【課題を解決するための手段】
【0005】
回転翼アセンブリは、モータと、スクリュープロペラと、前記モータに前記スクリュープロペラを接続する接続アセンブリとを含む。前記モータは、ステータ、および前記ステータに対して転動可能なロータを含む。前記接続アセンブリは、前記スクリュープロペラと前記ロータとの間に設けられており、前記ロータおよび前記スクリュープロペラに対して転動可能な締付部材を含み、前記締付部材は、前記スクリュープロペラに対する転動により、前記スクリュープロペラを前記モータにロックする。
【0006】
さらに、前記締付部材は、ロックキャッチを含み、前記スクリュープロペラに、前記ロックキャッチと係合する第1の締付ブロックが形成されており、スクリュープロペラをロックするときに、前記ロックキャッチが前記第1の締付ブロックと接続する。
【0007】
さらに、前記ロックキャッチと前記第1の締付ブロックとが接続する一端に、前記第1の締付ブロックに対応した第2の締付ブロックが形成されており、前記第1の締付部材は、前記第2の締付ブロックと前記第1の締付ブロックとを係合することにより、前記スクリュープロペラをロックする。
【0008】
さらに、前記第1の締付ブロックと前記第2の締付が互いに結合する面は、前記スクリュープロペラの回転軸心に対して所定の角度傾斜した斜面であり、前記面は、前記回転軸心から離れた側が前記モータからさらに離れている。
【0009】
さらに、前記スクリュープロペラの前記モータから離れた側の面に、第1の位置合わせマークが形成されており、前記ロックキャッチに、第2の位置合わせマークが形成されており、前記締付部材が、前記スクリュープロペラをロックするときに、前記第1の位置合わせマークおよび前記第2の位置合わせマークは、前記スクリュープロペラの同一径上に位置する。
【0010】
さらに、前記スクリュープロペラは、プロペラボスと、プロペラボスに固定接続されたプロペラ翼とを含み、前記第1の締付ブロックは、前記プロペラボスに設けられている。
【0011】
さらに、前記プロペラ翼の数は2個であり、前記プロペラボスの同一径方向に沿って前記プロペラボスの両側に固定されており、前記第1の締付ブロックは、前記プロペラ翼の間に位置し、そのうちの一方のプロペラ翼に近く、他方のプロペラ翼との間に、ロックキャッチを通過させるためのスペースが残されている。
【0012】
さらに、前記ロータは、回転軸と、前記回転軸に固定接続された接続部とを含み、前記締付部材は、前記スクリュープロペラと前記接続部との間に転動可能に設けられている。
【0013】
さらに、前記接続アセンブリは、リミット部材を含み、前記リミット部材と前記スクリュープロペラとは接続しており、前記締付部材は前記接続部に転動可能に限定されている。
【0014】
さらに、前記リミット部材は、リミットフランジと、前記リミットフランジに接続された取付ボスを含み、前記リミットフランジは、接続部に固定されており、前記締付部材が前記スクリュープロペラの回転軸心に沿って転動することを制限し、前記取付ボスと前記スクリュープロペラとは接続されており、前記リミット部材の間の前記回転軸心の周りの相対的転動を制限することができる。
【0015】
さらに、前記リミットフランジおよび前記取付ボスの突出方向は、互いに鉛直である。
【0016】
さらに、前記接続アセンブリは、前記締付部材と前記モータとの間に設けられた弾性部材を含み、前記弾性部材は、前記ロータに固定されており、前記締付部材に弾性的に当接する。
【0017】
さらに、前記締付部材は、接続部を含み、前記接続部に、前記モータに向いた突出部が形成されており、前記弾性部材に、前記スクリュープロペラに向けて突出した弾性凸部が形成されており、前記弾性凸部は、前記突出部に弾性的に当接し、前記締付部材は、前記スクリュープロペラおよび前記ロータに対して回転し、前記突出部が前記弾性凸部に沿って前記弾性凸部の異なる側まで運動できるようにする。
【0018】
さらに、前記突出部および前記弾性凸部の両側の面は、いずれも滑らかな曲面である。
【0019】
さらに、前記接続部は環形であり、その内側面に押圧片が突出して形成されており、前記突出部は、前記押圧片に形成されている。
【0020】
さらに、前記弾性部材は、接続部と、弾性当接片とを含み、前記接続部は、前記ロータに固定され、前記弾性当接片の前記接続部に対向する面は前記締付部材に向かって延伸し、前記弾性凸部は、前記弾性当接片を折り曲げて形成されたものである。
【0021】
無人航空機は少なくとも1つの回転翼アセンブリを含む。前記回転翼アセンブリは、モータと、スクリュープロペラと、前記モータに前記スクリュープロペラを接続する接続アセンブリとを含む。前記モータは、ステータ、および前記ステータに対して転動可能なロータを含む。前記接続アセンブリは、前記スクリュープロペラと前記ロータとの間に設けられており、前記ロータおよび前記スクリュープロペラに対して転動可能な締付部材を含み、前記締付部材は、前記スクリュープロペラに対する転動により、前記スクリュープロペラを前記モータにロックする。
【0022】
さらに、前記締付部材は、ロックキャッチを含み、前記スクリュープロペラに、前記ロックキャッチと係合する第1の締付ブロックが形成されており、スクリュープロペラをロックするときに、前記ロックキャッチが前記第1の締付ブロックと接続する。
【0023】
さらに、前記ロックキャッチと前記第1の締付ブロックとが接続する一端に、前記第1の締付ブロックに対応した第2の締付ブロックが形成されており、前記第1の締付部材は、前記第2の締付ブロックと前記第1の締付ブロックとを係合することにより、前記スクリュープロペラをロックする。
【0024】
さらに、前記第1の締付ブロックと前記第2の締付が互いに結合する面は、前記スクリュープロペラの回転軸心に対して所定の角度傾斜した斜面であり、前記面は、前記回転軸心から離れた側が前記モータからさらに離れている。
【0025】
さらに、前記スクリュープロペラの前記モータから離れた側の面に、第1の位置合わせマークが形成されており、前記ロックキャッチに、第2の位置合わせマークが形成されており、前記締付部材が、前記スクリュープロペラをロックするときに、前記第1の位置合わせマークおよび前記第2の位置合わせマークは、前記スクリュープロペラの同一径上に位置する。
【0026】
さらに、前記スクリュープロペラは、プロペラボスと、プロペラボスに固定接続されたプロペラ翼とを含み、前記第1の締付ブロックは、前記プロペラボスに設けられている。
【0027】
さらに、前記プロペラ翼の数は2個であり、前記プロペラボスの同一径方向に沿って前記プロペラボスの両側に固定されており、前記第1の締付ブロックは、前記プロペラ翼の間に位置し、そのうちの一方のプロペラ翼に近く、他方のプロペラ翼との間に、ロックキャッチを通過させるためのスペースが残されている。
【0028】
さらに、前記ロータは、回転軸と、前記回転軸に固定接続された接続部とを含み、前記締付部材は、前記スクリュープロペラと前記接続部との間に転動可能に設けられている。
【0029】
さらに、前記接続アセンブリは、リミット部材を含み、前記リミット部材と前記スクリュープロペラとは接続しており、前記締付部材は前記接続部に転動可能に限定されている。
【0030】
さらに、前記リミット部材は、リミットフランジと、前記リミットフランジに接続された取付ボスを含み、前記リミットフランジは、接続部に固定されており、前記締付部材が前記スクリュープロペラの回転軸心に沿って転動することを制限し、前記取付ボスと前記スクリュープロペラとは接続されており、前記リミット部材の間の前記回転軸心の周りの相対的転動を制限することができる。
【0031】
さらに、前記リミットフランジおよび前記取付ボスの突出方向は、互いに鉛直である。
【0032】
さらに、前記接続アセンブリは、前記締付部材と前記モータとの間に設けられた弾性部材を含み、前記弾性部材は、前記ロータに固定されており、前記締付部材に弾性的に当接する。
【0033】
さらに、前記締付部材は、接続部を含み、前記接続部に、前記モータに向いた突出部が形成されており、前記弾性部材に、前記スクリュープロペラに向けて突出した弾性凸部が形成されており、前記弾性凸部は、前記突出部に弾性的に当接し、前記締付部材は、前記スクリュープロペラおよび前記ロータに対して回転し、前記突出部が前記弾性凸部に沿って前記弾性凸部の異なる側まで運動できるようにする。
【0034】
さらに、前記突出部および前記弾性凸部の両側の面は、いずれも滑らかな曲面である。
【0035】
さらに、前記接続部は環形であり、その内側面に押圧片が突出して形成されており、前記突出部は、前記押圧片に形成されている。
【0036】
さらに、前記弾性部材は、接続部と、弾性当接片とを含み、前記接続部は、前記ロータに固定され、前記弾性当接片の前記接続部に対向する面は前記締付部材に向かって延伸し、前記弾性凸部は、前記弾性当接片を折り曲げて形成されたものである。
【0037】
さらに、前記無人航空機は、ボディと、アームとをさらに含み、前記アームは、前記機に接続されており、前記回転翼アセンブリは、前記アームを介して前記ボディの周囲に分布している。
【0038】
さらに、前記アームは、メインアームと、サポートアームとを含み、前記メインアームの一端は、前記ボディに接続されており、他端は、前記サポートアームに接続されており、前記回転翼アセンブリは、前記サポートアームの末端に位置する。
【0039】
さらに、前記回転翼アセンブリの数は4個であり、4つの前記回転翼アセンブリは、前記ボディ周囲の矩形領域内に分布しており、隣接する前記回転翼アセンブリは、動作時における回転方向が異なる。
【0040】
無人航空機は少なくとも1つの回転翼アセンブリを含む。前記回転翼アセンブリは、モータと、スクリュープロペラと、前記モータに前記スクリュープロペラを接続する接続アセンブリとを含む。前記モータは、ステータ、および前記ステータに対して転動可能なロータを含む。前記接続アセンブリは、前記スクリュープロペラと前記ロータとの間に設けられており、前記ロータおよび前記スクリュープロペラに対して転動可能な締付部材を含み、前記締付部材は、前記スクリュープロペラに対する転動により、前記スクリュープロペラを前記モータにロックする。前記締付部材が前記スクリュープロペラを締め付けるときのスクリュープロペラに対する回転方向は、前記スクリュープロペラの動作時の回転方向と同じである。
【0041】
さらに、前記締付部材は、ロックキャッチを含み、前記スクリュープロペラに、前記ロックキャッチと係合する第1の締付ブロックが形成されており、スクリュープロペラをロックするときに、前記ロックキャッチが前記第1の締付ブロックと接続する。
【0042】
さらに、前記ロックキャッチと前記第1の締付ブロックとが接続する一端に、前記第1の締付ブロックに対応した第2の締付ブロックが形成されており、前記第1の締付部材は、前記第2の締付ブロックと前記第1の締付ブロックとを係合することにより、前記スクリュープロペラをロックする。
【0043】
さらに、前記第1の締付ブロックと前記第2の締付が互いに結合する面は、前記スクリュープロペラの回転軸心に対して所定の角度傾斜した斜面であり、前記面は、前記回転軸心から離れた側が前記モータからさらに離れている。
【0044】
さらに、前記スクリュープロペラの前記モータから離れた側の面に、第1の位置合わせマークが形成されており、前記ロックキャッチに、第2の位置合わせマークが形成されており、前記締付部材が、前記スクリュープロペラをロックするときに、前記第1の位置合わせマークおよび前記第2の位置合わせマークは、前記スクリュープロペラの同一径上に位置する。
【0045】
さらに、前記スクリュープロペラは、プロペラボスと、プロペラボスに固定接続されたプロペラ翼とを含み、前記第1の締付ブロックは、前記プロペラボスに設けられている。
【0046】
さらに、前記プロペラ翼の数は2個であり、前記プロペラボスの同一径方向に沿って前記プロペラボスの両側に固定されており、前記第1の締付ブロックは、前記プロペラ翼の間に位置し、そのうちの一方のプロペラ翼に近く、他方のプロペラ翼との間に、ロックキャッチを通過させるためのスペースが残されている。
【0047】
さらに、前記ロータは、回転軸と、前記回転軸に固定接続された接続部とを含み、前記締付部材は、前記スクリュープロペラと前記接続部との間に転動可能に設けられている。
【0048】
さらに、前記接続アセンブリは、リミット部材を含み、前記リミット部材と前記スクリュープロペラとは接続しており、前記締付部材は前記接続部に転動可能に限定されている。
【0049】
さらに、前記リミット部材は、リミットフランジと、前記リミットフランジに接続された取付ボスを含み、前記リミットフランジは、接続部に固定されており、前記締付部材が前記スクリュープロペラの回転軸心に沿って転動することを制限し、前記取付ボスと前記スクリュープロペラとは接続されており、前記リミット部材の間の前記回転軸心の周りの相対的転動を制限することができる。
【0050】
さらに、前記リミットフランジおよび前記取付ボスの突出方向は、互いに鉛直である。
【0051】
さらに、前記接続アセンブリは、前記締付部材と前記モータとの間に設けられた弾性部材を含み、前記弾性部材は、前記ロータに固定されており、前記締付部材に弾性的に当接する。
【0052】
さらに、前記締付部材は、接続部を含み、前記接続部に、前記モータに向いた突出部が形成されており、前記弾性部材に、前記スクリュープロペラに向けて突出した弾性凸部が形成されており、前記弾性凸部は、前記突出部に弾性的に当接し、前記締付部材は、前記スクリュープロペラおよび前記ロータに対して回転し、前記突出部が前記弾性凸部に沿って前記弾性凸部の異なる側まで運動できるようにする。
【0053】
さらに、前記突出部および前記弾性凸部の両側の面は、いずれも滑らかな曲面である。
【0054】
さらに、前記接続部は環形であり、その内側面に押圧片が突出して形成されており、前記突出部は、前記押圧片に形成されている。
【0055】
さらに、前記弾性部材は、接続部と、弾性当接片とを含み、前記接続部は、前記ロータに固定され、前記弾性当接片の前記接続部に対向する面は前記締付部材に向かって延伸し、前記弾性凸部は、前記弾性当接片を折り曲げて形成されたものである。
【0056】
さらに、前記無人航空機は、ボディと、アームとをさらに含み、前記アームは、前記機に接続されており、前記回転翼アセンブリは、前記アームを介して前記ボディの周囲に分布している。
【0057】
さらに、前記アームは、メインアームと、サポートアームとを含み、前記メインアームの一端は、前記ボディに接続されており、他端は、前記サポートアームに接続されており、前記回転翼アセンブリは、前記サポートアームの末端に位置する。
【0058】
さらに、前記回転翼アセンブリの数は4個であり、4つの前記回転翼アセンブリは、前記ボディ周囲の矩形領域内に分布しており、隣接する前記回転翼アセンブリは、動作時における回転方向が異なる。
【0059】
従来技術に対し、前記回転翼アセンブリおよび無人航空機は、前記ロータおよび前記スクリュープロペラに対して転動可能な締付部材によって締め付けられ、前記スクリュープロペラの転動構造と締付構造とを分けているため、前記締付部材は、前記スクリュープロペラを締め付けると同時に、トルクを前記スクリュープロペラに伝達せず、スクリュープロペラの摩損を有効に、回転翼アセンブリの使用上の安全を保証することができる。また、上述したスクリュープロペラに対するロックおよびロックの解除の方式は、比較的簡単で迅速であり、使用に便利である。