィスビル、公園、ジム、学校、劇場、レストランなどのような場所である。
図10Aに示すように、コンピュータ/サーバシステム120内のプロセッサ202は、メインメモリ204にロードされたリアルタイム可視化ソフトウェアプログラム1001を実行するとき、フィルタ/集約モジュール1010、アプリケーションサーバモジュール1020、および可視化モジュール1030を含む。システム1000は、リアルタイム可視化ソフトウェアプログラム1001によって使用および/または生成されたデータを格納する複数のデータベースを使用するとともに、フィルタ/集約モジュール1010によって生成された集約データを格納するデータベースモジュール1050、POI(Point of Interest)ディレクトリを格納するデータベース1060、地図データを格納するデータベース1070とを含む。これらのデータベースのいずれかまたはすべては、ストレージ210内に位置し、またはネットワーク100内の他のサーバ/コンピュータ120および/またはNAS121内に位置することができ、プロセス202は、ネットワークインタフェースデバイス208を介してネットワーク100にアクセスすることができる。
【0070】
図10Bは、ローカル(すなわち、同じコンピュータ/サーバシステム120内)またはネットワーク(例えば、インターネット110またはローカルエリアネットワーク111)を介して、他のシステム/サービスと対話するリアルタイム広告イベント可視化システム1000のフロー図である。
図10Bに示すように、広告イベント可視化システム1000は、リアルタイム計算パイプラインを含み、そのリアルタイム計算パイプラインにおいて、上記に検討された前記広告リクエスト処理システム700のような広告リクエスト処理システムは、広告リクエスト(例えば、
図901に示す広告リクエスト901)を処理して前記広告リクエストがジオフェンスデータベース(例えば、データベース750)に格納されたジオフェンスのいずれかをトリガーするかどうかを決定する。広告リクエスト処理システム700は、リアルタイム広告イベント可視化システム1000をも備える同じコンピュータ/サーバ120によって提供されてもよく、またはローカルエリアネットワークまたワイドエリアネットワーク内の異なるコンピュータ/サーバ120によって提供されてもよい。広告リクエスト処理システム700は、位置データおよび/またはトリガーされた場所、またはジオフェンスのような情報を含む注釈付き広告リクエスト910をリアルタイムの広告イベント視覚化システム1000に提供する。或は、広告リクエスト処理システム700は、修正された広告リクエスト902(トリガーされた場所、またはジオフェンスに関する情報のような他の情報を持っていようがいまいが)をリアルタイムの広告イベント可視化システム1000に提供してもよい。
【0071】
特定の実施形態では、リアルタイム計算パイプラインにもあるフィルタ/集約モジュール1010は、広告処理システム700によって提供された処理済み広告リクエストをフィルタリングして、リアルタイムロケーションベースイベント(real-time location-based event)を検出する。例えば、処理済み広告リクエスト902または910は、年齢、性別などのような関連するモバイルユーザの特性に基づいてフィルタリングされて除去され得る。別の例として、モバイルユーザがたまたま同時に複数の店舗に関連する2つ以上の重なり合うジオフェンスに位置した場合、複数の地理情報や場所を提供されてもよい。この場合、複数のジオフェンスまたは場所に関連するデータを比較して、複数の店舗のうちのどれにモバイルユーザーがより関心があるかを判断して、ジオフェンスまたは場所のうちの1つだけが保持され、他のジオフェンスまたは場所は除外される。例えば、
図11に示すように、広告リクエストを、2つの異なる事業に関する2つのジオフェンス1111および1112の重複領域内のモバイルユーザ130と関連付けることができる。広告リクエストシステム700が、ユーザロケーションおよび1つ以上のジオフェンスをトリガーされたジオフェンスまたは場所として提供して、フィルタ/集約モジュール1010は、その中心点またはセントロイド1101または1102がモバイルユーザ130により近いジオフェンスを選択し、選択されたジオフェンス内にモバイルユーザーがいることを、検出されたリアルタイムロケーションベースイベントとして記録する。あるいは、フィルタ/集約モジュール1010は、トリガーされたフェンスの両方を別々のリアルタイム位置に基づくイベントとして登録してもよい。
【0072】
フィルタ/集約モジュール1010はまた、ブランド名、カテゴリ、場所のタイプ、トリガーの精度などのようなトリガーされた場所の他の情報を使用して、複数のトリガーされた場所のうちの1つ以上のトリガーされた場所を選択することができる。特定の実施形態では、1つまたは複数のターゲット領域をジオフェンスまたは場所として関連する確率を提供することができる。フィルタ/集約モジュール1010は、最も高い確率を有するターゲット領域を検出されたリアルタイムロケーションベースイベントに関連するものとして選択することができる。別の実施形態では、フィルタ/集約モジュール1010は、ターゲット領域に関連する確率を重み係数として使用してコイントスを行って、リアルタイムロケーションベースイベントに関するターゲット領域を選択することができる。さらなる実施形態では、リアルタイムロケーションベースイベントのためのターゲット領域を選ぶために、2013年4月19日に出願された「Method and Apparatus for Geographical Document Retrie
val」と題する共通所有の米国特許出願第13 / 867,029号に記載の技術が用いられえる。
【0073】
フィルタ/集約モジュール1010はさらに、検出されたリアルタイムロケーションベースイベントに関連する履歴/統計データを集計し、集計された履歴/統計データをデータベース1050に格納するように構成される。例えば、集計された履歴/統計データは、リアルタイム位置ベースのイベントが発生する前の、1日、1週間、または1か月などの期間にわたって、モバイルユーザーによる、特定の店舗や、特定のブランドや、特定のビジネスカテゴリを訪問した回数、およびモバイルユーザーによる、店舗、ブランド、特定の店舗に関連するカテゴリ、ブランド、ビジネスカテゴリなどへの訪問数を含むアフィニティデータ、を含むことができる。例えば、ビジネスにいるモバイルユーザの、リアルタイムロケーションベースイベントが検出されるたびに、そのビジネス/ブランドのリアルタイムロケーションベースイベントの総数に対するカウントが1カウント増加する。同時に、ビジネス/ブランドが属する1つまたは複数のカテゴリのそれぞれについてのリアルタイムロケーションベースイベントの総数に対するカウントもまた1カウント増加する。
【0074】
特定の実施形態では、特定の店舗に残っている、または店舗から退出したモバイルユーザーの数を追跡するために、フィルタ/集約モジュール1010はまた、デジタル記憶装置(例えば、メインメモリ204、スタティックメモリ206、または記憶装置210)にリアルタイムロケーションベースイベントを一時的に格納する。
図12は、デジタル記憶装置に記憶されたリアルタイムロケーションベースイベントのいくつかの例を示す。例えば、特定のビジネスにおける現在のリアルタイムロケーションベースイベントが、同じモバイルデバイスに関連付けられた、以前のリアルタイムロケーションベースイベントの発生後の所定期間(例えば、1時間)内に検出された場合、モバイルデバイスのユーザーは以前のビジネスを去ったとみなされる。この場合、以前のビジネスに関連付けられたユーザー退場(User Exit)イベントが記録される。所定期間に所定ビジネスに関連付けられたリアルタイムロケーションベースイベントの数から同じ期間内に同じビジネスに関連付けられたユーザー退場イベントの数を減算することによって、そのビジネスに残っているモバイルユーザーの数は推定でき、オペレータの要求に応じてこの数を表示することもできる。いくつかの実施形態では、フィルタリング/集約モジュールは、所定のビジネスのジオフェンスをトリガーした1つ以上のモバイルデバイスがその後、該当ジオフェンスの外にあるとされる(別のジオフェンス内にあるとされなくとも)ことに基づいて、該当ビジネスに残っているモバイルユーザーの数を推定できる。
【0075】
特定の実施形態では、所定のビジネスに関する現在のリアルタイムロケーションベースイベントが、同一の事業所において同じモバイルデバイスに関連する以前のリアルタイム位置ベースイベントの発生後の所定の期間(例えば、1時間)内に検出された場合、現在のリアルタイムロケーションベースイベントは、リアルタイムロケーションベースイベントと同一であるとみなされる。なぜなら、モバイルデバイスのユーザは、一回の訪問中に単に特定のビジネスにしばらく滞在している可能性があるからである。そのような場合、このビジネスに関連する履歴/統計データについて集計はしない。
【0076】
図10Bは、InfoUSA(www.infousa.com)のようなインデックスデータベースを利用するリアルタイム計算パイプラインを示しており、該当データベースは、標準工業分類(SiC)コードにおけるビジネスおよびそのロケーションのリスト、または市、州、ショッピングモールまたはショップ、観光地または特定の郵便番号に関連する地域のようなマーケティング担当者によって指定される地域を提供するとともに、特定の実施形態ではデータベース1070内のPOIディレクトリの代わりに、またはPOIディレクトリに加えて使用することができる。
【0077】
アプリケーションサーバ(app server)モジュール1020は、HTTPのような様々なプロトコルを介して、可視化モジュール1030と、または、ネットワーク100内の1つ以上のクライアントコンピュータ/サーバシステム120にインストールされた、対応するクライアント可視化アプリケーション1031と対話する。アプリケーションサーバ1020は、システム1000内の前記リアルタイム計算パイプラインをクライアントシステムにブリッジするように構成される。アプリケーション・サーバー1020はまた、ストレージ210から集約されたデータを照会する。リアルタイムロケーションベースイベントの視覚的な魅力を最大にしながら、データストリームを維持するために、クライアント・システム内の可視化モジュール1030または対応する可視化アプリケーション1031は、データベース1070内のマップ・データおよび/または別のコンピュータ/サーバシステム120によって提供されたマッピング技術を利用するカスタムロジックを含んでもよい。アプリケーションサーバ1020は、リアルタイムロケーションベースイベントに関連するデータを整理するとともに処理して、可視化
モジュール1030および/またはクライアントシステムからの同じリクエストに対する応答
として集計された履歴/統計データを提供し、このように、視覚化モジュール1030および/
またはクライアントシステムが、システム1000またはクライアントシステム内の入力装置
108オペレータの、例えばシステム1000またはクライアントシステム内の入力装置108を介
しての入力に応答して、選択された集約履歴/統計データと共にリアルタイムロケーショ
ンベースイベントを、システム1000の表示装置107上またはクライアントシステムの表示
装置上に表示できるようにする。
【0078】
特定の実施形態では、選択された場所の中心位置が、検出されたリアルタイムイベント
の位置として使用される。
図13Aに示すように、システム1000またはクライアントシステ
ムによって表示されると、リアルタイムロケーションベースイベントは、マップ上のドッ
ト(例えばオペレータが指定するならば米国の地図)を点滅させることができる。リアル
タイムロケーションベースイベントが検出されるたびに、該当リアルタイムロケーション
ベースイベントに関連する位置にドットが現れる。あるいは、ある位置に過去のリアルタ
イムロケーションベースイベントが原因で、少し前まで既にその位置にドットがあった場
合、ドットは、新しいリアルタイムロケーションベースイベントを示すために点滅する。
図13A に示すように、異なるビジネス、ブランド、またはカテゴリを表すために異なる色
のドットを使用することができ、
図13Aでは、ドット内の異なるパターンが色の違いを示
す。画面上の領域1310は、例えば、クライアントアプリケーションが開始されたときから
の、またはデフォルト設定またはオペレータ指定に基づく期間(例えば、過去10分間に)
のリアルタイム位置ベースイベントの総数を表示するために使用される。したがって、こ
の総数は、新しいリアルタイムロケーションベースイベントが検出されると変化するリア
ルタイムのイベント数である。主に履歴/統計データを表示するために、画面上の別の領
域1320を使用することができる。特定の実施形態では、様々な履歴/統計データを、例え
ばマウスクリックまたはキーボード入力(図示せず)によって選択することができる異な
るタブの下に表示することができる。
【0079】
例えば、クライアントアプリケーション1131が起動されるたびに、関連するクライアン
トシステムからアプリケーションサーバ1120に信号が送信され、アプリケーションサーバ
1120がリアルタイムロケーションベースイベントをクライアントシステムにプッシュし始
める。クライアントサーバ側のオペレータは、画面上に表示する履歴/統計データを個別
に選択するか、同時に選択できる。例えば、履歴/統計は、ストリームタブ、ブランドタ
ブ、カテゴリタブ、およびアフィニティタブのような複数のタブのいずれか1つの下に表
示することができる。ストリームタブは、クライアントアプリケーションの起動時にデフ
ォルトで選択できる。ストリームタブの下には、
図13に示すように、リアルタイムロケ
ーションベースイベントに関連するビジネス/ブランド/カテゴリ名が表示される。これら
の名前は、新しいリアルタイムロケーションベースイベントが検出されると変わる。
【0080】
ブランドタブの下には、
図13Bに示すように、ブランド名が表示される。クライアント
側のオペレータは、スクロールダウンして、リアルタイムロケーションベースイベントに
対応しているすべてのブランド名を見ることができる。オペレータが、例えばマウスクリ
ックによってブランド名を選択すると、そのブランドに関連する履歴/統計データが現れ
ることがある。
図13Bに示すように、フォスターシティーカラオケブランド(Foster City
Karaoke)が選択された場合、ブランド名の横にある数字23は、アプリケーションが開始
されてからのリアルタイム位置ベースイベントの数を示す。 ブランド名の下に、前日、
過去7日間、過去30日間のモバイルユーザーによるこのブランドへの訪問数のようなその
他の履歴/統計データも表示できる。
【0081】
同様に、カテゴリタブの下にカテゴリ名が表示される。クライアント側のオペレータは
、スクロールダウンして、リアルタイムロケーションベースイベントに対応しているすべ
てのカテゴリ名を見ることができる。オペレータが、例えばマウスクリックによってカテ
ゴリ名を選択すると、そのカテゴリに関連する履歴/統計データが現れることがある。 カ
テゴリ名を選択すると、ブランド名の横にある数字は、アプリケーションが開始されてからのリアルタイムロケーションベースイベントの数を示す。カテゴリ名の下に、モバイルユーザによるこのカテゴリへの前日、過去7日間、過去30日間の訪問数のような他の履歴/統計データも表示できる。特定の実施形態では、カテゴリが選択されると、選択されたカテゴリに関連付けられたロケーションベースイベントのみが地図上に表示され、該当ロケーションベースイベントがリアルタイムで発生したときにそのカテゴリ内の新しいイベントが追加される。
【0082】
特定の実施形態では、履歴/統計データは、選択されたビジネス特性に類似する1つまたは複数の特性を有するビジネスに関連するロケーションベースイベントのカウントなどのアフィニティデータも含む。モバイル広告主は、アフィニティデータを使用して、モバイルユーザーが特定のビジネス/ブランドを訪問した頻度を、同じカテゴリ内の他のビジネス/ブランドと比較して測定できる。
【0083】
履歴/統計データを表示する別の例として、アフィニティタブが選択されると、アフィニティタブの下の小さな領域が、アフィニティ情報が要求されるブランド/ビジネス名を選択するために提供される。ブランド/ビジネス名が提供または選択されると、選択されたブランド/ビジネスに関連付けられた履歴/統計データが、同じカテゴリの他のブランド/ビジネスに関連付けられた履歴/統計データと共に表示される。
図13Cに示すように、特定のブランドがその領域内で選択された場合、またはオペレーターがその特定のブランドのビジネス/店舗の場所にズームインした場合、前記特定のブランドに関連する1つまたは複数のカテゴリの履歴/統計データとともにブランドの履歴/統計データを表示するポップアップウィンドウ1330も表示できる。
【0084】
特定の実施形態では、オペレータは、地理的領域で発生するリアルタイムロケーションベースイベントを表示させるために、国、州、市またはショッピングモールなどの前記地理的領域を選択することができる。 例えば、
図13Dには、カリフォルニアにおけるリアルタイムロケーションベースイベントと、スクリーン領域1310に表示されたクライアントアプリケーションの開始以降のカリフォルニアにおけるリアルタイムロケーションベースイベントの総数と、画面領域1320に表示することができる、カリフォルニアにおけるリアルタイムロケーションベースイベントに関連する集約・履歴/統計データとを示す。
【0085】
図14は、特定の実施形態によるコンピュータ/サーバーシステム120によって提供されるIP リージョンシステム1400の説明図である。上述したように、リクエストにはIPアドレスが付いているが正確な地理的座標はないときに、IPリージョンを推定場所として使用することができる。IPリージョンシステム1400は、ある期間(例えば、数日)にわたって受信されたIPアドレスを含む広告リクエストを利用して、各IPアドレスに対応するIPリージョンをそれぞれ導出する。
図14に示すように、コンピュータ/サーバーシステム120のプロセッサ202は、メインメモリ204にロードされたIP地域リージョンソフトウェアプログラム1401を実行すると、検証モジュール1410と、グループ化モジュール1420と、セントロイド(centroid)生成モジュール1430と、IPリージョン生成モジュール1440とを含むIPリージョン生成モジュール1440を提供する。システム1400は、IPリージョンソフトウェアプログラム1401によって使用および/または生成されたデータを格納する複数のデータベースを利用し、前記データベースは、セントロイドIPリージョン生成モジュール1440によって生成されたIPリージョンを格納するデータベース1450、セントロイド生成モジュール1430によって生成されたセントロイドを格納するデータベース1460、受信した広告リクエストを格納するデータベース1470、POI(Point of Interest)ディレクトリを格納するデータベース1480を含む。これらのデータベースのいずれかまたはすべては、ストレージ210に位置し、またはネットワーク100内の他のサーバー/コンピュータ120および/またはNAS121に位置することができ、プロセス202は、ネットワークインターフェースデバイス208を介してネットワーク100にアクセスできる。
【0086】
図15は、特定の実施形態による各IPアドレスのIPリージョンを導出するためにIPリージョンシステム1400によって実行される方法1500を示すフローチャートである。
図15に示すように、広告リクエストトラフィックが到着すると、IPリージョンシステムは少なくとも広告リクエストのロケーション情報をデータベース1450に格納する(1510)。一定時間(例えば、数日)後、IPリージョンシステム1400は方法1500を実行して、格納されたロケーション情報からIPリージョンを導出する。検証モジュール1410は、LLの各セットが真のLL(すなわち、実際のモバイルデバイスの位置を表す)であるかどうかを判定するために、格納されたロケーション情報内のLLを検査する(1520)。該決定に基づいて、グループ化モジュール1420は、要求またはそれらのそれぞれの位置情報を、以下のような異なるトラフィックグループにグループ化する(1530)
1.T(IP、TLL) - このグループの各リクエストには、IPと有効な地理的正確なLLがあ
る。
2. T(IP、DLL_Static) - このグループ内の各リクエストには、IPと、すなわち地理
的マッピング(例えば都市の中心点)またはIPベンダーマッピングから導出された静的セ
ントロイドに対応する派生LL(derived LL)とがある。
3.T(IP、DLL_Dynamic) - このグループの各リクエストには、IPと、静的セントロイ
ドではない派生LLとがある。
4.T(NoIP、TLL) - このグループの各リクエストには有効な地理上の正確なLLがあるが、IPはない。
5.T(NoIP、DLL_Static) - このグループの各リクエストには静的セントロイドに対応
する派生LLがあるが、IPはない。
6.T(NoIP、DLL_Dynamic) - このグループの各リクエストには静的セントロイドでは
ない派生LLがある。
7. T(IP、NoLL) - このグループの各リクエストにはIPがあるが、LLはない。
【0087】
特定の実施形態では、グループ化モジュール1420は、ロケーション情報がIPアドレスを持ち、かつ、該位置情報のLLが図心データベースに格納された静的セントロイドのLLに対応する場合、該当位置情報をT(IP、DLL_Static)グループに入れる。特定の実施形態では、都市のような周知の地理的領域に関連する静的セントロイド、郵便番号に関連する領域などがセントロイドデータベースに格納される。リクエストのLLが静的セントロイドの1つに対応する場合、このLLは、真のLLではなく、LLモバイルパブリッシャがモバイルユーザーの都市を参照することによってまとめられたものである可能性が高い。
【0088】
特定の実施形態では、グループ化モジュール1420は、ロケーション情報がIPアドレスを有し、かつ、該位置情報のLLがセントロイドデータベース内の静的セントロイドのいずれとも対応しないが、動的セントロイドのLLと対応する場合(すなわち、このIPアドレスで非常に頻繁に発生するセントロイドで一定の期間内にしきい値を上回っている - 既知の静的IPセントロイドによってカバーされていないが、IPからLLを導出するためにパブリッシャーによって使用されている別のIPベンダーのデータベースであることを示す)、該位置情報をT(IP、DLL_Dynamic)グループに入れる。
【0089】
特定の実施形態では、グループ化モジュール1420は、ロケーション情報がIPアドレスを持たず、位置情報のLLがセントロイドデータベースに格納された静的セントロイドのLLに対応する場合、該当位置情報をT(NoIP、DLL_Static)グループに入れる。特定の実施形態では、都市のような周知の地理領域に関連する静的 セントロイド、郵便番号に関連する領域などがセントロイドデータベースに格納される。リクエストのLLが静的セントロイドの1つに対応する場合、このLLは、真のLLではなく、LLモバイルパブリッシャがIPアドレスから導出することによってまとめられたものである可能性が高い。
【0090】
特定の実施形態では、グループ化モジュール1420は、ロケーション情報がIPアドレスを持たず、かつ、該位置情報のLLがセントロイドデータベース内の静的セントロイドのいずれとも対応しないが、動的セントロイドのLLと対応する場合(すなわち、このIPアドレスでは、所定の期間に非常に頻繁に発生する図心、または一定期間において所定の閾値を上回るセントロイド - IPからLLを導き出すために出版社が使用する別のIPベンダーのデータベースを示す 、既知の静的IPセントロイドによってカバーされていない)、該ロケーション情報をT(NoIP、DLL_Dynamic)グループに入れる
【0091】
特定の実施形態では、グループ化モジュール1420は、ロケーション情報がIPアドレスを持ち、かつ、該位置情報のLLがセントロイドデータベース内の静的セントロイドのいずれとも対応しない、または動的セントロイドデータベース1460内の動的セントロイドのいずれとも対応しない場合、該位置情報をT(IP、TLL)グループに入れる。同様に、グループ化モジュール1420は、ロケーション情報にIPアドレスがなく、かつ、そのロケーション情報内のLLがセントロイドデータベース内の静的セントロイドのいずれとも対応しない、または動的セントロイドデータベース1460内の動的セントロイドのいずれとも対応しない場合に、該位置情報をT(NoIP、TLL)グループに入れる。
【0092】
特定の実施形態では、図心モジュール1420は、動的セントロイドデータベース1460またはIPリージョンデータベース1450に派生LLが見つからなくても、T(IP、TLL)グループ内のロケーション情報のいずれかが実際にこれらの派生LLを含むかどうかを判定し、これらの可能性ある派生LLに対応する新しい動的セントロイドを生成する(1540)。例えば、同じIPおよび同じLL(または互いに非常に近い範囲内のLL)で一定時間内に行われた第1のリクエスト数が異常に大きい場合、この同じLLまたは近接したLLは、これらの多くのモバイルユーザーがこのような短期間に同じ場所にいる可能性は低いため、実際にはIPアドレスに関する派生LLでありえる。セントロイドモジュール1420は、POIデータベースをチェックして、IPアドレスが多くのモバイルユーザを収容するPOIに関連付けられているかどうかを確認することができる。そうでない場合、セントロイドモジュール1420は、これらのLLを使用して、動的セントロイドを導出し(1540)、このLLを動的セントロイドデータベース1460内のIPアドレスと共に格納することができる。IPリージョンシステム1400はまた、このIPアドレスおよび同じLL(または近接したLL)を有する第1の要求数を(first number of request)T(IP、TLL)グループからを取り出し、それらをT(IP、DLL_Dynamic)グループに入れる。
【0093】
別の例として、IPがなく、同じLL(または近接したLL)で一定時間内に行われた第2の要求数が異常に大きい場合、この同じLL(または近接したLL)は、そのような多くのモバイルユーザがそのような短期間に同じLLにいる可能性は低いため、実際には派生LLである。図心モジュール1420は、このLL(または近接したLL)を動的セントロイドと見なして、動的セントロイドデータベース1460にこのLLを格納することができる。また、グループ化モジュール1410は、IPアドレスを有せず同じLL(または密接に離間したLL)を有する第2の要求数をT(NoIP、TLL)グループから取り出して、それらを(NoIP、DLL_Dynamic)グループに入れるようにしてもよい。
【0094】
T(IP、TLL)グループ内のそれぞれのIPアドレスごとに、IPリージョン生成モジュール1440は、T(IP、TLL)グループ内のこのIPアドレスに関連するTLLを使用してIPリージョンを生成する(1550)。例えば、
図16に示すように、施設1600(例えば、市の図書館)のWiFiデバイスのIPアドレスに関連付けられたTLL1601を使用して、IPリージョン1610を導出するために使用され、そのIPリージョンは TLL1601とT(IP,TLL)グループによって定められた範囲から導出された、中心点がセントロイド1611の、ポリゴンである。IPリージョ
ンは、以下のような点の集合によって表すことができる。
IP Region =(P1,P2,…, Pm)
点Pmは下式により表す
Pm=(Lattitudem,Longitudem)
ここで、点1611は、IP地域1610に関連するセントロイドとしても格納される。領域を点の集合として表すことによって、領域の解像度を点数に応じて任意のレベルに設定することができる。例えば、3つの点を有する領域は、三角形の領域を符号化するために使用さ
れ、4つの点は、長方形の領域などを符号化するために使用され得る。
【0095】
したがって、IPリージョンは、GPSベースのLLと共にIPアドレスを含む広告リクエストから生成される。動的LLセントロイドと動的IPセントロイドは、不良LLを把握して除外するためのシステムの一部であり、それ故に、IPリージョンの構築には使用されない。特定の実施形態では、特定の真のLLは、動的LLセントロイドを導出するために使用されない。
たとえば、LLが夜間ではなく昼間のみに特定の頻度で発生する場合、動的LLセントロイド導出に関するものであるとは考慮されない。これは、ルータのLLが得られる図書館のような有効なPOIである可能性があるからである。しかし、ユーザが現実に存在する可能性が低い夜間において、LLがある頻度以上で発生する場合、それは派生LLであり、動的LLセントロイド導出を使用することが適格であると仮定される。
【0096】
特定の実施形態では、
図17に示すように、空港1700などのような施設が大きい場合、図心1711を有するTLL1701から導出されたIPリージョン1710は、同じIPアドレスにリンクされた施設の全域を表すことができない。なぜなら、得られたTLLは小領域に集中するか、またはセントロイド1711およびIPリージョン1710を導出する際にTLL1702が異常値として除外されるためである。したがって、IPリージョンエンジンは、POIデータベースを参照して、計算されたIPリージョンが、 POIデータベースに格納されているPOI領域よりも小さいかどうかを調べ、そうであれば、POI領域をIPリージョンデータベース内のIPアドレスのIPリージョンとして格納する。
【0097】
特定の他の実施形態では、IPリージョンは、関連付けられたIPアドレスがセルラータワー(cellular tower)のセルラIP(cellular IP)アドレスに対応するとき、郵便番号と同じ大きさであってもよい。 したがって、IP範囲は、50メートル未満と小さいものから、広い範囲をカバーする程度の大きいものまで、であってもよい。
【0098】
IPリージョンシステム1400は、IPリージョン生成モジュール1440によって生成されたIPリージョンをデータベース1450に格納する。
図18は、関連付けられたIPアドレスおよびそれらのそれぞれのセントロイドなどの他の情報と共に空間インデックスとしてデータベース1450に格納されたIPリージョンのいくつかの例を示す。IPアドレスを含むが真のLLを含まない広告リクエストが来たとき、IPアドレスを使用してIP リージョンデータベース1450に合わせて、一致するものが見つかった場合、IPリージョンのセントロイドが広告リクエストの推定位置として使用され得るか、またはIPリージョン全体が、広告リクエストに関連付したモバイルデバイスの推定領域として使用され得る。
【0099】
図19は、特定の実施形態によるコンピュータ/サーバシステム120によって提供されるアドサーバシステム1900の説明図である。
図19に示すように、コンピュータ/サーバシステム120のプロセッサ202は、メインメモリ204にロードされた広告配信ソフトウェアプログラム1901を実行するとき、マッチングモジュール1920、ランキングモジュール1920、1つまたは複数の広告配信モジュール1930と広告取引インターフェースのいずれかまたは両方を含むアドサーバーシステム1900を提供する。システム1900は、アドサーバソフトウェアプログラム1901によって使用および/または生成されたデータを格納する複数のデータベースを利用し、モバイルデバイスへの配信のための広告キャンペーンパラメータおよび広告ドキュメントを格納する広告キャンペーンデータベース1950と、モバイルユーザインテントプロファイルを(intent profile)格納するデータベース1960と、履歴/統計データを格納するためのデータベース1970と、リターゲティングデータベース(retargeting database)1980とを含む。これらのデータベースの一部または全部は、ストレージ210位置し、またはネットワーク100上の別のサーバー/コンピュータ120および/またはNAS121に配置することができる。プロセス202がネットワークインタフェース装置208を介してネットワーク100にアクセスすることができる。広告サーバーシステムは、本明細書は新規な特徴に加えて従来の広告サーバ機能がさらに開示される。
【0100】
特定の実施形態では、あるブランドまたは店舗の広告キャンペーンの投資収益率(ROI)を向上させるために、ブランドまたは店舗を訪れたモバイルユーザに関連するデバイスIDが、リターゲティングデータベース1980に格納される。リターゲティングデータベース1980は、同一または類似のモバイルユーザーに関連する後続の広告リクエストが処理されたときに実行される。リクエストが、リターゲッティングデータベース内でデバイスIDが見つかるユーザからのものである場合、ブランドまたはストアに関連付けられた広告ドキュメントを、ユーザに配信するために選択することができる。広告は、モバイルユーザが特定の店を再び訪れるように誘引するように、特定の店の広告とすることができる。または、特定の店舗の同じカテゴリの競合店または任意の店舗がいずれかのモバイルユーザーの近傍にある場合、その広告は、競合他社ストアまたは特定の店舗の同じカテゴリにおける他の店舗からモバイルユーザーを引き付けるための広告であってもよい。このようにして、より関連性の高い広告がモバイルユーザーに提供され、広告キャンペーンのROIが向上する。特定の実施形態では、
図20Aを参照すると、リターゲッティングデータベース1980は、広告キャンペーンの一部としてリターゲティングするために命名されたブランドまたはストアごとに、ブランドまたはストアを訪問したモバイルユーザに関連する複数のモバイルユーザー識別子を含む。各訪問のタイムスタンプは、古いデータを破棄または無視できるように含めることもできる。リターゲティングファクタは、イベントごとに計算され、時間の経過とともに減衰して、古いイベントが重要性を失うようになる。
【0101】
リターゲッティングデータベースを構築するには、広告キャンペーンが実行されている特定の店舗/ブランド、および/または特定の店舗と同じカテゴリの他の店舗/ブランド(店舗/関心のあるブランド)を訪問したモバイルユーザに関連付けられたモバイルデバイスID(または同じもののハッシュバージョン)。文書要求が広告リクエスト処理システム700によって処理されるとともに、関連付けられたモバイルデバイスが、関心のある店舗/ブランドの1つまたはそれ以上(すなわち、ロケーションベースのイベント)にあるか、またはその近くにあることが分かるたびに、関連するモバイルデバイスIDは、1つまたは複数の店舗/ブランドおよび/またはそれらに関連付けられた1つまたは複数のカテゴリとともに記憶される。POIデータベースは、関心のある店舗の1つまたは複数の店舗のカテゴリを決定するために参照することができる。
図20Bは、関連するモバイルユーザのイベントが店舗B1、B2、およびB3で起きているを示すいくつかのリクエストを示すロケーションベースイベント(location based event)の例を示す。店舗B1が関心のある店舗である場合、店舗B1および/またはその関連する1つまたは複数のカテゴリと共に、イベント番号2,3,5、...、および9975に関連付けられたデバイスIDがリターゲティングデータベースに格納される。
図20Bに示すように、2つ以上の店舗が同一ユーザあるいはデバイスIDに紐づけられており、そのユーザが様々な店舗を訪問していることを示している。また2つ以上のカテゴリーを一つの店舗に対応付けすることもできる。
【0102】
同じ場所で所定時間範囲内で発生する同じモバイル・ユーザーに関連付けられたイベントは、単に1回の長期間訪問を意味するため、イベント・データベース内タイム・スタンプは重要である。また、継続期間が連続する数日において連続して数時間が続く場合、関連するイベントは、モバイルユーザーが特定のビジネスにおいて顧客ではなく従業員であることを単に意味する場合があり、これらのイベントは除外され、リターゲッティングデータベース内のエントリには貢献しない。リターゲティングファクタは、例えば、トリガーされたフェンスのフェンスタイプ、および/または他のファクタに基づいて、各位置ベースのイベントについて計算されてもよい。
図20Bに示すように、リターゲティングファクタは、例えば、トリガーされたフェンスのフェンスタイプおよび/または他の要因に基づいて、各ロケーションベースイベントについて計算されてもよい。BRフェンスタイプのリターゲティングファクタは、BPフェンスタイプのリターゲットファクタよりも小さく、BPフェンスタイプのリターゲットファクタはBCフェンスタイプのリターゲットファクタよりも小さい。たとえば、プライバシー保護されていないInternational Mobile Equipment Identity(IMEI)番号の代わりに、Apple IDFAおよび/またはGoogle Advertising IDをユーザーIDとして利用できる。
【0103】
データベース1960は、複数のモバイルユーザのモバイルユーザインテントプロファイルを格納する。特定の実施形態では、各モバイルユーザインテントプロファイルは、それぞれのモバイルユーザによって運ばれるモバイルデバイスに関連付けられたロケーションベースのイベントから作成される。 ロケーションベースのイベントは、それぞれのモバイルユーザが1週間、1カ月の間にわたって訪問した関心のあるポイント(POI)のリストを提供する。これらのユーザインテントプロファイルは、モバイル広告主がキャンペーンを再調整して、ユーザ行動に基づいてターゲットするためのツールとして用いられる。ユーザインテントプロファイルの生成は、一定時間が経過した後、または一定量のロケーションベースイベントがデータベースに蓄積された後に実行されるため、リアルタイムコンピューティングパワーを必ずしも消費するとは限らない。
【0104】
ユーザインテントプロファイルは、
図20Bに示されるような、ある期間にわたって収集されたロケーションベースのイベントから導出される。また、同じ場所および時間範囲内で発生する同じモバイル・ユーザーに関連付けられたイベントは、単一の長期間訪問を意味するため、イベント・データベースのタイム・スタンプは重要であるまた、連続した数日間において連続して数時間が継続すると、関連するイベントは、モバイルユーザーが特定のビジネスで顧客ではなく従業員であることを意味する場合がある。これらのイベントは、 ユーザインテントプロファイルが導出されるときに除外されてもよい。
【0105】
特定のユーザのユーザインテントプロファイルを導出するために、モバイルユーザ(または彼/彼女のデバイスID)に関連付けられたイベントのほとんどまたはすべてが検査され、そこから特定のユーザのインテントプロファイルが導き出される。インテントプロファイルは、例えば、特定のモバイルユーザが訪れた店舗/事業のカテゴリ、各カテゴリのイベントの数を含むことができる。インテントプロファイルはまた、各訪問に重みを与えることができる。たとえば、ビジネスでの長時間にわたる滞在は、モバイルユーザーの関心の高まりを意味する可能性があるので、ユーザーインテントプロファイルで考慮する必要がある。また、古いデータは新しいデータよりも重要度が低い可能性があるため、それぞれのタイムスタンプに基づいて0<w<1の減衰係数をイベントに追加できる。
【0106】
特定の実施形態では、インテントプロファイルデータベース1960は、キーがUIDまたはUIDの派生/ハッシュ値であり、値がこのUIDのインテントモデルデータである、Redisのようなキーバリューストア(key-Value store)の上に構築することができる。インテントモデルの1つの実装例は、各カテゴリまたは各ブランド名に対するインテントスコアを関連付ける関心ウェイト(interest weight)または所属重み付けマップ(affiliation wei
ghts map)を構築することである。インテントスコアは、以下のような時間減衰関数で更
新することができる。
new_score = old_score * w + 1
0<w<1である。
【0107】
ユーザレベルでは、各ユーザのインテントプロファイルは、インテントスコアのベクトルとして表すことができる:Intent_score =(s_1、s_2、...、s_n)ここで、s_iはi番目のカテゴリおよび/またはブランドに対応するインテントスコアを表す。
【0108】
特定の実施形態では、ユーザは、データベース1960内のそのインテントプロファイルに基づいてセグメントにグループ化される。グループ化プロセスは、Kmeansアルゴリズムなどのクラスタリングアルゴリズムを使用してインテントスコアのベクトルに基づいて実行される。ユーザーセグメントが定義されると、広告配信はセグメントごとに個別に決定される。
【0109】
特定の実施形態では、アドサーバシステム1900は、広告サーバシステム1900を提供する同じコンピュータ/サーバシステム120、またはネットワーク100内の別のコンピュータ/サーバシステム120によって提供され得る、リクエスト処理システム700から関連情報付き広告リクエスト910を受信する。マッチングモジュール1920は、関連情報付きリクエスト910の特性をキャンペーンデータベースに記憶された多数の広告文書の要件と比較して、1つまたは複数のマッチング広告ドキュメントを見つけるために、キャンペーンデータベース1950内で1つまたは複数の一致する広告を検索する。例えば、
図20Cに示すように、各行が広告文書のマッチング基準のセットを表す場合、店舗Costcoは、それぞれ異なるタイプの場所および/または異なるトリガー精度に対応する3組のマッチング基準を有することができる。それらはまた、異なるカテゴリの商品/サービスに属してもよく、モバイルユーザの様々な年齢、週の様々な曜日、および/またはその日の様々な時間など、様々な要求属性を必要とする。広告主または販売者は、これらの様々な基準の集合を満たすリクエストに対して異なる価格を提供することができる。たとえば、広告主様またはマーチャントは、BC場所をトリガーした20〜50歳のユーザーからのリクエストの広告に30ドルのCPMをオファーし、一方、BP場所をトリガーした同じ年齢層のユーザーからのリクエストには10ドルのCPMしかオファーしないかもしれない。
【0110】
複数の一致する広告ドキュメントが見つかると、ランキングモジュール1920は、広告ドキュメントが関連付けられているビジネスのタイプ、各一致する広告ドキュメントを配信するために提供された価格、データベース内のモバイルユーザインテントプロファイル、データベース1970内の履歴/統計データおよび/またはリターゲティングデータベース1980内の情報に基づいて、広告効率を最適化または改善させるように構成された予め設定されたアルゴリズムに従って、マッチした広告ドキュメントに対してランク付けを行う。たとえば、広告リクエストにより、CostcoのBR場所とT.JマックスのBR場所の両方がトリガーされることがある。ランク付けモジュール1920は、これらの2つの広告文書のそれぞれに対する要求属性および入札価格を調べることができる。例えば、広告リクエストに関連付けられたモバイルユーザが20歳の男性であり、昼休みの月曜日にリクエストが送信され、履歴/統計データは、20代の男性が昼食時には、T.J.マックスを訪れる可能性が低いため、モバイルユーザーはT.J.マックスでショッピングするよりも、コスコが提供するファーストフードにもっと興味があると推測できる。したがって、このような状況では、BR場所のCostcoのAd 01233はT.J MaxのAd 02457よりもはるかに低価格であっても、Ad 01233が、モバイルユーザーの広告への積極な反応が期待出来るために選択される。一方、広告リクエストに関連付けられたモバイルユーザーが50歳の女性で、リクエストが土曜日の午後に送信された場合、モバイルユーザーはデパートに向かう可能性が高いと推測でき、Ad 02457 がAd 01233よりも選択される。
【0111】
特定の実施形態では、ランク付けモジュール1920は、モバイルユーザが1つまたは複数のマッチする広告文書のいずれかに積極的に反応する傾向を判定するために、履歴/統計データ、モバイルユーザプロファイル、および/またはリターゲティングデータベースを調べることによって、1つまたは複数のマッチする広告文書から広告文書を選択する。履歴/統計データ、モバイルユーザプロファイル、および/またはリターゲティングデータベースは、以下にさらに詳細に説明するように、過去に満たされた広告リクエストおよびモバイルユーザー応答から導出されてもよい。例えば、
図21は、6ヶ月の期間にわたるモバイルユーザーに関連する各広告リクエストについてのロケーション情報、リクエスト時間、広告カテゴリ、およびモバイルユーザーの応答をリストしている。モバイルユーザーがC2カテゴリの広告をクリックするか、C2カテゴリの店舗を訪れることによって、積極的に反応する傾向があることをこれらの履歴データから、ユーザーインテントプロファイルを導出することができるのに対してCIカテゴリの広告はほとんど無視される。したがって、ランク付けモジュール1920は、C1カテゴリ内の広告文書によりもC2カテゴリ内の広告文書を優先する。同様に、時々、履歴データは、おそらく他の人を待っている間に、異なるビジネス/カテゴリの駐車場をカバーするBPタイプの場所にいるときに、ユーザーが広告に積極的に反応する傾向があることを示すこともある。特定のタイプの場所に対するこのような嗜好は、ランク付けモジュール1920によって、モバイルユーザーへの配信のための広告文書を選択することも考慮される。
【0112】
履歴データを使用する代わりに、またはこれに加えて、1つまたは複数のマッチした各広告文書に関連付けられた統計データを使用して、モバイルユーザーに配信するための広告文書の選択を支援することができる。広告文書に関連する統計データは、同じまたは類似の広告文書の店舗(店舗のBC / BPにある)を訪問することによって同じまたは類似の広告文書に積極的に応答したモバイルユーザーから収集することができ、それらの訪問はこの目的のための有効な応答ともなされる。時間の経過と共に、モバイルユーザーからの応答を、年齢、性別、教育レベル、年間所得範囲、および/またはデバイス製造/モデルなどの異なるユーザータイプ、モバイルユーザー特性にグループ分けすることができる。これらのグループにわたる分布は、現在のモバイルユーザーが広告文書に積極的に反応する傾向があるかどうかを判断するために使用することができる。例えば、広告文書の統計データは、BR型の場所では、50- 100,000ドルの所得水準と大学教育を有する20-40歳の女性が特定のタイプの広告文書に積極的に反応する強い傾向を有することを示している。したがって、広告要求910が、
図22の太字の属性と一致する属性を含む場合、広告文書は、他の要因が別の方法で示唆しない場合、優先される。
【0113】
特定の実施形態では、ランク付けモジュール1920は、
図23に示す方法2300などのアルゴリズムを採用する。モバイルデバイス130に配信するための広告ドキュメントを選択するための複数の要因を考慮に入れる。
図23に示すように、方法2300は、マッチする広告文書のそれぞれについて、トリガーされた場所、モバイルユーザーの年齢、性別、教育レベルなどの要求属性に基づいて、一致する広告文書の第1の選択係数(selection factor)を決定する(2310)。データベース1960が提供され、モバイルユーザーのユーザープロファイルが利用可能である場合、方法は、モバイルユーザーに関連付けられたユーザープロファイルまたは履歴データに基づいて、マッチする広告文書の第2の選択係数を決定するステップ(2320)をさらに含む。データベース1970が提供され、マッチする広告文書に関連する統計結果が利用可能である場合、方法は、広告文書に関連する統計結果に基づいて、マッチする広告文書の第3の選択係数を決定する(2330)。データベース1980が提供され、広告文書に関連する情報を含む場合、本方法は、リターゲティングデータベース1980内の広告文書に関連する情報に基づいて、一致する広告文書の第4選択係数を決定するステップ(2340)をさらに含む。広告文書に関連付けられた第1、第2および第3の選択係数および入札価格を集約することによって最終選択係数を計算するステップ(2350)とを含む。マッチするすべての広告文書の最終選択係数が計算された後、最も高い選択係数を有するマッチする広告文書が選択され(2360)、広告リクエスト901に関連付けられたモバイルデバイスに配信される。
【0114】
例えば、30歳の男性のモバイルユーザに関連する広告リクエストが平日のランチタイムに入ってきて、その関連情報付きバージョンが
図20Cに示されている広告文書のすべてとマッチする場合、カテゴリー「ファーストフード」を有する広告文書には、カテゴリー「エレクトロニクス」を有する広告文書よりも高い第1選択係数を与えることができる。カテゴリー「エレクトロニクス」を有する広告文書には、カテゴリー「一般商品」の広告文書よりも高い第1選択係数(SF1)を与えることができる。カテゴリー「一般商品」の広告文書「百貨店」には、カテゴリーの広告ドキュメントよりも高い第1の選択係数を与えることができる。ここで、モバイルユーザが電子広告を好む履歴を有する場合、カテゴリ「エレクトロニクス」を有する広告ドキュメントには、残りの広告よりも高い第2選択係数(SF2)を与えることができる。
【0115】
さらに、統計的結果が、モバイルユーザーが「エレクトロニクス」および「一般的な商品」のカテゴリーの広告に応答する可能性が高いことを示す場合、「エレクトロニクス」および「一般的な商品」カテゴリの広告文書には、残りの広告よりも第3の選択係数(SF3)を与えることができる。さらに、リターゲティングデータベース1980は、モバイルユーザーが広告ドキュメントに関連付けられたビジネスロケーションのいずれかに最近入っているかどうかを調べるために参照され、第4選択係数(SF4)は、リターゲティングの情報に基づいて、マッチした広告に与えられる。最後に、各広告ドキュメントの第1、第2および第3の選択係数を、加重総和、乗算、またはそれらの組み合わせ、または他のアルゴリズムによって広告文書の入札価格とともに集計して、最終選択係数を生成する(FSF)。例えば、一実施形態では、
図24に示すように、最終選択係数を計算するために、FSF=(SF1+SF2+SF3)* Pの単純な式を使用することができる。Pは広告文書の入札価格である。したがって、この例では、広告01231が、モバイルデバイス130に配信するためにリクエスタに送信するための広告文書として選択される。特定の実施形態では、広告配信モジュール1930は、選択された広告リクエストをキャンペーンデータベース1950から取り出し、広告文書からのデータパケットを受信し、ネットワークインタフェース装置208を介して要求者にデータパケットを送信する。
【0116】
特定の実施形態では、
図25に示すように、アドサーバーシステム1900は、広告注釈モジュール204から関連情報付きリクエスト910を受信し、アドエクスチェンジまたは広告マーケットプレースを運用する1つまたは複数のコンピュータ/サーバ120に関連情報付きリクエスト910を1つ以上のデータパケットでインターネット110のようなパケットベースのネットワークを介して送信するマーケットプレイスインタフェースモジュール1940をさらに備える。関連情報付き広告リクエスト910は、それぞれがフロントエンドサーバおよび入札計算機を提供し、キャンペーンデータベースアクセスすることができる、それぞれのコンピュータ/サーバーシステム120を介して、モバイル広告主による入札のために、アドエクスチェンジまたは広告マーケットプレイスによって掲示される。フロントエンドサーバは、アドエクスチェンジに掲示された広告要求リクエストを監視し、入札計算機によって生成された入札を送信する。入札計算機は、前述のような従来のまたは独自のアルゴリズムを使用してアドエクスチェンジに掲示された広告リクエストの入札価格を計算し、フロントエンドサーバによる送信のための入札を生成する。
【0117】
特定の実施形態では、マーケットプレイスインタフェースモジュール1940は、関連情報付きリクエストの最小入札価格を決定し、それを入札者に送信する前に関連情報付きリクエスト910に付けることができる。マーケットプレイスインタフェースモジュール1940は、入札者および/またはアドエクスチェンジから入札を受け取るようにさらに構成される。各入札は、入札者ID、リクエストID、入札価格などの情報を含むことができる。マーケットプレイスインターフェースモジュール1940は、関連情報付き広告リクエスト910を送信した後に予め設定された期間内に受信した入札を広告供給モジュールに転送し、これは、上述したように、広告供給モジュールにて、それぞれの価格および性能予測に基づいて、キャンペーンデータベースからの入札および/または一致する広告から広告リクエスト901に対応する広告を選択できる。
【0118】
特定の実施形態では、関連情報付き広告リクエスト901は、広告アドサーバーシステム1900の代わりに広告リクエスト910の落札を提示した別のモバイル広告主によって満たされる。他のモバイル広告主のコンピュータ/サーバーシステム120の入札計算機は、入札価格を計算する際に関連情報付き広告リクエスト910に提供された情報を利用するように構成されている。例えば、
図26に示すように、特定の実施形態では、他のモバイル広告主のコンピュータ/サーバー120は、アドエクスチェンジから関連情報付きリクエスト910を受信するように構成され(2602)、関連情報付き広告リクエスト910の入札を行うかどうかを、
図20Cに示されているのと同様の予め設定されたキャンペーン基準に関して関連情報付き広告リクエスト内の属性および場所を調べる(2604)ことによって決定する。例えば、ターゲットストアの広告キャンペーンがウォルマートの建物や駐車場などの場所を指定し、関連情報付きリクエスト910にビジネス/ブランド名のウォルマートと場所/タイプUS / CA /(マウンテンビュー)/ BPの場所が付随している場合、入札を行う決定が下される(2606)。次に、入札計算機は、
図23および
図24を参照して説明したのと同じまたは同様のプロセスを使用することができる。広告リクエストに応答して配信される広告ドキュメントの入札(2608)(例えば、$ 0.15CPC)を生成する。
【0119】
特定の実施形態では、
図9Cに示すように、広告リクエストは2つ以上の場所に対して関連情報を付けることができ、入札計算機は入札価格を計算する際にこれらの場所の2つ以上を考慮することができる。たとえば、ビジネス/ブランド名ターゲットで広告リクエストに注釈を付け、US/CA/Mountain View/BRとビジネス/ブランド名のWalmartとUS/CA/Mountain View/BPを配置すると、入札計算機はモバイル広告が2つの競合する店舗の近くにあり、モバイル広告に応じて1店舗から別の店舗に振り向かれる可能性が高いため、目標広告の入札価格をたとえばCPC 0.20ドルに引き上げることができる。
【0120】
したがって、特定の実施形態による方法および装置は、ロケーションマーケットを可能にする。この市場において、商品または供給品は、モバイルユーザーが位置する場所によって表されるモバイルユーザーのインテントの強さ(user intent indications)で適切にタグ付けされたモバイルリクエストである。購入者は、場所に基づいて広告を配信することに関心があり、場所に入札できる広告主である。マーケットプレイスは、市場価格の効率を決定する入札価格とロケーションベースの業績評価に基づいて落札者を決定することができる。したがって、そのマーケットプレイスは、広告主とパブリッシャーの両方に最大限の利益を提供するために使用できる。
【0121】
図27は、特定の実施形態によるコンピュータ/サーバーシステム120によって提供される店舗訪問リフト(SVL)システム2700の説明図である。
図27に示すように、コンピュータ/サーバーシステム120内のプロセッサ202は、メインメモリ204にロードされたSVLソフトウェアプログラム2701を実行するとき、グループ選択モジュール2710と、広告サーバモジュール2720と、広告リクエスト処理モジュール2730と、および解析モジュール2740とを含む広告リクエスト処理モジュールシステム2700は、SVLソフトウェアプログラム2701によって使用および/または生成されたデータを格納する複数のデータベースを利用し、ロケー
ションベースのイベントを格納するデータベース2750、 履歴/統計データを格納するデータベース2760、POIディレクトリ2770、および地図データ用データベース2780を含む。これらのデータベースのいずれかまたはすべては、ストレージ210に配置し、またはネットワーク100内の別のサーバー/コンピュータ120および/またはNAS121に配置することができる。
【0122】
図28は、本開示の一実施形態による、ロケーションベースのモバイル広告へのストア訪問応答を増加させる方法2800を示すフローチャートである。広告サーバー2720は、グループ選択モジュール2710によって選択された第1のグループのモバイルデバイスに、第1デジタル広告ドキュメント(ad)をパケットベースのネットワークを介して配信する(2810)。一実施形態では、グループ選択モジュール2710は、例えば、パネルベース、リクエストベースおよびソフトウェア開発キット(SDK)などのいくつかの技術を使用して、モバイルユーザのロケーション情報、年齢、性別、教育などのモバイルユーザー情報、IMEI(International Mobile Station Station Equipment Identity)の形式のモバイルデバイスIDなどのモバイルデバイス情報、特定のロケーションベースイベントをトリガーする可能性のあるモバイルユーザに関連するモバイルデバイスのメーカーおよびモデルを収集する目的でモバイルデバイスの第1のグループを選択する。
【0123】
パネルベースの技術が使用される場合、第1グループのモバイルデバイスは、所定の年齢、性別、教育水準、所得水準、および/またはモデルのメーカおよびモデルを有するモバイルユーザーの予め選択されたパネルに関連付けられたモバイルデバイスとすることができる。特定の実施形態では、予め選択されたモバイルユーザのパネルは、モバイルデバイス上にアプリケーションプログラム(app)を自発的にインストールして、そのロケーションデータを1つまたは複数のモバイルパブリッシャ102に定期的に提供しているパネルで、そのパブリッシャーはSVLシステム2700にロケーションデータを共有したり、リクエストにロケーションデータを含むことができる。
【0124】
方法2800は、第1のグループのモバイルデバイスに関連するモバイルデバイスデータの第1のセットを受信するステップ(2820)をさらに含む。モバイル・デバイスの第1のセットは、モバイル・パブリッシャがユーザのパネルに関連付けられたロケーション・データを共有した結果として来ることができる。特定の実施形態では、ソフトウェア開発キット(SDK)がパブリッシャーに提供され、パブリッシャーにインストールされる。SDKは、モバイルデバイスから引き出される位置データのタイミングを制御するロジックを適用する。したがって、モバイルデバイスは、バッテリ寿命を維持するために、自分の位置データを連続して送信する必要はない。このパネルベースのアプローチおよび/またはSDKベースのアプローチにおける位置データは、通常、有効または正確なLLであり、関心のあるビジネスの場所に関するモバイルユーザーの位置をより正確に決定することを可能にする。
【0125】
モバイルユーザーのパネルが利用可能でない場合、モバイルユーザの第1のグループは、年齢、性別、教育レベル、所得レベル、および/またはモバイルデバイスの製造元およびモデルなどの分布が一般的なモバイルユーザ母集団の対応する分布が代表的であるようにランダムに選択することができる。モバイルデバイスデータの第1のセットは、モバイルデバイスの第1のグループの少なくともいくつかに関連付けられたドキュメントのリクエストの一部として、モバイルパブリッシャと対話するときに送信される。広告リクエスト処理モジュール2730は、リクエストごとに、到来するリクエストと同様に、これらのロケーションデータからロケーションまたは推定ロケーションを生成し、そのリクエストが任意のジオフェンスまたは予め定義された場所をトリガーするかどうかを決定する。
【0126】
モバイルデバイスデータの第1のセットは、リクエストデータベース2750に格納される。
図30は、特定の実施形態によるモバイルデバイスデータの第1のセットの例を示す。モバイルデバイスデータの第1のセットは、第1のデジタル広告が送信された後、例えば24時間または7日間の間に受信されるデータであり得る。グループ選択モジュール2710は、第1のデジタル広告への応答を示すロケーション情報を含むモバイルデバイスデータの第1のセットのうちの、モバイルデバイスデータの第2のセットを識別する(2830)。例えば、
図30に示すように、第1のデジタル広告が、より多くのトラフィックをストアB1に送るためのものである場合、グループ選択モジュール2710は、データグループNo.2,3,5、...、をモバイルデバイスデータの第1のセットから選択してモバイルデバイスデータの第2のセットとするのは、これらのモバイルデバイスデータは、第1のデジタル広告が送信されてから24時間以内に、関連付けられたモバイルユーザーが店舗B1を訪問したことを示すためである。
【0127】
ある実施形態では、リクエストデータベースに格納されたモバイルデバイスデータはビジネス名を含まず、アナライザモジュール2740は、モバイルデバイスデータの第1のセット内のロケーション情報のいずれかが、第1のデジタル広告に関連する1つ以上の地理的領域に対応する地理的座標を含むかどうかを決定する。例えば、第1のデジタル広告がLL(45.35,110.75)に位置する店舗へのより多くのトラフィックを送ることを意図している場合、グループ選択モジュール2710は、ある範囲内の位置座標を含むモバイルデバイスデータ群を選択して(45.35,110.75 )、
図30に示すように、データグループ番号2,3,5、...、9975に関連付けられた位置座標のような、モバイルデバイスデータの第2のセットとして使用することができる。
【0128】
アナライザモジュール2740はまた、第2のモバイルデバイスデータセットを使用して統計結果を生成する(2840)。統計結果には、年齢、性別、教育水準、年収、または他のデバイスレベルの属性、またはモバイルデバイスの製造元やモデル、オペレーティングシステム、通信事業者、時間、曜日などの、1組の人口統計の1つまたは複数に関連するパフォーマンス傾向を含むことができる。
図31に示すように、大学卒業で年収が$ 50K〜$ 100Kの20代〜39歳の女性モバイルユーザが第1のデジタル広告に反応しやすいことを示している。次いで、これらの統計的結果は、広告サーバシステム1900によって、後続のリクエストに応答して広告文書を選択するために使用することができる。例えば、次のリクエストが、店舗B1の近くに大学教育を受けた27歳の女性のモバイルユーザから来た場合、広告サーバシステム1900は、そのリクエストに応答して店舗B1の第1のデジタル広告を優先するのは、統計的結果は、そのようなモバイルユーザが広告に応答する可能性が高いことを示しているためである。一方、店舗B1付近の高校卒業生の35歳の男性モバイルユーザからの後続のリクエストであれば、広告サーバシステム1900は、別の店舗B2に対して異なるデジタル広告を選択することができる。なぜなら、統計結果このモバイルユーザーが店舗B1の広告に応答する可能性は低いからである。
【0129】
特定の実施形態において、システム300、700、1000、1400、1900、および2700の一部または全部は、ローカルおよび/またはワイドエリアネットワークを介して互いに結合された1つのコンピュータ/サーバー120または複数のコンピュータ/サーバー120によって提供される。